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CORPORATE BOOK 2012
For the year ended April 30, 2012
経営理念
「お客様第一主義」
1966年の設立以来、
「お客様第一主義」
を経営理念として掲げており、
全てのお客様を大切にすることが経営の基本となっております。
「製品開発理念」
5つのコンセプトに基づき、
お客様にご満足いただける製品開発を目指しております。
自然の素材を活かした製品
健康的な生活をサポートする製品
安全で安心して楽しめる製品
おいしさをストレートに伝えるデザイン
幸せを感じるおいしさ
Contents
02 マネジメントメッセージ
31 連結キャッシュ・フロー計算書
08 伊藤園の特長
32 連結株主資本等変動計算書
16 2012年4月期カテゴリー情報
(単独)
34 単独営業データ
18 伊藤園グループの取り組み
35 マーケットデータ
22 連結財務ハイライト
36 伊藤園国内拠点一覧表
24 連結財務レビュー
38 沿革
26 事業等のリスク
40 グループ情報
28 連結貸借対照表
41 会社概要/役員/株式の状況
30 連結損益計算書/連結包括利益計算書
震 災 支 援の一 環として義 援 金を寄 付
茶殻リサイクルシステムが
「第20回地球環境大賞」で環境大臣賞を受賞
当 社では 東日本 大 震 災 における支 援として、
2011年9月、当社の茶殻リサイクルシステムが
2011年5月1日から8月31日までの期間中、対
「第20回地球環境大賞」において環境大臣賞を
象商品の売上本数1本につき1円の積み立てを
受賞しました。
この賞は、持続可能な循環型社会
行いました。期間終了に伴い、
日本赤十字社を通
の実現に寄与する製品・商品・サービス・技術な
じ被災された15都道県への義援金として約4億
どの発展に寄与した企業、
自治体などに贈られる
円を寄付しました。
また、被災された子どもたちの
もので、茶殻を工業製品に有効活用する「茶殻リ
教育支援事業として岩手県、宮城県、福島県に各
サイクルシステム」が評価され、初の受賞となりま
1億円を寄付させていただきました。
また、当社社
した。
員も地域の皆様と一緒に被災地のボランティア
活動を行いました。今後も引き続き被災地の支援
について、積極的に取り組んでまいります。
2012年5月1日∼8月31日のプログラム
「お∼いお茶 緑茶」
が、2011年度グッドデザイン・
ロングライフデザイン賞を受賞
2011年11月「ヨーグルトのチチヤス」と
初の共同開発「朝のYo o(ヨー)」デビュー
「お∼いお茶 緑茶」が「2011年度グッドデザイ
当社の連結子会社となったチチヤス
(株)
と共同開
ン・ロングライフデザイン賞」を受賞しました。
こ
発した
「朝のYoo(ヨー)」
の販売を開始しました。
の賞は、
ものづくりと私たちの生活を見直す契機を
やわらかな甘みと上品な酸味が特徴の、乳酸菌入
提供することを目的としています。
「お∼いお茶」
は
り清涼飲料の新登場です。
10年以上にわたって継続して販売されていること、
また、
デザインを継承しつつ商品性の向上が図られ
ていることが評価されての受賞となりました。
CORPORATE BOOK 2012
01
マネジメントメッセージ
代表取締役会長 本庄 八郎
代表取締役社長 本庄 大介
ー経営理念ー
伊 藤 園 は 全 ての お 客 様 を 大 切 に することが
経 営 の 基 本と 考 えて おります。
伊藤園の考えるお客様とは、消費者の皆様、株主の皆様、販売先の皆様、仕入先の皆様、金融機関の皆様、
そして地域社会の皆様です。
こうした
「伊藤園と関わりを持たれる全ての方々」
を伊藤園では
「お客様」
と位置
づけ、
それぞれのお客様のご意見やご要望に真摯に向き合い、常にお客様の立場に立った対応を図ることが
当社経営の根幹と考えてきました。
これからもひたむきにお客様のことを考える
「お客様第一主義」
の経営理
念を徹底し、
新たな可能性の追求と挑戦を続けてまいります。
02
CORPORATE BOOK 2012
ー業績ー
Q.
2012年4月期の業績について、教えてください。
個別ブランドの一層の強化、ラインアップの拡充と、グループ企業の寄与により、
増収・増益となりました。
当社は経営理念であります
「お客様第一主義」の
テキンジャスミン茶」
を発売し、
ラインアップの拡充を
もと、
当社を取り巻く全てのお客様に対し
「お客様が
行いました。
また、ITO EN(North America)INC.
今でも何を不満に思っていらっしゃるか」を常に考
との共同開発により、紅茶の新たなおいしさと香りを
え、
「自然・健康・安全・良いデザイン・おいしい」
の製
ご提案した
「TEAS TEA NEW YORK」
や、
タリーズ
品開発の基本理念に基づき、
お客様にお喜びいただ
コーヒージャパン
(株)
の圧倒的な品質を受け継いだ
ける製品の開発と、
お客様に密着したサービスに努
缶コーヒー「TULLY S COFFEE」、昨年グループ入
めております。2012年4月期は、
「お∼いお茶」
「健康
りしたチチヤス
(株)
と共同開発した乳酸菌入り清涼
ミネラルむぎ茶」
「 充実野菜」
「 1日分の野菜」などの
飲料「朝のYoo」など、
グループ内シナジーを積極的
個別ブランドの一層の強化を図るほか、
「2つの働き
に推進し、順調に販売額を伸ばしました。
さらに、グ
カテキン」
シリーズとして2つの働きをもつ特定保健
ループ企業の貢献を加え、売上高は前期比5.0%増
用食品として
「カテキン緑茶」
「カテキン烏龍茶」
「カ
加の3,692億84百万円となりました。
営業利益・営業利益率
売上高
(百万円)
(百万円)
24,000
500,000
382,600
369,284
375,000
12,000
125,000
6,000
08
09
10
11
12
18,907 20,000
18,000
250,000
0
当期純利益・ROE
営業利益
営業利益率 (%)
13
0
5.1 5.2
08
09
(4月期)
(計画)
10
11
12
13
(4月期)
(計画)
8
当期純利益
(%)
ROE
(百万円)
16,000
6
12,000
4
8,000
2
4,000
0
0
16
9,24910,000
8.9 9.2
12
8
4
08
09
10
11
12
13
0
(4月期)
(計画)
グループ経営の効率化を目指し、徹底した総コス
トの低減と、費用対効果の向上を図るとともに、連結
子会社の収益性の改善に努めた結果、営業利益は
前期比6.9%増加し189億7百万円、経常利益は前
期比8.8%増加し179億85百万円となりました。
ま
た当期純利益につきましては、前期比20.5%増加し
92億49百万円となり、2012年4月期の連結業績に
つきましては、増収・増益となりました。
CORPORATE BOOK 2012
03
マネジメントメッセージ
Q.
安全・安心をお客様にお届けするために、
どのような取り組みを行っていますか?
茶 畑 から製 品まで 徹 底 的 な 品 質 管 理 体 制 の 追 求と同 時 に、
茶 産 地 育 成 事 業 を推 進しております。
当社では、安全・安心をお客様にお届けするため
いただいております。生産者の方にとっては、販売先
に、厳しい品質管理体制を確立しております。製品
が確定しているため、安定した農業経営が可能にな
ロット番号により、製造工場や製造日時はもちろん
るというメリットがあります。一方、同事業によって
のこと、原材料、原料茶葉の生産農家や肥料や農薬
開発された茶園は規模が大きく、
また機械化、IT化
などの使用状況が全てわかり、栽培状況まで把握で
が進んでいるため、
コスト競争力が優れております。
きるトレーサビリティ・システムを確立しております。
当社にとっては原料の調達コストを削減できるとい
緑茶飲料の原料となる茶葉に関して、
当社では栽培
うメリットがある、Win-Winの関係を築いており、
記録がないものは一切仕入れておりません。
「茶産地育成事業」の生産量、面積も年々増加して
当社では、原料茶葉の安定調達を目的として、
おります。
2001年より、
「 茶産地育成事業」を開始し、安全・
また、全ての飲料製品において、放射線量測定器
安心のために、農地の開発や生産者の育成にまでさ
での検査やモニタリングを行い、品質に問題がない
かのぼって、かかわっていく必要があると考えまし
ことを確認してから出荷する体制を整えており、緑
た。
「茶産地育成事業」
では、生産者の方に茶葉の栽
茶原料についても同様の検査体制を整えておりま
培に関するノウハウを提供させていただく一方、収
す。今後も引き続き、
お客様への安全・安心をご提供
穫された茶葉については当社が全量買い取らせて
するため、全社一丸となって努めてまいります。
茶産地育成事業の生産量および茶園面積の推移
生産量
(トン)
茶園面積
3,000
1,910
2,000
1,210
1,000
800
380
0
(ha)
2,000
4,000
06
690
2,120
2,360
1,500
2,600
1,000
790
810
850
09
10
11
500
470
07
08
12
13
14
計画
計画
計画
0
※既存産地の契約栽培を含む
(茶産地育成事業で造成された大規模茶園/大分県杵築市)
04
CORPORATE BOOK 2012
Q.
北米事業を中心とした海外展開についてお聞かせください。
北 米 事 業 を中 心 に海 外 売 上 高 5 0 0 億 円を目指します。
北米事業については、2001年に現地子会社 ITO
いかに引き下げることができるか、
が課題となります。
EN(North America)INC.を設立し、業績は黒字が
当社は長期経営ビジョンのなかで売上高5,000億
定着してきた段階で、現在の売上規模は55億円程度
円という目標を掲げておりますが、そのうちの1割、
です。先行きについては、
当社が得意とする無糖茶飲
500億円は海外売上高と考えております。そのなか
料に対する需要が北米でも大きく拡大していくので
で主軸になってくるのは、
やはり米国です。米国は人
はないかと考えております。実は北米の緑茶飲料市
口が増えている成長市場でもあります。特にヒスパ
場は約4,000億円程ですが、
そのうち約95%が甘い
ニック系の人口が増加しておりますので、
そうした方
緑茶です。
日本ではお茶といえば当然無糖ですが、北
の好みに合うお茶の研究も必要だと考えております。
米における無糖緑茶のシェアはまだ5%程度です。
日
また、中国・東南アジア地域への進出も積極的に挑
本食ブームや健康志向の高まりを背景として、米国
戦し、
「世界のティーカンパニー」
になるべく
「伊藤園
でも無糖緑茶に対する関心は徐々に高まってきてお
ブランド」
の販売強化を進めてまいります。
ります。今後は、現地生産化などによって販売価格を
CORPORATE BOOK 2012
05
マネジメントメッセージ
Q.
中長期経営計画についてお聞かせください。
将 来 的 には 世 界 のティー カンパ ニー を目指してまいります。
当社は総合飲料メーカーとしてグローバルで戦っ
ジャパン(株)については、業績も好調で、好立地へ
ていきたいと考えており、長期経営ビジョンへの通過
の出店も順調に進んでおり、現在、全国で461店舗
点として売上高5,000億円を目指しております。
この
(2012年4月末)
を展開しております。今後もその企
長期経営ビジョンの達成に向けて、2014年までは、
業が持つ特性や文化を壊すことなく、
シナジー効果
具体的に
「既存分野の抜本強化」
「新たなる成長に向
を生み出していければと考えております。
けた挑戦」
「高利益体質への変革」
を重点項目とする
さらに将来的には、CSRの推進を通じて広く社会
中期経営計画として位置づけております。
これによ
に貢献し、緑茶に関しては、飲料とリーフの両方にお
り、2014年4月期の連結業績として、売上高4,000
いて、茶産地から茶殻リサイクルまで全てを手掛け
億円以上、営業利益は230億円を目標値としており、
る
「絶対的No.1」
と、日本国内で1∼2位を争う
「総
過去最高の営業利益水準を目指しております。
合飲料メーカー」
としての地位を確立させてまいり
また、当社の主力の緑茶飲料以外でも2006年に
ます。そして季節、人、場所、時間を選ばず、
いつもお
は全国でコーヒーショップを展開しているタリーズ
客様のそばに伊藤園商品があり、なかでも特に、日
コーヒージャパン(株)を、2011年5月には老舗乳
本の食文化としての
「お茶」
を世界へ発信する
「世界
製品メーカーのチチヤス
(株)
を買収し、共同開発の
のティーカンパニー」を目指す、そのビジョンを描い
コーヒー飲料や乳性飲料を発売するなど、
グループ
ていきたいと思っております。
内シナジーを発揮しております。タリーズコーヒー
長期ビジョン
世界のティーカンパニーへ向けて国内経営基盤を強化し、海外展開を加速する
タリーズコーヒー
東京スカイツリー店
中期 経 営 計 画
中長期計画スタート
経営環境の変化
既存分野の
抜本強化
・経済、
消費動向
・少子高齢化など
新たなる成長に
向けた挑戦
事業環境の変化
・業界の競争激化
・競合の世界進出加速
連結ベース
老舗乳業メーカーのチチヤス
(株)
06
CORPORATE BOOK 2012
2014年4月期
新たなる
経営基盤の確立
連結ベース
ドリンクはもちろん
■ リーフ、
茶産地から茶殻リサイクル
全てを手がけていく
■ 世界各国に新たな食文化
を創造し、
生活提案を行う
売上高
5,000億円
営業利益率
8%
配当性向
40%以上
連結ベース
2011年4月期
売上高
営業利益
高利益体質への変革
長期経営ビジョン
への通過点
世界の
ティーカンパニー
3,516億円
176億円
売上高 4,000億円以上
営業利益
230億円
日本における総合飲料メーカーの地位確立
Q.
