...

我々は21世紀における高齢者の変化を目撃している。

by user

on
Category: Documents
3

views

Report

Comments

Transcript

我々は21世紀における高齢者の変化を目撃している。
世界保健機関と国際連合大学共同製作
ドキュメンタリーマルチメディアパッケージ
26分 ドキュメンタリー
6本
ショートシリーズ
WWW.WISDOM.UNU.EDU
同様テーマの為の素材提供
我々は21世紀における高齢者の変化を目撃している。
ショート・シノプシス
日本は世界的傾向である高齢化の最前線に位置しています。高齢化は全世界において社会と経済に影響
を及ぼします。
「英知への歳月」は高齢化社会への新しい方向性に焦点をあてたドキュメンタリーとマルチ
メディアパッケージで、21世紀における高齢者の変化を垣間みる事ができる作品です。
あらすじ
世界で経済的に最も豊かで、最も科学技術が進歩し、都市化が進んだ国のひとつである日本は人口の20
%以上を65歳以上が占めています。
「英知への歳月」は都市部に住む高齢者と彼らの肉体的、精神的、社会的健康を保つ秘訣を垣間みる事がで
きる作品です。科学の進歩と日常生活を中心とした物語を通し21世紀における高齢者の社会における役
割の変化を我々は学ぶ事ができます。
「英知への歳月」は世界の都市において加齢のプロセスを探求する
為のきっかけとなる作品です。
PAGE 1 OF 6
ドキュメンタリーの主な登場人物:
(敬称略)
- 山口安次郎
「健全な百寿者」103歳で現役の西陣織の職人(京都)
- 執行夫妻
退職されエレガーノ神戸在住のご夫婦(神戸)
- 坪田一男
日本抗加齢医学会 副理事長(東京)
- 梅原理恵
ゆたか苑の介護士(東京)
- 広瀬信義
作品要約:
老年内科医/百寿者研究者(東京)
老化は、生まれた瞬間から始まる普遍的な生物学的過程です。
- 坂本一夫、杉原ミドリ
我々は歳を重ねるごとに変化していきます。時とともに衰える
HAT神戸に在住の健康な高齢者(神戸)
能力もあれば、知恵のように高まるものもあります。高齢化は基
- 藤尾純也
本的に社会的現象です。我々は皆、同時に歳をとり、文化的、社
エレガーノ神戸のオーナー(神戸)
会的慣習が平均寿命に大きく影響します。
- 丸上勝人
退職エンジニア、
シルバーカレッジ学生(神戸)
このドキュメンタリーでは、世界で経済的に最も豊かで、最も科
- ジェイコブ・クマレサン
学技術が進歩し、都市化が進んだ国のひとつである日本での
WHO神戸センター所長(神戸)
高齢化について探求します。 3万人を超える百歳以上の高齢者
- マイケル・マーモット
をかかえる日本は人口に占める高齢者の割合の上昇と出生率
ロンドン大学疫学・公衆衛生学教授、国際健康社会研究所所長
の低下に対して奮闘しています。世界一の平均寿命によって皮
- 黒川 清
肉にもその奮闘は深刻化しています。
日本の平均寿命が一番で
政策研究大学院大学教授
ある理由は、強力な医療制度と安全で快適な生活環境を生み
- 井上晃
出す都市計画があるためであるというのが一般的です。
しかし
オリンパステルモバイオマテリアル社の人工骨開発者(東京)
、現実を十分に理解するためには、
もっと深い洞察が必要です。
- 山崎マツ
103歳の商店店主(東京)
「英知への歳月」では社会的、経済的に様々な背景を持った高
齢者の人生を垣間見ます。老化とは相対的なものであり、同じ
ドキュメンタリーのメイキング:
年齢の二人でも精神的、肉体的能力には差があるといことを理
「健全な都市化:健康の社会的決定要因の都市環境下にある人
解することから始めます。科学者はこのような差を解明し、長く
々への影響を最適化すること」は神戸にあるWHO健康開発総
健康な生活を送っている人々の特徴を理解し始めています。
こ
合研究センター(WHO神戸センター)のプロジェクトです。セン
れらの差や特徴は、人格やライフスタイル、そして最も重要な
ターは、継続的イニシアチブをとることにより、発展途上国およ
要因である家族、友人と地域との強い人間的なつながりと関係
び先進国の都市環境下での健康格差の問題に対処するために
しているのです。
、新しい知見の確立に貢献し、行動を促すことを願っています。
このドキュメンタリーは日本を舞台にしており、私たちひとりひ
2007年に、WHO神戸センターと国際連合大学メディアスタジ
とりに人生の旅を振り返る機会を与えてくれます。
また、高齢者
