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平成23年度年報 - 誠愛リハビリテーション病院

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平成23年度年報 - 誠愛リハビリテーション病院
平成23年度年報
医療法人社団三光会
誠愛リハビリテーション病院
目
次
基
本
方
針 .................................................................................... 4
理
念
と
巻
頭
言 ................................................................................................................ 5
沿
革 ....................................................................................................................... 9
病
院
概
要 ....................................................................................................... 10
関
連
施
設 ....................................................................................................... 11
年
間
行
事 ....................................................................................................... 12
部
内
活
動 ....................................................................................................... 13
医
局 ............................................................................................................... 14
看
護
部 ........................................................................................................ 26
リハビリテーション部 ...................................................................................... 31
患
福
祉
部 ........................................................................................................ 46
管
理
部 ........................................................................................................ 53
動
向 ....................................................................................................... 60
者
平均在院患者数 ................................................................................................. 61
新入院患者数 .................................................................................................... 61
病棟別入院稼働率 ............................................................................................. 62
病棟別入院・転入患者数 .................................................................................. 62
外来平均患者数 ................................................................................................. 63
外来初診患者数 ................................................................................................. 63
入院患者
ICD-10分類別 ....................................................................... 64
退院患者
ICD-10分類別 ....................................................................... 64
ICD-10別退院患者平均年齢・平均在院数 .............................................. 65
委
員
会
活
動 ................................................................................................ 66
医療安全管理委員会.......................................................................................... 67
事故対策委員会 ................................................................................................. 69
医療品安全管理委員会 ...................................................................................... 72
医療機器安全管理委員会 .................................................................................. 73
院内感染対策委員会 ......................................................................................... 74
防災委員会 ........................................................................................................ 75
医療ガス安全委員会 ......................................................................................... 77
-2-
労働安全衛生委員会 ......................................................................................... 78
公用車運行管理委員会 ...................................................................................... 80
個人情報保護委員会 ......................................................................................... 81
薬事委員会 ........................................................................................................ 82
給食委員会 ........................................................................................................ 85
カルテ開示委員会 ............................................................................................. 86
倫理委員会 ........................................................................................................ 87
褥瘡対策委員会 ............................................................................................... 88
図書管理委員会 ................................................................................................. 89
広報委員会 ........................................................................................................ 90
サービス向上委員会 ......................................................................................... 92
輸血療法委員会 ................................................................................................. 93
誠愛教育委員会 ................................................................................................. 94
編
集
後
記 ....................................................................................................... 98
-3-
理念
ひとりひとりの明日のために、
質の高いリハビリテーション医療を提供し、
患者さんの活動と社会参加を支援します。
基本方針
患者さんの人権を尊重し、個人情報を守秘します。
法令を遵守し、説明と同意のもと、
安全で全人的な医療を行います。
活発な研修及び研究活動を展開し、
先進的なリハビリテーション医療を提供します。
個々の患者さんに適した療養環境を整えます。
地域と連携し、社会に貢献できる
チーム医療を目指します。
-4-
巻
頭
医療法人 社団
理事長
言
三光会
小野山薫
23 年度の収入予測と結果ではかなり大きな変化があった。23 年度では入院患者数
が大幅に減少した。これは 23 年度前半に起こった。22 年度と比較して総計 1,030 名
の減少である。一般病院では、また当院でも従来は夏~秋にかけて患者数減少が起こ
るが、23 年度誠愛リハビリテーション病院の期の前半の減少は極めて特異的なこと
であり、大きな問題であった。聞くところによれば、誠愛リハ病院では入院を依頼し
ても返事が遅い、応対の言葉使いが悪い、症例の細かな事まで何度も聞いてきて受け
入れ患者を選んでいるのではないか、などの印象を紹介元に与えているとも言われて
いる。確かに入院時の本人・家族との面接を省略すると、暴言、暴力行為が日常的な
方、アルコール依存症、痴呆がひどく看護が困難な方、末期癌の治療目的の方、入院
費用が払えない方、リハの目的のはっきりしない方など、入院後に多彩なトラブルが
起こっていた。期の中途から症例を公平に検討するため、院長、病棟医長、感染対策
委員長および看護副院長、リハ副院長、福祉部長
医事課長で構成する入院検討委員
会を立ち上げ、毎日の朝会後に委員会を開き迅速な入院決定を行っている。お断りし
た症例はその理由が朝会で報告されている。入院検討委員会立ち上げ後はお断り数が
半減し、年度末は入院患者数が増加した。24 年度は 23 年度前半のような患者数減少
がないことを期待している。
人事に関しては、佐竹孝之医師(37 年九大卒、整形外科、肢体不自由児の専門)、
飯田英紀医師(45 年九大卒、二内科、糖尿病専門)の 2 名が加わり、医師部門は充実
してきた。日本リハビリテーション学会の研修施設の認定を受けた。リハ部門は休日
リハを開始した。
誠愛リハビリテーション病院は医事会計システムを入替、画像取り込み装置(簡易
PACS)を導入、電子カルテの機能更新、4 階ホールに診察室設置、ボイラー入替、
その他カトレア、三光クリニックでも機器の入替などを行った。電子カルテの更新は
次年度早々に行う事にしている。医療スタッフの中で最も重装備である医師に夏場の
半袖Tシャツを用意したが真夏に間に合わず、冷房温度を 2 度上げることにはならな
かった。
23 年度の経営指標は、前述の前半期の入院患者数減が原因で売上高は 22 年度に比
し 7、500 万円の減収となった。
さらに人件費は 1、100 万円増加したにもかかわらず、
販管費としては 3、400 万円減少し、経常利益は 13.1%で、前年度より 0.6 ポイント
増であり、減収・微増益であった。
24 年度は医療、介護保険が同時に改訂された。リハビリテーションの保険点数は
ひどく減額された。看護度が充実し重症度が高い患者の割合が多い病棟の入院料が増
額となる場合を例外として、明らかに減収となる。2 年後には成人脳卒中の長期リハ
は医療保険から介護保険に移さねばならない。リハビリテーションを専門にしている
当院の今後をどう舵取りをしていくか非常に難しい時期になってきた。
-5-
誠愛リハビリテーション病院
院長 井林雪郎
毎日暑い日が続いておりますが、皆様方に置かれましては益々ご健勝の御事と
拝察致します。昨年の311以降、時間の流れは津波同様あっという間に過ぎ去り、
当院赴任5年目を迎えた今、早くも平成23年度の年報をお届けする時節となりまし
た。
手帳を捲れば、平成23度は4月1日(金)の入社式で始まり、新たに23名の入職
者(2名の医師を含む)と10数名の昇進人事や部署変更辞令の交付が授与されまし
た。医局人事としては新たに佐竹孝之(S37九大卒;整形外科・リハビリ専門医)
と飯田英紀(S42年九大卒;糖尿病専門医)の両医師が加わり、早々に小児発達障
害や装具の相談、また院内糖尿病教室などへの着手・ご尽力をお願いしています。
その他の部署においても、新人セラピストや看護師、社会福祉士などの新入職者
があり、直前の東北大地震・大津波はたまた福島原発事故により日本中が意気消
沈している最中、抜けるような青空と満開の桜花の下で、このときばかりは(日
本人独特の多少の申し訳なさを覚えつつも)明るく賑やかな新年度の幕開けのお
祝いをさせて戴きました。
この1年間は東北地方の厳しく辛い被災地や被災者の方々のことを思い、日本国
内の学会/講演会/研究会は軒並み中止ないし延期されました。一方で直接は被災
国でない海外の韓国脳卒中学会や慢性期病院学会、インドネシアの先生方との勉
強会に招聘された折には、当院を含めた回復期リハビリテーションの現状や我が
国の10年を越えた介護保険の紹介などにつき言及する機会に恵まれました。また
院内の勉強会や研究会では、九大病態機能内科学教室(旧第2内科)の第8代目
教授に就任された北園教授(以前 当院常勤、現 非常勤)、リハビリテーション科
の高杉准教授ほかの先生方にも有意義なご講演をお願いしました。
病院内では新たな画像システム(PACS)の導入を実現し、外来/病棟の医師の指
導のもと多くの職員が患者さんの画像情報を共有し、自由に勉強したり説明した
りが可能となりました。早朝〜夕食後までの“FLEXリハ”や365日休まない“休日
リハ”体制も軌道に乗り、次の目標は充実加算あるいは新たな回復期リハ制度改
定に伴う回復期I(super I ?)の資格獲得ですが、有能な職員数と経営状況とを
勘案しつつ、これらは今後近々の課題として残しております。同時に、当院の出
来る範囲での特徴を活かすべく、歯を含む口腔内衛生や嚥下咀嚼訓練のスペシャ
リスト、筋減弱症(sarcopenia:骨粗鬆症の筋肉版)に取り組む管理栄養士や、各
部署・部門におけるリーダーの育成と院内 secret manual(社内の規定やコツを
見やすく纏めたルールブックのような物)作製などにも腐心して参りたいと考え
ています。
日本老年医学会の認定施設でもあり、専門医でもある立場から、私事乍ら昨年9
月の敬老の日に、宮城県気仙沼の高台地域に建てられた仮設住宅での健康相談ボ
ランティアに参加する貴重な体験をさせて戴き、何不自由ない普段の生活の有り
難さを改めて噛み締めている次第です。今後も機会があれば毎年継続参加するつ
-6-
もりで募集案内を待っている所ですが、1年経って日本全体の熱が早くも冷めてき
ているのを肌で感じ乍ら実はとても残念に思います。病院としては理事長のご提
案もあり、院内全体としての義援金募集と日赤への一早い寄付(昨年5月)、年末
恒例のホテルでの病院職員大忘年会を自粛し、替わりに年末助け合いの追加寄付
をさせて戴きました。
今年も新年度早々から、毋教室や脳外科/小児科医局など関連のご教室から、
freshな先生方による外来/日当直の応援を頂戴しております。近隣の先生方を含
めまして、今後ともどうぞ宜敷くご指導ご鞭撻の程をお願い申し上げます。
(平成24年6月、文責:院長 井林雪郎)
追記:
脳卒中後も再発を防いで活き活きした人生を送るための「脳卒中克服十か条」が
作製されました(日本脳卒中協会2012年)。
1 生活習慣: 自己管理 防ぐあなたの 脳卒中
2 学ぶ: 知る学ぶ 再発防ぐ 道しるべ
3
4
5
6
7
8
9
10
服薬: やめないで あなたを守る その薬
かかりつけ医: 迷ったら すぐに相談 かかりつけ
肺炎: 侮るな 肺炎あなたの 命取り
リハビリテーション: リハビリの コツはコツコツ 根気よく
社会参加: 社会との 絆忘れず 外に出て
後遺症: 支えあい 克服しよう 後遺症
社会福祉制度: 一人じゃない 福祉制度の 活用を
再発時対応 : 再発か? 迷わずすぐに 救急車
-7-
誠愛リハビリテーション病院
名誉院長 黒川
徹
「小児部門の歩み」
小児部門の医師はこれまでの小児科 2 名に整形外科 1 名が加わった。他に非常
勤として九大小児科から 2 名、同精神科から 1 名が加わっている。
平成 23 年 10 月までは外来患者数が増え続けていたが、リハビリスタッフ数に
比し過多であるため、新患の受け入れを中止してきた。平成 24 年 5 月現在も同
じ状態である。患者さん一人一人にリハビリは有期限で、例えば、幼稚園年長児
には小学校入学までであることを伝え、了解を得つつある。その結果、800 名余
であった患者は 500 名程度にまで減少した。一年間の患者実数は平成 22 年度
1,048 名、平成 23 年度 1,127 名であった。内訳は発達障害群(広汎性発達障害、
注意欠陥多動性障害、他)434 名、精神遅滞群 174 名、ダウン症 77 名、言語障
害群 89 名、脳性麻痺群 155 名、その他 198 名であった。延べ患者数は 27,055
名で、広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害 29%、精神(運動)遅滞群 16%、
脳性麻痺群 23%、言語障害群 5%、ダウン症・染色体異常 8%、筋ジストロフィ
ー群 2%、その他 17%であった。地域からの需要はきわめて大であるが、今後と
も患者さんの受け入れを制限せざるを得ない状況である。
日常診療のほかに小児勉強会をできるだけ毎月行い、ADHD の薬物療法と心理
社会的治療(2011 年 4 月),「困った行動」を「ほめる行動」へ(2011 年 5 月)、
小児のてんかんと発達に関する臨床的研究の歩み(2011 年 8 月)、産科医療補償
制度における脳性麻痺の特徴―横地分類の紹介(2011 年 10 月)、子どもの育て
方(2011 年 11 月、2012 年 1 月)などがテーマであった。
著書としては「大熊輝雄先生を偲ぶ」黒川徹(大熊輝雄先生追悼文集―優しい
大学者の大いなる遺産、改訂を重ねた教科書、大熊輝雄先生を偲ぶ会、2011 年 6
月)「久山町乳幼児健診の思い出」黒川徹(久山町研究 50 年の歩み、九州大学・
久山町研究室 2011 年 10 月)、
「一歩、一歩 - 小児神経科医のあゆみ」黒川
徹(慶応義塾大学出版会 2011 年 10 月、瑞宝中綬章受章記念)を出した。
講演としては「小児のてんかんと脳の発達に関する臨床的研究―私の歩み」
(黒
川徹、第 9 回筑紫小児科カンファレンス、2011 年 9 月、福岡大学筑紫病院)
、
「広
汎性発達障害のてんかんの臨床的特徴:精神遅滞と対比して」
(黒川 徹、横溝裕
子、李守永、賀来典之、第 45 回日本てんかん学会、2011 年 10 月、新潟)、「こ
どもの脳の育て方」
(黒川徹、日本てんかん協会福岡県支部講演会、2011 年 7 月、
福岡市福祉センター)、
「脳の健康を保つにはー赤ちゃんからお年寄りまで」
(黒川
徹、太宰府ロータリークラブ健康月間卓話、2012 年 2 月)、平成 23 年度てんか
ん研究功労賞を受賞したことによる記念講演として「小児のてんかんに関する臨
床的研究」
(黒川徹、公益財団法人・てんかん治療研究振興財団・平成 23 年度研
究発表会、2012 年 3 月、大阪)等を行ってきた。
今後とも、臨床を中心に、研究、勉強会など継続していきたい。
-8-
沿
昭和63年
革
3月
大野城市に「誠愛病院」開設(210床)
山下茂雄理事長就任
山下貴史院長就任
結核指定医療機関、原爆被害者指定病院、生活保護指定
昭和63年
7月
山下貴史理事長就任
平成 5年
7月
「誠愛病院」を「誠愛リハビリテーション病院」に改称
平成 6年10月
病院隣接地に「老人保健施設カトレア」を併設
平成11年
7月
「訪問看護ステーション誠愛」開設
平成12年
4月
「居宅介護支援事業所カトレア」開設
「介護老人保健施設カトレア」へ名称変更
平成14年
7月
