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平成26 年度 決 算 報 告 書

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平成26 年度 決 算 報 告 書
平成26 年度
決
算 報
告 書
公益財団法人
東近江市地域振興事業団
事
業 報 告
書
1,事業概要
平成 17 年 4 月から再編した「財団法人東近江市地域振興事業団」は10年が経過し、
今日まで「事業団」は公共施設管理運営分野において、施設の設置目的に基づいて施設管
理の専門職員による管理運営コストの効率化を図りつつ、施設設置者である地方自治体お
よび多くの市民・利用者の皆さんに応えてきたところです。
「公の施設」の担い手として施設設置目的に基づく、利用面での平等性・公平性の確保
およびコストの効率化さらに市民の効用(利用者満足度)の増大と有効性(利用者効果・
効用)のための検証、検討を加え、さらなる向上のため研鑽して公共事業の推進をしてい
ます。このことから、平成 24 年4月1日には、
「公益財団法人」として認定を受け、名実
ともに「公益主体」の法人格を取得いたしました。平成26年度の事業団の組織は、4課
5 係、職員総数は、理事長、常務理事、プロパー職員25 名、常勤嘱託職員 2 名、嘱託職
員 7 名、臨時職員20 名、短時間勤務職員(パート職員を含む)30 名、の計86 名(平
成27 年3月末日現在)となりました。
八日市地域および湖東、愛東、能登川、蒲生地域における公共施設(福祉、教育、文化、
スポーツ施設)の指定管理事業者として、16施設の指定管理事業者として管理運営を実
施し、そのほか東近江市から7施設の委託業務を受託しました。指定管理者制度に基づく
「公の施設」の指定管理事業者の業務と共に、道路等の維持管理等の業務(受託事業)を
実施し、平成26年度(公財)東近江市地域振興事業団収支決算の収入総額は、674,
059,955円、支出総額は625,841,490円、収支差引額は48,218,
465円、利用者総数は、826,596名となりました。平成21年度からは経理関係
事務の合理化を図ることを目的に「公益法人会計ソフト」の運用を開始し、振込依頼書に
よる方式から、フロッピーディスク交換による振込でスムーズな会計処理を行っておりま
す。
また、インターネット回線を利用して各施設の経理データ集積を行い、各地域の拠点施
設の会計をスピーディに処理しています。
公益法人改革によって公益法人のディスクロージャーの充実による業務運営の透明化お
よび適正化が求められている事や、指定管理事業者として事業団管理施設の情報発信・利
用者サイドに立った情報等を提供するため事業団ホームページを開設しております。この
中で、業務、財務に関する資料の公開や各施設の空き情報やイベント情報を提供しており
ます。
事業団自体の体制強化・組織再編成等を行い、東近江市が出資して設立した公益法人と
して、東近江市における業務を確保しつつ増加する施設の管理運営に万全を期したところ
です。指定管理者制度の管理運営上の主な問題点は、 ①管理施設の経年劣化・老朽化に
-1-
よる施設修繕
②自主事業と一般市民への施設利用制限
③指定事業と自主事業の展開
④施設一体管理に伴う保険料・備品・管理車輌等の費用負担 ⑤管理コスト低減目的の設
備投資・減価償却 ⑥安全管理・危険回避への投資 ⑦人材育成・確保目的の投資 ⑧指
定外依頼業務の費用負担 ⑨類似他団体(体育協会、総合型スポーツクラブ、文化団体、
自治会等)との業務範囲等があげられます。
また、次年度に向け、指定管理期間満了を迎える施設もあり、事業団にとって運命存続
の分岐点の境地であります。
行政財政改革の名の下、原則公募方式で節減目的のみが先行している感がし、市民サー
ビスの低下とならないかが懸念され、施設管理者として不安の中、年度を終了しました。
施設老朽化による漏水・雨漏り等修繕を要するものが多くなり、一部緊急修繕について
は事業団で対応しましたが、抜本的改修・修繕については施設設置者の責任において執行
されるよう、今後も引き続き東近江市所管課を通じて修繕・改修を要請します。
平成26 年度東近江市として施工された主な修繕・改修工事は、
・ウエルネス八日市
エアコン設備設置改修工事
地下タンク休止に伴う清掃及び配管油抜き作業
・東近江大凧会館
石碑修繕
別館空調リークテスト
映像室天井化粧ボード一部撤去
空調熱交換器交換
別館空調真空バルブステム弁体交換
本館空調機修繕
仮囲い等設置工事
・能登川水車とカヌーランド 大水車軸受修繕
資料館玄関階段修繕
米搗き水車駆動用水中ポンプ取替
・布引運動公園プール
昇温用ラインポンプ等交換
塩素滅菌器残留塩素計センサー交換
・長山公園
グラウンド D 面三塁側防球ネット設置工事
・布引運動公園陸上競技場
事務所通路照明制御リレー交換修繕
多目的グラウンド電波時計修繕
大型複合遊具半丸太取替修繕
・ひばり公園
井水・上水配管漏水修繕工事
汚水管根詰まり除去・破損修繕
汚水管詰まり除去
漏水2か所修繕
-2-
井水管漏水工事
上水道漏水・バルブ交換工事
・蒲生体育館
駐車場区画線工事
アリーナ照明管球取替え
大屋根庇・外壁防水工事
・蒲生運動公園
照明管球取替え
仮設トイレ増設
・おくのの運動公園
南側駐車場アスファルト舗装工事
等となりました。
各施設等の事業概要
(1)総務課
総務課は、市行政関係各課との事務調整をしつつ、市民サービスが低下しないよう各管
理施設との連携を密にしながら業務を推進してきました。
庶務係は、事業団雇用職員(87名 平成27年3月末日現在)の人事庶務関係等の業
務、指定管理施設の管理者として努力して参りました。
会計係では、平成21年度から新公益法人基準に対応した「公益法人会計ソフト」を運
用し、新会計システムに伴う経理関係事務を順調に稼働させているところです。
総務課全体としては、庶務部門・経理部門・企画管理部門の分離等を含めて、組織体制
の再編・確立が必要不可欠となっています。
以下総務課の主要な業務
・事業団の運営(理事会・評議員会)に関する業務
・事業団の職員等人事に関する業務
・事業団の職員研修に関する業務
・事業団の財産管理および財務に関する業務
・各施設との連絡調整に関する業務
・事業団の庶務および総括経理に関する業務
公益目的事業(市民福祉の増進ならびに教育・文化・スポーツの振興に関する事業)
<1>伝統文化の保存継承と芸術の振興を図る事業、およびそれに付随する事業
〔1〕伝統文化の保存継承事業
世界凧博物館東近江大凧会館では、伝統文化の保存継承事業として次の事業をおこないま
した。
(1)基本的博物館機能(博物館資料の活用)
◎東近江大凧を中心とした凧に関する資料の収集 日本の凧68点収集
◎東近江大凧を中心とした凧に関する資料の展示
-3-
◎東近江大凧を中心とした凧に関する資料の保存
◎東近江大凧を中心とした凧に関する資料の調査研究
(2)特別企画展の開催
◎夏休み特別企画「パズル遊びへ ご招待」
開催期間 平成26年 7月17日(木)~9月2日(火)
開催期間中の入館者数 2.541人
◎2014年特別企画 「鈴鹿墨職人展」
開催期間 平成26年10月30日(木)~12月2日(火)
開催期間中の入館者数 1.153人
◎新春特別企画「未の干支凧とお正月遊び」
開催期間 平成27年 1月3日(土)~1月26日(月)
開催期間中の入館者数 597人
◎ミニ企画展 その他
・~みんな来い!来い!~「鯉の凧展」
開催期間 平成26年4月17日(木)~5月6日(火)
期間中の入館者数 651人
・
“たのしさいっぱい”クリスマスの凧達
開催期間 平成26年12月 4日(木)~12月27日(土)
期間中の入館者数 436人
・鬼はそと~♪福はうち~♪「鬼の凧、福の凧」
開催期間 平成27年1月29日(木)~2月16日(月)
開催期間中の入館者数 413人