株主還元策についての考え方と優先株式についてお聞かせください。
普 通 株 式 、優 先 株 式ともに安 定 的 な 利 益 配 分 を基 本とし、
配 当 性 向 4 0 % 以 上 を維 持してまいります。
当社は国内で唯一、優先株式(正式名称 第1種
先株式の配当を普通株の1.25倍とした背景には、
優先株式)を上場しております。発行した理由とし
貯蓄から投資へという流れのなかで、個人投資家
て、個人株主の方を増やしたいという思いがありま
の皆様に対して身近な利回り商品を提供したいと
した。当社の経営理念「お客様第一主義」のなかに
いう意図もありました。株主還元につきましては、
は株主の皆様も含まれております。そして当社では
自社株買いも含めて、皆様のご期待に応えられるよ
特に個人投資家の皆様を重視しておりますが、優
う努力してまいりたいと考えております。
1株当たり配当金・配当性向
(普通株式)
1株当たり配当金
配当性向
(円)
60
45
38
38
30
15
0
08
09
10
11
52.6
48.5
12
13
1株当たり配当金・配当性向
(優先株式)
(%)
160
1株当たり配当金
配当性向
(円)
60
48
160
120
45
120
80
30
80
40
15
0
0
08
09
10
11
(4月期) (計画)
58.4
54.4
12
13
40
0
(4月期) (計画)
利益配分の方針につきましては、引き続き株主の
皆様への利益還元を経営上の最重要課題の一つと
して認識しており、安定的な利益配分を基本とし、
伊藤園優先株式の概要
※2007年9月に東京証券取引所第一部に第1種優先株式として上場
証券コード
普通株式
優先株式
(2593)
(25935)
議決権
○
(注1)
配当
1
1.25(注2)
残余財産
分配請求権
○
○
株式分割
○
○
株主優待
○
○
連結配当性向40%以上を基準とした継続的な配当
を行ってまいります。内部留保につきましては、企業
価値を高めるための投資等に活用し、企業価値の
増大、すなわち株主の皆様の投資価値の増大に努
め、将来の事業発展を通じて積極的に還元させてい
ただく所存です。
48
(%)
(注1)議決権について、2年連続優先配当を行う決議がない場合、優先
株式にも議決権発生。
(注2)下限は15円。配当を行うことができない場合、不足額は累積。
2012年7月26日
代表取締役会長
代表取締役社長
CORPORATE BOOK 2012
07
伊藤園の特長
消費者の皆様
地域社会の皆様
株主の皆様
伊藤園のお客様
金融機関の皆様
販売先の皆様
仕入先の皆様
お客様第一主義
1966年の設立以来、
「お客様第一主義」
を経営
理念として掲げ、全てのお客様を大切にすることが
経営の基本となっております。
消費者の皆様はもちろん、株主の皆様、仕入先の
28
中国・
九州地域
拠点
皆様、地域社会の皆様、金融機関の皆様、販売先の
皆様、消費者の皆様と伊藤園に関わる方々全てを
お客様とし、全社員が常にお客様を見据え、
お互い
の利益を生み出し、厚い信頼をいただける関係構築
を目指しております。
31
関西・
四国地域
拠点
全国営業網
201 「お客 様 第 一 主 義 」
マーケティング戦 略の基 本は
拠点
【2012年7月末現在】
08
CORPORATE BOOK 2012
常にお客様のニーズや不満を取り入れる精神は、
創業以来のマーケティング戦略の柱となっております。
26
北海道・
東北地域
拠点
伊藤園のルートセールス
27
一般小売店
中部地域
43
拠点
46
● 納品、陳列
● 売場、
キャンペーン提案
● 情報提供
北関東・
東関東地域
拠点
東京・
南関東地域
ルートセールスマン
● 補充
● メンテナンス
自動販売機
● 商品レイアウト
● 売上、在庫管理
新規営業
● 情報収集
● 商談
拠点
お客 様 の 声をとらえる
ルートセールス・システム
「 」
STILL NOW の精神
当社の
「ルートセールス・システム」
では、全国に201拠点あ
る営業拠点から、
その販売網を活かし、
お客様のもとへ当社の
「STILL NOW」
の精神とは、
「今でもなお、
お客様は何
製品をダイレクトにお届けしております。最前線の営業員が、
お
を不満に思っていらっしゃるか」
という問題意識を常にもち、製品
客様を直接訪問することによるコミュニケーションの構築、売
やサービスを通してお客様の期待にお応えするという姿勢で、
「お客
場提案、
さらには付加価値の提供を行いながら、
マーケットの
生きた情報を肌で感じられることが「ルートセールス」
の特長
であり強みです。直接営業員が製品の納品を行うことができな
いお客様につきましても、店舗を訪問し、定番商品の売場確保
や販売促進の強化を図る
「フィールドマーケティング」
を行い、
お客様と当社を結ぶ架け橋の役割を担いながら、
きめ細かな
サービスを提供しております。
様第一主義」
を実践するための当社の中心的な考え方です。
営業の現場から絶えず寄せられるお客様のご要望やご不満は、製品開
発にも活かされ、
ヒット商品を生み出しています。
さらに、社員が日頃の営
業活動などから肌で感じているアイデアやお客様からいただいたご意見・
ご要望を社内提案できる
「Voice制度」
も、
自らの提案内容が商品として
具現化されるなど、
社員のモチベーション向上にも貢献しております。
また、
コンビニエンスストア、
スーパーマーケット、
自動販売
当社のルートセールスシステムの根幹は、人と人とのつながり
機、一般店などにバランスよく製品を提供することで、
お客様
にあります。
お客様の満足にお応えできるよう、
お客様をよく
がいつでもどこでも購入でき、
ご要望にお応えできる販売体制
知り、
そしてお客様の立場に立って行動できるよう心
を確立しております。
掛けております。
CORPORATE BOOK 2012
09
伊藤園の特長
圧倒的な原料調達力、厳選仕入 ∼茶産地育成事業とファブレス方式∼
トップブランドである
「お∼いお茶」
には、発売以来一貫して変わ
培技術ノウハウを提供し、茶生産者とともに、
「お∼いお茶」
に最適
らないこだわりがあります。原料となる茶葉は国産100%、香料添
な原料の栽培を行っております。長年にわたり、
当社と茶葉生産者
加物は一切使用しない、徹底した品質・製造管理で、
自然のままの
が真摯に向き合ってきたからこそ生まれる強固な絆と、国内荒茶
おいしさをお客様にお届けしております。
生産量の2割を超える茶葉仕入れ実績が、今日の高品質の源泉と
農産物である茶葉は、
その年の天候や産地、栽培方法で味がわ
なっております。
ずかながら異なります。
当社では確かな品質の茶葉を確保するた
飲料製造につきましては、高水準の飲料製造技術を有し、全国
め、社員自らが現地で品質を見極め、茶市場や茶生産者から直接
に点在している製造委託工場と万全の協力体制を構築しており、
仕入れを行っております。
製造時には製造ラインおよび製品ごとの詳細な製造マニュアルに
また、
お茶の樹を植えて
「お∼いお茶」
のための茶畑をつくる
「茶
基づき、徹底した品質管理のもとで製造しております。
日頃の飲料
産地育成事業」
を2001年から開始し、
九州地方を中心に生産量
製造を通して、製造委託工場と当社がお互いに高め合う良きパー
を年々増やしております。
当社が培ってきた緑茶飲料用茶葉の栽
トナー関係のなかで、新たな価値を提案し続けてまいります。
一 貫した 厳しい 品 質 管 理 体 制
食品を扱う当社にとって品質管理は、企業の存続に関わる最重
ン)を満たした工場で製造し、日頃より情報を共有化するととも
要事項として認識しております。製品の設計、原料、包装材から製
に、工場担当者との品質管理会議を行うことにより、
さらに安全・
造、流通に至るまで、厳しい品質管理体制を確立しており、製品の
安心な製品づくりを目指しております。
安全性確保に努めております。
原料、製品段階では香味や機器分析、微生物、残留農薬などの
検査を当社の品質管理部と製造委託工場の両方が行っています。
製品は当社の品質管理基準(飲料製造および茶葉製造ガイドライ
伊藤園の
国内荒茶取扱比率
25.3
%
10
CORPORATE BOOK 2012
安全かつ安定した調達と
製品供給
伊藤園にとって当社の製品を安全に、かつ安定して
お客様にお届けすることは最も重要な責務です。
宮崎県に広がる大規模茶園
当社は、長年培ってきた茶産地や茶葉生産者の皆様との関係から、高品質な茶葉を安定的に、直接仕入れることができます。2011年度は国内荒茶生産量の25.3%を取り扱っております。
トレーサビリティの 確 保
国産緑茶原料のトレーサビリティ・システムにおいては、茶生
産家の栽培管理記録、特に農薬に関する部分を重点的にチェッ
トレーサビリティの取り組み(緑茶飲料の基本的な流れ)
クしており、最終的にお客様のお手元に届く緑茶飲料からは、そ
● 農薬の適正な使用を明記した誓約書
● 栽培している茶園情報・栽培記録
茶葉生産家
の製品に記載されたロット番号を追跡すれば製造工場、製造日
●
●
●
●
時、原材料、農家の栽培状況まで把握できる仕組みを確立してお
荒茶工場
ります。
また当社の野菜飲料の原料においては、海外で生産されたも
のも使用しておりますが、世界各地の原料調達先から受理する
「品質保証書」
による確認と、産地で栽培、加工、管理の確認を行
茶の問屋/仲介業者
● 販売する茶の安全性に関する契約書
● 荒茶工場情報
伊藤園静岡相良工場
● 荒茶から飲料用原料に加工する記録
● 飲料用原料から緑茶飲料を製造する記録
飲料工場
い、法令に適合した安全な原料を使用しております。いずれも社
荒茶の安全性に対する誓約書・安全保証書
荒茶工場ごとの使用農薬リスト
荒茶製造管理記録
生産者情報
小売店
員自ら現地に赴き、使用農薬の実態や品質管理体制のチェック
お客様
をしております。
食の安全・安心への取り組み
放射性物質検査体制フロー
生産者様
品質管理QRコード表記
伊藤園
外部委託先様
お客様
店頭
検査
茶葉製品
各社倉庫
検査
飲料製品
検査
自社包装
仕上茶加工工程
検査
荒茶加工工場
茶農家
原 料 伊藤園
品質管理に
ついてはこちら
itoen-hinkan.jp
携帯電話で読み取る
「お∼いお茶」をはじめ、主力
製品のパッケージに記載のQ
Rコードから放射性物質の検
査結果が確認できる
製 品
CORPORATE BOOK 2012
11
伊藤園の特長
お∼いお茶
2つの働き カテキンシリーズ
1985年、
当社は他社に先駆け世界初となる緑茶飲料 缶入り
2011年、緑茶飲料で初の「2つの働き」
をもつ特定保健用食
煎茶 を発売いたしました。
その4年後の1989年、現在の主力ブ
品「2つの働き カテキン緑茶」
を発売いたしました。烏龍茶、
ジャ
ランドである
「お∼いお茶」の販売を開始いたしました。発売以
スミン茶も合わせて、
「2つの働き カテキンシリーズ」
として体脂
来、無香料・国産茶葉100%、
おいしさと品質の徹底した追求に
肪・コレステロールが気になる方へ、
ご提供いたしております。
より、広く消費者の皆様に愛されるブランドへと成長し、
自然のま
まの味わいをご提案し続けております。
日本を代表する飲料ブラ
ンドとして、
名実ともにゆるぎない地位を築き上げてまいります。
「お∼いお茶」変遷
充実野菜・1日分の野菜
「充実野菜」
をはじめ、野菜100%飲料である
「1日分の野菜」
1989
1996
2002
2007
2010
2012
がロングセラー商品として着実に浸透しております。
それぞれの
製品の特性に合わせ、選び抜いたさまざまな野菜を原料として使
用しています。全ての原料において安全性はもちろん、
それぞれの
品種の持つ成分や栄養素な
どにも着目し、健康性も徹底
的に追求しております。
「お∼いお茶」
茶 系 飲 料
1
No.
ブ ラ ンド
12
CORPORATE BOOK 2012
進化し続ける
伊藤園のブランド展開
「自然」
「 健康」
「 安全」
「 良いデザイン」
「 おいしい」の5つの製品開発
理念に基づき、製品の研究・開発に努めております。
TULLY’
S COFFEE
す。新たな紅茶飲料ブランドとして、紅茶の新しいおいしさをご
紹介し、今後も飲料製品だけでなくティーバッグやインスタント
2009年にはグループ会社であるタリーズコーヒージャパン
(株)
と共同開発により、初のボトル缶コーヒーを発売し、
その後
製品と合わせ、幅広いラインアップを展開する「TEAS TEA
NEW YORK」
ブランドのさらなる定着を図ってまいります。
スタンダードサイズ(190g)
の缶コーヒーを発売いたしました。
「タリーズコーヒー」
は、全国に約470店舗を構え、
日本でのスペ
シャルティコーヒーショップの先駆けとして味と品質への高い評
evian
価を得ております。今後も、伊藤園とタリーズコーヒージャパン
(株)
それぞれの持ち味を活かした製品を発売し、
「タリーズコー
ヒー」
ブランドの一層の価値向上を図ってまいります。
ミネラルウォーターにつきましては、2008年
より世界約130ヵ国で展開されているグローバ
ルブランド
「エビアン」
の国内での独占販売を開
始しております。
なお一層の強化を図るため、
当
社「ルートセールス」
の営業力を活かして全国に
販路を拡大し、
さらには業務用市場の販路開拓
に努めております。
朝のYoo
TEAS’TEA NEW YORK
2011年5月よりグループ入りした、
日本で初めてヨーグルトを
ITO EN(North America)INC.が北米地域で販売してお
製造・販売した老舗乳業メーカーのチチヤス
(株)
と共同開発し
ります茶系飲料ブランドの
「TEAS TEA」
を、香りを楽しむ、
や
た乳酸菌入り清涼飲料の
「朝のYoo」
は、
オリゴ糖やカルシウムを
さしい味わいの新紅茶 をコンセプトに、日本向けにアレンジし
含み、使用する乳酸菌には、微粒子のフェカリス菌を90%以上使
た
「TEAS TEA NEW YORK」
を、2009年より販売しておりま
用しております。幅広い年齢増のお客様に人気のオリジナルキャ
ラクター「チー坊」
をデザインし、店頭や自動販売機のなかで、親
しみやすく愛らしいパッケージを目指します。
CORPORATE BOOK 2012
13
伊藤園の特長
海外事業戦略につきましては、
「ITO EN」
ブランドの確立と新しい緑茶市場の開拓を進めております。海外において健康
志向が高まるなか、
日本の食文化の一つである緑茶市場を創造するため、
ニューヨーク、
フロリダ、ハワイに営業拠点を展
開しております。
また、オーストラリア、中国には原料および飲料生産拠点、2012年6月にはシンガポールに現地法人を設
立し、成長の著しい東南アジア地域への事業展開を推進し、今後もさらなる積極的な海外事業展開を図ってまいります。
北米
2001年にニューヨークに設立したITO EN(North America)
米国では肥満が健康を脅かす最大の要因の一つとして認識さ
INC.は全米のマスマーケット、
ナチュラルフードマーケットを中心
れており、健康を意識した食生活や運動に対する関心がますます
に営業活動を展開し、本物の緑茶の紹介とともに、
「ITO EN」
ブラ
高まる傾向にあります。
日本で認知されている緑茶の健康性が米
ンドの確立を図っております。米国での緑茶に対する認知度は
国において徐々に浸透し、各地で需要が高まっております。現在で
年々高まっており、
ニューヨーク州マンハッタン地区では、
当グルー
は販売チャネルも広がり、着実な成長を遂げ、緑茶飲料の裾野を
プの強みであるルートセールスを導入し、
お客様に密接した営業
広げております。
活動を行うことで、
また、事業拡大を視野に入れ、2006年にはサプリメント製造販
着実に緑茶飲料の
売会社であるMason Distributors, Inc.の株式を取得し、新たに
裾野を広げており
グループ会社となりました。今後はそれぞれの特長を活かし、一層
ます。
の経営基盤の強化・拡大を図ってまいります。
「ITO EN」
ブランドの商品は確実に米国の市場で浸透し始めております。
世界拠点網
8
拠点
14
CORPORATE BOOK 2012
さらに進 展 する
伊 藤 園の海 外 事 業
米国市場での経験と実績は、今後伊藤園の海外事業展開を進める上での
貴重なビジネス・モデルとなりつつあります。
ITO EN(North America)INC.
Ningbo Shunyi Tea
Products Co., Ltd.
Mason Distributors, Inc.
Head Office
Shanghai Research Office
Fujian New Oolong
Drink Co., Ltd.
ITOEN
(USA)INC.
ITO EN Asia Pacific
Holdings Pte. Ltd.
ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
■ ITO EN(North America)INC.の売上推移
47,872 49,657
08
09
69,384 76,600(千米ドル)
58,875 63,619
10
11
12
13
(4月期)
(計画)
ハワイ
中国・東南アジア
1987年、
ハワイに設立したITOEN(USA)INC.では、
トロピカ
中国においては、合弁会社の浙江省にある寧波舜伊茶業有限
ルジュースや無糖茶、
コーヒーなどの缶入り飲料を製造・販売して
公司で茶園の管理、茶葉の製造等を行い、福建省にある福建新烏
おります。主力商品は、地元の人々に根強い人気を持つ
「アロハメ
龍飲料有限公司においては、主に中国国内向けの飲料の製造・販
イド
(トロピカルジュース)」
ですが、近年は健康志向を反映して茶
売を行っております。2011年5月には、上海代表処を開設し、
中国
系飲料の売上が伸びてきております。
本土におけるリサーチを本格的に開始しております。
また、
東南アジアにおいては、
シン
ガポールにITO EN Asia Pacific
Holdings Pte.Ltdを新たに設立
し、将来性のある市場への事業展
開を加速してまいります。
オセアニア
当社は、将来の緑茶原料の需要増を見越して安定した供給源を
また、2010年より日本で生産した
「充実野菜:Veggie SHOT」
確保するために、
日本と風土が似ているオーストラリアのビクトリ
の現地での販売をはじめ、
飲料事業の拡大を図ってまいります。
ア州において、1994年に ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
を設立し、茶産地育成事業を立ち上げました。
オーストラリアで生
産した緑茶は、
オーストラリア国内での販売はもちろん、
主に米国向けの原料として需要が期待されるほか、
日
本にも
「伊藤園」
や
「茶十徳」、
「Tea.Pi.O.」
など専門店の
店頭で、オーストラリア産の日本茶 として販売されてお
ります。
オーストラリア ビクトリア州での茶葉生産の様子
CORPORATE BOOK 2012
15
2012年4月期カテゴリー情報(単独)
茶葉(リーフ)
売上高:291億23百万円
(前期比5.9%減)
売上高:427億58百万円
(前期比12.1%増)
当社では原料茶の仕入れ、
加工から包装、
販売に至るまで、
一貫した生
産体制を築くとともに、常に品質向上を追求し、茶葉の栽培方法や製茶
方法など独自の技術開発にも取り組み、
ティーバッグやインスタント製品
なども合わせ、
お客様のニーズに合った製品のご提案に努めております。
1992年に、
にんじんベースで砂糖や食塩を使用せず野菜本来の自
然な甘味を引き出し、果汁を加え飲みやすくした
「充実野菜」、2004年
には厚生労働省で推奨する1日の野菜摂取量350g分を使用した
「1日
分の野菜」
を発売し、
ロングセラー製品となっております。
売上高構成比
8.8%
日本茶飲料
売上高構成比
12.9%
果実飲料
売上高:1,621億66百万円
(前期比2.1%増)
売上高:128億74百万円
(前期比13.6%減)
繊細な味わいを持つ緑茶は、品質の変化が激しく、飲料化は不可能
とされておりました。
当社は飲料化への強い意志と、長年の研究により、
1985年に世界初の緑茶の缶飲料化に成功しました。最先端の飲料製
造技術を活かし、
常に品質向上に取り組んでおります。
果実本来の おいしさ とビタミンCを補充できる保健機能食品(栄養
機能食品)
の
「ビタミンフルーツ」
シリーズをはじめ、1年を通じてお楽し
みいただける定番のアイテムに加え、
それぞれの季節ごとに旬のおいし
さをお届けする季節限定品を展開しております。
売上高構成比
48.8%
中国茶飲料
売上高:156億7百万円
(前期比4.4%減)
1979年に中国土産畜産進出口総公司と日本で初めてとなるウーロ
ン茶の輸入代理店契約を結び、
1981年には世界初の缶入りウーロン茶
飲料の製品化に成功いたしました。
当時の飲料市場には存在しなかった
「無糖」
という新機軸を打ち立て、
新しい価値を創造いたしました。
売上高構成比
16
野菜飲料
CORPORATE BOOK 2012
4.7%
売上高構成比
3.9%
コーヒー飲料
売上高:229億23百万円
(前期比6.5%減)
2009年11月より販売しているタリーズコーヒージャパン
(株)
との共
同開発製品、
「TULLY S COFFEE」
シリーズは、本格的なコクと香りが
特長の缶コーヒーです。
自動販売機でお求めいただける、
「W」
シリーズ
と合わせて、
コーヒー事業のより一層の強化を図ってまいります。
売上高構成比
6.9%
紅茶飲料
売上高:169億85百万円
(前期比7.9%増)
「TEAS TEA NEW YORK」
は、ITO EN (North America) INC.と
共同開発したやさしい香りと味わいが特長の新紅茶ブランドです。
カロ
リーやカフェインを抑えた、紅茶の新しいおいしさをご紹介しておりま
す。今後もティーバッグやインスタント製品と合わせ、幅広いラインアッ
プを展開してまいります。
売上高構成比
5.1%
機能性飲料
その他飲料
売上高:121億76百万円
(前期比23.9%増)
その他飲料においては、新たにチチヤス
(株)
と共同開発した乳性飲
料の
「朝のYoo」
や、炭酸飲料、
スポーツ飲料、厳選した素材を使用した
「大納言しるこ」
や
「特濃コーンポタージュ」
をはじめとするフード飲料な
ど、幅広い製品展開と製品力の強化を図っております。
売上高構成比
3.7%
その他
売上高:58億87百万円
(前期比16.4%増)
売上高:31億98百万円
(前期比17.6%減)
当社では、
アミノ酸、
カルシウム、食物繊維、各種ビタミンなどの、健康
の維持、増進に役立つ成分を配合している特定保健用食品をご提案し
ております。今後も素材の研究を進め、健康性を訴求した健康維持に役
立つ製品をご提案いたします。
お客様の健康志向の高まりや、
忙しい現代人の食事を補うものとしてご
好評をいただいている野菜飲料から生まれたスティックタイプの栄養食
品、
グループ会社であるMason Distributors社との共同開発による、
サプ
リメント製品など、
お客様の健康を第一とした製品をお届けしております。
売上高構成比
1.8%
ミネラルウォーター
売上高:85億95百万円
(前期比24.2%減)
当社は2008年にダノングループ
(本社:フランス)
とナチュラルミネラル
ウォーター「エビアン」
の日本国内における独占販売権を締結しました。
天然のカルシウムとマグネシウムのバランスに優れた
「エビアン」
は、
ミネ
ラル含有量が適度なため、
日本人にも飲みやすくおいしい硬水です。
売上高構成比
2.6%
売上高構成比
0.9%
主な連結子会社事業概要
タリーズ事業
北米事業
売上高:193億83百万円
(前期比26.5%増)
売上高:69,384千ドル
(前期比1.3%増)
タリーズコーヒーは1992年
に米国のシアトルで生まれたス
ペシャルティコーヒーショップ
で、1997年国内第1号店を銀
座にオープンし、現在約470店
舗を全国で展開しております。
ゆったりくつろげる空間で、ク
オリティの高い商品とサービス
をご提供しております。
ITO EN(North America)
INC.を2001年にニューヨーク
に設立し、米国での緑茶市場の
創造と開拓を進めております。
米
国内でも健康志向が高まるな
か、
全米のマスマーケットおよび
ナチュラルフードマーケットを中
心に営業活動を展開し、緑茶
ティーバッグや無糖茶飲料の紹
介とともに
「ITO EN」
ブランドの
確立を図っております。
CORPORATE BOOK 2012
17
伊藤園グループの取り組み
CSR
伊藤園グループのCSR推進基本方針
伊藤園グループは、経営理念『お客様第一主義』
のもと、社会に求められる企業として、企業価値を高め、持続的な成長・発展を目指しま
す。
このため、消費者、株主、販売先、仕入先、金融機関、地域社会、政府・自治体、NPO、NGO、及び社員などのステークホルダーの皆様の
期待に一層応えていくため、下図の
「伊藤園グループCSR推進基本方針」
を定めCSRを推進しています。CSRの推進に当たっては、国際規
格(ISO26000)及び国内規格(JIS Z 26000)
を活用し、7つの中核主題について「基本的CSR」として取り組みます。
このうち「環境」「消
費者課題」「コミュニティへの参画及びコミュニティの発展」については、伊藤園グループの事業特性を活かして社会に貢献する当社の「重
点的CSR」と位置づけ取り組んでいます。
世 界 の ティー カン パ ニ ー を目 指 す
総 合 飲 料 メー カ ーとしての 活 動 の 軸
ビジネスモデル
地域密着
ルートセールス
自然
健康
安全
良い
デザイン
川上から川下までの
供給体制
基本的
CSR
グループ力
製品開発コンセプト
グループ相乗効果の発揮
おいしい
重 点テーマ
重 点テーマ
重 点テーマ
(当社の重点的CSR)
(当社の重点的CSR)
(当社の重点的CSR)
環 境
消費者
コミュニティ
組織統治
人 権
労働慣行
経営理念 「 お 客 様 第 一 主 義 」
公 正な事 業 慣 行
チーム伊 藤 園で実 践
伊藤園のCSR活動体系(ISO26000の7つの中核主題に即して整理)
組織統治
○CSR推進体制の確立 ○コーポレートガバナンス体制の確立 ○内部統制システムの構築 ○ステークホルダーとの対話
(有識者懇談会の実施など)○適時適
切な情報開示
(ディスクロージャー)
による説明の実施
○経営トップによる経営方針の発信 ○リスク管理体制の構築
人 権
環 境
○基本的人権の尊重 ○多様性のある職場づくり
(男女雇用機会均等・障が
○ 環境配慮型製品の開発 ○ ISO14001
(環境マネジメントシステム)認証
い者雇用・再雇用制度など)
○地球温暖化防止に向けた取組み ○エコドライブとハイブリッド車の導入
促進 ○自動販売機節電対応策(LED化・ヒートポンプ式)○ 茶殻リサイク
ルシステム ○カートンプロジェクトによる梱包資材標準化 ○グリーン調達
(ヒートポンプ式自動販売機購入など)○環境コミュニケーション
労働慣行
消費者課題
○公正、
公平な人事評価 ○労働環境の改善(職場環境改善委員会)○社員
○ ISO9001
(品質マネジメントシステム)認証 ○ 品質管理体制の整備
意識調査 ○ワークライフバランスの向上(有給休暇取得率の向上、連続休暇
の取得、在宅勤務など)○ノー残業デー実施 ○次世代育成支援認定マーク
(くるみん)取得 ○サマータイム制度の実施 ○人材育成プログラム ○伊藤園
大学・大学院 ○ティーテイスター制度 ○社内提案制度(Voice制度)○社員
の健康管理 ○安全衛生の向上
○トレーサビリティの確保 ○ISO10002
(苦情対応ガイドライン)適合宣言
公正な事業慣行
○コンプライアンス体制の構築
(社内通報窓口の設置など)○公正な競争、
取引
(下請法の遵守など)○知的財産権の保護
18
CORPORATE BOOK 2012
○交通安全の推進
○個人情報の保護 ○
「お∼いお茶緑茶」2011年度グッドデザイン・ロング
ライフデザイン賞受賞 ○製品開発コンセプト
(自然・健康・安全・良いデザイ
ン・おいしい)○ユニバーサルデザイン製品の提供 ○食育推進 ○FOOD
ACTION NIPPON推進パートナーとしての活動
コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
○災害支援
(東日本大震災支援としての寄付、
「お茶っこ会」開催)○茶産地育
成事業 ○静岡相良工場祭 ○お∼いお茶新俳句大賞 ○伊藤園レディスゴルフ
トーナメント ○まち美化運動(アダプトプログラム)○社会貢献キャンペーン
(お茶で日本を美しく。
など)○社会貢献自動販売機 ○お茶の文化の啓発活動
各主題の基本的考え方
※活動内容は、主として伊藤園の活動を紹介しています。
組織統治
コーポレート・ガバナンス体制
株主総会
当グループは、経営理念「お客様第一主義」に基づいて健全
選任・解任
な経営体制を構築し、経営の透明性・健全性・遵法性の確保、
取締役会【経営・監督】
迅速かつ適切な情報開示等を実践していきます。
選任・監督
す。効率的かつ健全な企業活動をさらに強化すべく、CSR経営
監査
コンプライアンス委員会
代表取締役
【経営執行】
【内部統制】
経営執行会議
内部監査室
CSR推進部
各種専門委員会
法務部
コンプライアンス室
助言・指導
CSR
推進委員会
・予算委員会
・内部統制推進委員会
・長期経営計画委員会 ・環境委員会
・人事制度改善委員会
他
社外弁護士等
の推進を図っていきます。
会計監査人︻経営監視︼
ポレート・ガバナンスを中心としたCSR経営の強化が課題で
選任・解任
監査役会【経営監視】
監査
企業価値の最大化と健全性の確保を両立させるため、
コー
選任・解任
監査
人 権
当グループは、性別・年齢・民族・人種・宗教・信条等による
差別をせず、基本的人権を尊重して、事業活動を推進していき
ます。
事業活動を進める中で、
より一層の人権意識の向上や人権
尊重への取り組みの継続が求められています。人権啓発活動
を推進し、人権尊重に関する諸活動を強化していきます。
おぎゃー 献 金シンボルマーク
労働慣行
「次世代育成支援企業」
認 定マーク
当グループは、創業以来、実力主義の考え方のもと、社員が
真の「和」の精神に基づき切磋琢磨することで個人の能力・ス
キルを高め、
また社員一人ひとりの労働意欲を高める環境づく
りを行ってきました。
今後も、社員一人ひとりがいきいきと働くことのできる職場
伊藤園グループ コンプライアンス体制
取締役会
環境の整備と、社員の働く意欲や能力向上のための取り組み
を推進していきます。
調査結果は、
しっかりと
再発防止に役立てられます!
コンプライアンス委員会
公正に調査が
行われます!
企業倫理担当役員
その② 調査
企業倫理担当部署
法務部コンプライアンス室
公正な事業慣行
当グループは、全ての役員、社員等が国内外の法令及び社
調査担当部署
内規程、モラル等を遵守のうえ、企業経営及び業務遂行の適
グループ企業連絡会
法かつ適正性を確保し、消費者をはじめ投資家、お取引先、地
伊藤園グループ
域社会の人々など皆様の期待と願いを真剣に受け止め、誠実
に応えていきます。
今後も、全社員のコンプライアンス意識の向上及び法令・社
社長・各部長
その③
連絡
・報告
面談、電話、郵送、FAX、
e-mailで受け付けています!
伊藤園各部署
コンプライアンス
担当者
(各部署長)
通報者の保護と
秘密保持は厳守!
その① 通報
内
部
通
報
通
報
社
外
伊藤園グループ全社員・クローバー※およびお客様
会規範に則った責任ある企業活動を行い、ステークホルダー
の皆様との信頼関係の強化に努めていきます。
顧問弁護士
※クローバー:パート・アルバイト
制度の利用が可能なのは正社員にとどまりません!
