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190号|平成28年第1回臨時会・第2回定例会

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190号|平成28年第1回臨時会・第2回定例会
平成28年8月16日
編集 / 広報広聴委員会
発行 / 阿久根市議会
TEL 0996-72-0815
FAX 0996-72-2029
第1回臨時会・第2回定例会
NO.190
第1回臨時会・第2回定例会総括………2
市議会だより
一般質問……………………………………5
あくね
第32回 海の子カーニバル 全員完泳!
海の日にちなんだ海の子カーニバルが7月18日に行われました。
阿久根大島海水浴場から五色ヶ浜海岸までの約3キロの距離を
1時間30分で児童20名全員が完泳しました。
阿久根市議会
第2回定例会
○一般会計予算に
1,510万円追加し、
総額106億7,510万円に
○川内原発の運転停止を働きかける意見書の
提出を求める陳情書を賛成少数で不採択
20
52
25
28
28
10
27
28
このほか、川内原子力発電所の運
転停止を働きかける意見書の提出を
求める陳情書を賛成少数で不採択と
し、教職員定数改善などを図るため
の陳情を趣旨採択としました。
また、陳情3件、意見書1件を継
続審査としました。
補正予算の主な内容
・通知カード・個人番号カード関連
事務交付金:329万4千円
・特産品案内看板2基の修繕
修繕料:335万6千円
・防災マップ作成費︵増額分︶
委託料:136万9千円
・園芸産地再生産支援事業︵積雪被
害対策の支援︶
事業費補助:280万2千円
【人事案件】
公平委員会の委員の選任
栗野 美喜 氏︵同意︶
−2−
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
第2回定例会
平成 年第2回阿久根市議会定例
会を平成 年6月 日から 日の日
程で開きました。
開会日には、議長より、全国市議
会議長会において濵之上大成議員が
在職 年以上の表彰を受けたことの
報告がありました。
本定例会では、平成 年度事業の
内、約3億2300万円の事業を平
成 年度に繰り越すための﹁繰越明
許費繰越計算書﹂の報告があり、ま
た、旧阿久根高校跡地活用検討に関
する調査特別委員会委員長が調査結
果 の 報 告 を 行 い ま し た。
︵3ページ
に要旨︶
議案においては、黒之浜港の整備
のため埋め立てにより生じた新たな
土地の字の区域変更、子ども発達支
援センターの整備に伴う条例の一部
改正、老朽化した市営住宅を解体す
るための市営住宅条例の一部改正な
ど の 条 例 改 正 議 案 5 件 が 提 案 さ れ、
いずれも原案のとおり可決しました。
補正予算では、平成 年度一般会
計補正予算が予算委員会で審議され、
国民健康保険特別会計補正予算とと
もに原案のとおり可決しました。
人事案件では、欠員中の公平委員
会委員の選任を賛成多数で同意しま
した。
27
28
28
第1回臨時会
平成 年5月 日、平成 年第1
回臨時会を開きました。
本臨時会では、
﹁阿久根市国民健康
保険税条例の一部を改正する条例﹂、
﹁ 平 成 年 度 一 般 会 計 補 正 予 算︵ 第
8号︶
﹂を含む6件の専決処分につい
ての報告を承認しました。また、寺
山住宅6号棟の建築工事請負︵請負
金2億7216万円︶の契約を行う
ための議案が提案され、原案のとお
り可決しました。
国民健康保険税条例の一部改正は、
地方税法等の改正に伴うもので、健
康 保 険 税 の 課 税 限 度 額 を﹁ 万 円 ﹂
から﹁ 万円﹂に引き上げるなどの
改正です。
一般会計補正予算は、国からの地
方交付税や事業費の確定に伴う補正
で、 約 6 億 8 0 0 万 円 を 増 額 し て、
財政調整基金、市民交流施設整備基
金などの基金に積み立てる支出が主
なものです。
