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(心構え)(PDF:1.1MB)

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(心構え)(PDF:1.1MB)
安全ニュース 2006年新年号 号外
どんな災害でも、その対策については「備え有れば憂いなし」の言葉通り、十分な“物の準備”
と、起きたときの“心の準備(心構え)”を頭に入れて行動することと、定期的な防災訓練の実
施が災害発生時の初動に役立つ大切な「備え」ではないでしょうか。
地震による災害では、平成7年(1995年)1月17日に阪神地方を中心として発生し、6,433名の尊
い命が失われた「阪神・淡路大震災」の大きな災害から10年が経ちましたが、その後の10年間で、
震度5弱以上の地震が44回発生(年平均:4.4回)し、8,596名が負傷し、57名の方たちが死亡・不明
となっています。(気象庁の地震資料による)
昔から「地震」「雷」「火事」・・・と言われるように、「地震」に対する恐怖が何よりも強
く印象付けられています。
年平均で震度5弱が4、5回起きている現実を踏まえ、地震災害に対する「備え」の一助として少
しでもこのコーナーが災害発生時のお役に立てれば幸いです。
「グラッときてもあわてずに!」どんなに大きな地震でも、大きな揺れは1分といわれます。あわてて屋外に飛び出
さず、自分の作業場所と周囲の状況を確かめて落ち着いて行動しましょう。
基 本
外で作業中のとき
あわてて外に飛び出すな!(余震に注意し、安
全を確保して様子を見てから行動する。)
作業現場の塀、壁、塔、足場などの高い構築物や
自動販売機、立て掛けた建材、積み上げた建材、
など倒壊・崩壊するおそれ有る物のそばから離れる。
自分の身は自分で守る。
素早い火の始末と初期消火の実施
※普段から消火器の設置表示と場所を周知して置く
正確な情報の入手と作業所内への素早い伝達(デ
マに迷わず、公共の指示に従う。)
避難前に、必ず電気のブレーカーとガスの元を
切る。
工事中の建物から離れ、広い道路や安全な場所
に避難する。
機械を使用中、搭乗中は、直ちに運転を止め作
業を中止し、リフトは降下して機械から離れる。
作業所周辺の崖や川辺から離れ、現場の地すべり、
山崩れ、がけ崩れに十分注意する。
建物の中で作業中のとき
海岸近くの現場では、津波、浸水の恐れがある
ので高い場所、安全な場所へ避難する。
火を使っている作業は、素早く火を消し、ガス
等の元栓を閉める。
自動車を運転中のとき
作業中でも非常脱出口を確保する。(作業所の
出入り口の扉を開ける。)
速度を落とし、道路の左側か空き地に停車して
からエンジンを止める。
作業中の部材などの落下や飛来物から身を守る。
カーラジオなどで災害情報を聞き、行動する。
特に窓や照明のガラスの飛散、落下に注意し、
破片などでのケガに注意する。
避難する際は、窓を閉め、キーを付けたまま、
ドアロックをせずに避難する。
エレベーターの使用を中止する。
安全ニュース 2006年新年号 号外
地震が発生すると人間は、わずかな揺れから感じ始め、
つまり「電球」が明るく(マグニチュードが大きく)
震度3では恐怖感を覚えますが、建築物などへの被害や
ても、電球(震源)から遠く離れれば、離れるほど暗く
地盤の亀裂や山地での落石などの被害が出るのは、震度
(震度は小さく)なると言うことです。
5弱からで、一般に震度4までは建物や地盤への害はない
ちなみに、マグニチュードが0.2大きくなると地震波の
と言われます。
エネルギーは2倍になり、0.4で4倍、0.6で8倍、0.8で16倍、
表示される「震度」が揺れる強さを表すのに対し、
1.0で32倍…のように「倍、倍、倍・・」で増加します。
「マグニチュード」は地震の規模、つまり、地震波のエ
この計算で平成16年に起きた「中越地震」のマグニチュー
ネルギーを表します。解り易い例えとして、「電球」の
ド6.8のエネルギーを計算すると、マグニチュード「5」
明るさと周囲の明るさとの関係で次のように説明されま
の地震の512個分であったと言う計算になります。震源は、
す。照明の「電球」そのものの明るさがマグニチュードで、
物凄いエネルギーであり、直下型地震の怖さがお解かり
電球から離れたある場所の明るさが震度に相当します。
頂けると思います。
震 度 階 級 関 連 表
震度階級
3
4
5弱
5強
人 間
木造建築
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感
じる。恐怖感を覚える人もいる。
かなりの恐怖感があり、一部の人は、
身の安全を図ろうとする。眠っている
人のほとんどが、目を覚ます。
多くの人が、身の安全を図ろうとする。
一部の人は、行動に支障を感じる。
非常な恐怖を感じる。多くの人が、行
動に支障を感じる。
鉄筋コンクリート造建物
耐震性の低い住宅では、壁や柱が破損
するものがある。
耐震性の低い住宅では、壁や柱がかな
り破損したり、傾くものがある。
耐震性の低い建物では、壁などに亀裂 軟弱な地盤で、
亀裂が生じることがある。
が生じるものがある。
山地で落石、小さな崩壊が生じること
耐震性の低い建物では、壁、梁(はり)、 がある。
柱などに大きな亀裂が生じるものが
ある。耐震性の高い建物でも、壁などに
亀裂が生じるものがある。
立っていることが困難になる。
6弱
6強
7
地盤・斜面
耐震性の低い住宅では、倒壊するもの 耐震性の低い建物では、壁や柱が破壊
がある。耐震性の高い住宅でも、壁や するものがある。耐震性の高い建物で
柱が破損するものがある。
も壁、梁(はり)、柱などに大きな亀裂
が生じるものがある。
立っていることができず、はわないと 耐震性の低い住宅では、倒壊するもの 耐震性の低い建物では、倒壊するもの
動くことができない。
が多い。耐震性の高い住宅でも、壁や がある。耐震性の高い建物でも、壁、柱
柱がかなり破損するものがある。
が破壊するものがかなりある。
揺れにほんろうされ、自分の意志で行 耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大 耐震性の高い建物でも、傾いたり、大
動できない。
きく破壊するものがある。
きく破壊するものがある。
地割れや山崩れなどが発生すること
がある。
大きな地割れ、地すべりや山崩れが発
生し、地形が変わることもある。
現場内で、災害発生と同時にアナウンスを流せるシステムであり、地震・火災災害など突然発生する災害時に放送
できるシステムです。送信するアナウンスはお客様のご要望を確認し製作します。
いままで以下の理由で
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・ 費用がかかる。
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災害発生とほぼ同時(約10秒)に放送可能です。
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1 お手持ちのパソコンでご利用できます。
2 一般のOA業務にパソコンを使いながら平行して放送できます。
3 ナレーションは短い文章単位で製作してあり、組合せを代え
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