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ÿþM icrosoft W ord - P 0 4 1 _ xvz‹cmi. docx
4.2
研究授業・公開授業
指導案・略案
教
科
国
科
目
頁
備
考
語
現代文
46
公開授業略案
地理歴史
地理A
46
公開授業略案
地理A
48
指導主事訪問
日本史A
54
指導主事訪問
公
民
現代社会
42
公開授業略案
数
学
数学Ⅰ
43
公開授業略案
※
理
科
※
保健体育
芸
外
国
10 年研授業研修
ここなんかないすか!
56
保健
指導主事訪問
術
音楽Ⅰ
43
公開授業略案
語
コミュニケーション英語Ⅰ
58
拠点校事業
コミュニケーション英語Ⅰ
59
拠点校事業
コミュニケーション英語Ⅰ
家
庭
10 年研授業研修
コミュニケーション英語Ⅰ
60
コミュニケーション英語Ⅱ
44,45
※
拠点校事業
公開授業略案
ここなんかないすか!
機
械
機械設計
61
工業部会
工 電
気
電子技術
62
工業部会
環境システム
工業化学
63
工業部会
環境情報
64
指導主事訪問
建築構造
66
初任研 C
建築計画
68
初任研 A
建
業
築
※
10 年研授業研修
建築法規
69
41
工業部会
42
4.2.1 高教研工業部会研究協議会
「生徒の発言力の向上を目指した発問の工夫」
(1)本年度のねらい
生徒に「なぜそのように考えたのか説明させたり、解答/回答に至るまでの道筋を説明させる」な
どの言語活動を通して、語彙力、表現力、論理的に思考する力をつけさせることをめざす。
(2)公開授業時の重点
内容が完結するまで(最後まで)話させるように支援する
クラス
1M
授業者
大塚 久司
教 科
工業
科 目
機械設計
単位数
2単位
学年・学科
第1学年・機械科
教科書
新機械設計 実教
単 元 名
2・3 仕事と動力
3.エネルギー
本時の目標 さまざまなエネルギーについて考えさせる。機械エネルギーを算出させる。
本時の主発問
導 入
生活しているなかで、どういうエネルギーを使っているか
展 開
機械エネルギーはどういう式で求められるか
まとめ
仕事をもとめる式は?
発問の意図
①学習内容を確認する発問
○
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
○
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
クラス
1E
授業者
藤田 賢哉
教 科
公民
科 目
現代社会
単位数
2単位
学年・学科
第1学年・電気科
教科書
高等学校 現代社会 最新版 清水
単 元 名
経済規模と経済成長
本時の目標 国の豊かさを見る方法を知る
本時の主発問
(main)なぜ GDP を調べると経済の状態がわかるのか?
導 入
(sub)国の豊かさを密には何をみるのか?①
展 開
(sub)売上げ全部たすと国民の豊かさが分かるのか?①
まとめ
(sub)国内総生産 上昇とは、つまりどういうことか?②
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
○
③思考を深める発問
②思考を広げる発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
42
クラス
1S
授業者
加賀谷 悟
教 科
数学
科 目
数学Ⅰ
単位数
3単位
学年・学科
第1学年・環境システム科
教科書
新版数学Ⅰ 実教
単 元 名
2進数(数学 A の範囲)
本時の目標 0と1で何通りの数ができるか考え、規則的に並べよう
本時の主発問
導 入
片手で何まで数えられるかやってみよう
展 開
どのように並べたら、わかりやすいか。10進法を参考にしよう。
まとめ
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
クラス
1A
授業者
赤塚 睦子
教 科
芸術
科 目
音楽Ⅰ
単位数
2単位
学年・学科
第1学年・建築科
教科書
音楽 Ⅰ Tutti 教出
単 元 名
クラシックギターへの取り組み
本時の目標 タブ譜を理解させる。音階を習得させる。
本時の主発問
導 入
展 開
いい音が鳴るためには、弦の押さえ方にどんな工夫が必要ですか?
まとめ
発問の意図
①学習内容を確認する発問
③思考を深める発問
②思考を広げる発問
○
⑤その他
43
④考える手がかりを与える発問
クラス
2M
授業者
佐藤 俊治
教 科
英語
科 目
コミュニケーション英語Ⅱ
単位数
3単位
学年・学科
第2学年・機械科
教科書
ONE WORLD communicationⅡ
単 元 名
Lesson 4 The Floating Island of Lake Titicaca
本時の目標 浮き島の人々は、なぜ浮き島での生活を営んでいるのかを理解させる。
本時の主発問
導 入
展 開
Did you understand why the people on these floating islands live this kind of life?
Tell me the reason why they decided to live this kind of life.
発問の意図
まとめ
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
クラス
2E
授業者
大嶋 靖
教 科
工業
科 目
電子技術
単位数
2単位
学年・学科
第2学年・電気科
教科書
電子技術 オーム
単 元 名
1.3 基本増幅回路
本時の目標 トランジスタのエミッタ接地による増幅回路について理解させる。
本時の主発問
導 入
展 開
トランジスタの電流増幅と電圧増幅はどのように行われるか。
まとめ
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
44
クラス
2S
授業者
堀井 和弥
教 科
工業
科 目
工業化学
単位数
2単位
学年・学科
第2学年・環境システム科
教科書
工業化学1 実教
単 元 名
第7章2節 化学結合とエネルギー
本時の目標 ヘスの法則を利用して、反応熱を計算で求められるようにする。
本時の主発問
導 入
展 開
「消去法」と「組立法」のどちらを用いて計算したか。
まとめ
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
クラス
2A
授業者
遠藤 優美子
教 科
英語
科 目
コミュニケーション英語Ⅱ
単位数
3単位
学年・学科
第2学年・建築科
教科書
ONE WORLD communicationⅡ
単 元 名
Lesson 4 The Floating Island of Lake Titicaca
本時の目標 浮き島の人々は、なぜ浮き島での生活を営んでいるのかを理解させる。
本時の主発問
導 入
展 開
Did you understand why the people on these floating islands live this kind of life?
Tell me the reason why they decided to live this kind of life.
