...

第129号 - 小田原市

by user

on
Category: Documents
5

views

Report

Comments

Transcript

第129号 - 小田原市
平
5
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/citycounc/
4)
6年(201
成2
1
第129号
▲ 小田原の四季観光写真コンクール 佳作
「小田原城址公園東堀」
池田 さだ江さん 撮影
平成 26 年
3月定例会
新年度予算、条例議案等の議案を可決…〈2 〜 4 ページ〉
【3月定例会】
2月17日 補正予算案等上程、質疑
各常任委員会付託
新年度予算案等上程、施政方針演説
各常任委員会 補正予算案等の審査 <6ページ>
2月19日 建設経済常任委員会
2月20日 厚生文教常任委員会
2月21日 総務常任委員会
2月25日 常任委員長審査結果報告
補正予算案等を採決
2月28日、3月3日、4日
各会派代表質問・個人質問<7~14ページ>
議決の結果・賛否一覧 <2~5ページ>
予算特別委員会 当初予算案等の審査
3月4日~25日 予算特別委員会 <15ページ>
予算特別委員会総括質疑<16~19ページ>
3月26日 予算特別委員長審査結果報告・採決
議員提出議案 上程・採決
小田原市議会
議 決 の 結 果
議 案
平成 25 年度 補正予算
特別会計
会
計
名
一 般 会 計
競
輪
天
守
閣
下
水
道
国 民 健 康 保 険
国民健康保険診療施設
公設地方卸売市場
介
護
保
険
宿 泊 等 施 設
後 期 高 齢 者 医 療
公共用地先行取得
広
域
消
防
企業 水
道
病
院
会計
3月補正額の合計
予 算 総 額
補 正 額
40 億 3849 万 0000 円
1 億 0510 万 5000 円
3737 万 0000 円
1 億 8556 万 0000 円
10 億 5261 万 1000 円
145 万 6000 円
20 万 2000 円
750 万 0000 円
7355 万 5000 円
4577 万 3000 円
0円
0円
0円
2500 万 0000 円
55 億 7262 万 2000 円
補正後の額
660 億 8575 万 0000 円
130 億 4510 万 5000 円
2 億 2067 万 0000 円
80 億 7556 万 0000 円
230 億 0276 万 6000 円
3545 万 6000 円
1 億 7420 万 2000 円
125 億 2161 万 0000 円
4 億 0055 万 5000 円
37 億 5877 万 3000 円
1800 万 0000 円
38 億 6800 万 0000 円
48 億 8045 万 8000 円
128 億 2061 万 6000 円
原案可決(全員賛成)
原案可決(賛成多数)
原案可決(全員賛成)
原案可決(賛成多数)
原案可決(全員賛成)
1489 億 0752 万 1000 円
※議決結果緑字は予算特別委員会付託分
平成 26 年度 予算
特別会計
会 計 名
一 般 会 計
競
輪
天
守
閣
下
水
道
国 民 健 康 保 険
国民健康保険診療施設
公設地方卸売市場
介
護
保
険
宿 泊 等 施 設
後 期 高 齢 者 医 療
公共用地先行取得
広
域
消
防
水
道
企業
病
院
会計
予 算 総 額
採決結果
原案可決(賛成多数)
予 算 額
638 億 0000 万 0000 円
126 億 0000 万 0000 円
1 億 8600 万 0000 円
82 億 7600 万 0000 円
227 億 5800 万 0000 円
3500 万 0000 円
1 億 2400 万 0000 円
128 億 1000 万 0000 円
2 億 4000 万 0000 円
38 億 9700 万 0000 円
2 億 4200 万 0000 円
46 億 7300 万 0000 円
53 億 0184 万 7000 円
131 億 3215 万 8000 円
1480 億 7500 万 5000 円
対前年度伸率
8.69%
△ 2.63%
12.05%
4.89%
3.75%
2.94%
△ 16.22%
6.22%
△ 26.61%
4.96%
1244.44%
20.81%
8.63%
2.63%
6.17%
当初予算の主な新規事業
採決結果
原案可決(賛成多数)
原案可決(賛成多数)
原案可決(全員賛成)
原案可決(賛成多数)
原案可決(全員賛成)
( )内数字は事業費
(いのちを大切にする小田原) ○障がい者地域交流活動プラザ事業負担金(90 万 6 千円) ○安全安心コミュニティ
事業負担金(10 万 1 千円) ○日本語指導を中心とする生活支援事業負担金(41 万 2 千円) ○プレイパーク事業負
担金(32 万 9 千円) ○病児保育事業費補助金(885 万円) ○認可化移行総合支援事業費補助金(4,985 万 9 千円)
○小規模保育運営支援事業費補助金(3,924 万 2 千円) ○校庭・園庭芝生化事業負担金(52 万円)
(希望と活力あふれる小田原)
○小田原産木材住宅リフォーム補助金(219 万 1 千円) ○駅からガイド事業負担金
(27
万 9 千円) ○市民レポーター謝礼(9 万 6 千円) ○博物館構想策定事業(38 万 1 千円)
(豊かな生活基盤のある小田原)○エネルギー計画策定費(358 万円) ○再生可能エネルギー事業奨励金(201 万円)
(市民が主役の小田原)
○市民提案型協働事業…この表で下線表示したものが対象
条 例
(新たに制定した条例)
消防長及び消防署長の資格
を定める条例
消防組織法が一部改正されることに伴い、消防長及び消防署長の資格要
条例
事項を定めるために制定しました。
件について必要な事項を定めるために制定しました。
原案可決
地域の元気臨時交付金基金 (全員賛成) 小田原市地域の元気臨時交付金基金の設置、管理及び処分に関し必要な
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 2
風致地区条例
再生可能エネルギーの利用等
の促進に関する条例
原案可決
建築物の建築、宅地の造成、木竹の伐採その他の行為について必要な
(全員賛成) 規制を行い、都市の風致を維持するために制定しました。
市、市民及び事業者の責務を明らかにし、再生可能エネルギーの利用
原案可決
等の促進に関する施策の推進に必要な事項を定めることにより、地球
(全員賛成) 温暖化対策及び防災対策の推進並びに地域の活性化を図り、持続可能
な地域社会を構築するために制定しました。
(一部を改正した条例)
水防協議会条例
