...

∼パッキング/荷物積載∼ キャンプ道具というのは、大きな物から小さな

by user

on
Category: Documents
0

views

Report

Comments

Transcript

∼パッキング/荷物積載∼ キャンプ道具というのは、大きな物から小さな
Family Camp Concept Book
∼パッキング/荷物積載∼
キャンプ道具というのは、大きな物から小さな物まで実にさまざまなものがあります。
それらをどのようにまとめて、どのような順番で、どのように車に積むか?、これに対す
る100点満点の回答はありません。これはキャンプを楽しむキャンパーにとって永遠の
命題と言えるかもしれませんね。しかし、ちょっとしたノウハウを知っているかどうかに
よって、段取りはよくなるし、積載時の体力も時間もあまり消耗せずに済むのです。
バックパッキングにおいても同じことが言えます。背中に背負うパックの中に入れる道
具の順番、配置は、おおまかにはセオリーがあるとは言え、各人で異なるのですから。
1)道具のまとめ方
ごちゃごちゃと適当にコンテナボックスなどに入れ込むのは感心できません。それは目
的の道具を探すのに苦労するし、スマートに収納かつ積載できないので、カテゴリー分け
するといいですね。また、無理に少ない数にまとめようとしたがために、ひとつのまとま
りが大きな荷物になってしまったら、重さ的にも大きさ的にも部屋から車まで、もしくは
車からテントサイト(横付けできるサイトだとそうでもないかな?)までの運搬の時に苦
労するので注意してください。道具をまとめる際に使用するコンテナボックスは、安物買
いをせずにそれなりの強度を持っており、蓋がロックできるようになっているものを選び
ましょう。強度のあるものは椅子代わりにもなります。また、コンテナボックスには乾燥
剤を入れておくとカビの心配がなくていいですね。
以下、私が実際にやっているカテゴリー分け(道具のまとめ方)を示しておきますので、
参考にしてください。
・ベーシックなイクイップメント
テントやタープ、シュラフ、テーブル、椅子、ウォータージャグ、クーラーボックス
といった大きくてキャンプでは基本的な道具はそのままでいいです。テント、シュラフ
等は柔らかく形を多少変形させるとができるので、コンテナボックスやツーバーナー、
ランタンケースなどのすき間に入れて固定させる役割も果たします。また、シュラフだ
け大きなトートバッグなどにまとめるのもいいですね。こうやってまとめると、車から
テントサイトへの移動が迅速に行えます。ただし、大きいので車への積載の時にちょっ
と工夫が必要です。
・衣類
お父さん、お母さん、長男、次男、というように、各人毎にボストンバッグやデイパ
ックなどに必要な衣類を入れておくと、目的の洋服が探しやすくなりますし、寝るとき
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Family Camp Concept Book
は枕代わりにも使えます。それぞれが小さくまとまるので、子どもたちにも持たせやす
くなりますね。
・クッキングギアボックス
クッカー(鍋セット)、食器、カトラリー(スプーンやフォーク、お箸)、ユーテンシ
ル(おたまやフライ返し等)、ラップ類、調味料といった調理や食事の時に必要なギアを
ひとつのコンテナボックスにまとめます。細かい道具も多いので、コンテナボックスの
中をさらに小さなボックスや牛乳パックを加工したもの等で仕切っておくと、収納時に
コンテナボックスの中がごちゃごちゃにならずにスマートに片づけることができますね。
・ごちゃまぜギアボックス(もしくはバッグ)
各種燃料、予備ペグ、ペグハンマー、シングルストーブ、火ばさみ、各種スペアパー
ツといったまとまりのない万物をひとつのコンテナボックスにまとめます。ごちゃごち
ゃいろんなものを入れるわけですが、忘れると後悔するものを多いので、日頃からまと
めて収納しておくことをおすすめします。また、コンロなどの金属製の道具類について
は、車の振動によってガタつく音が出ることがあり、最悪の場合、その振動で壊れるこ
とも考えられるので、道具の隙間にウエス等を詰めておくといいですね(クッキングウ
ェアについても同様です)。ます。鉄製のペグなどは、使用後にウエスで泥を落として
CRC556などのオイルをスプレーしておけば入れておけば完璧ですね。
という感じでカテゴリー分けしています。基本スタンスとしては、関連した道具をひと
つのまとまりとして考えるということですね。
2)車へのパッキング
車へのパッキング(積載)というのは、車の種類、出かける人数、キャンプのスタイル、