発問の意図
まとめ
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
45
クラス
3E
授業者
清野 太門
教 科
地理歴史
科 目
世界史A
単位数
2単位
学年・学科
第3学年・電気科
教科書
明解 新世界史 A 新訂版 帝国
単 元 名
大航海時代を迎えるヨーロッパ
本時の目標
学習のキーワード(中間考査の出題範囲)をふりかえる
本時の主発問
(main)ヨーロッパでは、世界では、どのような歴史的大転換があったのか
導 入
(sub)ヨーロッパ中世から近代への転換点には、何があったのか
展 開
大航海時代はどのようにしておこったか
まとめ
現代からみて、ルネサンスや大航海時代とは何であったのか
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
○
③思考を深める発問
○
②思考を広げる発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
クラス
3S
授業者
黒木 育子
教 科
国語
科 目
現代文
単位数
2単位
学年・学科
第3学年・環境システム科
教科書
新編 現代文 三省堂
単 元 名
批評のまなざし 「生活者として」
本時の目標 本文を 200 文字以内で要約しよう
本時の主発問 (main)筆者の意見が表れている部分はどこですか
導 入
(sub)前時の復習として、要約の手法を確認しよう
展 開
(sub)意味段落ごとのキーセンテンスを挙げてみよう
まとめ
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
③思考を深める発問
②思考を広げる発問
○
⑤その他
46
④考える手がかりを与える発問
クラス
3A
授業者
渡辺 義久
教 科
工業
科 目
建築法規
単位数
2単位
学年・学科
第3学年・建築科
教科書
建築法規 実教
単 元 名 防火と避難についての規定
本時の目標 なぜ住宅用火災警報器設置が義務化になったかを探る。
本時の主発問
導 入
なぜ住宅用火災警報器設置が必要なのでしょうか。
展 開
まとめ
発問の意図
○
①学習内容を確認する発問
②思考を広げる発問
③思考を深める発問
④考える手がかりを与える発問
⑤その他
47
地理歴史(地理A) 学習指導案
11 月 7 日(金曜日) 6校時
機械科2年 2年多目的教室 男子 13 名
指導者 清野 太門
1. 単元名 世界の生活・文化の多様性 (帝国書院『高等学校新地理 A』
、二宮書店『高等地図帳』
)
2. 目 標
1) 世界諸地域の生活・文化の多様性を理解し、異文化を理解することの重要性について考察する
2) さまざまなデータをもとに、理解したこと、考えたことを記述し、説明や発表をすることがで
きる
-原稿用紙に記述し、説明する-
3. 単 元(題材)と生徒
地理学習の魅力のひとつは地誌学習にある。その目的は、よく知っている国、行ってみたい国の
人びとの生活形態や社会について、体系的に記述し、分析し解釈することにある。しかしながら、
急速な国際化や情報化の進展にもかかわらず、知識の整理や理解は遅れている。そのため生徒の学
習活動にリアリティをもたせ、トピカルな題材も選びながら授業構築を進める必要がある。
海外で暮らしたことのある生徒一名のほかは渡航経験がない。また「外国」に行くことへの負担
を感じている生徒もいる。
これまでの系統的な学習で景観写真をもとにした指導を展開してきたが、
地誌学習においても GIS を活用しながら異文化への理解を促進させたい。
4. 指導と評価の計画
全体 19 時間(各1時間)
現代世界のとらえ方・日本のなかの外国 (本時)
秋田からみたハブ空港システム・インチョン・タイペイへ
中国という国とホンコン
世界のチャイナタウン
赤道直下の都市国家・シンガポール
混沌のインド世界
古代文明と乾燥都市・カイロ
コートディボワール・南アフリカ共和国
プレートの境界に位置する島・アイスランド
コペンハーゲンの街角から
風車とチューリップの国オランダで
フランクフルトからドイツに入国
ロンドンからケンブリッジへ
シベリア鉄道に乗ってモスクワへ
航空機交通都市アンカレジ
雪国の大都市・モントリオール
映画の街・ロサンゼルス
テキサスの大農場
日本人が最も知っている合衆国・ハワイ
ワールドカップ 2014・ブラジル
南半球に住んでいること・オーストラリア
秋田県民歌の情景・わが街本荘
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
C:技能
D:知識・理解
教科書以外のメディアや地図情報を意欲的に吸収しようとしている
多様な地理事象を項目ごとに整理し、比較考察することができる
衛星画像・景観写真等のデータを読み取ることができる
歴史的背景や、諸地域の特色や地球的課題について説明することができる
5. 本時の計画
(1) ねらい
地誌学習の導入にあたり、国内にみられる「外国」の生活や文化から考察をはじめる。本時では
青森県三沢市、横浜中華街、群馬県大泉町、東京・新大久保、池袋北口をとりあげ、二つのエスニ
ックタウンの相違について、原稿用紙に記述する。Google Earth のほか Robert D.Edgren High
School, Misawa および Misawa Air Base、清海老師研究室の html によるデータを使用した。
48
(準備) PC、PRJ、ppt、在留外国人統計、原稿用紙
学習活動
指導上の留意点
評
価
学校から最も近い「外国」
、
三沢の米国人居住区域の空
すすんで地図帳を用いて位
異文化について考える。
間的な広がりに着目させる。 置を確認しようとしている。
地 図 帳
Google Earth
A
Edgren HS html
(2) 展 開
導
入
(6′)
横浜中華街、新大久保、群
学習の目標および活動につ
言語景観から居住者の属性
馬大泉町、池袋北口の景観写 いて確認する。
を理解することができる。
真について考察する。
食文化への偏見についてふ
C
清海老師研究室 html
れる。
展
開
(30′)
ま
と
め
(14′)
在留外国人数の推移につい
時系列の読み取り方につい
1990 年以降の急激な増加
て国籍ごとに分析する。
て留意する。
とその内訳を分析し、記述し
ている。
B
横浜中華街・池袋北口にみ
出身地域の相違について言
形成時期や機能の相違を記
られる二つの「外国」につい 及する。
述し、説明することができる。
て比較・考察して説明する。
D
池袋北口・24 時間営業の食料品店
大泉西小学校の案内表示
関帝廟および横浜中華学院
新大久保の言語景観
49
GIS(景観写真)を活用した地誌学習の素材 -
Google Earth を中心に -
学校周辺にみられる風力発電機は、Denmark の
小 さ な 村 Lem で 製 造 さ れ た も の が 多 い 。
Copenhagen 市では、
2015 年までに自転車による通
勤比率を 50%まで高めようとしている。街角に自
動販売機はみられない。発電の方式をめぐり議論
が続いている国とのコントラストがみられる。市
民の足「カーゴバイク」は日本でも流行するのだ
ろうか?
2014 年サッカー・ワールドカップ開催国 Brazil。
東端の街Natalのサッカー場近くのGSでの販売価
格を読み取ると、ガソリンよりもエタノールの価
格が安い。サトウキビから精製したアルコールを
燃料にして自動車が走っている。日本のハイブリ
ット車とどちらが地球環境に優しいのだろうか?
稚内より北に位置する亜寒帯の大都市 Montréal
には、世界最大の地下街が発達した。フードコート
では、山本山の海苔で巻かれた Dragon Eyes が味噌
汁付きで販売されている(¥900)
。この値段は高い
のか安いのか。
和食はどのようにして受け入れられ、
どういう評価なのだろうか?
