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スターティア株式会社 第16期 株主通信 - スターティア株式会社 Startia, Inc.

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スターティア株式会社 第16期 株主通信 - スターティア株式会社 Startia, Inc.
WEBサイトをリニューアルし、さらに見やすくなりました。
スターティア株式会社 第16期 株主通信
2010.4.1 ▶ 2011.3.31
当社は、ホームページを重要な情報発信
源の一つと認識しており、株主・投資家
の皆様への適時・公正・公平な情報開示
に努めています。どうぞご活用ください。
http://www.startia.co.jp/
株 主メモ
事業年度
4月1日から翌年の3月31日まで
定時株主総会
6月に開催します。
基準日
定時株主総会の議決権
3月31日
期末配当金
3月31日
中間配当金
9月30日
株主名義書換
公告方法
電子公告の方法により行います。ただし、やむをえない事
由により電子公告を行うことができない場合は、日本経済
新聞に掲載します。
公告掲載URL(http://www.startia.co.jp/ir/library/)
株主名簿管理人
〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
※三菱UFJ信託銀行株式会社の本店および全国各支店において取次事務
を行っております。
本報告書に関するお問い合わせ先
スターティア株式会社 経営企画室
〒163-0919 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 新宿モノリス19F
TEL 03-5339-2162 FAX 03-5339-2102 http://www.startia.co.jp/
証券コード:3393
電子ブック作成 ソフトの覇者へ。
当社グループは、時代のニーズに適応した電子ブック作
成ソフト「Digit@Link ActiBook(デジタリンク アクティ
この1年で劇的な成長。アクティブック、市場獲得への軌跡。
1,000社
ブック)のデファクトスタンダード化に向け投資を拡大し
てきました。この1年でも、Androidへの対応やSaaS
版のリリースなど大きな前進が見られ、確かな開発力と
ノウハウの蓄積に裏打ちされ、導入社数は1,000社を突
破しました。 今後も先行者の利を活かしさらなる拡大を
突破!
!
1,033
2010.5 iPhone対応の電子ブック
作成ソフト提供開始
目指してまいります。
638
397
なぜ売れているのか。
多彩な機能満載。
導入社数
2010.10 電子ブックが
Twitter
(ツイッター)
と連動
2011.1 Android用の電子ブックアプリ
「ActiBook」
を公開
2010.7 ・SaaS型電子ブック作成ソフトの提供開始
・電子ブック作成ソフトがiPadに対応。PC、
iPhone、iPad向けの電子ブック作成がひとつ
のソフトで可能に
検索エンジン
対応可能。
iPhone、 iPad、
Androidに対応。
サポート体制万全。
14期
15期
16期
デファクトスタンダードへの取り組み。
電子ブック作成ソフトにおけるノウハウの蓄積。
黎 明 期にある電 子ブック事 業において、
先行者としての優位性を最大限に活用する
専属の人員
を配置
充実したサポート体制
電話・FAX・メール・
訪問での対応
大手企業
シェア拡大へ
出版会社
印刷会社
売切版
月額保守サポートに
よるストック
ために充実したサポート体制を構築し、お客
様の声を取り入れながらサービスを進化させ
続けております。このような体制を築くことに
より、お客様にActiBookの機能を最大限に
活用していただくのみならず、ニーズに合った
開発につなげ、シェア拡大のための原動力
としています。
1
2010.7よりSaaS型の電子ブック作成ソフトスタート
場の創出
「ユーザー会」
成功事例
お客様同士のノウハウを共有
成功・失敗事例
の共有
気づきの共有
(印刷会社)
休眠顧客の掘起しツール
(出版会社)
電子ブック×既存メディアで
相乗効果
中小企業
SaaS版
毎月の年間契約と
その更新によるストック
一気にデファクトスタンダードへ…。
本郷社長の
狙う、さらなる
戦略とは?