・ひな人形の凧展~いろんな おひなさん 飾ってみました♪
開催期間 平成27年2月19日(木)~3月16日(月)
開催期間中の入館者数 497人
(3)体験教室の開催
◎夏休み親子凧作り教室 ~クワガタの凧を大空に揚げよう!!~
日時 平成26年 8月23日(土)
65人参加
27枚作製
◎親子凧作り教室 ~飛び出し坊やの凧を作ろう~
日時 平成26年 9月28日(日)
68人参加
34枚作製
◎親子凧作り教室 サンタクロースの凧作り
日時 平成26年12月14日(日)
-4-
45人参加
24枚作製
◎東近江のガオさんの凧つくり教室
日時 平成27年 2月 1日(土)
20人参加
9枚作製
◎凧作りコーナー及び市内外からの依頼に応じた凧作り指導
・館内凧作りコーナーの設置
・東近江大凧作りの指導(東近江大凧保存会と連携)
・その他、角凧作り、連凧作りなど凧作り一般の指導、助言など
◎その他の体験教室・・・企画展に連動した「体験教室」を開催。
・夏休み特別企画「パズル遊びへ ご招待」関連イベント
7 月20日(日) 10:00~11:30 ブロックパズル1
参加人数 48人
13:30~15:00 からくり工作(貯金箱)
参加人数 50人
8月3日(日)
10:00~11:30 ペーパーパズル1
参加人数 31人
13:30~15:00 からくり工作(ひっかけ箱)
参加人数 27人
8月16日(土) 10:00~11:30 ブロックパズル2
参加人数 33人
13:30~15:00 からくり工作(からくり変化)
参加人数 29人
8月17日(日) 10:00~11:30 ペーパーパズル2
参加人数 23人
13:30~15:00 からくり工作(貯金箱)
参加人数 48人
・~みんな来い!来い!~「鯉の凧展」関連イベント
鯉の歩行凧作りコーナー
体験日 土曜日及び日曜日 体験料 無料 対象者 小学生以下
ペーパークラフトによる「鯉のぼり作り」コーナー
体験日 土曜日及び日曜日 体験料 無料 対象者 小学生以下
・2014年特別企画 「鈴鹿墨職人展」関連イベント
体験コーナー
硯で墨を磨る体験コーナー
3 種類:墨・色墨(紫)
・色墨(赤)を硯で磨ることが出来ます。
墨流し
-5-
墨汁を水に垂らした際に出来る模様を和紙に染める。
・
“たのしさいっぱい”クリスマスの凧達関連イベント
折り紙の体験コーナーの設置
180cmのもみの木を準備し、来館者にサンタクロース、星、ベルなどを折り
紙で折って頂き、もみの木に飾り付けていく。
「サンタクロースの歩行凧」体験コーナーの設置
大きさ:8cm程のサンタクロースの凧を作るコーナーを設置。無料
・ひな人形の凧展~いろんな おひなさん 飾ってみました♪関連イベント
ひな人形の歩行凧作り
体験開催日 体験料 無料 対象者 小学生以下
☆能登川水車とカヌーランド
◎凧作り体験教室
東近江市の文化に親しんで頂くため、能登川水車とカヌーランドとして初めて凧作
り教室を開催しました。
開催日 平成26年12月27日(土)
参加者数 30人(子ども16人と保護者)
(4)機関紙の発行およびホームページ・ブログの運営
◎大凧便りの発行(毎月1回) 第95号~第106号 800部印刷
◎ホームページの運用 http://oodako.net/
トータルアクセス数 56.583件(3 月 31 日現在)
◎ブログの運用 http://oodakomuseum.shiga-saku.net/
トータルアクセス数 296.225件(3月31日現在)
(5)東近江大凧のミニチュア、凧作りキットの販売
◎土産用東近江大凧・絵葉書などを、地元の業者や観光協会などと委託販売契約により
販売
◎子どもたちに「もの作りの大切さ」を知る目的として凧作り製作キットの販売
(6)東近江大凧の保存継承団体である「東近江大凧保存会」への支援
東近江市の地域文化であり、国の無形民俗文化財にも選択されている「東近江大凧」
の将来の担い手となる子供達に、その製作および飛揚技術を伝授するプロジェクトとし
て『チャレンジ“大凧”2020』が平成19年度より、東近江大凧保存会が行ってい
ますが、平成26年度においても、保存会の活動をサポートし、後継者育成活動を推進
しました。
-6-
平成26年度チャレンジ“大凧”2020
製作期間 9月6日(土)~11月8日(土)
飛揚日
11月16日(日) まとめ 11月29日(土)
(7)凧の学習に関する教育活動の支援
学校の総合学習にて、来館する小学校・中学校が増えてきていますが、地域文化「東
近江大凧」そして凧の世界の学習の場として計画的に学校教育と連繋をとり、学習の場
として取り入れて頂けるよう積極的な働きかけを行いました。結果、小学校3年生地域
学習、凧つくり体験と見学、伝統文化の東近江大凧つくりが行われました。
(8)東近江大凧まつりの企画運営
東近江市を代表する「東近江大凧まつり」が平成26年5月25日に開催されました。
伝統文化を生かした地域住民が参加するまつりとして発展できるよう、大凧揚げそして
製作、地域住民が参加する「ミニ東近江大凧コンテスト」、凧の招待者関係など、まつ
り運営に参画しました。
(9)凧文化全般に関する学習の機会の提供
東近江市が誇る伝統文化の東近江大凧を市民と共に活動の場を広げるため、ボランテ
ィアスタッフを募集の準備計画を行いました。このことにより、東近江大凧会館の活動
が市民の身近なものとなり、ボランティアと職員が一緒に活動することにより、来館者
や凧つくりなどの凧に関する学習の場の提供と併せてボランティアスタッフにとって
も、市民の宝である東近江大凧の学習の場であることを今後目指していきます。
〔2〕文化、芸術の向上および振興事業
東近江市の文化芸術振興のために、八日市文化芸術会館とあかね文化ホールが連携をと
りながら、市内全域を対象とした幅広い事業展開をしました。事業内容については、次の
とおりです。
(1)高品質な文化・芸術性の高い事業
東近江市の文化施設の拠点として、幅広い世代のニーズに対応できるよう、さまざまな
ジャンルで、芸術性の高い一流のアーティストによる公演。
☆八日市文化芸術会館事業
◎東近江歌謡フェスティバル(8月3日)
入場者・761 人
◎同窓会コンサート(9 月 28 日)
入場者・755 人
◎第 6 回こころ動く名作シアター「そして父になる」(6 月 21 日)
-7-
入場者・496 人
◎が~まるちょばサイレントコメディーin 八日市(10 月 11 日)
入場者・607 人
◎コロッケコンサート(11月16日)
入場者・1,373 人
☆あかね文化ホール事業
◎「大阪音楽大学出張講座 in 東近江」オペラ 1st レッスン vol.④(9 月 6 日 入場
者・146 名)
「ばらの騎士」
「ラ・ボエーム」
「つばめ」オペラの名場面を生演奏、作品内容や時代
背景、作曲者等を解りやすい解説で楽しく学べる講座。今年度で 4 回目の開催。
◎「キマグレ・サーカス」
(7 月 26 日 入場者・455 名)
親子向けの世界一小さなサーカス開催
◎「デュークエイセスコンサート」(12 月 7 日 入場者・417 名)
懐かしのハーモニーで、観客を魅了
(2)次世代育成、こども未来事業、市民参加型事業
未来を担う子ども達に、芸術鑑賞を通して豊かな心を育む事業を開催しました。
☆八日市文化芸術会館事業
◎第 4 回音楽を感じるアウトリーチ事業(6 月18・19 日)
参加者・127 人(蒲生東小学校・御園小学校・蒲生北小学校)
◎第 5 回中学生のためのブラスクリニック(8 月 21 日)
参加者・74 人
◎ベビーと一緒にコンサート(5/14.7/2.10/1.11/5.4 回)
入場者数・506 人
◎むすび座「地獄八景亡者戯Ⅱ~じんたろうと眠り竜の巻~」
(3 月 1 日)
入場者数・186 人
☆あかね文化ホール事業
◎第15回あかね人形劇まつり(5 月 18 日 入場者・260 人)
◎人形劇を楽しむシリーズ vol.30 森のどんぐりさん結成 20 周年記念公演「だごだ
ごころころ」