水防協議会の委員の定数について必要な事項を定める等のため改正
しました。
公益的法人等への職員の派遣
等に関する条例
一般地方独立行政法人に職員を派遣することができることとするた
め改正しました。
非常勤の職員の公務災害補償
等に関する条例及び消防団員
等公務災害補償条例
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一
部改正に伴う所要の整備を行うため改正しました。
青少年問題協議会条例
小田原漁港漁具倉庫条例
青少年問題協議会の委員について市議会議員を委嘱しないこととす
る等のため改正しました。
小田原漁港特定漁港漁場整備事業の工事の施行に伴い、小田原漁港
原案可決
(全員賛成) 西港漁具倉庫を廃止し、新たに2棟の漁具倉庫を設置する等のため
改正しました。
社会教育委員条例
社会教育委員の委嘱の基準について必要な事項を定めるため改正し
ました。
市営プール条例
平成 23 年9月の台風により被災した国府津海水プールの損壊の程
度等に鑑み、当該施設を廃止するため改正しました。
病院事業の設置等に関する条
例
地方公営企業法施行令が一部改正されることに伴う所要の措置を講
ずるため改正しました。
火災予防条例
消防法施行令の一部改正に伴う所要の整備を行うため改正しまし
た。
附属機関設置条例
市長又は教育委員会の諮問に応じて調査審議する附属機関としてお
だわら男女共同参画プラン策定検討委員会ほか2件の委員会を設置
するために改正しました。
非常勤の特別職職員の報酬等
に関する条例
小田原市箱根町真鶴町湯河原町障害程度区分認定審査会の名称変更
に伴う所要の整備を行うほか、新たに設置する心身障害児臨床心理
原案可決
(全員賛成) 士、片浦診療所嘱託看護師及び鳥獣被害対策実施隊員の報酬額を定
めるために改正しました。
常勤の特別職職員の給与に関
する条例及び教育長の給与、
勤務時間その他の勤務条件に
関する条例
本市の厳しい財政状況に鑑み、市長、副市長及び教育長の給料月額
の減額措置の期間を市長の任期満了の日まで延長するために改正し
ました。
手数料条例
地方公共団体の手数料の標準に関する政令が一部改正されることに
伴い、消防法に基づく事務に係る手数料について所要の措置を講ず
るほか、消費税法及び地方税法が一部改正されることに伴い、長期
優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく事務及び都市の低炭素
化の促進に関する法律に基づく事務に係る手数料のうちこれらの税
に相当する額を転嫁している手数料について所要の措置を講ずるた
めに改正しました。
原案可決
(賛成多数)
国民健康保険条例
3
原案可決
国民健康保険法施行令が一部改正されることに伴い、所要の措置を
(全員賛成) 講ずるために改正しました。
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
消防団員に係る退職報償金の
原案可決
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が一部改正
支給に関する条例
(全員賛成) されることに伴い、所要の措置を講ずるために改正しました。
このほかに、消費税法及び地方税法が一部改正されたことに伴い、14 件(予算特別委員会付託分は6件)の条例改正
を行い、いずれも原案可決(賛成多数)しました。
人 事 案
人権擁護委員の推薦について
原案可決
廣井三枝子さん(城山)の推薦に同意しました。
(全員賛成)
そ の 他
小田原市箱根町真鶴町湯河原
町障害程度区分認定審査会共
同設置規約の一部変更につい
ての協議について
市道路線の認定及び廃止につ
いて
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律が一部
改正されることに伴い、小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町が共同
で設置している障害程度区分認定審査会の規約を一部変更することに
ついて、各町と協議するため議会の議決を求めました。
道路の改良工事等に伴い、4路線の認定及び2路線の廃止を行うため
原案可決
議会の議決を求めました。
(全員賛成)
工事請負契約の変更について
(平成 24 年度天神橋架替工事)
平成24年度天神橋架替工事について、契約金額及び工期を変更する
ため議会の議決を求めました。
財産の取得について(おだわ
ら総合医療福祉会館の一部)
おだわら総合医療福祉会館の一部を、一般社団法人小田原医師会から
取得するに当たり、取得予定価格が2千万円以上であるため、条例の
規定により議会の議決を求めました。
議 員 提 出 議 案
地方自治法第100条の2及
び小田原市議会基本条例第
11 条の規定に基づく専門的
知見の活用について
市議会会議規則の一部を改正
する規則
原案可決
(全員賛成)
本市における既存宅地制度について、専門家に調査の依頼を行うため
に議員8名から提案されました。
会議中の電子機器等の利用制限について定めるため、市議会会議規則
の一部を改正しました。
このほかに、消費税法及び地方税法が一部改正されたことに伴い、2件の工事請負契約の変更を行い、いずれも原案可
決(賛成多数)しました。
● ● ● 報告事項 ● ● ●
専決処分の報告について(事故賠償)1件
道路直営工事による車両事故による損害賠償措置等の報告がありました。
陳 情
○「小田原駅東口お城通り地区再開発事業 駐車場施設ゾーン整備基本計画」の再検討を求める陳情
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不採択(賛成少数)
○芸術文化創造センター基本設計に対し議会と設計者の対話を求める陳情書
不採択(賛成少数)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○重度障害者に対する医療費助成制度の継続についての陳情書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 採 択(賛成多数)
○芸術文化創造センターにおける実施設計の延期を求める陳情・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 不採択(賛成少数)
○小田原駅東口お城通り地区再開発事業における「駐車場施設ゾーン整備」の建設延期を求める陳情
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不採択(賛成少数)
○『小田原駅東口お城通り地区再開発事業の駐車場施設ゾーン整備事業に係る事業合意書』の白紙撤回を求める陳情
