...

(タイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループ

by user

on
Category: Documents
12

views

Report

Comments

Transcript

(タイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループ
平成27年度 事業計画書
(由比ガ浜地下駐車場)
タイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループ
管理運営方針
【事業計画の理念】
当グループは一貫して「駐車場事業はサービス業」と捉えております。
当グループは、これからも地域社会のニーズに合わせより一層のサービスの充実を図り、
「駐
車場が目的地となる」事業に取り組むための挑戦を恐れず新しい駐車場の在り方、新しい駐
車場の可能性を追及し地域社会の発展に貢献し、当駐車場の設置目的を明確に理解し、バラ
ンスのとれた選ばれる公共駐車場を目指して常に成長し邁進してまいります。
【施設の運営方針】
当グループは、これまで駐車場業界の大手企業として、多くの公的及び民間駐車場の実績
を誇ってきてまいりました。全国に営業所や支店を配置している為、各所に高品質なサービ
スを行うことを可能とし、利用者に対する配慮を常に行い従業員教育を徹底することで、レ
ベルの高い業務を行ってまいりました。
本件駐車場は、周辺道路交通の円滑化を図るとともに、周辺地区利用者の利便性を向上さ
せる大きな役割を担っております。当グループは、全国の自治体から指定管理者として駐車
場の管理を数多く請け負っており、貴県の設置目的を理解し、且つ、全国の類似施設の例を
基に、最適な管理運営を行うことができます。
当グループの知名度や経験を生かし、知識と実力を最大限に発揮し一貫した体制を作り、
総力を挙げて取り組むことで安定性と収益増加、更なる品質向上に繋がると考えております。
当グループは下記の方針の下、本件駐車場の運営を進めて行きます。
① これまでの公営駐車場指定管理者として経験した豊富な実績と知識、経営の安定した民間
企業であることを最大限に生かし、駐車場管理運営者として公的責任を十分に果たし、あ
らゆる施策に対応していきます。
② 防犯・安全対策を徹底し、利用者の安全確保を第一と致します。
③ 公営駐車場という性質を充分認識し、全ての利用者に公平な利用を確保するなど、平等原
則を遵守します。
④ 来訪者への貴県への「顔」となるよう、「清潔・安心」を常に心掛けます。
⑤ 当グループにて独自の管理運営計画を策定し、これに基づき一貫した管理運営を行います。
⑥ 様々な施策の実施により駐車場認知度向上・売上増加・利用率増加を図り、また駐車場と
しての機能だけではなく憩いの場としての提供となる取組みを行います。
⑦ 独自の駐車場一括管理システムを導入し、利用者の利便性・満足度の向上に努め、利用者
増加を図ります。
⑧ 一元的且つ効率的な管理を徹底し、経費削減に努めます。
⑨ 全国随一の豊富な実績に基づき運営ノウハウと充実した管理機能を活用致します。
⑩ 管理運営にあたり、適切な業務計画を立案し、確実に実施致します。
⑪ 違法・迷惑駐車対策に対応し、地域全体での違法・迷惑駐車の削減に協力します。
⑫ 環境に配慮したサービスを提供し、積極的に問題解決に取り組みます。
⑬ 各条令を遵守しつつ、売上の向上を図ります。
⑭ 本計画を遂行するにあたり、関連する法規・法令を遵守します。
⑮ 貴県のイメージアップに繋がる見直しを常に行い、より良い駐車場作りをするための努力
を怠りません。
【市民利用の公平性】
① 本件駐車場の設置目的を十分認識し、正当な理由が無い限り利用を拒むことは致しません。
② 「平等・安心」を念頭に、利用するにあたり偏りが発生しないよう配慮し、駐車場はもち
ろん貴県のイメージアップに繋がる施策を行います。
③ 民間企業であることを生かし市場原理に基づき、適切なサービスの提供をし、より良い管
理・運営の責任を果たします。
④ 平等利用の観点に基づき、駐車場内の監視・駐車場スタッフの教育を的確に行います。
⑤ 子供、高齢者や障害者の方に対しては必要に応じて誘導や補助を行います。
【第三者への委託業務】
<基本的考え方>
業務仕様書にある設備・機器の保守点検に関して、当グループでは行うことができない専
門的知識及び技術が必要な業務については、第三者へ委託を行う計画としています。
現在、第三者への委託を検討している業務は、下記の通りです。