回復期リハビリテーション病棟(36 床)開設
平成15年
1月
黒川徹院長就任
平成15年
7月
回復期リハビリテーション病棟(40 床)増設
平成15年11月
医療機能評価機構認定病院として認定される
平成16年
9月
R&Iの長期優先債務格付けにて「BBB」取得
平成17年
1月
亜急性期病棟(10 床)開設
平成17年
2月
日本脳卒中学会認定教育研修病院に認定される
平成17年10月
電子カルテシステム導入
平成18年10月
「訪問リハビリテーション事業所」開設
平成18年11月
通所リハビリテーション誠愛
平成19年
回復期リハビリテーション病棟(40 床)増設
4月
開設
メディカルフィットネス あいあい倶楽部開設
平成19年
8月
黒川徹理事長就任
平成19年10月
黒川徹理事長辞任
平成19年11月
小野山薫現理事長就任
平成20年
3月
黒川徹院長辞任
平成20年
4月
井林雪郎院長就任,黒川徹名誉院長就任
平成21年
3月
病院機能評価(Ver. 5)再認定
平成21年
4月
日本老年医学会認定施設に認定される
平成22年
1月
日本脈管学会認定専門医在籍施設に認定される
平成23年11月
日本リハビリテーション医学会研修施設に認定される
-9-
病院概要
理 事 長
小野山
薫
病 院 長
井林
診療科目
リハビリテーション科
雪郎
神経内科
内科
整形外科
診療時間
平
日
AM9:00~PM12:00
PM1:30~PM5:00
土
曜
休診日
病 床 数
指
定
AM9:00~PM12:30
日曜日、祝日
210 床
一般病棟
54 床(うち亜急性期対象 10 床)
回復期リハビリテーション病棟
116 床
療養病棟
40 床
身体障害者法、生活保護法、労働者災害補償保険法、原爆被爆者法、
結核予防法
認
定
日本医療機能評価機構認定病院
日本脳卒中学会認定病院
施設基準
脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ、運動器リハビリテーション料Ⅰ、
集団コミュニケーション療法料、一般病棟入院基本料(13 対 1 入院基本
料)、回復期リハビリテーション病棟入院料、亜急性期入院医療管理料、
療養病棟入院管理料等
医療機器
MRI
ヘリカル CT
デジタル脳波計
三次元動作解析装置
上部消化管・大腸ビデオスコープ
X 線透視装置(ビデオ嚥下造影検査)
カラードップラーエコー
近赤外光イメージング装置
その他
R&I長期優先債務格付け「BBB」
当院は筑紫地区で唯一の脳血管疾患障害に対するリハビリの専門病院です。150 名以上
のセラピストにより幅広いリハビリを提供しています。また、併設の介護老人保健施設
カトレア、居宅介護支援事業所カトレア、訪問看護ステーション誠愛、メディカルフィ
ットネスあいあい倶楽部と連携し、患者様の退院後のケアの充実にも努めています。外
来へお越しの患者様のバスによる送迎を行うなど患者さんへのサービスの向上を図って
います。
- 10 -
関連施設
施設
所在地
開設年月
代表窓口
介護老人保健施設
〒816-0956
平成 6 年
施設長
カトレア
大野城市南大利 2-7-1
9月
岩瀬
受付電話
℡
092-595-6101
豊子
病状の安定した高齢者の方が住み慣れた地域で親しい人々に囲まれて自立した生活を送れるよ
うに、質の高いリハビリテーションや心地よい介護サービスを提供します。
当施設では、ご利用者様がご家族様、地域の方々、ボランティアの方々に囲まれて快適に過ごせ
るように明るい雰囲気作りを大切にしています。
居宅介護支援事業所
〒816-0956
平成 12 年
管理者
カトレア
大野城市南大利 2-7-2
4月
高尾
℡
092-595-1350
祐司
ご利用者様が住み慣れた自宅で安心して生活を送れるように、十分な話し合いを行い、ご利用者
様の選択に基づき、適切なサービスが提供できるように他のサービス事業者や医療機関と連携を取
りながら支援を行っていきます。
訪問看護ステーション 〒816-0956
誠愛
大野城市南大利 2-7-2
平成 11 年
施設長
6月
荒武
℡
092-595-8021
裕子
赤ちゃんから高齢者の方まで家庭において療養が必要な方に、住み慣れた環境で安心して生活が
送れることを目的としています。
かかりつけ医師の指示を受けて訪問看護師・理学療法士・作業療法士などが互いに連携しながら
定期的に訪問し、サービスを提供いたします。
メディカルフィットネス
あいあい倶楽部
平成 19 年
〒816-0956
大野城市南大利 2-7-2 6 月
後藤
健太
℡
092-595-9703
今、話題となっている生活習慣病の予防やメタボ対策、また、健康維持のために筋力トレーニング
やプールでの水中運動指導を行っています。
障がい者対象のあいあい教室では、ストレッチ体操や筋力トレーニング、有酸素運動で体力向上、
肥満予防を行っています。
三光クリニック
〒810-0044
昭和 54 年
院長
福岡市中央区六本松
3月
吉田
℡
092-713-0468
昭男
4-9-3
透析治療を目的として開設し、夜間透析にての社会復帰及び昼間透析での自立した生活の維持を
目的とします。
透析患者のADLの低下や家族の高齢化に伴い透析通院が困難になるケースが増えており、今以
上に通院送迎を充実させて対応することを目標としています。
定年退職された患者さんの要望を取り入れ昼間透析を実施しています。
福岡脳血管疾患研究所
平成 15 年
4月
- 11 -
平成 23 年度
年間行事
平成 23 年
4月
1日
4月19日
5月31日
6月21日
7月 3日
7月 5日
7月21日
8月16日
8月24日
9月20日
10月13日
10月25日
11月15日
12月14日
12月29日
入社式
院内勉強会
院内勉強会
院内勉強会
大野城南地区ソフトバレーボール大会
院内勉強会
第4回 リラックスカンファランス
院内勉強会
サマーコンサート
院内勉強会
消防訓練
院内勉強会
院内勉強会
クリスマス演芸会
仕事納め昼食会
平成 24 年
1月 4日
1月19日
2月21日
年賀式
第5回 リラックスカンファランス
院内勉強会
- 12 -
部内活動
医局
看護部
リハビリテーション部
管理部
- 13 -
医
局
文責:医局長
渡邊義将
<理念>
ひとりひとりの患者さんに質の高いリハビリテーション医療を提供すべく、生
涯学習の精神を 持ち、日々の研鑽に努めます。
<基本方針>
・ 常に新しい医療知識の修得を心がけ、患者さんから信頼されるよう人間性の向
上に努めます。
・ 科学的根拠に基づいた医療を、分かりやすく説明し、同意の上に実行します。
・ 医の職業倫理と患者さんの権利を念頭に、日々の診療を行います。
・ 患者さん中心のチーム医療を推進するため、他職種と連携をとり行います。
<活動内容>
平成 23 年度の入院患者総数は 689 名(うち脳血管障害 420 名、運動器 187 名、
その他 82 名)と平成 22 年度入院患者総数 679 名より増加しており、病床稼働率
は 89.1%であった。在宅復帰率は、病院全体で 72.1%(平成 22 年度 67.4%)、回
復期病棟では 86.3%(同 81.1%)と年々向上が認められている。しかし、期間内
での入院患者数の変動は大きく、紹介患者の転院待機時間の短縮や病床の安定的
運用に問題を残した。外来延べ患者数は 52523 名(うち成人 28003 名、小児 24520
名)であった。
4 月より、佐竹孝之医師(整形外科、日本リハビリテーション医学会専門医、
別府発達医療センター名誉院長)と飯田英紀医師(内科、日本糖尿病学会専門医)
が入職し、医局の診療体制が拡充された。療育に深い知識と経験を持つ佐竹医師
の指導により、当院の外来小児リハビリテーションがより一層充実したものとな
った。飯田医師は、専門医として当院入院患者の糖尿病治療の指導に当たるとと
もに、入院患者を対象とした糖尿病教室を開講し、当院における患者教育体制の
不備が改善された。また、佐竹医師の着任に伴い、当院は 11 月 26 日付けで日本
リハビリテーション医学会研修指定施設に認定された。
チーム医療の一環として、医局がより一層の積極的役割を果たすことを目指し
て、昨年度に引き続き本年度もさまざまな組織改変や運用改善を行った。主なも
のは以下の通りである。
① 医局内での役割分担の見直しを行い、医局員全員参加型の医局運営を進め
た。4 月より医局長が渡邊に交代し、鍵山医師が副医局長としてこれをサ
- 14 -
②
ポートするとともに外来医長を兼任し、長年未解決のままであった外来リ
ハビリテーションの諸問題の改善に専念する体制となった。また各種委員
会・会議の担当も、各医師の得意分野等を考慮して一部入れ替えを行った。
2 月より入院診療を統括する病棟医長が新設され、これまで回復期病棟を
中心とした種々の入院診療システム改善に取り組んできた横山信彦医師が
これに就任し、より組織だった形で改革が進められる体制となった。各病
棟に配置されていた従来の病棟医長はこれに伴い病棟主任へと名称変更し
た。
入院診療においては、昨年度にセラピストの早出・遅出勤務体制を設けた
フレックス・リハビリテーションを回復期病棟で導入したのに引き続き、
本年度は 7 月より回復期病棟での 365 日リハビリテーションが開始され、
入院患者により手厚くリハビリテーションを提供できる体制となり、入院
リハビリテーション実施量の増加と休日加算の算定を得ることができた。
また、セラピストの病棟専従制が確立されたのを受けて、各病棟において
部署間の垣根を取り払い、全病棟スタッフが参加して患者の評価・治療や
病棟運営に取り組めるような病棟ユニット制の導入を目指して、横山病棟
医長の指導のもと、手始めに 3 月より朝の病棟申し送りにセラピストや福
祉部のスタッフも全員参加して問題点を多角的に話し合う場が設けられた。
医局からも各病棟主任が積極的に参加・発言し、俯瞰的立場で議論を導く
役割を果たしている。
③ 入院患者受け入れ体制の整備も進んだ。院長をトップとして昨年度の第 4
四半期より発足した入院検討委員会を、看護部・リハビリテーション部・
福祉部・医事課と協力して継続した。医局委員は、渡邊→横山信彦、楠田
→石松と順次交代し、また正委員が休みのときには他の医師が輪番制で参
加することとし、入院受け入れ判断の平準化・公正化を図った。入院前の
(患者・)家族との面談にも輪番制で医師が参加し、入院目的・期間・リ
スクなどについて予め説明を行うことにより、患者・家族との意思疎通や
問題認識の共有をより良好に図れるようになった。入院主治医決定係は、
12 月より楠田副院長から石松医師に交代し、楠田副院長がサポートする体
制に変更され、入院主治医決定プロセスの明瞭化が図られた。
④ 外来診療においては、鍵山外来医長の主導のもと外来リハビリ会議におい
てさまざまな改善策が実施された。なかでも 11 月より電子カルテの外来
予約システムが稼働開始となり、リハビリ外来も創設された点は大きい。
すなわち従来の一般外来とは別に、当院をかかりつけとしていない外来リ
ハビリ患者も含めて、リハビリの効果やゴールを把握したうえで、常勤医
師が主体的にリハビリテーションのオーダーを行いフォローアップする体
制が確立された。また、外来リハビリテーションのスリム化と入院リハビ
リテーションの充実という当院の基本方針に則り、外来リハビリテーショ
ンから通所リハビリテーションへの移行を促進した。小児のリハビリテー
ションについても、黒川名誉院長、佐竹医師、鍵山医師が中心となって、
- 15 -
⑤
⑥
患者個別のカンファレンスが精力的に開催され、常勤医や非常勤小児科医
の協力のもと、スリム化・効率化が進んだ。患児の新たな受け入れ先とし
て、小児集団 ST や、あいあい倶楽部を活用した小児集団レッスンも開設
された。外来リハビリ会議では、これまで混沌としていた外来・通所送迎
バスの調整業務や、小児リハビリテーション受け入れや終了のルール策定
においても多大な役割を果たしている。
関連施設や他施設との連携強化も図られた。介護老人保健施設カトレアと
の有機的協働を進める目的で、岩瀬施設長にも医局会への参加をお願いし、
同一法人としての共通認識を高め、意思疎通を密にする努力を行った。ま
た、福岡徳洲会病院との相互連携の一環として、同院の神経内科医が不在
となった 7 月~9 月に、当院常勤医が交代で出張して同院神経内科外来を
サポートした。また、同院脳神経外科・リハビリテーション科との親睦会
を、石松医師が幹事となって開催した。
その他、横山信彦医師の発案により、医療情報室添田室長とレントゲン坂
口係長が中心となって、新規のデジタル画像情報保存・閲覧システムが構
築され、診療画像のフィルムレス化が進み、各病棟・医局・外来で容易に
画像閲覧ができるようになった。
学会・研究会発表は以下のごとく活発に行った。原著論文・症例報告の投稿も
増えつつある。てんかん学の進歩、発展に著しい貢献をし、永年に亘っててんか
ん研究に指導的役割を果たした功績に対して、公益財団法人てんかん治療研究振
興財団より黒川名誉院長へ研究功労賞が授与されたことは、大変喜ばしいことで
あった。
来年度は、一般病棟・亜急性期病床でのフレックス・リハビリテーションの導
入、リハビリテーション充実加算の取得などこれまで積み残されてきた課題を解
決するとともに、診療報酬改定後の(新)回復期病棟 I 基準の取得へ向けた検討が
必要である。病棟運営においては、ユニット制の深化が求められ、外来リハビリ
テーションにおいては、医療リハビリテーションからの移行先の受け皿として通
所リハビリテーションの整備・メディカルフィットネスの活用が課題となる。ま
た、安定的に入院患者数を維持するために、病床会議と入院検討委員会の緊密な
連携が必要であり、弾力的な病床運用やカトレアとの連携強化も進めていかねば
ならない。患者負担・経営双方の面から、改善薬剤費用の抑制も今後の重要課題
であり、ジェネリック医薬品の積極的な導入だけでなく、患者リスクの再評価に
よる薬剤使用の適正化や、漢方薬併用による全身状態改善を通じての間接的な効
果(たとえば感染症などの合併症の抑制など)を得る工夫など、回復期に携わる
医師として、薬物治療における責任をより一層果たしていく必要があると考える。
- 16 -
<業績>
(1)論文
年
2011
(論文のみ 2011 年 1 月~12 月)
種別
英文原著
著者
論文題名
誌名
Kamouchi M, Matsuki T,
Hata J, Kuwashiro T,
Ago T, Sambongi Y,
Fukushima Y, Sugimori
H, Kitazono T; FSR
Investigators
(Ibayashi S, et al ,
included).
Prestroke glycemic control
is associated with the
Stroke 42:
functional outcome in acute
2788-2794, 2011
ischemic stroke: the
Fukuoka Stroke Registry.
Ibayashi S, Ooboshi H
III. Intracerebral
hemorrhage. Management of
chronic intracerebral
hemorrhage. Treatment of
intracerebral hemorrhage
not associated with
hypertension.
J Stroke
Cerebrovasc Dis
20 (Suppl 1):
S82-S99, 2011
誠愛タイムズ
23 : 2, 2011
2011
英文総説
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
平成 23 年度 新年のあいさ
つ.
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
Clinical Practice: ATTEMPT
The Preventers
試験と Fukuoka Stroke
8: 7, 2011
Registry.
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
「PREVENTERS に寄せて」.
The Preventers
8: 14-15, 2011
2011
和文総説・そ 井林雪郎、鴨打正浩、
の他
山岸昌一
「脳卒中と糖尿病」座談会.
Stroke-Expert
Network 3: 2-7,
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
第 52 回日本老年医学会学術
集会記録 <Meet the Expert
2: 高齢者診療のポイント>
脳血管障害.
日老医誌 47:
544-546, 2011
2011
2011
和文総説・そ 森下竜一、北川一夫、
の他
井林雪郎、堀内正嗣
Cardiovascular
血管から認知症を考える.
- 17 -
Frontier 2:
7-15, 2011
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
Cerebrovasc Dis 誌
Vol.29, No.2.--14 編の文献
要約ならびに抄録翻訳. →
http://e-mr.sanofi-aventi
s.co.jp/products/plavix/m
agazine/cerebro/vol29no02
/index.html
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
編集後記.
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
Medical Tribune
脳卒中治療の将来展望 - TIA
MT-ahead 5 月 26
を中心に -.
日号: 24, 2011
2011
和文総説・そ
萩原のり子、井林雪郎
の他
喫煙と脳血管障害.
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
筑紫医師会報
病院便り(誠愛リハビリテー
筑紫 36: 41,
ション病院).
2011
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
他科からみた脳卒中 - その
診断治療の pitfall - .
和文総説・そ 松本昌泰、井林雪郎、
の他
棚橋紀夫、寺山康夫
心原性脳塞栓症予防のパラ
Stroke-Expert
ダイムシフト - 新規経口抗
Network 3: 2-9,
凝固薬ダビガトランと RE-LY
2011
試験 - .
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
脳卒中関連のスコア・指標を
Stroke-Expert
マスターしよう! NIHSS
Network 3 :
(National Institute of
16-17, 2011
Health Stroke Scale).
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
J-DATA パンフレ
COMPASS 試験の印象 (インタ
ット 7 月号: 5,
ビュー).
2011
2011
和文総説・そ
井林雪郎
の他
脳卒中治療の将来展望 (イ
ンタビュー).
Medical Tribume
7 月 7 日号:
18-22, 2011
2011
松本昌泰, 寺山靖夫,
北徹, 内山真一郎,
和文総説・そ
峰松一夫, 井林雪郎,
の他
高木誠, 北川一夫,ほか
多数
脳血管疾患の再発に関する
高脂質血症治療薬 HMG-CoA 還
元酵素阻害薬の予防効果に
関する研究(J-STARS).
平成 21-22 年度
研究報告書
(2011 年、8月発
刊)
2011
- 18 -
Cerebrovasc Dis
誌 日本語版和
訳, 3/16 版,
2011
BRAIN RESCUE
23: 15, 2011
循環器内科 69:
453-456, 2011
脳と循環 16:
99-107, 2011
2011
2011
2011
2011
2011
2011
和文総説・そ
長田
の他
乾、井林雪郎
和文総説・そ
井林雪郎
の他
著書
著書
著書
WEB掲載
黒川
黒川
黒川
徹
徹
徹
宮本康嗣
STROKE 2011:抗凝固療法の
現状と将来展望を解説.
Medical Tribume
10 月 6 日号: 13,
2011
忘れられないあの一例.
Rapid correction により苦
い経験をしたいくつかの症
例.
分子脳血管病
10: 485-491,
2011
大熊輝雄先生を偲ぶ。大熊輝
雄先生追悼文集―優しい大 大熊輝雄先生追
学者の大いなる遺産、改訂を 悼文集, 2011,
重ねた教科書
P.123-124
一歩、一歩 -
医のあゆみ
小児神経科
久山町乳幼児健診の思い出
女性には腎がない??
慶応義塾大学出
版会, 2011,
p.1-207
久山町研究 50 年
の歩み, 2011,
p.136.
帝國製薬HP:
www.teikoku.co
.jp/japanese/c
ontents/medica
l/herbal/herba
l_39.html,2011
、6 月
帝國製薬HP:
2011
WEB掲載
宮本康嗣
尺脈有根
www.teikoku.co
.jp/japanese/con
tents/medical/h
erbal/herbal_40
.html,2011、7 月
帝國製薬HP:
2011
WEB掲載
宮本康嗣
臍下不仁を数値的に測定
- 19 -
www.teikoku.co
.jp/japanese/con
tents/medical/h
erbal/herbal_41
.html,2011、8 月
(2)学会
年
2011
年度
種別
国際学会
(2011 年度)
演者名
演題名
学会名
Ibayashi S
Risk factors and pleiotherapy of
chronic stroke:antithrombosis
effect from Virchow's triad.
<Evening Satellite Symposium>
The 20th Annual
Conference of
Korean Stroke
Society, Seoul
City, Korea,
2011, 5
Ibayashi S
The 2nd Asian
Congress of
Management of vascular dementia in Medical and Care
Japan. <Specified Utterance>
Facilities ,
Busan City,
Korea, 2011, 6
2011
年度
国際学会
2011
年度
国内研究会
井林雪郎
(担当世話人) (企画)
2011
年度
2011
年度
2011
年度
脳卒中のリハビリと神経再生 - 基
礎と臨床 -.
第 21 回脳血管シ
ンポジウム,大
阪,2011,9
第 20 回日本脳神
経外科漢方医学会
学術集会,東京,
2011,11
国内学会
横山信彦、
井林雪郎
駆瘀血剤による脳出血の治療;血腫
吸収と生活機能回復を促進する効果
について.
