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仕様書(PDF:824.3KB)
堺市アセットマネジメントシステム
(処理場・ポンプ場施設)開発業務
発注仕様書
平成26年度
堺市 上下水道局 下水道部 下水道計画課
第一章 総則
第 1 条(業務の名称)
堺市アセットマネジメントシステム(処理場・ポンプ場施設)開発業務
第 2 条(業務目的)
堺市アセットマネジメントシステム(処理場・ポンプ場施設)開発業務(以下、「本業務」という。)
は、下水道部における施設、設備に関する各種情報を一元的・体系的に管理、運用 するシステ
ムを構築することを目的とする。
また、システム開発の基本理念として下記に示す。
(1) 運用保守を含めた業務の効率化を図ることができる。
(2) 可能な限り長期間において、安定的に利用できる。
(3) 情報セキュリティ対策が十分に考慮されている。
(4) 非常事態における安全性・安定性に優れた、危機管理能力を有する。
(5) システム、システムの運用、通信ネットワーク及び関連機器の一元的な管理体制が構築で
きる。
第 3 条(適用範囲)
本仕様書は、「堺市アセットマネジメントシステム(処理場・ポンプ場施設)開発業務」に適用す
るものとする。
第 4 条(委託期間)
契約日~平成27年3月31日とする。さらに、開発期間が延長されることなく、計画どおりに稼
働できること。
第 5 条(納入場所)
堺市北区百舌鳥梅北町1丁39番地2
堺市上下水道局下水道部4階 OA 室(サーバー)、下水道計画課(端末、プリンタ)、三宝下水
処理場(端末、プリンタ) 、泉北下水処理場(端末、プリンタ) 、石津下水処理場(端末、プリン
タ)
第 6 条(準拠法令等)
本業務の遂行にあたっては次に掲げる法令等を遵守しなければならない。
(1) 堺市上下水道局電子計算機管理運用規程
(2) 堺市上下水道局情報セキュリティ対策基準要綱
(3) 堺市上下水道局会計規程及び契約規程
(4) 堺市上下水道局業務系ネットワークシステムに関する情報セキュリティ実施手順
(5) その他関係法令及び諸規則
第 7 条(疑義)
受注者は、本仕様書および本業務の施行に関して疑義が生じた場合は、速やかに協議のうえ、
本市の指示に従わなければならない。
-1-
第 8 条(提出書類)
受注者は、業務着手の前に、次に掲げる書面を作成し、本市の承認を得なければならない。
(1) 業務責任者届
(2) 実施工程表
(3) 業務実施計画書
(4) 業務着手届
第 9 条(貸与資料)
本業務を実施する上で必要なデータは、貸与するものとする。
(1) 受注者は本市から提 供を受けた資料等については、常にその管理状況を明らかにし、汚
損、改竄、亡失、漏洩等事故のないように十分注意し、本業務完了時までに返納するもの
とする。
(2) 受注者は、本市から提供を受けた資料を本業務以外に使用してはならない。
(3) 貸与する資料は、下記のとおりとする。
既存の施設台帳および資産台帳。
その他必要書類等については協議の上、決定する。
第 10 条(打合せ等)
(1) 受注者は、本市と常に密接な連携を取るとともにその都度打合わせ内容を文書に記録し、
本市に提出しなければならない。打合せは局本庁舎で行うことを基本とする。
(2) 打合せ記録の作成は、電話、FAX、電子メール等による打合せの場合でも作成しなければ
ならない。
(3) 受注者は打合せに際して、当業務における専任のシステムエンジニアを置かなければなら
ない。
(4) 打合せ時期については実施工程の各段階で行うものとし、詳細は本市の指示に従うものと
する。
第 11 条(完了確認)
(1) 受注者は、データ登録及びシステム動作確認について、検査を行ったことを確認できる資
料を提出しなければならない。
(2) 受注 者は、本 市の検査までに成果品 及び業 務報 告書 等を作成 し、本市の指示に従 って
納入しなければならない。
-2-
第二章 業務内容
第 12 条(業務概要)
① 機器の調達
堺市アセットマネジメントシステム(処理場・ポンプ場施設)を導入するものとする。
・システムサーバ
1台
・バックアップ装置・無停電装置
一式
※ 利用するハードウェアについて、原則として特定のメーカーの機種や特定の業者の提供
する商品に依存しないこと(ただし、本市が製品名を提示している場合を除く)。これは本
