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CREATIVE SOCIETY - KMD:Graduate School of Media Design, Keio

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CREATIVE SOCIETY - KMD:Graduate School of Media Design, Keio
2 0 1 1
A C A D E M I C
Y E A R
media innovator leads a
CREATIVE SOCIETY
I期
Ⅱ期
Ⅲ期
出願期間
2011年5月12日(木)
~5月25日(水)
2011年9月8日(木)
~9月13日(火)
2012年1月12日(木)
~1月17日(火)
1次選考合格発表
2011年6月6日(月)
2011年10月3日(月)
2012年2月3日(金)
2次選考
2011年6月18日(土)
–6月19日(日)
2011年10月15日(土)
–10月16日(日)
2012年2月11日(土)
–2月12日(日)
2次選考合格発表
2011年6月21日(火)
2011年10月18日(火)
2012年2月14日(火)
www.kmd.keio.ac.jp
welcome to the graduate school of media design
メディアデザイン研究科への招待
a creative society led by media innovators
メディア・イノベータが先導する創造社会の到来
MEDIA INNOVATOR
メディア・イノベータとは
メディアデザイン研究科は創造社会にふさわしい産業を興しまた担う国
際的に活躍する人材の育成を目的として設立されました。生産性や効率
に代わって
「創造性」が経済的価値を生み出す創造社会が到来していま
す。創造性とは、新しいアイデア、表現、
プロセスを零から生み出す能力で
す。新しく創造されたものや活動は革新的な技術を生み出し活力のある
経済基盤を創りだし、心豊かな社会を構築し人の心を感動させます。創造
社会では個人の創造に価値があり、生活者が創造行為の主役になります。
個人個人が創造的になり、多様な価値観を認め合い、個人の創造的な貢
献によって集合的に大きな力を生み出すコラボレーション力が重要とな
る社会です。
創造社会では、文化的社会的資源から価値を生み出す
メディアデザイン研究科では、創造性を重視した新しい
方法が変わります。高度なデジタル技術基盤によって地
国際社会を先導する人材をメディア・イノベータと呼び
球規模で資源の再配分が行われ、人間の創造性が回
ます。国際的な産学官連携によりメディア、
コンテンツ、
復するのです。技術の進歩により、人々は日常生活で創
サービスを創出するプロジェクトを実践し、
メディア・イ
造的な行為を活発に行うようになり、
クリエイティブな ノベータの育成を行っています。先端的なコミュニケー
人たちが増えています。彼らの活動は新しい価値を生
ション環境を駆使して国際的な多拠点連携ネットワー
み出し、ネットワークを拡大して文化的社会的資源の再 クを構築し、日吉をヘッドクオーターとし、大阪とシンガ
配分の障壁をなくし、自由な資源の共有を可能にしま
ポールにサテライト拠点を整備しています。
日本語と英
す。創造性が我々の日常生活において価値のある活動
語を公用語として使用しているため、世界各地から学
となり、人々は表現行為を楽しみます。現在、新しい経
生が集まり、様々な経験や知識を有する教員とともに、
済活動の登場を予感させる出来事が増えてきており、 多様性を大切にするコミュニティを形成し、創造社会を
多くの国では創造性を経済活動の資源として活用する
クリエイティブ産業やカルチャー産業育成を国家戦略
としています。
先導する力を身につけるため学んでいます。
REAL PROJECTS
リアルプロジェクトを導入
メディア・イノベータはデザイン創造性、
テクノロジ創造性、
マネジメント
創造性、
そしてポリシー創造性の4つの分野を調和的に統合します。
さらに、各自が一つあるいは二つの高度に専門的な能力を身につけるよう
にカリキュラムを構築しています。加えて、社会と深く関わるリアルプロジェク
