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小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン予防接種について

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小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン予防接種について
平成23年5月作成
平成23年4月1日から
小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンが
無料(全額公費負担)で接種できるようになりました
※小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種は、保護者の希望による任意の予防接種です。
小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン接種後に死亡事例が複数報告されたことから、一時的に接種
を見合わせていましたが、専門家の会議で評価が行なわれた結果、安全性上の懸念はないとされたため、
平成23年4月1日から接種が再開されています。
<接種に必要なもの>
※接種する際は必ず医療機関に電話予約をしましょう。
☆母子健康手帳
☆予診票 (各医療機関に備え付けてあります)
☆子ども医療費受給者証または保険証 (水俣市民かどうか確認するために必要です)
<小児用肺炎球菌ワクチン>
☆肺炎球菌って何? 感染するとどんな病気になるの?
多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌です。子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、いつもは菌が
いないところに入り込んで、細菌性髄膜炎、敗血症、菌血症、肺炎、中耳炎などを引き起こします。
年間約200人が肺炎球菌による髄膜炎を発症し、約10%に後遺症が残り、約2%が死に至っています。
特に、2歳未満の乳幼児が多く発症しています。
☆予防法は?
小児用肺炎球菌ワクチンの接種が有効です。
肺炎球菌による髄膜炎、敗血症、菌血症等に対して約82%の予防効果があります。
☆対象は?
☆接種方法は?
生後2か月~5歳未満の子どもさんです。
接種開始時期
生後2か月
~7か月未満
生後7か月
~1歳未満
1歳
~2歳未満
2歳
~5歳未満
接種開始時期により異なります。下記の表を参考に医師と相談しましょう。
回数
接種スケジュール
1回目
2回目
3回目
4回目
2回目
3回目
1回目
2回目
4回
1回目
3回
2回
1回目
1回
<ヒブワクチン>
☆ヒブって何? 感染するとどんな病気になるの?
インフルエンザ菌b型のことで、肺炎球菌同様多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌で、子どもの体力や
抵抗力が落ちた時などに細菌性髄膜炎、肺炎、敗血症、関節炎、中耳炎などを引き起こします。
ヒブは、細菌性髄膜炎の原因菌の1位で、年間約500~600人がヒブによる髄膜炎を発症し、約20~
30%に後遺症が残り、約5%が死に至っています。特に2歳未満の乳幼児が発症しやすく、0歳児が53%、
0歳~1歳児で70%を占めています。
☆予防法は?
ヒブワクチンの接種が有効です。
ヒブによる髄膜炎、肺炎、敗血症、関節炎、中耳炎などに対して約98%の予防効果があります。
☆対象は?
生後2か月~5歳未満の子どもさんです。
☆接種方法は?
接種開始時期
接種開始時期により異なります。下記の表を参考に医師と相談しましょう。
回数
接種スケジュール
1回目
生後2か月
~7か月未満
2回目
~1歳未満
4回目
2回目
3回目
4回
1回目
生後7か月
3回目
3回
1回目
1歳
~5歳未満
1回
<接種に関する注意事項>
☆接種者の約50~70%に接種部位の赤みや腫れ、硬結等が見られ、発熱することもあります。
重い副反応として、ショックやけいれん、アナフィラキシー症状(じんましん、呼吸困難、浮腫等)があらわ
れることがあります。
☆小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンの接種後、 違う種類のワクチンを接種する場合には、6日間
以上の間隔をあける必要があります。
☆同時接種は、早く免疫をつける、受診回数を少なくするなどのために行なわれるもので、医師の判断と
保護者の同意によって行なうことができます。
<接種できる医療機関>
※必ず電話予約をしましょう。
医療機関名
電話番号
医療機関名
電話番号
谷山医院
63-2557
たなか耳鼻科・眼科クリニック
62-8777
深水医院
63-6390
市川内科クリニック
62-0707
宮竹小児科医院
69-3501
山田クリニック
63-5188
本田レディースクリニック
63-2019
尾田胃腸科・内科
63-3438
水俣市立総合医療センター小児科
63-2101
問い合わせ先:水俣市健康高齢課(水俣市保健センター)
℡:62-3028/63-3202
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