建築工事中が進む
寺山住宅6号棟
28
27
54
黒之浜港に新たに生じた土地(斜線部分)
委 員 会 報 告
企業の育成と商店街の活性化につい
て②海を活用した観光行政と宿泊施
設の整備について③道路・河川等の
危険個所の整備について④集落営農
を活用した農業振興についての4項
目ですが、今回は②を除き中間報告
を行いました。
また、調査項目に﹁南九州西回り
自動車道サービスエリア等建設に関
する調査﹂を追加しました。
な お、 6 月 日 に 付 託 と な っ た
﹁陳情第9号 脇本海岸海の家の営業
時間と営業内容の見直しに関する陳
情﹂については、閉会中の継続審査
として現在審査中です。
〇総務文教委員会
審査の結果、賛成多数で趣旨採択
と決しました。
陳情第8号 川内原子力発電所の運
転停止を働きかける意見書の提出を
求める陳情書
審査の結果、賛成少数で不採択と
決しました。
な お、 陳 情 第 3 号、 陳 情 第 4 号、
意見書第1号については引き続き継
続審査となりました。
10
〇予算委員会
議案第 号 平成 年度阿久根市一
般会計補正予算︵第1号︶
問 防災計画の時期がずれこんでい
る状態で、今回、新たに予算を組ん
であり、防災計画に対しては遅れが
ちのように見えるが、確実にできる
状況にあるか。
答 平成 年4月に、新たに行政係
か ら 危 機 管 理 係 と い う 係 を 独 立 し、
防災業務に特化した形で業務を行っ
ており、体制としては、手当てをし
ながら今後の防災等について対応を
図っていく。︵所管課 総務課︶
問 商工振興費の需用費の修繕料は、
特産品の案内看板ということで理解
していいか。
答 これまでは特産品の宣伝看板と
いうことであったが、特産品に限定
するのではなく、阿久根市の魅力を
発信するということで、どういう使
い方がよいか協議をしている。
︵所管課 商工観光課︶
〇産業厚生委員会
○旧阿久根高校跡地活用検討に関す
る調査特別委員会
(提案)
2020年実施される国体の宿泊
所及びスポーツ合宿の拠点に
平成 年3月末に閉校し 年にな
る旧阿久根高校跡地の活用について、
市が公用・公共に使う場合は所有者
の県は無償で譲渡するとのことであ
り、これまでいろいろと提案・検討
がなされてきました。しかし、具体
的な解決策は示されず、これ以上放
置していると﹁宝の持ち腐れ﹂で朽
ち果ててしまうとの思いもあり、議
会では地方創生の一環として昨年の
6月議会で﹁旧阿久根高校跡地活用
検討に関する調査特別委員会﹂を設
置し、担当課の企画調整課からの現
状把握や現地調査、市内外から4人
の方に参考人として出席していただ
き意見や提案をお聞きし、9回にわ
たり委員会を開催しました。
5月 日、これまで委員会で出さ
れた意見や提案を参考に委員の意見
を集約しました。主な意見として
① 高 台 で 津 波・ 雨 の 心 配 も な い 上、
海も見え景観も良い。校舎は耐震
構造で地震・台風に安心な施設で
ある。
②旧国民宿舎が休館となり、202
0年の国体のボクシング会場とし
て宿泊施設の確保が心配な中、喫
緊の課題は選手及び関係者の宿泊
施設の確保である。
③グラウンドはサッカー専用グラウ
ンドとして使用する。
等の意見・提案がありました。
その他の意見として、将来的には
介護職員の養成施設、低価格・中価
格の宿泊施設、障害者施設、限界集
落や都会の老人に安心安全な老人専
用の市営住宅としての提供などの提
案がありました。
阿 久 根 市 の 創 生 の た め、 こ れ ら
の提案をもとに市長の賢明な判断と
リーダーシップを発揮され、一日も
早い実行を期待したいと思います。
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
−3−
27
陳情第7号 教職員定数改善と義務
教育費国庫負担制度2分の1復元を
はかるための2017年度政府予算
にかかる意見書採択の要請について
特別委員長
山田 勝 議員
28