※Android は、Google Inc.の商標または登録商標です。
※iPhone 、iPad はApple Inc.の商標です。
※iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
※本株主通信に記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
2
トップインタビュー
飛躍に向けた積極的な投資を実施し、シェア 拡大とクロスセルによる成長を目指します。
環境ソリューション
Q1
代表取締役社長
本郷 秀之
震災の発生による直接的な被害はありませんでしたが、
その後の自粛傾向を受けた電子ブック関連セミナーの開催
延期や、通信系キャリア各社におけるインフラのダメージに
よる影響、ビジネスホンなど一部商材の生産ラインがストップ
したことによる納品遅れといった、若干のマイナス要素が生
じました。
そうした中で当社は、被災地のお客様の復旧・復興をで
きる限りサポートすべく、オンラインストレージ「セキュア
Samba」の無料提供や、ネットワーク機器の保守付きレン
タル「マネージドゲート」の無償修理交換などによる支援を
実施させていただきました。
また、夏場に向けて懸念される電力不足など、今後への
備えとしては、データセンタにおけるバックアップ体制の確認
や、電力不足の対象地域外にあるデータセンタへの移行・
分散といった対応策を進めています。
株主の皆様におかれましては、平素より当社事業へのご理解
とともに格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災された皆
様に、心よりお見舞い申し上げます。今のところ、震災の影響
が当社事業に大きな支障をもたらす事態には至っておりません
が、社会情勢の変化や電力不足等の波及に備え、今後の動向
を注視し、迅速に対応してまいります。
当期は、電子ブック作成ソフト「ActiBook」の販売拡大をは
じめ、各事業とも順調に推移し、期初の予想を上回る好業績を
収めることができました。当社は引き続き、オフィスのインフラを
総合的にご提案する、真のワンストップソリューション企業を目指
し、さらなる成長を遂げてまいります。
2011年6月
売上高
(百万円)
5,000
4,000
営業利益/売上高営業利益率
(百万円)
4,767
4,000
3,353
3,000
180
2,000
120
1,000
0
3
240
273
241
160
5.1
0
15
12
6.8
4.8
60
第14期 第15期 第16期
自己資本比率
(%)
300
9
(%)
60
0
69.8
54.8
53.6
15
10.9
10
40
5
20
0
■ROE ■ROA
(%)
80
第14期 第15期 第16期
0
7.6
Q2
8.8
9.3
6.8
6.9
第14期 第15期 第16期
紙資源の削減、
当期の経営環境と業績についての総括を
お願いします。
当期の中堅・中小企業市場は、リース与信審査の厳格
化による厳しさが徐々に緩和され、リプレイス需要だけではな
く、設備投資の持ち直し傾向が表れてきました。また、アッ
プル社が提供するiPhone・iPadの普及、Android搭載携
帯端末の相次ぐ登場など、電子書籍の読書閲覧を提供す
るハード面の環境が整うとともに、電子書籍市場の拡大が
加速しはじめました。これにより、電子ブック作成ソフトの認
知度とニーズも急速に高まりつつあります。
こうした状況のもと、当社は前期に引き続き、中長期に
わたる継続的な収益基盤の構築に向けて、ストック型ビジネ
スへの転換を推進しつつ、お客様にワンビリングで提供でき
る商材ラインナップを拡充していきました。
その結果、当期の連結業績は、売上高4,000百万円
(前期比19.3%増)
、営業利益273百万円(同70.8%
増)
、経常利益278百万円(同68.7%増)
、当期純利益
129百万円(同12.3%増)と、期初計画を上回る成果と
なりました。
Q3
ROE・ROA
6
3
第14期 第15期 第16期
はじめに、この度の震災に関連した動きについて
お聞かせください。
流通コストの削減など、
時代に即した提案
ソーシャルメディア
との連携
SNSやツイッターなどで
「読む」 から「共有」 への
可能性を提案
● 電子ブック作成ソフト戦略
開発力の強化
開発と人材に投資
既存顧客基盤の
深耕へ
膨大な紙資料を電子
データ化し、 効率的な
利用環境を提供
注力商材「ActiBook」に関する当期の動きと、
今後の展開についてご説明願います。
連結子会社のスターティアラボ株式会社が展開する電子
ブック作成ソフト事業では、先に申し上げた電子書籍市場
の拡大傾向を追い風に、
「ActiBook」のデファクトスタンダー
ド化に向けた積極的な営業活動を実施していきました。その
