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平成21年度改善報告一覧表(PDF:1011.3KB)

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平成21年度改善報告一覧表(PDF:1011.3KB)
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
1
道路交通課は、5担当で業務を分担しております。各担
当間での業務の関連性は薄く、詳しい業務内容、特に処理
の方法などについては、担当者でしか説明しきれない業務
があります。
受付カウンター
業務内容に関して、市民・事業者・自治会長等、頻繁に
グループ への業務担当案
道路交通課に申請・相談・要望に来られます。
内表示板の設置
受付けカウンターに来られた時に、道路交通課のどの担
当に話をすればよいのか、迷っておられる方・業務内容が
よくわからない方・受付カウンターの前で立ち止まったま
まの方々がおられます。
2
道路交通課においては、申請・相談・要望で来課される
市民・事業者・自治会等の方々が頻繁にあり、職員は受付
カウンターでの対応に追われているのが現状ですが、すで
に市民等と職員が受付カウンターでの応対をしている場合
受付カウンター
でも、応対している職員が、必要書類をコピーをする時な
グループ への「受付中」
ど、受付カウンターでの応対中から席をはずすことがしば
表示板の設置
しばあり、その際に、他の職員が受付カウンターの市民等
を見て、応対をしなければならないと思い、声をかける
が、すでに応対中であることがあり、声をかけるまでは、
応対中なのか未応対なのかを判断できない。
3
個人
改 善
策
効
果
4
5
さくら保育所は奥まっていてなかなか掲示板のお知らせが
読んでもらいにくく広場や赤ちゃん教室のお知らせは役所
関係や自治会の掲示板や個人の玄関先に貼ってもらってい
た。
グループ 歩く広告塔
受賞
担当ごとに案内表示板を設置
道路交通課へ来られた市民等が、案内
表示板を見ることによって、自分の用件
がどちらの担当になるのかがわかっても
らえ、声もかけやすくなり、市民サービ
スの向上につながった。
受付中(対応中)の表示板を設置
受付中(応対中)の表示板を立てること
により、応対中であることが一目同然で 窓口での対応状況について、
あり、応対している職員以外の職員が、 全ての職員が把握できるので、 努力賞
そのたびに自席を立つこともなくなり、 事務の効率性につながる。
業務に集中できた。
毎年、保護者・地域向けの七夕の笹飾りを作っている。こ
・経費の節約(約4,000円)
職員が子どもの頃やっていたということで、ご近所から
「エコこより」 の際 こより で笹を結んでいるが、行事が終了するとす
・子ども達といっしょに「しゆろ」を探
「しゆろ」の葉をいただいて、子どもといっしょに「し
七夕飾りの工夫 ぐに廃棄になる。 こより 一本8円で約4,000円分を毎年
したりして、自然のものを利用して生活
ゆろコヨリ→エココヨリ」を作った。
予算として組んでいた。
に活かすことを知らせることができた。
こども室では、21年度より子育て支援の一環として「赤
ちゃんの駅」事業を行うことになったが、この事業のため
「赤ちゃんの
の予算は「赤ちゃんの駅」に掲げる旗の分のみで、公共施
駅」事業にかか 設等に設置するための備品等の経費は全くなかった。保育
グループ
る財政負担の軽 所等の施設には現状の設備でお願いするとしても、公共施
減
設の中にはどうしてもおむつ替えの台や授乳用の椅子が必
要となるところがあり、備品購入費や設備費の捻出は困難
な状態であった。
所属長の意見
本庁と保健福祉センターにソファを、エ
スポアールと教育委員会にベビーベッド
とソファを設置することができた。ま
た、保育士による手作りの飾りつけによ
り、温かみのある明るいスペースになっ
た。
新たな財政負担を軽減するために遊休品を活用すること
にし、不要となったベビーベッドとソファの提供を本市
職員から募ったところ、複数の申し出があった。設置ス
ペースの問題もあるため事前に確認のため訪問、使用で
きそうなものについて協力をお願いした。
また、市民に親しみを持ってもらえるように、こども室 軽減額 166,000円
所属の保育士による駅スペースの飾りつけをすることに (内訳)ベビーベッド @43,000円×2台
した。
=86,000円
ソファ(授乳用椅子)@20,000円
×4台=80,000円
保育所の子どもたち(特に小さい子どもたち)が散歩に
行く時に使用する散歩車に大きなポスターを貼り付け公
園等に遊びに来ている人たちに読んでもらえるようにし
ていく。読んでもらったりしている時におしゃべりをし
にいったり、リーフレットを配布したりして宣伝をす
る。
1/68
さくら保育所の存在を案外知らない人た
ちが多くこの大きなポスターを介して小
さな子どもを持つ人たちと話をする機会
が増え、所庭開放や広場への参加につな
がった。
来庁された市民に、わかり易
い誘導・業務案内が出来、市民
努力賞
サービス・業務効率に役立って
いる。
・経費の節約になった。・「し
ゆろ」探しでご近所との関わり
も深まった。
・自然物の利用を通して「もっ 努力賞
たいない」事や環境にとってど
うなのか考える取組みとなっ
た。
限られた予算の中、6月1日から
開始するため様々な意見を出し
合い、職員より遊休品を募り備
品を揃えることができた。ま 努力賞
た、飾りつけも手作りの良さが
出て、利用者からも喜ばれてい
る。
所庭開放や広場への参加につな
がり、保育所のアピールにつな
がりました。
平成21年度改善提案台帳
連番
6
区分
標 題
現
状
一昨年に引き続き安心安全に利用していただける施設とし
て環境整備に努めてきています。今年度は当施設館内、各
利用者目線を大
グループ
階が分り難い、といったご指摘やエレベーターのトラブル
切に!!
があり 案内表示、エレベーターの事故防止など視角的改
善を試みてみました。
改 善
策
①当施設の正面玄関壁面を利用して、両面に看板を設置
しました。
②玄関の扉にファミリー・サポート・センターと館内の
表示、合わせてエレベーター乗降口壁面に表示しまし
た。
③エレベーター乗降ボタン×印マークを貼り子どもにボ
タンの操作ができないように工夫してみた。
④その他 館内の経路ご案内表示をよりわかりやすく表
示しました。
※別紙参照
効
果
①∼③について視角的改善を図ったこと
で好評かつわかり易くなりました との声
をいただけたり ③については指詰めな
どの事故が一切なくなった。この点につ
いては大きな改善、前進につながった。
所属長の意見
受賞
初めての方にも利用しやすく、
わかり易く 尚且つ安心安全面
に対する配慮も創意工夫するこ
とで、一定改善前進することが
できました。
ごっこあそびが大好きな年齢で「ままごと遊び」が広がっ
あれもこれもダ
ていましたが、限られた予算の中では思うようにままごと
グループ ンボールでec
遊具がそろわず取り合いの原因になったり、雑に扱うすが
oごっこ
たもみられました。
用意したい数だけそろえる事ができ、ま
た、雑に扱うと壊れてしまう事も経験す
おなべ、包丁、まな板、など全てダンボールで作りさら
る中で、物を大事に扱おうとする姿にか
に冷蔵庫やレンジも作りました。
わってくる。既製品以上にリアルに再現
でき、ごっこあそびが深まっている。
「ままごとコーナー」として
セットしているのでこども達は
お母さん や 家族 、 先
生 になったつもりでいつでも
努力賞
ごっこあそびを楽しむ事ができ
ます。ダンボールなので、アイ
ディアがうまれると簡単につく
れます。
8
絵本が大好きな1歳児の子ども達。「今日はどの絵本を読
お部屋飾りにも んであげようかなあ」と毎日絵本選びをしていますが、こ
グループ なるブックスケ ども達にも「これが見たい!」という思いがもてて選べれ
ルトン
ば、もっと絵本が大好きになれるのになあと思っていまし
た。
自分で選びたい思いが高まり、選んだも
のを読んでくれた時の嬉しい気持ちを味
ブックスタンドに並べて保管していた絵本をタペストリ わえる。保護者にもこども達の大好きな
のような大きな布に透明のビニールカバーを9つ区分し 絵本知ってもらういい機会となりまし
て縫い付け9冊の絵本の表紙をみせて並べて週ごとに入 た。
れ替えをするアイデアです。
又、カラフルな色合いの絵本はとても明
るく、かわいい部屋飾りになっていま
す。
こども達は絵本が大好きでよく
集中してみています。保育士や
大人から与えるだけでなく子ど
もが「選べる」ことがこの年齢
で大切なことです。さらに、部 努力賞
屋に飾っているので保護者にも
年齢にみあった絵本の紹介が常
に出来ていて一石二鳥のアイデ
アです。
9
依頼文により、文書処理を個別に回答日まで、処理を行っ
てきましたが、誰が何時、回答したか、逐次ファイルを奥
文書処理につい
グループ
から出すか、送信メールをさかのぼって、検索しないとわ
て
かりませんでした。又、回答期日間近まで気づかずに、慌
てるときがあった。
これらを一括処理するため、Zホルダーに入れることで
職員全員に閲覧できる様にし、回答日とタイトルの記入
もれをなくすため、未回答ホルダーをつくった、回答日
と期日をタイトルに記入して供覧、決裁が終わると担当
と回答日を記入するようにし、Zホルダー内のファイリ
ングに収納できるようにした。
文書の処理が円滑になった。
10
ゴミの分別収集
グループ
ハイプラゴミと普通ごみを同じ様にあつめていた。
について
分別収集の意識が高まり、今では、当然
ハイプラゴミのゴミ箱をつくり、普通ゴミと分別収集を のことの様に分別収集ができ、ISOの
する様にした。
一環となっている。これを守らない者
は、必ず注意をうける。
全庁的に取組んでいることでは
あるが、全職員が分別収集の意
識改革ができた。
11
個人情報が記載されている文書については、事務処理の
終了後、廃棄するものは職員がその都度シュレッダー処理
シュレッダー専
グループ
をしているが、うっかりすると事務処理の途中であるにも
用箱の設置
かかわらず、職員が間違ってシュレッダー処理をしてしま
う可能性があった。
個人情報が記載されている文書のうち廃棄するものに
ついては、事務処理が終了した後、シュレッダー専用箱 事業所等から提出された文書を、間
に入れておくようにし、その専用箱を定期的に係長が確 違って廃棄することなく適切に処理する
認した上で、まとめてシュレッダー処理をするようにし ことができる。
た。
市に対する信頼確保のため
に、提出された書類が適切に処
理できるよう改善することは必
要である。
7
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事務文書の流れがスムーズになり、担当
者も未回答ホルダーで回答日が一目瞭然
となり、期日までに確実に返信できる様
になった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
12
市民税担当では申請書類等が多く存在しているが、それ
廃棄書類ケース
グループ
を整理するケースが少ないため、職場内が煩雑になってい
の活用
る。
庁舎内に廃棄されていた書類ケースを磨き直し、申請
職場内の整理ができた。
書類や文具等を収納できるように活用した。
他課で不要になったものを職
員が磨き直して使えるようにし
たことは、職場の整頓だけでな
くリユースの視点からも良いと
思う。
13
毎年6月に個人市民税の納税通知書を発送した後、問い
合わせの電話が殺到するため、個人市民税の担当以外の職
員も電話を受け、問い合わせ内容を聞いた上で、折り返
電話混雑期の折
し、担当職員から電話をする旨を伝えている。
グループ り返し発信専用
しかし、個人市民税の担当職員も窓口来庁者や電話の応
職員の固定化
対に追われ、折り返しの電話をするのがついつい後回しに
なってしまい、問い合わせをしてきた市民には、いつまで
待たせるのかとの思いを持たせてしまっていた。
問い合わせの電話が混雑する期間は、職員2名を折り
返しの電話発信専用として固定化し、個人市民税の担当
電話で問い合わせをしてきた市民を長
以外の職員は、受けた電話のメモを当該職員の机上に設
時間待たせることがなくなった。
置した箱に入れ、問い合わせ後長時間待たせることなく
折り返しの電話を次々と発信できるようにした。
これまでは来庁者や電話の応
対に追われ、それをこなすだけ
で精一杯であったが、折り返し
努力賞
の電話を待っている市民の立場
に立った発想で工夫したことは
評価できる。
14
当初課税で人手が多くいる時期は、職場内に正職員、ア
派遣労働者の名 ルバイト職員、派遣労働者が混在している。
グループ 札をアルバイト アルバイト職員は事務服を着用しているが派遣労働者は
職員と色分け
私服であるため、市民から見ると派遣労働者は事務従事者
かどうかわかりにくい状況であった。
市民から聞かれた場合、「白色の名札
アルバイト職員は白地の名札を着用しているが、派遣 をしているのはアルバイトで、○○色の
労働者には色付きの紙に名前を書いた名札を着用させ 名札をしているのは派遣労働者です。」
た。
と明快に答えることができるようになっ
た。
名札を色分けすることは大し
たことではないが、市民から見
て不信感を招くことのないよう
心がけることは大切なことであ
る。
15
窓口で市民が申請用紙等に押印することが多くあるが、
朱肉ふき用
特にティッシュを置いておらず、朱肉が付いたままで印鑑
グループ ティッシュを窓
をケースに収納してもらっていたため、時々市民から
口に設置
「ティッシュがないか。」との声が寄せられていた。
営業用のポケットティッシュの中身を出して手作りの 市民から、ティッシュを催促する声が
箱の中に入れ、窓口に置いた。
なくなった。
ちょっとした事であるが、市
民の声を受け止める姿勢は重要 努力賞
である。
・サイズもいろいろなものができて、た
くさんボールも入り、子どもの手でも簡
単に入れることができます。
・色も鮮やかで目立ち、汚れても洗えま
す。
たくさんあるボールが片付けら
れず、所庭に転がっていること
もありましたが、この
ネットになって、子どもたちも
片付けるのが楽しいようです。
努力賞
また、一目で見えるので
自分の好きなボールがどこにあ
るかもすぐわかります。収納も
場所もとらず、すぐに役立つ提
案だと思います。
16
個人
・保育所の子ども達は、ボール遊びが大好きで、保育所に
はたくさんボールがありますが、かごに入れたり、ネット
色も鮮やかボー に入れたり管理に悩んでいました。
ルネット
・元々ボールが入っていたネットは、糸が細くて子どもの
手では入れにくくて、入れようとするとボールは転がって
いくので困っていました。
・手近にある綿の紐でボール入れを編みました。
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連番
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区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
・夏が来て、保育所の子ども達は蝉取りに夢中・・・朝か
オリジナル虫と ら蝉を追いかけています。高い木の上の蝉を採るには、網
り網
が必要なのですが既製の虫網はすぐ破れてしまうので困っ
ていました。
・子ども達も大喜びで虫取りを楽しんで
います。
・保育所の職員は、廃品を最利用したり、身近にある材
・何より丈夫で、1ヶ月以上経つのに破
料(ビニール袋・布)で物を作るのが得意です。竹と針
れません。
金、ポリ袋と余り布を利用して、虫網を作りました。
・職員が作ったということで、子どもた
ちも大切に使ってくれています。
夏になると子ども達は蝉とりに
夢中、トンボも飛びはじめたら
目をお皿のようにして
探しています。手の遠いところ
にいる生き物を捕まえるには、
なくてはならない虫取り網です
が、既製品はすぐに破れてしま 努力賞
い、子ども達もがっかり。手作
りの網は、けっこうじょうぶで
ひと夏、長持ちしました。子ど
もたちには、レースのカーテン
のハギレで作った網が人気でし
た。
1歳児の子どもは自分でパンツをはく練習をしています。
床では不衛生なのでお風呂マットを敷いていましたが、そ
安全・清潔らく
グループ
の際足を上手く上げられなかったり、混雑して自分ではく
らくチェアー
ことが困難なことも・・・そのことにより 自分でやって
みよう というこどもの意欲もなくなります。
箱イスを作ったことにより、座って上手
く足をあげパンツやズボンがはきやすく
なったので、子ども達も頑張る姿が見ら
れるようになりました。箱イスに座る事
で混雑することがなくスムーズに動く事
ができています。箱イスは牛乳パックで
土台をつくり、水拭き出来る布をかぶせ
たので、エコにもなり衛生的です。
1才∼2才にかけては 自分
で! という気持ちがどんどん
芽生えてきます。まだ、気持ち
に行動がうまく伴わないときも
多々ありますが、そんな時少し
優秀賞
の手助けや今回のような工夫が
こども達の身の回りにあれば、
着脱等への意欲や自信につなげ
ることができ着脱用として新た
なアイディアです。
ヨチヨチ歩いていて転んで打っても大ケガにならないよ 狭い所に入り込んだり、歩行がまだ不安
うに、使わなくなったタオルやビニールシートを巻きつ 定で転びやすい子がいる中で安心して見
けて、固定しました。
守ることができる。
配膳台など必要なものでも、探
索活動が活発になってくる0才
児にとってはケガのもとになり
努力賞
やすいのです。ちょっとした気
配りや安全対策として大切です
ね。
・職員が出勤したとき、正門の南京錠を登山用のザイル
を通す金具に付け替えておく。
・鍵を持たずに正門の開閉ができる。
・退勤時に南京錠に変えておく。
左記に同じ
個人
グループ たっちの味方
個人
0才児クラスは、ヨチヨチ歩きの子やつかまり立ちの子な
ど発達も様々です。机の脚や角など危険な箇所がありま
す。
幼稚園では安全管理の上で正門を開けていない時は、常
アイディア バ に南京錠をしています。毎日登降園の際に鍵を持って走っ
ンザーイ
ていき開けます。人手のない小さな園では細かいことです
が手のすいている者が鍵をもって走っていきました。
窓口カウンターの上には、よく使用する申請書類、啓発
窓口カウンター
チラシ、持帰り用封筒等が直置きされていた。
グループ 上における書類
このため、市民が提出する書類や身分証明書などの重要
等の直置き廃止
物が他の書類等に紛れてしまう恐れがあった。
個人
さくら保育所は保育室が狭く保育室にコーナーを作りたく
せまいスペース
ても作りたい場所に出口があり出入りするため物を置くこ
を有効に
とが困難であった。
子どもの 自分でやてみよう という意欲を大切にする
為、自分で上手くパンツをはけるようにするのに何か手
立てはないかなあと考えていました。そこで、足を上げ
やすいように高さがあり、数人座れる箱イスを牛乳パッ
クや布で作りました。
来客時、鍵を取りに走らなくなった。
園児の手で操作できないので安心であ
る。
手間が省けて仕事に集中できる。
努力賞
窓口で市民の応対をする際、提出物の
窓口に簡易な書類立てを置き、その中に申請書類、持
やり取りがとてもスムーズになった。ま
帰り用封筒等を立て置きした。また、啓発チラシは市民
た、身分証明書などの忘れ物がなくなっ
が使用しない一角にまとめて置いた。
た。
市民から提出された書類等を
大事に取り扱うための改善であ
るが、市民から見て窓口がきれ
いになった印象も重要なことで
ある。
保育室の裏にセメントの部分があり吹きっさらしにはな
るがヤネがあるので雨が当たらないようビニールのシー
トで囲って遊べるスペース作りをした。
セメントでは冷たく汚れるので、他からもらったマット
を敷くことで子どもたちの遊べるスペースが増えた。
部屋にも少しコーナーを作り子どもも分散して遊べるよ
うにした。
皆で考えスペースを作り上げま
した。子どもたちが落ち着いて 努力賞
遊んでいます。
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食事が早く終わった子どもたちが遊びだ
しても気が散ることなく食べれるし、子
どもたちも遊びを選んで好きな所でゆっ
くり遊べている。
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効
果
所属長の意見
受賞
さくら保育所は子どもたちの手洗い場のスペースが狭く
コップ置きを置く場所がない(片方は大人用のエスケーが
あり不潔だし、もう片方は狭く食器置きがきちんとおさま
らない)
壁に掛けることにより他の滴もかからず
混乱も無い。
コップ置きだと一箇所に固まり混乱するので壁の部分に
壁掛けそのままを日光消毒もできるので
フック掛けを取り付けた。
衛生的であり安い費用でスペースもすっ
きりした。
色々考えたけれどなかなか良い
案が浮かばずこの案が良いと思 努力賞
います。
現在、ホームページの情報管理・更新は各所管で行ってい
ホームページの
るが、年度更新などの作業時にページの移動などを行って
リンク切れ対策
リンク切れを生じさせ、閲覧者に対して正しい情報提供が
の実施
行われていないことがあった。
56箇所のリンク切れ・リンク間違いを確
認。リンク切れなどについては各所管で
各所管に対して、リンク切れの確認及び修正を依頼。1
修正済みである。今後も迅速かつ正確な
か月ほどの期間を設けて、結果については様式による報
ホームページによる情報発信を行ってい
告を求めた。
くため、年1∼2回程度の頻度で実施し
ていく予定である。
HPでの情報提供は以前よりリン
ク切れ等の指摘があり、これま
ではその都度対応していたが、
各所管で定期的かつ一斉に
チェック作業が実施されればよ
り正確な情報発信が可能とな
る。
ファイリングキャビネットの上2段は現年度文書及び常
ファイリング
用文書、下2段は前年度文書などの取り決めがあるが、蓋
グループ キャビネットへ
が閉じている状態では内容の確認ができず、文書ファイル
の内容記入
の出し入れに時間を要していた。
ファイリングキャビネットの蓋部分に「今年度」「前 文書ファイルの出し入れがスムーズに
年度」「常用」などのシールを貼った。
なった。
業務効率の改善が図られた。
今後、もう少し詳しい内容がわ
かるシールを貼るなどの工夫を
してはどうか。
文書は文書分類表に基づきファイリングしているが、同
文書へのファイ
じような文書でも異なったファイルに保存している場合が
ル標題の記入
ある。
文書のファイルへの入れ間違いなどが
少なくなった。
文書のヘッダー部分などにファイル標題を記入する。 また、他部署への照会文書などにも
ファイル標題(目 共通のみ)を記入す
ることにより、間違いが少なくなる。
ファイルの間違いが減少し、
業務の効率の改善が図られた。
ねやがわ発「出前講座」実施後に、講師として派遣された
ねやがわ発「出 担当課の職員は、実施について報告書を作成し、広報広聴
前講座」報告書 課に提出する。その際、広報広聴課で行う統計処理に必要
の改正
なため、実施団体等への通知書の写しと実施後に実施団体
等から提出されたアンケートの写しを添付する。
実施団体等への通知書の写しと実施団体
等から提出されたアンケートの写しの提
出が不要になったため、実施報告書を電
実施団体等への通知書と実施団体等から提出されるアン 子メールの送信で広報広聴課へ提出でき
ケートの項目のうち、統計処理に必要な項目を実施報告 るようになった。
書に記載するようにした。
実施報告書の提出に掛かる時間の節減に
なり、また、通知書とアンケートの写し
が不要になったため、コピー(紙)の削
減になる。
ペーパーレス等庁内ランの活用
により環境に配慮した効率的な
事務執行が可能となる。
公園緑地課の主要な施策で公園管理日による施策は、都市
決算の明細書(貼紙)を作成する際、「歳
公園緑地課の主
仕事のリスト2009より、都市公園とちびっこ老人憩い
公園とちびっこ老人憩いの広場の維持管理に分けられてい
入歳出決算書」に対応するものと「決算に
グループ 要な施策の項目
の広場の維持管理事業を統合し都市公園等維持管理事業
た。両者の事業内容については、面積の大小がある程度で
関する主要な施策の成果」に対応するも
の見直し
とした。
ほとんど異なるところがない。
のの二つを作成していたが一つですむ。
事業の見直しによる統合をした
結果、事務の簡素化ができた。
グループ コップかけ
個人
グループ
個人
個人
個人
窓口カウンター 窓口カウンターが、隣の課と並んであり、来庁者に分かり
の改善(1)
にくい状態でした。
市民の方が窓口にこられても課の配置も
窓口カウンターを隣の課と少し離し、カウンターの見や
良くわかり、迅速に対応できるように
すい位置に「公園緑地課→」と大きく表示をしました。
なった。
少しの改善で市民の方の対応が
努力賞
スムーズになった。
窓口カウンター 窓口カウンターに各種のパンフレットを並べて置いてい
の改善(2)
た。
窓口カウンターに各種のパンフレットを
並べて置いたため、来庁者の方との対応
が行いにくく、また、パンフレットの種
窓口カウンターに各種のパンフレットを並べて置いたた 類や内容が分かりにくいため、立て掛け
め、パンフレットの種類や内容が分かりにくいため、立 が出来るラック式パンフレット入れに変
て掛けが出来るラック式パンフレット入れを設置した。 えることにより、カウンターも整理さ
れ、来庁者の応対も迅速になり、パンフ
レットの内容も良くわかるようになりま
した。
少しの改善で市民の方の対応が
スムーズになった。
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平成21年度改善提案台帳
連番
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区分
標 題
現
状
証憑書の受付時に各帳票のバーコードをリーダーで読み
受付時のバー
取っている。
グループ コード読み取り 支出命令と負担行為が同時に糊付けされて受付する時も、
方法の改善
支出命令と負担行為をそれぞれバーコードをリーダーで読
み取っている。
総合振込依頼書 総合振込依頼書の金額欄が3桁ごとに区切られていないた
の様式の変更
め、決裁する時に金額の確認がしずらい。
32
グループ
33
受付簿の保存期
グループ
証憑書の受付簿を現在1年間保存している。
間の短縮
34
支払終了後の証憑書については、支払月毎に綴じて、5
年間会計室の書庫に保管しています。その際、支払年度・
月、支払科目等を記入した背表紙を作成し、製本した状態
で保管していますが、年度・月以外の見た目があまり変わ
りません。
証憑書を保管す
会計室の書庫には、5年間分の証憑書(大量の証憑書)
グループ るための製本に
があるため、担当課が必要な証憑書を探す際に時間がか
ついて
かったり、片付ける際に年度や月を間違えたりして、手間
がかかっていました。
また、証憑書を綴じる際に、ビニール紐を用いていた
が、綴じにくく、長い間保管している間に、緩んできたり
していた。
35
36
個人
総務課では文書主任会議、研修及び日常業務を通じて、
文書事務実態調 文書の適正な取扱いについて周知を図っているが、個別の
査の実施
指導・助言については、申請や公印の押印が必要な文書や
質問があったもの等、実施の範囲が限られていた。
審議会等の閲覧 公開している審議会等について、各所管課において、
グループ 用ファイルの設 ホームページや広報による、開催の案内や情報の提供をお
置
こなってきた。
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
負担行為のみを受付ける時はバーコードを読み取るが、
支出命令と負担行為が糊付けされて同時に受付する時 受付時間の短縮とバーコードを読み取り
は、支出命令のみを読み取り、負担行為は読み取らな ミスの防止
い。
地道な改善への取組みであり、
会計室において一日に処理する
証憑書の件数は膨大であること
を考えると事務の効率化が図れ
るものである。
総合振込依頼書の様式を変更し、金額欄を3桁ごとに太 決裁する時に金額の確認がし易くなっ
線で区切った。
た。
地道な改善であるが、本室にお
ける金銭の取扱いにミスがあっ
てはならず、その意味からして
努力賞
金額が確認しやすくミスを未然
にくいとめることにつながるも
のである。
証憑書の受付簿の保存期間を2ヶ月に短縮した。
地道な改善であるが、本室にお
ける取扱う書類は膨大であり、
必要最小限の方法によりスペー
スの有効活用が図れる。
背表紙を作る際の紙を、1色(再生紙)のみで作成し
ていたのを、各年度ごとに色上質紙を使用します。
平成20年度 白(再生紙)
平成21年度 薄青(色上質紙)
今後、各年度ごとに色を決め、5年後には、各年度ご
とが一目でわかるようにします。
証憑書等の保存スペースの確保
背表紙の色で年度が分かるため、必要
な書類を探す際、支払月を確認するだけ
で、探すことができます。
貸し出し後等をした証憑書を担当課が
片付ける際にも、年度が一目で分かり、
異なる年度に収納することも防げます。
結束バンドであるため、硬さがあり綴
証憑書を綴じる紐を、ビニール紐から、結束バンドに
じやすくなり、とじひもが緩んでくるこ
変更します。
ともなくなります。
証憑書の年度毎の背表紙色分け
や結束バンドの活用により、室
での確認時のみならず、他課に
努力賞
よる証憑書の確認時にも効率的
であり、利便性が向上するもの
である。
文書事務担当者が執務室内を直接調査
することにより、各所管の実状に応じた
きめ細やかな助言・指導を行うことがで
きた。また、調査を通じて文書事務にお
総務担当課及び文書の取扱量が多い所管を中心に、担 いて不備が発生しやすいポイント等を把
当者が直接赴いて、ファイリングキャビネットの整理状 握することができ、文書主任会議や研修
況、文書の取扱い及び公印の管理状況等を調査し、不備 の内容に反映させることで、全庁的に適
等がある場合は文書主任に直接助言・指導を行った。 正な文書事務の取扱いを効果的に周知す
平成21年度調査実施所管:3室12課
ることが可能となった。
調査対象課については、改善内容を確
認しながら、継続して助言・指導を行う
とともに、次年度以降も引き続き、全庁
的に調査を行っていく。
直接、課等を訪問することで、
ファイリング等の不備を把握で
きまた、指摘することにより適 努力賞
正な文書の取扱がされ評価でき
る。
公開している審議会等の資料や会議録について、ホー
ムページ等で公開するだけでは、パソコンを使用できな
い方は見ることができないため、総務課が管理している
「市民情報コーナー」に審議会等の会議録や資料を綴じ
た閲覧用のファイルを設置した。
市民の目線に立った提案で、
市政情報を様々な形で提供して
努力賞
いくことは重要なことであると
おもいます。
6/68
市民情報コーナーにファイルを設置す
ることで、パソコンを利用できない高齢
者なども審議会等の情報を閲覧すること
ができ、審議会等の情報を周知すること
に役立っている。
平成21年度改善提案台帳
連番
37
38
39
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
各課で所管している審議会等について、ホームページで
審議会等に関す
審議会等の一覧を作成し、設置根拠や所管課などを掲載し
る情報のホーム
ているが、各課によって掲載されている項目にバラつきが
ページでの周知
あった。
公開している審議会等については、ホームページで会 審議会等の情報をホームページで公開
議録及び会議資料の掲載を依頼し、案件の概要等につい することにより、市民に情報を提供で
ても掲載するように依頼した。
き、より開かれた市政に貢献できる。
市民の目線に立った提案で、
市政情報を様々な形で提供して
努力賞
いくことは重要なことであると
おもいます。
個人
職員提案制度に
昨年度までは、再任用職員の職員提案のほう賞について
おけるほう賞の
は、個人ほう賞のみを対象としていた。
取扱い
今後は再任用職員が大幅に増加し、退職した職員のノ
ウハウを活かすといった観点から、再任用職員にも職員 再任用職員からの提案が増えるものと考
提案に積極的に参加してもらうため、所属ほう賞も対象 えます。
にした。
再任用職員からノウハウを得
るという点から、効果が見込め
ると考えます。
職員提案ニュー 昨年度まで職員提案ニュースは特に様式を定めずに、
スの改善
ニュースの素材も各担当で決めていた。
今年度は、ニュースの素材を「整理・整頓、環境、改
善のコツ」と事前にテーマを決めて、何を職員にアピー
ルしたいかを考えて取り組んだ。
また、昨年度の改善事例からテーマにあったものを取
材し、ニュースに掲載することで、他の職場にも改善事
例の周知ができた。
提案ニュースも例年の取組み
でマンネリ化が懸念され、一定
努力賞
の効果が期待できると考えま
す。
個人
例年、職員提案制度は、「改善報告」と「自由提案」で
あった。
他の課等で改善された事例を、ニュース
に掲載し紹介することで、別の課でもそ
の改善をヒントにすることができ、「改
善の輪」が広がるものと考えます。
短期間の募集であったにもかかわら
今年度は、7月7日から24日まで、「課題提案」を実
ず、「地域の雇用を再生する事業」につ
施した。内容は「地域の雇用を再生する事業」及び「臨
いて53件、「臨時の雇用を提供する事
時の雇用を提供する事業」についてどのような事業が考
業」について62件、合計115件の提案があ
えられるかといった提案の募集を行った。
り、一定の効果がありました。
緊急の課題に対して、職員提案
制度に基づき、提案を募集する
ことで、職員への課題への意欲 努力賞
を向上させることができまし
た。
40
個人
課題提案の実施
41
個人
事務機器室内の足元の配線カバーが浮き上がっていた。
安全な執務室の
利用職員が足をひっかけ転倒したり、ひっかかった際に
確保
コードの損傷や機械本体が損傷するおそれがある。
ガムテープで配線カバーを固定し、安全に利用できる
足が引っかからないようになった。
ようにした。
ちょっとした取組みで安全に業
務をおこなうことができ、評価
できる改善である。
個人
電話が電話台等に設置されておらず、皆がかかってきた
電話の設置位置
電話に即座に出られない状況になっている。また、職員が
の改善及び内線
各々の電話の内線番号を記憶できていないので、電話の取
番号表示。
次ぎに時間を要することがある。
・各担当において、電話機の設置位置、高さ等の改善を
事務処理の効率化が図れるとともに、
実施した。
市民からの問合せや苦情等に迅速に対応
・内線番号表示札の設置を行う。
することができる。
・電話の台数についても精査する。
電話の設置場所の改善及び内線
表示により、電話窓口対応の第
一歩である電話応答までの時間
短縮が図れ、市民対応及び内部
連絡の円滑化に繋がる改善であ
ると考えています。
自発的にスリッパをきちんと揃えるよう
になった。
スリッパとトイレの床にマークをつけ、同じマークのと
また、スリッパを揃えていない園児に対
ころにスリッパをもどすようにした。
し「そのスリッパはここやで」と声を掛
け合う姿が見られるようになった。
子ども達の大好きなキャラク
ターを用いる事で、興味を持つ
ことができ、自分が使用した時
はもちろん、友達が片付け忘れ
努力賞
たスリッパも自主的に揃え、も
とにもどす姿がみられた。継続
して、片付けができるよう工夫
していきたい。
源泉徴収票を作成するときに、圧着ハガキに印字し、圧 封入誤りが防げる。
着すると同時に発送できる状態になる。
封入封緘作業を短縮が出来る。
封入・封緘誤りを防ぎ、また作
努力賞
業時間の短縮が図られる。
42
トイレスリッパ トイレのスリッパをなかなか自発的に揃えられず、散乱し
の整頓
ていることが多かった。
43
グループ
44
源泉徴収票を送付する時に、封筒に送付先のシールを貼
り、その封筒の宛先と源泉徴収票の住所と名前を確認をし
会計室分の源泉
グループ
ながら、封入作業を行っている。
徴収票について
封入作業終了後に封緘作業をしており、職員3名が3日間作
業に従事している
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平成21年度改善提案台帳
連番
45
46
47
48
区分
個人
個人
個人
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
学校には年度始めに回答様式集をメールにて送付している
調査依頼文には
けれど依頼文を出す度様式がどこにいったかわからない、
見本及び様式を
人事異動時に前任者が様式を削除したので無いとの問い合
添付する
わせがあり度々様式を送付しなければならない。
見本及び様式を添付した事で担当者から
の問い合わせも無くなり回答内容にも間
違えがなくなった、又学校でも様式を探
依頼文を出す度に回答様式の見本及び様式を添付した。
す手間や問い合わせに対応する時間が省
け時間の短縮になり双方の事務効率が上
がったと思われる。
学校への照会文書送付の都度、
回答様式と回答見本を添付する
ことで、問合せも減り事務の効
率化につながっている。また、
学校側でもわかりやすくなり迅 努力賞
速に回答できるようになったと
喜ばれている。ひと手間かける
ことで、大きな手間を省けた好
改善例として評価したい。
当制度は幼稚園在園児の属する世帯に対し、子育て支援・
少子化対策の観点から、世帯の課税状況等を考慮し、国ま
たは市の定めた補助単価表により補助金額を決定・支給す
幼稚園就園奨励 るものである。 申請書を書く保護者へ配付する際、当制
費補助金制度保 度の概要を記載した案内文を共に送付しているが、制度が
護者向け案内
わかりづらい、結局いくら補助してもらえるのかという問
文・申請書の見 い合わせが多く寄せられていた。 申請書に関しても、課
直し
税状況の記載された書類(写)の添付をお願いしていたた
め、手間がかかるとの声があった。また、1本の電話対応
に取られる時間も長く、担当者がなかなか席を外せない状
況であった。
・私立幼稚園保護者向け案内文…補助金額単価表の簡略
化(78コマ記載していたものを28コマにまとめ、細
かい説明を※印をつけて表外へ記載した)、参考ケース
として問い合わせの多い例を3件記載するなどの改善を
行った。
・公立幼稚園保護者向け案内文…回りくどい文面などを
見直し、B4片面印刷をA4両面印刷にすることなどに
より、行間にゆとりを与え、文字を見やすくした。
・公私立補助金申請書…平成20年度より学事システム
(市民税課税台帳と連動)を導入し、正確性を昨年度確
認した上で、他市からの転入等の例外を除き、税証明書
の添付を不要とした。
また、書き込みづらかった様式を見直し、B4であった
ところをA4サイズにまとめた。
私立分においては、従来就園奨励費補助金と保護者補助
金の申請書を1枚にまとめており、どちらの補助金が対
象となるのかわかりづらかったが、保護者補助金の対象
(4・5歳児)と対象外(満3・3歳児)との2種類で
作成し、それぞれに配付するよう幼稚園にお願いした。
案内文については問い合わせが少なくな
り、また、問い合わせがあった場合も案
内文に沿って説明することで以前より早
く当制度を納得いただけるようになっ
た。 申請書
についても、書き方に関する問い合わせ
が減り、書き込み間違いが少なくなった
こともあってこちらから問い合わせをす
る件数も減少した。また、A4にサイズ
変更したことや税証明書添付を不要とし
たことにより、書類の収納スペースを小
さくすることができた。 公
立幼保護者向け案内文と私立幼向け申請
書をB4からA4にしたことにより、コ
スト削減(B4:2,500枚2,310円、A
4:2,500枚1,570円)と紙使用量削減を
併せて実現できた。 私立幼
向け申請書を保護者補助金対象・対象外
とで分けたことにより、申請者の混乱を
防ぎ、さらに取りまとめる側も書類の整
理がしやすくなった。
複雑な制度内容を、保護者に少
しでもわかりやすくお伝えしよ
うとの、担当者の熱意から出た
改善。また、学事システムを活
用し、税証明書の添付を不要と
特別賞
したことは、申請者の負担を大
幅に軽減するものである。これ
ら一連の事務改善は、担当者の
努力と創意工夫によるところが
大きく、高く評価したい。
結核検診での各校受検対象者は平均2名程度であり、
会場校へタクシーで移動しても1台で済み、会場校への
移動コストが低く、受検対象者が少ないため、会場校で
の待ち時間にも影響がでにくいことから、稼働日数を20
年度の6日間22校から3日間15校へと変更し、削減でき
た結核検診費用を心臓検診に回し、20年度の7日間14校
から8日間16校へと会場校を増やした。
厳しい財政状況の中、新たに予算を計上せず、可能な
範囲内で検診事業の問題点を改善した。
検診費用を新たに計上せず、待ち時間
の軽減等効率的な検診事業の実施を図る
ことができ、尚且つ、移動コストは20年
度326,380円から21年度227,390円と
98,990円の財政効果を上げることができ
た。
検診事業において、厳しい予算
の制約がある中でも、事業内容
を精査した上で、創意工夫した
ことにより、検診受診者の利便 努力賞
性を向上し、なおかつ経費節減
を実現した改善として評価す
る。
水道料金収納システム用パソコンが今年度から導入さ
れ、バーコードで入力処理をしている。このパソコンに
職員が作成した収納料金のバーコード読込みシステムを
組み込み、収納集計事務の軽減を図る。
国保料、市税、後期高齢医療保険料、水
道料金については、バーコードで入力
し、入力ミスを減らすとともに、集計処
理の効率化をはかることができた。
バーコードで読み取ることがで
きる納付書が限られているが、
事務効率は上がっている。
費用をかけずモ
デルチェンジ!
サービス向上!
コストも削減!