トと呼ぶ実践的なプログラムを導入し、
ビジョン構成力と協調性を育成する
ために自分とは異なる能力をもったメディア・イノベータとの過激なまでの
コラボレーションを行います。
デザイン、
テクノロジ、
マネジメント、
そしてポリ
シーの4つの創造性を連動させて多様な国際舞台でプロジェクトを推進す
るリーダーシップを発揮できる人材を育成することがメディアデザイン研究
科の目標です。
メディアデザイン研究科では、
リアルプロジェクトに
メディアデザイン研究科は、来る創造社会を先導で
おいてマスメディアを超える新しいメディアを創造
きるグローバルな視点を持ったメディア・イノベータ
する実践を行います。
テクノロジとメディアは融合
を目指す情熱とビジョンをもった人たちの積極的な
し、
日常生活を大きく変えることになります。
コンテ
出願を期待しています。
ンツは、モノや空間へと拡張し社会システムに影響
を与えます。
フィールドワーク、戦略立案、発想術、試
作、実行と検証の5つの能力を実学として実践し、
コ
ンテンツの開発、革新的な技術の開発・実証、商品
化や起業を目指し、
さらに標準化や制度改正など国
際社会へのインパクトを重視します。
慶應義塾大学大学院
メディアデザイン研究科
委員長 稲蔭正彦
教員
デザイン、テクノロジ、マネジメント、ポリシー
の 4 つの力(創造力)を調和・統合し、新し
い知や表現の創造活動を実践するのみならず、
その成果の価値化をプロデュースできる創造
リーダーである「メディア・イノベータ」を
育成します。
稲蔭 正彦
Masa Inakage
エンタテイメントデザイン、
メディアアート、デジタル
シネマ、CG
Naohisa Ohta
Naohito Okude
古川 享
大川 恵子
Sam Furukawa
Keiko Okawa
メディアビジネス、
マーケティング、企業連携
プロダクト・デプロイメント
デジタルコミュニケーションと
教育環境、アジア教育基盤の構築
エイドリアン・チェオク
Adrian D Cheok
エンタテイメントコンピュー
ティング、インタラクション
デザイン、複合現実感(MR)
砂原 秀樹
Hideki Sunahara
モバイル通信技術、
センサネットワーク、
知識情報構成技術
加藤 朗
Akira Kato
コンピュータネットワーク、
インターネット基盤技術、
運用技術、計測技術
インタラクティブ技術、
複合現実感、ロボット、
リアルメディア
太田 直久
奥出 直人
インタラクションデザイン、
メディア環境デザイン、
デザイン思考
稲見 昌彦
Masahiko Inami
中村 伊知哉
Ichiya Nakamura
メディア政策、情報通信、
デジタル知財、ポップカルチャー
舘 暲
杉浦 一徳
バーチャルリアリティ学、
ロボット学、計測制御学
メディア伝送、
オペレーティングシステム 、
インターネット技術
Susumu Tachi
Kazunori Sugiura
デジタルメディア・ネットワーク
応用技術、デジタルシネマ技術
岸 博幸
Hiroyuki Kishi
メディアとネットの融合、
コンテンツ・広告ビジネスの戦略論
石倉洋子
Yoko Ishikura
グローバル戦略・競争力
メディアデザイン研究科
の特徴と育成教育モデル
本研究科は次に示す3つのミッションを実践し、世界
を先導する研究教育機関として活動をしています。
デザイン
マネジメント
テクノロジ
1
マルチ拠点グローバルネットワーク
最先端の課題に対応していくために、必要に応じてダ
イナミックな体制を実現するため、
日吉キャンパスを
ヘッドクオーターとして、複数の国内外のサテライト
拠点および他機関との連携を形成し、
グローバルネッ
トワークで協働できる体制を構築します。
2
グローバルリーダーの育成環境
ポリシ
3
KMDメソッド
KMDメソッドは、創造リーダー(メディア・イノベータ)
を育
成するための教育法です。
主な特徴は、
デザイン力、
テクノロジ力、マネジメント力、ポリシー
力の基礎を理解するためのDTMPカリキュラム、
グローバル社会におけるリーダーは、個々のローカル
社会の問題を創造的に取り組み解決する能力を身に
な背景に立ちつつグローバルな視点を持ち、国際人と
つけるためのデザイン思考とストーリーテリング法
