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地域におけるJICAとの連携に関するアンケート(PDF/378KB)

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地域におけるJICAとの連携に関するアンケート(PDF/378KB)
資料1-2
団体名
記入者
沖縄NGOセンター
NGO福岡ネットワーク
玉城直美 ( 事務局長 )
原田君子・本田正之(事務局長・ 竹内よし子 (代表)
事務局員)
2.各地域におけるNGOとJICA地域センターとの対等なパートナーシップの構築について
JICA沖縄国際センター
JICA九州
1)JICAとの協働した実績
国際理解教育・開発教育指導者養 NGO-JICA合同ワークショップ
成講座、国際交流・協力フェス
ティバル
えひめグローバルネットワーク
JICA四国
四国・国際協力論
2)JICAとの協働で不満に思ったことや不当に 担当者が変わるとやり方ががらっと JICAとの共同会議で、決定したこと 前述の国際協力論を進めていく上で、NGOの負担が
感じたこと
変わる、課長の一声で事業がなくな が次の会議で差し戻され、同じ内容 大きいと感じたことがあり、改善を要求した。→その
る、今までやっていた協働事業でも の会議を繰り返し行うことになり、決 後、改善。
JICAファミリー参入により(具体的に 定までに時間がかかった。
はJOCA)事業参加が出来なくなる
→事業受託がなくなる。形式的には
入札制度にしているが、実質JOCA
しか入札できない仕組みになってい
る
3)JICAと協働して良かったこと
地域の学校現場への認知度、行政 お互いの強みを活かし協働で行えた 前述の国際協力論を通じて、四国内のNGOの顔が見
への認知度は高まった
のは良かった。
える関係ができるようになり、NGOとJICAの間でコミュ
ニケーションが定期的に図れるようになっていること。
4)NGO-JICA協議会の公式会合の場で議論
すべきこと
5)地域連携に関する分科会の設置、参加
パートナーとなりうる地域のネットワークNGOとJICA支
部(「地域」の協働促進のため)、あるいは、「開発教
育」や「スタディツアー」など協働するテーマを決めて、
それを得意とするネットワークNGOとその分野に力を入
れようとするJICA部署・支部が議論していく機会(「分
野」の協働促進のため)を設けてはどうか?
登録メンバーとして1~2回程度参 設置すると良いと考える。参加につ 四国では「地域連携」が進んでいると思うので、新た
加したい。
いては現状では未定。
に、「テーマ」が決まって分科会を設置するのであれ
ば、参加してみたい。以前、「アフリカ・キャラバン」を開
催したが、こういった地域連携を促進するような企画を
議論するのであれば興味がある。
6)JICA地域センターとの協働関係で、他の地
域にシェアできる事例
国際協力論を進めていくこと。
7)様々な地域が学び会える場や研修につい
て
・協働事例を発表しあうワークショップ
○
○
・協働事業に準備段階から参加する実地研修
・他地域からの協働事例の移転への助成
・その他
8)地域における対等なパートナーシップの推
進に必要なこと
○
○
○
まずは、協働事業についての何がで
きるのか、何がしたいのか、等の研
修
・NGO側:JICAと対等に何かを成し お互いが常に顔が見える関係でいら NGOから見てどういう状況であればJICAとパートナー
遂げるには体力かつ戦略が必要だ れること。
シップが組めている状況なのか、また、JICAから見て
と思うので、それを持ち合わせて
どういう状況であればNGOとパートナーだと思えるのか
JICAとパートナーシップを組むこと
など、双方の理想的なパートナーシップ像を模索し、具
が必要。
体的な改善点、新たな関係性構築のための方向性を
・JICA側:事業仕分けにおいてNGO
打ち出せるような議論・ワークショップをしてはどうかと
と共にやらなければ予算が削られる
思います。
ということが裏に見え隠れしており、
本来のパートナーシップということの
意味を履き違えている担当者が多い
と思います。対等という意味、NGOと
頭を突き合わせてやっていこうという
気持ちをまずは持って頂きたい。
資料1-2
関西国際交流団体協議会
関西NGO協議会