心臓(心電図測定)・結核(胸部X線撮影)二次検診は
全校(36校)を会場校として実施しておらず、受検対象者
が多い学校から会場校として、心臓検診で7日間14校、結
核検診で6日間22校で実施しており、会場校に当たらな
かった学校は、近隣の会場校へ徒歩又はタクシーを使い移
動していた。
各校受検対象者は心臓検診で最多63名最少11名平均34
名、結核検診では受検対象者無しの学校も数校あり、平均
2名程度である。
特に心臓検診は大半の学校が会場校への移動が必要であ
り、1校当たりの受検対象者も多く、会場校での待ち時間
も長なり、児童生徒の授業時間にも影響し、各校から会場
校を増やしてほしいとの要望が多くあった。
また、受検対象者の多さからタクシーの利用台数が嵩
み、移動コストも高くなっていた。
バーコードリー
東市民センターでは、窓口職員が収納した市税などの収納
ダーの活用によ
グループ
金額をそれぞれ手書きもしくはパソコンに手入力して集計
る収納事務の改
表を作成していた。
善
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平成21年度改善提案台帳
連番
49
50
区分
標 題
高齢受給者証・
健康保険被保険
グループ 者給付資格証明
書のパソコンに
よる作成・印刷
個人
現
状
国民健康保険に加入され、すぐに医療機関に受診を希望す
る方には、正規の健康保険証の代わりとして、市民セン
ターで健康保険被保険者給付資格証明書を交付している
が、これまでは様式に必要事項を手書きで記入していた。
また、国民健康保険の高齢受給者証を紛失され、再交付を
申請した方には、市民センターで受給者証を再交付してい
るが、これも様式に必要事項を手書きで記入していた。
クリーンセン
現在クリーンセンター5階事務所の空調設備は、風量調
ター事務所空調 節だけで温度調整しにくく、夏場は温度が高く冬場は温度
管理
が低く、仕事に支障が出るぐらいです。
改 善
策
効
果
所属長の意見
あらかじめ指定した項目欄に入力するこ
とで、記載もれを防ぐことができる。
パソコンに様式を設定し、必要項目を入力することで、
手書きによる「くせ字」をなくすことが
証明書の作成ができるようにした。
できる。文字が明瞭に表示されることに
より誤字の発見につながる。
事務の効率化につながってい
る。
不燃ごみ等で捨てられた扇風機を整備して使用できる
状態にする。
夏場はクーラーの近くに設置し、冷風を拡散さして体
感温度を下げる。冬場は扇風機を天井に向かって回し、
(暖かい空気は上で滞留するため)下の冷たい空気を上
部へ送り、暖かい空気を下部に循環させ人の居るところ
の温度を上げる。
室内の空気を循環させるという
発想と、不燃ごみのリサイク
ル・リユースにより、職場環境
が改善された。
クリーンセンターでは、老朽化が進んで
おり空調設備も竣工時のままだったので
温度管理が巧くいきませんでしたが、現
在は以前より夏場は涼しく、冬場は暖か
くなりました。
受賞
51
個人
計量器の改良
ごみを搬入するときに計量にて伝票を発行しています
が、冬季の朝など寒いときに伝票を印字する機械が固着し
て伝票を発行しない場合がある。
白熱球を取りつけてからは、機械が固
伝票発券機の中に白熱球を設置して、中の温度を上げ
着することなくスムーズに発券してい
る。
る。
伝票発行にトラブルが発生する
とその後の事務処理に多大な影
響を及ぼす。特に早朝は事業系
ごみが搬入され、処理手数料の 努力賞
徴収にも関係してくる。上記に
より改善が図られ、無駄な作業
を無くすことができた。
52
個人
「供覧」、「決裁伺」ばさみについては、省スペース化を
供覧・決裁ばさ
考慮し縦に並べて保管しているが、
みの明確化
上からの目視ではどちらなのかがすぐに判断できない。
保管状態のままで、どちらの「はさみ」
「供覧」ばさみの角を色付きテープでマーキングする。 なのか区別することができ、取り直しの
手間が省ける。
小さな工夫ですが、無駄を省
き、事務の改善が図れた。
来訪される市民の車を安全に誘導するこ
とができたのに加え、常時3台駐車する
ことで業務の効率化を図ることが出来
た。
持込みごみの受入は、曜日や時
間帯によっては非常に混雑し、
市民に迷惑をかけることがあっ
た。駐車スペースがあるにもか
かわらず有効利用できていなっ
かったが、これにより、よりス
ムーズに受入が可能となった。
現在、電話で薬品発注を行っておりますが、注文薬品の種
類が多く、加えて注文頻度も多いことから事務処理が繁忙
となっている。
薬品業者の事務担当者と調整し、電話注文からEメール 発注記録・薬品残量の管理が容易にで
注文へ変更した。
き、事務処理量と通信料を削減できた。
メールでの注文により、発注業
務が、確実で簡素になり事務の
効率化が図れた。
各所管から提出される公共施設での催し(エスポアール・
広報ねやがわの 教育センター)などを施設別で掲載している。この掲載方
グループ カテゴリ別掲載 法によると、常時、施設を利用している市民はその内容を
の実施
把握しやすいが、転入者など新しく広報紙を読む人は情報
検索に手間がかかることがある。
初めて紙面を読む人に対して情報検索を
容易にするとともに、従来の読者に対し
ても、リニューアル前と同様に施設検索
施設別掲載から分野別掲載にする。カテゴリは「人権」
ができるよう、施設名と電話番号を併記
「文化・交流」「子育て」「教育」「アウトドア・ス
した看板を掲載し、掲載情報の検索性向
ポーツ」「健康・福祉」の6項目。
上を図れる。カテゴリについては、今後
担当課との協議を行いながら順次拡大し
ていく予定である。
行政サービスを利用する市民と
同じ視点に立った編集方法であ 努力賞
る。
53
個人
持込ごみストッ 現在、持込ごみストックヤード内には3台分のスペースが
クヤード内の駐 あるにも関わらず、2台しか駐車できない状態になること
車枠区の作線
があり、業務効率が悪い。
54
個人
薬品発注
55
3台駐車できる様に駐車枠区を作線した。
9/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
この見直しにより①作業時間の短縮②確
認者数の増加の2点により、より正確な
広報紙を発行できる。
56
57
58
59
60
個人
広報紙校了出張 広報紙の作成最終日(校了日)の校了作業のため、職員2
の見直し
名が印刷所まで出張し、最終紙面のデータ確認・印刷依頼
等作業を行っていた。
らくらく収納
グループ
キャスター
個人
個人
個人
ジョイントマットを収納する場所がなく遊戯室の後ろに積
み重ねて置いていた。
DTPシステムの更なる活用のため、市役所広報広聴課
DTPシステムとインターネット
見直しによるコストダウンは以下のとお
と印刷所においてWebサーバを利用し、PDFによる
を活用して、旅費の削減等効率 努力賞
り。
データ送受信で印刷依頼・確認作業を行うようにした。
的な編集作業が可能となる。
○印刷所への出張旅費 @430円(京阪寝
屋川市駅⇔JR西九条駅)×往復×2人×
24回=41280円(年額)
○そのほか 時間短縮による職員の時間
外勤務費用
キャスターをつけることで楽に移動でき
子どもと一緒に準備ができ、ね
30年前のストーブガードを再利用しジョイントマットの るようになる。 取出しがスムーズできる
むっていたストーブガードもい 努力賞
収納に活用した。キャスターを付けた。
ようになった。 子ども達も喜んで、手伝
かされた。
いをしてくれる。
どこの部署でもそうだと思うが、係長の席は担当者の横
顔を見る席の配置になっているかと思う。この配置では直
近の担当者の仕事の状況等は把握できるが、2席目以降の
担当者には目が届かない。さらに担当者からも係長の机上
係長席の位置の
にパソコンが設置されているため、係長の仕事の状況がよ
変更
りいっそう見えない。よって、係長と担当者間の報告・連
絡・相談等のタイミングが分かりづらいなど、コミュニ
ケーションに難があり、極端に言えば係長は孤立化してい
る感があった。
これまでの係長席を上座的配置か この形にすることにより、係長・担当
担当者
担当者
ら、担当者の同じ目線にするレ 者双方の状況把握ができることにより、
イアウト変更を行った。
意思疎通が円滑になった。
議員控室の湯茶の後片付けをする時に、会派によって使
用している茶器、茶こし、急須が違うため、会派間で茶
議員会派控室の
器、茶こし、急須が別の会派にまぎれたりするなど職員が
茶器一覧表の作
混乱していた。
成
また、会派によって片付け方にそれぞれのルールがある
が、方法を覚えられず確認に時間を要していた。
一覧表を作成し貼ることによって、会
派間で茶器、茶こし、急須が別の会派に
まぎれたりすることがなくなり、会派に
よって違う片付け方のルール確認に要し
3階給湯室に、各会派ごとに使用している茶器、茶こ
ていた時間が削減され、片付け作業の効
しの種類、片付け方のルールを一覧表にして貼った。
率が大幅アップした。
また、一覧表を確認することによっ
て、職員全員が片付け作業に当たること
ができ業務効率もアップした。
一覧表を作成することにより、
スムースに後片付けができ、時
間の短縮につながった。
議長が会議や式典において挨拶を依頼される場合、会議
や式典の資料は事前に預かることが多くある。
案内状や資料を基に挨拶文を作成するときに、供覧や決
挨拶文専用クリ
裁にまぎれたり、多くの資料と一緒になって、資料が探し
アファイルの設
出せない。
置
また、完成した挨拶文を案内状、資料と一緒に当日まで
保管しておくときにも、供覧や決裁にまぎれたり、多くの
資料と一緒になって、なかなか探し出せない。
会議・式典の資料をクリアファイルに
入れておくことにより、供覧や決裁にま
ぎれたり、多くの資料と一緒になって探
し出せないことがなくなるので、挨拶文
作成時に効率よく事務が進められる。
事前に届いた資料、完成した挨拶文は、ひとまとめに
また、完成した挨拶文も案内状、資料
して、クリアファイルに入れ一緒に保管する。
と一緒に特定のクリアファイルに保管し
ておくことにより、誰が見ても挨拶文で
あることが一目瞭然であることから必要
な時にどの職員も取り出すことができ、
業務の効率化が図れる。
挨拶文を作ることは、非常に重
要な業務の1つであり、クリア
ファイルに保管することによ 努力賞
り、作成業務が効率的にできて
いる。
係 長
係長と3人の職員であり、この
配置にすることにより、係長が
担当職員の現状把握ができ、的 努力賞
確に担当者に指導・助言ができ
るようになっている。
担当者
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平成21年度改善提案台帳
連番
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62
63
区分
個人
個人
個人
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
議会棟3階給湯 議会棟3階にて、議員や理事者、職員から緊急の用務を
室内に内線電話 指示された時や、職員と連絡を取る時に該当部署の内線電
一覧表の掲示
話が分からず、敏速な対応ができない。
内線電話一覧表を掲示することによっ
て、議員や理事者、職員から緊急の用務
議会棟3階給湯室内に設置してある内線電話の上に、
を指示された時や、職員と連絡を取る時
内線電話一覧表を掲示した。
に3階給湯室から即座に連絡でき、素早
い対応が可能になった。
即座に連絡できる体制を整える
意味で有意義であった。
委員会の次第書 現在常任委員会の次第書はそれぞれの委員会で縦割りで作
の改善
成している。
いずれの委員会においても、また、担当
委員会での一般会計の歳入審査や資料請求の対応など、 者が代わっても使用することができ、委
過去の先例事例を収集し、次第書の改善に努めている。 員会の議事運営をスムーズに運営でき
る。
縦割りで作成することによっ
て、各自がその責任において、
スピーディーに作成でき、業務
の効率化に結びついた。
エクセルで作成している日程表において、日付の区切りの
見やすい日程表
線が細かったため日程表が見づらいという声が職員から多
へ改善
く出ていた。
線の太さを変えることで、日程表が一段
と見やすくなり、職員も日付を読み違え
日付の区切りが見やすくなるように、線の太さを変え、 るミスがなくなった。それにより、日程
はっきりと見えるようにした。
を間違えていたことによる混乱もなくな
り、仕事もよりスムーズにできるように
なった。
各職員が毎日、確認する日程表
なので、見やすくすることに
よって、入力ミスもなくなった
と聞いている。
総務担当の職員全員がすぐ手に届く場所に、4つに区
切った小さな箱を置き、2本の色えんぴつを用意した。
4つの区切りには「2階・3階・来客・外」の4つを記
入しで議長の現況を赤えんぴつ、副議長の現況を青えん
ぴつで箱の中入れるようにした。
箱の中のえんぴつを見ることにより、議
長・副議長の現況が一目でわかるように
なり、職員同士の確認が不要になり、来
客や電話などを迅速に取り次ぐことがで
きるようになった。
総務担当の職員、誰に聞いて
も、瞬時に的確に答えることが
奨励賞
でき、非常に有意義な方法であ
る。
政務調査費のファイルを置いている棚に各ファイルと決 決裁者が次に自身が決裁すべきファイル
裁者の表を作成し、決裁が終了したものには○をつける がその表を見るだけですぐわかるように
ようにした。
なり、スムーズな決済が可能になった。
政務調査費の点検については、
非常に時間を費やしなければな
らず、その都度ごとに決裁をし
努力賞
ていかなければならない。この
間に決裁状況が一目で分かる表
は、非常に便利であった。
職員全員が一目で全議員の自家用車がわ
全議員が所持している自家用車の車種・ナンバー・色を かるようになったので、議員の所在など
記載した紙を議員駐車場を見れる窓の近くに掲示した。 を聞かれた場合など、どの職員でも迅速
に回答できるようになった。
出退表示の点灯については、各
議員においてしっかりと点灯・
消灯することの申し合わせがさ
れているが、未だ徹底はされて 努力賞
いない中で、このナンバー表
は、非常に便利に活用してい
る。
64
議会事務局の総務担当は議長・副議長の現況を常に把握し
ておく必要があるが、議長・副議長は来客や職員の説明で
議長室・副議長室にいたり、会派控室に移動したりするた
議長・副議長の め、職員が席を立ち、戻ってくるたびに議長・副議長の現
グループ 現況の確認につ 況を違う職員に確認しないとわからなくなってしまってい
いて
た。そのため、議長・副議長宛に電話や来客が来ると議長
室・副議長室の中を確認したり、会派控室に連絡したり
と、迅速な対応とれずに相手を待たせてしまうことがあっ
た。
65
議員から提出していただいた政務調査費のファイルを点検
し、決済を取る際に、通常なら机の上にファイルを置いて
決裁をお願いするが、非常に分厚いファイルであり、また
政務調査費の決 領収書などの必要書類を紛失してしまう可能性があるた
グループ 裁状況確認表の め、棚にファイルを置いて、口頭で決裁をお願いすること
作成
が多かった。そのため決裁者が自身の決済で止まっている
ファイルに気付きにくくなってしまったり、数多くある
ファイルから決済をするファイルを探すのに手間がかかっ
たりしていた。
66
議員が本庁にいるかどうかを確認する際、通常は登庁ラン
プで確認するが、登庁ランプが点いたまま帰られたり、一
時的に本庁から出る場合があり、登庁ランプだけで議員の
議員自家用車の
確認が取れない場合があった。そのため議会事務局から議
グループ ナンバー表の掲
員駐車場を見て議員の車の有無で本庁にいるかどうかを確
示
認することがあったが、全議員の車種とナンバーは覚えき
れておらず、職員によって回答できる数も違ったり、見間
違いが発生する可能性もあった。
11/68
平成21年度改善提案台帳
連番
67
区分
個人
標 題
現
状
市議会への請願、陳情・要望の記載事項については、ホー
ホームページで
ムページで掲載をしていたが、提出を検討している方から
の請願、陳情・
書式や書き方についての問い合わせを受けることがよく
要望の案内
あった。
サイトパブリスにおいて、従来は、ログイン後「ページ一
覧」から一階層ずつおりていたため、
議会事務局のトップページにたどり着くまで
68
個人
①ログイン後、最少でも5クリック必要
ホームページ更
②多数ある所属の中から議会事務局を探し出さなければな
新の手間を改善
らない
以上2点の手間がかかり、平均約40秒の時間がかかってい
ました。
また、作業者へのストレス増大にもつながっていました。
改 善
策
効
果
文章だけでなく、画像で書式を掲載した
ことにより、視覚的に書き方を理解して
より分かりやすく理解してもらうために、請願、陳情・ もらえるようになったと思われ、掲載
要望の書式例の画像を作成して掲載することにした。 後、「ホームページを見たが、書き方が
よく分からない。」といった問い合わせ
を受けることがなくった。
議会事務局のトップページにたどり着く
までの手間が
①ログイン後のクリック数が1回とな
り、4回お得になりました。
①あらかじめ、サイトパブリスにログインをした状態
②多数ある所属の中から議会事務局を探
で、議会事務局の更新ページをお気に入りに登録してお
し出す必要がなくなりました。
く。
削減できた時間:40秒/回 × 年間更
②「①」を行ったあとであれば、ホームページを更新す
新回数40回 = 1600秒(26分40秒)
る際、『サイトパブリスへのログインを行った後』に①
議会事務局のトップページにたどり着
のお気に入りを使用すると議会事務局の更新ページへ移
くまでの平均時間が
動することができる。
44秒かかっていたものが4秒に短縮されま
した。
ので、上記方法に改善した。
所属長の意見
受賞
市民サービスの向上につながっ
ていることなので、非常に効果
的である。
ホームページの更新について
は、ほぼ毎日更新しているの
で、業務を効率的にするために
やっていることなので、短縮時
間を累積すれば、非常に効果が
あることだと考える。
削減できたストレス:時間以上に多大な
ものがあります。
69
70
71
72
プリンターが1台しかないため、裏紙・きれいな紙を用途
プリンターに
に応じて入れ替えながら使っている。その際、今どの用紙
入っている用紙
が入っているのかがわからず、印刷する度にプリンターを
の確認について
確認しに行く必要があった。
表裏に「ウラ」「キレイ」と書いた札を作り、プリン
ターに掛けるようにした。用紙を交換する度に職員それ
ぞれがその札をひっくり返し、今どの用紙が入っている
のかを示すようにした。
個人
各事務事業において、主担当1人、副担当1人で置いてい
た。
主担二人制の導
副担当は主担当のサブ的な役割であるため、実質的に主担
入について
当1人で事務を行なうこととなり、1人あたりの負担が大
きい事務分担となっていた。
主担事務量の分散を図ったことで、1人
あたりの負担が減り、各事務事業におい
て常に2∼3 人体制で(分担して)取
各事務事業において、主担当2人(副担当約1人)を配 り組むことができ、非常に効率化でき
置、主担事務量の分散を図った。
た。
またその効果により、時間外勤務の減少
ができた。(前年度比1人当たり37時間
減)
事務分担の見直しにより、一定
の時間外勤務の減少につながっ
たと考える。
今後も、さらなる事務の改善に
努めていく。
個人
従来、市の予算については、予算書や広報による予算の概
当初予算編成状
要や執行状況のみの公表であり、予算編成過程の公表は
況の公表につい
行っておらず、市民にとっては予算編成の流れは知ること
て
ができなかった。
平成21年度当初予算から、ホームページにおいて、予算 市民に対しての説明責任の向上、より分
編成の流れ、主な事業の査定結果など、予算の編成状況 かりやすい財政状況の公表など、市民へ
を公表した。
の情報公開の充実を図ることができた。
「どのようにして予算が編成さ
れたのか」「どのような要求が
あり、どう決定されたか」等が
努力賞
明らかになり、積極的な財政状
況の公表につながったと考え
る。
個人
予算編成システ 予算編成に係る制度として、部局別枠配分制度、予算のイ
ム運用要綱の制 ンセンティブ、市民福祉向上基金を導入してきたが、これ
定について
らを総括した要綱が定められていなかった。
各々の制度を予算編成システムの各要素として位置づけ
るとともに、その内容について定めた予算編成システム
運用要綱を制定した。また、要綱で定めた各制度の概要
については、当初予算編成状況の公表と合わせてホーム
ページで公表した。
要綱の制定や概要の公表によ
り、寝屋川市が実施している予
算編成システムについての対外
的なアピールの一助となるもの
と考える。
個人
12/68
一目で今どの用紙が入っているのかがわ
かるようになり、わざわざプリンターま
で確認しに行く手間を省くことができ
た。
要綱の制定により、予算編成システムの
趣旨や目的の理解に役立つとともに、市
民に対する説明責任の向上と、より分か
りやすい財政状況の公表につながった。
印刷をする際、非常に分かりや
すく無駄に用紙を使用しなく 努力賞
なった。
平成21年度改善提案台帳
連番
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75
区分
標 題
現
状
77
78
79
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
エクセルの
「ブックの共
有」を活用
ひとつのエクセルファイルについて複数の担当者が入力を
する事務が多く、エクセルファイルを同時に開けないた
め、入力の順番待ちが発生していた。
複数の担当者が同時に入力作業を行える
エクセルの「ブックの共有」を活用し、同時に複数の担
ため、従来より早く効率的に作業を終え
当者が入力を行えるようにした。
ることができた。
通常業務において、エクセルを
利用した集計作業が非常に多
奨励賞
く、事務の効率化につながった
と考える。
個人
庁内OAシステ
ムアドレス帳の
グループ化の活
用
特例市、府内都市など照会対象数が多いものについては、
グループを作ってメール照会を行っていたが、照会対象数
が少ないものについては個々にアドレスを選んで照会を
行っていた。
照会対象数が少ないものでも照会の頻度が多いもの(公 照会先を一つ一つ選ぶ手間がなくなり、
営企業担当課、地方債関係など)についてもグループを 照会を行うスピードが上がるなど、事務
作り、照会を行うようにした。
の効率化につながった。
照会作業の時間短縮につなが
り、効果があったと考える。
・保育室の整理棚を細かい玩具入れや用具(のり・セロ
テープ)入れとして使用しているが、同 じ幅や高さの棚
が幾つもあるので、片付ける度に最初と違うところに入れ
保育室の整理整
グループ
られていた。
頓
・一つ一つの玩具や用具の写真を撮り、子どもたちがよ ・毎回決められた棚にスムーズに片付け
く見えるようにそれぞれの棚に貼り付けた。
られるようになった。
・保育室の絵本棚の「月刊絵本」「おはなしの絵本」「科
学・自然」が混ざってしまう。
76
改 善
グループ サツマイモ畑
・園庭にサツマイモ畑を作ると園庭が狭くなってしまう。
・絵本にカラーテープを貼り、棚に色別のかわいい表示 ・絵本も子どもたちが色別にきちんと整
を貼った。
理できるようになった。
・親子で世話をし生長のようすを観察
・土のう袋に8分目位土を入れて、親子で一株のサツマ し、共に収穫の喜びも味わうことができ
イモの苗を植え、花壇の周りに置いた。
た。狭いスペースでもサツマイモ栽培が
できることが分かった。
個人
学校用務員(アルバイト職員を除く)の休暇データの報告
提出率が8月で20校中20校、9月で20校
用紙を毎月25日締め切りで各学校にお願いをしている。そ
中18校と提出率が上がり、さらに学校へ
休暇データ提出 の旨を4月に通知しその後、毎月の提出の通知を送らな
毎月の期日前に提出の通知メールを各学校に送信した。 電話をする件数が減ったため他の業務へ
の周知について かったためか、提出率が7月の段階で20校中11校という
費やす時間が増へたことで仕事の効率が
状況であり、また未提出学校には電話にて提出の連絡をし
アップした。
ている。
個人
教育総務課には、教育総務課と施設給食課用として、FAXを
一台設置してもらっている。2つの課で一台のFAXというこ
とと、両課とも各小中学校からの文書が多いことから、受 教育総務課に「施設給食課」専用のFAX受信箱を設け
FAX受信箱の設置
信文書が混在することがたびたびあった。受信文書の混在 た。
は、時間のロスにもなるとともに、再送信の要請は、相手
との信頼関係の問題にも繋がることもある。
個人
跡地利用の作業
部会のおける散
策(フィールド
ワーク)の実施
跡地利用の作業部会とは、旧明徳小学校・明徳幼稚園・
木屋幼稚園・堀溝幼稚園の今後の跡地利用のあり方を検討
する部会である。構成員は、教育のみならず、企画、まち
づくり、市民活動といった部門を所管する課長級である。
会議については、基本的に各所管から資料等を出し寄って
もらい、すすめていたが、実際に現場を見たことがない職
員も多く、議論がかみ合わないこともしばしばあった。
13/68
子どもたちが「片付けると気持
ちがいい」と分かるための手だ 努力賞
ての一つとなった。
イモ掘りが手軽にでき、楽しい
努力賞
親子のふれあいにもなった。
このような簡単な改善で、す
ぐに効果が出たことは評価でき
る。業務が増える中で、情報共
有が仕事の効率をあげると考え
られる。
ちょっとした取組みであるが、
FAX分類表を設けたことにより、教育総務 このことにより時間のロスもな
課と施設給食課の受信文書が混在するこ くなり、さらなる業務の円滑化
とはなくなった。
が図れている。一定の評価がで
きる。
フィールドワークの実施により、その
机上の議論では限界があることから、実際に、各施設 後の会議については、より内容の濃い議
を見て回るフィールドワークを取り入れた。
論が展開され、作業部会として一定の報
告書をまとめることができた。
努力賞
通常、こういった会議におい
ては、写真等を用いて会議室で
議論されることが多いと思われ
るが、思い切って現場にでて、
職員自らが現場を知ることは非
常に有効な取組みである。
平成21年度改善提案台帳
連番
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83
84
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
バイク置場には、床に番号を表示するこ
とにより駐車位置が明確になり整理され
た状態で駐車するよう改善された。自転
車置場には、出勤した者から「詰めて止
めるよう」に表示することにより順序よ
く駐輪できるよう改善された。
所属長の意見
受賞
個人
教育委員会事務局の庁舎のバイク置場・自転車置場が満車
駐車場・駐輪場 状態のため駐車・駐輪が乱雑になっている。順序よく止め
の整理について てもらうように職員が出勤時に指示をしても、しばらくす
ると元の乱雑な状態に戻ってしまう。
バイク置場には、床に番号を表示することにより駐車位
置が明確になるようにした。自転車置場には、出勤した
者から順序よく止めるように「詰めて止めるよう」に文
言で表示した。
個人
今年度、教育委員会庁舎に「赤ちゃんの駅」が設置され
赤ちゃんの駅の
たが、この赤ちゃんの駅には、鍵がなく、また外からも、
表示版「使用中/
使用中かどうかを伺うことができない状況にあるなど、利
空室」の設置
用しにくい環境にあった。
部屋に、「使用中/空室」というプレートを取り付け プレートを取り付けたことで、安心し
た。
て利用できるようになった。
赤ちゃんの駅を気軽に心地よ
く利用してもらうような評価で 努力賞
きる取組みである。
個人
国の経済対策事業により、各小中学校に地上デジタルテ
地デジアンテナ
レビを設置することとなった。設置にあたっては、アンテ
調査の円滑な実
ナ状況調査が必要であったが、各校を訪問する時間的余裕
施について
はなく、効率的に状況調査をする必要があった。
小学校(24校)、中学校(12校)、幼稚園(6園)の
うち、近隣の3箇所を回り、各学校に確認していただく
ポイントのみをデジカメで撮影した。アンテナ状況調査 とくに問合せの連絡もなく、迅速にア
については、デジカメ写真を添付して、各学校に依頼し ンテナ状況調査を行うことができた。
た。なお、特異な事例も想定されることから、訪問を希
望する場合には、その旨を回答するように追記した。
効率的に調査を実施するた
め、文書のみ調査依頼ではな
く、わかりやすいようにデジカ
メ写真等を用いて依頼を行った
ことは、有効な取組みである。
個人
衆議院選挙の比例代表と国民審査の投票については、投
票箱がお互いに隣接していたことと、投票箱の文字が小さ
選挙時の投票箱
かったこともあり、間違って逆の投票箱に投票する危険が
の工夫について
あった。そのため、投票従事者1名が、本来の業務と並行
して、投票を見守らざるを得なかった。
2つの投票箱を1メートルほど離して設置するととも 誤って逆の投票箱に投票することはな
に、それぞれに投票箱に「比例代表」、「国民審査」と くなり、入れ間違えを監視していた職員
貼り紙をして注意を促した。
も本来の業務に従事することができた。
この取組みにより、入れ間違
えを監視していた職員が本来の
業務に集中できるようになった
ことは、一定の評価ができる。
個人
各課や各学校に各種回答を依頼する場合は起案文書に決済
回答依頼文書の
をもらって依頼書を発送あるいはメールで送っているが、
課内供覧につい
回答が届いた場合、発送した職員が誰かわかりにくく、そ
て
のたびに確認をしている。
回答依頼している職員が誰かを事前に把
握でき、また、業務内容も理解し、その
職員が不在のときもある程度は質問にも
対応できる。
課内における情報共有を深め
るべく、依頼文書を課内供覧し
たことについては、円滑に事務
を実施するという観点からも、
一定の評価ができる。
起案文書を決済後、課内職員にも供覧する。
この提案により、限られたス
ペースを有功に活用することが
できるようになった。評価でき
る取組みである。
85
新型インフルエンザが流行し、「手洗い・うがい」の重
要性が言われている中で、外の手洗い場に網にいれてた石
鹸を吊っておくと、カラスが石鹸を持っていったり、網を
箸立てがハンド やぶいたりするため石鹸を置くことが難しく困っていた。
グループ ソープ入れに変 そこで、ハンドソープを置くことにしたが、ハンドソープ
身
を置く場所がなく、手洗い場のシンク内に置くと置き場所
が低いため使いにくく、子ども達の活動にも邪魔になった
り、ハンドソープが砂で汚れたりするので、置き場所に
困っていた。
86
個人
缶ビールの空き
遊具入れが老朽化し、いろんな種類のブロック等が、ひと
ケースを利用し
まとめにして入っている状態で、新しい遊具ケースを購入
ておもちゃケー
しようかと考えていた。
スを作る
缶ビールの空きケースを利用し、それをつなげて棚と
ケースを作り、おもちゃを整理している。
新しい遊具ケースを購入する分の金額が
不要になり、また子ども達と一緒に製作
することにより愛着がわいて大切にして
いる。
子ども達もきちんと整理をする
努力賞
ようになってよかった。
個人
電算タックシー 保険事業室(医療助成)の業務上必要なA4タックシールを
ルの利用
購入していた。
医療助成では、医療証発行対象者に確認
電算等で、タックシールで宛名打出の際に、タックシー
時事項がある場合、電算からの不要タッ
ルの前後に機能上不要部分が出てくる。その部分をA3書
クシールを再利用しているため、タック
式にあわせ再利用する。
シール購入の経費を削減している。
当初予算における需用費予算
は、前年度1割カットとなって
奨励賞
いることから、経費削減による
効果が見込まれる。
87
・子ども達に丁度良い高さに設置するこ
とができ、スムーズに手を洗うことがで
ハンドソープが入る大きさの物で、水はけが良く、手 きるようになった。
洗い場に取りつけることができる物をさがしてみると、 ・手洗い場にハンドソープ入れを作った
100円均一の店にステンレス製の箸立てで良い物があっ ことで、ハンドソープが使いやすくなっ
たので購入し、針がねで手洗い場にとりつけた。
た。
・カラスにいたずらされる心配がなく
なった。
インフルエンザ予防のため、手
洗い・うがいを園児だけでなく
保護者にもしてもらっている。
努力賞
ハンドソープ入れを作ったこと
で、清潔で使いやすくなり園児
も進んで手洗いをしている。
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平成21年度改善提案台帳
連番
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区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
整理棚を購入し、各担当の帳票等の保管場所を一箇所に 市民からの問合せ等の対応が速やかに行
集めて整理した。
えるようになった。問題点は解決した。
各担当者において、台帳・
データーの管理は必要不可欠で
あり、また、個人情報流失等に
も繋がり兼ねない重要な業務で
あるところから、管理体制の充
実に繋がるものである。
限定したことにより、送付する件数が減
年間納付確認通 国保加入全世帯に対し、1年間で納付した金額の通知を行っ 年間納付確認通知書の最低限必要な世帯と希望者のみに
グループ
少したため、印刷製本費および封入封緘
知書の経費削減 ていた。
限定し送付することとした。
手数料ならびに郵便料が抑えられた。
保険料納付確認書の発送条件
の見直しにより、必要な被保険
者への通知となったことで、費
用面等で効果があった。
職場には複数台の電話機があり、同じ型の電話機も数台あ
電話機の子機の る。子機があるものについては持ち歩くとどの電話機の子
グループ 見分け方につい 機なのかが見分けがつかなくなる。子機が置かれている
て
と、異なる担当の電話がかかってくることになり、電話対
応に時間がかかってしまう。
同じ型の子機でも置き間違いがなくな
電話機本体と子機に内線番号を記載したシールを貼り、
り、電話対応がスムーズに行えるように
親機と子機が入れ違いにならないよう改善した。
なった。
保険事業室においては、窓口
業務に加えTELによる取次ぎが
頻繁であるがため、TEL対応に
ついて、近隣以外の職員がTEL
対応によりり、子機を持ち歩く
努力賞
ことが少なくないところから、
TEL機の裏に番号を記載した
テープを貼ることにより、間違
いなく返還できるようになっ
た。
キーボードに操作の名称を記した。
新たに配属された職員も戸惑うことなく
キーボード操作ができるようになり、事
務の効率化を図ることができた。
国民健康保険は賦課・収納・
給付とシステムが膨大であり、
オンライン画面で全て検索・更
新KEYを表示するこが困難であ
り、画面展開をファンクションKEY及び
努力賞
処理コードを入力しなければなら
ないため、操作までに時間を要
したが、キーボードに印字するこ
とにより事務の改善が図られ
た。
滞納管理システム導入により、交渉経過を紙で残すこ
となくシステムに登録することが可能となったため、色
上質紙等を使用することがなくなった。
分割納付誓約書においてもオンライン発行が可能とな
り、手書きが不要となったため、複写の専用用紙を使用
せず汎用の白紙用紙で対応。
納付書については、複数種類の納付書を統一
汎用の白紙用紙を使用および納付書を
統一することにより、個々に帳票印刷発
注をしなくてよいため、印刷コストの削
減に繋がっている。
滞納管理システムの運用によ
り、ペーパレスが図られ印刷帳
努力賞
票の削減となった。今後もより
一層の削減に取組んでほしい。
文書事務について課内で情報を共有
し、各課への対応を統一することができ
ドライブZに「文書事務に関する指摘・質問事項」の た。また、一覧表から各課が間違いやす
一覧表を作成し、指摘・質問事項及びそれに対する対応 い点や疑問をもたれる点を把握して、文
を各担当者が記入するようにした。
書主任会議や研修等に反映させることに
より、効果的に適正な文書事務の取扱い
について周知することが可能となった。
課内での職員の意思統一がで
き、今年度の課の目標にも合致 奨励賞
し、評価できる提案である。
個人
各公費担当の帳票等(支払関係)の保管場所設置されてい
電算タックシー なかった。そのため各自の机の上や下に保管していた。担
ルの利用
当者が、休暇等時の問合せ等に速やかに対応がしきれてい
なかった。
オンライン端末のキーボード操作により国保資格や賦課情
キーボードに作 報等を画面表示・展開することになるが、新たに配属され
グループ
業名表示
た職員には、どのキーがどの画面を表示できるのか分から
ず、習得に時間を要し、業務遂行に支障があった。
交渉経過を記録する用紙は、色上質紙等を使用。
滞納管理システ 分割納付誓約書は手書きの複写用紙を使用。
グループ
ムの活用
現行システムでは、複数種類の納付書が必要。
個人
総務課では文書事務(公印の押印や文書記号の設定
等)、情報公開、例規審査等の業務において、他課の作成
文書事務におけ
する文書に目を通す機会が多く、不備がある場合は、その
る他課への指
都度指導・助言を行っている。また、文書事務に関連する
導・助言等の課
質問をされることも多いが、担当者がケースごとに指導・
内共有
回答していたため、質問等があるたびに根拠となる規則や
過去の回答を確認していた。
15/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
94
大規模調査においては、調査に従事する調査員の数が登
統計調査員の確 録調査員の数を超えていたが、調査員の確保は調査員定数
グループ 保に関する事務 しか募集していなかったので、調査員に欠員及び辞退者が
改善
でた時は、新たに調査員を確保する必要があり調査事務に
支障をきたしていた。
大規模調査の調査時には、調査員の募集時点で各調査
欠員が出た時点で、新たな調査員をい
員から調査を行いたい知人を調査員候補者という形で紹
ちから探す必要がなくなったため、調査
介してもらい、調査員に欠員がでた場合は調査員候補者
員確保にかける時間を短縮できた。
の中から新たな調査員を確保した。
事前に人材を確保することによ
り、事務の効率化が図れ評価で 奨励賞
きる提案である。
95
毎年、当該年度の国民健康保険料の本算定後(6月)に納付
書を送付する。発送後約2週間は、決定保険料額の算出根拠
賦課根拠の説明窓口は、それなりの時間
賦課説明窓口の の説明を求める市民が多数来庁され、平常の加入・脱退等 6月の繁忙期に決定保険料算出根拠の説明窓口を新たに を要するが、加入・脱退等の各種届出者
グループ
開設
の各種届出者と混同していた。賦課根拠の説明は、理解い 設けた。
については、長時間待っていただくこと
ただくために時間を要し、平常の各種届出者の待ち時間も
なく対応できるようになった。
長くなっていた。
通常は国保の加入・脱退届・
賦課説明は3番窓口で実施して
いるが、当初期間別窓口5番を
努力賞
設けたことで、やや混雑が解消
できた。今後はさらなる改善を
望む。
96
国民健康保険料
の分割誓約書作
グループ 成時のお知らせ
チラシの新規作
成
○分割不履行による分割取消しに対する
クレームは、減少した。
○スムーズに滞納処分に移行できる様に
なった。
滞納者に保険料でも滞納が続
けば差押をされるという意識を
持っていただく意味で実施した
努力賞
が、分納誓約の取消から滞納処
分執行まで効率化が図られてい
る。
悪質滞納者の資産の状況を把握する事に
より、納付折衝などで相手ペースではな
く、調査結果を基に優位に指導できるよ
うになり高額納付に繋がった。
滞納管理システムの運用によ
り、財産調査結果が登録し、納
付相談時には把握する情報を基
に納付相談を行いる。納付能力
努力賞
があり納付しない滞納者へは滞
納処分を視野にいれた交渉を実
施しており、今後も負担の公平
を図られたい。
97
98
99
○国民健康保険料の分割納付相談時に分割誓約書と納付書
を手渡す際に不履行時は、この様な流れで事務手続きが進
み、最終的には滞納処分になる場合もありますよと、口頭
のみで周知していた。
悪質滞納者の資
窓口に悪質滞納者が納付相談時に、本人より生活状況の説
グループ 産調査結果の管
明を聞き取る事でしか調査手段を持たなかった。
理の実施
個人
個人
○分割納付相談時に分割誓約書にチラシをホッチキスで
留めて、書面の形にて不履行時は、この様な流れで事務
手続きが進み、最終的には滞納処分になる場合もありま
すよと周知徹底している。
悪質滞納者の資産の状況を調査し、その結果を新たに導
入した滞納管理システム中にデータ化することにより、
納付担当職員が折衝時等、必要に応じてスムーズに検
索・閲覧できる仕組みに改善した。
市民問い合わせ、市民センター問い合わせ等電話による問
古い用紙の有効
い合わせが多く、必然的にメモを多用する必要があり、メ
活用
モ用紙が不足気味であった。
捨てるしかなかった古い申請用用紙の有
様式の変更や、法制度の変更により使えなくなった申請 効利用となった。また大きさが手ごろな
用紙の裏面をメモに利用。
のに加え、破りやすくメモ用紙として使
い勝手がいい。
保険事業室においては、窓口
業務も頻繁であるが、TELによ
る取次ぎが非常に多いところか
ら、不必要となった用紙の裏面
を色々なサイズに裁断し、再利
用することにより用途が広がり
節減に繋がるため。
Zドライブによ 保険事業室は担当が9つあり、複数の担当に跨って、照
る照会回答文書 会文書の回答を行う場合には、進捗状況等の管理が大変で
の管理
あった。
Zドライブに、「照会回答フォルダ」を作成し、複数
の担当に跨る照会文書は、そこに保存し、各担当に入力
してもらうこととした。
併せて、進捗状況を確認するため、「回答進捗状況一
覧」ファイルを作成し、該当なしや、入力が終了した場
合には、当該ファイルに入力をしてもらい、進捗状況が
確認できる形とした。
Zドライブの使用により、係
間の意見交換や連絡網の利便性
が発揮され、行事や連絡事項へ
の迅速化に繋がる。
16/68
・各担当に紙媒体に記入してもらい、総
務担当で入力する手間が省けた。
・進捗状況の確認等が、一目で分かるよ
うになり、確認に要する時間が短縮でき
