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H27年度事業報告書【PDF:1073KB】

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H27年度事業報告書【PDF:1073KB】
 別 紙
平成27年度
公益財団法人名古屋みなと振興財団 事業報告書
Ⅰ
総括事項
公益財団法人3年目となった平成 27 年度は、バンドウイルカの自然繁殖を計画的
に実施し、3頭のバンドウイルカが妊娠した。さらに、エンペラーペンギンで初めて
有精卵が確認されるなど展示生物の繁殖に進展があった。
また引き続き、海事思想の啓蒙と海洋文化の普及及び海洋生物等の展示並びに調
査研究に努め、併せて観光事業の振興を図り、名古屋港の発展に寄与することを目的
として次の事業を行った。
1
公益目的事業
(1) 海事思想及び海洋文化の普及に関する事業
① 体験プログラムを通じた海洋文化の普及(資料 1)
小中学生もしくは小学生とその家族(保護者)を対象とした水族館内でのスク
ール、広く一般を対象とした野外観察会、講演会など主に水生生物に関する知識
を深めるため、次の各事業を実施した。
ア 体験型プログラムとして「海辺の観察会 のぞいてみよう!海の「草原」
アマモ場の生き物たち」、
「海辺の生物観察会 見てみよう!河口の泥地~干
潟の生き物たち」
「ウミガメ卵掘り出し説明会」、
「子ガメとのふれあい」、
「サ
メ・エイにタッチ」等を開催した。なお、計画していた「海辺の生物観察会
探検!潮だまりの世界~磯の生き物たち」は天候不良のため開催を中止した。
イ 館内スクールとして「水族館スクール」を実施した。水族館スクールは、
従来の「君もドリトル先生になれるか!」に加え、「もっと知りたい!ダー
ウィン教室」を新たに開始した。前者は比較的手軽に参加していただけるス
クールとして内容も簡略化・定型化し、小学生とその家族を対象として開催
した。後者はより生き物好きな人に満足していただけるよう、少人数で充実
できるスクールとした。参加者のニーズにより選択できるようになり応募者
の増加につながった。
ウ 水族館に宿泊して水族館の生物の観察などを行う「親子でお泊り水族館」、
及び4名までのグループに参加していただく「家族でお泊り水族館」を新た
に実施した。また、閉館後の水族館の生き物たちの「夜の姿」を見学する「ナ
イトウォッチング」を開催した。
エ 7 月 18 日から 8 月 2 日の期間、名古屋駅前の商業施設ミッドランドスクエ
アにおいて今年度で 8 回目となる「名古屋港水族館 AQUA LIVE!i
nミッドランドスクエア 2015」を開催し、イルカの水中パフォーマンスや
サマーナイトアクアリウムの紹介や名古屋港水族館生まれのシャチのリン
の成長に関する情報のパネル展示や人気のチンアナゴ、アカウミガメ、タコ
クラゲ、クマノミとイソギンチャクなどの生物展示を行った。
オ バンドウイルカによる、ふれあいイベント「さわってみィルカ」を昨年度
に引き続き実施し来館者の好評を得た。
カ 12 月 29 日から 2 月 28 日まで、館内しおかぜ広場において当館生まれの 8
羽のジェンツーペンギンを用い、「ペンギンよちよちウォーク」と題した屋
外展示を実施した。この期間、来館者の 31%がしおかぜ広場を訪れた。
キ 特別展は、昨年度より継続して「恐竜と太古の海の生物 -福井から恐竜
がやってきた!-」をゴールデンウィークまで実施し、夏休み前から 1 月末
まで、外見、生態などが恐ろしい生物を紹介する「水族館のモンスター」を
実施した。“子供の日”“ハロウィン”など時節行事を絡めた「季節展示」も
周年実施した。年度末には沖縄県座間味村との共催で「ハイサイ沖縄!~世
界が恋する海~座間味村」を開催した。
ク 10 月から 3 月まで月一回、日曜日に一日二回、有料レクチャー「飼育員が
簡単授業 !! これであなたもシャチマスター !!」を北館レクチャールームで
実施し、より詳しくシャチの生態を紹介すると共により近くでシャチを観察
してもらった。
② 機関紙等による情報提供(資料 2)
ア 水族館機関紙「さかなかな」を年 4 回発行した。また、学習教材「かんさ
つノート」は、生物状況に応じて改訂し、来館した小中学生に配布した。
イ 生物情報誌「新着!海の生き物レター」は、17 回発行し、新しいシャチ「ア
ース」の搬入、ウミガメの誕生、サンゴの順調な生育など来館者に対して常
にタイムリーな話題を提供した。
③ 体験プログラムを通じた海事思想の普及(資料 3)
広く一般を対象とし、海事に関する知識を深めるため、次の各事業を実施した。
ア
港の役割や機能を体験する「名古屋港社会見学会」を開催した。また、
「帆
船模型展」、
「工作教室(ペーパークラフト教室、立体カード工作教室、ボト
ルシップ製作教室)」、「南極教室」、「南極観測船ふじでの星空見学会」、「夏
休み工作教室(立体ノート工作教室)」等の事業を実施した。
イ 親しまれる港づくりの一環として、元旦にポートビル展望室から初日の出
を眺めるイベント「港から始まる 2016」を実施し、199 名が参加した。
④ 学生の職場訪問及び教員研修等の受け入れ(資料 1)
教員、学生を対象とした教員研修や職場訪問・体験指導などを受け入れ水族館
及び海洋博物館等での体験プログラムや解説を実施し、また、学校団体へのレク
チャーを実施することにより、参加者を通じて一般市民へ海洋文化及び海事思想
の普及を図った。
⑤ ボランティアの育成、活用(資料 4)
ボランティアを育成、活用することにより、当該ボランティアスタッフ及び来
館者へ海洋文化及び海事思想の普及を図った。
ア 水族館のボランティア活動人員数は、本年度登録者数 195 人で実施した。
主な活動は、来館者への展示生物の解説や水族館スクールの補助に加え、ボ
ランティアが計画実施する朗読会や工作会の開催等で、年間活動延べ人数
5,107 人、総活動延べ時間は 9,239 時間 15 分であった。
イ 南極観測船ふじのボランティア活動は、解説ボランティアとメンテナンス
ボランティアの 2 種類を実施した。解説ボランティア(10 名)は、館内施設