キャンプ先で何をするのか、季節など、さまざまなファクターによって変わってきます。
また、道具も年々増えていったり、新旧入れ替わったりするので、同じスタイルのキャン
プをするにしても変わっていくでしょう。
まずは、何度かキャンプの経験を積み、道具を積み込む順番、キャンプサイトで出す順
番、しまう順番をあれこれ悩み考えながら体得していくしかないように思います。ただ、
基本原則として言えることは、道具を車に乗らないほど持って行こうとしないことです。
そんなにキャンプに持っていく必要はおそらくないので、必要な量(数)の道具をピック
アップして、持っていくようにしたいものです。道具が多いから、大きな車に買い換えよ
う、なんてもってのほかですね。
たくさんのオートキャンプを車に積む場合、一度に運ぶには、部屋と車を何度も往復し
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Family Camp Concept Book
なければなりません。
・テントとテーブル
・シュラフ(人数分)
・椅子(人数分)
・クーラーボックス
・衣類
・クッキングウェアボックス
・ごちゃまぜギアボックス
と考えただけでも、最低7回部屋と車の間を行ったり来たりしなければなりませんよね。
これをマンションの高層階と地上の駐車場の間でやろうものなら(おまけに夏だったりし
たら!)体力も時間も使うし、汗だく必至ですよね。これをキャンプに出発する直前にや
っていたら、楽しい気分もちょっとトーンが下がってしまうので、前の日までに、準備が
できたものからちょこちょこと車に積んでおいて、出発当日はひとつかふたつ車に運べば
いいくらいの時間差積載攻撃がいいですね。
(1)チェックリストを確認しながら
オートキャンプに持っていく道具は、まず、事前にチェックリストでピックアップする
わけですが、ピックアップした道具を車に積んだかどうか、再度そのチェックリストでチ
ェックすることをおすすめします。これによって積み忘れはかなり防止できます。という
ことで、チェックリストには、ピックアップの時のチェック欄と車に積む時のチェック欄
が必要ですね。
(2)車載能力を考えて
キャンプ道具というのは、興味を持つと魅力的な物がどんどん登場して、買い揃えてし
まいますが、自分の所有する車の積載能力を把握して、買い揃えるか、もしくは積載能力
の範囲内の道具をピックアップして持っていくようにしないといけないです。ただし、道
具を購入際には、極力車への積載を考慮して選んだほうがいいですね。だんな一人の趣味
の道具で車のカーゴスペースが満杯になってしまった、家族の道具が積み込めないなんて
ことにならないようにしましょうね。。
(3)積み込む順番
車に道具を積み込む時は、テントサイトで設営する段取り、取り出す順番を考慮して行
いましょう。
テントサイトで使うおおまかな順番としては、以下のような感じだと思いますので、こ
れの逆の順番で車に積み込むといいです。。
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Family Camp Concept Book
(A)雨天時のことを考慮して、レインコートやタープなどは、一番取り出
しやすい所に積み込んでおきます。ということで、一番最後もしくは
パッと見てすぐわかる場所に積みます。次にテントですね。
↓
(B)テーブルや椅子等のサイトでキッチン&リビング空間を構成する家具
的存在の道具類です。基本的にはタープの下にレイアウトしますね。
↓
(C)最後にコンロやウォータージャグといったものを必要な場所にレイア
ウトします。
(4)硬いものと柔らかいものを考慮して
車のカーゴスペースは、自宅の本棚や押し入れのように90度の角度を持った綺麗な長
方体の収納スペースではありません。タイヤハウスやサスペンションのための凸凹が必ず
と言っていいほどあります。従って、すべてのアウトドア道具を四角いコンテナボックス
に収納しても、自宅ではすっきりと収納できても、車の中にはすっきりとすき間なく積載
することは難しいです。おまけに、コンテナボックスやクーラーボックスのように四角い
荷物は、硬くてすき間があると走行中の振動でがたついてうるさいうえ、そのせいで中に
入れている道具が壊れてしまうこともありますから注意したいですね。
そこでお薦めなのがサンドイッチ積載。硬いものをのすき間をシュラフやウェアを入れ
たバッグなどの柔らかい荷物で埋めてしまうのです。これによってすき間に無駄な荷物を
押し込めるとともに、走行中のガタつきも防止できるというわけです。だから、アウトド