、
「てぶくろをかいに」(3 月 15 日 入場者・62 人)
◎「三遊亭小遊三・林家正蔵二人会」3 月 21 日 入場者・183 人)
◎「京フィルとあそぼう!はじめてのクラシックコンサート」
(3 月 29 日 入場者・
221 人)
京都フィルハーモニー室内合奏団との共催事業、0 才児から楽しめるクラシックライブ。
-8-
(3)市民参加型交流事業
市民の方が、元気に交流し、地域コミュニティの向上をはかる事業に取組ました。
☆あかね文化ホール事業
◎「音楽の散歩道」
(毎月第2木曜日)
毎月、様々なジャンルの音楽家にご出演いただき演奏を鑑賞した後は、コーディネー
ターの指導のもとご来場の皆様と一緒に歌を歌いました。(延べ入場者・1,147 人)
(4)展示事業
☆八日市文化芸術会館事業
◎企画展 北山善夫展(1月 10 日~1月 30 日)
入場者数・625 人
☆あかね文化ホール事業
◎蒲生地区「芸術・文化のつどい」
(6 月 29 日 入場者・318 人)
◎蒲生地区文化祭(10 月 31 日~11 月 2 日)
(5)後援事業
☆あかね文化ホール事業
◎「HAMORIBECONCERT2014」
(11 月 30 日 入場者・300 人)
日本の美しいうた(唱歌、童謡、合唱曲、ポップス等)を後世に歌い継ぐ、蒲生地区
出身の中川さんが所属するデュオコンサートを前年度に引き続き後援致しました。
(今
年度で 4 回目の後援)
(6)芸術文化に関する情報の発信事業
「八日市文化芸術会館・あかね文化ホール」のファンを増やし、多くの方に芸術文化に
触れていただくために「友の会」の募集を行いました。今年度で 6 年目となり 223 人
の方が会員となりました。
また、事業団のホームページとは別に新たなホームページを作成しました。主催イベ
ントや貸館事業のイベントをより詳しく掲載し、利用者の利便性の向上を図りました。
〔3〕それに付随する事業
○公益目的での施設貸与事業
東近江市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定に基づき、管理
運営に関する基本協定を遵守し、円滑な運営・利用促進を図りながら、伝統文化の保存継
承をおこなう施設においては、学芸員や大凧保存会が作成方法などを指導しながら、大凧
まつり参加チームや学校・子ども会の凧づくり教室を開催するために施設貸与事業を行い
-9-
ました。文化、芸術の向上および振興事業を行う施設では、各種団体の発表会や講演会・
芸術展などに施設貸与事業を行いました。市民交流の拠点であることを認識し、市民の方
に広く利用いただくために、ホームページ上や施設独自の広報誌などにおいて利用方法や
空き状況を公開し、より多くの方に利用の機会が広く平等に行きわたるよう、定められた
受付期間、期日を順守し、公平、公正で平等な利用の確保を行いました。
<2>市民福祉の推進と生涯教育の振興を図る事業、およびそれに付随する事業
〔1〕市民福祉の推進事業
勤労者総合福祉センターでは、心身ともに健全な発達と、明るく豊かな市民生活を創造
するため、生涯学習の導入講座として初心者を対象とした文化教養講座・キャリアアップ
講座・健康づくりの講座・婚活応援事業を開講しました。講座はアンケート調査などによ
ってニーズを把握し、だれもがいつでも各ライフステージにおいて参加できるよう受講者
を広く募集し勤労者福祉の増進を図りました。講座終了後は、受講生によるサークル活動
に導くことによって、生涯にわたる適度なスポーツ・文化を通じて余暇を有効利用し、勤
労意欲の向上に寄与するとともに生涯学習の普及振興を図りました。
さらに、日頃の文化教養講座および生涯学習の成果を発表する場として文化発表会を開催
し、他団体や他講座の受講者との交流を図りました。
(1)教養講座
☆勤労者総合福祉センター
◎ウエルネス講座
・文化教養講座
茶道講座 年28回、華道講座 年18回、水墨画講座 年22回、フラワ-アレンジ
講座 年18回、ビーズアクセサリ-講座 年20回、実用書道ペン字講座 年20回、
実用書道ペン字講座PART2 年20回、初めてのソーイング講座 年 18 回、ネイル
講座年10回、新規に2講座 フランス刺繍 年16回、ワクワクおしゃれ塾 年4回
・キャリアアップ講座
英会話講座(初級) 年24回、英会話講座(中上級) 年24回、韓国語講座(入門)
年24回、中国語講座(初級) 年20回、ファイナンシャルプランナ-3級(9月試験) 年
12回、新規に2講座 英会話講座(入門) 年24回、ファイナンシャルプランナ-2
級(1月試験) 年15回
・健康づくり・癒し講座
健康太極拳講座 年28回、リフレッシュヨガ講座 年28回、有酸素運動とヨガで健
康に 年12回、ウオーキングエクササイズ 年15回、ストリートダンス 年22回
新規 50歳からにフィットネス 年18回、初めてのハワイアン・フラ年20回
・婚活応援
婚活応援親の会 年1回
- 10 -
上記講座を、受講された皆さんは市内外の様々な地域から参加され、いずれも講師を中
心に講座をとおして交流を深めながら熱心に学ばれました。
(2)発表会
☆勤労者総合福祉センター
ウエルネス文化発表会は、日頃の文化教養講座および生涯学習の成果を発表する場とし
て10月26日(日)に開催し、作品展示やステージ発表はもちろん、一般来館者対象の
体験講座に参加することによって、受講生としてではなく指導者・指導補佐する側の体験
によって、次段階へのステップアップへと繋げて頂きました。
また、受講生によるマジックショーやお楽しみ抽選会では他団体・他講座・地元の方・当
日来館者・受講生・講師みんなで楽しい時間が共有でき交流と親睦が図れました。また、
ウエルネス講座の講座数が毎年増えておりますので、体験コーナーや展示・ステージ発表
者も毎年増えています。それに伴い来館者も増加し、広場の駐車場が一杯で建部コミニテ
イーセンターの駐車場もお借りしました
(3)サークル支援事業
勤労者総合福祉センターでは、各講座終了後は、今年度はアロマテラピー講座やビーズ
アクセサリー講座の他に韓国語講座・初めてのソーイング講座受講生によるサークル活動
への導きができました。生涯にわたる適度なスポーツや文化を通じて余暇を有効利用し、
勤労意欲の向上に寄与するとともに生涯学習の普及振興を図ります。また、サークル活動
情報を一般利用者グループと自主サークルグループのすべてから情報を集めて一元化を図
り、講座教室情報と共に「文化スポーツ情報ガイド」として定期的に発行してまいります。
施設利用団体アンケートも実施することで、利用団体の声を吸い上げ、施設利用団体の活
動が維持継続発展していけるよう、積極的な環境づくりと支援を行なってまいりました。
(4)その他の事業
勤労者総合福祉センターでは、
「ファイナンシャルプランナ-3級講座」は9月に検定試
験・
「ファイナンシャルプランナ-2級講座」は11月に検定試験があり、資格取得をめざ
した講座を開催し、3級は受講生の80%程度が合格され、2級は30%が合格されてい
ると講師より連絡を受けました。合格された方は次年度もう1段レベルアップした「ファ
イナンシャルプランナ-1級講座」の開講を希望されています。
〔2〕生涯教育の振興を図る事業
(1)生涯学習推進のための事業
生涯学習センター機能的事業を「ライフロング」と人付けて3年目に入り市民の皆様に
もこの名称が少しずつ浸透してきました。市民の皆様方がどのような講座を求めておられ
- 11 -
るか随時アンケートを取りながら検討し、ニーズに合ったメニューを準備しました。4ヶ
所の拠点施設から市内のコミュニティセンターへと生涯学習が広がることを意識して事業
を実施しました。
平成26年度は、各種講座および講演会などを含め76講座・コースを開催しました。、
過去2年の実績をベースにして内容の充実を図り、八日市文化芸術会館、蒲生、湖東の各
コミュニティセンターでそれぞれ新規講座や追加講座の拡大に努めました。八日市文化芸