国内学会
横山信彦、
萩原のり子、
鍵山智子、
渡邊義将、
石松義弘、
楠田憲治、
飯田英紀、
佐竹孝之、
井林雪郞
回復期リハビリテーションにおける
脳卒中再発リスク因子の治療;特に
糖尿病治療におけるインスリン離脱
について
第 30 回日本リハ
ビリテーション医
学会九州地方会、
福岡 2011.9.4
国内学会
黒川 徹、
横溝裕子、
李守永、
賀来典之
広汎性発達障害のてんかんの臨床的
特徴:精神遅滞と対比して
第 45 回日本てん
かん学会、新潟
2011.10.6
- 20 -
(3)研究会ほか
年
種別
2011 研究会
年度 講演
2011 研究会
年度 講演
2011 Overseas
年度 Lecture
2011 座長司会
年度 等
2011 座長司会
年度 等
2011 座長司会
年度 等
2011 座長司会
年度 等
2011 座長司会
年度 等
演者名
(2011 年度)
タイトル
講演会など名称
開催地
月日
井林雪郎
高血圧・メタボと脳卒中
大野城市/食生
活改善推進会主
催 講演会
大野城市
4月
19 日
井林雪郎
脳卒中の病態と
第 15 回春日井循
Pleiotherapy - 高齢者認
春日井市
環器研究会
知症を含めて -
5月
14 日
Ibayashi S
The future of
antiplatelet therapy From evidence based to
clinical practice:
impact of CSPS 2 -
5月
20 日
井林雪郎
△「脳卒中リハビリテーシ
ョンの新しい取り組み」
(鹿児島大学リハビリテ 第2回脳梗塞セ
ーション医学 診療講師
ミナー講演会
松元秀次先生講演)司会&
質疑応答
福岡市
5月
26 日
井林雪郎
△「Mineral-corticoid
Receptor の最新知見」
(東 Aldosterone
京大学 内科学 教授 藤田 Conference in
俊郎先生講演)座長&質疑 Fukuoka
応答
福岡市
5月
30 日
井林雪郎
△特別企画 : 身体障害者
手帳診断・等級判定のポイ
第 32 回誠愛院内
ント(九大病院リハビリテ
大野城市
勉強会
ーション部診療准教授 高
杉紳一郎先生講演)司会
5月
31 日
井林雪郎
△「プラザキサ適正使用の
ために」 Opening &
九州地区プラザ
Closing Remarks. 総合 キサ学術講演会
司会と質疑応答
福岡市
6月
11 日
井林雪郎
△「脳卒中治療の最近の話
第 4 回リラック
題-FSR を含めて-(九州大
スカンファラン
学医学研究院 病態機能内
ス
科学 北園孝成教授講演)
大野城市
7月
20 日
- 21 -
Pletaal Expert
Meeting (Round Naruto
Table
City,
Discussion with Japan
Indonesian Drs)
司会
2011 座長司会
年度 等
長田乾、
井林雪郎
△ STROKE2011 日本脳卒
中学会 シンポジウム 1
第 36 回日本脳卒
(SS-S1) 「抗凝固療法のパ
京都市
中学会総会
ラダイムシフト」, 長田
乾先生との司会
2011 研究会講
年度 演
井林雪郎
脳卒中の病態と治療 - 抗 バイエル社内勉
血栓薬を中心に 強会
福岡市
9月2
日
井林雪郎
脳卒中の予防と治療
第 1 回大分市脳
卒中市民公開講
座
大分市
9月4
日
井林雪郎
脳卒中の病態と合併する
諸問題
平成 23 年度第 2
回筑紫地区脳血
管障害地域連携
協議会合同連携
勉強会
太宰府市
9月
14 日
井林雪郎
脳卒中の病態と合併する
諸問題
第 9 回脳血管ク
リニカルカンフ
ァレンス
京都市
9月
17 日
2011 研究会講
年度 演
井林雪郎
脳卒中の病態と多面的治
療 - 抗血栓薬の Risk &
Benefit の考え方 -
七尾医師会学術
講演会
七尾市
9月
30 日
2011 座長司会
年度 等
井林雪郎
漢方概論:風邪と漢方(KK 第 2 回 KINDY 漢
ツムラ)
方勉強会
福岡市
10 月
1日
井林雪郎
プライマリケア医向け新
エムディーエス
創刊誌「Ordinary Cases」
KK
インタビュー
大野城市
10 月
17 日
井林雪郎
△「心房細動による心原性
脳塞栓症」(熊本市民病院 福岡地区 Core
診療部長 橋本洋一郎先生 Member Meeting
講演)座長&質疑応答
福岡市
10 月
22 日
2011 研究会講
年度 演
井林雪郎
第 7 回佐世保東
脳卒中の多面的治療 - 心 部地区臨床内科
房細動治療を含めて カンファランス
学術講演会
佐世保市
10 月
24 日
2011 研究会講
年度 演
井林雪郎
脳卒中/認知症の病態と多 マイランテレフ
面的治療
ォンセミナー
福岡市
11 月
8日
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 インタビ
年度 ュー
2011 座長司会
年度 等
- 22 -
7月
30 日
井林雪郎
筑紫地区医療連
脳卒中の病態と治療:心房
携カンファレン
細動治療を含めて
ス
福岡市
11 月
11 日
2011 研究会講
年度 演
井林雪郎
脳卒中の病態と病院間連
携について
脳梗塞地域連携
セミナー
福岡市
11 月
17 日
2011
座談会
年度
内山真一郎、
井林雪郎、
プラザキサ適正使用に関
豊田一則、
する今後の課題と展望
長尾毅彦、
矢坂正弘
プラザキサ
Stroke アドバ
イザリーミーテ
ィング 2011
東京都
12 月
4日
△「心房細動による脳梗塞
の予防 - 適切な抗凝固療
法を中心に - 」(九州医 福岡地区
福岡市
療センター 脳血管内科 Network Meeting
科長 矢坂正弘先生講演)
座長&質疑応答
12 月
6日
2011 研究会講
年度 演
2011 座長司会
年度 等
井林雪郎
2011 研究会講
年度 演
下川宏明、石
出信正、井林
CHART-2/SUPPORT-Trial
雪郎、小川久
パネルディスカッション
雄、辻一郎、
丸山幸夫
第 17 回東北心不
全協議会 5年
仙台市
次報告会
12 月
11 日
横山信彦
脳神経センター
「脳卒中治療への漢方の
大田記念病院オ
展開」〜故きを温めて新た
ープンカンファ
な治療法へ〜
レンス
福山市
1月
21 日
横山信彦
全国回復期リハ
ビリテーション
一般演題:摂食・嚥下・栄
病棟連絡協議会 長崎市
養・口腔③
第 17 回研究大会
IN 長崎
2月
20 日
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
脳卒中患者に対する回復
期リハビリ病院での治療
戦略
日本脳神経看護
研究会 九州地
方会 研修会
3月5
日
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
口から食べて元気になろ
う
第 24 回バリアフ
久留米市
リー研究会
5月
14 日
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
脳は人間存在の根本か?
社会人講演会
6月
4日
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会座
年度 長
- 23 -
熊本市
筑紫野市
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
「脳卒中治療への漢方の
漢方リハビリセ
展開」〜故きを温めて新た
ミナー
な治療法へ〜
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
嚥下について
横山信彦
2011 研究会講
年度 演
名古屋市
8月
27 日
金隈病院院内勉
強会
福岡市
9月
21 日
『脳卒中治療への漢方の
応用』
〜古くて新しい医療につ
いて〜
漢方リハビリセ
ミナー
大村市
11 月
9日
熊本市
12 月
10 日
2011 研究会講
年度 演
横山信彦
腸から始める摂食嚥下
第 7 回「熊本三
会合同カンファ
レンス」
2011 研究会講
年度 演
渡邊義将
地域連携パスについてー
地域医療連携パスの概念
第 38 回誠愛院内
大野城市
勉強会
渡邊義将
第 5 回リラック
ワルファリン vs 新規抗凝
スカンファレン
固薬の話題
ス
大野城市
1月
18 日
黒川
小児のてんかんと脳の発
達に関する臨床的研究―
私の歩み
第 9 回筑紫小児
科カンファレン
ス
筑紫野市
9月1
日
徹
こどもの脳の育て方
日本てんかん協
会福岡県支部講
演会
福岡市
7月
17 日
徹
脳の健康を保つにはー赤
ちゃんからお年寄りまで
太宰府ロータリ
ークラブ健康月
間卓話
太宰府市
2月
21 日
小児のてんかんに関する
臨床的研究
公財)てんかん
治療研究振興財
団 平成 23 年度
大阪市
研究発表会
研究功労賞受賞
記念講演
老化と元気と腎臓
第1回こころの
健康講座
熊本県阿
蘇郡蘇陽
町
6月
腹六分のすすめ
第 3 回こころの
健康講座
熊本県阿
蘇郡蘇陽
町
10 月
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
2011 研究会講
年度 演
黒川
黒川
黒川
徹
徹
宮本康嗣
宮本康嗣
- 24 -
10 月
25 日
3月
9日
2011
講義
年度
宮本康嗣
(4)査読
年
臨床漢方医学入門
福岡大学
福岡市
6月
(2011 年度)
雑誌名
査読者名
論文題名
月日
Int Med
Ibayashi S
電子査読
Mild renal dysfunction and
carotid atherosclerosis in
healthy adults.
6 月 7 日 W.T., et al
J Stroke CVD
Ibayashi S
電子査読
Treatment of tinnitus in a
stroke patient by low dose
gabapentin.
7月1日
脳循環代謝
井林雪郎
J Stroke CVD
Ibayashi S
電子査読
脳循環代謝
井林雪郎
2011
年度
Int Med
Ibayashi S
電子査読
A case of reversible splenial
lesions in postpartum
9 月 26 日 Z.C., et al
preeclampsia.
2011
年度
J Stroke CVD
Ibayashi S
電子査読
The EVEREST registry study.
2011
年度
Int Med
Ibayashi S
電子査読
Rapid development of CPM after
K. I.., et
2 月 23 日
Wernicke encephalopathy.
al
Hagiwara N
電子査読
Applicability of two-step
thickened water test in
poststroke dysphagic patients: 2 月 2 日 M.A., et al
A novel assessment tool for
paste food aspiration
2011
年度
2011
年度
2011
年度
2011
年度
2011
年度
2011
年度
J Stroke CVD
糖尿病ラットの静脈灌流障害と
シロスタゾールの効果.
演者名
W-H.C., et
al
7 月 1 日 D.W.、ほか
Effects of CIMT on spasticity
in stroke patients with
8 月 22 日 S.K., et al
hemiparesis.
認知症における灰白質密度と脳
血流低下の比較検討.
- 25 -
9 月 15 日 K.K.、ほか
12 月 5 日
N. S.., et
al
看
護
部
文責:看護部副院長
金山萬紀子
<理念>
セルフケアの再獲得とて適応促進への援助を行い、患者さんと家族の自立を目
指した看護を実践します。
<基本方針>
・ 対象者の意志を大切にする事を念頭におき、その人が自分の生活の場で再び
生活できる(適応)よう、セルフケア能力の向上のために看護を実践する。
・ 障害を受け入れ(適応)、病気の中に意味を見いだすことができるような看護を
実践する。
・ 障害を持った人々の自立へ向けて、機能回復から社会への統合まで、一貫し
た看護を実践するために、日々アセスメントと介入技術の向上に努める。
・ 看護の重要概念である「人間・健康・環境・看護」について研究活動を行い看
護の発展に、ひいては人々の健康と幸福のために、日々研鑽する。
<活動内容>
看護部の「セルフケアの再獲得と適応促進への援助を行い、患者さんと家族の自
立を目指した看護を実践します」という理念を、実践の中で具体的に展開していく
ために、平成 10 年からロイ適応看護モデル(The Roy Adaptation Model)を基
盤とした看護を実践している。平成 17 年 10 月には電子カルテシステムが導入さ
れ、このシステムの看護記録はロイ適応看護モデルが基盤となっており、電子カ
ルテ上で看護過程が展開できるようになっている。当院がロイ適応看護モデルを
導入してから今年で 13 年が経過した。そこで、今年度の教育計画は、ロイ適応
看護モデルを看護師ひとりひとりが深化させることができるよう「ロイ適応看護
モデルに基づく看護過程の展開」に重点をおいて教育を行った。
また、2011 年 10 月 27~29 日に熊本で開催されたリハビリテーション・ケア
合同研究大会くまもと 2011 おいて、教育研究課課長(吉村綾子)がシンポジス
トとして参加し、セルフケアの再構築を目指すリハビリテーション看護‐看護理
論を基盤として‐回復期の立場から発表した。当院がロイ適応看護モデルを導入
するに至った経緯、看護理論の導入することによって看護師が患者を一人の人間
としてどのようにとらえていくのかを導いてくれる指標となったこと等、当院に
おけるロイ適応看護モデルを用いたリハビリテーション看護の実際を報告した。
院内における教育活動としては、臨床教育を職種別(看護師・准看護師・介護福
祉士・看護助手)に継続的に行った。平成 21 年度から介護福祉士の受験対策を
開始し、平成 21 年度 5 名、平成 22 年度 5 名、平成 23 年度 8 名の介護福祉士の
合格者を出すことができた。今後も全ての看護助手が介護福祉士資格を取得でき
るよう取り組んでいきたい。
- 26 -
院外における活動では、熊本保健科学大学で開催された脳卒中リハビリテーシ
ョン看護の認定看護師教育課程において、生活再構築のための支援技術(金山)
の科目について講義を担当した。
2)2012 年度臨床教育
教育項目
対象
実施日
担当者
ロイ適応看護モデルに基 看護師
づく看護過程の展開
通年
吉村課長他
セルフケア再獲得検討会
看護師・准看護師
通年
吉村課長他
ケーススタディ
看護師・准看護師
通年
吉村課長他
感染対策
看護師・准看護師
12/22
松尾係長
エンゼルメイク
看護師・准看護師
9/29
3 病棟:湯本良江
社会資源について
看護師・准看護師
11/10
福祉部:今里健太
外来について
看護師・准看護師
11/25
早瀬課長
口腔ケア
看護師・准看護師
介護福祉士・助手
H24/1/31
(株)サンスター
接遇について
介護福祉士・助手
5/2,5/12, 恵良次長
5/20,5/26
介護技術の基本
介護福祉士・助手
5/18
森田係長・境係長
急変時対応
介護福祉士・助手
6/9,8/31
味園係長
介護技術Ⅱ
介護福祉士・助手
7/13
森田係長・境係長
高次脳機能障害と介護
介護福祉士・助手
7/20,10/26 林
中材について
介護福祉士・助手
8/30
上津原係長
感染対策
介護福祉士・助手
9/28
松尾係長
介護福祉士受験対策
助手
H24/2/29
吉村課長他
係長
<業績>
(1)論文
年
種別
2011 和文
原著
(論文のみ 2011 年 1 月~12 月)
著者
松尾佐智子
論文題名
誌名
脳卒中による重度障害患 リハビリナース別冊
者の家庭復帰実現のため セルフケア再構築の
の主介護者への指導
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
- 27 -
2011 和文
原著
中村真紀,
西川健一
ソマトパラフレニアによ リハビリナース別冊
る摂食セルフケア不足へ セルフケア再構築の
の看護介入
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
戸嶋早織,
日高艶子
役割と環境設定を活用し リハビリナース別冊
て左半側空間への探索行 セルフケア再構築の
動を可能にした事例
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
林
由香
観念失行患者の歯磨き行 リハビリナース別冊
為の行程に沿った看護介 セルフケア再構築の
入
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
吉村綾子
感覚性失語と失行を伴っ リハビリナース別冊
た患者の服薬自己管理に セルフケア再構築の
向けた介入
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
中島峰子
前頭葉損傷患者の行為の
誤りへの気づきを促す看
護介入 –動作誘導の口
頭指示から鏡の活用−
リハビリナース別冊
セルフケア再構築の
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
石井成美,
日高艶子
抑制障害による更衣セル リハビリナース別冊
フケア不足への看護介入 セルフケア再構築の
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
金山萬紀子
脳卒中患者の転倒・転落 リハビリナース別冊
事故はどうすれば減らせ セルフケア再構築の
るのか
成功事例から学ぶ!
脳卒中リハビリテー
- 28 -
シ ョ ン 看 護 Case
Study,48-53,2011
2011 和文
原著
谷口 藍,
味園小夜子
摂食時の覚醒維持を目指
した看護介入の一考察
−食前に歯磨き刺激を用
いることの効果−
第 23 回 日本リハビ
リテーション看護学
会 学術大会収録,
38–40,2011.
2011 和文
原著
石井成美,
日高艶子,
小浜さつき,
後藤美香,
安本沙織,
中村真紀
自己尊重の低下をきたし
た脳卒中患者の看護介入
の検討
−主婦役割を活用した介
入の試み−
第 23 回 日本リハビ
リテーション看護学
会 学術大会収録,
38–40,2011.
2011 和文
原著
清祐洋子,
日高艶子,
金山萬紀子
脳卒中患者の不安に関す
る一考察
−入院直後と 1 ヵ月後の不
安の表出の変化から−
第 23 回 日本リハビ
リテーション看護学
会 学術大会収録,
38–40,2011.
