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セットアップガイド/1.3MB

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セットアップガイド/1.3MB
PART NO. Z1-005-230, IB023098
Mar. 2014
セットアップガイド
アプリケーションソフトウェア
SD009-PCR-LE
Quick Immunity
Sequencer 2
Ver. 3.x
Wave Bank Memory
Ver. 3.x
概要 ............................................................3
Quick Immunity Sequencer 2.............................. 3
Wave Bank Memory................................................ 4
必要な環境 ............................................................... 4
試験構成 .................................................................... 5
VISA ドライバについて....................................... 7
パッケージの内容................................................. 8
利用可能なマニュアル ....................................... 8
使用上の注意........................................................... 8
セットアップ .............................................9
インストールする前に ....................................... 9
CD-ROM をセットする ........................................ 9
インストールする...............................................10
PCR-LE のインターフェース設定 .................13
アプリケーションソフトウェアの起動 ...13
オペレーションガイドを表示する .............15
このたびは SD009-PCR-LE をお買い上げいただきまして、まこ
とにありがとうございます。
本書について
本書は、SD009-PCR-LE を初めてご使用になる方を対象に、製
品の概要、インストール方法、使用上の注意事項、起動方法
などについて記載しています。
お読みになったあとは、いつでも見られるように必ず保管し
てください。
本書に乱丁、落丁などの不備がありましたら、お取り替えい
たします。
本書を紛失または汚損した場合には、新しいものを有償でご
提供いたします。どちらの場合も購入先または当社営業所に
ご依頼ください。その際は、表紙に記載されている「Part
No.」をお知らせください。
本書の内容に関しては万全を期して作成いたしましたが、万
一不審な点や誤り、記載漏れなどありましたら、当社営業所
にご連絡ください。
安全にご使用頂くために
SD009-PCR-LE を使用して試験を行う前に、ハードウェアにつ
いて記述された以下の製品の取扱説明書をよく読んで頂き、
間違った接続や取り扱いのないように十分注意してくださ
い。間違った接続や取り扱いによっては、損傷や火災などの
重大な事故を引き起こす場合があります。
•
•
•
•
•
•
•
•
交流電源 PCR-LE シリーズ
交流電源 PCR-LE2 シリーズ
ディップシミュレータ DSI1020/DSI3020
GPIB インターフェース IB05-PCR-LE
USB インターフェース US05-PCR-LE
LAN インターフェース LN05-PCR-LE
単相 3 線出力ドライバ 2P05-PCR-LE
三相出力ドライバ 3P05-PCR-LE
本書の表記
 適用する製品のバージョン
本書は、バージョン 3.x の Quick Immunity Sequencer 2、およ
び Wave Bank Memory に適用します。
 関連機器のバージョン
• 交流電源 PCR-LE シリーズおよび PCR-LE2 シリーズ
バージョン 4.0 以降のファームウェア