台北駅前1月の朝。
「三明治」
を特価 20 元
(\60)
で販売している中華式ファーストフードの店。付
近には予備校も多い。台湾の人たちは、湯麺など
もテイクアウトの対象として生活している。歩道
までせり出したテーブルには割箸も用意しており、
セロハンまできちんと分別するシステムがみられ
る。
(授業者撮影)
地中海性気候の島 Mykonasi(Hellenic)の 12 月。
港の近くでは収穫されたばかりの新鮮な野菜を農家
の人たちが直売している。家屋には石灰石が使われ
ているため雪のように白く見える。防波堤はなく道
路のすぐ下が波打ち際である。Santorini 島ととも
に Aege 海の別荘地でもある。
50
Russia、極寒の街 Yaktsk 郊外の集落の7月。未舗
装で水たまりのある理由は何だろうか?GISの活用
により、かつての社会主義国の詳細がわかるように
なってきた。北京と平壌ではストリートビューを視
ることはできないが、Thai・Bangkok でも Google
することが可能になった。
観光都市 Honolulu は日本人が最もよく知っ
ている合衆国である。しかしながら日系人の比
率の高さとその歴史的背景についてあまり知ら
れていない。Waikiki では、日本人以外の長期
滞在の宿泊客が多い。近年、シーツの交換を毎
日するかどうか尋ねられるようになってきた。
(授業者撮影)
「人類は神が造り、国土は我々が築いた」と自負す
るオランダの人びと。Amsterdam の街には運河網が
めぐらされている。Anne Frank の隠れ家だった「遺
産」を確かめるため、見学者が列をつくって待ってい
る。
「風車とチューリップの国」で栽培された野菜は、
由利本荘市のスーパーの店頭に並んでいる。
長野県王滝村の人たちは、御嶽山の山麓に
暮らしている。火山灰による泥流の被害もさ
ることながら、水質の酸性化が問題である。
1974 年(昭和 49)以来、鳥海山麓の白雪川
は魚のいない河川であったが、最近になって
鮭の遡上が確認されたばかりである。
1773 年、本国への反発は New England ,Boston の
港から始まった。
戦費による財政赤字を解決しようと、
イギリス議会はアメリカへの課税を一方的に強化した。
茶法に反対する人々が先住民に変装し、東インド会社
の三隻の船から紅茶すべてを港に投げ込んだ。
51
1.地理情報システム(GIS)活用の工夫 -景観写真の読み取り-
生徒は Google Earth により地理情報の検索をすることができるが、本時は ppt により授業を展開し
た。従来は衛星画像や地形の起伏等の読み取りに活用されてきたが、近年、都市内部における言語景観
レベル、さらには店舗、家屋の内部レベルまでの情報を取得することが可能になっている。こうした素
材の活用は、ハンディキャップがあるために行きたくとも行けない生徒にとっても有用な教材である。
民家を改造した飲食店(Seoul 特別市)
飲食店のメニュー(本時・横浜中華街)
2.言語活動の充実 -生徒の発言力・教師の授業力向上のために-
・近年、学力検査の答案にみられる記述力や授業時での発言力には変化がみられるようになった。
・H26 抽出答案からみる、高校入学後の要求学力は、
国語 メモを活用するなど、自分の言葉で説得力のある話をする機会、能動的な聞き手を育てる。
社会 生活経験や既習事項を活用して思考を促す。調べたこと、わかったこと、考えたことを論述
する。
理科 観察・実験の結果について、科学的に思考し表現する。規則性を見いだし、他の事象に適用
して考える。
・工業高校の職員集団のなかでは、
「言語活動」と小論文指導は国語科の領域、という意識も。
・一方、ある学科では実習報告(記述)と口頭試問(説明)の指導が 20 年近く継続している。
・生徒の PC スキル、ppt の作成能力は、普通科の生徒と比較して高い。これを活かせないものか。
・GIS は、ブラウザ上で操作することがベターだが、フリーズすることがあるので割愛した。
・一般に、地図やグラフデータの読み取りなど、動きのある抽象概念の育成には、ppt 等を使用した
指導が有効である。
・通常、板書を一生懸命ノートに録っている行動は、思考・判断を伴わない、単なる作業である。
・ppt 上での板書は、時間が省略され机間巡視等ができるが、授業速度が早すぎる嫌いもある。
・特定の景観写真など、人間の記憶に残るまでの時間は、15 秒前後とされている。
・本時は、データの分析をさせ、記述させた(その後に発表を)
。
・原稿用紙の使い方指導は、主語と述語、英数半角、三行以内に「。
」
、改行なしの 四点。
・気がついたこと、考えたことを整理し、書いてから説明・発表する。自然な流れでできないか?
・少人数なので、指名しなくとも発言しはじめたり、討論になったりできないものか?
・耳で聴いたことを、ノートにメモする能力を、もう少し高められないか?
・ノートの録らせ方、作り方の指導は?
・
『話し合い』
、討論、クロストーク、ブレイン・ストーミング、プレゼン・・・・ 。
52
『社会実情データ図録』による
⻑期時系列でみると、
ブラジル国籍の人は、
中国籍の人は、
53
地理歴史(日本史A) 学習指導案
11 月 7 日(金曜日) 6校時
クラス 機械科 2年 20 名
指導者 藤田 賢哉
1. 単元名
第 1 章 近代国家の形成と国際関係の推移
第5節 政党政治の展開
( 使用教科書 第一学習社
「高等学校 日本史A 人・くらし・未来」 )
2. 目 標
1)条約改正や日清・日露戦争前後の対外関係の変化,政党の役割と社会的な基盤に着目して,
国際環境や政党政治の推移について考察させる。
2)学習内容を論述させて思考力・表現力をつけさせる。
3. 単元(題材)と生徒
この単元では明治後半~大正時代までの政党政治が確立していく過程を学習する。この時代は今
から 100 年ほど前のことであるものの、現在の議会や政党政治の基本的なことは変わっていないた
め、現在を知るための歴史学習として有用な題材であると思われる。
しかし生徒の歴史学習の取り組みは、因果関係や経緯を深く理解することよりも、用語の暗記で
簡単に済まそうとする傾向がある。そのためか、今まで原因や経緯を問う発問に対しても単語で答
えるという場面が多く見受けられたため、論述力をつけさせる指導が必要と感じている。
4. 指導と評価の計画
1 藩閥と政党が接近した (2時間) 本時は2時間目
2 民衆が政治を動かしはじめた(1時間)
3 「平民宰相」が登場した(1時間)
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
C:資料活用の:技能
D:知識・理解
提示された問題に意欲的に取り組んでいる。
論理的に説明できる。
年表などの資料を読み取ることが出来る。
出来事の背景や経緯を理解している。
5. 本時の計画
(1) ねらい
・第 2 次山県内閣は選挙制度を変えて政党を弱体化させようとした。その方法を理解させて論述
させる。
(2) 展 開
学習活動
指導上の留意点
評価
・前時の復習
・第 1 次大隈内閣から第 2 次山 ・資料を用いて確認できたか
県内閣に至る経緯を資料集で確
(C)
認する。
導
入
(5)
・本時の内容を提示する
・第 2 次山県有朋内閣の選挙制 ・山県内閣の選挙制度改革を具
度改革の意図の説明をきく。
体的に提示して、内閣が目指す
方針を理解させる。
54
・内閣の方針を理解できたか
(C)
(D)
・選挙資格の直接国税納付額を
15 円以上から 10 円以上に引き
下げることによって既存の人気