CORPORATE BOOK 2012
19
伊藤園グループの取り組み
環 境
当グループは、地球環境を守り、次世代に継承し、持続可能性
を確保することが重要な責務であると強く認識しています。
その
ために
「環境方針」
を定め、それに基づいて環境目標を設定して
います。2011年度には、中期経営計画の中で「環境戦略」を定
め、
目標達成に向けて強化を図りました。
「環境方針」と
「環境戦略」
を柱に、ISO14001に準拠した環境
太 陽 光パネルの設 置( 伊 藤 園 産 業 )
環 境 配 慮 型 P E Tボトル
マネジメントシステムのPDCAサイクルにより、
サプライチェーン
全体で環境負荷を把握し、改善技術を適用し、
ステークホルダー
の皆様とのコミュニケーションを強化します。
それにより、地球温
暖化防止、省資源化・廃棄物削減など、環境保全や自然との共生
に貢献する活動を継続的に推進していきます。
環境中期目標の達成を図る中で、環境配慮型製品の開発や再
生可能エネルギーの利用、生物多様性の保全など、今後も事業
ハイブリッド車の
導入促進
ヒートポンプ式自動 販 売 機
活動におけるあらゆる面での創意工夫により、一層の改善努力を
続けていきます。
》》》 茶 殻リサイクルシステム
茶飲料を主力製品とする飲料メーカーとして、「茶畑から
茶殻まで」お茶のことならあらゆることに挑戦するという考
え方で、
さまざまな技術課題に取り組んできました。
茶殻についても、肥料や飼料として活用するほか、処理工
程や製品において環境への配慮がなされるようにするた
茶 殻リサイクルシステム( 茶 殻の有 効 活用)
(第20回地球環境大賞環境大臣賞受賞)
め、茶殻に残る有用成分の特性を活かし、身の回りの製品
に生まれ変わる伊藤園独自のリサイクルシステムを開発し、
価値向上に取り組んでいます。
消費者課題
当グループは、
お客様に提供する製品の原料から製品に至る
全ての工程において、厳しい品質管理体制に基づき、製品開発コ
ンセプト
「自然・健康・安全・良いデザイン・おいしい」
に適合した
食育大会
お茶セミナー
製品づくりとサービスの提供を進めています。
今後、品質管理体制のさらなる強化や品質管理・原材料等の
情報開示を進めます。
また、
ユニバーサルデザイン製品の開発、社
内資格であるティーテイスター制度の活用によるお茶文化の継
承と発展など、
より高度なお客様満足を目指します。
放射性物質検査機器
グッドデザイン・
ロングライフデザイン賞 受 賞
20
CORPORATE BOOK 2012
コミュニ ティへ の 参 画
及 び コミュニ ティの 発 展
当グループは、社会を構成する企業市民として、地域の活性
化のためのさまざまな地域貢献を通じて、
コミュニティ活動に
参画するとともに、
コミュニティの発展に寄与していきます。
東日本大震災以降は、地域社会における絆の重要性や地域
の活性化が一層強く求められています。事業活動においても、
「お茶で日本を美しく。」
キャンペーン
茶産地育成事業
原料調達、生産拠点、営業拠点、販売店(直営店等)などの各
段階において、環境や食、文化など地域が抱えているさまざま
な課題に対し、本業を通じた支援活動を推進しています。
また、
このような体系的な活動を通して世界のティーカンパ
ニーを目指し、オーストラリアや北米の伊藤園グループ企業と
連携した取り組みにも発展させています。
お∼いお茶 新 俳 句 大 賞
R&D
お茶を含めた多岐にわたる長年の研究成果は、さまざまな製品開発や製造工程の革新に寄与し続けてきました。
伊藤園中央研究所
中央研究所では、
当社製品の香味や安定性及び健康性に関す
る基礎的な研究を行っております。具体的には、飲料に含まれる
味や香りに寄与する成分を同定し、香味の向上を目指した研究
開発を行っております。
またメタボリックシンドロームに代表され
る生活習慣病の制御に、緑茶や野菜に含まれる成分がいかに貢
献できるか検証する研究も行っております。
これらの研究の一部
は大学などの外部研究機関との共同研究で進めております。
これまでに、緑茶の主要成分であるカテキン、特にガレート型
緑茶成分に関する代表的な研究成果
カテキンが、
ヒトの血清コレステロールを低下させることや、体脂
肪を低減させることを証明いたしました。
また新型インフルエン
●
血清コレステロール低下作用を確認
●
体脂肪低減作用を確認
一般製品開発に関しましては、開発部が中心となり、市場調
●
抗アレルギー効果のメカニズムを解明
査、消費者の動向分析を踏まえた製品開発コンセプトに基づき、
●
アレルギー反応軽減効果を確認
原料の加工方法、処方の開発、製造技術の開発などの研究を
●
新型インフルエンザウイルスにも効果があることを確認
●
脳神経細胞保護作用のメカニズムを解明
●
高齢者の認知症を予防する可能性を確認
●
口腔癌の予防剤として有望であることを確認
ザの増殖を抑えることも確認しております。
これらの研究成果は、
カテキン
学会及び論文として発表いたしました。
行っております。
農業技術に関する研究では、飲料原料として最適な品質の原
テアニン
料茶葉を安定的に確保するため、緑茶の栽培、製茶加工に関す
る研究や、国内外での茶産地や野菜産地の開発、育成に関する
研究を進めており、
九州地区を中心に茶産地育成事業が大きな
緑茶エキス
成果を上げつつあります。
CORPORATE BOOK 2012
21
連結財務ハイライト
決算年月
2003.4
2004.4
2005.4
売 上 高( 百 万 円 )
214,808
239,235
263,764
売 上 原 価 率( % )
50.2
49.7
49.4
15,694
17,505
19,710
損益状況
営 業 利 益( 百 万 円 )
営 業 利 益 率( % )
7.3
7.3
7.5
8,003
8,731
10,451
総 資 産( 百 万 円 )
97,726
102,055
109,921
純 資 産( 百 万 円 )
56,679
62,258
69,311
負 債 総 額( 百 万 円 )
41,046
39,797
40,609
当 期 純 利 益( 百 万 円 )
財務状況
流 動 比 率( % )
173.0
188.9
199.4
自 己 資 本 比 率( % )
58.0
61.0
63.1
負 債 比 率( % )
72.4
63.9
58.6
9,467
11,584
10,116
フリ ー キャッシュ・フロ ー( 百 万 円 )
設 備 投 資 額( 百 万 円 )
686
481
2,773
減 価 償 却 費( 百 万 円 )
1,261
1,205
1,111
14.7
14.7
15.9
8.4
8.7
9.9
20.4
24.3
22.1
指標
自 己 資 本 当 期 純 利 益 率 R O E( % )
総資産当期純利益率 ROA(%)
株 価 収 益 率 P E R( 普 通 株 式 )
(倍)
株 価 収 益 率 P E R( 優 先 株 式 )
(倍)
株 価 純 資 産 倍 率 P B R( 普 通 株 式 )
(倍)
­
­
2.9
3.4
株 価 純 資 産 倍 率 P B R( 優 先 株 式 )
(倍)
1 株 当 たり当 期 純 利 益 E P S( 普 通 株 式 )
(円)
­
­
­
176.43
193.48
233.15
1 株 当 たり当 期 純 利 益 E P S( 優 先 株 式 )
(円)
1 株 当 たり 純 資 産 B P S( 普 通 株 式 )
(円)
­
3.3
­
­
­
1,253.27
1,388.04
1,550.52
1 株 当 たり 純 資 産 B P S( 優 先 株 式 )
(円)
1 株 当 たり 配 当 金( 普 通 株 式 )
(円)
­
­
­
43
50
70
1 株 当 たり 配 当 金( 優 先 株 式 )
(円)
­
­
­
配 当 性 向( 普 通 株 式 )
(%)
24.4
25.8
30.0
配 当 性 向( 優 先 株 式 )
(%)
­
­
­
配 当 性 向( 普・優 合 算 )
(%)
­
­
­
91,954
104,503
111,516
4,016
4,229
4,559
自 動 販 売 機 保 有 台 数( 台 )
従 業 員 数( 人 )
(1)2006年3月1日に普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。
(2)2007年9月3日を効力発生日として普通株式1株につき0.3株の割合で第1種優先株式の無償割当を行っております。
(3)
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会平成17年12月9日企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計
基準委員会平成17年12月9日企業会計基準適用指針第8号)並びに改正後の「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準」
(企業会計基準委員会最終改正平成18年8月11日企業会計基準第
1号)及び「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準委員会最終改正平成18年8月11日企業会計基準適用指針第2号)
を適用しております。
売上高・営業利益率
総資産・総資産当期純利益率 ROA
売上高
(%)
営業利益率
(百万円)
400,000
(%)
12
240,000
300,000
9
180,000
9
200,000
6
120,000
6
100,000
3
60,000
3
0
0
0
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
(4月期)
22
総資産
ROA
(百万円)
CORPORATE BOOK 2012
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
(4月期)
12
0
(単位:百万円)
2006.4
2007.4
2008.4
2009.4
2010.4
2011.4
2012.4
288,077
310,200
328,071
332,847
332,984
351,692
369,284
49.3
48.5
48.9
50.8
50.9
50.6
52.1
21,066
22,796
19,236
10,613
12,453
17,679
18,907
7.3
7.3
5.9
3.2
3.7
5.0
5.1
11,685
12,261
10,096
4,765
5,996
7,675
9,249
121,284
137,314
154,687
160,803
179,846
192,462
224,843
77,419
(3)85,936
104,519
99,989
100,455
101,630
106,010
43,865
51,377
50,168
60,814
79,390
90,831
118,833
201.0
164.9
187.1
179.7
168.3
164.4
190.1
63.8
62.6
67.5
62.1
55.8
52.7
47.1
56.7
59.8
48.0
60.9
79.1
89.5
112.2
13,394
8,371
-3,421
-9,221
-1,871
10,621
17,581
4,517
4,320
7,085
2,804
1,868
2,100
4,031
1,232
1,813
2,330
4,287
7,034
9,011
10,892
15.9
15.0
10.6
4.7
6.0
7.6
8.9
10.1
9.5
6.9
3.0
3.5
4.1
4.4
32.0
29.1
22.1
33.9
32.1
24.1
20.1
­
­
(2)12.4
17.8
18.0
15.1
14.2
4.8
4.2
2.2
1.5
1.8
1.7
1.7
­
­
(2)1.3
1.0
1.2
1.3
1.3
(1)130.91
137.59
81.61
35.47
45.44
59.31
72.18
­
­
(2)91.69
45.47
55.41
69.28
82.18
(1)869.21
(3)963.71
836.81
800.94
808.37
821.36
856.76
­
­
(2)845.61
805.94
813.37
826.36
861.76
(1)
(3)57
47
38
38
38
38
38
­
­
(2)48
48
48
48
48
30.2
34.2
46.6
107.1
83.6
64.1
52.6
­
­
52.3
105.6
86.6
69.3
58.4
­
­
48.3
106.6
81.4
65.6
54.4
117,124
119,820
123,692
133,624
141,423
149,879
148,093
4,817
5,010
5,223
5,346
5,237
5,278
5,285
1株当たり配当金
(普通株式)
・1株当たり配当金
(優先株式)
(円)
配当性向(普通株式)
(%)
フリーキャッシュ・フロー・設備投資額
フリーキャッシュ・フロー
設備投資額
(百万円)
20,000
1株当たり配当金(普通株式)
1株当たり配当金(優先株式)
(円)
80
配当性向(普通株式)
(%)
120
10,000
60
90
0
40
60
-10,000
20
30
-20,000
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
(4月期)
0
03
04
05
06
07
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10
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12
0
(4月期)
CORPORATE BOOK 2012
23
連 結 財 務レビュー
茶ティーバッグ」
をはじめとして、
日本茶、ほうじ茶、烏龍茶な
経営成績に関する分析
ど各商品におきまして手軽にご賞味いただける簡便商品が引
き続き好調に推移しております。
また、
ティーブランド
「TEAS
業績
TEA」
のティーバッグも好調に推移いたしました。
当連結会計年度におけるわが国経済は、東日本大震災の
2011年度の飲料市場は、前年の記録的な猛暑の反動と
影響により依然として厳しい状況にあるなかで、景気が緩や
東日本大震災の影響による生産活動の低下により厳しい状
かに持ち直しておりますが、欧州政府債務危機や原油高をは
況にありました。
このような状況のなか、当グループは「自然・
じめとした海外景気の下振れの影響、
さらには電力供給の制
健康・安全・良いデザイン・おいしい」を製品開発の基本理念
限や雇用情勢の悪化懸念が残っており、先行き不透明な状
に、積極的な新製品の開発および既存製品の改良に取り組
況にあります。
み、
ブランドの強化を図ってまいりました。
清涼飲料業界におきましても、消費者の節約志向や低価格
主力商品であります
「お∼いお茶」は、国産茶葉100%にこ
化など個人消費が長期にわたり低迷し、引き続き厳しい状況
だわり、茶産地育成事業の推進などによる 高品質 で 高い
となっております。
原料調達力 を背景に、定番の
「お∼いお茶 緑茶」
のほか、
「ほ
このような状況のなか、当グループは経営理念であります
うじ茶」、
「 玄米茶」をリニューアルいたしました。
また、新たに
「お客様第一主義」のもと、当グループを取り巻く全てのお客
「お∼いお茶 にごりまろやか」
をシリーズに加え、
「お∼いお茶
様に対し
「お客様が今でもなお何を不満に思っていらっしゃ
冬の緑茶 深みどり」などの季節限定品の投入によりブランド
るか」
を常に考え、
グループ一丸となって積極的な事業活動を
の更なる市場拡大を図りました。その結果、
「お∼いお茶」は、
行ってまいりました。
2011年12月に、発売からの累計販売本数200億本を突破
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,692億84
いたしました(500mlペットボトル換算)。
また、2011年2月
百万円(前期比5.0%増)
となり、利益面におきましては、各種
に
「健康ミネラルむぎ茶」
をリニューアルし、
いち早く春夏期の
経費の見直しを行うとともに効率的な経営を行い、営業利益
販売強化を行ったことなどから、むぎ茶商品が夏場におきま
189億7百万円(前期比6.9%増)、経常利益179億85百万
して順調に売上を伸ばしました。
円(前期比8.8%増)、当期純利益92億49百万円(前期比
そのほか、
「 2つの働き カテキン」
シリーズとして2011年9
20.5%増)
となりました。
月に緑茶飲料初の2つの働きをもつ特定保健用食品として
「カテキン緑茶」を発売し、12月に
「カテキン烏龍茶」、2012
年4月には「カテキンジャスミン茶」
とラインアップの拡充を行
セグメント別業績
い、累計販売数は150万ケースを突破するなど、
ご好評をい
ただいております。
リーフ・ドリンク関連事業
野菜飲料につきましては、
「1日分の野菜」
や
「充実野菜」が
2011年(2011年1月∼12月)の緑茶(荒茶)の国内生産
好調に推移し、特に 紙容器タイプ が販売額を伸ばしました。
量は8万4千トン(前期比1.1%減)、輸入量は5千393トン
また、紅茶飲料におきましては、
フレーバー紅茶の「TEAS
(前期比8.7%減)
となりました。
COFFEE」
シリーズで新商品を導入したことなどにより堅調
バッグ」、
「ワンポットほうじ茶ティーバッグ」
や
「濃いウーロン
に推移いたしました。
売上高
営業利益・営業利益率
(百万円)
(百万円)
400,000
24,000
300,000
当期純利益・ROE
営業利益
(%)
営業利益率
当期純利益
(%)
ROE
(百万円)
16
8
16,000
18,000
6
12,000
12
200,000
12,000
4
8,000
8
100,000
6,000
2
4,000
4
0
0
0
08
09
10
11
12
(4月期)
24
TE A」シリーズ、コーヒー飲料におきましては「TULLY S
茶葉(リーフ)商品につきましては、
「ワンポット緑茶ティー
CORPORATE BOOK 2012
0
08
09
10
11
12
(4月期)
08