自家用電気工作物保安業務:専門業者による点検を想定しています。

エレベーター保守点検等:各設備の専門業者による点検を想定しています。

廃棄物収集運搬業務:神奈川県(鎌倉市)の許認可を受けた業者を想定しています。

夜間警備業務:専門業者による警備を想定しています。

コールセンター業務:当グループのグループ会社を想定しています。
■グループ企業のためグループ間全体で共有している情報をすばやく把握可能
■24時間365日対応/東京と広島の2ヶ所にセンターを設けリスク管理
■タイムズ駐車場専門のコールセンター(タイムズに特化した専門スタッフによる受電)
■受電率は約90%(一般的なコールセンターの受電率は80~85%)
■簡単なお問い合わせからトラブル対応まで1日約2,000件を超える受電数に対応
平成27年度実施内容
昨年同様、コールセンター業務に関しましては、当グループの「タイムズコンタク
トセンター」に委託します。駐車場に特化したコールセンターであり、受電率も
高いため、ご利用者様からの問い合わせに迅速に対応が可能です。
施設の維持管理
<警備業務、防災・防犯業務>
駐車場スタッフによる場内巡回警備を毎日適宜実施します。そのため、配属管理員は全員
常駐警備員としての教育を行ない、警備員の資格を持たせる予定です。また、夜間無人の
時間帯の警備業務については、機械警備を再委託にて行ないます。
・犯罪抑制対策
場内に犯罪を抑制する看板を掲げ注意を促し、
「この駐車場は徹底管理されている」という
印象を持たせ、且つ、駐車場スタッフによる場内巡回を行うことで、犯罪を未然に防ぎま
す。また、場内監視カメラによる監視によって不審者、不審車輌の発見及び関係機関への
通報連絡を行い、場内の安全を確保します。
平成27年度実施内容
昨年同様、駐車場係員による場内巡回点検を、昨年度同様「毎日1時間毎」に実施
します。
設備異常だけでなく不審物等も含めて、駐車内の監視を行います。
尚、駐車場係員は、配属前に警備業法に規定されている講習を受けており、国家
公安委員会への登録を済ませた警備員資格を、既に保有しております。
・緊急時対応(24時間対応)
当グループの緊急時対応マニュアルに則り、教育・訓練を実施し、不足の事態に備えます。
万が一、緊急の事態が発生した場合は、駐車場スタッフが通報・連絡により即時に一次対
応を行い、24時間営業のコンタクトセンターにてフォロー対応もいたします。また、状
況に応じ、現場責任者、管理責任者及び統括管理責任者も、現場に急行できる体制を整備
します。
平成27年度実施内容
昨年度同様コンタクトセンターを活用し、24時間体制で緊急事態に対処します。
又、平成26年8月に緊急連絡体制を確立し、緊急時に現場に急行できる体制を整え
ました。
<ゲートシステム遠隔管理>
本件駐車場でも、駐車機器
不具合によりゲートバー
が上昇せず、出庫出来ない
トラブルが起こっている
ことが予想されます。現在
は、駐車場スタッフによる
開放作業を実施している
と思いますが、コンタクトセンターからの信号により、遠隔操作でゲートバー上昇及び下
降をすることができます。そのため、駐車場スタッフによる作業が不要となるとともに、
現在では保守管理会社の係員が、現地にて台数調整をしていますが、それらも遠隔操作に
より減算・加算することができるので、保守費用の削減にも繋がります。
平成27年度実施内容
昨年同様、コンタクトセンターを活用し、出庫口の遠隔操作を実施します。
<各種設備保守点検業務>
・保守計画及び修繕計画
施設及び設備を決められた仕様に基づき専門業者に委託の上保守を行い、報告を取りまと
め精査を行います。清掃につきましては、床面などの日常清掃では行き届かない箇所につ
きましては定期的に専用業者に委託をして定期清掃を行います。
修繕につきましては、日常の巡視時や定期点検時に不具合を早期発見し、発見後、貴県へ
の早急な報告・相談を実施し、責任区分に沿って実行いたします。
尚、下記設備の保守点検に関しては、すべて専門業者へ再委託する予定ですが、当グルー
プの管理責任の下実施してまいります。
保守点検などは、今までの点検報告書などのデータを分析し、設備維持管理の水準を落と
さないなかで、よりコストを削減できる方策を常に検討します。
ア)自家用電気工作物管理
社団法人東京電気管理技術保安協会会員である専門業者に保守点検を委託予定です。
イ)換気設備
排気ガスなどによる一酸化炭素濃度が、所定の濃度を超えないように、濃度計等を確
認し、換気設備の運転を細目に実施することにより、利用者に不快感を与えないよう
にいたします。
ウ)中央管制設備、消防設備
管理事務所内にあるモニター監視により、異常値が検出された場合は係員が対応いた
します。また、新たに遠隔監視システムを導入し、万が一係員が見落としてしまうよ
うな場合でも、委託先監視センター及び現地へ自動通報対応できるようにいたします。
設備不具合をより迅速に把握可能な体制を整えます。
エ)エレベーター、自動ドア、シャッター
始業時や終業時はもとより、営業時間中も定期的な巡回点検を実施し、異常動作の早
期発見に努めます。
オ)空調設備
待合室及び管理事務所に設置されている空調機(エアコン)については、その日の温
度や湿度に合わせて運転し、利用者に不快感を与えないようにいたします。
カ)除塩フィルター
塩害防止高性能フィルターは支給品を利用し、適切な利用に努めます。
平成27年度実施内容
設備点検に関しましては、別紙1(設備管理年間予定表)の通り実施します。
消防設備に関しては、昨年同様、遠隔監視センターを導入し、深夜の不審火等も
監視します。
利用促進のための取組み、利用者への対応
(1) 利用促進のための取組み
【周辺タイムズとの連携】
現在、鎌倉市内に 55 件 2,513 台の駐車場を運営管理させていただいております。本件駐車場
単独では無く、これらすべてと連携した利用促進を図ることが可能になります。
本件駐車場周辺だけでも約 20 件、200 台超のタイムズ駐車場を運営させていただいておりま
す。それらタイムズ駐車場においては、1 日平均約 900 台の利用実績があり、観光客を中心
とした同一エリア内の車での来街者に直接的に本件駐車場の存在や由比ガ浜パーク&ライド
を含めた本件駐車場独自のサービス内容を広く告知することが可能です。
“周辺タイムズMAP”
平成27年度実施内容
昨年度に引き続き、鎌倉市内全てのタイムズにて利用できる「鎌倉市共通タイムズ
チケット」の発行を、検討します。
現在は、「若宮大路周辺共通タイムズチケット」を発行しております。
【利用促進のためのプラン】
<わかりやすいサイン、案内・誘導サインの導入(要協議)>
当グループが永年の駐車場運営の経験から培ったノウハウを基に、効率的な看板を再配備い
たします。現状でもサインは設置されていますが、ほとんどが目立たないため、駐車場とし
ての周知が低いように思われます。鎌倉市まちづくり景観部交通計画課及び江ノ島電鉄㈱と
の事前協議の中では、由比ガ浜パーク&ライド自体の認知も極めて低いため、その認知を向
上させるような現地サイン掲示等についても再検討をされたいとのご意見もあります。
時間貸し駐車場して広く認知されている「タイムズロゴ」
(当グループロゴ)を掲げることに
