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H28森のしんぶん冬号(PDF)

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H28森のしんぶん冬号(PDF)
【12•1•2月の主催行事】
冬 のイベ ント情報
牛久自然観察の森
季刊情報誌
しぜんっこくらぶ
森でランチ
〜季節のいきもの植物の
紹介と絵本の読み聞かせ会〜
12/ 9 金「森でクリスマス会」
1/13 金「冬のお楽しみ」
開催時間:正午〜午後 1 時
対 象:幼児とその保護者
参 加 費:無料
集合場所:バッタの原
持 ち 物:お弁当、水筒
備 考: 雨天時中止
申し込み : 予約不要、当日受け付け
春の七草さがし 1/7 土
2 歳〜3 歳児の幼児とその保護者向けの自然
体験講座です。冬の森で生きものとふれあっ
たり、クラフト作りをして楽しみましょう。 1月は薪ストーブで
スイートポテト作り
開催時間:午前 10 時〜11 時 30 分
集合場所:第一駐車場横、道路向いの林の広場
対 象:2〜3 歳児とその保護者 定 員:8 組
参 加 費:各回1000 円(クラフト材料代など)
備 考:主に野外での活動。雨天、強風時は中止となります。
中止の際は、当日の午前9時までにご連絡いたします。
申し込み:電話または、ネイチャーセンター受付カウンター
で受け付け。
幼児昆虫教室 1/ 9 祝
2月は森の
カスタネット作り
目指せ!動物博士
枝の中や落ち葉の中に隠れている昆虫を
探して見よう。
セリやナズナといった野
生の春の七草を探しに森
歩きを行います。観察し
た後は七草がゆをみんな
で食べましょう
12月は木のオーナ
メント作りを行うよ
12/ 15 木 「ふわふわ落ち葉」
1/ 19 木 「落ち葉の下をのぞいたら」
2/ 16 木 「冬の生きもの探し」
2/18 土
タヌキやウサギ等、観察
の森に住んでいる動物た
ちの生態を紹介した後は、
時 間:午前9時~9時45分
集合場所:ネイチャーセンター前
対 象:幼児とその保護者
(3歳から6歳の未就園児とその保護者)
定 員:10組
参 加 費:子ども1人300円(保護者、付き添いの方は無料)
申 込:1 月 4 日(水)から電話で事前申し込み
備 考:雨天、強風時は中止。(中止の際は当日の 午前8時までにご連絡いたします。
時 間:午前9時~10時 30 分
集合場所:ネイチャーセンター前
対 象:幼児、小学生低学年とその保護者
定 員:8 組
参 加 費:1 人 500円
申 込:12月 15日(木)から電話で事前申し込み
備 考:雨天時中止。
こども昆虫教室
野外に出て動物の痕跡探
しを行います。
開催時間:午前 10 時〜11 時
対 象:5歳から7歳の子どもとその保護者
定 員:30名
参 加 費:子ども1人につき 300 円 ※保護者、付き添いの方は無料
集合場所:ネイチャーセンター前
申し込み:2/1(水)から電話で事前申し込み
冬号 No269
冬の星空観察会 2/4 土
12/10 土 「冬眠している昆虫探し」
冬の星座、月、M42
赤ちゃん木育ひろば
様々な形態で冬を越す昆虫たちの技を学
ぶガイドツアー。原っぱや森の中がフィー
ルドです。
オリオン大星雲などな
2/6 月 休園日特別開催
ど冬の星空を本格的な
木のおもちゃのレクチャーと笑顔の
天体望遠鏡を使って星
「親子記念撮影会」。初めての木育ひ
空観察会を行います。
開催時間:午前 9 時〜10 時
対 象:小学生とその保護者
定 員:8 組
参 加 費:300 円(小学生1人につき)
※保護者、幼児以下は無料
集合場所:ネイチャーセンター前
備 考:雨天、強風時は中止。中止の際は当日
午前 8 時までにご連絡いたします。
申し込み:12 月1日(木)から電話にて事前申し込み
開催時間:午後 6 時〜8 時
対 象:小学生、中学生とその保護者
定 員:20組40名
参 加 費:無料
集合場所:牛久自然観察の森ネイチャーセンター
申 込:1月4日(水)から電話で事前申し込み
備 考:雨天は室内でスライド鑑賞や星座クイ ズなどを行います。
協 力:こども星見隊
園長の里山ガイドツアー
定例バードウォッチング
朝フォト
12 /111
日 1/8 日 2/ 12 日
12/18 日 1/15 日 2/19 日
1/14 土
植物を中心とした園内のネイ
チャーガイドツアー。冬越し
をする植物たちを観察してい
きます。
ろばをみんなで楽しみましょう!