術会館では新規講座としてとりくんだ「ハンドベル入門」の受講生によるクリスマスコン
サートを12月に展示室で実施。ゲスト出演もあり盛況なコンサートとなりました。
能登川コミュニティセンターにおいても昨年以上の協力を得ながら新しい企画を盛り込
み6講座を開催しました。特に新設の「整理収納アドバイス」受講生の実践の場として 8
月と 3 月に開催した「スッキリ交換会」は大きな反響があり地区外からの参加者も多く意
義のある事業でした。
市内コミュニティセンターと共催による講演会や巡回講座も昨年に引き続き実施しまし
た。ライフロング講演会では、建部、八日市、南部、中野コミュニティセンターを会場に
した人権巡回講演会と、市辺、八日市コミュニティセンターおよびコミュニティセンター
職員会議の3会場で実施した朗読講演会を開催しました。湖東コミュニティセンター共催
の文化講演会では各種講座のステージ発表と展示を合同で行うミニイベントとして実施し
ました。さらに今年度新たに音楽で楽しめる企画として、お月見コンサート(湖東)、がも
う組歌声喫茶(蒲生)も共催で開催しました。
また、新規講座で反響が大きかった整理収納アドバイスを今年度の巡回講座として企画
し、平田、御園、永源寺の各コミュニティセンターの協力で実施しました。
例年どおり毎月 1 回開催される生涯学習課のコミュニティセンター職員会議に出席し、
その都度、講座や講師情報を提供することで、コミュニティセンターとの事業を開催でき
ました。
拠点施設から各コミュニティセンターへと生涯学習を広げていくことを目指してきまし
たが、今年度に新たに3センターとの共催事業を実施することができ、これでライフロン
グをスタートして3年間で市内のすべてのコミュニティセンター14館と事業でつながる
ことができました。これを基にして4年目となる次年度はさらに充実した内容の事業展開
を図りたいと考えます。
各種講座については、生涯学習に求められる多様なニーズに対応できるよう、様々な講
座を8分野で構成して開催しました。
開催した76講座・コースの受講総数は4,604人、延べ参加者数は9,690人、
延べ講座開催数653回、受講料収入合計は5,199,300円でした。
◎未来へつながる子育て講座
・子育てひろば(のびのびコース)
(きらきらコース)各 10 回(以上湖東)
・子育て講演会(巡回講座)1 回「虐待から学ぶ、幸せの扉を開く鍵」
- 12 -
講師 上原よう子さん(NPO 法人虐待問題研究所)
南部コミュニティセンター・南部地区青少年育成会共催(11/29)
◎こどもの感性をみがく講座
・親子リトミック教室 11回 ・リトミックひろば3回
・キッズストリートダンス基礎講座 PART1 15 回 ・PART2 4 回
・ABC教室(幼児クラス・小学生3クラス)各 34 回(以上湖東)
・親子で楽しくリトミック 12 回・キッズパン教室4回
・こどもクッキング 1 回(蒲生)
◎現代社会と地域の課題即応講座
・自然環境を守る講座 小学生チャレンジネイチャーキッズ 4回(文芸)
・異文化交流 中国語会話基礎講座(初級)20回(湖東)
初めての英会話教室 10 回(蒲生)
・人権講演会(巡回講座)3回「虐待から学ぶ、幸せの扉を開く鍵」
講師 上原よう子さん(NPO 法人虐待問題研究所)
建部(6/7)、八日市(11/28)、中野(11/29)各コミュニティセンター共催
・命を守る講座朗読講演会(巡回講座)3 回「いのちあること」
講師 白潟美栄子さん(絵本作家)
八日市(10/23)、市辺(中野共催 10/24)各コミュニティセンター共催および
コミュニティセンター職員会議(10/23)
・自然環境を考える講演会「動けば変わる」1 回 湖東コミュニティセンター共催(3/1)
◎文化教養を高める講座
・絵画教室(初心者・アートコース)各 12 回 ・水墨画教室 13回(体験講座 1 回)
・陶芸教室 12 回×2 日 ・生け花教室(2クラス)各 15 回(お盆の生け花・お正月
の生け花体験各 2 回)
・デジタルカメラ(デビューコース春期・秋期)各 3 回 ・デジタルカメラステップア
ップコース・アートコース)各 12~14 回(以上湖東)
◎仲間作りと交流が生まれる講座
・パンとお菓子の教室毎月コース 12回 お手軽コース 5回 追加コース 3回
・薬膳料理講座 2回 ・手抜きで作ろう男の家庭料理 1 回
・自然食を学ぼう 2 回 ・日本の食文化を学ぼう(新規)2回
・ゆる文字講座(PART1・PART2)各 3 回×2コース(以上湖東)
・絵手紙教室 8回 ・NEW カラーセラピー&心理アロマ(新規)5回(以上蒲生)
・色えんぴつ画入門 12回 ・ハンドベル入門(新規)12回 ・ハンドベルコンサ
ート(12/19)(新規)1 回(以上文芸)
・デジタル写真入門 (能登川・文芸)各 4 回
- 13 -
◎健康に過ごすためのいきいき講座
・リズム体操 24 回 ・有酸素運動とヨガで健康に 24 回 ・はじめてのフラダンス
教室(新規)8回(以上蒲生) ・男のヨガ入門24回 ・発声法で健康に(新規)
3回(以上文芸) ・ハーブボールヨガで健康に(新規)4回(能登川)
◎技術習得で快適ライフ講座
・パソコン教室初心者、ワード、エクセルなど4コース各 5 回 ・画像、インターネッ
ト各 3 回・アドバイスコース 26 回 ・ITでハッピーライフ講座(新規)3回(以
上湖東)
・筆ペン教室8回(蒲生)
・整理収納アドバイス講座(新規)11回(文芸8回・能登川3回)
・スッキリ交換会(新規)2回 ・整理収納相談コーナー(新規)1回(以上能登川)
・きもの着付け入門12回(文芸8回・能登川4回)
・浴衣の着付け入門 2 回(能登川)
◎地域に出かける巡回講座等
・整理収納アドバイス巡回講座
平田(1/22)、御園(1/30)、永源寺(2/7)各コミュニティセンター共催にて開催
・ライフロング講演会(再掲)人権子育て講演会、朗読講演会、文化講演会
・市内コミュニティセンターとの生涯学習イベント
湖東で開催した文化講演会(3月)でコミュニティセンター講座のステージ発表およ
び作品展示を合同開催で行いました。
・お月見コンサート(湖東 9/30) ・がもう組歌声喫茶(蒲生 12/6)
以上8分野全講座の会場毎の受講数などは次のとおりです。
・湖東コミュニティセンター会場
45 講座
・蒲生コミュニティセンター会場
11 講座 2,225 人 1,148,300 円
・能登川コミュニティセンター会場
6講座
833 人 3,256,500 円
408 人
130,000 円
・八日市文化芸術会館会場(巡回含む)14講座 1,138 人
664,500 円
合計 76講座 4,604 人 5,199,300 円
◎講師デビュー企画
学んだことを活かすために指導をしてみたい人などを対象に講師デビュー企画とし
て募集しました。今年度は講座の設定までには至りませんでしたが、問合せなどもあ
り講師候補となる人も登録できてきたことから、今後も新しい講師としての人材蓄積
を継続していきたいと思います。
◎その他活動の発表など
講座で学んだ成果発表の機会として各地区文化祭への出展や受講生独自の作品展を開
催しました。
・湖 東 文化祭出展とステージ発表 絵画(初心者・アートコース)、水墨画、陶芸、写
真(ステップアップ・アートコース)、生花、ゆる文字、キッズストリートダンス
- 14 -
受講生作品展 湖東図書館にて、陶芸教室作品展(3/22~4/5 予定)、写真
教室作品展(4月予定)
・蒲 生 文化祭展示 絵手紙教室、筆ペン教室
芸術文化のつどい はじめてのフラダンス教室
・能登川 文化祭展示 デジタル写真入門
・文芸会館 館内作品展示 デジタル写真入門(8/5~8/31)、色えんぴつ画入門(2/2
1~3/17)
・滋賀銀行(湖東支店)ロビー展示
写真教室アートコース(9/1~9/30)、ゆる文字講座(11/4~12/3)、
水墨画教室(3/7~4/3予定)
