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上記の表は日本の消費者が自身の経済状況をどうみているかを示して
いる。
キーポイント
• 日本の消費者は自身の経済状況を楽観的にみている人が前回調査よ
りやや増加している。今回2016年は32%が楽観的と回答している
が、2014年は30%、2010年は23%だった。
• しかしながら、「非常に楽観的」と回答した人はわずか6%で、今
後の経済状況によってはこの楽観視傾向はやや脆弱であるように思
われる。
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上記のグラフは日本の消費者が好きなショッピングアイテムを示して
いる。
キーポイント
• 日本の消費者が最も好むショッピングアイテムは、食料品と衣料品
(どちらも30%)である。
• 2014年(31%)に続き衣料品は最も好まれるショッピングアイテ
ムである。
• 女性(39%)および35歳未満(36%)でも衣料品が最も好まれるシ
ョッピングアイテムである。
• 男性に好まれるショッピングアイテムは、衣料品(22%)よりも食
料品(29%)と電気製品(25%)である。
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上記スライドは、日本の消費者が「衣料品ショッピングをどう思って
いるか」と「自分の服を購入する頻度」を示している。
キーポイント
• 日本の消費者のほぼ3人に2人(65%)が、衣料品ショッピングがあ
る程度好きまたは大好きと回答。
• 2012年の調査結果(71%)と比較すると減少。
• 男性(53%)に比べ女性(78%)の方が圧倒的に衣料品ショ
ッピングを好む。
• 1か月に1回以上自分の服を購入するという日本の消費者の割合は
2014年(29%)に比べ2016年(33%)は多少増加している。
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上記スライドは、日本の消費者が日常どこで衣料品を購入しているか
を示している。
キーポイント
• 2014年(48%)に続き、衣料品の購入に専門店を利用するという
回答が最も多い(51%)。
• 2番目に多い購入場所はインターネット(50%)で、前回より増加
している(2014年は39%)。
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上記スライドは、日本の消費者が自分の服を最もたくさん購入する場
所を示している。
キーポイント
• 日本の消費者が自分の服を最もたくさん購入する場所として一番多
かった回答は専門店である(24%)。
• 男性より女性の方がはるかに専門店の利用が多い(27%対
20%)。男性の場合、ロープライス店の利用が最も多い
(22%)。
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上記スライドは日本の消費者が自分の服を最もたくさん購入する場所
の経年変化を示している。
キーポイント
• 最もたくさんの服を購入する場所としてインターネットの利用が
2008年以降急増している (2008年の7%に対し、2016年は20%) 。
• その同じ期間に、大型スーパー/量販店(23% から11%へ)と百貨店
(19%から11%へ)は減少している。
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上記スライドは、日本の消費者が衣料品を購入する際に重要だと考え
る要素を示している。
キーポイント
• 日本の消費者が衣料品を購入する際に重要だと考える要素は、価格
(88%)、快適性(84%)、色(84%)である。
• 女性(67%)の方が男性(55%)よりも購入の際に素材を重視して
いる。
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上記スライドは、上記の機能特性について、(1)知っている、(2)
購入したことがある、と回答した日本の消費者の割合を示している。
キーポイント
• 日本の消費者に最も認知されている機能特性は、ストレッチ性
(75%)、吸汗速乾(75%)、形態安定(73%)である。
• 日本の消費者が最もよく購入する衣料品の機能特性は、ストレッチ
性(64%)、吸汗速乾(61%)、形態安定(57%)である。
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上記スライドは、日本の消費者の機能性アパレル購入傾向の経年変化
を示している。
キーポイント
• 日本の消費者が最もよく購入する衣料品の機能特性は、ストレッチ
性(64%)、吸汗速乾(61%)、そして形態安定(57%)である。
• オーガニックコットンの購入は増加も減少もあり、2008年以降大
きな伸びはない。 (2016年は28%、2008年は 23%)
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上記スライドは、日本の消費者が服装のアイデアをどこから得るかを
示している。
キーポイント
