...

議 事 概 要 会 議 名 平成26年度 第1回米原市環境審議会 開 催 日 時

by user

on
Category: Documents
2

views

Report

Comments

Transcript

議 事 概 要 会 議 名 平成26年度 第1回米原市環境審議会 開 催 日 時
議 事 概 要
会
議
名
平成26年度 第1回米原市環境審議会
開
催
日
時
平成26年6月25日(水)
開
催
場
所
市役所米原庁舎 会議室2A
18時30分~20時10分
出席者および欠席者 出席者:伊夫伎博夫委員、北村剛委員、澤田慶成委員、嶋野美知子委員、
須藤明子委員、竹内健二委員、中川修委員、中野桂委員、中村幸
雄、仁連孝昭委員、野一色順子委員、藤田知丈委員、前田正昭委
員、皆川明子委員、三和伸彦委員
事務局:西田副市長(あいさつ後退席)
、藤本経済環境部長、北村課長、
瀧上補佐、松居補佐、田中主査、中川主査、青木主事、山本主事
(環境保全課)
欠席者:なし
議
題
結
1
会長・副会長の選出
2
米原市環境基本計画について(概要説明)
3
環境政策評価ワーキンググループの設置について
4
審議会のスケジュールについて
 会長に仁連委員、副会長に須藤委員を選出
論
(決定した方針、残
 審議会内に環境政策評価ワーキンググループを設置し、環境基本計画
された問題点、保留
の改定作業や詳細評価、市役所温暖化対策の詳細評価を実施し、最終
事項等を記載する。)
審議会での意見としてまとめていく。
 次のワーキングおよび審議会開催の前に、市の現状を確認するエクス
カーションを実施する方向で進めていく。
審
議
経
過
※別記のとおり
■公 開
会議の公開・非公開
の別
傍聴者: 0人
□一部公開
□非 公 開
一部公開または非公開とした理由
(
会議録の開示・非開
示の別
全部記録の有無
担
pg. 1
当
課
)
■開 示
□一部開示(根拠法令等:
)
□非 開 示(根拠法令等:
)
会議の全部記録
■有
□無
録音テープ記録
■有
□無
経済環境部環境保全課
審議経過
1 開会あいさつ(西田副市長)
2 委員委嘱状の交付
3 自己紹介
*各委員自己紹介および事務局自己紹介
4 環境審議会について
*審議会について、事務局より説明
5 議事
(1)会長・副会長の選出
*米原市環境審議会条例第5条第1項の規定により、委員の互選により会長および副会長を選
出。会長は仁連委員、副会長は須藤委員に決定。
(2)米原市環境基本計画について(概要説明)
*事務局より説明
事務局
環境基本計画は米原市環境基本条例第8条の規定に基づき策定しており、策定にあたっては、
環境審議会の意見を聴くこととなっている。また、米原市総合計画との関係性については、総
合計画の5つの基本構想のうちの「田舎都市が魅せるいやしのまち」が深く関わる分野である。
現在の計画は平成 20 年度を初年度として平成 29 年度までの 10 年間の計画として策定している
が、中間年度の見直しができなかったということもあり、現状にそぐわない部分が多くなって
きている。現状の変化に対応し、さらに意義のあるものにしていくため、今回見直しを行い、
平成 28 年度からの計画として改定を行いたい。
次に、計画では「ホタルが輝き
笑顔あふれる田舎都市
まいばら」を目指すべき環境像と
し、
「生活環境、自然環境、循環、ひと」の4つの分野で環境目標を設定しており、その達成に
向けた具体的な取組について示している。取組の中でも重点的に取り組んでいくものとして、
4つの重点プロジェクトを設け、推進を図ってきた。ただ、このプロジェクトについても現状
と合わなくなってきており、推進体制についても上手く機能しなくなっている部分があり、よ
り現実的で効果的な推進が図れるよう見直していきたいと考えている。
(3)環境政策評価ワーキンググループの設置について
*(2)と関連する事項のため、引き続き事務局より説明
事務局
ワーキンググループ設置については、審議会条例第8条の規定に基づき、審議会において承
認をいただきたい。現在、計画においては市民、事業者、行政等で構成される会議において、
実施計画策定や取組の評価を行い、さらに環境審議会に報告してまた点検を受けるというスタ
イルになっている。
(仮称)米原市環境創造会議は、米原市環境パートナーシップ会議として開
催してきているが、メンバー構成は関係行政機関の職員を除いてはほぼ審議会と同じようなメ
ンバーとなっている。
そこで、このパートナーシップ会議の機能を審議会に統合することで、より迅速かつ確実に
pg. 2
行政内部へフィードバックできる仕組みにしていきたいと考えている。審議会内に「環境政策