・受講生有志作品展示 デジタルカメラステップアップコース4人による作品展(近江八
幡市内の雑貨カフェにて6月開催)
上記のとおり年間を通じて生涯学習の機会提供を行いました。受講された皆さんは市内
の様々な地区から参加され、いずれも講師を中心に講座をとおして交流を深めながら熱心
に学ばれました。
講座の募集に際しては、募集チラシを作成し、ケーブルテレビの番組や文字放送、地域
新聞、情報紙などを利用しながら市内全域へのPRに努めました。
受付については、今年度も一定の期間に限り、全講座を主会場となる八日市文化芸術会
館、湖東、蒲生コミュニティセンターの3か所で受付できる態勢で臨みました。この方式
が受講生の中で定着してきたこともあり、開催会場以外での受付が増加してきました。今
後もこうしたサービス提供をしていきたいと考えます。
2.各種事業の情報収集と発信
☆生涯学習センター機能的事業
◎生涯学習だより広報「ライフロング」発行
各種講座の紹介を含め、主催する生涯学習講座のほか市民が参加できる様々な講座の
紹介に努めるため隔月毎に発行し、講座受講生への配布や市内各施設への配布回覧、催
し物での配布により情報提供に努めました。
◎八日市文化芸術会館ホームページからの情報発信
各講座の募集情報71件、開催した講座の講座レポート61件、トピックス 13件を
掲載しました。ホームページを見て受講申込に来たという方も増えてきています。
◎市関係その他の情報媒体(広報、ケーブルテレビなど)からの情報発信
市広報では、毎月ライフロング事業講座受講生募集情報を掲載。ケーブルテレビでは、
2 ヵ月に 1 回、5分間のライフロングコーナーでの情報提供を継続しています。FMひ
がしおうみでも、毎月1回ライフロングコーナーで情報提供を行いました。
地域の新聞として宣伝効果の高い滋賀報知新聞からも、講座の開催時期に合わせて記
- 15 -
事提供を積極的に行い、募集情報を掲載してもらうことで参加者の増加につながりまし
た。
◎生涯学習課コミュニティセンター職員会議における情報発信
毎月開催されるコミュニティセンター職員会議に出席し、講座情報、講師情報の提供
を行うとともに、各コミュニティセンターの求めていることや実施事業などの情報収集
に努めました。提供した講師情報、講座情報の中から、共催講演会の開催や講座の開催
につなげることができました。
◎意見集約
講座開催後はアンケートによる意見の回収を図りました。また受講生ともできる限り
対話をすることにより次の講座への参考としました。主なアンケートはホームページの
講座レポートから発信しました。
今後も、市民が参加したい、受講したいと望む学習意欲に応えられるよう、各コミュ
ニティセンターとの連携を図り、より多くの情報を得られるように努めます。
3.各種サークル・団体の支援
☆生涯学習センター機能的事業
既に今日まで展開してきた各種講座から自主サークルとして地域に根付く活動をされて
いるグループへは、参加者募集を含めた地域へのPR行うなどの支援を行いました。
また、主催する講座の中からも概ね3年をめどに自主的に活動できるサークルとなるよう
育成や方向付けに努めました。
(2)生涯スポーツの推進事業
1、自主事業
☆布引運動公園
市民の健康、体力の増進を図るため広く参加者を募り、各種教室を開催しました。各年
齢層に応じた運動の機会を提供し、体力づくり・生きがいの場となるように教室プログラ
ムを設定しました。
◎ヨガピラティス教室は10回コース×4期×2クラスで1,178人が受講、スタイ
ルupウォーキング&ボールエクササイズ教室は10回コース×4期×2クラスで
854人が受講、LGスポーツ教室は10回×4期×4クラスで1,655人が受講、
ZUMBA(ズンバ)教室は10回×4期で598人が受講、バレトン教室は6回×4期
で137人が受講、骨盤エクササイズ教室は6回×4期で232人が受講、体験教室は
随時参加いただき84人が受講されました。
◎水泳教室では11回×4期×34クラス(ベビー・幼児・ジュニア・育成・レディー
ス・マスターズ・アクアビクス・アクアウォーキング・シルバー教室)開催し、各期の
受講参加人数は以下の通りとなりました。
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第 1 期 (4 月~ 6 月・11 回)10,782 人
第 2 期 (7 月~ 9 月・11 回)10,973 人
第 3 期(10月~12月・11 回)11,082 人
第 4 期(10月~12月・11 回)10,586 人
合計 43,423 人
◎トレーニング室利用者説明会 月 3 回×12回 その他3回受講者549人(各月)
、
ジョギング教室 10 回×2 期 受講者331人、市民マラソンチャレンジ教室16回
×1期 受講者263人、キッズ陸上教室 5回×2期 受講者529人、インボディ
計測事業者 218人、その他スポーツ・健康に関する講演や相談、トレーニング指導
☆長山公園
ふれあいや健康、体力の維持・増進を図るとともに市民スポーツの育成を目的としてソ
フトテニス教室【平成26年5月13日~7月15日の毎週火曜日(各コース10回) A
コース 9:00~10:30 定員15人、Bコース 10:30~12:00 定員
15人】を計画しましたが、申込者が少なくやむなく中止しました。
☆湖東体育館
利用者が親しみを持って快適に利用でき、スポーツを通じて交流の場・出会いの場とな
るようニュースポーツを楽しむ教室を行いました。
ニュースポーツ教室
毎週水曜日 20:00~21:50 受講者16人 4月~
3月(48回)
☆ひばり公園
施設の特性を生かし、健康、体力向上を図るため、テニス教室(硬式)レベル別に6ク
ラスを開催しました。
年度間の参加人数は延べ215人の参加で、健康やストレスの解消、
交流の場の提供を目的に、楽しく開催しました。
初心者・初級コース 2クラス×10回×4期 定員各10人、初級コース 1クラス
×10回×4期 定員10人、初中級コース 2クラス×10回×4期 定員各10人、
中級コース 1クラス×10回×4期 定員10人
みすまの館の和室を利用し「ストレッチヨガ教室」を開講し、健康増進、肩こりや腰痛
予防として行い、延べ61人の参加がありました。
☆能登川スポーツセンター
市民の健康、体力の増進を図ることはもとより、スポーツを通じた仲間づくりの機会を
提供することができるよう教室運営を実施しました。
ストリートダンス(小中学生対象)
延べ受講人数
- 17 -
110人
ストリートダンス(一般)
延べ受講人数
213人
ストリートダンス(一般スタートコース)
延べ受講人数
82人
ストリートダンス(幼児・小学生体験コース) 延べ受講人数
203人
ウォーキング教室(一般)2期
延べ受講者数
104人
アンチエイジング教室(一般)2期
延べ受講者数
84人
☆蒲生体育館
スポーツ少年団のバトミントンと卓球の活動者が2・3人しかおられないことから、指
導者の協力を得ながら仲間たちを増やしてスポーツを通じて仲間づくりができるよう体験
教室を開催しました。
小学生 バドミントン・卓球教室
延べ受講人数
16人
2、共催・後援事業などの開催
☆布引運動公園
◎バスケットボールスクール
滋賀レイクスターズ・東近江市バスケットボール協会共催のバスケットボールスクー
ル(キッズ・ジュニアの 2 クラス、月 4 回・年間 48 回開催)に後援事業として窓口
業務等協力しました。
◎チアスクール
滋賀レイクスターズ・東近江市バスケットボール協会共催のチアスクール(キッズ・
ジュニアの 2 クラス、月 4 回・年間 48 回開催)に後援事業として窓口業務等協力し
ました。
◎国民健康保険健康教室
東近江市市民環境部保険年金課の委託事業として、国民健康保険加入者対象の運動教
室を体育館で3クラス、プールで 6 クラス開催しました。
体育館で実施の「ウォーキング・ダンベルエクササイズ」A が全 6 回、延べ107人
