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16 自然探訪型サイクルツーリズムの聖地づくりサイクル・ロゲイニング

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16 自然探訪型サイクルツーリズムの聖地づくりサイクル・ロゲイニング
16
自然探訪型サイクルツーリズムの聖地づくり
サイクル・ロゲイニング・ヒノハラ事業
企画提案者 : 横川観光(株)・(一社)檜原村観光協会
自 治 体 : 檜原村
事業実施者 :(株)プランニングネットワーク
対象地域 : 檜原村
現状・課題
成 果
檜原村ではサイクリストを新たな観光誘客ターゲットとしているが、現在サイクリストが訪れているのはコ
❶北秋川エリアへの回遊促進
ースとして設定されている場所に限られ、村内周遊や観光消費に結びついていない。
・北秋川エリアの「旧藤倉小学校」・「檜原きのこセンター」
また、観光関連事業者の側でもサイクリストは観光客としてターゲットになっていないため、地域情報が
がお気に入りポイントとして高評価
適切に発信されていない。そこで、サイクリストを誘致するため、サイクリスト向けの地域資源を掘り起こし、
・「風張林道」からの見通しの良さが高評価
自転車で村内を巡るイベントとして「サイクル・ロゲイニング・ヒノハラ」を開催し、地域発信と村内での受
入体制の整備を図る。
❷自転車の新しい楽しみ方としてロゲイニングの可能性を把握
・参加前の期待度 64.0 点→参加後の評価は 91.5 点
実施内容
❸観光資源としての急坂の掘り起し
きのこセンター前の坂道
・長い急坂を上りきった達成感が評価を高めている
❶サイクル・ロゲイニング・ヒノハラ事前調査及びマップの作成
・関東近県のサイクリングイベントを収集し、檜原村のサイク
ルツーリズムの特徴を整理
❹テーマ型サイクリングの可能性を把握
・檜原村を訪れているサイクリストにアンケートを実施し、マ
・地域の「食」に関心の高いサイクリストがいることを把握
ーケティング調査を行った
❺サイクリングイベントの受入体制の構築
・サイクリストの立寄りスポットとして抽出した 42 の地域資
源から、サイクル・ロゲイニング・ヒノハラのチェックポイ
ポイントを探して写真撮影
・6人の運営スタッフで 100 名程度の受入が可能であること
を確認
ントを 29 地点設定
・サイクル・ロゲイニング・ヒノハラ用のマップ、サイクリング
風張林道からの眺望
マップを作成
課 題
❷サイクル・ロゲイニング・ヒノハラの企画・実施
・会場設定:檜原村総合グラウンド
① サイクリングイベントの魅力向上 ・運営体制の構築:村民サイクリストを含む6名で運営
制限時間内に揃ってゴール
② サイクリストのマナー向上
・サイクリストの募集:近隣のサイクリングチームを招待する
③ サイクルツーリズムに対する村民の協力拡大
とともに、Web サイトで募集
④ サイクルツーリズムの基盤の充実化
・実施時期の設定:平成 26 年 11 月 30 日(日)に実施
今後の展開
❸イベントの広報活動
「ひのはらいど」Web サイト、フェイスブックサイトの立ち上げ
①ロゲイニングイベントのルールやチェックポイントの見直し、車種別などカテゴリーに分けて得点を競う要
アフターパーティで戦略を披露
素を組み入れ、檜原村独自のサイクリングイベントを継続開催していく。
❹イベント後の効果検証・
聖地化への検討
②「ひのはらいど」のPR活動でマナーを紹介していくなど 10 のマナーを理解しているサイクリストを増やし
ていく。
③村民・近隣住民対象のサイクリングイベントや体験プログラムの実施などサイクルツーリズムに関する村
内の協力体制を整えていく。
④サイクルステーション機能の充実、チューブシステムの普及・拡大、サイクリストの視点でのサイン類整
備などサイクリング環境を整えていく。
「ひのはらいど」
Webサイト
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サイクリングマップ
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