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債権管理室

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債権管理室
事 務 事 業 シ ー ト
平成26年度
1 基本情報
№ 事業名
1
【公開】
公金徴収一元化事業
担当部局 財政部
章 0 該当なし
基本
0 該当なし
計画 節
項 0 該当なし
課室等 債権管理室
期間
平成23年度
~
混在事務
種別
賦課・徴収
性質
根拠法令 国税徴収法,地方税法,地方自治法,柏市行政組織規則,柏市
強制徴収公債権の収納対策推進に関する事務取扱要領,総務省
条例等 通知「地方税の徴収対策の一層の推進に係る留意事項」
予算コード(会計.款.
010202021401
項.目.大事.細事)
2 概要
約108億円(平成22年度末現在)に上る市の未収債権を回収し,財政健全化を図ることが必要。
背景(開始時の課
題と社会情勢等)
累積滞納の迅速な解消と市全体の未収債権の計画的・横断的な削減を推進する。
目的(誰(何)をど 所管部署の徴収スキルが不足している債権について,債権管理室に徴収事務を移管することによ
のような状態にし り未収債権の削減を図る。国民健康保険料(後期高齢者医療保険料を含む),介護保険料,保育
たいか)
園保育料及び私債権等に関して,事業を実施する。
滞納案件をリストアップし,高収入者や資産保有者を中心に徴収業務を債権管理室に移管する。
納付の催促を行うほか,強制徴収公債権については差押処分,私債権等については訴えの提起
事業内容(何の業
等を行う。
務活動をどのよう
な手法で行うか)
3 活動
所管部署の徴収スキルが不足している債権について,滞納整理体制が十分整っていないものがあ
課題(前年度から る。また,私債権等に関して,市全体を通して裁判手続のノウハウが蓄積されておらず,強制執行
の転記含む)
による徴収等が進んでいない現状がある。
滞納整理体制が整っていない部署については,必要に応じて移管体制を強化する。裁判手続につ
課題への対応(今 いては,所管課での対応が困難なケースについて債権管理室でノウハウを蓄積していくほか,弁
年度の予定)
護士委託の検討も行う。
4 分析
成果指標実績値の内訳について,207,167,529円が強制徴収公債権,6,296,669円が私債権等によ
事業・活動の分析 る削減額。活動指標実績値の内訳について,263件が強制徴収公債権,36件が私債権等による。
(指標の推移,有効
性,コスト削減の余
地,課題への対応状
況 等)
国・県・先進市
近隣市の動向
活動指標は計画値をやや下回ったが,成果指標について実績値が計画値を上回っており,徴収額
が目標を達成できていることから,事業目的の達成に貢献した。
一部の先進市において徴収の効率化・適正化に向けた一元化の取り組みを行っており,組織改編
や市全体の統一システムの導入が図られている。しかし,私債権を含めた一元化は地方税法の守
秘義務に反し違法とする学説があるほか,各債権の所管課から徴収のノウハウが失われる可能
性があり,先進市においても課題を多く抱えながら模索している状況にある。
5 改善
次年度以降の
課題
現状の事業評価方法では,債権管理室が徴収した額の大きさのみの評価であり,移管による実質
的な効果を計ることが出来ない。また,債権管理室への移管によっても徴収できない困難事案につ
いて,対策を講じる必要がある。
事業評価方法を見直し,移管による効果の大きさが分かるようにするほか,長期移管事案の適正
な管理の実施についても評価を開始する。債権管理室の職員でも徴収が困難な事案については,
課題の解決方法,
弁護士への委任を検討する。
手段
)
□ 完了
□ 縮小
■ 維持
□ 拡大
□ その他(
事業評価方法を変更し,徴収事務移管の効果について,債権管理部署としての実績や役割を明確
今後の事業の方 に示していく。
向性(所属長記 困難事案について,豊富な専門知識や経験を有する弁護士に徴収事務の委任を実施し,財源確
載)
保・徴収の公平性や効率化を図っていく。
6 コスト
項目
職員数(人)
平成24年度
行一 行二
再フ 再他
人件費(円)
事業費(円)
合 計(円)
平成25年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
4,023,000
42,523,000
平成26年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
4,012,000
42,512,000
平成27年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
5,812,000
44,312,000
平成28年度
6.0
0.0
0.0
0.0
46,200,000
4,818,000
51,018,000
0
0
7 指標
指標名
成 移管案件
果
指 の未収債
標 権削減額
活
動
指 移管件数
標
補足説明
単位 区分
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
計画
170,000,000
180,000,000
180,000,000
180,000,000
180,000,000
実績
400,712,026
213,766,596
213,464,198
計画
300
300
300
300
300
実績
300
310
299
円
件
最終目標
事 務 事 業 シ ー ト
平成26年度
1 基本情報
№ 事業名
2
【公開】
債権所管部署への指導・助言等事業
担当部局 財政部
章 0 該当なし
基本
0 該当なし
計画 節
項 0 該当なし
課室等 債権管理室
期間
平成23年度
~
任意的事務
種別
賦課・徴収
性質
根拠法令 柏市行政組織規則,柏市強制徴収公債権の収納対
条例等 策推進に関する事務取扱要領
予算コード(会計.款.