• 日本の消費者は服装のアイデアを小売店(68%)及びメディア
(68%)から得ることが最も多く、次いで人(51%)からである。
• 男性(39%)よりも女性(64%)の方が圧倒的に、人から服
装のアイデアを得ている。
• 2012年以降、服装のアイデアを得る情報源としてインターネット
が最も多い。
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上記のグラフは、日本の消費者が服装のアイデアを得るインターネッ
トサイトを示している。
キーポイント
• 日本の消費者のほぼ3人に2人(63%)が、eコマースサイトから服
装のアイデアを得ている。
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上記スライドは、日本の消費者が衣料品をどのように購入するかを示
している。
キーポイント
• 日本の消費者はセールで服を購入することが多く、10人のうち9人
近く(87%)がセールで購入する。
• このことは日本の消費者にとって価格が最も顕著な購入要因
であることを示す先のスライドと一致する。
• 服を購入する際、日本の消費者は衝動買いより、計画的に購入する
傾向にある。
•
女性(33%)は男性(22%)よりもかなり衝動的に服を購
入しがちである。
• 日本の消費者の半分(50%)は、たとえ多少品質が劣っても、やや
低価格な服を購入する。
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上記のグラフは日本の消費者の服の買い方の変化を示している。
キーポイント
• 服の購入傾向は2014年以降あまり変化していない(2014年に85%
2016年に87%)
• 衝動買いの消費者の割合は減少傾向にあったが、2016年は23%ま
で減少した。
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上記のグラフは、日本の消費者のセール購入と価格のために品質を犠
牲にするかについて示している。
キーポイント
• セールで購入もしくは、低価格のために品質を犠牲にしても構わな
い日本の消費者は、2014年から2016年にかけて、あまり変化はな
い。
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この表は、日本の消費者が昨年と比べ衣料品がどう変化していると感
じているかを示している。
キーポイント
• かなり多くの日本の消費者が服の価格が2014年よりも上がったと
感じている(2014年には20%、2016年には30%)。
• 日本の消費者10人のうち3人強(31%)が生地の綿離れの変化を感
じている。
• 女性(36%)は男性(27%)よりも生地のこの変化に気づい
ている。
• 日本の消費者の30%は以前よりも生地が薄くなっていると感じてい
る。また、女性(33%)は男性(27%)よりもそう感じている人が
多い。
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この表は、日本の消費者の現在の衣料品所有数をアイテム別に示して
いる。
キーポイント
• ソックス、下着、Tシャツなどのベーシックなものが日本の消費者
の最も一般的なアイテムである。
• 日本の消費者は、スポーツ用ショートパンツ/パンツの所有数が平
均2本未満である。
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この表は、日本の消費者の現在の衣料品所有数をアイテム別に示して
いる。
キーポイント
• 平均して、35歳以上の消費者のほうが多くの服、特に、ドレスシャ
ツやスーツ、フォーマルパンツなどのフォーマルなアイテムを所有
している。
• 35歳以上の消費者は若い人に比べシーツ、寝具類、タオルといっ
たホームテキスタイルの所有数も多い。
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上記スライドは、 (1) 日本の消費者でデニムの着用がとても好きある
いは好きな人の割合、 (2)日本の消費者のデニムジーンズ平均所有数
の変化を示している。
キーポイント
• デニムの着用を好む日本の消費者の割合は2010年の73%から2016
年には53%に減少した。
• 日本の消費者の平均デニム所有数は2010年は7本と高かったが2016
年は4本に減少した。
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このグラフは、衣料品と家庭用繊維製品それぞれについてインターネ
ットで購入した経験がある人の割合を示している。
キーポイント
• 日本の消費者は家庭用繊維製品(79%)より衣料品(89%)のオン
ライン購入の方が多い。
• 衣料品のオンライン購入は、男性(86%)よりも女性(92%)の方
がはるかにが多い。
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上記のグラフは、日本の消費者が衣料品の購入にインターネットをど
のように利用するかを示している。
キーポイント
• 35歳未満の消費者は35歳以上の消費者よりもインターネットで服