より、最小限の露出でサインがより目立つようになり、安心して利用できる駐車場に生まれ
変わります。
駐車場道路付属物駐車場の為、多くのサインが掲示できない現状ですが、特に駐車場の料金
体系を示す看板や、入口の満空表示がみ見えづらくなっています。鎌倉市屋外広告物条例及
びコインパーキング条例に適合した新しいサインに修繕することをご提案します。
サインリニューアル(案)
平成27年度実施内容
平成26年11月に、一部サインについては、リニューアルを実施しました。
残りのサイン計画についても、引き続き県と協議を行います。
<専用ホームページ開設>
当駐車場の特徴が詰まった専用サイトを作成致します。当グループの web 専門部署のデザイナ
ーにより貴県のイメージ写真や素材を取り
入れ、コラボレーションとなる新しいプロ
ーモーション活動方法であると考えられま
す。当グループまた貴県のホームページか
らリンクバナーを貼り、駐車場検索者だけ
ではなく、全国のサイト閲覧者に見ていた
だき、印象付けを致します。このサイトか
ら貴県の公共駐車場案内ページにリンクを
貼る事も出来るため、相互利用促進にも繋
がると思われます。
平成27年度実施内容
昨年同様、専用サイトを開設します。
又、貴県ホームページへのリンクバナーの記載を、貴県と協議致します。
<駐車場出口精算機の高度化(要協議)>
利用者サービスの向上を含め、後述する様々な付加価値サービス提供のため、現在使用中の
出口精算機(2台)をより高度な機能を搭載したタイムズ専用仕様出口精算機への載せ替え
改良対応が必要となります。実施の際は、貴県と協議をさせていただきます。
平成26年度実施済
高度な機能を搭載させるため、平成26年4月に出口精算機(2台)を交換しました。
<TONICの導入>
当グループ独自
の駐車場一括管
理システム及び
情報サービス
TONIC ( Times
Online Network &
Information
Center)を導入い
たします。
特殊な機器を設置することで駐車場に関する様々な付加価値サービスを提供し、他駐車場と
の大きな差別化を図ります。
平成27年度実施内容
昨年同様 TONIC を導入し、料金決済の多様化など付加価値サービスを提供しす。
<駐車場位置情報・満空情報の配信>
タイムズ2
4駐車場検
索サイト、大
手駐車場情
報配信会社
サイト、通信
カーナビ、携
帯電話等でリアルタイムにて満空情報を配信します。また事前に駐車場の混雑状況を把握で
き、利用者が空いている駐車場を探して必要以上に走り回ることがなくなるため、排気ガス
による環境汚染を軽減できるものと考えます。
平成27年度実施内容
昨年同様、専用サイト内に下記の情報を記載して、満空情報を配信します。
<料金決済の多様化>
TONIC 導入により各種クレジットカード及び電子マネーによ
る決済が可能になり、料金精算時のストレスが軽減されます。
これらの利用が可能になることは利用者に対する大きなサ
ービス向上につながると考えます。
平成27年度実施内容
昨年同様、駐車料金が「現金」
「クレジットカード」「交通系電子マネー」で支払
可能な精算機を、使用します。
<タイムズクラブカード(全国会員数約 428 万人、内神奈川県内約 55 万人)>
タイムズ 24 管理運営の駐車場に駐め、精算時精算機に挿入するだけで駐車料金分(100 円=
1ポイント)のポイントが貯まり、貯まったポイントで駐車券や豪華賞品と交換できるお得
な会員カード(入会無料)です。会員にはメールマガジンを送り(希望者のみ)、本件駐車場
情報をアピールする事が出来ます。また、会員へは特別な料金を設定することも可能になり
ます。
平成27年度実施内容
昨年同様、タイムズポイントの付与を実施します。
<タイムズビジネスカード(全国 4,450 社、128,660 枚)>
タイムズビジネスカードは、時間貸駐車場タイムズの駐車料金をキャッシュレスで精算いた
だける 法人専用の駐車料金決済カードです。タイムズをご利用いただく法人ユーザー様の煩
雑さを解消し、快適で安心なクルマ利用をお手伝いいたします。
平成27年度実施内容
昨年同様、利用可能な精算機を、使用します。
<タイムズタワー>
駐車場内に周辺情報のお得な情報を配信するタッチパネル式の端末(タイム
ズタワー)
の設置を検討します。
通常の駐車場では例を見ない機器を設置し、
他社駐車場とのサービスの差別化を図ります。
地域情報誌(たのしい街)と同等の内容の他、モニター上での周辺地図の
閲覧や、キャンペーン情報の確認やカードのポイント数の確認等、利用者に
対するサービス向上、利便性、周辺地域と密接な関係性を築き、より活性化
向上を目指します。
平成27年度実施内容
現段階では、営業時間等の問題により、提携店舗が少なく、タイムズタワーを設置
しても、充分なサービスを提供できないため、平成27年度の設置を見送ります。
<タイムズ観光MAP>
タイムズ観光MAPは、観光地周辺のタイムズ駐車場
をご案内することで、スムーズな観光をご提案する冊子
です。タイムズ駐車場のマップコードをカーナビゲーシ
ョンに入力していただくだけで、目的地を設定すること
が可能です。また、駐車サービスを実施している店舗や
クーポン特典の受けられる店舗の情報も一部紹介して
います。
また、すでに発行している京都では、「賢い使い方」
として「パーク&レンタサイクル」を掲載しています。
モデルコースを提案することにより、提携店舗との連携
強化もでき、駐車場の売り上げだけでなく、提携施設及
び提携店舗の売り上げ向上にも繋がる企画です。
“京都観光MAPの一例”
現在、鎌倉市まちづくり景観部交通計画課とは協議を進めており、今夏発行予定の第1版
においては、鎌倉市にて発行済みの「パーク&ライド・鎌倉フリー環境手形ご利用手引き」
との情報連携や由比ガ浜パーク&ライドサービス告知の実現を検討中です。
平成27年度実施内容
発行について、昨年同様鎌倉市と協議し、検討します。
<パーク&ライド新サービス(追加提案
要協議)>
当グループの TONIC を最大限活用し、PASMO/Suica を利用した江ノ電やバス等とのパーク&
ライドシステム(乗車履歴割引)を開始させます。
本サービスの実施においては、現在の開場時間変更及び一日最大料金導入を合わせて検討さ
せて頂く必要があります。
①江ノ電パーク&ライドサービス
鎌倉市まちづくり景観部交通計画課及び江ノ島電鉄㈱との事前協議の中では、現在の由比
ガ浜パーク&ライドは駐車可能時間やフリーパス内移動可能エリアが限定されている点もあ
り、
必ずしも全ての利用者にとって使いやすいサービスではないとのご意見も頂いています。
本件駐車場利用者への更なるサービス向上を目指し、江ノ電パーク&ライド(乗車履歴割引)
サービスの導入を検討いたします。
江ノ電パーク&ライドサービス利用イメージ
②コミュニティバスパーク&バスライドサービス
鎌倉市まちづくり景観部交通計画課及び江ノ島電鉄㈱との事前協議の中では、現在運行中
の由比ガ浜地下駐車場と鎌倉駅等を結ぶシャトルバスについては、曜日等によっては乗車
率が著しく低い状況にあると伺っています。このシャトルバス利用を促進するためにも、
パーク&バスライド(乗車履歴割引)サービスの導入を検討いたします。
吉祥寺ムーバスパーク&バスライドサービスプレス記事
由比ガ浜パーク&ライド
