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ユネスコスクール加盟校の情報共有や 意見交換の場にWeb活用を

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ユネスコスクール加盟校の情報共有や 意見交換の場にWeb活用を
情報共有基盤サービス NeXtCommons
ユネスコスクール加盟校の情報共有や
意見交換の場にWeb活用を
Case Study
地 球 規 模 の 視 野 で 持 続 可 能 な 社 会 を 実 現 す るための 課 題 を考え、行 動に移 すこ
とのできる個々人を育成することを目指す「持続発展教育(ESD)
」。2002年の世
界 首 脳 会 議 で、日本 が 中 心でESD推 進に取り組 むことを 当 時 の小 泉首 相 が 提 唱。
2005年からの「国連ESDの10年」が、ユネスコ主導で 動き出した。
一 方1953年に設 立 のユネスコスクール を通し「ユネスコの 理 想 を実 現し平 和や国
際的な連携」を学校教育で促進しようという動きが 始まっている。
しかし加盟校ごとでの活動ではなかなか成果があがらない。2008年10月当時24校であった加盟校を500
校へ増やし、日本の教育にESDを広めるという目標のためには、各加盟校ごとでの迅速な活動状況公開や情
報共有を頻繁に行なうことがポイントとなる。
このニーズにWebの活用が最適と考えられ、
「 情報共有基盤サービス NeXtCommons(ネクストコモンズ)」
に白羽の矢が立った。
ポイントは、特別なスキルを持たなくても、誰もが簡単に情報発信が出来る仕組みであること。
つまりデジカメとワープロが使える知 識とスキルさえあれば、スピーディーなWebページ作成およ び 更新が
可能。さらにグループウエアとしての機 能などで、情報の共有化も容易になった。
システムと特徴
国立情報学研究所が開発した次世代情報共有基盤 NetCommons(ネットコモンズ)
をさらに使
いやすく、安心して使えるサービスとして発展させたのが、ユニアデックスが展開する新サービ
ス「NeXtCommons(ネクストコモンズ)」。
サーバー管理やメンテナンスなどをユニアデックスが一手に引き受けるため、利用者は特別な
システムを所有することなく、データセンターのシステムを利用するだけのSaaSという形態で
利用し、簡単に情報発信、そして情報共有ができる。
●
万全の運用管理が施されたICT環境を利用するだけなので、サーバー管理などの手間やスキル
の心配は不要で、情報発信・共有に専念できる。
●
使いたい機能を選択、
ワープロ感覚で文章・画像をテンプレートに貼り付けるだけでWebペー
ジの作成ができる。
財団法人ユネスコ・アジア文化
センター(ACCU)
Asia/Pacific Cultural Centre
for UNESCO
ユネスコ(国 際 連 合 教 育 科 学 文 化 機 関)の
基 本 方 針 に 沿 っ て、ア ジ ア 太 平 洋 地 域 諸
国の文化の振興と相互理解に寄与するこ
とを目的に日本政府と民間の協力によっ
て設立された財団法人。1971年4月に発
足。ユネスコと緊密な連繋を図りながら、
アジア太平洋地域ユネスコ加盟国と協力
し て、文 化 協 力、教 育 協 力、人 物 交 流 の 分
野 で、現 地 の ニ ー ズ を 反 映 し た 具 体 的 な
地域協力事業を数多く推進している。
●
トップページには、メルマガ 配信、お知らせの掲示、広告などの機能を持たせられる。
●
My Roomでは、会員それぞれのネット上のオフィスとしてファイルの保存、スケジュール管理、
非公開の日記をつけたりできる。
●
Group Roomは、
「授業」
「共同研究」
「委員会」
「ミーティング」に活用できる。
システム構成図
管理者
1.容易にHP更新が可能
2.利用者ごとの権限設定
3.運用負荷の大幅低減
4.バックアップ状況など受信
ご利用団体 1.担当者による容易な
HP更新が可能
2.団体内の情報共有実現
3.担当別グループによる
情報共有
ICTの力を、お客さまのビジネスの推進力に
HP更新
http://www.accu.or.jp/jp/in
dex.shtml
ポータルサイト機能(トップページ )、個人のバーチャルオフィスとしての 機能(My Room)、
グループの情報共有のための機能(Group Room)など便利な機能を統合的に提供。
情報共有
所在地:東京都新宿区袋町6
日本出版会館
電 話:03-3269-4435(代表)
●
情報発信
NeXtCommons
・ホームページ作成
・セキュリティー対策
・バージョンアップ対応
・サポート対応
閲覧者
導入前の課題
導入後の効果
ユネスコスクール普及活性には情報共有化が糸口に
SaaSの利用で「手間いらず」が一番のメリット