しての教養と専門性を身につける必要があります。
そ
の習得、
のため、国政的な教育研究組織の実現のために、
日本
語と英語を公用語として国際色豊かな組織を構築し
ています。
実践力を習得するためのプロジェクト型教育です。
メディアデザイン研究科の履修モデル
メディアデザイン研究科に入学した全ての学生は、入学後クラッシュコースと呼ばれる合宿に参加をして、
これま
での先入観を取り除くと同時にメディアデザイン研究科のカルチャーを共有しはじめます。
またデザイン、テクノ
ロジ、マネジメント、ポリシーの4分野にまたがった実践的かつ広範囲にわたる講義を通して、KMDメソッドによる
メディア・イノベータとしての基礎力を身につけていきます。
しかしながら本研究科で最も大切なことは、4つの創造性を融合させたリアルプロジェクトへの参加です。
リアル
プロジェクトは4分野にまたがった産官学共同プロジェクトであり、個人の能力を超えたコラボレーションによる
活動が中心となります。学生はリアルプロジェクトへの深いコミットメントを通して、
メディア・イノベータ能力を
獲得していきます。
入学直後に集中的に行われる必修科目の授業は、4月入学の場合は日本語、9月入学の場合は英語で実施されま
す。
したがって、入学生はそれぞれ日本語、英語による授業を受講する語学力が必要になりますので、入学時期を
選択する際にはご注意ください。
修士課程科目一覧
修士課程
科目名(日)
メディアデザイン基礎
必修科目
共通基盤科目
メディアテクノロジ基礎
メディアマネジメント基礎
メディアポリシー基礎
選択科目
英語論文基礎1
英語論文基礎2
現実感設計
エンタテイメント理論と創造戦略 マルチ感覚コミュニケーション
デザイン思考と経営戦略
コンピューティングシステムアーキテクチャ
ネットワークと運用
理論・戦略科目
選択必修科目
デジタルメディア・イノベーション
コンピュテーショナル・サービス・アーキテクチャ
グローバル社会
変化の時代の事業戦略論
メディア・コンテンツビジネス
ビジネスメディア論
メディア・ポリシー
知的財産戦術
イノベータ・セミナー1
イノベータ科目
選択必修科目
イノベータ・セミナー2
イノベータ・セミナー3
イノベータ・セミナー4
メディアデザイン技法Ⅰ
スキル科目
必修科目
メディアデザイン技法II
メディアデザイン技法III
メディアデザイン技法IV
プロジェクト科目
必修科目
特別研究科目
必修科目
基礎プロジェクト
リアルプロジェクト
メディアデザイン研究
修士課程の履修モデル
第1学期目
1
年
次
クラッシュ
コース
共通基盤 (8)
第2学期目
理論・戦略(4)
理論・戦略(2)
イノベータ科目(1)
イノベータ科目(1)
スキル科目(1)
スキル科目(1)
基礎プロジェクト(2)
2
年
次
理論・戦略(2)
スキル科目(1)
リアルプロジェクト(2)
修士論文着手
メディアデザイン研究(2)
リアルプロジェクト(2)
リアルプロジェクト(2)
スキル科目(1)
後期博士課程
後期博士課程に出願される方は、出願前に研究指導を希望する教員とコンタクトを取り、研究指導の承認
が得られていることが前提となります。学位授与までのプロセスは、当研究科のウェブサイトをご参照ください。
http://www.kmd.keio.ac.jp/jp/admissions/doctor.php
後期博士課程取得の流れ
指導教授の決定
「博士論文プロポーザル」の提出
研究指導コミッティによる
研究レビューと論文執筆
論文審査委員会の発足
公聴会
最終審査
予備口頭試問の実施
博士論文提出
学位の承認
CEMS MIMプログラム
CEMS MIMプログラム
(ダブルディグリー・プログラム)
について
CEMS-the Global Alliance in Management Educationはヨーロッパを中心とする世界トップレベルのビジネス
スクールと多国籍企業の連合体で、慶應義塾大学は2010年12月にCEMS加盟校になりました。
CEMS MIM(CEMS Master’s in International Management)プログラムは、他のCEMS加盟校への留学やCEMS提
携企業(Corporate Partner)