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不採択(賛成者なし)
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 4
平成 26 年 3 月定例会 賛否一覧
議 員 名
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
※議長は採決に加わりません
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ × × × × × × × × ○ ○ × × × × × ×
× × × × ××× × ×
× × × × ○○○ ○ ○
○ ○ ○ ○ × × × × × ○ ○ × × ○ ○ ○ ○
○ × × × × × × × × × × × × × × × ×
不採択
陳情第59号 小田原駅東口お城通り地
区再開発事業における「駐車場施設ゾ
ーン整備」の建設延期を求める陳情
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
不採択
陳情第58号 芸術文化創造センターに
おける実施設計の延期を求める陳情
○ ○ × × × × × × ○ ○ ○ ○ × × × × ○
× × × × ××× × ×
× × × × ○○○ × ×
●賛否の分かれた議案のみ掲載しています。 ●全議案については、ホームページでご覧になれます。
5
志民の会
○ ○ × × × × × × ○ ○ ○ ○ × × × × ○
× × × × ○○○ × ×
採択
陳情第57号 重度障害者に対する医療
費助成制度の継続についての陳情書
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
誠和
不採択
陳情第56号 芸術文化創造センター基
本設計に対し議会と設計者の対話を求
める陳情書
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
光政会
不採択
陳情第51号 「小田原駅東口お城通り
地区再開発事業 駐車場施設ゾーン整
備基本計画」の再検討を求める陳情
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
< 一 部 を 改 正 し た 条 例 >
議案第20号 小田原市歯科二次診療所
条例、議案第21号 小田原市いこいの
森条例、議案第22号 小田原市梅の里
センター条例、議案第24号 小田原市
都市公園の有料の公園施設の利用料金
に関する条例、議案第25号 小田原市
トロピカルドーム条例、議案第27号 小田原市総合文化体育館条例、議案第
28号 小田原テニスガーデン条例、議
案第30号 小田原市体育施設条例、議
案第57号 小田原市手数料条例、議案
第58号 小田原市国民健康保険片浦診
療所条例、議案第59号 小田原城天守
閣条例、議案第60号 小田原市公設地
方卸売市場条例、議案第61号 小田原
市下水道条例、議案第62号 小田原市
水道給水条例、議案第63号 小田原市
立病院の診療報酬等に関する条例
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第48号 平成26年度小田原市後
期高齢者医療事業特別会計予算
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第40号 平成26年度小田原市競
輪事業特別会計予算
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第39号 平成26年度小田原市一
般会計予算
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第37号 工事請負契約の変更につ
いて(平成25年度公共下水道第1工区工事)
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第35号 工事請負契約の変更につ
いて(小田原地下街再生改修工事)
○ ○ ○ ○ ××× ○ ○
可決
議案第11号 平成25年度小田原市広
域消防事業特別会計補正予算
日本共産党 新生クラブ 未来・
おだわら
可決
議案第8号 平成25年度小田原市介護
保険事業特別会計補正予算
公明党
可決
議案第1号 平成25年度小田原市一般
会計補正予算(所管事項)
無会派 木 村 信 市
細 田 常 夫
安 野 裕 子
鈴 木 敦 子
武 松 忠
加 藤 仁 司
大 村 学
井 上 昌 彦
大 川 裕
木 村 正 彦
神 永 四 郎
小 澤 峯 雄
野 坂 稔
鈴 木 紀 雄
横 田 八 郎
植 田 理 都 子
佐々木ナオミ
井 原 義 雄
俵 鋼 太 郎
安 藤 孝 雄
関 野 隆 司
原 田 敏 司
田 中 利 恵 子
小 松 久 信
奥 山 孝 二 郎
今 村 洋 一
楊 隆 子
議 決 結 果
会 派 名
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
○:賛成 ×:反対
建設経済
常任委員会では、補正予算案
等にかかる本会議で付託された
議案について、詳細な審査を行
います。その審査結果と質疑の
一部をご紹介します。
【付託議 案 】
①一般会 計 補 正 予 算 ( 所 管 事
項)②競 輪 事 業 特 別 会 計 補 正
予算③天 守 閣 事 業 特 別 会 計 補
正予算④ 下 水 道 事 業 特 別 会 計
補正予算 ⑤ 公 設 地 方 卸 売 市 場
事業特別 会 計 補 正 予 算 ⑥ 風 致
地区条例 ⑦ い こ い の 森 条 例 の
一部を改 正 す る 条 例 ⑧ 梅 の 里
センター 条 例 の 一 部 を 改 正 す
る条例⑨ 小 田 原 漁 港 漁 具 倉 庫
条例の一 部 を 改 正 す る 条 例 ⑩
都市公園 の 有 料 の 公 園 施 設 の
利用料金 に 関 す る 条 例 の 一 部
を改正す る 条 例 ⑪ ト ロ ピ カ ル
ドーム条 例 の 一 部 を 改 正 す る
条例⑫体 育 施 設 条 例 の 一 部 を
改正する 条 例 ( 所 管 事 項 ) ⑬
市道路線 の 認 定 及 び 廃 止 に つ
厚生文教
いて⑭工事請負契約の変更に
ついて(小田原地下街再生改
修工事)⑮工事請負契約の変
更について(平成 年度天神 【付託議案】
橋架替工事)⑯工事請負契約 ①一般会計補正予算(所管事
の変更について(平成 年度 項)②国民健康保険事業特別
公共下水道第1工区工事)