の受講と「ウォーキング・ダンベルエクササイズ」B が全 6 回、延べ93人受講と「ア
ンチエイジング『-7 歳』をめざした身体づくり」が全 6 回、延べ41人の受講があ
りました。
また、プールで実施の「アクアウォ-キング」が全 4 回、延べ3人の受講、「アクア
ビクスA」が全 4 回、延べ8人の受講、
「シルバー」が全 4 回、延べ4人の受講、
「健
康水泳A」が全 4 回、延べ9人の受講がありました。
◎第34回しが女性ソフトボール大会 参加15チーム 総勢300人
◎ミズノビクトリージュニア陸上クリニック 参加者150人 ミズノ所属選手による
技術指導
◎第53回東近江市元旦健康マラソン大会 参加者約1,500人
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☆能登川スポーツセンター
◎国民健康保険健康教室(東近江市健康推進課委託事業)の能登川スポーツセンターと
してシェイプアップウォーキング教室を開催しました。
シェイプアップウォーキング教室(国民健康保険加入者) 延べ受講者数 81人
3、地域総合型スポーツクラブやサークル活動の支援事業
☆布引運動公園
総合型地域スポーツクラブコミスポようかいちの運営において、トレーニング室説明会
を実施し、企画や運営に関わりながら、地域スポーツの活性化のため事業展開の支援をす
すめました。
☆能登川スポーツセンター
能登川総合スポーツクラブの活動や事務所としても利用され、クラブの事務所定休日や
時間外に来られるお客様に対する活動案内等により、クラブ運営の支援をすすめました。
☆蒲生体育館
総合型あかねスポーツクラブの運営において、企画や運営に関わりながら支援をすす
め、一般市民や子ども達を対象とした「親睦イベント」
「ニュースポーツ教室」等を開催
して、地域に密着した活動を展開しました。会員には館内での練習は種目ごとに固定し、
時間は2時間を基本に活動されました。
◎「会員活動」月曜日午前 ソフトテニス、午後 バドミントン・ビーチボール 水曜日
午前 ビーチボール・バドミントン、木曜日午後・土曜日夜 卓球・バドミントン・ビー
チボール等
◎「親睦イベント」グランドゴルフ・1 日キャンプ・スキー教室
◎「ニュースポーツ教室」隔月第三金曜日の夜には、スポーツ人口を増やす取組みをしま
した。
☆おくのの運動公園
総合型地域スポーツクラブと連携をはかり、よりよいスポーツの普及と発展に努められ
るよう次の共催事業を行いました。
◎あいとうスポーツクラブ共催事業
あいとうグラウンドゴルフ大会、あいとうフットサル大会、あいとうスポーツクラブ杯
愛東地区ビーチボール大会、あいとう卓球大会、あいとうスポーツフェスティバル、あ
いとうフットサル大会、あいとうスポーツクラブ杯ビーチボール大会、ディスコン大会、
あいとうスキー&ボードツアーなどの受付や開催準備の連携を図りました。
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4..アンケートの実施
◎施設利用者や教室受講生を対象としたアンケートの実施
アンケートを実施し、生涯スポーツの振興に対する達成度を評価するため、次年度にむ
け生涯スポーツ推進チームによる生涯スポーツ振興の方策を検討し検証を行ってまいりま
した。
(3)スポーツ大会、競技会などの主催事業
☆布引運動公園
◎布引ダンスフェスティバルの開催
3月8日開催の「布引ダンスフェスティバル2015」では、県内から71チーム・観
客数を含めるとおよそ 1,500 人の参加が得られました。
参加チームから実行委員を募集し、5 人が中心になり企画運営を行いました。他の全チ
ームにも当日役割を分担し、参加者全員で大会を作りあげることができました。
また、東近江ケーブルネットワークより加入者への生中継を実施し、希望者には同社
からDVDの販売も行っていただきました。
◎楽しく泳ごう会の開催
東近江水泳連盟の協力を得て 7 月20日に開催し、150人の参加がありました。
小学生以上の水泳愛好者を対象に水中ゲーム・レクリェーション・競泳を行い、水に
親しみ交流を図りました。
◎ウォーターカーニバルの開催
幼児・ジュニアの水泳教室受講生対象のウォーターカーニバルを 6 月8日に開催し、
100人の参加がありました。15 回目の記念としてアスレチック(大型滑り台)を
2 基設置し、他のレクリエーションも行いながら受講生とコーチとの親睦を図ること
ができました。
◎クリスマス会の開催
幼児・ジュニアの水泳教室受講生対象のクリスマス会を12月21日に開催し、82
人の参加がありました。2階のギャラリーにてクリスマスブーツ作り、コーチの出し
物(絵本の読み聞かせ・パネルシアター・手遊びなど)を行いながら受講生とコーチ
との親睦を図ることができました。
◎芝生ふれあいデー
大型連休最終日の5月6日に陸上競技場を無料開放し、天然芝のフィールドでは憩い
のコーナー・遊びのコーナー・スポーツ推進委員によるニュースポーツ指導や体験等
裸足で芝生を歩く体感や当日に限りお弁当を食べていただいたりしてくつろいでいた
だきました。また、トラックレーンでは陸上器具の無料貸出しや、かけっこ、幅跳び、
投てき、砂場遊び、幼児向けの遊具遊びのフィールド設置、また、体験コーナーでは
新たに炭のデコレーション工作、協力団体による花苗の無料配布など広く市民の皆様
- 20 -
に楽しんでいただきました。当日は天候にも恵まれ参加者は1,500人余りとなりま
した。
☆長山公園
◎5月~10月にかけて第39回東近江市民早朝親睦野球大会に4チーム、延べ420
人の参加がありました。優勝した八日市ヒーローズチームは、9月に開催されます滋
賀県勤労者選抜早朝野球選手権大会に東近江市代表で出場されます。
◎9月7日の第10回東近江市民ソフトボール大会では、一般男子の部7チーム、シニ
ア&男女混合の部8チーム計300人の参加があり、
一般男子の部は玉園壮年クラブ、
シニア&男女混合の部は平田シニアビガーズの優勝となりました。
☆ひばり公園
◎硬式テニス大会(ひばりドーム杯)を平成26年10月26 日にテニス教室指導者と
の協力により開催しました。 参加人数は48人で、小学生から60代の方まで参加い
ただき、白熱した大会を開催することができました。
☆能登川スポーツセンター
地域的に活動が盛んなバドミントン競技を通じ、市民交流がもてる大会を実施しました。
◎第6回水車杯ソフトボール大会(能登川地区ソフトボール協会との共催事業)
9月21日 参加チーム数 7チーム(87人)
◎第9回東近江市バドミントン交流大会(混合ダブルス団体戦) 2月11日開催
参加チーム22チーム(136人)
☆おくのの運動公園
◎ソフトバレー大会を市内外問わずソフトバレーボール愛好者を募集し、11月9日に
開催いたしました。男女混合チーム 21チーム102人が参加されました。
(4)スポーツ大会、競技会などの貸館開催事業
☆布引運動公園
全国規模の大会や各種試合を開催し、スポーツ観戦による競技の啓蒙とスポーツの振興
を図りました。
◎11月1日・2日はプロバスケットボール「bjリーグ」が2年ぶりに当体育館で開
催され、滋賀レイクスターズ対大分ヒートデビルズ公式戦では2日間にわたり
3,147人の利用者及び来場者がありました。
◎株式会社 GEN スポーツエンターテインメント主催の「WRESTLE-1 TOUR
2014」のプロレス興業を12月5日開催され、チケットの販売や窓口問い合せ、観
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客対応などに協力しました。来館者は160人でした。
◎JFL 2014シーズン、MIOびわこ滋賀のホームゲームを9試合開催しました。
3月16日~10月12日(シーズン期間、ファースト・セカンドステージ)
◎しが女性ソフトボール大会(事業団後援事業) 4月20日、東近江市スポーツ少年
団交流大会 5月17・18日、県高体連サッカーインターハイ予選(準決勝) 6月5
