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インマヌエル中目黒キリスト教会 2014年8月31日聖日礼拝

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インマヌエル中目黒キリスト教会 2014年8月31日聖日礼拝
インマヌエル中目黒キリスト教会
2014年8月31日聖日礼拝
使徒の働き㊵
「迫害を乗り越えて」
使徒の働き14章1-20
竿代照夫牧師
聖書朗読
新約聖書
使徒の働き14章1-20節
聖書本文は新改訳聖書第三版
(©新日本聖書刊行会)を使用しています。
第二版の聖書はp235~/ 第三版の聖書はp256~
1 イコニオムでも、ふたりは連れ立って
ユダヤ人の会堂に入り、話をすると、
ユダヤ人もギリシヤ人も大ぜいの人々
が信仰に入った。
2 しかし、信じようとしないユダヤ人たちは、
異邦人たちをそそのかして、兄弟たちに
対し悪意を抱かせた。
3 それでも、ふたりは長らく滞在し、主に
よって大胆に語った。主は、彼らの手に
しるしと不思議なわざを行わせ、御恵み
のことばの証明をされた。
4 ところが、町の人々は二派に分かれ、
ある者はユダヤ人の側につき、ある者は
使徒たちの側についた。
5 異邦人とユダヤ人が彼らの指導者たち
といっしょになって、使徒たちをはずかし
めて、石打ちにしようと企てたとき、
6 ふたりはそれを知って、ルカオニヤの町
であるルステラとデルベ、およびその
付近の地方に難を避け、
7 そこで福音の宣教を続けた。
8 ルステラでのことであるが、ある足のき
かない人がすわっていた。彼は生まれつ
き足のなえた人で、歩いたことがなかっ
た。
9 この人がパウロの話すことに耳を傾けて
いた。パウロは彼に目を留め、いやされ
る信仰があるのを見て、
10 大声で、「自分の足で、まっすぐに立ち
なさい」と言った。すると彼は飛び上
がって、歩き出した。
11 パウロのしたことを見た群衆は、声を
張り上げ、ルカオニヤ語で、「神々が人
間の姿をとって、私たちのところにお下
りになったのだ」と言った。
12 そして、バルナバをゼウスと呼び、
パウロがおもに話す人であったので、
パウロをヘルメスと呼んだ。
13 すると、町の門の前にあるゼウス神殿
の祭司は、雄牛数頭と花飾りを門の前
に携えて来て、群衆といっしょに、いけ
にえをささげようとした。
14 これを聞いた使徒たち、バルナバと
パウロは、衣を裂いて、群衆の中に駆
け込み、叫びながら、
15 言った。「皆さん。どうしてこんなことを
するのですか。私たちも皆さんと同じ人
間です。そして、あなたがたがこのよう
なむなしいことを捨てて、天と地と海と
その中にあるすべてのものをお造りに
なった生ける神に立ち返るように、福音
を宣べ伝えている者たちです。
16 過ぎ去った時代には、神はあらゆる国
の人々がそれぞれ自分の道を歩むこと
を許しておられました。
17 とはいえ、ご自身のことをあかししない
でおられたのではありません。すなわ
ち、恵みをもって、天から雨を降らせ、
実りの季節を与え、食物と喜びとで、
あなたがたの心を満たしてくださったの
です。」
18 こう言って、ようやくのことで、群衆が彼
らにいけにえをささげるのをやめさせた。
19 ところが、アンテオケとイコニオムから
ユダヤ人たちが来て、群衆を抱き込み、
パウロを石打ちにし、死んだものと思っ
て、町の外に引きずり出した。
20 しかし、弟子たちがパウロを取り囲ん
でいると、彼は立ち上がって町に入っ
て行った。その翌日、彼はバルナバと
ともにデルベに向かった。
説
教
使徒の働き連講㊵
「迫害を乗り越えて」
使徒の働き14章1節-20節
竿代照夫
牧師
主テキスト
「パウロを石打ちにし、死んだものと思って、
町の外に引きずり出した。
しかし、弟子たちがパウロを取り囲んでいると、
彼は立ち上がって町にはいって行った。」
(使徒13:46)
復習=アンテオケ伝道(地図参照):
ユダヤ人の拒絶がグローバル宣教への転機
A.イコニオム伝道(13:51-14:7)
1.アンテオケからイコニオムへ
(13:51-52)
・アンテオケを去る:信仰者の群れを残して
・イコニオム:アンテオケから「皇帝街道」を
南東へ100kmでトラヤヌス街道との合流
地(現・コンヤ)
(再度地図および写真参照)
2.イコニオムでの伝道(14章1-3節)
・ユダヤ人・ギリシヤ人多数が入信
・信じないユダヤ人が反発
3.再度迫害に遭う(4-7節)
・反対運動が激化し、石打ちの危険も
・ルステラ:イコニオムから「皇帝街道」を南へ
30km(現ハットンサライ)
土着的ルカオニヤ文化
B.ルステラでのエピソード(8-20節)
1.足の利かない男の癒し(8-10節)
(イラスト①)
・真剣な求道姿勢
・「いやされる信仰」に応えての奇跡
2.パウロを偶像視する群衆(11-13節)
(イラスト②)
・バルナバをゼウスに、パウロをヘルメスに
祀り上げる
・生贄の牛の準備
3.パウロの努力(14-18節)
・パウロは自己の神格化を阻止
・真の神について説明
①神は自然界を通して自己啓示をして
おられる
②神は、各自の生き方を尊重しておられる
③特別啓示として、キリストを遣わされた
(と語る予定)
4.ユダヤ人たちの大迫害(19-20節)
・石打ち(イラスト③):「石で打たれたことが
一度」(2コリント11:25)「この身に、イエス
の焼き印を帯びている」(ガラテヤ6:17)
・奇跡的な復活(または蘇生)(イラスト④)
・ルステラの町に戻る!!!
・目撃したテモテは感動して献身(16:1-3)
・次の町デルべ:ルステラから100km南西
のクラウデイオ・デルべ
(現ケルティ・ヒュユック?)で伝道を継続
おわりに
パウロの不屈の伝道精神に学ぼう
「四方八方から苦しめられますが、窮することは
ありません。迫害されていますが、
見捨てられることはありません。
倒されますが、滅びません。
いつでもイエスの死をこの身に帯びていますが、
それは、イエスのいのちが私たちの身において
明らかに示されるためです。」
(2コリント4:8-10)
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