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産学連携機能評価を活用した産学連携活動の改善

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産学連携機能評価を活用した産学連携活動の改善
資料11
産学連携機能評価を活用した産学連携活動の改善
平成27年11月
経済産業省 大学連携推進室
産学官連携関連施策の変遷
承認TLO制度の創設・支援
(=大学等の研究成果の産業への移転を促進)
※TLO:技術移転機関、平成27年12月時点で36機関
H8
科学技術
基本計画
第1期
“産学官の
人的交流等
の促進“
H9
産業競争力強化法
H12
中央省庁再編
H13
第2期
知的財産基本法
H15
日本版“バイドール”条項(=国
の研究委託の成果を受託者へ帰
属)
H12
「知的財産推進計画」策定
国立大学法人化
H16
H18
H19
H15
H17
H18
産業活力再生法
H21
「先端イノベーション拠点」
「技術の橋渡し拠点」等整備
(全国32箇所)
H22
第4期
※平成16年度に目標達成
(平成26年度時点で約1750社)
H14
新しい技術研究組合の設
置、活用の開始
“産学官連携は H20
イノベーション創出の
重要な手段”
大学発ベンチャー3年
1000社計画※
H13
H16
法人格の取得、承認T
LOへの出資、特許の機
関帰属 等
H17
第3期
H11
大学等に対する特許料減免措
置等
H14
“技術移転の
仕組みの改革”
中小企業等投資事業有限責任組合法制定
中小企業基盤整備機構によるベンチャーファンド
事業開始
H10
産業活力再生特別措置法
H11
エンジェル税制の創設
H9
大学等技術移転促進法
H10
ベンチャー企業関連
H8
H23
H24
“科学・技術・イノベー
ション政策の一体的推 H25
進”
産業競争力強化法改正
エンジェル税制の抜本的
拡充(所得控除制度の
追加)
産業革新機構設立
H20
H21
各地の産学官が密接して共同
研究を行える施設設備の整備
(Under One Roof型の研究
開発)
国立大学法人等によるベン
チャーファンド等への出資等
H26
H27
H19
研究開発税制(オープンイノベーション
型)の抜本的拡充
H22
H23
H24
H25
H26
H27
1
産学官連携の現状①
共同・受託研究、特許出願・活用等の実績は、順調に増加してきたが、最近はやや頭打ち。
共同研究実績
件数)
受託研究実績
(百万円)
25000
60000
20000
受入額[百万円]
うち国立大のみ
件数
うち国立大のみ
50000
40000
15000
H15→H25 約2.4倍
10000
H15→H25 約2.0倍
30000
20000
5000
10000
0
0
59 60 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
大学等の共同研究受入額・件数
(FY)
特許活用実績
特許出願実績
(件数)
10000
外国出願
9000
国内出願
8000
7197
6000
1808
7282
2987
6882
2455
6980
909
5000
2002
6799
2185
2617
6490
6507
2587
3000
2000
581
1000
1881
6517
10,000
件数:H17→H25 約8.9倍
8,000
収入:H17→H25 約3.5倍
6605
4,000
H15→H25 約3.8倍
801
2,000
16
17
18
19
20
21
22
大学等による特許出願件数
23
24
986
25 (FY)
639
774
2,250
2,000
1,750
1,500
1,558
1,446
6,000
0
15
2,500
2698
5085
4000
(百万円)
(件数)
12,000
2,212
1330
7000
大学等の受託研究受入額・件数
1,250
1,000
1,092
891
収入
件数
750
500
250
0
0
17
18
19
20
21
22
23
大学等の特許実施料収入・件数
24
25
(FY)
2
出典:文部科学省ホームページ「大学等における産学官連携等実施状況について」、「我が国の産業技術に関する研究開発活動の動向第11版」
産学官連携の現状②
企業から大学への研究費の拠出割合、1件当たりの平均共同研究費、米国と比較したライセンシング収入
水準など、まだまだ改善すべき点は多い。
日本の大学等における1件当たり共同研究費
企業の総研究費に対する大学への研究費の拠出割合
国
2008年(%)
2012年(%)
日本
0.44
0.46
1.06
3.65
1.96
1.78
3.99
アメリカ
ドイツ
イギリス
韓国
中国
~1000万
1000万円
円未満
5%
~500万円 以上
4%
未満
8%
0.91
3.65
1.71
1.34
3.32
~100万円
未満
39%
~300万円
未満
44%
海外の大学では、1件あたり
1000万円以上が一般的
出典:OECD「Research and Development Statistics」に基づき経済産業省作成
日米の産学技術移転に関するパフォーマンス比較
6490(件)
6507(件)