江ノ電パーク&ライド
コミュニティバスパーク&
利用率向上(既存サービス)
(新サービス)
バスライド(新サービス)
複数サービス実施による相乗効果
パーク&ライドの積極的な推進
市内道路交通環境の改善
これら施策の実現により本件駐車場の市場範囲が、江の島等の観光地まで広がることに
なるとともに、将来的には周辺で4つに分かれているパーク&ライド(由比ヶ浜・七里ヶ
浜・稲村ケ崎・江の島)サービスを一つにまとめることも可能になります。
市内 52 個所や隣接の藤沢市及び逗子市にて運営中のタイムズ駐車場ネットワークを最
大限に活かし、神奈川県、鎌倉市及び交通事業者との相互連携により、鎌倉市内で顕在化
している慢性的な交通渋滞対策に大きく貢献していきます。
平成27年度実施内容
早期実施を目指し、関係機関と引き続き協議します。
<その他>
・AED(自動体外式除細動器)の導入・傘の無料貸し出し(要協議)
AEDを設置します。これらにより、突然の心肺停止からの救命率を向上させることが期
待されています。駐車場スタッフは使用方法等についての講習を受け、万一の事態に備え
ます。
平成27年度実施内容
昨年同様、AED機器設置を継続します。
また、本駐車場のホスピタリティ向上の取り組みとして、突然の降雨時などに対応するた
めに、傘の無料貸し出しを検討します。
平成27年度実施内容
平成26年度に傘の貸し出しに向けて貸出・返却方法を検討しましたが、返却
方法等の問題により、平成27年度の実施見送りを予定しています。
(2) 苦情・要望等への対応
【利用者からの苦情等への対応】
本件駐車場利用者からの苦情・要望等は、駐車場運営に対する真摯なアドバイスと受け止
め、日常業務に反映していきます。
<収集方法>
苦情・要望等は、下記の方法にて利用者より収集していきます。
 不定期に行う現地アンケート
 駐車場専用ホームページからのご意見
 駐車場内設置のご意見箱
 コンタクトセンターへの連絡
 駐車場スタッフへのご意見
苦情やご意見・ご要望については、駐車場運営というサービス業を行う上でどんな些細な
事でも重要事項と捉えております。
苦情は未然に発生を防ぐことが前提とされることはもちろんですが、万が一発生した場合
については、円滑な対応を心がけます。そして、二度と同じ事が起こらぬようスタッフミー
ティングや教育を徹底して行います。要望についてもほぼ同様と考えておりますが、以下に
その取組について説明します。
①
状況確認
現場で状況確認を実施します。駐車場スタッフで対応可能であれば、その場で早急に対応致
します。苦情に関しては状況を確認した上で過失があれば謝罪し、必要な措置を取ります。
②
駐車場スタッフからコンタクトセンターへ連絡
駐車場スタッフにて解決の図れない問題については、コンタクトセンター専任スタッフが対
応します。
③
駐車場スタッフから現場責任者への連絡
駐車場スタッフから現場責任者へ状況の報告を行い、現場責任者は即座に改善及び要望に関
する対処を指示します。緊急の場合は、駐車場スタッフから直接、管理責任者・統括管理責
任者及び関係各所への報告を行います。
④
現場責任者から管理責任者及び統括管理責任者への報告
現場責任者から管理責任者及び統括管理責任者への報告を実施します。また、確認事項・相
談事項等あれば管理責任者及び統括管理責任者からの指示を仰ぎます。情報をデータベース
として蓄積し、徹底した会議や意見交換などのミーティングや勉強会を行い再発防止に努め
ます。さらに、当グループ独自のお客様サービス室にてご意見を取りまとめ、全国の事業所
レベルで情報共有を行います。
以上の取組を行った上で、統括管理責任者から貴県へご報告をさせていただき、ご指示等を
賜り、さらなる改善及び対策があれば実行いたします。
平成27年度実施内容
昨年同様、コンタクトセンターを活用した報告体制を実施します。
<セルフモニタリング>
これまでの経験や知識、前項(苦情・要望等への対応)の内容を参考にし、本件駐車場の運
営に活かすとともに、現地でのモニタリングの実施や、駐車場スタッフまたはコンタクトセ
ンターへの連絡等により利用者の意見を取り込み、データベース化します。
現地にアンケートBOXを常設し、常にご意見ご要望をいただける体制を取ります。
意見ご要望は、現場責任者、管理責任者及び統括管理責任者にて協議をし、回答を記入した
後に、原則2週間以内に現地に掲示します。
コンタクトセンターからは、トラブル発生時やご要望を賜ったときには、報告書を発行する
形が取られております。
また、現地モニタリングは年1回程度を予定し、個人情報保護等の専門的な知識を持った者
に行わせます。
それらを基に、当グループで改善点や再発防止に適した対策を議論し、貴県に報告して承認
を得た上で駐車場をより安全で快適な空間にするよう努めます。
平成27年度実施内容
サービス状況(料金体系、開場時間、認知度等)を中心とした、現地モニタリング
は、昨年同様5~6月頃実施致します。
又、「利用者満足度調査詳細アンケート」は、係員対応や場内の清潔さ等を中心に、
昨年同様8月に実施します。
利用料金の設定
<利用料金設定>
周辺時間貸し駐車場調査結果や過去からのタイムズ駐車場利用料金推移の中で、現在の利用
料金体系は利用料金相場としては概ね妥当であると判断しています。よって基本提案におい
ては、現状と同じ利用料金体系を踏襲いたします。
但し、近年、夏期(7月~8月)においては、周辺相場と比べてやや割安になる傾向も散見
されるため、利用料金及び開場時間は協議する必要があると考えます。
【利用料金表】
自動車駐車場
期間
の名称
車種
単位
利用料金
(参考)
(参考)
条例規定
平成 24 年
利用料金
度料金
の上限額
由比ガ浜地下
1 月 1 日から
駐車場
6 月 30 日まで
及び
普通自動車
1 台 30 分につき
1 台 1 泊につき
大型自動車
9 月 1 日から
1 台 30 分につき
1 台 1 泊につき
200 円
200 円
200 円
1,000 円
1,000 円
1,000 円
620 円
600 円
600 円
3,000 円
3,000 円
3,000 円
260 円
250 円
250 円
1,000 円
1,000 円
1,000 円
780 円
750 円
750 円
3,000 円
3,000 円
3,000 円
12 月 31 日まで
7 月 1 日から
普通自動車
8 月 31 日まで
1 台 30 分につき
1 台 1 泊につき
大型自動車
1 台 30 分につき
1 台 1 泊につき
平成27年度実施内容
昨年同等の料金体系を継続します。
<開場時間の見直し>
周辺タイムズ駐車場 TONIC データ分析(入出庫時間、稼働率等)結果や周辺時間貸し駐車場
調査結果及び利用者並びに周辺店舗等ヒアリング結果から、現在の通常期(7・8月以外)
の開場時間は、必ずしも駐車場利用者ニーズに合致していない面もあると思われます。
観光地且つ海岸直近である好立地条件及び建物内駐車場且つ有人管理物件である本件駐車場
の強みを最大限に活かすべく、現在の開場時間の一部変更をご提案いたします。
自動車駐車場の名称
期間
開場時間
由比ガ浜地下駐車場
通年
午前6時~午後9時
平成27年度実施内容
現地モニタリングの要望や周辺駐車場状況等を考慮し、開場時間の一部変更に