の説明等を実施し、総活動延べ時間 485 時間と一般・団体来館者から好評を
得た。また、メンテナンスボランティアは、5 名で船体及び周辺施設の塗装・
修理等を実施し、総活動延べ時間 107.5 時間と施設の維持に大きく貢献した。
また、今年度 9 月からは名古屋海洋博物館でもボランティア(2 名)による
解説活動を開始した。総活動延べ時間は 434 時間と昨年度リニューアルした
博物館の更なる魅力向上の一助となった。
⑥ 研究会・ゼミナール等の開催(資料 3)
ア 日本動物園水族館協会が主催する、水族館の飼育技術者の飼育や展示技術の
向上と情報交換を目的した第 60 回水族館技術者研究会を協会総裁の秋篠宮文
仁親王殿下のご臨席の下で 54 園館 101 名の参加者で開催した。
イ 日本動物園水族館協会が主催する、水族館の教育プログラムの作成技術の向
上を目的とした平成 27 年度水族館・教育事業-参加型研修会を 28 園館 32 名
の参加で実施した。
ウ 主に名古屋港を職場とする会社の職員等を始めとした市民を対象に「名古屋
港港湾ゼミナール」を開催し、港湾情勢の他、経済・社会の変化など幅広い見
識を深めた。
⑦ 指定管理施設(水族館)を活用した海洋生物の展示等(資料 5)
海洋生物の展示を通して次のとおり海洋文化にふれあう場を提供した。展示に
あたってはテーマに沿った計画を策定し、生物の健康と飼育環境管理を適正に行
い、生物の特性を引き出す展示を行うとともに、飼育担当者や解説ボランティア
等による解説等を積極的に行い、来館者への海洋文化普及を促した。
ア 平成 26 年 8 月 2 日の呼吸器系の疾患によるビンゴ死亡以降、
「ステラ」
「ラ
ン」と共に平成 25 年 11 月 13 日に誕生し、順調に成長して平成 27 年 11 月
13 日に 3 歳を迎えた仔シャチ「リン」の 3 頭で展示を継続し、併せて公開
トレーニングも実施してきたが、平成 27 年 12 月 7 日、8 日に鴨川シーワー
ルドでの人工授精による繁殖を目指し、性成熟に達したランと雄個体のアー
スの交換輸送を実施した。以降は、「ステラ」「リン」「アース」の 3 頭で展
示を継続し、併せて公開トレーニングを実施した。
イ バンドウイルカの繁殖について、一昨年に生まれた雌の「ユウ」は母親の
「アン」と 12 月よりメインプールに移動し、パフォーマンスに参加するた
めの練習を行うようになった。また、昨年生まれた雄の「カイ」も順調に成
長しており、2 頭とも来館者の人気を集めている。
ウ 平成 21 年 6 月に誕生したカマイルカ「アイ」は、大きな疾病もなく 6 歳
を迎え、イルカパフォーマンスに継続的に参加している。「垂直バレルロー
ル」をイルカパフォーマンスで公開し、引き続き好評を得ている。
エ
昨年度末から実施してきた京都大学霊長類研究所との共同研究の成果を紹
介する公開トレーニング「イルカのチャレンジ」を 5 月 14 日まで実施した。
オ 平成 19 年 7 月 25 日に誕生したベルーガ「ナナ」、平成 24 年 8 月 2 日誕生
した「ミライ」は、共に順調に成長し、それぞれ 7 月と 8 月に 8 歳と 3 歳を
迎えた。このほか、ベルーガの生態を更に分かりやすく紹介する目的で実施
しているイベント「ベルーガの不思議な魚の食べ方」を本年度も継続実施し
た。
カ ゴマフアザラシ「ナノハ」
「アラシ」の 2 頭は順調に成長し、バンドウイル
カ繁殖の為にバックヤードで飼育した時期を除き、屋外予備プールでの展示
を実施した。平成 27 年 3 月 23 日よりゴマフアザラシの生態を紹介するイベ
ント「これであなたもゴマちゃんマニア!」を継続実施した。
キ 黒潮大水槽においては、約 3 万尾のマイワシが群れて摂餌する状況を「マ
イワシのトルネード」と題して、本年度も継続実施した。
ク ゴールデンウィーク、夏休み及び春休みなどの集客として、東海地区及び
関西・北陸地区へのテレビコマーシャルの放映及び雑誌への広告などに随時
取り組んだ。加えて、冬期イベントの「ペンギンよちよちウォーク」開催に
合わせて広告チラシを作成し、一般市民へ提供するとともに県下の小学校を
通じて児童に配布した。
ケ マスメディアに対して、話題ある情報提供を行うために、積極的にニュー
スリリースを発行したり、取材対応を行った。主なものとしては、4 月には
平成 24 年に沖縄県黒島より放流したタイマイが屋久島海域でダイバーによ
り再発見されたことや、12 月には鴨川シーワールドからオスのシャチ「アー
ス」が仲間入りし、元気よくファミリーで公開トレーニング種目をこなして
いることを話題提供した。また、南館の企画展示は、七夕、ハロウィン、ク
リスマス、干支にちなんだ季節展示を多く企画し、多くのマスメディアに取
り扱っていただいた。
(平成 27 年度 11 回開催延べ 25 社)また、ガーデンふ
頭に永久係留されている「南極観測船ふじ」が開館 30 周年を迎え、その記
念特別展が好評を博したことなど、県民・市民の皆様に名古屋港への注目度
を高めるような情報を積極的に提供した。
また、財団ホームページでは、トピックスの頻繁な更新を始め、飼育員が
書き上げる「スタッフブロク」や、広報スタッフによるフェイスブックへの
投稿など、多くのお客様に興味を持っていただけるように最新情報の更新に
力を入れた。その結果、平成 27 年度のホームページアクセス件数は 2,430 万
件、ニュースリリースは 111 件(前年度 125 件)、取材対応は 562 件(前年
度 693 件)に上った。
コ 観光キャンペーンの一環として奈良県で一日水族館を実施することにより、
観光推進PR及び誘客に努めた。また、観光関係機関等が主催する旅まつり名
古屋 2016 に積極的に出展した。
サ ゴールデンウィーク、夏期間、年末・年始、春休みは、休館日に臨時営業
し、集客に努めた。また、ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークに
は、夜間営業を実施し「夜間割引」を行った。その結果、平成 27 年度の入館
者数は 2,051,785 人(前年比 104.3%)となった。また、ガーデンふ頭地区駐
車場における乗用車の利用台数は 296,860 台で、前年度比 100.3%となった。