政党は議席を減らしてしまう仕
組みについて各自考える。(10)
「(黒板をみて)なぜ、引き下げ
によって議席を減らしてしまう
のだろうか?その理由を文章に
・10 円以上に引き下げた場合、
有権者資格は地主から都市部事
業主にも広がるグラフを板書
し、視覚にも働きかけて説明す
る。
・理由を文章化しているか
(A)
しなさい」
・1~2人に発言させる。
展
・グループで話し合って、文章 ・机間巡視しながら質問に答え、 ・話し合い及び文章をまとめる
にまとめる。
史実と違う点があったら支援す 作業に積極的に参加しているか
開
(32)
(10) る。
・話し合ってまとめた文章をグ
ループ代表者が板書し、説明す
る。
(10)
(A)
(C)
・板書や説明から、自分の考え
に取り入れたい内容があるか、
メモしながらきくように指示す
る。
・他のグループの説明をメモし
ながらきいているか
(A)
・説明内容に質問・疑問があれ ・説明内容に質問・疑問がない
ば発言する。
か確認する。
(2)
ま
と
め
(8)
・他のグループの板書や参考に ・うまくつながらない言葉など
なった言葉を使って自分の言葉 があれば、支援する。
で文章を組み立てる。
(5)
・説明をきく。
・本時のまとめと次時の予告
(3)
55
・学習した内容を使い文章を論
理的に組み立てているか
(B)
保健体育(保健)学習指導案
11月 7日(金曜日)6校時
ク ラ ス
建築科
2年
教
室
2年建築科教室
指 導 者
畠
山
翔
1
単
元
名
2
目
標
3
単元と生徒
(1)教材観
(2)生徒観
(3)指導観
(3)社会生活と健康
ア 環境と健康
(イ)環境と健康にかかわる対策
環境汚染を防ぐ取り組み(使用教材:最新高等保健体育
大修館書店)
・班員との話し合いや発表、発表を聞くことを通して環境対策について考えを深める
ことができるようにする。
・健康の保持増進のための環境の保健について、学習したことを個人及び社会生活や
事例などと比較・分析し、関連づけそれらを説明できるようにする。
現代社会では利便性が向上することに伴い、環境汚染が進んでいる。環境汚染の対策
の課題を見付け、解決方法を考えることで、理解を深めたい。
男子24名、女子4名、計28名の建築科のクラスである。学習態度はおおむねまじめ
で、意欲的に授業に参加している。校内でのゴミの分別等は積極的に行っているものの、自
然豊かで環境汚染の少ない秋田県に住んでいるということで、環境汚染への意識が高
いとはいえない。
環境汚染による健康被害を理解し、自ら環境汚染の対策を考えるとともに、周りの生
徒の意見を聞きながら思考力を深めることをねらいとする。また、本授業で学習した
ことを基に、実社会で環境対策を実際に行う力を育みたい。
4 指導と評価の計画
【指導計画】
社会生活と健康
(15時間)
環境と健康(5時間)…(1)大気汚染と健康…1時間
(2)水質汚濁と健康…1時間
(3)土壌汚染と健康…1時間
(4)環境と健康にかかわる対策…2時間(本時1/2)
【単元の評価規準】
関心・意欲・態度
思考・判断
知識・理解
・環境保健に関わる活動について、 ・環境保健に関わる活動について、資料 ・環境衛生活動は、学
資料を探したり、見たり、読んだり 等で調べたことを基に、課題を見付けた 校 や 地 域 の 環 境を 健
しながら学習活動に意欲的に取り り、解決の方法を整理したりするなどし 康 に 適 し た も のと す
組もうとしている。
て、それらを説明している。
る よ う 基 準 が 設定 さ
・健康の保持増進のための環境の保 ・健康の保持増進のための環境の保健に れ、それに基づき行わ
健について、課題の解決に向けての ついて、学習したことを個人及び社会生 れ て い る こ と につ い
話合いや意見交換などの学習活動 活や事例などと比較したり、分析したり、 て、理解したことを発
に意欲的に取り組もうとしている。 関連づけたりするなどしている。また、 言したり、記述したり
それらを説明している。
している。
5 本時について
(1) ねらい 環境汚染対策の話し合いや発表を通して、環境汚染への考えを深めることができるよう
にする。
56
(2)本時における評価規準
【A 関心・意欲・態度】
環境汚染について、課題の解決に
向けて、話し合いなどの活動に意
欲的に取り組もうとしている。
【B 思考・判断】
環境汚染について、課題を見付
け、解決の方法を整理するなどし
て、それらを説明している。
(3)授業展開
学 習 活 動
・前時の復習をする。
導
入
5
分
・本時の目標を確認する。
・活動内容を説明する。
展
開
35
分
【C
知識・理解】
指 導 上 の 留 意 点
・環境汚染への対策の必要性が導き出せるよう
に、前時までの環境と健康の授業内容に関連さ
せた発問をする。
評
価
・本時の目標を掲示し、説明する。
・学習シートを配布し、目標を記入させる。
・工場や車等の描かれているイラストを用いて説
明する。
・発問を行いながら、実際に活動をして、説明を
する。
・グループ(5~6人)で
積極的に自分
ブレインストーミングを ・イラスト、付箋を各グループに配布し、グルー の意見を発表
行い、自分の意見を考え、 プで机を移動し活動をさせる
しているか様
発表する。
子を観察する。
・ブレインストーミング形式のため、積極的に意 ・・・【 A 】
見を出すように助言をする。
・個人の発表を基にグルー
・環境汚染対策
プで環境汚染対策とその ・話し合いがスムーズに進むように司会と発表者 のメリット・デ
メリット・デメリットを
を決めるように説明する。
メリットにつ
話し合う。
いて考えてい
・生徒の活動を観察しながら、適宜相談に乗った るか観察する。
り、助言したりすることで、話し合いが活発に ・・・【 B 】
進むように配慮する。
・学習シートにグループの意見を記入させる。
・発表を行い、他のグルー
プの発表を聞き、質問や
疑問を考える。
・机を元に戻し、発表者に注目させる。
・他のグループの発表を聞き、メモをとらせるこ
とで理解を深められるようにする。また、発表
者への質問・疑問を考えさせる。
ま
と
め
10
分
・本時の内容について感想
を学習シートに書き、発
表する。
・次時への見通し、関心を
持つ。
・生徒の感想から、本時のまとめを行い、良い部 ・学習シート
分を引き出し、理解を深めさせる。
・・・【 B 】
・本時の学習内容から、次時の環境対策のための
法律や環境基準について興味・関心を持たせ
る。
57
英語(コミュニケーション英語Ⅰ) 学習指導案
School:
Instructor:
Date:
Class:
1.
Text
2.
単元の目標
Yuri Technical High School
Shunji Sato
June 19, 2014
1S (16 boys and 2 girls)
All Aboard! English CommunicationⅠ(TOKYO SHOSEKI)
Lesson 3 Kawaii Culture
・世界の不思議な法律について学び、それらが生まれた背景について考える。
・S+V+O1+O2 [=that 節] 、助動詞+受け身、S+V+O+C [=現在分詞]の用法を理解
し使えるようになる。
3.
生徒の実態
出席番号が前半の男子 15 名、女子 1 名のクラスである。入学当初のアンケートでは、
大多数が「英語が嫌い」、
「英語が苦手」であると答えており、基本的な文法や簡単な
単語さえもわからない生徒もいる。しかし、自ら進んで問題の答や自分の意見を発表
4.
指導計画
5.
