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8/27(水)提出分
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-3-
11
9/9(火)追加提出分
1
国有林野の売払いの基準については、「国有林野処分の実施方針につい
て(抜粋)」を提出頂いたが、当該方針の法令上の根拠をご教示願いたい。
また、当該方針は極めて抽象的なものにとどまっているが、国有林野の
売払い及び貸付けについて、更に詳細に定めている基準があれば頂きた
い。
1
国有林野を含む国有財産は、行政財産及び普通財産に区分される(国有財
産法第3条)。行政財産はすべて国において必要な用に供し、又は供するも
のと決定したものであり、売り払いができない(国有財産法第18条第1項)。
これは、行政財産が国の行政目的を遂行するための物的手段であり、国有
の公物であることから、その本来の用途又は目的が阻害されるおそれがある
ことを防止するためである。(「平成6年改訂国有財産法詳解」参照)
林野庁が所管する森林経営用財産は、行政財産に分類されており(国有財
産法第3条第2項第4号)、原則として売払い等の対象としない。
2
一方、国有林野事業においては、国有林野の活用によりその所在する地域
における産業の振興又は住民の福祉の向上に寄与することを管理経営の目標
の一つにしている。(国有林野の管理経営に関する法第3条)。
このため、公用、公共用や公益事業の用に供するときなどで、国有林野の
有する公益的機能の維持増進その他国有林野事業の使命達成上支障がない国
有林野に限って、限定的に売払い等ができることとしており、一定の基準を
示しているところである(国有林野の管理経営に関する法律第7条及び第8条
に規定)。
-1-
(参考条文)
○国有財産法(昭和23年6月30日法律第73号)(抄)
(国有財産の分類及び種類)
第三条
2
国有財産は、行政財産と普通財産とに分類する。
行政財産とは、次に掲げる種類の財産をいう。
一
公用財産
国において国の事務、事業又はその職員(国家公務員宿舎法
(昭和二十四年法律第百十七号)第二条第二号 の職員をいう。)の住居
の用に供し、又は供するものと決定したもの
二
公共用財産
国において直接公共の用に供し、又は供するものと決定し
たもの
三
皇室用財産
国において皇室の用に供し、又は供するものと決定したも
の
四
森林経営用財産
国において森林経営の用に供し、又は供するものと決
定したもの
3
普通財産とは、行政財産以外の一切の国有財産をいう。
(処分等の制限)
第十八条
行政財産は、貸し付け、交換し、売り払い、譲与し、信託し、若し
くは出資の目的とし、又は私権を設定することができない。
2
前項の規定にかかわらず、行政財産は、次に掲げる場合には、その用途又
は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は私権を設定することができ
る。
一
国以外の者が行政財産である土地の上に政令で定める堅固な建物その他の
土地に定着する工作物であつて当該行政財産である土地の供用の目的を効果
的に達成することに資すると認められるものを所有し、又は所有しようとす
る場合(国と一棟の建物を区分して所有する場合を除く。)において、その
者(当該行政財産を所管する各省各庁の長が当該行政財産の適正な方法によ
る管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該土地を貸し付けるとき。
二
国が地方公共団体又は政令で定める法人と行政財産である土地の上に一棟
の建物を区分して所有するためその者に当該土地を貸し付ける場合
三
国が行政財産である土地及びその隣接地の上に国以外の者と一棟の建物を
区分して所有するためその者(当該建物のうち行政財産である部分を所管す
ることとなる各省各庁の長が当該行政財産の適正な方法による管理を行う上
で適当と認める者に限る。)に当該土地を貸し付ける場合
-2-
四
国の庁舎等の使用調整等に関する特別措置法 (昭和三十二年法律第百十
五号)第二条第二項 に規定する庁舎等についてその床面積又は敷地に余裕
がある場合として政令で定める場合において、国以外の者(当該庁舎等を所
管する各省各庁の長が当該庁舎等の適正な方法による管理を行う上で適当と
認める者に限る。)に当該余裕がある部分を貸し付けるとき(前三号に掲げ
る場合に該当する場合を除く。)。
五
行政財産である土地を地方公共団体又は政令で定める法人の経営する鉄
道、道路その他政令で定める施設の用に供する場合において、その者のため
に当該土地に地上権を設定するとき。
六
行政財産である土地を地方公共団体又は政令で定める法人の使用する電線
路その他政令で定める施設の用に供する場合において、その者のために当該
土地に地役権を設定するとき。
3
前項第二号に掲げる場合において、当該行政財産である土地の貸付けを受
けた者が当該土地の上に所有する一棟の建物の一部(以下この条において「特
定施設」という。)を国以外の者に譲渡しようとするときは、当該特定施設
