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3 − 7 2.チャンネルプラン 2.1 アナログ基本チャンネルの統一

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3 − 7 2.チャンネルプラン 2.1 アナログ基本チャンネルの統一
2.チャンネルプラン
2.1 アナログ基本チャンネルの統一
CATV統合に伴い、平成23年7月アナログ放送終了までの佐伯市全域のアナログ基本
チャンネルの統一について検討する。
【検討結果】
(1) アナログチャンネルは、基本構成を平成20年4月から佐伯市全域で統一する。
(表3-2-1-1「アナログ基本チャンネル構成」参照)
表3-2-1-1 アナログ基本チャンネル構成(案)
佐伯・直川・蒲江・CTS
1 NHK教育
上浦・宇目
弥生・本匠
鶴見・米水津
1 NHK教育
1 NHK教育
1 NHK教育
2 TVQ九州放送
2 TVQ九州放送
2 TVQ九州放送
2 テレビ大分
3 テレビ大分
3 テレビ大分
3 テレビ大分
3 NHK総合
4
4 漁港監視(上浦)
4 NHKBS1
4 TVQ九州放送
5
5
5 NHKBS2
5 大分放送
6 自主放送
6 自主放送
6 自主放送
6 福岡放送
7 NHK総合
7 NHK総合
7 NHK総合
7
8
8
8
8 NHKBS1
9 大分放送
9 大分放送
9 大分放送
9 NHKBS2
10 福岡放送
10 福岡放送
10 福岡放送
10 大分朝日放送
11 大分朝日放送
11 大分朝日放送
11 大分朝日放送
11 自主放送
12 テレビ西日本
12 テレビ西日本
12 テレビ西日本
12 テレビ西日本
【検討内容】
(1) 各エリア単位でのチャンネル構成を、アナログ終了の平成23年7月まで効率よく変更
・統一し、格差是正を図る。
(2) 本来有料放送のCS放送を廃止することで経費節減(約2,700万円/年)を図る。
(3) 生活圏が福岡に近いことより、四国波より福岡波を選択する。
【経緯】
(1) チャンネル構成
アナログ基本チャンネルの構成については、次の点に留意して決定する。
① エリア間の格差の是正
② ランニングコストの節減
③ 住民サービスの適正化
④ チャンネル変更に伴う経費の節減
⑤ 淀みのないデジタル化移行
3 − 7
① エリア間の格差の是正、③ 住民サービスの適正化
NHKBS放送のみが地域間で差が生じるが、これまで視聴していた地域で廃止する場
合、視聴を希望する市民は新規にアンテナが必要なため、加入者の経済的負担増を省くこ
とよりそのまま放送する。
佐伯市は平成20年9月予定の東九州自動車道の開通により生活圏が更に福岡に近くな
り、福岡3波の再送信同意が得られれば四国波より全国キー局の福岡波を選択する。
これまで無料でCS放送を視聴してきた地域においてはCS放送を廃止することにより
サービス低下となる。しかし、福岡3波の導入を図ることでサービス低下の抑制を図る。
(*福岡3波は再送信同意を得ることが必要)
また、地上デジタル放送への完全移行に対する処置としても、本統一時期に基本チャン
ネルをできるだけ統一する必要がある。
廃止されるCS番組を表3-2-1-2に示す。
上浦振興局の漁港監視カメラは補助事業の絡みもあり、上浦振興局地域内のみ4chにて
当面視聴可能とする。
表3-2-1-2 廃止されるCS番組(無料)
CTS・佐伯
蒲江
直川
宇目
上浦
本匠
弥生
○
○
○
○
○
鶴見
米水津
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
5
5
○
○
放送大学
サイエンスch
○
○
○
キッズステーション
ファミリー劇場
スポーツi
○
○
○
○
G+
○
○
○
○
CSN1ムービーch
ヒストリーch
スカイA
ゴルフネットワーク
ショップチャンネル
○
○
○
○
GAORA
ディスカバリー
チャンネルNECO
スペースシャワー
お天気
JNNニュース
時代劇ch
合
計
2
3
2
3
3
6
○
○
○
○
7
② ランニングコストの節減
CS放送は本来有料放送であり、地上デジタル放送完全移行時は有料になることより、
チャンネル統一に合わせ廃止することとし、経費節減(約2,700万円/年)を図る。
④ チャンネル変更に伴う経費の節減、⑤ 淀みのないデジタル化移行
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アナログチャンネルの基本構成は、平成23年7月のアナログ終了時のデジタルチャン
ネルの構成を基本形として佐伯・直川・蒲江・CTSエリアで今回適用する。他の地域に
ついては、チャンネル変更に時間と費用を要するため最小限の変更にとどめる。
(2) チャンネル統一時期
チャンネル統一の時期は、次の3つの時期が考えられる。