番稼動後、機器の保守期限が到来し、機種更新を行うような際にいわゆるベンダーロッ
クインを防ぐことを目的とする。
※ クライアント(4台を予定)及びプリンタ(4台を予定)は本市で調達するものとする。
※ 接続は、上下水道局業務系ネットワーク(現在1Mbps 回線)を利用するものとする。現行
システムのセキュリティに影響を与えないこと。
※ バックアップ装置としては外付 HDD および内蔵 HDD×3 台を基本とする。
② 委託範囲
委託範囲の考え方
今回の委託範囲となる業務、委託範囲外の業務は以下のとおりである。
表1 委託業務の範囲
委託業務
今回の
今回の
委託範囲
委託範囲外
システム導入業務
○
ハードウェア調達(※1)
サーバ等
○
クライアント等
○
LAN配線、設定、電源、
○
その他(※2)
マニュアル作成業務
○
研修業務
○
システム運用保守業務
○
(来年度以降)
※1:ここでいうハードウェア調達の範囲は本市に設置する本番環境及び保守環境とし、開
発環境のハードウェア調達については今回の委託範囲に含む。
※2:LAN 配線については、設計と工事結果の確認及び機器の設定を本業務の委託範
囲とする。
第 13 条(導入工程の概要)
システム導入業務の工程 は、要件確認 、要件 分析 、基本設計 、詳細 設計、個別テスト、導 入
(設置)、総合テスト、運用テスト、運用引継ぎ、維持管理手法の確立及び本番稼動の全ての作
業とする。その中でも特記事項を以下に示す。
(1) 上下水道局業務系ネットワークの動作に悪影響を及ぼさないように事前に十分な調査・調
整を行い、本市の了承を得たうえで受注者が行うこと。
(2) システム導入 時には本番 稼動に備え、十分 な稼動 テストを行い、テストで発 見された問題
点、バグなどは本番稼動時には改修を完了していること。
(3) 品質検査(機能テスト・性能テスト・負荷テスト)を実施し、本市の承認を得ること。
(4) 本番稼動前には、本市で必要となる運用の引き継ぎを実施すること。
-3-
(5) マニュアルは、通常版と簡易版の2種類を作成すること。
(6) 本番 稼動 直 後から安 定 稼働までの期 間のシステム稼働 状 況調 査 、問 合せ支援 、障 害時
の調査及び障害対策などを速やかに対応すること。
(7) 機器の設置にあたっては、可能な限り日常業務に支障をきたさないように実施すること。
第 14 条(ハードウェア等の性能要件)
ハードウェア・ソフトウェア構成・処理方式等について、安定した稼働を実現するものとする。以
下に、本システム構築に際しての基本的な考え方を示し、ハードウェア、ソフトウェア及びネットワ
ークに関する要件を示す。
(1) 今回導入するシステムが問題なく稼働すること。
(2) 最低5年間利用を想定し、データ量増加に対してもストレスなく稼動すること。また、サーバ
本体については 5 年保守を含むものとする。
(3) 本市が調達する機器及びハードウェアの据え付け及び各種配線工事は、全て受注者にお
いて行うこと。なお、電気配線工事は原則としてフロアの分電盤からとする。ただし、電気容
量不足等の理由で分電盤等の改造が必要な場合は、経営管理部総務課の承諾を得たう
えで全て受注者の負担において工事を行うものとすること。
(4) システム機器は、サーバ1台、無停電電源装置 1 台を調達するものとし、LAN配線等の工
事を含むものとする。また、サーバ1台、無停電電源装置 1 台は発注者が指定するサーバ
ラック(富士通製 PG-R4RC3)に搭載するものとする。
(5) 汎用性の高いシステムを構築し、障害の発生を防止するとともに、万が一障害が発生して
も短時間で復旧できるようにすること。
(6) 機器等を調達するにあたっては、過 剰なシステム構 成は避け、性能や信 頼性 等の要件を
達成するために必要十分な機器等の構成を提案すること。
(7) 本市が調達したクライアントパソコンの設定は、受注者が行うものとする。
(8) サーバースペックは以下のとおりとする。
CPU:Xeon E5-2609 2.4GHz 以上
メモリ:4GB 2R×8
ドライブ:DVD-ROM ドライブ
HDD:500GB 7200rpm 3 台
第 15 条(システムの性能要件)
【システムの機能】
堺市アセットマネジメントシステム(処理場・ポンプ場施設)の前提条件は次のとおりとする。
