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NEXTSTAGE 通信 L Vol.2

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NEXTSTAGE 通信 L Vol.2
NEXTSTAGE 通信 L Vol.2
第9号
こんにちは、新田です。
ネクステ通信のメンバーが少し増えました。
新しいメンバーも加わってさっそくですが、
今日からしばらく沖縄に行きます。
というわけで「沖縄編」をお楽しみ下さい!
今は飛行機で沖縄に向かっています。
今奄美大島付近なのであと30分くらい。
頑張って書きますよ!
そういえば、前回のメールでこんな相談が来ました。
「ステージの高い人達が集まるコミュニティに入った方が良いという事は
頭では理解しているものの、いつも緊張して何喋っていいか分からなくなります。」
というものです。
確かに最初は緊張しますよね〜。
僕はあんまり緊張とかしない方なんですけど、
気持ちは分かります。
多分そういう人の中には、
「変な事言ってバカにされたくない」
みたいなのがあるんじゃないかなぁと思うのですが、大丈夫ですよ。
相手はあなたにそんなに期待してないから。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・・・と、こんな事言っちゃうとショックを受けてしまうかもしれませんが、
これはポジティブな意味で言っています。
どっちかって言うと、そういうのは有名になってから考えるべき事です。
ある程度有名になってしまうと、皆が求めるものも上がって来るし、
変な事言えないってのは確かにあるんですよ。
でも無名なうちは大丈夫です。
だーれも気にしないから。
特に、ビジネスのコミュニティに行った時に、
「ビジネスの実績が無いから」
という理由で萎縮してしまうのは非常に勿体無いですね。
正直、ビジネスの実績なんてものはどうでも良いんです。
「月収1000万です!!」
とか言われても、「で?」って感じです。
それよりは、自分の理想の世界とか、
そういうのを語れた方がよっぽど良いです。
あるいは、関係無くても、
何か1つフックを作ればいいと思います。
最近ちょこちょこと懇親会とかやってるんですけど、
やっぱり自己紹介を10秒くらいして興味を持ってもらえる人は
その席の中で中心人物になってます。
例えば・・・
・マジックができる
・手からオーラが出せる(ヒーラーの方)
・占いに詳しい
・催眠術ができる
・人間分析が得意
・アニメを極めている
・数学が得意
・全国を旅した
こんな感じの人がいましたね〜。
で、例えばこの前の懇親会で、
(誰とは言いませんが)某 0 さんというマジックが得意な人がいたんですよね。
マジックやってるとか言われたら、当然、
「じゃあ今やって下さいよ!!」
みたな流れになるわけですよ。
それでもう完全に、その場を空気を自分のものにできますよね。
後は、マジックについて色々語っていくだけで
簡単にその場を支配できるわけです。
マジックとかは「特技」の部類に入りますが、
別に特技なんてなくても、
「自分はこんな世界を作りたい」
ってのがしっかりあれば、それで十分です。
その軸を持っているだけで非常にユニークな存在となります。
是非参考にしてみて下さい。
それでは今日も、メールを紹介していきたいと思います。
-------------------------ここから------------------------こんばんは。(マジックの)大内です。
熊谷さんのメールを読んで思ったことを
アウトプットさせて頂きます。
「暗黙のルールというのは、世界観によって決まる。」
今回は、ここから、
情報発信でビジネスをやっていくことを前提で考えて、
色々書かせて頂きます。
情報発信のビジネスをやっていくに当たり、
一番始めにやるべきは、
自分自身の世界観を提示することです。
そうすると、
その世界観に参加したいと思った人が集まり、
コミュニティが出来てきます。
ここで、一旦ビジネスということは忘れて、
「コミュニティ」というものを考えたとき、
自然な流れとしては、
リーダーになるのはその世界観に一番相応しい人間です。
ここで重要なのは、
リーダーになるのはその世界観を打ち出した人ではなく、
その世界観に一番相応しい人間だと言うことです。
でも、情報発信のビジネスでは、
自分はリーダーにならなければなりません。
なぜなら人はリーダーについて行く生き物だから。
ということは、頑張って素晴らしい世界観を打ち出したとしても、
その世界観に相応しい人間にな れなければ、
リーダーにはなれないということです。
だから、僕が思うに、
最初に世界観を打ち出す際に一番重要なのは、
如何に「素」の自分を出せるかということです。
「素」の自分の世界観であれば、
「その世界観に相応しい人間になろう」などということを考えずとも、
勝手にその世界観に相応しい人間になっているはずだからです。
だって、その世界は「素」の自分の行動基準や好き嫌いが
ルールになっているから。
ビジネスをやろうとすると、
どうしても無意識的に「儲かりそうな」世界観を
打ち出してしま いがちですが、
仮にそれで人が集まっても、
そのビジネスはすぐ終わってしまうと思います。
だって、その世界観は「素」の自分から出てきたものではないので、
どこかで苦しくなってくるからです。
「素」の自分の世界観を打ち出し、
「素」の自分がルールとなるコミュニティを作る。
これが、これからのビジネスでは、
特に重要なんだと僕は思います。
だから、世界観を提示するための文章を書く際は、
心理的なテクニック云々よりも、
一番重要なのは、心の底から出た言葉を如何にそのまま綴れるか。
ここに掛かっているの かなと思います。
もちろん、その前段階として、
「素」の自分を探る作業は必要不可欠ですけどね。
熊谷さんのメールを見て色々考えたら、
こんな感じになりました。
ありがとうございました。
-------------------------ここまで------------------------大内さん、非常に重要な視点を有り難う御座いました。
僕はよくブランドの話をする時は、
「雲」とか「わたがし」をイメージしてもらっています。
最初に棒(=理想の世界)があって、
その棒にわたあめがくっついていくイメージですよね。
わたあめが大きくなればなるほど、どんどん新しいわたがくっついていきますが、
棒がしっかりしていなければ、ズルっと全体が落ちてしまいます。
逆に言えば、棒さえしっかりしていれば、
細部まで気を配る必要なんてなく、
放っておいても勝手にわたは付いていくのです。
また、前回、
「人は『場の力』によって変わる」
という事を言いましたが、
「コミュニティを作る」
という事は、イコール、場の相互作用を生み出すという事です。
コミュニティを作るという事は、自分が『場』を生み出すという事。
そして、その生み出された『場』の力を受けて、自分も変わっていきます。
そして、また自分が変われば、『場』のロジックが変わり、
そして場の力によって・・・
というループが起こります。
これが「相互作用」です。
ここで重要なのは、
「自分の軸となる部分(わたがしの棒)を変えない」
という事です。
棒をあちこちに持っていく事で
色んなわたが付いていくけど、
あくまで棒自体は変わらない。
つまり、場はどんどん変化していくけど、
突然全然関係無いものになったりはせず、
あくまで大きな軸をブラさないという事です。
この感覚は、コミュニティの運営、発展を考える際に
非常に重要になってきますので
覚えておいて下さいね。
さて、続いて石村さんからのメールです。
(若干僕の方で補足を付け加えています、ご了承を。)
-------------------------ここから------------------------こんばんは。石村です。
今回は熊谷さんのメールに対してという事なので、
そこから広げてみようと思います。
このメールを読ませて頂いて、”場に反発する力”について
気づかせて頂きました。
「理想の世界を見せる」という前提で考えてしまっていたので、
この反発力をあまり考えていなかったのですが、
これを前提に考えてみると、
場には必ず”目的”がある
という事が分かりました。
そして、場に参加する理由は主に3つに分類出来ると考えました。
・好きだから入る(=提示されている理想の世界に共感したから入る)
・たいして好きではないけど”メリットがある”から入る
・強制的に入らされる
といった理由です。
「好きだから入る」は、このネクステのような場や、
オンラインゲームのような場です。
次に、「メリット」から入る場は、大学進学のための塾や
資格取得、ダイエット&ジムや美容の世界などかなと思います。
言い換えれば”メリットだけ得たい”という場。
ここでは、ストレスを感じたり成果が出なければ不満が出ます。
最後は、「強制的な場」
これは義務教育や会社などです。
自分で望んでなかったらもう不満の温床ですよね^^;
でも、こういう風にコミュニティを分類していったら
どういう場でどういう状況になるのかが整理できるかなと思いました。
また、もし「好きで入ったコミュニティ」なのに不満が現れた場合は、
こっちが提示してる世界と、相手の妄想で描いた世界が
イコールで結ばれなかった悲しい結末なのだろうなと思います。
だからこそ、ネット上で作るコミュニティの場合は特に、
「理想の世界をきちんと伝えられる言語化能力が必要」
なんだろうなと思います。
ここからはメールの内容とはズレるかもですが、
もう一つ思った事があったのでアウトプットさせて下さい。
「場」は多重構造なんじゃないかな?と思いました。
極端に言うと、
「日本」の中の「学校」の中の「友人のグループ」の中の「個人」みたいな。
そして、それぞれが微妙に影響しあってるような感じ。
だから、場を提供してる人(リーダー)よりも影響力の大きい人が紛れ混んでし
まったり、
大きなコミュニティの中の数人で出来た新しい「下位の場」に
ルールを書き換えられたり、捻じ曲げられてしまう危険性もあると思いました。
だからこそ、リーダーとして引っ張る力がかけていたら
コミュニティは崩壊してしまうのではないかと思います。
もう一つ、友人がオンラインゲームをやってるのですが、
ここには1つのゲームの中で無数のコミュニティ(チーム)が形成されるらしい
のです。
そのコミュニティに参加してる人は、より強いチームにしたいので、
強いプレイヤーを引きこもうとします。
でも、そのチームの中には相手に勝つためのルールが存在します。
チームによってゆるかったり仲間意識が強かったりいろいろあるようですが、
友人はいい感じ(魅力を感じるよう)に誘われて、入ってみたら縦社会で不愉快
な思いをしたとか。。
ここでも、
「ゲームソフト」→「チーム」→「個人」という風に
多重構造のコミュニティになってるのかなと思います。
もちろん、ゲームソフトという大枠(世界とルール)はあるのですが、
チームごとにその世界の中での活動目的とルールが変わったりしていました。
この話と、今回のメールの話しで「場の多重構造」と
「場は個人個人にも存在し、影響しあってる」という結論に至りました。
あまり細分化してしまうと理論自体がややこしくなってしまいますが、
こうしてマクロとミクロで考えてみるのは面白いなと思ったので書かせて頂きま
した。
今回もありがとうございました^^
-------------------------ここまで------------------------石村さん、ありがとう御座いました!
この「多重構造」の考え方は非常に重要なもので、
僕がよく物理の話で例えているものです。
例えば、「空気」というものを考えてみると、
マクロで見たら「気体」という、流動性のある塊として捉える事ができます。
ここには「熱力学」というロジックがあり、
「圧力」「温度」という概念が存在します。
しかし、細かく見ていくと、
それらは「分子」の集まりです。
分子がうようよとあちこちに浮いてるわけです。
こう見ると、もう「圧力」「温度」というものは無くなります。
(これらは、分子がどれだけ速く動いているかで決まるものなので、
「運動量」「運動エネルギー」といった概念に変わります。)
そして、これらは「力学(統計力学)」というロジックが支配するのです。
更に細かく見ると、分子は原子と電子に分かれていて、
電子は原子核のまわりをまわっています。
更に、この話をすると難しいのでこの講座では深くは話しませんが、
電子は原子核のまわりを雲の様にぼんやりと存在しています。
ここで支配しているのが「量子力学」のロジックです。
こんな風に、細かく見ていけば、
全く違ったロジックが見えてきます。
しかし、ここが重要なのですが、
それぞれのロジックに矛盾はありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それぞれの世界のロジックは違えど、
全体を統一しているロジックは同じで、
それが崩れる事は無いのです。
これは例えば、漫画などの「ストーリー」に置き換えてみても良いでしょう。
僕が毎回使うワンピースの例で言えば、
ワンピースの世界では、それぞれの島で、
世界のロジックが異なっています。
・雲の上に島がある世界
・上に乗る事ができるしゃぼん玉でできた島
・海の中にある島
・オバケがいる島
・ロボットがいる島
・・・という感じで全然違った世界観の島なのですが、
「全体を統一する世界観」
は大きくズレていないのです。
確かに、少しずつ世界観は広がっていますが、
例えば「オバケ」を登場させる時は、
「悪魔の実」という既に存在するロジックを使って
世界観を広げてますよね。
何の説明も無しにいきなりオバケや未来人や宇宙人や異世界人や超能力者は
登場させてはいけないのです。
物語とは、
「Ordinary World(=世界の初期設定)」
からスタートして、いかにして既存のロジックと矛盾無く
新しいロジックを追加していくか?
というものです。
色んなものを取り込んでいく事で世界はどんどんユニークになっていくけど、
無理に取り込もうとしすぎると、世界が崩壊してしまいます。
(それが「ゲシュタルト崩壊」です。)
ディズニーランドに少女の人肉大好きサイコキラーが登場してはいけないのと同じですね。
物語(漫画でも映画でもアニメでも何でも OK)を見る時は、
部屋を明るくして離れて見て、そして「ストーリーの構成」、
更に「どうやって世界のロジックを広げているか」に是非着目してみて下さい。
というわけで、今日のメールでは、
「1つ物語を見て、その物語を自分なりに分析してみる」
というのをやってみて下さい。
物語ってのは広義の意味で使っているので、
例えば CM、漫才、演説、小説、映画、ドラマ、セールスレター、
何でも構いません。
僕が話した視点以外のものでも大歓迎です。
それでは、そろそろスチュアーデスさんが「パソコンしまえ」オーラを出しているのでこの辺で!
有り難う御座いました。
PS.
時には世界のロジックを壊して作り直した方が良い時もあったりします。
その話は次回にでも・・・(※覚えていれば。)
PS2.
沖縄行きの飛行機なのにパイナップルジュースがないという!