とのプロジェクトを通して、国際的に活躍できる人材育成を目指したプログラムです。
メディアデザイン研究科の学生がこのプログラムに参加して所定の要件を満たした場合、慶應義塾大学の学
位、修士(メディアデザイン学)に加えて、CEMSの学位、国際経営学修士(Master of Science in International
Management(MIM))
を取得することができます。
キャリア
多くのCEMS MIM修了者は、出身国以外の企業で活躍しています。国際的に高い評価を受けているCEMS MIM生
は、CEMS提携企業に限らず、国際的な企業から大きな信頼を得ています。CEMS MIM生は、
カリキュラムの一部
である”International Internship”および“Business Project”、年に一度開催されるキャリアフォーラムなどを通じ
てCEMS提携企業を中心とした様々な企業との接点を持つ機会があります。
http://www.cems.org/
http://www.ic.keio.ac.jp/keio_student/dd/cems/keio/index.html
メディアデザイン研究所
メディアデザイン研究所(以下、KMD研究所)は当研究科附属の研究所で、創造社会の一員として学際的
に先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的として、2008年に設置されました。
KMD研究所内には、特定の先端的研究領域に携わる教員、所員、
リサーチャー、
リサーチアシスタント、学生等が
様々なリアルプロジェクトを推進しているほか、
ラボラトリ
(センター)
を組織して、国内外の大学や企業と連携を
しながら、
リアルプロジェクト活動に従事しています。
主な研究所設置のラボラトリ
(センター)には、Keio-NUS CUTEセンター(メディアデザイン研究科代表者:稲蔭
正彦 http://cutecenter.org/)および国際バーチャルリアリティ研究センター(メディアデザイン研究科代表者:舘
暲、稲見昌彦 http://ivrc.org/)があります。KMD研究所の研究実績として、受託研究が14件、共同研究が9件があ
ります(2011年2月末現在)
。
Keio-NUS CUTEセンターは、
シンガポール国立大学(NUS)
とシンガポール政府および慶應義塾大学の協定によ
り、
シンガポールのインタラクティブ・デジタル・メディア研究開発プログラムの推進者として、共同受託研究をし
ているものです(詳細は拠点のページを参照)
。
同センターでは、五感による次世代コミュニケーションに関する研究、
グローバルコンピューティング/プラットフ
ォームに関する研究、
オンラインおよび実世界における生活者の行動からトレンドを分析し支援する研究を3本
柱のクラスターとして推進しています。
国際バーチャルリアリティ研究センターは、21世紀の重要技術である実世界に根ざしたバーチャルリアリティの
研究を、横断的かつ総合的に内外の知を統合し達成することを目指しています。同センターでは、慶應義塾を中
心として国内の大学・産業界のVR研究者を集め、将来的には米国、
フランス、
ドイツ、
イタリア、英国、中国、韓国、
シンガポールなど海外のVRの碩学との人的な国際的ネットワークのもとバーチャルリアリティの国際拠点を形
成する予定です。
また、国内の若手研究員に加え海外からのPDやインターンも受け入れることで、VR研究および
実社会への応用の世界的な研究センターを形成することを目指しています。
マルチ拠点グローバルネットワーク
日吉から世界へ
ボーダーレスな国際社会では、様々な場所がネットワークで連携し、
クラウド環境での活動が加速していきます。
メディアデザイン研究科では、慶應義塾日吉キャンパスをヘッドクオーターとして、国内外のサテライト拠点およ
び他機関との連携を形成し、
グローバルネットワークで協働できるダイナミックな研究・教育体制を構築していま
す。拠点間では、
日常的に高精細映像によるオンライン・コラボレーション・システムを活用しており、様々な地域
の人達とのコラボレーションを通して、最先端の研究・教育活動を展開し、国際社会の一員として世界に向けて発
信しています。
日吉キャンパス協生館
日吉キャンパス協生館が、