(1) 本市で要求する要件を満たすためのカスタマイズを行うものとする。
(2) システム機能群のデータ連携及び構成イメージを図1に示す。
(3) システムの基本機能は以下のとおりとする。
① ログイン画面
本システムへのログインにあたっては、ID、パスワード等による認証を行う こと。また、ユ
ーザー権限の管理を行い、ユーザーによってアクセスできる情報の制御を行うこと。
② 施設一覧
システムのポータル的な役割を持ち、各施設・設備の概要情報(所在地、面積、建築年
度等)および施設の棟の一覧を表示するとともに、施設台帳および施設カルテへのリンク
機能を持つものとする。
-4-
③ 各種台帳(トップ画面の一覧表示及び管理概要)
施設単位の各種情報を事業所敷地、建物、階、部屋単位の部位別に判り易く連携デー
タを階層表示させる役割を持ち複合施設情報に関しても管理を可能なものとする。
※本システムで取扱うデータベースについては、データの性質に応じて、分類し、「台帳」
により管理・閲覧を行えるようにすること。
なお、システム中の共通要件としてデータの検索等に関しては項目別のAND条件による
絞り込み条件指定検索のほかに全文検索機能によるキーワード「あいまい検索」もできるも
のとする。
④ 棟台帳
棟単位の各種情報を表示させる役割を持つ。
⑤ 施工工程管理
施設の整備にあたり、計画から竣工に至るまでの各種手続きについて、予定・実施・確認
の状況について進行管理を行う役割を持つものとする。また、施設台帳および棟台帳等の
部位データは連携管理可能とするが、機能としては独立していて、建築業務関連部門のみ
が取扱えるものとする。
⑥ 施設カルテ
各施設設備の維持管理状況について、施設単位で表示する役割を持つものとする。
施設、設備カルテとして、「維持メンテ、工事(履歴)、保守点検(定期・日常点検、保全点
検、建築基準法第12条に基づく点検、耐震他)、部位別(建築)、光熱費、稼働率」の情
報管理機能を備えるものとする。
⑦ 中長期事業計画向けデータ生成向けツール及びガイド
今回のシステム導入においては、中長期の事業計画又は維持保全施策策定のバックデ
ータ整備が可能となる機能の実装を必須とする。
尚、それらは職員の作業のみで実施可能となる方法とし、事業実施の根拠となるべくコン
プライアンスとアカウンタビリティーが遵守される手法にまとめられていること。
それらの機能候補としては以下を想定している。
尚、以下の機能群は施設の維持管理法令等の環境変化にも最小限の手当てで対応で
きるようシステム機能及びデータに連動する機能として実装する事 無く、データ連携を実現
しつつ外部ツール等として維持運営環境の変化にフレキシブルに対応可能であるものとす
る。
(ア)部位部材データ等の労働集約的な大量データ登録作業無しで改修費用概算算
定が可能となる簡易的手順での LCC(ライフサイクルコスト)算出。
(イ)事業実施の根拠や優先度が評点評価できる AHP(階層解析法)等が適用され、
堺市の施設・設備の老朽化・劣化度基準に順じた相対的な判定が可能な改修優
先度評価機能。
(ウ)施設・設備等の保守点検サイクル等参考スケジューリングが可能となる機能 。
(エ)堺 市の施 設・設備 の老朽 化・劣化 度 基準に順 じた相 対的 な保守 点検 、調査 ・判
定ができるようなガイド、運用マニュアル、スキル別の登録フォーマットに順じたシス
テムデータ登録機能。
(4) カスタマイズ要件
カスタマイズ要件は下記のとおりとするが、基本機能に下記事項が含まれている場合はカ
スタマイズは不要とする。
① 基本台帳、カルテの管理項目、追加・修正・削除
パッケージソフトウェアを堺市の管理業務項目に合うよう、データベース項目の追加・修
正・削除等を行う。
管理帳票や EXCEL・CSV 等のデータ入出力機能、登録画面、一覧表示、検索条件等
の項目にも変更が及ぶ事を想定するものとする。
管理項目の候補は堺市にて現行、整理されているものを参考に調整を行う事 とする。
-5-
② 業務管理機能群の追加
機器や設備の定期点検周期定義データに準じた点検サイクルスケジュール指示機能の
追加を行う。
③ 設備向け改修優先度評価機能の調整
管理 設 備単 位で改 修 優 先度 を評 点 評価 し優先 度一 覧として明 示化する、AHP(階層
解析法)を用いた改修優先度評価ツール機能において、改訂した管理項目に対応し機