6517(件)
1673(件)
1541(件)
2298(件)
日本
22(億円)
18(億円)
23(億円)
日本2010年度
30(件)
25(件)
21(件)
日本2012年度
6000
4000
2000
大学の特許登録件数
4469(件)
4700(件)
5145(件)
大学等の新規ライセンス件数
4284(件)
4899(件)
5130(件)
0
米国
2210(億円)
2249(億円)
2600(億円)
大学等のライセンス収入
180(件)
177(件)
166(件)
日本2011年度
8000
12281(件)
13271(件)
14229(件)
大学等の特許出願件数
2195(件)
3465(件)
4831(件)
10000
出典:文部科学省「大学等における産学連携
等実施状況について(平成25年度)」
大学等の発明の製品化件数
657(件)
591(件)
591(件)
大学発ベンチャー起業数
651(件)
670(件)
705(件)
0
2000
米国2010年度
米国2011年度
米国2012年度
4000
6000
8000
10000
12000
14000
16000
3
出典:AUTM U.S. Licensing Activity Survey、UNITT大学技術移転サーベイに基づいて経済産業省作成
大学・TLOの産学連携活動の改善
 経済産業省と文部科学省が共同で開発した評価指標を活用し、大学・TLOが産学連携活動において得た収
入や要した費用等についてデータを収集し、活動による成果や課題について要因分析を実施(詳細は参考資
料参照)。分析結果は各大学・TLOにフィードバック中。
特許の実施許諾収入の獲得コストパフォーマンスと共同研究獲得コストパフォーマンスの比較
(平成26年度産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業の調査結果より)
・(1)、(2)大学は、特許の実施許諾収入のコストパフォーマンスと共同研究コストパフォーマンスが共に高い。
・他方、(3)大学は、 共同研究CPのみが高く、(5)、(6)、(7)大学は、特許の実施許諾収入のCPのみが高い。
人件費あたりの共同・受託研究契約額
人件費あたりの特許権の実施許諾収入額
700,000
①
40,000,000
(1)大学
①
600,000
30,000,000
500,000
400,000
(2)大学
300,000
出願件数200以上
y = 0.8124x + 49721
200,000
(6)大学
(5)大学
(8)大学
0
50,000
(2)大学
20,000,000
③
15,000,000
100,000
(4)大学
③
(4)大学
(7)大学
(5)大学
②
5,000,000
(9)大学
(7)大学
産学連携部門の人件費(千円)
200,000
y = 87.871x - 2E+06
(9)大学
(8)大学
(3)大学
0
150,000
出願件数200以上
y = 38.464x + 1E+07
(6)大学
y = 0.9737x - 22906
(3)大学
0
25,000,000
10,000,000
②
100,000
共同・受託研究契約額(千円)
特許権の実施許諾契約収入(千円)
(1)大学
35,000,000
0
50,000
100,000
150,000
産学連携部門の人件費(千円)
200,000
4
東京医科歯科大学における医学系産学連携指標(独自指標)の導入
東京医科歯科大学UNITT2015講演資料より
5
東京医科歯科大学における医学系産学連携指標(独自指標)の導入
高額の共同・受託件数/共同・受託研究契約総数
マテリアル移転総収入/技術移転総収入
VS
3年以上の共同・受託研究契約件数/共同・受託研究契約総数
(2012)
(2012)
東京医科歯科大学UNITT2015講演資料より
6
東京医科歯科大学における医学系産学連携指標(独自指標)の導入
東京医科歯科大学UNITT2015講演資料より
7
今後の活動方針(案)
・ 平成25、26年度に引き続き、平成27年度も各大学から評価指標に
係る実績データ(平成26年度実績値)を収集し、指標データ分析を実施中。
・ 上記データ分析結果を活用しつつ、大学・TLOが評価指標を活用して
それぞれの産学連携活動を自ら検証できるようにするための「産学連携活
動マネジメントの手引き」を今年度内に作成し、各機関に提供する予定。
8
(参考資料)
産学連携評価指標を用いた成果要因分析結果
(平成24年度25年度実績データを活用)
9
(1)H26年度調査結果に基づく全体分析
平成26年度産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業において、アン
ケート調査票を送付した国立・私立大学104校の内、81校から平成25
年度の実績に基づく回答データが得られた。
この81校の大学の回答データにより分析を行った。
10
①「特許出願件数」と「収入に結びついた特許権数」との対比
(収入に結びついた特許権=実施許諾または譲渡に至った特許権)
特許出願がある程度行われている大学(下のグラフで赤色に着色された大学)において
は、平均で42%程度の割合で出願された特許が収入に結びつくものとなっている。
(9)大学
700
(2)大学