本時の目標
しようとするなど、学習に対する態度は真面目で前向きな生徒も多い。
第 1 時:Part 1 (本時)
第 2 時:Part 1 復習、文法 第 3 時:Part 2 本文
第 4 時:Part 2 復習、文法
第 5 時:Part 3 本文
第 6 時:Part 3 復習、文法
第 7 時:まとめ
・法律を見ることによって、どんなことがわかるのかを理解する。
・スイスの法律について、賛成・反対の立場から自分の意見を発表できる。
指導過程
段 階
(分)
導 入
(2)
展 開
(5)
学習内容
Part (1) の導入
生徒の学習活動
話を聞き、質問に答える。
教師の活動及び
指導の留意点
・英語で簡単な質問を
評価の観点
する。
新出語句の確認
・新出語句をリピートし、そ
・フラッシュカードを
の発音と意味を確認する。
用いて新出語句の発音
と意味を確認させる。
(16)
内容理解
・CD を聞いて、プリントの
質問(T/F)に答える。
・質問に関することだ
けに集中して聞くよう
・正しく内容を読み
取っているか。[C]
に指導する。
(7)
音読練習
・教科書を見ながらプリント
・机間巡視をしながら
の質問 (英問/英答 )に答え
個々の能力に応じて手
る。
助けをする。
1) 一斉
・意味のまとまりや、
2) 各自
リズムに注意をさせて
3) ペア
音読させる。
・協力して読ませる。
(7)
まとめの活動①
・グループで相談しながら、
・グループ内で協力し
・協力して取り組ん
(グループワーク)
語 句 を 正し い 順番 に 並び 替
て取り組むように指導
でいるか。[A]
え、英文を作る。
する。
・正しく文を組み立
・完成した英文をグループ代
てているか。[B]
表がクラスで発表する。
まとめ
(13)
まとめの活動②
・本文で学んだスイスの法律に ・各 グループのつまずき
・英語で自分の意見
(グループワーク)
ついて、「賛成・反対」の立場
から自分の意見を書かせ、グル
いるか。[B]
に応じて手助けをする 。 を発表しようとして
ープ内で発表させる。
評価の観点
A:関心・意欲・態度
58
B:表現の能力
C:理解の能力
D:知識・理解
英語(コミュニケーション英語Ⅰ) 学習指導案
授業者:
秋田県立由利工業高校
遠藤 優美子
1.
教科書
日 時:
平成 26 年 9 月 16 日(火)2 校時
学 級:
1 年 M 組(35 名)
All Aboard! Communication English Ⅰ(東京書籍)
Lesson 7 Living on Ice
2.
単元の目標
・南極に生息するコウテイペンギンが絶滅の危機に瀕している事を理解する。
・現在完了を用いて、自分の経験を表現することができる。
3.
生徒の実態
男子のみ 35 名のクラスである。元気が良い生徒が多く、発表の場面でも臆することな
く堂々と発表をすることができる。生徒の英語のレベルは様々ではあるが、どの生徒も
前向きに授業に取り組んでいる。普段から反応が良く、分からないことがあっても、き
ちんと質問をしたり、お互いに教え合ったりすることのできる雰囲気の良いクラスであ
る。
4.
指導計画
5.
本時の目標
1 時間目:導入・本文 2 時間目:本文復習 3 時間目:文法(説明・演習)
4 時間目:言語活動(本時)
・
「~したことがある」という文を書いたり、読んだり、聞いたりすることができる。
・現在完了を用いて、自分の行ったことのある場所について説明することができる。
6. 本時の展開
時間
学習内容
生徒の学習活動
教師の活動及び指導の留意点
評価の観点
Warm up & ・教師の英語の質問に英語で答える。 ・簡単なやりとりを通して、既 D 既習事項の確認が
前時の復習
12
10
・同じ質問を英語で言える。
習事項に関して思い出させる。
できているかどうか。
・絵を見ながら「~したことがある」 ・動詞の過去分詞を丁寧に確認
言語活動①
という文を作る。
する。
・教師の日本語を英語に直す。
・適宜ヒントを与える。
・与えられた動詞を用いてペアで
「~
・ペアで協力して文を作るよう B
「~したことがある」
したことがある」という英文を作る。 に促す。
という文を正しく作
・作った文を発表する。
れているかどうか。
・発表された文を書き取る。
・発表をきちんと聞くように指
導をする。
15
言語活動②
・インタビューゲーム
②に関して、どのような質問を A 他者とコミュニケ
①インタビューされる人 15 名
するのかを確認する。
(人物設定は 5 名分)
①に関して、答え合わせの際に を完成させることが
②インタビューする人 30 名
聞き取りをしながらプリントを できているかどうか。
(人物設定された 5 名に関してどこ
完成させる。
ーションを取り、課題
で何をしたのかを英語で聞く)
13
まとめ
・自分が行ったことのある国や県に
・モデルの文を参考にして、自 B 自分の事を表現し、
ついて3文以上で説明をする。
分の経験を書くように促す。
・発表する。
伝えることができて
いるか。
評価の観点 A:関心・意欲・態度 B:表現の能力 C:理解の能力 D:知識・理解
59
英語(コミュニケーション英語Ⅰ) 学習指導案
12月11日(木曜日) 5校時
クラス 電気科 1年
指導者 木村 太郎
1.単元名
Lesson 10 Memories on Trees(All Aboard! Communication English I :東京書籍)
2.目 標
①フィンランドの人々のライフスタイルを知り、自分自身の生活との類似点や相違点に
ついて考える。
②比較表現を使い、自分や自分の身の回りのことについて表現する。
3.生徒の実態
27名(男子26名、女子1名)が在籍。諸活動に対して積極的な生徒が多く、発
表の場面でも臆せずに自己表現できる生徒が多い。中には英語を非常に苦手とする
生徒もいるが、ペアやグループでの活動を通して互いに教え合うなど、雰囲気がよ
く、まとまりのあるクラスである。
4.指導計画
1時間目:事前学習(文法)
3時間目:本文 p.89
5時間目:まとめ・復習
5.本時の目標
① フィンランドと日本の共通点や相違点を知る。
② 与えられた題材について、比較表現を使い共通点や相違点を表現する。
6.本時の展開
時間
学習内容
Warm-up
10 Oral Introduction
生徒の活動
トピックについて話す教師
の英語を聞き、背景知識を
学ぶ。
フラッシュカードで新出語
句を覚える。
ハンドアウトを穴埋めしな
がら語句の意味やつづり、
発音を確認する。
教師の指導・留意点
内容に焦点をあて、平易
な英語で理解させる。
Phrases
本文の中から意味ある言葉
のまとまりを見つける。
フレーズごとの意味を考
えながら読ませる。
Reading
Comprehension
本文の内容に関する教師の
質問に答える。
比較級を用い、フィンラ
ンドと日本の相違点を意
識させる。
Consolidation
比較表現を使い、与えられ
た題材について表現する。
(グループごとにワークシ
ートを完成させる)
比較のための材料を与え 比 較表 現を 理
る。
解し、正しく使
机間指導により、活動が う こと がで き
スムーズに行われるよう ているか【C】
支援する。
【C】理解の能力
【D】知識・理解
Vocabulary
20
20
2時間目:導入・本文 p.88(本時)
4時間目:本文の復習
評価の観点 【A】関心・意欲・態度