評価ワーキンググループ」を設置し、詳細な評価・検討を行い、審議会で最終的な評価・意見
としてとりまとめていくという体制にしていきたいと考えている。ワーキングにおいては、推
進体制も含めた計画の改定作業と詳細な評価、市役所地球温暖化対策についての毎年度の外部
評価を行いたいと考えている。
会長
審議会とは別に米原市環境創造会議をつくり、そこが推進していくということであったが、
上手く機能していないということで、審議会の中にワーキンググループを設けて進めていくと
いう体制にしたいという提案である。この審議会は、環境基本条例に基づいて審議会に諮問し
て進めることになっているが、別の機関を設けると計画には基づいているが、条例に基づいて
いないということもあり、一本化して、きっちりと推進体制を位置づけたいということである。
また、計画自体が策定されてからかなり時間が経つので、計画の改定に向けて審議会で見直し
をしたいということであり、改定作業を進めていくためにワーキンググループを設けるという
ことである。
委員
米原市環境創造会議が上手く機能しなかった主たる原因は何か。今後体制を変えていく上で
参考になると思うので、教えていただきたい。
事務局
(仮称)米原市環境創造会議というのは、現在、米原市環境パートナーシップ会議として開
催してきた。この仕組みでは、会議自体が機能していないというよりも、パートナーシップ会
議でまず評価をし、また審議会を開いてその評価結果に対して意見をいただいてフィードバッ
クするという形になっている。メンバーが違うということもあり、次の施策や予算に反映する
のに時間がかかるため、一本化してこの審議会の中で全て評価することで、迅速に行政内部へ
フィードバックできると考えている。まずは、審議会の意見を確実に施策に反映していくこと
が一番重要である。2つの別の会議を設けるというやり方ではなく、ワーキンググループで詳
細な部分を議論いただいて、最終審議会でまとめていくという形の方がより推進が図れるので
はないかということである。
委員
県の計画であるマザーレイク 21 を改定した時も色んな議論があった。例えば、マザーレイク
21 では、県の環境審議会にマザーレイクの部会があり、これは滋賀県としての方針を決めるも
のである。一方で、マザーレイクフォーラムというのがあり、それは多くの県民の方に参加い
ただいている。マザーレイクの計画は県だけがやるのではなく、様々な主体が自らやっていこ
うというもので、役割分担している。ただ、その方向性ややり方、どんな仲間がいるのかとい
った情報共有の場は作っていこうということである。
パートナーシップという言葉のイメージからすると、市民が参加して自発的にやっていく場
はあってもいいのではないか。ただ、施策に迅速に反映するということであれば、審議会の中
にワーキンググループを設けてやっていくのもよいのではないか。2つあるからというよりは、
役割分担を明確にしたということではないか。そういう意味では環境審議会の役割、進行管理
pg. 3
や政策評価とはなんなのか。この計画を見る限りでは数値目標で評価することになっているが、
その数字をクリアしたとしても、必ずしも米原市の環境がよくなったことにはつながらないこ
ともあると思うので、そこは行政の役割として、もう少し評価の指標というものを検討してい
く必要がある。
会長
パートナーシップ会議を設けたときは、今言われたように、市民や事業者など様々な主体が
互いにパートナーシップを組んで米原の環境をよくしていこうという主体をつくるという意味
が1つあり、同時にそこに市の環境計画、政策を評価し、チェックする機能を持たせるという
ことをしたが、少し荷が重すぎて、計画の評価がかなりおろそかにされてきたのではないか。
まず、計画の評価をきっちりし、その上で市のあるべき計画をつくっていき、実施する体制に
ついてもきっちりと議論する。パートナーシップというのは、その中の一つのアジェンダ(検
討課題)として、どういうふうにパートナーシップをつくっていくかということは、これまで
の経験も踏まえて、もう一度議論するということで整理している。
委員
パートナーシップ会議は今後も継続していくのか。
事務局
今のところ継続は考えていないが、先ほどの役割分担の意見を伺い、環境保全課ではほかに
も市民を交えての会議や市民実行委員会制の環境フォーラムというのもあるので、そういうも
のを場づくりとして、そういういう場の中で出てきた意見も取り入れていけるような形にして
いけたらとよいのではないかと思う。現在は、パートナーシップ会議で評価もして、チェック
もして、また審議会で評価する形になっているが、そこは審議会できっちりと評価をしていた