た。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
手書きの分割納付誓約書と画面のハードコピーに手書き
分割納付誓約書 にて個人情報及び折衝内容を記録して、合わせて住所順に
100 グループ の保管方法の変 てA4バインダーで保管する。なお、再分割の再には前回
更
の納付誓約書をバインダーより抜き取り、今回分と合わせ
て再度所定の場所(住所順)に挟み込む。
滞納管理システムを導入することにより、分割納付誓
約書をプリンターより出力し手書き作業を省略する。ま
た、個人情報及び、交渉経過内容については滞納管理シ
ステムへ直接入力する。 納付誓約書の保管は、処理日
の国保番号順にて保管。また、再分割時においても前回
の納付誓約書は必要としない。
納付誓約申請書の抜き取り挟み込み作
業が無くなり、事務作業の簡素化に繋が
る。また、交渉経過等の記録を滞納管理
システムに入力することにより、納付誓
約書の保管場の縮小に繋がった。
滞納管理システムの運用によ
り、従来の手作業状態から開放
され事務の効率化が図れた。ま
た、過去の経過も容易に把握で 努力賞
き、より一層納付相談への対応
が可能となった。今後も引続き
効率化を図られたい。
オペレーターによる電話催告時に市民からのクレーム等
電話催告時にお
があったときは、オペレーターの業務終了後にまとめて担
101 グループ けるクレーム対
当職員へ報告をし、翌日に担当職員がクレーム等の対応を
応について
行う。
電話催告時に市民からのクレーム等があったときは、 即時にクレーム等の対応を行うことに
その都度、担当職員へ報告し、担当職員が即時にクレー より、従前に比べ事務の効率化が図ら
ム等の対応に当たる。
れ、市民サービスの向上に繋がる。
自動電話催告システムの運用
により、早期納付勧奨を実施す
るなかで、市民からのクレーム 努力賞
等があった場合、即時対応によ
り保険料納付に繋がっている。
個人
保険事業室では職員数が多いため、全員が供覧しなければ
確認しやすい掲 ならない資料は掲示板に張り出している。しかし文書の入
示板
れ替わりが激しいため、どの文書が新しく張り出されたの
かわかりづらかった。
マグネットで「newです」等の目印を作り、新しく張り 自分がどの文書を確認していないか探す
出した文書につけてどの文書が新しく張り出された文書 手間が省けるようになった。また、文書
かわかるようにした。
の見落としが少なくなった。
ホワイトボードの利用によ
り、回覧文章や連絡事項の迅速 努力賞
化に繋がった。
個人
決行判に準ずる標記をした紙を束ねてクリップで留めてい
決行判に準ずる
たが、紙を束にして置いていただけなので、置いているう
標記をした紙を
ちに後ろの方の紙がよれたり破れたりして使えなくなるこ
無駄にしない
とがあった。
厚紙を挟んだことにより、後ろの紙がよ
れたり破れたりしなくなり、紙が使えな
くなることがなくなった。
保険事業室は年間において、
国・府や他市よりの文章・通知
等が膨大な量となるため決行判
努力賞
の取扱いが非常に多くなり、長
期間保管できるアイデア発想で
ある。
返戻処理を行う前、返戻予定のレセプト約1,600件の電 返戻レセプトの返戻理由や返戻時期が簡
子データをシステムから抽出し、エクセル表で管理する 単に確認できるため、業務効率が上がっ
仕組みを構築した。
た。
データー管理によるシステム
構築により、編集や検索行為が
努力賞
短時間で処理が可能となり、業
務運営に非常に貢献している。
着信音を変更することで、何処の電話が
なっているのかが把握でき、電話をさが
す手間が省け、電話対応が迅速になっ
た。
保険事業室においては、窓口
業務が非常に頻繁であると共
に、TEL対応も非常に多く、ま
た、TEL本数も多いがために一
斉にTELが鳴ると、どの電話が
特別賞
鳴っているのか判断し難いのが
現状であり、着信音を変えるこ
とにより、どの係にTELが架
かっているか解り、待ち時間の
短縮に繋がる。
102
103
国保連合会から送付されてくるレセプトは平成20年度より
電子化され、紙媒体ではなく端末で画像データを確認する
方式に変更となった。送付されてくるレセプトの中には国
返戻レセプト
保資格がないものや、給付割合が異なるなど医療機関に返
104 グループ データの管理に
戻するレセプトも多数ある。
ついて
従前は返戻したレセプトのコピー等を確認していたが、電
子化されるとデータ自体が市側に残らず、後日確認する術
がなかった。
105
個人
着信音の変更
保険事業室では、窓口対応も多い上重ねて、電話の対応も
多いため、一斉に電話がかかるとどのの電話がなっている
のか分からず迅速に対応ができてなかった。
紙の束の後ろに厚紙を挟んだ。
個々にの電話の着信音を変えてみた。
17/68
平成21年度改善提案台帳
連番
106
107
108
109
110
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
保険事業室は、職員・非常勤・アルバイト68人で業務を
行っています。
各担当ごとの仕事が把握しにくく、電話対応時や市民の方
室用掲示板の設 がたくさん来庁された時に用件が分かりにくく困ることが
置
多々あります。
それから、市民への発送が担当ごとなので、何時・何を・
どれくらい発送したのか分かりにくいし、回覧をコピーし
て各担当に廻しても中々周知できない状態でした。
トイレに行く通路に掲示板を設置し、各
担当で書き込んだり貼ったりして表示し
ています。電話対応も担当はどこか何の
件か把握できるので対応も早く、又担当
の手が空いていなくても、対応できるよ
トイレに行く通路に、皆にお知らせできるような掲示板
うになりました。
を設置しました。
それを見ることにより、手の空いている
庁内メールを使って、使用していない大型のホワイト
人は、封入封緘等手伝うこともできま
ボードを調達し取り付けていただきました。
す。
掲示板があると今までコピーして供覧を
していた書類も掲示することにより、コ
ピーも紙も節約でき周知できるようにな
りました。
各係による伝達事項や、応援
体制の協力依頼においては、供
覧文章による方法を取っていた
が、時間的な問題が多いため、
努力賞
ホワイトボードを利用すること
により、職員周知が迅速化さ
れ、効率的・効果的に対応出来
る。
個人
保険事業室は、職員・非常勤・アルバイト68人で業務を
室内の出張・休 行っています。
暇等の掲示板の 出張・休暇等把握しにくく、電話対応や問い合わせなどの
設置
時、席をはずしているのか、休暇等なのか分かりにくかっ
た。
掲示板を設置することにより、電話対応
室内の分かりやすい場所に出張・休暇等の掲示板を設置 等で誰がいないのか把握できるようにな
した。
り、スムーズな対応ができるようになり
ました。
その日の職員の勤務体制が一
目でわかり、また、職員の行動
が把握できることにより管理体 努力賞
制にも効率的に対応できるもの
で。
個人
債権者の口座振
柔道整復師等支払をする時に、銀行・口座番号など毎月入
替新規申請のお
力処理をしていた。
願い
債権者の口座の登録をしたことにより、
債権者の口座振替新規申請書を送付し、会計室に登録を 債権者番号を入力するだけでよくなりま
していただきました。
した。時間の短縮ができ、又番号等を間
違えることもなくなりました。
支払業務においては、期日内
において間違いない支出行為が
不可欠であるため、今回の口座
振込への移行は、正確で迅速化
が可能となり、業務運営の効率
化に繋がるものである。
個人
保険証、保険料に係る各種通知書等の返戻分(居所不明等
文書の返戻分の により返ってきた分)について、今までバラバラに保管し
取扱いについて ており、いざ窓口に市民の方が取りにきたときに、なかな
かスムーズに見つけ出し、手渡すことができなかった。
市民の方が窓口に来たときに、所属職員
返戻分のデータベース化、返戻文書を分類して一箇所に 全員が速やかに検索でき、文書を見つけ
保管した。
出し、手渡すことが可能となり、市民
サービスの向上につながった。
窓口、電話対応等、職員全員が
迅速に対応でき市民サービスの
向上に資すると考える。
個人
後期高齢者医療制度が平成20年度から始まったが、当該制
度に係る各種事務(保険料の決定通知書の作成・発送事
事務のマニュア
務、還付通知書の作成・発送事務、督促状の作成・発送事
ル化、情報の共
務など)について、マニュアル化がされていなかったの
有化
で、所属職員の認識があまり一致しておらず、事務を進め
るについて時間がかかっていた。
日々の事務を進めるに際し、マニュアル
を作成し、所属職員全員に配布し、それ
各事務について、A4一枚程度でマニュアルを作成し について全員で議論することにより、各
(Zドライブに保存)、所属職員全員に配布し、それに 事務の詳細な部分まで情報を共有化で
ついて全員で議論を深めた。
き、連携してスムーズに事務を進めるこ
とができ、市民サービスの向上につな
がった。
業務遂行上必要なもので、これ
により職員が一丸となっての円
滑な業務遂行と市民サービスの
向上に資すると考える。
書籍保有情報の 各課で購入している書籍の情報が庁内で共有されておら
共有
ず、市の財産である購入書籍の全庁的な活用が図れていな
い。
購入した書籍の情報を、毎月2回発行される市職員向 一過性の情報共有ではあるものの、既
けメールマガジン『CHALLENGE』に掲載し、全 存の情報伝達ツールの利用により、市有
庁で情報共有できるようにした。
財産の有効活用が期待できる。
努力賞
購入書籍の有効活用の手段と
して、有意義な取組である。
111 グループ
18/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
ネットワークド
ライブ(Z:)内
ネットワークドライブ(Z:)内に各担当者が任意でフォ
112 グループ フォルダ名の文
ルダ名を設定している。
書分類表との統
一化
ネットワークドライブ(Z:)の直下のフォルダ名を
文書分類表の「節」と一致させ、さらにその配下に文書
分類表の「ファイル標題」と一致させたフォルダを作成
した。
どのファイルがどのフォルダに保存さ
れているかを全員が簡単に見つけること
ができるようになり、事務の効率化や情
報の共有化を図ることができた。
事務の効率化と情報の共有化
努力賞
に繋がり、有効な改善である。
会議における
各課から参加者を集める会議などについては、会議時間外
113 グループ メーリングリス
の参加者間の意見交換や情報の共有が難しい。
トの活用
会議時間外においての議論や情報共
会議参加者間でメーリングリストを作成し、会議時間
有が可能となり、会議の円滑な進行につ
以外でも意見交換を可能にした。
ながった。
ITの活用により、会議をよ
り円滑で有意義なものにする効 努力賞
果があり、高く評価できる。
市民参加の庁内イベント実施時において、庁内の会場名
市民参加の庁内
のみを周知するだけでは、その会場が庁内のどの場所に位
114 グループ イベント実施時
置するのか分かりづらく、来庁した市民が総合受付で会場
の会場案内
場所を聞かなければならず、二度手間である。
会場までの導線各所にイベント名と会場名の看板又は 市民が迷うことなく、庁内の会場まで
張り紙を設置した。
たどり着ける。
小さな改善であるが、市民の
視点に立った良い気付きであ
る。
書類やファイル類が非常に多く、整理整頓ができていな
115 グループ 事務室内の美化 いため、見た目にも作業効率の面からも改善すべき状態で
あった。
美しい職場になり、気持ちよく仕事を
重複している資料は最低限の部数だけ残して廃棄す 行えるため仕事の能率がアップし、市民
る、ファイルや書籍などを収納する際は高さを揃えて並 などの来庁者にも好印象を与えることが
べる、足元には物を置かないよう徹底する、などルール できた。また、床に物を置かないように
を決め、常に美しい職場を保てるよう全員が心がけた。 することで、作業動線や安全面において
も改善を図れた。
職場の整理整頓は仕事の基本
であり、改善効果は見えにくく
も大切な取組である。
受発件名簿(エ
受発件名簿をエクセルファイルで管理しているが、直接
116 グループ クセルファイ
入力の部分が多い。
ル)の活用
エクセルのドロップダウンリストの機能を使い、①
「受・発」の別、②ファイル標題、③施行内容(照会・
回答・報告など)の別、④処理者 の各欄は選択式とし
た。また、記入(入力)もれのある欄は、赤字で「ファ
イル内収納日 未記入」などが自動で表示されるように
し、注意を喚起できるように工夫した。
受発件の作業時間が大幅に短縮され、
事務の効率化を図れた。また、記入(入
力)もれを防ぐことができ、受発件名簿
管理を適正に行えるよう改善を図れた。
事務の省力化と適正化の両面
努力賞
において、効果的である。
毎日AM9:00∼PM5:00までの間、めいわく駐車防止重点地域
を交通指導員が巡回を行い、悪質駐車車両については交番
めいわく駐車防 に要請を行い、取締りを要請することがあるが、都合上取
117 グループ
止の活動
締りを行えない場合がある。
また、交通整理員のみが巡回していても、常習者になる
と気にも留めない傾向がある。
○巡回時間帯を1時間遅くしたこと…め
交通指導員の巡回時間帯をAM10:00∼PM6:00に変更する いわく駐車が多い時間帯に巡回すること
とともに、週に1回程度警察署員2名も同行し巡回する ができる。
ことで、より一層の充実・効果を図る。
○警察官が同行したこと…常習者が交通
整理員を無視できない状況になった。
巡回実施時間帯の変更及び警察
官の同行により、効果的な巡
努力賞
回・取締りができるようにな
る。
撤去した放置自転車等を保管場所で保管し、保管期限(6ヶ
処分委託していた費用が不用になり、放
撤去自転車の処
保管期限が過ぎた引取りのない自転車を、鉄の高騰によ
118 グループ
月)が過ぎても引取りがない自転車は、費用をかけて産業廃
置自転車の処分を市の歳入とすることが
分
り「鉄くず」として売払うこととした。
棄物として処分を行っていた。
できた。
産業廃棄物として処分委託して
いた自転車が、売却できるよう
になり、市の歳入となること 努力賞
は、非常に効果的な提案であ
る。
指定管理者の自主的な経営努力を促し、施設の利用促
進、効率的な管理運営を図るため、駐車場の利用状況等 自転車駐車場の利用促進が期待され、利
を勘案の上で、指定管理者が最適と思われる駐車料金等 用者のニーズにあったサービスの向上が
を設定することができるよう寝屋川市駅前有料自転車駐 見込まれる。
車場の指定管理を利用料金制とした。
利用料金制に移行することによ
り、指定管理者の自主的な経営
努力賞
努力を促し、効率的な管理運営
を図ることができる。
119 グループ
指定管理者制度 寝屋川市駅前有料自転車駐車場の駐車料金の額等を条例で
の変更
定め、指定管理を使用料金制(委託)で運営していた。
19/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
今まで紙ベースでの閲覧をパソコン画
面での閲覧に切り替えたことによって、
窓口の来訪者のニーズ(位置、土地の地
番、道路交通課所管地、市道幅員・名称
平成15年度以前は、道路台帳等の道路交通課窓口で
及び既明示確認等)に速やかに対応ができ
は、紙ベース(A0サイズ1/500調書平面図)によって市
平成16年度から平成19年度にかけて、道路台帳等を るようになった。なお道路台帳等は毎年
道路台帳閲覧シ 民の方々へ閲覧に供してきました。この閲覧の仕方では、
120 グループ
システム化し、調書平面図の窓口閲覧をパソコンででき 更新が必要であり、この更新のために業
ステム
まず窓口来訪者が尋ねている箇所を特定するのにも時間が
るようにしました。
者委託を実施しておりますが、平成20
かかり、その次に必要な情報も別冊にて検索する必要が
年度(これ以前は随意契約)からは、この
あった。
業者委託を入札に変更したことにより、
以前の随意契約金額1100万円程度か
ら入札契約金額800万円程度まで金額
面でも削減できた。
閲覧頻度の高い、市道に関する
窓口業務(道路台帳閲覧)につ
努力賞
いて、迅速な対応が可能となっ
た。
日常窓口業務である、道路占用許可及び道路施行承認申
窓口対応マニュ 請書の受付、交付作業がありますが、担当係員が不在時に
121 グループ
アル
はスムーズに書類の受け渡しができておらず、来庁者に対
して再度来てもらう等、二度手間となる事があった。
道路占用及び道路施行承認申請書に関する受付・交付 マニュアル作成前と比べて、担当者不
マニュアルを作成し、課内回覧にて周知をいたしまし 在に関わらず、受付・交付作業がスムー
た。
ズに行えるようになった。
道路占用申請等の受付・交付マ
ニュアルを作成することによ
り、その対応が効率的に行える 努力賞
ようになり、来庁者の利便性の
向上につながった。
個人
現状は、受発件番号、決裁・供覧等ゴム印を押すなどの
事務処理をする際、受発件名簿、決裁・供覧のゴム印の置
作業スペースの いてあります棚の上を使用しており、作業スペースが狭
改善
く、その場所で処理する事がかなり困難なため、自席に戻
り作業をする職員が多数おり、時々受発件名簿を探す職員
がいる状況です。
受発件名簿等の置いてあります棚の横に作業スペース 作業効率を上げ、書類の適正な維持管理
をつくる。
をする事につながる。
2課統合により、事務所内が狭
い状況ではあるが、作業スペー
スを確保することにより効率的
な事務処理を行えるようになっ
た。
個人
当センターは主に身体障害者が利用しており、上肢や下
ウォシュレット 肢の不自由な方もおり中には膝の関節の曲がらない方や手
の設置
の動作が自由でない方も利用しており、用便後の後始末も
不自由です。
関節の曲がらない方々は、トイレを使用するときや用
便後の後始末にも不自由していましたが、トイレを使用
し易いよう、又、用便後の後始末が出来易いよう、洋式
ウォシュレットを設置しました。
ウォシュレットの設置以後、利用者がト
イレ使用時に膝や手首を曲げる動作が少
なくなり、トイレ使用時の負担が減少し
ました。
市民のニーズに対応した改善で
ある。
フェンス手前に緑の芝生が広がっておりますが、フェン
花咲くセンター ス沿いの前栽がかなり高くなり、横にも広がってセンター
の外にも落ち葉が風により舞い落ちることもありました。
センターの南側に住宅地が造成され、塀を境に住宅が
建ちました。以前からある前栽がかなり繁ってきたの
で、前栽を深めに剪定することにより風通しも良くな
り、隣家に落ち葉が落ちることもほとんど無くなりまし
た。
それと同時に芝生を刈り込み雑草を抜き、綺麗な花々
も欲しいとフェンス沿いに、種まきから始めて四季折々
の花を咲かせるようになりました。フェンス手前に広が
る緑の芝生、これはこれで手入れも大変ですが、利用者
の方々にいやしの空間を提供することができました。
利用者・来所者の方から、いつも綺麗
な花がさいて気持ちがいいと喜んでいた
だいています。又、今年度はゴーヤを植
栽し、見た目も涼しげ(実際、直射日光
を遮り「涼しいよ!」 と利用者さんの
声)実りもあって一石二鳥の緑のカーテ
ンでした。
見た目にも良い職場作りを行う
努力賞
ことができました。
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個人
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平成21年度改善提案台帳
連番
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区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
手指消毒励行
トイレ使用後、水を流して石鹸で手洗いをしタオルで
拭くという行為は面倒で煩わしいことで、ややもすると
おろそかになりがちです。手洗いが不完全でもノロウィ
当センターは主に身体障害者が利用しており、歩くのも
ルス・Oー157その他の食中毒を予防するよう、ジェ
ままならない方も利用しています。
職員はもちろん、利用者も手指消毒が習
ル式とスプレー式の消毒液を各トイレの手洗い場に用意
そういう方々も健常者と同じようにトイレを使った後,水を
慣づきました。
して消毒して頂くようにしました。
流して石鹸で手洗いをしタオルで拭いています。
今年5月新型インフルエンザ発生以降、施設玄関入り
口に消毒液を設置した後は、利用者が積極的に手指の消
毒をして施設内に入って来られるようになりました。
衛生面の改善も重要であり、良
い習慣を身につけることができ
ました。
職員会議開催
行事を行う前後には必ず会議を開催して、こまかな打ち
合わせ等行ってはいましたが、変則勤務の方もおり、細部
にわたっての打ち合わせができないことがありました。
週に一度職員会議を開き、業務上知り得た個人情報
は、漏洩する事のないよう最新の注意を払いながら、利 利用者・来所者の方が、今まで以上に
用者・来所者の情報や事業・行事の情報等を可能な限り 安心してセンターを利用していただける
全職員が共有し、情報の独占にならないよう対応してい ようになった。
きます。
利用者の目線に立った改善であ
る。
個人
土足禁止
本センターは開所時から玄関先でスリッパ等に履き替え
て入室していただいております。入口付近にも「スリッパ
に はきかえて お入りください」の張り紙を貼ってはお
りますが、時折気づかづに土足のまま入室される方がい
らっしゃいます。
来所された方は、並べてあるスリッパ
玄関先に、スリッパを2∼3足並べて置く様にしまし
をみて、土足で入室される方はなくなり
た。
ました。
ちょっとした改善で清潔な庁舎
管理をすることができました。
個人
郵便物の発送については、個々の職員が切手を貼付の上、
郵便物発送事務
個別にポスト投函したり、総務課へ郵便物発送依頼をして
の効率化
いた。
郵便物の発送事務が集約され、各職員の
郵便物発送箱を作成し、1日1回、担当職員が郵便物の
発送事務に係る時間を他の業務に費やす
整理の上、総務課への発送依頼を行うことになった。
ことができるようになった。
使用済みのダンボールを利用
し、郵便物発送箱を作成したこ
とにより、業務の合理化、効率 努力賞
化を推進することができ、室全
体の業務の効率につながった。
滞納者ファイル 他課等から移管を受けた滞納債権に係る滞納者リストに基
検索の利便性向 づき個別にフラットファイルを作成し、アイウエオ順に
上
キャビネット等に並べていた。
滞納者リストに係るフラットファイルに通し番号を付
し、すべてのファイルに記載した。
一旦キャビネット等から取り出したフ
ラットファイルを再度収納する際、アイ
ウエオ順で確認するよりも単純に数字順
で並べることとなり、スムーズに収納が
できるようになった。これにより、特定
のフラットファイルが定位置に収まるよ
うになり、検索の利便が向上した。
件数も多いため、フラットファ
イルに通し番号を付したことに
より、収納検索作業の能率が大 努力賞
幅に向上し、室全体の業務の効
率につながった。
個人
昨年より、寝屋川市立中央図書館より絵本を200冊かり
コスモス保育所
ました。事務所に置いて各クラスで年令に応じて必要な時
移動図書館
間事務所から持ち出し先生中心に活用していました。
今では、毎週金曜日お母さん、お父さん
達とワゴンに乗った本を選らんでる姿が
もつともっと活用範囲を広げていきたいと考え、今年か 定着してきました。絵本も必要に応じて
らは子ども達がもっと自由に本を読む機会を持ったり、 種類、紙芝居など替えてもらうことが出
家庭でも絵本タイムを持ってもらいたいと、毎週金曜日 来て本に親しむ意識が高まってきまし
各家庭に貸し出すことにしました。
た。又事務所にある絵本を午睡前など自
分で選び自由に読んだり、友だちと見
合っている姿も増えてきました。
左記に同じ
個人
新築家屋調査は、現地に足を運び、所有者の同意を得て屋
家屋調査につい
内に上がり間取り、面積等を調査し、家屋評価をしてい
て
た。
建売住宅については、面積の違いこそあるが、立て方、
原材料等についえは、同質のものを使っているため、1 時間の短縮と、人員削減をはかることが
軒だけ同意を得て調査することで、他の家は上がりこむ 出来た。
ことなく調査できるようになった。
市民からの苦情が減り、効率よ
く調査することが可能になっ 努力賞
た。
個人
個人
個人
21/68
努力賞
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
134
135
136
137
策
効
果
所属長の意見
受賞
スケジュールのデジタル化を行ったこ
とにより、リアルタイムでのスケジュー
ル管理及び情報の共有化が可能となっ
スケジュール表のデジタル化を図り、Zドライブで共 た。その効果として、効率的なスケ
有した。また、デジタル化に合わせて担当内の主要なス ジュール管理や検査依頼等の際に迅速な
ケジュール及び担当個別のスケジュールの一元化を行っ 対応が可能となり申請者への対応が向上
た。
した。
また、紙ベースでのスケジュール管理
を廃止することにより、若干ではあるが
紙の節約にも一定の効果がある。
担当内のスケジュール管理の
デジタル化・一元化を行うこと
による情報の共有化について
は、以前よりの懸案事項であっ 努力賞
たため、このような手法により
課内での統一化を図っていきた
いと考える。
個人
当課においては、建築確認等の申請時や許可の受け取
申請者・届出者
り、建設リサイクル法の届出時など、受付内容によって申
の待ち時間改善
請者に待ち時間が発生していた。しかし手順や受付方法を
について
見直すことで待ち時間の短縮ができる余地があった。
建築確認の申請時においては、待ち時間の要因となっ
ていた手順(受領票の作成)を廃止した。申請書の受け
取り時に押印してもらっていたが、申請者カードという
別の用紙にも押印してもらっており、2度手間であっ
た。これにより、受領票の打ち出しにかかる時間が大幅
に短縮できた。
建設リサイクル法による届出時に、届出書とは別に受
付表に記入してもらっていたが、これも廃止した。受付
終了後に職員が書けば事足りることであり、申請時にカ
ウンターで書いていたことで、余計な情報を第3者に見
られる可能性もあった。
事務処理の迅速化や時間の短縮
を図るうえから、細かなことで
努力賞
あるが市民サービスに繋がるも
のと思われます。
個人
関係機関等から 庁内や関係機関等からのメール照会で、メール表題を見
のメール照会の て、その担当者が特定できない場合において、期限間際に
取扱いについて 回答することがあった。
メール表題を見て担当者を特定できる場合を除き、あ メールの送付を速やかにチェックする
らかじめ定めた者がメールを開封するように朝礼等で周 ことができ、起案・決裁まで事務手続き
知し徹底した。
を適正かつ迅速に行うことができた。
メール照会でのデメリットを
払拭させ、事務処理を適正かつ
迅速に行うことができ、このこ
とは長として正確な判断をする
ことにつながった。
個人
ビジネス支援コーナーを設置し、利用は多い。ビジネス
ビジネスコー
コーナーの図書はラベルを貼付し、わかりやすくしてい
ナーの利用増大 る。資料を検索すれば「ビジ」と表示される。が、書名が
わからなければ検索しずらい。
現在、ビジネスコーナーにある図書の一覧ファイルを作
成し、コーナーに置くことにより、利用者にいろいろな
利用者の問い合わせ等増えている。
図書があることを知ってもらい、また予約ができる旨を
記入することでさらなる利用拡大を図った。
ビジネス支援は現状に満足するこ
となく今後もより改善する必要 努力賞
がある。
個人
文庫本コーナーは、利用者の利用・希望が多く購入してい
館内書架配置の る。中央図書館への返却本が多いため、現状の書架では本
見直し
が収容しきれず上に積み上げたり、便宜的に設置したブッ
クトラックが常態化している。
文庫本コーナーに小さいが書架が1本はい
ることにより、上に積み上げていた本の
書架への配架量を増やすため、全体的に見直しを図り児
解消が図られ利用者が本を選びやすく
童コーナーの書架配列の見直し・視聴覚資料(ビデオ・
利用動向に即した柔軟な対応が
なった。また児童コーナーの書架の見直
努力賞
DVD・CD)コーナーの配架見直しを図ることで、1本の書
利用者サービスにつながる。
しを図ったことで「赤ちゃん絵本」コー
架を文庫本コーナーに移動させた。
ナーの拡充ができ利用者に喜ばれてい
る。
個人
利用者の便宜を図るため、各駅前にブックポストを設置し
ているが、利用は日々増加している。その返却本がすべて
返却ポスト回収
中央図書館に運ばれているため、中央図書館では本があふ
資料の分散化
れ、中央に回収された本を再び職員が選びなおし、東図書
館に搬送している状況である。
今までブックポストの本はすべて中央図
4ヶ所あるブックポストの返却本のうち、1ヶ所の本を東 書館へ搬送されていたが、日々東図書館
図書館へ搬送し、中央図書館への返却本の集中を解消 へも搬送されることにより利用者への迅
し、東図書館への本の補充を兼ねる。
速な資料提供を図れた。また、業務の分
散も図ることができた。
改善前は、担当内の主要なスケジュールは紙ベースで管
理(検査日程等)を行っていたが、担当個別のスケジュー
スケジュールの
ル(来客・出張等)については毎週の朝礼時に各自の予定
デジタル化及び
132 グループ
を記載したスケジュール表の配布を行っていた。
一元化に伴う情
そのため、検査の依頼があった際には、各自に急な予定
報の共有化
の追加や変更がないかを再度確認してから、検査予約を入
れるなど非効率なスケジュール管理が行われていた。
133
改 善
22/68
申請者にとって余計な待ち時間を省く
ことができたことにより、市民サービス
につながるだけでなく、窓口での混雑解
消にもつながった。
集中する回収本問題が長年の課
努力賞
題であった。
平成21年度改善提案台帳
連番
138
139
140
141
142
143
144
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
図書館HPに寝
屋川市のピンポ 市民も職員も毎日の天気には関心が強い。それぞれ新聞、
イント天気予報 インターネットで確認することが多い。
掲載
図書館のサイトから天気がすぐに見られ
図書館のホームページを見ると天気がすぐに調べられ、
一日の予定がたてやすいと市民から好
同時に本や行事・調べ物もでき、生活に役立つ情報をし
評。職員も天気の把握により利用予測が
ることができる様トップページを工夫。
たてやすい。
コンテンツの充実の一環として
努力賞
今後も取組んでほしい。
個人
市民が図書館で本を借りるとき、本をカウンターに積んで
図書貸出時間の から、かばん・財布等から図書館の利用カードを探して出
短縮
すケースが多く、後ろに何人かが並んで貸出を待つ状況が
ある。
貸出カウンターに「お待たせする時間を短くするために 市民に協力頂くことで貸出時間の短縮に
利用カードを先にご用意ください。」表示をした。
つながった。
言葉で伝える努力も忘れること
努力賞
なく取組んでいただきたい。
個人
図書館を利用する上で、利用者から度々聞かれる内容に比
市民の目線で業
較的簡単なことが多い。館内表示の仕方やレイアウトに問
務を行う
題がないのか?と思い利用者目線から再検討しなおした。
館内表示場所の見直し、表現を専門用語でなく優しい表
現に変えた。窓口に立った時、特に注意を払い的確に把 目的の場所がわかりやすくなり利用者に
握し改善点を見つけ対応する。市民には、専門用語を極 喜ばれた。また、問合わせも減り、窓口
力ひかえ、わかりやすい説明、わかりやすい表示を行な 業務の充実が図られた。
う。
窓口での日常業務を常に客観性
を持って見直すことが利用者 努力賞
サービスにつながる。
個人
図書館ホーム
これまでの図書館ホームページのリンクは図書館関係、類
ページリンク集
縁機関等が中心であった。
の拡充
情報発信基地としての役割を果すため調査・研究はもと
より市民が知りたいと思われる情報を提供するため信頼
性の高いサイトへのリンク集を充実する。(例:世界と
日本の人口の推移、昔のあそび、日本列島お国自慢、家
紋、山の高さ、川の長さ等様々なジャンルへの案内)
コンテンツの充実は今後も重要
努力賞
である。
個人
図書館のホームページからの資料検索は寝屋川市立図書館
インターネット
の蔵書に限られていた。他の図書館の資料を検索するに
による図書館資
は、それぞれの図書館のページからアクセスし資料検索を
料検索の拡大
行っていた。
図書館ホームページのTOPに大阪府内図書館横断検索の
メニューを作成し、寝屋川市以外の図書館資料の検索、
大阪府内の各図書館の資料検索、近畿の府県立図書館の 資料検索の利便性が向上した。
蔵書検索、国立国会図書館の蔵書検索等、同時に検索が
可能となり、市民も職員も資料検索の省力化を図る。
個々のHP窓口を訪れることに変
わりはないが、情報を集中して
努力賞
利便性を図れた。方向性はよ
い。
個人
図書館資料を大
一部の心ない人が市民の財産である図書館の本や資料を傷
切に扱ってもら
つけたり汚したりするケースが後を絶たない。
うために
図書館ホームページで「困っています 本がこんなこと
に・・」と題して手荒な扱いを受けている資料の状態を
写真とコメントで紹介し、自分のものではなく市民みん
なのものという意識を促した。
図書館資料を大事に扱ってもらう意識づ
けと、一部の心ない人への警告となり
ページの切り取り、汚損、破損の減少を
図っている。
HPを活用して図書館を知っても
努力賞
らうことは重要である
外国人の子ども
や親が日本語に 現在外国から寝屋川市にこられた子どもや親が日本語に慣
慣れる場への情 れ親しむ場が少なく、日本語の習得に苦労しておられる。
報提供
図書館では、現在いろいろなおはなし会や紙芝居等のお
たのしみ会、絵本タイムやお父さん・お母さんのための
絵本の時間をもうけている。これら就学前の乳幼児から
小学生やお父さん・お母さんが日本語に親しむ場とし
て、図書館行事の情報を「おはなし会だより」として作
成し(文字を拡大し、ルビをふって)、提供する。
日本語に親しむためにはすこしでも早い
時期からの慣れが必要であり、むかしば
なしや平易なことばでのおはなしを聞く
ことやおたのしみ会での言葉のやりとり
による日本語に親しむ場としてや利用者
間での交流も情報を提供をすることがで
きる。
すべての市民に図書館サービスを
提供する一環として軌道にのる 努力賞
よう更なるニーズ調査を願う。
ファイリングフォルダーの所在が、一目
でわかりやすく、また、直すときにもす
ファイリングキャビネットに、ファイリングフォルダー
ぐに直せるようになり、ファイリング
の節ごとの見出しシールを貼り付けた。
フォルダーの保管場所を探す時間の短縮
につながった。
ファイリングフォルダーを整
理整頓することで、分かりやす
努力賞
くなり、日常業務の時間短縮に
繋がっている。
個人
ファイリング
ファイリングキャビネットに保管しているファイリング
キャビネットの
145 グループ
フォルダーが、どこにあるのか、また、どこに直したらよ
見出しの貼り付
いのか、保管場所を探すのに手間取っていた。
け
23/68
職員のレファレンス業務の時間短縮、子
どもの調べ学習や生活の中で知りたいと
思われるような内容のサイトへの迅速な
案内が図れた。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
ファイリングキャビネットに文書ファ
イルを収納する際、ファイルにつけられ
た番号シール通りに収納すればよくなっ
たので、常時ファイリングキャビネット
が整理されている状態になった。また、
ファイリングキャビネット横に番号順の
ファイル一覧表を置くことで、全員が担
当外のファイルでも、すぐに目的のファ
イルを探すことができるようになり、業
務の効率化が図れた。
文書ファイル一覧表を作成し
て、ファイリングキャビネット
横に番号順の一覧表を置くこと
努力賞
で、担当外のファイルでも探す
ことができるようになり、業務
の効率化に繋がっている。
個人
文書分類表のファイル表題順に、文書ファイルに番号
市民生活担当には文書ファイルが100ほどあり、業務内容 をつけた。ファイリングキャビネットをあけるとすぐに
ファイリング
も多岐に分かれている(火葬場・住居表示・公園墓地・交 見えるように、文書ファイルのラベル部分に番号シール
キャビネットの 通遺児・窓口サービス等)。各担当者がそれぞれの担当
をはった。また1枚の紙に収まるように、つけられた番
整理と文書ファ ファイルを、ファイリングキャビネットで管理するため、 号順に、目・節・ファイル標題・保存年限を記載した文
イル一覧表の作 整理が行き届かなくなりがちであり、担当者が不在の時に 書ファイル一覧表(添付)を作成し、常時ファイリング
成
問い合わせがあった場合、別の担当の者が文書ファイルを キャビネット横に吊っておくようにした。ファイルを探
調べ対応することに、時間がかかることもあった。
す場合は、この一覧表をみて、番号順に並べられたファ
イリングキャビネットを探すこととした。
個人
長年、街区表示板・住居番号表示板・町名板が、地下の
書庫に煩雑に保管され、どの板が何枚あるか把握できてい
住居表示板の適
なかった。また、住居番号表示板・町名板は、1年間に発行
正な管理
した表示板の枚数そのままを発注していたため、いっこう
に在庫が減らない状態であった。
発注が必要な表示板が、一目瞭然に判
全ての在庫を整理し、枚数を把握し、町名・数字ごと
断することができた。また不必要な発注
に保管した。また、在庫管理表を作成し、毎月の発行枚
を行うことがなくなり、経費を削減する
数を引き更新し、最新の在庫枚数を把握した。発注は、
ことができ、住居表示板の適正な管理が
町内の世帯数を調べ、在庫数と鑑みて行うこととした。
できるようになった。
住居表示板の詳細な在庫管理
表を作成することにより、適正 努力賞
な発注と管理に繋がっている。
個人
住居表示台帳維持管理支援システムは、作業したい時に
パソコンでシステムを立ち上げ、特に作業した者や時間・
作業内容確認表 作業内容などを、記載して管理していなかった。次にシス
でのシステム管 テムを立ち上げて、何か不具合が生じている場合、前回、
理
誰がいつどこまで何の作業をしていたのかわからないた
め、担当者やシステム保守業者が、不具合の解決やデータ
の復元をする際に、大変困難であった。
作業内容確認表により、作業内容を記
録・管理できるようになった。不具合が
作業内容確認表を作成し、システム作業を記録するよ
あった場合にも、作業内容確認表が、不
うにした。作業日、作業者、作業開始時間・終了時間、
具合の原因や解決方法、データの復元に
作業内容、確認者を作業後に必ず記録することとした。
取り掛かる手がかりとなり、非常に効率
がよくなった。
作業内容確認表を作成するこ
とによりシステム管理を適正に
おこなうとともに、不都合が 努力賞
あった場合の原因や解決方法が
分かりやすくなる。
市民課(市民生活担当)においては、児童手当(他市に
転出)申請があった場合、あらたに転出先で児童手当申請
が必要という旨の説明を行っている。
転出先市区村町に提出する添付書類としては、寝屋川市
での所得等の確認書類(当該年度1月1日当市に在住の場
合)が必要となってくるため、国発行の「児童手当制度の
ご案内」に記載、こども室発行の正規様式(児童手当受給
事由消滅届)に記載のとおり、「児童手当用所得証明書」
をとってもらい帰宅してもらっていた。
「児童手当用所得証明書」には児童手
当の認定審査に必要な項目以外は記載し
ておらず、市民が他市に転入の際、付加
的手続きに伴う、乳児医療の申請、児童
扶養手当等の添付書類として活用できな
かった。
「課税証明書」には、児童手当、乳児
医療、児童扶養手当等、認定審査に必要
な基準が全て網羅されており、全ての認
定請求に活用することが可能となるた
め、市民が前市に対し、後ほど「課税証
明書」を郵送で請求するといった二度手
間が省け、市民サービスが向上した。
児童手当用所得証明書は児童
手当の認定審査に必要な項目以
外は記載していないため、市民
が他市に転入の際の付加的手続
努力賞
きに対応できなかったので、課
税証明書を出すことにより再請
求と言う二度手間がなく、市民
サービスの向上に繋がる。
印鑑登録に関しては市民課1番窓口のみ、住基異動に関
「印鑑登録・住
しては市民課2番および3番窓口にて受付事務をしてい
150 グループ 基異動受付のミ
た。そのため、転入と同時に印鑑登録をされる方について
ニ総合窓口化」
は、2箇所の窓口でそれぞれ受け付けていた。
市民の待ち時間の偏りが無くなると伴
平成20年10月に一部レイアウト変更を行い、市民 に、窓口業務の稼働率が向上したことに
課1番∼3番窓口において、印鑑登録および住民異動届 より、市民サービスの向上が図れ、同時
をひとつの窓口にて受付けられるようにした。
に、待ち時間に関する苦情も軽減され
た。
住基・印鑑担当の窓口を一本
化することにより、稼働率が上
努力賞
がって市民サービスの向上に繋
がっている。
市役所で転入手続きを行った後、運転免許証の住所変更等
外国人向けの市
のために市役所から寝屋川警察署に行かれる方がいらっ
役所周辺MAP
しゃる。その際に、行き方を説明しても、日本語がわから
の作成
ず、理解されていない方がいらっしゃる。
絵と英語を見て説明できるので、説明し
英語バージョンの市役所周辺の地図を作成し、窓口に置 やすくなった。また、日本語がわからな
いている。
い外国人の方も寝屋川警察署までの行き
方を理解されている。
市役所周辺の案内図を見せな
がら説明をすると、相手もわか
努力賞
りやすく理解も早くなるので、
時間の短縮も図れる。
146
147
148
149
151
個人
個人
児童手当申請
(転出時)に必
要な「児童手当
用所得証明書」
を「課税証明
書」に統一して
交付する
児童手当の支給審査には受給者の所得の他、扶養親族
数等を鑑みて認定を行っている。
これまで国発行の「児童手当制度のご案内」等には添
付書類として、「児童手当用所得証明書」と記載されて
いたため、それを交付していたが、「課税証明書」に
は、児童手当の支給審査に必要な項目が全て網羅されて
おり、審査に何ら支障はないため、「課税証明書」の交
付に統一した。
24/68
平成21年度改善提案台帳
連番
152
153
区分
個人
個人
標 題
現
状
保管場所が、本庁の地下室に置かれていたため市民や業者