2008年10月の段階で日本のユネスコスクール加盟校は、全部で
一旦サイトを立ち上げてしまえば、通常の更新作業は自前でできる
24校。ESDの地域の拠点として500校へ増やすという目標を掲
ため、運用のための外部委託費用を極力抑えて新しいユネスコス
げて、文科省も本格的に取り組む姿勢を見せ、加盟校はさらに増え
クールのサイトの立ち上げができた。自前でシステムを構築・所有
る見通しだ。そこでさらなるユネスコスクールの普及と活性化の
したりせずにSaaSという形態でデータセンター のシステムを利
妙案探しが急務であった。これまで必要とされていながら存在し
用する「手間いらず」が一番のメリットである。ユネスコ・アジア
なかったユネスコスクールのためのWeb情報ポータルもその一
文化センター主導でのポータルサイトが立ち上がり、加盟校は活発
つ。各加盟校の活発な活動をポータルサイトで情報共有できれば、
な活動をタイムリーに掲載することが可能となった。
解決の糸口になるのでは、と考えられた。
タイムリーな情報発信で活性化への期待
専任管理者、スキル、利用料捻出などの難関が
特にWebサイトの構築やコンテンツ作成のスキルなどは不要で高
しかし従来のWebサイトは、制作者が情報をいったん集め、ページ
い敷居もなく、情報発信したい人が、すぐに情報を作成しサイトへ
を作成して一般公開するという、極めて一元管理的な情報発信し
のアップロードが可能である。これによって加盟校の活動がタイム
かできない。しかもページ作成や公開には専門知識が必要不可欠
リーにアップされ、情報交換の活性化の期待が高まる。
となる。広い知識とスキルを持つ者でなければ、その運営も維持も
容易ではない。自前のシステム構築、つまり専任の管理者のアサイ
グループウエア機能による情報共有で業務効率化が実現
ン、スキルの取得、利用料の捻出などの問題が山積み、難関が立ち
サイトの運営を行なうにはコンテンツの作成時など複数メンバー
はだかっていた。
での情報共有や共同作業は必要不可欠である。NeXtCommonsで
は、グループウエア機能によりグループごとの最適な情報共有環
簡単に誰でも使えるツールがほしい
境の提供が可能となり、サイト運用業務の効率化が図れる。また更
デ ジ カメとワ ー プ ロ が 使 えるくらい の 知 識 と ス キ ル が あ れ ば、
新するページを分担することで多くの人々が 参加、運営する参加
WebページのスピーディーなWebページ作成およびペ ージ 更 新
型のWebサイトを実現することが可能となる。
が可能な国立情報学研究所が開発したNetCommons(ネットコモ
ンズ)に白羽の矢が立った。しかし自前でシステムを構築する必要
がある、スキルを持った専任管理者が不可欠、などクリアしなけれ
ばならない厚い壁が立ちはだかった。
お客様の評価
加盟校の活動が見える化、触発されて活動の活性化が促進
ユネスコの理想を学校での実践を通じて促進しようとするユネスコスクール。
「このネットワークを通して児童・生徒
が、持続可能な社会を実現するための様々な課題を地球的視野で考え、自らの問題として捉え、身近なところから取り
組み、その担い手となるよう育成していこうとする持続発展教育(ESD)の普及推進に大いに寄与できると考えてい
ます。」とユネスコ・アジア文化センター 企画課長 木村正継氏。
ユネスコスクール活動の活発化で新たな加盟に期待
企画課長
ユネスコスクールの活動の一環として、加盟校間の情報共有や意見交換のためのホームページ構築には期待が大き
木村 正継 氏
い。しかし、自前の設備が不要で、特別なスキルが無くてもWebサイトの立ち上げができることが重要な要件である。
「情報を簡単にアップし共有できることで、加盟校相互の情報共有や意見交換がより促進されることが期待できます。
一方で、今回のサイトがユネスコスクールの活動全体の活発化を促し新たな加盟にも繋がる。」と同氏は、NeXtCommons利用に期待を寄せている。
ユネスコ・アジア文化センター内部にも新たな変化が・・・
今まで、サイト運営に関しては限られた担当者・担当部署による仕事との認識であったが、NeXtCommonsの導入
によりセンター内の全員が参加するサイト運営の可能性が大きく広がってきた。同センター内部においてNeXtCommonsの導入により情報共有や意見交換の活性化が見られ、サイト運営の効率化以外のメリットも今後広がっていく
のではと期待されている。
〒135-8560 東京都江東区豊洲1-1-1 TEL.03-5546-4977
※ 記 載の会社名、製品名は、各 社の 商標または登録商標です。 ※自治体・企業・人物名は、取材制作時点のものです。
http:// www.uniadex.co.jp/
010901483-0 ZD0903(500)
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