第10号
こんばんは、新田です。
沖縄に来て3日が経ちました。
暖かいのかな〜と思ってたのですが、意外とまだ寒いです。
明日から合宿が始まり、
「人間分析」について皆で考えていこうと思っています。
ところで、合宿前に、簡単な豆知識を紹介しましょう。
「人は何故見た目と性格がある程度一致するのか?」
という問題です。
これは色んな視点からアプローチが可能なのですが、
例えば、医学的な視点から見ると、
「胚葉」に着目した研究者がいます。
大体こんな感じです。
内胚葉型体型:
丸っこい感じの人、人によっては太っている人もいるし、
ふわふわした感じの人が多い。
(内蔵が大きく、脂肪細胞が付きやすいため)
また、本来の身長よりも低く見える事が多い。
生物としての能力(体力等)は劣っている。
ただし、「可愛らしい(愛嬌のある)見た目」になる事が多く、
協調性があり、寛容で、他人を気遣う事ができる。
依存心が強い事が多く、他者を信頼しやすい傾向にある。
中胚葉型体型:
上半身が大きく見える事が多く、筋肉質。
(筋肉増強をしやすいタイプ)
より男性的で、カリスマ性のある見た目になる。
生物としての能力は高く、堂々としていて、大人びた行動をして、自立している。
ただし、世の中を斜め上から見る、他人を見下す傾向にある為、集団行動は苦手。
また、冒険をしやすく、浪費癖があり、
自分の能力を過信してトレーニング過剰になる場合が多い。
外胚葉型体型:
すらっと細長いイメージ。
(筋肉増強が難しい)
他者をあまり信じず、悲観的で、落ち着いてる。
論理的に物事を考える傾向にあり、人によっては頑固だったり神経質な一面も。
まずこの3つをしっかり押さえましょう。
これだけでも大分色んな事が分かります。
業界で有名な"あの人"とか"あの人"とか、
色々分析してみて下さい。
何故こういった違いが生まれるのか?というと、
脳から分泌されるホルモンの違いなどが考えられますが、
これらの特性は、発育の初期にほぼ決定されていると考えられます。
つまり、遺伝による部分が大きいという事です。
じゃあ遺伝だけで全て決まるのか?というと、そうでもありません。
もう1つ考えているのが、前回話した、
「場との相互作用」
です。
例えば、ふわふわした感じの見た目(内胚葉型体型)の人は、
なんとなく「気軽に話しかけれそう」というイメージがありますよね。
すると、まわりの人が自分には気軽に話しかけてきます。
それを何度も経験していくと、だんだん、
「自分は気軽に色んな人と喋る事ができる」
というセルフイメージになっていくのです。
見た目(外面)が「場」に影響を与えて、場によって自分の「内面」が変化して、
外面と内面が一致する様になっていくのです。
このメカニズムを「予測の自己実現」と呼びます。
本当は違っても、まわりからそう見られる事でだんだんそうなっていく、
という現象です。
これは、血液型占いなんかもそうだと思います。
血液型占いは、科学的根拠は一切無いらしいですが、
血液型によって性格の違いは確かにあります。
もちろん、よく本なんかで書かれてるように、
「A 型は神経質」「B 型はマイペース」
みたいなざっくりした分け方は本当はできない筈なのですが・・・
にも関わらず、血液型占いって意外と当たる事が多いのは何故か?
という原因もこの「予測の自己実現」が関係しているのではないかな、と思います。
(分かんないですけどね!)
心ー体を"科学的に"結びつけるのは、今の段階では非常に難しいのです。
なぜなら、心を生み出しているのは「脳」であり、
脳の仕組みを支配しているのは「物理」です。
しかし、脳はあまりに複雑すぎて、
現状ではほとんど何も分かっていない状態です。
だから、現段階では"統計的に(帰納的に)”導いた結論を使うのです。
とは言っても、僕らは「使えりゃいい」わけですから、
ある程度当たっているものは使っていったら良いのです。
とりあえず、今日話した、
・3つの胚葉と性格の関係
・予測の自己実現(=場との相互作用)
は覚えておいて下さいね。
さて、それでは今日もメールをいくつか紹介していきましょう。
今回はストーリーに関して色々と考えてもらいました。
まず1人目はりょういちさんです。
-------------------------ここから------------------------いつもお世話になってます。
りょういちです。
物語、作品、コミュニティなど、なんでも場のルールがあり、
ゲシュタルト崩壊してはいけないということは、すごく腑に落ちました。
「1つ物語を見て、その物語を自分なりに分析してみる」
ということで、やってみたいと思います。
「モンスターハンター」(以下モンハン)という、
武器を使ってモンスターを狩るっていうゲームがあります。
主人公の住む村や街を襲う、巨大な竜や虫、獣を狩って、
厳しい自然界を生き残るっていうアクションゲームです。
このゲームって、初期の頃は武器が、剣とかハンマーとか、
結構現実的な武器しかなかったのですが、
今のモンハンは、笛の音色で仲間をサポートができる武器や、虫を操る武器とか
武器毎に特殊能力みたいなのも付けられ、結構現実離れしているのです。
普通だったらゲシュタルト崩壊してしまいそうなんですが、
モンハンは、モンスターという存在がいます。
モンスターには、初期から竜がいて火を吐いたりと、
そもそもあまり現実的ではないんですね。笑
その現実離れしたモンスターっていう存在を軸に、
モンスターの特殊な素材を使って、ちょっと現実離れした武器を作るという、
ルールがあって、成り立っているのだと思います。
狩りっていう、古代的な雰囲気の武器を、
科学のチカラとかではなく、モンスターの素材で作り、
ゲームの舞台も森や雪山だったりと自然界がほとんどです。
釣りやキノコ採取だったり、
モンスターを倒したら皮を剥いで素材にしたりと野生的です。
このゲームは、モンスターっていう現実離れした存在を軸にして、
そういう自然界の野生的な狩りっぽい雰囲気を大事にしているのかなと思いました。
その現実離れしつつも、自然界な雰囲気という、
バランスをとっているようなイメージがしますね。
「モンスターを狩る」
っていうシンプルなロジックは共通していますしね。
そういう世界観を大事にしてるからこそ、
最新作は 400 万本出荷という大人気ゲームなのかもしれません。
あまり上手くまとまっていませんが、
1 つのゲームの世界観、物語性として、メールしてみました。
-------------------------ここから------------------------有り難う御座いました!
りょういちさんは、前回話した「悪魔の実」の話の別の事例を出してくれました。
物語を面白くするのは、
僕らの世界との共通点(=共感)と、異なる点(=意外性)の2つを
どんなバランスで混ぜていくか、なのです。
そこで重要になるのが、世界観を広げようとした時に、
「え?それは有り得ないでしょ!」
って思われてしまっては"いけない”という事です。
その瞬間、臨場感が一気に下がるのです。
だからどうするかと言うと、
新しい設定(ロジック)を登場させた時に、
いかにそのロジックを自然と認めてもらうか?が重要なのです。
そこで、
「その世界特有の生き物を使う」
というのは、よく行われている手ですね。
ワンピースでもよく出てきます。
(空島の「ダイヤル」や、船の素材となっている「宝樹アダム」、
ウソップの「ポップグリーン」や、シャボンディ諸島の風船など)
「そういう生き物がいる」
ってのを先に認めさせてしまえば、
「その生き物を使って作った!」
と言えるわけです。
HUNTER×HUNTER では、
「念」というものをまず認めさせて、
(初期では「気功」に近い形で説明がされていました)
そこからどんどん世界観を広げていったわけです。
僕らが「世界崩壊」を起こしてしまうのは、
「その設定が受け入れられなかった時」
なのです。
これは例えば、「勉強」でも同じです。
数学の微分積分を勉強していたとして、
何故多くの人は苦戦するのかと言えば、
「新しく出てきた設定が受け入れられないから」
なのです。
でも、何度もやっていくうちに慣れてしまって、
自然と抵抗無く受け入れる様になるのです。
英単語を覚えるのも一緒です。
見た事も無い英単語をずーっと覚えるのは辛いんですが、
何かの文章で一度でも知って、自分で調べるという経験をして、
「顔見知り」
になってしまえば、次に見た時に抵抗無く受け入れられるのです。
新しい分野を勉強する時は、最初が一番大変なのです。
なぜなら、その世界のロジックが全く分からないからです。
だからまずは
「そーゆーモンなんだ」
と認めて、”顔見知り”になっておく事です。
「よく分かんないなー」と思いながらも、
とりあえず世界を構成する基本用語とかを色々覚えておくのです。
そうすれば、次また別の本とかを読んだ時に、
すらすらと読める様になります。
「あれ?最初あんなに苦戦したのは何だったんだ!」
というくらいに。
今後の学習の参考にして頂ければと思います。
では続いて、斉藤さん。
-------------------------ここから------------------------こんばんは、斉藤です。
ストーリーについて、
最近 Twitter で面白い動画を見つけたのんでシェアしようと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=0UIdI8khMkw
これはラグビーの試合の動画なんですが
攻撃側のチームの人が試合開始直後にボールを片手で持って
堂々と歩いて敵陣を正面突破してます。
敵は、まるで仮面ライダーが変身中のショッカーの様に
全く動かずに様子を伺い、そのまま通す事を許してしまってます。
通常なら考えられない行動ですが
これが新田さんが以前話していた
「世界崩壊の危機を作る」
というやつなのではないかと思いました。
もしここで
「奇声を発しながら走り出した」
とかであれば敵チームがこんなに冷静に見守る事は無かったでしょう。
「世界を完全に崩壊させた」のではなく
「世界崩壊の”危機”を作った」からこそ、認知的不協和な状態に陥り、
彼らは何もしなかった(できなかった)のではないかと思いました。
-------------------------ここまで------------------------というわけで、斉藤さん、有り難う御座いました。
これは催眠術なんかでもよく使われている手法です。
(かかりたい人は、明日言って下さい!笑)
ここで重要なのは、斉藤さんが言ってくれた様に、
「世界が崩壊してはいけない」
という事です。
世界が崩壊していないからこそ、
"世界の秩序を取り戻そうとする"
のです。
つまり、何が起こったのかを必死に考えるわけです。
その数秒で、堂々と正面突破をしてしまったわけです。
因みに、これと全く同じ手法で、
ジャンプで連載している「暗殺教室」という漫画の主人公がやっていました。
主人公が暗殺の才能に目覚める瞬間です。
参考画像1
http://www.sinrieq.com/omake/ansatu1.png
参考画像2
http://www.sinrieq.com/omake/ansatu2.png
将来が心配になりますよねぇ。
おっと、もうこんな時間!
最後に1つ、言っておきたい事があります。
このネクステ通信では積極的に色んな人に参加してもらいたいと思ってるんですが、
「参加したいけど、参加者のレベルが高すぎて返信するのが躊躇われてしまって、
そのまま何もしなくなってしまいました・・・」
という方がいたりします。
もちろん、自分のコミュニティを作った後は、
もうそっちに力入れてもらえればいいんですが、
まだ情報発信に自信が持てない方は、是非返信してみて欲しいのです。
そんな時に、
「しばらく返信してないから・・・」
という理由で送れなくなるのは非常に勿体ない。
じゃあ何故こうなるのか?というと、
「毎回返信するって決めてたのに途中で挫折してしまったダメなやつ!」
というセルフイメージが出来てしまっているからです。
挫折する人は大抵、
「自分は何やっても続かない」
というセルフイメージを持っているからです。
もちろん、やる気の出ない時はのんびりしてたらいいんですが(笑)、
やる気はある!でもなんだか怖い・・・
そう思っているなら、簡単な方法があります。
何事も無かったかのように、気軽に返信してみるという事です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これはメルマガとかも同じです。
「3ヶ月くらい送ってないしなぁ・・・」
とか思わず、普通に送ってみたら良いのです。
僕も、数ヶ月全く送らなかった時期とかよくあるんですけど、
そこで変に怖がったりしないで、
何事も無かったかのように送ったら良いのです。
それで、「設定をリセット」するのです。
「大学デビュー」と一緒で、
設定をリセットしてしまえば、セルフイメージが途端に変わります。
そしたら僕が、
「あぁ、この人は生きてたんだなぁ笑」
とか思うので、
「そう思われてる」
ってだけでも予測の自己実現が起こって、セルフイメージが変わるかもしれません。
なので、例え半年くらい一度も返信してなかったとしても、
頑張る!って言いつつ何故か挫折してしまったとしても、
「お久しぶりです(てへ」
みたいな感じで気軽に送ってもらえたらと思います。
返信内容な何でもいいですよ。
ストーリーについてでも、人間分析についてでも、生存報告でも、感想でも。
というわけで、今日はこの辺で。
またー!
PS.
やっと10号!!本当続けるのって大変だなーと感じます。
何年間も毎日メルマガ書ける人すげーなーって思います。
第11号
こんにちは、新田です。
沖縄にしばらくいたんですが、ちょっと気分を変えてみようと「石垣島」に来てみました。
パラセイリングをしたり、シーサーを作ったり、
青の洞窟に行ったり、セグウェイに乗ったり、
2日間でぎっしり詰め込みました(笑)
(本当はシュノーケルもやりたかったんですが、寒くて断念!)
新しい事をやればやるほど、新しい世界が見えてきます。
コンテンツのクオリティは間違いなく上がります。
だから、経済的&時間的自由ができたら、
引きこもってないで、どんどん色んなトコ行ってみて下さいね!
さて、それでは今日もネクステ通信のお時間です。
前回は人間分析の話、予測の自己実現の話などをしました。
今日はどんな話をするかと言うと、まぁまだ決まってないので(笑)、
これから今回も色んな方のメールを取り上げていきながら
方向性を決めていきたいと思います。
さっそく1人目は、大内さんです!(一部だけ抜粋)
-------------------------ここから------------------------今回のメルマガで斉藤さんが、
アメフトのトリックプレーを「世界の崩壊」というもので
分析したのは非常に面白い視点だと思いました。
最近僕、すごく感じることがあるのですが。
それは、
コミュニティによって、
自分の性格ってすごく変わるよなー
ってことです。
例えば、僕は、今は会社員ですが、
たまに大学時代のマジックサークルのメンバーと
会ったりするのですが、
彼らと会う時(マジックのコミュニティにいる時)は、
比較的明るい感じの性格になります。
ですが、一方で、
会社というコミュニティに戻ると、
どちらかと言うと物静かなタイプになってしまいます。
それは、斉藤さんがおっしゃっていたこととも
少し繋がるのですが、多分
「世界が崩壊してはいけない」
というのを無意識的に考えてしまっているのだと思います。
僕は大学時代はマジックがちょっと得意で
自分に自信があったので、
ちょっと明るい性格で接することが出来たのですが、
逆に今の会社では自分の実力のなさに自信を失って、
明るく接することが出来なくなってしまっていました。
それで、それぞれの世界(コミュニティ)で、
「"大内"という人間はそういうものなんだ」
という認識が生まれ、
僕が彼らの認識とは違う行動をとる(性格になる)のは、
「世界を崩壊させる」ことになるので、
そういうことになってしまうのかなと。
(コミュニティによって性格が変わってしまう)
…とこんなことを考えてたら、
本当の「素」の自分って一体なんなんだろう?
と悩んでしまうことも結構あったりします。
-------------------------ここまで------------------------斉藤さん、有り難う御座いました。
「場」によって性格が変わるってのはよくある話ですよね。
ちょっと「性格」について、今日も1つ豆知識的なコトを!