だき、市民の方とのパートナーシップは、市民会議などの中で出た意見を反映させていけるよ
うな、また今後どのような推進体制にするのかということも含めて、議論していただきたい。
委員
つまり、PDCA サイクルの中でいくと、以前は、Pはここで立てて、DとCの部分がパートナ
ーシップ会議、さらにCはこことのやり取りがあるというややこしい体制になっていたところ
を、Pはここでやって、Dはフォーラムやパートナーシップ会議などなんらかの形でやって、
Cはまたここでやるという形に整理されるということでよいか。
事務局
はい。
*審議会内に環境政策評価ワーキンググループを設置する。
*ワーキンググループのメンバーは、全体を統括する会長を除き選出。専門的な知識のある須
藤副会長、伊夫伎委員、中野委員、皆川委員、市民を代表して公募委員の竹内委員、藤田委
員の6名にお願いする。
(4)審議会スケジュールについて
*資料3に基づき、今後のスケジュールについて事務局より説明
事務局
今期の審議会は、環境基本計画の改定が主な審議内容となってくる。また同時に、実施計画
pg. 4
の評価も行い、計画を改定する前の来度事業などへの反映もしていきたいと思っている。今年
度の目標としては、骨子の決定までできればと考えている。来年度は計画について審議会に諮
問させていただき、答申をいただきたい。次期計画は、平成 28 年4月スタートを目指している。
6 報告事項(米原市の主要環境施策について)
*別紙「資料4」に基づき、環境保全課所管の主要環境施策について事務局より説明
委員
いつも感じるが、現場と審議する項目との乖離がかなりある。現状がこうだから、こういう
ふうにしなくてはいけないという審議がされてこなかったように思う。例えば、自然環境保護
事業の中で霊仙のことも出てきたが、長年山を見てきて、現実は既に手遅れではないのかと感
じている。計画にこう書いてあるから、こういうふうにしようというのでは、おそらくもう既
に手遅れである。全てのことについて、まずは現場をみんなで見て、何がいけないのか、どう
したらいいのかということが、はっきりわかるような体制をつくっていただきたい。
委員
今、最後に説明いただいたいくつかのプロジェクト事業とこの環境基本計画との関係という
のは、どういう形になっているのか。
事務局
今ほど説明させていただいた事業は、環境保全課所管の取組である。環境基本計画に関連す
る事業全てではない。
委員
先ほどの意見に同感で、エクスカーションなどを企画していただき、現場を見に行ってはど
うか。それから、今年度、再生可能エネルギー推進事業の木質バイオマス利活用協議会の組織
づくりをするということであるが、メンバーに森林・林業関係者だけしか入っていないので、
色んな立場の人たちにも入っていただいた方が、より創造的なバイオマス利用の案が出ると思
うので、その辺御検討いただければと思う。
事務局
協議会のメンバーについては、今ほどの意見を参考にさせていただき、検討させていただく。
委員
この計画にはすごいことが書かれているが、私自身は生活の中で身近なところからやっては
どうかというのがある。例えば、川が汚れているとか、そういうことに対してはなんらかの事
業として計画を具体化できるが、一番身近な問題は、見過ごされている。まず、自分たちが歩
いている道が汚い、それが放置されるということは、登山したときでもごみをポイ捨てする。
全部つながっていると思う。近くにある承水溝はごみの山で、本当に不法投棄が多く、大型ご
みがどんどん捨てられている。地道な仕事であるが、そういうものをもっと継続して、身近な
環境にも目を向けてはどうか。
委員
先ほど山の問題で、もう既に手遅れという意見があった。市民の方は、遠目に見られて山は
緑だと認識されているが、実際山の中の樹木は、獣害で皮を剥かれて瀕死の状態の樹木が異常
に増えている。間伐推進はやってはいるが、残念なことにただ間伐しただけでは、山をきれい
pg. 5
にすると、またそこへシカが入りやすくなって、皮を剥くという悪循環を生んでいる。米原市
は山が多いので、当然木質バイオマスを利用しようということであるが、そのために山をどう
やって保全していくのか、獣害対策、市民参加、木の搬出といった色んな課題がある。結果的
には、丹生川のように山崩れを起こして、土砂で水が汚れる、ビワマスが育たない、色んなこ
とに関連してくるので、機会があればみなさんにも見ていただきたい。
会長
ぜひ一度現地に行き、現状をこの目で確認して、計画を考えていければと思うので、事務局
の方で計画をお願いしたい。
7 閉会あいさつ(藤本経済環境部長)
閉
会
※審議会閉会後、委員の間で米原市の環境の現状について意見交換が行われた。
pg. 6
Fly UP