09
10
11
12
(4月期)
0
(ハ)純資産
そのほか、第1四半期より当社の子会社となりましたチチ
ヤス
(株)
と共同開発した乳酸菌入りの清涼飲料「朝のYoo」
を
当連結会計年度末の純資産は、1,060億10百万円となり、
発売いたしました。
また、紙容器タイプの野菜飲料の製造を当
前連結会計年度と比較して43億79百万円増加いたしました。
期よりチチヤス
(株)
にて一部行っており、伊藤園グループとし
主な純資産の変動は、
「当期純利益」
により92億49百万円増
ての連携を強化しております。
加し、
「剰余金の配当」
により50億30百万円減少したことによ
この結果、
リーフ・ドリンク関連事業の売上高は3,469億69
るものです。
百万円
(前期比4.0%増)
と、順調に推移いたしました。
②キャッシュ・フローの状況
その他事業
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
タリーズコーヒージャパン
(株)
におきまして引き続き積極的
営業活動によるキャッシュ・フローは、214億62百万円の収
な店舗展開を行うなど、業績が好調に推移し、売上高は223
入となりました。主な要因といたしましては、増加要因として税
億15百万円
(前期比23.0%増)
となりました。
金等調整前当期純利益171億89百万円、減価償却費108億
なお、上記、売上高数値については、セグメント間取引を相
92百万円、売上債権の減少39億24百万円であるのに対し、
殺消去しております。
減少要因としてたな卸資産の増加41億84百万円、仕入債務
の減少24億56百万円、法人税等の支払額84億20百万円で
あったことによるものです。
財政状態に関する分析
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
①資産、
負債及び純資産の状況
投資活動によるキャッシュ・フローは、80億67百万円の支
出となりました。
これは主に、設備投資による支出56億37百万
(イ)
資産
当連結会計年度末の総資産は2,248億43百万円となり、前
円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出19
連結会計年度末と比較して323億81百万円増加いたしまし
億66百万円があったことによるものです。
た。主な資産の変動は、
「現金及び預金」が198億85百万円、
「商品及び製品」
が38億77百万円、
「土地」
が33億91百万円、
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、62億90百万円の収
「リース資産」
が31億83百万円それぞれ増加したことによるも
入となりました。
これは主に社債の発行による収入199億4百
のです。
万円、
ファイナンス・リース債務の返済による支出84億67百万
円、配当金の支払50億21百万円があったことによるものです。
(ロ)
負債
当連結会計年度末の負債は1,188億33百万円となり、前連
結会計年度末と比較して280億1百万円増加いたしました。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の
主な負債の変動は、
「社債」
が200億円、
「長期借入金」
が24億
残高は、前連結会計年度末と比較して195億58百万円増加
30百万円、
「リース債務」
が25億54百万円増加したことによる
し、435億44百万円となりました。
ものです。
負債総額・ROA
総資産・自己資本比率
負債総額
(%)
ROA
(百万円)
連結キャッシュ・フロー
総資産
自己資本比率
(百万円)
(%)
100
(百万円)
24,000
12
240,000
120,000
9
180,000
75
12,000
80,000
6
120,000
50
0
40,000
3
60,000
25
-12,000
0
0
0
-24,000
160,000
0
08
09
10
11
12
(4月期)
08
09
10
11
12
(4月期)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
08
09
10
11
12
(4月期)
CORPORATE BOOK 2012
25
事 業 等 のリスク
当グループの経営成績及び財務状態等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。な
お、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2012年4月30日)現在において当グループが判断したものであ
り、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。
(1)国 内 経 済 、消 費 動 向
(4)生 産 体 制
当グループの事業の大部分は、日本国内において事業展
当グループでは、グループ内工場で茶葉製品の大部分と、
開しております。そのため、日本国内における景気、金融や自
飲料製品の原料製造を行っております。
また、飲料製品の大
然災害などによる経済動向の変動や、
これらの影響を受ける
部分と茶葉製品の一部は、グループ外の委託工場で製造し
個人消費動向の変動は、当グループの業績及び財政状態に
ております。
影響を及ぼす可能性があります。
グループ内工場におきましては、生産設備が突発的に停止
することがないよう、定期的に設備点検等を実施しておりま
(2)飲 料 事 業 の 競 争
す。
また委託工場につきましては、不測の事態が発生した場合
に備えて、全国各地に複数の委託工場を確保しております。
し
当グループの主要事業である飲料製品の市場は、近年の
かしながら、天災等による生産への影響を完全に排除できる
消費マインドの冷え込みを背景に、店頭での低価格化が続
保証はなく、不測の事態が発生した場合には、当グループの
き、販売額の伸び悩みが顕著となっており、併せて、キャン
業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
ペーン等による販売促進活動により、依然として飲料各社の
激しい競争が続いております。
また、
カテゴリー間でのシェア
(5)天 候・自 然 災 害
争いや、消費者の嗜好の変化により、製品のライフサイクル
が短い市場でもあります。
当グループの主力製品の原材料は、茶、野菜、果実、コー
このような市場環境のなか、当グループは緑茶飲料を中
ヒー等の農産物であるため、当グループの主要事業でありま
心としたお客様のニーズに沿った製品の提供や、ルートセー
す茶葉及び飲料製品は、天候や自然災害の影響を受ける可
ルスを中心とするお客様へのサービスに努めた結果、業績
能性があります。特に夏季の冷夏や冬季の暖冬の他、台風や
は堅調に推移しております。今後も継続してこれらの施策を実
長雨などの悪天候が販売に与える影響や、生産地での天候
施するとともに、
市場動向を予測し、
競争に打ち勝つ施策を展開
不良による不作が生じた場合の原材料調達価格の上昇及
してまいりますが、
これらの施策が市場環境の変化に十分対応
び必要量の不足に伴う販売機会損失などが想定されます。
できなかった場合、
当グループの業績及び財政状態に影響を及
また、地震などの自然災害が想定範囲を超えた場合、本社
ぼす可能性があります。
機能や生産、物流体制に支障をきたすことが想定され、
これ
ら天候・自然災害が、当グループの業績及び財政状態に影
(3)原 材 料 、資 材 調 達
当グループの主要事業は、茶系飲料を中心とする飲料製
響を及ぼす可能性があります。
(6)
『 お ∼ い お 茶 』ブランドへ の 依 存
品でありますが、就農人口の減少や、茶園面積の減少による
茶生産量の減少に加え、飲料用茶葉の需要増大により、当
当連結会計年度の売上高のうち、当社の飲料製品売上に
グループが必要とする茶葉の確保が出来ない場合の需給関
占める「お∼いお茶」
ブランドの割合は約37%と、高い比率
係の悪化や、輸入原料(穀物・野菜等)の高騰により調達コ
26
を占めております。国内の緑茶飲料市場規模は3,750億円
ストが上昇し、原価高の要因となる可能性があります。
(2011年1月∼12月 当社調べ)で、当社のシェアは約38%
また、当グループの飲料製品の販売数量のうち、
PET容
(当社調べ)
となります。
器の占める割合はおよそ80%となっており、
PET容器の原
当グループでは、今後も緑茶飲料市場の成長が期待され、
材料である石油価格の高騰により、原価高の要因となる可
市場の拡大とともに
「お∼いお茶」
ブランドも伸長するものと
能性があります。当グループが今後これらの市場環境の変化
予測しておりますが、緑茶飲料市場の激しい競争のなか、当
に対応できなかった場合、当グループの業績及び財政状態
グループのシェアが低下することや、緑茶飲料に代わる製品
に影響を及ぼす可能性があります。
の登場により、緑茶飲料市場の成長が鈍化した場合、並び
CORPORATE BOOK 2012
に当グループがこれらの市場環境の変化に対応できなかっ
ます。
これらお客様の個人情報は、
当グループで管理するほか、
た場合、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可
一部はグループ外の管理会社に管理を委託しております。
能性があります。
これら個人情報の管理につきましては、法務部コンプライ
アンス室を中心に万全の管理体制を構築しておりますが、今
(7)為 替 動 向
後これらの個人情報が外部に流出するような事態が起きた
場合、当グループの信用低下を招き、当グループの業績及び
当グループは海外において事業展開を行っております。海外
財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
のグループ会社の財務諸表は現地通貨にて作成されているた
め、連結財務諸表作成時に円換算されることになり、為替相場
(11)食 品 の 安 全 性 、衛 生 管 理
の変動による円換算時の為替レートの変動が当グループの業
績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。
当グループは、食品の安全性、衛生管理を経営上の最重
要課題と認識し、食品の安全性、衛生管理のために、当社に
(8)海 外 子 会 社
品質管理部を設置しております。品質管理部では自主基準
を設け、製品の安全性について品質検査を行うとともに、外
当グループの主要な海外連結子会社は、米国ニューヨーク
部委託工場にも定期的に立会い検査を実施しております。
州に、ITO EN(North America)INC.、
ハワイ州に、ITOEN
また、定期的に開催する品質会議において、当グループ製造
(USA)INC.、
フロリダ州に、
Mason Distributors, Inc.、
豪州
担当者、外部委託工場担当者に検査結果をフィードバック
ビクトリア州に、ITOEN AUSTRALIA PTY. LIMITEDの各社
することにより、食の安全性、衛生管理に対する意識向上を
があり、
当連結会計年度末における累計投資総額は144億74
図っております。
さらに、
これらの活動のほか、原材料に由来
百万円となります。
また、Mason Distributors, Inc.以外の各
する異物混入、禁止添加物等の使用を防止するための検査
社には累積損失があります。
も実施しております。
これら海外連結子会社につきましては、累積損失の解消
なお、東日本大震災以後の放射能汚染等の状況を踏ま
を行うために、新規取引先開拓、工場稼働率の向上、
コスト
え、全ての飲料製品につきましては、放射線量測定器での検
削減等の施策を計画しておりますが、これらの事業計画が
査やモニタリングを行い、品質に問題がないことを確認して
達成できなかった場合、当グループの業績及び財政状況に
から出荷する体制を整えており、緑茶原料についても同様の
影響を及ぼす可能性があります。
検査体制を整えております。
国内の直営店で行っている事業につきましては、食品衛
(9)法 的 規 制 等
生法の規制対象となっているものがあります。
これらの事業
につきましては、法令の遵守に加え、出店先の衛生基準及び
当グループが展開する事業は、食品衛生法、製造物責任法
当社マニュアルに基づいた衛生管理を徹底しております。
(PL法)、廃棄物処理法等、様々な法的規制を受けておりま
また、海外レストランにおきましては、米国食品衛生管理
す。
また、容器包装リサイクル法、米国ハワイ州におけるリサイ
法に基づく食品衛生管理の有資格者を常時雇用し、同法の
クルのインフラ整備を目的とした飲料特別税等、事業形態や
テキストブックに基づき運営を行っております。
所在地によりコスト負担を求める法的規制等もあります。
当グループは、過去に食品の安全性、衛生管理に関しまし
当グループでは、総ての法的規制等を遵守していく所存で
て重大な事故及び訴訟並びに行政指導を受けてはおりませ
あります。今後、法的規制等を遵守することが著しく困難に
んが、今後異物混入及び品質・表示不良製品の流通、原材
なった場合や、規制の強化によりコスト負担増となった場
料由来による禁止添加物の使用及び残留農薬問題(連鎖的
合、当グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性
風評被害を受ける場合を含む)、食中毒等の衛生問題が発
があります。
生した場合、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼ
す可能性があります。
(10)顧 客 情 報
(12)保 有 資 産 の 価 格 変 動
当グループは、
ルートセールスや通信販売等の営業取引や消
費者キャンペーンを含む販売促進活動等を通じて、相当数のお
保有する土地や有価証券等の資産価値が下落することに
客様情報を保有しているほか、
当グループで実施している
「新俳
より、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能
句大賞」
の募集により、潜在的なお客様の情報も保有しており
性があります。
CORPORATE BOOK 2012
27
連結貸借対照表
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
現金及び預金
23,986
43,872
受取手形及び売掛金
39,538
37,181
商品及び製品
資産の部
流動資産
15,709
19,586
原材料及び貯蔵品
6,607
7,231
未収入金
8,859
8,688
繰延税金資産
2,470
2,688
その他
2,218
2,355
貸倒引当金
流動資産合計
△ 86
△ 54
99,302
121,549
29,819
31,575
△ 15,057
△ 16,179
14,761
15,395
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
減価償却累計額
建 物 及 び 構 築 物( 純 額 )
機械装置及び運搬具
8,623
10,888
△ 5,196
△ 7,320
機 械 装 置 及 び 運 搬 具( 純 額 )
3,426
3,567
工 具 、器 具 及 び 備 品
3,218
4,126
△ 2,474
△ 2,749
744
1,376
土地
13,968
17,359
リース資産
35,487
44,976
△ 10,740
△ 17,046
24,746
27,929
44
839
57,692
66,468
12,824
14,432
ソフトウエア
6,764
6,171
その他
2,189
1,897
21,778
22,501
投資有価証券
3,083
3,243
繰延税金資産
1,610
1,612
減価償却累計額
減価償却累計額
工 具 、器 具 及 び 備 品( 純 額 )
減価償却累計額
リ ー ス 資 産( 純 額 )
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
無形固定資産合計
投資その他の資産
その他
9,306
9,806
貸倒引当金
△ 310
△ 337
投資その他の資産合計
13,689
14,324
93,159
103,294
192,462
224,843
固定資産合計
資産合計
28
CORPORATE BOOK 2012
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
27,027
25,984
短期借入金
310
670
リース債務
7,428
9,653
15,587
17,779
未払法人税等
5,063
4,882
賞与引当金
2,610
2,999
その他
2,384
2,289
60,413
64,258
−
20,000
長期借入金
3,147
5,577
リース債務
19,234
19,564
976
837
退職給付引当金
4,892
6,209
その他
2,167
2,386
固定負債合計
30,418
54,575
負債合計
90,831
118,833
資本金
19,912
19,912
資本剰余金
20,259
20,259
利益剰余金
74,735
78,954
自己株式
△ 4,865
△ 4,830
株主資本合計
110,041
114,294
68
158
2
3
土地再評価差額金
△ 6,260
△ 6,171
為替換算調整勘定
△ 2,333
△ 2,388
その他の包括利益累計額合計
△ 8,523
△ 8,398
7
23
105
90
純資産合計
101,630
106,010
負債純資産合計
192,462
224,843
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
未払費用
流動負債合計
固定負債
社債
再評価に係る繰延税金負債
純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
新株予約権
少数株主持分
CORPORATE BOOK 2012
29
連結損益計算書
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
351,692
177,992
173,699