会計補正予算③国民健康保険
審査結果…①~⑥⑨⑬⑮は全 診療施設事業特別会計補正予
員賛成、⑦⑧⑩~⑫⑭⑯は賛 算④介護保険事業特別会計補
成多数
正予算⑤後期高齢者医療事業
【主な質疑】
特別会計補正予算⑥病院事業
会計補正予算⑦青少年問題協
駐車場整備計画の策定
議会条例の一部を改正する条
小田原駅周辺の車両流入 例⑧歯科二次診療所条例の一
抑制の考えが出た理由は。 部を改正する条例⑨社会教育
従前の計画から駅前の交 委員条例の一部を改正する条
通の錯綜が課題とされて 例⑩総合文化体育館条例の一
いたことや、都市廊政策にお 部を改正する条例⑪テニスガ
いて、歩いて暮らせるまちづ ーデン条例の一部を改正する
くりを目指していることを踏 条例⑫市営プール条例の一部
まえ、考えを示すものである。 を改正する条例⑬体育施設条
例の一部を改正する条例(所
広域農道小田原湯河原線
管事項)⑭病院事業の設置等
広域農道小田原湯河原線 に関する条例の一部を改正す
の整備状況はどうなって る条例⑮小田原市箱根町真鶴
いるのか伺う。
町湯河原町障害程度区分認定
小田原市域内における約 審査会共同設置規約の一部変
キロメートルの延長の 更についての協議について⑯
うち、平成 年度末で、約
財産の取得について(おだわ
%の整備が完了する見込みで ら総合医療福祉会館の一部)
ある。
審査結果…①~③⑤~⑦⑨⑫
⑭~⑯は全員賛成、④⑧⑩⑪
芸術文化創造センター建
設に伴う市道廃止と代替
え道路整備について、市民へ
の説明と理解は得ているのか。
道路に隣接する方への了
承は得ており、周辺住民
については、芸術文化創造セ
ンターの基本設計がまとまる
段階で説明に入っていきたい。
市庁舎仮設駐車場整備工事
⑤地域の元気臨時交付金基金
条例⑥水防協議会条例の一部
を改正する条例⑦公益的法人
等への職員の派遣等に関する
条例の一部を改正する条例⑧
非常勤の職員の公務災害補償
等に関する条例及び消防団員
等公務災害補償条例の一部を
改正する条例⑨火災予防条例
の一部を改正する条例
審査結果…②④~⑨は全員賛
成、①③は賛成多数
【主な質疑】
⑬は賛成多数
【主な質疑】
小中学校の屋内運動場耐震化
総 務
ホール建設に伴う市道廃止
屋内運動場非構造部材の
耐震化がされていない小
中学校はあと何校あるのか。
東日本大震災でつり天井
が崩落したことから、避
難所ともなる小中学校4校の
耐震化を行い、この予算で全
ての耐震化が完了する。
市庁舎耐震改修工事に伴
う仮設駐車場の整備では、
前庭に軽自動車用の駐車スペ
ースを設けるとのことだが、
恒久的な駐車場として利用し
てはどうか。
現在の前庭のコンクリー
ト部分は、車が駐車でき
るような設計ではない。恒久
的な駐車場とする場合は、多
額な経費がかかる。そこで、
最も負担が少ない軽自動車を
置くこととし、設置・撤去共
に必要最小限の工事経費で済
む仮設駐車場としての暫定的
利用を考えている。
【付託議案】
①一般会計補正予算(所管事
項)②宿泊等施設事業特別会
計補正予算③広域消防事業特
別会計補正予算④消防長及び
消防署長の資格を定める条例
2/21
常任委員会
審 査 結 果
2/19
12
25
24
25
49
2/20
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 6
平成26年度
施政方針を問う
代表質問・個人質問
◎代表質問の項目
※(代)は代表質問者、(関)は関連質問者
《未来・おだわら》 横田八郎(代) 植田理都子 佐々木ナオミ(関)
1 市政運営に当たっての基本方針について(地域コミュニティの強化について ほか1件) 2 命を大切にする小田原について
(地域福祉の担い手の育成について ほか2件) 3 希望と活力あふれる小田原について(小田原地下街について ほか4件) 4 豊かな生活基盤のある小田原について(廃棄物の減量化・資源化について ほか2件) 5 市民が主役の小田原について(市
民活動促進について ほか2件)
《誠 和》 加藤仁司 武松 忠 大村 学 井上昌彦(代) 大川 裕
1 第5次小田原市総合計画「おだわらTRYプラン」について(第1次実施計画について ほか2件) 2 行財政運営について
(補助費等、繰出金の増加について ほか1件) 3 福祉・医療について(増加する民生費対策について) 4 暮らしと防災・
防犯施策について(外国籍住民に対する日本語教室をはじめとする生活支援策について ほか2件) 5 子育て教育について
(待機児童対策について ほか2件) 6 地域経済について(商店街に対する中長期的取組について ほか3件) 7 歴史・文
化について(史跡小田原城跡本丸・二の丸整備基本構想及び基本計画策定について) 8 自然環境について(「小田原市再生
可能エネルギーの利用等の促進に関する条例」の制定について ほか1件) 9 都市基盤について(お城通り地区再開発事業に
ついて)
《公 明 党》 今村洋一(関) 小松久信 奥山孝二郎 楊 隆子(代)
1 平成26年度施政方針から、本市の財政状況と行政改革の推進について(当初予算編成について ほか3件) 2 いのちを大
切にする小田原について(地域包括ケアシステムの構築について ほか10件) 3 希望と活力あふれる小田原について(地域経
済の振興と回遊の促進と歴史資産の活用について ほか8件) 4 豊かな生活基盤のある小田原について(再生可能エネルギー
の今後についてほか 1件) 5 市民が主役の小田原について(行政、市民の今後の協働の在り方についてほか 1件)
《光 政 会》 木村正彦(代) 小澤峯雄 野坂 稔 鈴木紀雄(関) 神永四郎
1 平成26年度予算編成にあたり「おだわらTRYプラン第1次実施計画」の検証と課題解決の総括について 2 懸案の三大
事業について(小田原地下街再生事業について ほか2件) 3 施政方針について(いのちを大切にする小田原について ほか3
件) 4 予算編成に関連して(予算の適正配分と地域ごとの予算の平準化方針について ほか2件) 5 その他(市街地に点在
する国有地及び県有地等の土地利用の方向性と具体的な検討について)
《日本共産党》 関野隆司 原田敏司 田中利恵子(代) 1 市長の施政方針と政治姿勢について(消費税の引き上げに関して ほか3件) 2 医療、福祉について(重度障がい者医療費
助成経費の堅持について ほか5件) 3 どの子にも行き届いた教育の充実について(少人数学級の拡充について ほか1件) 4 大型公共事業について(芸術文化創造センターの建設費抑制について ほか2件) 5 地域経済について(小田原産木材住宅
リフォーム補助金の制度の内容について ほか2件) 6 防災について(災害情報伝達の充実について ほか2件) 7 消防に