【B】表現の能力
60
評価の観点
積 極的 にコ ミ
ュ ニケ ーシ ョ
英語でペアワークを行わ ン を取 ろう と
せる。
しているか
【A】
工業(機械設計) 学習指導案
10月10日(金)3校時
クラス
機械科1年
指導者
1.単
元
2.目
第2章
標
機械に働く力と仕事
第3節
大塚
久司
仕事と動力 3.エネルギー
( 使用教科書:実教 「新機械設計」
)
・仕事の定義、道具の活用と仕事の原理を理解させる。
・エネルギーと動力の表し方・計算法を理解させる。
3.単元と生徒
エネルギーについて、変換、保存の法則を交えて考えながら、物体に働く力と仕
事・エネルギーの関係、機械エネルギーの計算方法を理解する。機械設計の基本段階で
あるので、「科学史」「技術の発達」などの話題も示しながら、「機械全体での位置づ
け」を確認しつつ興味・関心を高めていきたい。
4.指導計画
第3節
1.仕事(2)
仕事と動力(10 時間)
2.道具などを利用した仕事(4)
3.エネルギー(1)(本時)
4.動力(3)
5.本時の計画
(1)ねらい
・さまざまなエネルギーについて考えさせる。
・機械エネルギーを算出させる。
(2)展
開
学習活動
指導上の留意点
評
価
・前時の確認、本時の内容提示
さまざまなエネルギーの形について考え
導
入
(10)
る。
自由に発言させる。
・考えを積極的に発言して
発言のとりあげと板書の工夫
「生活しているなかで、どういうエネルギ
いるか。
機械エネルギーについては例示
【A・D】
ーを使っているか」
・エネルギーの変換、保存の法則
・エネルギーの定義、単位記号
について整理、理解する。
(教科書を読んで確認する)
展 開 ・機械エネルギーを求める式を考える。
(35) 「機械エネルギーはどういう式で求められ
るか」
・エネルギー保存の法則を確認する。
・他の発言を聞き考えてい
いろいろな形に変わる
るか。
総和は変わらない
【B】
「エネルギー=仕事をする能力」
・仕事を求める式を理解し
仕事を求める式から考えさせる。
ているか。
運動方程式から考えさせる。
【D】
・問題演習にとりくませる。
位置エネルギー
・機械エネルギーを求める
机間巡視
運動エネルギー
式を導くことができるか。
・問題解答
【A・B】
・問題演習(問28、問29)
・本時のまとめ
まとめ
(5)
・板書を確認させる
・板書とノートで確認して
機械エネルギー(位置・運動)について
物理「運動量保存の法則」について話
確認する。
す。
A:関心・意欲・態度
61
いるか。
【A・D】
B:思考・判断・表現
C:技能
D:知識・理解
工業(電子技術) 学習指導案
10月10日(金)3校時
クラス 電気科 2年
指導者 大 嶋
靖
1.単
元
第3章 アナログ回路の基礎 第1節 増幅回路の基礎 3.基本増幅回路
( 使用教科書:オーム社「電子技術」 )
2.目
標
・トランジスタのエミッタ接地回路による増幅回路について理解させる。
・動作波形から電圧増幅度の求め方を理解させる。
3.単元と生徒
男子 23 名、女子 2 名、計 25 名のクラスである。全体的に素直で落ち着いて学習に取り組
む生徒が多い。
トランジスタについて今まで基本的な動作を説明し、実習で実際に確認してきたが、さ
らに増幅作用について理解を深めさせ電気科の学習に積極的に取り組む姿勢を育てたい。
4.指導と評価の計画
第1節 増幅回路の基礎( 9 時間)
1.増幅回路の原理(1)
2.電流増幅作用(1)
3.基本増幅回路(本時)(3/3)
4.接地方式(1)
5.等価回路(1)
6.増幅度と周波数特性(2)
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
C:技能
D:知識・理解
・学習環境が整っている。
・動作波形を正確に丁寧に作図し
ようとしている。
5.本時の計画
(1) ねらい
・入出力電圧・電流の波形に
ついて説明できる。
・直流負荷線を引き、動作点
を求めることが出来る。
・電圧増幅度を求めることが
出来る。
動作波形を作図し電圧増幅度の求め方を理解させる。
(2) 展 開
学習活動
導 入
(5)
評価
・前時の学習内容を振り返る。 ・学習環境が整っているか確認する。
・本時の目標を確認する。
・本時の目標をノートに書かせる。
「トランジスタの電流増幅と
電圧増幅はどのように行わ
れるか」
・直流負荷線を引く。
・動作点を決める。
展 開
・入出力電圧・電流の波形を作
(40)
図する。
・電圧増幅度を求める。
「今の説明をさらに分かりや
すくするための、補足などあり
ませんか」
まとめ
(5)
指導上の留意点
・作図から増幅を求めさせることを
主眼に置き、図示しながら丁寧に
・丁寧に正確に作図するこ
説明する。
とができるか。
【A・C】
・机間巡視で生徒の取り組み状況を
確認し、必要に応じて助言する。
・動作波形と電流増幅・電
・代表者に説明させる。
圧増幅の関係を考える
・説明に対して、もっと分かりやす
ことができるか。 【B】
くなる補足や言い換えなどがな
いか発言を求める。
・本時のまとめ
・板書を確認させる。
・動作波形をどのように活
・電流増幅度について確認す ・本時の学習について質問がないか
用するのか理解してい
る。
確認する。
るか。 【D】
62
工業(工業化学) 学習指導案
10月10日(金)3校時
クラス 環境システム科 2年
指導者 堀井 和弥
1. 単
元
第7章 化学反応と熱・光 ( 使用教科書:実教出版 「工業化学1」 )
2. 目
標
・化学変化には必ず熱の出入りがあることを理解させる。
・ヘスの法則を利用し、連立方程式を解くように反応熱を求めることができるようにする。
3. 単元と生徒
男子32名、女子3名、計35名の明朗快活なクラスである。高い基礎学力を有する生徒もい
るが、理解に時間を要する生徒が多い。
私たちは、燃料が燃えるときに生じる熱を生活や産業の中で利用している。燃焼以外でも、化
学反応には必ず熱の発生・吸収が伴い、反応前後の物質が持つエネルギーの差が反応熱として現
れることを図も用いながらイメージさせたい。
4. 指導と評価の計画
2節 化学結合とエネルギー(6時間)
1.ヘスの法則(4時間:本時3/4)
2.結合エネルギー(2時間)
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
C:技能
・授業に向かう態勢が整ってい
る。
・反応熱の種類について説明で
きる。
・グループ学習で、班員と積極的
に意見交換している。
5. 本時の計画
(1) ねらい
(2) 展 開
・エネルギーの差を表す図を
描くことができる。
・熱化学方程式を書くことができ
る。
・熱化学方程式から化学反応を
・ヘスの法則を利用して反応熱を
説明することができる。
求めることができる。
グループでの学び合いを通して反応熱の求め方を理解させる。
学習活動
・前時の学習内容を振り返る。
導 入
(5) ・本時の目標を確認する。
展 開
(40)
D:知識・理解
指導上の留意点
評価
・学習環境が整っているか確認する。
・本時の目標をノートに書かせて学
習内容を認識させる。
・消去法と組立法の考え方につい
・計算の方針を立てさせることに主
て学ぶ。
・演習問題に各個人で取り組んだ
後、答えが合っているかグルー
プ内で話し合い、お互いに学び
合う。
眼を置き、初めから熱化学方程式
いて積極的に意見交換してい
を与えて解かせる。