心理学者のユングは、人間を大きく分けて2つに分類しました。
外交的:他の人達に囲まれてるのが好き
内向的:自分1人でいるのが好き
多分、自分がどっちかはすぐ分かると思います。
これ自体は、「その人の気質」みたいなものもあるので、
後からこの気質を変えるのは非常に難しいでしょう。
だからと言って、外交的な人はどこに行っても外交的か?っていうとそうではありません。
例えば、家だとやたら外交的なのに、
学校や会社では内向的・・・なんて人も意外と多いのです。
その多くは、
「ありのままの自分を表現した時に受け入れてもらえる自信が無いから」
なんじゃないかなと思います。
だから例えば、
成績が悪いからクラスでは内向的なのに、
運動ができるからサークルでは外交的、
なんて人もいるわけです。
「勉強をしている自分」には自信が無いけど、
「スポーツをしている自分」には自信を持っているからです。
(でも、そういう人は、サークルの人とクラスの人が両方いる時に
世界崩壊の危機に陥るわけです笑)
因みに、内向的な人でも、ネットでは積極的に色んな人に絡める人が多いのは、
「匿名」という事によって、自分自身を表現しなくて良いからです。
つまり、自分と切り離す事で、
自分の性格とは全く違った性格だったとしても、
「世界の崩壊」
が起こらないのです。
因みに、脳科学の世界では、
自分の中には色んな性格の無数の小人がいる、
という風な言い方をされる事があります。
これは色んなところで話してる事なんですが、
ネクステ通信では初めてなので、改めて解説すると、
簡単に言えば脳の中に小人が沢山いて、話し合ってるのです。
(エヴァンゲリオンのゼーレみたいな感じで!)
でも、僕らの意識に上がるのはそれらが最終決定されたもの、つまり、
「ばらばらだった意見が1つのストーリーになったもの」
である、というのがこの理論です。
(これは実験もされていて、例えば右脳と左脳を繋ぐ部分を切断すると、
それぞれの脳が別々の意思、記憶を持つ様になります。)
脳に関して、もう1個、奥村さんからメールを頂いたので、
ご紹介しましょう。
-------------------------ここから------------------------ネクステ通信に初めて返信します。よろしくお願いします。
前回のメールのアメフトのトリックプレイ動画を見て、思うところがあったので返信します。
「世界観の崩壊」というテーマについて、書いてみます。
今回の返信では、
⇒人の知覚能力には先入観という強いフィルターがかかっている
ということを体験した私の事例をお話します。
私はよく、旅先でゲストハウス(外国人がおもに利用する、大人数で同じ部屋に泊まる安宿)を利
用します。
ゲストハウスはたいてい、外国人のバックパッカーがお客として多いのが特徴です。
で、先日、東京の某ゲストハウスに泊まったときの話なのですが…
そこは 6 人部屋で、私以外に二人の中国人がいました。
その二人の中国人は、
「くぁ w せ drftgy ふじこ lp;@」
「@p ぉきじゅ hygtfr で sw」
このような、チンプンカンプンな言葉を話しており、私は一人で iPhone を見たりしていました。
ところが、ここで奇妙なことが起こりました。
その中国人二人の会話の中に、
「w せ drftghj っていうか w せ drftgyh」
「うぇ rtgy わからない drftgy ふいお」
と、ときどき日本語が混じっていることに気づいたんです。
このとき、私の脳は混乱してしまいました。
「えっ?えっ?なにこれどういうこと?」というふうに。。。
「あれ?この人たちは日本語が話せるのかな?」と思って、よくよく聞いてみると、、、、
なんと、この二人は日本人で、普通に日本語を話していたんです。
種明かしをすると、私が最初に部屋に入室したとき、
ゲストハウスには外国人が多いという先入観があり、
「あ、中国人が二人で中国語をしゃべってる」と先入観をもったのが原因で、
二人の話す内容が日本語なのにもかかわらず、すべて中国語に聞こえてしまっていたのです。
以上の経験を通して「人間はこんなにも、勝手に自分の脳内で情報を脚色しているんだなぁ」とい
うことを学びました。
これと同じように、提示された世界観(ゲストハウスには外国人が多い)と違う現象が起きると、人は
混乱してしまうのかなと思いました。
まとまりのない話になってしまいましたが、以上です。
-------------------------ここまで------------------------初メール有り難う御座いますー。
そして、日常から学びを得る、素晴らしい体験をしましたね!
これは僕が昔からずっと言ってきた、
「人は情報を正しく受け取る事はできない」
という話です。
先ほど、脳内の無数の小人の話をしましたが、
僕らは情報を受け取った時、
脳内でゼーレが勝手に会議を開き、
その結論だけが意識に上がります。
そして、この結論は必ずしも正しいとは限りません。
むしろ、間違っている事が多々あります。
この仕組みを利用したものが、
「催眠術」「洗脳」「気功」「コピーライティング」「恋愛術」etc..
なわけで、良い方向にも悪い方向にも使えるのです。
奥村さんは最初、
「2人は中国人だ」
というフィルターを通して聞いたために、
ただの日本語が中国語に聞こえてしまったのです。
脳が、日本語として情報を処理する事を放棄してしまったのです。
これは他にも色々例があって、一番分かりやすいのは、
「今日のラッキーカラーは赤です!」
って言われたら赤しか見えなくなるってやつですね。
(カラーバス効果と言います。)
前回話した「予測の自己実現」も、
これに関係してくるのが分かりますよね。
これに関して、ゴウさんがこんな実体験を送ってくれました。
-------------------------ここまで------------------------身内にずっと自分がAB型だと思っていた人がいたんです。
もう 80 年以上もです。
ですので、番組や雑誌で見る項目もいつもAB型のもので、
その占いを見ても、『そーなんだよ!』っていつも言ってました。
僕や周りも含め、『イメージ通りのAB型だよねー』
と言いながら、いつもそれを前提にして接していました。
ところが、つい去年、
本当はB型だったということが判明しました。
そうすると不思議で、
本人はそれを知った瞬間、『やっぱり変だと思ったんだよ』
と言い始めました(笑)
それからは気のせいか、B型っぽい言動を取るようになり、
我々もそれに影響を受け相手に接しているので、
すっかりB型人間になってしまいました。
-------------------------ここまで-------------------------
ゴウさん有り難う御座いました!
血液型による性格の違いは、まだ科学的には分かっていませんが、
よくある血液型占いみたいな、あんなハッキリ分けれるものではありません。
なのに何故血液型占いが当たる(様に感じる)のかと言うと、
「そういうフィルター」で皆が見て、
自分も「そういうフィルター」で考えてしまうからなんじゃないかなと思ってます。
ゼーレの会議で、
「自分は B 型だからマイペースだ」
っていうフィルターが強いと、
マイペースな考えをしている小人の意見が強くなる、
という感じですね。
ただ、さきほど中国人の例を出してくれた奥村さんは、
バイアスのかかっていた自分のフィルターに気付いて、
そこから学びを得て、言語化できたのです。
これは非常に大きな事で、この作業を、
ネクステ会員の皆さんには是非やってもらいたいのです。
さて、ではどんどんいきましょう!
次は小林さんからです。
-------------------------ここまで------------------------新田さん、はじめまして!小林と申します。
いつもメルマガやレポートなど楽しく読ませてもらっています。
世界を崩壊させずに世界観を変えるにはどうすればいいのか?
という視点で考えてみました。
ジャンプのリボーンという漫画は
あえて路線を途中で変更したことによって
上手くいった漫画だと思います
(個人的には変える前の方が好きでしたが)。
最初はギャク漫画のような話でしたが、
いつの間にか戦う系の漫画になっているのです。
詳しい話はあまり覚えていないのですが、
この漫画は「世界観の移行」がスムーズできていた印象があります。
どうやって読者に無理の無いように見せたかというと
神話の法則で言う物語に動きが出る
「日常→非日常への移行」がありますが、
リボーンではこの「日常」を戦う前、つまり
最初の話の部分全部に当てはめたのだと思います。
今までの話を全部「日常」、
変更後を「非日常」ということにして
楽しい「日常」から、
それまでの設定はそのままで
戦いの場「非日常」に物語が動き出す
という一般的に受け入れられるストーリーの型に
当てはめることによって、(後づけだとわかっていても)
それほど違和感なく物語が進められたのだと思います。
ビジネスであれば
いきなり路線変更をした場合
お客さんから「どうしたの?この人(会社)」
って思われてしまいそうですが、そこをちゃんとストーリーにして、
「今までやってきたこと(日常)は、
これ(変更後)をやるための布石だったのです(→非日常へ)。」
というような説明が上手くできれば
割と受け入れられるんじゃないかなと思います。
僕の中では
ステージが上がった結果、情報発信の内容が変わったり
メルマガのスタイルを変えたりするのが
このイメージです。
情報発信に関して考えたとき
発信する内容がいつまでたっても変わらない
(ステージが上がらない)
↓
物語で言うとずっと「日常」のまま
↓
自分という物語に動きがない
↓
だからつまらない、飽きられるのではないかと思いました。
最初からステージが高い位置にいたとしても
ステージを上げることを怠ってしまうとつまらなくなってしまう。
(もしくは古臭く思われる)
なので新田さんが言っていた
「ステージを常に上げなければならない」
という意味が少しわかったような気がします。
たったこれだけ書くのにも時間がかなりかかってしまいましたが、
色々と気付きがあったので楽しかったです。
次回も楽しみに待っています。
ありがとうございました!
-------------------------ここまで------------------------小林さん、有り難うございました!
小林さんも初返信ですね。
今回は初めて返信くれた方が多くて嬉しいです。
リボーンという漫画は読んでなかったので
ざっくりと見てみました。
確かに、序盤と後半とでは、だいぶ世界観が変わってますね。
でもこういう漫画は結構あって、
「ドラゴンボール」なんかは代表例ですよね。
世界観(もっと言えば世界を構成するロジック)を変える方法は簡単で、
小林さんの言って下さった、
> 「今までやってきたこと(日常)は、
> これ(変更後)をやるための布石だったのです(→非日常へ)。」
です。
自分が情報発信するにあたって、
「意見を変える」
という事をするのって結構勇気いるじゃないですか?
前はこう言ってたのに、意見変えちゃったら軸がブレてるって思われないかなー、みたいな。
でも、これを解消する方法は非常に簡単で、
「昔はステージが低かったから〜〜みたいな事考えてたんですが、
今はステージが上がったので〜〜と考える様になり、
いかに昔の自分がダメだったかに気付きました!」
って言っちゃう事です(笑)。
ダメだった自分をあえて「今」との比較対象にする事で、
「今」を際立たせて、かつ、「成長し続けている」という事を
見せる事ができます。
「自分は最強です」
みたいなブランディングをしちゃうとこういうの出来ないんですけどね。
(だからあんまり神ブランディングはしない方がいいです。)
因みに、漫画の話に戻ると、
最初はギャグ→途中からシリアス
って漫画は結構あるんですが、
最初はシリアス→途中からギャグ
っていう漫画もあって、その成功事例が
「テニスの王子様」
です。
僕はこの漫画結構好きなんですが、その理由は、
ギャグなのに、登場人物達はあくまでシリアスにやっている、という事です。
最初は普通のテニス漫画で、真面目にテニスやっていて
テニス協会公認漫画だったんですが、途中から、
「いかにテニスボールを相手に当てて、
相手をノックアウトさせるか?!」
というバトル漫画に路線変更をしてきました。
参考画像:
http://www.sinrieq.com/omake/teninu.png
また、途中から、ボールで人が吹っ飛んで血まみれにされたりします。
この漫画の凄いところは何かと言うと、
あちこちでツッコミどころが満載なのに、
漫画内の誰1人としてツッコミを入れようとせず、
平然と物語を続行させ続けている点です。
するとどうなるかと言うと、読んでる時に、
「ツッコミ入れてぇぇ!!!」
って気持ちになるわけです。
その結果、ネットでバイラルが生まれるわけです。
1回目のディズニーの CM の時にバイラルが生まれる原理みたいなものを説明しましたが、
この漫画から学べる事は、この部分です。
バイラルを生むのが非常に上手い。
ニコニコ動画とかに向いている作品かもしれませんね。
最後に、漫画関連で色々調べていたら、ちょっと面白い記事を見つけたので、
読んでみて欲しいなと思います。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/
これについて、何か意見があれば送って下さい!
(善悪がどうとか、そういうのは気にせず、ニュートラルに見て頂ければと。)
これは重い話題になりそうなので(笑)、別に他の話題でも OK です。
今日のメールで思った事があればじゃんじゃん送って下さい。
それでは、今日はこの辺で!
また〜!!
PS.
この前沖縄の合宿で、
「次から毎回必ず返信します!」
と宣言してくれた方が沢山いたので、楽しみにしてます。
保坂さん楽しみにしてますよー(名指し笑)
PS2.
青の洞窟の写真です!青い魚が泳いでました!
http://www.sinrieq.com/omake/aono.png
こっちは僕が作ったシーサーの写真です(笑)
http://www.sinrieq.com/omake/sisa.png
第12号
こんばんは、新田です。
前回は結構重い話題をテーマに挙げてみたんですが
皆さんかなりきっちり書いてきてくれてますね。
中にはめちゃめちゃ長くて、
取り上げるだけで終わってしまいそうなメールとかもありました(笑)
毎回こんなテーマで出すと返信がどんどん来なくなりそうなので
今日は軽いテーマに変えようと思ってます。
まぁ、まだ何にするか決めてないんですけど、
書き終わるまでに決まるでしょう。笑
・・・とそんなゆるーい感じで今日もスタートです。
今日も30分以内(できたら20分以内)で書きますよ!
よーいどん!
前回出したお題は、
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20140315-00033576/
これを読んで、思った事を送って下さい!というものでした。
(まだ読んでない人は先に読んで下さいね!)
因みにこの事件知らない人いないとは思いますが、
分からない方は Wiki で「黒子のバスケ脅迫事件」とググって下さい。
(「ググる」は広義で使っています)
というわけで、今日も色々メールを取り上げながら
やっていきたいと思うのですが、、
そうそう、
「毎回必ず返信します!」
と宣言してくれていた例の保坂氏ですが、
さっそく返信が来ないので、もうメルマガ解除しようと思っていたら、
解除ボタンを押すギリギリに、昨日返信が来ました(笑)。
いやー危なかったですね。
もうちょっとでブラックリストに入って
全メルマガが届かなくなるところでした!