ついて(耐震性防火水槽の増設について) 8 環境について(再生可能エネルギーの普及について ほか1件) 9 史跡小田原
城跡本丸・二の丸整備基本構想について(御用米曲輪の戦国時代の遺構出土について ほか1件)
《志民の会》 細田常夫 安野裕子(代) 鈴木敦子(関)
1 持続可能で健全な財政運営について(本市財政の現状と課題について ほか3件) 2 いのちを大切にする小田原に関して
(災害に強いまちづくりについて ほか2件) 3 希望と活力あふれる小田原に関して(芸術文化創造センターについて ほか2
件) 4 豊かな生活基盤のある小田原に関して(環境プラットフォームについて ほか2件) 5 市民が主役の小田原に関して
(地域コミュニティの強化について ほか1件)
《新生クラブ》 俵 鋼太郎(代) 井原義雄 安藤孝雄
1 将来を見据えた市政運営について(2020年のオリンピックを見据えて ほか1件) 2 いのちを大切にする小田原(生活
習慣病の予防・早期発見について ほか2件) 3 希望と活力あふれる小田原(地下街再開に向けて ほか6件) 4 豊かな生
活基盤のある小田原(再生可能エネルギー事業への支援について ほか2件) 5 市民が主役の小田原(地域活動拠点整備につ
いて ほか2件)
◎個人質問の項目
○木村信市
1 平成 26 年度市政運営方針と当初予算案に関して(基本方針、
重点方針について ほか 1 件)2 福祉・医療に関して(地域医療(関
係機関との連携等)について)3 暮らしと防災・防犯に関して(共生社会の実現(男女共同参画等)について ほか 1 件)4 子育て・
教育に関して(青少年育成(居場所づくり等)について ほか 1 件)5 地域経済に関して(小田原地下街(開業準備状況等)につ
いて ほか 1 件)6 歴史・文化に関して(芸術文化創造センター(市民会館との違い、課題等)について ほか 2 件)7 自然環境
に関して(再生可能エネルギー(市民参加の再生可能エネルギー事業等)について ほか 1 件)8 都市基盤に関して(お城通り地
区再開発(駐車場・広域交流施設ゾーン等)について ほか 2 件)9 市民自治・地域経営に関して(地域コミュニティの強化(推
進事業、活動拠点の整備等)について ほか 2 件)10 むすびに関して(新しい公共、市民との協働について)
7
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
施政方針を問う 代表質問・個人質問
3月定例会では、市長の施政方針演説や、新年度の各会計予算案等の提案説
明を受けて、議員各会派が代表者を立て、市政全般にわたって質問を行い、市
長等が答弁します。これが「代表質問」です。また、会派に属さない議員は
「個人質問」をすることができます。
この定例会では、3日間にわたり全7会派7名の議員が代表質問を、1名の
議員が個人質問を行いました。その中から20の質問の要旨を掲載します。
▲ 代表質問に対し答弁を行う市長
未来・おだわら
芸術文化創造センター
想定される建設費は
芸術文化創造センターの
建設にあたり、消費増税
や6年後の東京オリンピック
・パラリンピック開催も相ま
って、建設に伴うコストが一
気に高騰する見込みである。
そこで現在、その建設費は
約 億円から 億円になると
伺っているが、このような状
況の中、建設費は具体的にど
の程度を想定しているのか。
芸術文化創造センターに
ついては、現在、基本設
計の最終段階にあり、前計画
である(仮称)城下町ホール
と比較すると、大幅な機能の
向上が見込まれている。
建設費については、市民、
専門家、設計者が、基本計画
に示された 億円、消費税を
除いた金額としては 億円余
を目標として検討を重ね、コ
ストの圧縮を図った結果、今
回の基本設計案においては、
基本計画における目標金額を
55
60
60
57
回改訂する緑の基本計画で、
今後の方向性をどのように打
横田 八郎
ち出していくのか伺う。
緑地の現状については、
緑の基本計画を策定した
下回ることが見込まれる状況
平成7年度と比較すると、公
にまで至っている。
園の整備及び公民館敷地や沿
しかし、昨年度からの労務
費上昇分約 %と、建設時に 道への緑化活動により、市全
見込まれる消費税率 %を考 体では増加している。一方、
慮する必要があり、基本設計 小田原駅や鴨宮駅周辺などの
における概算の建設費につい 市街地を見ると、公園の整備
ては約 億円と想定している。 実績等は少なく、緑地が充実
しているとは言えない状況で
現在のこのような状況の中、
今後の景気の先行きについて あるが、それら市街地には緑
想定することは難しいが、引 地が少ないため、緑豊かな憩
続き予断を許さない状況であ いの空間が必要であると認識
り、具体的な金額を積み上げ している。
建設費を確定していく実施設 また、緑の基本計画の改訂
計の中でも、さらなるコスト 作業において、市街地につい
ては、城山周辺の貴重な緑の
の圧縮に努めていきたい。
保全や活用、また、公共スペ
市街地の緑が少ないが
ースの緑化や公園空白地域で
増やしていくべきでは
の公園整備の方策について検
討していきたい。
さらに、街なか緑化事業な
どによる民有地への緑化支援
に取り組むことにより、市街
地における緑豊かで良好な居
住空間の創出へとつなげてい
きたいと考えている。
23
10
山あり川あり海ありと、
豊かな自然環境に恵まれ
ていることが、本市の大きな
魅力の一つだが、市街地にお
ける緑にだけ注目すると寂し
いものがあると感じている。
市長は、市街地における緑
をどのように見て、どのよう
に感じているのか。また、今
65
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 8
誠 和
再生可能エネルギー 事 業
への移行を支援していくのか
伺う。
井上 昌彦
本市の待機児童は、近年、
年齢的にはゼロ歳児・1
歳児が増加しており、地域的
そこで、本市では事業開始
時の費用の負担を軽減するた には桜井・富水地域および川
め、その費用の一部を奨励金 東地域が増加傾向となってい
として交付し、更なる再生可 る。
能エネルギーの普及を図ろう 本市では、平成 年4月に
予定されている「子ども・子
としている。
育て支援新制度」の施行に向
再生可能エネルギー事業奨
励金は、事業の継続を支援す けて、国の「待機児童解消加
ることを目的としていること 速化プラン」を活用し、認可
から、補助金ではなく、奨励 保育所や小規模保育事業を目
指す認可外保育施設に対する
金と称することとした。
移行支援を行っていくことと
待機児童解消加速化プラン
している。
地域の現状を踏まえ活用を