の方から届書が必要になった時に地下まで取りにいき窓口
届書の保管場所
まで来て頂いている市民の方に長い間待って頂くことに
の変更
なっていた。また急いでいるため残りの在庫の確認もでき
ていなかった。
昭和29年より執り行っていた市営葬儀を平成17年度を
もって廃止し、平成18年度から市民葬儀に移行したが、従
火葬場における
前より市営・市民葬儀の申込があった場合は、必ず寝屋川
市民葬儀枠炉の
斎場での火葬執行を可能とするため、特定の時間帯におい
廃止
ては火葬炉を民間に開放せず、市営・市民葬儀専用枠の炉
として使用してきた。
従前より改葬許可証の交付を行なってきたが、改葬を行
おうとする者が(申請者)墓地使用者等以外であった場合
改葬許可申請に
は、本来、墓地、埋葬等に関する法律施行規則第2条第2
154 グループ おける必要書類
項の規定による必要書類の添付が義務付けられていたが、
の徹底
必要な提出書類としての承諾書等の規定や様式はなく、徹
底されていなかった。
155
156
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
保管場所を確保するために木の棚を作り、どこにどの届
書があるのかがハッキリするようにシールで色分けをし
た。また、残りの在庫がハッキリするように残りがわず
かになれば発注することを忘れないように届書の一番上
に「発注すること」という用紙を置くことにした。
今までどこにどういった届書があるのか
探すのに時間がかかっていたが、色分け
することによりすぐに取り出すことがで
き地下まで取りに行く必要もなくなった
ため市民の方を待たせる時間を大幅に短
縮することができた。
これまで市民葬儀枠専用の炉として1日4炉の確保を
行ってきたが、市民葬儀件数から炉の回転数を比率する
と、次表のとおり稼働率としては大変低く、民間葬儀に
も炉の開放を行うことにより、火葬料の増収が見込める
ため、市民葬儀枠炉の廃止を行った。
枚方斎場が平成20年5月よりフルオープ
ンしたことに伴い、前年より火葬料が約4
千万円減収していたが、市民葬儀枠炉を
民間に開放することにより、次のとおり
斎場使用料の増収が見込める。
①12:30 市民葬儀枠 1本
②14:30 市民葬儀枠 1本
③16:30 市民葬儀枠 2本
稼働率が高い①②の時間帯を民間に開放
することにより、
火葬炉を有効利用することに
364日(①②)×2本×65%(平成19年
伴い、利用者の利便性と斎場使 努力賞
度、①②の火葬炉稼働率平均実績)=
用料の増収が図られる。
473.2件
473件の内、死亡者市内の割合67%(平成
20年度実績) 約 317件
473件の内、死亡者市外の割合33%(平成
20年度実績) 約 156件
317件×20,000円(市内火葬料金)=
6,340,000円
157件×60,000円(市外火葬料金)=
9,360,000円 合計 15,700,000円の歳
入増が見込める。
在庫管理を分かりやすくした
ことによって、時間短縮がで
き、市民サービスの向上に繋が
る。
新たに改葬許可申請に係る承諾書や誓
改葬許可証の業務が移管したことに伴い、改葬許可申
約書を作成し、担当者内で情報を共有し
請の方法を見直し、必要な提出書類の規定を設け、新た
必要書類の徹底を図ったことで、法律に
にその際に必要な、改葬許可に係る承諾書や誓約書の様
基づいた、より適正で正確な、改葬許可
式を定めた。
業務を行うことができた。
改葬許可申請の必要提出書類
の規定を設けることで、より正
確な改葬許可業務を行うととも 努力賞
に、発行後のトラブルの防止に
繋がる。
個人
改葬許可申請
改葬許可申請書に改葬許可証という文字を上から重ねて
書・許可証の様 おいて、それをコピーしたものを改葬許可証として発行し
式変更
ていた。
改葬許可証の業務が移管したことに伴い、添付のとお
り申請書と許可証を2枚複写にし、あわせて墓地、埋葬
等に関する法律施行規則に則り、様式を見直し変更し
た。
紙を重ねてコピーして発行といった煩
雑さがなくなり、より効率よく、より正
確に、改葬許可証を交付することができ
るようになった。
複写様式にすることで改葬許
可証を効率よく正確に交付する
努力賞
ことができるとともに、コピー
用紙の削減に繋がる。
個人
中国人の方の氏名は、日本では使われていない漢字がほと
んどである。入力する時に、漢字はコードで入力しなけれ
漢字早見表の作
ばならないが、一つの漢字のコードを探すのに、3冊の文
成
字コード索引辞書から探さなければならない。一文字を探
すのに時間がかかる。
中国人の氏名でよく使われている漢字をリストアップ
し、漢字早見表を作成した。
漢字早見表のおかげで、漢字が探しやす
くなり、漢字を探す時間が短縮された。
漢字早見表を作成すること
で、文字検索の時間が短縮され 努力賞
た。
25/68
平成21年度改善提案台帳
連番
157
区分
個人
標 題
現
状
改 善
策
火葬許可証の裏面に記載している証明は、後日、納骨
の際に必要となり、公営墓地、民間墓地の区別にかかわ
らず必ず必要となってくる。
しかし、親族の死亡、葬儀という慌ただしい中でのこ
火葬時に必要な火葬許可証は、火葬終了後、裏面に寝屋
火葬許可証保管
とや、墓地がないことなどの理由により、火葬後すぐに
川斎場での火葬を執行したという証明を押印し、そのまま
封筒の作成
納骨されない場合が多く、年数が経過するにつれ火葬許
施主に返している状態であった。
可証の紛失が多い。
そこで、次のような封筒を作成し、火葬許可証を同封
し市民に渡すことにより、紛失件数が減少すると予想で
きる。
効
果
火葬許可証または火葬済証の再交付件
数が減少し、再交付申請書等の印刷経
費、事務に費やす時間等の改善が図られ
た。
所属長の意見
受賞
火葬許可証在中(重要)と表
書きしている封筒を渡すことに
より、市民が大切に保管するこ 努力賞
とで紛失防止が図られ、再交付
がなくなる。
158 グループ
異動受付簿の
データ化
住民票の発行の際に、住民票に手書きを加えてから発行
する必要がある世帯や、注意すべき内容のある世帯に対
し、異動受付処理(発行の際に注意を促す為の処理)をし
ており、「異動受付簿」という手書き台帳にも記載管理し
ている。
しかし、「異動受付簿」への記載漏れや、「異動受付
簿」が1冊しかないために不便さを感じている。
・手書き台帳と異なり、記載漏れがなく
なる。
・市民課の各窓口端末から確認できるよ
毎月2回、異動受付処理を行った世帯一覧表を電算処 うになる。
理にてPFD形式で出力していたが、エクセル形式によ ・PDFファイルと作成した一覧と照ら
る管理も行うこととした。
し合わせることにより、異動受付処理忘
れのチェックが容易となる。
・一覧表をエクセルで作成したため、必
要なデータを抽出することができる。
異動受付簿をデータ化するこ
とで、記載漏れがなくなり、
チェックや必要なデータを抽出
することができている。
159
窓口において養子縁組・養子離縁など戸籍の流れが複雑な
場合において市民の方に理解して頂く場合や市民の方に説
窓口においてメ 明して頂くときなど今までは、口頭で聞くため理解するの
モ帳の設置
に時間がかかっていた。また、届書の書き方などメモして
頂くときに発券機の用紙の裏に記入して頂くことが多かっ
た。
窓口パソコンの横に紐を吊りメモ帳を設置した。
複雑な戸籍の動きをする場合に市民の方
にわかりやすく説明することができ、市
民の方が疑問に思っていることに的確に
答えることができるようになった。また
時間の短縮にもなった。
窓口に来られる市民との間
で、メモ用紙を利用することに
より内容が分かりやすくなり、
的確な説明ができるので、時間
短縮も図られて市民サービスの
向上に繋がっている。
個人
市民課窓口、各市民センター、ねやがわ屋において、市民
が書類等を持ち帰る際に使用している窓口封筒があり、B
窓口封筒の印刷 5サイズで両面印刷したものを使用していた。
について
市民がA4サイズの書類を持ち帰る際には、書類を折って
封筒に入れなければならず、従来の印刷業者で、両面印刷
をしていたためコストが高くなっていた。
市民が書類等を持ち帰る際に書類を折ら
ずに持ち帰ることができるようになり、
かつ7印刷業者より見積者を徴取するこ
・窓口封筒のサイズをB5サイズからA4サイズに、両 とにより、窓口封筒の印刷費用を削減す
面印刷を片面印刷に変更する。
ることができた。
・より多くの印刷業者から見積書を徴取する。
B5窓口封筒印刷費用(平成20年度)
557,680円
A4窓口封筒印刷費用(平成21年度見
込)378,000円
窓口封筒をB5サイズからA4サ
イズに変更することで、書類等
を折らずに持ち帰ることがで 努力賞
き、印刷費用の削減にも繋がっ
ている。
個人
電柱等に張っている街区表示版の維持管理については、
街区表示板の維
市民からの破損連絡があった場合のみ、現地に赴き張替え
持管理
又は修繕を行っていた。
街区表示板による落下等の事故を未然
年間を通しての町別調査計画をたて、定期的に調査を に防ぐことが可能となることや、定期的
行うことにより、未然に不測の落下事故等の防止を図 な調査により、破損以外にも経年劣化し
る。
ている表示板の張替えが可能となり、美
観維持にも努めることができた。
定期的な事前調査により、街
区表示板の破損や落下等の事故
を未然に防止でき、張替え計画
にも反映される。
160
161
個人
26/68
平成21年度改善提案台帳
連番
162
163
164
区分
標 題
現
状
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
街区表示板は、型板である原板を製作し、その原板をも
とにして大量製作できるようになっている。第1次∼第5
次住居表示実施時(昭和41年∼昭和48年)までのものは、
平成19年3月末に住居表示業務から撤退した業者が原板を
街区表示板発注 所有していたため、第1次∼第5次住居表示地域97町の街
業者の見直し
区表示板の原版を、新規に作成しなければならなかった。
そのうち16町は原板作成を行ったが、残り81町の街区表示
板を発注する場合は、原版を作成する必要がある。原板の
文字作成費は1町名あたり30,000円となっており、81町×
30,000円=2,430,000円の経費がかかる。
個人
FAXを見て証明書を発行する際に、様式
住居表示変更証明書は、各市民センターで受けた証明願
市民センターで
が統一されているため、従来よりも見や
は市民課へFAXしてもらい、それに基づいて発行した証明書 同じ証明書を複数枚申請される場合を想定して、枚数
の住居表示変更
すく短時間で証明書を発行する事が出来
をFAXすることで、市民の利便性を高めている。しかしこれ の欄を新たに設けるなど、バラバラであった証明願の様
証明願の様式を
る。また市民センターでの証明書交付枚
まで、市民センターによって証明願の様式が異なってい
式を見直し、添付の通り様式を統一した。
統一
数をより正確に把握することができるよ
た。
うになった。
住居表示変更証明書の証明願
様式が、各市民センターで異
なっていたのを統一すること
で、交付枚数を正確に把握する
ことができ、また、発行時間を
短縮することができている。
個人
①低廉な価格で安心して行える市民葬儀が、市民及び業
者間である程度浸透したこと
②近隣市の規格・公営葬儀で順番制を採用しているとこ
平成18年度市民葬儀発足時より、市民葬儀という低廉な規
市民葬儀におけ
ろがない
格葬儀の定着、市内業者の育成という趣旨をふまえ、申し
る葬儀執行業者
③アンケート調査の結果により選択制にしてほしいとい
込みの順番で施行業者を決めており、それに伴う、一連の
を輪番制から選
う市民からの要望
受付(火葬炉、第1会堂等の予約、指定業者への依頼等)
択制に変更
を市民課窓口で行っていた。
上記の理由により平成21年度から市民による葬儀業者
選択制に移行し、また、申込みに伴う一連の業務を各指
定業者に移した。
これまで葬儀業者においては輪番制の
ため、年間一定数の葬儀件数を確保でき
ていたが、市民が希望する葬儀業者の選
択制に移行することによって、葬儀業者
の競争原理が働き、葬儀サービスの質が
向上した。
また、市民葬儀申込に伴う一連の窓口
業務を各指定業者に移管したことで、市
民課における受付業務の簡素化が図れ事
務効率が向上した。
市民葬儀を、輪番制から選択
性に移行したことにより、葬儀
努力賞
業者の競争原理が働き、葬儀
サービスの質が向上した。
修繕料が減少したため、従来は業者に依頼し機器等の
改修を施工していたが、簡易で施工できそうな機器及び
配管等の改修・取替などについては部品等を購入し施設
担当で施工している。また、今年度から機器補修等の施
工が可能になったのは施設担当職員の技量の充実があっ
たから。
簡易な機器等の補修など職員の手で施
工することにより、部品などの費用代は
かかったが、業者で施工するよりも安価
で施工できた。
※参考 コンベアー軸受け取替 部品代
(12,000円) 業者施工 部品代
込み(250,000円) 配管の改修
等については費用効果は分からない。
小規模な施設の改良・修繕は
職員の手で行おうとする、職員
努力賞
一人ひとりの意識の高さと、技
量の良さを高く評価したい。
ホームページ契
ホームページ契約課掲示板は各項目ごとに表示をしてい
約課掲示板にイ
て、電話で、どこを見ればよいのですか?との問い合わせ
ンデックスを表
があった。
示した。
市民の方が目的の項目を表示しやすくな
契約課掲示板を開いたページの上部部分に、各項目のイ り、問い合わせの電話は減少した。ま
ンデックスをまとめて表示し、そこをクリックすること た、電話での問い合わせがあっても、応
により目的の項目にジャンプすようにした。
対のスピードアップが図られ、市民サー
ビスの向上と事務の効率化になった。
問い合わせの電話が減少し、ま
た問い合わせがあっても案内が
スムーズになり、市民サービス 努力賞
の向上と事務の効率化が図られ
た。
電子入札結果の 電子入札での結果を、財務会計システムに、手入力してい
データ移行
た。
手入力を行わないので入力ミスが無くな
情報化推進課に依頼し、電子入札の結果のデータを財務
り、効率よく仕事ができるようになっ
会計システムに送れるようにした。
た。
データ連携により、事務の効率
化と正確性の向上が図られた。
施設機器及び配
管等の自主改修 修繕及び改修等については業者に依頼し、機器及び配管
165 グループ
による維持管理 の修繕・改修を施工している。
経費の節減
166
改 善
個人
167 グループ
アルミニウム板に文字が印刷された
街区表示板のもととなるアルミニウム板に、文字が印
表示板の発注に際し、費用対
フィルムを貼付するため、原板の製作が
刷されたフィルムを貼付する製作方法を採用している業
効果を検証し実施することで、 努力賞
不要になり、製作費の2,430,000円を削減
者に発注をする。
経費の削減に繋がる。
できる。
27/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
工事ファイルの 5年間分の工事ファイルを契約課及び入札室で保管してい
168 グループ
整理
た。
169 グループ 座席の見直し
170 グループ
来客時、近い職員が対応するケースが多い。
制限付一般競争 公募型指名競争入札と業務希望型指名競争入札の電子入札
入札の実施
を実施していた。
改 善
策
効
果
財務会計システムでの検索ができ、今までのように書類
を見ることが減少したため、当年度及び前年度のファイ 入札室のスペースを拡大することができ
ルを契約課で保管し、それ以外のファイルを書庫に移動 た。
した。
所属長の意見
受賞
入札室のスペースの拡大により
美観が向上し入札参加者の好印
象に寄与した。
全員がカウンターに向くよう座席の見直しを行った。
全員が来客者に気づくようになり、ス
ムーズな対応が行えるようになった。
来客者の方を向いているので、
すぐに来客者を認識でき、応対
努力賞
のスピードアップができてい
る。
公募型指名競争入札と業務希望型指名競争入札を統合
し、制限付一般競争入札を実施した。
適正かつ合理的な入札の確保。
標準的な入札制度の導入によ
り、対外的な理解度が深まっ
た。
努力賞
制限付一般指名
測量・土木・建設コンサルタント業務の
競争入札(コン 土木・建築コンサルタント業務の300万円以上について電子 測量・土木・建築コンサルタント業務の150万円以上に
171 グループ
入札契約事務の競争性、透明性、公平性
サルタント)の 入札を実施していた。
ついて、すべて電子入札とした。
の確保。
電子入札の拡大
測量・土木・建設コンサルタン
ト業務の入札契約事務の競争
努力賞
性、透明性、公平性の確保が図
られる。
制限付一般競争
入札(建設工
平成20年度は土木・建築・電気・管・舗装の5業種130万円
172 グループ
事)の電子入札 以上で電子入札を実施していた。
の拡大
平成21年度より、土木・建築・電気・管・舗装の5業種 契約事務手続きの競争性、透明性、公平
100万円以上すべて電子入札とした。
性の確保。
契約事務手続きの競争性、透明
努力賞
性、公平性の確保が図られる。
委員会資料の
すべての委員会資料をひとつのファイルに閉じていたた
173 グループ ファイリング整
め、後日参考に検索する場合等時間を要した。
理
それぞれの委員会別のファイルに閉じるように改善し
た。
開示請求などの対応の効率化と
混乱回避が達成できた。
要綱等の改正の
法令ごとにはなっていたが、法令の数も、それぞれの改
174 グループ ファイリング整
正・資料も多く、ファイルが扱いにくくなっていた。
理
背表紙の厚いキングファイルを用い、背表紙には法令ご
○法令が探しやすくなった
とに番号をふった見出しをつけた。
○ファイルをキングファイルにしたこと
中はラベルを使った大きなインデックス(カラー厚紙)
で扱いやすくなった。
で仕切った。
条例、規則、要綱の改正が行い
易くなり、会計検査などの対応
努力賞
で根拠を示す場合なども容易と
なった。
清掃・警備の発 類似性のある業務でも、担当課が違うとそれぞれで発注し
175 グループ
注の検討
ていた。
類似性のある業務をまとめて発注し、入札を行った。
発注のスケールメリットを出す
ことによって、経費の削減が達 努力賞
成できた。
工事検査体制に 工事検査については、契約課工事検査担当において検査を
176 グループ
ついて
実施していた。
工事目的物の給付の完了を確認するた
今年度より、まち政策部、まち建設部及び水道局の3部
め、検査補助員の知識・経験等を活用
局に検査応援職員の推薦を求め、契約課検査員と検査補
し、検査体制の充実を図ることで、工事
助員の2名体制で検査を実施した。
が適正に履行されることを目的とする。
事務の効率化と新たな検査体制
を考える契機となった。
工事検査用の受
工事検査についての書類等の受付は、契約課事務文書と別
177 グループ 発件名簿につい
で保管していた。
て
工事検査用に受発件名簿を作成すること
工事検査用に受発件名簿を作成し、当該文書の処理状況
で、誰でも速やかに取り出せるように
等の所在を明確にした。
なった。
工事検査業務の体制の改善に即
した事務改善である。
エアコンについ エアコンを付けた場合、座席の位置によって直接風が当た
て
る場所が非常に寒かった。
特にエアコンの真下の位置が寒い状況だったため、風が 風が室内全体に行き渡り、快適に仕事が
直接当たらないようにバリケードをした。
できるようになった。
事務の効率化と省エネ効果、職
員の健康管理に寄与できてい
る。
178 グループ
28/68
後日、資料を検索する場合容易になっ
た。
落札額の低下につながった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
契約書の賃借料の表記方法を全契約期間における月額
としての記載へ変更し、また翌年度以降の契約金額は長
期継続契約の性質上、年度ごとに契約金額を確認する必
要がないので確認条項を削除する。既に締結済みのもの
については、「賃貸借変更契約書」を交わす。
長期継続契約期間中、年度当初に合意
書を交わしていたが、契約書内容を見直
し、改正することにより、その必要がな
くなった。
事務の効率化、紙資源の節約に
努力賞
効果があった。
入札参加資格の有効期間は、建設工事及び測量・建設コ
ンサルタントが2年、物品・印刷・リース・役務の提供(委
託)業務が3年で運用している。現在の有効期間は、両者と
入札参加資格の も平成22年3月31日までであるため、次期の申請期間を本
180 グループ
登録期間の改正 年度に設けなければならない。しかし、同一年度に工事関
係と物品関係両方の申請受付を行うと、両方に申請する業
者に混乱を生じさせる可能性があることや、当方の事務の
煩雑につながる。
現状の有効年数では、数年後に同じ状態が発生する。
そこで、工事関係は、総合評定値通知書による格付けが
必要なため、現時点では有効年数の変更が難しいが、格
付けを必要としない物品関係において、今年度末までの
有効期間を1年延長する。また、次回の受付から有効期
間を4年に延長する。
工事関係・物品関係の事務の煩雑が解
消される。また、有効期間を4年間にす
ることにより、事務の効率化が図られ
る。
事務の効率化、平準化と入札参
加資格申請者の負担減となっ 努力賞
た。
契約管理システ 契約管理システムの操作方法について、各課の担当者か
181 グループ ムの入力操作研 ら問い合わせの電話が多くあり業務の効率性に悪影響を与
修の実施
えていた。
研修の実施によって基本的な操作方法
システムの操作について研修を実施することで各課の
についての問い合わせが減少し、業務の
担当者に操作方法を周知した。
効率化につながった。
財務会計の導入コンセプトであ
る分散処理ができ、事務の効率 努力賞
化に寄与している。
見積合せと競争入札の案件の受付番号を通し番号で付番
しファイリングフォルダに収納していたため、見積合せと
契約締結依頼受
182 グループ
競争入札のファイリングフォルダが同じ場所に混在してい
付簿の改正
た。そのため閲覧時等フォルダを探す際、時間がかかって
いた。
従前は見積合せと競争入札が同じとこ
ろに入っていたため、必要な書類を探し
見積合せの受付番号を、見積合せがNo.1∼No.100ま 出すことに時間を要したが、それぞれを
で、競争入札がNo.101以降の番号とし、それぞれを別々 同じところに固めることによって書類を
に固まって収納されるようにした。
探す時間が短縮され、またファイリング
フォルダへの閲覧・収納等もスムーズに
なった。
事案の検索の混乱回避ができる
ので、事務の効率化に寄与して
いる。
入札書のあて先が本庁の入札においては「寝屋川市長」
入札書の書式の あて、水道局の入札においては「水道事業管理者」あてで
183 グループ
統一
あったため入札ごとにあて先を使い分ける必要があり、混
乱が生じていた。
入札紙のあて先を「寝屋川市」あてに統一した。
長期継続契約の
契約書(賃貸借)
179 グループ
の書式のひな型
の改正
賃貸借に係る長期継続契約の賃借料について、契約書で
初年度の月額のみを定めており、また、翌年度以降の契約
金額については確認条項を設けている。このため翌年度以
降は年度当初に契約金額に関する合意書を交わしていた。
従来のように入札ごとにあて先を使い
分ける必要がなくなり、生じていた混乱
を解決できた。
入札執行時の誤りによるリスク
努力賞
回避ができた。
従前は一般競争入札等の案件があるごとに、ホームペー
ジにそのつど新しくページを作り掲載していた。そのため
案件のない場合、ホームページ上に何の表記もなく業者か
ら案件の有無の問い合わせが散見された。
常時案件の有無がホームページ上で確
物品入札コーナーをホームページに開設することで常 認できることになったため、登録業者か
時案件の有無がわかるようにした。
ら案件の有無についての問い合わせが減
少した。
ホームページの有効利用と将来
一般競争入札の増加に対応でき 努力賞
る改善である。
用度関係の入札を行う際、財務会計システム上で各種処
理をする必要があり、処理状況を紙に手書きで記入してい
185 グループ ペーパーレス化
たため、印字と比べて見づらく、また頻繁に使用するため
紙が劣化しやすかった。
ペーパーレス化によって紙の使用の必
従来紙に手書きで書いていたが、エクセルファイル化
要がなくなり、PPC用紙の削減になっ
することで情報の共有化及びペーパーレス化する。
た。また情報の共有化も進んだ。
データの一元管理と共有化によ
り、安全性と正確性、省資源効 努力賞
果があった。
契約事務研修講
毎年度10月に実施している人事室主催の契約事務研修の
186 グループ 師の輪番制度に
講師を、主に係長が担当していた。
ついて
各担当職員が研修内容を検討したり、
研修資料を作成したりする中で、職員の
自己啓発及びスキルアップにつながっ
た。
物品入札コー
184 グループ ナーをホーム
ページに開設
研修講師を、各担当職員で行うこととした。
29/68
業務知識の向上が図られるとと
もに、説明に対する責任感が強
まることで、業務に関する責任
感の向上のつながった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
187 グループ 公印管理の強化
現
状
契約課専用公印、水道総務課専用公印を管理している
が、夜間や休日時には、ロッカーに保管していた。
談合マニュアルについては、建設工事に限定した内容で
談合マニュアル
188 グループ
あり、電子入札に係る場合についての設定等がなされてな
の改定
かった。
189 グループ
期日前投票所の 前回の選挙までは市役所3階の第1会議室のみが期日前投
増設及び移設
票所になっていた。
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
公印管理をより厳重におこなうため、収納用金庫を新 改善策により、複数の施錠となり公印
調しロッカーに保管するようにした。
管理の一層の強化が図れた。
リスク管理の強化が図られ、職
員のリスク管理の認識の共有化
が実現できた。
入札システムに則した形態に改善した
談合の対象案件を拡大し、現在の入札システムに則し ことにより、どの段階でどのような対応
た形態のマニュアルに改善した。
をすればよいのかの判断がより明確化さ
れた。
業務形態に応じたマニュアルの
整備ができ、危機管理の面から 努力賞
も効果があった。
期日前投票所が1箇所増えた事、また3
階の第1会議室から1階の玄関ホールに
移設した事により市民の利便性が図られ
市立保健福祉センターに期日前投票所を1箇所増設し たため期日前投票者数が前回の選挙(平
た。また市役所3階の第1会議室で行っていたのを1階 成17年の衆議院議員総選挙)と比べて
の玄関ホールに移設した。
9,000人以上増加した。
市民のニーズに応えれた。
努力賞
前回の期日前投票者数 12,218人
今回の期日前投票者数 21,255人
レイアウト変更と同時に入り口付近にカウンター(普通 カウンターでの対応が出来て事務の効率
の長机を廃材等を利用した手作り)を設置した。
化が上がった。
業者や市民に対応する時間が短
縮でき、事務の効率化が上がっ
た。
衆議院議員総選
挙・最高裁判所
前回までの選挙の投開票事務において、1投票所あたり2
191 グループ 裁判官国民審査
名の計92名の人材派遣職員を採用していた。
における人材派
遣の増員
1投票所あたり2∼3名の計120名(前回プラス28人) 職員の投開票事務手当てと比べると1人
を採用した。
あたり約2万円の経費削減になった。
職員が年々減少するなか効率を
図るために知恵を絞った結果で 努力賞
ある。
パンフレット等 市民情報コーナー及びロビーに置いている無料配布物につ
192 グループ 無料配布物一覧 いて、目的の資料を探すのに時間を要し、市民からの問い
表のデータ管理 合わせに苦慮していた。
「パンフレット等無料配布物一覧表」を作成し、パンフ 市民が必要とする資料等を容易に探すこ
レット名、発行先、配置期間、配置場所、資料の概要等 とができ、速やかな対応ができた。市民
データで管理した。
サービスの向上につながった。
事務の効率化を図る上で、評価
できる提案である。
失敗してもすぐにすのこがあげられるの
軽いハッポウスチロールのようなすのこに変え敷き詰め
で、すぐ清掃でき、より清潔になり、保
た。一人で清掃が可能になり、また毎日清掃ができるよ
護者によろこばれた。また、毎日の全ト
うになった。
イレの清掃時間がみじかくなった。
年次的に予算をくみ、改善し、
努力賞
よかった。
部屋がすっきりした。また0才児クラス
書類ケースにスーパーの袋を入れ、そこにかたづけるよ
の子も入れる口が大きく開いてるので衣
うにした。
類がいれやすくなった。
こどもの動作にみあってよかっ
た。
執務室に入室後は一歩とまどうものの、
入り口を入ってすぐ目に付くところに、大きく、人事室
案内図を見て人事室の方向へ向かう姿が
の方向を示す案内板を設置した。
見られた。
業務の手を止めて案内を行うこ
とが少なくなり、業務の効率が
あがった。
190 グループ
事務局内にカウ
業者や市民が来た場合に職員の机の横まで来ていた。
ンターを設置
193
個人
木でつくったすのこが複雑に敷き詰められていた。用務一
トイレ掃除の効 人ではあげて清掃する事が困難だったため、保育士も複数
率化
手伝い清掃をしていた。そのため毎日すのこをあげての清
掃は困難だった。
194
個人
汚れ物袋の改善 こどもたちの着替えたふくを袋にかたづけていた。
195 グループ 案内板の作成
本館から東館へ渡り廊下を通って3階の執務室へ入る入り
口に、席と執務室の配置図を掲示し、外部からの来客に対
してもわかりやすく表示をしている。しかし、奥側にある
人事室への来客などは、入り口を入った付近でキョロキョ
ロあたりを見回すことが多く、そのたびに職員が口頭で要
件を聞いて案内している。
30/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
198
199
個人
個人
個人
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
朝の検温のカードに記入してきてもらい
玄関で職員が集める、カードを忘れた場
合、測り忘れた場合は体温を測ってもら
う、体温を知らせてもらい、毎朝徹底す
る事ができている。園庭にある3箇所の
水道に夫々分かれて、親子で見守りなが
ら、うがい・手洗いすることが、定着し
ている。可愛い絵柄の表示を見ながらう
がいをしたり、音楽を楽しみながら楽し
そうに手洗いすることができている。現
在、幼稚園からの発症はゼロなので今後
も徹底して楽しく継続できるように見守
りたい。
幼稚園からの新型インフルエン
ザの発症はゼロなので今後も徹
特別賞
底して楽しく継続できるように
見守りたい。
12中学校区ごとに設けられる学校支援地域本部の活動に
おいて生じる支出の管理を、以下のとおり当課において取
りまとめている。
(1)12中学校区ごとの地域支援本部が支出する科目ごと
に負担行為書(独自様式)に金額と内訳等を記入して伺書
学校支援地域本 を作成していた。
部の事務処理に (2)支出科目のうち報償費(謝金)については、その都
係るシステム化 度税額等を計算していた。
について
(3)報償費の個人ごとの支払一覧を作成していた。
(4)12中学校区ごとの支出一覧表を作成していた。
(5)12中学校区ごと及び全体の予算・決算一覧を作成し
ていた。
これら全ての処理を個々に行っていたため多くの処理時
間がかかり、間違いを生じやすい状況となっていた。
システムの開発により一括入力及び計
エクセルのVBAを使用してシステムを組み、ユー 算が自動で可能となり、職員が当該事務
ザーフォーム上で上記の作業を一括入力・計算できるよ に費やす時間が半分以下となった。ま
うにした。
た、打ち間違い等のミスも大幅に減少し
た。
煩雑な事務の効率化と事務処
努力賞
理ミスの軽減へとつながった。
平成20年度までは、小学生はジュニアリーダーセミ
ナー、中高生はジュニアサミット・ヤングリーダーセミ
小・中・高校生
ナーとしてリーダー養成セミナーを開催していた。
のリーダー養成
ジュニアリーダーとジュニアサミット・ヤングリーダー
セミナーの一元
セミナーとも各々の事業の主管団体にリーダー養成の指導
化について
を委ねていたため、両事業間で本質的な一元化が実現でき
なかった。
教育委員会の職員が主体となってリーダー養成の指導
を行うこととし、小学生から中高生までのリーダー養成
セミナーとして『寝屋川リーダーズクラブ』を立ち上げ
た。
その中で小学生には「小学生クラブ」、中高生には
「中高生クラブ」としてキャンプや国際交流等のテーマ
別にプログラムを実施し、プログラムの中で小学生が中
高生と交流し、また小学生クラブの参加者が将来中高生
クラブへと参加するよう事業構成を行っている。
リーダー養成セミナーの目的は、地域
において様々な分野で活躍するリーダー
の養成である。
そのため一元化された小学生から中高
生までのリーダー養成講座を開催するこ
とにより、長期的な視点でリーダーを養
成することが可能となった。
将来、寝屋川リーダーズセミナーの卒
業生が寝屋川市の各分野において活躍す
るリーダー的存在となって、寝屋川市を
元気づける活力となっていることを期待
する。
長期的なリーダー養成講座を
設立したことにより、これら在
校生・卒業生が将来の寝屋川の 努力賞
活力の源となって活躍すること
を期待します。
自然体験セミ
ナー開催の案内
の送付及び参加
申込みの改善
毎回受講者全員に開催案内を郵送していたのを、21年
度より事業開催日の終了時に次回の開催案内を手渡すよ
うに改善する。(欠席者のみ郵送する)
参加申込みは、メールでの申し込みも受付けるように
改善する。
事業には、毎回7割前後の参加があ
り、開催案内を手渡しすることで郵送費
の軽減になっている。(35世帯に郵送し
ていたのが10数世帯の郵送に減る)
参加申込みをメールでも受付けるよう
になり、FAXを持たない家族より喜ば
れている。
開催案内を手渡しすることによ
り、次回セミナーの内容をより
深く認識してもらえることと、
郵送費の縮減につながった。
体温調べ・うが
い・手洗い・す
196 グループ すんでしよう!
∼新型インフル
エンザ対策∼
197
現
新型インフルエンザが大流行している中、2学期を迎え
るにあたり幼稚園としてできる限りの予防を行ないたいと
考え、予防対策法を色々考えてみた。人ごみを出来るだけ
避ける、インフルエンザにかからない体力を維持するなど
の呼びかけと共に、予防対策の基本である手洗い、うが
い・朝の検温の徹底が大切であると考え、どの園児、保護
者もすすんでてあらい・うがい・朝の検温を忘れずにでき
るようにするにはどうすればよいかを職場一同で考えてみ
た。
20年度までは、毎回開催の3∼4週間前に開催案内を郵
送していた。
また、参加申込みは、FAX または郵送のみの受付で
あった。
体温調べカードの作成、登園前に必ず検温してカード
に記入していただいて、微熱以上の場合は家でしばらく
体調の様子を見てもらい、流行予防ができるように協力
をしてもらうことにした。登園したら保護者見守りのな
かで、手洗い、うがいをしてから入室してもらうように
する。うがいの時には、斜め上方向にポイントになる可
愛い絵柄の表示を貼り付けてそれを見ながら楽しく「が
らがらうがい」ができるように工夫した。手洗いについ
ては、手洗いの仕方の表示を見ながら洗ったり、手洗い
時には「手洗いのうたバックミュージック」を流して楽しく
て手洗いができるようにした。
31/68
平成21年度改善提案台帳
連番
200
201
202
区分
標 題
現
状
策
地域社会の生涯学習推進に積極的に役立ちたいという人
的資源を効果的に、また、全市的に活用するため、まち
のせんせいバンクを設置し、養成講座を受講された方を
人材登録し、この人材を市民の生涯学習活動、児童・生
徒の学校内外活動等に派遣を行い、指導及び援助してい
ただく、まちのせんせい養成活用事業を新規事業として
立ち上げた。
効
果
受賞
個人
個人
パワーポイントにすることでeラーニング
方式になり視覚的で分かりやすく、また
各課ホームページ担当者が業務の都合に
平成20年4月よりホームページ管理システム(サイトパブリ
合わせ操作確認ができる。
ホームページ基
ス)を導入し、各課でページ作成を行っている。
研修実施及び本資料公開後、当課に対す
本操作方法(パ
ホームページ管理システムの基本操作方法をパワーポイ
「1課1ホームページ」体制を
平成21年6月に職員向け操作研修を実施したが、今後、人事
る操作方法の問い合わせ電話等は減少す
ワーポイント)
ントにより再構築し、「写真の挿入」や「表の作成」な
各課が効率的に管理運営する上 努力賞
異動等により各課において担当者が変わることは十分に想
る一方で、公開ページ数については4月
の庁内OAライ
どをカテゴリ別で庁内OAライブラリに掲載。
で必要である。
定され、誰でもすぐに操作を進めることができる体制の構
の約3400ページから8月は約4400ページ
ブラリへの掲載
築が必要である。
と1000ページ程度(前年同時期比1.25
倍)増加しており、各課においてホーム
ページを活用した積極的な情報公開が行
われている。
個人
定額給付金事務に関する問い合わせの電話が殺到するな
か、定例的な回答方法については、共通の資料を作り対応
電話対応におけ
していたが、市民からは多種多様な質問事項や確認事項
る共通ノートの
(振込時期の問い合わせや必要書類の確認など)があり、
作成及び掲示板
回答の仕方や誰がどう経過を答えたかなど、少しでも違い
への掲載
内容答えてしまうと、市民が混乱を招くばかりか、苦情と
なって多くの時間を費やしていた。
個人
平成19年度より食器の改善に伴い、従来のアルミから汁
碗とご飯茶碗が強化磁器食器になりました。アルミ食器の
場合は割れることがないので、1枚ずつ手洗いをし、すすい
で最後に食器洗浄機で流し、出口で受けてクラスごとの篭
給食調理現場で にセットをする作業をしていました。
の工夫(食器洗 強化磁器食器の場合は、洗浄機の出口の水槽にそのまま落
浄)
とすと、食器と食器が当たって割れる恐れがあることか
ら、1枚ずつ手で受ける作業が必要となります。
受ける作業を、水槽に落ちる前に洗浄機のコンベアの上で
しなくてはいけないため、常にコンベアへの指詰め危険が
ありました。
そこで、掲示板にいつに連絡があるのか、誰からなの
か、その内容はどうなのかなど、電話対応職員が共通に
見れる掲示板を設置し、市民の問い合わせに的確に回答
でき、さらには、各々がノートを作成し、共通して上記
の内容をメモすることにより、スムーズな回答を行うこ
とができた。
市民の生涯学習の内容の充実を図れるの
みならず、講師を担う市民にとっても
「まちのせんせい」の認定を受けること
により、生きがいを見いだし、活力ある
充実した生活をおくれる。
所属長の意見
市民の生涯学習に対する意識は益々高まっている。また、
市民の中には、自ら経験や学習で得た得意な技術・技能・
まちのせんせい
知識を持ち、それらを活かしボランティアとして地域社会
養成活用事業
の生涯学習推進に積極的に役立ちたいという熱意や意欲を
持った方がおられる。
記載台にリサイ
市民の方が住民票などの各種申請で来庁された際、ちょっ
クル用紙を利用
203 グループ
とメモが必要になることがあっても、持ち合わせがない場
してメモ用紙を
合に困られていた。
配置。
204
改 善
市民からの電話については、電話料金
が市民負担となるため、迅速な対応によ
り、市民負担を軽減することができた。
さらに、同じ人物からの問い合わせに
ついては、掲示板で確認することによ
り、最初からやりとりする時間が省力化
でき、市民の苦情も軽減することができ
た。
改正後の教育基本法に新設され
た、生涯学習の理念が具体化し 努力賞
た事業として評価される
掲示板については、個人情報と
の兼ね合いもあり、できる限り
見えにくい場所に設置するよう
に心がけていたものの、全体に
見える場所とのことから、市民
も名前のみであるが、見ること
が可能であった点にさらなる工
夫が必要であった。
これまでメモ用紙がなかったため、住民
票や印鑑証明の交付申請書の裏面や、ひ
申請書の各記載台に「メモ用紙・・・ご自由にお使いく
どい場合は記載台の上に直接ボールペン
ださい」と表示して、リサイクル用紙を利用して作成の
で落書きのように記入されたりしていた
メモ用紙を配置した。
が、メモ用紙を置いてからはそういうこ
とがなくなり、活用されている。
左記に同じ
コンベアでの指詰めを防ぐ工夫として各校で考えたこ
とを夏休み中の研修会で発表をしました。
①食器洗浄機の出口の形状に合わせて樹脂の板を切り、
水槽に向かって取り付けることによって、水槽に食器が
自動的に落ちるようにした。
各校調理員さんの工夫により、作業の
②食器洗浄機の出口に厚めのビニールシートを貼り、水 安全性が図られました。
槽の底まで垂らして衝撃を和らげる。 ③事務など
で使うマグネットシートを貼って、衝撃を和らげる。
などの意見が出され、夏休みの期間を利用して、2学期
からの作業に活かすことができるよう準備をしました。
現場での作業の効率化と安全性
努力賞
が図られたと考えています。
32/68
平成21年度改善提案台帳
連番
205
206
207
208
209
210
区分
個人
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
給食用物資代金支払いについは、各業者からの請求を各
校に仕分けをして請求し、振り込まれた金額を各業者に振
り込みをしています。
振込み手数料の
当課から各業者に振り込む分については、今のところ「準
節減
公金」扱いで振り込み手数料は免除されていますが、各校
から当課への振込みについては、手数料が発生するように
なりました。
各校からの振込み手数料を少しでも節減するために、
物資の取り扱い先によって2回に分けていた請求を1回
にすることにしました。
振込み手数料の節減が図られました。
それにより、各校においても手数料が少しでも安くなる
ようキャッシュカードを作成するなどの工夫をしていま
す。
困難な状況が生じても、逆に
チャンスとして捉え知恵を出し
ていただいた。
20人の1才児クラス、人数が多いので2グループに分けて保
育をしています。でも、
保育室がありません・・・!