・・・と冗談はこの辺にして、
折角宣言通り送ってくれたので、取り上げましょう(笑)
-------------------------ここまで------------------------こんにちは、先日沖縄合宿に参加させていただいた、保坂です。
さて、宣言通り今回から毎回返信をさせていただきたいと思います^^
黒子のバスケ強迫事件の被告人意見陳述前後編、すべて読んでみました。
(非常に疲れました、、)
まず、始めの印象として、極度の「かまってちゃん」だなと思いました。
自殺志願者ということで、鬱病かな?と思いましたが、
こんなしっかりした文章で長文を書いたり、
自分の犯行が世の中に及ぼす影響にとても関心があったり、
鬱に典型的な「無気力」な印象は受けません。
この人が社会に怒りを持つようになってしまった原因は、
恐らく、家庭環境やイジメなどの外的要因による、
「自尊心の欠如」ではないかなと、思いました。
自尊心(自己肯定感、自分が好きという感情)が欠如しているため、
自分はダメなやつ、社会にとって不要な人間、無能、ゴミ、、
というセルフイメージが確立されてしまっているのだと思います。
結果として、自分自身で作り上げた「ダメな自分像」を演じて生きてしまう。
被告の場合、さらに、その自分をダメにしたのが、
親やイジメ、周りの環境だと思い込み、社会へ強い怒りを持つようになったのだと思いました。
(本当の原因は、外的要因により、その「セルフイメージを刷り込んでしまった被告自身」だと思い
ます)
で、、
この人が言うように、現在の社会がすべて悪いとはもちろん思えませんが、
このような人が今後世の中にたくさん現れても困るので、
どうしたら、このような人が減るかな?と考えてみました。
生まれた家庭の経済環境や容姿、アイデンティティ、イジメ、
そういった外的要因は 100%クリアにすることは無理だと思います。
じゃあ、どうしたら良いかといえば、、
やはり「自尊心」を育むことの大切さを、
義務教育の現場や社会に出てからも、伝えていく、、
これしかないと思います。
うーん、難しいですね、、
現段階ではそれくらいしか思いつきません。。
ここまで極端ではないですが、僕も自分のコミュニティでビジネスを教えている中でも、
モチベーションが続かない、思うように行動ができない、
などの理由で相談をしてくる人は、同様に自尊心が低いと感じる場合が多いです。
何か新しいことに挑戦する時は、不安や恐怖がつきまといます。
そういった時に、自分を信じることができないと、「恐怖」が「迷い」に変わって
行動ができなくなります。
結果として、何もうまくいかなくなり、
「やっぱり自分は無能は人間」というセルフイメージが強化されてしまいます。
(負のスパイラル、、)
だから、僕は「自尊心」を意識的に高めていくことが非常に大事だと考えています。
ちょっとまとまりませんでしたが、、
せっかくなので返信させていただきます。
また今後も引き続き意見を送らせてください。
よろしくお願いします。
-------------------------ここまで------------------------というわけで保坂さん、有り難う御座いました。
今回も、メールが遅いと誤ってブラックリストに入れてしまうかもしれないので
早く返信下さいね!!
(※このルールは、保坂さんにのみ適用されます)
今回の課題、「疲れた」って人が多かったです。
読むのにも疲れたでしょうし、考えるのはもっと疲れたでしょう。
何故、僕らは疲れるのか?
それは、このテーマを今まで考えた事が一度も無いからです。
よく色んな人が、
「ほとんどの人のメルマガは超つまんない」
って言っていて、僕もこれは賛成なのですが、
何故、ほとんどの人のメルマガが読むに値しない文章なのかと言うと、
彼らは「自分が聞いた事のあるテーマしか話題にしない」のです。
一番分かりやすい例が、
「SEO とは、検索エンジン最適化の事で、うんたらかんたら・・・」
ってやつですね。
まぁ僕も3年前までそうだったのであんまり人の事は言えないんですが、
こういう記事って、本人は何も考えていないし、価値を生み出していないんですよ。
何をしているのかと言うと「リライト」です。
インプットした知識を、ほとんど加工せずそのままアウトプットしただけです。
もちろん、何も出さないよりはマシですが、
いつまでもそんな事やってたって文章力は全く伸びません。
「コピーライティングについて語って下さい」
と言われて PASONA の法則とか影響力の武器とか神話の法則とか、
既にほとんどの人が知ってる事”だけ"しか言えないってのは、
考えていない証拠なのです。
逆に、今回テーマに出した文章は、
僕は最初読んだ時、”引き込まれた”のです。
ほとんどの人のメルマガは数行読んで読むのをやめたくなる。
なのに、この文章は真剣に食い入る様に最後まで読んでしまった。
この理由は一体何なのだろう?
と考えたのです。
これを
「文章が上手いから」
という理由で終わらせてしまうには勿体無いのです。
で、僕はどう考えたのか?というと、
「この人は多分、心の底から湧き出た事を喋っているんだな」
と思ったのです。
何故そんな事が出来たのかと言うと、
まず1つにこの人はそれなりに頭が良い人だという事。
(起こした事件だけを見たらただのバカにしか見えませんが
本当のバカはこのレベルの文章は書けません。)
そして、もう1つとして、多くの人が挙げてくれたのが、
「この人は、全てを失う覚悟がある(し、既に失っているつもりでいる)」
という事です。
本人はもう死を覚悟していて、
これ以上失うものが無いからこそ、
何でも言えてしまう。
だから、心の底から湧き出るものと向き合い、
更にそれを冷静に分析し、言語化している、という事です。
「この文章から”念”みたいなものを感じた」
と言ってくれた人が何人かいたのですが、
それも、心の奥底から湧き出てきているものって、
その善悪は別として、ある程度心に響く何かがあるのだと思います。
で、僕が今回のテーマを取り上げる事で何が言いたかったかと言うと、
まず1つ目に、
この人くらい、自分の心の底にあるものをきちんと見つめて、
そしてそれを言語化するという作業が出来ている人ってどれほどいるのだろう?
という事です。
何故多くの人が、
「SEO とは、、、」
みたいな記事しか書けない(そのレベルから抜け出せない)か?
1つの理由としては「頭を使ってない」という事、
そしてもう1つは、
「絶対に正しいと分かっている事以外を記事にする事が怖いから」
なのではないか?と思うのです。
つまり、
「知らない事を書いても、どうせしょーもない記事にしかならない、
あるいは間違った事を言ってしまうと自分のブランディングが壊れる」
と思っているのです。
「こんな事言ったら嫌われるんじゃないか・・・?」
「これ言ったらあの人と真逆の事言ってる事になるんじゃ・・・」
「こう言った方が良く思われるんじゃないかな?」
とか考えちゃうわけです。
でも、こんな事言ってしまうのもアレなんですが、
僕から言わせたら、
「そんな壊れるほど大したブランドも無いでしょう」
という事です。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、
これは僕にだって言えると思っています。
僕は、自分に大したブランドがあると全く思っていません。
もちろん、ある程度ブランディングについては学んで、
最低限の事は実践してますが、僕はいつも、正直に思った事を言いたいと思ってるし、
それによって例えブランドが壊れたって全然気にしません。
そんなものどうでもいいのです。
僕らが文章で価値を生み出す為に必要な事は、
誰も言語化できない事を、必死に考えて言語化する事。
それには、
普通の人が考えもしない、心の奥底を、
しっかりと見つめる必要があります。
そして、それを受け入れるのです。
保坂さんが「自尊心」という言葉を使ってくれましたね。
これを「プライド」と混合して使う人がたまにいるのですが、それは間違いです。
自尊心とは、
「ありのままの自分を受け入れる心」
なのです。
逆に、プライドは、
ネガティブなものから生まれている様に僕は感じます。
変なプライドがあるから、
自分の心の奥底を正直に見つめる事を妨げられるのです。
ところで・・・
僕がこの人の文章が上手いと思った2つ目の理由。
先ほど、僕は「この人は心の奥底から出てきたものを語っている」と言いましたが、
正確には、「ありのままを語っているわけではない」と感じました。
さっきの「自尊心」「プライド」の話で言えば、
この人は非常にプライドが高い人です。
だから、多くの人が書いてくれた
> 「この人は、全てを失う覚悟がある(し、既に失っているつもりでいる)」
これに関しては、半分正しいし、
実際にその覚悟があるからあれだけ腹の底から語れるのでしょうが、
僕は半分は違うと思っていて、どちらかと言うと、
『「この人は、全てを失う覚悟がある(し、既に失っているつもりでいる)」
・・・と思われたい』
のではないかなぁ?と感じました。
これに関して、長浜さんが非常に上手く言語化してくれていました。
-------------------------ここから------------------------被告人の意見陳述は
太宰治を彷彿させる文章力があり
どんどん引き込まれていきました。
素直な気持ちで読んでいると、共感してしまう
文章だと思いました。
被告人が悪いのではなく、今の社会が悪いのだと。
世間を悪者にして、今の社会の問題点をうまく利用して
自分の存在意義を正当化しているように感じました。
いろいろな事を、うまくすり替えて理論を展開している。
文面の中では、生に対して欲がないように言っていますが
実は生に対する、生きたい気持ちが強い傲慢な人
だと、私は思いました。
自己顕示欲が強い人。
頭がよくって、先のことまで見通している人。
不謹慎ですが、セールスレター書かせたら
うまいだろうな~って。
反論や反感されそうな要素を、をすべて打ち消しているから。
世間が悪いのか?
いやあなた自身の問題でしょう。
いじめに関しても、つらい思いをしたかもしれないが
全部人のせいなの?
そこで自分が踏ん張ることができなかったのか。
本当は、自分で踏ん張れるのがわかっているのに
できないふりをして、屁理屈つけて自分自身を
正当化しているように思いました。
-------------------------ここまで------------------------ばっさりと有り難う御座いました!笑
まぁ、本当の所は誰にも分かりませんが、
こういう視点も大事だったりします。
他にも、こんな意見がありました(相原さんです)。
-------------------------ここから------------------------僕は今回紹介された記事を読んでいて、黒バス事件の犯人は
今どきの漫画に登場する悪役と似ているなと思いました。
今どきの悪役って、不幸な思い出で同情を誘ったり、
自分の信念に従っているのが多いです。
昔は悪役は完全なる悪であることが多かったと思うのですが
今は「正義の反対はまた別の正義」みたいな感じで
悪役側のストーリーが構成されていることが多いですね。
例えば、ナルトの長門(ペイン)とかが当てはまります。
それで黒バス事件の犯人の
どういう部分が似ているのかと言いますと
(1)軸(信念)がしっかりしている
やったことは後悔していない、反省していないという点から
自分の信念に基づいて行動したという風に僕は受け取りました。
「自分に対して理不尽な罰を科した何かに復讐してやろう」
という信念から一連の犯行をしたように受け取れます。
(2)不幸な思い出
昔いじめを受けていた、恋人がいないなどのエピソード
(3)未来を思いやっている
--------------------------------------これからの日本社会のためにも
「不幸の道連れ型犯罪は絶対に許さない」
という司法の意志を判決で表明して下さい。
--------------------------------------この部分周辺に表れているように感じました。
これは悪役が改心した後に、
かっこつけて死んでいく(自己犠牲)みたいなシーンと似ていますね。
とこんな所から僕は今どきの悪役だと思いました。
-------------------------ここまで------------------------相原さん有り難う御座いました!
「自己犠牲」、確かにその通りですね。
今までの皆の意見を統合すると、この犯人は、
「究極のかまってちゃんで、それなりに頭が良く、
自分の内面を冷静に見つめて言語化する力があるも、
全てが噓偽り無いホンネというわけではなく、むしろ自己顕示欲の塊の様な人間で、
『この人はとんでもない奴』と思われたいという欲求があり、
自己犠牲の精神でかっこつけて死んでいく悪役を演じたいと思っている厨二病」
という感じになりました。
(もし本人が見てたらすみません)
そろそろ時間がないんですが、
最後に、栗脇さんのメールを紹介です。
超長いので、覚悟して読んで下さいね!!笑
-------------------------ここから------------------------こんばんは、栗脇です。
今回の黒子のバスケ事件に関しての記事について、
個人的な考えを書いていきたいと思います。
まず、神経症とはどんなものかを簡単に説明するため に、
一例として、神経症に含まれる
「自己愛性パーソナリティ障害(自己愛性人格障害ともいいます)」
について書きたいと思います。
引用で説明させてもらいますと、
~~~~以下引用~~~~
●「自己愛性人格障害の基本的特徴は誇大性・賞賛への要求・共感欠如である。
自己の重要性についての誇大感はしばしば高慢で見栄っ張りに見える態度を導く。
彼らは他者から賞賛されることを当然と思っており、逆に他者の貢献をしばしば過小評価し価値を
切り下げする。」
●「彼らの自己評価はほとんど例外なく脆弱であり他者によくみられらることにこだわり持続的な注
目と賞賛を求める。
また彼らは他者の願望と主観的体験と感情を認知することが困難で自分だけの関心事について
不適当に長々と話す傾向がある 」
近藤三男「自己愛性人格障害の発症機制」「精神科治療学」1995 年 11 月号(星和書店)
~~~~ここまで~~~~
人には子供の頃に、心理的な発達の段階や順序というものがあります。
しかし、その心理的発達の途中の段階で満たされない欲求があると、
心はそのまま成長しないまま、止まってしまうのです。
これは大抵、親との関係です。
子供の頃は幼児的万能感があります。
これは誇大自己という風にも呼ばれるようです。
しかし、成長するにつれ、何でも出来ると思っていたはずの
自分にも出来ない事があるのだと気付き始めます。
そうなると、誇大自己に傷が付き始めるんですね。
すると今度は、その誇大自己を自分の親に求めはじめます。
例えて言うなら、「お母さん(お父さん)はすごいね!」
と、求め始めるんです。
ここで、親がその欲求を受け止める事が出来たなら、
心理的な発達の段階を進む事が出来ます。
しかし、なんらかの原因でこれらの成長が上手くいかなかった場合、
心はその途中の段階で止まり、心は 5 歳児のまま、
身体だけが大人になっていく、という状態になります。
こうなると、自分を守るため、
常に誇大自己を抱いたまま生きていく事になります。
何かが出来ない自分や、弱い自分を認めるだけの
正しい自己を持ち合わせることが出来ないという事です。
そうなるとどうなるかというと、他人を見下し始めます。
そうする事で自分を保とうとするんです。
自己中心的になり、自分が何かしてあげたら、
相手は感謝して当たり前。という考えになりま す。
こんな程度の事も知らないのか?などの発言もみられます
そして、他人が自分に何かをしてくれて当たり前という考えなので、
努力をせず、誇大自己の裏返しで自分の人生は駄目だ、という風に嘆く事に執着します。
では、神経症全般はどんな状況で発症するのか?というと、
人間の誰もが持つ動物的欲求(Es)を抑え込まれた際に発症すると言われています。
欲求や感情、がこれに当たります。
そして、超自我とは、生まれた後にしつけられた常識や考え方などです。
この超自我が行き過ぎればエスは抑えこまれます。
この Es(エス)と超自我のバランスによって人の心は成り立っていると考えられています。
ここで例を挙 げるなら、
例えば、よくテレビなどで
犯罪を起こした人の周りの人へのインタビューで
「なんであんな良い子が・・・」
とか、
「おとなしい優しい子でした」
とかって言われたりしますよね。
じゃあ、なんで優しくて良い子だったんだ?