開催時間:午前 10 時〜11 時
対 象:6ヵ月以上〜1 歳未満の
赤ちゃんとその保護者
定 員:8組
参 加 費:大人 1 人につき300円
集合場所:木育ひろば「うっしっし」
申 込:1月 4 日(水)から電話で事前申し込み
開催時間:午前 9 時〜11 時
里山をフィールドに行
対 象:一般
うネイチャーフォト撮
参 加 費:無料
影会。霜の降りた草花
備 考:双眼鏡の無料貸出有り。
に朝日が差し込む冬の
雨天、強風時は中止。
朝は、キラキラと輝く
対 象:成人向け
中止の際は当日の朝
素敵な被写体がいっぱ
参 加 費:無料(予約不要) 集合場所:ネイチャーセンター前
8 時までに HP に掲
い。自然を綺麗に切り
備 考:雨天時、強風時は中止となります。中止の際は、
載いたします。
取る基本構図や透明感のある写真の撮影方法の紹介
時 間:午後 1 時~ 3 時
開催1時間前に牛久自然観察の森の HP「観察
も行います。カメラ片手で撮影していくので、初め
の森最新情報」内に記載いたします。
初心者限定!牛久沼バードウォッチング 1/21 土
牛久沼とその周辺(鳥獣保護区)で行うバードウォッ
チング。ゆっくり泳ぐ水鳥を観察しますので、初め
ての方も安心して見つけることができます。
時 間:午前8時~10時
対 象:成人向け
参 加 費:1人500円
申し込み & お問い合せ 029-874-6600
集合場所:牛久市観光アヤメ園駐車場
申し込み:1月4日(水)から電話で事前申し込み
備 考:雨天時、強風時は中止となります。
開催時間:午前7時30分〜9時00分
対 象:20代〜40代の一眼レフビギナーズの方
定 員:10名
参 加 費:1000円
集合場所:牛久自然観察の森ネイチャーセンター
申 込:12月1日(木)から電話で事前申し込み
備 考:雨天は中止。
休園日 12 月:5
(月)、
12
(月)
、19
(月)、
26
(月)、
29
(木)、
30
(金)、31
(土) 1 月:1
(祝)、2
(振)、 3
(火)、10
(火)、11
(水)、
16
(月)、23
(月)
、30
(月)
開園時間 9:00〜16:00〈2月〜10月は16:45迄〉 2 月:6
(月)、
13(月)、14
(火)、
20
(月)、27
(月)
2/11 祝
開催時間:午前 8 時〜10 時
対 象:野鳥撮影を始めたビギナーの方
参 加 費:1000円
集合場所:ネイチャーセンター
申し込み:1月4日(水)電話で事前申し込み
備 考:双眼鏡の無料貸出有り。
雨天、強風時は中止。
イベント情報は
公式HPでも
ご覧頂けます。
ての方も安心してご参加いただけます。
初心者限定!
野鳥の写真講座
冬越し?
←落ち葉
落ち葉の下で
コナラやクヌギを中心
とした雑木林は、冬に
なると葉を落とします。
カサカサと落ち葉の音
を聴きながら園路を歩
くには、12 月上旬がお
すすめ。
冬に見られる生きもの達
樹々が葉っぱを落とし、落ち葉の降り積
地面の下には
カブトムシの幼虫も!
もった森。生きものたちは寒い冬をどの
ように過ごしているのでしょうか?
