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健康不安の解消へ電話相談窓口を開設

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健康不安の解消へ電話相談窓口を開設
平成 28 年(2016 年)2月 17 日
健康不安の解消へ 電話相談窓口を開設
府内初 7月から医師・看護師等が24時間対応
市は7月から、市民を対象とした 24 時間対応の健康や医療に関する電話相談窓口「ひ
らかた健康医療ほっとライン 24(仮称)」を開設する。大阪府内では初となる取り組みで、
医師・保健師・看護師等が 24 時間 365 日対応し、身体の不調や応急処置の方法、薬の効
用といった健康・医療に関する相談をはじめ、ニーズの高い介護や出産育児に関する相談
も受け付ける。また、必要に応じ医療機関の紹介なども行う。運営は、高度な知識や接遇
能力を持つ民間事業者に委託する。電話でいつでも相談できることで、軽症での救急要請
やコンビ二受診、医療費の適正化につなげることも狙いの一つ。
★相談内容:
「何となく身体の調子がおかしい」など病院へ行くかどうか迷ってしまうケース
や「ケガをしてしまった。対処方法は?」といった迅速な対処が必要なときなど、健康・
医療に関するさまざまな相談に応じ、働く世代に多いと言われる対人関係の悩みやストレ
スといったメンタルヘルス相談にも対応する。また、社会の高齢化に伴い増えている介護
相談や、「子どもが熱っぽくて心配」「指をしゃぶってばかりで気になる」など、育児や出
産に関する相談もできる。必要な場合は診療科目や近くの医療機関を紹介する。下表参照。
相談
相談事例
気になる身体の不調や一般的な健康相談/応急処置の方法や受診する診
健康相談
療科について/対人関係の悩みやストレスなどのメンタルヘルス相談
病気の詳しい説明や治療方法、必要な検査について/飲んでいる薬の効能
医療相談
や副作用について/検診データについての説明
介護予防や転倒予防に備えた運動指導/水分補給・食事の選択などの食事
介護相談
指導/床ずれ防止方法や食事・排泄などの介護方法
妊娠中の食事や生活運動、薬の服用などの各種相談/産科医・病院の紹介
出産育児
/指しゃぶりや爪かみなど子どもの気になる癖について/月齢に応じた
相談
授乳や離乳食などについて/誤飲や転倒時などの応急処置について
★相談体制・時間:運営は、高度な知識や接遇能力を持つ民間事業者に委託。医師・保健師・
看護師など、専門の相談員を常駐させ、フリーダイヤルでの電話相談。24 時間年中無休で
対応する。
★平成 28 年度事業費:3244 万円(委託料等、7 月から 9 か月分)当初予算に計上
★同様の相談窓口は、神奈川県大和市や藤沢市、関西では兵庫県伊丹市や西宮市などが実施
しているが、大阪府内では枚方市が初めてとなる。事業を担当する市保健企画課の岡本吉
宏課長は「保健所でも健康に関するさまざまな問い合わせが増え、ニーズの高さを実感し
ている。気軽に利用してもらうことで市民の健康不安の解消につなげたい。軽症者による
救急要請やいわゆるコンビニ受診の抑制、医療費の適正化につながれば」と話している。
<お問い合わせ>
健康部
保健所
保健企画課
☎072-807-7623
HIRAKATA CITY PRESS RELEASE
健康・医療に関する電話相談窓口(フリーダイヤル)
24 時間
365 日対応
医師・看護師等の
専門職が常駐
全国の医療機関
データベース
・健康相談…身体症状への対応、メンタルヘルスの相談等
・医療相談…病気の説明、薬の効用(副作用)の説明、医療機関情報の提供等
・介護相談…介護予防に係る運動指導、食事指導等
・出産育児相談…妊娠中の相談、乳幼児の怪我や病気の相談等
急な発病や
怪我への
対処方法
ちょっとし
た体調不良
や気になる
体調変化に
関する相談
健康診断や
医師の診察
内容等に
関する疑問
旅先等での
育児や介護
等、家族の
健康に
関する相談
医療機関に
関する照会
いつでも(24 時間 365 日)
気軽に(フリーダイヤル)
専門的な(医師等が常駐)相談が可能
健康・医療に係る
市民の安心を
約束
適正な医療機関
の受診による
医療費の抑制
既存の相談
窓口の
選択と集中
健康施策に係る
市民ニーズの
把握
傷病への適切な対
医療機関への受診
健康・医療に関する
相談者の年齢や性
処方法や、詳細な
の要否や、救急要請
相談のポータル的
別、相談の時間帯、
医療機関の情報を
の必要性等につい
な窓口として幅広
相談内容等の統計
提供する。
ての助言を行う。
く周知を図る。
情報が得られる。
いつでも気軽に相
社会問題となって
類似する市の各種
情報を分析し基礎
談できる窓口の設
いる軽症者による
相談窓口の精査を
資料とすることに
置により、市民の
救急要請やコンビ
図るとともに、必要
より、枚方市民のニ
安心感の確保につ
ニ受診の抑制等に
な人には専門相談
ーズに沿った健康
ながる。
より、医療費の適正
を促すことで、相談
施策の推進につな
化につながる。
窓口の選択と集中
がる。
につながる。
HIRAKATA CITY PRESS RELEASE
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