という部分を考えていく事が大事だと僕は思います。
つまり、動機の部分に目を向けていく必要があると思うんです。
動機として考えられるものとして、
まずひとつは、
「それが本当にやっていて、気持ちがいいことだから」
というのが上げられると思います。
しかし、こうも考えられると思います。
「そう親や先生に言われたから。」
あるいは、
「そうしないと親の機嫌や先生の機嫌が取れな いから。そうしないと何をされるか分からないか
ら。」
こういう動機であっても、まわりからみたらよく気が利く良い子に映るはずです。
被告人意見陳述の中に、
5 歳ぐらいの頃に母親に「お前は汚い顔だ」と言われ、
10 歳前後で「聖闘士星矢」のテレビアニメを見たいとお願いして父親に殴り飛ばされたとあります。
更に、
「小学校に入学して間もなく自殺することを考えました。原因は学校でのいじめです。
自分はピカピカの1年生ではなくボロボロの1年生でした。
この経緯についてここで申し上げても詮ないので、詳細については省略します。
自分を罰し続けた何かとは、この時にいじめっ子とまともに対応してくれなかった両親や担任教師
によって
自分 の心にはめられた枷のようなものではないかと、今さらながら分析しています。」
とあります。
おそらく、常に抑圧され続ける環境で育ったのだろうなと思います。
神経症者は自己中心性があり、人との関係を上手く保てません。
誇大自己で夢(妄想)を抱き、努力せず、
ふと現実に気付いた時に、誇大自己の裏返しで自分の人生をだめだったと嘆くことに執着します。
そうして周りと自分自身に常に抑圧され続けた結果、いつか耐えられなくなって爆発します。
そうなると通り魔などの衝動的な犯行に走りやすいのだと思います。
自分を抑えつけていたものに対して
復讐心を抱くんです。
今回の被告人の例で言えば、自分を押さえつけていた「何か」という風に表現しています。
しかし、その「何か」がなんなのか分からなかった。
しかしそんな時に、自分が欲しかったものを持っている人間、
自分にとって無視出来ない、自分を超える存在である 黒子のバスケの作者の事をしってしまった
のです。
そしてそれは、自分の誇大自己を傷つけ自分を壊そうと攻撃してくるもの。
自分をまた苦しめるもの、になります。
だからこそ、苦しさを解消するため、自分を守るために、
黒子のバスケに関するコンテンツ全て、自分を攻撃するもの全てを壊そう。という考えになったの
だと思います。
―「何か」の正体がわからず、復讐心のぶつけようがなかった状態に、
その「何か」の代わりになるものが見つかってしまった。
―厳密には「自分が欲しかったもの」云々の話は、藤巻氏を標的として定めるきっかけにはなりま
したが、
動機の全てかと言われると違うのです。
と本人が言っているように 、
これは、
自分の復讐心をぶつける代わりの相手が見つかったものの、
それは、自分を抑え付けていた本当の「何か」ではない。という事を自覚しているのではと思いま
す。
それに、謝罪は出来ないが、責任は取りたいと思っている。
という風にも言っています。
これは謝罪してしまえば自分が壊れてしまうからだと思います。
しかし、理性そのものはありますから、責任は取りたいという考えは生まれます。
少しまとまりがなくなってしまいましたが、僕が言いたい事としては、
どんな件であれ、そもそもの動機に目を向ける事が大切なのではないか。ということです。
通り魔事件などを急に起こした「良い子」が、なぜ良い子だったのか?
漫画家にあこがれてたはずの人間がなぜ何の努力もしてこなかったのか?
といったように。
これに関連して、
掲示板などでの誹謗中傷、というのもここに原因の一端があると思っています。
だから、利用の年齢制限だとか、掲示板の閉鎖、だとかでは、
ただ臭いものに蓋の原理でしかなく、なんの解決にもならないのではと思います。
そしてこの動機に目を向けるという考え方は、ビジネスでも同じだと思います。
ちょっと繋ぎが無理やりですかね? 笑
そもそものマインドや考え方に当たる部分ですね。
サイトアフィリエイトなどで言えば、なぜそもそもそのサイトを作ろうとしたのか?
という、動機がしっかりしているかどうかでサイトの内容は全然違うものになると思います。
そして、ノウハウだけを追っていては変化に対応できないというのは、
結局表面だけを追っているからだと思いました。
なぜそうすれば稼げるのか?なぜこのサイトを作るのか?という根本の部分を理解できていないか
らです。
マインドや考え方が抜け落ちているからだと思います。
そうすると、ニュースのように
「あんな良い子がなぜこんな凶悪犯罪を?」というような感じで、
アフィリエイトで言えば、
「 言われた通りしっかり作っているのになぜ報酬が上がらなくなったんだ?」
となるのだと思います。
あと、前回の内容で扱われていたと思われる、
世界観の移行や崩壊に当てはめるなら、
自分を押さえ込み続けた「娑婆」から解放されて、刑務所という新たな場に移行することが出来て、
少しは気持ちが楽にはなったのかな?というような印象を受けました。
10 年ぶりに楽しく会話をした、とか、こんな弟がいたらやらかさなかったかも、などの発言から、
そんな印象も受けました。
犯罪者の擁護だとか、まぁそんなのはとりあえず抜きにして、
良い方向に進んだらいいなとは、思います。
今回はこれぐらいにしておきます。だんだん頭が回らなくなってきました。笑
それにしても、今回の事件の被告人がこんなに頭の良い人間だとは、思っていませんでした。
頭の良い人間ほど、理性が強く、抑圧が起こりやすいのだろうなとも思いました。
―自分がいかに自己愛が強くて、怠け者で、他者への甘えと依存心に満ち、
逆境に立ち向かう心の強さが皆無で、被害者意識だけは強く、
規範意識が欠如したどうしようもない人間であることは、自分自身が誰よりもよく分かっています。
それでも自分は両親や生育環境に責任転嫁して、
心の平衡を保つ精神的勝利法をやめる気はありませんし、やめられません。
↑のように、どこか自分自身でも理解しているのでは、と感じられるような文面が、
ところどころに見られ ましたし。
今回のこの意見は、あくまで特別、心理学などを学んだ専門家でもない、
僕の個人的な意見ですので、聞き流す程度にしていただけたらと思います・・・。
今回もまた学べる内容でしたし、考えるきっかけを与えてもらいました。
有難うございました!
-------------------------ここまで-------------------------
栗脇さん、有り難う御座いました!
いや〜長かったですねぇ(笑)
フロイトの用語が沢山出てきたので難しかったかもしれませんが、
フロイトが言った事を簡単に言うと、
僕らは幼少期のトラウマが、心に深い傷を付けます。
「心の傷」とは、イコール「脳の傷」と思ってもらっても良いです。
「心」は科学的には、
「脳の活動によって起こる随伴現象」
とされています。
「写像」
と考えても良いでしょう。
脳と心の関係は、実数と虚数の関係に似ています。
虚数を何故考えるかと言うと、実数の世界じゃ計算できないものを、
あえて虚数を導入する事で計算して、最終的に実数に直せたら OK、
という考えなのです。
同様に、本当は脳内で起こっている現象だけで完結できる筈のものを、
あえて「心」というフィールドを作る事で、
分かりやすくしたのです。
・・・と、話を戻して、
心に傷ができると、僕らはそれを一生懸命埋めようとします。
その結果、何かを「抑圧」したりするのです。
後は栗脇さんが書いてくれた通りで、
もちろんこれもあくまで仮説に過ぎません。
でもこんな風に、
自分なりの理論を立てる事に、意味があるのです。
別に合ってるかどうかなんて誰も分からないのですが、
答えが無いものをあえて考える事が重要なのです。
そういったテーマを「ネタ」にすると、
超面白い記事になりますよ!
是非やってみて下さい。
というわけで、次回は、
「面白いネタの作り方」
を自分で考えてみて下さい。
自分がどうやってネタを見つけてるのか?
どんな時にアイデアが閃くのか!などなど。
他のテーマでも何でも OK なんで、自由に送って下さい。
(質問とかでもいいですよー)
それでは、お待ちしております。
ではでは。
第13号
こんばんは、新田です。
ネクステ通信 L がはじまって結構経ちましたが、
日々、皆さんの文章力が向上してるのが手に取る様に分かりますね。
特に、毎回返信くれる人は
大体名前をなんとなく覚えてるんですが、
初期の頃と比べると、全然違う。
別人が書いたみたい!
これは本当に毎回面白い現象だなぁと思ってるんですけど、
この進化のスピードの理由は、やはり「質の高い文章」を沢山読んで、
そして即アウトプットを続けているからです。
質が高いってのは、僕の文章がっていうわけじゃなくて、
僕が取り上げている色んな人の文章を読んでるってのが重要なんです。
1人の人の文章ばっかり読んでてもダメだし
かと言ってつまんない文章ばっかり読んでたら、
毒されて自分もつまんない文章になっていきます。
なので、質の高い文章を沢山読む。
そして、それに対するアウトプットをする。
これを繰り返すのです。
よく、
「文章が上手く書けない」
って相談で添削に持って来る方が(特に昔は)多かったのですが、
そういう人に限って、添削に持って来られたメルマガよりも、
ネクステ通信の返信の方がはるかに面白かったりします(笑)
え、なんであなた、あんなつっまんない文章書いてたのに、
返信メールは普通に面白いじゃん!
って人多数。
これ何でかって言うと、
「返信メールは、素直に思った事を書いてるから」
なんですね、多分。
あとそれから、
「僕に対して送っているから」
ってのもあります。
つまり、普通にメールしてる感じなので、
ちゃんと相手を見て書いてるんです。
メルマガとかってどうしても、
かたーい感じになっちゃったりとか、
「何かを売る為の教育」
みたいに思って、どっかで見た事あるようなありきたりな事しか書かなかったりして、
そもそも相手の事が全く見えてない、機械的なメルマガになるんですが、
そういう文章って"全く"反応取れません。
もう誰に書いてるのかも分かんない、
読む人の気持ちを全く考えてない、
そんな文章なのです。
特に、変にコピーライティングとか沢山勉強したりしてる人に限って、
もうありがちなパターンと言わざるを得ない様な文章書いてきます。
最初の方読んだ時点で
「あぁ、あのパターンか」
って思ったらやっぱりそうだった、みたいな。
「売ろう」って思って書くんじゃなくて、
「伝える」って思って書くという、
その当たり前の事が、特にビジネスの業界では、
できてる人がほとんどいないんですよね。
それに対して、このネクステ通信に参加してる面々は
自然とその感覚が身に付きつつある実感があります。
最近入った方とかもいると思いますが、
返信する時は、
「カッコいい事言わないと・・・」
とか思わなくていいので、素直に自分の正直な意見を書いて頂ければと思います。
前回取り上げた黒子バスケ事件の被告の文章みたいに、
心の底から出た言葉は、相手に響きます。
表面的に取り繕えば取り繕って綺麗に書こうとすればするほど、
どんどんつまんなくなっていきます。
皆、勉強は結構してるんですよ。
特にネクステ通信に参加されてる皆さんは、
稼いでる人も多いし、頭の良い人も沢山います。
でも、僕らって、
意外と自分の事を真剣に考えないんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
相手の心の動きを理解するには、
「心」がどうなっているのかを勉強するしかありません。
それには、1つは脳科学や、心理学を学ぶ、という事があります。
しかし、もっと簡単に勉強できるんですよ。
それは、自分の内面を見つめる事です。
これしかないのです。
本当に心理について深い事を学ぶためには、
自分の内面と向き合うしかないのです。
自分が本当は何考えてるのか?とか、
何でこんな欲求があるのか?とか、
何で今怒ったのか?とか、
そういうのを真剣に考えるのです。
そうすれば、何らかの「原理」が見えてきます。
こんな風に、
科学的なアプローチ(脳科学など)と、自分の内面から見つけていくというアプローチの、
両方向から攻めるのです。
よく、
「メルマガで書くネタが無い」
という人の言い訳ベスト1は、
「今まで全然勉強して来なかったし、
何の知識も無いんですよね〜」
とか言ってるんです。
何言ってるんですか奥さん!
って話です。
知識は確かにあった方が良いですが、
別に何の知識が無くたって面白いメルマガは書けます。
それは、自分の心の底から出た声をしっかり聞く事です。
ホンネをぶつけるのです。
でも、それって意外とメルマガとかで書くのは
恥ずかしいとか、これ面白いのかな?とか、
そんな事考えてしまうんですよね。
なので、この場を"利用”して、練習して下さいませ。
どうせ僕以外誰も読んでないし、
僕もつまんなくたって、ちゃんと全部読むし、
(返信はしないですけど)
そもそも面白いもの送ってくれるなんて期待してません。
(ポジティブな意味で言ってます)
なので、
「折角読んでもらうのにつまんなかったら申し訳ない」
とかは微塵も思う必要はありません。
そんでもって、面白かったら取り上げます。
取り上げられる時は面白いんだから、問題無いのです。
・・・というわけで、前置きが長かったですが、
さっそく今日のテーマにいきましょう。
今日は
「どうやってネタを見つけるか?」
がテーマでしたね。
まぁ言いたい事を半分くらいもう言った感があるんですが(笑)、
今日も皆さんのメールを取り上げながら、
色々一緒に考えていきましょうではありませんか!
お茶でも読んで、マッタリ読んで下さいませ。
僕も残り25分で頑張って書きます。
(最近、書くスピードがちょっとずつ早くなってきましたよ!