能するように調整を行う。
④ 管理図面に対応したオブジェクトリンク機能の修正
CAD、PDF他の各種オブジェクト管理機能に対応した図面データに対しデータベースデ
ータと一意に連携が定義されたURL等の出力、配置する事により連携する機能を改訂項目
に対応するよう修正する。
⑤ 図面他ドキュメント管理機能の修正
図面管 理機能におけるフォルダ分け自動階 層化 機 能の調整並びに、アカウントによる
表示可否機能の調整。
(5) その他機能
① 図面データ管理
本システムの構築にあたり、大量に発生する紙図面および CAD 図面データを活用する
ために以下の条件を満たすシステムを組み込み、適切な図面管理を図るものとする。
(ア)全ての端末パソコンにインストールが可能で、5 台まで同時稼動できること。
(イ)OCF 検定に合格していること。
(ウ)SXF(P21/SFC)、DWG、JWW、DXF、DCZ の CAD フォーマットの入出力が可能で
あること。
(エ)TIFF データの合成、サイズ補正、部分編集、着色が可能であること。
(オ)市に配備されている事務用プリンタで、印刷が可能であること。
第 16 条(稼働支援)
(1) 管理者用操作マニュアル
システム管理職員用のマニュアルを作成すること。管理者用操作マニュアルは、本システ
ムに関してシステム管理 職員が行 うべき作業 (バックアップ、ユーザ権限 管 理、ログ管 理、
エラー処理情報(エラーコードとその内容、対応方法について)、システムに関 する詳細説
明など)の操作方法について記述すること。
上記の他、障害発生時における必要な対処措置などについても、専門的な知識がなくて
も理解できるよう、分かりやすい記述にすること。なお、システムに変更が生じた際には、そ
の都度マニュアルを改訂し納品すること。
(2) 利用者用操作マニュアル
システム利用職員用のマニュアルを作成すること。初心者でも理解しやすいように本シス
テムの画面ハードコピーを駆使 し、利 用できる機 能の説明をわかりやすく記述すること。ま
た、特殊な用語を使う必 要がある場合は、巻末等に用語の説明文を用意すること 。なお、
システムに変更が生じた際には、その都度マニュアルを改訂し納品すること。
(3) 利用者向け研修の実施
利 用 者 向 け操 作 研 修 の計 画 、運 営 及 び実 施 (講 師 及 び補 助 インストラクターの派 遣 含
む)を本業務の対象とする。
① 研修準備
研修に必要なマスタデータの作成及びセットアップ作業を実施すること。また研修用シ
ステムの構築が必要な場合は、受注者が用意すること。
② 研修会場
管理者用研修及び利用者用研修は受注者の会場または本市において実施することと
する。どちらで行うかは協議の上決定する。
-6-
③ 研修実施回数及び資料
利用者向け研修は、利用 者用操作マニュアルを用いて、下水道計画課 、三 宝下水処
理 場 、泉 北 下 水 処 理 場 、石 津 下 水 処 理 場 において、各 事 業 所 毎 に 同 一 内 容 で2回 以
上(1回あたり3時間程度)実施すること。また必要に応じて補助資料を作成すること。
管 理 者 向 け研 修は、管 理 者 用 操 作マニュアルを用 いて、必 要に応 じて補 助 資 料 を作
成し、2回 以上 実施すること。なお1回あたりの研修 時間は最大8時間とし、実施 時期 及
び対象者については本市と調整の上決定すること。なお管理者向け研修は管理者用操
作マニュアルの見直しを本市と受注者により行うことを目的として行うものとする。
(4) その他事項
本業務作 業のために必要なハードウェア、ソフトウェア等すべての機材は受 注者が用意
すること。
第 17
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
条(成果品及びその他)
パッケージソフト(その他アプリケーション)
一式
各種パラメータ設定情報(アプリケーション、LAN 等)
一式
ハードウェア及び周辺機器
一式
本システムのライセンス証(保証書等含む)
一式
本システムのドキュメント類
一式
ドキュメントはA4用紙に印刷できる様式とし、編集可能な電子ファイル(Microsoft Word、
Microsoft Excel 等)を CD-ROM 等に記録したものを提出すること。また資料として記載し
た部数を提出すること。