そこで、カラーボックスで区切り2グループとして生活
できる空間をつくりました。こども達には、少人数で
ほっこり過ごせる場所ができました。 もちろんカ
ラーボックスは、ロッカーとして活用。そして、カラー 毎日楽しく過ぎせるようになりました。
ボックスの裏側には、見た目も可愛い手作りぼたんはめ
やマジックテープで動物を貼り付けるオモチャを付けま
した。
左記に同じ
受賞
個人
ほっこり保育
個人
保健福祉センター1階の診療所は、毎週木曜日は障害者歯
科、日曜・祝日は休日診療、月曜は乳幼児健診対象者への
診療所待合室の 絵本の配付、不定期でのがん検診の受付など様々な用途で
ソファ・筆記台 使用されている。その度に待合室のソファや筆記台が移動
の配置について され、使用後は元に戻されていたが、その日によって配置
がまちまちで、診療前に再び移動していることが度々あっ
た。
診療に適したソファ及び筆記台の配置場所に、床にビ
ニールテープを貼り、元に戻すときの目印をつけた。
診療所が使用された後もソファと筆記台
がいつも適正な場所に配置されており、
スムーズに業務を遂行できるようになっ
た
よい着眼点であると考える
個人
健康増進課の管理する相談室は3室あり、他課に対しても
貸し出しており、市民との面接や、課内会議など様々な用
保健福祉セン
途でよく利用されている。しかし、使用者に偏りが生じた
ター2階相談室
り、物置場所となったり、本来の使用目的が阻害されてい
の管理について
た。また部屋の使用予約のため、入口ドアに貼紙をするな
ど、美観を損ねていた。
相談室使用台帳を作成し、相談室管理者(健康増進課
長)の発行する「使用許可書(マグネット式)」を相談
室入口に貼ることにし、事前に申請がない場合は、使用
を許可しないこととした。但し3室中1室は原則貸出対
象外とし、公務(面接など)を優先している。
相談室の利用状況が把握ができ、管理が
容易となった。また、使用者を特定する
ことで、部屋の機能や清潔の保持などの
責任の所在が明確となり、相談室の機能
的・効率的な利用ができている
相談室内外の美観が改善され、
使用に対して秩序が保たれてい
る
北河内夜間救急センターは毎晩の診療のため、現場より薬
の発注があった場合、できる限りその日のうちにセンター
北河内夜間救急
へ届けなければならず、午前中に発注した薬が夕方頃に健
センターへの薬
康増進課へ納品されるため毎日午後4時∼5時頃に配送の
の配送業務の委
時間を要していた。また、毎日の本庁への連絡便の時間に
託化
は薬の納品が間に合わないため、時間的なロスが多かっ
た。
北河内夜間救急センターへの配送時間
(往復約30分)が削減でき、1日に何度
も本庁方面へいくことがなくなったた
め、効率よく仕事を進められるように
施設管理委託として今年度から契約をしているシルバー
なった。
人材センターへ委託項目として毎日の薬の配送を追加し
なお、今年度から契約のシルバー人材セ
た。
ンターへの委託金額は、昨年度までの公
共施設管理公社との契約時より減額して
いるため、追加となる費用は発生してい
ない。
薬の配送業務については、日常
業務で職員が対応することが大
変困難な場合があり、委託で可 努力賞
能になることは、事務改善につ
ながると考える。
母子保健事業で虫歯予防の一環として、飲み物の中に含
飲料水の砂糖の
まれている砂糖の量の話を行っている。しかし、口頭・数
量について
字だけでは実感が持ちにくい。
日頃、見慣れた商品を媒体としているた
市販されている日常見慣れたペットボトルを使用し、炭 め、「砂糖ってこんなに入ってる
酸飲料・スポーツ飲料・野菜ジュースなどの媒体を作 の!!」と、驚きの声がある。また、
成。また、砂糖も実際の砂糖と塩を、実際に含まれてい 「今後、気をつけよう!」や、「ジュー
砂糖と塩の量をそれぞれ透明の袋に入れ、視覚的に伝え ス、減らそうね!」と、親子での行動変
れるように作成した。
容につながる会話が聞かれるようになっ
た。
口腔衛生を保つために考えた良
努力賞
いアイデアである
個人
個人
33/68
努力賞
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
A5用紙500枚入り390円(1枚当たり0.78
円)
保健福祉センター1階の診療所は、昨年の10月からレセプト
A4用紙2,500枚入り1,554円(A5換算で1枚
休日診療の領収 コンピューターを導入し、領収書を機械印字している。用
当たり0.31円)
時間のあるときに、単価契約商品のA4再生紙を、裁断機
創意工夫により経費削減が行わ
書用A5用紙の利 紙の様式がA5サイズで、昨年度はA5サイズの再生紙を購入
年間使用数約12,000枚で5,640円の削減と
で2つに切って使用することにした。
れた
用について
していた。しかし、A5サイズは需要が少なく、購入価格が
なる。
高いのが課題であった。
今年度は、新型インフルエンザの影響で
患者数が増えているが、この削減により
対応は可能と思われる
個人
母子保健事業の集団健診(4か月児・1歳6か月児・3
歳6か月児)と、歯科保健事業(2歳歯の親子教室)で、
個別案内を行っている。郵送物に「ご案内」があり、その
お願い&駐車場
中の〔お願い〕の文面で、駐車場の内容が記載されてい
について
る。しかし、目立たないため駐車場の苦情が絶えない。
また、体調が優れない中無理をして来所される親子がお
り、健診途中で帰っていただく事がある。
色つきの用紙に作り直し、目やすいように絵や字体も
変え、目につきやすいようにした。
また、体調不良の際は無理せず変更していただける旨、
お願いする文面を追加した。
健診受付時間に余裕を持って来所される
ようになった。
また、体調の良いときに健診を受けてい
ただけるようになった。
乳幼児の体調に考慮しており、
健診受診率向上につながると思
われる
個人
市立校園(44校園)における新型インフルエンザの発生
状況を毎日集計し、学校長・幼稚園長にメールで情報の提
供をしていたが、当初はインフルエンザの罹患が判明した
時点での報告しかなく治癒するまでの期間(約1週間)を
計算して、学校園に治癒したかを電話で確認していた。
その後、罹患者が増加したことや学校から感染の同一集
様式の再検討に
団(所属クラブや参加イベントなど)の情報も必要という
より大量に寄せ
要望があり、なお且つ各学校園に午前中には情報提供しな
られる情報の収
いと情報が役立たないことから、各学校園から毎日のイン
集を効率化
フルエンザによる欠席者情報を電話で報告してもらい、課
員全員が電話対応し集計用紙に情報を書き込み、スキャ
ナーでPDF化して各学校園に情報提供する形式をとった。
しかし、各学校から報告される情報が多くなるに従っ
て、手書きでは見にくく活用するにあたって支障ができて
た。
学務課のZホルダーに欠席情報記入のための様式をエ
クセルで作成し、当日の欠席者数をクラスごとに入力す
る欄とそれ以外の情報(個人情報以外)をフリーに記入
する欄をつくり、毎朝、課員全員で情報収集の対応をお
こなうように変更した。
また、欠席者数については小・中学校及び幼稚園ごと
の集計ができるように計算式を入れた。
この変更したシートを日付ごとに記録を集積していく
とともに、各学校園にはエクセル形式のままメールで送
信できるようにした。
新型インフルエンザという緊急時の対
応ではあるが、毎日多くの情報を集約し
学校園に情報提供するために、毎日、昼
ごろまで職員が対応に追われるなど多く
の手間と時間が必要であった。
そのため、様式を見直し、毎日の報告
形式を定着させることによって、迅速、
かつ学校園が見易く活用し易い情報提供
ができるようになった。
新型インフルエンザの学校園か
らの情報収集は、校数が多く手
間取る作業であるが、活きた情
報として活用するためには、迅 努力賞
速かつ明瞭であることが必須で
あり、本改善はそれを追求し、
試行錯誤を重ねた結果である。
職場目標は職員の思いが込められる分、多くの要素が混在
職場目標を四字
214 グループ
し長文になるため、覚えにくく、目標にも係わらず定着し
熟語で表現
なかった。
職場目標を四字熟語で表現した。
職場目標を四字熟語にすることで、全員
が暗記し職場に定着するようになった。
また庁内・庁外の方たちにブランド戦略
室の業務内容を説明する際、職場目標を
話題として提供するようになった。
簡潔な職場目標は、ブランド戦
略室らしいわかりやすいスロー
ガンとしても、また、考える過
程での発想法のトレーニングと
しても有効である。
多様なアイデアや多くの情報、卓越した企画力が必要な業
週1回所属職員
務について、担当者が情報収集、発案を行っていた。多く
215 グループ 全員によるブレ
の時間を要するうえ、一面的な情報しか収集できなかっ
スト
た。
1∼2時間という短時間で、個人では収
集しきれない情報や多彩なアイデアがで
てくる。でてきた情報やアイデアをつな
週1回職員全員が参加するブレストの時間を設け、業務
げ、広げることで、企画のためのより洗
に関連する決められたテーマについて自由に意見交換す
練された要素となる。
る。
また、担当者ひとりでは抱えきれない業
務をこのブレストのテーマとすること
で、個人の荷の重さが解消される。
211
212
213
34/68
柔軟な思考や積極的な姿勢を培
う場、加えて情報共有、コミュ
ニケーション活発化の場として
努力賞
取り入れており、実際にさまざ
まなアイデアや方策が出てきて
いる。
平成21年度改善提案台帳
連番
216
217
区分
標 題
現
状
効
果
所属長の意見
受賞
個人
事務の効率化につながり、評価
努力賞
できる改善である。
個人
教育研修センターでは、業務の性質上、視聴覚機器が多
機器の付属品お く、電源コード、アダプター、リモコン等、似通った色や
よびの整理につ 形状のものが数多い。また、接続するための変換プラグや
いて
ケーブル類についてとまどったり、探すことで時間をとっ
たりすることがある。
だれでもすぐに使うことができるよう
使用頻度の高い付属品、接続するものを、小さい袋に
になった。また探す時間をなくすことが
入れ、機器のハンドル等に結び付けておく。
できた。
機器のコード類及び付属機器の
整理が容易になった。
教育研修センターでは、利用者が寝屋川市立学校園教職
貸館使用報告書
員に限られるため、利用者が使用後のチェックをするしく
の活用
みがなかった。
原則として部屋は施錠し、外部利用者が利用する際、
センター職員が開錠するとともに使用報告書の記入を依
頼する。利用後、利用者は終了の報告ともに、使用報告
書を提出する。使用報告書には、施錠や消灯についての
チェックとともに、部屋の備品や貸し出した機器の片付
けについての指示が書かれている。
これまでよりも机が整頓されていた
り、機器の決まった場所への返却がされ
ずに次の使用の際に探し回るというよう
なことが減少した。今後は快適に利用で
きたか等のアンケート項目を入れ、より
利用しやすい施設にするためのヒントに
する予定である。
寝屋川市立学校園の教職員の施
設利用だけであるが、施設利用
状況を把握することが容易に
なった。また、使用後の戸締り
等も含めて、施設の初期状況へ
の復帰が確実に行われるように
なった。
進捗状況を問われたときすぐ返答がで
デジタル化してある受発件簿を改良し、それぞれの業 きるようになったとともに、滞っている
務の進捗状況が把握できるよう、工夫した。
業務に関して各自が意識してアイデアを
出し合い、助言できるようになった。
デジタル受発件簿により、業務
の進捗状況の確認が容易になり
管理しやすくなった
定期的に開催され、使用する部屋もだいたい決まって 紙だけのものより、パウチしたものの
いる会議や研修については、その看板を印刷し、パウチ 方が見やすく、緊急に開催された場合も
し、繰り返し利用できるようにした。
すぐに対応できるので好評である。
定期的に開催される会議等の案
内をパウチして準備しておくこ
とでコストの低減に繋がるとと
もに、準備が容易になった。
面接室等で相談を受けた場合、必要に応じて小冊子で
ある「生活保護の説明」を使用していたが、冊子形状で
あり使いにくさや紙の無駄があった。旧来の「生活保護
のしおり」は内容も古くあまり活用されていなかったた
め、A4の一枚もので横版を縦版とし内容も整理し、見易
いレイアウトとし必要枚数を窓口に配置した。
手軽に利用できるようにな
り、また、用紙の節約にもつな
がった。
教育研修センターでは、出先機関であるため本庁や教育
委員会で業務に当たることが多い上、指導主事として、幼
デジタル受発件 稚園や小中学校に出向くことも多い。各自が受け持ち業務
219 グループ
簿の改良
を遂行するにあたって、起案、決裁、その後の処理など、
どの段階まで進んでいるのかが把握できず、問い合わせに
すぐ答えることができない場合がある。
221
策
郵便料の執行委任による切手等の購入については、
(1)担当課で資金前渡の起案文書を作成し決裁がおりたら写
しを総務課へ提出し、総務課において支出負担行為書及び
支出命令書を作成して会計室へ提出する。
(2)支払予定日に担当課が出金、切手を購入して領収書を総
事前に切手等の購入に係る郵便料を差し引いて執行委任 総務課長の合議も不要になり時間的にも
切手等の購入に 務課へ提出する。
を行い、担当課において起案から精算の手続きまでの一 短縮され、精算までの事務処理がより一
伴う事務改善
(3)総務課で精算書を作成し会計室へ提出する。
連の事務を行う。
層確実かつ効率的な事務処理ができた。
以上の事務手順で行っているが、起案文書には総務課の郵
便担当の内容確認、総務課長の合議に時間を要し、また、
財務会計上の処理は総務課、切手の購入については担当課
で行うため、領収書が提出されないと総務課では確認がで
きず、精算が遅れるケースがあった。
218 グループ
220
改 善
個人
定期的に開催さ
れる会議や研修
の部屋を示す看
板の繰り返し利
用
個人
生活保護制度の説明を行う場合、従来より小冊子「生活
制度に関する市 保護の説明」と「生活保護のしおり」を利用していたが、
民説明の見直し 常時窓口には配置を行っておらず、市民への説明に関しや
や不足があった。
教育研修センターでは、研修や会議が重なる場合があ
り、また、開催される館も2つあるので、利用者の混乱を
避けるため、それぞれの館の入り口にどの部屋で行われる
かを示す看板を出している。これを毎回作成していた。
35/68
説明もこの「しおり」一枚で十分に行
えるし、必要な場所に配置することも、
ケースワーカーが持ち歩く際も非常に便
利なものとなり、市民への周知も行い易
く、民生委員等との勉強会にも気軽に使
え紙の節約にもつながった。
平成21年度改善提案台帳
連番
222
区分
個人
標 題
現
状
経済危機対策の一環として、住宅手当緊急特別措置事業が
課内の机配置等 国において実施されるが、本課がこの事業を担当すること
の見直し
となり、非常に限られた空きスペースのない状況で机等の
配置を行った。
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
委託職員、アルバイト職員で3名の机配置等行わなけれ
事業の実施は10月1日からであるが、委託 政権交代の中、国・府からの明
ばならず、福祉事務所内での小事務室、相談室の確保、
職員、アルバイト職員も確定しほぼ事前 確な指示等もなく何とか準備段
事務手続きの段取り等行い、限られたスペースの中で職
準備は整った。
階には入れたと思う。
員らと工夫を行い課内で机等を配置した。
職場環境の向上 事務所内等の不要な机・椅子(備品)は、安易に物が置か
223 グループ (身の回りの整理 れてしまう誘引となり、身の回りの整理整頓や環境向上を
整頓)
妨げる要因になっている。
不必要な備品を整理し、小会議等に使用できるスペー
事務所内の整理整頓は、従前よりも改
スを確保した。
善されつつあります。
左記に同じ
一般家庭ごみの収集に関しては、音を鳴らさず各ステー
ごみ収集時の安 ションを回っているため、特に子どもが収集車の接近に気
224 グループ
全対策
付かず、飛び出して接触しそうなるなど危険なときがあ
る。
子どもの飛び出しは少なくなった。メ
小・中学校の夏期休暇期間から、各収集車の車載ス ロディによって収集作業中であることが
ピーカーより童謡「赤とんぼ」のメロディを流して、収 より明確となり、収集現場において自転
集車の接近を知らせる試みを行なった。
車や通行される人にとっても事故防止の
効果があったと思われる。
左記に同じ
不法投棄された家電4品目については、特定家庭用機器再商
品化法に基づき処理されなければならず、処理方法として
職員による廃家 は、専門業者による処理と、メーカーリサイクルの二通り
225 グループ
電の搬入
がある。収集された家電類はクリーンセンターで一時ス
トックされ、後に業者へ引き取られるという方法で処理さ
れる。
職員によって廃家電を搬入することによ
指定引き取り所が近くにあることから、直接搬入、メー り、運搬コストを削減することができ、
カーリサイクルすることによりコスト削減の可能性があ 経費の削減が期待できる。
所属長本人の報告
るため、職員の待機時間を利用した直営方式(直接搬入) メーカー方式により、家電4品目のリサイ
に変更する。
クル率が大幅に上がり、効率的なリサイ
クルが期待できる。
努力賞
努力賞
個人
現在、掲示板(ホワイトボード)に現場着手している工事
工事進捗状況改 名の記載をし、どこの工事行っているか掲示をして課員に
善
把握をしてもらっており、市民、業者等の問い合わせが
あった場合の対応の参考材料としている。
工事名の記載だけでなく、着手予定日、施工日の施工内 工事担当者だけでなく、職員全員が現場
容、施工日以降の課題、連絡内容等のコメントの記載を 内容を把握でき、市民、業者への対応幅
し、より工事の進捗が理解できるよう改善した。
が広くなった。
職員全員が目標管理、進行管理
の意識を高める効果があり前例
踏襲にとらわれることなく職場
改善を行えている。
227
個人
工務課では設計書など裏面利用のできない書類が多く、
シュレッダーにかけて情報漏えいの対策を行っていまし
紙のリサイクル
た。しかし、長年使ってきたシュレッダーの排出されるご
について
みは紙の繊維まで裁断してしまうのでリサイクルされずに
可燃ごみとして処理されていました。
今までごみとして出されていたものが資
今まで使っていたシュレッダーが使用できなくなったた
源としてリサイクルできるようになり、
め、繊維を裁断せずに排出ごみをリサイクルできるシュ
温暖化防止対策など環境配慮に取り組む
レッダーに更新した。
ことができる。
水道局でもISO14001
を取得しており、ごみの分別、
再資源化に寄与する提案であ
る。
228
個人
こどもの安全
廃材利用で、ガラスの扉が途中で止まるようにした。
扉が落ちる事はなくなった。
所属長本人の案です。
個人
定期監査については、監査の重点項目は委員において決定
され、全国都市監査委員会がまとめた監査の着眼点もある
ものの、実際に寝屋川市の財務事務を監査するマニュアル
定期監査基本マ
はなく、担当者ごとに監査の対象や方法も異なり、統一的
ニュアル
な監査の実施がむずかしい。また、人事異動等で初めて監
査する際には、具体的にどのように監査を行うのかよく判
らず、経験により覚えていくような状況であった。
定期監査において、寝屋川市における財務に関する事務
について、監査する事項(収入事務、支出事務、契約事
務など)ごとにどのような点について見ていくのかと、
そのことに関する具体的な関係法令の規定を挙げて説明
する。
マニュアルに沿って監査することによ
り、担当者によるバラツキの少ない、統
一的な監査が実施でき、かつ、初めての
者でも根拠法令を理解した上で、必要最
低限の監査ができるようになった。
マニュアルの作成により、監査
の視点、根拠法令について、全
努力賞
職員が共通認識を持てるように
なった。
226
229
給食展示用ケースが総ガラス張りで出来ているので、その
扉を子どもが勢いよく開け、床に落ちた。足の上にでも落
ちたら危険であると判断し、できる範囲の改善を行った。
36/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
例月現金出納検査の資料点検(事前検査)方法についてマ
事務処理マニュ ニュアルがなく、検査日までの限られた日数で、どこをど
アルの作成
のように点検するのかまとめたものがなく、担当者以外の
ものが点検するのは難しい状況である。
マニュアルに沿って、資料を点検すれ
資料の点検作業の実施方法について具体的な事務処理マ ば、初めての者でも最低限の事前検査が
ニュアルを作成し、文書で保存するとともに、Zファイ できるようになった。また、監査委員の
ルに保存し、誰でも活用できるようにした。
交代時にも、資料の点検方法について容
易に説明できる。
マニュアルの作成により、当該
事務の担当者を柔軟に変更でき
るようになるとともに、ノウハ 努力賞
ウの共有化を図ることができ
た。
環境に配慮した 朝職場に来れば無意識的に電気やクーラー等のスイッチを
231 グループ 取り組みについ 入れていたが、市の職員としてもう一度、環境にやさしい
て
職場づくりについて全職員で見直すことにした。
・各職員が環境に対しての問題意識を高
め、自然な形で電気やガスの使用量節約
に努めるようになっていった。
・電気料金(8月支払いまで) 20年度
557,005円 21年度 545,59
5円
▲11,410円
・ガス料金(8月支払いまで) 20年度
623,305円 21年度 609,70
2円
▲13,603円
環境にやさしい施設運営の取組
みとして経費節減の効果も期待 努力賞
できよい提案だと評価します。
230
232
233
234
個人
個人
個人
個人
・教室やホールなど、子どもたちが使用する部屋以外に
ついては、クーラーをつける目安として室温が30℃以
上で、11時30分以降に設定した。蛍光灯についても
誰もいない部屋や部分については消すようにしていっ
た。
・環境政策課の協力を得て、ゴーヤの植樹を各部屋の窓
側に行った。また、水やりも使用後のプールの水を再利
用していった。
地域の親子のた
めの部屋と小集
年少入所児増に伴い、空部屋がなくなり、小集団保育を
団保育の部屋の
行う部屋と地域の親子が使用する部屋が兼用になった。
ための手作り
パーティション
パーティションは市販品では5万円以上
するが手作り品でも有用で、ごっこ遊び
子ども達がオモチャ等に刺激を受け楽しくごっこ遊び のイメージが沸くような刺激のある空間
をするコーナーと静かに絵本等に集中するコーナーを分 と刺激のない集中できる空間が一部屋の
けるパーティションをたたみの芯材(昨年の提案報奨金 中にでき、小集団保育の活動にもいかさ
をあてて購入)を使って手作りする。
れ、地域の親子にも楽しく使ってもらっ
ている。布張りなのでパネルシアター台
としても 使えている。
保育室の有効活用を考えていく
中で安上がりでなおかつ利用で
きるものと考え、保育所にあっ 努力賞
た畳の芯を利用し安全かつ有効
利用
15年以上子ども用トランポリンが教材室に片付けられて
トランポリンの
いた。バネのところで指をはさむ危険があり、指づめ防止
指づめ防止マッ
マットはついていず、危険なために使用していなかったよ
トについて
うだった。
市販の安全シートは4万円以上していて購
入できないが手作りの防止マットでも安
全でけがもなく、トランポリンを毎日、
障害児小集団保育で感覚統合遊びにとりくみたくて、ト
楽しく小集団保育で使用している。小集
ランポリンをぜひ使い使いたかったので指づめ防止マッ
団の子ども達の身体のバランス感覚がつ
トを手作りで作った。
いてきた。クラスの子ども達も興味を持
ち、最近では年長児全員が交代で跳びに
来て楽しんでいる。
市販の安全シートは4万円以上
し、保育所予算では購入できな
い。工夫して手作りの指づめ防
止マットを作ったことでトラン
ポリンを毎日取り組めるように
特別賞
なった。小集団だけでなく年長
全体が交代して遊んでいる。み
んなが楽しめる遊具として眠っ
ていたトランポリンが復活した
ことはとても嬉しい。
麦茶入れの穴にピッタリサイズのものが
100円均一の所で購入した麦茶いれとペットボトルの でき、子ども達は集中して穴の中にふた
ふた。ペットボトルのふたを2つ合わせてテープで止め を入れて遊ぶのを楽しんでいます。1歳
る。
児の発達を押さえたオモチャであり予算
もかからずたくさん作れます。
麦茶入れの穴にピッタリサイズ
のものができ子ども達は集中し
て遊んでます。ペットボトルの
ふたは色もカラフルで出来上が
りもきれいです。1歳児の発達
を押さえ手指の操作(指先でつ
まむ)(穴の中に物を入れる)
にピッタリです。予算もかから
ず、たくさん作れます。残った
ふたは難民ワクチンの方に出し
ます。
手づくりオモ
1歳児に適したオモチャ、たくさんありますが値段が高く
チャ (リサイク
て予算では購入できません。小さい穴にものを入れて遊ぶ
ルで楽しいオモ
姿を持てみてかんがえました
チャ)
37/68
平成21年度改善提案台帳
連番
235
236
区分
個人
個人
標 題
現
状
机の整理[とり 私自身の机がいつも物に埋もれており、きれいな環境とは
あえずBOXの いえなかった。整理することで、仕事の能率も上がり、職
作成]
場の環境美化にもつながると考えた。
新型インフルエンザや季節性のインフルエンザが流行して
います。本園でも保護者や園児、来客者には、手洗いとう
インフルエンザ
がいを徹底して行ってもらっています。当然、職員にも石
対策
鹸での手洗いと薬品での消毒、うがいを励行してもらって
います。
たちばな保育所の倉庫を整理したところ、埃をかぶった紅
白のだるまさんが見つかりました。
もう処分してしまおうか、使うにしても相当手を入れない
だるまさん 見 といけない状態でした。
237 グループ
事に復活!
ずっと使われない状態で、処分するにも出来ず、長い年月
たちばな保育所の歴史をも見守ってきただるまです。
子どもの頃、たちばな保育所に通っていた職員が、かぶっ
て走った写真が残っているということでした。
238
個人
紙ベースから
データベースに 紙ベースの給水台帳
変更
○エレベーターが出入口付近にあり、事務所から死角にあ
239 グループ 職場環境の改善 るため、外から入ってこられて直接エレベーターに乗ると
出入りの確認ができない。
240 グループ 職場環境の改善
○展示ホールの作品を見にこられても、ひととおり見ると
すぐに帰られる。
241 グループ 職場環境の改善 ○夜間センター利用案内板が暗くて見にくい。
改 善
策
なぜ、机の物が増えてていくのか考えると、必要な物を
取り出し、使った後に片付けずに次の仕事へと移ってし
まい、結果物が机にあふれてしまうことがわかった。
使ったものをすぐに元の場所に戻すよう心がけたが、片
付けが間に合わないこともあり、「とりあえずBOX」成
るものを机の上に置いた。種類に分けて物をいれ、時間
ができたときに片付けるようにした。
効
果
少しだが、机の上もきれいにできるよう
になってきた。私自身の机の上からきれ
いにし、過ごしやすい美しい職場環境作
りに努めたい。
所属長の意見
受賞
保育材料や教材の種類や数が多
く、分類をしていても整理整頓
ができないことも多いが一人ひ
とりが、気を配り、使用後は元
の場所に返す心がけをすること
で、職場もきれいに保たれ、何
より、捜す時間が短縮され、仕
事の能率が上がった。
弁当時に園児用の湯茶を用意しますが、どうしてもその
日の気温に関係して湯茶が余ってくることがあります。 どこまで効果が出ているか分かりません
以前は、植木の防虫に使っておりましたが、お茶にある が、今のところ、職員にインフルエンザ
カテキンが殺菌効果があると聞き、職員のうがいに使っ は出ていません。
てはどうかと考えました。
集団生活ですので、手洗い・う
がいは欠かせません。残ったお
茶の再利用については、その日
の残り具合によってできる日と 努力賞
できない日がありますが、無駄
にしないエコ精神と病気予防の
効果と一挙両得だと思います。
56回目を迎える今年の運動会の保護者競技に使おう
と、リメイクしました。
雑巾で埃を拭くと、りりしい表情が見えてきました。破
れている箇所を和紙で補修し、紅白それぞれのペンキを
塗りました。
顔は絵の具でお化粧しました。
何と!リメイクで新品のようになりまし
た。土台は竹で編まれていて、とても
しっかりしていて、昔の手仕事の良さが
伝わってきます。これほど見事に復活す
るとは驚きました。
処分してしまえば、それきりで
すが、手を入れただけで、見事
によみがえり何十年ぶりかで運
動会に登場です。お金には換え
られないものを、子ども達にも
伝えられる気がします。誰より
も喜んでいるのは、だるまさん
かもしれません。
誰でも迅速に検索できるようになった。
本市ではISO14001や地
球温暖化防止の一環として環境
カレンダーに取り組んでおり、
用紙リサイクルの促進や両面印
刷など用紙利用の縮小に努めて
いるところであり、紙ベースの
台帳をデーターベース化により
スペースの有効利用や事務の効
率化が図れるため。
給水台帳をエクセルでデータベース化にした。
○入口前方の上部にミラーを設置。利用者の出入りを確 ○利用者人数が把握できる。夜間の利用
認できるようになった。
者以外の進入も確認できて安心できる。
○休憩スペースを設置(ガーデンテーブル・チェア)
○複数の人が休憩し、寛ぎ展示もゆっく
りと見学できる。
○夜間施設の水銀灯を点灯しなくても、
○窓口上部、センター利用案内板上部に蛍光灯を設置。 窓口及び案内板が蛍光灯だけで充分明る
い。
38/68
夜間利用者の出入りを事務室に
おりながら、日直者(1名)で確 努力賞
認でき管理が容易になる。
展示ホールの利用促進が図れ
る。
利用者が少ない時は水銀灯を点
灯しないため、電気代の節減が
できる。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
市民交流講座・教室開催事業やサークル活動等施設利用者
242 グループ 職場環境の改善 に各部屋の案内図は掲示しているが場所がわかりにくく、
市民が迷ってしまうことがある。
ごみ組成分析の 一般廃棄物処理基本計画を策定するにあたり、一般家庭か
243 グループ 作業を職員によ ら排出されるごみの組成分析を実施する必要があり、その
り実施
手法は人によって選別等を実施されるものである。
改 善
策
効
果
玄関を入った場所、エレベーター付近に取りはずし可能
市民に一目瞭然で「部屋はどこですか」
なプラスチック製のプレートを使用し各教室名、階、時
と問われることがなくなった。
間を表示して掲示した。
受託業者に丸投げするのではなく、できる事は職員も行
おうと考え、クリーンセンター3課が協力し、対象地区
のごみ収集も含めて、各課2名程度職員とアルバイトを
動員し、職員が積極的にごみの選別等の作業を実施する
こととした。
委託料を削減することができたととも
に、ごみの実態も把握することができ
た。
6名で10日間の作業を委託した場合と比
較すると、約70万円削減することができ
た。
所属長の意見
はじめて来館された方に、どの
よう教室が行われているか啓発
にもなり市民サービスの向上に
も繋がったと言えます。
当該業務の委託発注にあた
り、専門業者に委託すべき業務
と市で実施することが可能な業
務を精査し、必要最小限の業務
を委託実施したもので、その結
努力賞
果、相当の経費削減を図ること
ができ、委託業務の効果的な発
注のあり方という面において、
大きな成果があったものと考え
ている。
市民の方々にゆっくり読んでいただけ
るので、市としてのごみの減量に対する
平成21年度より、年4回ではありますが各御家庭で 啓発活動に大いに役立っており、予想以
ゆっくり読んでいただけるよう回覧板方式から全戸配布 上の反響(市民からの声)です。
に変更しました。
□例えば、生ごみ処理機等購入費補助金
の申請では、ごみ通信発行後に増えたと
いう結果もでています。
ごみ通信については、「ご
み」に関する様々な情報を市民
へ提供するツールとして、重要
な役割を担っており、今般の発
行形態を全戸配布に改定したこ
とにより、市民に周知・啓発す
べき情報を丁寧にかつきめ細か
く提供でき、啓発事業の充実に
資するものとして、評価に値す
ると考える。
夏季休暇期間以外は、休暇表を利用していないため、事業
課内休暇表の活
245 グループ
の予定と各職員の休暇の調整・把握することが、困難で
用
あった。
自ずと職員間の休暇調整が行われ、職員
zドライブ内に休暇表を作成し、職員の休暇予定と主な が削減される状況のなか、業務に支障の
事業を記載するようにした。
ないように休暇が取得されるようになっ
た。
全職員共通の休暇表の作成、
活用により、業務全体の遂行状
況を見通した、計画的な休暇の
取得が実施され、円滑な課(組
織)運営を行う上で、大きなメ
リットがあったと評価してい
る。
平成20年度のごみ減量推進課は、担当毎に机を配置して
いました。
(総務担当と企画・啓発担当の2つに席を分けていまし
た)
席の配置の一元
246 グループ
担当毎によるセクショナリズム等により、各々の担当者
化
同士では、簡易な情報の共有や各事務等の援助があるが、
担当を超えての情報の共有や援助等は少ない状況であり、
各担当者のマンパワーを有効に活用しきれているとは言え
ない状況でした。
平成21年4月1日より、2つあった担当毎の席の配置
課内の担当者間の情報の共有や援助等
を1つに統合しました(島をひとつに統合)。
は以前に比べかなりスムーズに行うこと
各事務の担当についても、少しだけ違う事務を担当す
ができるようになり、各担当者のマンパ
るよう配慮しました。
ワーを引き出すことに成功しました。
配席の工夫により、職員間の
意見交換や情報共有がこれまで
以上に活発に行えることに繋が
り、課全体の業務遂行に当たっ
ての、相互協力の意識向上を図
ることができた。
ごみの減量推進啓発紙として、平成20年度までは年4
回、回覧板方式で市民の方々にお知らせしていました。回
ごみ通信の全戸
244 グループ
覧板方式ではゆっくり読む事ができない方も多く、なかな
配布
かごみの減量に対する市の考えや協力の依頼が市民の方々
に伝わりにくかったと思います。
受賞
散布作業の実情や実施形態を
市内約80箇所の河川・水路を対象に蚊等の害虫を駆除す
精査する中で、経済性や効率性
るため薬剤散布を業務委託において、9日/月の作業を実施
委託料を削減することができた。
の観点から見直しすべき事項を
薬剤散布の見直
箇所数はそのままに経路等を見直すことにより、9日/
247 グループ
していた。
平成20年度委託料 1,475,680円→平成 洗い出し、適切な対処をするこ 努力賞
し
月の作業を6日/月で薬剤散布することができた。
(社団法人寝屋川市シルバー人材センターへ2名2班体
21年度委託料 1,149,408円(見込み)
とで、委託経費の削減を図り業
制、計4名で実施)
務改善につなげたものである。
39/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
部取りまとめの 各部とりまとめの照会文書について、文書の受付者が状況
248 グループ 照会文書の進行 を把握し、対応していた。そのために担当者以外の者で
ファイルの作成 は、進行状況の把握が困難であった。
文書受付者以外の者でも進行状況を把握
Zドライブ内に取りまとめ専用の文書回答期日等を記載す
することができ、誰でも文書処理ができ
るファイルを作成することにより、文書受付者以外の者
るようになりスムーズに文書処理できる
でも進行状況を把握できるようにした。
ようになった。
照会文書の処理事務を複数名
の職員が担当する場合におい
て、的確で効率的に事務遂行が
なし得るアイディアであり、身
近な業務でのちょっとした工夫
による良い改善事案である。
暑い夏にはシャワー、プールと水を使う事が多く、子どもの
身体を拭くために、家庭より大きいタオルを持ってきても
一目でわかタオ らっています。
249 グループ
ル掛けの作成
そのタオルを大きな容器に保管していた。この場合に、本
人のタオルを探しだすのに時間がかかり濡れたままで子ど
もを待たす事になっていた。
家庭より持ってきてもらったタオルが子どもも直ぐわか
り、取りやすく且つ保育者も子どものタオルが直ぐに確
認できる事を大事にした。そんな、保管の仕方はないか
なと考えた。一目でわかるものとして、タペストリーの
ものを作り一人づつタオルをはさむように太いゴムを使
い16人分つけた。そして、子どもが見やすいところ、
クラスの壁に掛けた。
タオルが一目でわかるようにすると子ど
もも自分のタオルがわかり、保育者も直
ぐにタオルがわかり、行動がスムースに
なり、濡れたままで子どもを待たす事も
なくなった。
夏のすごし方でシャワーや、水
遊びは欠かせないものです。濡
れた子どもを拭く時に本人のタ
オルを探すのに苦労していた 努力賞
が、これだと一目でわかるので
便利である。子どもも早くに拭
いてもらえて良い。
250
個人
駐車料金収納状
21年度明和住宅に駐車場を設置。料金収納状況を伝票で
況早見表につい
確認していましたが、時間がかかり大変。
て
パソコンで右図を作成
棟番号部屋番号を入力すると収納状況が
分かるようになり時間短縮が図れた。
本年4月より、明和住宅駐車料
金を徴収していますが、取扱業
務は広範の作業であるため、料
金の徴収もれが発生する可能性
奨励賞
があると考えられた。この度の
駐車料金収納早見表によるデー
タ管理は収納漏れ防止に非常に
役立つものである。
251
個人
センター受付簿 受付簿は黒字一色であり、祝日の区別がつかない。そのた
祝日は赤色で表 め、セミナー室利用者から「祝日だからキャンセルする」
示
といった対応もあった。
センター受付簿祝日は赤色で表示
セミナー室受付時に祝日であることを確
認できるため、利用者にとっても二度手
間になることがなくなった。
利用者のサービス向上につな
がった日常業務の改善であり評
価できる。
個人
木屋幼稚園では清掃活動の一貫として、降園前に子ども達
と一緒に保育室や廊下などきれいに掃除をしています。特
アクリル毛糸た
に子ども達がよく使用する手洗い場で製作に使用した道具
わしで楽しくお
や遊んだ後の玩具を洗うことが多い。スポンジやたわしで
掃除を!(エコ対
洗ってもよごれが落とし切れない時がある。洗剤を使って
策)
力強くこするとペンキがはがれたり、手洗い場に傷がつい
たりすることもある。
アクリルは非常に細かい繊維の集まりでその繊維で洗剤
を使わなくても軽くこするだけで汚れを落としてくれる
特質を生かし、手作りのアクリルたわしを作りました。
カギ針でアクリル毛糸100%を使って編みました。太い
毛糸ほど、汚れが落ちるので極太毛糸を使用。子ども達
が喜ぶ様なカラフルな色を使って車やひよこ等の動物や
乗り物を作製しました。
子ども達が喜ぶ動物や乗り物のアクリル
毛糸たわしを使用することで掃除が今ま
で以上に楽しんで取り組むことができ
た。軽くこするだけで洗剤もあまり使用
することなく汚れが落ちるようになっ
た。洗剤の節約になったり又スポンジと
違ってとても長持ちするので、経費節減
にもつながた。手にも環境にもやさしく
エコ効果もあり。
環境にもやさしく、経費節減に
もつながり子ども達も喜んで活 努力賞
動に取り組めて良かったです。
予算・決算に係る類似の照会文書が府及び他市より毎年多
数きます。
他市等照会回答
253 グループ
回答時期も集中しており、事務処理に時間を費やすことが
マニュアル
多く、担当者が変われば正確な処理に困難を要することが
ある。
各照会文書の回答処理の際にそれぞれの回答項目欄にコ
メントを入力し、その数値がどこからの資料の引用なの
かを明記し、担当者以外の者が見ても正確に処理できる
ようにした。
前回の回答コメントを参考することのよ
り、より的確・迅速に事務処理を行うこ
とができた。
また、回答後における府・他市からの回
答内容の問い合わせ等についてもスムー
ズに対応することができた。
回答文書の誤記入が減少し、
チェックが容易になる。また、
努力賞
資料の引用先が把握でき、説明
の際も理解し易い。
システムの展開 財務会計システムの操作方法が解らないときにマニュアル
254 グループ 画面のハードコ を参照するが、文章で説明してあるため入力画面を表示す
ピーの添付
るまでに時間がかかる。
財務会計システムの操作方法のマニュアルを文章だけで 今までは、担当職員に教わっていたが、
はなく、展開画面のハードコピーを添付することで、操 展開画面のハードコピーを添付すること
作時間が短縮できる。
により、教わる回数が減る。
252
40/68
異動時の会計システムの職員
研修に利用でき、担当職員だけ
でなく、全職員の理解が容易で
きるようになる。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
水道局職員の給与に関する様々なデータを毎月人事室に
例月データの報 提出、及び報告事項が沢山ありますが、件数が多くまとま
告確認メモ
りがつきません。(異動したばかりで要領を得ないという
事もありますが…)
いつ提出し、いつ処理し、後は何をす
るべきなのかが一目瞭然!また前月分の
毎月しなければいけない事項を、メモ感覚で日にち順
様子が今月の参考にもなる事により、事
にチェックリスト形式で作成(一箇所穴を開けとじ紐で
務処理がスムーズに行え漏れもなくなり
束ね一年間ほど捨てない)し、処理を行った日を記入す
ました。また、休んでいる時も他の職員
るようにしました。
に状況がわかるので混乱は避けられると
思います。
年間スケジュールの把握がで
き、異動時の事務引継ぎにも利
用できる。
0歳1歳は毎日のように身体を洗う事が多くその度に個人
ペットボトルを 用のタオルで拭くので子どもを手で抱きつつの作業で、濡
256 グループ 利用したタオル れた子どもを抱いてタオルを探すので、安全面にも不安が
置き
あり、保育者の身体の負担もあり、個人用のタオルの置き
場書に困っていた。
まだまだ足腰がしっかりしていない0歳
1歳の子どもの身体を洗いふき取るタオ
ルが、近くにありよりつかいやすくなっ
た。子どもにとっても安全で大人も身体
シャワーの壁にペットボトルを利用し、個人用タオル置
にも優しいと思う。
きとして作った。濡れた子どもを支えつつ直ぐにタオル
タオルが一目でわかるようにすると子ど
が取れるので、安全面も身体も負担も軽減された。
もも自分のタオルがわかり、保育者も直
ぐにタオルがわかり、行動がスムースに
なり、濡れたままで子どもを待たす事も
なくなった。
身体を洗ってあげる事が多い低
年齢にとって大人も子どもも使
いやすいタオル置きになった。
幼稚園では入卒園式や運動会など行事の時に、フラワー
ペーパーで花を作って会場を飾ることがある。その際「メ
フラワーペー
イクフラワー花子ちゃん」という器具があり、折り目は正
パーの製作時間
確に早くできるが、花を開くのは手で作業することにな
短縮について
る。薄いペーパーを1枚ずつ開いていくが、数枚くっつい
てしまうことがよくある。
ティッシュペーパー1枚を水でぬらし、軽くしぼって用
意する。
1枚のティッシュペーパーを使用するこ
フラワーペーパーの花を開く際、指を水でぬらした
とで、大量に作るフラワーペーパーの製
ティッシュペーパーにつけて開くと1枚ずつ上手く開け 作時間を短縮することができた。
ることができる。
数多くの花を作り、開けるので
大変時間がかかった、この方法
を取り入れることによって短時
間で大量の花が出来上がった。
とにかく廃品利用!こまめな安
全点検も忘れずにおこなってい
ます。
255
257
個人
個人
258
個人
手作りガラガラ 買えば高いオモチャ!
手作りのオモチャをたくさん作っています。
例えば500MLのペットボトルの底を2つ合わせ、中に
色々なオモチャになり楽しむことができ
ビーズなどを入れビニールテープで張り合わせガラガラ ます。
にしたり、積み木のように積み重ねたりしています。
259
個人
供覧、回覧をス 二つの課が一つになったため職員数が多く供覧・回覧に時
ムーズに。
間(日にち)がかかっていた。
文化担当とスポーツ担当の二つに分け供覧・回覧をする 職員周知の時間短縮ができ仕事がスムー
ことにした。
ズに進むようになった。
些細なことではあるが、事務の
効率化が図れたと思う。
文化スポーツ振興課では、イベント等のため、普段から備
品(文房具)が会議室のキャビネットにいっぱい入ってい
ます。しかし、イベントで持ち出した備品をイベント終了
備品の整理につ 後もそのまま整理されずに、決まった場所に収めることな
いて
く空き箱や袋に入っていた状態でした。さらに、今年度よ
り文化振興課とスポーツ振興課が機構改革によりひとつの
課になったことで、両課の備品を併せるとこれまでよりた
くさんの備品であふれるようになってしまいました。
以上の備品の整理により、備品を探す時
間を短縮できることや、使いかけの備品
をたくさん作ってしまうことを防ぎ古い
物から先に使い新しい物をストックして
おけることなど、一定の効果はあると考
えます。また、備品を整理する以前、あ
る物を探しても見つからなかったため新
しく購入したが後で整理したときにたく
さん見つかったということがあったの
で、備品の無駄な購入を避けることがで
きるという点においても、効果があると
思います。
ただし、この効果を持続するには、
「使った備品は元に戻す」という課のみ
んなの協力が必要だと思いますので、そ
の点を課のみなさんに理解していただけ
ればいいと思いました。
備品の整理整頓をおこなうこと
は、業務を遂行していくうえで
必要最小限度のことであり、そ
れぞれの備品を箱等に入れて整
理することは、一目で在庫管理
もでき効果的である。しかし、
提案者の言うとおり、使ったも
のは元の場所にが原則です。
260
個人
空き箱等に入っていた備品をとりあえずすべて出し、
キャビネット内に入っている備品も、二つの課で持って
いた備品も全て合わせて、ボールペン・シャープペン・
マジックは「筆記用具」、セロテープ・両面テープは
「テープ類」など大きな分類で整理し、それぞれ一つの
かごにまとめるなど、たくさんあった備品を分類して誰
でもすぐにわかるように配置を考えました。さらに、よ
く使う消耗品は、一部を文化スポーツ振興課の部屋の通
路にある引き出しに入れておくことで会議室までわざわ
ざ取りに行かなくてもいいようにしました。
41/68
受賞
平成21年度改善提案台帳
連番
261
262
263
264
265
266
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
市民会館でのイベントの開催時、市民会館の壁やガラス戸
にポスターや注意書きなどを貼ることがありますが、イベ
ント終了後にポスター等のセロハンテープで貼った部分を
ポスターを剥が
剥がすのに苦労していました。セロハンテープは剥がしに
す手間を省く
くいだけでなく、剥がし残した部分が汚くなってしまうこ
ともあります。特にガラスに貼ったときなど、剥がし跡が
残ると、窓やガラス戸自体も汚く見えてしまいます。
今までは、イベント終了後の片付けのな
かで、ポスター剥がしに一番時間がか
通常イベントの準備は前日か当日に行い、ポスターや注
かっていたということでしたが、ポス
意書きも短時間の掲示になるので、剥がしやすさを優先
ターを剥がしやすくしたことで、その時
して貼るべきだと思いました。セロハンテープでポス
間を大幅に短縮できたと思います。剥が
ター等を貼るときに、テープの隅を三角に折って剥がす
し跡も残らず剥がせるので、会場を汚す
部分を最初から作って貼りました。
こともなくイベントを終了できたことは
よかったと思います。
ちょっとしたアイデアでテープ
奨励賞
を剥がすのに効果的である。
個人
文化スポーツ振興課では、イベントが多く、その宣伝のチ
ラシや情報誌などを配布したりしていますが、イベント当
日は準備で忙しく、イベント開始前に宣伝のため職員が会
市民の団体の方
場でチラシ配布をする人員が足りないことがあります。チ
の協力で効果的
ラシ配布はイベント開始前に配布するのが一番集客効果が
な宣伝を!