ついて、県との協議を継続実施します。
<利用料金設定の見直し>
公共駐車場としての更なる利用者増や利便性向上を実現するために、周辺駐車場相場との整
合を取りつつ、利用者にとってよりメリットの高い利用料金設定を追加提案いたします。
周辺既存タイムズ駐車場 TONIC データ分析(滞留時間、精算金額分布等)結果や周辺時間貸
し駐車場利用料金調査結果から、片瀬海岸地下駐車場と同様に一日最大料金の導入をご提案
いたします。これにより駐車料金を気にすることなく、パーク&ライドサービス利用者の増
加や江ノ電などを利用した行動範囲の拡大など、長時間の鎌倉市内観光をすることができ、
駐車場利用者の増加につながると考えます。また、由比ガ浜地下駐車場に今以上に多くの車
を駐車いただくことで、鎌倉駅周辺の最も混雑が激しいエリア内への車流入量を抑制し、道
路交通環境の改善にもつながるものと考えます。
なお、基本提案と同様に、近年、夏期(7月~8月)においては、周辺相場と比べてやや割
安になる傾向も散見されるため、平成25年夏期期間の周辺動向を見据えつつ、最終的な利
用料金設定を協議する必要もあります。
【利用料金表変更案】
自動車駐車場
期間
の名称
車種
単位
利用料金
(参考)
(参考)
条例規定
平成 24 年
利用料金
度料金
の上限額
由比ガ浜地下
1 月 1 日から
普通自
1 台 30 分につき
駐車場
6 月 30 日まで
動車
ただし、1 回の開場時間
200 円
200 円
200 円
1,000 円
1,000 円
1,000 円
620 円
600 円
600 円
3,000 円
3,000 円
3,000 円
260 円
250 円
250 円
1,000 円
1,000 円
1,000 円
780 円
750 円
750 円
3,000 円
3,000 円
3,000 円
平日
及び
における駐車時間が平
9 月 1 日から
日 2 時間 30 分、土・日・ 土・日・祝日
12 月 31 日まで
祝日 3 時間 30 分を超え
1,000 円
1,500 円
るときは、当該開場時
間における駐車料金の
額 1 台につき
1 台 1 泊につき
大型自
1 台 30 分につき
動車
1 台 1 泊につき
7 月 1 日から
普通自
1 台 30 分につき
8 月 31 日まで
動車
1 台 1 泊につき
大型自
1 台 30 分につき
動車
1 台 1 泊につき
平成27年度実施内容
現地モニタリングの要望や周辺駐車場状況等を考慮し、通常期の最大料金について、
県との協議を継続実施します。
事故防止等安全管理
<事故防止>
・計画
① 現場の安全管理に対する協議
現場の危険箇所や作業場の危険性、ルールの順守及び保護具の重要性やヒヤリハット時
における不安全行動・要因についてのミーティングを、月1回行います。
平成27年度実施内容
昨年同様、毎月実施します。
② 利用者の安全・安心の確保
識別しやすくわかりやすいサインを設置し、安全な駐車場作りを実現します。
また、場内巡回を定期的に行い管理が行き届いている駐車場という印象を付け、利用者
の安全を最優先にした対応を行います。
平成27年度時実施内容
未設置の看板(地上)に関しては、県との協議を継続実施します。
③ 長期滞留車両
事前に貴県との間で長期駐車・乗り捨て車両につきまして、対処の方法を協議させて
いただいた上で、関係法規を遵守して、適切に対応いたします。
平成27年度実施内容
一定期間を経過した車両については、昨年同様、県に報告します。
<現場管理体制と資格者配置計画>
①
管理責任者
担当窓口として、警備員指導教育責任者(1 号警備及び 2 号警備)並びに駐車場管理及
び警備経験 5 年以上のタイムズサービス(株)正社員の中から選任予定です。現場よりあ
がってくる報告書を日々チェックすると共に、定期的に現場巡察を実施し、必要に応じ現
場責任・駐車場スタッフの指導教育を実施します。また、統括管理責任者からの指示を的
確に現場に落とします。
②
現場責任者
タイムズサービス(株)において警備業法
における新任教育(入社時に 30 時間)、現
任教育(半期に一度、8 時間以上)を受講し
たスタッフを責任者とします。
日々の業務の
中で、
責任を持って駐車場スタッフの指導教
育を実施します。
③
駐車場スタッフ
現場責任者管理の下、タイムズサービス
(株)による駐車場管理マニュアルに基づき
業務を遂行します。なお、本件駐車場の仕
様や機器に精通した人材を確保するため、
スタッフの長期固定化に努めます。
<職員研修>
勤務する駐車場スタッフは、入社時に当グループ独自の教育プログ
ラムによる 30 時間以上の研修を受講します。このプログラムは、警備
業の認定業者であるタイムズサービス(株)
(東京都考案委員会認定第
2493 号)が、スタッフを基礎から養成するもので、警備業法における
新任教育に該当するものです。
警備員としての勤務に必要な知識はもとより、
『管理人は駐車場の顔
である』といった認識のもと、サービスマンとしての挨拶・礼節・マ
ナーについての教育がマニュアルに沿って施されます。
新任教育及び現任教育における具体的な教育内容については下記の通りとなります。
①
業務実施の基本原則に関すること
②
資質の向上に関すること
③
事故発生時における警察機関等への連絡・応急措置に関すること
④
警備業法その他業務の適正な実施に必要な法令
⑤
車輌及び歩行者の誘導に関すること
⑥
当該業務を適正に実施するために必要な知識及び技能に関すること
⑦
人または車輌の雑踏する場所における雑踏の整理の方法に関すること
⑧
当該業務を実施するために使用される各種色材の使用方法に関すること
⑨
駐車場機器の使用方法に関すること
⑩
その他、礼節、マナー
研修項目及び詳細
実務研修
毎年テーマと受講者を決定し、1年間(6回)で集中的な教育を実
(毎年)
施しております。スペシャリストの育成と管理現場のレベルアップ
を目的として実施しています。
巡回研修
管理担当者が管理現場を巡回した際、マナーチェックや作業方法チ
(毎月)
ェック、事故事例の紹介等の教育研修を実施します。ここではコミ
ュニケーション向上も目的としています。
現場教育研修
現場責任者が配属されている従業員に対して、業務の知識・技能の
(随時)
実践研修や施設の状況把握、実践訓練等を実施します。変化に対応
する情報交換としても役立てています。
平成27年度実施内容
昨年同様、管理責任者及び現場責任者を任命し、駐車場の管理を行います。
尚、新しい駐車場スタッフが配置される場合は、配置前に入社前研修を実施します。
<緊急時対応>
事件事故や災害等の緊急事態時は、一次対応として駐車場スタッフが中心となり、状況の
把握確認、現地安全確保、利用者様の避難誘導等にあたります。発生後速やかに貴県へ状況
報告を行なうと共に、必要に応じ対応方針の協議の上、現地対応を実施いたします。
二次対応といたしまして当グループ拠点からの応援、さらにはコンタクトセンターからの
対応も行ない、緊急時の対応には万全を期してまいります。
『事故発生時』
駐車場内における車輌及び歩行者の接触事故、接続道路上における入出庫車両及び歩行者の
接触事故等の発生時の対応は下記の通りです。
①状況確認と関係諸機関への連絡