所管事務調査について、中間報告
を行いました。調査項目は、①地元
19
34
27
県道脇本赤瀬川線の狭隘な道路
20
討 論
陳情第8号 川内原子力発電所の運
転停止を働きかける意見書の提出を
求める陳情書
可決(全 員)
議案第27号 寺山住宅6号棟建築工事請負契約の締結について
賛成討論
承認(全 員)
報告第1号 専決処分の承認について(阿久根市税条例等の一部を改正する条例)
各議案に対する討論のあった議案・
陳情の主な内容は以下の通りです。
年第1回臨時会
原発の廃炉の問題、汚染水の問題、
放射性廃棄物の問題、どれをとって
もこれ以上日本で原発を稼働するこ
と が 許 さ れ な い こ と は 明 白 で あ る。
全 て の 原 発 の 稼 働 を 止 め、 退 路 を
断って背水の陣で新エネルギーの開
発に力を注ぐべきと考える。
賛成討論
論
−4−
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
討
議決結果
木下 孝行
健二
岩﨑
山田 勝
濵之上大成
牟田 学
濵﨑 國治
渡辺 久治
白石 純一
西田 数市
濵田 洋一
竹原 信一
野畑 直
竹原 恵美
仮屋園一徳
大田 重男
中面 幸人
議員名(議席番号順)
平成
報告第3号 専決処分の承認につい
て︵平成 年度阿久根市一般会計補
正予算︵第8号︶
︶
反対討論
年第2回定例会
単純な質問に対して市長も認識し
ていない。どれほど見込みをしてい
て、確定されたのが幾らかというの
は一番最初の基本である。ずさんな
状況が見て取れる。
平成
これまでにわかったことは、原子
力規制委員会の規制基準はIAEA
国際原子力機関から安全基準を満た
していないと勧告を受けていること。
火山予知連絡会は火山の予知はでき
ないと断言し、規制の基準を否定し
ていること。福島の原発の事故で稼
働中の原子炉が致命的な放射能汚染
を与え、停止中の原子炉は汚染を起
こしていないという事実である。
議 案 名
反対討論
川内原子力発電所視察の状況(4月)
議案第 号 平成 年度阿久根市一
般会計補正予算︵第1号︶
予算案を出すときは実際には細か
くは説明がされない。だけれども予
算を受け取ってしまったときに執行
部のほうが自動的にお金を動かして
しまう、市長の命令にそのまま従っ
てしまう。要領よく簡単に済まそう
と す る の で は な く、 議 会 が も っ と
しっかりと執行の部分に関わらない
といけない。
専決処分の承認について(平成27年度阿久根市交通災害共済特別会計補正予算(第
承認(全 員)
2号)
)
報告第6号
専決処分の承認について(平成27年度阿久根市国民健康保険特別会計補正予算(第
承認(全 員)
3号)
)
報告第4号
28
結 果
内 容
番 号
28
27
28
34
平成28年第1回臨時会 議案及び審議結果
報告第2号 専決処分の承認について(阿久根市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
承認(全 員)
報告第3号 専決処分の承認について(平成27年度阿久根市一般会計補正予算(第8号))
承認(賛成多数)
報告第5号 専決処分の承認について(平成27年度阿久根市簡易水道特別会計補正予算(第3号))承認(全 員)
議決結果 (賛否が分かれた案件のみ)
専決処分の承認について(平成27年度阿
反対:1
◇ ◇ ◇ ◇ ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ − 承認
久根市一般会計補正予算(第8号))
賛成:−
※木下孝行議員は議長職のため特別多数議決以外の議案については、表決(賛成、反対の意思表示)権はありません。
(表の見方)◇は賛成、◆は反対
平成28年第2回定例会 議案及び審議結果
番 号
内 容
議案第28号 公平委員会の委員の選任について
議案第29号 新たに生じた土地の確認について
議案第30号 字の区域変更について
