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電子商取引取扱要綱

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電子商取引取扱要綱
電子商取引取扱要綱
(目 的)
第1条 市場における物品の円滑な供給と価格の安定を図るため,京都市中央卸売市場
業務条例第 43 条第 1 項第 3 号に規定する卸売業者が,電子情報処理組織を使用する
取引方法その他の情報通信の技術を利用する取引方法(以下「電子商取引」という。
)
により物品の卸売を行う場合については,この要綱に定めるところによるものとする。
(卸売の対象者)
第2条 電子商取引による卸売の対象は,仲卸業者又は売買参加者とする。
(卸売の対象物品)
第3条 電子商取引による卸売の対象物品は,規則の別表第 10 に掲げる物品とする。
(承認要件)
第4条 電子商取引に係る承認の要件は,次に掲げる事項とする。
(1) 市場取引委員会の審議を経ていること。
(2) 本市場における仲卸業者又は売買参加者が,公平に取引に参加する機会が設け
られていること。
(3) 当該取引の情報提供が確実であること。
(4) 当該取引に係る物品の引渡方法及び場所が定められていることが確実であるこ
と。
(5) 当該取引において事故が発生した場合における処理方法が適正に定められてい
ること。
(6) 市長が当該取引の内容を閲覧することができること。
(電子商取引に必要とする提供しなければならない情報)
第5条 電子商取引に必要とする提供しなければならない情報は,次に掲げる事項とす
る。
(1) 取引に係る物品の引渡年月日
(2) 商品名
(3) 出荷者の氏名又は名称
(4) 卸売の数量,等級,荷姿,量目
(5) 取引の単位
(6) 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律第 19 条の 8 第 1 項又は第
2 項の規定による基準が定められている生鮮食料品等については,次に掲げる事
項のうち,その物品に必要な情報を提供しなければならない。
ア 名称
イ 原料又は材料
ウ 保存の方法
エ 原産地(加工食品にあっては,原料原産地)
(7) その他公正な価格形成を確保するために市長が必要と認める事項
(承認申請)
第6条 電子商取引に係る申請は,第 1 号様式により行わなければならない。
2 申請にあたっては,当該取引を行う30日前までに市長へ申請するものとする。た
だし,年間を通じて当該取引を行う場合には,一括して申請することができる。
3 すでに承認された取引の内容に変更が生じた場合は,
すみやかに第 2 号様式により,
変更承認申請を行うものとする。
(受付開始時間及び終了時間の周知方法)
第7条 卸売業者は,受付開始時間及び終了時間の周知方法を開設者に届け出なければ
ならない。
(販売原票の作成)
第8条 卸売業者は,電子商取引成立後すみやかに販売原票を作成しなければならない。
(物品の異状確認及び事故処理の方法)
第9条 卸売業者は,電子商取引による物品の異状確認並びに事故処理方法について,
確認の方法等の手順を定め,開設者に届け出なければならない。万 一,事故が発生
した場合は,出荷者とも責任分担を十分協議し,適正な措置に努めるものとする。
(その他)
第10条
電子商取引の運用に関して疑義が生じたとき若しくはこの要綱により難い
問題が生じたときは,そのつど市長が定めるものとする。
附 則
この要綱は,平成 17 年 5 月 1 日から施行する。
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