特許権の実施許諾&譲渡権利数
600
500
全体
y = 0.4449x - 2.9248
400
出願件数200以上
y = 0.0657x + 246.88
300
(1)大学
(6)大学
200
(3)大学
(5)大学
(8)大学
(4)大学
(7)大学
100
0
0
200
400
600
特許出願件数
800
1000
11
②「特許出願件数」と「特許権による収入額」との対比
(特許権利による収入=特許権の実施許諾または譲渡による収入)
特許出願1件あたりの収入額が全体平均線より比較的上側にあるグループをX群:(1)大学、(2)大学、(3)大学
特許出願1件あたりの収入額が全体平均線より比較的下側にあるグループをY群:(4)大学、(5)大学、 (6)大学、(7)大学、(8)大学、(9)大学
⇒X群、Y群の傾向について、詳細分析①×詳細分析②で更に分析
700,000
(1)大学
X群
特許権の実施許諾&譲渡契約収入(千円)
600,000
500,000
出願件数200以上
y = 772.44x - 250109
(2)大学
全体
400,000
y = 406.79x - 19483
300,000
200,000
(4)大学
(3)大学
100,000
(9)大学
(8)大学
(5)大学
Y群
(6)大学
(7)大学
0
0
200
400
600
特許出願件数
800
1000
12
特許権による収入を「実施許諾契約収入」と「譲渡契約収入」に分解すると・・・
特許出願件数あたりの実施許諾契約収入
700,000
700,000
(1)大学
X群
600,000
500,000
400,000
出願件数200以上
y = 763.79x - 264330
(2)大学
300,000
全体
y = 375.84x - 20750
200,000
(3)大学
100,000
(4)大学
Y群
200
400,000
300,000
200,000
100,000
0
(8)大学 (9)大学
0
500,000
(5)大学 (6)大学
(7)大学
0
特許権の譲渡契約収入額(千円)
600,000
特許権の実施許諾契約収入額(千円)
特許出願件数あたりの譲渡契約収入
400
600
特許出願件数
800
1000
0
出願件数200以上
y = 8.6446x + 14221 (9)大学
(8)大学
(3)大学
(7)大学
200
400
全体
(4)大学 y = 30.952x + 1266.8
(2)大学
(5)大学
(1)大学
(6)大学
600
800
1000
特許出願件数
13
詳細分析①
1件あたりの実施許諾収入額と譲渡収入
1件あたりの実施許諾収入額は(1)大学、(2)大学、(3)大学、(4)大学が全体平均額(¥533,000)に比べて高くなっており、
1件あたりの譲渡収入額は (4)大学、 (5)大学、 (9)大学が全体平均額(¥577,000)に比べて高くなっている。
1件あたりの特許権実施許諾収入
1件あたりの特許権譲渡収入
¥3,000,000
¥3,000,000
¥2,662,296
¥2,500,000
¥2,500,000
¥2,000,000
¥2,000,000
¥1,500,000
¥1,500,000
¥1,000,000
¥1,000,000
¥945,238
¥854,492
¥805,745
¥713,735
出願件数200以上平均 ¥648,000
¥500,000
¥500,000
全体平均 ¥533,000
¥258,356
¥209,698
¥173,609
¥580,176
全体平均 ¥577,000
¥585,318
出願件数200以上平均 ¥384,000
¥252,778
¥260,000
(2)
(3)
¥266,672
¥337,500
(6)
(7)
¥317,529
¥119,316
¥111,479
¥25,429
¥0
(1)
(2)
X群
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
Y群
(8)
(9)
¥0
(1)
X群
(4)
(5)
Y群
(8)
(9)
14
詳細分析②
特許権の実施許諾権利数と譲渡権利数の割合
下記グラフに掲載した大学において、全体として実施許諾の割合が高くなっている。
X群((1)大学、(2)大学、(3)大学)においても、
Y群((4)大学、(5)大学、(6)大学、(7)大学、(8)大学、(9)大学)においても、実施許諾の割合が高くなっている。
100%
6%
7%
90%
28%
8%
36%
22%
12%
31%
6%
実施許諾
出願件数200以上
平均83%
実施許諾
譲渡
80%
実施許諾
全体平均81%
70%
60%
50%
94%
93%
40%
92%
78%
72%
64%
30%
88%
94%
69%
20%
10%
0%
(1)
(2)
X群
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
Y群
(8)
(9)
15
実施許諾または譲渡した特許権の単願/共願比率の比較
全体として、特許権の実施許諾は、単願特許権の割合が多い(平均55%)
特許権の譲渡は、単願特許権の割合が少ない(平均34%)
単願特許
共願特許
実施許諾した特許権の単願/共願比率
100%
90%