阿久根市こども発達支援センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する
議案第31号
条例の制定について
議案第32号 阿久根市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
議案第33号 阿久根市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
議案第34号 平成28年度阿久根市一般会計補正予算(第1号)
議案第35号 平成28年度阿久根市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2017年
陳情第7号
度政府予算に係る意見書採択の要請について
陳情第8号 川内原子力発電所の運転停止を働きかける意見書の提出を求める陳情書
陳情第9号 脇本海岸海の家の営業時間と営業内容の見直しに関する陳情
結 果
同 意(賛成多数)
可 決(全 員)
可 決(全 員)
可 決(全 員)
可 決(全 員)
可 決(全 員)
可 決(賛成多数)
可 決(全 員)
趣旨採択(全 員)
不採択(賛成少数)
継 続 審 査
議決結果 (賛否が分かれた案件のみ)
討 論
議決結果
木下 孝行
岩﨑 健二
山田 勝
濵之上大成
牟田 学
濵﨑 國治
大田 重男
中面 幸人
野畑 直
信一
数市
竹原 恵美
仮屋園一徳
竹原
西田
純一
濵田 洋一
渡辺 久治
白石
議 案 名
議員名(議席番号順)
平成28年度阿久根市一般会計補正予算
反対:1
◇ ◇ ◇ ◇ ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ − 可 決
(第1号)
賛成:−
川内原子力発電所の運転停止を働きか
反対:−
◆ ◇ ◆ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ − 不採択
ける意見書の提出を求める陳情書
賛成:2
※木下孝行議員は議長職のため特別多数議決以外の議案については、表決(賛成、反対の意思表示)権はありません。
議案第28号は無記名投票による表決のため、議員ごとの賛否は不明です。(表の見方)◇は賛成、◆は反対
より良い市政を目指して
一 般 質 問
−市政を問う−
議員
議員
平成 年第2回定例会で
は、8名の議員が一般質問を
行いました。
数市
西田
久治
渡辺
議員
勝
︻質問者︼ ︵質問順︶
①
②
山田
③ 大田 重男 議員
④
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
⑤ 竹原 信一 議員
⑥ 中面 幸人 議員
⑦ 竹原 恵美 議員
⑧ 白石 純一 議員
掲 載 内 容 に つ い て は、 そ れ ぞ れ
の議員が行いました一般質問の主
な項目についての質問と答弁の要
旨 で あ り、 質 問 者 が 責 任 を も っ て
まとめたものです。
な お、 竹 原 信 一 議 員 の 一 般 質 問
の 内 容 は、 一 方 的 に 自 分 の 意 見 を
述 べ た も の で あ っ た た め、 議 長 よ
り注意を行いました。
−5−
28
問 『寺島宗則』等による
地域興し活動に支援を
答 できる限りの支援は惜しまない
たん事故があれば、我々は取り返し
のつかない被害をこうむる。その危
険 手 当 を 受 け 取 る の は 当 然 で あ る。
いつも住民が危険にさらされている
のを忘れてはならない。そういう意
味で、交付金等の受け入れに関らず、
率直な態度を国や電力会社に示すべ
きと考えるがどうか。
市長 今後、原発のあり方は議論が
進んでいくものと思うが、やはり自
然エネルギーの割合を増やしていく
ことが大事であると思う。
−6−
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
問 不登校問題と
自立支援教室の設置について