オは、eケーススタディとビデオドキュメンタリーの共同制作に
を社会の守護者として敬うことの大切さを思い起こさせてくれ
合意しました。
「英知への歳月」は、
この共同作業の結果であり、
るのです。
神戸および日本における都市環境下の高齢化問題を探求して
います。
PAGE 2 OF 6
「英知への歳月」のスタッフへのインタビュー:
監督 Andreina Lairet ( AL)
に住む高齢者は数多く、彼らは新しい生活をこの地域で築こう
としており、お話はとても印象深い物です。
エグゼクティブ・プロデューサー Brendan Barrett (BB)
プロデューサー Kaori Brand とCitt Williams (KB&CW)
Q. このドキュメンタリーを製作する際にどのような問題がありま
したか?特に印象に残っている出来事は何ですか?どのように
Q. この作品を作るにあたり、何がインスピレーションとなりましたか?
問題解決をしたのですか?
AL: 日本の高齢化に焦点を合わせた作品を作るというアイディ
AL: このドキュメンタリーを作るにあたって大変な事は数々あ
アは、初めてHAT神戸を訪れた際、地震の被災者の高齢者の
りました。天候、予算、文化と言語の違い。
しかしそのなかでも
多くが一人で暮らしているのを見てから生まれました。
日本人
一番大変だったのは役者ではない人々をリアルな状況で撮影
の長寿化は科学と遺伝学の功績と言えますが、社会へ負担も
する事だったと思います。そのため撮影は大変でしたがリアル
強いる事になりました。そのため、私たちは都市部に住む高齢
な作品になったと思います。
者に注目し、
日本は高齢化社会については世界の他の都市へ
もちろん撮影中スタッフはいつも立ちっぱなしで、準備万端で
のモデルとなると考えました。
いなくてはいけません。
また予想もしない事がいつ起こるか分
からないので素早く決断する事も必要でした。そのような時は
AL:
HAT神戸在住の高齢者と話をするにつれ、地域の強い絆
は大変な問題を乗り越えるのに必要な物だと実感しました。
監督やプロデューサーの頭の中で描いていたシーンとは異な
ってくる事も良くありました。
その際新しいアプローチの仕方を考えなくてはいけませんでした。
AL: リサーチを進めるにつれ加齢は世界共通のプロセスで、全
ての人に等しく訪れるが、様々な要素が影響を与えることに 気
BB:
二人の百寿者の方にインタビューできたのはとても幸運な
づきました。人口150万人という日本の都市部にしては小さ
事でした。お二人とも全く異なる意味で特別な方ですので。
い神戸市においては、退職者の為の様々なサービスが提供さ
れ、中には65歳以上の方でも学ぶ事ができる大学まであり
Q. 高齢社会のどんなところに興味を持ちましたか?
ます。
このような場所に行き、実際に高齢者の方々と話をして
みると、友情や、他者とのコンタクトがいかに大切かというのを
AL:
個人的興味を持ったのは、国によって高齢者の生活が異
目の当たりにする事が出来ました。
なるかという事実です。
また彼らと時間を過ごす事で彼らの生活と彼らの社会への貢
私は日本人ではなく、発展途上国で育ちましたので、長く健康
献度を見る事が出来ました。
な人生を送れるよう手助けする日本の技術が大変進んでいる
かという事に驚きました。
BB: WHO神戸センターは 地元の大学と健康に関するレポート
また家族やコミュニティーとの絆がなくなってきているのを知
の作成 する等、地元の団体と様々な活動を行ってきました。私
り悲しくもなりました。
日本の近代化が日本の家族の形を変え、
が特に深く関心を持ったのは阪神淡路大震災の高齢者への影
若者が両親や祖父母と過ごす時間が減ってしまったかという
響と、彼らの被災後の新しい住居への移住でした。HAT神戸は
のは興味深い事実でした。
地元自治体の新しい住宅スキームの一つの例です。HAT神戸
同時に日本社会の伝統と近代の重なりを見る事ができたのは
良い経験でした。機織りや民謡が世代から世代へと受け継が
れていくのを見る事が出来たのは印象深い思い出です。
BB: 我々の高齢者への視点は古いものになりがちです。
本来は全ての人の人生にとって、
自分自身のこれまでの功績を
たたえ同時に社会に今までのお返しをする事のできるとても
特別な時であるはずなのです。そして人生の最後の瞬間まで
しっかり生きる事を目的にする時でもあるのです。
PAGE 3 OF 6
Q. このドキュメンタリーはメディアスタジオの過去の作品と関係性