メディアデザイン研究科における研究・教育機能の集積拠点(ヘ
ッドクオーター)となります。協生館内には、
プロジェクトを遂行する上で必要な最先端設備
が充実しており、学生はこうした環境の中でリアルプロジェクトに取り組んでいます。
慶應大阪リバーサイドキャンパス
慶應義塾が2008年に開設した「慶應大阪リバーサイドキャンパス」内に、
メディアデザイン
研究科専用のスペースを持ち、本研究科における関西エリアの研究活動の拠点となってい
ます。
Keio-NUS CUTEセンター(シンガポール)
慶應義塾大学は、
メディアデザイン研究科を中心に、
シンガポール国立大学(National
University of Singapore: NUS)
と合同でKeio-NUS CUTEセンターをシンガポールに設立し
ました。同センターはシンガポール政府インタラクティブ・デジタル・メディア研究開発プロ
グラムオフィスからの招聘を受け設立されたもので、NUSとの戦略的パートナーシップを
通じて次世代メディアとコミュニケーションに関する先導的な研究を推進しています。
その他
上記以外にも、奈良先端科学技術大学院大学、南カリフォルニア大学(米国)
、KAIST(Korea
Advanced Institute of Science and Technology, 韓国)など国内外の教育機関と連携して
研究・教育活動を展開しています。
リアルプロジェクト
イノベーションとは、独創的な発想や発明を行い、
その結果を社会に展開していくことを意味します。
リアルプロジ
ェクトでは社会が直面している課題を取り上げ、実践的な方法で解決することでイノベーションの実践を目指し
ています。
フィールドワーク、戦略立案、発想術、試作、実行と検証の5つの能力を駆使して、
まず零から1を創造するコンセプ
トイノベーションに挑戦します。
ここではデザイン創造性が活躍します。次にコンセプトの目的を実現するための
システムを開発します。
テクノロジ創造性が必要になるところです。
さらにビジネスモデルを考えて商品化や起業
に挑戦します。
ここにはマネジメント創造性が要求されます。
さらにはシステムを商品として社会に提案するとき
には、標準化や制度改正などを政策として提言する必要な場合があります。ポリシー創造性が欠かせません。
このように、
リアルプロジェクトでは社会的インパクトを重視して、
デザイン、
テクノロジ、マネジメント、ポリシーの
4つの力を総合的に活用していきます。
global education
medical
本プロジェクトでは、
アジアにつながるコミュニケーション基
盤”SOI Asia”を活用して、世界の問題解決のためにグローバ
ルに行動できる人材を育てることを目的とし、様々なコンテン
ツ開発および研究を行っています。従来型のレクチャー形式
の授業だけではなく、
グローバルなインタラクティブ性を活
かした体験型のコンテンツを世界中の幅広い対象に向けて
企画し、実現しています。
メディカルプロジェクトは、地域医療連携や在宅医療・介
護、慢性疾患患者向けの体調管理サービスまで、
デザイン
思考という手法を用いながら新たな医療と生活のあり方を
実現していきます。大学病院・医師会・開業医・企業と共に
現実のフィールドで開発およびユーザーテストを繰り返す
ことにより医療サービスをデザインしていきます。
urban media: navinko
4k narrative
Navinko は、
オーディオAR(音の拡張現実)、SNS(ソーシャ
ルネットワーキングサービス)
、
そしてナビゲーション情報で
構成される、
自転車ユーザーのためのシステムです。現在
は、独自のオーディオ・インターフェースを用いたiPhoneア
プリの開発をしています。
タグ(points of interest : POI)をつ
けることにより、場所、
あるいは友人や自転車の集団が近づ
いたことをインフォメーションし、都市での探索の喜びを広
げてくれます。
デジタルシネマの将来の基準となる4Kを紹介するため、4Kナラティ
ブではプロフェッショナルのテクノロジーを革新的なアートワークに
取り入れることを目的としています。映画規格としての4Kのイメージ
は4096 x 2160ピクセルになりますが、
これは2KデジタルシネマとHD