結果、出版・印刷業界を中心とする導入が順調に拡大し、
2011年3月に導入社数1,000社を突破しました。
各業界のマーケット
リーダーとの協業
著名ITジャーナリストや
大手広告代理店との
プロモーション
4
トップインタビュー
また、「ActiBook」のスマートフォン対応など機能拡充を
進めつつ、2010年7月には新たにSaaS版「ActiBook」
を投入し、月額制による低価格での機能提供を武器に、
中小企業へのアプローチを開始しました。このSaaS版
「ActiBook」は極めて好調に推移しています。お客様か
らインターネットを通じて引き合いをいただく「プル型」の
受注につながりやすい商材であり、引き続き成長が期待
できます。
「ActiBook」の今後に向けた展開としては、導入業界
の幅を拡げるべく、さらなる機能強化に取り組んでいます。
具体的には、これまでの出版・印刷業界をメインターゲットと
した使い勝手から、製造業のお客様に合わせたカタログ的
用途にも対応させていくなど、導入業界ごとに求められる
機能を拡充していきます。さらに、電子書籍とソーシャルメ
ディアを連携させた
「ソーシャルリーディング」
と呼ばれるサー
ビスへの展開や、必要な情報をすぐに取り出せるペーパー
レス環境としてのエコ対応/IT強化に向けて、よりスピー
ディーな開発を行っていく考えです。
Q4
ストック型サービスが堅調に推移、さらなる成長に結びつけます。
事業別売上高の推移
(百万円)
ウェブ
・電子ブック作成ソフトの保守
ソリューション
「ActiBookライセンス」
関連事業
1,200
1,000
1,141
■その他
■おとくライン
■電子ブック ■マネージドゲート
■カウンター ■ホスティング
854
・ホスティングサービス
SaaS型オンラインストレージの
ネットワーク
ソリューション 「セキュアSamba」
など
関連事業 ・ネットワーク機器のマネージドレンタル
「マネージドゲート」
800
648
600
400
・コピーカウンターサービス
・レンタルコピー
ビジネス
ソリューション ・レンタルビジネスホン
関連事業
「マネージドテレフォニー」
・おとくラインの継続インセンティブ
5
200
0
14期
顧客ターゲット
ストック型サービス拡大への取り組み状況と、
差別化戦略についてお聞かせください。
ストック型ビジネスへの転換は、当社にとって最も重要な成
長テーマであり、その実現に向けて各事業分野のストック型
サービス商材を強化しています。当期は特に、ウェブソリュー
ション関連事業では「ActiBook」の月額保守サポートや同
SaaS版の契約、ネットワークソリューション関連事業ではオ
ンラインストレージ「セキュアSamba」やネットワーク機器の
保守付きレンタル「マネージドゲート」、ビジネスソリューショ
ン関連事業ではレンタルビジネスホン「マネージドテレフォ
ニー」といったストック型サービス商材に注力していきました。
その結果、当期におけるストック型ビジネスは年間で約
主力ストック型サービス商材の内訳
●スターティアの事業と強み
15期
16期
全国中堅・中小企業570万社
首都圏:139万社
サポート体制の充実
技術サポート
自社サポートセンター
・ネットワークエンジニア
・Webエンジニア
・システムエンジニア
・サーバーエンジニア
・IPビジネスホンエンジニア
・MFPエンジニア
関西地区:77万社
九州地区:33万社
顧客との距離がビジネスの鍵
I
T関連機器&WEBソリューション
価格よりも安心と利便性を求める顧客へ
ワンストップで迅速なサービスを提供
クラウド・
コンピューティング
ドミナントエリア
中堅・中小企業
・専 門 の 情 報 通 信 担 当
者・管理者がいない企
業がほとんど。
・大手S
IやNW機器ディー
ラーが参入してこない。
販売エリアの限定
・1h~1.5hで駆けつけられ
る範囲の顧客で拡販。
クロスセリング
顧客の情報システム部として外注を請け負う
11.4億円まで積み上げ、連結売上高に占める割合は28.3%
(前期は25.8%)にまで拡大しました。
こうした取り組みの中で、当社が強みとして発揮している
差別化要素は、各サービス商材間のシナジーを活かしたク
ロスセル展開です。ビジネスソリューションとネットワークソリ
ューションの相互のインフラ提供をフックとしたシナジーはもち
ろん、「ActiBook」から新たなWeb構築のニーズを引き出
すなど、お客様にワンビリングの利便性をもたらしつつ、多
角的なソリューションによる囲い込みを図ることができます。
今後、事業部間クロスセルをさらに推進していくため、この
4月には「インフラ事業本部」を核とする組織変更を行いま
した。
クロスセルと並ぶもう一つの差別化要素は、クラウド化へ
の対応です。SaaS版「ActiBook」、「セキュアSamba」
の好調に見られるように、