を譲り受けようとする者(当該行政財産を所管する各省各庁の長が当該行政
財産の適正な方法による管理を行う上で適当と認める者に限る。)に当該土
地を貸し付けることができる。
4
前項の規定は、同項(この項において準用する場合を含む。)の規定によ
り行政財産である土地の貸付けを受けた者が当該特定施設を譲渡しようとす
る場合について準用する。
5
前各項の規定に違反する行為は、無効とする。
6
行政財産は、その用途又は目的を妨げない限度において、その使用又は収
益を許可することができる。
7
地方公共団体、特別の法律により設立された法人のうち政令で定めるもの
又は地方道路公社が行政財産を道路、水道又は下水道の用に供する必要があ
る場合において、第二項第一号の貸付け、同項第五号の地上権若しくは同項
第六号の地役権の設定又は前項の許可をするときは、これらの者に当該行政
財産を無償で使用させ、又は収益させることができる。
8
第六項の規定による許可を受けてする行政財産の使用又は収益について
は、借地借家法 (平成三年法律第九十号)の規定は、適用しない。
-3-
○国有林野の管理経営に関する法律(昭和26年法律第246号)(抄)
第二条
一
この法律において「国有林野」とは、次に掲げるものをいう。
国の所有に属する森林原野であつて、国において森林経営の用に供し、
又は供するものと決定したもの
二
国の所有に属する森林原野であつて、国民の福祉のための考慮に基づき
森林経営の用に供されなくなり、国有財産法第三条第三項の普通財産とな
つているもの(同法第四条第二項 の所管換又は同条第三項 の所属替をさ
れたものを除く。)
2
この法律において「国有林野事業」とは、国有林野の管理経営(国有林野
と一体として整備及び保全を行うことが相当と認められる民有林野の整備及
び保全であつて、国が行うものを含む。以下同じ。)の事業をいう。
(国有林野の管理経営の目標)
第三条
国有林野の管理経営の目標は、国土の保全その他国有林野の有する公
益的機能の維持増進を図るとともに、あわせて、林産物を持続的かつ計画的
に供給し、及び国有林野の活用によりその所在する地域における産業の振興
又は住民の福祉の向上に寄与することにあるものとする。
(国有林野の貸付け、売払い等)
第七条
第二条第一項第一号の国有林野は、次の各号のいずれかに該当する場
合には、その用途又は目的を妨げない限度において、契約により、貸し付け、
又は貸付け以外の方法により使用(収益を含む。以下同じ。)させることが
できる。
一
公用、公共用又は公益事業の用に供するとき。
二
土地収用法 (昭和二十六年法律第二百十九号)その他の法令により他
人の土地を使用することができる事業の用に供するとき。
三
第六条の二第一項の計画に従つて整備される公衆の保健の用に供する施
設の用に供するとき。
四
放牧又は採草の用に供するとき。
五
その用途又は目的を妨げない限度において、貸し付け、又は使用させる
面積が五ヘクタールを超えないとき。
2
前項の規定により国有林野を貸し付け、又は貸付け以外の方法により使用
させる場合には、国有財産法第二十一条 から第二十五条 まで(鉄道、道路
その他政令で定める施設の用に供される土地に地上権を設定する場合にあつ
ては、第二十一条及び第二十三条を除く。)の規定を準用する。
-4-
第八条
第二条第一項第二号の国有林野を売り払い、貸し付け、又は使用させ
ようとする場合において、次に掲げる者からその買受け、借受け又は使用の
申請があつたときは、これを他に優先させなければならない。
一
当該林野を公用、公共用又は公益事業の用に供する者
二
当該林野を基本財産に充てる地方公共団体
三
当該林野に特別の縁故がある者で農林水産省令で定めるもの
四
当該林野をその所在する地方の農山漁村の産業の用に供する者
-5-
2
国有林野の売払いの事例をいただいたが、全体でどの程度の売払いが行
われているのか、過去の推移も含め、ご教示願いたい。
過去20年間の林野売払い実績は、以下の通り。
なお、売払面積は減少傾向にあるが、これは、公共事業の減少に伴い、「公
用・公共用用途(ダム、道路等)」の売払事例が減少したためである。
(単位:ha)
年度
林野売払面積
平成6年度
4,077
平成7年度
3,751
平成8年度
3,773
平成9年度
3,357
平成10年度
2,500
平成11年度
1,726
平成12年度
1,740
平成13年度
1,803
平成14年度
1,631
平成15年度
2,203
平成16年度
1,034
平成17年度
843
平成18年度
883
平成19年度
586
平成20年度
414
平成21年度
514
平成22年度
462
平成23年度
359
平成24年度
509
平成25年度
190
(参考)森林経営用財産(森林・原野)(行政財産)
758万ha
普通財産(森林・原野)0.3万ha
(※平成25年度末時点)
-6-
3
国有林野の貸付け等については、国有林野の管理経営に関する法律第
7条第1項において、可能な場合が規定されているが、
①この場合に限られている理由は何か