イメージの4倍の大きさになります。
robotic life
digital kids
digital textbook and teaching
本プロジェクトでは、
ロボットの活躍の場を研究室だけでは
なく実社会、実生活へと広げていくことを目指しています。人
とのインタラクションで生まれる情報を物理的に反映しうる
メディアとしてロボットを捉え、
より豊かな経験を生み出す
2015年までに全ての小中学生がデジタル教科書を持つ環
べく日々プロトタイプを重ねています。
境を実現するために作られたポリシー系プロジェクトです。
現在115社以上の企業が加盟しています。課題整理、政策
提言、ハード・ソフト開発、実証実験及び普及啓発を進めて
います。
また、政府(文部科学省、総務省等)
とも連携して活
動を進めています。
media furniture
sustainable user
generated media (sugm)
SUGMプロジェクトはユーザー同士がコミュニケーシ
ョンを行うサービスにおいて、
「利用者が生み出し、永
続的にサービスを続けること」
を目的とし、新たなクリ
Media Furnitureはインタラクションデザインの視点
から、新たな生活経験を創造するプロジェクトです。
住環境を彩る家具や道具と人々の生活リズムが呼
応した、今までにない生活を実現します。従来のデ
ザインの枠にとらわれない、新たな豊かさのスタイ
ルをアジア地域から確立することを目指しています。
network media
エイティブスキームの開発を行っています。
これまで
ゲーム機とウェブサイトを主体としたコミュニティに対
し、上記の目的を果たす機能の提案を行いました。現
在は新たにユーザー同士のコミュニケーションを可視
化しエンタテインメント要素を加えることで、SUGMの
概念を体現するサービスの開発に取り組んでいます。
television station:
new okinawa style
沖縄県内から都市部住民に向けた情報
Network Mediaプロジェクトは、次世代の情報流
発信の試みを行うプロジェクトです。沖縄
通基盤の構築を目指しています。
センサ等の様々
が長く培ってきた文化や歴史といった強
な情報生成機器の展開や、機器を安全にネットワ
みに加え、新しい時代のニーズを掛け合わ
ークへ繋げ情報流通を可能とするために必要とな
せ、多種多様な沖縄県産の商品のリデザ
るIPv6やDNSSECの普及、
ホワイトスペースの活
インを行います。
「新しい魅力ある沖縄」
を
用、流通した情報を価値ある情報を社会へ展開し
市場が認識できるようにブランド化してい
ています。
また、次世代技術を世界各国への技術
くことを目指して活動しています。
移転も行っています。
convergence between
broadcasting and
telecommunication in local
sanctity of life
Sanctity of Life プロジェクトでは長期入院児
の生活に焦点を当てています。彼らは長い入
院生活の中で多くの悩みを抱えています。病
沖縄で生活をしている市民や地域密着で事業
気に対する不安感や家族と離れて暮らす孤独
を営んでいる企業や団体によって創造・発信
感、
そして病室に籠ることによる閉塞感などで
される地域密着型情報発信プラットフォームと
す。当プロジェクトではこのような悩みを解決
コミュニティを構築し、地域コンテンツや情報を
するために様々なエンターテインメントシステ
中核として、
コミュニティやコンテンツ産業を活
ムを開発しています。
性化させていくことを目的としています。
kitchen media
日々多忙な近代社会の生活が人々の繋がりを希薄にしてい
ます。本研究では
「食事」
を通してこの問題の解決を図ります。
「共有ダイニングシステム」は、
スクリーンインテラクション・
フード印刷・インテラクティブテーブルクロス、
といった技術
を用いて遠隔環境に置かれる人々が食事を共有できるよう
にするものです。
「共有クッキングシステム」は、人々が遠隔環
境で調理活動を共有できるようにすることを目指します。現
embodied media–digital
expression (kimippoid)
最も身近な