156,020
17,679
369,284
192,213
177,071
158,164
18,907
13
40
36
67
56
58
217
491
10
45
37
93
42
142
276
647
969
543
−
130
1,643
16,526
1,074
159
95
239
1,568
17,985
−
0
62
−
80
143
3
9
12
12
−
37
0
57
93
386
1,009
244
4
1,796
0
54
662
22
10
−
84
833
14,872
7,793
△ 602
7,191
7,681
5
7,675
17,189
8,264
△ 310
7,954
9,235
△ 13
9,249
営業外収益
受取利息
受取配当金
受取賃貸料
受取保険金
破損製品等賠償金
持分法による投資利益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
為替差損
社債発行費
その他
営業外費用合計
経常利益
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
固定資産受贈益
移転補償金
ゴルフ会員権退会益 特別利益合計
特別損失
固定資産売却損
固定資産廃棄損
減損損失
災害による損失
投資有価証券評価損
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額 その他
特別損失合計
税金等調整前当期純利益
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益
少 数 株 主 利 益 又 は 少 数 株 主 損 失( △ )
当期純利益
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
決算年月
少数株主損益調整前当期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰越ヘッジ損益
土地再評価差額金
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
包括利益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
30
CORPORATE BOOK 2012
2011.4
2012.4
7,681
9,235
△ 238
△ 38
−
△ 595
△ 48
△ 921
6,759
87
0
88
△ 67
15
125
9,360
6,753
5
9,374
△ 13
連 結 キ ャッ シ ュ・フ ロ ー 計 算 書
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
14,872
17,189
9,011
10,892
93
662
のれん償却額
931
1,148
貸 倒 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
△8
△ 12
賞 与 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
37
332
退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
624
700
△ 54
△ 55
支払利息
969
1,074
為 替 差 損 益( △ は 益 )
277
129
受取利息及び受取配当金
投 資 有 価 証 券 評 価 損 益( △ は 益 )
1,009
10
投 資 有 価 証 券 売 却 損 益( △ は 益 )
△0
△9
売 上 債 権 の 増 減 額( △ は 増 加 )
た な 卸 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
そ の 他 の 流 動 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
そ の 他 の 固 定 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
仕 入 債 務 の 増 減 額( △ は 減 少 )
△ 5,197
3,924
734
△ 4,184
244
−
△ 971
△ 103
25
60
2,046
△ 2,456
未 払 消 費 税 等 の 増 減 額( △ は 減 少 )
1,091
△ 34
そ の 他 の 流 動 負 債 の 増 減 額( △ は 減 少 )
1,426
1,723
その他
△ 290
△6
小 計 26,873
30,984
57
59
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
△ 972
△ 1,160
△ 6,245
△ 8,420
19,714
21,462
△ 2,080
△ 5,637
△ 14
△ 30
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
有形及び無形固定資産の取得による支出
投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入
0
85
長期前払費用の取得による支出
△ 19
△ 63
関係会社株式の取得による支出
−
△ 84
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出
−
△ 1,966
投 資 そ の 他 の 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
△ 19
△ 370
△ 2,133
△ 8,067
短 期 借 入 金 の 純 増 減 額( △ は 減 少 )
−
300
長期借入れによる収入
−
700
△ 310
△ 1,115
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
長期借入金の返済による支出
社債の発行による収入
−
19,904
自己株式の取得による支出
△ 508
△6
自己株式の処分による収入
1
2
フ ァ イ ナ ン ス・リ ー ス 債 務 の 返 済 に よ る 支 出
△ 6,207
△ 8,467
配当金の支払額
△ 5,037
△ 5,021
少数株主への配当金の支払額
△ 28
△0
その他の支出
△ 13
△4
△ 12,103
6,290
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
現金及び現金同等物に係る換算差額
△ 285
△ 127
5,191
19,558
現金及び現金同等物の期首残高
18,795
23,986
現金及び現金同等物の期末残高
23,986
43,544
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額( △ は 減 少 )
CORPORATE BOOK 2012
31
連結株主資本等変動計算書
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
19,912
19,912
19,912
19,912
20,259
20,259
20,259
20,259
73,095
74,735
△ 5,049
7,675
△ 969
△ 16
−
1,640
74,735
△ 5,030
9,249
−
△ 32
32
4,218
78,954
△ 5,348
△ 4,865
△ 508
969
22
483
△ 4,865
△6
−
41
34
△ 4,830
107,917
110,041
△ 5,049
7,675
△ 508
−
5
−
2,123
110,041
△ 5,030
9,249
△6
−
9
32
4,253
114,294
株主資本
資本金
当期首残高
当期末残高
資本剰余金
当期首残高
当期末残高
利益剰余金
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
当期首残高
当期変動額
自己株式の取得
自己株式の消却
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
32
CORPORATE BOOK 2012
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
当期首残高
329
68
△ 261
△ 261
68
90
90
158
41
2
△ 38
△ 38
2
0
0
3
△ 6,260
△ 6,260
−
−
△ 6,260
88
88
△ 6,171
△ 1,712
△ 2,333
△ 621
△ 621
△ 2,333
△ 54
△ 54
△ 2,388
△ 7,601
△ 8,523
△ 921
△ 921
△ 8,523
125
125
△ 8,398
11
7
△4
△4
7
15
15
23
128
105
△ 22
△ 22
105
△ 14
△ 14
90
100,455
101,630
△ 5,049
7,675
△ 508
5
−
△ 948
1,174
101,630
△ 5,030
9,249
△6
9
32
126
4,379
106,010
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
繰延ヘッジ損益
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
土地再評価差額金
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
為替換算調整勘定
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額合計
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
新株予約権
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
少数株主持分
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
CORPORATE BOOK 2012
33
単独営業データ
(単位:百万円)
決算年月
2011.4
2012.4
製品別売上高
茶葉(リーフ)部門
飲料(ドリンク)部門
日本茶飲料
中国茶飲料
野菜飲料
果実飲料
コーヒー飲料
紅茶飲料
機能性飲料
ミネラルウォーター飲料
その他飲料
その他部門
容器別飲料販売数量(千ケース)
缶
PET(2L)
PET(500ml)
PET(小型)
PET(その他)
紙
その他
業態別売上高
スーパー
コンビニエンスストア
自動販売機
その他
地区別売上高
北海道・東北
関東
中部
関西
中国・四国
九州
329,631
30,962
294,787
158,908
16,327
38,138
14,902
24,530
15,747
5,058
11,346
9,827
3,882
193,153
21,915
50,217
61,145
27,383
14,234
16,601
1,655
332,297
29,123
299,975
162,166
15,607
42,758
12,874
22,923
16,985
5,887
8,595
12,176
3,198
199,885
23,213
52,819
60,403
27,222
13,593
20,518
2,114
0.8
-5.9
1.8
2.1
-4.4
12.1
-13.6
-6.5
7.9
16.4
-24.2
23.9
-17.6
3.5
5.9
5.2
-1.2
-0.6
-4.5
23.6
27.7
119,378
75,955
53,377
80,920
128,573
82,429
53,910
67,383
7.7
8.5
1.0
-16.7
32,340
165,248
29,941
39,688
18,171
22,702
33,007
172,673
30,562
40,123
18,384
23,483
2.1
4.5
2.1
1.1
1.2
3.4
製品別売上高構成比
(2012年4月期)
茶葉(リーフ)部門
日本茶飲料
中国茶飲料
野菜飲料
8.8%
48.8%
4.7%
12.9%
容器別飲料販売数量構成比
(2012年4月期)
11-12増減率(%)
業態別売上高構成比
(2012年4月期)
地区別売上高構成比
(2012年4月期)
缶
11.6%
スーパー
38.7%
北海道・東北
10.4%
PET(2L)
26.4%
コンビニエンスストア
24.8%
関東
54.2%
PET(500ml)
30.2%
自動販売機
16.2%
中部
9.6%
PET(小型)
13.6%
その他
20.3%
関西
12.6%
果実飲料
3.9%
PET(その他)
コーヒー飲料
6.9%
紙
紅茶飲料
5.1%
その他
機能性飲料
1.8%
6.8%
10.3%
中国・四国
5.8%
九州
7.4%
1.1%
ミネラルウォーター飲料 2.6%
その他飲料
3.7%
その他部門
0.9%
決算年月
2011.4
2012.4
自動販売機保有台数(台)
149,879
148,093
営業拠点数(拠点)
従業員数(人)
34
CORPORATE BOOK 2012
201
200
5,278
5,285
マ ー ケ ット デ ー タ
飲料市場
暦年
2007
茶系
コーヒー
野菜
果実
炭酸
その他
合計
2008
対前年
増減率
億円
0.6%
0.9%
3.0%
5.6%
4.7%
2.9%
2.3%
9,234
9,566
1,900
3,796
5,819
6,839
37,156
2009
億円
対前年
増減率
億円
9,105
9,691
1,562
3,242
5,920
6,639
36,160
-1.4%
1.3%
-17.8%
-14.6%
1.7%
-2.9%
-2.7%
8,701
9,662
1,444
3,056
6,033
6,382
35,277
2010
対前年
増減率
-4.4%
-0.3%
-7.6%
-5.7%
1.9%
-3.9%
-2.4%
2011
対前年
増減率
億円
8,850
9,524
1,468
3,122
6,434
6,680
36,078
対前年
増減率
億円
8,745
9,480
1,501
3,250
6,425
6,630
36,031
1.7%
-1.4%
1.7%
2.1%
6.6%
4.6%
2.2%
-1.2%
-0.5%
2.2%
4.1%
-0.1%
-0.7%
-0.1%
茶系飲料市場
暦年
2007
緑茶
麦茶
混合茶
中国茶
紅茶
合計
2008
2009
対前年
増減率
億円
対前年
増減率
億円
4,150
298
1,474
1,481
1,830
9,234
-1.4%
11.4%
5.1%
-1.1%
1.4%
0.6%
4,020
312
1,444
1,382
1,945
9,105
-5.0%
2.6%
-8.0%
-7.4%
0.3%
-4.4%
3,820
320
1,330
1,280
1,951
8,701
-3.1%
4.6%
-2.0%
-6.7%
6.3%
-1.4%
2010
対前年
増減率
億円
2011
億円
対前年
増減率
3,750
345
1,265
1,310
2,180
8,850
-1.8%
7.8%
-4.9%
2.3%
11.7%
1.7%
対前年
増減率
億円
3,750
395
1,210
1,195
2,195
8,745
0.0%
14.5%
-4.3%
-8.8%
0.7%
-1.2%
リーフ市場
暦年
2007
2008
対前年
増減率
国内荒茶生産量(トン)
緑茶リーフ市場(億円)
94,100
飲料市場
95,500
2.5%
-2.6%
3,215
2009
対前年
増減率
3,170
40,000
茶系
野菜
炭酸
コーヒー
果実
その他
5,000
中国茶
紅茶
85,000
対前年
増減率
84,100
-1.2%
-4.5%
2,846
2,783
-1.1%
-2.2%
緑茶リーフ市場
(トン)
(億円)
120,000
4,000
90,000
3,000
60,000
2,000
30,000
1,000
4,000
30,000
-9.9%
-6.0%
2,980
2011
対前年
増減率
国内荒茶生産量
緑茶
麦茶
混合茶
(億円)
86,000
1.5%
-1.4%
茶系飲料市場
(億円)
2010
対前年
増減率
3,000
20,000
2,000
10,000
0
1,000
07
08
09
10
11
0
07
08
メーカー別販売数量シェア
(2011年)
09
10
11
0
容器別販売数量構成比
(2011年)
A社
28.4%
缶
32%
B社
19.8%
大型PET2L
29%
伊藤園
10.5%
小型PET
30%
C社
9.9%
D社
9.7%
その他
07
その他
9%
08
09
10
0
11
07
08
09
10
11
業態別販売構成比
(2011年)
市場
スーパー
35%
コンビニエンスストア
21%
自動販売機
33%
その他
11%
21.7%
注:2011年の数字は一部予測値 資料:伊藤園 年度:1月∼12月
CORPORATE BOOK 2012
35
伊 藤 園 国 内 拠 点 一 覧 表 (2012年7月末現在)
地域営業統轄本部
201拠点
北海道地区 9拠点
札幌南部支店
〒061-1274
北広島市大曲工業団地7-3-3
TEL 011-370-5111
札幌東部支店
〒003-0835
札幌市白石区北郷5条8-2-1
TEL 011-871-9911
札幌西部支店
〒061-3271
小樽市銭函5-50-7
TEL 0133-72-0811
苫小牧支店
〒053-0001
苫小牧市一本松町7-6
TEL 0144-57-9311
函館支店
〒041-0824
函館市西桔梗町852-7
TEL 0138-48-9911
会津営業所
〒965-0076
会津若松市高野町大字中沼字
東坂才甲629-3
TEL 0242-37-7311
いわき支店
〒970-8034
いわき市平上荒川堀ノ内20-7
TEL 0246-37-1311
新座支店
〒352-0011
新座市野火止1-23-7
TEL 048-480-6811