日、東近江市立船岡中学校体育祭 6 月12日、日本サッカー協会天皇杯全日本サッ
カー選手権 7月5日、高円宮杯プレミアリーグ 7月13日、近畿高体連ソフトボ
ール選手権大会
7月19日~21日、滋賀県国体近畿ブロック少年サッカー大会
8月15日~17日、滋賀県陸上協会秋季小学生陸上大会 10月25日、関西サッ
カー協会関西女子高校サッカー大会11月2日・9日、東近江市布引小学校校内マラ
ソン大会 11月22日、京都サンガ U-18 ウエストプレミアリーグ 11月23
日、東近江市民駅伝競走大会 12月7日、東近江市元旦健康マラソン大会(事業団
後援事業)1月1日、東近江市長杯少年サッカー大会 2月28日~3月1日。
☆ひばり公園
◎春季近畿地区高校野球滋賀県大会4/12~5/3まで開催。期間中の利用人数は4,
278人となりました。
◎秋季近畿地区高校野球滋賀県大会9/13~9/23まで開催。
期間中の利用人数は2,
684人となりました。
☆能登川スポーツセンター
◎全国小学生バドミントン大会滋賀県予選会
7月13日 来館者数400人
◎滋賀県高校駅伝競走大会
11月2日 来館者数800人
◎剣道関西大学リーグ大会
12月7日 来館者数450人
☆おくのの運動公園
スポーツ少年団少年野球交流大会 5 月・9 月、日本少年硬式野球滋賀大会 8 月・1
1月、中学校体育連盟硬式野球大会地区予選 8 月・9 月、愛東地区ゲートボール大会
4月、9月、愛東ブロック老人クラブスポーツ大会 9月、東近江市軟式野球連盟湖東
大会 4月、高松宮杯 5月、天皇杯6月、スポーツマスターズ湖東大会 7月、少年
サッカーマーガレットカップ 5月、7月、9月、11月、1月、3月、京セラ労組ス
ポーツ大会 4月、9月、かすが保育園運動会 9月、近江の国スポ少バレーボール大
会 9月
◎愛東地区体育協会共催事業
愛東地区ソフトボール大会 6 月、あいとうスポーツフェスティバル 10 月
- 22 -
(5)それに付随する事業
☆布引運動公園
◎ランニングロードの提供
いつでもだれでもランニングで健康づくりができるよう、室内で1周180mのコー
スを設け、ストレッチ体操・健康づくり案内パネルを掲示し利用しやすい環境を整え
ました。年間 1,219人の利用がありました。
◎校外学習、職場体験学習
市内幼稚園、保育園、小学生の校外学習、また、中学校の職場体験として活用してい
ただき、単に施設の案内だけでなく、陸上競技場の9レーントラックや天然芝生フィ
ールドを実際に体験、体感していただき、陸上用具類を用いて記録などの測定もさせ
ていただきました。
◎ジョギングコースの提供
施設内の 1 周1kmのジョギングコースを広く市民の皆様へご利用いただきました。
開園日には職員、
シルバー作業員でコース巡回や景観・美化の良好な維持管理に努め、
安心・安全な場の提供などを常に心がけてきました。施設周知も年々広がり、自主
事業の受講生や一般利用者に喜んでいただけるよう快適な環境を整えました。
☆ひばり公園
◎コトナリエサマーフェスタへの協力
8月2日~15日に開催された「コトナリエサマーフェスタ」においては、コトナリ
エ実行委員会や地域へ貢献し、協力させて頂き、期間中の来園者は昨年同様約10万
人と盛況に行われました。
◎家族ふれあいサンデー
毎月第3日曜の「家族ふれあいサンデー」では親子を対象としてパークゴルフ場を開
放し、年々定着しつつあり利用数をもっと増やせるよう、環境を良くしました。
又、今年度からひばりドーム・屋外テニスコートの1時間利用無料を実施しました。
テニスは子供から高齢者まで利用があり、当日の空き時間帯を解放いたしました。
☆蒲生体育館・蒲生運動公園
地域活動における、テント・机・椅子・レクレーション備品等の貸出を行っています。
また、学校体育施設(4校)の開放事業で、スポーツ少年団や地域・企業等の16クラブ
の活動で、体育館、運動場等の貸出し調整、鍵の管理、学校との連携について、
「学校開放
運営委員会」を毎月第 2 月曜日に開催しました。
☆能登川スポーツセンター
能登川地区運動会において地区体育協会と連携を取りながら、競技や参加自治会の準備
に合わした施設整備を行いましたが、大型台風の接近により中止となりました。
- 23 -
東近江市が啓発する『幻のラジオ体操第三』について、6月 15 日には龍谷大学による
研修会への参加と、市民への啓発として大会等で来館された方へ体操の披露と体験をして
頂きました。
また、市民のスポーツをはじめとする様々な地域活動を支援するため、活動内容の聞き
取りや相談を受け、
活動に必要とされます備品について準備および貸出しを実施しました。
☆おくのの運動公園
◎遊歩道の提供
1周1200mのコースを設け、健康づくり案内パネルを掲示していつでもだれでも
ランニング、
ウォーキングで健康づくりができる環境づくりを行い、開園日には職員、
シルバー作業員でコース巡回や景観・美化の良好な維持管理に努め、利用者には安心・
安全な場の提供などを常に心がけて快適な環境を整えました。
◎備品、スポーツ用具の貸し出し
市民のスポーツをはじめとする様々な地域活動を支援するためテント・机・椅子・レ
クレーション備品等の貸出を行いました。
◎ちびっこ広場を芝生化して、ボール遊びやキャッチボール等無料開放しました。
◎7 月~8 月多目的広場周囲のコナラの樹木でのクワガタ、カブトムシ取りに開放しまし
た。
◎地域住民の希望者の方へ、夏前には伐採した樹木の薪や秋過ぎには枯葉の腐葉土を提供
しました。
〔3〕それに付随する事業
○文化スポーツ事業担当者会議の活動
「公益財団法人東近江市地域振興事業団文化スポーツ推進事業の実施計画を策定し、法人
の基幹事業として実施できる体制を整える。」事を目的に、平成24年度に発足した文化ス
ポーツ推進プロジェクトチームは任務を終え、
その事業を「文化スポーツ事業担当者会議」
として継承しました。平成26年度は延べ9回の会議を開催し、主な成果といたしまして
は、スポーツ事業検討委員会の開催、生涯学習・生涯スポーツ情報ガイドの発行、保険年
金課との連携による健康づくりのための取り組みがあげられます。
①スポーツ事業検討委員会
平成 26年7月25日(金)13:30~15:30 布引運動公園体育館 会議室におい
て、東近江市スポーツ課長 今若忠司氏、保険年金課 夏原善治氏、東近江市スポーツ推
進委員協議会委員長 山下 滋氏、東近江市体育協会 西山英志氏、スポーツ教室指導者
坂梨裕美氏の外部委員を迎え、平成 25年度のスポーツ事業報告および平成 26年度スポ
ーツ事業計画を報告し、スポーツ教室における満足度評価アンケート集計結果の発表をお
- 24 -
こないました。
②生涯学習・生涯スポーツ情報ガイドの発行
平成26年度は5月に「生涯学習・生涯スポーツ情報ガイド」
、7月に「生涯学習・生涯ス
ポーツサークル情報ガイド」と内容を分けて作成し、情報提供団体、東近江市役所・5支
所、市内14コミュニティセンター、市内7図書館、市内4保健センター、その他8公共
施設、事業団管理施設に配布致しました。講座のご案内をはじめ、事業団管理施設の概要、
サークル活動のご案内など、事業団の生涯学習・生涯スポーツ情報が一目でわかる情報誌
の発行ができました。
③保険年金課との連携による健康づくりのための取り組み
日常運動に接する機会の少ない年齢層に、運動のきっかけづくりとして、保険年金課委
託事業の国民健康保険運動教室を紹介し、運動に興味をもってライフサイクルの一部とな
るよう、保険年金課との連携による健康づくりのための取り組みをおこないました。国民
健康保険の住民検診説明会にインボディ測定をおこない、297 人の参加をいただきまし
た。筋力や体脂肪率について説明し、国民健康保険運動教室等の運動による身体の変化に
興味をもっていただけたと思います。
また、東近江市と龍谷大学の連携による「こころとからだの健康教室」において運動処