010202021401
項.目.大事.細事)
2 概要
約108億円(平成22年度末現在)に上る市の未収債権を回収し,財政健全化を図ることが必要。
背景(開始時の課
題と社会情勢等)
累積滞納の迅速な解消と市全体の未収債権の削減を推進する。
目的(誰(何)をど 各部署の徴収担当者に滞納整理のノウハウ及び徴収スキルを指導することや,共同滞納整理の
のような状態にし 実施により,すべての部署で効率的な滞納処分及び効果的な徴収を行うことができる体制を整え
たいか)
る。強制徴収公債権及び,私債権等の所管部署に関して実施する。
移管滞納者以外の各債権所管部署の滞納事案に,共同滞納整理・指導・助言を通し,滞納整理の
事業内容(何の業 具体的な手法を指導する。また,強制徴収公債権に関して,滞納者の預貯金及び生命保険等契約
務活動をどのよう の一斉照会を行い,該当部署に情報提供を行う。
な手法で行うか)
3 活動
強制徴収公債権については目標通りに進んでいる。私債権等については,各所管部署が督促や
課題(前年度から 催告を十分に実施できる体制を整える必要がある。
の転記含む)
ヒアリングや研修の実施,マニュアルの作成等により,公債権・私債権ともに十分な滞納整理体制
課題への対応(今 の構築に努める。
年度の予定)
債権管理の基本方針作成・債権管理条例制定の為に,検討会を実施する。
内部評価
評価結果
【H26】
・市としての債権管理の基本方針を作成するための準備を進める。
・基本方針に基づく滞納整理を定着させた後,債権管理条例を制定する。
債権管理の基本方針作成に向け,各関係部署を集めた私債権管理検討会及び分科会を計
4回実施した。
取組結果(成果)
上記検討会及び分科会により基本方針及び課題が確定しつつあり,債権管理条例の制定
に向けた段階へ移行している。
取組結果
(成果)からの
方向性
継続
4 分析
事業・活動の分析 活動指標及び成果指標について計画値を下回っており,目標達成とはならなかった。共同滞納整
(指標の推移,有効
性,コスト削減の余
地,課題への対応状
況 等)
国・県・先進市
近隣市の動向
理事務は債権管理室と所管課が連携して滞納整理を行う事務であるが,平成26年度は所管課の
他業務による負担増などにより上手く機能しなかった。
債権管理条例について,条例を制定している市町村は県内・外を問わず多数あるが,内容に各市
で違いがあるため,柏市の現状に即した内容のものを参考にしていきたい。
5 改善
次年度以降の
課題
所管課において,業務繁忙のほか徴収事務に対するモチベーションが高まらないことにより,共同
滞納整理事務を行うことができない場合がある。条例制定における主な課題は今年度の検討会で
おおむね解決したため,次年度中の制定に向けて順調に進んでいる。
所管課職員のモチベーションの問題により共同滞納整理事務を行うことができないのでは,徴収金
額増が期待できない。来年度は多数の共同滞納整理を実施することを目標として,成果指標に設
課題の解決方法,
定し,そのための活動として,研修やヒアリング,個別指導等の内容を充実させるようにしたい。
手段
)
□ 完了
□ 縮小
■ 維持
□ 拡大
□ その他(
市の抱える収入未済額の縮減に向けて,各所管部署が共通の債権管理ができるよう,債権管理
今後の事業の方
条例を次年度中に制定する。
向性(所属長記
所管部署に債権管理に対する指導・助言を繰り返し,職員の債権管理業務の認識や管理知識の
載)
蓄積を推進していく。
6 コスト
項目
職員数(人)
平成24年度
行一 行二
再フ 再他
人件費(円)
事業費(円)
合 計(円)
平成25年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
4,023,000
42,523,000
平成26年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
4,012,000
42,512,000
平成27年度
5.0
0.0
0.0
0.0
38,500,000
5,812,000
44,312,000
平成28年度
6.0
0.0
0.0
0.0
46,200,000
4,818,000
51,018,000
0
0
7 指標
指標名
成
果
指
標
共同滞納
整理等に
よる徴収
額増加
活
共同滞納
動
指 整理等の
標 件数
単位 区分
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
平成28年度
計画
120,000,000
80,000,000
80,000,000
50,000,000
50,000,000
実績
168,080,498
87,958,836
49,820,326
計画
1,000
1,500
1,500
1,000
1,000
実績
2,270
1,452
1,097
最終目標
円
件
平成26年度以前は成果指標が「共同滞納整理等による徴収額増加」,活動指標が「共同滞納整理等の
件数」であったが,平成27年度より成果指標を「共同滞納整理等の件数」,活動指標を「職員研修・ヒアリ
補足説明
ングの実施」に変更する予定。
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