(2)学会発表
年
種別
演者名
演題名
2011
年度
国内
学会
松尾佐智子、
日高艶子,
中村真紀
自 発 性 低 下 の 患 者 に 対 第 5 回日本慢性看護
する看護介入の一考察
学会学術集会,岐阜,
−患者が重視する役割の 2011,6
活用− (口演)
2011
年度
国内
学会
徳増美智子,
再 帰 性 発 語 を 伴 う 失 語 第9回日本臨床医療
症患者のコミュニケー 福 祉 学 会 , 熊 本 ,
シ ョ ン 改 善 に 向 け た 2011,8
「歌」を用いた看護介入
の一考察 (口演)
2011
年度
国内
学会
児島晶代,
津田幸子,
松尾佐智子
食 習 慣 改 善 に 向 け て キ 第9回日本臨床医療
ーパーソンを活用した 福 祉 学 会 , 熊 本 ,
患者教育の一考察
2011,8
(口演)
2011
年度
国内
学会
重石美智子,
林 由香,
吉村綾子,
恵良知子
食 事 に 対 す る 認 知 機 能 第9回日本臨床医療
の低下をきたした患者 福 祉 学 会 , 熊 本 ,
に対する看護介入
2011,8
(口演)
2011
年度
国内
学会
谷口
摂 食 時 の 覚 醒 維 持 を 目 日本リハビリテーシ
指 し た 看 護 介 入 の 一 考 ョン看護学会 第 23
白楽志津子,
林 由香,
吉村綾子
藍,
味園小夜子
- 29 -
学会名
察
回学術大会,別府,
−食前に歯磨き刺激を用 2011,11
いることの効果−(口演)
2011
年度
国内
学会
石井成美,
日高艶子,
小浜さつき,
後藤美香,
安本沙織,
中村真紀
自己尊重の低下をきた
した脳卒中患者の看護
介入の検討
−主婦役割を活用した介
入の試み−(口演)
日本リハビリテーシ
ョン看護学会 第 23
回学術大会,別府,
2011,11
2011
年度
国内
学会
清祐洋子,
日高艶子,
俣木優美,
金山萬紀子
脳卒中患者の不安に関
する一考察
−入院直後と 1 ヵ月後の
不安の表出の変化から−
(口演)
日本リハビリテーシ
ョン看護学会 第 23
回学術大会,別府,
2011,11
(3)研究会ほか
年
種別
2011 シンポ
年度 ジウム
演者名
吉村綾子
タイトル
ロイ適応看護モデルを
基盤としたリハビリテ
ーション看護
−回復期の立場から−
講演会など名称
リハビリテーシ 熊本市
ョン・ケア合同研
究大会 くまも
と 2011
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程講師
○金山萬紀子,生活再構築のための支援技術,2011.11.17,熊本
- 30 -
開催地
月日
10 月
28 日
リハビリテーション部
文責:リハビリテーション部部長
渕
雅子
<理念>
患者さん個々のニーズに応じた、最大限の機能回復と質の高い日常生活活動の獲
得を目指したリハビリテーションを実践します。
<基本方針>
・ 小児から成人の障害を持った方に対して、入院から在宅にいたる連携の取れ
たリハビリテーションを実施する。
・ 発症後の亜急性期から回復期では、最大限の機能回復と活動能力の獲得を積
極的に行う。
・ 維持期では更なる機能向上と、環境適応能力の拡大を図る。
・ ボバース概念を基礎とした神経リハビリテーションを展開し質の高い日常
生活の獲得を目指す。
・ 行動障害に対して応用行動分析により社会適応行動を支援する。
・ 地域社会との連携をとりながら、ここのニーズや状況に応じた在宅復帰や社
会参加を支援する。
・ リハビリテーションの効果の検証に積極的に努める。
・ 臨床に根ざした学術研究および研修活動を積極的に行う。
<活動内容>
2011 年 4 月 1 日現在、20 名の新人セラピストを迎え、理学療法士(PT)68
名、作業療法士(OT)59 名、言語聴覚士(ST)26 名、総勢 153 名で、単独施
設内としては国内でも有数のセラピスト数を誇るリハビリテーション専門の病院
である。開設初期より脳卒中を中心とした、中枢神経疾患に対するリハビリテー
ションを入院にて実践するとともに、大変厳しい状況となった外来での継続的リ
ハ、中核となる脳性まひ児と急速に増加する発達障害に対する小児リハを実践し
てきた。その中では特に神経科学の最新の知見を学びながら神経リハビリテーシ
ョンの実践を行っている。また、国の方針である継続的リハの医療保険から介護
保険への移行方針をさらに受け、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーシ
ョン、メディカルフィットネスを活性化し、充実したセラピストの配属により、
継続的リハの重要性を自ら実践している。
また、当院リハビリテーション部は、臨床・教育・研究という 3 つの柱をもと
に活動を展開している。以下それぞれについて報告する。
(1)臨床
116 床ある回復期リハビリテーション病棟(以下回リハ病棟)を中心とした入
院診療(入院)、退院後在宅生活をしながら機能回復・維持に努める成人に対する
外来診療(外来成人)、肢体不自由児・自閉症を中心とした発達障害児に対し、機
- 31 -
能回復や就園・就学への援助に努める小児に対する外来診療(外来小児)の 3 つ
の領域において、一昨年の専門領域への完全固定スタッフ配置、昨年の経験者を
主に各専門領域や併設施設の中でローテーションするシステムの導入に対し、本
年度は各領域でそれぞれのシステムのさらなる充実を図り、質の高いリハビリテ
ーションの追求を推進した。
入院:一般病棟、3 つの回リハ病棟、療養病棟の 5 病棟における役割の明確化に
伴い、スタッフの完全病棟専従性とその移行に伴う連続性、情報共有を図った。
また、退院後の在宅での継続的リハとの連携により、増々の在宅復帰に努めた。
回復期リハビリテーション病棟(回リハ)では、一昨年から開始した早出遅出リ
ハは、その実施について再検討を行い、課題を明確にし充実を図った。これら、
回リハ後の在宅生活や早出遅出リハの検証成果は本年度全国回復期リハビリテー
ション病棟連絡協議会の研究大会にて報告した(<業績>(4)参照)。
外来成人:当院は開設当初より、継続的リハの重要性を考え、外来での積極的リ
ハを実践してきたが、先にも述べたように医療保険から介護保険への移行という
国の方針を受け、現在では当院外来リハでも昨年に引き続き介護保険への移行を
実施した。しかし、まだ回復途中にある患者に対しては、積極的に医療での個別
リハを実施した。これらの効果判定は今後の課題である。
外来小児:長年経験してきた肢体不自由児・者へのライフステージに応じた取組
や、年々増加する発達障害児に対し、多職種での連携したアプローチとともに、
家族への介入にも力を注いでいる。また、発達障害への対応はリハ関連施設のみ
ならず、地域や、学校を取り巻く社会全体での課題であり、様々な機関との連携
が重要となってきた。そのため関係各機関への出向も積極的に行っている(<業
績>(1)参照)。
(2)教育
卒前教育機関として、学生の臨床実習を積極的に引き受け、セラピストになる
過程で重要な臨床場面での教育の一端を担っている(<業績>(2)参照)。卒後
教育としては、誠愛リハビリテーション病院研修会として、内外の講師を招き、
様々な領域にわたる多くの研修会を企画、実施しており、年間約 800 人のリハビ
リテーション関連職種の方々の参加をいただいている。(<業績>(3)(4)参
照)。また、内部職員においては、綿密な計画に基づき、年間を通じて、症例検討
会、グループディスカッション、実技練習、様々な外部研修会参加者の伝達講習
など、多岐にわたる職員教育を行い、多くのスタッフの均一な質の向上に努めて
いる。特に今年度は、経験年別に目標とする課題を明確にし、勤務時間内に集中
して取り組み 1 年間を通じて継続的に実施した。
(3)研究
当院においては、臨床の実践のみならず、その効果についての検証にも積極的
に取り組んでいる。特に、三次元動作解析装置(VICON 社:赤外線カメラ 14 台、
床反力計 6 台)や、近赤外光脳機能イメージング装置(NIRS:㈱島津製作所製)
などの先端機器を導入して、根拠に基づいたリハビリテーションの実践や効果判
- 32 -
定に活用している。また、九州大学大学院工学研究院機械工学部門とともに上肢
治療用ロボットの開発に取り組んでいる。本年度は特に、これらの研究成果の学
会発表を積極的に行い、国際学会での口述発表も経験した。動作解析については、
その中核研究会である、第 33 回臨床歩行分析研究会定例会を当院リハスタッフ
にて開催した。さらに日々の臨床経験をまとめる作業として事例検討を行い、こ
れらの結果をもとに多くの学会発表を行っている
(<業績>(5)参照)。
<業績>
(1)地域派遣業務
活動名
派遣場所
派遣職員
活動日程
介護予防事業
春日市
理学療法士 1 名
平成 23 年 4/5・12・19・26、5/10・17・
(転ばん塾)
(いきいきプラザ)
(第 2 火曜)
24、6/7・14・21・28、7/5・12・19・26、
8/2・9・16・23、9/6・13・20・27、10/4・
11・18・25、11/1・8・15・22、12/6・
13・20・27、
平成 24 年
1/10・17・24・31、2/7・14・
28、3/6・13
介護予防事業
春日市
健康運動指導士
平成 23 年 4/12、5/10、6/14、7/12、8/9、
(転ばん塾)
(いきいきプラザ)
1名
9/13、10/11、11/8、12/13
(毎週火曜)
平成 24 年
1/10、2/14、3/13
介護予防事業
春日市
作業療法士 1 名
平成 23 年 4/21、5/19、6/16、7/21、8/18、
(おたっしゃ
(いきいきプラザ)
(第 2 木曜)
9/15、10/20、11/17、12/15
平成 24 年
塾)
介護予防事業
春日市
健康運動指導士
- 33 -
1/19、2/16、3/15
平成 23 年 4/7・14・21・28、5/12・19、
(おたっしゃ
(いきいきプラザ)
塾)
1名
6/2・9・16・23・30、7/7・14・21・28、
(毎週木曜)
8/4・9・11・18、9/1・8・15・22・29、
10/6・13・20・27、11/10・17、12/1・8・
15・22、
平成 24 年
1/12・19・24・26、2/2・9・
16、3/1・8・15・22
介護予防事業
筑紫野市
理学療法士 2 名
平成 23 年 5/6・10・11・26、6/3・14・
(長生きがい
(下見隣保館・京
作業療法士 1 名
23、7/12・13・28、8/9・24・25、9/2・
教室)
町隣保館・岡田隣
(各年 6 回×4 ヵ 27、10/7・26、11/4・9・22・24、12/2・
保館・永岡隣保館) 所)
14、
平成 24 年 1/10・25・26、2/3・14・22・
23、3/2・8
機能訓練事業
春日市
理学療法士 1 名
平成 23 年 4/4・18・25、5/9・16・23、
(くれよんク
(パレット館)
(毎週月)
6/6・13・27、7/4・11・25、8/1・8・29、
9/12・26、10/3・24・31、11/7・14・28、
ラブ)
12/5・12・19、平成24年 1/16・23・30、
2/6・13・20・27、3/5・26
作業療法士 1 名
平成 23 年 4/7・14・21・28、5/12・19・
(毎週木)
26、
6/2・9・16・23・30、7/7・14・21・28、
8/4・11・18・25、9/1・8・15・22・29、
10/6・13・20・27、
11/3・10・17・24、12/1・8・15・22・
29、
平成 24 年 1/5・12・19・26、2/2・9・16・
23、
3/1・8・15・22・29
作業療法士 1 名
平成 23 年 5/27、6/3・17、7/1・15、
(月 1 回)
8/5・19、9/2・16、10/7・21、11/4・18、
12/2・16、
平成 24 年 1/6・20、2/3・17、3/2・1
6
言語聴覚士 1 名
平成 23 年 4/12、6/14、8/9、10/11、12/13
(隔月第 2 火曜) 平成 24 年 2・14
3 歳児検診
(ことばの相
談)
筑紫野市
言語聴覚士 1 名
平成 23 年 4/14・28、5/12・26、6/9・23、
(カミーリア)
(第2・4木)
7/14・28、8/11・25、9/8・22、10/13・
27、11/10・24、12/8・22、
平成 24 年
22
- 34 -
1/12・26、2/9・23、3/8・
(2)臨床実習受け入れ養成校
養成校名
PT
朝日リハビリテーション専門学校
1
OT
麻生リハビリテーション専門学校
医療福祉専門学校
1
緑生館
1
1
大分リハビリテーション専門学校
1
沖縄リハビリテーション学院
1
1
鹿児島大学
1
川崎医療福祉大学
1
吉備国際大学
1
熊本総合医療リハビリテーション学院
1
1
高知リハビリテーション学院
1
小倉リハビリテーション学院
1
1
長崎大学
1
長崎リハビリテーション学院
1
西日本リハビリテーション学院
1
1
広島大学
1
1
福岡国際医療福祉学院
1
1
柳川リハビリテーション学院
1
YIC リハビリテーション大学校
1
11
計
(3)平成 23 年度
ST
10
4
ボバース講習会関連
講習会名
日時および講師など
基礎講習会 A
前半:平成 23 年 5 月 30 日(月)~6 月 10 日(金)
後半:平成 23 年 9 月 26 日(月)~9 月 30 日(金)
コースリーダー:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
基礎講習会 B
渕雅子
前半:平成 23 年 10 月 10 日(月)~10 月 21 日(金)
後半:平成 24 年 1 月 23 日(月)~1 月 27 日(金)
コースリーダー:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
- 35 -
林克樹
Introductory Module
平成 23 年 7 月 9 日(土)・10 日(日)
(基礎講習会の紹介講習会) 主催:JBITA
STインフォメーション
平成 24 年 2 月 11 日(土)~14 日(火)
講習会
講師:森之宮病院
言語聴覚士
椎名秀貴
先生
他 ST チューター
上級講習会
平成 24 年 2 月 27 日(月)~3 月 2 日(金)
コースリーダー:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
ボバース同窓会
渕雅子
平成 24 年 3 月 3 日(土)・4 日(日)
講師:当院インストラクター
(4)平成 23 年度
日時
誠愛リハビリテーション病院研修会
研修会および講師
平成 23 年 5 月 14 日(土) 「上肢・手研修会」
15 日(日) 講師:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
林克樹
他
平成 23 年 8 月 6 日(土) 「高次脳機能研修会」
7 日(日) 講師:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
渕雅子
他
平成 23 年 9 月 4 日(日) 「ST研修会」
講師:鹿児島徳州会病院
室
室長
苅安
誠
音声・嚥下リハビリテーション研究
先生
平成 23 年 9 月 10 日(土) 「CVA研修会」
11 日(日) 講師:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
花田美穂
他
平成 23 年 10 月 16 日(日) 「脳生理研修会」
講師:東京大学,大学院総合文化研究科・生命環境科学系,
大学院情報学環
准教授
柳原 大 先生
平成 23 年 12 月 3 日(土) 「脳卒中患者の基本ハンドリング研修会」
4 日(日) 講師:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
林克樹
平成 24 年 1 月 21 日(土) 「環境適応研修会」
22 日(日) 講師:藤田保健衛生大学衛生学部
リハビリテーション学
教授
冨田
- 36 -
昌夫
先生
平成 24 年 2 月 18 日(土) 「日常生活活動研修会」
19 日(日) 講師:誠愛リハビリテーション病院
リハビリテーション部
渕雅子
他
平成 24 月 3 月 10 日(土) 「歩行分析研修会」
11 日(日) 講師:国際医療福祉大学大学院
教授
(5)学会発表
年
種別
演者名
山本
澄子
先生
(2011 年度)
演題名
学会名
2011 国内
年度 学会
涌野広行,
吉田政史,
大山幸子,
安谷屋晶子,
林克樹,
小野山薫
脳卒中片麻痺患者の上肢治療用リ
第 46 回日本理学療法学
ハビリロボットの開発(第 3 報)
術大会,
―上肢の到達把持動作における体
宮崎,2011,5
幹屈曲運動が殿部、足底部へ及ぼす
影響について―
2011 国内
年度 学会
清水裕貴,
長田悠路,
大田瑞穂,
坂口重樹,
田邉紗織,
渕雅子
脳血管障害片麻痺者の麻痺側下肢
最大荷重課題と歩行との関係
-荷重姿勢の質的評価として-
2011 国内
年度 学会
坂口重樹,
大田瑞穂,
長田悠路,
田邊紗織,
清水裕貴,
渕雅子
脳血管障害片麻痺者における坐位
第 46 回日本理学療法学
バランスと歩行能力との関係(第 2 術大会,
報)~坐位側方移動時の骨盤・上部 宮崎,2011,5
体幹・頭部に着目して~
2011 国内
年度 学会
林克樹,
吉田政史,
小野山薫,
坂井伸朗,
村上輝夫
脳卒中片麻痺患者の上肢治療用ロ
第 45 回日本作業療法学
ボット―肩・体幹制御機構が到達把 会,
持動作パターンと床反力・COP への 埼玉,2011,6
影響―
2011 国内
年度 学会
古江伸志,
渕雅子
脳卒中片麻痺患者の麻痺側手の管
理―長期経過者の現状―
第 45 回日本作業療法学
会,埼玉,2011,6
2011 国内
年度 学会
山下早百合,
大田瑞穂,
涌野広行,
渕 雅子
片麻痺患者一症例における重心動
揺検査を用いた治療結果の検証―
歩行自立度の経過と足圧中心動揺
パラメーターの変化―
第 1 回日本ボバース研究
会学術大会,
東京,2011,7
- 37 -
第 46 回日本理学療法学
術大会,
宮崎,2011,5
2011 国内
年度 学会
大田瑞穂,
長田悠路,
田邉紗織,
渕雅子
脳血管障害片麻痺者の歩行動作に
対する運動力学的解釈の一例
-三次元動作解析装置を用いた定
量的運動学的評価の検討-
2011 国内
年度 学会
中山美世,
菊次久美子,
渕雅子
当院における Dynamic Spinal Brace 第 1 回日本ボバース研究
の試み―1 症例を通して―
会学術大会,
東京,2011,7
2011 国内
年度 学会
長田悠路,
渕雅子
起立動作に対する治療の客観的効
果判定方法の一例
―三次元動作解析装置を用いてパ
フォーマンスの質的変化を探る―
第 1 回日本ボバース研究
会学術大会,
東京,2011,7
2011 国際
年度 学会
Yuji Osada,
Sumiko
Yamamoto,
Masako
Difference of The Motor Strategy
Between Sit-To-Walk And
Gait-Initiation of Patients After
Stroke
20th European Society
of Movement of Analysis
for Adults and
Children,Austria,2011
,9
第 1 回九州地区学術集
会,
長崎,2011,10
Fuchi,