① 平成19年4月
② 平成20年4月
③ 平成21年4月
① 平成19年4月は、チャンネル変更作業等の物理的時間の不足及び住民理解の関係か
ら困難である。
② 平成20年4月は、経費節減の観点からは遅いのではあるが、地上デジタル化の諸問
題もおおよそ検討が終了し、市民もある程度地上デジタル放送を理解出来た時期であり、
この時期に諸問題に結論を出すのが良いと判断する。
③ 平成21年4月は、経費節減の目的から遅きに失する。
機器構成図は、「図3-2-2-1 アナログチャンネル統一機器構成図」に示す。
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図3-2-2-1 アナログチャンネル統一機器構成図
2.2 アナログ多チャンネル放送
【検討結果】
(1) 自治体から送出しているCS放送は平成20年3月にて終了する。
行政貸与のホームターミナルは撤去する。個人の設備は住民に廃棄していただく。
【検討内容】
(1) 旧市町村単位でのチャンネル構成を統一し、格差を是正する。
アナログ基本チャンネルの項で検討したとおり、エリア間の格差是正、ランニングコス
トの削減、デジタル化への移行等を考慮した結果、自治体から送出するCS放送について
は、今回の統合時に廃止すことが望ましい。
(株)ケーブルテレビ佐伯との有料契約にてついては自由とする。
なお、 (株)ケーブルテレビ佐伯は、アナログ放送終了が平成23年7月に控えているこ
とより、デジタルへの加入促進は行っているがアナログの加入促進は行っていない。
(株)ケーブルテレビ佐伯との有料契約にてついては自由とする。
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2.3 デジタル放送
2.3.1 地上デジタル放送
【検討結果】
(1) 地上デジタル放送は、(株)ケーブルテレビ佐伯より大分波5局を平成19年2月から佐
伯市全域にパススルーにて配信する
(2) 福岡波は再送信同意が得られた段階で配信する。
(3) 料金は基本料金に含まれる。
【検討内容】
(1) 大分市周辺では平成18年12月に地上デジタル放送が開始された。佐伯市においても
この放送波を受けCATV加入者に地上デジタル放送を配信する。
佐伯市の放送中継局が平成20年度にデジタル化された場合はバックアップとして利用
する。
(2) 福岡波は区域外再送信についてCATV事業者と放送局の間で協議中であり、同意が得
られた段階で配信される。
地上デジタル放送では、実際の周波数の物理チャンネル番号では選局せず、全国の放送局
で協議して決めたリモコン番号で放送局を選択する。リモコン番号を表3-2-3-1に示す。
表3-2-3-1 地上デジタル放送のリモコン番号
放送局名
NHK大分総合
NHK教育
大分放送
テレビ大分
大分朝日放送
(福岡放送)
(TVQ九州放送)
(テレビ西日本)
自主放送
リモコン番号
1ch
2ch
3ch
4ch
5ch
6ch
7ch
8ch
9ch
10ch
11ch
12ch
物理チャンネル
U15ch
U14ch
U22ch
U18ch
U26ch
C58ch
C59ch
C57ch
U17ch
区域外再送信である福岡3波については、現在CATV事業者と放送局の間で協議中であ
り、地上デジタル放送への完全移行までには結論が出されると推測する。特例として、徳島
県及び佐賀県では県内民放局が1局のみであり、区域外波の再送信が認められている。
地上デジタル放送の視聴は次の3つの方法がある。
① 地上デジタル放送対応テレビに買い換える
② 地上デジタル放送対応チューナーを買う
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③ (株)ケーブルテレビ佐伯のSTB(デジタル多チャンネルコース)サービスに加入
する。
上記②③の場合、住民は従来からのアナログTVでも付帯設備の設置により地上デジタル
放送対応TVと同様にデジタル放送の視聴が可能である。
ただし、画質はアナログTVの性能により、デジタルTVと同画質は期待できないものも
あり注意を要する。
2.3.2 デジタル多チャンネル放送
【検討結果】
(1) デジタル多チャンネル放送は住民と(株)ケーブルテレビ佐伯との自由契約とし、平成
19年4月から佐伯市全域にトランスモジュレーションにて配信する。
【検討内容】
デジタル多チャンネル放送は、本来加入希望者が有料で受けるべきサービスである。
佐伯・上浦・宇目・直川・蒲江についてはデジタル多チャンネル放送は既に㈱ケーブルテレ
ビ佐伯のSTBサービスに加入できる。統合により残る弥生・本匠・鶴見・米水津も19年4月
から加入できることとする。
*13. トランスモジュレーション
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