⑧
指定管理施設(海洋博物館・南極観測船ふじ等)を活用した海事に関する展
示等(資料 3)
海洋博物館及び南極観測船ふじにおいて所蔵している海事に関する資料を展
示公開することにより、海事思想にふれあう場を提供し、来館者への海事思想普
及を促した。
また、開館 30 周年を迎えた南極観測船ふじでは、南極観測船ふじ開館 30 周年
記念特別展「南極大陸と南極観測船ふじの航跡」を開催。会期中の入場者数は
51,842 人と好評を博した。さらにふじの開館 30 周年および建造 50 周年を記念
して、企画展「南極のお宝展」をポートビルで開催するとともに、付帯イベント
として「南極トークと南極マジックの会」「記念講演会・パネルディスカッショ
ンふじの時代」を開催した。
このほか、ポートビル 2 階においては、回廊ギャラリーを一般市民に展示会場
として開放し、無料休憩施設であるポートハウスにおいては、しおかぜコンサー
トを実施するとともに、国際交流事業であるフランス音楽祭など芸術文化活動に
開放した。その結果、ポートビル 2 階回廊ギャラリーは 16 回、ポートハウス休
憩所は 16 回の利用があった。また、今年度は名古屋市主催の音楽とアートのイ
ベント「アッセンブリッジ・ナゴヤ」に協力、ポートビルでのコンサートなどが
開催された。なお、次年度開館 30 周年を迎えるポートハウスでは大規模な塗装
修繕を実施した。
⑨ 海洋生物等の調査研究(資料 5)
海洋生物等の自家採集及び国内外の関係機関と連携して生物収集を行うほか、
血統の登録管理や他園館との生物の交換または貸借の調整を行うとともに、海洋
生物等の飼育研究及び希少生物の飼育繁殖研究、フィールド調査、保護活動等の
調査研究活動を実施した。
ア 愛知県立三谷水産高校実習船「愛知丸」の航海に同乗し、高知沖でアカウミ
ガメ(0 歳 10 個体、1 歳 6 個体、4歳2個体,6 歳 1 個体)、那覇沖でタイ
マイ 2 個体に標識を装着し放流調査を実施した。
イ 今年度の主な繁殖生物は、ナンキョクオキアミ 1861 個体、アカウミガメ
160 個体、ニシキマゲクビガメ 11 個体、スッポンモドキ 23 個体、ペンギン
類 5 個体であった。バンドウイルカの繁殖研究を推進し、3 頭妊娠した。平
成 28 年 7 月から 9 月にかけて出産予定である。
ウ 野生動物の教育的展示をより一層発展・促進することを目的に、平成 21
年度に学術交流協定書を締結した京都大学野生動物研究センター・神戸大学
大学院農学研究科・岐阜大学応用生物科学部と共同研究を実施した。また、
京都産業大学生命科学研究科・東海大学創造科学技術研究機構・東京海洋大
学大学院海洋科学系海洋環境学部門・東北大学大学院農業研究科・日本大学
生物資源科学部・近畿大学農学部とも同様に共同研究を実施した。
エ 平成 23 年 8 月に開始した名古屋港内のスナメリの出現頻度調査は、一時
中断し、調査内容の検討を行った。
オ パラオ国際サンゴ礁センター(パラオ共和国)やリーフ HQ グレートバリア
リーフ水族館(オーストラリア)と交流し、今後の展示生物収集について情
報収集した。
カ 三重大学大学院生物資源研究科と、海洋生物の繁殖を含めた種の保存に係
る情報及び技術の相互交換、並びに共同研究と学生の教育をより一層発展・
促進することを目的として学術交流協定を締結した。(12/17)
キ 中華人民共和国の広州長隆集団有限公司(長隆海洋王国)と、野生生物の
飼育管理技術の向上と飼育下繁殖群の確立のために協力し、同時に共同研究
を推進することを目的として確認書を取り交わした。(8/13)
(2)ガーデンふ頭における賑わいの機会と場を提供する事業
① 名古屋港観光施設協議会の運営事業を始めとした観光振興事業(資料6-1
及び資料6-2)
ガーデンふ頭地区を中心とした観光施設等が一体的に協力することを目的と
した団体である名古屋港観光施設協議会の事務局の運営を通じて、相互の情報交
換や連携を図り、名古屋港の観光客誘致に向けた観光推進PR、誘致営業・宣伝
事業等を行った。また、本財団単独事業としても各種 PR を行った。
名古屋港の観光情報を広く提供するため、ガーデンふ頭地区観光施設で組織さ
れた「名古屋港観光施設協議会」の事務局を務め、従来から継続して行っている
県内はもとより中部・北陸・関西地区を中心とした県外地域の旅行社等 250 社へ
の営業活動を実施し、幼稚園・保育園 27 園を含む小中学校や高校 440 校に訪問
して、水族館を含む名古屋港エリアの見どころなどをPRして学習旅行などの誘
致を図った。訪問した旅行社や学校などには水族館をはじめとした各種資料およ
び水族館カレンダーを贈呈した。ただし、訪問がカレンダーの製作より早かった
ところには郵送する形でカレンダーを贈呈した。また、名古屋、三河、南知多地
区のホテル・旅館等 83 施設へ訪問し、案内パンフレット等を配布するなど、ガ
ーデンふ頭地区の魅力についてのPRを積極的に行い誘客に努めた。
② 情報誌の発行
名古屋港の観光施設の情報を掲載した無料情報誌(「名古屋港水族館とガーデ
ンふ頭のにぎやか情報誌」、
「ゴーゴー名古屋港(名古屋港ガーデンふ頭ガイドマ
ップ)」等)を発行し、県内外の各所に配布することにより、名古屋港の観光情
報を発信し、来訪者の増加を図った。
③ 各種観光団体及び市内交通機関との連携を図る事業
県内の観光関係団体に加入し、同団体が主催するイベントへ参加し、県内の観
光施設との連携及び情報の共有化を図った。また、名古屋市交通局と連携し、市
営交通機関利用者に対して、当財団の施設入場料の割引を行い、名古屋港への来
訪者の増加を図ることにより、この地域の活性化を図った。このほか、ガーデン
ふ頭と金城ふ頭の間を運行している水上バス利用者に対して当財団の施設入場
料の割引を行い、名古屋港内の回遊性を高め、観光機能の向上を図った。
④
指定管理施設(ガーデンふ頭臨港緑園・ジェティ)を活用したイベントの開
催(資料 7)
ガーデンふ頭地区においてイベントの実施、誘致を通じ、港に賑わいを創出し
親しまれる港づくりを推進した。
ア 11 月に開催した「名古屋港開港祭フレンドリーポート 2015」や正月 3 日間開
催した「新春みなとカーニバル 2016」の事務局を務め、賑わいを創出するとと