第 1 回日本ボバース研究
会学術大会,
東京,2011,7
Kaoru
Onoyama,Sets
uro Ibayashi
2011 国内
年度 学会
喜舎場麻美,
冨山翔太,
内山千帆
失語症状が日常コミュニケーショ
ンに及ぼす影響 ―FIM と SLTA-ST
を使用して―
2011 国内
年度 学会
久保拓哉,
中畑頼枝,
渕雅子
fNIRS によるワーキングメモリ課題 第 35 回日本高次脳機能
時の前頭葉活動の検討
障害学会,
鹿児島,2011,11
2011 国内
年度 学会
小笠原智子,
渕雅子
多彩な前頭葉症状により食事が困
難であった症例の介入経過
2011 国内
年度 学会
玉那覇迅,
渕雅子
低酸素脳症により全般的認知障害
第 35 回日本高次脳機能
を呈し ADL 介助が困難であった症例 障害学会,
への作業療法介入
鹿児島,2011,11
2011 国内
年度 学会
沢田大明,
渕雅子
視覚情報処理の問題により食事に
多介助を要した事例への取り組み
2011 国内
年度 学会
中畑頼枝,
久保拓哉,
渕雅子
fNIRS による視覚に基づく運動と記 第 35 回日本高次脳機能
憶に基づく運動における前頭葉活
障害学会,
動の検討
鹿児島,2011,11
2011 国内
年度 学会
平田秀則,
坂口重樹,
長田悠路,
脳卒中片麻痺患者の体幹,下肢の抗
重力伸展活動と歩行の関係
~メジャーとストップウォッチに
- 38 -
第 35 回日本高次脳機能
障害学会,
鹿児島,2011,11
第 35 回日本高次脳機能
障害学会,
鹿児島,2011,11
第 33 回九州理学療法士
作業療法士合同学会,
北九州,2011,11
赤嶺正哉,
岸本久哲,
高野美智子
よる計測の検討(第 2 報)~
2011 国内
年度 学会
太田瑞穂,
木村太郎,
末吉さおり,
平川拓視,
矢野友章,
吉田久美香
重量が異なる対象物への到達把持
運動第 2 報
-把持運動における手関節制御に
着目した分析
第 33 回九州理学療法士
作業療法士合同学会,
北九州,2011,11
2011 国内
年度 学会
南里英幸,
清水裕貴,
山之上侑希,
長田悠路,
大田瑞穂,
坂口重樹,
駒井浩子,
三次元動作解析装置による排泄後
の後始末動作の分析
第 33 回九州理学療法士
作業療法士合同学会,
北九州,2011,11
渕雅子
2011 国内
年度 学会
安谷屋晶子,
涌野広行,
林克樹,
小野山薫,
坂井伸朗,
村上輝夫
脳卒中片麻痺患者の 上肢治療用ロ
ボットの開発
―力場運動が座位姿勢に及ぼす影
響についての検討―
第 32 回バイオメカニズ
ム学術講演会,
大阪,2011,11
2011 国内
年度 学会
沢田綾子,
増田彩乃,
南里英幸,
渕雅子
脳卒中片麻痺患者の下衣操作自立
度判定の指標の検討
―下衣操作の自立度と足上げ動作
との関連性―
第 33 回臨床歩行分析研
究会定例会,
福岡,2011,12
2011 国内
年度 学会
末吉さおり, 脳血血管患者の到達把持運動に着 第 33 回臨床歩行分析研
吉田久美香, 目した麻痺側上肢機能の評価と有 究会定例会,
大田瑞穂,
用性
福岡,2011,12
長田悠路,
渕雅子
2011 国内
年度 学会
大田瑞穂,
渕雅子
脳血管障害片麻痺患者の歩行時に 第 33 回臨床歩行分析研
おける杖使用有無が与える影響
究会定例会,
―麻痺側・非麻痺側の対称性に着目 福岡,2011,12
した分析―
2011 国内
年度 学会
白川泰彦,
渕上将一,
浜岡あさか,
大田瑞穂,
重度側弯症者の歩行時右側下肢疲
労感に対する力学的考察
―青年期脳性まひ者における体幹
装具装着前後での比較―
- 39 -
第 33 回臨床歩行分析研
究会定例会,
福岡,2011,12
田邉紗織,
渕雅子
2011 国内
年度 学会
山之上侑希, 座位リーチ動作の力学的特性と上 第 33 回臨床歩行分析研
中西恵,
位更衣動作との関連性
究会定例会,
長田悠路,
福岡,2011,12
渕雅子
2011 国内
年度 学会
長田悠路,
渕雅子,
山本澄子
片麻痺患者が座位から歩き始める
際の第一歩目の初期接地戦略と動
作の円滑性の関係
2011 国内
年度 学会
涌野広行,
安谷屋晶子,
林克樹,
小野山薫,
坂井伸朗,
村上輝夫
脳卒中片麻痺患者の上肢治療用リ 第 33 回臨床歩行分析研
ハビリロボット装具の提案―ロボ 究会定例会,
ットによる到達把持動作パターン 福岡,2011,12
と影響因子の分析―
2011 国内
年度 学会
渕雅子,
臼井康博,
平川拓視,
小笠原智子,
黒木勇人,
井戸佳美,
宇野菜津希
当院回復期リハ病棟における早遅
リハの現状と課題
全国回復期リハビリテ
ーション病棟連絡協議
会
第 19 回研究大会 in 京
都,京都,2012,2
2011 国内
年度 学会
中山和洋,
渕雅子
回復期リハ病棟から訪問リハへの
継続的リハビリテーションを経験
して
-自宅退院後の移動に着目して-
全国回復期リハビリテ
ーション病棟連絡協議
会
第 19 回研究大会 in 京
都,京都,2012,2
2011 国内
年度 学会
山之上侑希,
大田瑞穂,
藤田晴美,
渕雅子
当院回復期リハビリテーション病
棟における退院前訪問指導の現状
と課題
全国回復期リハビリテ
ーション病棟連絡協議
会 第 19 回研究大会 in
京都,
京都,2012,2
2011 国内
年度 学会
木村太郎,
沢田大明,
渕雅子
回復期退院後の自宅生活における
FIM の変化傾向について
全国回復期リハビリテ
ーション病棟連絡協議
会 第 19 回研究大会 in
京都,
京都,2012,2
- 40 -
第 33 回臨床歩行分析研
究会定例会,
福岡,2011,12
2011 国内
年度 学会
沢田大明,
木村太郎,
渕雅子
回復期退院後の追跡調査―回復期
退院時から 6 ヶ月間の FIM 変化―
全国回復期リハビリテ
ーション病棟連絡協議
会 第 19 回研究大会 in
京都,
京都,2012,2
(6)投稿文献・書籍執筆
年
種別
著者
論文題名
誌名
2011
年度
和文著書
渕雅子
第 1 章高次脳機能障害と作業療 作業療法学全書作業治療学 5 高
法,第 4 章評価と介入の実践課程 次脳機能障害:1-7,53-76,2011,
協同医書出版
2011
年度
和文著書
林克樹
第 5 章機能障害別アプローチの実 作業療法学全書作業治療学 5 高
際 前頭葉性行為障害
次脳機能障害:148-163,2011,
協同医書出版
2011 和文著書
年度
万庭寛,
渕雅子
当院の回復期リハビリテーション 理学療法福岡 24:10-16,2011
病棟での取りくみ
―ひとりひとりの明日のために―
2011 和文著書
年度
赤松泰典
ボバースコンセプト
作業療法ジャーナル
45:819-826,2011
(7)その他
種別
演者名
タイトル
講演会など名称
開催地
月日
2011 講義
年度
林克樹
高次脳機能障害
学校法人 高知
学院 高知リハビ
リテーション学院
高知市
4 月 1 日~
9 月 30 日
2011 講義
年度
渕雅子
身体障害作業療法学演習
Ⅱ
高次脳機能障害の作業療
法
広島大学医学部
保健学科
授業
広島市
4 月 4 日~
平成 24 年
3 月 31 日
2011 講義
年度
渕雅
高次脳機能障害作業療法
子・久保 学
拓哉
西九州大学
授業
神埼市
4 月 11 日
~9 月 25
日
2011 講義
年度
赤松泰
典
鳥栖市
4 月 11 日
~8 月 1
日、9 月
26 日~平
成 24 年 1
月 23 日
運動学・運動学実習特別講 医療福祉専門学
義
校 緑生館
- 41 -
2011 講義
年度
渕雅子
脳血管障害患者の ADL へ
の介入
大日本住友製薬
株式会社
津市
4 月 23 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
成人片麻痺患者の評価と
治療
医療法人社団昌
平会大山リハビリテ
ーション病院
西伯郡
4 月 23 日、
24 日
2011 講義
年度
林克樹
中枢神経障害に対するボ
バースアプローチ
医療法人弘仁会
熊本総合リハビリテ
ーション学院
熊本市
4 月 27 日
2011 講義・
年度 実技
渕雅子
基本ハンドリング
ひらまつ病院研
修会
小城市
5月7日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中患者の評価と治療
熊本ボバース研究
会
熊本市
5月7日
2011 講演
年度
林克
高次脳機能障害
樹・渕雅
子
株式会社メディ
カ出版
神戸市
5 月 21 日、
6 月 11 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中患者の基本ハンド
リング
沖縄ボバース研究
会
那覇市
5 月 28
日・29 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中後遺症患者のボバ
ースアプローチ
青雲病院リハビリテ
ーション部
姶良市
6 月 4 日・
5日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中患者の回復過程に
沿った治療
河畔病院リハビリテ
ーション科
唐津市
6 月 18
日・19 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
中枢神経疾患に対する基
本ハンドリング
河畔病院リハビリテ
ーション科
唐津市
7 月 2 日・
3日
2011 講義
年度
渕雅子
病棟生活における活動分
析とそのマネジメントー
生活場面での ADL 向上の
マネジメント-
全国期回復リハビ
リテーション病棟連絡
協議会
大阪市
7 月 24 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中患者の回復過程に
沿った治療
医療法人 クオラ
クオラリハビリテーション
病院
さつま町
8 月 18 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
脳卒中患者に対するボバ
ースアプローチ
医療法人社団如
水会
今村
病院
鳥栖市
8 月 20
日・21 日
2011 講義・
年度 実技
林克樹
中枢神経障害に対するア
プローチ
鼓ヶ浦リハビリテーシ
ョン病院
徳山市
9 月 3 日・
4日
2011 講義
年度
渕雅子
高次脳機能障害
社団法人 日本
作業療法士協会
生涯教育講座
福岡市
9 月 18
日・19 日
- 42 -
2011 講義
年度
渕雅子
高次脳機能障害
学校法人 高知
学院 高知リハビ
リテーション学院
土佐市
10 月 1 日
~平成 24
年 3 月 31
日
2011 講義
年度
渕雅子
CVA の上肢障害に対する
機能的改善を促す臨床テ
クニック
愛知県身体障害
事例検討会
春日井市
10 月 1 日
2011 講義
年度
渕雅子
高次脳機能障害に対する
アプローチ片麻痺患者の
ADL への治療介入
第 3 回作業療法
士学科公開セミ
ナー
大阪市
10 月 2 日
2011 講義・実 赤松泰
年度 技
典
ボバースアプローチインフォ
岡山中枢神経疾
患リハビリテーション勉
強会
岡山市
10 月 9
日・10 日
2011 講義・実 渕雅子
年度 技
片麻痺患者の ADL
むつごろうリハビ
リテーション研究会
大牟田市
10 月 22
日・23 日
2011 講義・
年度 実技
脳卒中後遺症患者のボバ
ースアプローチ
青雲会
病院
青雲会
姶良市
11 月 5
日・6 日
2011 講義・実 赤松泰
年度 技
典
脳卒中片麻痺患者
手へのアプローチ
福井ボバース研究
会
福井市
11 月 5
日・6 日
2011 講演
年度
林克樹
脳卒中の作業療法
公益社団法人
北海道作業療法
士会
札幌市
11 月 12 日
2011 講義
年度
林克樹
脳卒中患者の上肢と手の
アプローチ
学校法人 向陽
学園長崎リハビリテ
ーション学院
大村市
11 月 12
日・13 日
2011 講義・実 林克樹
年度 技
中枢神経疾患のアプロー
チ
学校法人 北都
健勝学院 新潟
リハビリテーション大学
村上市
11 月 19
日・20 日
2011 講義・実 渕雅子
年度 技
身体機能面へのアプロー
チを内部表象の側面から
考える
山形ボバース研
究会
酒田市
11 月 19
日・20 日
2011 講義
年度
林克樹
高次脳機能障害の作業療
法
学校法人 山口
コア学園 山
口・メディカル
学院
山口市
12 日 8 日
2011 講義・実 渕雅子
年度 技
Bobath concept に基づく
評価と治療~上肢機能に
ついて考える~
(財)東京都保
険医療公社多摩
北部医療センター
東村山市
1 月 7 日・
8日
2011 講義・実 渕雅子
年度 技
成人片麻痺の評価と治
脳神経センター大田
療・脳卒中後遺症者への生 記念病院
福山市
1 月 28
日・29 日
林克樹
メーション講習会
上肢
- 43 -
活支援~24 時間コンセプ
ト~
2011 講義・実 渕雅子
年度 技
ボバースアプローチ
リハビリテーション部日
本ボバース講習会
講師会議
東京都江東
区
2 月 15
日・16 日
2011 講義・実 林克樹
年度 技
脳血管障害のリハビリテ
ーション
日本ボバース研究
会中国ブロック
下関市
2 月 18
日・19 日
2011 講義・実 林克樹
年度 技
脳卒中患者の上肢と手の
治療
河畔病院
唐津市
2 月 25
日・26 日
2011 講義・実 赤松泰
年度 技
典
脳卒中後遺症者への評価
と治療 基礎編
医療法人 青雲
会青雲会病院
姶良市
3 月 10
日・11 日
2011 講義
年度
渕雅子
高次脳機能障害
鹿児島圏地域リハ
ビリテーション広域支
援センター
鹿児島市
3 月 10 日
2011 講義
年度
林克樹
中枢神経障害に対するボ
バースアプローチ
医療法人弘仁会
熊本総合リハビリテ
ーション学院
熊本市
3 月 29 日
- 44 -
併設施設
【1】通所リハビリテーション誠愛
文責:通所リハビリテーション誠愛
係長
古江
伸志
<基本方針>
・介護保険におけるリハビリテーションとして、医療保険(入院、外来)でのリ
ハビリテーションや他の介護保険サービスと連携の取れたリハビリテーションを
実施する。
・維持期のリハビリテーションとしても機能維持のみならず、更なる機能向上を
目指した質の高いリハビリテーションを実施する。
・利用者自身の身体への意識づけや生活習慣の見直しなど、より主体的で健康的
な生活が送れるように支援する。
<活動内容>
当事業所は平成 18 年 11 月に開設し、平成 19 年 6 月より新棟の現在の場所に
て運営している。
「介護保険における外来リハビリテーション」との位置づけで午前 40 名、午
後 40 名の定員で食事・入浴サービスなしの 3~4 時間の短時間通所を実施してい
る。
セラピストによるマンツーマンの個別リハビリテーションの充実を軸に、グルー
プ訓練や自主訓練指導など利用者自身の健康づくりへの意識づけを積極的に行う
事で安全かつ安心に在宅生活を送れるように援助を行っている。
スタッフは平成24年3月現在、理学療法士5名、作業療法士4名、助手2名
の計11名で質の高いリハビリテーションを展開できるよう多くのセラピストを
配置している。
- 45 -
福
祉
部
文責:福祉部部長
中村真紀
<理念>
疾病や障害等によって生じる患者・家族が抱える諸問題について、院内スタッフ
や行政等との連携を図り、地域で再び生活できるようにサポートしていきます。
<基本方針>
・自らの先入観や偏見を排し、患者を受容し、患者の自己決定を尊重する。
・患者との専門的援助関係を最も大切にし、必要な情報を適切な方法、分かりや
すい表現を用いて提供し、患者の利益を優先する。
・実践現場において最良の業務を遂行するため、互いの専門性を尊重し、他の専
門職等と連携・協働する。
・最良の実践を行うために教育、研修に参加し、援助方法の改善と専門性の向上
に努める。
・専門職としての自覚を高め、地域社会との交流を行い、地域福祉の増進に積極
的に取り組む。
<活動内容>
平成 23 年度から福祉部が新たに設置されるようになり、部署としての成果を
挙げるために「地域」「連携」をキーワードに日々邁進してきた。
当院は回復期リハビリテーション病棟を有する回復期病院であるため、急性期
病院からの治療を受け継ぎ、患者の在宅復帰を目指したリハビリテーション医療
を展開することが使命といえる。まずは、地域の連携施設の方々との関係づくり
や、院内においては在宅復帰を目指して更なる多職種との協働を強化することが
求められる。その成果はやはり「回復期リハビリテーション病棟からの在宅復帰
率」であると考え、医療から在宅まで包括的でシームレスなリハビリテーション
医療・サービスを提供できるよう退院支援を実践した。その他には、退院後の外
来リハビリテーションが終了した方に介護保険を利用した通所リハビリテーショ
ンへの移行を、小児外来に通院されている方にライフステージに添った支援を行
うなど、住み慣れた地域で生活ができるよう支援を行っている。
今年度に実践した活動内容について、成人入院・成人外来・小児外来・通所リ
ハビリテーション誠愛の 4 部門から報告する。
- 46 -
1)成人入院
担当:古川あゆみ、今里健太、大友由貴、片井ちあき、森朋美、澤田洋子
<活動内容>
一般病棟(亜急性期病床含む)回復期リハビリテーション病棟、療養病棟に 6
名の医療福祉相談員を配置しており各病棟担当を配置している。入院前面談談か
らはじまり、入院中の入院費等の経済的問題に対する相談対応、介護保険サービ
スの案内や申請方法の説明、身体障害者手帳や障害年金等の諸手続きの案内等を
含め、退院支援、退院後家庭訪問を行っている。当院はリハビリテーション専門
病院であり、医療チームのメンバー間でカンファレンスを実施しながら、在宅復
帰を目標に本人・家族等と適宜面談を行い、必要な社会資源や家屋環境等の調整
や必要に応じて各医療機関や事業所等と相談や連携を行っている。
(1)紹介患者件数
100
80
65
61
53
60
40
69
63
60
53
50
48
40
68
56
50
65
57
73
63
56
49
n=786
77
76
63
64
54
20
0
4月
5月
6月
7月
入院紹介
8月
9月
入院可
10月 11月
お断り
12月
1月
キャンセル
2月
3月
図1.患者紹介件数
(2)入院相談件数
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
件数
40
48
42
48
49
41
48
51
62
51
71
52
603
(3)入院患者数
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
人数
55
59
50
47
59
55
56
58
65
53
66
66
689
(4)疾患別入院患者数
脳梗塞
脳出血
くも膜下出血
大腿骨骨折
その他
231
110
36
116
196
- 47 -
28.4%
脳梗塞
33.5%
16.8%
脳出血
くも膜下出血
16.0%
大腿骨骨折
その他
5.2%
図2.疾患別入院患者割合
(5)退院患者数
月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
1月
2月
3月
合計
人数
61
56
57
51
56
61
43
56
61
51
58
76
687
(6)転帰別退院患者数とその割合
軽快
転院(療)
転院(急)
死亡
カトレア
施設
総数
人数
499
46
84