「メディア」
としての「身体」
に注目
し、
その表現能力を拡張することを通して、社
会に対してメディアの在り方を提案するリアル
プロジェクトです。
「身体性の拡張」
をキーワー
ドに、衣服、住環境、睡眠時間などのデザイン
を行っています。
在、NEC、慶應義塾大学と国立シンガポール大学で連携して
研究を進めています。
haptic media
digital kids
Haptic Mediaプロジェクトは、触覚を利用した次世代
デジタル・キッズは、いわゆる
「デジタル時代」
を生きる子ど
もたちが、従来のメディアに留まらず最先端のデジタル機
材やコンテンツを通じて、
それぞれの創造力・表現力を育
む環境をデザインしています。主に幼児や小学生を対象
に、定期的なワークショップの開催・デジタルコンテンツの
研究および開発を通じて、子どもたちが自ら
「考え」
、
「つく
り」
、
「表現する」場を提供しています。
のインタフェースデザインやコンテンツデザインなど、
現在の視聴覚メディアを超えた新しいコミュニケーショ
ンメディアの創造を目指しています。現在、現実空間に
投影された3D映像を触って楽しめる次世代型ディスプ
レイ”RePro3D”や、触覚を用いたナビゲーションにより
都市経験を豊かにする“HapMap?”などの研究開発を
行っています。
global computing + media telescope
urban media–sentio
Media Telescopeプロジェクトは、
インターネット上を流れる
Sentioは街歩きや買い物においてセレンディピティ
(=偶然に自分の好きな物や場所に出会える経験)
を叶え
てくれるiPhoneアプリケーションです。Sentioではベイジ
アンネットワークを用いて興味を予測することで、
セレンデ
ィピティのある街と人との出会いをサポートしています。
情報を抽出し、情報トレンド
(情報の伝搬)
を分析していま
す。
また自然や人間の知的活動など、実世界にて生み出され
るインターネット上の情報トレンド、並びにインターネット上
で自律的に生成される情報トレンドを予測・可視化し、世界
に配信していきます。
そしてこれらを、新たなビジネスツール
や人々の生活を豊かにする社会基盤として構築することを
ゴールとし、研究に取り組んでいます。
学生のバックグラウンド
分野 3出身
研究内容、
バックグランド 2 KMDでの
1 学部時代の専攻分野、
1 クリエイティブコミュニケーション
の研究
2 バーチャルリアリティ、触覚技術、
グループウェアに関する研究
1 知識情報処理、
動画像処理、情報推薦
2 離
れた場所でのメディアによるコミ
ュニケーション強化に関する研究
3 日本
3 オーストラリア
1 経済学、東アジア地域研究
2 情
報共有および創造性の
コラボレーションに関す
る研究
3 ア
メリカ
1 デザイン産業に関する研究
2 メ
ディアとのインタラクションを通じ
て、個々人のライフスタイルを向上
させるための研究
3 シンガポール
1 映像学科
2 現実空間にプロジェクションさ
れる映像におけるストーリーテ
リングの研究
1 電
子工学
2 人
間とコンピューターおよび
人間とロボットの相互作用の研究
3 韓国
3 スリランカ
1 広
告産業に
関する研究
2 在宅医療関係者
を支援するデバイス
の開発
1 犯
罪学
2 日本の音楽の世界発信に関する研究
3 日本
3 マ
ルタ
1 中国語教授法
1 音
楽表現科 ヴァイオリン専攻、
総合政策学部 経営学専攻
2 デ
ジタルサイネージ
のビジネスモデルに
関する研究
2 音
と人間との関係性に様々な
角度からアプローチし、音の新
たな価値創造に関する研究
3 中国
3 日
本
1 メディア研究
2 発展途上国の子供
たちに対して、創造性や
新しいメディア技術を
広める研究
1 マ
スコミュニケーション
2 イ
ンテリアデザインとゲーム、
エンターテイメント
デザインの融合に関する研究
3 ボツワナ
3 ブラジル
日本人
修士課程
留学生
67%
33%
男
40-44歳: 1%
35-39歳: 4%
女
61%
30-34歳: 15%
39%
24歳: 50%
25-29歳: 27%
出身国
男女比
年齢分布
50歳 : 4%
45-49歳: 10%