る。
・机間巡視でグループの状況を確認
【A・B】
し、必要に応じて助言する。
・代表者が適切な解説をしているか、 ・反応熱を計算で求めることがで
「
『消去法』と『組立法』のどちら
を用いて計算しましたか」
注視させる。
・よい発言はタイミングよく取り上
げ賞賛する。
・代表者が黒板を用いて解答を導
く過程を説明する。
・本時の学習内容をまとめる。
まとめ
(5) ・次時の学習内容を確認する。
・課題を解くにあたってのヒントを
提供する。
・ポイントを絞った予習の指示をす
る。
63
・計算の仕方・解き方の方針につ
きる。
【D】
工業(環境情報) 学習指導案
11月 7日(金曜日) 6校時
クラス 環境システム科 3年
指導者 根守 潤 森合清輝 堀井和弥
1. 大気の環境 ~ 地球温暖化の検証~
2. 目標
・班員と協力し、第三者に対して説得力のある発表を行う。
・環境問題に対して、自分自身がどのように関わっていくべきかについて考える。
3. 単元(題材)と生徒
男子27名、女子4名、計31名の明朗快活なクラスである。高校生活3年間の中でお互いの得意不
得意分野を理解しているため、
資料の準備や発表を通して、
学習目標に向かって協力する力も育みたい。
本単元では、由利本荘市および県庁所在地の年平均気温の変化から地球温暖化について考える。
4. 指導と評価の計画
C:技能・表現
D:知識・理解
授業観察
A:関心・意欲・態度
授業観察
提出課題・発表の様子
提出課題・発表の様子
【標準】単元の内容に対して意
【標準】パソコン操作等を適切
【標準】Word や Excel 等を用い
【標準】適切な語句を用いて課
欲的に取り組もうとしている。
に行っている。
てレポートの作成ができる。
題に対する説明ができる。
【応用・発展】学習成果を活かし
【応用・発展】課題に対してパソ
【応用・発展】第三者に対して分
【応用・発展】第三者に対して説
て新たな課題に取り組もうとし
コンソフト等を適切に選択して
かりやすいレポートである。
得力のある説明ができる。
ている。
活用している。
①
②
B:思考・判断
*能力
*想定できる学習活動
問いに対して、情報を
読解、視聴、観察、実験
収集する
等
情報を既有知識と結び
予想、問題解決、図式
つけ、自分の出発点と
化、モデル化、自己説
なる考えを創る
明等
自分や他者の異なる
③ 考えと比較し、関連づ
ける
複数の考えを統合し、
④ よりよい解や知識・モ
デルを発見・構成する
解や知識を適用し、次
⑤ の問いや仮説、学ぶべ
きことを見つける
話し合い、概念地図化
等
発表、クロストーク、
レポート等
振り返り、質問生成、
調べ学習等
指導計画
評価計画
インターネット調べ(気象庁 site),
DVD 視聴(気候大異変,NHK),
動画視聴(2050 年の天気予報,世界気象機関)
(9/12,9/19,4 時間)
A,B
ポスター作成(Word),グラフ作成(Excel),GIS
マップ作成(Mandara),以上各自
(1学期 6 時間,9/26,10/3,4 時間)
A,B,C,D
各自の資料をもとに班別討議
(10/31,2 時間)
○プリント(発表時の質疑への回答)(本時)
A,C,D
班別発表のための討議とまとめ
(11/7,1 時間)
○グループ発表本番 (本時)
A,D
別紙評価シート
なぜ地球温暖化懐疑論があるのか?
A,C
(世界として、個人として)地球温暖化を解決する
ためにできることは何か?レポートの作成
(次時 2 時間)
*文科省,21 世紀型能力,http://www.nier.go.jp/05_kenkyu_seika/pf_pdf/20130627_4.pdf
64
5. 本時の計画
(1) ねらい 適切な語群(カード)を用いて、事前に作成した資料を活用して発表を行う。
※3 人編成 T1~T3
※PC およびプロジェクター使用
学習活動
指導上の留意点
評価
 本時の目標、進め方について理  チームワーク等、評価の観点と本 A
解する。
時 の 目標 につ いて 理解 させ る ※観察
(T1)
。
(2) 展 開
導
入
(5)
発表は、
 到達目標、発表評価について理  結論、根拠(資料提示)
、まとめを
解する。特に、
「説得力」の有り
述べさせる。
(資料は、作成済み GIS マップや WORD 等)
無しについて考える。
 発表を聴く前の自分自身の考え  語句カードを使わせる。
(語句カードは、
「DVD 要点まとめ」生徒提出プ
をワークシートにまとめる。
リントからピックアップ)
質疑応答は、
 事前設定質問については、班とし
ての意見を述べさせる。
 発表
 司会(T1)
発表者,語句カード担当者,質疑  机間巡視等適宜
応答者がそれぞれの役割を果た
す。
(5~6 人編成,全 6 班,転換・質  班編成は、科目成績を加味して力量
疑応答込み 5 分間)
を平均化する。
A,D
※班を評価
 チームワーク
≪説得力≫
 質疑応答の内容
 適切な語句選択と
資料提示
 聴く
 事前設定質問者は生徒。あらかじ
なるべく下を見ずに要点のメモを
め発表者等と同様に役割分担して
取る(耳+目+心の聴く姿勢)
。
おく。
GIS マップ,語句カード
展
開
(30)
は共通素材。それをいか
に編集し、分かりやすく
説得力のある発表にす
るか。班として。
 事前設定質問応答
①「その結論を後押しするために
は、平均気温の他にどのようなデ
ータが必要と考えられますか?」
②「それはなぜですか?」
ま
と
め
(15)
 ワークシートへの記入を行う。
 次時の確認を行う。
 メモをもとに清書させる。
65
A,D
※提出シート事後評価
工業(建築構造) 学習指導案
日 時
クラス
指導者
: 11月19日(水)2校時
: 土木・建築科 1年
: 小松 正弘
1. 単元名
第2章
木構造
7節
床組
( 使用教科書: 実教出版「建築構造」 )
2. 単元目標
(1)木材の選び方や組立て方の違いにより様々な構造形式があることを紹介し、木構造を
構成する木材の性質や構造法の特徴を理解させる。
(2)具体的な骨組の構造法や構造計画のあり方から詳細な接合・補強の方法などを理解
させる。
(3)仕上げでは建築物各部位に求められる性能を理解させ、建築物の目的に応じた仕上げ
方法を把握させて、木造建築物の構造設計技術の要点を学習させる。
(4)継手・仕口や接合金物などの名称・形状・対応する応力の種類などについて理解させ
る。
(5)開口部に要求される性能や納まり、建具の種類と取り付け方の違いなどを理解させる。
3. 単 元(題材)と生徒
男子21名,女子14名のクラスである。やや温和しいクラスの雰囲気から受動的な面も
あるが、学習意欲や関心も高く基本的な授業態度は良好である。定期考査における知識理解
は平均7割である。建築の基礎科目で学習内容の説明を聞いたり、部材名称等を覚えるとい
うことが多い科目であり、模型等を提示しながら興味を持たせるようにしている。
4. 指導計画
木構造〔計 46h〕
1節 構造の特徴と構造形式〔3h〕
3節 木材の接合〔3h〕
5節 軸組〔11h〕
7節 床組〔3h〕・・・・・本時1/3
8節 階段〔1h〕
10節 外部仕上げ〔1h〕
12節 木造枠組壁構法〔1h〕
2節 木材〔4h〕
4節 基礎〔4h〕
6節 小屋組〔5h〕
9節 開口部〔8h〕
11節 内部仕上げ〔2h〕
5. 本時の計画
(1) ねらい
①身近な題材を取り上げ、床の種類や役割などに興味をもたせる
