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おかやま文化地図 / 山陽新聞

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おかやま文化地図 / 山陽新聞
美術家太田E郎宝四︶=津山市北
園町=が、インスタレーション
に使う使用済み切手を手に笑
う。
和紙に閉じこめた植物の種子
ぷ
J ー
結婚を機に岡山に転居。﹁面白
川崎医療福祉大講梢の真鍋克
幹事を務める。 一
た版圃の延長に切手が存在する
11
。︰も、顕微
9顎ベい
自の技法で取り組むのはタイ
長野市ご身武蔵野美術大デ
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岡山県里庄町里見。新聞紙や和るという一
るつ
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一く
つ作
陽業
をに
置引
く作業に引で大貢を受貢した・丑本グラフ
いと思った風景が表現できなく
己︵Jル︶=倉敷市中庄
かれ﹂、独学で始めた。七E年、ィックデザイナー協会岡山地区
て﹂と九四年から現在の方法に
変えた。木版時代と共通するの鏡でとらえた生物の細胞をデジ
とに気付き、小さな世界に表現
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開
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、自宅近くの公園や後楽園なは、段ボールや植物の葉や枝な
は林道などの﹁自然と人工物のタルプリントにする。一逆に﹁デ
の可能性を求めた。
写真で風景を再構成する安藤ど日常の風景を新たな視点で見
紙に色彩豊かな架空の国旗をプ
なった兵士の肖像、被爆した地
一九九四年、妻の故郷津山市
清和宝五︶=岡山市住吉町目の出せる。
や、漂流物、戦争で行方不明に
蔵などの写真をモチーフに印刷
に居を構えた。つやまアートフ
発点は木版圃。﹁写真は材料の ﹁手の痕跡を残した銅版の良
銅版画をコンピ
かしたミニチュ戸の家や舟の写
孚竹大津市目は、七ントをぼ
田中孝
ユーターに取り
真を元にしたシルクスクリーン
版圃を地元に根付かせたい﹂と
で国際的に活躍する。谷新しい
た画像を加え、
九五年の同大開学時から指導。
同大教授で美術家の高橋秀︵七四︶
=倉敷市玉島黒崎=とともに倉
倉敷芸術科学大次から美術編・日本
リーンを制作。 今回で美術編・
方、シルクスク ◇
て活躍する一
終わり、
︵文中敬称略︶
デザイナーとし動を見守るご 一一
でグラフィック期生の福森優太︵二七︶らの創作活
大卒業後、大阪田匡範言︶ヽ松居邦盟一ハ︶ヽニ
現職。大阪芸術敷市を拠点にする一期生の小山
二〇〇〇年から
大阪市出身。
プリントする。
の写真を加工し
込み、植物など
︵J一︶=同市今。
講師の青木耶
川崎医療福祉大
によるインスタレーションを展や空開の要素が加わった作品津下勝年︵四九︶=岡山市中尾=
リントしたミニチュアフラッグ接点となる風景﹂の表現.時間ジタルではできないむのを﹂と
した切手型作品で知られる。時
ェスティバルヘの協力や、同市
一つで″版″という意識は同じ﹂さとデジタル技術を融合させた ]
﹁1枚1枚張り合わせるという手作業を入れ
大学院︵○四年ます。
美術編・版画
ないと作品にならない﹂と話す安藤清和氏
や時間
開、場所、自然をテーマにした
の舟宿跡をギャラリーにするな
どアートを核にした町づくりに
も取り組む。切手の機能がそう
であるように人と人、人と社会
をつなぐ作品を目指す。
太田のように従来の版圃の枠
に収まらず、多様な表現に挑む
作家信多い。岡山県立大教授の
吉原直彦︵四八︶=岡山市内山下=
は、旧姓の難波直彦で活動。初
めシルクスクリーンだったが、
九〇年後半から空間をデザイン
するアートに力を入れる。近年
はアクリル板に水島コンビナー
トの写真をプリントしたインス
タレーションなどを発表する。
木版と孔版を組み合わせた独
團②顛表現をめぐって70
1¬--−
吉原 直彦氏
田中 孝氏
タイラ・コウ氏
作品は、東京国立近代美術館や
L.−−一赫一噛−−■−■■
﹁これも版圃の一種。小さく
i太田三郎氏。「アート
ソウル国立現代美術館などに収
|で暮らしを楽しくみ
|ずみずしくしたい」
て美しいでしょ。消印が押され
i網によるインスタレ
蔵され、国際的に評価される。
i−ションを制作申の
ると二重の意昧で版圃ですね﹂。
r"¨¨¨""'¨¨¨‘""¨¨りー‘--・
|使用済み切手と防鳥
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