事故の程度・負傷者の有無を確認。

必要に応じ警察等へ連絡。

状況の変化に応じ都度連絡。

当事者の車両番号・氏名住所を確認、写真撮影を実施。
②駐車場スタッフから現場責任者への連絡

事故状況の報告を行う。

事故の程度、負傷者の有無により応援を要請し混乱を防ぐ。
③駐車場内外の安全の確保及び証拠等の流出防止の為の保護措置

安全の確保の為、車両等の誘導を行う。

通行車両により流出する恐れのある現場の保護措置をカラーコーン等で行う。
④警察等への引継

必要な内容について臨場した警察等へ引継ぐ。
⑤現場責任者から管理責任者及び統括管理責任者への報告(24時間体制)

事故状況とその対応について報告。
事故原因を究明し、以後の運営改善の材料とする。
『事件発生時』
駐車場内における車輌盗難及び破壊、駐車場内における設備等付属物盗難及び破壊等の事件
が発生した際の対応は下記の通りです。
①状況確認と関係諸機関への連絡

事件の程度、負傷者の有無、被害者の車両番号、氏名住所を確認。

直ちに、警察等へ連絡を行う。

状況の変化に応じ都度連絡する。
②駐車場スタッフから現場責任者への連絡

状況の報告を行う。

原則、応援を要請し、駐車場スタッフ自身の安全を確保する。
③駐車場内外の安全の確保及び証拠等の流出防止の為の保護措置

安全の確保の為、車両等の誘導を行う。

通行車両により流出する恐れのある現場の保護措置をカラーコーン等で行う。
④警察等への引継

必要な内容について臨場した警察等へ引継ぐ。
⑤現場責任者から管理責任者及び統括管理責任者への報告(24時間体制)

事件状況とその対応について報告。
事件誘因を究明し、以後の運営改善の材料とする。
『災害発生時』
火災、
地震等による自然災害による駐車場内の損壊等が起こった際の対応は下記の通りです。
特に、地震発生時には津波に注意し、サイレンやラジオ・テレビなどの情報を基に、鎌倉市
の津波来襲時緊急避難空地である「鎌倉海浜公園」に誘導いたします。
①状況確認と関係諸機関への連絡

災害の程度、負傷者の有無を確認する。

お客様がいる場合は直ちに避難誘導を行い、火災の場合は初期消火を行う。

負傷者の有無を確認し消防等へ連絡を行う。

状況の変化に応じ都度連絡する。
②駐車場スタッフから現場責任者への連絡

状況の報告を行う。

原則応援を要請し混乱を防ぐ。
③駐車場内外の安全の確保

安全の確保の為、車両等の誘導を行う。
④警察・消防等への引継

必要な内容について臨場した警察・消防等へ引継ぐ。
⑤現場責任者から管理責任者及び統括管理責任者への報告(24時間体制)