「所有から利用へ」というユーザー
の志向が顕在化してきています。当社はこうした流れを捉え
て、新たなサービス商材への開発投資を行い、さらなる成
長に結び付けていきます。
Q5
中期的な成長について、また今期(2012年3月
期)の課題と見通しについてお聞かせください。
今後3ヵ年程度の中期的な成長イメージとしては、目標
として前年比20%増の売上拡大をしたいと考えています。
その中で、ストック型ビジネスの比率をより高めていくことで、
安定的な高収益体質を築き上げていきます。
当社は2011年3月に、新株式の発行および自己株式
の処分を行い約9億円の資金を調達しました。 調達しまし
た資金につきましては、スターティアラボ株式会社に投融
資を行い、電子ブック作成ソフト「ActiBook」 関連の
6
トップインタビュー
開発費用等とクラウドサービス関連の追加開発費用、顧
客増に対応した社内基幹システム構築のための費用、借
入金の返済として充当することを予定しています。 特に、
これまで述べてきました「ActiBook」の機能強化・拡張
やクラウド化対応については、積極的な開発投資によって
早期にアドバンテージを確立すべく、これを推進していきま
す。
今期は、過去最高となる53名を新卒採用しました。こ
の新卒人員を戦力化するための人材教育が今期の大き
な課題です。 当面は先行投資要素となりますが、中期
的な成長に向けて営業力を強化し、人海戦術によるシェ
アの確保とともにクロスセルによる売上拡大を実現してい
く考えです。
今期の連結業績については、売上高4,700百万円
(当期比17.5%増)、営業利益400百万円(同46.4%
増)、経常利益400百万円(同43.8%増)、当期純利
益200百万円(同54.5%増)と、増収増益を見込んで
います。
Q6
株主の皆様へのメッセージをお願いします。
おかげさまで当社は、2011年2月をもちまして創立15周
年を迎えました。これを記念し、株主の皆様のご支援に対
する感謝の気持ちを込めて、今回の期末配当に創立15周
年記念配当を加えさせていただきました。 当期は業績の好
調により、業績配当金の実施基準に該当するため、記念
配当と合わせて1株当たり5円の配当を実施いたしました。
なお当期は、当社株式の流動性を高めるべく、2010年
10月1日付で1:200の株式分割を実施しております。
こうした利益還元の拡充をはじめとする株主施策の実施に
より、さらに多くの投資家様に当社株式を保有していただき
たいと考えております。そして、着実な事業成長とともに株
式市場での評価を高め、将来的には新興市場からのステッ
プアップを目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、引き続き一層のご支援を
賜りますようよろしくお願い申し上げます。
セグメント情報
ウェブソリューション
関連事業
売上高比率
17%
売上高
セグメント利益
701 百万円
113 百万円
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要な政策と位置づけて
ネットワークソリューション
関連事業
中長期戦略に基づく株主還元の強化に努めてまいりたいと考えております。
(%)
20
17.0
こうした考えのもと、当社の剰余金の配当は、期末配当を年1回、年間1円
75銭の安定配当に加え、連結業績の1株当たり当期純利益の10%相当額
15
が1円75銭を超えた場合は業績配当金として差額を配当し、配当金総額が連
結業績の当期純利益の10%相当額となることを基本方針としております。
第16期につきましては、平成23年2月21日に創立15周年を迎えることがで
きましたことから、記念配当を加え、以下のとおりといたしました。
当社普通株式1株につき5円
7
(うち、普通配当1円75銭・特別配当1円19銭・
創立15周年記念配当2円06銭)
10
8.1
6.5
5
0
第14期
第15期
第16期
444
701
第16期
売上高比率
31%
売上高
セグメント利益
1,225 百万円
109 百万円
第14期
第15期
1,111
(百万円)
1,048
1,225
第16期
ネッ
トワークソリューション関連事業においては、前連結会計年度より継続強化しているマネージドサービスに更に注力し事業活動を行いました。
ネットワーク関連機器に関しましては、企業の設備投資意欲の鈍化が続くなか、ネットワーク関連のハードウェア販売が大きく減少する結果となりまし
たが、ネットワーク機器レンタルサービス「マネージドゲート」が堅調に顧客数を伸ばしました。
ホスティングサービスに関しましては、ITアウトソーシングサービスのニーズが堅調に高まる市場を受けて、柔軟なサービス提供と新規顧客開拓を強
化した結果、専用サーバーサービスと、SaaS型インターネットファイルサーバー「セキュアSamba」が堅調に顧客数を伸ばし、ストック型サービス基