オオスズメバチ
クロスジギンヤンマ
越冬場所は朽ちた木や
倒木の下など。秋に誕
生した新女王蜂だけが
冬を越し、春、新天地
で巣を作り始めます。
夏に生まれ、大きく成
長したヤゴは、幼虫の
まま池の底の落ち葉や
ドロの中で冬を越しま
す。
観察の森で
グラは
穴を掘るモ
グラ
モ
アズマ
モグラ塚
オオカマキリ
ハラビロカマキリ
コカマキリ
チョウセンカマキリ
卵の大きさもカマキリの
中で一番大きい。ランド
セルのようなスポンジ上
の形をしていて、草や枝
に産みつけます。
オオカマキリの卵に比べる
細長い形をして、触ると
少し固め。卵を産みつけ
る場所は、木や家屋の軒
下などの茶色くて平らな
窪みを好むようです。
日本のカマキリの卵の中
で一番長細い。
一見するとコカマキリの
卵ともよく似ています。
とやや細長い形をしていま
す。お尻の部分にツノのよ
うな突起があるのが特徴で
す。
寒い日もモグラは元気
に活動しています。冬、
草を刈り払った原っぱ
では、新しく盛り上がっ
た土が一際目立つので、
モグラの存在を確認す
ることができます。
して
森の紅白を探
えよう〜
新年を迎
な?
どこにいるか
ホソミオツネントンボ
ウラギンシジミ
ツチイナゴ
アカゲラ
シロハラ
成虫で冬を越すトンボ。
小枝とそっくりに色をか
え、小鳥に見つからない
よう、近づいてもじっと
動きません。
羽を閉じたまま、葉っぱ
の裏で冬を越すシジミ
チョウ。寒い朝、落ち葉
の上に落ちていること
も。
成虫のまま冬を越すバッ
タ。寒い日はススキの林
の下や落葉の下でじっと
して暖かい日は草につか
まり日向ぼっこしていま
す。
冬の間だけ観察の森を
おとずれるキツツキの
仲間。年によって来た
り来なかったりするの
ですが、今年は秋から
滞在しています。
園路沿いを歩いている
と、落ち葉の下にいる
虫やミミズを探してい
る姿を頻繁に見かけま
す。
松ぼっくり
約 5cm
球果(松ぼっくり)をふと見ると
鱗が円を描き規則正しい配列に
約 6cm
なっていいます。秋に成熟した
種は北風と共に飛んで
傘が濡れると閉じるよ!
いきます。
種を風で遠くまで飛ばすた
め、雨の日は種がこぼれ落
ちないようになっている。
種は
松ぼっくりの中。
約 1 年半かけて成長した松
上から見ても
規則正しく見えます。
モニタリング植物調査の報告
あまり馴染みのない植物(ササクサ)の記録
ぼっくりは、秋に熟し一枚の
鱗に2つの種をつけます。
ていただけかもしれません。
今年の調査では、群落が少し広がったことと群落
から少し離れたところでも新たな株が結実までに
開園以来初めての記録となる「ササクサ」という植物
至ったことを確認しています。
を3年前のモニタリング調査で発見しました。園内では
環境省や茨城県のレッドデータに指定されている
今のところ「タヌキの林」だけに見られますが、同地を
わけではありませんが、牛久市内でこの植物をみた
4年前から保全作業を開始したことで芽生えが促された
という情報は今のところ寄せられていません。杉林
のかもしれませんし、形態が茨城県南地域一帯でよく見
の林床など半日陰を好むようですので、そういった
られるアズマネザサと似ているので、今まで見過ごされ
環境を探せばまだまだ見つかるかもしれません。
森のしんぶん冬号 No269 発行•編集 / 牛久自然観察の森ネイチャーセンター 300-1212 牛久市結束町 489-1 アズマネザサの葉(上)とササクサの葉(下)
ササクサは基部に柄がみられる
結実の様子
スギ林内の群落の様子。
冬は地下茎だけを残し
て枯れる。
タネは、風に飛ばされ
やすいように、プロペ
ラの先に付いています。
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