もに名古屋港のPRや集客に努め、県外も含めて、多くの来港者で賑わった。
イ ジェティ広場においては、ジェティテナント会が主体となり、ジェティ利
用促進事業の一環としてさまざまな販促事業を展開した。また、土日、ゴー
ルデンウィーク、夏期間では、ジェティ広場において各種イベントを開催、
誘致し、来港者へのサービス及びガーデン地区の賑わいづくりに努めた。
⑤
指定管理施設(ガーデンふ頭臨港緑園・ジェティ)において賑わいの場を提
供する事業
ガーデンふ頭臨港緑園及びジェティの運営を通じガーデンふ頭における賑わ
いの場を提供した。
ア ガーデンふ頭臨港緑園は、緑地維持業務、花壇整備等の施行により、緑豊
かで快適な環境造りの推進に努めた。また、園内諸施設について、本来の美
しい景観を甦らせるよう改修・修繕を積極的に実施した。
イ ジェティにおいては、飲食、物販のスペースを含めた休憩施設としての機
能を生かし、名古屋港水族館を支援するとともに、名古屋港の観光施設の情
報を提供・発信することにより、親しまれる港としての名古屋港の発展に寄
与した。
2 公益目的事業以外の事業
(1)管理運営する施設の利便性を向上させる事業
ミュージアムショップ、レストラン、売店及び自動販売機を運営することによ
り、公益目的事業の一助とした。
また、平成 26 年 2 月より発足した名古屋港水族館法人サポーター制度を開始し、
92 社の法人サポーター会員を募ることができ、生物の保護、繁殖研究等の役割を
一層向上させることに貢献した。
(2)船員宿泊施設の運営事業(資料 8)
平成 25 年 10 月より、船員宿泊施設である名古屋船員会館(ハーバーロッジな
ごや)の運営を行い、船員はもとより来港者の宿泊を促し、観光事業の振興の一
助とした。
3 その他
(1)大規模地震を想定した避難訓練「名古屋港水族館津波避難大作戦」を 7 月に
実施した。水族館の営業時間終了後に、事前公募による約 2,000 人が参加し、地
震による津波を想定した避難誘導を行うことにより、地震発生時に迅速かつ効果
的な対応が行えるよう訓練を行った。
(2)企業協賛制度の周知が図られたことにより、百貨店のリニューアル工事エリア
の養生壁面への当館写真パネルの展示およびオープン後のタイアップ、ホテルの
ロビーの大型画面への映像掲出、納涼夏祭りへの協賛など各企業から協力を得ら
れた。
(3)名古屋港ガーデンふ頭を中心としたエリアと名古屋学院大学(名古屋キャンパ
ス)がある熱田区の地域活性化に取り組むことを目的として、名古屋学院大学と
連携協定を結んだ。当財団にとっては、文系総合大学との連携協定は新しい試み
である。
資料1
スクール等の参加状況
1 「君もドリトル先生になれるか!」対象:小学生と保護者
回
日
タイトル
参加人数
1
4/12
イルカ
12 組 33 名
2
4/26
シャチ
12 組 36 名
3
5/10
黒潮大水槽
10 組 26 名
4
5/24
ベルーガ
13 組 36 名
5
6/14
ペンギン
12 組 34 名
6
9/20
ウミガメ
7
10/11 シャチ
8
10/25 黒潮大水槽
9
11/8
12 組 33 名
12 組 35 名
9 組 25 名
ベルーガ
14 組 36 名
10 11/22 ペンギン
11 組 34 名
11
2/7
イルカ
14 組 36 名
12
2/21
ウミガメ
11 組 32 名
参加総数合計
142 組 396 名
2 「もっと知りたい!ダーウィン教室」
対象
参加人数
えさやり体験!サンゴ礁大水槽
小 1~3
14 名
8/4
大接近!ベルーガ飼育の舞台裏
小 4~6
15 名
3
8/19
潜入!オーストラリアのカメの世界
小 4~6
16 名
4
8/24
攻略!ウミガメサバイバルゲーム
小 1~3
16 名
5
9/12
あなたもドクター!海の生き物メディカルチェック
中学生以上
14 名
6
12/24 大接近!!ペンギンまであと10センチ!
小 4~6
16 名
7
12/27 イルカたちの大みそか ~年末のトレーナー体験~
小 1~3
15 名
小 1~3
15 名
回
日
1
7/24
2
タイトル
8
1/4
ペンギンウォッチング!上から横から
9
1/11
潜入!!水族館のなぞのプラント
中学生以上
15 名
10
3/19
感じて納得! 目指せシャチ博士
小 4~6
16 名
11
3/25
えさやり体験! サンゴ礁大水槽
小 1~3
15 名
12
3/31
夢に向かってスタートダッシュ!
小 4~6
イルカトレーナーになろう!
15 名
参加総数合計
182 名
3 その他スクールなどへの参加状況
事業名
開催件数
海辺の観察会
水族館スクール
職場訪問、館内レクチャー
うち
参加者数
2回
74 名
24 回
578 名
72 件
3,040 名
水族館 70 件
海洋博物館
うち
2件
水族館 3,032 名
海洋博物館
8名
16 校
職場体験
うち
46 名
水族館 14 校
海洋博物館
館外レクチャー
うち
2校
海洋博物館
5件
7名
約 562 名
4 教員研修受け入れ人数
(人)
愛知県立
名古屋市立
県内
合計
小学校
-
5
2
7
中学校
-
-
2
2
高校
9
-
-
9
その他※
5
-
1
6
合計
14
5
5
24
※ その他には、特別支援学校、聾学校が含まれる
水族館 39 名
資料2 機関紙等の発行
1 機関紙「さかなかな」
Vol.86 2015 SUMMER
特集: 赤道の海 小さな水槽の見どころ
Vol.87 2015 AUTUMN
特集: ハズバンダリートレーニング
Vol.88 2015 WINTER
特集: ペンギンの飼育を持続するために
Vol.89 2016 SPRING
特集: アースがやってきた!
2 生物情報誌「新着!海の生き物レター」
5/1
日々奮闘中! ゴマフアザラシ
5/8
そもさん! せっぱ!! イルカのチャレンジ
5/16
屋久島で目撃! あの時のタイマイ
5/27
本物のサンゴ礁を目指して!
6/9
力強く旅立て! ウミガメたち
6/27
お見合い大成功!アカウミガメ繁殖順調です
7/15
成長の証は色にあり!ベルーガのこどもたち
7/16
シャチが食べているものは?