方のツールとして用いられた「幻のラジオ体操第三」の普及啓発活動を行い、スポーツイ
ベントの準備運動や、各施設の利用者と一緒に「幻のラジオ体操第三」を実施しました。
○公益目的での施設貸与事業
市民の方に広く利用いただくために、ホームページ上において利用方法や空き状況を公
開し、より多くの方に利用の機会が広く平等に行きわたるよう、定められた受付期間、期
日を順守し、公平、公正で平等な利用の確保を行いました。定期・継続的な利用団体であ
っても、団体の意向を聴取しながら、公共性に鑑み日程調整を行うことでより公平な利用
確保に努めました。さらに、施設を訪れるすべての利用者に、予約なしで受講できる教室
の設定や、当法人のすべての管理施設で開催される講座およびサークル活動の一覧によっ
て、職員による生涯学習の啓蒙と振興を図りました。
また、各施設においては、施設内の日常的な清掃・器具や備品の整理整頓、安全確認、
定期点検を行い、経費節減を考慮した効率的な施設維持管理事業を行なうとともに、消防
法や電気事業に基づく法定点検をはじめ自動ドアや冷暖房機の設備点検など、専門的知識
や技術を必要とする施設設備点検業務については専門業者に委託して実施しました。さら
に、個人情報保護規程による個人情報の取得・利用・管理を行うとともに、安全面におい
ては、緊急時いつでも誰でも自動対外徐細動器を使用した心肺蘇生法ができる環境と職員
教育を行い、安全安心な施設管理に努めながら施設の善良な維持管理事業を行いました。
その結果、2月22日には職員の適切な対応により1人の方の救命を行うことができま
した。
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収益事業(市民生活と都市景観の向上および施設貸与事業)
<1>市民生活と都市景観の向上を図る事業およびそれに付随する事業
(1)道路等の管理事業
広大な市域をスピーディかつ効率的に管理するために、五個荘地区、蒲生地区、湖東地
区の3か所に作業拠点を置き、各々の班が積極的に道路パトロールを行いながら、適時に
路肩の除草や清掃等を行いました。又、東近江市担当課との密接な連携のもと、市道等の
路面や側溝、集水枡等の付属設備についても損傷箇所の早期発見、早期補修に努め、適正
な道路施設の維持に努めました。
管理対象・・・東近江市内の市道・自転車道(受託路線に限る)
主な業務・・・パトロールおよび路面・路肩のアスファルト合材による軽補修、除草、清
掃、道路及び道路付属施設(カーブミラー・側溝等)の軽修理、きぬがさ街道施設(トンネル)の
各設備・装置の点検と維持管理、その他担当課よりの依頼業務
(2)緑地管理事業
市が管理する都市公園や墓地公園及び児童公園並びに街路樹等の植樹帯の一部について、
積極的な管理により街の景観維持と安全確保に努めました。
特に、布引山霊苑については、参拝者に配慮して、環境美化と景観の維持に努め、年間
を通じて良好な墓苑環境となるよう尽力しました。
管理対象・・・東近江市市内の公園、ポケットパーク、市道等の緑地帯(受託場所に限る)
主な業務・・・除草、清掃、樹木、芝等の管理、付属施設(遊具、便所、水道設備、柵、
その他の建造物)の軽修理
(3)地域活性化事業
地域活性化の一環として、東近江市市内の自治会の要請に基づき、里道の補修等に必要
な、山砂、砕石、生コンといった資材の搬入を支援的に行いました。
又、自治会活動として行われる溝掃除や高木剪定に必要な道具を貸し出すほか、技術指
導や専門業者の紹介を行いました。
さらに、自治会からのからの申し出を受けて、事業団が管理する施設の樹木の剪定や道
路法面の除草等の作業を委託することで協働のまちづくりに寄与しました。
そのほか、自治会が管理する児童遊園の遊具について定期に点検し、修理個所の指摘や
補修資材の提供といった支援を行いました。又、支障木の伐採、側溝の清掃といった自治
会からの要望についても、担当課と協議しながら対応しました。
(4)安心安全なまちづくり事業
市内全域の防犯灯の管理を行っており、市の主管課や各支所からの通報連絡により、速
やかに故障個所の現地確認や調査を行い、必要に応じて専門業者に修繕を依頼し、良好な
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管理に努めました。特に一昨年より、灯具交換時にLED器具への変換を促進し、省エネ
化を図って来ました。
(5)その他 東近江市から受託を受ける業務
◎吉田井スクリーン清掃管理業務
◎瓜生川水門、ゴミ搬出業務
◎融雪剤の配布及び回収業務
◎五個荘日吉市有物件生け垣剪定
<2>施設貸与事業およびそれに付随する事業
〔1〕施設貸与事業
☆すこやかの杜運動公園
愛知川右岸に位置し、河川林の自然環境や地理的にも利便性のある恵まれたスポーツ施
ポーツを通じて交流の場・出会いの場として、より一層安全に利用できる施設をめざしま
した。
管理については、省エネルギー対策等により効率的な運営を心がけるとともに、施設の維
持管理と安全面に配慮しつつ最少の経費で最大の効果を挙げられるよう取り組みました。
◎施設管理と施設貸出業務
すこやかの杜運動公園と湖東体育館及び平成の杜体育館についてひばり公園を拠点に
の連絡調整を密にし、安全な施設の維持管理や利用者への情報とサービスの提供を行
いました。
☆平成の杜体育館
体育施設としてだけでなく、利用者が親しみを持って快適に利用でき、スポーツや文化
を通じて交流の場・出会いの場として、より一層安全に利用できる施設をめざしました。
市民の生涯にわたる健康・体力の維持増進に寄与するために、施設の有効活用として指
導育成の支援や講習の開催に協力し、
事業団独自のスポーツ講座や文化講座の推進を図り、
さらに施設の活用がされるよう、市民ニーズを大切にした事業展開をしました。
管理については、省エネルギー対策等により効率的な運営を心がけるとともに、施設の維
持管理と安全面に配慮しつつ最少の経費で最大の効果を挙げられるよう取り組みました。
湖東体育館が利用できない際には平成の杜体育館の利用を声掛けし、スポーツの推進と利
用者の拡大に努めました。
☆能登川水車とカヌーランド
伊庭内湖に面した水車をシンボルとした親水公園です。豊かな水環境を利用し、東近江
市民はもとより遠方からの来園者に自然環境のすばらしさを実感していただける施設をめ
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ざし環境美化に努めました。
また、当公園内でのイベントとしてドラゴンカヌー大会が開催され、多くの方が来園さ
れました。
管理については、安全点検の実施により施設の腐食や老朽化に対し、所管課への連絡を
密にとり、事故の未然防止に努めました。
◎貸館事業
ドラゴンカヌーヤングフェスティバル
7月 6日 46チーム約800人
東近江市ドラゴンカヌー大会(市民・親善)7月20日 74チーム約1,500人
◎維持管理業務
水と緑あふれる公園として、環境美化を中心とした施設維持管理を実施しました。
特に資料館玄関の階段については、木製土台の腐食し危険であるため東近江市に修
繕要望するともに3月の修繕完了まで、職員にて補強金具を設置する等安全面にも配
慮した管理を実施しました。また、公園のシンボルとなっている大水車については、
軸受部の不具合により所管課指示のもと9月から修繕完了した3月まで停止しました。
〔2〕公益目的事業以外での施設貸与事業
各施設の運営事業は、東近江市条例の施設設置目的に基づき実施していますが、東近江
市の公共施設であることから、市が実施される住民健診や確定申告相談会・選挙投票会場
など、当法人の公益目的事業以外での施設貸与を行いました。また、体育施設をスポーツ
以外に利用する場合、使用料については条例に定めるとおり規定の2倍の料金とし公益目
的事業を優先しながら施設貸与事業を行いました。
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