バージョンは交流電源の電源投入時に、コントロールパネル
表示部に表示されます。
• 本文中では、Quick Immunity Sequencer 2 を「QIS2」、Wave
Bank Memory を「WBM」、交流電源 PCR-LE シリーズおよび
PCR-LE2 シリーズを「PCR-LE」と呼ぶことがあります。
• 本文中の「PC」は、パーソナルコンピュータやワークス
テーションの総称です。
• 本文中では、説明に以下のマークを使用しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをす
ると、物的損害のみの発生が想定される内
容を示します。
知っておいて頂きたいことを示しています。
 本書の読み方
参照
本書は通読型の構成になっています。本製品を初めてご使用
になる前には、はじめから順番にお読みいただくことをお勧
めします。
>
詳細についての参照先を記しています。
選択する項目の階層を示しています。「>」
の左の項目が上位の階層になります。
 本書の対象読者
本書は、交流電源 PCR-LE シリーズまたは PCR-LE2 シリーズを
使用して、低周波配電系統に接続される電気・電子機器、お
よび DC 電源入力ポートを持つ電気・電子機器のイミュニ
ティ試験する方、または操作の指導をされる方を対象に制作
しています。
 商標類
本書に記載されている会社名、商品名、製品名などは、一般
に各社の商標もしくは登録商標です。
 ソフトウェア使用許諾
本ソフトウェア製品は、製品 CD-ROM に収録の「ソフトウェ
ア使用許諾書」に記載の条件の下でお使いください。
菊水電子工業株式会社
 著作権・発行
本書の一部または全部の転載、複写は著作権者の許諾が必要
です。
製品の仕様ならびに本書の内容は予告なく変更することがあ
ります。
© 2011-2014 菊水電子工業株式会社
本社・技術センター
〒224-0023 横浜市都筑区東山田1-1-3
ウェブサイト
2
http://www.kikusui.co.jp
SD009-PCR-LE
概要
SD009-PCR-LE のパッケージには、次の 2 つのアプリケーションソフトウェアが含まれます。
•
Quick Immunity Sequencer 2(QIS2)
•
Wave Bank Memory(WBM)
Quick Immunity Sequencer 2
QIS2 は交流電源 PCR-LE シリーズまたは PCR-LE2 シリーズを使って試験を実行するアプリケー
ションソフトウェアです。
交流電源環境における様々な現象をシミュレーションできます。下記に示す規格の条件で、
低周波配電系統に接続される電気・電子機器、および DC 電源入力ポートを持つ電気・電子
機器のイミュニティ試験に使用できます。試験条件は規格範囲を超えて設定できるので、規
格試験前の予備試験、イミュニティの余裕度試験およびストレス試験に使用できます。
• IEC61000-4-11(2004-03)Edition2.0
Corrigendum(2010-08)
電圧ディップ、短時間停電、電圧変動
• IEC61000-4-13(2009-07)Edition1.1
高調波、次数間高調波
• IEC61000-4-14(2009-08)Edition1.2
電圧動揺
• IEC61000-4-17(2009-01)Edition1.2
DC 電源入力ポートのリップル
• IEC61000-4-27(2009-04)Edition1.1
不平衡
• IEC61000-4-28(2009-04)Edition1.2
電源周波数変動
• IEC61000-4-29(2000-08)1st.Edition
DC 電源入力ポートの電圧ディップ、短時間停電、
電圧変動
• IEC61000-4-34(2009-11)Edition1.1
電圧ディップ、短時間停電、電圧変動
 規格要求事項に適合しない項目
QIS2 ではハードウェアを含めた試験構成において、規格要求事項に適合しない項目がありま
す。内容の詳細は該当する規格の項目を参照してください。
 保存機能
SD009-PCR-LE
•
試験条件を保存できます。
•
試験結果を保存できます。試験結果ファイルの形式(テキスト形式、または csv 形式)を
指定できます。
3
概要
Wave Bank Memory
WBM は PCR-LE の波形バンクの内容を確認、保存できるアプリケーションソフトウェアです。
波形バンクは、QIS2 で使用されます。波形バンクの波形データは上書きされるので、PCR-LE
で使用した波形データを確認、保存するために WBM を使用します。
•
波形バンクからデータを取得
•