22%
25%
29%
36%
46%
48%
50%
54%
70%
73%
73%
単願全体 平均55%
78%
75%
54%
52%
57%
46%
20%
84%
91%
40%
単願出願件数200以上 平均38%
30%
単願全体 平均34%
10%
0%
X群
(3)
(4)
(5)
86%
100%
(6)
Y群
(7)
(8)
(9)
29%
25%
16%
0%
(2)
94%
77%
20%
27%
27%
(1)
71%
75%
71%
64%
10%
60%
50%
単願出願件数200以上 平均51%
40%
30%
80%
43%
70%
60%
単願特許
共願特許
100%
90%
80%
譲渡した特許権の単願/共願比率
(1)
(2)
X群
(3)
9%
6%
(4)
(5)
23%
14%
(6)
(7)
Y群
(8)
(9)
16
実施許諾または譲渡した特許権の単願/共願収入の比較
1件あたりの実施許諾収入額が高い(1)大学、(2)大学、(4)大学は単願特許権の実施許諾単価が高い。
(3)大学は共願特許権の実施許諾単価が高くなっている。
実施許諾した特許権の単願/共願収入単価について
共願特許権の実施許諾1件あたりの収入額
単願特許権の実施許諾1件あたりの収入額
¥5,000,000
¥5,000,000
¥4,386,015
¥4,000,000
¥4,000,000
¥1,500,000
¥1,500,000
¥1,278,352
¥1,093,991
出願件数200以上平均 ¥1,131,000
¥1,000,000
¥618,239
全体平均 ¥778,000
¥500,000
¥293,826
¥142,194
¥36,486
□X群
□Y群
¥0
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
¥500,000
¥268,192
(8)
¥64,890
(9)
□X群
□Y群
¥0
¥151,236
(1)
(2)
¥132,846
(3)
(4)
出願件数200以上
平均 ¥148,000
¥282,645
¥345,633
全体平均 ¥240,000
¥43,636
(7)
¥958,103
¥1,000,000
(5)
(6)
¥50,650
¥169,781
¥10,966
(7)
(8)
(9)
譲渡した特許権の単願/共願収入単価について
共願特許権の譲渡1件あたりの収入額
単願特許権の譲渡1件あたりの収入額
¥2,500,000
¥2,500,000
¥2,353,750
¥2,000,000
¥2,000,000
¥1,500,000
¥1,500,000
¥1,000,000
¥500,000
全体平均 ¥795,000
¥255,000
¥233,333
¥0
(1)
(2)
¥1,000,000
¥661,744
¥428,500
(3)
¥344,400
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
¥616,438
全体平均 ¥436,000
¥500,000
出願件数200以上平均 ¥304,000
¥189,297
□X群
□Y群
¥805,000
(9)
□X群 ¥0
□Y群
¥97,938
¥405,653
(1)
(2)
出願件数200以上平均 ¥433,000
¥261,667
(3)
¥337,500
¥306,333
(7)
(8)
¥520,706
¥240,780
(4)
(5)
(6)
(9)
17
有償技術移転契約に伴う収入の内訳比較
(1)大学は、株式売買による収入の割合が非常に大きい。
譲渡収入内訳
実施許諾収入内訳
(千円)
700,000
■イニシャルロイヤリティ
(千円)
■イニシャルロイヤリティ
■ランニングロイヤリティ
45,000
■ランニングロイヤリティ
■オプション収入
■オプション収入
■マイルストーン収入
600,000
■マイルストーン収入
40,000
■不実施補償金
■不実施補償金
■株式売買による収入
(新株予約権の権利行使を含む)
500,000
■株式売買による収入
35,000
(新株予約権の権利行使を含む)
■その他収入
■その他収入
30,000
400,000
25,000
20,000
300,000
15,000
200,000
10,000
100,000
5,000
0
0
(1)
(2)
X群
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
Y群
(8)
(9)
(1)
(2)
X群
(3)
(4)
(5)
(6)
Y群
(7)
(8)
(9)
18
③特許権による収入に関するコストパフォーマンス比較
(特許権による収入額と産学連携に係る費用(特許関係費を含む)との対比)
②(特許権による収入額/特許出願件数)と③(特許権による収入額/コスト)では、順位関係が変化している。
⇒詳細分析③
特許権の実施許諾&譲渡契約収入(千円)
②(特許権による収入額/特許出願件数)では、(3)大学>(1)大学>(2)大学 の成績順となっていたが
700,000
(1)大学
出願件数200以上
y = 772.44x - 250109
600,000
500,000
全体
(2)大学
400,000