9/10
名づけて「プランターブラザーズ」ニシキマゲクビガメ
9/18
長期飼育を目指して!ノコギリザメ
10/21
教えて!ナナ先生
11/18
アカシュモクザメを展示しました
12/17
ようこそ名古屋へ!シャチの「アース」
1/3
コンディション良好!生きたサンゴの 1 年間
1/15
目指せパフォーマンスデビュー! がんばれユウ
1/27
ミライの新技 ドラゴンスプラッシュ
3/30
準備OK!?
サンゴ成長しています!
ベルーガの恋の季節
資料3 ポートビル施設特記事項
事 業 名
名古屋海洋博物館クイズラリー
開催会場
3 階博物館内
実施時期
参加人数
5/2~5/6
500 人
7/18~9/27
51,842 人
8/2
42 人
8/26
24 人
ふじ開館 30 周年記念特別展
「南極大陸と南極観測船ふじの航
南極観測船ふじ
跡」
第 31 回ボトルシップの作り方入門教室
第 8 回名古屋港社会見学会
4 階講堂
博物館・ふじ・展望室
名古屋港の企業
第 48 回名古屋港港湾ゼミナール
4 階講堂
9/10
81 人
海の映画会「伊勢湾台風物語」
4 階講堂
9/27
51 人
第 12 回南極教室
4 階講堂
8/22
34 人
第 31 回ボトルシップ展
3 階博物館内
11/1~1/11
27,705 人
ボトルシップ製作教室
3 階博物館内
11・12 月の土日祝
118 人
第 30 回 名古屋港を描いた作品コ
ンクール
帆船模型展
第 9 回 南極観測船ふじでの星空
観察会
4 階講堂
開催日 11/3
表彰式 1/24
482 点
2 階B会議室
11/4~15
2,208 人
南極観測船ふじ
12/12,13
46 人
3/4~6
2,014 人
オホーツクの流氷展
『オホーツクの流氷に触れてみま
7 階展望室
せんか』
4~7 月 9~10 月 1
工作教室(ペーパークラフト教室)
3 階博物館内
~3 月の第 4 土曜
358 人
日
工作教室(立体カード工作教室)
夏休み工作教室(立体ノート工作
教室)
3 階博物館内
4 階講堂
4~10 月 1~3 月
の第 2 土曜日
8/9
136 人
45 人
資料4 ボランティア活動特記事項
1 水族館
事業名
活動延べ時間
活動延べ人数
水族館内解説活動
(タッチタンク・マイクロアクアリウム・
発見コーナー・ウミガメ・ペンギン・サ
7,010 時間 45 分
4,389 人
339 時間 00 分
113 人
1,889 時間 30 分
605 人
ンゴ)
水族館スクール支援活動
その他(解説資料作成など支援活動)
2 南極観測船ふじ
事業名
メンテナンスボランティア
解説ボランティア
活動延べ時間
活動延べ人数
107.5 時間
31 人
485 時間
251 人
3 名古屋海洋博物館
事業名
解説ボランティア
活動延べ時間
434 時間
活動延べ人数
165 人
資料5
項
展示
飼育展示等関係特記事項
目
内
1
容
特別展の実施
(1)特別展「恐竜と太古の海の生物
-福井から恐竜がやってきた-」を
開催(3/17~5/10)
(2)特別展「水族館のモンスター」を開催(7/11~1/31)
見た目や生態に恐ろしさを感じる水生生物を 10 基の水槽で展示。名古
屋コミニケーションアートの協力で会場でプロジェクションマッピン
グを上映。
(3)特別展「ハイサイ沖縄! 世界が恋する海 座間味村」を開催(2/20~)
沖縄県座間味村との共催で沖縄の海の生物の生体展示及びザトウクジ
ラのパネル展示
2
期間展示の実施
(1)季節展示
あまもばようちえん、星空にちなんだ生き物たち、納涼金魚まつり、
鶴亀展示、ホネホネハロウィン、クリスマス、正月・干支、節分アク
アリウム、バレンタイン・ホワイトデー、雛祭り、花見
3
常設展示の変更
(1)北館 2 階 進化の海 系統樹、研究パネル展示の変更(計 5 枚);福井
県立恐竜博物館 一島啓人氏監修
4
解説・バックヤードツアー等
(1) 南館フィーディングタイム
・黒潮水槽、サンゴ礁大水槽、ウミガメ回遊水槽、ペンギン水槽
(2) 黒潮大水槽
・マイワシのトルネード(毎日)
(3) サンゴ礁大水槽
・ダイバーコミニュケーション(毎日)
(4) ペンギン水槽
・ペンギンコミュニケーション(土曜日、夏休み期間平日)
・ペンギンミニ講座(5 月~9 月の土日祝)
(5)夏休み期間
・親子でお泊り水族館(計 36 組 72 名参加)(8/4~5、8/11~12)
・家族でお泊り水族館(14 組 36 名参加)(9/21~22)
・ナイトウォッチングを実施(10/3~11/1 の土日)
(6)北館発見コーナー
・イルカの飼育ミニ講座(1 日 1~2 回)
・イルカの飼育ミニツアー(月 1 回)
(7)ベルーガ
・ベルーガの公開トレーニング(毎日)
・「ベルーガの不思議な魚の食べ方」実施(毎週土・日・祝・繁忙期)
(8)シャチ
・シャチ1プール2階展示面にて公開トレーニング解説実施
・シャチ 1 プール 2 階展示面にて飼育員解説実施(10 月以降の平日)
・北館レクチャールームにて有料レクチャー「飼育員が簡単授業 ! こ
れであなたもシャチマスター !」実施(10 月以降、月 1 回日曜日、
1 日 2 回、定員 20 名)(12 回、251 名)
10 月 2 回 42 名
1 月 2 回 42 名
11 月 2 回 44 名
2月
2 回 41 名
12 月 2 回 40 名
3月
2 回 42 名
(9)バックヤードツアー試行
・生物保管棟のツアー(3/9)
(10)黒潮大水槽バックヤードツアー
・名古屋グランパスのイベントの当選者(30 名)対象(9/26)
・団体向け黒潮大水槽バックヤードツアー(43 件、2,119 人)
4月 2件
74 人
10 月
5 件 174 人
5月 1件
40 人
11 月
5 件 235 人
6月 2件
85 人
12 月
1件
40 人
7月 1件
40 人
1月
1件
46 人
8 月 13 件 601 人
2月
2 件 105 人
9 月 7 件 506 人
(11)ボランティアによるイベント
3月
3 件 173 人
・ボランティアによる人形劇
(8/29;99 名、10/31;60 名)
・ボランティアによるお話し会
(1/23;70 名 3/26;63 名、3/27;75 名)