答 人的ソフト・財政の裏づけ等を
考えながら検討する
﹃寺
渡辺 地 元 集 落 周 辺 に お い て、
島宗則﹄等による地域興しを、との
機運が盛り上がりつつある。何らか
の意見集約の場としてまとまればと
期待する。微力ながら自らも積極的
に参加して、地域一丸となって、具
体的な構想を提案したい。情報・そ
の他、市当局の支援をお願いしたい。
市長 そのような状況は、大変あり
がたいものであり、できる限りの支
援 は 惜 し ま な い。 で き る こ と な ら、
地域の皆さんの方から﹁こういった
ことをやりたい﹂と具体的な話があ
れ ば、 市 と し て も そ れ に 合 わ せ て、
どういうことができるかを考える。
維新の英傑
郷土の誇り
伯爵 寺島宗則
原発と交付金のあり方について
渡辺 ﹁ 自 治 体 は 原 発 関 連 の 多 額 の
交付金をもらっている以上、原発の
稼働に反対すべきではない﹂という
人がいる。福島の現状を思えば、一
渡辺 久治 議員
自立支援教室の設置は出来ないか。
市長 子供や若者が悩みを相談した
り、話し合ったりする居場所づくり
について、今後、具体的な検討が必
要ではないかと考えている。
西田 設置の場合、中学校の空き教
室など利用出来ないか。
学 校 教 育 課 長 い ろ い ろ な 意 味 で、
他の生徒への影響が大きく、対応に
苦慮すると予想されるので難しい。
西田 今の放課後児童クラブの一つ
を、例えば午後2時まで、または午
前中だけでも、自立支援教室として
使えないか。
市長 午 前 中 の 利 用 は 可 能 と 考 え
る。ただ、自立支援教室の設置につ
いては、そこに携わる指導者の選定
が大切である。そのような人的ソフ
ト面の配慮・財政の裏付け等の課題
の整理を図りながら検討したい。
西田 数市 議員
西田 今年度、不登校となっている
児童生徒数とその対応について、現
状はどうなっているか。
教 育 長 5月末時点で、
小学生1名、
中学生 名が不登校である。対応と
しては、
カウンセラー等の教育相談、
学区外通学の許可、担任等の家庭訪
問等を行っている。
西田 不登校の原因はどこにあると
考えるか。
教 育 長 心因性の疾患、無気力や夜
更かし、
集団生活になじめない、
家庭
の理解や協力不足等さまざまである。
出水市の自立支援教室
西田 子供たちを家の中だけで過ご
させるのは良くない。行政が居場所
を確保することが必要であり、生き
がい対策課と学校教育課が連携して
13
問 市奨学金制度の運用について
18
人口減対策について
問 番所丘公園の経済効果は
答 かなりの経済効果がある
け成果が上がらない。取りまとめる
立場にある副市長の考えは。
副 市 長 今後、課長会等含め、市長
を補佐しながらしっかり一体的な体
制ができるよう頑張っていきたい。
折多小学校と屋内体育館との間にあ
る市道の安全対策について
山田 折多小の体育館と校舎の間に
ある市道の安全対策が問題になって
久しい。3月議会以降の取り組みは。
教 育 長 今後の対応について学校側
とも検討した。
山田 折多小学校の設置者は阿久根
市、
校舎と体育館の間を市道が通る。
看板を立てるなり安全対策は市及び
教育委員会の責任。PTAをあてに
せず一日も早く実施してほしい。
教 育 長 看板の設置については確約
はできないが、学校長とも話をしな
がら進めていきたい。
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
−7−
24
24
山田 勝 議員
答 一時金貸付制度を新設する
日本学生支援機構のリーフレット
大田 阿久根市奨学金制度を利用し
ての、修学されている方の過去5年
間の推移を伺う。
教 育 総 務 課 長 5年間で 名が利用
し、 名が大学、1名が専門学校で
ある。他に日本学生支援機構の貸与
型奨学金を利用している方もいる。
大田 人 へ の 投 資 と し て の 観 点 か
ら、
卒業したのち阿久根市に居住し、