y = 406.79x - 19483
300,000
200,000
(4)大学
(3)大学
100,000
(8)大学
0
0
(5)大学
(9)大学
(7)大学
200
400
(6)大学
600
800
1000
特許権の実施許諾&譲渡契約収入(千円)
特許出願件数
700,000
(1)大学
600,000
500,000
(2)大学
400,000
③(特許権による収入額/コスト)では、
(1)大学>(2)大学>(3)大学の成績順となっている
出願件数200以上
y = 1.2469x - 176231
全体
300,000
y = 0.6541x - 22185
200,000
(3)大学
100,000
(8)大学
0
0
50,000
100,000
150,000
(4)大学
(6)大学
(7)大学
200,000
(5)大学
250,000
(9)大学
300,000
350,000
400,000
450,000
産学連携部門の人件費+特許関連経費(千円)
19
詳細分析③
1件あたりの特許関連経費
(1)大学の1件あたりの特許関連経費は、(2)大学や(3)大学に比べてかなり低い
⇒特許出願件数が多くても、特許関連経費は抑えられる。
¥700,000
¥666,279
¥600,000
¥500,000
¥454,022
¥430,734
¥400,000
¥361,285
¥311,981
¥300,000
¥290,557
全体平均 ¥335,000
出願件数200以上平均 ¥281,000
¥200,000
¥185,882
¥184,568
¥170,497
¥100,000
¥0
(1)
(2)
X群
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
Y群
(8)
(9)
20
④実施許諾コストパフォーマンスと共同研究コストパフォーマンスの比較
(人件費と特許権の実施許諾収入や共同・受託研究契約額との対比)
以下の3つのタイプが存在
タイプ① 実施許諾CP(平均以上)/共同研究CP(平均以上):(1)大学、(2)大学
タイプ② 実施許諾CP(平均以上)/共同研究CP(平均以下):(3)大学
タイプ③ 実施許諾CP(平均以下)/共同研究CP(平均以上):(5)大学、(6)大学、 (7)大学
人件費あたりの共同・受託研究契約額
人件費あたりの特許権の実施許諾収入額
700,000
①
40,000,000
(1)大学
①
35,000,000
600,000
(1)大学
30,000,000
500,000
400,000
(2)大学
300,000
出願件数200以上
y = 0.8124x + 49721
200,000
(5)大学
(8)大学
50,000
20,000,000
③
15,000,000
出願件数200以上
y = 38.464x + 1E+07
(6)大学
(7)大学
(5)大学
全体
(6)大学
0
(2)大学
全体
(4)大学
y = 90.087x - 2E+06
(9)大学
y = 1.0014x - 23169
(3)大学
0
25,000,000
10,000,000
②
100,000
共同・受託研究契約額(千円)
特許権の実施許諾契約収入(千円)
⇒詳細分析⑤×詳細分析⑥
100,000
(4)大学
③
5,000,000
(9)大学
(7)大学
(3)大学
0
150,000
産学連携部門の人件費(千円)
200,000
(8)大学
②
0
50,000
100,000
150,000
産学連携部門の人件費(千円)
200,000
21
詳細分析⑤
1件あたりの共同・受託研究契約額
分析④において、共同研究コストパフォーマンスが平均以上であった大学
タイプ① 実施許諾CP(平均以上)/共同研究CP(平均以上):(1)大学、(2)大学
タイプ③ 実施許諾CP(平均以下)/共同研究CP(平均以上):(5)大学、(6)大学、 (7)大学
の内、1件あたりの共同・受託研究契約額が平均より高い大学はタイプ① の(1)大学、(2)大学のみである。
40,000,000
①
(1)大学
35,000,000
共同・受託研究契約額(千円)
30,000,000
y = 10556x - 2E+06
25,000,000
(2)大学
20,000,000
出願件数200以上
y = 14398x - 7E+06
③
15,000,000
(6)大学
(7)大学
10,000,000
(9)大学
5,000,000
(5)大学
(4)大学
出願件数200以下
y = 3917.8x - 90794
(8)大学
②
(3)大学
0
0
500
1,000
1,500
2,000
共同・受託研究契約件数
2,500
3,000
3,500
22
詳細分析⑥
産学連携部門人件費あたりの共同・受託研究獲得件数
タイプ①、タイプ③の大学においては、産学連携部門人件費あたりの共同・受託研究
獲得件数が多い。
3,500
①
3,000
(1)大学
共同・受託研究獲得件数
2,500
2,000
(2)大学
③
出願件数200以上
y = 0.0029x + 1168.6
(6)大学
1,500
(4)大学
全体
y = 0.0091x - 20.875
(5)大学
(7)大学
1,000
(8)大学
(9)大学
②
500
(3)大学
0