盤が大きく成長しました。
ビジネスソリューション
関連事業
配当性向
第15期
(百万円)
426
ウェブソリューション関連事業においては、電子ブック作成ソフト「Digit@Link ActiBook(デジタリンク アクティブック)
」や「Digit@Link CMS(デジタリ
ンク シーエムエス)
」を始めとしたWebアプリケーションの企画、開発、販売に留まらず、
Web制作やアクセスアップコンサルティング、システムの受託開発・
カスタマイズといった顧客の売上増大や業務効率アップを目的としたWebアプリケーションに関するトータルソリューションを提供してまいりました。
特にActiBookに関して、基本機能改善やiPhone・iPad対応以外にもAndroid対応の開発を進めたことでワンオーサリングマルチデバイス(一度
の操作でPC、iPhone、iPad、Android搭載のスマートフォンに対応した電子ブックを作成することができる)を期待する出版・印刷会社を中心に導
入が進み、好調に推移いたしました。
当社のActiBookでは、様々な電子ブック端末に対応させ続けることを強みとしてシェアを拡大させ、機能の一部を簡易的なSaaS版として製造メー
カーやサービス業、小売業など幅広い業種に展開を開始しました。 積極的な開発だけでなく展示・説明会やセミナーなどにて集客を行った結果、
2011年3月末現在でActiBookの導入社数は累計にて1,033社にまで伸び、好調に推移いたしました。
株主還元について
いるとともに、経営基盤および競争力強化のため、必要な内部留保に努め、
第14期
売上高比率
52%
売上高
セグメント利益
2,073 百万円
69 百万円
第14期
第15期
第16期
(百万円)
2,466
1,860
2,073
ビジネスソリューション関連事業においては、複合機の自社メンテナンスエリア内における販売強化を最優先課題とし、営業効率の強化や営業組
織を販売手法別に再編すると共に、中長期を見据えた顧客の囲い込み施策の一環として自社メンテナンス部門の人員増加とエリアの拡充を行い、
当社の全拠点に複合機の自社メンテナンス部門の配置が完了しました。
複合機販売に関しましては、カラー機販売の強化を行い、複合機に係る売上高は前年同期比で1.5倍以上となり非常に好調に累積稼動台数を
伸ばしました。
また、中長期に向けてのストック型サービス強化施策として、コピーカウンターサービスに加えて、新たに「レンタルコピー」をサービスラインナップ
に加えるなど、競合他社が真似のしにくいサービス投入を図っております。
ビジネスホンに関しましては、ビジネスホンと複合機の同時販売強化を実施すると共に、引き続き技術部門の作業の効率化を図っておりますが、販売
部門については、大変苦戦し前期割れと低迷しております。
ソフトバンクテレコム株式会社が提供する電話サービスである、おとくラインの受付案内、登録作業、現地調査等の加入に必要な手続きをソフトバ
ンクテレコムパートナーズ株式会社に代わって行う回線接続受付に関しましては、前期割れで大変苦戦いたしましたが、これまで積上げてきた顧客の
総通話料金に比例して計上されるストック収益は堅調に推移いたしました。
8
財務諸表
会社情報・株式情報
(平成23年3月31日現在)
連結財務諸表
会社概要
連結貸借対照表
科目
(単位:千円)
第15期
第16期
科目
(平成22年3月31日現在)(平成23年3月31日現在)
資産の部
流動資産 2,004,956
2,808,448
現金及び預金
1,216,770
2,010,103
604,154
631,457
15,157
21,011
195,350
178,210
△26,477
△32,333
538,234
615,981
64,914
97,537
8,155
26,346
55,432
61,027
受取手形及び売掛金
原材料及び貯蔵品
その他
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
建物
工具、器具及び備品
その他
2,257,755
販売費及び一般管理費
1,806,584
1,984,439
160,044
273,315
営業外収益
11,109
16,825
営業外費用
6,210
11,922
経常利益
164,944
278,218
特別利益
16,493
—
特別損失
20,457
20,293
160,979
257,925
74,368
136,141
△28,617
△7,657
少数株主損益調整前当期純利益
115,229
129,440
当期純利益
115,229
129,440
営業利益
税金等調整前当期純利益
162,358
法人税、住民税及び事業税
のれん
84,333
73,916
その他
1,707