を購入する人が少し多い。
• 年齢における最も大きな違いはファッショントレンドサイト
の使用である。(35歳以上で8%に対し、35歳未満は15%)
• .一般的に、日本の消費者が最も頻繁に利用するのはeコマース専用
サイト(41%)で、次いで検索エンジン(35%)、eコマース専用
アプリ(21%)の順である。
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上記のスライドは日本の消費者のインターネットショッピングにおけ
る懸念を示している。
キーポイント
• インターネットショッピングにおける主な懸念は配送料(80%)、
服に触れられないこと(76%)である。
• インターネットショッピングにおける懸念のうち、試着できないこ
と(73%)、服の品質(72%)も多数派である。
• 男性よりも女性の方がはるかにオンラインショッピングで「素材が
不明であること」(女性71%、男性60%)と「在庫状況」(女性
63%、男性46%)を懸念している。
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この表は日本の消費者によるオンラインショッピングに影響を与える
要因を示している。
キーポイント
• 日本の消費者はサイズ(67%)やフィット感(66%)の詳細はイン
ターネットショッピングする際に最も重要な要因となるといってい
る。
• 他の主な要因は、製品の拡大・縮小表示(57%)、製品素材に関す
る情報(57%)、複数色の製品ビューとより詳細な色情報(55%)
カスタマーレビュー(55%)である。
• 女性はネットショッピングに関して男性よりも評価情報に興味が
あり、影響される傾向がある。
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上記スライドは日本の消費者の綿と化学繊維の生産における環境面で
の懸念事項を示している。
キーポイント
• 綿と化学繊維の両方で、化学薬品と殺虫剤の使用量が最たる懸念事
項の一つである(綿は34%、化学繊維は32%)。化学繊維の生産に
おいては温室効果ガスの排出問題もまた、最たる懸念事項である。
• 化学繊維の生産による温室効果ガスの排出に関して、男性(28%)
よりも女性(36%)の方がかなり懸念している。
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上記のスライドは綿花製品に関する懸念事項を挙げた各項目について
①1位にランク付けした日本の消費者の割合、②3位までにランク付け
した日本の消費者の割合、を示している。
キーポイント
• 日本の消費者は綿花生産において化学薬品や殺虫剤の使用量を最も
懸念している。全体の27%が最大の懸念事項と言っており、47%が
綿花生産の重要な懸念事項として3位までに入れている。
• 温室効果ガスの排出もまた11%が一番の懸念事項だと言っており、
10人のうち4人(39%)が3大懸念事項の一つだと言っている。
• 45%が上記事項に差し迫った問題はないと言っている。
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このスライドは上記の環境/社会問題について懸念している日本の消
費者の割合を示している。 ***割合は上位5位の回答者に基づいてい
る(0~10の11段階で6-10を選んだ人の割合)
キーポイント
• 日本の消費者の上位5位の回答に基づいた結果によると、環境面で
最も懸念していることは今回リストへ新たに追加された食品の汚染
と安全性(60%)である。その後に、小売価格の上昇(57%)、大
気質(57%)、水質(55%)が続く。
• 女性(65%)は男性(56%)よりも食品汚染/安全性にかな
り懸念がある。
• 一般的に、女性は男性よりもこれらの問題を懸念している。
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このスライドは上記の環境/社会問題について懸念している日本の消
費者の割合を示している。 ***割合は上位5位の回答者に基づいてい
る(0~10の11段階で6-10を選んだ人の割合)
キーポイント
• 遺伝子組み換え農作物は46%と日本の消費者の約半数にとって懸念
事項であるが、前回の53%からわずかに減少している。
• 遺伝子組み換え農作物については、男性(43%)より女性(50%)
および35歳以下(41%)よりも35歳以上(51%)の方が、懸念し
ている人が多い。
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***0~10の11段階で6-10を選んだ人の割合
キーポイント
• 環境に配慮した衣料品を探す努力をする日本の消費者は比較的少数
である。 10人中2人(21%)だけが努力すると言っている。
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上記のグラフは、日本の消費者は、購入した衣料品が環境に配慮して
いないと判明したときに誰に責任を問うかを示している。
キーポイント
• 日本の消費者の約半数(46%)は、もし購入した衣料品が環境に配
