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第2節 情報収集伝達体制の整備

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第2節 情報収集伝達体制の整備
第2節 情報収集伝達体制の整備
本町及び防災関係機関は、災害発生時に、被害情報を迅速に収集するとともに、相互の情報連絡
が円滑に行えるよう、平常時から、情報収集伝達体制の確立に努めるものとする。又、災害の未然
防止及び被害の軽減のため、気象等観測体制の整備に努めるものとする。
第1 災害情報収集伝達システムの基盤整備
本町及び防災関係機関は、無線通信網の多重化対策、施設設備の耐震化対策及び停電対策を実
施するとともに、相互に連携して防災情報システムの構築を図る。
1.防災行政無線等の整備充実
(1) 「大阪府防災情報システムO−DIS」を活用し、気象等観測情報、被災情報の受発信
の促進を図るとともに、
「大阪府防災行政無線」を活用し、各種情報の入手・伝達の円滑
化を図る。
(2) 「太子町防災行政無線」の充実を図り、災害時の迅速な情報伝達、移動局による被災情
報の収集等への活用体制に万全を期す。
(3) 降雨情報、
土砂災害警戒情報の収集分析により警戒・避難体制の早期判定に活用する。
2.消防無線の整備充実
消防無線や各種の通信手段を活用し、関係機関との連絡を行う。
3.防災相互通信用無線の整備
防災関係機関は、災害時に相互に通信できる防災相互通信用無線の整備及び増強を図る。
防災行政無線整備状況
同
屋外受信機
報
13 基
無
線
移
戸別受信機
全戸配布
車載型
動
無
線
3
携帯型
全 国
共通波
150.73
府 内
共通波
148.75
府 内
共通波
154.15
FB
FB
親局
11
役場
消防無線整備状況
区分
項
目
市町村
消防名
太子町
消
市町村波
(単信方式)
FB・ML
150.19
府 内
共通波
153.53
FB
ML
■
△
防
波
ML
○
ML
FB
ML
救急波
(複信方式)
fr−fR
なし
■ FBの市町村波の現用機に府内共通波を保有して、切替えて使用できる免許人
○ MLの市町村波の現用機に全国共通波を保有して、切替えて使用できる免許人
△ MLの市町村波の現用機に府内共通波を保有して、切替えて使用できる免許人
参考・・・FBとは基地局のこと。MLとは陸上移動局のこと。
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「その他町内に設置されている観測所等一覧」
雨量観測所
観測所
名
北今池
流 域
河川名
施
設
月
巻
テレメ
ーター
日
巻
飛鳥川
河川名
観測所名
石川
竹内
○
種
別
所 在 地
管 理 者
南河内郡太子町大字山田
雨量計の名称
所 在 地
太子町
所
属
普通
転倒ます型
大阪府南河内郡
近畿地方整備局
自記
(1 ヶ月巻)
太子町山田 1930
大和川河川事務所
設 置 場 所
観 測 者
大字山田 88 番地
太
子
備
町
備
考
考
報告先 太子町
河川水位観測所
観測所
名
梅川橋
観
測
級
別
施
河川名
1
梅川
量
水
標
自
記
○
設
テレ
メー
ター
堤防天端高
(量水標読)
○54
無
左岸 4,135m
右岸 4,142m
観測者
富田林土木事務所
所員 ℡0721(25)1131
土石流雨量監視局・観測局
監視局設置場所
太子町役場
観測局設置場所
住
所
東
條
南河内郡太子町山田 2424
平
石
南河内郡河南町平石 4283
第2 情報収集伝達体制の強化
本町及び防災関係機関は、被害情報の収集体制の整備、伝達窓口の明確化及び多様な伝達手段
の確保を図るとともに、
職員の情報分析力の向上を図るなど、
情報収集伝達体制の強化に努める。
なお、勤務時間外の情報伝達体制として、24 時間常駐体制(警備員配置)をとり、震度情報
等を地域振興防災室職員等に伝達するなど迅速な情報伝達を行う。
第3 災害広報体制の整備
本町及び防災関係機関は、
災害に関する情報及び被災者に対する生活情報を常に伝達できるよ
う、その体制及び施設、設備の整備を図るものとする。
1.広報体制の整備
(1) 災害広報責任者の選任
災害時の情報の一元化を図るため、あらかじめ、災害広報責任者を選任
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(2) 災害発生後の時間経過に応じ、提供すべき情報の項目整理
(3) 広報文案の事前準備
① 地震の規模・余震・気象等の状況
② 住民の不安感の払拭、適切な対応のための呼びかけ
③ 出火防止、初期消火の呼びかけ
④ 災害時要援護者への支援の呼びかけ
⑤ 災害応急活動の窓口及び実施状況
(4) 災害時要援護者にも配慮した、多様できめ細かな広報手段の確保
2.災害時の広聴体制の整備
住民等から寄せられる被害状況や応急対策状況等に関する問い合わせ、要望、意見等に対
して適切に対応できるよう、
専用電話や専用ファクシミリ、
相談窓口などの体制を整備する。
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