後期
博士課程
72%
28%
80%
45-49歳: 2%
50歳 : 1%
20%
40-44歳: 19%
35-39歳: 15%
24歳: 4%
25-29歳: 31%
30-34歳: 17%
KMDの先端環境
デジタル工房
モーションキャプチャー映像
ものづくり工房
デジタルシネマ環境
音響・映像スタジオ
ネットワークハブ
学生生活
実習
レクチャー
自主ワークショップ
プレナリーミーティング
リアルプロジェクト
経歴
その他 22%
新大卒 50%
出身
中国 韓国 台湾 米国 シンガポール
インドネシア レバノン メキシコ
マレーシア マルタ ボツワナ フランス
ブラジル オーストラリア エジプト カナダ
社会人経験者28%
スリランカ チェコ マカオ ラオス
入学について
入学時に必要な費用(2011年度)
(単位:円)
種別
2011年度入学者
修士課程
後期博士課程
310,000
310,000
1,500,000 (750,000)
750,000 (375,000)
320,000 (160,000)
320,000 (160,000)
情報ネットワーク・登録利用料
(分納の場合)注1
5,000 (2,500)
5,000 (2,500)
学生健康保険互助組合費
(分納の場合)注4、5
2,600 (1,350)
2,600 (1,350)
2,137,600 (1,223,850)
1,387,600 (848,850)
入学金
注2
在学料
(分納の場合)注1
施設設備費
(分納の場合)
合計
(在学料分納の場合)
注1 入学金と学生健康保険互助組合入会金を除いた学費は、春学期・秋学期に分け
徴収します。ただし、本大学院修士課程を修了する年に後期博士課程に入学する者の
て納入することができます。秋学期学費は毎年10月末日までに納入するものとします。
学生健康保健互助組合入会金は不要です。
注2 入学金は初年度のみ徴収します。
注5 義塾が委託されて徴収する学生健康保健互助組合費については、在学中も年度
により必要に応じて改定されることがあります。
注3 本大学学部を卒業する年に修士課程に入学する者の入学金は規定額の半額、
注6 上記費用に加え、入学直後に行われるクラッシュコース合宿の費用がかかります
本大学院修士課程を修了する年に後期博士課程に入学する者の入学金は不要です。
ただし、学部卒業、修士課程修了後1年以上を経過して入学する者の入学金は規定額と
(実費負担)
。
します。本大学通信教育課程卒業者の入学金は規定額とします。
注7 多くの授業はノートパソコンの持ち込みを前提にしていますので各自で入学ま
でにご準備ください。
注4 学生健康保健互助組合費には入会金 100 円を含みます。入会金は初年度のみ
入試定員 修士課程 80名 後期博士課程10名
奨学制度
研究の意欲を持ち、経済的な理由により修学が困難で、かつ成績・人物ともに優秀な学生を対象に、次のような
奨学制度を設けています。いずれも募集は入学後になります。詳細はウェブサイトをご参照ください。
日本人学生対象
留学生対象
www.kmd.keio.ac.jp/jp/admissions/financial-aid.php
www.ic.keio.ac.jp/intl_student/scholarship/intl_student.html
慶應義塾大学大学院奨学金
慶應義塾大学給費奨学金
日本学生支援機構奨学金(旧日本育英会奨学金)
慶應義塾大学私費外国人留学生特別奨学金
指定寄付奨学金
日本政府(文部科学省)学習奨励費
地方公共団体・民間団体奨学金 等
地方公共団体、社・財団法人等各種奨学金 等
アクセスマップ
横浜市営地下鉄
東急東横線
東急目黒線
JR線
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科事務室
〒223-8526 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
TEL 045-564-2517
FAX045-562-3502
[email protected]
Webwww.kmd.keio.ac.jp
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