PHD協会
横浜NGO連絡会
西保彦 (事務局長代行)
奥谷充代(理事・事務局長)
藤野 達也(総主事代行)
小俣典之(エグゼクティブ・プロ
デューサー (前・理事長))
JICA大阪、JICA兵庫
1.国際協力人材セミナー in 関西:JICA 国際協力人材 兵庫、大阪、本部
ワン・ワールド・フェスティバル センター(キャリアセミナーのスピーカー)
2.国際協力ステーション:JICA大阪 (NGO相談員ブース
を出展)
3.「JICA-NGO連携による実践的参加型コミュニティ開
発」研修:JICA大阪
4.連続講座「My国際協力をみつけよう~国際協力、私の
場合~」:JICA大阪(キャリアセミナー共催)
5.アドバイザー派遣&地域NGO提案型研修:JICA地球ひ
ろば
横浜センター
よこはま国際協力・国際交流プラット
フォーム、YNN-JICA横浜定例会、
JICAボランティア募集説明会でのNGO
相談実施、JICA研修への講師派遣、研
修会開催など
地 域 で 協 働 活動 をお こな うに 際し
て、以前の事例によるj反省点・改善
点などを生かせるような仕組みがな
いように思われる。担当者が代わる
と継続性が途切れる。
すでに用意された枠組みに無 東日本震災後の施設利用制限は止む得
理があった。
ないものと思いますが、制限だけではなく
災害時における地域NGOとの連携策や
NGOの活動をバックアップできるような形
での緊急時の施設利用基準が定まって
いくことが必要だと思います。
地域連絡室というJICA横浜内のスペース
に弊会が事務所を置いている関係で震
災後の一定期間、事務所機能が完全に
麻痺していしまいました。無論、当方が自
前施設を確保して自自立確保することが
優先だとは思いますが・・・。
新しい分野での取組み枠が広がる。
単独ではできない幅広い対象 地方センターの施設利用、広報、知名度
を得ることができる。
の利用
ODAに関われる。
施策実施に際して共通する点が
多々あり、協議することでの効果向
上
NGO-JICA協議会の本会議で議論することとし、分科会は、 協議会自体が連携を目的にし 登録メンバーとして1~2回程度参加した
もっと具体的なテーマを設定するのがいいと考えます。
ているので、全体会で扱うの い。
が良いのでは。
分科会にするのなら、もっと細
かいテーマの設定が必 要か
と。
2010年10月に「公開意見交換会in大 「JICA-NGO連携による実践的参加型コミュニティ開発」
今 、 開 発 教 育 分科 会で 進行 よ こ は ま 国 際 協 力 ・ 国 際 交 流 プ ラ ッ ト
阪」開催
1998年より毎年実施。途上国のNGOや地方自治体スタッフ 中。
フォーム(JICA横浜以外に横浜市、AOTS
*民間連携に関するものと思われま を対象に、コミュニティ開発に関わる外部者が持つべき態度
横浜研修センター、横浜市国際交流協
す。
やコミュニケーションスキルを、日本社会の近代化過程の分
会、日赤神奈川県支部などが構成メン
析やフィールドワークも交えながら研修
バー。運営委員長および事務局は横浜
NGO連絡会が担当)
○
○
○
○
それぞれが持つ課題について共有
し て解 決に 望む こと が必 要で ある
が、常にJICA地域担当者との連携・
コミュニケーションの頻度を向上する
ことが大切である。その方法として
ソーシャルメディアを利用したサイト
でのつながりでも良い。
担当者以外の巻き込みがキーポイントになるケースがあるの
ではないかと考えます。
例えば、青年海外協力隊/シニア海外ボランティアの事前研
修や他部署の自己啓発研修に組み込んだり、工夫をこらす
などです。
NGOが妙に突っ張ったり、自
分のとこだけが正しいと主張し
たり、協力支援をうける ため
に、こびたりしないこと。
謙虚に接すること。
自らの活動を客観的に評価す
ること。
YNN-JICA定例会は月1回で継続し情報
共有や課題の検討をしています。
地域NGOも参加できる協議会形式の場
の創出も以前より構想としては念頭に置
いており、時機をみて提案をしたいと考え
ています。
資料1-2
国際ボランティアセンター山形(IVY)
北海道NGOネットワーク協議会
ネイバーズ
佐藤 (事務局長)
吉田 三千代 ( 代表 )
東北支部
札幌
JICA草の根パートナーシップ事業、国際イベント「地球の文化祭」、国際協力 イベントの実施、開発教育の推