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
産学連携部門の人件費(千円)
140,000
160,000
180,000
200,000
23
(2)特許出願件数200以下の機関群に係る詳細分析
(H26年度調査結果と25年と調査結果の経年比較)
24
この資料で分析対象とする機関について
これ以降は、特許出願数が200以下の機関に着目して分析を行う。
700
特許権の実施許諾&譲渡権利数
600
500
全体
y = 0.4449x - 2.9248
400
300
特許出願件数が
200以下の機関に
注目
200
100
0
0
100
200
300
400
500
特許出願件数
600
700
800
900
1,000
25
「特許出願件数」と「特許権による収入額」との対比
(特許権利による収入=特許権の実施許諾または譲渡による収入)
H25年度⇔H26年度で、X群・Y群を構成する大学群は一部変わっており、全体として経年変化が大きい傾向にあ
る。
(10)大学 (104,77015)
50,000
(122,220204)
H26全体
y = 406.79x - 19483
(3)大学 (115,96293)
45,000
(56)大学
特許権の実施許諾&譲渡収入(千円)
40,000
(29)大学
X群
35,000
30,000
H25全体
H25全体
182.99 x -- 3132.4
yy==184.17x
3544.6
((67)大学)
(11)大学
25,000
20,000
(48)大学
15,000
((71)大学)
(53)大学
(31)大学
((66)大学)
(18)大学
(17)大学
((74)大学)
(39)大学
(26)大学
((83)大学)
(33)大学
10,000
(22)大学
((69)大学)
((82)大学)
((85)大学)
((84)大学)
((63)大学)
(49)大学
((70)大学)
(34)大学
((64)大学)
(28)大学
((81)大学)
(43)大学
5,000
((87)大学)
(58)大学
(32)大学 (16)大学
((75)大学) (55)大学
(15)大学
((79)大学)
(52)大学 ((20)大学)
(27)大学
((62)大学)
(37)大学
((65)大学) ((35)大学)
(14)大学 (45)大学
(47)大学 (12)大学 (44)大学
(54)大学 ((72)大学)(77)大学
(50)大学
(21)大学
(51)大学
((41)大学)((88)大学)
(42)大学 (59)大学
((89)大学)
((86)大学)
(19)大学 ((73)大学)
0
((38)大学)
(40)大学 (57)大学 (25)大学 (46)大学 ((24)大学)(13)大学 ((61)大学) ((78)大学)
((76)大学) 100
0
20
40
60
80
(23)大学
(36)大学 ((68)大学)
特許出願件数(件)
(30)大学
Y群
(60)大学
120
140
160
180
200
26
特許権利による収入を「実施許諾契約収入」と「譲渡契約収入」に分解すると・・・
H25年度⇔H26年度で、実施許諾/譲渡ともに全体的に傾向が大きく変化している。
特許出願件数あたりの実施許諾契約収入
(106,44217)
40,000
(122,218579)
(3)大学
(115,94213)
35,000
特許出願件数あたりの譲渡契約収入
H26全体
y = 375.84x - 20750
(29)大学
X群
特許権の実施許諾契約収入(千円)
30,000
H25全体
H25全体
yy==147.37x
146.42 -x2851.2
– 2521.7
25,000
X群
20,000
((67)大学)
(11)大学
(48)大学
15,000
((71)大学)
(56)大学
(31)大学 (17)大学
((66)大学)
Y群
(33)大学
10,000
(22)大学
(53)大学
(10)大学
(43)大学 (14)大学
((64)大学)
(39)大学
(54)大学
0
0
(42)大学 (32)大学 (16)大学
(27)大学
50
H26全体
y = 30.952x + 1266.8
(18)大学
(49)大学 ((63)大学)
5,000
Y群
((83)大学) ((82)大学)
((85)大学)
Y群
(26)大学 ((84)大学)
Y群
H25全体
y = 36.564x – 610.67
(30)大学
(60)大学
((74)大学)
100
150
特許出願件数(件)
200
Y群
27
1件あたりの実施許諾収入額と譲渡収入
H25年度⇔H26年度で、実施許諾/譲渡ともに一部の大学は傾向が大きく変化している。
譲渡1件あたりの収入額
実施許諾1件あたりの収入額
■H26年度調査
■H25年度調査
■H26年度調査
■H25年度調査
H
2
5
回
答
な
し
H
2
5
回
答
な
し
H25出願件数200以下
平均 ¥439,000
H26出願件数200以下
平均 ¥335,000
X群(H26)
Y群(H26)
H26出願件数200以下
平均 ¥809,000
H
2
5
回
答
な
し
H25出願件数200以下
平均 ¥339,000
(3) (10) (11) (29) (67) (16)