波形バンクへデータを送信
•
名前を付けてデータを保存
•
波形の表示
PCR-LE に現在接続されている負荷を破損する危険性がないかを判断できます。
•
波形バンク(番号)を指定して、PCR-LE から出力
•
PCR-LE のパネル設定(出力電圧、周波数、出力オンオフ)
•
操作履歴の表示
必要な環境
SD009-PCR-LE を使用するためには、次のハードウェアおよびソフトウェアが必要です。
 Microsoft Windows 8/7/Vista/XP(SP2 以上 ) がインストールされている PC
 Microsoft.NET Framework 2.0
 256 MB 以上のメモリー(512 MB 以上を推奨)
 1024 x 768 ドット以上の解像度
 100 MB 以上のハードディスク空き容量 ( データ保存用に別途空き容量が必要 )
 CD-ROM ドライブ
 マウスまたはその他のポインティングデバイス
 VISA ライブラリ
NI-VISA 5.0.3 以降、Agilent IO Libraries Suite 16.1 以降、または KI-VISA 5.0.5 以降のいずれか
 USB ケーブル(USB を使用する場合のみ)
 GPIB ボードと IEEE488 ケーブル(GPIB を使用する場合のみ)
 クロスタイプのシリアルケーブル(RS-232C を使用する場合のみ)
 ストレートタイプの LAN ケーブル(HUB 接続で LAN を使用する場合のみ)
 クロスタイプの LAN ケーブル(1 対 1 接続で LAN を使用する場合のみ)
4
SD009-PCR-LE
概要
試験構成
使用するハードウェア
 交流電源 PCR-LE シリーズまたは PCR-LE2 シリーズ
 ディップシミュレータ DSI1020 または DSI3020
IEC61000-4-11(電圧ディップ、短時間停電、電圧変動)試験では、ディップシミュレータの
使用をお勧めします。DSI1020 の代わりにイミュニティテスタ IT01-PCR-L も使用できます。
ディップシミュレータを使用すると、試験用電圧発生器の電圧立上がり・立下がり時間に関
する規格性能(1 μs ∼ 5 μs)を満足します。ディップシミュレータを使用しない場合の性能
は約 30 μs となります。
構成
接続方法の詳細は各製品の取扱説明書を参照してください。
PC + PCR-LE
PC
SD009-PCR-LE
インターフェース
交流電源
PCR-LE/PCR-LE2
シリーズ
供試機器
EUT
交流電源
結線方式
PCR-LE シリーズ
ドライバ
単相 2 線
1台
-
単相 3 線
2台
2P05-PCR-LE (2 枚 )*1
三相
3台
3P05-PCR-LE (3 枚 )*1
*1
*2
SD009-PCR-LE
PCR-L2E
シリーズ
インターフェース
RS232
1台
GPIB (IB05-PCR-LE)*2
USB (US05-PCR-LE)*2
LAN (LN05-PCR-LE)*2
オプションのドライバボードが台数分必要です。
オプションのインターフェースボードが必要です。
5
概要
PC + PCR-LE + DSI
PC
SD009-PCR-LE
インターフェース
交流電源
PCR-LE/PCR-LE2
シリーズ
ディップシミュレータ
DSI1020/3020
交流電源
結線方式
PCR-LE シリーズ
PCR-LE2
シリーズ
ドライバ
単相 2 線
1台
2台
2P05-PCR-LE (2 枚 )
三相
3台
3P05-PCR-LE (3 枚 )*1
*4
注意
6
*1
単相 3 線
*1
*2
*3
ディップシミュレータ
インターフェース
RS232
1台
供試機器
EUT
GPIB (IB05-PCR-LE)*2
USB (US05-PCR-LE)*2
LAN (LN05-PCR-LE)*2
DSI1020*3
DSI3020
1台
2台
3台
インター
フェース
RS232
1台
GPIB*4
USB*4
オプションのドライバボードが台数分必要です。
オプションのインターフェースボードが必要です。
DSI1020 の代わりにイミュニティテスタ IT01-PCR-L も使用できますが、インターフェースは
GPIB のみとなります。
工場オプション
故障の原因になります。ディップシミュレータの電源オン・オフは、必ず PCR-LE の出力が
オフのときに行ってください。
SD009-PCR-LE
概要
VISA ドライバについて
SD009-PCR-LE を使用するには、VISA ドライバをインストールする必要があります。
注意
複数の異なる VISA ドライバをインストールしないでください。それぞれの VISA ドライバが