かつ就職された方への奨学金返済の
支援策を取り組む考えはないか。
47
大田 平成 年度から取り組んだ移
住定住促進補助金制度の、4年間の
成果・実績を伺いたい。
企 画 調 整 課 長 4年間の移住定住促
進事業の成果・実績は、 件であり、
人口増としては、105名で、うち
歳未満は 名である。経済効果と
しては、6億2千万円であり、うち
市内事業者発注分としては3億5千
万円である。
大田 福祉系の人材確保のため、中
学生以下の子供を持ち、介護等の資
格を持つひとり親世帯の移住支援対
策に取り組む考えはないか。
市長 本市においても260名のひ
とり親世帯があり平等性を求められ
ることから、今現在進めている移住
定住促進等を活用し、人口増や経済
効果を推し進めていきたい。
24
山田 番所丘公園は指定管理者に委
託しているが近年の設備投資額は。
都 市 建 設 課 長 平成 年からの4年
間で1億9千万円である。
山田 ゴ ー ル デ ン ウ ィ ー ク 期 間 中、
公園内の売店が大変賑わっていた
が、市外の業者がほとんどで市内の
特産物を売る業者は一部で、
活性化・
地方創生には繋がらない。指定管理
者に丸投げしているのではないか。
市長 決して丸投げしているわけで
はない。相手方ともしっかりと協議
をしながら、また常時報告を受けな
がら進めている。ただ、
いろんな方々
まで話がいってなかったことは申し
訳ないと思っており、しっかりと反
省していきたい。
山田 産業祭を初め、色々な事業を
実施するが、実施するだけで満足し、
将来に繋がらない。総合的な計画実
施に取り組まないと予算を使っただ
折多小校舎と体育館の
間の市道
15
市長 入学時一時金貸付制度を新た
に創設し、卒業後に市内に定住して
一定の条件を満たせば返済を免除す
る考えがある。基金条例を変える必
要があり、今年中に議会に改正案を
提出し、承認をされたら来年度の入
学者から実施したいと考えている。
大田 重男 議員
14
※市長の答弁を求めていない質問であり、議員の発言のみの掲載になります。
ら、年2回以上の市道伐開等を行っ
ているが、年々高齢化と人口減少で
集落の奉仕作業が難しくなってい
る。作業員の稼働できる日程の調整
ができ、また効果が上がる時期に柔
軟に対応するため、年間を通して集
落に委託か補助金制度の事業を検討
できないか。
市長 今後方策等を検討し対応して
いくが、地域の活動・環境美化の観
点から地域づくり活動支援事業の活
用も考えてみてはどうか。
中面 地区要望への迅速対応、経費
及び効率面を試算し、早期に検討を
お願いしたい。
その他の質問
・県管理河川の堤防伐開について
−8−
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
問 パルプ用竹材補助金を
円から 円に上げられないか
中面 幸人 議員
答 周辺自治体を参考にしながら考えていく
2.5
中面 パルプ用竹材補助金の受領を
年数回に分けられないか。
市長 平成 年度からは複数回に分
けて報告していただき、その実績に
基づきその都度支払うようにする。
中面 作業道急坂局部舗装事業で現
行の受益者負担3割を期間を定めて
軽減できないか。
市長 この事業の補助率増加は厳し
い。
中面 現役の世代が
﹁元気なうちに﹂
、
﹁やる気のあるうちに﹂施策を拡充・
加速して竹林整備を行い、後継者そ
して担い手育成に繋げてほしい。
集落の整備について
中面 市道の草払いについて、今後
の方向性を伺いたい。
市長 市の作業班による直営や建設
業者への伐開委託で対応していく。
中面 地 区 の 環 境 美 化 に つ い て は、
自分たちで守っていくという考えか
地域住民による
河川の伐開の様子
は昇進しない﹄
という事を証明した。
裁判官出身の明治大学教授も﹁絶望
の裁判所﹂
︵ 著 書 ︶ で 証 言 し た。 こ
の国は裁判が役人に握られている。
【報道はおカネを優先する】
議員研修の講演で大学の名誉教授
が 語 っ た。