ア道具は、すべてまとめてしまわず、ある程度ばらしたまとめ方をしたほうがいいのです。
この荷物の積み方は、縦横どちらにも同様ですね。荷物をすべて積み終わったら、荷物の
ビニールシートやブランケットなどを被せておくと、炎天下ので温度上昇の緩和のやくめ
も果たしてくれるし、中が見えないので盗難防止にもなるし(最近、アウトドア道具の盗
難が発生しているらしいのです)、リアゲートを開けたときに荷物が転げ落ちてしまうのも
防止してくれます。
(5)視界の確保は絶対に
車に道具を積むときに気をつけたいのが、後方視界の確保です。道具を積載した状態で、
バックミラーでちゃんと後方確認できるように、道具は後部座席の背もたれの高さを極力
越えないように積みましょう。
(6)積載余裕が欲しい
キャンプに行くということは、ちょっとした旅的要素も加わりますので、かなりの確率
で現地や道中でお土産なんかを買う場合があります。ということで、そういったことで荷
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Family Camp Concept Book
物が増えることもあるので、そのためのスペースを事前に考慮して道具を積み込んでおく
ことができれば素晴らしいですね。
(7)重箱の隅的車積載術
車のカーゴスペースには限りがあります。従って、カーゴスペースで収まりきらないキ
ャンプ道具がある場合どう対処するか?ということで、いくつかのアイデアを書いてみま
したので、参考にしてください。
(1)天井空間
特にハイルーフの車で有効な技ですが、左右にバーを前後に2本渡し
て、釣り竿など長寸ものを収納するのに重宝するスペースです。ブラン
ケットや折り畳めるテントマットなども収納できます。専用の釣り竿ホ
ルダーがルーフキャリアメーカーなどから出ていますが、これも使えま
す。ちょっとした小物であれば、直接カラビナでぶらさげたり、クライ
ミングのチョークバッグなどに入れてぶら下げてもいいですね。ワゴン
などには窓上部にアシストグリップが付いていますが、そこにロープを
通して、軽いものであれば載せることができますね。
(2)シート下
シートの下には、タープのポールやマルチスタンドなどの細長い
ものがベストマッチします。立てて積載するのも危ないし、まとめ
ると積載しづらくなるものは、こういったところを定位置にしてし
まいましょう。
(3)ヘッドレスト及びシートの背面
ヘッドレスト及びシートの背面には、専用にとりつけるハンギン
グポケットのようなグッズが発売されています(自作してもOK)
。そういうものを利用して、小物やガイドブックなどを収納してお
くとドライブ中になにかと便利です。
また、ドライバーズシートもしくは、助手席ののヘッドレストに
後ろ向きにヘッドランプをかぶせておくと、夜間、後部座席で手元
を照らすことができます。
(4)後部窓
吸盤でワイヤー製のネットを取り付けて、小物をぶら下げること
ができます。
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Family Camp Concept Book
(番外)ルーフキャリア
どうしても車の中に積めない荷物がある時の最終手段はこれです
ね。テントやテーブル、椅子など、多少濡れてもかまわないものは
ルーフキャリアに積みましょう。
自分の車の中に積めないようなものを揃えるか、積載能力の範囲
内の道具でキャンプを楽しむか?難しい問題ですね。
(8)パッキングあれこれ
ちょっとしたパッキング、積載のコツを紹介します。
(1)ランタン
ランタンのグローブはガラス製で割れやすいので、専用のケースに
入れて、周りにシュラフなどの柔らかいものがあたるようにして、可
能な限りの振動、衝撃を与えないように積載、固定します。横に倒し
て積載すると割れやすいです。
(2)資料
ドライブマップ、ガイドブック、ホームページのプリントアウト資
料(もしくはカメラも)など、ドライブ中に必要なものは、ドライバ
ーズシートの横など、手が届くところに載せておきます。
(3)ハンガー
クリーニングに出すと付いてくるワイヤー製のハンガーを後部座席
の上部のアシストグリップなどにぶら下げておくと、ちょっと上着を
脱いだときなどに地面に落としてしまわなくて済みます。また、この
ハンガーはうまく曲げて加工すれば、トイレットペーパーホルダー等
にも変身します。
(c)Copyright, 2000 Outdoor Life Style Directions / Nobuhiro Akashi. All rights reserved.
Fly UP