なお、移行支援の対象とな
本市の待機児童は、地域 っている5つの施設は、保育
により偏りがある。
室の面積や開所時間等、一定
住宅開発等で若い世代が多 の基準を満たしている認定保
い桜井、富水および川東地区 育施設で、いずれも待機児童
では受け入れが追いつかず、 の多い地域に所在している。
中心市街地では定員を割って
地域商店街を中長期的に
いる施設があると聞いている。
支援すべき
平成 年度の施政方針では、
地域経済の活性化は、本
国の「待機児童解消加速化プ
市を持続可能なまちとし
ラン」を活用し、認可外保育
施設の認可保育所への移行を て運営していくためには必要
支援するとあるが、待機児童 不可欠であり、活性化なくし
に偏りのある本市の現状を踏 て地域の福祉や教育、インフ
まえ、どのように認可保育所 ラ整備などのまちの諸課題の
解決はあり得ないと考える。
本市に商店街は数多くある
が、単位商店街の店舗数は
年々減少傾向にある。
地域コミュニティ機能の強
化を図る上でも、また地域の
セーフティネットの役割から
も市として支援していかねば
ならないと考える。
そこで、街路灯の維持管理
なども行っている商店街を持
続的に機能するよう、中長期
的にどのように支援していく
のか伺う。
商店街が地域コミュニテ
ィの核として機能してい
くことは、安心安全のまちづ
くりを推進するために必要不
可欠であると認識している。
そのため、平成 年度より、
徒歩生活圏内の地域住民の生
活を安定して支え、地域に根
付いた持続可能な商店街づく
りを推進するため、商店街団
体が新たに実施する中長期的
な取り組みに対し、立ち上げ
期を手厚く補助する制度を設
けた。
また、商店街の街路灯の電
気料の一部を補助しているが、
平成 年度から、LED化を
完了した商店街団体には、通
常より手厚い補助を行うこと
を考えている。
お城通り地区再開発事業の
今後の事業進展は
お城通り地区再開発事業
における広域交流施設ゾ
ーンは、事業内容と進出が想
定される業種によっては事業
進展に大きく影響し、駐車場
の投資対効果が半減する可能
性がある。
また、東京オリンピック・
パラリンピック開催が決まり、
東京に投資が集まること、そ
れによる建設費用の増大が見
込まれることには、市民から
も心配、不安の声が上がって
いる。
そこで、広域交流施設ゾー
ンの事業内容と業者進出の確
実性について伺う。
広域交流施設ゾーンは、
複合集客施設と広場を一
体的に整備することとしてお
り、施設配置として、コンベ
ンションや図書館、子育て支
援などの公共・公益施設や、
ホテル、商業・業務施設など
を想定している。
市の意向を踏まえ、総合商
社、デベロッパー、ゼネコン
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
9
奨励金の必要性は
再生可能エネルギーの利
用等の促進を図るため、
国の固定 価 格 買 取 制 度 を 活 用
し事業の 用 と し て 行 う 再 生 可
能エネル ギ ー 事 業 に 対 し 、 奨
励金を交 付 す る と の こ と だ が 、
財政的に 豊 か で は な い 本 市 が 、
本来の行 政 の 事 業 外 と も い え
るエネル ギ ー 事 業 に 対 し 、 公
金を支出 す る こ と は 問 題 が あ
ると認識 し て い る 市 民 も 多 い 。
そこで 、 な ぜ 市 が 奨 励 金 と
いう名の 補 助 金 を 交 付 す る の
か。その 目 的 と 根 拠 、 そ し て
奨励金と 称 し た 理 由 を 伺 う 。
国では、平成 年7月か
ら固定価格買取制度が始
まり、再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 発
電設備の 普 及 を 図 っ て い る 。
固定価 格 買 取 制 度 に 基 づ く
売電収入 は 、 安 定 し て い る も
のの収益 率 は 低 く 、 ま た 、 設
備建設に は 多 額 の 費 用 が 必 要
となるこ と か ら 、 事 業 開 始 時
の費用負 担 が 大 き い 。
24
26
27
26
25
など複数 の 事 業 者 が 、 市 場 性
や事業採 算 性 、 着 工 の タ イ ミ
ングなど も 勘 案 し た 上 で 、 具
体的な事 業 計 画 案 を 提 案 し て
きており 、 広 域 交 流 施 設 ゾ ー
ンの整備 を 担 う 事 業 者 は 現 れ
るものと 手 応 え を 得 て い る 。
心市街地活性化に向けた事業
の動きが顕在化することや、
東京オリンピック・パラリン
ピック開催も視野に入れれば、
平成 年度中には公募を開始 高齢者が安心して暮らして
し、できるだけ早い段階で事
いける仕組みづくりを
業者を選定していきたい。
▲ 再開発を予定している市内栄町のお城通り
化していくのかイメージが見
えてこない。
楊
隆子
そこで、都市廊政策の具現
化に向けての今後の方向性と、
2025年における高齢 具体的な事業や予算について
者の状況であるが、高齢 伺う。
都市廊政策は、「安心し
者数の増加、中でも要介護状
て暮らしやすい、にぎわ
態となるリスクが高い 歳以
上の高齢者や認知症高齢者の いとやすらぎの街なか居住環
増加、さらには、一人暮らし 境づくり」を目的としており、
高齢者や高齢者のみの世帯の 「 も て な し の 道 路 空 間 づ く
り」、「魅力ある商店街づく
増加が見込まれる。
り」、「住みよい居住空間づ
これらの課題に対応するた
め、医療、介護、権利擁護を くり」を基本方針に定め、事
含めた生活支援等の各種サー 業実施に向け、具体の検討を
ビスの確保や、地域包括支援 進めている。
センターの増設及び機能強化、 これらの事業の内、道路空
さらには、さまざまな関係機 間づくりや魅力ある商店街づ
関との連携体制の整備が必要 くりなど、行政あるいは地域
との官民協働により実施する
であると考える。
ものは着実に推進する。
いずれにしても、平成 年
度から平成 年度までを計画 一方、民間事業者が主体と
期間とする第6期おだわら高 なる住みよい居住空間づくり
齢者福祉介護計画に必要な取 は、長期的期間を要するため、
り組みをしっかりと位置付け、 まずは、街なか居住の推進に
着実に取り組んでいきたい。 向けた民間活力の導入方策を
検討していく。
都市廊政策の今後の方向性
具体的な事業と予算につい
と具体的な事業や予算は
ては、歩行者ネットワーク計
画の策定や駐車場・駐輪場整
備計画の策定、商店会との協
働による街なか緑化事業の実
75
29
都市廊政策は、市長自身
も公式の場での発言は非
常に少なく、どのように具現