大学 大学 大学 大学 大学 大学
X群(H26)
H
2
5
実
績
な
し
H
2
5
回
答
な
し
(26) (30) (33) (62)
大学 大学 大学 大学
Y群(H26)
28
実施許諾または譲渡した特許権の単願/共願比率の比較
H25年度⇔H26年度で、全体として、実施許諾/譲渡ともに傾向が大きく変化している。
共願特許
単願特許
実施許諾した特許権の単願/共願比率
100%
90%
80%
70%
60%
単願出願件数
50%
200以下
40%
平均49%
30%
20%
10%
0%
H26
調査
6%
12%
33%
43%
50%
50%
73%
94%
100%
88%
93%
67%
57%
70%
50%
50%
27%
7%
(3)
大学
(10)
大学
(11)
大学
(29)
大学
(67)
大学
(16)
大学
(26)
大学
X群(H26)
100%
90%
80%
70%
単願出願件数 60%
200以下
50%
平均57%
40%
30%
20%
10%
0%
30%
H25
調査
41%
(33)
大学
(62)
大学
18%
35%
68%
59%
(3)
大学
65%
50%
(10)
大学
(11)
大学
(29)
大学
X群(H26)
9%
43%
H
2
5
回
答
な
し
(67)
大学
100%
90%
82%
32%
(16)
大学
(26)
大学
(30)
大学
(33)
大学
Y群(H26)
62%
69%
75%
100%
91%
100%
H
2
5
回
答
な
し
(62)
大学
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
80% 単願出願件数
91%
200以下
平均60%
100%
57%
38%
31%
25%
20%
9%
(3)
大学
(10)
大学
(11)
大学
(29)
大学
(67)
大学
(16)
大学
(26)
大学
X群(H26)
50%
75%
100%
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
Y群(H26)
10%
25%
(30)
大学
共願特許
単願特許
譲渡した特許権の単願/共願比率
(30)
大学
(33)
大学
(62)
大学
Y群(H26)
17%
80%
100%
(3)
大学
100%
(10)
大学
100%
(11)
大学
100%
(29)
大学
X群(H26)
H
2
5
回
答
な
し
83%
(67)
大学
(16)
大学
77%
20%
23%
(26)
大学
(30)
大学
H
2
5
実
績
な
し
H
2
5
回
答
な
し
(33)
大学
(62)
大学
Y群(H26)
単願出願件数
200以下
平均22%
29
実施許諾または譲渡した特許権の単願/共願収入の比較
H25年度⇔H26年度で、実施許諾/譲渡ともに一部の大学は傾向が大きく変化している。
実施許諾した特許権の単願/共願収入について
単願特許権の実施許諾1件あたりの収入額
共願特許権の実施許諾1件あたりの収入額
■H26年度調査
■H25年度調査
■H26年度調査
■H25年度調査
H
2
5
回
答
な
し
H
2
5
回
答
な
し
X群(H26)
H26出願件数200以下
平均 ¥269,000
H25出願件数200以下
平均 ¥703,000
H25出願件数200以下
平均¥243,000
Y群(H26)
H
2
5
回
答
な
し
X群(H26)
H
2
5
回
答
な
し
H26出願件数200以下
平均 ¥439,000
Y群(H26)
譲渡した特許権の単願/共願収入について
単願特許権の譲渡1件あたりの収入額
共願特許権の譲渡1件あたりの収入額
■H26年度調査
■H25年度調査
H26出願件数200以下 平均 ¥1,790,000
H26出願件数200以下
平均 ¥439,000
H
2
5
回
答
な
し
X群(H26)
H
H25出願件数200以下 平均 ¥594,000
2
5
実
績
な
し
Y群(H26)
H
2
5
回
答
な
し
H25単願出願件数200以下
H
平均 ¥266,000
2
H
2
5
実
績
な
し
5
回
答
な
し
X群(H26)
Y群(H26)
H
2
5
回
答
な
し
30
詳細分析②
1件あたりの特許関連経費
(33)大学の1件あたりの特許関連経費は、他の大学に比べて圧倒的に低い。
⇒特許出願件数が多くても、特許関連経費は抑えられる。
¥700,000
¥666,279
¥600,000
¥502,933
¥500,000
¥513,341
¥480,677
¥393,202
¥400,000
¥366,893
出願件数200以下平均 ¥390,000
¥356,989
全体平均 ¥335,000
¥300,000
¥200,000
¥146,958
¥100,000
¥0
(3)
(10)
X群
(11)
(16)
(26)
(30)
Y群
(33)
(62)
31
④実施許諾コストパフォーマンスと共同研究コストパフォーマンスの比較
(人件費と特許権の実施許諾収入や共同・受託研究契約額との対比)
以下の3つのタイプが存在。
タイプ① 実施許諾CP(平均以上)/共同研究CP(平均以上):(10)大学、(26)大学、(33)大学