7
29
22
687
割合
72.6
6.7
12.2
1.0
4.2
3.2
1.0%
12.2%
4.2% 3.2%
6.7%
72.6%
軽快
転院(療)
転院(急)
死亡
カトレア
施設
図3.転帰別退院患者割合
(7)回復期リハビリテーション病棟在宅復帰率
4.8%
5.1% 2.8%
軽快
療養
87.4%
施設
対象外
図4.回復期リハビリテーション病棟在宅復帰率
- 48 -
2)成人外来
担当:今里健太、古川あゆみ、大友由貴、片井ちあき、森朋美、澤田洋子
<活動内容>
経済的問題への対応(診療費の支払いなど)、各種公的制度の案内・手続き支援、
在宅医療・在宅介護の問題への対応、各種苦情の対応、外部の医療施設・介護事
業所との連携など相談業務を中心とした支援を行っている。
今年度は、前年度に引き続き外来リハビリテーション終了の方への説明・介護
保険によるリハビリテーションへの移行を 229 人のうち 156 人の方へ支援を行っ
ている。
(1)外来リハビリテーション終了相談件数
人数
外来リハビリテーション終了患者数
支援人数
229 人
156 人
3)小児外来
担当:根本智寿子、豊福圭代
<活動内容>
小児担当は 2 名の医療福祉相談員を配置している。乳幼児から学童期、思春期、
青年期とライフステージに併せて幅広く各種相談に応じている。
(1)新患診察時の付き添い
福祉的介入の必要性を探る為、診察時に付き添い家庭環境や患児をとりまく生
活環境などを把握し、必要に応じて福祉的介入ができるように準備を行っている。
(2)福祉制度の相談、説明
在宅で生活するにあたって必要な福祉サービスはもちろんのこと、経済的な不
安に対して医療費助成や各種手当・年金制度について、ライフステージに併せて
通園や通学に関して各機関の特徴や支援サービスなどについて相談に応じ情報提
供などを行った。また、補装具作製にあたって、申請や手続きに関する相談や情
報提供、必要に応じて行政との連絡調整なども他の専門職と連携して行っている。
上記に挙げたように相談は多岐にわたるが、一人ひとりの家族背景や社会状況、
心情に応じた対応、説明を心がけている。また、各種専門職とも連携をし、適切
な部署で円滑に対応が出来るように調整の役割も担っている。
<患者動向>
平成 23 年度の小児外来患者は、1,122 名が登録されている。週に 4~5 名の新
規外来受入れをしていたが、年々患者登録数は増加したため、平成 23 年 10 月か
ら適切な医療提供の確保ため、新患受入れ数の調整・制限を行っている。平成 23
- 49 -
年度の小児外来患者の傾向としては、発達遅滞・障害が 39%、広汎性発達障害が
26%、言語障害 13%となっており、発達障害が全体の約 4 割を占めている。
(1)小児外来新規受入
疾患名
人数
1.0%
1.5%
発達遅滞・障害
76
広汎性発達障害
50
言語障害
25
ダウン症
7
てんかん
6
脳性麻痺
3
脳性麻痺
頭部外傷後遺症
2
頭部外傷後遺症
その他
25
その他
計
3.1%
12.9%
3.6%
発達遅滞・障害
39.2%
広汎性発達障害
言語障害
12.9%
ダウン症
てんかん
25.8%
図5.小児外来新規受入実績
194
(2)小児外来患者受診
疾患名
人数
発達遅滞・障害
293
広汎性発達障害
344
言語障害
87
ダウン症
64
てんかん
24
脳性麻痺
161
脳性麻痺
頭部外傷後遺症
12
頭部外傷後遺症
その他
137
計
1122
発達遅滞・障害
1.1%
12.2%
14.3%
26.1%
広汎性発達障害
言語障害
ダウン症
2.1%
7.8%
30.7%
その他
5.7%
図6.小児外来受診実績
<主な新患の来院経路>
・医療機関からの紹介
・地域の療育相談窓口、保健師、各専門職からの紹介
・学校関係者からの勧め
・知人からの勧め
・インターネットなど自分で探して
- 50 -
てんかん
4)通所リハビリテーション誠愛
担当:森 朋美、今里健太
<活動内容>
通所リハビリテーション開設当時より福祉部の医療福祉相談員 1 名が通所リハ
ビリテーションの相談員(兼務)として活動している。内容としては、新規の受
け入れ相談(相談、見学対応、送迎バス担当者と協議、ケアマネージャーとの連
携、通所判定調整)が主であり、平成 23 年度は 77 件の通所判定を行い 75 人の
方が通所リハビリテーションを開始した。
<主な相談経路>
・ケアマネージャーからの相談
・医療機関、ソーシャルワーカーからの相談
・家族・本人からの相談
<新規利用者の要介護度>
当院の通所リハビリテーションは個別リハビリテーションに加え、歩行訓練や
機能回復訓練などの自主的なトレーニングが多いという特徴もあり、要介護 1 以
下の方の相談で 6 割を超えている。
その他利用者・家族からの相談に対し、福祉制度の紹介、必要に応じてリハビ
リスタッフや主治医、ケアマネージャー等と連携を図り利用者が安心してリハビ
リテーションができるよう相談支援を行っている。
(1)平成 23 年度利用者の要介護状態区分別人数とその割合
区分
人数
要支援 1
11
要支援 2
28
要介護 1
12
8.0% 1.3%
0.0%
要支援1
14.7%
22.7%
要支援2
37.3%
要介護1
要介護 2
17
要介護 3
6
要介護3
要介護 4
1
要介護4
要介護 5
0
要介護5
16.0%
図7.要介護状態区分割合
- 51 -
要介護2
<業績>
1)学会発表
年
種別
演者名
演題名
学会名
神経難病患者の医療連携体制を 第 9 回日本臨床
強化した退院支援の一考察
医療福祉学会,
-他県離島との医療連携の実際 熊本,2011,8
-
2011
年度
国内 今里健太,
学会 永留慎也,
中村真紀
2011
年度
国内 古川あゆみ, 高次脳機能障害患者の在宅復帰 第 9 回日本臨床
学会 大友由貴, を目指した退院支援の一考察
医療福祉学会,
中村真紀
-小規模多機能型居宅介護事業 熊本,2011,8
所との連携の実際-
2011
年度
国内 森 朋美, 住所不定である脳血管障害患者 第 9 回日本臨床
学会 片井ちあき, の地域生活を目指した退院支援 医療福祉学会,
中村真紀
の一考察
熊本,2011,8
2)その他
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程講師
・中村真紀,運動機能評価について,2011.12.18,熊本
- 52 -
管
理
部
文責:管理部部長
今村
洋一
<活動内容>
管理部は、総務・人事・経理・医事の事務部門、検査・放射線・薬局・栄養の
コ・メディカル部門で構成されている。
平成23年度は、以下の目標を掲げスタートした。
1. 経費削減による収益向上
2. 患者満足度の向上
3. 業務の標準化
4. 個々人のレベルアップ
上記の目標を基に、各部署において具体的な目標設定を行い、活動を開始した
が、その中で、特に留意したことは、東日本大震災の影響を受け、電力不足が懸
念される中での電力使用量の削減、なかでもピーク電力の低減に努めたことであ
る。職員の協力はもとより、患者さんにも、相当にご協力いただき、我慢してい
ただいたのではないかと思っている。
また、井水浄化装置の導入等により井水を利用できる範囲が広がり、水道水の使
用量をかなり減らすことができ、経費削減にもつながっている。
患者さんの利便性向上のためには、4階のリハビリテーション室内に診察室を
新設、第二駐車場の整備を行った。
また、医事会計システムの入替、電子カルテの機能改善、簡易 PACS の導入等の
設備改善を行い、業務の効率化を図った。
職員の育成・能力開発を主目的として、従来の人事考課制度を見直し、新たな
人事考課制度を導入した。
今後とも、当院の理念である「ひとりひとりの明日のために、質の高いリハビ
リテーション医療を提供し患者さんの活動と社会参加を支援します。」を実践する
ために「すべては患者さんのために」との意識を管理部全員で共有し日々の業務
に当たりたい。
- 53 -
【1】
経理課・総務課
文責:総務課
高見
愛
<基本方針>
・法令遵守を基本とした正確迅速な業務遂行
・患者さんをサポートする迅速丁寧な行動力
<活動内容>
経理課: 現金、預金出納業務、会計業務
総務課: ①庶務係 書類管理業務、消耗品・備品管理業務、
設備・車両管理
②送迎係 通所リハ利用者・外来患者送迎業務
③清掃係 院内清掃業務
④託児所 職員の乳幼児保育業務
⑤人事係 職員の入退に関する業務、社会保険手続業務、
給与計算業務
<業績>
① 部署内勉強会
② 外部講習会
参加日
毎月 1 回実施
参加実績
参加研修会
主催
参加
人数
7/21
企業と人権・同和問題
筑紫地区企業同和問題推進委
員会
1名
9/8
確定拠出年金
事業主事務担当者研修会
ジャパン・ペンション・ナビ
ゲーター㈱
1名
8/11
給与計算をミスしない社会保険と雇用保 ㈱佐々木総研
険の基礎
2名
11/15
企業と人権
~3.11 東日本大震災で見えたもの~
筑紫地区企業同和問題推進委
員会
1名
健康保険サーポーターゼミナール
全国健康保険協会福岡支部
1名
被差別部落の実態
筑紫地区企業同和問題推進委
員会
1名
1/17
2/7
- 54 -
【2】医事課
文責:医事課
課長
古賀
昭臣
<基本方針>
・ 患者さんに満足いただける接遇、環境管理
・ 知識、技術向上に努め、クオリティーの高い請求業務
・ 患者さんの人権を尊重した個人情報の保護管理
<活動内容>
平成23年度は以下の取り組みを行った。
① 月に1回の医事課勉強会
② 外来待ち時間調査の実施(7月)
③ 来患者さんと入院患者さんを対象とした満足度調査の実施(3月)
<業績>
1)患者数と請求業務について
患者延人数は、外来患者 52,554 名で前年と比べ 6,667 名の減少、入院患者は
68,471 名で 1,030 名の減少となった。外来患者数減少の原因としては、昨年に
引き続き長期通院患者さんのリハビリ単位数を見直したことが考えられる。入
院の病床稼働率は 89.1%で前年よりも 1.6%下降し、入院患者数の増加に寄与
した。また月1回開催される誤差返戻会議で減点理由を検討し、今年度の請求
に対しての減額率は約 0.13%であった。
2) 医事課勉強会について
月に 1 回リーダーを決め、勉強会を行っている。議題として、個人が行って
いる業務について、医事課として知っておきたい知識等を発表している。自分
が行っている業務を発表することにより、知識を共有することが出来、知識の
向上に努めている。
3)待ち時間調査、満足度調査等の取り組みについて
患者さんのサービス向上の為、年に1回、待ち時間調査と満足度調査を
それぞれ実施している。
待ち時間調査では、受付から診察までの時間や、会計、薬局、レントゲン、
検査での患者さんの待ち時間を調査した。全ての部門において、待ち時間は、
0~5分が全体の6割以上占めるものの、診察では、午前と午後で診療の開始
時間に患者さんが集中するため、待ち時間が長くなる傾向にあった。会計では、
受付窓口・会計窓口と区切ったことにより、患者さんが混雑することなくスム
ーズに並ぶことで、待ち時間の減少を図ることが出来た。
- 55 -
満足度調査は、外来患者さんとそのご家族、また入院患者さんとそのご家族
に対しそれぞれアンケート調査を行った。質問は医局や看護、リハビリなどの
部署ごとに分けてあり、患者さんには自らと係わりのある箇所を回答して頂い
た。ほとんどの項目で大変満足と満足を選んだ方が、6割を超える。患者さん
の意見としては、リハビリに対する要望や施設、特にトイレに対する要望が多
かった。入院患者さんに関しては、多くの方より、感謝の言葉をいただきまし
た。
【3】薬局
文責:薬局
係長
守
秀夫
<基本方針>
・ 薬剤に関する情報提供を積極的に行います
・ チーム医療の一員として、個々の患者さんに適した薬物治療を考えます
・ 医薬品の適正使用を推進します
<活動内容>
・ 薬剤に関する勉強会へ積極的に参加し、部署内での知識の共有を図ってい
る
・ 外来業務として、調剤・鑑査・投薬・薬剤の管理(救急カートなど)をし
ている
・ 病棟業務として、調剤・鑑査・薬剤の管理(救急カートなど)
・服薬指導・
全入院患者を対象として持参薬の鑑別をしている
・ カトレア業務として、調剤・鑑査・退所指導の記入をしている
その他
・各部署からの薬剤に関する問い合わせへの対応をしている
・採用薬医薬品集の作成を行っている
<業績>
・ 外来処方箋枚数・・・・・平均
・ 入院処方箋枚数・・・・・平均
・ カトレア処方箋枚数・・・平均
956 枚/月
2,028 枚/月
301 枚/月
【4】検査課検査係
文責:検査課
課長
村瀬
朗
<基本方針>
初めて検査される方や何度か検査をされている方でも、安心して検査を受けら
れリハビリテーションに専念できるような環境作りに心がけ、患者さんに優しい
検査室を目指します。また常に迅速なデータが提供できるよう努めます。
- 56 -
<活動内容>
患者様の検査について検体処理から検査実施や報告、生理検査の予約から検査実
施(検査医によるものもあり)やデータ管理までを行っている。また、院内感染
対策委員会や NST 委員会などに情報として必要なデータをわかりやすくまとめ
て提出を行なった。
患者さまについては、前回同様に生理検査について説明を検査前に十分行うと共
に検査からの情報発信のため掲示板を利用し定期的に更新できるよう努めた。
<業務内容>
1、院内検体検査(血球検査、尿一般検査、便潜血、血液ガス、輸血関係、皮膚
等鏡検等)
2、外注検査(生化学、細菌検査、病理細胞診、ホルター心電図など)
3、生理検査(心電図、エコー、脳波、など)
※ エコーについては、頚部・心臓・腹部を専門の検査医が施行しており、迅
速に結果を報告
<業績>
・A 検体検査
1、外注・・生化学 7,300 件、細菌検査 250 件
2、院内・・血球検査 6,100 件、尿検査 5,300 件、便・その他 630 件
・B 生理検査
心電図検査 950 件、エコー検査(心臓 290 件、頚部 140 件、腹部 110 件)、
脳波検査 90 件
※ 検査の数値は大凡の値
【5】検査課放射線係
文責:放射線係
係長
坂口
<基本方針>
・最低限の放射線量で最適な医療画像を提供するよう努力する。
・個々の患者さんにとって最も有効で苦痛の少ない検査方法を検討し、
検査を行う。
・医療事故防止に細心の注意を払う。
<活動内容>
・ 撮影業務(X 線一般撮影、X 線 CT 検査、MRI 検査、VF 検査)
・ 健診業務
・ 画像管理業務(PACS への画像データ読込み・書き出し)
・ 画像コピー作製
・ 委員会活動参加など
- 57 -
龍子
<業績>
・年間件数(概算)
一般撮影
ポータブル撮影
VF 検査
CT 検査
MRI 検査
3,880
80
55
910
390
件
件
件
件
件
【6】栄養係
文責:栄養係
係長
豊田
晃
<基本方針>
・入院患者さんの病状に応じて安全で適切な食事を提供し、病状回復の促進を図
ります
・多職種と協力、連携を図り、チーム医療の一員として、栄養士の専門性を発揮
します
・自己研鑽に努め、栄養と食事の専門職としての知識、精神のレベル向上を図り
ます
<活動内容>
・NST 会議と開催日時、メンバーを統一。(H23.6 月より)
・H23 年度患者食嗜好調査実施。(H23.7 月と H24.3 月)
・糖尿病教室スタート。(H23.8 月より)
・半固形経腸栄養剤メディエフプッシュケアを粘度が高く、水分含有量が多い
カームソリッドへ変更。(H23.11 月より)
・付け合せのレモンをくし型から銀杏切りスライスに変更。
・MNA(簡易栄養状態評価)の導入。(H23.12 月より)
・半固形経腸栄養剤:エフツーライト導入。(H24.2 月より)
・栄養補助食品:ペムパルアクティブ導入。(H24.2 月より)
・糖質調整流動食:インスロー導入。(H24.2 月より)
・段階的嚥下食の導入。(H24.3 月より)
・嚥下食の導入開始と共に、従来のミキサー粥をたんぱく質、微量元素を強化
したミキサー粥ゼリーに変更。(H24.3 月より)
<業績>
◆栄養指導件数
年間指導件数・・・(入院)214 件
◆勉強会・研修会・学会発表等
・TNT 研修会参加。(H23.4 月)
(外来)30 件
- 58 -
・日本褥瘡学会公認教育セミナー参加。(H23.5 月)
・食中毒予防講習会参加。(H23.7 月)
・現場力アップセミナー参加。(H23.7 月)
・医療センター研修会参加。(H23.10 月)
・日本糖尿病療養指導士研修会参加。(H23.11 月)
・第 60 回栄養管理研修会参加。(H23.11 月)
・ネスレ栄養研修会参加。(H23.12 月)
・健康日本 21 推進フォーラム参加。(H24.3 月)
- 59 -
患者動向
平均在院患者数
新入院患者数
病棟別入院稼働率
病棟別入院・転入患者数
外来平均患者数
外来初診患者数
入院感患者
退院患者
ICD-10 分類別
ICD-10 分類別
ICD-10 別退院患者平均年齢・平均在院日数
- 60 -
平均在
在院患者数
数
新入院
院患者数
- 61 -
病棟別
別入院患者
者稼働率
病棟別
別入院・転
転入患者数
- 62 -
平均外
外来患者数
数
外来初
初診患者数
数
- 63 -
平成 23
2 年度入院
院患者
IC
CD-10 分類
類別
平成 23
2 年度退院
院患者
IC
CD-10 分類
類別
- 64 -
ICD-1
10 別退院患
患者平均年
年齢・平均在
在院日数
- 65 -
委員会活動
医療安全管理委員会
事故対策委員会
医薬品安全管理委員会
医療機器安全管理委員会
院内感染対策委員会
医療ガス安全委員会
防災委員会
医療ガス安全委員会
労働安全衛生委員会
公用車運行管理委員会
個人情報保護委員会
薬事委員会
給食委員会
カルテ開示委員会
倫理委員会
褥瘡対策委員会
図書管理委員会
広報委員会
サービス向上委員会
輸血療法委員会
誠愛教育委員会
- 66 -
医療安全管理委員会
文責:管理部部長
今村洋一
委員会開催日:毎月第 1 木曜日
平成 23 年 4/4,5/12,6/2,7/7,8/4,9/1,10/6,11/10,12/1
平成 24 年 1/5,2/2,3/1
構成メンバー:院長(委員長)、医局 2 名、看護部 2 名、リハビリ部 1 名、
福祉部1名、管理部 5 名
計 12 名
目的:
院内感染対策委員会・事故対策委員会(医薬品安全管理委員会、医療機器安全管理
委員会)・医療ガス安全管理委員会・防災委員会を統括し、医療安全にかかわる体
制の確保及び安全性の向上に努めている。
活動内容:
年度の業務改善計画を策定し、その項目毎に改善を実施し、評価を行っている。
また、毎週火曜日、医療安全のカンファレンスを開催し、随時、医療安全の改善・
向上に努めている。
職員への啓蒙活動としては、医療安全管理の研修会を年 4 回開催している。
本年度は、院内感染対策委員会は、
「医療従事者自身が注意すべき感染症」と「イ
ンフルエンザ・ノロウィルスの感染対策」のテーマで計2回研修を行った。
事故対策委員会は、各部からの「事故の現状と防止策について」というテーマで
2 回に分けて研修会を開催した。
結果:
本年度は、以下の業務改善を実施した。
6月
離院対策について
8月
痙攣時の対応マニュアルの見直し
9月
ハリーコールに集まる人数の見直し
救急カートの薬品の見直し
10月
スライドボードの導入
12月
患者からの暴力・セクハラ時の報告・対応方法について
1月
ベッド柵アダプターの設置
院内感染対策委員会
第1回
日 時 : 平成23年8月16日
17時30分~
場 所 : 当院研修室
講 師 : 当院医師
石松 義弘
テーマ:「医療従事者自身が注意すべき感染症」