②この規定に基づき貸し付けた国有林野はないのか。貸し付けた件数と
具体的な事例をご教示願いたい(各号ごとに)。
1
国有財産法において、行政財産は、原則、貸付けを行うことができない(国
有財産法第18条)とされている。
2
国有林野は国有財産法上の行政財産であるが、国有林野は地域的分布の広
大さ、成立の沿革及び所在地域住民との密接な関わりといった特殊性から、
他の行政財産と同様一律の取り扱いとすることは、地元住民の協力を必要と
する国有林野の管理経営に支障を来すおそれがあるため、行政財産であって
も地元住民に貸付けを行うことが認められている。
3
その貸付を出来ることとされているものが、国有林野の用途目的を妨げな
いもので、それと同等若しくはそれ以上の公共性を有する用途、又は、所在
地域の地元住民の福祉の向上等に役立つ用途として、国有財産法の特例とし
て、「国有林野の管理経営に関する法律」第7条第1項各号に定められてい
るものである。
4
貸付けた件数、面積(平成25年度末)と具体的な事例は次のとおり。
1号 28,429 件
40,226 ha …
2号
255 件
3号
0 件
4号
517 件
9,559 ha …
採草放牧地
5号 5,752 件
1,420 ha …
農道、用水路
計
51,936 ha
34,953 件
732 ha …
都道府県道、電気事業用地
鉱業用地
-7-
4
分収造林制度について、
①なぜ植栽から行わなければならないのか。既存林の枝打ち・間伐から
契約してもよいのではないか。
国有林の分収造林制度は、「国有林野の管理経営に関する法律」に基づき
国が行うことができるとされている制度であり、国は国有林野を提供する一
方、契約相手方は一連の造林行為(植栽、保育(下刈り、除伐、枝打ち、保
育の目的で行う間伐))を行う義務を負うものである。造林された樹木は、
国と造林者と共有となり、収益を得る目的で行う間伐及び主伐による樹木の
販売は国が実施し、その収益は契約時に定められた分収割合により分収する
ものである(国有林野の管理経営に関する法律第9条、国有林野の管理経営
に関する法律施行規則第36条2)。
このため、既存林の枝打ち・間伐から契約することはできないこととなっ
ている。
-8-
(関係条文)
○ 国有林野の管理経営に関する法律(抜粋)
(昭和二十六年六月二十三日法律第二百四十六号)
第三章
分収造林
(分収造林契約の締結)
第九条
農林水産大臣は、国有林野について、契約により、国以外の者に造
林させ、その収益を国及び造林者が分収するものとすることができる。
(分収木の持分等)
第十一条
分収林につき、分収造林契約に基づき植栽した樹木(以下この章
において「分収木」という。)は、国と造林者との共有とし、その持分は、
当該契約に定められた収益分収の割合によるものとする。
2~4(略)
○
国有林野の管理経営に関する法律施行規則
(昭和二十六年六月二十三日農林省令第四十号)
第三章
分収造林
(分収)
第三十六条
分収林の収益分収は、分収木の売払代金をもつてする。ただし、
国が保存することを必要とする樹木がある場合には、材積をもつて
することができる。
2 分収木の売払いは、森林管理局長又は森林管理署長が造林者と協
議して行うものとする。
3 (略)
-9-
4②
収益を分収するのではなく、国は貸付料を徴収し、収益そのもの
は契約者に帰属させる仕組みとすることはできないか。
国有林野については、国有財産法上、行政財産と位置づけられているもの
であることから、国が貸付料を徴収し、森林の使用収益権を全面的に特定の民
間事業体に委ねることは国有財産法上の規定から困難である。
- 10 -
5
民間事業者からのヒアリングによると、例えば山梨県の県有林につ
いて民間への貸付け事例があると聞いているが、一方で、国有林の民
間への貸付が困難である理由を教示頂きたい。
県有林には国有財産法の適用はなく、その取扱については条例等で規定され
るものである。
なお、国有林野を民間に貸し付けることについては、3への回答にあるよう
に一部に可能なものがあるが、特定の民間事業体が森林経営を行うために貸し
付けることは、4でも回答している通り困難である。
- 11 -
6
国有林野事業について、前回のヒアリングでは、国有林のスケール
メリットを活かすことが重要であり、貸付け等を行えば国有林の優位
性が失われるとの説明を受けたが、国有林が点在する場合や一定区域
内で国有林の割合が民有林の割合より小さい場合には、当該区域の経
営を一括して民間に任せることが合理的ではないか。
1
国有林野は、国有財産法上、行政財産と位置づけられているものであるこ
とから、その区域等に関わらず、その経営を一括して特定の民間事業者に委
ねることは、国有財産法上の規定から困難である。
2
そのような中で、地域の施業集約化の取組を支援するため、国有林野に隣
接する民有林と連携して森林共同施業団地を設定し、路網の連結等を通じて
民有林内での効率的な団地形成を促す取組を進めているところである。
- 12 -
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