① 機材システム構成図
3部
② 基本設計システム構成図
3部
③ 各テスト関連書(テスト計画書、テスト結果報告書等)
3部
④ 各種作業手順書(データ搭載手順、マスタ設定手順等)
3部
⑤ 各種マニュアル(操作マニュアル、エラーコード出力時対応マニュアル等)
3部
⑥ 管理方針(品質管理、セキュリティ設計、障害対策等)
3部
⑦ システム導入手順書(インストールマニュアル等)
3部
⑧ 進捗管理、課題管理表
1部
⑨ 打合せ議事録
1部
⑩ その他必要な補足資料
3部
-7-
図1 堺市アセットマネジメントシステム機能連携概要図
暴力団等の排除について
1.入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止
(1)受注者は、堺市上下水道局契約関係暴力団排除措置要綱第2条の規定により準用する堺市
契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者又は同要綱別表に掲げる措置
要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再委託先の資材、原材料の購入契約その他
の契約の相手方(以下「再委託先等」という。)としてはならない。
(2)これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再委託契約等
の解除を求めることができる。
2.再委託契約等の締結について
受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には本市の
契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。
3.誓約書の提出について
(1)受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者で
ない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額(税込)が500万円未満の場
合はこの限りでない。
(2)受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合には、これら
の者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関係者でない
旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならない。
(3)受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うものとする。
4.不当介入に対する措置
(1)受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団を利す
ることとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為(以下「不当
介入」という。
)を受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、警察に届け出なければな
らない。
(2)受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたときは、直
ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう指導しなけれ
ばならない。
(3)本市は、受注者が本市に対し、
(1)及び(2)に定める報告をしなかったときは、堺市暴
力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。
(4)本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行について遅
延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が(1)に定める報告及び届け出又は
(2)に定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期間の延長等の措置を
とるものとする。
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