正常に動作しなくなることがあります。
• VISA
VISA(Virtual Instrument Software Architecture)は、VXIplug&play Systems Alliance によって
策定された計測器接続ソフトウェアの標準仕様です。
• VISA ドライバ
VISA 仕様に従って実装されたドライバソフトウェアです。
• KI-VISA
VXIplug&play VISA 仕様に対応した菊水電子工業オリジナルの VISA ドライバです。
使用する I/O インターフェースにより必要な VISA ドライバが異なります。以下を参照して必
要な VISA ドライバを選択してください。
VISA ドライバ
バージョンおよび入手方法
KI-VISA
KI-VISA Ver 5.0.5 以降
本ソフトウェアの CD-ROM または KIKUSUI Web サイト
NI-VISA
Ver 5.0.3 以降
GPIB ボードに付属の CD-ROM または National Instruments Web サイト
Agilent IO Libraries
Suite 16.1 以降
GPIB ボードに付属の CD-ROM または Agilent Technologies Web サイト
• USB を使用する場合、どの VISA ドライバでも使用できます。ただし、ライセンスについ
ては各 VISA ドライバのライセンス条件を確認してください。
• GPIB を使用する場合、正しいVISAドライバを使用しないとGPIBが全く使用できなくなり
ます。
• KI-VISA では、以下の GPIB 機種をサポートしています。
SD009-PCR-LE
コンテック社
GP-IB(PCI)L、GP-IB(PM)、GP-IB(PCI)F、GP-IB(CB)F(API-GPIB ドライバ VER4.01 以
上推奨)
コンテック社製 GPIB ボード使用時は、API-GPLV ドライバ(LabVIEW 対応版、NI488.2M API 互換)ではなく、通常版の API-GPIB ドライバを使用してください。
インタフェース社
PCI-4301 LabVIEW 対応版(GPC-4301N ドライバ VER 1.21 以上推奨)
インタフェース社製 GPIB ボード使用時は、通常版 GPC-4301 ドライバではな
く、GPC-4301N(LabVIEW 対応版、NI-488.2M API 互換)を使用してください。
National
Instruments 社
GPIB-ENET/100, GPIB-USB-B, GPIB-USB-HS, PCI-GPIB
(NI-488.2M Ver2.73)
Agilent
Technologies 社
82350(PCI-GPIB)
(IO Libraries Suite 15.5、Agilent 488 オプション使用時)
7
概要
パッケージの内容
SD009-PCR-LE のパッケージには以下のものが含まれます。
品名
数量
プログラム CD-ROM
1
SD009-PCR-LE セットアップガイド(本書)
1
利用可能なマニュアル
SD009-PCR-LE は、
「セットアップガイド(本書)」の他に以下のマニュアルも付属しています。
• オペレーションガイド(電子マニュアル)
参照
QIS2 および WBM には HTML ヘルプ形式があります。
p. 15
• オペレーションガイド(PDF 形式)
QIS2 には PDF 形式があります。
オペレーションガイドの表示方法については、オペレーションガイドを表示するを参照して
ください。
使用上の注意
QIS2 は、試験中に PC と通信を行います。PC の動作を確実にするために、試験実行中に PC
が次のような動作をしないように設定してください。
• OS の省電力モード
• スクリーンセーバ
• 常駐プログラム
試験実行中は、他のアプリケーションソフトウェアの操作を避けてください。
8
SD009-PCR-LE
セットアップ
インストールする前に
• インストールするには、管理者権限が必要です。
• システム上で実行しているすべてのアプリケーションソフトウェアを終了してくださ
い。ウィルス対策ソフトウェアが実行されていると、正常にインストールできない場合
があります。インストールが終了するまでウイルス対策ソフトウェアをオフにし、イン
ストール後にオンにしてください。
CD-ROM をセットする
1
2
3
SD009-PCR-LE
プログラム CD-ROM をドライブにセットします。
しばらくすると自動再生画面が表示されます。
「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。