あるので、その時間にたくさんの人数で配布するのがベス
トですが、その時間だけ職員を多く配置するのにも限界が
あります。
先日駅前でジャズのイベントを開催する前、市が活動支
援をしている団体の方から、当日その団体のチラシを会
場で配ってもいいですかとの問合せがあったので、こち
らの情報誌とチラシもあるので一緒に挟み込んで配布し
ましょうかと言ったところ、団体の方が、当日私たちも
何人か行きますので一緒に配りますと言ってくださいま
した。
イベント当日、団体の方が数名来てくださり、私たち職
員が準備をしている間もチラシを配布していただき、た
くさんのお客さんにチラシを配布することができまし
た。
市と団体が協力することで、チラシ配布
のために職員をたくさん配置せずに、市
のイベントに市民に積極的に関わっても
らうことができ、集客も期待できると感
じました。こちらのチラシだけお願いし
て配布してもらうのではなく、団体のチ
ラシ等も一緒に配布することで、団体の
宣伝にもなり、積極的な協力が得られる
と思いました。また、団体の方は、イベ
ントも楽しみにしてくださっていたの
で、チラシ配布が終わったらイベントを
楽しんでいただくことができたのでよ
かったと思います。
市と関係団体(市民)との協働
であるとともに、イベントにも
優秀賞
楽しんでもらえることができ、
良かったと思う。
個人
イベントでアンケート用紙を配布しても、他のチラシ等と
アンケート用紙
一緒に配布するとアンケートの存在に気づいてもらえな
に工夫をして回
かったり、項目が多いと面倒だと思われて提出してもらえ
収率を上げる
ないことが多いです。
先日イベントの際、A4のチラシの下半分をアンケート
にして、項目も極力少なくしました。チラシは、イベン
トのプログラムも載っていて持って帰りたいという人も
いるので、ミシン目カッターで中央に切りとり線を入
れ、アンケートだけ切り離して出してもらえるようにし
ました。
イベント開催中はチラシを見た人はアン
ケートにも気づいてもらうことができ、
さらにA4の半分という、すぐに書いて
もらえる分量で、ミシン目もつけていた
ので、結構たくさんのアンケートを回収
することができました。
些細なことではあるが、市民の
立場にたって考えることにより
奨励賞
回収率も上がり良かったと思
う。
個人
出先機関であるため、毎日のように本庁・教育委員会・市
連絡便内容をわ 民体育館等幾箇所の連絡へ行かなければならない上に、今
かりやすく
年度より文化振興課とスポーツ振興課とが統合となり連絡
内容もかなり複雑となっていた。
そこで、本庁・教育委員会・市民体育館のそれぞれの連
絡箱を設けるとともに、よく行く連絡室(課)へは「専
用のファイリングケース」を作り、またそれ以外の連絡
先へは「連絡依頼用ラベル」を作り、そこに「届け先・
誰あて・内容・発信者」を記入し、書類に付けて入れる
ようにした。
このことにより、誰もがそのラベルの内
容も見るだけで発信者に聞かずに内容が
わかることができ、その人が居なくても
連絡に行けるようになり、スムーズな連
絡作業に繋がった。
2課が統合し、年度当初は事務
が混乱した経緯があり、些細な
ことではあるが、今後において 努力賞
も事務の効率化を進めて生きた
い。
個人
市立池の里市民交流センターは毎月第4月曜日が休館日で
休館日のお知ら あり、施設の利用はできないが申請受付は午前9時∼午後
せ看板を設置
5時30分までの間は行っている。そのことが分からず館内
の事務室まで来られる方がいる。
このことにより、館内に入ることなく一
そこで、市民が出入りする一番外の門扉の所に「本日は 目で本日は休館日ということが分かるよ
休館日です。申請受付は行っています。」という縦看板 うになり、気づかずわざわざ入って来ら
を作成し、立て掛け知らせるようにした。
れる方が無くなり、市民サービスの向上
に繋がった。
些細なことではあるが、市民
サービスを図れた。
個人
文化スポーツ振興課は今年度より文化振興課とスポーツ振
興課とが統合となったため、業務内容もとても幅広くなっ
電話取次ぎ確認
た。そのため、市民から電話がかかってきた際、誰が担当
表の作成
していて電話を取次いだらいいのか分からず、確認する間
市民を待たすこととなっていた。
そこで、誰がどの業務を担当しているのか一目で分かる
ように事務分掌名ではなく市民から問いかけられそうな
名称で「電話取次ぎ確認表」を作成した。しかも、その
担当者が不在の際そこで終わるのではなく、次は誰に取
次いだらいいのかも示した。
些細なことではあるが、今後に
おいても市民の立場に立って改 努力賞
善していきたい。
個人
42/68
このことにより、素早く担当者に取次ぐ
ことができるとともに、不在の際でもす
ぐに不在です。と終わらず、次の者に取
次ぐことができるようになり、市民サー
ビスの向上に繋がった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
文化スポーツ振興課は今年度より文化振興課とスポーツ振
興課とが統合となったため、業務内容もとても幅広くな
広報紙面の事前 り、広報掲載記事も多くなった。そのため、市民からの広
チェック
報記事内容の問合せの電話がかかってきた際、すぐには記
事が見つけられず、見つけるまでの間市民を待たすことと
なっていた。
そこで、事前にどこに何の記事が載っているか広報にラ
ベルを貼り、申込締切日はいつまでか、連絡先はどこな
のかという特に聞かれそうな内容に目立つ色でマーカー
を行った。
このことにより、待たすことなく素早く
掲載記事を確認することができて、応対
がスムーズとなり、市民サービスの向上
に繋がった。
些細なことではあるが、今後に
おいても市民の立場に立って改
善していきたい。
個人
この時期車内はすごい温度となり、エアコンを入れてもな
公用車にうちわ
かなか涼しくならない。ましてや後部座席に座れば、ほと
を
んど冷気が届かず、汗が噴出す状況である。
このことにより、今まで以上に涼しく感
じることができた。また、場合によれば
そこで、車内にうちわを常備させ、運転者以外うちわで エアコンの強さを下げたり、消したりす
扇ぐようにした。
ることにもなり、ガソリンの燃費も上が
り消費を抑えることとなると共に、地球
温暖化防止にも繋がると思う。
些細なことではあるが、経費の
節減を図れたと思う。
269
個人
文化スポーツ振興課は今年度より文化振興課とスポーツ振
興課とが統合となったため、業務内容もとても幅広くなる
と共に、関係施設も多くなった。そのため、市民から施設
各施設を訪れ施 に関する問合せの電話がかかってきて、担当者に引き継ぐ
設の把握を
際も全く施設に対するイメージが沸かないままであった。
直接自分の担当ではなくても、もし担当者や知っている職
員がいない場合も考えられるため、ある程度は知っておく
べきだと思った。
このことにより、ある程度の施設の内容
そこで、職員の仕事を調整し、何組かに分かれて関係施
が分かり、担当者がいなくてもある程度
設を見学に行き、ある程度施設の内容を把握することに
の応対ができるようになり、市民サービ
した。
スの向上に繋がった。
実際に自分の目で見て、各施設
を把握することは大変重要なこ
とであり、課員全員が施設を理 努力賞
解した上で、市民対応ができる
ため有意義なことであった。
270
個人
市立池の里市民交流センター館内のホールには、いくつも
電気パネルス
の電気や換気扇などの電気パネルスイッチがあり、点ける
イッチに表示を
際に間違ってスイッチを押してしまう場合がある。
このことにより、間違わずにスイッチを
そこで、電気パネルスイッチにそれぞれ何のスイッチな
押すことができ、多少なりとも節電に繋
のかが分かるように表示した。
がった。
些細なことではあるが、担当者
が不在でも対応でき効率的であ
る。
個人
普段は公用車で市街地を走るため、タイヤの空気圧は普通
空気圧を変え、
にセッティングし走行していた。今回仕事で大阪府南部方
安全かつエコ走
面の市町村を公用車で回ることになり、高速道路を走行す
行
ることになった。
このことにより、高速での走行安定性の
そこで、高速道路を走行するにあたり、事前にガソリン
確保で安全性を高めるとともに燃費も向
スタンドに行き、タイヤの空気圧を高めにセッティング
上することができ、地球温暖化防止にも
してもらい、走行することにした。
繋がったと思う。
些細なことではあるが、経費の
節減が図れた。
部内等の取りま 総務担当課としての業務で部内の取りまとめ等をメールで
272 グループ とめをする際の 連絡、転送する際、決まりきった依頼や連絡をする時も、
ひな型の作成
すべてデータを打ち込みしていた。
メモ帳ソフト等で事前にひな型(左記参照)を作成し、 連絡、転送する際にかかる時間を短縮す
必要な時に複写し、データの打ち込みを最小限度にす ることができ、業務の簡素化に貢献でき
る。
た。
庶務における業務の簡素化に貢
献できた。
電話申込の対応、参加者名簿の作成、受
付の必要がなくなり、他の事務に従事で
申込方法を往復ハガキのみに限定し、人権文化課から送
きる時間が増加した。当日ハガキを持参
付したハガキを当日の入場券とし、事務にかかる人員削
してもらい、入場口でチェックすること
減及び事務改善を図れた。
により、参加者であることが容易に判断
でき、受付時のトラブルがなくなった。
申込方法を一元化する事で、行
努力賞
事の運営・管理が実施できた。
267
268
271
個人
多数の参加者を募集する講演会を実施する際に、電話・
ファックス・電子メール・ハガキで申込を受付けしてい
講演会の事業実 た。しかし、電話・ファックスの申込は、受付が曖昧にな
273 グループ 施における業務 るケースもあり、就業時間における電話対応が就業時の妨
の効率化
げになることが多々あり、さらに、当日の参加者名簿を作
成する時間を要した。
43/68
平成21年度改善提案台帳
連番
274
275
276
区分
個人
個人
個人
標 題
現
状
情報セキュリティは、継続的に向上を図っていく必要が
情報セキュリ
あるが、情報セキュリティに関する規程(関連する実施計
ティファイルの 画[事故発生時の対応等]を含む。)や様式等の数が多
作成・配布
く、全体像が把握しにくく、いざという時に瞬時に必要な
規程等が探し出せない可能性等の課題がある。
個人
策
情報セキュイリティファイルとして、必要な規程や様
式等に番号を振って、一冊の紙ファイルとして整理して
保存し、課内職員に設置場所について周知を行う。
※ 情報セキュリティファイルを各課に配布後は、必要
な更新等について、各担当課にお願いする。
※ 情報セキュリティファイルは課情報管理者一人に対
して一冊作ることが適当と考えられるが、全ての必要分
の作成・配布には時間・労力を要するため、段階的に実
施していく必要がある。2009年9月末現在は、今年
情報セキュリティ内部監査を予定している「財務部の各
課」に配布し終わったところであり、今後、拡大を図
る。
効
果
所属長の意見
受賞
必要なファイルが一冊の紙ファイルと
して保存されて管理されるため、必要な
情報を迅速に見つけることができ、ま
た、関連規程等の全体像の把握にも繋が
るため、情報セキュリティの向上に繋が
る。
情報セキュリティ向上に関す
る提案であり、形式的になりが
ちなものをより実務化する手法 努力賞
として、有効な取り組みと評価
できる。
少数精鋭の下、一人の職員が多業務をこなすのはもはや当
たり前となっている。ましてや、業務多忙で忘れてしまう
業務ノートの作 といった失敗も行いかねない。また、これらの事務を後任
成
に引き継ぐ時も、きちんとした情報でもって引き継ぐのも
大切な仕事であるはずだが、何かあったら聞いてというこ
とが多く引き継ぎの問題が生じている。
私は、業務ノートを作成し、日記のようにその日あった
問題点や、解決方法を詳細に記入している。また、高度
な専門知識についても詳細にわたりノートに記録してい
る。このことは自身の問題意識を持つ動機づけ、問題解
決の糸口等、大変役立っている。しかも、引き継ぎのと
きにはそのノートのコピー等を渡せばよい。業務ノート
の作成は、少数精鋭を乗り切れる布石になると考えてい
る。
業務ノートの作成を行うことで、少数精
鋭の達成が行える。事実、今回の定額給
付金のシステム開発に効果を発揮し、短
期間で市民にサービス提供を行えたと自
負している。
業務を円滑に行うという目的
に対しては、適宜メモを取る、
自前のスケジュールを作る等、
各職員に合った手法に委ねら
れ、統一的な手法を強制するこ
とを目的とすることは本旨では
ない。その前提を踏まえた上
奨励賞
で、本提案の業務ノートを作成
し活用することは、業務を円滑
に行うとともに、責任感の醸成
や課題の整理、引き継ぎ等の実
務にも繋がるものであり、自発
的な手法として、有効な取組み
と考えられる。
情報セキュリ
社会的に重要な問題となっている「情報漏えい」や「情
ティに関する、 報の紛失」等を未然に防ぐため、本市では「セキュリティ
新たな情報提供 だより」を年数回(平成20年度は年4回)配信していた。
情報セキュリティに関する情報を定期的に提供し、全
職員にその重要性を認識してもらうため、平成21年度か
ら、「セキュリティだより」に加えて、全国の各自治体
で発生した情報セキュリティ事故事例を、全所属、及び
個人アドレスを所有する全職員向けに、「セキュリティ
ニュース」として、配信を開始した(月2回、第1・第
3水曜配信)。
具体的な情報セキュリティ事故事例を
定期的に提供することで、同事故の重大
性に関する職員への認識促進に寄与し
た。
情報セキュリティに関する情
報発信は必要不可欠であり、そ
の内容に具体的な事故事例を掲 努力賞
載して定期的に発信することは
有効な取組みと評価できる。
記録媒体をFDからMOに変更。
MOに変更することにより、記録媒体数
が大幅に減少。保存場所の確保や運用管
理が容易になり、記録媒体の紛失等のリ
スクを軽減することができた。
本提案により、記録媒体数の
減少やリスク軽減、保存場所の
確保の容易化等、多種多様なメ
リットが見られることから、有
効な取組みと評価できる。
従来の受身の見学だけではなく、多少で
はありますが参加型のプログラムを取り
入れており見学の生徒さん全員が積極的
に参加してくれています。
また顕微鏡などの写真を利用し、視覚に
訴えかけているため導入がスムーズで、
非常に興味を持っていることが感じとれ
ます。
好評であったため受理としま
す。
コンビニ消込
データのバックアップにFDを使用していたため、記録媒
データバック
277 グループ
体の数が膨大になり、保存場所の確保、運用及び管理が煩
アップ方法の変
雑となっている。
更
278
改 善
小学校の浄水場 従来の見学スケジュールでは、小学生向きの専用プログラ
施設見学時のプ ムがなく内容的にも難しい部分があり、見学に来た生徒さ
ログラムの改善 んたちの反応も難しい感じがありました。
原水や浄水処理などに関連する微生物や水生生物の顕微
鏡写真や写真を利用し、クイズ形式を取り入れ一部です
が参加型の見学をおこなっています。
また微生物が異常発生するメカニズムを解説し、浄水場
の紹介だけでなく赤潮、アオコなどの問題も取り入れ一
部環境問題も紹介しています。
44/68
奨励賞
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
職員共済会が管理する3機も含め、合計
6機を応募対象とし、応募を行なった。
決定金額は合計6,724,000円であり、歳入
として約670万円の増額ができた。
また、仕様において3年間の使用許可な
ので、3年間における歳入増額分は、約
670万円×3年=約2010万円がほぼ確実に
見込める
行政財産の非常に有効な活用の
一例と言える。
昨今の厳しい財政状況の中では
あらゆる財源の確保に努めなけ
特別賞
ればならない、そのような中
で、本改善は大きな歳入の増加
を得るものであり、秀逸であ
る。
上記改善策にて作成したものを運用する
ことで、vbaのエラーは完全に回避するこ
とができる。
既存の入力表はエクセルvbaで作成されたものであったが、
vbaはデータ管理に便利である反面、比較
コンパイルエラー時の対応や、エクセル2003と2007でのオ
的知識を要する管理方法であることか
車両燃料費計算
vbaを利用せず、シンプルに入力できて、かつペーパー
280 グループ
ブジェクト変更などが、既存入力表を活用するうえで懸念
ら、所属内の職員間で共通利用ができに
入力表の改善
出力も対応できるものをエクセル2007にて作成
されていた。
くい側面があった。
また、ペーパー出力を念頭としないデザインであった
必要なデータの精査と、表のレイアウト
を改善することで、単純な表の作成でも
充分対応でき、かつ業務のスピード化に
繋げることができた
パソコンの技術は業務の効率化
を推進できる反面、ともすれば
いわゆるデジタルデバイドが所
属内で発生されることも懸念し
なければならない。
奨励賞
本提案については、シンプルな
方法が、業務へのより深い理解
と共有化に繋がるという点で、
非常に効果的であるといえる。
本庁舎の飲料自動販売機について、マージンを徴収する仕
本庁舎の自動販
組みが無かったため、売価還元して、行政財産使用許可を
279 グループ 売機設置業者の
行なっていた。
募集
使用料は1台あたり8,400円∼9,600円であった。
環境対応車普及
環境対応車の購入の促進に対する補助制度は一切無い状況
281 グループ 促進対策費補助
であった。
金の申請
①特殊勤務の実施状況について、各所属で人事室指定様式
「特殊勤務手当報告書」に職員毎、特殊勤務手当内容毎に
記載
②人事室へ「特殊勤務手当報告書」を提出(持参)
③人事室において内容確認
④人事室内で各個人全ての特殊勤務手当報告書のチェック
特殊勤務手当報
282 グループ
⑤情報課推進課で紙媒体からデータ化
告の電子化
⑥給与システムに⑤データを登録し、給与として本人へ支
給
という手続きを行っているため、その事務の大半が手作業
で事務煩雑であるとともに、人事室においては短期間で
チェックしなければならないため、月初に事務が集中して
いた。
公募を行い、設置希望する事業者から使用料額の提案を
受けることで、より市にとって好条件の事業者を決定す
ることができる。
そのためには、マージン徴収のための自動販売機設置使
用料についての要綱の制定をし、募集要領の作成、事業
者決定などの一連の作業を行なう必要がある。
厳しい財政状況の中で、歳入確
保の手段として補助金は効果的
である。
平成21年6月19日より平成22年3月31日までを期限とし 平成21年度に管財課において購入した全 当該補助制度は景気対策と環境
た、国土交通省及び経済産業省による、景気対策と環境 ての公用車(軽バン4台)を対象として 対策を掲げた新設の制度であ
努力賞
対策を兼ねた「環境対応車普及促進対策費補助金」を新 申請することで、500,000円の歳入効果を り、本年度限りの時限があるも
たに申請することで、本市の財政寄与を図る。
得ることができた。
のだが、今後も社会情勢や政府
などの動向に注意しながら、環
境対応車の導入を図ってもらい
たい。
人事室固有の庁内サーバに特殊勤務報告用の環境を構築
し、エクセルのマクロ機能を利用することで、各所属か
ら人事室へ庁内ネットワークにより特殊勤務手当の報告
ができるようにする。
また、報告されたデータを直接給与システムに取り込め
るよう抜本的な事務改善を図る
45/68
①手作業を完全に排除したことにより事
務の効率化が図れた。
②特殊勤務実施日に出勤しているか等の
定型チェックのシステム化により事務軽
減が図れた。
③各所属が人事室に報告書を持参する手
間が省け効率化が図れた。
④情報化推進課でデータ化する必要がな
くなり、情報化推進課のスケジュールに
左右されることなくスケジュールが組め
るようになり、スケジュール管理の効率
化が図れた。
システム導入・オンライン化に
より、原課・人事室ともに事務
効率化やペーパレス化等を図る
ことができたほか、情報化推進
課におけるパンチ作業が不要と 優秀賞
なったため、経費節減及び締切
日前後の事務繁忙が緩和され
た。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
臨時職員に健康保険組合からの各種給付金を支払する場合
臨時職員等に対 は、人事室から臨時職員本人に口座振込依頼書の提出を依
する健康保険給 頼し、当該依頼のあった口座に振込手続きをしていた。
283 グループ
付金等の支払事 臨時職員からは、賃金を支払うために各所属へ振込口座の
務の効率化
指定をしているにもかかわらず、人事室へも同様の申請を
しなければならず、手続きの仕組みが不効率であった。
OA機器の発達に伴い、人事室内で過去から現在まで歴代
の担当者が事務の軽減・効率化を図るため、様々なエクセ
ル・ワード・アクセスファイルを作成してきているが、現
人事室内作成の
在多種多様なファイルがあるため、新たに人事室に来た職
エクセル・ワー
員には中々引き継がれておらず、便利なファイルが活用さ
284 グループ ド・アクセス
れていない。
ファイルの一覧
また、ファイルの種類が膨大であるため、例えば制度改正
表の作成
があった場合等にどのファイルの改修が必要か?等が実務
をやる中で初めて発覚する等対応がかなり複雑になってい
る。
会計室への提出書類は所属ごとにまとめて提出するため、
各担当者は書類を庶務担当者に手渡しし、まとめて提出し
会計室提出BOXの ている。しかし、庶務担当者が不在であったり業務の都合
285 グループ
設置
によりいつもより早めに提出していたりすると、取りまと
めが困難であり、数回に分けて提出してしまうことがあ
る。
286 グループ
今までは届出(通勤届等)を提出されると各担当がもって
各種届出提出保
いたり、届出の箱(人事室入口の箱)にいれっぱなしに
管BOXの設置
なっていた。
改 善
策
市役所統一的な臨時職員用の「賃金等口座振込依頼書」
を作成し、この申請書1枚で、各所属から支払われる賃
金と、人事室から不定期に支払われる健康保険組合から
の給付金等の全ての口座振込みを依頼できる形式にする
ことで、口座振込依頼の手続きについて効率化を図る。
①人事室内の各担当内で現在利用しているエクセル・
ワード・アクセスファイルの内、事務遂行上必要不可欠
なものを洗い出す。
②システム担当者も担当者目線で様々な便利ファイルを
洗い出す。
③①②を各担当毎、各業務毎に整理し、保存場所・ファ
イルの利用目的及び機能等を記載し、一覧表にまとめ
る。
府庁便や郵便物同様、締切り時間を設け、同じ場所に
「会計室提出BOX」を設置するようにした。
届出保管BOXを作成した。
46/68
効
果
所属長の意見
受賞
臨時職員は所属に賃金等口座振込依頼書
の提出さえすれば、人事室から再度の依
頼書の提出を求められることがなく手続
きが簡略化された。
人事室においても、独自に口座振込依頼
書の提出を求めるやりとりの必要がなく
なり事務の効率化が図れた。
長年固定化されていた方法を見
直すことにより、職員本人・人
事室ともに手続きが簡略化で 努力賞
き、事務の効率化を図ることが
できた。
①②の別々の目線で必要なファイル・便
利なファイル等を洗い出すことにより、
各担当者が今まで活用しきれていない
ファイルが発見される。
③の一覧表を作成することにより、人事
室内の担当事務遂行上必要不可欠なファ
イルの把握が容易にり、かつ、制度改正
等があった場合にも、実際の事務に活用
するまでに余裕をもって改修等が行える
ようになった。
アプリケーションの機能を持た
せたエクセルファイル等につい
ては、通常の文書ファイル等と
は異なり、常に最新の状態を維
持する必要があるほか、ジョブ
ローテーションの際に保存場所
までを明確に引き継ぎする必要 努力賞
があるが、かなりのボリューム
があるため、管理が行き届いて
ない場合があった。一覧表を作
成し一元的に管理することによ
り、スムーズな事務引継ぎ等に
寄与するものである。
府庁便や郵便物の取り扱いは室内でも周
知されているので、会計室提出BOXについ
ても混乱なく導入することができ、庶務
担当者が不在であっても取りまとめて提
出できるようになった。
会計室への提出書類の専用BOX
を設置したことにより、担当者
間の受渡しの手間が省け、効率
化が図れた。
今までは提出箱は誰でも見れる状態で個
人情報保護の観点からもよくなく、また
担当者は手持ちで持っているので紛失の
恐れがあったが、届出保管BOXにいれるこ
とにより個人情報保護の観点からもよく
なり、担当者は届出の整理がしやすく
なったので仕事の効率が向上した。
提出箱に提出された各種届書に
ついては、毎日、受付け処理を
行っているものの、その後の保
管場所が一定していなかった。
保管専用のBOXを設置すること
により、書類の管理性が向上し
た。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
給与明細様式の 給与明細専用様式として印刷発注し、給与明細以外の目的
287 グループ
多様化
では使用していなかった。
給与明細の用紙を個人情報保護のための模様印刷のみの
印刷発注とし、個人情報印字部分(給与明細データ印字
部分)は空白としておき、個人情報保護に配慮する必要
がある印刷物全てに活用する。
給与明細以外に、①源泉徴収票②昇任試験結果通知③そ
の他に活用していく。
給与明細を活用 児童手当の決定通知等各職員への通知は、ワードやエクセ
288 グループ した職員への通 ル等で通知書を作成し、封入したうえで職員へ連絡便及び
知
郵送で通知しており、作業が煩雑であった。
児童手当は毎年約250人程度を本人へ通知
しており、用紙利用の節減につながると
ともに、通知文作成・封入作業が不要に
なることによる作業時間の縮小及び封入
誤り事故防止につながった。
本人へ通知する文書のうち、給与支給にかかわるものに
また、この活用を行ったことで、近年給
ついては、給与明細の余白に当該通知内容を印字して本
与制度の改正等があった場合で個人に知
人へ通知することで、効率化を図る。
らせるべき内容を以前は制度全般の通知
のみを所属単位でしかできなかったが、
各個人毎に改正の影響等についてお知ら
せすることが可能となり、職員へきめ細
やかな通知ができるようになった。
職員が60歳に到達した際及び職員が退職した際に、共済組
合に当該職員の寝屋川市における採用∼退職までの間の給
料履歴を報告しているが、その際、寝屋川市在職中に外郭
団体等へ派遣していたことにより、派遣の形態によって
は、寝屋川市で一旦共済組合を脱退して、外郭団体におい
共済組合給料報 て年金加入している場合等があり、その場合は、「派遣に
289 グループ 告書作成の適正 より脱退」や「派遣から復帰した場合の給料履歴の追加」
化
等、一部給料履歴報告に手を加えなければならず、現在は
通常の給料報告書を作成した後当該職員の派遣履歴を検索
した上で手書きにより記載しており、作成事務が煩雑であ
りかつ基本的に作成するのは退職時であり、かなり過去の
派遣履歴を把握しておく必要があるため、管理が複雑で
あった。
①寝屋川市から共済組合へ報告する給料報告書を外郭団
体等へ派遣することにより一部追記する必要があるもの
を人事情報システムにデータ管理できる仕組みを構築。
②データ管理を効率よくかつ正確に行うため、当該年度
中にシステム登録した派遣履歴と今年度の派遣者の内容
とを毎年年度末に確認するよう事務のルーチン化を徹底
しておく。また、確認作業は複数人で行いより正確性を
向上させる。
③共済組合給料報告書作成時に①②で管理しているデー
タに基づき自動修正する仕組みを構築し、報告書作成事
務の効率化及び適正化を図る。
47/68
個人情報保護の徹底となるとともに、封
入作業が不要となり、事務の軽減が図れ
るとともに、封入誤り等の事故防止にも
つながった。
給料報告書は年金計算の基礎となる書類
であるため、その重要性は相当なもので
ある。
近年派遣の形態も多様化し、派遣にとも
なう年金加入状況の変更(市で加入、派
遣先で加入等)も派遣の形態により様々
である中、手持ち資料で対応していた現
行の方法からシステムを利用し、かつ、
年度毎に複数人により確認した確実な
データを管理する方法に変更したこと
で、恒久的に正確なデータ管理が行える
仕組みができ、共済組合給料報告書作成
事務の適正化が図れた。
所属長の意見
受賞
源泉徴収票については、個人情
報が含まれるため、保護への配
慮が望ましいものであるが、事
務効率や費用等を考慮すると所
属ごとの封入までが限界であっ
た。給与明細の用紙の線枠等を
印刷せず白紙で納品するという
アイデアにより、費用・手間を
優秀賞
かけずに個人毎の封入が実現で
きたことに加え、仕訳等の手作
業が大幅に削減できた。また、
退職者等への郵送分について
は、住所を印字すればそのまま
ハガキとして発送できるため、
大幅な事務効率化につながっ
た。
児童手当の通知について、給与
明細の余白部分に印字して通知
することにより、通知文の配布 奨励賞
に係る作業が不要になり、事務
の効率化が図れた。
近年、職員の派遣の形態や任用
形態の多様化に伴い、共済や給
与等の管理事務が煩雑化してき
ている中、正確なデータ管理は
もちろんのこと、より一層事務 優秀賞
の確実性・効率性の向上が必要
となっている。本提案により、
事務処理方法の適正化及び効率
化を図ることができた。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
健康保険の定時改定(年に最低1回、9月に全職員の健康
保険料の額を改定する)は、健康保険組合の指定様式に
データを印字して、正・副・控えの計3通を健康保険組合
健康保険定時改
に提出しなければならず、相当枚数の用紙を使用するう
290 グループ 定報告をフロッ
え、プリンターを一時独占してしまうため、時間外に印刷
ピー化
する等の対応をしたりと様々な点で不効率であった。
また、問合せがあった場合でも、紙媒体の控え用紙から探
す必要があるため手間がかかる。
各市に送る給与支払報告書のうち職員居住割合の多い市分
(4市)と税務署に報告する源泉徴収票については、正規
職員分のみデータによる報告をする等効率化を図ってきた
が、アルバイト職員については原則紙媒体、会計室分につ
いても原則紙媒体で報告しており、税務署から配布された
源泉徴収票報告
291 グループ
専用用紙へ印字に相当時間がかかるうえ、印字後の仕分け
事務の効率化
等も相当な事務煩雑であった。
また、職員本人へ配付する源泉徴収票は全て税務署から配
付された用紙に印字して配布しているため、印字・仕分け
ともに相当な事務煩雑である。
各事務についての問合せや日常発生する疑義については、
担当職員が必要に応じ、条例規則等の法的根拠や各種参考
資料等から疑義の解消に努め、解消した結果については、
事務取扱基準として資料にまとめている。
担当内事務の疑 また、事務取扱基準については、作成する毎に担当内の全
義についてのク 職員に周知するとともに、事務取扱基準検索用のエクセル
292 グループ
イズ形式による を作成し、エクセルのリンク機能を利用し、誰でも簡単に
OJT
検索できるように工夫しているが、解消結果の資料を渡す
だけでは様々な疑義について、「何が問題なのか?」「何
を根拠に解消にいたったのか?」「根拠はどこを見ればい
いのか」など、解消のためのノウハウまでを周知すること
が難しい。
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
現在の事務作業の「印刷する」作業をエクセルのマクロ
機能を利用し、健康保険組合報告用のデータを作成する
作業に変更し、作成したデータをフロッピー媒体で健康
保険組合に報告する。
問合せに対応するため、作成したデータの検索機能を付
加しさらに効率化を図る。
紙媒体での報告からフロッピー媒体での
報告にすることで、用紙代とプリンター
トナー代の節減になったとともに、事務
作業時間も短時間となるなど相当な事務
効率化が図れた。
また、問合せの際データから容易に検索
できるため、対応も円滑に行えるように
なった。
健康保険組合指定の方法は紙媒
体であるが、事務効率化及び
ペーパレス化推進の観点から、
フロッピーでの報告を組合に要 奨励賞
望し認められたため、即座に変
更することにより、事務の改善
が図られた。
アルバイト職員分と会計室分についても、各市に送る給
与支払報告書のうち職員居住割合の多い市分と税務署に
報告する源泉徴収票は、正規職員分のデータに付加でき
る仕組みを構築し、源泉徴収票報告事務の抜本的な効率
化を図る。
また、本人配付用は税務署配布用紙から給与明細書用の
用紙を白紙で印刷発注し、その用紙に印字することで、
多目的プリンタでの印刷からレーザープリンタでの印刷
に変更することで、印刷時間の大幅な削減を図るととも
に、給与明細等専用圧着器を使用することで仕分け作業
も大幅な事務軽減を図る。
現在データでやりとりしている市町村に
居住している職員の割合が全職員の大半
をしめているため、印字する枚数が相当
枚数軽減されるため、印字の時間・仕分
けの時間双方において相当な事務軽減が
図れ、税務署については、印字・仕分け
作業ともになくなり、事務負担がなく
なった。
また、職員へ配付する源泉徴収票を税務
署配布用紙から給与明細用紙へ変更する
ことにより、印刷時間・仕分けともに大
幅な事務軽減が図れるとともに、個人情
報保護の強化、封入作業における事故防
止につながった。
税務署及び各市市民税課に送付
する給与支払報告書について、
アルバイト職員分及び会計室
(便宜上人事室でとりまとめて
いる)については、正規職員と
はデータ管理が異なることか
ら、正規職員分とは別に紙ベー 優秀賞
スで報告していたが、正規職員
と同じ磁気媒体で報告できる方
法に改めることにより、手作業
を無くし、印刷や仕分け作業の
大幅な事務軽減が図ることがで
きた。
疑義の解消のノウハウは、自分で疑義だと認識し、その
解消に向けて独自に調査・資料作成する機会を経験する
ことが不可欠。どれだけ多くの疑義を解消してきたか
が、事務遂行能力の底上げにつながる。
そこで、
①各担当が日々の業務の中で受けた問合せや事務遂行上
生じた疑義について、その他の職員にクイズを出しま
す。クイズの出し方は随時クイズ専用エクセルに入力。
②エクセルはパソコン起動時にスタートアップ機能を利
用し毎回自動的にファイルが開かれるようにしておき、
1日最低1回は担当内全ての職員の目に触れるようにし
ておく。
③クイズを見た他の職員は、そのクイズの内容について
独自調査し、自分なりの回答を根拠を添えてエクセルに
入力。
④出題者は「疑義照会処理票」を作成し、係長と内容に
ついての調整を行い、事務取扱基準を完成。「疑義照会
処理票」は単に回答を書くだけでなく、問題のポイン
ト・解決するための根拠等を整理、その両方を裏づけに
回答をするよう統一的に作成することとする。
⑤他の職員から全ての回答が発表されたら、毎週行われ
る担当内の打ち合わせの時間に発表会を開く。
⑥出題者は他の職員の回答について、「疑義照会処理
票」を基に説明しながら、発表会の中で添削する。
⑦発表会を経て決定された「疑義照会処理票」は質疑応
答集として、いつでも検索できるように管理していく。
(エクセル管理・発表会資料をファイル管理)
①他の担当職員の疑義について調査・回
答することで、自分の担当外の事務につ
いての日々発生している問題等について
認知でき、担当内全体での問題意識の向
上につながる。
②担当内の全ての疑義について、全員で
取り組むため、自分で調べる・考える機
会が増えることにより、事務の遂行能力
の底上げにつながる。
③お互いにクイズしあうことで、コミュ
ニケーションの1つとしての役割も果た
している
④疑義がある度に「疑義照会処理票」を
つくるため、資料作成する機会が増え、
また、発表会で説明する機会も増えるた
め、資料作成能力・資料説明能力の向上
につながる。
④みんなで考え・作成した資料が質疑応
答集として蓄積されていくので、未来的
な判断基準としての役割を果たしてくれ
ることが期待できる。
日々の照会対応等について、結
果だけでなく、解決までの過程
までを共有することにより、全
員の能力向上に寄与するもので
最優秀
ある。また、クイズ形式をとる
賞
ことにより、コミュニケーショ
ンのツールにもなり、調べる・
考える習慣付けにも役立つもの
である。
48/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
文書受発件名簿
文書受発件名簿について、従前どおり紙ベースで手書にて
293 グループ のエクセル使用
処理している。
について
・エクセルファイルを共有フォルダに置
き、ファイルを探す必要なく、各自席で
処理できるようになった。
・ファイル表題や保存年限等はドロップ
ダウンリストから選択できるようにし、
調べて記載する必要がなくなった。
文書受発件名簿管理機能を持たせたエクセルファイルを
・受付け後未処理となっている文書の管
利用した方法に変更した。
理が可能となった。
・文書の検索が簡単にできるようになっ
た。
・手書ではないため、見易くなった。
・用紙印刷やナンバリングの押印作業が
不要となった。
各職員の昇給にかかる履歴管理について、「昇給カード」
という専用用紙を各職員に1枚用意し、平成17年度までは
昇給状況及び昇給延伸等の調整内容等を記載、平成18年度
以降は毎年1月の昇給号給数の決定根拠等を記載して管理
している。
平成17年度までは、年4回昇給期があり、延伸等の調整内
容も複数年度にわたって影響を及ぼすため、昇給カードは
昇給カードのシ 昇給事務遂行上必要不可欠であったが、平成18年度以降は
294 グループ
ステム化
基本的には前年度の勤務成績により昇給号給数が決定さ
れ、複数年度にわたって管理するような項目がなく、昇給
カードは昇給結果をただ記載するだけのものとなってい
る。
また昇給毎に全職員の前年度の休暇取得状況等を詳細に記
載するため、記載することに専念したとしても1日∼2日
かかっており、重要度が低くなっている割には作業が相当
煩雑である。
現在昇給カードは、昇給号給数の決定根拠を残す目的の
みに使用しているため、必ずしも「昇給カード」という
専用用紙により管理しておく必要性がないため、現在昇
給カードに記載している内容をデータ化し、人事情報シ
ステムに履歴データとして保管・検索できる仕組みを新
たに構築することにより、昇給管理事務の効率化を図
る。
昇給カードは紙媒体(専用用紙)である
ため記載範囲には限りがあり、数年に1
度全職員に新たな昇給カードを用意しな
ければならなかったが、システム化によ
り専用用紙も不要となり、印刷製本費と
しての支出が削減された。
昇給カードがシステム化されたことによ
り、昇給カード新調時の職員基本情報の
転記、毎年度の昇給にかかる詳細事項の
記載が不要となり、相当な事務効率化が
図れた。
制度改正に伴い必要性が低く
なった事務又は新たに必要と
なった事務について、内容を精
査した上で前例にとらわれず、
奨励賞
新たにシステムを活用した管理
方法に変更することにより、大
幅な事務効率化及びペーパレス
化を図ることができた。
人事情報システムのシステム構成表がないため、各担当が
人事情報システ
システムで行っている各処理でどのプログラムが作動して
295 グループ ムのシステム構
いるかは、その都度、プログラムの中身を調べないと分か
成表の作成
らない。
人事情報システムの不具合時や制度改正
人事情報システムのシステム構成表を作成し、各担当が
時の改修作業が必要な場合等でも、迅速
システム処理を行う際、各システム処理時にどのプログ
に指示できるようになり、システム管理
ラムが作動しているかを明確化する。
の効率化が図れた。
人事情報システムの事務マニュ
アルを充実することにより、シ
ステム改修時やジョブローテー
努力賞
ション時等における迅速かつ円
滑な対応に寄与することができ
た。
49/68
人事室では文書量が比較的多く
文書受付事務が煩雑であるが、
エクセルを利用した方法に変更
することにより、事務効率化等
の一助となった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
退職者に支払う給付金が確定後、会計室作成の総合振込フ
退職者に対する
ロッピー作成エクセルに手入力し作成している。
給付金等総合振
296 グループ
上記の作業により、給付金が確定してからでないと口座情
込用フロッピー
報の登録等も出来ない等退職者が多い年度末などは、相当
作成の効率化
な事務煩雑となっていた。
時間外勤務等命令簿は。。。
①時間外勤務等があった毎に専用用紙に各所属で手書き
し、所属長が確認
②1ヶ月分の全ての記載が終了したら、業務内容毎に集計
し、結果報告書の作成
③人事室へ提出(持参)
時間外勤務シス ④人事室内で各個人全ての時間外勤務命令簿のチェック
297 グループ
テムの導入
⑤情報課推進課で紙媒体からデータ化
⑥給与システムに⑤データを登録し、給与として本人へ支
給
という手続きを行っているため、その事務の大半が手作業
で事務煩雑であるとともに、人事室においては短期間で
チェックしなければならないため、月初に集中した事務繁
忙状態である。
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
①給与システムに退職者給付金振込専用の口座情報を随
時登録できる仕組みを構築、この場合、毎月給与に利用
している口座を検索できるようにし、既に毎月給与に利
用している口座を退職者給付金に指定している場合は、
毎月給与の口座情報を選択すれば簡易に登録できるよう
な便利機能を付与することで、さらに事務効率化を図
る。
⇒これにより、口座情報登録作業を単独で行えるよう
になりスケジュール管理等が効率的に行えるようにな
る。
②会計室作成の総合振込用エクセルと給与システムを連
動させ、同エクセルで入力した給付金データと①で登録
した口座情報を抽出したものを自動連結できるように
し、データ作成の効率化を図る。
①口座情報の登録と退職者の給付金額の
確定が別々の日程で処理できるようにな
り、スケジュール管理、一時の事務集中
を回避できるようになった
②毎月給与に利用している口座を給付金
の口座に選択している職員がかなりの割
合をしめるため、その場合は、一から口
座を入力する必要がなく、単に毎月給与
の口座情報を選択するだけで、登録が可
能になるため、事務軽減が図れた。
③退職者の給付金額の確定、口座情報の
登録という必然的にやらなければいけな
い作業をしておけば、口座振込データは
自動的に作成できるようになったため、
相当な事務軽減が図られた。
退職者給付金等の振込口座につ
いては、ほとんどが退職手当の
振込口座及び給与振込口座であ
り、会計室のエクセルへの全件
手入力は重複作業になってお
り、給与システムの既存の口座
情報を利用した方法に変更する
ことにより、事務の効率化を図
ることができた。
時間外勤務命令簿システムを導入し。。。
①専用用紙を廃止、時間外勤務命令簿システムに時間外
勤務等命令を実施したら、その都度入力し所属長が同シ
ステムで確認
②時間外勤務等時間は出退勤システムの時間との整合性
チェックを行える仕組みを導入
③1ヶ月分の全ての記載が終了したら、人事室へ報告処
理(集計は自動、インターネット報告)
④データは日々蓄積されているので、人事室で定期的に
時間外勤務等命令簿データをチェック
定型チェックはシステム化により自動チェック
⑤全てのチェックが出来たら、時間外勤務等命令簿シス
テムから給与システムへ直接登録できるようする
など、抜本的な事務改善を図る。
①出退勤システムと時間外勤務等命令簿
システムの連携を実現したことにより、
出退勤時間との整合性を容易に把握でき
るようになった。
②手作業を完全に排除したことにより事
務の効率化が図れた。
③現行では、各所属から提出されてか
ら、人事室での確認作業を行うため、月
初は相当な事務繁忙となっていたが、
データが日々蓄積され、人事室で常に閲
覧可能となったため、週1回とか定期的
にチェックできるようになり、事務が分
散され事務の効率化が図れ、また、定型
チェックのシステム化により相当な事務
軽減が図れた。
④月初の人事室での作業日数が減少した
ことにより、各所属からの報告締め切り
も現行より2∼3日程度遅く設定できる
ようになり、各所属においても月初の事
務繁忙が分散され事務の効率化が図れ
た。
⑤情報化推進課でデータ化する必要がな
くなり、情報化推進課のスケジュールに
左右されることなくスケジュールが組め
るようになり、スケジュール管理の効率
化が図れた。
システム導入により、原課・人
事室ともに事務効率化やペーパ
レス化等が図れたほか、情報化
推進課におけるパンチ作業が不
要となったため、経費節減及び 優秀賞
締切日前後の事務繁忙が緩和さ
れた。また、所属長の時間外勤
務管理についても効率的に行え
るようになった。
50/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
①賃金計算エクセルで作成したデータに
非課税交通費も含まれるため、負担行為
書兼支出命令書の債権内訳を登録際、賃
金支払担当者による手入力作業が完全に
不要となり事務の効率化が図れた。
②総合振込の支払から会計室からの直接
払いに変更したことに伴い、各所属では
総合振込の依頼手続きをする必要がなく
なるとともに、月末の会計室における総
合振込データの管理も不要となり事務の
効率化が図れた。
③賃金計算エクセルで人事室任用データ
とチェックした正しいデータを直接財務
会計システムに取り込めるようになった
ため、会計室による財務会計システムへ
の職員の基本データの登録が不要となり
市役所全体としてのデータ管理の効率化
が図れた。
④賃金における資金前渡口座の開設が不
要となり、市役所全体として資金前渡口
座管理の適正化が図れた。
所属長の意見
臨時職員の賃金支払については、①賃金計算用の統一的な
エクセルの導入②エクセルから直接総合振込用フロッピー
の作成③人事室任用データの活用及びチェック等改善に努
めてきたが。。。
①負担行為兼支出命令書を作成する際、システムのフロッ
ピーデータ取り込み機能を利用して、大部分の手入力は不
要となっているが、非課税交通費だけは全職員手入力しな
ければならない。
②負担行為兼支出命令書を作成する際、財務会計システム
臨時職員に対す
の債権内訳に個人の支払・控除データを登録しているにも
298 グループ る賃金支払事務
かかわらず、別途総合振込依頼手続きをしなければならな
の効率化
い。
③臨時職員は多くの所属に配置されているため、賃金支払
の月末は相当な件数の総合振込依頼があり会計室の事務繁
忙
④財務会計システムで支払うためには、賃金の個人データ
を登録しておく必要があり、各所属で新たに臨時職員を任
用するたびに、各所属から会計室に個人データ登録依頼を
しており、データ管理が不効率
など、まだまだ多くの課題があった。
複数年間で取り組んできた、臨時職員賃金支払事務の効
率化の最終段階。
財務会計の負担行為兼支出命令書を作成する際の債権内
訳入力項目には、そもそも振込口座を登録できる仕組み
があるため、賃金計算エクセルで債権内訳登録用のデー
タを作成する際、新たに振込口座情報、非課税交通費の
金額、職員の基本データも一緒に作成できるようにす
る。
また、財務会計システムからも賃金計算エクセルで作成
したデータを直接取り込めるようにし、負担行為兼支出
命令書さえ作成すれば、会計室の通常の手続きで、臨時
職員に直接支払い(振り込み)できるようにする。
これにより支出方法も資金前渡・フロッピーによる総合
振込での支払を廃止し、会計室からの直接払いにするこ
とで、支出と支払を直結させ臨時職員に対する賃金支払
事務の全般的な効率化を図る。
毎年7月に報酬月額算定基礎届(正副2部)を紙で提出。
問い合わせの度にプリントアウトした用紙をめくり、該当
大阪府市町村職
個所を探していたため、対応に時間がかかっていた。
員健康保険組合
299 グループ
所属控えも含め3部プリントアウトするため、プリンター
月額算定基礎届
を長時間占有していた。
のデータ化
用紙を大量に使用することになり、所属控えをファイルす
るため、キャビネットの保存スペースもとっていた。
問い合わせ時にデータ検索するため、対
応がスムーズになった。
提出用の用紙の削減→正・副・控え…合
計 約1200枚
紙ベースで提出していたものをデータ化し、フロッピー
プリントアウトの時間短縮ができた。→
ディスクで提出。
プリンターの占有時間がなくなり、他の
業務に支障がなくなった。
所属控えをデータ一覧にしたため、ファ
イルのスリム化が図れた。
用紙の使用が大幅に削減される
とともに、問い合わせへの対応
もスムーズになった。
問い合わせ時にデータ検索するため、対
年2回期末勤勉支給額を賞与支払届(正副2部)を紙ベース
応がスムーズになった。
で提出。
提出用の用紙の削減できた。→正・副・
大阪府市町村職 問い合わせの度にプリントアウトした用紙をめくり、該当
控え…合計 約400枚×2回=800枚
員健康保険組合 個所を探していたため、対応に時間がかかっていた。
紙ベースで提出していたものをデータ化し、フロッピー
300 グループ
プリントアウトの時間短縮ができた。→
賞与支払届の
所属控えも含め3部プリントアウトするため、プリンター ディスクで提出。
プリンターの占有時間がなくなり、他の
データ化
を長時間占有していた。
業務に支障がなくなった。
用紙を大量に使用することになり、所属控えをファイルす
所属控えをデータ一覧にしたため、ファ
るため、キャビネットの保存スペースもとっていた。
イルのスリム化が図れた。
用紙の使用が大幅に削減される
とともに、問い合わせへの対応
もスムーズになった。
メンタルヘルスや新型インフルエンザな
ど、なかなか他の人に聞くことのできな
い情報をメールで提供することにより知
ることができ、職員の意識の向上や健康
管理に寄与できた。
そのときどきに応じた情報を迅
速に提供できるようになり、職
員からも評価を得ている。
HOT(ホッ
301 グループ と)けんこう
メールの作成
職員の健康管理についての情報を知る機会が少ない。
職員の健康管理についての情報をメールで配信する。
51/68
受賞
3課の担当者で問題意識を共有
し、その改善に向けて労力を惜
しまず連携・協力してきた結
果、数年ががりでの改善を実現
することができた。
改善内容については、「とりあ
優秀賞
えず」の発想から始めた改善
を、人事室内だけのことに止ま
らず、アルバイト任用課、会計
室にも及ぶ大きな改善につなげ
ていったものであり、特に評価
するものである。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
職員(正規職員・再任用職員・非常勤職員・任期付短時間
健康保険資格証 勤務職員・臨時的任用職員)の健康保険証の手続き中等に
302 グループ 明書発行の効率 当該職員の要望により健康保険資格証明書を発行する場
化
合、健康保険組合指定用紙に、必要事項を手書きしてお
り、記載内容も多岐にわたるため事務が不効率であった。
エクセルのマクロ機能を利用し、人事情報システムに管
手作業が不要となり相当な事務効率化が
理している職員基本データ・健康保険データを基に健康
図れるとともに、記載誤り等の事故防止
保険資格証明書を自動発行できるようにすることで効率
にもつながった。
化を図る。
入力ミスが無くなるとともに、
努力賞
作業時間の効率化が図れた。
職員(正規職員・再任用職員・非常勤職員・任期付短時間
勤務職員・臨時的任用職員)が退職した際、当該職員の要
健康保険資格喪 望により健康保険資格喪失証明書を発行する場合、健康保
303 グループ 失証明書発行の 険組合指定用紙に、必要事項を手書きしており、記載内容
効率化
も多岐にわたるため事務が不効率であるとともに、3月末
等退職者が集中する時期は相当枚数を記載する必要があり
相当な事務繁忙であった。
エクセルのマクロ機能を利用し、人事情報システムに管
理している職員基本データ・健康保険データを基に健康
保険資格喪失証明書を自動発行できるようにすることで
効率化を図る。
また、3月末等退職者が集中することを想定して、対象
者の一括自動印刷機能を付加させることにより、事務の
簡素化を図る。
入力ミスが無くなるとともに、
努力賞
作業時間の効率化が図れた。
手作業が不要となり相当な事務効率化が
図れるとともに、記載誤り等の事故防止
にもつながった。
3月末等の退職者が集中する時等でも、
退職者を一括自動印刷できることで、作
業量・作業時間ともに相当な簡素化が図
れた。
新型インフルエ 新型インフルエンザを予防するために作成した「新型イン
304 グループ ンザの予防啓発 フルエンザに備えてできること」を各所属にメールで通知
冊子の作成
した。
A5サイズにすることにより携行するこ
メールで通知した啓発冊子はA4サイズだが、A5サイ
とができるので、より予防啓発の向上が
ズの冊子にして人事室窓口に設置した。
見込める。
メールで周知しているが職員個
人が常に確認できる状況ではな
かったが、携行できるサイズに
したため、関心のある職員は持
ち歩くことができるようになっ
た。
人事室への手続
結婚等した場合、どの書類を出さなければならないのか、
305 グループ きに関する冊子
その都度問い合わせしている。
の作成
各シーンに対応した手続きを記載するこ
とにより、何をすればいいのか分かりや
すくなった。
結婚や引越しなどをした場合に、どのような手続きをし また、書類ごとに人事・給与・厚生の担
なければいけないのかを記載した冊子を作成した。
当がわかるように記号を入れたことによ
り、分からないことがある場合にどの担
当に聞けばいいのか分かるようになっ
た。
提出書類が多岐にわたるため、
どの書類をどこに出せばいいの
かわかりにくかったが、冊子で
ひとまとめにし、担当を入れる
ことによりわかりやすくなっ
た。
制服を紛失した
306 グループ 場合の実費弁償 制服を紛失した場合、貸与依頼があれば貸与していた。
とした
制服紛失時においては、名札、職員証などと同様に実費 制服の取扱いや管理責任の周知・啓発が
弁償とした。
図れた。
制服は「貸与されている」との
認識を再周知することにより、
制服の適正な管理を図ることが
できた。
福利厚生関係(健康保険、年金保険、給付、財形、貸付、
生保等)にかかる提出書類等について、チェックをして決
裁をとるまでの間、各担当者で保管するということが多
決裁前の提出書
307 グループ
かった。
類の整理
そのため、担当者が不在の際に、問い合わせ等で確認しな
ければならない場合、書類の所在がすぐに確認できず、お
待たせする場合があった。
担当者・・・書類が整理されているの
で、問い合わせ等があった場合も、以前
よりスムーズに対応できるようになっ
各事務ごと(健康保険、年金保険、給付、財形、貸付、 た。
生保…)にボックスを作成。
グループ内・・・書類の所在がわかるの
更に、未チェック・チェック済のフォルダを作成し区 で、同グループ内で、事務を理解してい
分。
る人であれば、問い合わせ等に対応でき
すぐに確認できるところに1か所にまとめて保管した。 ると思われる。また、担当者が急に休ま
なければならない場合等、グループ内で
事務を頼む際、書類の所在を伝えやすく
なると思われる。
書類・情報を担当内で共有化す
ることができ、問い合わせ等に
スムーズに対応できるように
なった。
52/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
例年、年度末に臨時職員が大量に退職するため、社会保険
の手続きについて、説明会を行っていた。
【問題点】
臨時職員の年度
①職種によって勤務形態が異なるため、開催日時に苦慮し
308 グループ 末退職説明会廃
たり、勤務状況によっては参加自体ができない方もいた。
止
②退職者を取り巻く環境が多様化してきているため、最終
的には個々の置かれている状況を聞き取り、手続きについ
て案内することが多くなった。
309
個人
OAシステムの活
用による審査会
委員報酬支払事
務の効率化推進
現在、本市の介護認定審査会は56名の審査会委員によっ
て42組の合議体を編制(1合議体に4名出席)し、年間
312回(平成20年度実績)の審査会を開催している。
一人ひとりの委員に支払われる報酬額は審査会への出席回
数及び役割(合議体の長または委員)によって異なり、出
席委員のチェックを誤りなく行う必要がある。そのため、
毎月の委員報酬の集計は、審査会終了後にその都度、審査
会システムに入力された委員の出欠データを確認し、委員
報酬一覧表に手入力して合計額と源泉徴収の集計をしてい
た。
改 善
策
3月初旬に各所属に「臨時職員退職後の社会保険のお手
続きについて」のレジュメ(基本的な手続きについて)
をメール。
退職者にレジュメを渡してもらう。一読してもらい、わ
からない点等がある場合は、人事室へ問い合わせをして
もらい、対象者の状況にあった手続きを案内する。
効
果
①説明会に要していた時間をほかの事務
に回すことができた。
②3月初旬にレジュメを配布しているの
で、退職者が判明した時点で、所属で対
応してもらえる。
審査会開催毎に行っていた出席委員の確
認作業が不要となり、月1回の作業で委
員報酬一覧表を作成することができるよ
毎月、月末に、審査会システムに入力された出席委員の
うになった。また、データの手入力も不
データをCSVファイルに取り出し、そのデータを加工
要となり、従来2回行っていたチェック
修正し、あらかじめ作成したエクセルのファイルにコ
が1回で済み、作業時間が短縮された上
ピーすれば自動的に委員報酬一覧表が出来上がるように
に入力ミスによる報酬額の間違いもなく
した。
なった。
所属長の意見
説明会にかかる作業を大幅に削
減することができ、担当者の負 努力賞
担も軽減された。
事務の効率化が図られた。
短縮された作業時間:約1時間/月
e−mailを利用することにより、
FAX送信時の不具合を減らし、送付し
ていた文書等も、内容によっては添付
ファイルにて送信する事が可能になり、
事務量の軽減等を図ることができた。
310
個人
市や府及び厚労省からの連絡文書等を、市内居宅介護支
援事業者等に送付する際、内容や量により、郵送又はFA
市内居宅介護支
Xにて送付していた。
援事業者等への
FAXで送信する場合、長時間FAXの受信がしにくく
連絡方法の変更
なる、通信エラーが数件発生し、再送付をしなければなら
ない等の不具合が生じている。
市や府及び厚労省からの連絡文書等を、市内地域密着型
サービス事業者に送付する際、内容や量により、郵送又は
ファックスにて送付していた。
しかし、締切までの期間がごく短い照会文書等に大量の
メールの有効利
311 グループ
資料が添付されている場合が多々あり、事業所にかなりの
用
負担を強いている。
また、電子データで様式を希望する事業所も多く、その
際にフラッシュメモリ等を利用して電子データを提供する
と、情報セキュリティ上も問題がある。
市内居宅介護支援事業者等にメールアドレスを確認
し、e−mailを利用する。
市内居宅介護支援事業者 70件中
44件
市内特別養護老人ホーム 10件中
9件
市内老人保健福祉施設 3件中
2件
市内療養型 2件中
1件
合 計 85件中 5
6件
電子メールを利用することにより、照会
文書等を迅速に送ることができるうえ、
電子データで様式を送ることができるた
市内地域密着型サービス事業所に電子メールアドレスを
め、事業所にとっても有益である。
確認し、今後は電子メールで連絡文書等を送付する。
地域密着型サービス事業所:全17件中
15件に電子メールで送付可能
53/68
受賞
事務の効率化が図られた。
事務の効率化が図られた。
努力賞
平成21年度改善提案台帳
連番
312
313
314
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
1.窓口受付中でも、一目で待合者の確認
ができ、また事務室から外に出なくても
平成21年5月より、認定担当が従前の高齢介護室の事務室か
確認できるため、窓口待合者の要件の対
ら、旧寝屋川市地域包括支援センターの事務室に移動しま
1.受付窓口の事務机の配置を見直し、外に配置していた 応が迅速にできるようになりました。
した。
待合椅子を事務室内に移動しました。
一人当たりの窓口待ち時間短縮時間
旧包括の事務室は受付窓口が狭いため、従前より、事務室
窓口待合椅子の
10分
市民サービスの向上につな
の外に待合椅子を配置していました。
配置見直し
2.出入り口のドア横に、認定担当業務を掲示しました。
がった。
そのため、出入り口のドアに遮られ、事務室内から来室者
また、認定担当以外の高齢介護室の窓口案内を掲示 2.業務内容を掲示したため、認定担当業
を確認することが困難で、職員が外に出て誘導する必要が
し、高齢介護室への行き先も矢印で示しました。
務以外の相談者が窓口に来られる件数も
ありました。
減少しました。
一日当たりの認定担当業務以外の相談
者の減数 5人
努力賞
個人
本市においては、月約500件の認定調査を介護保険事業者に
委託している。この調査委託に伴う委託料の請求について
は、調査票読込のコンピューターシステムを活用して1.