山形支店
〒990-0023
山形市松波1-16-40
TEL 023-625-1511
東松山支店
〒355-0002
東松山市大字東平字藤山前
2447-4
TEL 0493-36-3311
酒田営業所
〒998-0842
酒田市亀ヶ崎6-8-13
TEL 0234-21-1181
上越地区 9拠点
帯広支店
〒080-0042
帯広市西十二条北3-1-71
TEL 0155-41-9911
伊勢崎支店
〒372-0034
伊勢崎市茂呂町2-2774-4
TEL 0270-50-7911
北見営業所
〒090-0056
北見市卸町1-10-1
TEL 0157-66-4111
高崎支店
〒370-1201
高崎市倉賀野町3045-1
TEL 027-350-5211
釧路支店
〒085-0022
釧路市南浜町8-10
TEL 0154-21-7711
渋川支店
〒377-0027
渋川市金井157-1
TEL 0279-22-5211
北東北地区 7拠点
新潟東部支店
〒950-0922
新潟市中央区山二ツ1-3-20
TEL 025-287-8211
八戸支店
〒039-1163
八戸市高州1-8-17
TEL 0178-28-3331
盛岡支店
〒020-0839
盛岡市津志田南2-8-11
TEL 019-638-6324
水沢支店
〒023-0822
奥州市水沢区東中通り2-3-2
TEL 0197-22-4211
新潟西部支店
〒950-2052
新潟市西区寺尾15-5
TEL 025-264-4911
新発田営業所
〒957-0064
新発田市奥山新保字矢詰381
TEL 0254-21-3050
長岡支店
〒940-2121
長岡市喜多町980
TEL 0258-29-3811
上越営業所
〒942-0063
上越市大字下門前字大割790-1
TEL 025-543-7911
埼玉東地区 6拠点
秋田支店
〒010-1633
秋田市新屋鳥木町1-83
TEL 018-828-9411
大宮支店
〒337-0008
さいたま市見沼区春岡3-20-4
TEL 048-687-8661
横手支店
〒013-0071
横手市八幡字上長田134-3
TEL 0182-35-1711
川口支店
〒333-0816
川口市差間115-1
TEL 048-296-7311
南東北地区 10拠点
八潮支店
〒340-0808
八潮市緑町1-17-12
TEL 048-999-3301
仙台南部支店
〒981-1235
名取市名取が丘4-17-26
TEL 022-381-0611
仙台支店
〒981-3133
仙台市泉区泉中央4-27-2
TEL 022-374-3411
仙台東部支店
〒983-0002
仙台市宮城野区蒲生字蓬田前42
TEL 022-388-9511
古川支店
〒989-6105
大崎市古川福沼1-14-1
TEL 0229-21-3251
CORPORATE BOOK 2012
川越支店
〒350-1124
川越市新宿町6-22-12
TEL 049-246-1461
所沢支店
〒359-0021
所沢市東所沢2-54-12
TEL 04-2945-7733
前橋支店
〒371-0816
前橋市上佐鳥町545-5
TEL 027-265-3351
弘前支店
〒036-8085
弘前市末広2-1-1
TEL 0172-29-1611
埼玉西地区 5拠点
浦和支店
〒336-0033
さいたま市南区曲本1-17-6
TEL 048-839-4112
福島支店
〒960-2102
福島市荒井北1-2-9
TEL 024-594-2311
旭川支店
〒071-8154
旭川市東鷹栖四線10-2-4
TEL 0166-58-4111
青森支店
〒030-0113
青森市第二問屋町3-6-35
TEL 017-739-5711
36
郡山支店
〒963-0547
郡山市喜久田町卸1-13-1
TEL 024-963-1151
春日部支店
〒344-0057
春日部市南栄町12-8
TEL 048-754-9966
久喜支店
〒346-0016
久喜市久喜東2-45-26
TEL 0480-23-4211
熊谷支店
〒360-0017
熊谷市大字小曽根712
TEL 048-526-6001
栃木地区 7拠点
宇都宮東部支店
〒321-3321
芳賀郡芳賀町下高根沢3838-1
TEL 028-687-1611
宇都宮西部支店
〒321-0151
宇都宮市西川田町1067-2
TEL 028-636-2671
那須支店
〒329-2732
那須塩原市一区町268-11
TEL 0287-38-2771
日光営業所
〒321-1271
日光市並木町20-10
TEL 0288-30-7661
佐野支店
〒327-0004
佐野市赤坂町953-15
TEL 0283-24-2011
小山支店
〒323-0823
小山市向原新田98-59
TEL 0285-28-9511
太田支店
〒373-0031
太田市脇屋町823-2
TEL 0276-32-6111
茨城地区 7拠点
松戸支店
〒270-2253
松戸市日暮7-447
TEL 047-386-1311
柏支店
〒277-0853
柏市吉野沢1-7
TEL 04-7145-7811
八千代支店
〒276-0046
八千代市大和田新田672-4
芳賀通運E棟
TEL 047-450-5055
千葉東地区 5拠点
成田支店
〒286-0025
成田市東町779-1
TEL 0476-23-3511
旭支店
〒289-2505
旭市鎌数9152-6
TEL 0479-62-2511
茂原支店
〒297-0032
茂原市東茂原5-6
TEL 0475-25-2411
木更津支店
〒292-0834
木更津市潮見5-6-2
TEL 0438-36-4911
市原支店
〒290-0059
市原市白金町1-32
TEL 0436-24-6611
東京東地区 7拠点
中央支店
〒104-0054
中央区勝どき4-7-19月島ビル2階
TEL 03-3536-6811
東京東部支店
〒136-0072
江東区大島6-3-11
TEL 03-3636-2911
江東支店
〒135-0053
江東区辰巳3-20-19
TEL 03-5569-4611
浅草支店
〒111-0032
台東区浅草5-1-13
台東浅草ビル4F
TEL 03-5808-6511
東京大田支店
〒143-0013
大田区大森南5-5-3
TEL 03-3745-0511
東京西地区 6拠点
世田谷支店
〒158-0082
世田谷区等々力8-26-22
TEL 03-5707-0611
調布支店
〒182-0011
調布市深大寺北町7-26-3
TEL 0424-89-9500
東京西部支店
〒203-0033
東久留米市滝山7-22-15
TEL 0424-72-9111
府中支店
〒183-0005
府中市若松町1-26-17
TEL 042-352-0611
八王子支店
〒193-0834
八王子市東浅川町514-2
TEL 042-661-9411
青梅支店
〒205-0001
羽村市小作台4-11-1
TEL 042-579-6911
東京北地区 6拠点
池袋支店
〒173-0026
板橋区中丸町10-10池袋ビル4F
TEL 03-5966-7511
杉並支店
〒167-0023
杉並区上井草3-5-1
TEL 03-5303-0831
練馬支店
〒177-0035
練馬区南田中4-9-25
TEL 03-5393-5211
板橋支店
〒174-0041
板橋区舟渡1-4-21
TEL 03-5915-2911
荒川支店
〒120-0046
足立区小台2-3-18
TEL 03-5959-7911
足立支店
〒120-0005
足立区綾瀬7-18-8
TEL 03-3605-9911
水戸東部支店
〒310-0852
水戸市笠原町字下組652-2
TEL 029-243-0339
墨田支店
〒131-0034
墨田区堤通1-2-8
TEL03-5247-5411
水戸西部支店
〒311-4164
水戸市谷津町字細田1-1
TEL 029-255-0211
葛飾支店
〒124-0013
葛飾区東立石1-3-20
TEL 03-5698-6711
横浜磯子支店
〒235-0045
横浜市磯子区洋光台6-3-5
TEL 045-832-7111
日立支店
〒316-0015
日立市金沢町1-12-18
TEL 0294-38-8311
江戸川支店
〒133-0044
江戸川区本一色1-3-15
TEL 03-5678-1011
横浜泉支店
〒245-0003
横浜市泉区岡津町2100
TEL 045-810-4811
土浦支店
〒300-0066
土浦市虫掛3434-2
TEL 029-822-6861
つくば支店
〒300-3257
つくば市筑穂1-4-1
TEL 029-877-3811
取手支店
〒302-0034
取手市戸頭4-1-1
TEL 0297-78-9411
鹿嶋支店
〒314-0031
鹿嶋市宮中2049-10
TEL 0299-84-7511
千葉中央地区 5拠点
千葉支店
〒263-0014
千葉市稲毛区作草部町555-1
TEL 043-285-1191
市川支店
〒272-0004
市川市原木3020
TEL 047-329-7911
東京南地区 7拠点
新宿支店
〒160-0023
新宿区西新宿4-28-10
西新宿ビル内
TEL 03-5371-4011
高井戸支店
〒156-0057
世田谷区上北沢5-37-20
TEL 03-5316-9051
港支店
〒108-0071
港区白金台1-4-18
TEL 03-3441-9911
東京港南支店
〒108-0075
港区港南5-4-12横浜倉庫7階
TEL 03-5715-7011
目黒支店
〒154-0012
世田谷区駒沢4-12-30
TEL 03-3411-8611
品川支店
〒140-0012
品川区勝島1-5-21東神ビル別館
TEL 03-5762-2311
神奈川東地区 7拠点
新横浜支店
〒221-0862
横浜市神奈川区三枚町281-1
TEL 045-382-2833
横浜港北支店
〒223-0057
横浜市港北区新羽町1961-1
TEL 045-548-0271
川崎支店
〒210-0848
川崎市川崎区京町2-22-4
TEL 044-322-2551
湘南支店
〒251-0037
藤沢市鵠沼海岸5-7-13
TEL 0466-34-5551
横須賀支店
〒239-0805
横須賀市舟倉2-6-3
TEL 046-833-0039
神奈川西地区 7拠点
横浜緑支店
〒226-0016
横浜市緑区霧が丘2-7-11
TEL 045-924-3131
町田支店
〒194-0004
町田市鶴間567-4
TEL 042-799-7961
名古屋西支店
〒453-0856
名古屋市中村区並木1-230
TEL 052-413-2721
滋賀支店
〒524-0033
守山市浮気町228-3
TEL 077-514-0151
相模原支店
〒252-0211
相模原市中央区宮下本町3-1-5
TEL 042-700-0921
名古屋北支店
〒451-0072
名古屋市西区笠取町3-40
TEL 052-528-5960
大津支店
〒520-0005
大津市高砂町11-1
TEL 077-526-8123
海老名支店
〒243-0405
海老名市国分南2-49-22
TEL 046-235-4031
小牧支店
〒485-0012
小牧市小牧原新田字小家前1251-1
TEL 0568-74-1311
川崎宮前支店
〒216-0015
川崎市宮前区菅生4-17-12
TEL 044-976-6143
岐阜支店
〒500-8367
岐阜市宇佐南3-7-3
TEL 058-272-7590
厚木支店
〒243-0021
厚木市岡田3160
TEL 046-227-0821
東濃支店
〒509-5171
土岐市泉北山町5-3
TEL 0572-53-4621
小田原支店
〒250-0862
小田原市成田30-1
TEL 0465-39-3221
中部南地区 7拠点
東近畿地区 7拠点
堺支店
〒591-8002
堺市北区北花田町二丁202
TEL 072-255-7311
難波支店
〒556-0022
大阪市浪速区桜川3-4-9
TEL 06-6567-6055
生野支店
〒544-0014
大阪市生野区巽東3-11-20
TEL 06-6758-6230
名古屋南支店
〒476-0003
東海市荒尾町カノ割6-1
TEL 052-689-7910
八尾支店
〒547-0012
大阪市平野区長吉六反1-3-3
TEL 06-6769-5211
甲府支店
〒400-0041
甲府市上石田4-8-30
TEL 055-228-9232
豊田支店
〒471-0838
豊田市緑ヶ丘2-8-1
TEL 0565-74-1321
住之江支店
〒559-0024
大阪市住之江区新北島3-8-38
TEL 06-4702-5711
山梨東営業所
〒406-0801
笛吹市御坂町成田字境沢2181
TEL 055-261-7255
三河支店
〒446-0075
安城市二本木新町1-1-34
TEL 0566-71-4883
岸和田支店
〒596-0003
岸和田市中井町3-19-19
TEL 0724-41-5510
松本支店
〒390-0836
松本市高宮北6-35
TEL 0263-27-3881
豊川支店
〒442-0017
豊川市佐土町84番1
TEL 0533-89-9421
和歌山支店
〒641-0006
和歌山市中島201-3
TEL 073-427-6922
伊那支店
〒399-4511
上伊那郡南箕輪村8991-1
TEL 0265-71-5171
四日市支店
〒510-0064
四日市市新正1-11-15
TEL 059-359-0251
長野支店
〒381-2213
長野市大字広田225
TEL 026-284-2442
津支店
〒514-0312
津市香良洲町6360-1
TEL 059-292-7720
小諸支店
〒384-0093
小諸市和田592-1
TEL 0267-24-2011
伊勢支店
〒515-0506
伊勢市植山町字向山258-8
TEL 0596-37-4111
静岡地区 7拠点
北陸地区 5拠点
静岡支店
〒420-0009
静岡市葵区神明町85-2
TEL 054-272-8139
富山支店
〒930-0835
富山市上冨居3-1-13
TEL 076-452-0155
大阪鶴見支店
〒538-0041
大阪市鶴見区今津北3-9-24
TEL 06-6964-6211
相良支店
〒421-0516
牧之原市女神21
TEL 0548-54-0388
高岡支店
〒933-0804
高岡市問屋町79
TEL 0766-25-4551
都島支店
〒534-0014
大阪市都島区都島北通1-23-18
TEL 06-6926-3211
浜松支店
〒432-8061
浜松市西区入野町9638-1
TEL 053-445-1565
金沢支店
〒920-8202
金沢市西都1-134
TEL 076-266-4511
寝屋川支店
〒572-0071
寝屋川市豊里町36-21
TEL 072-830-7211
沼津支店
〒410-0872
沼津市小諏訪954-1
TEL 055-922-9999
小松支店
〒923-0021
小松市島田町リ91-1
TEL 0761-23-6801
伊豆営業所
〒410-2321
伊豆の国市三福220
TEL 0558-75-5311
福井支店
〒910-2167
福井市安原町4-1-4
TEL 0776-41-8430
甲信地区 6拠点
富士支店
〒417-0057
富士市瓜島町69-2
TEL 0545-57-2655
北近畿地区 6拠点
西近畿地区 6拠点
梅田支店
〒531-0071
大阪市北区中津5-10-23
TEL 06-6453-9855
淀川支店
〒532-0032
大阪市淀川区三津屋北2-15-28
TEL 06-6889-2120
茨木支店
〒567-0865
茨木市横江2-4-50
TEL 072-630-3630
兵庫地区 6拠点
神戸支店
〒654-0161
神戸市須磨区弥栄台3-1-4
TEL 078-791-2511
神戸東支店
〒658-0023
神戸市東灘区深江浜町103-1
TEL 078-436-2311
京都支店
〒612-8379
京都市伏見区南寝小屋町61番地
TEL 075-603-5381
神戸西支店
〒652-0883
神戸市兵庫区明和通1-2-5
TEL 078-681-8411
京都西支店
〒615-8004
京都市西京区桂畑ヶ田町10
TEL 075-382-0400
尼崎支店
〒660-0806
尼崎市金楽寺町1-5-33
TEL 06-6483-5455
名古屋支店
〒466-0059
名古屋市昭和区福江1-16-5
TEL 052-889-3938
福知山支店
〒620-0056
福知山市厚中町130番地2
TEL 0773-24-5411
伊丹支店
〒664-0006
伊丹市鴻池7-1-10
TEL 072-780-3556
名古屋東支店
〒465-0055
名古屋市名東区勢子坊2-1406
TEL 052-701-9911
奈良支店
〒630-8452
奈良市北之庄西町1-6-15
TEL 0742-63-3305
高砂支店
〒676-0074
高砂市梅井3-293-1
TEL 079-458-0617
掛川支店
〒436-0008
掛川市千羽巳ノ新田191-1
TEL 0537-20-0700
中部北地区 7拠点
東中国地区 6拠点
岡山支店
〒703-8258
岡山市中区西川原59番地6
TEL 086-270-7710
津山営業所
〒708-0842
津山市河辺682-1
TEL 0868-21-8077
倉敷支店
〒710-0021
倉敷市高須賀168
TEL 086-480-0616
松江支店
〒699-0202
松江市玉湯町大字湯町120-1
TEL 0852-62-8921
鳥取出張所
〒680-0003
鳥取市覚寺48-6
TEL 0857-24-8555
福山支店
〒721-0957
福山市箕島町6576
TEL 084-957-8636
西中国地区 5拠点
広島支店
〒733-0833
広島市西区商工センター 1-6-32
TEL 082-277-6655
広島東支店
〒736-0083
広島市安芸区矢野東2-31-30
TEL 082-820-4741
広島北支店
〒739-1733
広島市安佐北区口田南3-1-6
TEL 082-841-1345