4,232
274,209
277,937
60,496
121,552
190,518
124,038
32,345
14,577
資産合計
2,543,190
3,439,007
負債の部
法人税等調整額
連結キャッシュ・フロー計算書
科目
(
(単位:千円)
第15期
自 平成21年 4月 1日
至 平成22年 3月31日
) (
第16期
自 平成22年 4月 1日
至 平成23年 3月31日
)
流動負債
886,798
898,018
固定負債
293,200
141,400
営業活動によるキャッシュ・フロー
116,050
410,747
1,179,998
1,039,418
投資活動によるキャッシュ・フロー
△140,216
△214,646
1,362,963
2,404,100
財務活動によるキャッシュ・フロー
158,140
597,230
228
△4,511
純資産合計
1,363,191
2,399,589
負債・純資産合計
2,543,190
3,439,007
負債合計 純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
9
1,742,280
1,966,629
113,070
—
)
売上総利益
ソフトウエア
23,193
自 平成22年 4月 1日
至 平成23年 3月31日
4,000,035
10,163
繰延資産
) (
1,386,941
240,506
その他
自 平成21年 4月 1日
至 平成22年 3月31日
第16期
3,353,571
1,325
差入保証金
(
第15期
売上原価
199,110
投資有価証券
(単位:千円)
売上高
無形固定資産
投資その他の資産
商号
連結損益計算書
現金及び現金同等物の増加額
133,974
793,331
現金及び現金同等物の期首残高
1,077,783
1,211,757
現金及び現金同等物の期末残高
1,211,757
2,005,089
代表者
設立
資本金
従業員数
株式の状況
スターティア株式会社
発行可能株式総数
上場市場:東証マザーズ 証券コード:3393
発行済株式総数(うち自己株式51株含む)
代表取締役社長 本郷 秀之
1996年2月21日
777百万円
206名
4,953,400株
株主数
3,522名
大株主
取締役および監査役
代表取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
取締役
常勤監査役
監査役
監査役
監査役
17,600,000株
(平成23年6月22日現在)
本郷 秀之
笠井 充
橋本 浩和
古川 征且
財賀 明
後久 正明
吉沼 清
林 正博
荒井 道夫
松永 暁太
(上位10名)
株主名
持株数(株)
持株比率(%)
本郷 秀之
2,225,800
財賀 明
329,400
古川 征且
196,200
源内 悟
196,200
スターティア従業員持株会
70,000
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
48,833
オリックス株式会社
40,000
橋本 浩和
32,400
野村證券株式会社
26,100
川村 孝士
24,600
44.94
6.65
3.96
3.96
1.41
0.99
0.81
0.65
0.53
0.50
※当社は自己株式51株を保有しておりますが、上記には含まれておりません。
子会社
商号
代表者
設立
資本金
事業内容
スターティアラボ株式会社
代表取締役社長 北村 健一
平成21年4月1日
3,000万円
Webサイトの企画・制作・コンサルティング・運営・保守
Webアプリケーションの企画・開発・販売・保守
所有者別株主分布状況
[所有株数割合]
[株主数割合]
■金融機関
1.41%/69,633株
■金融商品取引業者 1.41%/70,038株
■その他の法人
1.70%/84,100株
■外国法人等
1.24%/61,467株
■個人・その他
94.24%/4,668,111株
■自己名義株式
0.00%/51株
合計
100.00%/4,953,400株
■金融機関
0.11%/4名
■金融商品取引業者
0.60%/21名
■その他の法人
1.22%/43名
■外国法人等
0.54%/19名
■個人・その他
97.50%/3,434名
■自己名義株式
0.03%/1名
合計
100.00%/3,522名
持分法適用関連会社
商号
代表者
設立
資本金
事業内容
株式会社MACオフィス
代表取締役社長 池野 衛
平成2年6月5日
7,000万円
企業移転、開設、改装などに伴うオフィスの企画、
設計、デザイン、それに附随する各種工事に関する
トータルソリューション事業
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