・ボランティアフェスタ
ウミガメ(10/17;220 名)
海の王者~シャチはおるか?(11/1;449 名)
にぼしの解剖(1/24;132 名)
・ボランティアによる工作会
世界ペンギンデーにペンギン羽根カードを作ろう!(4/25;290 名)
ちくちくペンギン教室(フェルト工作)(4/26;27 名、6/13;24 名、7/12;14
名、9/6;23 名、10/12;17 名、11/21;28 名、12/23;19 名、1/16;16 名
2/11;22名)
自分だけのペンギンの羽根カードを作ろう!(6/14;330 名)
プラ板工作(ウミガメ)(8/22;120 名)
オリジナルポストカード作り(11/21;150 名)
海のクリスマスツリーを作ろう!! (12/5;88 名)
貝で作るおひなさま(2/14;150 名)
調査研究
シンポジウム
1
共同研究
(1)岐阜大学応用生物科学部と「ブタバナガメの繁殖生理と産卵生理に関
関係等
する研究」
「飼育下ベルーガにおける繁殖期および交尾前後の行動変化
と性ホルモン動態の関係」
(2)神戸大学農学部と「ペンギン類の繁殖生理の解明と人工授精技術の確
立」
(3)東海大学創造科学技術研究機構、東京海洋大学大学院海洋科学技術研
究科と「ベルーガのパルス音に関する研究(プレイバック実験)
」
(4)東海大学創造科学技術研究機構と「ベルーガの繁殖にかかわる鳴音に
関する研究」
(5)日本大学生物資源科学部と「名古屋港水族館
飼育環境等の真菌調
査・飼育動物の真菌調査」
(6)東北大学農学部に昨年ジェンツーペンギンの筋肉および臓器サンプル
を提供。細胞培養継続中。
(7)近畿大学農学部と「シャチの社会行動とホルモンに関する研究」
(8)中華人民共和国の広州長隆集団有限公司(長隆海洋王国)と確認書を
交わした。
(広州長隆集団有限公司)
(8/13)
(9)三重大学大学院生物資源学研究科と学術交流協定を締結(北館レクチ
ャールーム)
(12/17)
2
シンポジウム・研究会などの参加
(1) 日本動物園水族館協会 平成 27 年度水族館・教育事業-参加型研修
会(参加者 28 園館 32 名)(南館レクチャールーム)(10/29~30)
(2) 日本動物園水族館協会 第 60 回水族館飼育技術者研究会(参加者 54
園館 101 名)(アイリス愛知)(1/28~1/29)
(3) 日本動物園水族館協会
中部ブロック水族館飼育技術者研修会(6/8
~6/9)
・
「「ペンギンよちよちウォーク」開催について」を口頭発表
(4)第 23 回希少動物人工繁殖研究会 (7/2~7/3)
(5)日本動物園水族館協会 平成 27 年度水族館・教育事業-参加型研修会
(10/29~30)
(6)日本動物園水族館協会 設備会議(9/10~11)
(7)日本動物園水族館協会 第 41 回海獣技術者研究会(10/6~8)
・
「薬剤誘発性白血球減少症が認められたバンドウイルカにおける顆粒球
コロニー刺激因子(G-CSF)を用いた治療例 」「バンドウイルカの人工授
精に向けた排卵誘起処置と膣スメアを用いた性周期把握」を口頭発表
(8)日本動物園水族館協会 中部ブロック技術者研究会(12/10~11)
・
「バンドウイルカ Tursiops truncates 新生仔の行動比較」を口頭発表
(9)日本動物園水族館協会 水族館飼育技術者研究会(1/28~29)
・「飼育下で繁殖したタイマイの野生復帰の試み」「名古屋港水族館「赤
道の海」コーナーの改修工事について」を口頭発表
(10)東京大学大気海洋研究所 共同利用研究集会 水族館と動物行動学。
研究・展示・教育(12/11~12/12)
・
「水槽内におけるヒメイカの行動観察」を口頭発表
(11)日本動物園水族館協会 種保存会議(11/6~8)
・
「ジェンツーペンギンの破卵に関するアンケート結果について」をポス
ター発表
(12)日本動物園水族館協会開催「イルカ類の繁殖に関するワークショッ
プ」
(11/11~11/12)
(13)第 56 回日本動物園水族館教育研究会沖縄大会(11/27~29)
・
「名古屋港水族館ボランティアの発足 20 周年を記念した自主企画の実施」
をポスター発表
4
シンポジウム・研究会などの開催
(1)日本動物園水族館協会 平成 27 年度水族館・教育事業-参加型研修会
を開催(10/29~30)
(参加者 28 園館 32 名)
(2)日本動物園水族館協会 第 60 回水族館飼育技術者研究会(参加者 54
園館 101 名)(アイリス愛知)(1/28~1/29)
5
展示、研究協力
(1)岐阜大応用生物学部研修生受け入れ(2 名;8/22~9/4、3/1~3/14)
(2)長崎大学水産学部研修生受け入れ(1 名;3/1~3/10)
(3)名古屋コミニュケーションアートより 19 名の研修受け入れ(5/18
~3/31)
(4)新屋島水族館研修生受け入れ(3 名;5/22~5/29、2/9~2/15)
(5)岐阜大学獣医学課程研修生受け入れ(2 名;8/18~8/31、9/11~9/25)
(6)東海大学海洋学部研修生受け入れ(2 名;8/10~8/23、3/11~3/24)
(7)名城大学卒業研究への協力「バンドウイルカを対象とした観覧者数の
違いによる休息・睡眠行動への影響」(11/3~3/8)
(8)福井県立恐竜博物館への標本貸出し「イルカ等の海洋性脊椎動物死亡
個体及びその骨格」→比較研究
(9)岩手大学農学部共同獣医学科研修生受け入れ(6/25~7/8)
6
職員派遣
(1)日本動物園水族館協会から委嘱
・ジェンツーペンギン等、血統登録担当者(継続)
・生物多様性委員会国際保全事業部員 ~H28 年 5 月
・総務委員会情報システム運営部員 ~H28 年 5 月
・生物多様性委員会ペンギン類作業部会 (10/14)
・平成 27 年度情報システム運営部会(11/4)
・平成 27 年度生物多様性委員会(11/5)
・生物多様性委員会コレクション計画オンラインシステム操作講習会
(講師)(3/17~18)
(2)館外レクチャー(一般等)
・熱田神宮緑陰教室に 1 名講師派遣 小 3~4 約 250 名が参加(7/29)
・名古屋市高年大学鯱城学園に 1 名講師派遣「ウミガメについて」 17 名参
加(9/16)