- 67 -
第2回
日 時 : 平成23年11月15日
17時30分~
場 所 : 当院研修室
講 師 : 丸石製薬株式会社
テーマ:「インフルエンザ・ノロウィルスの感染対策」
事故対策委員会
第1回
日 時 : 平成23年8月16日
18時~
場 所 : 当院研修室
講 師 : 看護部課長 吉村 綾子、リハビリ部 理学療法士 万庭
通所リハビリ誠愛 理学療法士 小宮 盛人
メディカルフィットネスあいあい倶楽部 課長 久保 敦
介護老人保健施設カトレア 管理部課長 古野 豊樹
テーマ:「事故の現状と防止策について」
寛
第2回
日 時 : 平成23年11月15日
18時~
場 所 : 当院研修室
講 師 : 薬局 係長 守 秀夫、放射線 係長 坂口 龍子
検査室 課長 村瀬 朗、栄養 係長 豊田 晃、
医事課 課長 古賀 昭臣、福祉部 部長 中村 真紀
テーマ:「事故の現状と防止策について」
※要旨については、それぞれの委員会記録に記載、当院ホームページにも記載し
ている。
- 68 -
事故対策委員会
文責:副院長(看護部) 金山萬紀子
院長 (委員長) 井林雪郎
委員会開催日:第1・3 木曜日 13:00~
平成 23 年 4/7,4/21,5/19,6/2,6/16,7/7,7/21,
8/4,8/18,9/1,9/15,10/6,10/20,11/17,
12/1,12/15 計 16 回
平成 24 年 1/5,1/19,2/2,2/16,3/1,3/15
計 6回
構成メンバー:院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部
1 名、管理部 5 名、カトレア 2 名、通所 1 名、
あいあい倶楽部 1 名
計 14 名
活動内容:
①
②
事故分析
ヒヤリハット・事故報告書を集計し、個々の事例に対し改善策
等を検討。
医療安全研修会
本年度は、平成 23 年 8 月 16 日、平成 23 年 11 月 9 日に院内・併
設関連施設 11 部署による研修会を開催。
結果:
事故件数
1
部署名
2
3
4
5
計
0
0
0
0
0
0
103
17
9
0
0
129
管理部:栄養
9
1
0
0
0
10
:検査
1
0
0
0
0
1
:放射線
9
0
0
0
0
9
:薬局
5
0
1
0
0
6
:事務
0
1
1
0
0
2
:送迎
0
0
1
0
0
1
リハビリテーション部
5
0
0
0
0
5
通所リハ
0
0
1
0
0
1
カトレア
9
7
1
0
0
17
141
26
14
0
0
181
医局
看護部
合計
- 69 -
平成 23 年度の事故報告件数 181 件であった。これは、平成 22 年度の 191 件
に比べ 10 件減少した。内訳は看護部(135→129 件)、リハビリテーション部(9
→5 件)、通所リハ(0→1)、栄養(7→10 件)、検査(1→1 件)、放射線(1→9
件)、薬局(7→6 件)、事務(1→2 件)、送迎(0→1 件)、カトレア(29→17 件)
であった。事故レベル 3 以上の事故は、3→12 件に増加していた。これは、通所
リハ 1 件、カトレア 1 件、送迎 1 件、看護部 7 件と例年に比べ骨折事故が増加し
たためである。来年は、各部署骨折事故 0 を目標にしたい。
事故 Level
内容
ヒヤリハット
不適切な事が発生したが、事前に訂正され患者には実施さ
れなかった。
Level 1
事故により、実害はなかったが、何らかの影響を与えた可
能性があり、観察の強化と心身への配慮の必要性が生じた
場合。
Level 2
事故により、バイタルサインに変化が生じ、観察強化や検
査の必要性が生じた場合。
Level 3
事故により、バイタルサインに変化が生じ、新たな処置や
治療が必要になった場合。
Level 4
事故により、後遺症が残る可能性が生じた場合。
Level 5
事故により、死亡した場合。
研修会:
第 1 回事故対策研修会
日時
:平成 23 年 8 月 16 日(火)、17:30~18:30
場所
:誠愛リハビリテーション病院 新棟研修室
参加人数:175 名
テーマ
発表者
平成 22 年度看護部事故報告のまとめ 看護部 1 病棟課長
吉村綾子
メディカルフィットネスあいあい倶
楽部の事故安全対策
メディカルフィットネス
久保 敦
課長
カトレアにおける事故対策 事故後
介護老人保健施設カトレア
のご家族の不安・不満を解消するため 古野豊樹
に
通所リハビリテーション転倒事故報
告
通所リハビリテーション誠愛
理学療法士 小宮盛人
リハ部における事故対策
リハビリテーション部
- 70 -
課長
−過去 2 年間の特徴と傾向から今後の事故発
万庭
寛
生予防へ−
事故対策研修会
日時
:平成 23 年 11 月 15 日(火)、17:30~18:30
場所
:誠愛リハビリテーション病院 新棟研修室
参加人数:169 名
テーマ
発表者
福祉課におけるクレーム事例
福祉部 部長
中村真紀
AED について
検査課 課長(医療機器安全管理者)
村瀬 朗
事故対策委員会
医事課 課長
古賀昭臣
CT 検査に関する事故について
放射線課
坂口龍子
栄養係事故報告
栄養係 係長
豊田 晃
平成 23 年度 従業者に対する医薬品の 薬局 係長
安全使用のための研修会
守 秀夫
係長
- 71 -
(医薬品安全管理者)
医薬品安全管
管理委員会
会
文責
責:薬局
係
係長
守 秀夫
委員
員会開催日:毎月1回
回 第3木曜
曜日
平成 23 年 1/20,2/17,3//17,4/21,5/19,6/16,7/21, 8/18,9/1
15,
10/20,12/15,1
1/19,2/16
6,3/15
構成
成メンバー:院長(委員長)、医局
局 1 名、看
看護部 2 名、リハビリ
リテーション部 1
名、管理
理部 5 名、カ
カトレア 1 名、福祉 1 名
計 12 名
活動
動内容:
・ 使用上
上の注意の改
改訂情報の
の報告による
る、医薬品
品の適正使用
用の推進
・ 医薬品
品の安全使用
用のための
の業務に関す
する手順書
書の見直し
・ 医薬品
品の業務手順
順書に基づ
づく業務実施
施の定期確
確認
・ 従業者
者に対する研
研修の実施
施
研修
修会:
医薬品の安
安全使用に
に関する従業
業者に対す
する研修会の
の開催
(平成 23 年 11 月 15 日)
- 72 -
医療機器安全管理委員会
文責:検査課
課長
村瀬
朗
委員会開催日:毎月第一木曜日 13:00~(事故対策委員会の中で開催)
平成 23 年 4/7,5/19,6/2,7/7,8/4,9/1,10/6,11/7,12/1,
平成 24 年 1/5,2/2,3/1
構成メンバー:院長(委員長)
、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリテーション部 1
名、管理部 5 名、カトレア 1 名、福祉部 1 名
計 12 名
活動内容:
医療機器の点検整備計画に従って各医療機器メーカーに点検の手配を行い、当院
で使用している機器に関する「安全情報」の収集に努め委員会を通じて情報発信
して注意喚起を行った。また医療機器を使用する職員が、医療機器の安全に意識
が高まるよう今年度は2回、研修会の開催を行なった。
研修会:
誠愛院内勉強会 :平成 23 年 11 月 15 日 (火)
・AED(自動体外式除細動器)について
医療機器安全対策研修会 :平成 23 年 12 月 19 日(月)
・血液分析器「アイ・スタット1」について
- 73 -
院内感染対策委員会
文責:医局
石松義弘
委員会開催日:毎月第 2 火曜日 13:40~
平成 23 年 4/12,5/10,6/14,7/12,8/9,
9/13,10/11,11/8,12/13,
平成 24 年 1/10,2/14,3/13,臨時:2/28
構成メンバー:医局 2 名(院長、医局医師)、看護部 7 名(看護部長および各病
棟および外来からそれぞれ 1 名)、管理部 4 名(管理部長、検査
課 1 名、薬局 1 名、栄養課 1 名)、リハビリ部 1 名
計 14 名
活動内容:
院内感染の予防に留意し、感染症発生の際には拡大防止のため、その原因の速
やかな特定・制圧・終息を図る。このため、組織の有効活用と職員一人ひとりの
マニュアルの遵守等を徹底し、院内感染対策に努める。
結果:
本年度は当院におけるインフルエンザ罹患者は職員:24 名、入院患者:2 名と昨
年度に比べ大差はなかった。ノロウイルス罹患者も入院患者:3 名、職員:4 名と少
数に留まった。今年度、MRSA 陽性入院患者は 5 名~10 名で推移し、そのうち、感
染症状がみられた者は毎月 0 名~2 名で昨年と比べ著変はなかった。
結核の接触者検診の手引きの改訂に伴い、当院の感染予防マニュアルを改訂し
た。職員結核感染予防の項目からツベリクリン反応検査が除外され、また、感染
が疑われる際に QFT 検査を実施することが追加された。
本年度も、院内感染対策講習会が全職員を対象として2回行われた。平成23年
8月16日には当院医局石松義弘医師(感染対策委員会委員長)が「院内感染の基礎:
医療従事者が注意すべき感染症」について講演した。平成23年11月15日には、石
丸製薬株式会社の近藤香織氏が「インフルエンザとノロ感染予防の対策:手洗いと
消毒」をテーマに講演した。
- 74 -
防災委員会
文責:総務課
課長
大庭慎也
委員会開催日:必要に応じ随時
平成 23 年 10/14
構成メンバー:院長(委員長)
、管理部 3 名
計4名
活動内容:
火災通報・消火・避難訓練の計画を立案し、
その実施を行う。
平成23年度の第1回目として夜間を想定した夜間勤務者による総合訓練を行
った。
第2回目として各部署代表者を中心とした部分訓練を実施した。
その他、毎月1回の消防用設備点検の実施を行っている。
結果:
第1回消火・避難訓練
日
時: 平成23年10月13日(木) 17:30~
訓練内容: 総合訓練(火災通報訓練・消火訓練・避難誘導訓練)
ヤナセファイテックの協力により総合訓練を行った。
- 75 -
第2回消火・避難訓練
日時:
平成24年3月29日(木) 17:30~
訓練内容:部分訓練(火災通報訓練・消火訓練)
ヤナセファイテックの協力により部分訓練を行った。
- 76 -
医療ガス安全委員会
文責:総務課
課長
大庭慎也
委員会開催日:年1回
平成 23 年 8/9
構成メンバー:院長(委員長)
、看護部8名、管理部2名、薬局1名
計12名
活動内容:医療ガスの保守点検
結果:
①毎日の点検は各病棟で実施している。
②医療ガス機械室については、総務課にて毎日の点検を実施し、
記録を残している。
③平成23年8月17日~8月18日に医療ガス設備の保守点検を実施。
(業者)
株式会社 朝日酸素商会
(点検結果) ・吸気フィルター・呼吸栓・安全弁・Vベルトの4点を交換
・吸引ポンプのパッキン交換
・他は特に異常なし
④平成22年度の質疑にでた問題点の結果報告
(質疑)
・緊急時の車椅子移動方法として、500のボンベを車
椅子に取り付ける器具を調べてほしい。
(結果報告)
・車椅子用は購入してないが、ベッドに取り付けられる
器具を購入した。
⑤今後の要望
・大きいボンベを移動させるカートがもう一台ほしいと
の要望。
- 77 -
労働安全衛生委員会
文責:理事長
小野山
薫
委員会開催日:
毎月
第 1 週火曜日 13:30~14:00
平成 23 年 4/5, 5/10, 6/7, 7/5, 8/2,9/6,
10/4, 11/1, 12/6,
平成 24 年 1/10, 2/7, 3/6
12 回開催
構成メンバー:
委員長
統括管理者 1 名
産業医
1名
衛生管理者
2名
施設管理者
誠愛リハビリテーション病院
1名
介護老人保健施設カトレア
1名
訪問看護ステーション誠愛
1名
居宅支援事業所カトレア
1名
看護部 1 名、リハビリテーション部 1 名、福祉部 1 名、管理部
カトレア 1 名、事務局 2 名
2 名、
計 16 名
活動内容:
労働安全衛生法 第 19 条に基づき、労働災害ゼロ、職員のための快適な職場
環境維持の推進、健康増進の推進を目的に活動している
結
果:
① 年度初に年間安全活動計画を立案し、計画に基づき実施している
② 毎月、会議において前月発生した業務上災害等の報告、予防対策の検討等を
行っている
③ 安全かつ衛生的な職場環境の維持増進のため、チェックリストに基づき、2
名の衛生管理者は毎月職場の巡視を徹底
④ 雇い入時健康診断及び定期健康診断の結果に基づくフォローアップの徹底
⑤ 業務災害発生時における報告体制及び報告書式の整備
⑥ 平成 22 年度に引き続き「職場における不安定な場所、危険な場所の抽出」
を目標とし、職員アンケートの実施、改善要望の提案等の活動を続けている
<平成 23 年度職場改善提案の結果>
(ア) 居宅介護支援事業所事務所内の夏季室温の高温化対策の
ため、エアコン設置
(イ) カトレア職員更衣室の夏季室温の高温対策として扇風機設置
(ウ) 3 階夜間職員通用口の人感照明センサー設置
- 78 -
(エ) B 棟職員駐車場の草刈り、通路補修工事の実施
(オ) 第2職員駐車場通路の舗装工事の実施
(カ) 第3駐車場の照明灯の設置
- 79 -
公用車運行管理委員会
文責:介護老人保健施設カトレア
総務課 内田文宣
委員会開催日:月1回金曜日
13:00~13:30
平成 23 年 4/15,5/6,6/3,7/8,8/5,9/2,10/7,11/4,12/2,
平成 24 年 1/6,2/3,3/2
構成メンバー:管理部 1 名、リハビリ 1 名、福祉部 1 名、訪問看護 1 名、
カトレア 1 名、居宅 1 名
計6名
活動内容:
①公用車を利用するにあたり、事故の無いよう安全運転や運転時のマナーなど
を励行していくための取り組みを行う。
②患者および利用者の送迎時における安全運転の徹底および、そのためのルー
ル作りを行う。
③病院および施設で発生した事故報告を検証するとともに、他病院や他施設が
起こした重大事故に関しても事例を取り上げ、なぜ事故が発生したのかの検
証を行う。
結果:
①事故報告に対し、なぜそのような事故が発生したのかを検証することによ
って、再発防止に努めるとともに、各部署への周知徹底を行った。
②患者および利用者の送迎時における運転手の安全運転の徹底を継続して行
った。
- 80 -
個人情報保護委員会
文責:管理部部長
今村洋一
委員会開催日:随時
平成 23 年 4 / 1,
構成メンバー:管理部長(委員長)、看護部 2 名、リハビリ部 2 名
管理部 4 名、カトレア 1 名
計 10 名
活動内容:
「個人情報保護に関する基本方針」に基づき医療情報の管理と、患者様の個人
情報保護を厳重に行うため、諸規程の整備・職員教育等を行っている。
結果:
第1回
開催日 : 平成23年4月1日
場 所 : 当院研修室
活動内容: 新入職員に対する研修(スライドによる説明)
本年度入社の職員に対して個人情報保護法等についてのオリン
テーションを行った。
- 81 -
薬事委員会
文責: 薬事委員会委員長
副院長 楠田
憲治
委員会開催日:第 4 木曜日 12:00~
平成 23 年 4/27,5/25,6/29,7/27,8/31,9/28,10/26,11/30,12/28,
平成 24 年 1/25,2/22,3/28
構成メンバー:医師 13 名、薬剤師 1 名、看護師 3 名
計 17 名
活動内容:医薬品適正使用のための審議を行う
新規採用薬・削除薬の検討
後発品薬剤の導入
医薬品適正使用の為の具体的な方法の検討
重大な副作用等、医薬品に関する情報提供・勉強会
メーカーによる薬剤説明会
結果:
(1) 新規採用薬
1. 狭心症治療薬、ニコランジス錠 5mg (シグマート錠 5mg のからの切替)
2. 狭心症治療薬、アイロクール錠 20mg (アイトロール錠 20mg からの切替)
3. 抗菌薬、セフタジジム静注用1g (モダシン静注用1gからの切替)
4. 抗菌剤、イミペネム・シラスタチン点滴用 0.5g (チエナム点滴静注用 0.5g
からの切替)
5. 痔疾患治療薬、ヘルミチン S 坐剤 (ヘモリサット坐剤からの切替)
6. 骨・カルシウム代謝薬、エビスタ錠 60mg
7. ARB/CCB 配合剤、ミカムロ配合錠 AP
8. H1 受容体拮抗薬、エピナジオン錠 20 (アレジオン錠 20mgからの切替
9. 脂質異常症治療薬、エパデールS900 (エパデールS300 よりの切替)
10. カテコラミン、プレドパ注 200
11. 抗菌剤、メロペネム点滴静注用 0.5g (メロペン点滴静注用 0.5gからの切
替)
12. Ca拮抗剤、コリネールCR錠 20mg (アダラートCR錠 20mgからの切替)
13. 抗菌剤、ジェニナック錠 200mg
14. 抗血小板薬、チクピロン錠 100mg(パナルジン錠 100mgからの切替)
15. 抗菌剤、イセパマイシン硫酸塩注射液 200mg (エクサシン注射液 200mgか
らの切替)
- 82 -
16. 抗血栓薬、ヘパリン Na ロック用 100 単位/mL シリンジ「オーツカ」5mL (ヘ
パリンNaロック用 100 単位/mL シリンジ 5mL「タナベ」からの切替)
17. ARB、アバプロ錠 100mg
18. ロイコトリエン受容体拮抗薬、ブランルカスト錠 112.5mg (オノンカプセル
112.5mgからの切替)
19. 催胆薬、ウルソデオキシコール酸錠 100mg (ウルソ錠 100mgからの切替)
20. アムロジピン・スタチン配合剤、カデュエット配合錠1番
21. 緑内障治療薬、ラタノプロスト点眼液 0.005%「科研」
22. パーキンソン病治療薬、アマゾロン錠 50mg (シンメトレル錠 50mgからの
切替)
23. 漢方薬、クラシエ3乙字湯
24. 漢方薬、ツムラ86当帰飲子
25. 漢方薬、ツムラ 105 通導散
26. 漢方薬、ツムラ66参蘇飲
27. 漢方薬、ツムラ63五積散
28. パーキンソン病治療薬、メシル酸ペルゴリド錠 250μg「マイラン」 (ペル
マックス錠 250μgからの切替)
29. 抗精神病薬、チアリール錠 25mg (グラマリール錠 25mgからの切替)
30. 脳梗塞治療薬、キサクロット点滴静注用 40mg (キサンボン注射用 40mg
からの切替)
31. 非ステロイド抗炎症薬、メロキシカム錠 10mg「ケミファ」 (モービック
錠 10mgからの切替)
32. 副腎皮質ステロイド、コートリル錠 10mg
33. 微量元素製剤、メドレニック注(ミネラリン注からの切替)
34. K 保持性利尿薬、アポラスノン錠 25mg (アルダクトン A 錠 25mg からの切替)
上記 34 剤のうち、ニコランジス錠 5mg、アイロクール錠 20mg、セフタジジム静
注用1g、イミペネム・シラスタチン点滴用 0.5g、エピナジオン錠 20、プレドパ
注 200、メロペネム点滴静注用 0.5g、コリネールCR錠 20mg、
チクピロン錠 100mg、
イセパマイシン硫酸塩注射液 200mg、ヘパリン Na ロック用 100 単位/mL シリンジ
「オーツカ」5mL、ブランルカスト錠 112.5mg、ウルソデオキシコール酸錠 100mg、
ラタノプロスト点眼液 0.005%「科研」、アマゾロン錠 50mg、メシル酸ペルゴリド
錠 250μg「マイラン」、チアリール錠 25mg、キサクロット点滴静注用 40mg、
メロキシカム錠 10mg「ケミファ」、メドレニック注、アポラスノン錠 25mg の 21
剤が後発品であった。
(2)採用削除薬
1. 狭心症治療薬、シグマート錠 5mg (ニコランジス錠 5mg への切替)