全盛期の頃は早くないんですが、その分丁寧さもプラスされて、
スピーディに丁寧な文章書ける様になってきた気がします。まだまだがんばります。)
今日は沢山メール取り上げようかなと思ってて、
皆長いメールが多いので、かいつまんで取り上げようと思います。
なので、全体的に省略したりしてる事を予めご了承下さい。
(メールの意図してる内容が湾曲されない様、配慮して省略致します)
まず内藤さん。
-------------------------ここから------------------------面白いネタの作り方について、
新田さんのように、最近見た映画や、好きな漫画からインスピレーションを得たり、
参加したセミナーからいろいろなネタの卵をもらったりしています。
また、「なにかネタになるものを得よう」と思ってそれらに触れていたほうが
面白いネタを受け取ることができるなあと思いました。
最近参加したシュタイナー哲学のセミナーでは、
何かを論ずるときに、「正しさ」や「真実」をもとに論じようとすると
宗教のようになったり、ただジャッジするようになったり、表現できる世界が狭くなったり
うわべだけで論するようになり、本性が現れにくくなって しまうことがある、
と言われていました。
ただ一つ、そうならないのが「美」という視点を持つこと、なんだそうです。
それは、何かを「美しい」と感じるのは人それぞれで、美しいと語るその感情に、
人は溶け込むことができるから、ただひとつのこされたコミュニケーションなのだと。
「美」という視点をもって、世間のいろいろなものを眺めてみると
芸能人やモデルのように、「美」を売る仕事をしている人たちの表現する「美」
美術館などに展示されているような有名な芸術家の表現する「美」
そういったものだけが「美しい」わけではなく
小さなこどもがにこにこと笑うことだったり 、
誰かのちいさな優しさだったり、
名の知らない人が作った民芸品だったりが持つ「美」が、
前者の「美」よりも、私たちに訴えてくるなにかを持っていたりするのでは
ないかなと思いました。
何を「美しい」と感じるか?という目線で、世間のいろいろなことを
見つめ直してみると、面白い発見があるなあと感じます。
-------------------------ここから------------------------これは重要な視点ですよね。
僕らってついつい、「正しい事」を発信しようとしてしまうじゃないですか。
もちろん、
「DRM とはダイジェストレスポンスマーケティングです」
みたいな明らかな間違いはダメなんですが、
(※正しくは Direct Response Marketing)
「自分の意見」は正しいも間違ってるも無いわけです。
「自分がこう思う!」って思った時に、どうしても、
「これって本当に正しいのだろうか?」
とか、
「誰かと意見が食い違ったりしないだろうか?」
みたいな事を考えてしまいがちなんですが、
別に他の人と食い違ったって全然いいんですよ。
むしろ、僕が主張してる事って、
ビジネスの業界で偉い人(笑)が言ってる事と
食い違ってる事が頻繁にあるんですが、僕は全然気にしてません。
大事なのは、自分の主張をしっかり持つ事です。
でも、ただ感情論になっては説得力が無いので、
しっかりとその主張を支える根拠を、論理的に書くという事です。
今回内藤さんが挙げてくれた「美」は、
ネタを見つける1つのヒントになりますね。
僕はよく、日常の中からネタを見つける事が多いですが、
それはやはり、何らかの形で心を動かされた時です。
そこにはきっと、言葉にはできない、
けどあえて言うなら「美」が存在してるのです。
美とは、非常に抽象的なものです。
だから、それを一生懸命言語化する事で、
価値が生まれるのです。
因みに、物理学では、「美」とはすなわち「対称性」です。
これは物理学においては非常に重要なキーワードで、
対称性を考えれば、色んなものが1つに抽象化できるのです。
(例えば、「ローレンツ対称性」ってのがあるんですが、
これは「時間」と「空間」の区別が無くなります。)
また、対称性があると、「保存則」が生まれます。
(これを「ネーターの定理」と言います。)
例えば、エネルギー保存則とか、あぁゆうのは、
何らかの対称性から生まれてくるのです。
・・・と、まぁ物理の話はこの辺にして、
とにかく「美」とは、非常に抽象的な世界に存在するもので、
それゆえ、色んなものが繋がってきます。
この「色んなものを繋げる」ってのは、
非常に重要なキーワードなので、
必ず覚えておいて下さい。
「美しいもの」には、色んなものがそこに凝縮されています。
音楽に人生が詰まっていたり、
料理にその人の世界観が詰まっていたり、
たった一言に、膨大な情報量が詰まっていたり。
以前、僕が主催していた勉強会でセールスレター解説というものをやった事があって、
その時、あるセールスレターにあった2文字によって、
売り上げが変わってると思う理由を話した事があるんですが、
それくらい、文章ってわずか数文字違うだけで、全く違ったものとなります。
わわ、既に20分が過ぎてる。汗
じゃあ急いで次のメール取り上げます。
-------------------------ここから------------------------新田さんこんばんは、黒田と申します。
今回のネクステ通信の、
> よく色んな人が、
> 「ほとんどの人のメルマガは超つまんない」
> って言っていて、僕もこれは賛成なのですが、
> 何故、ほとんどの人のメルマガが読むに値しない文章なのかと言うと、
> 彼らは「自分が聞いた事のあるテーマしか話題にしない」のです。
という部分。
まさにこの部分を地で行く発言になってしまいそうですが、
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
(注:ジェームス・W・ヤングの言葉)
という誰でも聞いたことがある言葉が、
ネタ・アイデア創造の全てだと僕は思っています。
僕も仕事柄、企画を考えたりセールストークを考えたりする機会が比較的多いのですが、
日頃から実践していることと言えば、
1、日々生きる中でインパクトを感じた単語やフレーズをメモをする。
(最近メモしたのは、「震えながら反省」「絶倫粉」「ヘルメット中学生」「老人だらけのバスの中」など
など)
2、それをすでに他人が成功させた企画と組み合わせて、体裁を整えて形にする。
という 2 点です。
こんなのは誰でもやっていることだと思うのですが、
「アイデアを閃く場所」は人それぞれおもしろいように「固定」されているのではないかと
僕は思っています。
作家の童門冬二さんという方が、
「昔から言われている 3 上(枕上・馬上・厠上)+1 場(風呂場)がアイデアが閃く場所」
と書かれていました。
もちろん他にも閃きやすい場所があるとは思いますが、
僕は完全に枕上と馬上です。
もっと具体的に言うと、「寝る前」と「夜行バスの中」です。
僕はこれら以外の環境から着想を得たことは一度もありません(笑)
なので今でも仕事で出張などがあった場合は、
敢えて夜行バスを利用したりしています。
他にも、「スキューバダイビングをしているときに閃きやすい」と言っていた人もいましたし、
「田園調布のカフェでしか考え事ができない」と言っていた人もいました。
理屈はよくわかりませんが、きっと誰にでも固有の「閃き場所」があるのだと思います。
是非新田さんの「閃き場所」も聞いてみたいな~なんて思ったり、思ったり。
ありがとうございました!
-------------------------ここまで------------------------じゃあ黒田さんのご要望にお答えしましょう。
黒田さんの言う通り、確かに、
「アイデアが閃く場所がある」
ってのは本当だと思います。
どういう所かというと、僕の考えでは、
「自分が最もリラックスして、考える事に集中できる場所」
だと思います。
(この「リラックスしてる時」ってのは結構大事です。
例えば、満員電車とかでは、1時間くらい考え事しても、
ほとんどアイデアが閃いた試しがありません。)
リラックスできる時の例を挙げると、
僕の場合は、泳いでる時なんかはまさにそうです。
あ、まだ沖縄の海は入ってないですよ。
4月からは入ろうと思ってます。
まぁそれはいいとして、
僕はよくプールで黙々と泳いだりしてるんですが、
そんな時、ずーっと色んな事考えてるんですよね。
で、泳いでる最中に、パッと、アイデアが閃きます。
「お!これメルマガに書いたら面白そうジャン!」
みたいな。
で、僕は、プールサイドに、
必ずメモとペンを持ってきてます。笑
タオルにくるんで置いてるんですよ。
何でかと言うと、アイデアが出た時に、
すぐにそれをメモしておかないと、
1時間もすれば忘れてしまうんですよね。
そういうの何回かあって、
「ああああ絶対すごいアイデア思いついたのに、忘れたあああ」
ってなるんです。
だから、メモをする!
まぁ1フレーズとかメモっておいて、
情報をその1フレーズに凝縮するイメージですね。
これが1つ。
それからもう1つは、
ホテルとかでマッサージを受けている時です。
結構ちゃんとしたホテルは、
アロママッサージとかが5000〜10000円くらいで
受けれるんですよ。
この時も、リラックスできて、
しかも意識がぼんやりするんですよね。
寝るわけじゃないんですが、若干夢心地。
そんな時に、アイデアが閃きます。
時々夢で、
「あれ?俺今までこんな事考えた事無かったのに、
夢の中の俺すげーーー!」
って思った事無いですか?
僕は結構あるんですよ。
夢の原因は何なのか?はまだ詳しくは分かってないんですが、
有力な説は、記憶を定着させるために、脳が情報の整理を行っている、
というものです。
その整理の最中に、一連のストーリーが勝手に生まれてくるのです。
だから、関係無いものが色々繋がってきたりするんです。
マッサージ受けてる時も結構その体験があって、
夢心地で、ぼんやり色んな事考えてたら、
色々と発見があります。
で、僕は紙とペンを横に置いとく様にしておいて、
思いついたらすぐ1フレーズ書いて、またぼやーっとして、
ってのを繰り返します。
(そのうち寝るんですけど大体。。)
書かないとほとんど忘れるので、紙とペンは常に持っておいた方がいいです。
ほら、ガリレオってドラマあったじゃないですか。
湯川先生が、何か閃いた瞬間に他人の家の壁とかに落書きするドラマ。
まぁあぁゆうイメージです。
落書きはしないですが、思いついたら、それが消えるまでにすぐに書き残しておく。
あと、1フレーズとかだけだと、
1週間くらい経ったら、
「あれ?これ何だっけ?」
みたいになるので、時間が経ってから見ても分かる様に
後から情報を何個か追加しておくのがベスト。
例えば、今してる話を僕がメモするとしたら、
マッサージを受けてる時、って書いて、
そこから棒線引っ張って「プール」とか「ガリレオ」とか「リラックス」とか
書いとけばいいわけです。
マッサージを受けてる時ープール
| |
ガリレオ リラックス
こんな感じで OK。
そしたら忘れないですよね!
あと、人と喋ってる時(特にコンサルしてる時)、ってのも、
非常にアイデアがどんどん出てきます。
これは要するに、
自分の意見があって(A)、相手の意見(B)ってのがあった時に、
A と B を繋げるって作業をするわけです。
さっきちょっと食事会をしてたんですが、
その時に酒井さんという方が、
「色んな人に教えているとだんだんルーチンワークになってしまう事があって、
それが結構しんどくなります」
みたいな事を言っていたんですが、
それに対して僕が言った事は、
ルーチンワークになるって事は、
皆に A を言ってるだけなんです。
この人にも A って言って、
あの人にも A って言って・・・
これを繰り返してるから、ルーチンワークに感じてしまうのです。
それだと、相手には伝わらないんです。
だって、自分は A って思ってても、相手は B って思ってるわけですから。
大事なのは、自分の意見(A)と相手の意見(B)を繋げる。
もっと言えば、抽象化して1つ次元を上げるのです。
C←新しいもの!
|
A ―――― B
こうやって新しいもの(C)を作るのです。
これを色んな人を繰り返していく事で、
ネタってのはどんどん増えていくんですよ。
だから、僕は誰かと面談とかしてる時は、
頻繁にメモを取る様にしてます。
教えていながらも、
実は自分もめちゃめちゃ勉強になってるんです。
(自分で言った事なのに、普段は出ない視点だった、
って事は頻繁にあります。)
そういう時は、スマホとかでメモしてる時が多いです。
(僕がコンサル中にスマホいじってるのを見たら、
「こいつコンサル中に誰かとメールしやがって!!」
とか思うのではなく、「あぁ、何かアイデアを閃いたんだなぁ」と
好意的に解釈して下さいまし!)
コンサルってのは他人の成功を疑似体験できるので、
非常に勉強になるんですよね。
これは、昔とかだと、
「ブログの作り方」
とかを一生懸命サポートしてた時期があったんですが、
こういう時はほとんど何も得られなかったんですよ。
これは同じもの(A)を皆に教えてるだけですよね。
皆に同じ事を教えてても、得るものはほとんどありません。
大事なのは、その人と対話して、
その人に合わせたアドバイスをしていく事です。
それによって、新しいアイデアが沢山出てく・・・やばい、もうすぐ30分経ってしまう。
次いきましょう!
-------------------------ここから------------------------ネクステ通信、毎回、楽しませていただいております。
前々回、辺りから、書こう書こうと思っていたのですが、
ズルズル来てしまい、今回こそは!
と思って、書かせていただきました。
早速、「面白いネタの作り方」について、私なりの意見を
書かせていただきます。
私は、「面白いネタの作り方」に必要なものは、
『小さな疑問を持ち続けること』だと思います。
例えを使って説明していくと、
昨日、織田信成さんが、浅田真央選手の凄いところについて
語っていたテレビを見ていたのですが、その中で、織田さんは、
浅田選手の凄いところを、こう話していました。
「1 からフォームを修繕し、それを完成させてしまったところだ。
僕は、トリプルアクセルを飛ぶ前に、かがむ癖があった。
減点の対象になるので、コーチに直すように、指摘されたが、
それを直すことができなかった。
なぜなら、一度、クセがついたジャンプを直すのは、
ジャンプが飛べなくなる時期があるから。
一度、作り上げたジャンプを直すには、何か月も、飛べなくなる時期がある。
みんな、その時期を乗り越えられなくて、飛べなくなることに耐えられなくて、
並の選手では、クセを直すことを、諦めてしまう。
それほど、一度ついてしまったクセを直すことは、大変なことなんです。
浅田選手も、フォームを1から改善することで、はじめの1、2年は、
ジャンプが、まったく、飛べなくなってしまった。
でも、そこで諦めずに、最後までやり通し、フォームを改善させてしまったところが、
浅田選手の、本当に、凄い、ところだと思う。
それだけ、努力できる人だから、男子でも難しいトリプルアクセルを
14 歳という年齢で、飛べるようになったのだと思う。」
織田さんは、こんな話し方はしませんが、
私が記憶している範囲で書いてみました。
何気なく見ていたテレビですが、この織田さんのコメントが、
私が疑問に思っていた答えとなったのです。
人って、積み上げてみたものを崩すことって、
なかなか、できないんですよね…。
以前、新田さんのブログで『せどり業界にもの申す!』
という記事があったと思うのですが、やっぱり、せどりで稼いでいる人も、
せどりで稼げているからこそ、フォームを崩したくないのだと思います。
メルマガに費やす時間があったら、少しでも多く仕入れて、
発送した方が、売り上げは上がりますし、逆に、メルマガに
時間を取られた分、前月よりも、売り上げが下がってしまう
可能性は、高いですからね。
私の中で、せどりをやっている人が、なぜ、情報発信をしないのか?
その問いを、忘れることなく、疑問を持ち続けたからこそ、
フィギアとせどりが、くっ付き、私なりの答え=ネタが出たのだと思います。
『小さな疑問を持ち続けること』
答えが出ていない、曖昧なものを持ち続けること。
人はすぐに答えを出したがりますし、すぐに答えが出ないものは、
疑問だったことすら、忘れてしまうのです。
疑問を保留することができないんですよね。
それでは、みんなが簡単に思いつくネタしか見つからないし、
みんなと同じ意見しか書けないと思います。
それでは、見ている側も面白くないと思います。
だから、「面白いネタの作り方」には、『小さな疑問を持ち続けること』が
必要なのだと思いました。
小さな疑問を持ち続けながら、新田さんが推薦するように、
街を散策したり、色々な体験をするとで、あるものと、あるものが
合体して、自分なりの視点でものが書けるのだと思います。
疑問を持たせ続けてくれる、ネクステ通信。
この観点から見ても、素晴らしい企画ですよね。
これからも、楽しみにしていますし、積極的に参加させていただきます。
以上が、初参加の牛窪より、お届けしました^^
-------------------------ここまで------------------------初参加有り難う御座います〜!
なんか綺麗にまとめてくれたので、これで終わりでもいいんですが、
牛窪さんは非常に重要な事を言ってくれていますので、
少しだけ僕も補足しましょう。
「なんでそれとそれが繋げる事ができちゃうんですか??」
みたいな事を僕はよく言われるんですが、
「関係無いものを繋げる」
これを行うのは、両者の本質(エッセンス)をきちんと見抜く事です。
さっき書いた図で言うと、
C ってのが本質(A と B の両方を抽象化したもの)に当たるわけです。
本質を見抜く為に必要なのは、
「小さな疑問を常に持っておく事」
です。
自分の心のわずかな変化、
「おや?」
って思った時に、安易にそれを捨ててしまわずに、
しっかり向き合ってみるのです。
そうやって深堀りしていく事で、
抽象的な世界が見えてきます。
より抽象的な次元にいけば、
「美」が存在するのです。
この感覚を持っていれば強いですよ。
ネタが無限量産できますからね。
これから一緒に訓練して頑張っていきましょうね!