施設、2.在宅の調査先(=支払い区分)等を表示した
「訪問調査委託報告書」(以下、報告書と言う)と請求用
紙を事前に市担当者が作成、配付し、この二つの書類を事
業者から回収する形で委託料請求が行われていた。しか
調査委託料支払 し、この支払区分は提出された調査票の調査実施場所の
い事務の効率化 データを基に表示されていたため、実際の支払額とは異な
推進
る場合があった。そのため、事業者に対し報告書の調査先
(=支払区分)を訂正し、受託者印を押印して再提出を求
めることがしばしばあり、報告書のチェックと支払データ
の修正入力に相当の手間がかかっていた。
一方、平成20度以降、在宅と施設の支払い額が同額となっ
たため支払区分を分けて表示する必要はなくなっていた
が、報告書の様式が従来のままであったため依然訂正の必
要があった。
努力賞
個人
介護認定調査委
託先の事業者へ
の認定調査票作
成ファイルの普
及による審査会
事務の適正化推
進
介護認定審査会で介護認定のための判断材料として用いら
れる認定調査票には、審査対象者の家族状況、居住環境等
について記入する「概況」欄と、対象者の介護の状況や、
能力についての具体的な状況を記載をする「特記事項」欄
が設けられている。
認定審査会ではこれらの情報をコンピュータで読み取り、
画像イメージとして表示し、審査資料として用いている。
寝屋川市の調査員は全て、市職員がエクセルで作成した
ファイルを使用して調査票を作成しているため、文字の字
体、濃淡、大小等が統一されているため読み易いが、委託
事業者が作成した調査票は手書きのため審査会で判読に時
間がかかったり、資料として用いることが困難なものも多
くあり、審査会のスムースな進行を妨げる要因となってい
た。
1.事業者から提出される委託料の請求
書類をチェックする時間が短縮された。
2.支払データの修正入力の手間が大幅
報告書の調査先(=支払)の区分を「在宅」と「施設」
に軽減された。
の別表示から、「在宅あるいは施設」とひとまとめにし
データの修正入力が不要となった件
て表示するようコンピュータシステムの改修と報告書の
数:約50件/月
様式変更を行った。
事務の効率化が図られた。
3.事業者にとっても報告書の調査先の
訂正及び訂正印を押印する必要がなくな
り好評である。
ファイルを用いて作成された調査票が増
えた結果、これまで判読にかけていた時
間を本題の「介護の手間」に関する議論
に割くことができた。また、情報が整理
しやすくなったことにより認定審査の適
正化が図られた。
審査委員からも「見易くなった」と好評
寝屋川市の調査員が用いている調査票入力用のエクセル の声をいただいている。また、調査票を
ファイルを、希望する事業者へ配付することとした。 作成する調査員からも、1件あたりの作
成に係る時間が短縮され、負担が軽減さ
れたと好評である。
配付したファイルで作成された調査票の
件数:約50件/月(8月1日現在)
※今後もファイルの普及を図り、件数を
増やしていく。
54/68
事務の効率化が図られ、顧客
(審査会委員)満足にもつな 努力賞
がった。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
315 グループ
標 題
現
状
室の人員レイア 当室は2室あり危機管理室に7名、防災行政無線室に3
ウトの変更
名の人員配置になっている。
水道料金徴収の
システム導入に
316 グループ
伴う改善点の要
望と改善
改 善
策
効
果
危機管理室1室に全職員が入ることの
より、全員の動向がよくわかり、全員の
危機管理室1室に全職員が入ることにより、何かと利 意思疎通がスムーズになった。また、防
便性が出ると考えられる。
災行政無線室の空間に机を置き小会議が
防災行政無線室の空間の有功利用が出来ると考えられ 出来るようになった。
る。
入口ドアを1つにすることにより、市
民の迷いがなくなり窓口業務がしやすく
なった。
今年8月より水道料金徴収にあたり市民センターでのシス
テム導入が実施された。一日の終わりに「支所別入金一覧 水道局の業務課へ文字フォントを大きくしてもらえた
チェックする際に見やすくなった。
表」を打ち出すのだが、導入当初文字フォントが小さく見 らと要望したら、即対応して下さった。
にくかった。
所属長の意見
執務室の配置を見直したこと
で、業務を効率的におこなえる
ようになりました。
文字フォントを大きくすること
で見間違えることなくスムーズ
にチェックできている。
317 グループ
情報共有の効率 スケジュール表や役割分担表を各自がプリントアウトして
化
保有していた。
スケジュール表や分担表を取り出す手間
が省け、情報共有の効率化を図ることが
課内の目につく場所にスケジュール表や各種役割分担表
できるとともに、問合せに対して、より
を掲示した。
迅速に対応することができるようになっ
た。
318 グループ
廃プラ分別の効 それまでも室内に廃プラ用のごみ箱を設置していたが、室
率化
内の端に一つだけの設置であった。
新たな経費をかけることなく、廃プラ用
コピー用紙の空き箱を使い、廃プラ用のごみ箱を複数設 ごみ箱を増やすことで、職員が室の端ま
置した。
で捨てに行く手間が省け、より分別の徹
底が図りやすくなった。
環境に対する職員の意識改革及
び業務の効率化に資すると考え
られる。
担当者の不在等の場合、照会文書の回答期日を経過した
業務関係締切日
319 グループ
り、課からの照会に対する回答の取りまとめが遅れること
の共有
があった。
課内で共有することにより、不在による
大阪府や他課からの照会や依頼、課から送付の照会文書 未回答を防ぐことができるとともに、課
等の締め切りをスケジュールの備考欄に記載した。
からの照会に対する回答対応を滞りなく
対応できるようになった。
課内の情報共有及び事務処理の
効率化に資すると考えられる。
320 グループ
課内の週間スケジュールを作成し、配付しているが、これ
スケジュールの
までは1週間分の表示で、次週の状況は個別確認の必要が
2週間表記
あった。
次週の予定も見据えながら、業務を遂行
スケジュールを2週間単位で作成し、課内に周知するこ
することができるため、効率化が図られ
ととした。
た。
効率的な事務の推進に資すると
考えられる。
321 グループ
ファイルキャビネットから取り出すと元の場所がわからな
ファイル番号を
いため、順番が入れ替わってしまい、次回、ファイルを探
表示
す時間がかかっていた。
文書分類表の順番どうり、ファイルキャ
ファイル表題の横に手書きで、連番を付けて、収納の際 ビネットが整理されるため、ファイルを
は、番号順にきっちりと入れる。
探す時間が短縮され、業務効率が上が
る。
文書管理の適正化と効率化に資
すると考えられる。
もっと誕生日当日をお祝いしあえたらと、ワッペンを作
りました。朝のミーティングで確認をして桃組以上(2
才、3才、4才、5才、)の誕生児はその日1日ワッペ
ンをつけています。ただし0才1才児については、安全
ピンが危ないので付けていません。
左記に同じ
前年度までは誕生会の日に、月ごとに皆でお祝いしてきま
した。
322 個人
誕生日ワッペン
323 グループ
文具・事務用品
各個人の机には、事務用品が沢山眠っている。
の集中化
誕生日の日にワッペンをつける事によっ
て職員も意識して誕生児に「おめでと
う」と声を掛け合う姿がより多くなり子
どもも嬉しそうにしている。より自分の
誕生を意識する機会になっている。
整理整頓と同時に、事務用品を集中化
個人持ちの事務用品を、年に何回か棚卸しし、課とし
することによって、過不足が把握でき経
て集中化する。
費削減、ムダを省くことできる。
55/68
受賞
課内の情報共有及び事務処理の
効率化に資すると考えられる。
経費削減はもとより、整理整
頓など意識改革に結び付けた
い。
努力賞
平成21年度改善提案台帳
連番
324
325
326
327
328
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
○後援名義許可など各種申請に来られた市民に、口頭で申
請書の書き方等を伝えていたが、書類の不備が見受けられ
各種許可申請書
る。
の記入要領の作
○書類不備の際は、電話連絡や郵送などのやり取りで時間
成
を費やし、市長室にとっても、市民にとっても手間がかか
る。
○後援名義許可申請・市長賞交付許可申請・マスコッ
ト・キャラクター使用許可申請・市章使用許可申請にか ○書類の不備が少なくなり、事務の効率
かる申請書の記入要領を作成した。
化が図られた。
○申請書を取りに来られた市民に記入要領を配布した。
口頭説明に加え記入要領を作
成・配布したことにより、書類
不備や問合せが減少したことは
努力賞
申請者側にとっても事務局に
とってもメリットがあったと評
価できる。
個人
○市政感謝会の事務作業を行う際に、作業ごとに別々の
市政感謝会にか
ファイルで保存していた。そのため、過去の資料を見よう
かる資料の一元
とすると複数のファイルを広げることとなり、作業効率が
化
悪かった。
○各作業ごとに分けていたファイルを、1つのファイル ○データを調べる時間の軽減につながっ
に章立ててまとめた。
た。
ファイルの整理を工夫すること
により作業時間の短縮につな 努力賞
がったことは評価できる。
個人
○市政感謝会において、出席された方々に表彰者名簿を配
表彰者名簿のリ
布している。その名簿は、受章者の名前を羅列している無
ニューアル
機質な感じであった。
○文字だけではなく挿絵もあり、名簿の
中身が、全体的にぬくもりのあるものに
○今年に制定した新寝屋川八景をページの挿絵として使
仕上がった。
用した。
○新寝寝屋川八景のアピールにもつな
がった。
式典で配布するパンフレットを
市の広報活動のアイテムとして 努力賞
活用したことは評価できる。
個人
○市政感謝会において表彰を受けた方に記念品を渡してい
パーテーション る。
ポールを利用し ○記念品を渡すのは、式典終了後であり、退場者で混雑す
た記念品の配布 る上、記念品をお渡しする場所が1箇所しかない。
方法
○受章者が一斉に記念品を取りに来られるため、他の人の
記念品と間違って渡してしまうリスクが伴っていた。
○順番に並んでいただいているので、記
念品の渡し間違いのリスクが軽減され
○パーテーションポールを利用し、あらかじめ記念品引
た。
換所への動線を確保し、来た方から順番に並んでもらっ
○通常よりもスムーズな記念品の受け渡
た。
しができ、例年よりも短時間で処理でき
た。
式典終了後の記念品の配布にあ
たっては例年混雑していたが、
ポールを使い来賓の動線を調整 努力賞
することで作業がスムーズに流
れたことは評価できる。
個人
○苦情・要望文書について
市長宛の文書が届いた場合、担当課で原本を受付するた
め、市長室では写しを供覧し、供覧後、ファイリングして
いる。
○苦情・要望受付票について
苦情・要望の電話や来庁者があった際には、対応した職員
が「受付票」を作成して室内供覧し、供覧後、ファイリン
グしている。
○文書及び受付票のファイリングについて
苦情・要望文書
「苦情・要望」ファイルに、日付順に綴じている。(文
及び受付票一覧
書、受付票は分けていない)
の作成
○問題点
後日、送付された文書について問い合わせがあった場合
に、文書の検索に時間を要する。(受発件名簿に記載がな
いため、相手からの聞き取りによる日付を参考にして、文
書を探さざるを得ない)
また、同一者からの苦情の場合などは、これまでの受付票
を見て電話応対するのが望ましいが、電子データのファイ
ル名だけでは内容が分からないため、探すのに時間を要す
る。
○別添の「苦情・要望文書一覧」及び「苦情・要望受付
票一覧」をエクセルファイルで作成し、それぞれ日付順 ○エクセルファイルの「検索」機能を使
に記入する。
用して苦情内容等を検索できるようにな
り、検索の効率化が図れた。
○ファイリングの際には、一覧での番号を「文書」や ○容易に文書を探し、取り出せるように
「受付票」の右下に記入する。「文書」と「受付票」を なった。
分けて番号順にファイリングし、それぞれの表紙に作成
した一覧をつける。
56/68
ちょっとした工夫であるが、作
業時間が短縮できたことは評価 努力賞
できる。
平成21年度改善提案台帳
連番
329
330
331
332
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
個人
○他課用(市長・副市長決裁)の決裁箱と市長室用の決裁
箱を事務所に設置しており、他課用は役職者(室長・課
長)の座席付近(別添資料①)に、市長室用は書記の座席
付近(別添資料②)に配置していた。
○他課用決裁箱が入口からは見えにくいドアの斜め後ろ
決裁箱の配置変 に、市長室用決裁箱が入口からすぐ目に付く場所に位置す
更
るため、他課の職員が市長室用決裁箱を他課用決裁箱と間
違えることが多かった。
○決裁箱に置かれた他課の決裁は、職員が随時確認、分類
し、決裁権者に持参しているが、職員の座席から決裁箱ま
で距離があるため、迅速に分類・持参ができていないこと
があった。
○他課の職員が決裁箱を間違えることが
○他課用決裁箱を、入ってすぐの受付机(別添資料③)
無くなった。
の上に配置した。
○他課の決裁箱が書記の座席の横に配置
○市長室用決裁箱を、受付机との間に書記の座席を挟ん
されているため、分類・持参が迅速にで
だところ(別添資料④)に配置した。
きるようになった。
理事者の決裁箱の位置を分かり
やすくすることで、市長室だけ
ではなく、他課にとっても利便
性が向上したことは評価でき
る。
個人
○兼務職員用の事務机を置いていたが、兼務職員がその事
務机を利用することはなく、当該机は物置のような状態に
なっていた。
レイアウトの変
○また、事務所があまり広くないため、事務所の奥にある
更
キャビネット等の所へ行くには、遠回りするか、または
座っている職員が椅子を引くなどしなければ、目的の場所
へ行けない場合があった。
○移動のためのスペースが確保でき、遠
回り等していた時間が削減できた。
○異動時期に合わせて兼務職員用の事務机を除き、レイ
○また、移動の度に椅子を引いていた職
アウトを変更した。
員は業務に集中できるようになり、事務
の効率化につながった。
市長室の限られた空間を最大限
に活用する工夫は評価できる。
個人
○有功者の集い関係事務や功友会関係事務において、これ
までは過去の書類を見ながら事務を進めていたが、その方
法では上司が全体の計画や事務の進捗状況を把握しにく
事務計画書の作
く、また、随時、口頭で確認することが増え、作業がス
成
ムーズに進まない状況があった。
○また、担当者においても事務分担などの調整が困難で
あった。
○計画書を作成・配付することにより、
○主担が事務の計画書を作成し、室長・課長・課長代 担当者、上司ともに進捗管理、事務分担
理・副担に配付した。
が容易にできるようになった。
○また、計画書には「実際の実施日」を記載することと ○計画書に「実施日」を記載することに
した。
より、次年度以降の計画書作成時に計画
を改善することができるようになった。
計画書を作成ことによって、一
連の事務作業が記録に残すこと
ができる。
この計画書は一種のマニュアル
としても活用可能であり、次年
度以降に担当者の交代という事
態が起こってもスムーズ対応で
きる。
個人
○鏡文や参考資料などの電子データをメールに添付して送
信すると、添付ファイルはファイル名順に表示されるた
め、添付ファイルが多い場合などは、本来の順序と異なる
順序で表示される場合(鏡文が一番最後になっているな
ど)があり、受信者は、印刷後に順番を並び替えるなどの
手間がかかる。
○番号を付すことにより、すべての課で
メール添付ファ
○メールに添付するファイルのファイル名について、送
○また、所属長宛の文書などは各所属にメール送信するこ
正しい順で表示されるため、順番を並べ
イルの並べ替え
信前に印刷順に番号を付す。
とから、各所属で順番を並べ替えなければならず、全庁的
替える時間(1通につき465秒)が削減で
時間削減
(例:「01 ○○について(照会)」)
に無駄な時間がかかる。
きた。
〔並べ替えに必要となる時間〕
全課所園(送付先件数:93件)に送付し、各所属の並べ替
え所要時間を5秒とした場合
メール1通につき全庁的に465秒が必要となる 【93×5=
465秒】
ちょっとした工夫であるが、無
駄な時間が省かれたことは評価
できる。
57/68
受賞
平成21年度改善提案台帳
連番
333
334
335
336
337
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
○通知後、各課から資料に関する問い合
わせがあるなど、当システムについて周
知を図ることができた。
○各課への周知が図れたことにより、各
情報の活用(情 ○昨年度、各種団体(市長会等)の会議等で入手した資料を ①情報提供システムに関する通知を所属長宛に送付す
課からの申請があり、入手資料が活用で
報提供システム 有効利用するため、庁内OAシステムを活用し、情報提供 る。
きた。また、当システムが認知されたこ
の周知及び積極 システムを構築したが、利用件数が少なく、情報(入手資 ②市長室において、資料を入手した際には、市長室内で
とにより、今後の申請による活用も期待
的な情報提供) 料)を十分に活用できていない。
検討の上、各課に積極的な情報提供を行う。
できる。
○市長室内で検討し、積極的に入手資料
の写しを配付するなどしたことにより、
入手資料の活用を図ることができた。
個人
○ 行政事務に対する要望・苦情については、これまでも
マニュアルを作成し、所属内の対応を共通化するなどして
きた。(平成17年10月、平成20年9月)
市長室版危機対
○ しかしながら、その態様は年々多様かつ巧妙化してお
応マニュアルの
り、他市では死者が出る事件にまで発展するケースが発生
作成
している。
○ 対応の手順、注意事項、法的根拠などを整理し、的確
かつ毅然と対応する体制づくりが必要である。
○ 「行政対象暴力対応マニュアル」を作成し、所属職
員の共通認識及び対応のもと、適正な事務事業の執行の
確保と市長・副市長・職員の安全確保を図ることを徹底
する。
○ マニュアルには、行政対象暴力に対する基本的心
得、対応手順、具体的対応、事例、法的根拠などを記載
する。
○ 法的根拠や後の処理や体制のことを
ふまえた対応が可能となった。
○ 他市事例などを掲載することで、次
の展開や法による対応がイメージできる
ようになり、対応時の不安感が減少し、
自信をもって臨むことができるように
なった。
○ 改めて、行政対象暴力には個人では
なく、組織として対応するということを
明確に認識するようになり、所属として
の結束力強化につながった。
市長への面会を強要するものも
多く、一定の対応マニュアルを
努力賞
作成しておくことは非常に重要
である。
個人
式辞等作成にお
○ 式辞等が必要な日程については、各担当がおよその〆
ける事務の効率
切のもと作成しており、その進捗状況の把握が十分ではな
化(管理シート
い。
の作成)
○ 作成にかかる進捗状況を目に見える
形で管理することにより、計画的に作成
○ 〆切、担当、進行状況などを管理するシートを作成
に取り組めるようになった。 また、担
した。
当や〆切などもすぐに把握できるように
○ また、定期的に各担当に管理シートを配布し、確認
なった。
しあうことで共通認識の確保を図った。
○ 共通認識の確保により、担当間での
円滑な補完が可能となった。
行事日程については突然の変更
も余儀なくされる場合がある
が、管理シートを作成すること 努力賞
により課内で情報共有できるこ
とは評価できる。
個人
○決裁ばさみ及び供覧ばさみ(以下「ファイル」という)
は背表紙の色分けををする等、優先度の確認に努めてい
る。
決裁伺の効率化
○しかし、大量にあるファイルの中から自らが担当する
(ネームラミ
ファイルを探すためには、その都度ファイルを開き、担当
ネート)
者名を確認する必要があり、時間を要する。
○また、決裁権者においても、決裁後ファイルの返却のた
め、同様にファイルをその都度開く必要がある。
○ネームプレートを入れることにより、
○ファイルにラミネート加工を施し、右上部に切れ目を
決裁・供覧の担当者が一目瞭然となり、
入れた。
決裁・供覧が多数となった場合も確認・
○切れ目には小さな担当者用のネームプレートを入れる
返却等がスムーズに行えるようになっ
ことができるように加工した。
た。
ちょっとした工夫であるが、決
裁後の事務が効率化できたこと 努力賞
は評価できる。
個人
○市長室及び市長応接室は南向きであるため、夏場、太陽
市長室のグリー 光を日中受け続け非常に高温となる。
ンカーテン設置 ○上記のような状況であるため、冷房の効きが非常に悪
い。
○市長室バルコニーにプランターを置き、ネットをは
り、ゴーヤーによるグリーンカーテンを設
置した。
58/68
○グリーンカーテンを作ることによっ
て、温度上昇抑制の効果が発揮された。
○室内の温度上昇を抑えることができた
ため、冷房の効果も上がった。
市長等が出席する会議では国・
府の最新の動向が把握できるこ
とがある。
この情報を庁内に提供する工夫
は必要である。
地球にやさしい環境づくりとし
てのグリーンカーテン事業は行
政が模範となって推進するべき
ものである。
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
○各自の業務の進捗状況が可視化され
た。
○仕事のスケジュールに対する自己管理
が促され、仕事の流れがスムーズになっ
た。
○市長室内の共通認識が深まり、担当者
不在でも一定の対応や判断が可能となる
等、組織力が向上した。
所属長の意見
受賞
各担当者が受け持っている業務
についての進捗状況の確認作業
を毎週の朝礼時に定期的に行う
ことで、室全体として業務の進
捗状況が把握しやすくなり、効
率的な作業が可能となった点は
評価できる。
個人
○日々の通常業務を除き、各自が主担する事務において現
業務進捗の報告 在どのような業務をどの程度の段階まで進めているかが共
について
通認識されておらず、担当者不在の際はその対応にとまど
うこともあった。
○各自が担当した業務及び課題等について一週間の業務
予定と今後の予定等を記入する報告の様式を作成した。
また、毎週火曜日の朝礼の際に、報告書にもとづいて業
務の進捗状況及びどのような見通しで業務に取り組んで
いるかについて報告しあう機会を設けた。
個人
○弔旗と弔慰文を別々の場所に保管している。
○保管場所が違うため、これらをとりに来られた際、対応
に時間を要する。
○また、弔慰文をうっかり渡し忘れてしまうことも起こっ
ている。
弔慰対応の効率
○紙ベースとエクセルと両方で弔慰文の在庫状況(使用状
化
況)を入力している。
○在庫管理表(紙ベース)の記入漏れをしてしまうことが
あり、そうしたことでエクセルでの管
理表とずれが起こり、弔慰文の正確な在庫把握に混乱を
きたしてしまう。
○弔慰文を移し替えたことにより、弔旗
をとりに来られた際、弔慰文もタイムラ
グなく同時に渡すことが可能となった。
○同時に渡すので、渡し忘れが起こるこ
とはなくなった。
○弔旗を置いている場所の横に、棚を備え付け、そちら ○また、他の物品と分けて管理すること
に弔慰文を移し替えた。
となったので弔慰文の整理整頓が促され
○エクセル入力のみの在庫管理に切り替えた。
た。
○エクセル入力のみに変えたことによ
り、作業の簡素化が図られた。
○在庫数入力の際の作業ミスがなくなる
ことにより、正確な在庫把握が図られ
た。
ちょっとした工夫ではあるが、
事務が効率化できたことは評価 努力賞
できる。
個人
○平成20年度までは電報送信の記録簿を紙ベースのみで記
録・保存していた。
電報管理の電算 ○送信データの確認の際、その都度ファイルから記録簿を
化
取り出して見る必要があり、時間を要する。
○過去の金額の合計等を出す際、計算機を使って出すこと
になるので、時間を要する。
○データ入力のスピード化が図られた。
○平成21年度よりエクセル入力で記録簿を作成。詳細な
○過去の電報金額の合計や平均額等の
データを保存するようにした。
データ収集が簡便化された。
冠婚葬祭に係るデータの電子化
は、事務の迅速化・効率化に役
立つものである。
グリーンカーテンは、緑の葉で庁舎を覆うことにより直射
日光を遮り、室温の上昇を防ぐと共に、エアコンの使用頻
グリーンカーテ 度や設定温度を下げることができ、地球温暖化防止の効果
341 グループ ンの各施設への が期待できる。そこで、本市でも、昨年試行的に本庁舎で
普及
ゴーヤを使いグリーンカーテンを実施したところ、約マイ
ナス2.2度の効果があった。しかし、昨年度は試行的に取り
組んだため、本庁舎のみにとどまった。
今年度は、昨年度に収穫した種(746粒)を使い、本庁
舎をはじめ、市立の幼稚園や保育所、クリーンセンター 各施設でのエアコンの使用頻度や設定温
などの公共施設においてグリーンカーテンの取り組みを 度を下げることができ、地球温暖化防止
拡大する。(今年度は、自前で取り組みを進めていた施 及び電気代の削減の効果が期待できる。
設も含めて55施設で取り組んだ。)
昨年、市役所本庁舎で試行的に
実施したグリーンカーテンを今
年は、他の公共施設でも取り組
みました。これにより夏のエア
コン使用を減らし、地球温暖化
防止及び電気代の節減効果が期
待できる。
今年度はゴーヤの苗を本庁舎をはじめ、市立の幼稚園や保
エコ・フェスタ
育所、クリーンセンターなどの公共施設に配布し、各施設
342 グループ でのゴーヤの種
でグリーンカーテンに取り組んだ。しかし、グリーンカー
無料配布
テンの家庭への普及まで至らなかった。
今年度本庁舎で収穫したゴーヤの種4000粒をエコ・フェ
各家庭でエアコンの使用頻度や設定温度
スタ会場で無料配布(800袋)し、市公共施設だけでな
を下げることができ、地球温暖化防止及
く各家庭でもグリーンカーテンに取り組んでいただき、
び電気代の削減の効果が期待できる。
家庭らの温暖化対策に取り組んでいただく。
市公共施設にとどまらず、グ
リーンカーテンに家庭でも取り
努力賞
組んでいただき市域全域での地
球温暖化対策が期待できる。
ゴーヤは、蔓性植物で、建物や窓を覆うことにより直射日
光を遮り室温の上昇を防ぐことにより地球温暖化防止効果
エコ・フェスタ が期待される。また苦味があるので、好き嫌いが分かれる
343 グループ でゴーヤ料理紹 野菜として知られ、主に未成熟な果皮を食用とし、ビタミ
介
ンC等の水溶性ビタミンを多く含み、近年では夏バテに効く
健康野菜・ダイエット食品としての認知度が上がり、日本
全国のあちこちで栽培されるようになった。
ゴーヤは、食材としての魅力と地球温暖
本来の食材としてのゴーヤ料理のレシピを紹介すること
化防止効果をあわせ持つ、「一粒で二度
により、地球温暖化防止効果の期待できるグリーンカー
おいしい」野菜である。効果としては、
テンを普及する。また、エコ・フェスタの目玉企画とし
市民の健康と地球温暖化防止効果及び電
てグリーンカーテンの普及を図りたい。
気代の削減が期待できる。
ゴーヤについて地球温暖化防止
効果を前面に押し出すのではな
く、食材としての魅力をPRした
努力賞
ことは、市民の皆さんにとって
も受け入れやすいものと思われ
る。
338
339
340
59/68
平成21年度改善提案台帳
連番
344
区分
個人
標 題
現
状
し尿等の公共下
水道放流にかか
る希釈倍率の見
346 グループ
直しにより、処
理コスト削減を
図る
策
効
果
所属長の意見
受賞
仕切りをするには三段ボックス等を利用するが早朝保育
室としても使用されている為、三段ボックスやつい立て
で全部仕切るわけにはいかないもので、ダンボールに紙
を貼り絵を切り貼りしてパーティションを作った。
(パーティション立ても牛乳パックを使用)パーティ
ションはグループ別保育やコーナー遊びなど生活や遊び
だけではなく色々な場面で利用している。
使わないときは重ねて片付けるともで
き、パーティション立ても移動可能で、
1つのパーティションに2∼3個はめこ
めるなど様々な使い方ができる。
またパーティションに貼った絵は子ども
たちの大好きな動物や乗り物を使うこと
で「ピョンピョン」「ワンワン」「ニャ
ンニャン」「ピーポー」「ブーブー」な
どの言葉も聞かれたり、泣いていてもそ
れをみて泣き止んだり、指差しする姿も
見られた。言葉のやり取りをできるきっ
かけにもなっている。
既製のパーティションを購入す
ると1台34,000円程度かかる。
限られた予算の中で、備品とし
て購入するのは困難な状況であ
る。ダンボール・牛乳パックを 優秀賞
有効活用し、安価で手作りのあ
たたかいパーティションができ
た。他のクラスでも同様に作成
し130,000円の削減となった。
緑風園に持ち込まれるし尿・浄化槽汚泥は、一次処理を
行い、工業用水道で希釈して(薄めて)公共下水道へ放流し
ています。処理量の減少に伴い、昨年6月より1日2,180トン
の契約水量を1,000トンに減量する申請が認められ、対前年
度比1,700万円強のコスト削減が達成できました(20年度改
善報告台帳№40を参照)。
今年度、大阪府水道部は制度改正を行い、減量・廃止負
担金を新たに受給者から徴収することで、これまでの減量
条件を緩和しました。このことにより、今回さらに、処理
に支障が出ない範囲で可能な限りの水準まで減量を申し出
たところ、平成22年4月26日から1日845トンへの減量の内示
をいただくことができました。さらなるコスト削減が期待
できます。
昨年、工業用水の減量に対処するため、使用しなくなっ
た槽を利用して夜間(16時間分)の水量を確保するための
既設配管の敷設替え等の工事を職員で施工したところで
す(20年度改善報告台帳№40を参照)。
今回は、この貯留槽を活用し、さらに処理に支障が出
ない可能な限りの水準まで再減量を行い、し尿処理にか
かる光熱水費のコスト削減を図るため、1日200トンの減
量を大阪府に申し出ましたが、審査の結果、1日155トン
減量し1日845トンとする内示をいただきました。
工業用水道は責任水量制のため、使用量が契約水量未
満であっても契約水量分の料金がかかり、また、契約水
量を超過すると大幅な超過料金が課せられます。この仕
組みによる無駄な経費を極力節減するために、今回の減
量を行うこととしました。
平成22年4月26日から1日845トンに減量
となれば、工業用水料金についての節減
額は単年度で約250万円です。
また、このほど、大阪府東部流域下水
道事務所との希釈倍率の見直し(緩和)を
していただく協議がまとまり、公共下水
道放流計画の流入許可申請(変更)を行う
ところです。この申請が認められます
と、平成22年4月からは、現行の希釈倍率
23.3倍から18倍に緩和されることにな
り、下水道使用料で約305万円、排水処理
業務委託料で約101万円、単年度計で656
万円の節減が見込まれます。平成22年度
は、155トンの減量分にかかる減量・廃止
負担金(約513万円)を支出することとな
り、143万円の費用効果が見込まれます
(別紙資料1を参照)。
今後、し尿等の処理量は減少
が続くと予測されますが、処理
コストは現状のままで推移する
と思われます。そのため、工業
用水にかかる経費をさらに抑え 優秀賞
るべく大阪府と減量の協議を行
い、内示を得ることができまし
た。処理コストが削減でき、改
善の効果は大きい。
緑風園に持ち込まれるし尿・浄化槽汚泥は、一次処理を
行い、下水道法で定められた水質基準を遵守するため工業
用水道で希釈して(薄めて)、公共下水道に放流していま
す。希釈倍率は、(旧)寝屋川北部広域下水道組合の「し尿
受入れ要領」で23.3倍と定められており、現在これを準用
しています。しかし、持ち込まれるし尿等の性状は、これ
までと比べ、かなり希薄化しており、薄める倍率をもっと
落としても、下水道法で定められた水質基準値を十分クリ
アーすることができる状況にあります。また、寝屋川北部
広域下水道組合はすでに解散しており、大阪府も「し尿受
入れ要領」の見直しを検討されていることがわかりまし
た。
そこで、この要領にある「し尿の希釈倍率」について
見直しをしていただき、倍率を緩和してもらうため、大
阪府に協議を申し入れることとしました。協議について
は、市下水道室が窓口となって進めることが慣例となっ
ています。所管の大阪府東部流域下水道事務所と市下水
道室、緑風園がこれまで4回の協議をもちました。その
結果、本市の主張を理解していただくことができ、現行
の23.3倍から18倍に緩和していただく方向で協議が整い
ました。しかし、管内では、四條畷市、大東市、東大阪
市もし尿等の公共下水道放流を実施しており、各市とも
足並みをそろえる必要があるため、希釈倍率変更の実施
は平成22年4月となる見込みです。現在、寝屋川北部流
域関連公共下水道事業構成8市に、流入許可申請(変更)
にかかる各市長の同意書をいただきに回っています。
同意書がそろいしだい申請を行い、許可をいただく予定
で事務手続きを進めています。
流入許可申請(変更)が認められますと、
平成22年4月からは、現行の希釈倍率23.3
倍から18倍に緩和されることになり、下
水道使用料で約305万円、排水処理業務委
託料で約101万円、計406万円の節減が見
込まれます。また、工業用水道について1
日155トン減量することの内示を得てお
り、これの節減額250万円と合わせると、
年間656万円の費用効果が予測できます。
ただし、平成22年度に限り、1日155トン
の減量分にかかる減量・廃止負担金(約
513万円)を支出することとなり、143万円
の費用効果が見込まれます(別紙資料1を
参照)。
もともとは、今年度新たに創
設された減量・廃止負担金につ
いて、減免が適用できないか、
府の東部流域下水道事務所を通
して府水道部に働きかけをお願
いしたていましたが、困難であ
ることがわかり、他方策による
処理コスト削減を模索していま
した。希釈倍率が緩和されるこ
とで、下水道使用料、排水処理
業務委託料にも大きく影響し、
改善の効果は大きい。
15名の赤組(1才児クラス)の集団から5名が入所し20名
になる。担任も3名から4名となる。4名の担任で4月∼
3月の月令差の大きい20名の集団と一緒に見るとなると子
手作りパーティ どもひとりひとりの発達に応じた丁寧な保育が出来にくく
ションでほっこ なり、大人の言葉かけや子どものつぶやきが届きにくくな
り
る等のことを踏まえ、赤組の保育室を真ん中で仕切り、高
月令児(4月∼10月生まれ)11名、低月令児(11月∼3月
生まれ)9名と2グループに分け小集団でひとりひとりを
丁寧に保育をするようにしていった。
し尿処理等に利
用している工業
用水道の契約水
345 グループ
量を見直し、処
理コスト削減を
図る
改 善
60/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
349
350
351
352
策
効
果
所属長の意見
受賞
根拠法令をいちから調べる必要がなく、
時間短縮につながった。
根拠法令が明確になることによ
り、法改正等があった場合に迅
速に対応できるとともにジョブ 努力賞
ローテーションの場合、容易に
事務引継ぎが行える。
担当内における業務について、時期によっては多数の行事
年間スケジュー
等が重なることで業務の優先順位が不明確になるため、計
ルの作成
画的かつ円滑に執行できるための方策が必要であった。
年度当初に、所属長及び係長ですべての行事等の開催案
を決め、各担当者にスケジュールを配布した。
年度当初にスケジュールを決めることに
また、ネットワークフォルダにスケジュールデータを作
より、各担当が自主的かつ計画的に業務
成し、各担当がそこに記載又は閲覧することで、他の担
を遂行できるようになった。
当者が行っている業務を把握でき、情報の共有につなが
る。
担当業務以外のスケジュールを
把握することができ、応援体制
努力賞
や情報共有に多大に寄与してい
る。
個人
臨時職員を任用する際に名札を配布しているが、任用終了
臨時職員の名札
後に名札が人事室に返却されないケースがほとんどであっ
について
た。
これまで、任期が終了しても返却されて
こなかった名札が、適正に返却されるよ
名札に番号をふり、台帳にて貸出先の所属・氏名・任用 うになった。また返却が確認できない場
期間を把握できるようにした。
合は、所属に返却の依頼をし、返却され
るべき名札が返却されないことがなく
なった。
管理体制が適正に行なわれるよ
うになった。
個人
当課の窓口業務において、手帳関係・障害サービス関係・
手当て関係等、様々な種類の書類が複雑多岐に存在し、必
窓口業務におけ
要な書類を取り出すことに時間がかかっていた。特に、異
る申請書類等の
動したての職員にとっては、必要書類の置き場所の把握、
分類整理
障害種別必要書類の判断は書類表題だけでは難しく、来所
者に不愉快な思いをかけてしまうことがあった。
書類棚の位置を障害種別ごとに整理。障害種別ごとに手
視覚的に、瞬時に判断できるようにな
帳の色が違うことに着目し(身障=青、療育=赤、精神
り、事務処理効率の向上。ケアレスミス
=緑、その他=白、黄色)該当棚に、それぞれ色シール
の防止に繋がった。
貼る。
窓口対応において、相談への対
応や制度利用に係る申請書類等
の提示等は的確かつ迅速さが求 努力賞
められるが、そのための方策と
して有効な提案と考える。
個人
障害者自立支援法に関連し、障害者の身体上の障害を補