災害状況とその対応について報告。
平成27年度実施内容
昨年同様、緊急対応を実施します。
<保険の加入>
当グループでは、駐車場管理の基本である「自動車管理者賠償責任保険」への加入の他に、
貴県の設備を取り扱うことを考慮致しまして「施設賠償責任保険」「機器動産保険」「昇降
機賠償責任保険」の3種類の保険に加入いたします。当グループ内には、駐車場を専門と
した保険代理店(タイムズサポート)があり、各種損害を想定した上で、下記の限度額を
設定し、保険料を算出しております。
平成27年度実施内容
昨年同様、3種類の保険に加入します。
<訓練等>
当グループでは、現地係員全員に「消防庁e-カレッジ」を受講させいます。これは、公営
駐車場の管理人は、今回のような指定管理者制度を利用していても、公務員と同じ目線で
見られることが多々あるため、
地方公務員も受講している当該講座を受講することにより、
より防災意識が高まることを目的としています。
今回は、指定管理者にて「防火管理者」を選任することから、駐車場独自の防災訓練はも
とより、鎌倉市が主催する防災訓練などがある場合は、積極的に参加をし、日常の防災意
識を高めていきます。
また、導入を検討しているAED(自動体外式除細動器)の講習を、現地スタッフ全員が
受講し、万が一の場合に対応致します。
平成27年度実施内容
「消防庁e-カレッジ」については、平成27年度中に現場係員全員が受講予定です。
また、AED講習は、新しい駐車場スタッフが配置された場合は、受講させます。
地域と連携した魅力ある施設づくり
<周辺住民に対する対応>
 近隣住民の方からのお問い合わせ等は、駐車場スタッフや現地看板等に明記する電話番号
(フリーダイヤル)での受け付けを想定しています。コンタクトセンターは、24時間3
65日対応のため、トラブル・苦情等には迅速に対応が可能となります。
 近隣住民の方からコンタクトセンターへ連絡が入った場合には、現場責任者、管理責任者
又は統括管理責任者へすぐ連絡が入る体制を確立し、早急に対応します。
 地域のイベント(例えば避難訓練や自治会会合等)には可能な限り協力します。
平成27年度実施内容
昨年同様、コンタクトセンターでのお問い合わせ受付を致します。
<イベントとの連携>
近隣イベント時や繁忙期等、駐車場の混雑が予想される場合は、イベントスケジュールや
過去の利用実績表を参考に、
「鎌倉市観光協会」や「鎌倉商工会議所」等との情報を密にして、
適宜人員増強を図ります。また、それに合わせた利用促進計画を策定し、広報活動を行い、
売上向上を図ります。現在の検討案は下記の通りですが、実施は貴県と協議しながら進めま
す。鎌倉市、商工会議所、観光協会などが主催するイベントとの連携を密にし、営業時間な
ど柔軟な対応を実施します。一例として下記のようなことを想定しています。
対応策
利用促進
広報活動
花火大会
対応職員の増員
トイレ対応(断水防止等)
事前精算の実施
近隣商店との連携
(臨時売店等の設置)
メールマガジン配信
近隣駐車場との連携
初詣・初日の出
対応職員の増員
営業時間の延長(24時間化)
駐車不可駐車場からの誘導
料金施策対応
メールマガジン配信
鎌倉市、観光協会HPへの掲示
平成27年度実施内容
広報活動としてのメールマガジン配信は、随時TCC会員へ配信します。
また、イベント情報などについても会員への配信を積極的に行います。
収支計画等
<収支計画>
平成27年度の収支計画は下記の通りです。
(単位:千円、税込)
収入計画
85,166
支出計画
64,594
納付金
20,572
<利用台数計画>
平成27年度の利用台数計画は下記の通りです。
(単位:台)
普通車
65,400
大型車
1,700
合計
67,100
人的な能力、執行体制
【実施体制】
本件駐車場の管理運営にあたる当グループ拠点は、代表企業でありますタイムズ24株式
会社横浜支店(横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー11階)内に設
置致します。
尚、担当業務としては、
<代表企業:タイムズ24株式会社>
統括管理責任者として運営、管理業務全般のマネジメント、利用者利便性向上サービスや
業務改善計画等の立案、実施を行います。契約の締結や、運営方法のご報告など貴県への
伝達を担当致します。
<構成企業:タイムズサービス株式会社>
管理責任者として保守メンテナンスや集金・清掃業務等の業務管理を行います。人員派遣
業務も管理し、スタッフの教育や指導を徹底させご利用者様に不快感を与えることない適
切なサービスを行います。各種設備点検報告など貴県への伝達補助を担当致します。
<第三者委託:タイムズコミュニケーション株式会社>
本件駐車場内のトラブルやご利用者からのお問い合わせ等に対応するために、24時間
365日対応のコンタクトセンター機能を新たに設けます。当グループ企業を利用する
ことにより、トラブル時の対応がスムーズになります。また、ゲート装置を遠隔操作させ
る機能を有しているため、トラブル発生時にゲート前でご利用者を待たせることなく出庫
させることができ、クレーム削減からサービス向上に繋がります。
(ゲート機器の更新が前提の機能になります。)
平成27年度実施内容
昨年同様、上記体制にて管理を実施します。
【人員配置の考え方】
当グループは、長年駐車場運営経験により培ったノウハウを最大限活用し、サービスレベ
ルを落とすことなく人員を圧縮し、経費削減に努めます。
<スタッフについて>
トラブル対応及び集金業務やチケット類の販売等を管理室対応とした場合、より多くの人
員を管理室に置く傾向があります。また、多額の現金を管理室に保管することにもなり、そ
の管理やセキュリティ上の問題が発生してしまいます。当グループはシステム化されたセン
ターを活用することにより、サービスレベルを下げることなく、効率化を実現致しておりま
す。対応については下記の通りです。
『コンタクトセンター設置による効率的な対応』
24 時間 365 日営業の駐車場専用コンタクトセンターは、1日あたり
2,000 件を超える利用者対応を実施しています。専門スタッフが対応
するため、駐車場の的確な情報共有が実現
でき、利用者のストレスを最小限に抑えた
対応を可能にし、駐車場スタッフの負担が
減り業務に専念することが出来ます。
駐車場専用のコンタクトセンターを自
ら保有するのは当グループのみと考えます。
『集金業務』
集金業務及び釣銭補充は、タイムズサービスの専門スタッフ(集金担当)が実施します。
エリア内タイムズの集金と併せて実施することで、より効率的に作業をとり行うことが可能
になります。
専門スタッフは集金業務に特化した研修を受けており、より的確且つ安全に業務を実施す
ることができます。多額の現金を管理室で取り扱うことがなくなるため、安全性向上及び犯
罪の抑制も期待できます。
『パーク&ライド券等の窓口による販売』
由比ガ浜地下駐車場で販売をしている「パーク&ライド券」の販売は、従来通り窓口販売
にて対応をしていきます。今後の検討課題として、クレジットカードや電子マネーでの精算
方法など、更なる利便性向上の仕組みについても検討を実施します。
平成27年度実施内容
昨年同様、集金業務はタイムズサービスの専門スタッフにて実施します。
また、「パーク&ライド利用券」は、昨年同様自動販売機にて、販売します。
<人員配置>
当グループの人員配置を検討する専門社員により、業務仕様書にある業務の遂行に必要十
分な人員配置を検討いたしました。
お客様からの問い合わせにコンタクトセンターを活用することや、中央管制設備に新たに
遠隔監視システムを導入することにより、問い合わせ業務やトラブル対応業務の削減が図れ、
人員削減が可能であると考えます。
尚、役割分担は次の通りです。
統括管理責任者
タイムズ24の社員が就きます。駐車場全体のマネジメント、駐車場の売上管理、運用施策、
駐車管制機器管理及びコンタクトセンター管理を担当し、最高責任者として対応にあたります。
管理責任者
タイムズサービスの社員が就きます。施設設
備管理及びスタッフ管理を担当し、統括管理
責任者を補佐します。
現場責任者
警備業法における新任教育(入社時に30時
間)、現任教育(半期に一度、8時間以上)
を受講したスタッフを責任者とします。日々
の業務の中で、責任を持って駐車場スタッフ
の指導教育を実施します。
駐車場スタッフ
現場責任者の管理の下、当共同企業
体作成による駐車場管理マニュアルに基づき、
業務を遂行します。
なお、本件駐車場の仕様や機器に精通した人材を確保するため、スタッフの長期固定化に努め
ます。
区分
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
あ
責任者
い
責任者(補佐)
う
警備員
え
警備員
お
警備員
A A
B
A A A A A
A A
C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A
C C C C C
B B B D D
B C C
B
B C
・通常月(7月~8月を除く)の平日は、現場責任者1名と警備員2名の体制になります。
・通常月(7月~8月を除く)の休日は、現場責任者1名と警備員3名の体制になります。