②自分の考えを友人に伝え、友人の考えをしっかり聞きながら整理させる
(2)評価規準
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
C:技能
D:知識・理解
製図の学習内容を基に 木材の樹種や特徴・性 木構造における荷重の 各部材の名称や役割を
木構造のつくりに関心 質を判断し説明できる 流れをイメージし、イ 正しく記述できるか
をもっているか
か
ラストなどを描くこと
ができるか
66
(3) 展 開
学習活動
導
入
(5)
展
・指導者の話に注目する
・前時までの内容を確認す
る
・本時の目標を確認する
・整理の仕方を説明する
・写真と模型で土台と大引
きや根太,梁床の実際の
造りを考えながら理解す
る
・1階床組と2階床組、それ
ぞれの造りをイメージさせ
る
・代表者に模型の部材に触れ
させ、根太の強度をイメー
ジさせる
・1階と2階それぞれの床
組に要求されることを考
える
「よい床とは、どんな床なの
か考えてみよう」
・整理した内容を友人と確
認し合う
・確認した内容を発表する
・本時の内容を振り返り、
発表する
評価の観点
A:関心・意欲・態度
評価
・これまでの学習内容を思い
出させる
・本時の目標を示し、内容を
イメージさせる
・自宅の床について考える
「なぜその床仕上げなのか
考えてみよう」
・床の種類や特徴を友人と
確認し合う
・確認した内容を発表する
開
(35)
ま
と
め
(10)
指導上の留意点
・机間指導をしながら、話し
合いが活発になるように促 ・床仕上げの種類をたくさん
す
上げている(A)
(B)
・発表を聞く生徒には、メモ
をとらせる
・机間指導をしながら、話し
合いが活発になるように促 ・適切な理由をたくさん上げ
す
ている(B)
(D)
・発表内容を整理し、必要に
応じてメモをとらせる
・机間指導をする
・発表者が話すときには、作
業をやめて聞く姿勢をとら
せる
B:思考・判断・表現
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C:技能
D:知識・理解
工業(建築計画) 学習指導案
日 時: 平成26年6月25日(水)
教科書:
建築計画 (実教出版)
授業者:
小松 正弘
1 単元
第4章
住宅の計画
2
全体計画
2 単元目標
身近にある独立住宅を例にして、住宅計画の基本的な手法について製図と関連づけて理解さ
せる。
3 生徒の実態
第3学年、男子26名、女子2名のクラスである。問いに対する発言が少なく、消極的なと
ころがある。しかし、一度作業などが軌道にのると長時間集中して行うことができるので、導
入部分で生徒の心を引き付けることを意識している。
4 単元指導計画
住宅の計画〔計 30h〕
(1)住宅の意義〔2h〕
(3)各部の計画〔18h〕
(2)全体計画〔10h〕
・・・・・本時4/10
5 本時のねらい
教科書の「図2 配置計画の例」をもとに、住宅の配置計画に関する基本的な手法と考え方
を理解させ、自宅の配置状態を分析することを通じて実際に活用できるようにする。
6 授業展開計画
①関心・意欲・態度
過程
導入
学習内容
②思考・判断
学習活動
・学習環境の整備
・学習資料等の準備をする
・本時の目標確認
・前時の内容を復習した上で、
本時の目標を確認する
(5)
③技能・表現
④知識・理解
指導上の留意点
評価の観点
・これまでの学習内容を思い出
・積極的に参加しているか①③
させる
・本時の目標を示し、内容をイ
・これまでの学習内容が理解で
きているか④
メージさせる
・配置計画の基本
事項
・図2「配置計画の例」をもと
・図2「配置計画の例」をもと
・積極的に参加しているか①③
に、基本事項の留意点を理解
に、要点を具体的に説明する
・ノートをしっかりとっている
する
・新用語の意味を、例を用いて
・新用語の意味を理解する
説明する
成させようと努力しているか
展開
(35)
・演習
・自宅の配置図(略図)をフリ
ーハンドで描く
・配置図の描く手順を説明する
・机間指導をする
・自宅の配置の状態を分析する
・早く完成した生徒には、配置
図を更に詳細に記入させる
・分析結果の発表
整理
(10)
か①③
・丁寧に、かつ早く配置図を完
・本時のまとめ
・特徴的な作品の生徒には発表
・発表者が話すときには、作業
させる
をやめて聞く姿勢をとらせる
・発表者の分析結果を理解する
・次回の授業内容の予告をする
・ノートやプリントを振り返る
①③
・配置計画の基本事項を確認し
ながら、深く分析作業に取り
組んでいるか。①③
・発表者の話をしっかり聞こう
としているか①
・自分のノートやプリントを整
理し、自ら理解しようとして
いるか①③
68
工業(建築法規)学習指導案
10月10日(金)3校時
クラス 建築科 3年
指導者 渡 辺
義久
1.単
元
個々の建築物にかかわる規定 ( 使用教科書:実務出版 「建築法規」 )
2.目
標
防火と避難に関する建築基準法と消防法の規定のあらましや相互の関連と、建築の計画や設
計に必要となる基本的な事柄について具体的な事例に即して理解させる。
3.生徒の実態
第3学年、男子31名、女子2名の建築科クラスである。全体的に物静かでおとなしい生徒
が多い。
4.指導計画
第2章 個々の建築物にかかわる規定( 9 時間)
1.
一般構造についての規定 (2)
3.防火と避難についての規定
(本時)( 3/3 )
2.
構造強度についての規定 (2)
4.建築設備についての規定
(2)
5.本時の計画
(1)ねらい
(2)展
なぜ住宅用火災警報器が義務化になったのかを理解させる。
開
学習活動
導
入
・本時の目標を確認する。
指導上の留意点
評価の観点
・学習環境が整っているか確
認する。
(5)
・火災警報器の種類を確認する。 ・話を聞く姿勢をとらせる。 ・説明を聞こう、問題を解こうと
「住宅用火災警報器とはどのよ
うなものだろう。」
「何に反応し、どの空間に必要か
考えてみよう。」
する意欲があるか。
【観察 A】
・警報器はどのようなものに
感知するか考えさせる。
・設置が必要な場所はどの空
・消防法で義務付けられているの
はどの種類の警報器であるか。
間なのか考えさえる。
展
開
(40)
・設置が義務化になった時期は
いつか。
・住宅火災についての問題を ・積極的に話し合いに参加してい
グループで考え根拠も含
・住宅火災について検証してみ
る。(グループ討議)
・自分で予想したものと比較す
め発表する。
・討議が活発になるよう支援
する。
るか。
【観察 A・B】
「自分はこんな経験をした。」
「○○が関係しているかも。」
・お互いの考えを認め合い、違い
る。
について話し合うことができ
・設置有無について、その効果
る。
を検証する。
【観察 B・D】
「なるほど」、「同じ考えだ」
・本時の学習内容を振り返る。
・説明するときは、作業をや ・なぜ住宅用火災警報器が義務化
まとめ
めて聞く姿勢をとらせる。
(5)
・本時の学習について質問が
ないか確認する。
A:関心・意欲・態度
B:思考・判断・表現
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になったのかを理解している
か。【観察 D】
「理解することができた。」
C:技能
D:知識・理解
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