﹁子供にアトピー性皮膚
炎の被害が出ても報道機関はスポン
サーに配慮して原因報道をしない。﹂
【知らなければ議論にならない】
ゆがんだ公務員法が原因でゆがん
だ国になっている。その事を誰も気
づいていない。市民は﹁議会でもん
でくれ﹂と言いながら﹁もめたらい
やだ﹂と言う。本当にわかっていな
い。良く考えましょう。
市長、質問があるか。
1.5
28
問 社会の設計図を知っているか
【職員は公務員ではない】
﹁国民は正当に選挙された国会に
おける代表者を通じて行動する。権
威は国民に由来し、権力は国民の代
表者が行使する﹂
︵憲法︶となって
いる。一五条には﹁公務員を選定し
罷免することは国民固有の権利、公
務員の選挙は成年者による普通選挙
を保証する﹂とされている。公務員
とは政治家である。職員を公務員に
する公務員法は憲法違反だ。
【公務員法のトリック】
国家公務員法はタイトルに憲法一
五条の﹁公務員﹂を使いながら一条
に、
﹁役人に関する事務を掌理する﹂
と書かれている。二条では﹁政治家
を特別職公務員﹂にしながら﹁この
法律は特別職には適用しない﹂とし
た。これらのトリックで職員を公務
員へとすり替えてしまった。
【職員利益がすべての基準】
国家公務員法に﹁職員の福祉と利
益の保護確立を根本基準とする。国
民に対して集団的・能率的にこれを
守る﹂としてある。職員が国民から
職員仲間を守る。
【裁判が役人に握られている】
ハーバード大学教授が、日本では
﹃政府に不利な判決を出した裁判官
竹原 信一 議員
竹原 恵美 議員
問 避難所耐震、
要援護者避難など災害危機管理は
答 耐震未確認5カ所、
要援護者原発避難は県調整
白石 市 役 所 非 常 用 発 電 の 稼 働 時
間、1階の同設備水没対策は。
市長 水没対策はなく今後検討する。
総 務 課 長 稼働時間は2時間超だ。
白石 避難所で耐震未確認建物は地
震時避難所から除外すべきでは。
市長
施設中5施設が未確認。
総 務 課 長 災害別に取扱いを検討する。
白石 第2学童クラブ入居NTTビ
ルの耐震診断書は入手されたか。
生 き が い 対 策 課 長 診断書写しは通
信施設を理由に提供不可とのこと。
白石 診断書写し入手か契約書内表
明保証を要望、結果を報告頂きたい。
白石 入院患者、介護施設入居者等
災害要援護者の避難方法、
避難先は。
市長 病院、施設は各自災害に備え、
原発避難では県が避難先を調整する。
白石 要援護者用車両なく避難は困
難。
国や電力会社で車両確保すべき。
市民の医療費・健康・分煙について
白石 市 国 民 保 険 一 人 当 り 医 療 費、
がん等の死亡最多部位は。
年度一人あたり
健康増進課長
万 円 余 で 市 町 村 中 4 番 目 に 高 い。
当市でがん等の死亡最多部位は肺が
ん、すい臓がん等である。
白石 当市の特定検診受診率は。
健康増進課長
年 度 は 約 % で、
市町村中 位である。
白石 受動喫煙対策、
公民館禁煙は。
市長 受動喫煙対策は公共施設で分
煙進めるが公民館は区に任せている。
白石 市民の健康のみならず、観光、
移住促進のためにも分煙は不可欠だ。
43
37
26
26
36
46
その他の質問
・災害、害獣駆除にもドローンを。
・プールの夜間開放はできないか。
・海からの来客に﹁海の駅﹂支援を。
・選挙共通投票所として駅活用を。
阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行
−9−
43
白石 純一 議員
熊本宇土市役所は
崩壊寸前に
問 市は指定避難所を
何人分用意しているか
28
ンケート調査について、回答率は約
%程度であるが、どのように判断
しているか。
市長 今後の診療所の運営の参考に
するためのものである。
竹原 市長は、平成 年度の予算委
員会で﹁このアンケートに対して存
続と言うことに当然住民の方々の意
見と言うものが強いというのが分
かった﹂と答弁しているが、発言の
整合性が取れていないのではないか。