・港文化小劇場にて講演会「ペンギンざんまい」へ 1 名講師派遣
約 100 名参加(1/25)
(3)館外レクチャー(学校等)
・南知多町立大井小学校のイベント「磯の観察会」に 2 名講師派遣
全
校生徒 93 名、教員 12 名が参加(5/18)
・名古屋市立港明中学校に 1 名講師派遣 102 名参加(11/17)
(4)他園館協力
・大分マリーンパレス水族館「うみたまご」への獣医師派遣(コビレ
ゴンドウの治療;4/29~5/2)
・韓国 麗水海洋博水族館「Aqua Planet Yeosu」への獣医師派遣(ベ
ルーガの健康管理指導;12/2~12/4)
講演
イベント等
1
飼育(4/19)の日イベント(4/18~19)
「飼育の日キーパートーク」「子ガメとのふれあい」「水族館裏側探検」
2
名古屋駅前ミッドランドスクエアにて「AQUA LIVE! in ミッドランドス
クエア 2015」を開催(7/18~8/2)
3
「子ガメにタッチ」を南館 3 階で 7/21~8/31 の平日に実施
4
ジェンツーペンギンの屋外展示「ペンギンよちよちウォーク」を実施
(12/29~2/29)
。
5
北館しおかぜ広場において「サメ・エイにタッチ」を 3/21~4/5 の毎日、
4/11~6/28、9/19~11/3 の土日祝 3/25~4/6 の毎日に実施
主な繁殖動物
1
キタジェンツーペンギン
5 個体
2
ブタバナガメ
23 個体
3
ニシキマゲクビガメ
11 個体
4
アカウミガメ
5
ナンキョクオキアミ
160 個体
1861 個体
飼育動物の
1
譲渡等
ブリーディングローン(繁殖を目的とした生物の貸借)
(1) アドベンチャーワールドとエンペラーペンギンのブリーディングロ
ーンを平成 21 年から継続中
(2) 鳥羽水族館とニシキマゲクビガメのブリーディングローンを平成 21
年から継続中
(3) 長崎ペンギン水族館にヒゲペンギンのブリーディングローンを平成
26 年から継続中
2
生物の貸し出し及び譲渡
(1) 葛西臨海水族園にタイマイ 1 頭貸与(H26,9/10~)
(2) 日和佐うみがめ博物館カレッタにアカウミガメ 10 頭を譲渡(9/28)
(3) 新屋島水族館にアカウミガメ 6 頭、タイマイ 4 頭を譲渡(9/14)
(4) オホーツク流氷館にフウセンウオ 10 個体譲渡(4/14)
3
生物の交換
(1) 動物商 オーストラリアハイギョ 1 個体とブタバナガメ 15 個体を交
換
(2) 鶴岡市立加茂水族館 ミズクラゲ 30 個体、クラゲ類複数種のポリプ
とウリクラゲ 100 個体を交換
(3) 鴨川シーワールド シャチ「ラン」
(♀)と「アース」(♂)を交換
4
生物の受贈
(1) 愛媛大学、愛媛県水産研究センターよりスマ 30 個体受贈
(2) 油壷マリンパークよりオオグソクムシ 50 個体受贈
資料6-1
誘致宣伝事業・観光振興事業特記事項
事業名
開催場所
開催時期
名古屋城
4/4~5
約 900 人
犬山城
4/4~5
約 1,500 人
名古屋まつり
名古屋市久屋大通
10/17~18
約 5,000 人
旅まつり名古屋 2016
名古屋市久屋大通
3/19~20
約 2,300 人
名古屋城春祭り
犬山祭り
資料6-2
地
域
東
海
府県市
団体観光客および学習旅行の誘致等のため訪問した施設
幼・保
小学
中学
ホテル
旅行社
その他
合計
39
39
愛知
44
44
岐阜
56
三重
29
56
52
81
25
52
25
83
97
122
97
342
計
85
大阪
44
29
73
京都
43
30
73
15
15
奈良
滋賀
27
22
計
27
109
福井
北
陸
高校
名古屋
静岡
関
西
集客数
49
74
7
19
富山
計
広
島
計
計
計
1
34
計
長
野
210
7
126
7
2
34
53
1
61
6
1
142
20
27
320
66
27
83
27
250
20
2
775
資料7
施設の管理運営特記事項(各施設の利用状況)
1 各施設の利用実績
施設名
入館者数又は利用数
名古屋港水族館
2,051,785 人
ポートビル 講堂・会議室
1,163 回
同 展望室
161,574 人
同 名古屋海洋博物館
150,711 人
同 2階回廊ギャラリー(写真・絵画展等 16 件)
326 日
南極観測船ふじ
178,455 人
ポートハウス休憩所(11 月 4 日~3 月 18 日休館)
1,635 人
(しおかぜコンサート等催し物 16 件)
ガーデンふ頭一般駐車場
296,680 台
つどいの広場イベント
11 回
ジェティ来館者
1,314,660 人
ジェティ広場イベント
16 回
2 つどいの広場利用実績
事業名
主催者
築港祭 2015
築港祭実行員会
よさこい夢まつり 2015
日程
来場者数
4/26
約 15,000 人
よさこい夢まつり実行委員会
5/3~5
約 85,000 人
第 69 回名古屋みなと祭
海の日名古屋みなと祭協賛会
7/20
約 380,000 人
第 17 回あいち沖縄まつり
愛知沖縄県人会連合会
10/11
約 4,000 人
10/31
約 15,000 人
11/3
約 62,000 人
11/8
約 18,000 人
名港水上芸術花火 2015
名港水上芸術花火 1015 開催委
員会
平成 27 年度港区区民まつり
港区区民まつり実行委員会
名古屋港開港祭フレンドリー
フレンドリーポート実行委員
ポート 2015
会
キッズランニングバイク協議
会「LAGP2015 Nagoya Round」
株式会社 LAGP
11/22~23
11/28~
約 500 人
ルミポートファンタジー2015
冬のイベント実行委員会
ISOGAI 花火劇場 in 名古屋
名古屋港冬花火実行委員会
12/24
約 50,000 人
名古屋市消防出初式
名古屋市消防局
1/10
約 16,000 人
12/30
約 18,200 人
3 ジェティ広場利用実績
事業名
GW ダンスショーin ナゴヤ港
木曽川うかい観光キャンペー
ン
プロポーズフラッシュモブ
シートラインランド 20 周年イ
ベント第一弾
愛知県警察港警察署防災広報
キャンペーン
サマー献血キャンペーン 2015
サマーナイトダンスフエステ
ィバル in ナゴヤ港