もう時間過ぎてるんですが(笑)、
も1つ紹介したいメールを見つけちゃったのでもうちょっと延長!
(※いつも大事な話してます
次は、中辻さん(確かそうだったと思います)からのメールです。
さっき言った「繋げる」って事を実体験した話を書いてくれました。
-------------------------ここから------------------------(前略)
最近の実体験ですと、
「興味あるものを掘り下げて、
ビジネスと繋がる部分はあるか?」
を考える、という流れでした。
例えば、この数日間、
僕は台湾に滞在しているのですが、
台湾には、スタイルの良い女性や
美女が多いので、
なぜかと思って、台湾の歴史を調べました
(動機は不純 w)
理由は 18 世紀ごろに先住民と中国の移民との
結婚が多かったからみたいなのですが、
その歴史を調べた事で、
なぜ、台湾は難しい方の中国語を使うのか、
なぜ、台北が一番栄えているのか、
なぜ、経済大国になったのか、
なぜ、親日なのか、、
などの背景も知りました。
そうすることで、
結果としてより台湾が好きになりました。
この上記の一連の経験で
「自分自身のストーリーや、なぜビジネスをやっているのか」
を相手に伝えるのは重要であり、効果的というのがネタに出来るなと発見した流れです。
今回は、台湾の美女というのが
テーマでしたが、
【興味を持った物を、多方面から掘り下げる】
というのをよくやっています。
-------------------------ここまで------------------------これまた重要な視点ですよね。
僕らは日常で色んな事を目にするんですが、
興味持ったものを深めるって事をあまりしないですよね。
例えば、前回の黒子のバスケ事件だって、
深めようと思ったら色々深められる筈です。
心理学の本をあたってみたりして、
幼少期のトラウマが成長後にどう関係してくるかをさーっと読んでみたりとか、
そういうのでもいいし、
自分でじっくり考えてもいい。
とにかく「深める」という訓練を日頃からすれば、
頭を使う癖が付いてきます。
さっきも言った通り、
「繋がる」ために必要なのは、本質を見抜く事です。
そして本質は、「深める」事によって得られます。
そして、アイデアとは、
「しょせんは既存の物の組み合わせ」
に過ぎないのです。
錬金術の基本は理解、分解、再構築。
新しいアイデアも同じです。
再構築して、"再定義”して新しいゲシュタルトを作る事ができれば、
新たな価値が「創発(そうはつ)」されるのです。
・・・と、まぁ今日はこの辺にしておきましょう。
そうそう、前回から「返信しないとメルマガ解除」というルールが唯一適用されている
保坂さんですが、今回もちゃんとメールが来てました。
-------------------------ここから------------------------お世話になっております、保坂です^^
実は、前回、前々回のネクステ通信で僕が名指しされていることに、
友人に言われてやっと気がつきました(汗)
(メルマガスタンドの名前挿入機能でみんなそれぞれの名前が入っていると思ってたのです、笑)
というわけで、ブラックリストにならないよう、
今回もさっそく返信させていただきます!笑
<お題>
自分がどうやってネタを見つけているのか、
どんな時にアイデアが閃くのか。
よーく思い返して考えてみました。
どんな時に自分がブログ・メルマガで話題にしているのか。
どんな時に、誰に頼まれたわけでもなく Facebook で思わず拡散しているのか。
一番始めに思いついたのが、
「心を揺さぶられた時」です。
何か面白い出来事があった時、面白い人に出会った時、
音楽や映画で感動をした時、など。
何かを感じて高揚したとき、心拍数が上がったり、背筋がゾクッとしたり。
頭よりも先に、心が揺さぶられた時。
「これは人に知らせないと!!」と無性に思います(笑)
-------------------------ここまで------------------------なんと、皆に名前が入っていると思っていたのですか。
天然なのですか。
ご安心下さい、このルールは保坂さんだけに適用されております。
なので、保坂さん以外は、別に返信しなくても解除されたりとかはありません。
※保坂さんは一定期間返信が無いと、解除して、ブラックリストに登録致します(笑顔
さて、折角なので、保坂さんのメールより、
次のテーマを出しましょう。
「これは人に知らせないと!!」
って自分が思ったエピソード、そして何でそう思ったのか、
その原理を考えてみて下さい。
思いつかなければ、ネットで色んな人がシェアしてるものとかを見つけて、
その原因を考えてみて下さい。
別に関連する他の事でもいいし、
全然関係無い事でも OK です。
それでは、今日からさっそく街に出て、
色々観察しましょう〜。
僕は明日も沖縄の街を色々見てきます。
ではでは!
第14号
こんばんは、新田です。
今日は時間に余裕があるのと、重要なテーマとう事で、
拡大版(なんと制限時間1時間)でお送りしたいと思います!
まず最初に、こんなメールをご紹介。
最近新しく入った松沢さんからです。
-------------------------ここから------------------------松沢(最近入った方のひとり)です(笑)。
今回のネクステ通信の中に、
『最近入った方とかもいると思いますが、
返信する時は、「カッコいい事言わないと・・・」
とか思わなくていいので、素直に自分の正直な意見を書いて頂ければと思います。』
とありました。
まるで自分に対して言われているような気がしました。
おそらく私のような新規参入者は、コミュニティのステージの高さに無理に合わせようと、
自分の実力以上の返信を頑張ってしてしまった人が多かったのではないか、と感じました(私もそ
のひとり)。
カ ッコいい事、ちょっと自分が頭が良いと思われるような事を頑張って言ってみようかなと、
少しでも思っていた自分が恥ずかしく思いました(笑)。
-------------------------ここまで------------------------松沢さん、メール有り難う御座います。
「自分も良い事言わないと!!」みたいに思えば思うほど、
だんだんつまんない文章になっていくんですよ。
メルマガって長くやればやるほど文章がどんどん上手くなっていくって言われていて、
実際多くの人はそうなんですが、逆の人もいます。
ビジネスを初めた頃はすごく面白い文章書いているなぁと思っていたのに、
変に実績を付けた途端に、全然面白くない文章になってしまった、
なんて人を時々見かけます。
書いてある事は、
その辺の自己啓発書に書いてる事をまとめただけ・・・。
こういう人って意外と多いんですよ。
何でこうなっちゃったんだろう?って考えたんですが、
恐らく、「中途半端に知識を付けたから」なんだと思います。
実績もあって、まわりから、
「トッププレイヤー」
なんて呼ばれたりしてるもんだから
「良い事言わないと!!」
みたいになっちゃって、
本とかに書いてる事をそのまま書いて、
良い事言ってる感を出そうとしてる。
だから"つまんなくなってしまった"のです。
何も知らない、ただ勢いだけで、
思った事を嘘偽り無くぶつけていた時の方が
皆共感してくれて、人が集まってきてくれるのです。
別に僕は勉強する事は否定してないし、
むしろ沢山勉強した方がいいと思ってるんですが、
「自分の心の底から出た言葉を書いてるか?」
これが重要なのです。
やっぱり、本とかに書いてる事をそのまま書いてるだけ、
誰かが言ってた事をそのまま言ってる、
あるいは自分の言葉で言い換えてる気になってるけど
結局ほとんどそのまま言ってるだけ。
こんな人の文章は"超つまんない”のです。
だから、
自分の魂に蓋をするな!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
って事です。
今回は返信を読んでて、
皆さんのメールが以前より"生き生きしている感じ"がしました。
まぁ後で何個か取り上げるので見てみて欲しいのですが、
初期の頃に「ありがちな(そしてつまんない)文章」ばかり送ってきていた人から、
テンポ感のある面白いメルマガを送って来たりしてくれると
「おぉ、進化してきたなぁ」
と嬉しくなりますね。
って事で、さっそく色々と取り上げていきましょう。
今日のお題は
-----------------------------------------------「これは人に知らせないと!!」
って思ったエピソードと、その原理について
-----------------------------------------------です。
現代においては、"集客の肝"となってくる部分と言って良いでしょう。
それでは、紹介していきます。
まずは岡田さん。
-------------------------ここから------------------------「これは人に知らせないと!!」
こう思うのって単純にその情報を教えてあげたい。
知らないと損するよ。っていう相手の事を思って
言っているわけでは・・・無いですよね。
(もちろん、その場合もあるとは思いますがマジョリティではないと思います。)
そうではなく、
この情報を知っている俺、ドウ?
みんなが知らない事を知っている俺、すごくない??
というように優越感に浸りたいんだと思います。
(僕もよく浸りたくなります(笑))
学生の頃よくいましたよね。
「このバンド売れる前から知ってたよ。」
「たぶん俺が一番最初のファンじゃないかな~」
って言う人(笑)
それは、
自分が好きなバンドが売れて世間に認められることによって
まるで自分が認めてもらえたように錯覚します。
バンドと自分を関連付けするんですね。
それと同じように、
自分が興奮したこと
感動したこと
など心揺さぶられたことみんなにシェアすることによって
「自分は正しいんだ。」
「やはり、俺はまちがっていない」
とみんなに証明することができます。
証明できるってところが肝ですよね。
みんなに自分が発信者だと知ってもらう事で自分の格が上がります。
また、
自分が今まで、付き合ってきた人とかを考えると分かりやすいでね。
基本的に、自分と価値観が合わない人とは付き合わないと思います。
例えば一緒に映画を見ていたとして
同じところで泣き
笑い
感動する。
自分が泣いているのに、隣で爆笑してたら
「なんなの、この人」ってなりますよね。
そういう人とは付き合わないと思います。
自分の感性を否定されたくはないんですね。
で、
今回のことをまとめてみると
自分が得た情報、あることについての意見、感想を発信する。
↓
それがなんらかのレスポンスをうけ評価されていく。
↓
自分の格が上がる。(っている気になる。)
結局は自分本位かっ!
っていうなんだか悲しい結論に至りましたが(笑)
人間って利己的ですね。
以上です。^^
読んでいただきありがとう御座いました。
-------------------------ここまで------------------------岡田さん、有り難う御座いました!
ホンネトークで面白いです。
「良い情報は皆で共有するものだからです。
人間は互いに助け合って生きてるのです。
人という字は互いに支え合っているのです。」
とか、そんな綺麗事はどうでも良くて、
僕らは客観的な視点に立って、
しっかりと原理を見抜く事が求められます。
さて、岡田さんは今回、
・相手の為を思って人に言う場合
・自分の為(=凄いと思われたい)に言う場合
の2通りがあり、多くの場合は後者である、
という見解を述べて下さいました。
僕の意見としては、
「どっちか1つ、というよりは、
両方あるんじゃないかな?」
と思っています。
これは人間の脳の構造の問題なんですが、
人は、何かを認識したり、何らかの感情が沸く時には、
1.本能、直観による非意識的思考
2.推論による意識的思考
この順番で行うという事が分かっています。
例えば、よく、
「人は感情で購入したいと思う様になり、理論で正当化する」
という事が言われていますが、これも同じです。
1は主に古い脳(つまり内側の脳)で、
2は新しい脳(つまり外側の脳)によって行います。
岡田さんの言ってくれた、
「優越感に浸りたい」
という感情。
これは、意識にはのぼり難いものです。
だからこれは1にあたるのです。
どっちかと言うと僕らは、
「面白いから皆に教えてあげよう」
と”考える"筈です。
しかし、実際は、それは2にあたるものです。
そして、僕らが注目すべき”原理"にあたる部分は、
1の方なのです。
つまり、流れとしては、
1.原理(その感情が生まれた原因)
↓
2.理由(僕らが後付けで決めるもの)
↓
3.行動
こうなるのです。
人が行動する原因と、
その人が自覚する理由は違います。
そして、僕らは「原理」の部分を考えていない、という事が分かります。
僕は常日頃から、
「少しでも”おや?”と感じた時は、
自分が何故そう感じたのか徹底的に考えましょう。」
という事を言っていますよね。
だって、
「理由」の部分は考えりゃ誰だって分かるのです。
意識してる事なんだから。
でも「原理」の部分は、本当にしっかり考えないと見つかりません。
だからこそ、それを考える事が重要なんです。
それを踏まえて、次のメールを紹介しましょう。
次は海沼さんです。
-------------------------ここから------------------------こんばんは。海沼です。
久々の返信になります!
でもネクステ通信は毎回読んでましたよ~(^_^)v
なんだか最近はいろいろとバタバタしてて、
嫁さんのお腹の中の子供が女の子だとわかったり(6 月出産予定)、
ベビーカーやおむつ、粉ミルクなどなどいろいろと買い出しに
いったり、だんだん慌ただしくなってきました。
さて、ヨタ話はさておき、
前回のメールにあったこの部分、
本質を見抜く為に必要なのは、
「小さな疑問を常に持っておく事」
です。
これはめっちゃ大事だよなーと最近思ってたところでした。
結論言えば、
人は「自分で問いを立てて考えたもの」”しか”最終的に頭に残らないし、
使えないんじゃないかと思いまして。
例えば、
セミナーとかって質問はできるけど基本的には講師が一方的に
話をして、受講者をそれを聴くというスタイルですよね。
で、セミナーを受けたその時は、
「あーいいこと聞いたなー」とか思うんですが、
例えば 1 週間後とかに思い返して見ると、
案外ほとんど内容を覚えてなかったりするんですよね。
でも、
最近参加したセミナーが面白くて、
講師がただずーっとしゃべるんじゃなくて、
所々問いを挟むんですよ。
「これってなぜだと思いますか?」
「こうこうこういう前提だったらどう解釈しますか?」
みたいに合間合間で聞いてくるわけです。
そうすると、
脳をフル回転させて必死に考えている自分がいるではないですか!
しかも眠くならない(笑
すごい充実したセミナーで、
勝手に満足度も上がりました。
やはり人は問いを立てることで始めて考えるんですね~
子供がいきなり奇抜なアイデアを思いついたり、
大人が思いもしないような行動をとったりするのも、
無意識に「なぜ?」という問いをフルタイムで立てているからなんでしょう。
これは読書とかでも同じことが言えると思っていて、
ただ漠然と読むのと、
都度問いを立てて考えて読むのでは、
頭に残る絶対量も変わってくるし、
後々他のモノと繋がるという意味で脳内に暗黙知としてストック
される質も大きく変わってくる気がします。
そういう観点からも、
ネクステ通信はマジですごいと思うのです。
毎回メールの最後に新田さんが問いを立てるわけですから、
常に脳みそフル稼働状態ですね。
頭を使わざるを得ないという(笑
で、問いの立て方として、
新田さんが以前書いていた「why」「how」「what」の 3 つが
そのまま使える気がしてて、
例えばある事象に対して、
why ならそれはなぜ起こるのか?
how ならどうやってやるか?
what ならそれは一体どう定義できるのか?