タイプ② 実施許諾CP(平均以上)/共同研究CP(平均以下):(3)大学
人件費あたりの特許権の実施許諾収入額
人件費あたりの共同・受託研究契約額
①
①
①
②
32
1件あたりの共同・受託研究契約額
H25年度⇔H26年度で、各大学における1件あたりの共同・受託研究契約額は概ね維持されている。
H25全体
5,000,000
y = 10286 x - 1528658
H26全体
H26全体
yy =10556x
= 10568 x- -1589416
1589416
4,500,000
(18)大学
((83)大学)
4,000,000
共同・受託研究契約額(千円)
3,500,000
3,000,000
(56)大学
2,500,000
2,000,000
(17)大学
(29)大学
①
(54)大学
(30)大学
(33)大学
(26)大学 ((85)大学)
(14)大学
(53)大学
((64)大学)
(51)大学
(11)大学
((67)大学) (45)大学
((81)大学) ((70)大学)
(43)大学 (28)大学
((87)大学)
1,000,000
(19)大学
((61)大学)(48)大学 (10)大学
(16)大学
(44)大学
(27)大学
(39)大学
((63)大学)
(31)大学(60)大学 (58)大学
(3)大学
(47)大学
(42)大学 (13)大学
500,000
(59)大学
(77)大学
((75)大学)
(21)大学 (37)大学
((65)大学) (25)大学 (15)大学
(46)大学
(12)大学(34)大学
(20)大学
(40)大学 (80)大学 (52)大学
(24)大学
0
(50)大学
((89)大学)
((88)大学)
0 (41)大学
100
200
300
400
1,500,000
((82)大学)
(49)大学
((74)大学)
((76)大学)
①
②
500
共同・受託研究契約件数(件)
600
700
800
33
産学連携部門人件費あたりの共同・受託研究獲得件数
H25年度⇔H26年度で、各大学における人件費と共同・受託研究の比率は概ね維持されている。
H26全体
H26全体
yy==0.0091x
0.0069x– -20.875
46.627
(18)大学
700
(17)大学
H25全体
y = 0.0054x - 13.208
600
((76)大学)
((82)大学)
500
共同・受託研究契約件数(件)
((83)大学)
①
400
((63)大学)
(26)大学
((62)大学)
(10)大学
200
(19)大学
(12)大学
(44)大学
(60)大学
(13)大学
(38)大学
((49)大学)
(57)大学
(22)大学
100
(42)大学
((35)大学)
((80)大学)
((88)大学)
(16)大学
((52)大学)
(53)大学
((71)大学)
(36)大学
(77)大学
②
(59)大学
(48)大学
(32)大学 ((81)大学)
(20)大学
((37)大学) ((73)大学)
(55)大学
(31)大学
((21)大学)
(15)大学
((24)大学)
(41)大学
20,000
(30)大学
((87)大学)
((75)大学)
((54)大学)
((50)大学)
0
(40)大学0
(3)大学
(14)大学
(58)大学
((29)大学) (51)大学
((61)大学)
(34)大学
((72)大学)
(11)大学
(43)大学
(33)大学
300
(28)大学
40,000
((25)大学)
60,000
80,000
産学連携部門の人件費(千円)
100,000
120,000
34
産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業におけるデータ分析から示唆される内容
[産学連携活動評価の視点]
特許件数/収入、企業等との共同・受託研究件数/金額、地域貢献割合、海外との連携等、
数多くの視点が存在するが、それぞれの視点ごとに、大学の得意・不得意のばらつきが大き
い。また、一つの視点において強みを発揮する大学が、他の視点においても強みを発揮してい
るとは限らない。従って、各種視点ごとに分析を行い、高い成果を挙げている大学の取り組み
の分析結果を横展開していくことが有効。
(1)特許収入に関する視点
① 特許収入について高いパフォーマンスを示している大学は、収入の多くを特許譲渡収入で
はなく、特許実施許諾収入から得ている。
② 特許実施許諾収入の高い大学は、1件あたりの特許実施許諾契約額を高く設定している傾
向がある。中でも大学単願特許からの収入を高く得ることに成功していることが多い。
(2)共同・受託研究獲得に関する視点
① 共同・受託研究獲得額を高める上では、産学連携本部における新規案件獲得能力を高め
るとともに、より大型の案件の獲得割合を高めていくことが有効。
② 産学連携本部における新規案件獲得能力については、大規模大学、中小規模大学に関わ
らず、個差が大きい。
③ 1件あたりの共同・受託研究額については、大規模大学においては個差が多いが、中小規
模大学においては概ねおしなべて小さめの金額となっている。
35
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