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(社)全中貿ニュース - (社)全国中小貿易業連盟

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(社)全中貿ニュース - (社)全国中小貿易業連盟
JAPAN FOREIGN TRADERS ASSOCIATION, INC. 略称:JAFTA
(社)
全中貿ニュース
平成 27(2015) 年
1.
4 月号
発行人:代表理事
伊藤
紀忠
全中貿大阪連盟 並びに兵庫連盟主催 経済講演会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)全中貿大阪連盟主催 経済講演会
大阪連盟では、3 月 4 日に大阪商工会議所にて他の経済団体と共に時局・時事講演会を開催致しました。
講師と演題は下記の通りです。講演はそれぞれ大変好評でしたが、特に「最近の金融経済情勢と金融政策運営」
について高い関心が向けられました。
【第1部】
「貿易手続にかかわる電子インボイスの利用促進」 ~アジアでの現地調査を踏まえ~
◆講師:(一財)日本貿易関係手続簡易化協会(JASTPRO) シニア・アドバイザー
渡邊 浩吉 氏
【第2部】
「地球温暖化対策動向と COP21(気候変動会議)に向けた見通し」~人類は気候の変動を制御できるか?~
◆講師:(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)
システム研究グループ グループリーダー・主席研究員
秋元 圭吾 氏
【第3部】
「最近の金融経済情勢と金融政策運営」
◆講師:日本銀行 大阪支店 副支店長
宮下 俊郎 氏
(2)全中貿兵庫連盟主催 経済講演会
【第1部】
写真:宮下氏
「最新の栄養学について」
◆講師:日本ニュートリション協会 理事長、国際スポーツ・ニュートリション協会 理事
一楽 智也 氏
【第2部】
「貿易手続にかかる電子インボイスの利用促進」 ~アジアでの現地調査を踏まえ~
◆講師:(一財)日本貿易関係手続簡易化協会(JASTPRO) シニア・アドバイザー
渡邊 浩吉 氏
第1部の講演では食材が片寄らない均衡のとれた食事と、補助的健康食品(サプリメント)について説明があり、
またガン細胞に対抗しうる NK 細胞の活性化についてのお話がありました。
第2部の講演は大阪連盟の第1部の講演と同一の内容です。
写真右から秋元氏、伊藤理事長、渡邊氏
1
[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
2.
全中貿会員企業の紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会員相互間の交流を図るため、各連盟の企業を紹介しています。今月は大阪連盟2社の会員企業です。
【株式会社
共和技術研究所】
堀田 憲一
・ホームページ: http://www.kyowagiken.net/
・業種:建設コンサルタント、測量業、一般労働者
派遣事業、有料職業紹介事業
・企業概要【創業:昭和 34(1959)年、
設立:昭和 42(1967)年、従業員:17 名】
・所在地:〒545-0052 大阪市阿倍野区阿倍野筋
4丁目18-3 共和技研ビル
・電話番号:06-6654-1511
・代表者氏名:代表取締役
<会社案内>
公共事業における土木設計を手掛けております。得意とするのが道路設計、下水道設計、河川構造物設
計などです。特に水門、通用門、導水路といった水に関わる土木構造物を得意とし、最近では、老朽化が
進む橋梁、トンネルなど、多種の社会基盤に対する調査点検と延命化処理となる専門的な相談応対・実施
設計にも力を入れております。
昨年は、イスラエルの揚水発電所計画に参画するとともに、韓国企業として3社目となる水門製造業者
との業務提携を結び、水門・導水設備分野において、少しずつ国際的な評価をいただいています。
子会社にあたる株式会社コンパーニャと連携しながら技術者教育を行い、3D技術に関わる人材育成を
進めております。昨年末より北陸新幹線の3Dによる模型製作作業を受注し、建設分野におけるCIM
(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)技術開発に取り組んでおります。
【株式会社 チャタニジューリー】
・代表者氏名:代表取締役社長
茶谷
康弘
・業種:アクセサリー製造・卸・輸出入
・企業概要【創業:大正 8(1919)年、設立:昭和 43(1968)年 9 月】
・所在地:542-0083
大阪市中央区東心斎橋1-6-29
・東京事務所 111-0042 東京都台東区寿3-15-5
JS ビル 6 階
・電話番号:06-6245-4421
・e-mail:[email protected]
・担当者:堀尾
<会社案内>
会社設立者である先々代の茶谷武雄が当時泉州の地場産業であった模造真珠の輸出から始めた事業
です。アクセサリーの国内製造販売については日本における草分け的存在の会社です。
アクセサリー製造販売のほかにイギリス製ジュエリークリーナも販売しております。
2
[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
3.