がありますか?この作品を製作する事は自然な流れでしたか?それ
とも革新的な物となりましたか?
AL: Brendanがこの質問に答えるのはもっと適していると思います
が、
このようなテーマの作品はメディアスタジオにとっては初めて
の経験になったと思います。過去メディアスタジオは国外の環境
ディアスタジオが日本国内で社会問題を取り上げた初めての作品
プロジェクトパートナーについて
WHO神戸センターについて
になりました。
神戸に所在するWHO健康開発総合研究センター(WHO神
問題に焦点を当てた作品を作ってきました。
「英知への歳月」はメ
戸センター)は、WHOの機関として、社会的、環境的、技術的
BB: この作品は我々が製作する3本目のドキュメンタリーで、題材
変化と健康の因果関係およびそれらが保健政策へ及ぼす影響
はこれまでの作品と全く異なります。日本で作るというのは大変な
に関する研究を行っています。
この研究により、多くの専門分野
作業でしたが、同時にすばらし経験でした。前作にくらべ製作チー
が協調して分野横断的に行動することが必要な健康問題を優
ムも予算も大きいものでした。
先事項として取り扱うWHOの機能向上につながっています。
Q. 製作現場で起こった面白い話を聞かせてください。大変だった
センターは、1995年に設立され、技術的協力、能力開発、
また、
事、思い出に残る話、作品に登場する人の裏話等。
科学的情報や成功事例の情報の交換を支援する研究施設の
世界的ネットワークの一部です。センターは、世界規模で任務
KB&CW: 一番驚いたのは高齢者の方々が撮影に際してオープン
を遂行する一方で、必要に応じて国際的知識と経験を利用し
で協力的に私たちを受け入れてくださった事です。皆様の経験と
て地域の利益と必要性に応え、また、地域や国の専門知識を
そして貴重なお時間を惜しみなく提供してくれました。
世界で応用しています。
天候が良い日も悪い日も、皆様のエネルギーの強さには感服しま
した。シルバーカレッジの畑で撮影をしている際、雨雲が迫ってき
国際連合大学メディアスタジオについて
ているのが分かりました。撮影期間は1週間しかなかったので、
こ
国際連合大学メディアスタジオは2003年3月に設立され、世界
の機会を逃したくはなったのですが、登場人物の丸上さんが畑を
的なネットワークのパートナーと共同で公開教育資料を開発
耕しているショットがありますが、
この時点で雨は大降りになって
し、共有しています。東京に拠点
いました。スタッフ皆も集中しておりましたので、撮影はそのまま
をおく小さなチームを通して、国際連合大学は対話型コンテ
続けました。傘はさしていましたが、撮影が終わる頃にはすっかり
ンツ構築また時事、娯楽、教育ドキュメンタリーの革新を促進
ぬれていました。その夜から撮影が終わるまでスタッフ皆咳やく
しています。中核である創作チーム
しゃみが止まりませんでした。
は、ウェブ、
グラフィックデザイン、
ドキュメンタリー、マルチメ
ちょっとやり過ぎだったかもしれませんが、皆あまりにも集中して
ディア制作の専門家、および教育技術、教育設計の専門家で
いたので、撮影をやめる事を考えもしなかったのです。
構成されています。
プロジェクト
Q. 作品を見終わった後の視聴者にどんな気持ちになった欲し
を開発する際、
このチームは、国際連合大学内、他の国連組織
いですか?
内の主題の専門家、提携大学および独立した専門家と共同で
作業を行います。
AL:「お母さんに電話して、元気かどうか確認しなくちゃ!」
HTTP://WWW.MEDIASTUDIO.UNU.EDU
BB: 「自分が高齢者になった時に、充実した人生になるようにしな
最近の活動
くては!楽しみだな。」
HTTP://ONLINELEARNING.UNU.EDU/EN/AYUQUILA/
HTTP://VOICES.UNU.EDU
HTTP://OURWORLD.UNU.EDU/JP
PAGE 4 OF 6
見ていただきたい方々
第一の対象者は、保健、社会福祉、都市計画、財政、教育などの
部門における地域、地方、国の政策立案者の方々です。
第二の対象者は、高齢化と健康の社会的決定要因の分野で研
究を行っている学界、保健分野で労働者の訓練に従事してい
撮影
村上涼
編集
松田美子
る教育者、そして大学院課程で保健関連研究をしている学生
音声
です。
中馬越直人
第三に、高齢化はすべての人に関わりがあるので、一般の方々
にもこのeケーススタディとビデオドキュメンタリーに興味を