慮していなければ第一にメーカーに責任があると回答している。
• その次に日本の消費者が責任を問う相手は、ブランド(20%)、自
分(14%)、ファイバー生産者(9%)である。
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上記スライドは、各繊維について環境に安全だと答える日本の消費者
の割合を示している。 **0-10の11段階のうち6-10を選んだ人の割合。
「わからない」の回答は除外
キーポイント
• 日本の消費者は、どの繊維が環境に安全かの問いに対して、化学繊
維よりも天然繊維の方が安全と答える人が多い。
• 日本の消費者の73%は綿は環境にとって安全だと答えている。
• 女性(80%)は男性(66%)よりも綿は安全だと答える人が
かなり多い。
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日本の消費者の綿製、ポリエステル製、レーヨン製の衣服に対するイ
メージを聞いている。**上記パーセントは綿製の衣服についての回答
キーポイント
• 日本の消費者は綿について肯定的な見方をもっており、持続可能性
(73%)、本物である(72%)、信頼できる(71%)が特性だと考
えている。
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このスライドでは、綿を好む日本の消費者の割合を示している。
***「わからない」の回答は除外
キーポイント
• 日本の消費者の半数以上(51%)は、綿、デニム、綿・ポリエステ
ル混の素材は、今のファッションに最もふさわしいと好んでいる。
• 前回と同様に、61%は綿と綿混素材の服を最も好んで着ている。
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上記スライドは、上記アイテムが綿か綿混素材であることを好む日本
の消費者の割合を示している。***「わからない」の回答は除外
キーポイント
• 89%の日本の消費者は綿か綿混素材のジーンズを好む。次に、Tシ
ャツ(81%)、下着(73%)、寝間着(69%)が続く。
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上記スライドは衣料品購入前に素材ラベルを確認する日本の消費者の
割合を示している。
キーポイント
• 日本の消費者の84% は、衣料品購入前に少なくともときどきは素
材ラベルを確認する (いつも – 22%、たいてい – 34%、 時々 –
28%) 。
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上記のスライドは日本の消費者が家庭用繊維製品をどこで購入するか
を示したものである。
キーポイント
• 日本の消費者が家庭用テキスタイル製品を最もよく購入するのは大
型スーパー/量販店(51%)で、次にインターネット(36%)、ロ
ープライス店(22%)、百貨店(15%)が続く。
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上記スライドは日本の消費者が家庭用繊維製品に綿や綿混素材を好む
かを示している。***「わからない」の回答は除外
キーポイント
• 綿や綿混素材はタオル(81%)、シーツ(72%)、寝具(71%)を
含む家庭用繊維製品のいずれにおいても好まれている。
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上記のスライドは日本の消費者の購入決定に最も影響を及ぼす要因を
示している。
キーポイント
• セール品は購入決定に最も影響し(66%が「セール」か「値引き」
のラベルがある服を買う)、次に「国産」(57%)、「綿100%」
(47%)、「天然製品」は(38%)。
• 「アメリカ製」(8%)や「リサイクル」(16%)といった言葉は
日本の消費者の服の購入に結びつきにくい。
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上記の表は日本の消費者が場面により好む服のタイプを示している。
キーポイント
• 日本の男性はフォーマルパンツとカジュアルパンツを好む。男性は
職場(58%)や、スタイリッシュに見せたいとき(41%)フォーマ
ルパンツを好む。カジュアルパンツは夕食に出かけるとき(44%)
や見た目をよくしたいとき(47%)に好まれる。
• 日本の女性は職場(27%)、夕食に出かけるとき(36%)、スタイ
リッシュに見せたいとき(37%)を含む多くの場面でスカートを好
む。
• 全般に、ジーンズは女性より男性の方が上位3位までに登場する。
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上記の表は日本の消費者が場面により好む服のタイプを示している。
キーポイント
• 日本の男女は様々な場面でジーンズを上位3位までに選んでいる。
• 男女ともに(45%、36%)日常の用事にはジーンズを最も選ぶ。
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