近畿財務局からのお知らせ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
財務省の近畿財務局では無料で「出前講座」を提供しておりますので、ご希望の講演の内容があれば、事務局
までご連絡下さい。
【講演の演題例】
● 国の財政の現状と課題
(社会保障と税の一体改革について)
(国の家計簿ってどうなっているの?)
●
地域経済の現状と見通し
(関西の景気ってどうなの?)
金融問題に巻き込まれないために
● 金融取引の基礎知識
● 多重債務に陥らないために
●
●
国有財産って?
(地域で活用される国有財産)
※記載している【講演の演題例】は一例です。
記載の演題以外もぜひご相談ください。
3
[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
金融問題に
巻き込まれないために
の演題、対象者、人数等
メルマガ
E-MAIL ADDRESS
(MAIL MAGAZINE)配信
4
[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
4.
韓中FTAの仮署名が完了(韓国・中国)
・・・・・・・・ジェトロ通商弘報(平成27年3月9日)
韓国政府は2月25日、中国との自由貿易協定(FTA)の仮署名を完了したと発表しました。2015年の上半
期中に協定文の正式署名を終え、国会での批准手続きに入ります。
<韓国側は10年以内に8割の品目の関税を撤廃>
韓国政府は、2月25日に中国の北京で韓中 FTA の仮署名を完了したと発表しました。また、発表に併せて、
韓中 FTA 協定文をウェブサイト(http://www.fta.go.kr/cn/doc/1/)に掲載、物品分野における韓国側関税譲許表・
中国側関税譲許表などを公開しました。
同 FTA については、2014年11月10日に実質的に妥結したと発表されていました(2014年11月
12日記事参照)
。同 FTA が発効すれば、韓国側は品目を基に10年以内に79.2%(9,690品目)
、20
年以内に92.2%(1万1,272品目)
、中国側は10年以内に71.3%(5,846品目)
、20年以内に
90.7%(7,428品目)の輸入関税が撤廃されます(表参照)
。
韓中FTAの譲許内容
(単位:億ドル、%)
韓国側
譲許類型
一般品目
重要品目
品目数
中国側
対中
比率
輸入額
比率
品目数
対韓
比率
輸入額
比率
即時撤廃
6,108
49.9
418.5
51.8
1,649
20.1
733.7
44.0
5年以内撤廃
1,433
11.7
31.0
3.8
1,679
20.5
58.3
3.5
10年以内撤廃
2,149
17.6
173.3
21.5
2,518
30.7
312.5
18.7
合計(A)
9,690
79.2
622.8
77.1
5,846
71.3
1,104.5
66.2
15年以内撤廃
1,106
9.0
79.5
9.8
1,108
13.5
219.2
13.1
20年以内撤廃
476
3.9
34.1
4.2
474
5.8
93.8
5.6
1,582
12.9
113.6
14.0
1,582
19.3
312.9
18.7
11,272
92.2
736.4
91.2
7,428
90.7
1,417.4
85.0
合計(B)
関税撤廃品目合計(A+B)
(出所)産業通商資源部の報道資料を基に作成
<韓国政府は「農水産物市場を保護できた」と評価>
韓国政府は同 FTA について、
「石油化学、鉄鋼、機械類、機能性衣類、家電などの最終消費財および関連部品の
中国市場への進出機会が拡大する」とした上で、
「農水産物の自由化率は、品目基準で70%、輸入額基準で40%と、
これまで締結したFTAでは最低水準(10ヵ国平均は品目基準で78%、輸入額基準で89%)となり、韓国の農
水産物市場を保護することができた」と評価しました。
他方、韓国の一部主要紙は、同 FTA の開放水準が限定的との見方を示している。
「東亜日報」
(2月26日)は
「利益も損失も少ない・・韓中『半分FTA』
」と題して「韓国の中国向け輸出上位10品目のうち、FTAの発効と
同時に関税が即時撤廃される品目は1品目(軽油などの石油製品)にすぎない」と指摘しました。
「毎日経済新聞」
(2月26日)も「
『輸出拡大』より『農産物市場の保護』に焦点を当てたため、韓国政府の主張とは異なり、低い水
準のFTAとなった」としました。
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[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
春
爛
漫
▶本ニュースに関するご照会・ご意見等は、全中貿事務局
全中貿事務局
TEL/ 06-6443-5810
(大洋株式会社内) 鹿内 までお願いします。
E-MAIL / [email protected]
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[平成 27 年 全中貿ニュース 4 月号]
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