日々世界に相対して触れる中で、
この3つを意識していれば、
それこそ無限とも言えるネタを拾えるし、
自分の思考の自由度もどんどん上がり、そしていろいろな要素が繋がり、
言語化し且つ実際に物理空間で使える絶対量も増えていくんではなかろうかと思います。
・・・続いて、
「これは人に知らせないと」って思う原理ですが、
僕は承認欲求というか、
「自分の存在証明」「同じ仲間を見つけたい」という本能が
大きく作用していると思っています。
何か閃きやすごいことを思いついたり発見したりしたら、
誰かに「これってすごいくない!?」って言いたくなって、
で、それに対して「確かにすごいね!」と言われることで、
承認欲求が満たされます。
人間は社会的な動物ですから、
自分を肯定してくれる人には親近感を感じますし、
「仲間」だと認識します。
同じ考えを持った仲間同士で結束すれば、
それだけ生存率は上がるし、単純に肉体的、精神的に
生きやすくなるわけです。
つまりそういう遺伝子が過去から引き継がれているんではないかと。
逆に、
自分の考えや立場を否定する人は、
生存する上での敵ですから、距離を取ろうとします。
ただし、
より大きな心を持って、
仮に受け入れられなかったとしても、また否定されたとしても、
「じゃなぜ相手は受け入れないのか?」
「なぜ相手は否定したのか?」
「相手の内部モデルはどうなっているのか?」
「お互いの相反する考えを止揚できないか?」
という問いを立て、
あくまでも「意味のあるもの」に転化していく姿勢が大事だと思います。
つまりあくまでも「態度」の問題ですね。
とはいっても僕もまだまだできてないことが多いので、
今後はより意識していきたいと思います!
ではでは今回は以上です。
-------------------------ここまで------------------------海沼さん、有り難う御座いました!
そしてついに生まれるんですね〜、おめでとう御座います!!
海沼さんの子供なので、きっと可愛い子になるんでしょうね!
さて、前半では、
「問いを立てる事によって、考える事ができる」
というお話でした。
これは非常に重要で、
昔、セミナーを受ける時は5分に1回くらいは質問するつもりで聞いた方がいい
(実際に5分に1回質問したらセミナー終わらなくなるので、あくまで気持ちの問題として)
という事をお話しましたが、
結局、何時間もセミナーを受けたとしても、
頭に残っているものなんてほんの僅かです(笑)
なので、それだったら、
定期的に何か問いを立て、自分で考えてみる、
という事をお勧めします。
自分でどうしても答えが分からなかったら後で講師の人に聞いたらいいし
答えが分かったら、それをノートに書いておくのです。
ただスライドをそのままノートに書き写すだけじゃなく、
そういった事を書く癖を付けると、
頭に残るものが大分変わりますよ!
そして、後半では、「原理」の部分を話してくれていて、
先ほど岡田さんが言った事に対して、
海沼さんは「承認欲求」という名前を付けてくれました。
承認欲求という言葉を使ってくれた方は
与口さんをはじめ、他にも沢山いて、
他に、相馬さんは「自己顕示欲」という名前をつけてくれたり、
ゴウさんが「自己重要感」「コミュニティの中心でいたい欲求」などを挙げてくれました。
つまり、まとめると、
まず最初に承認欲求(認められたい)などの欲求があって、
それが「誰かに伝えたい」という形に変わり、
それに「皆に教えてあげたい(喜んでもらいたい)」という理由を付ける。
こんな感じでしょうか。
しかし、ここで疑問が生まれてきます。
承認欲求や自己顕示欲があるから皆に教える、という原理であるなら、
Twitter の匿名のアカウントで Retweet したり、
2ch などの匿名掲示板でシェアされたりするのは何故なのでしょう?
(今、「問いを立てる」ってのをやってみた事に気付きました?
気付かなかった人は、ボーっと読んでたって事ですよ笑)
これは何でかという事ですが、
僕はむしろ、ネットという世界だからこそ、
より一層「承認欲求」は強くなるのではないかと思うのです。
インターネットの発達によって、
僕らは架空の世界に、新しい自分を作る事ができる様になりました。
Facebook、Twitter、mixi、
それぞれに「自分のアカウント」が存在し、
自分のアイコンがあって、自分がどんなコミュニティに属しているか、
どんな人をフォローしているか、どんな発信をしているかによって、
まわりから「この人はきっとこういう人なんだな」と、
思われるわけです。
これはつまり、自分の「場」を形成してるのです。
例えばその人の発信に、
「大学生」「アルバイト」「就職活動」
「テニスサークル」「合コン」
ってキーワードがあれば、
大体その人がどんな人か分かりますよね。
これらのキーワードが、
雲の様にぼんやり浮かんでいて、
その中心(重心)に「この人自身」がいると想像してみて下さい。
これを僕は「ブランドの雲」と呼んでいます。
例えば、マクドナルドだったら、
「早い」「安い」「ポテト」「チキン」「ドナルド」
「体に悪い」「ファーストフード」「ハッピーセット」
なんかがキーワードとして、雲の様に浮かんでいて、
その雲の重心にマクドナルドという概念のコアが存在します。
(これはあくまで僕の頭の中に存在するものです)
こんな風に、人それぞれ、
違ったブランドの雲を構成しています。
特に、インターネットの世界に作られた「自分の場」は、
非常にぼんやりとしているものです。
実際に会った時とかに比べて、
仮想世界で作った新しい自分は、
ブランドの雲がぼんやりとし過ぎていています。
これがあまりにぼんやりし過ぎた時に起こるのが
「アイデンティティの喪失」
です。
じゃあ、承認欲求って結局何なのかというと、
「このぼんやりした雲をはっきりさせて、
ユニークな存在として自分の事を認めて欲しい」
という事なのです。
その為に、僕らは、
「発信」
を行う事で、自分のブランドの雲を
よりはっきりさせようとするのです。
例えば、
「私は年商○億円の会社を経営しています!」
って言ってる人がいれば、
その人のブランドの雲に、
「年商○億円の会社を経営」
というキーワードを浮かばせたいから言っているのです。
映画についてよく語っているなら、
「映画好き」
というキーワードを浮かばせたいのです。
こうして色んなキーワードが雲の様にふわふわと浮いていて、
それらが1つの塊(ゲシュタルト)となり、
自分の「場」を構築します。
この「雲」についてイメージが沸かないという方は、
「タグクラウド 3 D」
とかで画像検索してみて下さい。
なんとなくイメージが掴める筈です。
さて、ここからがいよいよ核心です。
発信の中には、
「シェア」
を混ぜる事もあります。
(Twitter で言ったら Retweet、Facebook ではシェア)
これはつまり、他人の発信を自分も発信する事です。
何故僕らは、「シェア」をするのか?
シェアとは何かと言うと、
他人の作っているブランドの雲の一部を借りる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という事です。
自分1人でゲシュタルトを完成させるのは不十分だと思った場合、
他人の作った雲の一部を借りる事で、
足りなかった部分を補う事ができるわけです。
つまり、シェアをする事で、
自分のブランドの雲の足りない部分を補い、
仮想世界で作った新しい人物のアイデンティティを
完成させようとしているのです。
ただし、ここで1つ注意があります。
他人の作った雲を使い過ぎると、
自分のブランドの雲がどんどん浸食されていきます。
エヴァンゲリオンで AT フィールドを破られて
使途に浸食されている図をイメージして下さい。
あんな感じです。
あまりにブランドの雲が浸食されてしまうと、
自分のアイデンティティが完全に無くなり、
ただの「劣化コピー」になってしまいます。
劣化コピーにならない為にはどうすれば良いかと言うと、
「他人の発信をシェアする際に、
自分のフィルターを通す(自分の視点で語る)」
という事。
他人の言葉に語らせるのではなく、
自分の言葉として語る事が重要なのです。
今までの話をまとめますが、まず、
行動を起こす原理(感情の源泉)
↓
行動を起こした理由(本人が意識してるもの)
↓
行動
という流れがあり、シェアの場合は、
「それをシェアする自分」を主張する事で、
自分のブランドの雲の足りない部分を借りる事で、
アイデンティティを完成させようとしている、
という感じです。
それでは、続けていきましょう。
次は MASAHIRO さんです。
-------------------------ここから------------------------> 「これは人に知らせないと!!」
> って自分が思ったエピソード、そして何でそう思ったのか、
> その原理を考えてみて下さい。
これは、
”相手の世界観をどれだけ変えることができるか”
で決まると思います。
わっきーが色々な人に紹介されてクチコミで集客されると言っていたので、
どうしてかを真理の方程式の勉強会の後に一緒にご飯とか食べにいきながら
観察してたんですね。
そうすると、わっきーが話していることは
・理想の未来
・現在のやっていること&結果
・クライアントの成果
・コンサル生が自然に集まっているという話
・すごい人に会えたという話
が多いんですね。
もちろん、実際に行動して出してきている
結果もすごいんですが、たぶん、彼は意図的
に、こういう話をしていると思うんですよ。
(いい意味でです。)
そういう話をする方が、相手も楽しいだろうし
結果としてクライアントも意識が高まり成功
しやすいし、意識が高い人が集まりますと
知っているんだと思います。
わっきーは、話聞いてると面白いし、
”こんな子がいるよ”って言いたくなるんですよね。
それを意識して、僕も懇親会とか言ったときに
相手にどれだけインパクトを与えれるか?
を意識して話すようにしてみたんです。
すると、既に効果が出てきていて、勝手に紹介
されていたり、今度、法人として物販やっている人が
会いたいと話が向こうから入ってきました。
このノウハウは悪用厳禁ですが、ぶっちゃけ
かなり効果ありますね。笑
それでは、個人名さらしまくっていて引用しにく
い返信かもしれませんが、以上です。
-------------------------ここまで------------------------MASAHIRO さん、有り難う御座いました。
意図的にやっていたとは、なんて悪い奴なんでしょう!
(いい意味でです笑)
これは結構重要な視点だと思っていて、
よく、色んな人に紹介される人っているじゃないですか。
あれは何でかって言うと、
紹介する事で自分のブランドの雲の価値が上がるから
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんです。
誰かを紹介する事は、
自分のブランドの雲に、その人の名前を浮かばせるって事です。
例えば、ギラギラした感じの人ばっかり紹介してる人は、
やっぱりブランドの雲もギラギラして見られます。
(例え本人がそうでなくとも。)
誠実そうな人ばかりを紹介していたら、
自分もそう見られるのです。
また、成果を出している人を紹介する事は、
「自分のコミュニティにいると成功できる」
という事の社会的証明になります。
なので、紹介される人の特徴を挙げると、
きちんと結果を出していて、かつユニーク(インパクトがある)で、
世界観がマッチしている(理念が一致している)人、
という事になります。
因みに、よく、
「有名な人とばっかり写真撮って Facebook とかにタグ付けして載せている人」
っていますよね。
あれは何でしてるかって言うと、
有名な人達の名前を、自分のブランドの雲に浮かばせて、
自分のブランドの雲の価値を上げようとしているのです。
(でも、先ほど話した通り、それをすればするほど、
どんどん「自分らしさ」が無くなっていきます。)
紹介に関してはもうちょい色々話したいところではありますが、
次のテーマにまわそうかなと思います。
それでは、もう1通メールをご紹介。
三宅さんからです。
(分かりやすくするため、途中で URL を追加しました。)
-------------------------ここから------------------------こんにちは、三宅です。
今日のテーマ(シェアされるもの)ですが、
究極的には「面白いもの」と集約できると思います。
もちろん、それに対して
「じゃあ、何故面白いものは紹介されるのか?」
を考えないといけないのでしょうが、
おそらくこれについては色んな人が考えてくれていると思うので、
「面白い」
について1つ考えてみました。
前回、抽象化して1つ次元を上げるという話がありました。
C←新しいもの!
|
A ―――― B
これを聞いて、僕は
「羽生くんをジョジョ風に描いてみた」
という、最近流行っていた絵を思い出しました。
注:これです↓
http://www.sinrieq.com/omake/jojo.jpg
これこそまさに
A:羽生くんの世界(プーさん等)
B:ジョジョの世界(絵のタッチ&スタンド等)
をくっつけた(抽象次元を上げた)ものと捉えました。
(以下略)
-------------------------ここまで------------------------三宅さん、有り難う御座いました!
前回話したこの発想って非常に大事で、
例えば漫画の実写化(ドラマ化 or 映画化)ってあるじゃないですか。
あれって大抵コケるんですが、
それは何故かというと、
A:漫画の世界
B:監督の世界
が抽象化できていないんですね。
これは「アニメオリジナル」とかもそうです。
ワンピースとかドラゴンボールのアニメオリジナルって
コアなファンからは非常に評判が悪いのですが、
その理由は、監督がきちんと作品を理解していないからです。
例えば、ワンピースがアニメ化された初期の頃に、
「海賊の亡霊」みたいなものを出した話があったんですが、
今でこそ、ブルックの様に死者が蘇ったりしていますが、
当時の世界観では亡霊は出てきてはいけなかったのです。
だから、
「なんかおかしい!!」
となるのです。
あるいは、よく実写化とかである、
「この主人公はこんな事言わないだろう!!」
みやいなやつです。
コアなファンほど、キャラクターの性格を深く理解しているので、
微妙な発言の違いなんかで違和感を感じてしまうのです。
これは、監督がオリジナル要素を混ぜて、
それが元の世界観とマッチしなかったからです。
しかし、実写化する以上、
絶対に同じものは作れないわけで、
という事は何らかの新しい要素を加えなければならないのです。
監督の技量というのは、
いかに元の世界観と、
監督が持っている世界観をマッチさせる事ができるか?
なのです。
これは非常に難しい事です。
だって「世界観」なんてものは言葉にできないものですから、
それをきちんと理解して、
更にそれを元に新しい作品を再構築しないといけないのです。
結局これも、
理解、分解、再構築
なのです。
「ただくっつけた」だけではダメで、
きちんと1つのブランドの雲になっている事が
非常に重要になってきます。
・・・と、そろそろ1時間も書いてます(笑)
意外と時間が長いと文章長くなるか、っていうと、
そうでも無かった様な気がします。
(ただゆっくり書いただけの様な・・笑)
やっぱり、スピードを出して書いた方が良いみたいですねぇ。
それでは今日はこれくらいにしておきます。
次回のテーマは、
「有名になる事」「伝説となる事」
にしようと思います。
何で一瞬で有名になる人がいるのか?
動画で有名な人ってどんな特徴があるのか?
有名になったのにすぐ飽きられる人って?
紹介されて一気に有名になった人ってどう?
伝説を作るってどういう事?
伝説となるビジネスを終わらせ方とは?
・・・みたいな感じの話を色々と考えてみて下さい。
だんだん、抽象的なテーマにして、
参加者が自由に書ける様にしております。笑
では、また次回!
PS.
僕が返信を促している最大の理由は、
「返信する事で定着率が何倍にも跳ね上がる」
からです。
宿題やったら定着しやすいのと一緒です。
特に、次のテーマについて回答する時は、
今までの内容を"踏まえて”考えてみる、
という癖を付けてみて下さい。
それだけで大分変わりますよ!
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