27
公 明 党
三大事 業 を は じ め と し た 中
日本では世界に類を見な
い速さで少子高齢化が進
んでいる。かつてない超高齢
社会でも高齢者が安心して暮
らしていけるように、政府は
「地域包括ケアシステム」を
構築し、2025年には仕組
みの定着を目指している。
「地域包括ケアシステム」
の構築には、地域が主役とな
り、行政・事業者、さまざま
な職業・立場の人々が同じテ
ーブルにつき、一人一人の日
常生活に真正面から向き合う
ことが重要であり、地域住民
もその担い手として積極的な
参加が期待されている。
しかし、「人材がいない、
施設もない」との現場の声も
あり、医療・介護・福祉の縦
割り制度の弊害も指摘されて
いる。そこで、優先すべき課
題と、その課題に対してどの
ように取り組んでいくのか伺
う。
26
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 10
木村 正彦
施を予定しており、予算につ ら地域との調整を行い、小学
いては、3月定例会において、 校 校のほか公共施設などを
補正予算 に よ り 対 応 し た 。
選定している。
このうち、浸水想定区域内
本市における水害対策への にある避難所については、状
取り組みは
況に応じて2階以上へ避難し
ていただくなど、施設管理者
と協議している。
また、自治会連合会と、洪
水ハザードマップによる浸水
想定の確認や、避難判断の基
準による水位の確認、避難所
の早期開設を含めた住民避難
の在り方などについて、意見
交換を行っている。
そのほか、自宅や高い建物
の2階以上へ避難する垂直避
難など、住民一人一人が最良
の避難行動をとれるよう啓発
に努めていきたい。
本市は、水資源に恵まれ
豊かな水の恩恵を受けて
いる町で あ る と と も に 、 氾 濫
の危険性 の 高 い 小 中 河 川 や 用
水路が数 多 く あ る と い う 現 実
もある。
そこで 、 氾 濫 の 可 能 性 の あ
る河川水 位 よ り も 低 い 箇 所 に
ある避難 施 設 に つ い て 、 安 全
性の確認 と 、 市 民 に 安 全 ・ 安
心を与え る た め の 周 知 を ど の
ように考 え て い る の か 見 解 を
伺う。
風水害時の避難所は、浸
水想定などを勘案しなが
光 政 会
ただ、その額については、
由と、各地域の課題解決のた
国
民
健
康
保
険
事
業
の
市の財政状況や社会情勢、給
めの予算の平準化について伺
一般会計繰入金
付と負担のバランスなどを考
う。
国 民 健 康 保 険 事 業 に 対 慮し、一般会計に過度に依存
平成 年度予算は、「お
す る 一 般 会 計 か ら の 繰 しないよう総合的に判断して
だわらTRYプラン第2
次実施計画」の初年度である 入金は、毎年増加傾向にある。 いく必要がある。
ことから、未来への投資(先 同事業は、国民皆保険を支
健康増進計画と食育推進
導的施策)に位置付けている える基盤であるが、制度の性
計画の取り組みは
三大事業は、中心市街地活性 質上、高齢者や低所得者の方
近年の社会経済環境等の
化といった喫緊の課題解決の が多く加入している構造的な
変化に伴う生活スタイル
ための事業であり、議会、市 問題を抱えていることからも、
民の方々との議論を重ねてき 極めて厳しい財政運営となっ の変化を背景とし、保健予防
たことや、市債残高の縮減に ているのが現実と言える。近 の必要性が叫ばれる中、健康
よる公債費の減少に加え、国 年は、一般会計からの繰入額 に対する市民の意識も大きく
庫補助金等の特定財源の確保 が年々多くなっているのが現 変化してきている。
にも努め、投資環境が整って 状であるが、税収が減少する そこで、本市における健康
きたことから、本格的な事業 背景からも一般会計からの繰 増進や食育に関して、地域・
実施に向け、予算の重点配分 入金の限度額についてどう考 家庭・学校等の取り組みの経
過と効果について伺う。
えているか伺う。
を行ったところである。
平成 年度にスタートし
国民健康保険事業は、被
一方、市内の各地域には、
た小田原市健康増進計画
保険者数の減少に伴い、
防災、福祉、環境などへの対
応や、公共施設の耐震化、道 保険料収入も減少傾向にある は、その概要版を全戸配布し
路・橋りょうなどの維持保全、 が、一人当たりの医療費の伸 普及啓発に努めたところであ
耕作放棄地対策など、さまざ びは大きく、保険給付費の増 る。重点的に取り組む事業で
まな課題があることは認識し 加により繰入金なども増加し ある「脳血管疾患プロジェク
ており、これらに対しては、 ている。国民健康保険事業に ト」では、本市の脳血管疾患
事業の緊急性や優先度に配慮 おける構造的な問題がある中 の死亡率の高さや食事の現状
するとともに、とりわけ、自 で、国民皆保険の維持、被保 など、健康意識に関する啓発
治会等からの要望、地域の実 険者の生活を守るという観点 活動を積極的に行った。この
情を勘案し、適正な予算配分 から、市町村国保の保険者と 結果、同疾患の死亡率の高さ
に努めているところである。 して、ある程度の繰り入れは を知る市民が多くなってきて
やむを得ないと考えている。 いるということは実感してい
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
11
25
一般会計においては、前年度
予算の適正配分と 地 域
予算比8・ %の増加となっ
ごとの予算平準化 方 針
ている。長年の課題である三
平 成 年 度 予 算 案 は 、 大事業を解決するためには多
「三大事業を優先する課 くの予算が必要になるが、事
題解決予算」との報道がされ、 業が中心市街地に集中する理
26
69
26
25
る。
また、 食 育 の 推 進 は 、 「 小
学生のた め の 塩 博 士 」 の 開 催
や「小田 原 の 魚 ブ ラ ン ド 化 ・
消費拡大 協 議 会 」 の 立 ち 上 げ
など新た な 取 り 組 み を 行 い 、
食育推進 事 業 の 充 実 を 図 る と
ともに、 食 育 関 係 団 体 と の 連
携を深め る た め 、 庁 内 各 課 と
食育関係 団 体 と の 連 絡 会 を 開
催した。
平成 年度までの食育推
進計画の 五 つ の 目 標 の う ち 、
「健康に 配 慮 し た 食 習 慣 を 身
につける た め 」 の 評 価 指 標 の
「毎日朝 食 を と る 小 学 生 の 割
合」では ・ 5 % と な り 目 標
値を達成 し て い る 。
耕作放棄地解消対策の成果
その後、約8カ月が経過し
ているが、耕作放棄地解消の