うための用具の購入、日常生活の便宜を図り、障害者等の
補装具、日常生
福祉の増進を目的とするため日常生活用具の給付に関する
活用具の給付入
申請、入力、給付処理を行う時に、市民税の課税非課税の
力事務処理の効
確認等個人番号を利用します。
率化
現状は、申請時に住基の画面で個人番号検索し、申請画
面で個人番号入力申請書を提出。
担当者入力処理時に、個人番号検索に
平均1分かかっていたが、検索作業がなく
なり、申請書作成がスムーズになった。
申請書に個人番号を印刷する場所を作成し、申請書プ
また、対象者本人の個人番号が記載さ
リントアウト時に記載されるようにプログラムの改良を
れているので、申請者の家族検索(未成
行った。
年では、保護者名で申請書を作成してし
まう)のミスが無くなった。
日常生活用具の給付に係る事
務について、プログラムの改善
を行うことにより、事務処理の
特別賞
効率化及び誤処理の根絶につな
がり市民サービスの向上が図れ
る。
CW(ケースワー
カー)面接訪問予 各CWが外出予定を個別管理しており、同じ施設に何度か
定の掲示によ
分かれて訪問したり面談予定の電話を入れてしまうことが
る、訪問効率化 あり、効率が悪い状態である。
の推進
・ある程度近い日程で施設訪問を行う場合
は、日程調整の上まとめて調査を行える
ようになり、訪問回数の減少へと繋げる
カレンダーに各CWの外出予定を記入し、いつだれがど
ことができた。
こに訪問するか分かるようにした。
・遠方施設の場合、車を運転できるCWを優
先的に派遣するようにして、移動時間の
短縮へと繋げる事ができた。
CWにとって訪問調査は必須業務
であり、その後の調査記録の記
載等も含めると関連業務は膨大
である。そのため、CW間の調整 努力賞
により訪問時間の短縮等を図る
ことは市民サービス向上の観点
からも重要。
国家公務員の休
国家公務員の休暇制度について調べる際、どの法令が根拠
暇制度における
347 グループ
となっているのかわかりづらく、何度もいちから法令を読
根拠法令一覧の
む必要があった。
作成
348
改 善
個人
個人
国家公務員の休暇制度における根拠法令一覧を作成し
た。
61/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
3∼4人程度での打合せを行う適度なテーブルが無く、
打合せの効率化 立って打合せを行うことが多々あり、資料等もその場で確
認が出来にくい状況です。
財政課より、不要になったテーブルをいただきまし
た。
他課で不要となったテーブルを譲り受け、活用するよ
うにしました。
簡単な打合せを行う際、テーブルに各
自の椅子を持ち寄ることによって、座っ
て行うことが出来るようになりました。
また、資料等の確認も行う事が出来ま
すので、意思確認もスムーズになりまし
た。
業務遂行上、簡単な資料確認
や打ち合わせを少人数で行うこ
とは、日常茶飯事である。その
ためのスペースが確保できたこ
とにより、業務遂行において効
率化が図れると考える。
・これまでの地域の取り組みの場合は、大きな布の掲示板
を使用。・地域の親子サークルにも名 札使用する方向
で取り組む。その場合、来所したものから順番に自由に布
地域親子向け名 の掲示板を使い取り外しできるようにしたいと考えた。
354 グループ
札掛け
・しかし、親子サークルが4グループと多いため、名札掛
けに場所をとることを考えればどうしたものかと悩む。
・短時間でしかも親子が取りやすい場所と高さにすること
が望ましい。
・4グループのため、布で色や柄を4種類にして同じ場
所で簡単に保育所側も準備が出来、保護者も使いやすさ
を工夫することを大前提に考えた。
・その内容は、4種類の布を(2種類ずつ繋ぎ)縫い合
わせ、筒状にし、棒にさして壁掛けにする。
・各グループは、名札を取る時に筒状の布をまわして使
うと簡単に取り外しが出来るのと場所をとらずグループ
名もすぐわかる。
・地域の親子から簡単に取り外しが出来
るので使いやすく大変好評。
・見た目もとってもかわいいと喜ばれて
いる。
・地域の保護者に喜ばれてい
る。何事も創意工夫で生かされ
る。
・かなり使用期間が長く、カバーの汚れがひどく破れてボ
ロボロの状態。
・保育所所内で使う場合は少し仕方ないとあきらめられる
4人乗り乳母車 が、所外で使う場合は見た目も悪く子ども達にとっても
355 グループ
の修繕
乗っている時に写真撮影も出来ない状態。
・新しく購入も検討。しかし、予算的にはかなり高額。簡
単にはいかない。もう少し、予算的な年次的計画の中で購
入を検討することを確認。
・所内にある柄状の不織布を切り張りして、周囲の破れ
を取り除き原型に沿って縫い合わせをしていくことを試
みる。
・針で縫うといっても大変硬質な生地と原型が変形して
おり縫い合わせていくのも作業的には非常に困難。
・一人で出来る内容のものではない。手が痛くなる。疲
れる。時間はかかる。職員皆が交代で作業を進め、幾日
も掛けて丁寧に一針一針縫うという作業。
・根気良くという 言葉がピッタリの作業でした。
・可愛い色柄のもので出来上がりはきれ
い。見た目もよくなり使用になんら支障
なし。 ・ここ2∼3年は使用
価値あり。
・所外へ持ち出しても可愛く見えて子ど
も達も乗る気分が良いだろうと推測。
・購入するべき時期にあります
が、予算枠もあり自助努力で乗
りきるしかありません。
353
356
357
358
個人
スペースの有効活用が出来るようにな
り、探しているものが見つかりやすく
倉庫のダンボールを業務別・文書別等物品ごとに並べ
なった。また、新たに倉庫に片付けるも
替えることにより整理した。
のがあるときも、置き場所がわかるよう
になった。
区分け、整理することでスペー
スの有効活用とともに、誰が見
努力賞
てもわかりやすくなり、事務の
効率化にもつながった。
アルバイトについては出退勤時刻を報告させる書類は廃
止し、タイムカードのみで一元管理を行った。任期付短 社会教育課・アルバイトとも出退勤管理
時間勤務職員については毎日出退勤時刻を記入させてい の無駄な手間が省け、紙の節約にもなり
たが、時間外勤務を行った日のみ記入する方式に改善し 業務の効率が向上した。
た。
タイムカードで管理できるよ
う、各学校の児童会に設置した
打刻機や専用カード印刷物の購 努力賞
入等経費の支出はあるが、事務
効率が向上している。
平成20年4月からタイムカードが導入されたが、レコー
退勤時刻が打刻できるようになり、より
ダーが学校校舎職員室内にあるため、留守家庭児童会の職
精確な出退勤管理ができるようになっ
タイムレコーダーを低価格で購入できる業者を探し、各
員は退勤時刻が打刻できなかった(職員室は17:30に施錠す
た。また、公務災害等が発生しても、証
留守家庭児童会内に設置した。
るが、児童会は18:30まで開所している)。そのため、公務
明書類としてタイムカードが使用できる
災害の認定に支障を来すこともあった。
ようになった。
学校の留守家庭児童会現場は非
正規職員で運営しているので、
その職員を管理する職員がいな
い状況で、勤務時間の管理は職
員本人に任しているところで
努力賞
あった。公務災害認定時の問題
点を契機としたタイムレコー
ダーを導入により、職員管理に
おける事務作業の効率化も別途
改善報告の中で図られている。
個人
倉庫の整理
倉庫の奥側から順番に物品を置いていたので、スペース
を有効活用出来ていなかった。また、用紙・保存文書・業
務関連の冊子等がバラバラに積み重ねられていたので、取
り出したいものがあるときも探す手間がかかった。
個人
任期付短時間勤
務職員・アルバ
イトの提出書類
の削減
各留守家庭児童会と社会教育課とで、職員の出退勤時刻、
休暇取得状況、時間外勤務報告等のため、何種類もの書類
を提出させていた。また、タイムカードが導入されるも、
それらの書類との突合の手間が増えた。
個人
タイムレコー
ダーの導入
受賞
62/68
平成21年度改善提案台帳
連番
359
360
361
362
363
364
365
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
アルバイト採用の際には健康診断書の提出を義務付けてい
新規採用アルバ るが、中には事情により提出が採用後大幅に遅れる者がい
イトの早期健康 る。勤務に耐えられるか、児童にうつるような感染症を
診断書提出
持っていないか確認するために提出させているのに、採用
後に遅れて提出されても意味がない。
なるべく面接・内定時期と採用時期の間隔を多く取り、 児童の健康面での安全確保ができ、診断
可能な限り採用前に健康診断書を提出させるように改善 書の提出漏れも防ぐことができるように
した。
なった。
診断書の提出がない場合は採用
の取り消しが妥当と思われる
が、現実として人手がほしい状
況の下、困難と思われる。内定
と採用の期間をとることで解消
しようとする考えは自然な考え
と思われる。
個人
新規採用アルバ
イトに対する勤
務条件説明のマ
ニュアル化
説明する人間に関わらず、標準化された
正確な内容を本人に伝えることができ、
意思疎通の齟齬によるトラブル等もなく
伝えるべき内容を明確に文書化し、それを本人の前で読
なった。担当者がいなくてもマニュアル
み上げる方式に変更した。
を読み上げれば説明ができるようになっ
た。また担当者が変わっても、引継をス
ムースに行うことができる。
事務の標準化と継承のための事
務手続きを示したマニュアルは 努力賞
有効である。
個人
任期付短時間勤務職員の時間外勤務報告は月初1回まとめて
月初の業務が大幅に軽減され、突発的な
任期付短時間勤
社会教育課が受け付け、システムへの入力を行っている。 毎週金曜日に各留守家庭児童会から逓送便により時間外 他の業務に対応できるばかりか入力ミス
務職員の時間外
しかし件数があまりに膨大なため(1か月約700件∼1,200
勤務命令簿を回収し、少しずつ入力しておき確認作業の も減り、超勤入力による超勤の発生とい
勤務報告の改善
件)月初に業務が集中し、時間外勤務を処理するための時 み月初に行う方法に改善した。
う矛盾もほぼ完璧に解消された(現在超
1
間外勤務という不条理が生じていた。
勤ゼロ)。
締め切りが定められている集中
事務を分散化したことにより、
結果的に担当者の超過勤務がな
努力賞
くなったことは、経費の削減と
事務の平準化においても有効な
方法である。
個人
任期付短時間勤務職員の時間外勤務報告は、人事室の超勤
任期付短時間勤
システムにデータを入力することによって行っている。し
務職員の時間外
かしただでさえ件数が膨大な上、各データの1項目ずつプ
勤務報告の改善
ルダウンメニューから選択する方式のため膨大な処理業務
2
が発生していた。
エクセルによってデータのコピー&貼り
付けができるようになったため、同じ勤
務形態の職員の入力が飛躍的に簡略化さ
人事室に依頼し、エクセルによる入力ができるように改
れたうえ正確になった。また、コード化
善した。また、定例的な勤務パターンをコード化して予
されたことにより超勤時間や執務自由を
め登録しておけるようにした。
いちいち入力しなくて済むようになった
ため、ミスが激減し、入力時間も大幅に
短縮された。
他課(人事室)に協力を得たこ
とが非常に大きいが、一件ごと
の画面入力作業を一括入力がで
努力賞
きるようシステム改善依頼し、
可能になったことは事務効率の
大幅な短縮となった。
個人
任期付短時間勤
時間外勤務命令簿を毎週逓送便で必要な分だけ各児童会に
務職員の時間外
送付しているが、逓送便の遅れや送り忘れにより、命令簿
勤務報告の改善
が不足する事態が生じていた。
2
月1回、必要な分をまとめて送ることにした。また、休 用紙が足りないというトラブルを避け、
日勤務は回数が少ないため、一年分まとめて送ることと 円滑な時間外勤務命令簿の提出ができる
した。
ようになった。
事務処理の手間が省けたもので
ある。
個人
任期付短時間勤
務職員の時間外 任期付短時間勤務職員の時間外勤務命令簿の提出数が多
勤務命令簿の管 く、学校毎の管理が困難であった。
理
廃校となった小学校の保健室からカルテの整理棚を貰い 書類を簡潔に管理し、検索も容易にでき
うけ、学校ごとに分類整理できるようにした。
るようになった。
物品購入の経費支出することな
努力賞
く、書面整理に繋がっている。
・留守家庭児童会の主な購入商品が表示
したので、対応も早くできるし
キングファイル2冊分の紙を削減でき
た
・グリーン商品を意識して商品の購入に
努めることができた
紙の削減と保管場所削減等によ
努力賞
る職場環境の整備に繋がった。
個人
個人
印刷物の削減
アルバイト採用の際に勤務条件等を本人に伝えるが、今ま
でマニュアル等がなく歴代の担当者がその場の記憶に頼っ
て伝えるため、人によって聞いている内容が異なったり、
担当者不在で説明ができないなどの不都合があった。
・留守家庭児童会の消耗品関係の書類(兼命令)を印刷し
て保管していた
キングファイル約2冊分の紙を使用
・留守家庭児童会の消耗品差引簿の中に、兼命令番号と
主な商品を記入した
各留守家庭児童会の主な購入商品を記入した
また、グリーン商品の数量も別表に作成
63/68
平成21年度改善提案台帳
連番
366
367
368
369
区分
標 題
現
状
個人
共通様式による
スケジュール管
理表の作成によ
る業務の共有化
個人
生涯学習・社会
教育に関する法
生涯学習・社会教育に関する法令・答申等について年度に
令・答申・提言
沿っての一覧表等を係員が持っていなかった。
等一覧表につい
て
改 善
策
効
果
所属長の意見
これまで個人によりスケジュール管理を行っていた
上司や同僚、他の係や行事のスケジュールについては週1
が、ネットワークコンピュータに共通様式によるスケ 個人の行動予定表や各事業の進捗管理
回の朝礼で報告を受け個人が管理していたが、リアルタイ
ジュール管理表を作成し、各担当者が関連行事をその都 表等を課内で共有することで、より効率
ムでのスケジュールがよく分からず、その都度調整する必
度入力することができるようにし、また各人が適宜確認 的なスケジュール管理ができた。
要があった。
することができるようにした。
スケジュール表を作成すること
で、各担当者の予定・各事業の
進捗状況を目でみて確認するこ
努力賞
ができ、課の効率的な運営と、
意思疎通が図れるようになっ
た。
生涯学習・社会教育に関する法令・答申
等について年度に沿っての一覧表等を持
生涯学習・社会教育に関する法令・答申等について年度 つことによって法令・答申や関係するも
に沿っての一覧表等を係員全員に配布した。
のについてわからない事柄が出てきた場
合、個々の職員が容易に調べられるよう
になった。
共通の資料を持つことにより、
認識の差異がない。また、国の
動向・市の経過が容易に確認で 努力賞
き、事務の効率化が図れてい
る。
個人
受発件文書等確 受発件文書等の事務処理で、期日指定の回答等ある場合、
認票
主に担当した係員のみが提出日等の把握をしていた。
ネットワークコンピュータに受発件文書等確認票を作成 各係員が処理している案件や重要事項
し、それぞれの係員が処理している案件や重要処理事項 を、各人が容易に確認できるようになり
等を書き込むようにした。
提出期日忘れ等の防止につながる。
社会教育部の総務担当課である
ため、部長あて・部内照会等収
受文書等が膨大である。
そのため、期日指定文書の現況
努力賞
や重要事項がどのようになって
いるのか、課内各人が容易に確
認できることで、情報の共有・
事務の効率化が図られた。
個人
資料ファイルの 机の中の資料ファイルがいっぱいになり、入りきれないの
整理
で机の上に置いていた。
以前から机の中に入っていた資料のファイルを整理し 机の中のスペースが空き、机に置いてい
た。今後も必要と思われる資料は項目ごとにファイルに た資料などが机の中に収納できるように
保存し、不必要となった資料は廃棄した。
なり、机の上もすっきりした。
自席の整理整頓が職場環境の整
備に繋がった。
倉庫の壁にペットボトル、缶という様に記入した紙を貼 このため、捨てる時に一々分別していた
り、分別して捨てられるようにし、その下にゴミ袋を分 が、捨てる人が分けて入れてくれるよう
けてつるした。
になり、分別も簡単になった。
環境整備の基本的であるが、当
たり前のことができないことも
現実である。
多数の職員がおり、誰の担当で
もないことに対し、分別ができ
るよう自ら行動にうつされこと
は敬意を表します。
教育委員会の非常階段下にあったゴミ箱にジュースの缶や
ペットボトルなどが山積みになっていた。このため缶と
ペットボトルの分別が必要だった。
370
個人
環境美化
371
個人
紙の使用量を減 月例のブロック会議などで各児童会で報告書を作成し、指 5月のブロック会議で、月例報告書、ケース報告書など この結果、月例報告書など2枚以上になる
紙の節減と経費の節減に繋がっ
らす(両面印刷 導員に配布しているが、報告書が2枚以上になる場合は両面 作成し印刷する時には、両面印刷してもらうように担当 時は、必ず両面印刷して出してもらえる
た。
で)
印刷されず、そのまま印刷されて来ていた。
指導員さんに要望した。
ようになった。
個人
以前、教育委員会建物内にあった文化振興課、スポーツ
池の里市民活動 振興課が文化・スポーツ振興課として池の里市民活動セン
センター所在地 ター内に移動したが、今だ教育委員会内にあると勘違いさ
案内地図の製作 れ訪れる市民の方がいる。その方々に池の里市民活動セン
ターの所在地を口頭で説明してもわかりづらかった。
372
受賞
あらかじめ池の里市民活動センターまでの地図をコ
ピー作成し、行程・所在地をマーカーで色づけしてお
き、その地図で所在地の説明をする。また希望者には進
呈する。
64/68
行程・所在地をマーキングした地図を
見ながら説明することによって、利用者
に短時間でわかりやすく説明することが
できた。
教育委員会から地域交流セン
ターまで距離があり、地図を見
ながら、また進呈することで所
努力賞
在がわかりやすく、市民の不安
が軽減されるなど市民サービス
の向上につながっている。
平成21年度改善提案台帳
連番
373
374
375
376
377
378
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
留守家庭児童会
協力金未納者宛
通知の課での封
筒詰め
留守家庭児童会協力金未納者への個別通知や納入通知書
は、各児童会で個別に封筒詰めして該当保護者に渡しても
らっていた。月が進むごとに未納のべ人数が増え、現場指
導員は封筒詰めに手間ひまをとられていた。
現場指導員にかかる事務処理の手間ひま
個々の封筒詰めを社会教育課でしてから、各児童会に連 を一部減らすことができ、その分を指導
絡便で送るようにした。
に関する話し合いや準備の時間に充てら
れるようになった。
しなくてはないらい事務を誰か
行うかであるが、職場における
事務効率を比較すると、社会教 努力賞
育課に移管したことが事務効率
の向上に繋がった。
個人
留守家庭児童会協力金取扱金融機関に提出を依頼する「寝
屋川市口座振替取扱手数料支払請求書」(以下、「手数料
口座振替取扱手 支払請求書」)について、口座振替日の記入誤りや印鑑違
数料支払事務の いなど金融機関側の処理誤りが年々増え、その対応に時間
効率化
や手間をとられるようになってきていた。(例えば、請求
書の再送、会計室〆日の関係で書き直し依頼のために直接
金融期間に出向かねばならない、など)
口座振替日誤りによる再提出依頼がなく
なった。また、印鑑違いなどの誤りが
あった場合でも、金融機関に予備分1部
あらかじめ口座振替日を記入しておいた「手数料支払請
が残っていることで、課から再送した
求書」を、予備分も含め1金融機関に2部づつ送ること
り、出向いたりする時間や手間が省ける
にした。
ようになり、手数料支払処理の能率があ
がった。金融機関担当の方からも喜んで
いただけた。
予備の紙代が全金融機関分と
微々たる経費増はあるが、事務
の手間や郵便料が減少したこと 努力賞
が、全体的に経費が削減となっ
た。
個人
年度や月の途中退会者の中には協力金の還付が必要な場合
留守家庭児童会
が多いが、還付請求書を退会時に提出されない方がおられ
協力金還付該当
る。また、還付該当者や請求書提出の状況がきっちり把握
者
できていないところもあった。
還付該当がわかった時点で該当者には、目印として納入
台帳に付箋をつけるようにした。また、還付請求書を提
出されたらその付箋にチェックを入れるようにした。
(還付終了が確認できたら付箋は台帳から外すようにし
ている)
還付該当者・未提出者が(担当者以外で
も)台帳を一目見てわかりやすく、把握
しやすくなり、該当者への還付処理が従
来と比ると滞りなくできるようになっ
た。
少しの手間ですむ事前処理をす
ることにより、全体事務の完全
性と効率の向上に繋がった。
個人
留守家庭児童会協力金に関する作業は、各ブロック担当を
もつ課付け職員と日頃から連絡を蜜にとりながら処理を進
留守家庭児童会 めるようにしているが、事務的な作業を担当のみで進めて
協力金事務作業 いると、担当者不在や突発の休暇などの際、保護者や現場
の連携
指導員、協力金取扱金融機関からの問い合わせに対応でき
ず、相手方にも問い合わせを受けた課付け職員にも迷惑を
かけていた。
協力金事務に関するマニュアルを作り、課付け職員にも
知ってもらうようにした。また、マニュアルを基づいて
実際に事務作業を試してもらうことで事務処理をわかっ
てもらったり、マニュアルの不足箇所を指摘してもらっ
たりしている。
課付け職員の協力を得て、マニュアルを
基づいて実際に事務作業をやってもらう
ことで、協力金に関する事務処理をわ
かってもらえたり、マニュアルの不足箇
所を指摘してもらってマニュアルの手直
しもできる。担当者不在時や、担当者が
変わった際の混乱をできるだけ小さくし
たいので、今後も課内職員の協力をも
らって継続していきたら、と考えてい
る。課内の連携もより蜜にしていきた
い。
事務の平準化や引継ぎも考慮し
たマニュアル作成は必要であ
努力賞
り、実践されたことは課の仕事
としての責任を果たしている。
個人
現場の身近な改
善提案をより気
軽に出してもら
うための「提案
メモ用紙」
留守家庭児童会の指導員のみなさんには、これまでも身近
な職員提案を本「改善報告提案票」で提出をお願いしてい
ました。毎年、中には少し難しく考えられて、提出を戸惑
わられる指導員の方もいました。
今回は、より身近な改善を気軽に提出できるように、イ 指導に関することや安全に関することな
ラスト入りの身近な改善例を記入した様式に替えて現場 ど、普段の身近な改善を気軽に多数提出
に依頼しました。
してもらった。
イラスト入りの身近な改善例と
努力賞
は非常にいいアイデアである。
個人
社会教育課出入り口通路に、教育センターとエスポアール
連絡箱の整理整 の連絡便を入れておくために3段ボックスを設置してい
頓
た。各棚の連絡物や文書は、出入りされる市民が直接目に
されることになり、美観的に気になっていた。
エスポアール、教育センター、両施設の
3段ボックス2個所に、クリーニング用針金ハンガー、
連絡物が担当者にはよくわかり、出入り
プラスチック押しピン、厚紙、その他廃材を再利用し
される方の目にふれることがなくなり、
て、跳ね上げ式の収納できる扉を作った。
出入り口の棚がすっきりした。
両施設の担当者が書類を取りに
来てもわかりやすく、書面など
努力賞
の情報も市民の目に触れないこ
の方法はいいアイデアである。
65/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
啓明小留守家庭児童会では、児童数が多く現児童会室の他
に1教室を借りています。
啓明小留守家庭 今年は、児童会室横の多目的室を放課後貸していただける
児童会室のバリ ようになりました。
アフリー化
しかし、その部屋に通じる通路には、以前の改築でできた
溝や段があり、この間つまずいて転ぶことも度々見られ
た。
特に障害児には危険な場合もあり、段になっている敷居
を取り払い、廃材で溝を埋め、以前廊下の補修に使った 子どもたちがスムーズに移動できるよう
残りのクッションフロアーを貼り、バリアフリー化にし になり、児童会室がより安全になった。
た。
安全対策としてのケガ未然防止
奨励賞
の向上である。
個人
一輪車の整理(石 一輪車専用スタンドは今までにも設置されていたが、野外
津小留守家庭児 に置かれている事とスタンドそのものが鋼線製で一輪車の
童会)
安定も悪く、整理しにくい状態にあった。
子ども達にも、簡単にしまう事ができる
他校の児童会から出た廃品にあったアングルを加工、一 ようになった。 また、見た目にも整然
輪車スタンドに転用した。
と並べられ、すっきりとした状態になっ
た。
廃品を利用した物件経費のない
作業で職場の環境整備に繋がっ 奨励賞
た。
381
個人
室外用玩具の整 外で使うおもちゃも室内に置いていたので、閉会頃には部
理
屋が汚れたり、出し入れに時間がかかったりしていた。
学校側より学校の時間中は使わないようおもちゃを室内
子どもたちも片付けやすくなり、室内も
に入れてほしいとのことだったので、外にロッカーを設
以前よりは汚れがなくなり、きれいに使
置(社会教育課より余っていたものをもらう)。おも
えるようになりました。
ちゃ箱を購入して整理した。
職場環境の整備に繋がってい
る。
382
個人
児童が、使用している座卓の角で打って小さな傷や打撲に
座卓の角での怪
なることがあったり、普通に歩いていても転び、もう少し
我防止
で大怪我になりそうな子どもがいた。
座卓の四隅に緩衝材をつけた。
座卓の四隅に緩衝材をつけることで、児
童も当たらないようにする意識ができた
ようで、小さな怪我が減った。
安全面を考慮した職場環境の整
努力賞
備である。
383
個人
一輪車置き場の 一輪車の片づけが上手にできず、いつも通路に転がってい
工夫
て、児童の出入りに影響していた。
子どもたちも片づけやすく、とり出しや
一輪車を片づけるラックにフックをつけ、ひっかけて片
すくなり、通路にはみ出ることもなく
づけるようにした。
なった。
安全面を考慮した職場環境の整
努力賞
備である。
384
個人
ハウス(児童会室)の周りの草が生えすぎていて、子ども
児童会室周りの
たちがケガをしたり、子どもたちの様子が見えにくかった
草刈
り、蚊が発生しやすかったりして困っていた。
ハウスの周りの草刈をした。
指導員の目もいきとどきやすく安全にな
り、蚊の発生も少なくなった。
蚊の発生を契機とした、職場周
辺の環境整備であり、結果的に 努力賞
指導の充実に繋がっている。
385
個人
夏休み中などの児童のお弁当の置き場所がロッカーの上
児童のお弁当箱
だったため、落としてしまったり、人数が増えて置くス
の保管
ペースがなくなり、困っていた。
保冷剤を入れた箱にお弁当を保管するようにした。
ロッカーの上もすっきりし、箱に入れる
ことで見た目もすっきり。
保冷剤を入れているので、お弁当の衛生
安全面もよくなった。
整理場所を変更することより、
結果的に食品の衛生安全面に加
努力賞
え、職場環境面の向上に繋がっ
ている。
386
個人
手洗い場に照明 手洗い場が暗かったため、洗い場がきれいかどうかわかり
設置
にくかった。
手洗い場の上に蛍光灯を設置した。
手洗い場が明るく見やすくなったこと
で、きれいに清潔に使用できるように
なった。
職場環境の整備に繋がってい
る。
努力賞
個人
以前、障害児の入会に伴い第二教室にたたみ2畳のスペー
第二教室の整理 スを作りました。そのため、ロッカーの場所が窓際になっ
てしまい、部屋が暗くなっていました。
今は畳のスペースを使うことが少なくなったため、たた 第二教室が広く使えるようになり、部屋
みを片付け、模様替えしました。
も明るくなりました。
職場環境の整備に繋がってい
る。
努力賞
379
380
387
66/68
努力賞
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
個人
保護者から提供の長い画用紙を束ねてロッカーの上に置い
ていたが、落下してくる可能性もあり、枚数も増えて保管
大判画用紙の保
場所に困っていた。また、画用紙を部分的に少し使っただ
管と有効利用
けで捨ててしまうこともあり、画用紙がもったいなかっ
た。
個人
当番活動の時間が短縮でき、子どもたち
も立ち歩くことなくおやつを食べられる
おやつ時、当番さんが各班人数分のコップを配膳してヤカ
ようになった。時々(夏は特に)ペット
2ℓペットボトルに入れたお茶を各班のテーブルに置
おやつのお茶の ンでお茶を入れていたが、「時間がかかる」「入れられた量
ボトルも全部飲みきって空になり足りな
き、足りなかった場合は自分でつぎ足して飲むことにし
配膳方法の工夫 では(コップ1杯)では足りなくて途中何度も立ち歩いて配
くなることもあったが、子どもたちは立
た。(=おやつ途中に立ち歩かないように)
膳台へ入れに行く=行儀が悪い」などの問題があった。
ち歩くくせがなくなり、自分の席から
「お茶がなくなった!」と伝えてくれる
ようになった。
飲食中の生活資質の向上に繋
がっている。
390
個人
子どもたちが気
午睡時、子どもたちが床の上に寝ることが気になってい
持ちよく午睡で
た。
きるように
頂き物の大きいゴザと非難時用のマットを敷いた上に、 子どもたちも大喜びで気持ちよく眠れる
子どもたちを寝かせるようにした。
ようになった。
子どもたちが気持ちよく眠れた
努力賞
ことはいいと思います。
391
個人
窓ガラス破損に こまやおもちゃが窓に当たって窓ガラスが割れることが何
よるケガ防止
度かあり、子どもたちがケガをしないか心配だった。
窓ガラスにフィルムシートを貼った。
窓が割れても窓ガラスが散乱せず、子ど
もがけがをする心配が少なくなった。
安全面を考慮した職場環境の整
努力賞
備である。
虫かごに番号をつけた。
何番の虫かごが失くなったのか、誰が
使っていて失くしたのか、自分の使った
虫かごが何番だったのか等が子どもたち
にとってもわかりやすくなり、虫かごが
なくなることが減った。
番号付けという、ちょっとした
アイデアであるが、整理整頓の 努力賞
原点と思います。
人工芝生は靴箱に合った形に敷くことが
でき、ガタガタとならないから子どもた
ちが安全に歩けるようになった。スノコ
の上をクツで上がっていた子どもたちも
人口芝生の手前でちゃんとクツを脱ぐよ
うになった。
安全面と生活指導を考慮した職
努力賞
場環境の整備である。
388
389
392
393
394
395
個人
虫かごの管理
子どもたちが虫かごを連日のように失くしてしまい、困っ
ていた。
長い画用紙のまま利用する子どももいるので、数枚はそ
画用紙の落下の危険性もなくなり、子ど
のままの状態で倉庫に入れ、残りはA4サイズ程にカッ
もたちにとっても利用しやすくなった。
トし箱に入れて、子どもたちの手の届きやすいところへ
紙の無駄もなくなった。
置くようにした。
教材物品の整理整頓ができ、職
場環境面の向上に繋がってい 努力賞
る。
努力賞
個人
下足場所にスノコをひいていたが、端を踏んでしまうとガ
下足場所でのケ
タンと跳ね上がり、子どもたちが足を挟んだりして危な
ガ防止
かった。
スノコをやめて人工芝生に変えた。
個人
おやつに出すチューペットの空き容器に中身がわずかに残
おやつのゴミの るため、ゴミ箱がベタベタになり、蟻が寄ってきて困って
分別
いた。また、子どもたちにはゴミの分別がわかりにくいよ
うだった。
ゴミの分別が子どもたちにわかりやすく
なった。また、アイスの棒など入れた袋
アイスの棒やチューペットのカラ入れとしてお菓子やパ
を最後にセロテープでとめるようにした
ンの空き袋をゴミ箱のフタにつけた。
ことで、汁が垂れてゴミ箱が汚れること
や、蟻がくることがなくなった。
生活の知恵であり、ゴミ分別を
通じ環境教育に繋がるいいアイ 努力賞
デアである。
個人
おやつ後の机(座卓)の片づけを子どもたちで行ってい
座卓片付けでの て、片付けた机は学童室内の隅に重ねて置いていたが、片
事故防止
付けの際に落ちた机で子どもが頭にケガをする、という事
故があった。
学童の隣の部屋(通常は特別学級が使用している)を、
放課後机の置き場所として使わせていただけるよう学校 室内が広く使えるようになった。また、
にお願いした。また、片付けも指導員が行うことにし 安全面も高まった。
た。
児童数が多く過密な職場でのケ
ガを教訓に、所属が異なる学校
職員の協力を受け、事故の対策
努力賞
を実施している。児童の安全面
を考慮した職場環境の整備であ
る。
67/68
平成21年度改善提案台帳
連番
区分
396
個人
一輪車置き場の これまで使っていた木で作った一輪車置きは、不安定で、
整理
一輪車が外れて落ちることも多かった。
学童部屋前の廊下の壁にあるポールを利用して、一輪車 置いた一輪車の安定もよく、安全に片付
のサドルを引っかけるようにした。
けられるようになった。
既にあるものを利用した安全面
努力賞
の整備である。
397
個人
強い日差しの遮 学童の部屋に朝から強い日差しが射し、特に夏場は部屋の
光
温度が上がって暑く過ごしにくかった。
従来のカーテンを遮光カーテンに替え、すだれも設置し 窓から入ってくる熱気が軽減されて室温
た。
が下がり,過ごしやすくなった。
環境に優しく、健康面も考慮さ
努力賞
れた職場環境の整備である。
398
個人
ぐらついていた 本棚が倒れやすく、本を出し入れするたびにぐらついて危
本棚の固定
なかった。
本棚の設置場所を変え、釘で固定した。
子どもたちが本棚に殺到してもぐらつか
ず、安全になった。
安全面を考慮した職場環境の整
努力賞
備である。
399
個人
下駄箱に配置してあるスノコの端を子どもたちが踏むと反
スノコでのケガ
対側が上がり、足の指を挟む事故が起こるのではと心配
防止
だった。
スノコの端が上がらないように、端に添え木をした。
スノコの端が上がることがなくなり、子
どもたちのケガの心配がなくなった。
安全面を考慮した職場環境の整
努力賞
備である。
個人
父母の会用連絡ポケットが木製で、子ども用ロッカーの上
保護者向け連絡 にあり、上段の家庭はとても取りづらそうだった。また、
ポケットの工夫 お迎え出入り口の一番奥の位置にあったので不便、との声
もあった。
取り出しやすくなったため、配付物の取
り忘れが減った。また、ロッカーの上の
保護者の出入り口近くに連絡ポケットを移動させた。ま
ボードが使用できるようになり、班ごと
た、木製のポケットから布ポケットに変えた。
のポスターなど貼れるスペースが新たに
できた。
木製ポケットから布製に変更し
たことにより、利用者の利便が
努力賞
向上したことは、いいアイデア
である。
個人
掲示物に気づい
てもらえるよう 掲示物を貼っても、見ていない保護者が多かった。
に工夫
大事なことは常々貼り出したままになるので、同じ内容
目につきやすいように工夫したことで保
の掲示物であっても、周りに絵をかいたり、後ろの台紙
護者に見てもらえるようになり、指導員
を変えたり、掲示場所を移動したりして、保護者に気づ
も保護者に声をかけやすくなった。
いてもらえるように配慮した。
常設の掲示物の移動や背景の変
更など、通常気づかないこと 奨励賞
で、いいアイデアと思います。
400
401
402
403
404
標 題
現
状
改 善
策
効
果
所属長の意見
受賞
子どもたちの持ち物が散らかりがちなので児童会室内に子
留守家庭児童会
ども用ロッカーを置きたかったが、大きな本棚で場所が遮
室の整理
られ、思うようにロッカーが置けなかった。
室内を片付けて本棚を移動させ、そのスペースにロッ
カーを増やした。
子ども用ロッカーが増え、子どもたちの
持ち物が整理できるようになった。ま
た、本棚の裏に隠れていた窓が見えるよ
うになり、部屋が明るくなった。
大きな備品の配置換えという女
性職場では大掛かりであったと
思いますが、その工夫で部屋が
明るくなり、子どもたちの持ち 努力賞
物も整理しやすくなったとのこ
とでという、環境の整備に配慮
されたものである。
個人
倉庫のおもちゃ おもちゃを入れてある倉庫の中はボールや砂遊びの道具な
を片付けやすい どが入り交じり取り出しにくい状態だった。また、倉庫の
ように整理
扉を開けるとボールが外に転がってきていた。
整理整頓がしやすくなり、子どもたち自
倉庫に3段ボックスを入れて空間を作り、おもちゃごと
身での片づけや出し入れがしやすくなっ
の片付け場所を決めた。ボールは転がるのでゴムひもで
た。また、おもちゃごとにシールで印を
仕切りをつけ、取り出しやすく転がらないように工夫し
しているので、分けて片付けやすくな
た。
り、倉庫の中がすっきりした。
シール添付や整理場所の指定
等、安全面にも配慮された環境 努力賞
の整備である。
個人
子どもたちが、おやつのゴミと一緒に間違ってスプーンを
おやつ用スプー
捨ててしまうことがあり、足りなくなって新しいスプーン
ンの管理
を出さねばならないことがあった。
スプーンに班ごとの色分けシールを貼り、班ごとの本数 ひと班ごとに色分けし班の人数分づつ片
がわかるように班の人数分をコップに入れて片付けるよ 付けているので、子どもたちにも確認し
うにした。
やすく、スプーンの紛失が減った。
シール添付とその色分けの工
夫、加えて班毎の管理と、視覚
努力賞
でわかる整理整頓はいいアイデ
アである。
個人
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