開いたウィンドウ上で「indexJ.htm」をダブルクリックします。
メニュープログラムが起動します。indexE.htm を開くと、英語のメニュープログラム
が起動します。
9
セットアップ
CD-ROM をセットする(つづき)
下記のプログラムを上から順番に正しくインストールしないと、起動しない場合がありま
す。必ずインストール手順に従ってください。
• Windows Installer 3.1*1
• VISA ドライバ
• SD009-PCR-LE
*1
Windows XP へインストールする場合のみ必要です。
インストールする
 Windows XP へインストールする場合
手順 1 から進めてください。
 Windows 8/7/Vista へインストールする場合
参照
p. 11
「KI-VISA をインストールしないときは」をお読みになってから、指示に従って進めてくださ
い。
Windows 8/7/Vista には、Microsoft Windows Installer 3.1 をインストールする必要はありませ
ん。インストールするとエラーになります。
1
10
メニュープログラム画面でMicrosoft Windows Installer 3.1をクリックします。
CD-ROM 内の「WindowsInstaller-KB893803-v2-x86.exe」ファイルが画面上に表示され
ます。
SD009-PCR-LE
セットアップ
2
WindowsInstaller-KB893803-v2-x86.exe をダブルクリックして実行します。
後は画面上の指示に従ってインストールしてください。
インストールが完了すると、次のダイアログボックスが表示されます。
3
「完了」ボタンをクリックした後に、ブラウザの画面で「戻る」ボタンをクリッ
クしてメニュープログラム画面に戻ります。
KI-VISA のインストールに進みます。
KI-VISA をインストールしないときは
注意
参照
p. 12
複数の異なる VISA ドライバをインストールしないでください。それぞれの VISA ドライバが
正常に動作しなくなることがあります。
NI-VISA または Agilent Technologies 社製の VISA ドライバを使用する場合は、それぞれの製品
のマニュアルを参照してください。KI-VISA をインストールしないときには、手順 7 に進んで
ください。
4
メニュープログラム画面で KI-VISA x.x.x をクリックします。
CD-ROM 内の「kivisa _x_x_x.exe」ファイルが画面上に表示されます。x_x_x はバージョ
ンを表します。
32 ビット版 OS には KI-VISA_x_x_x_(x86) を、64 ビット版 OS には KI-VISA_x_x_x_(x64)
をインストールしてください。
SD009-PCR-LE
11
セットアップ
インストールする(つづき)
5
「Kivisa_x_x_x.exe」をダブルクリックして実行します。
後は画面上の指示に従ってインストールしてください。
インストールが完了すると、次のダイアログボックスが表示されます。
6
「Close」ボタンをクリックした後に、ブラウザ画面で「Back」ボタンをクリッ
クしてメニュープログラム画面に戻ります。
SD009-PCR-LE のインストールに進みます。
7
メニュープログラム画面で SD009-PCR-LE をクリックします。
8
「Sd009_X_X_X_setup.exe」をダブルクリックして実行します。
CD-ROM 内の「SD009_X_X_X_setup.exe」が画面上に表示されます。
後は画面上の指示に従ってインストールしてください。
インストールが完了すると次の画面が表示されます。
9
12
「Close」ボタンをクリックします。
SD009-PCR-LE
セットアップ
PCR-LE のインターフェース設定
PCR-LE の通信インターフェースマニュアルを参照して、使用するインターフェースを設定し
てください。
アプリケーションソフトウェアの起動
SD009-PCR-LE のパッケージには、次の 2 つのアプリケーションソフトウェアが含まれます。
同時に起動することはできません。また、それぞれを複数起動することもできません。
•
Quick Immunity Sequencer 2
•
Wave Bank Memory
Quick Immunity Sequencer 2 の起動
1
QIS2 を起動するには、すべてのプログラム> Kikusui Quick Immunity
Sequencer 2 > Quick Immunity Sequencer 2 を選択します。
