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SHIGERU ISHIKAWA

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SHIGERU ISHIKAWA
SHIGERU ISHIKAWA
Contrabass
Recital 2011
“ソロ首席コントラバシスト石川滋は「マーラー交響曲第1番」
第3楽章のソロをデリケートな抑揚をつけて演奏し、
抗しがたい魅力で聴衆に迫った。”
Der Bund紙(スイス、ベルン)
“ジョバンニ・ボッテシーニ作曲コントラバスとオーケストラのための
タランテラの演奏で、
コントラバスの名手石川滋は、
他の弦楽器と比べて評価される機会の少ない
この楽器のもつ無限の可能性を引き出した。
石川氏がいわば王冠の宝石であることは明らかだ。”
マイアミ・ヘラルド紙(アメリカ、マイアミ)
“コントラバス奏者石川滋は、
華麗で深遠なボッテシーニ作曲タランテラを
強靭かつフットワークの軽い名人芸で難なく演奏した。”
サン・センティネル紙(アメリカ、マイアミ)
20年目の新たな一歩
石川滋
今年は、僕が日本で初めてのリサイタルをしてから20年目に当たります。
だからといって、いつもと違う心構えということもありませんが、せっかくの
節目なので、演奏活動以外にこの20年でやってきたもうひとつの大切な柱
である
「教える」
という面もこのコンサートに反映させたいと考え、かつての
弟子代表(今ではとても偉くなっていますが)
という形で西山真二君に出演
をお願いしました。嬉しいことに快諾してくれたので、若いパワーに負けな
いようにしなければならないと気持ちを引き締めています。
山田武彦さんはたまたま所属事務所が同じで、短時間ですが共演したこ
とがありその時以来惚れてしまい、共演することを待ち望んでいた素晴らし
い音楽家です。僕が説明する必要もないほど有名で人気のある山田さんの
音楽活動はワクにとらわれることなく多方面に渡り、僕の音楽の世界もきっ
と広げてくれるに違いないと心から共演を楽しみにしています。
曲目は、20周年だからといって過去を振り返る
(振り返るほどの過去もあ
りませんが)
ことなく、敢えてすべて日本で演奏するのが初めての曲にしま
した。実際、ボッテシーニ以外のすべての曲が僕にとっても初めて手がける
作品です。今後とも自分の好奇心に耳を傾け新たな世界を模索していきた
い、
という気持ちの表れたプログラムです。会場で是非お会いしましょう!
石川 滋の待望のCDが2011年7月リリース決定!
「コントラバスによるバッハ無伴奏チェロ組曲」
第1番 BWV.1007 ト長調
第2番 BWV.1008 二短調
第3番 BWV.1009 ハ長調
〈2010年4月25、26、27、28日 オランダ、
ヴァルトヘアモンドにて録音〉
Now Printing
石川 滋
コントラバス
スイスのベルン交響楽団ソロ首席コントラバス奏者。
フロリダ・フィルハーモニック・オーケストラ首席奏者、ニューワールド交響楽団首席
奏者、ハリッド音楽院助教授などを経て現職。慶応義塾大学在学中より桐朋学園ディ
プロマ・コースに在籍し、堤俊作氏にコントラバスを師事。88年渡米、エール大学にて
ゲイリー・カーに師事した後、ジュリアード音楽院でユージン・レヴィンソンに師事し、
92年同修士課程卒業。BASS94国際コントラバスコンクール(フランス)やJAA音楽賞
など受賞歴多数。
日本では毎年リサイタルを各地で開き、比類のない実力と他に例を
見ないレパートリーによるコントラバスの新たな世界を切り開いている。
2009年に東京オペラシティ・リサイタルホールで行われたエドムンド・アーカス(ピア
ノ)
と共演したリサイタルは、NHKテレビ「クラシック倶楽部」が収録し数回にわたり放
送されている。
2011年にバッハの無伴奏チェロ組曲Ⅰ∼Ⅲを収録したCDをリリースの予定。
西山真二
コントラバス
東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学器楽科
を2001年卒業。学内にて安宅賞、
アカンサス音楽賞、受賞。
芸大モーニングコンサートで芸大オーケストラと共演。第9回
宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位。第2回YBP国際コ
ンクール第1位。第71回読売新人演奏会出演。
トッパンホ一ル
デビューコンサートオーディションに合格し、コンサートに出
演。これまでに永島義男、西田直文、石川滋の各氏に師事。
2003年4月NHK交響楽団入団。現在、NHK交響楽団首席代行
奏者。室内オーケストラARCUS(アルクス)メンバー。双子の兄
(チェロ)
との「Duo Twins」
でも活躍中。
山田武彦
ピアノ
東京藝術大学大学院にて作曲を学んだ後、93年フランス政府給費
留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラス
の7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等
賞を得て卒業。数多くの演奏者と共演、厚い信頼を得ている。ま
た、自らのプロデュースによる音楽活動も行っており、03年「神様
の悪戯」連続演奏会、05年「Viva!40代」、10年「あたらしい音楽會」
などを通じて、
クラシック音楽の従来のレパートリーと、独自のアプ
ローチによる自らの編曲作品、新作とを結びつけるなど、新しい音
楽表現の可能性を常に模索し続けている。2007年より
『山田武彦
ピアノ伴奏塾』を開講(洗足学園)。現在、洗足学園音楽大学教授。
青木資子(7/13出演)
ピアノ
武蔵野音楽大学でピアノを学んだ後、演奏活動を開始する。
1986年にウィーンに渡り、ウィーン国立音楽大学のハラルド・
オズペルガー教授の元でさらに研鑽を積む。帰国後88年から
のNHK交響楽団団員との室内楽活動の機会を得て、現在、N響
団員の林智之氏、団友田澤俊一氏と
「ホーフピアノ三重奏団」
と
して活動するに至る。2008年にはベルリン弦楽四重奏団と共
演し好評を得る。
石川咲子(8/7出演)
ピアノ
5歳よりスズキメソ−ドでピアノを始める。桐朋学園短期大学
部ピアノ科卒業後、アメリカへ留学。ボストン・ニュ−イングラ
ンド音楽院を卒業。95年以来スズキメソ−ドのインタ−ナショ
ナルコンヴェンションやワ−クショップ、
コンサ−トにて公式伴
奏者を務める。ピアノをガブリエル・チョドス、パトリシア・ザン
ダ−、室内楽を寺西昭子、伴奏法を潮田益子、イルマ・バレッシ
ロの各氏に師事。現在、積極的に室内楽、伴奏活動を行なって
いる。松本の専門学校・国際スズキメソ−ド音楽院ピアノ副科
講師、伴奏講師。
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