関連の研修会(対象:NGO、推進員、大学生など)、開発教育関連事業全般、 進、国際協力に関する啓発活動
その他他団体主催事業での協働もある
これからやろうと思っている
1)開発教育関連事業に主体的に関わったにもかかわらず、ほとんど当団体の関わり JICAとしての考えがないので担当者
には触れず報告書を作成した。たまたま報告書を見る機会があり判明。担当者によっ によって話が変わってしまうこと。
ては、一緒に事業を行っても協働ではない、という認識でいる場合がある。
2)東北地域では、草の根パートナーシップ事業の案件発掘においてはNGOではほと
んど見込みがないとのJICA東北支部内部での分析があり、地方自治体にターゲット
を絞りこむ戦略が立てられたとうかがった。
3)東北では、NGOよりJICAとのパートナーシップは、東北大学、宮城教育大学(国際
理解教育、理数科教育)、仙台国際交流協会偏重(但し、仙台国際交流協会とは昨年
12月の仙台デスク廃止に伴い、ほとんどの共催事業がなくなった。)をはじめ、企業、
大学や教育機関等に重きを置く傾向があるように思われる。
4)国際協力を行っている学生団体についても、継続性が低いため、ターゲットから外
されたとうかがった。ユースフォーラムという学生団体の能力強化と交流を目的とした
研修会を仙台市以外の地域、しかし活動はどこよりも活発だった秋田市で開催しよう
としたところ、かなり反対をされ、秋田の学生たちには気まずい思いをさせた。昨年の
クレア主催の「地域における国際化フォーラム」においても、第1分科会「学生におけ
る国際協力」において、協力を要請したが、「開発教育」分科会のみの協力にとどまっ
た。
・「地球の文化祭」ではJICAからの予算面、推進員の関わりの点での協力が大きかっ 資金の確保、政府の考えを垣間見
た。(しかし、その予算がカットされることになり、それも一つの原因としてこの事業は れること
終了することとなった。)
・開発教育関連では、JICAの事業を通じて山形県内の教員への働きかけをスムーズ
に行うことが出来ている。
・NGO相談員業務では、各県の推進員が集まる機会に相談員である当団体も呼ん
で、NGOについての理解を深めるワークショップ等を開催する機会をいただけた。(た
だし、連携促進課長の交代により、ここ数年は中止されている。)
1)JICAは地域のNGOに何を望んでいるのか?NGOはJICAに何を望むのか?
2)JICAは、NGOを国際理解教育だけでなく、海外事業でもパートナーと認めているの
か?
3)震災支援において、NGOとJICAの活動は地域ではそれぞれどう受け取められてい
たのか?)
現在JICAが行っているNGO支援名 NGOは現地の細かいニーズを把握でき、顔が見えている。NGOで
目の募金活動をやめさせること。M 短期でやったほうが効率的なことは委託できるように、少額支援
DGs達成に向けてJICAが責任ある (50-200万くらいの)も考えられないか。
役割を果たすこと。
分科会コアメンバーとして全4回参加したい。
参加しないと思うが設置すべき
登録メンバーとして1~2回程度参加したい。
○
○
1)国際理解教育実践活動にかかる支援・連携を考える会~平成16年から22年
2)推進員会議でのNGO理解のためのワークショップ
○
1,JICAは、地域では何を目指す機関なのか?
・ JICAの国内機関の活動が明確化されていない。そのため、地域におけるJICAの位
置づけが曖昧。
・ 「地域におけるJICAの役割は後方支援である」という言葉をJICA職員からよく聞く
が、後方支援とは誰を何を対象に行うのか、またどんなことを指すのか、わかりづら
い。後方支援が任務であるから、直接地域に関わることは行わないと言っている職員
もいる。
・ JICAがどのように地域に関わるのか、何を目標として地域で活動しているのかが
もっと明確にならないと、地域における協働の姿が見えてこない。
2,地域におけるJICAとNGOの存在
地域では、JICAもNGOも(国際化協会も)同じように見られていることを時々感じる。
一般の人に取っては、それほどの違いを感じないということだろう。
地域では国際協力に関心を示す層が大都市圏に比べて少ないこともあり、少ないパ
イを奪い合うのでなく共存していく方向を探ることも必要ではないか。
3,JICAは1NGOと協働することはないのか?
