トルコ経済について 景気動向指数、設備稼働率が緩やか

2014 Nov
25
トルコ経済について
景気動向指数、設備稼働率が緩やかに改善、景気も回復の兆し
24日に発表されたトルコの11月の景気動向指数（季節調整値）
景気動向指数、設備稼働率の推移
（％・バランス）
（％）
は108.4、設備稼働率は74.5％となり、一部の経済指標は今年前
半を底に、緩やかに改善しています。
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トルコでは、今年1月に通貨防衛やインフレ（消費者物価指数）抑
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制などの観点から、政策金利が大幅に引上げられ、経済活動の重
石となっていました。しかし、インフレや経常赤字が緩やかに改善し
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ており、足下、金融引き締め効果が顕在化し始めていると考えられ
ます。さらに、欧州向けを始め輸出が底堅く、鉱工業生産も安定し
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て推移していることや、原油価格の下落がコストダウン効果などを
通じて経済にプラスに働いていくことなどを踏まえると、今後、トルコ
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景気動向指数（左軸）
設備稼働率（右軸）
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11/11
経済は緩やかに回復していく公算が高いと考えています。
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（年/月）
（出所）Bloombergのデータを基に三菱UFJ投信作成
中東の地政学リスクや米国の利上げ観測の高まりなどの懸念材
料が残存するものの、上記の通り、ファンダメンタルズ（経済の基礎
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主なイベント・経済指標発表予定（結果）
的条件）の改善が下支えとなって、トルコマーケット（株式、債券、
為替）は底堅く推移していくとみています。
曜日
11月
21日
日本
米国
 特にございません。
 特にございません。
 特にございません。
 9月 S&Pケース・シラー住宅総合指数主要20都市
金
グローバル･マーケット･ストラテジー･チーム
シニアストラテジスト
岸義明
11月
25日
火
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