持っていただくことを期待しています。
デザインとテクノロジー
HDV撮影/26分/カラー/16:9/日本語版、英語版、城素材/HD
音楽
David Jimenez and Daniel Jimenez
MA
沖田淳之介(株式会社Okidesign)
安田玲音
CAM マスター
ロケ場所 神戸、京都、東京
撮影
岩田一友
Luis Patron
著作権 ライセンス
Copyright 2008 United Nations University and the World
Health Organization. Some Rights Reserved.
音声
森下正一
ビデオ・ドキュメンタリー クレジット
日本語ナレーション
登場人物(敬称略)
西原さおり
- 山口安次郎
(株式会社PINES)
- 執行夫妻
- 坪田一男
英語ナレーション
- 梅原理恵
Rachel Smith
- 広瀬信義
(株式会社イスト)
- 坂本一夫
-杉原ミドリ
Additional Music
- 藤尾純也
Hector Zarate, Creative Commons Konfort Records
- 丸上勝人
- ジェイコブ・クマレサン
ポストプロダクションヘルプ
- マイケル・マーモット
逢坂芳郎
- 黒川 清
- 井上晃
グラフィック・デザイン
- 山崎マツ
David Jimenez
製作・監督
インタビュー通訳
Andreina Lairet
高橋純子
Citt Williams
車輌
ブランドかおり
有限会社ワイエスロケーション企画
エイ・アール・サービス株式会社
エグゼクティブ・プロデューサー
翻訳
Brendan Barrett
日本映像翻訳アカデミー
高橋彩子
PAGE 5 OF 6
日本語ナレーション翻訳
Jason Hall 、利光香子、華
小原香代
滝井みおぎ、瑠河
オンライン編集
遠藤知美、優剛
株式会社ネオピーアンドティー
JR西日本ロケーションサービス
株式会社神戸ポートピアホテル
撮影機材レンタル
Team JSCA
株式会社ビデオサービス
JICA
神戸市企画調整局 三木孝
写真提供
兵庫県立地域ケア開発研究所
共同通信社
Richard and Claudianna Blanco
(Virgin Earth inc.)
オスフェリオンレントゲン写真提供
Roy Wadia
国立病院機構 宇都宮病院 整形外科 田中孝昭
Produced by UNU Media studio as a art of the WHO
会計
Healthy Urbanisaton project in association with WHO Kobe
岡田妙子
Centre
世界保健機関 製作協力
(アルファベット順)
Faten Ben Abdelaziz
©2008 United Nations Univerisity and WHO Kobe centre.
Richard Bradford
Some rights reserved
Frank Grenier
Jaz Lapitan
お問合せ
Susy Mercado
国際連合大学メディアスタジオ
Mojgan Sami
Email address: [email protected]
Lori Sloate
〒150-8925東京都渋谷区神宮前5丁目53-70
Hiro Ueda
tel:03-5467-1318
Special Thanks to:
fax:03-3499-2828
黒田美紀
Website: www.mediastudio.unu.edu
神戸フィルムオフィス
水足順三
海岸通・エレガーノ神戸
「英知への歳月」
ドキュメンタリー関連リンク
HAT神戸
Link 1: www.wisdom.unu.edu
HAT民謡クラブ
はっと保育園
Link 2: www.mediastudio.unu.edu
シルバーカレッジ
Link 3: www.who.or.jp
シルバーカレッジ有機栽培研究会
Link 4: http://wisdom.unu.edu/en/resources/
シルバーカレッジインターネットクラブ
「英知への歳月」
(
の資料集サイト)
山下義明&貴美子
山口安次郎さんご一家
山口織物株式会社
山 マツさんご一家
大川一雄
ゆたか苑
オリンパス株式会社
慶応義塾大学医学部眼科学科教室 坪田一男
株式会社メディ・プロデュース 久保田恵里
神戸モザイクガーデンー株式会タクト
キタムラグループ スタジオマリオ
PAGE 6 OF 6
Fly UP