・繁忙月(7月・8月)は、平日休日とも現場責任者1名と警備員4名の体制になります。
・年末年始の営業時間延長や花火大会開催日などは、この人員の他にシルバー人材センター
を基本として、増員いたします。
平成27年度実施内容
昨年同様、上記体制にて管理を実施しますが、平成26年度の駐車場利用状況を基に、
冬期平日の人員配置を検討し、貴県と協議します。
【研修計画】
当グループは駐車場運営のプロとしての自覚を全職員が持ち合わせています。
「駐車場運
営はサービス業」との認識から、顧客満足を図ることを最善とし、本件駐車場の現地係員
だけではなく、関わる全ての人材に対して研修を実施致します。
<駐車場スタッフの教育(研修)計画>
現場に勤務する駐車場スタッフは、入社時に独自の教育プログラムによる 30 時間以上の研
修を受講します。このプログラムは、警備業の認定業者であるタイムズサービス(東京都
考案委員会認定第 2493 号)が、スタッフを基礎から養成するもので、警備業法における新
任教育に該当するものです。警備員としての勤務に必要な知識はもとより、
『管理人は駐車
場の顔である』といった認識のもと、サービスマンとしての挨拶・礼節・マナーについて
の教育がマニュアルに沿って施されます。管理者責任者による巡察の際には、駐車場スタ
ッフの勤務態度について、細部にわたりチェックを行い、指導項目に反映させ、レベルの
向上を図ります。また、巡察実施の指導項目等を反映させた研修(現任教育)を半期に一
度行い、スタッフのレベルアップを図ります。
研修内容一例
平成27年度実施内容
昨年同様、現任教育を半期に一度実施します。
尚、新たな係員を配属する場合は、入社前研修を実施します。
<環境対策>
・LED照明
本件駐車場の照明は、現在蛍光灯を利用しています。当
グループは、管理駐車場の照明のLED化にすでに取り
組んでおります。今回、これを一歩進め、『LED照明
と調光器』を組み合わせて、照度を調整し電気使用量の
削減ができるシステムを導入します。
既存の配線を利用することにより、設備工事費用を大幅
に削減することができます。
他の地下駐車場の事例では、
1 日の照明利用電気量が、約 8 割削減できている実例があります。調光器は無段階に照度
を調整することができ、しかもタイマー設定をすることで日々の削減が可能です。
尚、既存の配線を利用したこのシステムを導入している企業は日本で 1 社しかなく、県営
の施設としての節電対策、CO2 対策を全国にアピールすることができます。
平成27年度実施内容
昨年同様、駐車場地下1階部分の「LED照明+調光器」システムを運用し、
電気料金の削減に努めます。
・啓発活動の日設立
『路上駐車の危険性を認識し、1年にたった1日でも、路上駐車について考えてほしい。』
という思いから、8月9日は「駐車場の日(パークの日)」として記念日登録されています。
この記念日をドライバーの方々が知り、路上
駐車に対する意識が高まることで路上駐車が
減少すれば、渋滞緩和によるCO2 の削減や
交通事故の減少につながるものと考え、違法
駐車抑止のための啓発チラシの配布およびポ
スターの掲出、駐車場マップの配布、メールマガジン等による告知により啓発活動を実施
しています。
平成27年度実施内容
昨年同様、8月9日に駐車場内で、チラシ配布等の告知活動を実施します。
・電気自動車充電スタンドの設置(要協議)
電気自動車やプラグインハイブリッド車
の普及促進に向けた環境整備の一環とし
て、1998 年より電気自動車の充電インフ
ラを設置する「パーク&チャージ」を展
開しています。2008 年 1 月~3 月には東
京電力の営業車両の電気自動車充電の共
同実証実験を実施するなど、電気自動車の普及を推進しています。
現在全国約 70 ヶ所の駐車場に設置中です。
平成27年度実施内容
県の「次世代自動車充電インフラ整備ビジョン」に従い、平成27年10月までに、
普通(倍速)充電設備を設置します。
設備管理年間予定表(平成27年度)
物件名: 由比ガ浜地下駐車場
作業内容
実施回数
1
電気設備保守業務
12回/年
2
電気設備年次点検
1回/年
3
換気設備点検
12回/年
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
4 換気設備点検(半年点検) 2回/年
5
空調設備点検
2回/年
6
給水ポンプ点検
2回/年
7
受水槽・雨水槽清掃
1回/年
8
汚水・雑排水・湧水槽清掃
2回/年
9
排水ポンプ点検
2回/年
10 エアコン室外機薬品洗浄
1回/年
11
中央監視設備
2回/年
12
消防設備点検
2回/年
13
EV点検
12回/年
14
EV点検(法定)
1回/年
15 除塩フィルター保守点検
2回/年
16
自動ドア保守点検
4回/年
17
シャッター保守点検
1回/年
18
排水系統清掃
5回/年
○
○
○
○
○
○
○
備考
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○*1
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
*1塩害防止フィルター含む
平成27年度 人員配置計画書
(由比ガ浜地下駐車場)
タイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループ
(人員配置計画)
● 駐車場開閉場業務
(1) 入出庫路、歩行者入出場口の開閉
(2) 照明点消灯
(3) その他開閉場に伴う作業
● 駐車場管理人常駐業務
(1) 駐車場利用案内(各種駐車場サービス案内、利用方法案内)
(2) 駐車場内巡回業務
(3) 清掃業務
(4) 設備管理(各設備目視点検、トラブル時一時対応)
(5) パーク&ライド自販機業務(案内業務、トラブル時一時対応)
(6) 駐車場出入口における車両誘導及び整理(混雑時)
(7) 駐車車両及び場内外に対する加害行為の予防・発見・対応、防犯管理・秩序維持
(8) 事件、事故の予防、発生時の一次対応(関係各所への連絡等)
(9) 災害時緊急対応
(10) その他、受付、連絡及び報告業務
●駐車場機器管理業務
(1) 消耗品補充
(2) 廃券回収
(3) 駐車場管制盤台数調整
(4) 軽度機器障害一次対応(ゲートバー交換、券・紙幣・硬貨詰まり対応等)
●配置体制
【通常月平日】3名体制:現場責任者1名、係員2名
【通常月休日】4名体制:現場責任者1名、係員3名
【繁忙月(7月・8月)
】5名体制:現場責任者1名、係員4名
区分
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
あ
責任者
い
責任者(補佐)
う
警備員
え
警備員
お
警備員
A A
B
A A A A A
A A
C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A A A A A
A A
C C C C C
B B B D D
B C C
B B B
A
C C C C C
B B B D D
B C C
B
B C
※年末年始や花火大会等実施日等は、上記以外にシルバー人材センターの人員を基本と
して、増員対応致します。
※冬期間(12月~3月)の人員配置は、県と協議します。
平成27年度 収支計画書
(由比ガ浜地下駐車場)
タイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループ
平成27年度収支計画表
項目
平成27年度
予算費目
予算細目
収入
支出
利用料金収入
A 管理運営費
1 人件費
2 消耗品費
3 事務機器賃借料
19,445,000
18,263,000
300,000
31,000
4 通信費
672,000
5 損害保険料
179,000
B 公共料金
10,500,000
1 電気料
9,500,000
2 上下水道料
1,000,000
C 施設管理
12,076,000
1 自家用電気工作物保安業務
480,000
2 設備機器保守点検
2,421,000
3 中央監視設備保守点検
1,223,000
4 消防設備保守点検
761,000
5 エレベータ保守点検
479,000
6 駐車場管制システム保守点検
1,175,000
7 除塩フィルター保守点検
2,165,000
8 自動ドア保守点検
9 シャッター保守点検
10 破損箇所修繕等
D 警備
279,000
93,000
3,000,000
375,000
1 機械警備
E 清掃
375,000
5,400,000
1 場内清掃
2 排水系統清掃
F その他
4,751,000
649,000
5,221,000
1 広報費
G 一般管理費
1 一般管理費
5,221,000
6,805,519
6,805,519
59,822,519
小 計
消費税および地方消費税(8%)
4,771,481
64,594,000
支出額合計
納入金
85,166,000
県への納付金
20,572,000
平成27年度 由比ガ浜地下駐車場 県への納付金納入内訳書
(単位:円)
月
納 入 金 額
4月
20,572,000
合計
20,572,000
Fly UP