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底堅さを維持する米国株価 今週はFOMCに注目

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底堅さを維持する米国株価 今週はFOMCに注目
2014 Mar
18
底堅さを維持する米国株価
ウクライナを巡る政治的混乱が続くなか、足下の米国株はやや
軟調な展開がみられるも、17日にはダウ工業株30種平均が前
日比1%超上昇するなど比較的底堅い動きとなっています。こう
今週はFOMCに注目
NYダウ工業株30種平均株価の推移と今後のFOMCスケジュール
(米 ドル)
18,000
スケジュール
3月18-19日
した底堅さの背景には、3月以降の経済指標について市場の目
線が下がるなか雇用統計など堅調なものが散見され(冴えない
結果であっても、ある程度は悪天候によるものと解釈された)、長
17,000
4月29-30日
16,000
6月17-18日
期的な米国景気回復への期待感が崩れていないことがあるとみ
ています。ウクライナ情勢の緊迫化は波乱要因として残りますが、
今後は悪天候で低下した経済活動の反動増も期待できるなど、
7月29-30日
15,000
9月16-17日
10月28-29日
14,000
米国株価は再び上昇基調に回帰すると考えています。
こうしたなか、今週18-19日にはFOMC(米連邦公開市場委
2013/3/17
員会)が予定され、イエレン新FRB(米連邦準備制度理事会)議
長の下では初めての開催となります。QE3縮小が規定路線(今
12月16-17日
13,000
2013/7/17
2013/11/17
2014/3/17
(年/月/日)
(出所)BloombergおよびFRBの
データを基に三菱UFJ投信作成、
株価は土日祝日は前営業日の値を
掲載、スケジュールは現地時間。
主なイベント・経済指標発表予定(結果)
回、市場は12・1月同様に100億米ドルの資産買い入れ額減額
曜日
を予想)となるなか、声明文に加え、今回はイエレン議長の記者
会見および経済見通し改定も予定されており、FOMCによる景
気動向に対する見方など注目が集まるとみています。
日本
 特にございません。
3月
17日
 2月 設備稼働率
78.8%(前回 78.5%)
アシスタントストラテジスト
梅田奈穂
 特にございません。
3月
18日
 3月 NY連銀製造業景況指数
5.61(前回 4.48)
 2月 鉱工業生産
前月比+0.6%(前回 同-0.2%)
月
グローバル・マーケット・
ストラテジー・チーム
チーフストラテジスト
石金淳
米国
火
 2月 消費者物価指数
 2月 住宅着工件数
 FOMC(~19日)
当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。当資料
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