市長 回答されていない4分の3の
方々がどう意思を持っているかわか
らず、推測することはできない。い
かに大川診療所に興味を持っていた
だけるかが大事だと思っている。
竹原 住民の﹁物言わぬ多数派﹂の
意見をきちんとくみ取って市政を運
営すべきであり、この様なデータの
使い方は不適切である。市民が参画
したまちづくりを要望する。
28
答 約8800人分である
市長 市の避難所の収容人数は、一
人当たりの面積を3平方メートルと
して、約8800人分である。実際
の避難の時には地区の公民館、その
他の施設があり、収容人数はもっと
多くなるのではないかと考えられる。
竹原 一時避難先
として内閣府の防
災基本計画にある
ような広域避難の
協定を近隣地域と
締結し、防災計画
に含めることを提
案する。
川内原子力発電所について
竹原 規制基準は世界最高ではない。
火山予知連絡会は噴火直前の予知を
否定していることが分かったが、そ
の上でも、九電が言うから、規制委
が言うからという判断基準のままで
大丈夫と考えているのか。
市長 厳しい基準の下に審査がなさ
れたものと思っている。九州電力に
は安全に努めていくよう求めていき
たい。
アンケート調査について
大川診療所の運営等に係るア
竹原
27
濵之上大成議員が
○議会のうごき
(5月〜7月)
13
20
10
15
全国市議会議長会表彰
日 議会運営委員会
全員協議会
産業厚生委員会
日 全員協議会
第1回臨時会
旧阿久根高校跡地活用検
討に関する調査特別委員
会
3日 議会運営委員会
全員協議会
総務文教委員会
日 全員協議会
第2回定例会
日 全員協議会
本会議︵一般質問︶
日 全員協議会
本会議︵一般質問︶
日 予算委員会
産業厚生委員会
総務文教委員会
日 産業厚生委員会
日 全員協議会
本会議
︵ 委員長報告・表決︶
産業厚生委員会
1日 産業厚生委員会
日 市民交流センター実施設
計説明会
日 産業厚生委員会
日 広報広聴委員会
日 広報広聴委員会
5月
6月
7月
16
17
27 22
11
28 22 19
25
表彰を受けた濵之上大成議員(中央)
5日 本会議(提案説明・質疑)
8日 本会議(一般質問)
9日 本会議(一般質問)
12日 委員会
13日 委員会
14日 委員会
23日 本会議(委員長報告・表決)
※日程については、変更になる場
合があります。
濵之上大成議員が、全国市議会議
長会より議員 年以上の特別表彰を
受けました。
9月定例会のお知らせ
議会を傍聴しませんか。
市議会は、市の予算や施策について話し
合い、決定する大切な場所です。
ぜひ傍聴にお越しください。
学校の社会科見学やPTA,各種団体等の研修でも傍聴できます。
編 集 後 記
一徳︶
仮屋園
市議会だよりの発行は、原則、定
例会が開催された翌々月に発行しま
す。広報広聴委員会では、一人でも
多くの皆さんに読んでもらえる内容
にしようと委員長を中心に、各委員
が作成に工夫を重ねています。しか
し、 い つ も 思 う の は、
﹁どれ程の人
に読んでもらっているのか﹂
、﹁議会
だよりに対する市民の方からの意見
が少ない﹂ということです。市民の
皆さん、議会だよりの内容に限らず、
どんなことでも議員や議会事務局へ
ご意見をお寄せください。解決すべ
きものは、全議員で問題を共有し解
決に努力します。
今 年 の 夏 も 暑 い 日 が 続 き ま す が、
健康に十分気をつけてお過ごしくだ
さい。
︵委員
発行責任者
議
長 木 下 孝 行
広報広聴委員会
委 員 長 濵 﨑 國 治
副委員長 渡 辺 久 治
委
員 白 石 純 一
濵 田 洋 一
竹 原 信 一
仮屋園 一 徳
〃
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阿久根市議会だより 平成28年8月16日発行 −10−
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