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信頼性の高い接続テクノロジのトンネ ル掘削機

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信頼性の高い接続テクノロジのトンネ ル掘削機
信頼性の高い接続テクノロジのトンネ
ル掘削機
フエニックス・コンタクト株式会社
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜1-7-9
友泉新横浜一丁目ビル6階
045-471-0093 (代表)
2016/10/13 phoenixcontact.co.jp
信頼性の高い接続テクノロジのトンネル掘削機
概要
Herrenknecht社の トンネル掘削機は巨大トンネルを建設中のゴッタルド峠や世界各地で軟弱地盤、混
合地盤、あるいは固い岩盤を掘り進んでいます。Herrenknechtグループはドイツのシュヴァナウに本
社があり、機械式トンネル掘削における技術とマーケットのリーダーです。
Herrenknechtのトンネル掘削技術は交通用トンネルや共同溝トンネルを建設するために世界中で使
用されています。高性能のトンネルインフラストラクチャへの要求は都市化の進行、世界規模の経済
ネットワーク、人口増加、気候変動などの時代の大きな流れに後押しされています。
同社は1977年に設立されました。2011年には従業員約5,000名、売上げは11億ユーロで
した。Herrenknechtは最大径19 mのトンネル掘削システムを開発、製造、販売していま
す。Herrenknechtのトンネル掘削機は「Sissi」と呼ばれ、2010年10月にはゴッタルド基底トンネルの
世紀のプロジェクトで東側の部分を開通させたことがトップニュースになりました。
アプリケーション
「トンネル掘削機の製造はすべての工程を数ヶ
月で終了する必要があります」とシュヴァナウ
にあるHerrenknechtの制御盤製造工場の工場長
Volker Rastetterは説明します。「機器制御台、
制御盤、ジャンクションボックスの組立てと配
線はわれわれがここシュヴァナウで行っていま
す。」 最後にシュヴァナウの工場で掘削機に
電子機器を取り付けます。ここで機械を始動さ
せ、全面的な試験を実施します。
掘削機をシュヴァナウの工場からトンネル建設
現場に移動する際は移動可能なユニットに分
割します。電線やケーブルをインターフェース
から取り外し、目的地でもう一度接続します。
「古い端子台は接続が少々大変でした」と、会
社がこの技術に切り替える前のことを思い出し
ながらRastetterは述べます。「時には再接続で
きずに、交換しなければなりませんでした」。
工場長のVolker Rastetter
掘削機も組込みコンポーネントもトンネル掘削
時には極めて大きな負荷を受け激しく振動しま
す。現場では「時は大いに金なり」であり、ト
ンネル掘削中に接触不良で作業が中断したり機
械が止まるのはメーカーや建設会社にとって容
認できることではありません。
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ソリューション
フエニックス・コンタクト製CLIPLINE complete
ラインアップのDINレール用端子台は厳しい負荷
にも耐えるよう設計されています。衝撃と振動
については素材の選定や適切な生産方法に至る
まで設計上で考慮されています。DIN EN 50155
強度に準拠した負荷試験(ドイツの鉄道規格)
でDINレール用端子台の衝撃性と振動性が実証さ
れます。
中には大型のトンネル掘削機もありますが、そ
の場合も電気設備がぎっしり詰め込まれていま
す。駆動掘削工程や土壌運搬、いわゆるセグメ
ント(多くの場合トンネルの壁となる)を移動
させる部品で、すべて省スペースで入れる必要
があります。
「狭い設置条件では前面接続のスプリング接続
式端子台で簡単に作業できます」とRastetterは
述べます。「インストレーションエンジニアは
電線の接続だけではなく端子台が通電している
かどうかも常に把握しています」。前面接続式
でケーブルダクトを端子台のすぐそばに取り付
けることができるため、電線接続のスペースを
余分に取る必要ありません。制御盤を省スペー
ス化して配線密度を高めることができます。コ
ンパクトな設計ですが、フェルールを接続した
あらゆる定格接続サイズの電線を配線できる便
利さがあり、これもスプリング接続式端子台の
特長です。
すばやく便利な配線
広範囲で複雑な分電もシンプルなジャンパシス
テムであらゆる制御盤デバイス、センサ、ア
クチュエータ、負荷にすばやく簡単に接続でき
ます。あらゆる端子台に使用できるCLIPLINE
completeの統一ジャンパシステムで隣接してい
ない端子台をブリッジすることも可能です。
さらに、不要なコンタクトはあらかじめ定義し
た限界点でラジオペンチできれいに取り外すこ
とができます。そしてインストレーションエン
ジニアがブリッジを指定長まで切断し、上の回
路図の組み立てたブリッジにサインペンで印を
付ければ十分です。標準ブリッジでユーザー専
用コンポーネントを作成できるので在庫と流通
の経費を節約できます。
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まとめ
Herrenknechtがスプリング接続式端子台に切り
換えることを選んだ主な理由は、導体のオンと
オフを何度でも切替えできること、耐振動性接
触、前面接続での簡単な配線、実用的なブリッ
ジです。
端子台メーカーのアドバイスとサポートも大き
な決め手になりました。多くの図面や部品表
を修正する必要があり、「様々な段階での変
更にあたり、フエニックス・コンタクトのス
ペシャリストは常に寄り添ってくれました」と
Rastetterは述べています。「工場のチームが新
しい接続テクノロジをすぐに受け入れてくれた
のも自分たちの仲間が最初から意思決定プロセ
スに関わっていたからです」とRastetterは最後
に述べました。
CLIPLINE completeであらゆる接続方式を組合せ可能
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