1NGOとの連携は可能か?JICAは具体的にはNGOとはどんな連携なら可能なの
か?研修においても、個人が対象であり、団体を対象としたものはあまり地域では見
かけない。
対等なアートナーシップが必要か、
本当に可能かを考える場がまず必
要に思います。
もともとNGOはJICAのような政府
系組織とは異質な立場として存在し
ているはずですから台頭である必要
もパートナーになる必要もないように
思います。
ただ、世界的な課題を解決していく
組織としてお互いの役割の違いを認
識し、課題によって協働関係を築け
れば良いのではないでしょうか。
対等なパートナーとなり得るとすれ
ば、特定の課題に対し具体的な取り
組みに対し互いの理念が一致した
場合のみで良いと思います。
JICAとは、「飛んでけ!車いす」の会としてのお付き合いを長くさ
せてもらい、2度の現地視察の事業費をいただいた。実際には草
の根案件にはいたらなかった。一つの理由は、非常に複雑な提出
文書と金額が大きいことにあると思う。小さなNGOでは専従すらお
けない状況だ。
そのような年間500万前後の団体が、草の根を取り、現地に人を
送るのは難しい。
大会社もあるが、零細企業もあり、零細企業は金策に右往左往し
ているわけだ。大きい仕事も取りたいが、ステップアップも段階を
踏まないと無理だろう。「飛んでけ!」でもいろいろな議論があった
が、結局2回とも実現しなかった。
大会社と零細企業を同じテーブルで話すようにするにはどうすれ
ばよいのか、が問われていると思う。対等になる工夫はお互いに
するべきだろうが、これまでのところ、JICA側からの提示はあまり
なかった。(少なくとも札幌レベルのNGOには)
やはり、ある地域に特化したNGOへの少額助成(提案書もあまり
複雑でないもの)から始めることが、なじむのではないか。
資料1-2
DEAR
JVC
難民を助ける会
イカオ・アコ
中村絵乃 (事務局長)
佐伯 美苗
名取 郁子(海外事業部
長)
後藤 順久 (理事長)
JICA地球ひろば、DEAR大阪 草の根パートナー事業
開発教育全国研究集会、開 ラオス,南ア
発教育連続セミナーなど
団体名
記入者
JICA地球ひろば、JICA兵庫 JICA中部
1)JICAとの協働した実績
主に草の根技術協力事業の 地球ひろばで展示、草の根
活動報告会、ハイチ写真展 技術協力
など
新しい担当者に申し送りがな
い、対等なパートナーシップを
築けない、地域によっては課
長や所長が開発教育に関心
がない
ログフレームに拘りすぎ,ラーニング
プロセスを通して必要となる変更に
制約がある。
JICA現地オフィスのスタッフがほと
んど現場に来ない場合もある。
2)JICAとの協働で不満に
思ったことや不当に感じた
こと
ロジや広報面
JICA現場オフィスとのコミュニケー JICA地球ひろばでの活動報 プロジェクト評価の重要性の 3)JICAと協働して良かっ
ションが良好の場合は、プロジェクト 告会や写真展などのイベント 認識
たこと
に関する意見交換がしやすい。
においては、広報や当日の司
会などを協働で実施すること
で、より広範囲な方々に当会
の活動について知っていただ
くことができている。
最近は無い。
参加しないと思うが設置すべき
4)NGO-JICA協議会の公
式会合の場で議論すべき
こと
参加しないと思うが設置すべ
き
5)地域連携に関する分科
会の設置、参加
どのような事例が地域にシェアでき
るか今一つ不明
6)JICA地域センターとの
協働関係で、他の地域に
シェアできる事例
○
・プログラムの質の管理、継続
的な評価をNGOとJICAが協働
で行なう
・ 話し合わ れた こと を確 実に
フォードバックし反映するシス
テムをつくる
・JICAの所長、課長レベルの
方々との対話の場
地域の問題と海外の地域で起こって
いる問題をミクロ・マクロの視点で学
び合えるもの。
プロジェクト実施組織であるNGOと
国の組織であるJICAの協働という視
点の前に,地域の住民, 自治 体,
NGOが連携して海外の地域と協働し
た事例を学び,地域における国際協
力の意義を明確にし,JICAとの関係
に反映をさせるべき。
ICA は 国 内 各 地 に 17 拠 点 を
持っておられることもあり、東
京で年一回日比谷公園で行
われているグローバルフェスタ
のような大規模な国際協力の
イベントを地方でも企画・実行
していただければ、NGOの活
動に対する、地域における市
民の理解の促進や、地域NGO
の活性化や強化にも資するの
ではないでしょうか。
○
7)様々な地域が学び会え
る場や研修について
・協働事例を発表しあう
ワークショップ
・協働事業に準備段階から
参加する実地研修
・他地域からの協働事例の
移転への助成
・その他
8)地域における対等な
パートナーシップの推進に
必要なこと
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