2. 狭心症治療薬、アイトロール錠 20mg (アイロクール錠 20mg への切替)
3. 抗菌薬、モダシン静注用1g (セフタジジム静注用1gへの切替)
- 83 -
4. 抗菌剤、チエナム点滴静注用 0.5g(イミペネム・シラスタチン点滴用 0.5g
への切替)
5. 痔疾患治療薬、ヘモリサット坐剤 (ヘルミチン S 坐剤への切替)
6. H1 受容体拮抗薬、アレジオン錠 20mg (エピナジオン錠 20 への切替)
7. 脂質異常症治療薬、エパデールS300(エパデールS900 への切替)
8. 抗菌剤、メロペン点滴静注用 0.5g (メロペネム点滴静注用 0.5g への切替)
9. Ca拮抗剤、アダラートCR錠 20mg (コリネールCR錠 20mg への切替)
10. 抗血小板薬、パナルジン錠 100mg(チクピロン錠 100mg への切替)
11. 抗菌剤、エクサシン注射液 200mg (イセパマイシン硫酸塩注射液 200mg
への切替)
12. 抗血栓薬、ヘパリンNaロック用 100 単位/mL シリンジ 5mL「タナベ」(ヘパ
リン Na ロック用 100 単位/mL シリンジ「オーツカ」5mL への切替)
13. ロイコトリエン受容体拮抗薬、オノンカプセル 112.5mg (ブランルカスト錠
112.5mg への切替)
14. 催胆薬、ウルソ錠 100mg (ウルソデオキシコール酸錠 100mg への切替)
15. パーキンソン病治療薬、シンメトレル錠 50mg (アマゾロン錠 50mg への切
替)
16. パーキンソン病治療薬、ペルマックス錠 250μg(メシル酸ペルゴリド錠 250
μg「マイラン」への切替)
17. 抗精神病薬、グラマリール錠 25mg (チアリール錠 25mgへの切替)
18. 脳梗塞治療薬、キサンボン注射用 40mg (キサクロット点滴静注用 40mg
への切替)
19. 非ステロイド抗炎症薬、モービック錠 (10mgメロキシカム錠 10mg「ケ
ミファ」への切替)
20. 微量元素製剤、ミネラリン注(メドレニック注への切替)
21. K 保持性利尿薬、アルダクトン A 錠 25mg (アポラスノン錠 25mg への切替)
上記 21 剤のうち、ヘモリサット坐剤の1剤が後発品であった。
- 84 -
給食委員会
文責:栄養係
委員会開催日・開催頻度:第 2 木曜日
係長
豊田
晃
13:00~13:15
構成メンバー:医局 1 名
看護部各病棟より 1 名ずつ
リハビリ部(言語聴覚士 1 名)
栄養係 2 名(病院栄養士・
委託側栄養士)
計9名
活動内容:
日頃の食事内容、食事提供について検討を行い、改善解決を図る。また、
新製品の栄養補助食品、経腸栄養剤などについて紹介及び検討を行う。
経過・結果など:
・NST 会議と開催日時、メンバーを統一。(H23.6 月より)
・H23 年度患者食嗜好調査実施。(H23.7 月と H24.3 月)
・糖尿病教室スタート。(H23.8 月より)
・半固形経腸栄養剤メディエフプッシュケアを粘度が高く、水分含有量が多
いカームソリッドへ変更。(H23.11 月より)
・付け合せのレモンをくし型から銀杏切りスライスに変更。
・MNA(簡易栄養状態評価)の導入。(H23.12 月より)
・半固形経腸栄養剤:エフツーライト導入。
(H24.2 月より)
・栄養補助食品:ペムパルアクティブ導入。
(H24.2 月より)
・糖質調整流動食:インスロー導入。(H24.2 月より)
・段階的嚥下食の導入。(H24.3 月より)
・嚥下食の導入開始と共に、従来のミキサー粥をたんぱく質、微量元素を強
化したミキサー粥ゼリーに変更。(H24.3 月より)
- 85 -
カルテ開示委員会
文責:医事課課長
古賀
昭臣
委員会開催日:随 時
平成 23 年 7/21
計1回
構成メンバー:
院長、名誉院長、医局 2 名、看護部 2 名、リハビリ部 2 名、管理部 6 名
計 14 名
活動内容:カルテ開示の申込に対する開示範囲の決定
診療に関する情報提供を求める患者さんに適切に対応し、患者さんと医療従
事者とのより強固な信頼関係の確保を図ることにより、良質な医療を提供する
体制を構築することを目的とする。
実
績:平成 23 年度のカルテ開示申込件数は1件であった。
開示先
開示範囲
開示内容
ご本人・ご家族 裁判所・弁護士
全部開示
全部開示
外来カルテ
1
入院カルテ
1
電子カルテ(印刷したもの)
1
CT・MRI
1
一般撮影画像
1
警察署
全部開示
(件)
- 86 -
倫理委員会
文責:管理部部長
委員会開催日:年 2 回
平成 23 年 4/12
5/25
今村洋一
9/13
構成メンバー:管理部長(委員長)、医局 3 名、
看護部 2 名、リハビリ部 2 名、
福祉部1名 管理部 1 名、
外部委員 2 名
計 12 名
活動内容:
当院の職員が行う人間(ヒト)を対象とする医学研究ならびに研究的医療行為に
関し職員から申請された計画の内容を審査しその成果を公表する。
本年度は 3 回開催した。
結果:
第1回
日 時 : 平成23年4月12日
場 所 : 書面開催
議 題 : 審査申請演題 5 題 (申請内訳 リハ部 5 題)
平成23年3月15日開催の倫理委員会での指摘修正分 4 題
および新規申請 1 題。承認ずみ。
第2回
日 時 : 平成23年5月25日
場 所 : 書面開催
議 題 : 審査申請演題 4 題 (申請内訳 看護部 1 題、福祉部3題 )
緊急の申請があったため書面開催。承認ずみ。
第3回
日時 : 平成23年9月13日
場所 : 当院会議室
議題 : 審査申請演題 14 題(申請内訳 医局 1 題、リハ部13題)
申請演題すべてについて承認。
- 87 -
褥瘡対策委員会
文責:看護部課長
医局長
吉村綾子
鍵山智子
委員会開催日:第 4 木曜日,13:00~13:30
平成 23 年 4/28,5/26,6/23,7/28,8/25,
9/22,10/26,11/24,12/22,
平成 24 年 1/26,2/23,3/22
構成メンバー:医局 1 名,看護部 6 名,薬局 1 名,
リハ部 1 名,栄養課 1 名
計 10 名
活動内容:
① 褥瘡回診を毎月実施し,早期治癒に向けての検討
② 研修会参加: 日本褥瘡学会九州地方会(5/15 福岡)看護師 4 名,栄養士 1 名
第 13 回日本褥瘡学会(8/26・27 福岡)看護師 1 名
創傷看護管理セミナー(11/13 福岡)看護師 2 名
褥瘡対策セミナー
(1/14 福岡)看護師 1 名
結果:
平成 23 年度(23 年 4 月 1 日~24 年 3 月 22 日)の褥瘡患者数は,入院患者数
671 名中 29 名で,褥瘡発生ヵ所数は 35 ヵ所であった.院内発生は 16 例,院外
発生は 19 例であった.平均褥瘡有病率は 1.45%で,月別有病率は下記の表に
示す.褥瘡発生患者の平均年齢は 76.4 歳,男女比は男性 16 名:女性 13 名,疾
患別では脳梗塞 38%,廃用症候群 17%,脳出血 17%の順であった.深達度は
Ⅱ度が 97%占めていた.発生部位は仙骨部が 27%,殿部 23%,踵部 17%の順
であった.平均治癒日数は院内発生で 16 日,院外発生は 22 日であった。
平成23年度 月別褥瘡有病率
%
3
2.5
2
1.5
1
0.5
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
- 88 -
10月
11月
12月
1月
2月
3月
図書管理委員会
文責: 医師
横溝裕子
委員会開催日:第二週火曜日(偶数月)12:30~
平成 23 年 4/12,6/14,8/9,10/11,12/13
平成 24 年 2/14
構成メンバー:
医局 1 名、看護部 2 名、リハビリ部 1 名、
管理部3名、福祉部1名
計8名
活動内容:
・ 図書の整理、古雑誌の処分。
・ 必要書籍の購入。
・ 定期購読雑誌に関する閲覧状況実施調査を行い継続の可否を検討。必要性
が高いと判断されたものについては継続の手続きを行った。
・ 文献検索サービスの運用。
・ 3 階デイルーム図書コーナーの整理・補充。
・ 図書管理規定について検討や改定。
結果:
・古雑誌を整理し、収納スペースを確保。
・書籍はデータベースで管理。
・閲覧頻度の低い雑誌を把握し講読雑誌を削減。
継続する雑誌についても継続理由が明確となった。
- 89 -
広報委員会
文責: リハビリテーション部課長
駒井浩子
委員会開催日:第4金曜日、12:30~13:00
平成 22 年 4/8,5/13,5/27, 6/10,6/24,7/22,
8/26,9/16,10/28,11/25、12/16,
平成 23 年 1/27, 2/24,
構成メンバー:医局 2 名、管理部 3 名、看護部 3 名、
リハビリ部 3 名、
福祉 2 名、メディカルフィットネス 1 名
計 14 名
活動内容:
①広報誌作成
②年報作成
結果:
①広報誌作成
1.誠愛タイムズ
病院を中心とした記事を掲載し、入院・外来患者、家族、関連施設な
どへの当院での活動を啓蒙する役割として、年3回の発行を行った。
発行部数は、200 部程度で、院内にて閲覧できるよう設置している。
また、当院のホームページにも掲載している。
① 平成 23 年新緑号の内容・・・
新任医師・新入職員挨拶、・入社式・2011 年誠愛リハビリテー
ション病院医局海外学会報告、平成 22 年度患者さん満足度調査
報告
② 平成 23 年秋号の内容・・・
黒川名誉院長瑞宝中綬章、第 19 回さわやかサマーコンサート、
看護の豆知識褥瘡編、栄養課より
③ 平成 24 年新春号内容…
新年のあいさつ、学会発表報告、送迎職員インタビュー、
クリスマス演芸会、
2.健康支援ジャーナルあいあい倶楽部
健康支援を目的に健康やフィットネス関連の記事について、フィット
ネス「あいあい倶楽部」を中心に記事を掲載している。平成 23 年度は、
年 2 回の発行を行った。
- 90 -
平成 23 年 8 月号の内容・・・
水中運動でカラダは変わる、人間に必要な身体能力を水中運
動で高めよう、お外でウォーキング、あいあいダンベル、
あいあいヨガ
平成 23 年 12 月号の内容…
あいあいボール、あいあいヨガ、会員さんの感想、免疫力を
高めて風邪に負けない体に
②平成 22 年度年報作成
平成 22 年度の活動内容・業績などを盛り込み作成を行った。
関連施設や近隣医療機関などへの配布を行なった。
- 91 -
サービス向上委員会
文責:医事課課長
委員会開催日:木曜日 9:00~(随時)
平成 23 年 4/28,5/6,6/9,7/1,8/19,10/13,12/8,12/15,12/29
平成 24 年 1/19,1/26,2/2,2/16
古賀
昭臣
計 13 回
構成メンバー:
院長(委員長)、医局 1 名、看護部 2 名、リハビリ部 2 名、管理部 6 名
計 12 名
活動内容:
①ご意見箱への投書に対する掲示板を利用しての回答
②対応策の検討、決議、実施
→患者さんからの要望に対して多部署が連携して議論することにより、
患者満足に対する意識の向上と、患者サービスの向上を図る。
実績:平成 23 年度の意見箱への投書数は
投書数
改
善
55 件であった。
注意喚起
計
4月
4
4
5月
3
1
2
3
6月
7
2
5
7
7月
1
1
1
8月
6
6
6
9月
4
4
4
10月
2
2
2
11月
1
1
1
12月
10
3
7
10
1月
4
4
2月
9
3
3月
4
55
4
4
17
6
9
4
4
38
55
(件)
改善例:
新棟廊下の空調設備、リハビリ室に診察室を設置、駐輪場の改修、
トイレ清掃を1日2回から3回へ変更
- 92 -
輸血療法委員会
文責:医局
石松義弘
委員会開催日:偶数月の第3金曜日
平成 23 年 4/15,6/17,8/19,10/21,
12/16,
平成 24 年 2/17、
構成メンバー:医局1名、検査課1名、
薬局1名、看護部1名
計4名
活動内容:
当委員会では、当院における血液製剤の使用が、
「安全な血液製剤の安定供給の
確保等に関する法律」の定めにしたがい安全かつ適正になされるよう、諸問題の
調査・検討・審議を行っている。
具体的には、(1)輸血療法の適応や血液製剤の適正使用に関する規定の作成、
(2)当院における各種血液製剤使用の統計に基づいた血液製剤適正使用の実施計
画の作成、(3)輸血用血液の検査項目・検査術式の選択と精度管理、(4)輸血実
施時の手続き・手順の策定を行い、これらについての問題点を定期的に検証し見
直しを行っている。また、継続的に血液製剤の使用状況調査を実施している。さ
らに、血液製剤の不適正な使用事例が認められた場合には、主治医からのヒアリ
ングも含め症例検討を行って、原因の特定・再発防止策の検討・関係者へのアド
バイスを行い、輸血療法に伴う事故・副作用・合併症が発生した場合には、事故
対策委員会などと緊密に連携し、事例の内容・発生要因・改善策などについて検
討を行うことも当委員会の役割である。
結果:
今年度の「血液製剤適正使用に関する指針と手順」の改定を行った。
「誠愛リハ
ビリテーション病院輸血療法マニュアル」に関しての見直しを随時行い今年度は
改正の必要は認められなかった。
当院における平成 23 年度の血液製剤使用状況は、
1.濃厚血小板:1例、計 10 単位
の 1 例のみであり、不適正な使用や、輸血に伴う事故・副作用および重篤な合併
症は認められなかった。
その他,日本赤十字社や福岡県赤十字血液センターからの通知事項を逐次確認
し、関係部署への周知徹底を図った。
- 93 -
誠愛教育委員会
文責:医局長
渡邊義将
委員会開催日:年1回定期開催
平成 24 年 2/15
構成メンバー:院長(委員長)、医局1名、
看護部2名、管理部6名、
リハビリテーション部2名、
カトレア1名
計 13 名
活動内容:1)各部署や委員会で実施する教育・研修の調整および援助。
2)職員教育に関する企画、立案、研究ならびに資料の収集。
3)誠愛院内勉強会の開催。
結果:<平成 23 年度に開催した勉強会>
実施日
タイトル
講師
4 月 19 日 H23 年度各部署の展望
院長
井林 雪郎
医事課課長
古賀 昭臣
リハビリテーション部部長
渕 雅子
医局副院長
楠田 憲治
看護部副院長
金山 萬紀子
リハビリテーション部副院長
林 克樹
福祉部部長
中村 真紀
管理部部長
今村 洋一
介護老人保健施設カトレア施設長
岩瀬 豊子
名誉院長
- 94 -
黒川 徹
5 月 31 日 身体障害者手帳診断・等級判定のポイ
ント
九州大学病院リハビリテーション
部 診療准教授 高杉 紳一郎 氏
6 月 21 日 救急患者への対応 BLS その他 基本的
な考え方と新ガイドライン 2010
九州大学病院救命救急センター・
集中治療部 准教授 杉森 宏 氏
7月 5日
貝塚病院機能神経外科 部長
宮城 靖 氏
脊髄刺激療法(SCS)の実際
8 月 16 日 <院内事故対策研修>
(事故対策委員会)
平成 22 年度看護部事故報告
看護部課長 吉村 綾子
メディカルフィットネスあいあい倶楽
部の事故安全対策
メディカルフィットネスあいあい
倶楽部課長 久保 敦
カトレアにおける事故対策 事故後の
ご家族の不安・不満を解消するために
介護老人保健施設カトレア管理部
課長 古野 豊樹
通所リハビリテーション転倒事故報告
通所リハビリテーション誠愛理学
療法士 小宮 盛人
リハビリテーション部事故報告
リハビリテーション部理学療法課
課長 万庭 寛
9 月 20 日 <褥瘡対策委員会/NST会議研修>
褥瘡治療のポイント
褥瘡 キズ 治療
とっても簡単!
NSTより
医局
鍵山 智子
管理部栄養係係長
10 月 25 日 <地域連携パス研修>
豊田 晃
(地域連携パス会議)
地域医療連携パスの概念
医局長
渡邊 義将
地域連携パスの種類と特徴
福祉部
今里 健太
院内運用の手順
管理部医事課係長
評価
看護部次長
総括
医局
11 月 9 日 <院内事故対策研修>
加藤 大樹
恵良 知子
石松 義弘
(事故対策委員会)
福祉部におけるクレーム事例
福祉部部長
AEDについて
検査課課長(医療機器安全管理者)
村瀬 朗
- 95 -
中村 真紀
平成 23 年度上半期事故報告集計
医事課課長
古賀 昭臣
CT検査に関する事故について
管理部画像放射線係係長
坂口 龍子
栄養係事故報告
管理部栄養係係長
平成 23 年度 従業者に対する医薬品の
安全使用のための研修会
管理部薬局係長
豊田 晃
守 秀夫
2 月 15 日 リハビリテーション部学術研究発表
当院回復期リハ病棟における早出、遅
出リハの現状と課題
リハビリテーション部部長
渕 雅子
回復期リハビリテーション病棟退院後
の追跡調査 退院時から 6 ヶ月間の
FIM 変化
リハビリテーション部作業療法課
沢田 大明
当院回復期リハ病棟における退院前訪
問の現状と課題
リハビリテーション部作業療法課
山之上 侑希
回復期退院後の自宅生活における
FIM の変化傾向について
リハビリテーション部作業療法課
木村 太郎
回復期リハ病棟から訪問リハへの継続
的リハビリテーションを経験して ~
自宅退院後の移動に着目して~
リハビリテーション部理学療法課
中山 和洋
<平成 24 年度の計画>
実施月
内容
担当部署・講師
各部門の活動目標
はじめに(井林院長)、小児(黒川名誉
院長)、医局(楠田副院長)、看護部(金
山副院長)、リハビリテーション部(林
副院長)、福祉部(中村部長)管理部(今
村部長)、カトレア(岩瀬施設長)、総評
(小野山理事長)
5月
回復期リハ病棟の方針など
医局 横山信彦
6月
AEDの取り扱いと実践
機器業者へ依頼
7月
当院における小児診療について
黒川名誉院長、横溝医師、佐竹医師
8月
院内感染対策研修(30 分)
院内事故対策研修(30 分)
感染対策委員会
事故対策委員会(Aチーム)
褥瘡対策/NST合同研修
NST会議(30 分)
褥瘡対策委員会(30 分)
4月
9月
- 96 -
10月
医療倫理について
外部講師(未定)
11月
院内感染対策研修(30 分)
院内事故対策研修(30 分)
感染対策委員会
事故対策委員会(Bチーム)
12月
病院機能評価について
管理部
1月
特別講演
外部講師(未定)
2月
リスクマネジメントについて
外部講師(未定)
3月
なし
※事故対策委員会のチーム振り分け
Aチーム(医局・看護部・リハビリ部・通所・フィットネス・カトレア)
Bチーム(福祉・検査・放射線・薬局・栄養・医事)
- 97 -
編集後記
平成 23 年度の年報が出来上がりました。例年通り、各部署、各委員会におけ
る活動内容や業績を掲載することができ、1 年を振り返る上で、年報の役割は果
たせたと思います。
今年の年報は、発行より 10 冊目になります。最初はフラットファイルにとじ
込んできた歴史も、去年より、製本し、より見やすい形になりました。内容も 10
年前に比べると、だいぶん充実し、平成 23 年度は過去最高のページ数になりま
した。
毎年、忙しい中、原稿を仕上げてくださる職員の皆様、ありがとうございました。
広報委員会
監
委員長
委 員
修
年報編集担当
広報委員会
井林
萩原
鶴田
駒井
高盛
根本
添田
雪郎
のり子
初子
浩子
めぐみ
智寿子
照二
境
藤原
沢田
中村
今村
高見
智美
麻紀子
大明
真紀
洋一
愛
誠愛リハビリテーション病院 平成 23 年度年報
発行日 平成 24 年 7 月
発行所 医療法人社団三光会 誠愛リハビリテーション病院
福岡県大野城市南大利 2-7-2
TEL:092-595-1151
FAX:092-595-1199
- 98 -
高見
愛
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