沖縄読谷まつり in なごや港
主催者
ジェティテナント会
日程
来場者数
5/2、3
約 2,000 人
5/4、5
約 3,000 人
犬山市観光協会
犬山市
各務原市
エモーションライズ
JR 貨物
港警察署
愛知県赤十字センター
愛知県学生献血連盟
ジェティテナント会
読谷村役場
5/17
約 100 人
5/30、31
約 2,000 人
7/11
約 2,000 人
8/11
約 2,500 人
8/14、16
約 2,000 人
8/15
約 2,000 人
全日本学生吹奏楽連盟東
吹奏楽の日
海支部
9/20
東海吹奏楽学生連盟
約 1,000 人
名古屋税関広報キャンペーン
名古屋税関
10/4
約 300 人
ドナルドアピアランス
ジェティテナント会
11/1
約 500 人
よせ植え作品品評会、展示会
ゆめランド稲荷公園
11/3~8
約 5,000 人
11/14、15
約 2,000 人
シートラインランド 20 周年イ
ベント第二弾「まほろば鉄道」
FLASHMOB★Nagoya2015
消防出初式関連イベント「消防
ふれあい広場」
JR 貨物
FLASHMOB★Nagoya 実行委
員会
名古屋市港消防署
ハイサイ沖縄関連イベント
沖縄観光コンベンション
沖縄観光物産フェア
ビューロー
12/23
約 500 人
11/10
約 6,000 人
3/19~21
約 1,000 人
資料8
名古屋船員会館宿泊実績
月
宿泊人数
前年度比
4月
2,244 人
110.27%
5月
1,999 人
90.70%
6月
1,534 人
83.23%
7月
2,256 人
113.03%
8月
2,873 人
100.03%
9月
2,135 人
119.74%
10 月
2,345 人
127.86%
11 月
2,244 人
106.55%
12 月
2,123 人
109.72%
1月
1,606 人
96.17%
2月
1,811 人
92.68%
3月
2,571 人
103.00%
合計
25,741 人
104.10%
Ⅱ
理事会議決事項
ア 第1回理事会
議題
件 名
提出年月日
議決年月日
H27.6.12
H27.6.12
1
平成26年度事業報告に関し承認を求める件
2
平成26年度決算に関し承認を求める件
〃
〃
3
事業報告等に係る提出書類に関し承認を求める件
〃
〃
4
顧問1名の委嘱に関し同意を求める件
〃
〃
5
平成27年度定時評議員会の招集に関する件
〃
〃
〃
〃
提出年月日
議決年月日
H27.6.29
H27.6.29
〃
〃
提出年月日
議決年月日
H28.3.30
H28.3.30
報告1 職務執行状況の報告の件
イ 第2回理事会
議題
件 名
1
理事長、専務理事1名及び常務理事2名選任の件
2
常勤役員の報酬額に関する件
ウ 第3回理事会
議題
件 名
1
平成27年度収支補正予算に関し承認を求める件
2
平成28年度事業計画に関し承認を求める件
〃
〃
3
平成28年度収支予算に関し承認を求める件
〃
〃
4
平成28年度資金調達及び設備投資の見込みを記載した書類に関
し承認を求める件
〃
〃
5
公益財団法人名古屋みなと振興財団組織規程の一部を改正する規
程の件
〃
〃
6
公益財団法人名古屋みなと振興財団就業規程の一部を改正する規
程の件
〃
〃
7
公益財団法人名古屋みなと振興財団給与規程の一部を改正する規
程の件
〃
〃
8
公益財団法人名古屋みなと振興財団給与規程の一部を改正する規
程の件
〃
〃
公益財団法人名古屋みなと振興財団退職手当規程の一部を改正す
る規程の件
〃
〃
10
常勤役員の報酬額に関する件
〃
〃
11
委託契約の締結に関する件(設備運転管理及び保守点検業務)
〃
〃
12
委託契約の締結に関する件(接遇及び受付業務)
〃
〃
13
委託契約の締結に関する件(警備業務)
〃
〃
14
委託契約の締結に関する件(清掃業務)
〃
〃
15
委託契約の締結に関する件(交通誘導警備業務)
〃
〃
16
委託契約の締結に関する件(海生ほ乳類飼育補助業務)
〃
〃
17
委託契約の締結に関する件(展示運転管理及び保守点検業務)
〃
〃
報告1 専決処分の報告の件
〃
〃
報告2 行政庁による立入検査の報告の件
〃
〃
報告3 個人番号及び特定個人情報取扱いの報告の件
〃
〃
報告4 職務執行状況の報告の件
〃
〃
9
Ⅲ
評議員会議決事項
ア 第1回評議員会(定時)
議題
件 名
提出年月日
議決年月日
報告1 平成26年度事業報告の内容報告の件
H27.6.29
H27.6.29
1
平成26年度決算に関し承認を求める件
〃
〃
2
理事12名選任の件
〃
〃
3
監事2名選任の件
〃
〃
4
評議員5名選任の件
〃
〃
Ⅳ 役員、評議員及び職員に関する事項
ア 役員の現況
区
分
選 出 別
計
名古屋港
管理組合
愛知県
名古屋市
その他
常
勤
0
0
0
4
4
非
常
勤
3
1
2
4
10
計
3
1
2
8
14
備 考
イ 評議員の現況
区
分
選 出 別
計
名古屋港
管理組合
愛知県
名古屋市
その他
常
勤
0
0
0
0
0
非
常
勤
1
2
2
6
11
計
1
2
2
6
11
備 考
ウ 職員の現況
区分
平成26年度末職員数
部長・次長
3
異動
増
減
副長・主幹・
主査・係長 上級主任
担当課長
課長補佐
担当係長
13
1
5
2
△ 1
20
2
△ 2
主
任
25
3
△ 2
採用
2
△ 1
出向
退職
平成27年度末職員数
事業部
平
成
2
7
年
度
末
課
別
職
員
数
課長
3
△ 2
13
計
10
15
△ 1
1
△ 2
1
10
△ 1
13
91
8
△ 8
2
0
3
△ 4
0
△ 5
87
1
△ 3
6
18
△ 2
24
1
1
営業課
2
経理課
1
管理課
1
事業部付
4
1
3
1
2
1
5
3
2
3
11
2
3
1
7
4
7
5
1
21
4
2
2
飼育展示第一課
学習交流課
1
飼育展示第二課
1
飼育展示第三課
1
飼育展示部付
技師
1
経営企画課
飼育展示部
主事
1
1
1
3
5
4
14
1
1
1
4
2
3
4
11
1
1
3
6
1
1
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