山口支店
〒753-0871
山口市朝田流通センター 601-33
TEL 083-921-2350
周南支店
〒745-0814
周南市鼓海2丁目118-61
TEL 0834-36-3065
四国地区 6拠点
高松支店
〒761-8071
高松市伏石町2148-7
TEL 087-864-3555
坂出支店
〒762-0002
坂出市入船町2-1-5
TEL 0877-59-0577
松山支店
〒790-0062
松山市南江戸2丁目13-14
TEL 089-925-2101
西条支店
〒793-0054
西条市中野甲455-1
TEL 0897-58-2156
徳島支店
〒771-0219
板野郡松茂町笹木野字八北開拓1-16
TEL 088-699-8060
高知支店
〒783-0085
南国市十市字遅越4465-18
(高知みなみ流通団地)
TEL 088-837-3322
北九州地区 9拠点
福岡支店
〒812−0863
福岡市博多区金の隈1-21-19
TEL 092-503-0766
小倉支店
〒802-0012
北九州市小倉北区末広2-19-7
TEL 093-512-5121
久留米支店
〒839-0841
久留米市御井旗崎2-22-12
TEL 0942-45-5951
佐賀支店
〒840-0033
佐賀市光3-12-1
TEL 0952-27-8560
長崎支店
〒856-0815
大村市森園町1585-2
TEL 0957-54-1160
佐世保支店
〒857-0401
佐世保市小佐々町黒石339-45
TEL 0956-41-3331
南九州地区 8拠点
熊本支店
〒861-8035
熊本市東区御領6-3-72
TEL 096-380-5010
大分支店
〒870-0911
大分市新貝4-41
TEL 097-503-4121
宮崎支店
〒880-0122
宮崎市大字塩路2860番地3
TEL 0985-37-1871
延岡営業所
〒882-0035
延岡市日の出町2-13-1
TEL 0982-26-7681
都城支店
〒885-0037
都城市花繰町10-2
TEL 0986-46-3711
鹿児島支店
〒891-0108
鹿児島市中山2-49-10
TEL 099-260-1371
出水出張所
〒899-0126
出水市六月田町410-1
TEL 0996-65-7631
霧島営業所
〒899-4462
霧島市国分敷根542
TEL 0995-48-5711
本社 他
本社
〒151-8550
渋谷区本町3-47-10
TEL 03-5371-7111
(代表電話)
西新宿ビル
〒160-0023
新宿区西新宿4-28-10
台東浅草ビル
〒111-0032
台東区浅草5-1-13
関西本部ビル
〒654-0161
神戸市須磨区弥栄台3-1-4
神明町ビル
〒420-0009
静岡市葵区神明町85-2
静岡相良工場
〒421-0516
牧之原市女神21
福岡東支店
〒813-0062
福岡市東区松島3-10-25
TEL 092-624-0808
福岡西支店
〒819-0164
福岡市西区今宿町109-1
TEL 092-805-6040
八幡支店
〒807-0856
北九州市八幡西区八枝3-3-1
TEL 093-601-5811
CORPORATE BOOK 2012
37
沿革
製 品・技 術 関 連
コ ー ポレ ート 関 連
1966
8月 伊藤園の前身であるフロンティア製茶株式
会社を静岡県静岡市に設立。
1968
2月 営業支店第1号として神奈川県横浜市に
「神奈川支店」
(現横浜緑支店)
を開設。
1969
5月 商号を
「株式会社伊藤園」
に変更。
1971
7月 東京都新宿区に本社事務所を移転。
その他
2月 スイス・インダストリアルゲゼルシャフト社
製の高速自動包装機を導入。
茶葉鮮度保持のための真空パック技術を
開発。
1972
1974
5月 静岡県榛原郡相良町
(現牧之原市)「静岡
相良工場」 建設生産体制 集約化。
1977
6月 直営専門店「茶十徳」第1号店 神奈川県
横浜市
。
専門店展開 開始。
1979
8月 中国土産畜産進出口総公司と日本で初め
てウーロン茶の輸入代理店契約を締結。
ウーロン茶の販売を開始。
1981
3月「缶入りウーロン茶」
を開発、
販売開始。
飲料市場に本格参入。
1981年3月
「缶入りウーロン茶」
9月 スリランカ直輸入の紅茶を販売開始。
1982
1985
9月 有機肥料による緑茶栽培技術を確立。
包装茶に初めて賞味期限を表示したところ
でも話題になる。
8月 第1回
「伊藤園
開催。
」
1986
9月 静岡県榛原郡相良町(現牧之原市) 最新
鋭設備 導入 「中央研究所」 新設。
1987
7月 米 国
州 海 外 進出 布 石
「ITOEN
(USA)
INC.」 設立。
1988
2月 兵庫県神戸市 「関西本部
」 新設。
1989
2月 世界初の緑茶飲料「缶入り煎茶」
の開発に
成功、
販売を開始。
1985年2月
「缶入り煎茶」
2月「缶入り煎茶」が日本経済新聞社の「日経
年間優秀製品賞」
を受賞。
3月 ウーロン茶を日本に広めた功績で、中国茶
葉進出口公司より表彰。
2月 缶入り煎茶のネーミングを
「お∼いお茶」
に
変更。
1989年2月
「お∼いお茶」
12月 缶緑茶のレトルト臭の脱臭技術により、
(社)
日本缶詰協会より逸見(へんみ)賞を
受賞。
1990
3月 業界初のペットボトル入り緑茶飲料を発売
(お いお茶 緑茶1.5L)
。
1992
8月 東京都渋谷区
1993
2月 静岡相良工場内
完成。
1994
9月
CORPORATE BOOK 2012
9月「充実野菜」
を発売。
培煎加工工場
「ITO EN AUSTRALIA
PTY. LIMITED」 設立。
中国 合弁会社「寧波舜伊茶業有限公司」
設立。
1995
38
本社事務所 移転。
5月 株式公開。
12月 1億4,000万スイス・フランのスイス・フラン
建転換社債を発行。
4月「缶入り緑茶」
の開発で科学技術庁長官賞
を受賞。
6月 1億スイス・フランのスイス・フラン建転換
社債を発行。
10月 第 2 回「ラジ オたんぱ 店 頭 株 式ブ ル ー
チップ賞」優秀賞を受賞。
コ ー ポレ ート 関 連
1996
4月 福島県福島市に緑茶包装工場を新設。
搾りたてジュースといれたてコーヒーの店
「ナチュラルステーション」第1号店を新宿
にオープン。
1997
製 品・技 術 関 連
7月 緑茶ペットボトルの抽出法「ナチュラル・
クリアー製法」により特許取得。
その他
9月 東京証券取引所 市場第二部に上場。
11月 緑茶飲料開発の功績により
「農林水産大臣
賞」
を授賞。
9月 FDA(米国食品医療品局)の承認を受け、
テキサス大学 M.D.アンダーソン ガンセン
ターの臨床試験に協力。
1998
10月 東京証券取引所 市場第一部に指定。
1999
1月 東京証券取引所より
「ディスクロージャー
表彰」
を受賞。
2000
12月 静岡相良工場及び中央研究所において、
ISO14001の認証を取得。
2001
5月 米国本土に連結子会社「ITO EN(North
America)INC.」
を設立。
10月 業界に先駆けホット販売対応ペットボトル
製品を発売。
6月 静岡県榛原郡相良町
(現牧之原市)
に
「中央
研究所新研究棟」
を増設。
2002
3月 ITO EN(North America)INC.がアンテ
ナショップ
「ITO EN New York」「
、会(KAI)」
をオープン。
2000年10月ホット販売対応ペットボトル製品
4月 生産本部においてISO9001の認証を取得。
2004
10月 オーストラリアの
「ITO EN AUSTRALIA
PTY. LIMITED」に荒茶工場を新設、生産
開始。
5月「お∼いお茶 濃い味」、
「 1日分の野菜」を
発売。
2005
2006
12月「茶殻リサイクルシステム」が第2回エコ
プロダクツ大賞(エコサービス部門)で、
農林水産大臣賞を受賞。
6月 米国フロリダ州のサプリメント関連事業を
行う
「Mason Distributors, Inc.」の株
式を取得し、北米事業を強化。
10月 コーヒー事業の拡大に向け
「タリーズコー
ヒー」を展開している「フードエックス・グ
ローブ
(株)
」
を連結子会社化。
2006年10月
「タリーズコーヒー」
2007
4月 本社部門ISO14001の認証を取得。
5月「タリーズコーヒー」
ブランドのチルドカップ
コーヒーを発売。
2008
3月 ダノングループ(本社:フランス)
とナチュ
ラルミネラルウォーター「エビアン」
の国内
独占販売権契約を締結。
3月「カテキン緑茶」
(特定保健用食品)
を発売。
4月「フードエックス・グローブ(株)」
と
「タリー
ズコーヒージャパン」が合併し、商号を
「タ
リーズコーヒージャパン株式会社」
に変更。
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式
会社を設立。
2009
1月 東京証券取引所より第九回「ディスクロー
ジャー表彰」及び、第二回「個人株主拡大
表彰」
のダブル受賞。
3月 全営業拠点を含む全社全部門で
ISO14001の認証を拡大取得。
9月 東京証券取引所 市場第一部に第一種優先
株式上場。
11月「茶産地育成事業∼お茶の樹を植えて地
域に活気∼」が第5回エコプロダクツ大賞
(エコサービス部門)で、農林水産大臣賞
を受賞。
2008年3月
「エビアン」
2月「お∼いお茶」発売20周年。
8月 紅茶ブランド
「TEAS TEA NEW YORK」
を発売。
11月「タリーズコーヒー」ブランドのボトル缶
コーヒーを発売。
2010
10月「 茶 殻リサイクルシステム 」が 第 1 2 回
グリーン購入大賞審査員特別賞を受賞。
2月 自動販売機のメンテナンスや調達等を行う
「(株)
グリーンバリュー」
を設立。
5月 飲食店の事業運営を行う
「RCダイニング
株式会社」
を設立。
2011
5月 乳製品分野の強化に向け
「チチヤス
(株)」
を連結子会社化。
9月「2つの働き カテキン緑茶(特定保健用食
品)
」
を発売。
9月「茶殻リサイクルシステム」
が「第20回地球
環境大賞」
で環境大臣賞を受賞。
11月 乳酸菌入りの清涼飲料
「朝のYoo」
を発売。
11月「お∼いお茶」が2011年度グッドデザイ
ン・ロングライフデザイン賞を受賞。 12月「2つの働き カテキン烏龍茶(特定保健用
食品)
」
を発売。
2012
1月 伊藤園産業(株)のティーバッグ製品工場
を増設。
4月「2つの働き カテキンジャスミン茶(特定
保健用食品)」
を発売。
6月 シンガポールに「ITO EN Asia Pacific
Holdings Pte. Ltd.」
を設立。
7月 炭酸飲料「Stylee Sparkling(特定保健
用食品)」
を発売。
CORPORATE BOOK 2012
39
グループ情報
商
号 : 株式会社 伊藤園
(リーフ)
・飲料
(ドリンク)
の製造・販売
事業の内容 : 茶葉
所
在
地 : 東京都渋谷区本町3丁目47番10号
設 立 年月日 : 1966年8月22日
資
本
金 : 19,912百万円
決
算
期 : 4月
主な国内関連会社
伊藤園産業株式会社
茶類の製造・販売及び貨物運送取扱事業
静岡県牧之原市坂部3272番地1
1981年5月11日
300百万円
4月
株式会社沖縄伊藤園
飲料・茶葉の販売
沖縄県糸満市西崎町4丁目10番地4
1981年8月10日
90百万円
4月
40
チチヤス株式会社
牛乳・加工乳及び乳飲料の処理加工販売、
発酵乳及び乳酸菌飲料の製造販売
果汁飲料・清涼飲料の製造販売及び
洋生菓子の販売
広島県廿日市市大野337-4
2005年12月1日
(創業1886年6月1日)
100百万円
4月
主な海外関連会社
株式会社伊藤園関西茶業
茶類の製造・販売
兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番4号
1976年4月2日
10百万円
4月
ITOEN(USA)INC.
飲料の製造・販売
アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市
1987年7月7日
21,500千US$
4月
タリーズコーヒージャパン株式会社
飲食店の経営、
フランチャイズ展開
東京都新宿区箪笥町22番地
1998年5月12日
100百万円
4月
ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
茶葉の製造・販売
オーストラリア ビクトリア州ワンガラッタ市
1994年9月9日
25,700千A$
4月
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社
ミネラルウォーターの輸入・販売
東京都新宿区箪笥町22番地
2008年4月1日
300百万円
4月
ITO EN(North America)
INC.
飲料・茶葉の販売
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
2001年5月10日
81,000千US$
4月
株式会社グリーンバリュー
自動販売機のメンテナンス、
自動販売機・車両等の購入仲介
東京都新宿区西新宿4丁目28番10号
2010年2月1日
45百万円
4月
Mason Distributors, Inc.
サプリメントの製造・販売
アメリカ合衆国フロリダ州マイアミレイク市
1967年4月24日
1,700US$
4月
CORPORATE BOOK 2012
寧波舜伊茶業有限公司
茶葉の製造・輸出・販売
中華人民共和国浙江省餘姚市
1994年9月14日
7,677千元
12月
福建新烏龍飲料有限公司
飲料の製造・輸出・販売
中華人民共和国福建省福州市
1998年2月25日
21,000千元
12月
ITO EN Asia Pacific Holdings Pte. Ltd.
東南アジア及び周辺国・
地域における事業展開の推進
シンガポール共和国
2012年6月28日
25,500千US$
4月
会 社 概 要 (2012年4月30日現在)
役 員 (2012年7月26日現在)
会社名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
代表取締役会長
本庄八郎
取締役
笹谷秀光
英文社名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
代表取締役社長
本庄大介
取締役
中野悦久
取締役副会長
荻田 築
常勤監査役
髙橋 實
取締役副社長
江島祥仁
監査役
高澤嘉昭
取締役副社長
橋本俊治
監査役
佐藤利宏
取締役副社長
渡辺 實
監査役
高瀬正行
本 社 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京都渋谷区本町3丁目47番10号
設 立 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昭和41年8月22日
資本金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19,912,300,000円
従業員数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5,285名
URL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.itoen.co.jp
支店、営業所及び出張所・・・・
全国30地区200拠点
取締役副社長
本庄周介
直営店(専門店)
・・・・・・・・
・・・・・
全国157店舗
専務取締役
斎藤昭一
専務取締役
社 三雄
常務取締役
小林義雄
常務取締役
廣瀨 昭
取締役
Yosuke Jay Oceanbright Honjo
取締役
金山正巳
取締役
波岡 修
工 場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
静岡相良工場
(静岡県牧之原市女神21)
浜岡工場
(静岡県御前崎市新野3406-4)
福島工場
(福島県福島市荒井北1-2-9)
沖縄名護工場
(沖縄県名護市伊差川112)
ヨウスケ ジェイ オーシャンブライト ホンジョウ
中央研究所
(静岡県牧之原市女神21)
株 式 の 状 況 (2012年4月30日現在)
発行可能株式総数
200,000,000株
発行済株式の総数
普通株式 ・・・・・・・ 91,212,380株
第1種優先株式 ・・ 34,246,962株
所有者別株式数比率
第1種
優先株式
(%)
40.69
33.59
6.50
18.81
0.41
50.32
29.05
13.40
7.15
0.08
個人・その他
その他法人
外国法人等
金融機関
証券会社
普通株式 ・・・・・・・・・・・・ 86,752名
第1種優先株式 ・・・・・・・ 66,669名
株主数
普通株式
(%)
(注)
自己株式は、
「個人・その他」
に含めて記載してお
ります。
普通株式
第1種優先株式
株価チャート
■ 普通株式 株価
■ 第1種優先株式 株価
(円)
(円)
1,000
1,000
2,000
0
2,000
09.7 9
11 10.1 3
5
7
9
11 11.1 3
5
7
9
11 12.1 3
5
0
09.7 9
11 10.1 3
5
7
9
11 11.1 3
5
7
9
11 12.1 3
5
当社は2007年9月、優先株式として東京証券取引所市場第一部に上場するとともに、発行時の株主の皆様に、優先株式を無償で割り当てております。
1株当たり配当金・配当利回り
(普通株式)
1株当たり配当金・配当利回り
(優先株式)
1株当たり配当金
配当利回り
(円)
60
40
20
0
38
38
3.2
2.1
08
09
(%)
(円)
6
60
38
38
38
4
40
2.6
2.7
2.6
2
20
10
11
0
0
12
(4月期)
1株当たり配当金
配当利回り
5.9
48
48
4.2
48
48
4.8
4.6
48
4.1
(%)
6
4
2
08
09
10
11
12
0
(4月期)
(注)配当利回り=1株当たり配当金÷期末株価
CORPORATE BOOK 2012
41
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