QIS2 が起動した直後、PCR-LE との通信に失敗すると「I/O コンフィグレーション」ダ
イアログボックスが表示されます。成功したときは手順 2 まで自動的に実行されます。
 機器の ID 文字列が取得できた場合
ドロップダウンリストに表示された ID を選択して、「OK」ボタンをクリックします。
RS232、USB、GPIB または LAN インターフェースは、それぞれ取得できた文字列と一緒に
「ASRL」、「USB」、「GPIB」または「TCPIP」の文字列が表示されます。
(例)USB0::0x0B3E::0x1015::12345678::INSTR
• GPIB に続く数字は GPIB のアドレスです。
• RS232で制御する場合は、交流電源側のRS232のプロトコルは以下のように設定してくだ
さい。
Baudrate(通信速度):19200 bps、Data(データ長):8 ビット
Stop(ストップビット):1 ビット、Flow Ctrl(フロー制御):OFF
 機器の ID 文字列が取得できなかった場合
I/F ケーブル、VISA のセットアップ、または PCR-LE の試験構成を再確認し、手順 1 からや
り直してください。
SD009-PCR-LE
13
セットアップ
• LAN インターフェースを KI-VISA で使用する場合、ドロップダウンリストに PCR-LE の ID 文字
列が表示されないことがあります。その場合には、すべてのプログラム > Kikusui IO
Software > KI-VISA > Instrument Explorer >「KI-VISA IO Config...」ボタンをクリックし、LAN
タブを選択して「Search Instruments」を実行してください。
 ディップシミュレータを使用する場合
「DSI シリーズまたは IT01-PCR-L を使う」をチェックして、「DSI シリーズ」を選択してく
ださい。IT01-PCR-L を使用する場合は、「IT01-PCR-L」を選択してください。
ディップシミュレータの通信インターフェースは、工場出荷時の状態では RS232C が設定
されています。ディップシミュレータで工場オプションのGPIBまたはUSBインターフェー
スを使用する場合は、ディップシミュレータの ADDRESS スイッチの設定を変更する必要
があります。詳細はディップシミュレータの取扱説明書を参照してください。
 シミュレーション
チェックすると、PCR-LE の接続なしで QIS2 の動作をシミュレーションできます。単相 2
線(1P2W)、単相 3 線(1P3W)または三相(3P)が選択できます。デモ用に使用できます。
2
QIS2 が起動します。
Wave Bank Memory の起動
1
WBM を起動するには、すべてのプログラム> Kikusui Quick Immunity
Sequencer 2 > Wave Bank Memory を選択します。
WBM が起動した直後、PCR-LE との通信に失敗すると「I/O コンフィグレーション」ダ
イアログボックスが表示されます。成功したときは手順 2 まで自動的に実行されます。
 機器の ID 文字列が取得できた場合
ドロップダウンリストに表示された ID を選択して、「OK」ボタンをクリックします。
USB、GPIB および LAN はそれぞれ取得できた文字列と一緒に「USB」、「GPIB」または
「TCPIP」の文字列が表示されます。
(例)USB0::0x0B3E::0x1015::12345678::INSTR
 機器の ID 文字列が取得できなかった場合
I/F ケーブル、VISA のセットアップまたは、PCR-LE の試験構成を再確認し、手順 1 からや
り直してください。
 シミュレーション
チェックすると、PCR-LE の接続なしで WBM の動作をシミュレーションできます。デモ用
に使用できます。
2
14
WBM が起動します。
SD009-PCR-LE
セットアップ
オペレーションガイドを表示する
各アプリケーションソフトウェアの操作方法については、オペレーションガイドに記載され
ています。
 HTML ヘルプ
各アプリケーションソフトウェアで「ヘルプ(H)」メニューから「目次(J)
(C)」を選択します。
 PDF 版オペレーションガイド
プリントアウト用の PDF 版です。QIS2 のみにあります。
QIS2 の「ヘルプ(H)」メニューから「ユーザーズマニュアル(J)(U)」を選択します。
SD009-PCR-LE
15
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