具体的な成果があったのか伺
う。加えて、農道の基盤整備
は極めて重要なことと考える
が、狭あい道路等に対する計
画的な整備について伺う。
耕作放棄地を解消するた
め、本市独自の補助金制
度を農業者へ周知するため、
JAかながわ西湘組合員への
回覧を実施した。その結果、
今年度、樹園地において、こ
れまでに2件の利用があり、
約0・2ヘクタールの解消と
なっている。
そのほか、耕作放棄地所有
者に対して、農業委員会から
指導したことにより、昨年度、
約3ヘクタール、今年度はそ
れを上回る農地が再生される
見込みである。
また、狭あい農道等の整備
については、耕作放棄地を増
やさないためにも重要である
と認識しているが、地元の要
望も多いことから、受益農家
数や緊急性などを勘案して優
先順位を定め、関係機関と協
力して対応していく。
日本共産党
25
田中 利恵子
65
住宅リフォーム助成制度を ることから、現在、県内自治
体の実施している制度の概要
導入すべきでは
や効果等について、適宜調査
住民がリフォームをする を行っているところである。
際、地元業者に発注する
また、平成 年度より実施
こと等を条件に自治体が一部 する、住宅リフォームに小田
費用を助成する住宅リフォー 原産木材を使用した場合に補
ム助成制度の実現について、 助金を交付する小田原産木材
これまでも求めてきたところ 住宅リフォーム助成事業の成
である。全国建設労働組合総 果等の検証も必要である。
連合の調査によると、平成
今後は、これらの状況を踏
年5月時点で、住宅リフォー まえ、実施に向けた導入方法
ム助成制度は、全国で562 等について検討していきたい
自治体、神奈川県内では、
と考えている。
自治体で実施されている。経
重度障がい者医療助成
済波及効果も実証されており、
の継続と県への要望
地域経済振興に大いに期待で
県では、平成 年度に重
きるものと考える。
度障がい者の医療窓口で
そこで、本市でも、小田原
産木材住宅リフォーム助成事 の一部負担金の導入と、 歳
業とは別に、この制度を導入 以上で新たに重度障がい者と
するべきと考えるが、見解を なった方の制度適用を除外し、
また、翌年からはさらに所得
伺う。
住宅リフォーム助成制度 制限を実施している。
の導入に当たっては、そ 本市が県に代わりこれまで
の目的や具体的な制度設計、 同様の助成を実施しているこ
特に事業規模によっては、人 とは評価しているところであ
員・組織等の検討が必要とな るが、この制限は、重度障が
20
と狭あい道路の整備
耕作放棄地の現状と復元
について、昨年6月定例
会におけ る 耕 作 放 棄 地 解 消 対
策の答弁 で は 、 「 国 の 補 助 制
度のほか に 、 本 市 独 自 の 耕 作
放棄地解 消 事 業 補 助 制 度 を 創
設し、農 家 等 へ 援 助 し て い る
が、平成 年 度 の 利 用 件 数 は
3件であり、面積としては
0・4ヘ ク タ ー ル が 解 消 さ れ
ている」 と の こ と で あ っ た 。
▲ 耕作放棄地解消前
▲ 耕作放棄地解消後
17
28
96
24
26
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 12
26
20
15
の考えを伺う。
大型事業実施による市債
発行等により、公債費の
増加が見込まれるが、一方、
基金からの長期繰替運用の元
金償還金や、土地建物取得の
ため、債務負担行為を設定し
た義務的な支出額が、毎年約
6億2000万円あるが、こ
れらは平成 年度までに、順
次支払いが終了する。
さらに、土地開発公社の健
全化計画に基づく土地の買戻
しも、平成 年度に完了し、
29
選手団練習場の誘致を
東京五輪・パラリンピック
新生クラブ
29
2020年の東京オリン
ピック・パラリンピック
の競技選手団の練習場を、本
市に誘致できないか。
選手団が来ることにより、
市民の興味が増し、スポーツ
熱が高まることは子どもたち
にとっても、将来の小田原に
とっても、決してマイナスに
なることではない。誘致には、
待ちの姿勢でなく、積極的な
これに係る市債も約 億円の
減少となる。
このように、平成 年度以
降は、多額の財政負担が解消
される見込みであり、消費税
率改定に伴う増収分の社会保
障財源化といった国の制度も
しっかりと取り入れながら、
福祉や教育等、市民生活に密
着した各種サービスについて
も、必要な予算配分を行い、
着実に実施していきたいと考
えている。
13
俵 鋼太郎
29
誘致活動が必要と考えるが、
市長の見解を伺う。
競技選手団の練習場の誘
致については、本市は、
東京から鉄道や車で1時間程
度に位置し、県内でも有数の
大きさを誇る小田原アリーナ
や公益財団法人日本陸上競技
連盟の公認2種認定を受けて
いる城山陸上競技場、また、
公営競技施設として小田原競
輪場などを有している。
これらの施設が選手団の練
習場所として活用されること
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
13
志民の会
い者の心 身 の 安 定 を 崩 す よ う
なことに 連 動 し か ね な い と 考
安野 裕子
える。
そこで 、 県 に 対 し 、 重 度 障
がい者医 療 費 助 成 制 度 の 内 容
いは、自らの地域は郷土愛と
地
域
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
組
織
の
を元に戻 す よ う 強 く 求 め る と
誇りを持って自らつくりあげ
現状はどうなっているのか
ともに、 本 市 の 助 成 を 堅 持 す
ていくということを目指し、
地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ 組 織 地域コミュニティの推進に取
べきと考 え る が 、 見 解 を 伺 う 。
に つ い て は 、 市 長 が 就 り組んできた。
県では、 歳以上の新規
障がい認定者を助成対象 任 し て 以 来 、 「 新 し い 小 田
現在設立されている地域コ
から除外し、所得制限及び一 原」の実現に向け、市民が主 ミュニティ組織では、各種団
部負担金制を導入したが、本 役の小田原を基本方針に、最 体が連携し、課題解決に向け
市では、これらの制限を行わ も重要な政策として、地域単 た取り組みや主体的なまちづ
ずに医療費助成を継続し、平 位での市民自治や地域経営の くりが行われており、まさし
成 年1月には、精神障害者 仕組みづくりを市民の主体性 く当初より想定していた「市
保健福祉手帳1級の交付を受 を高めながら取り組んできた 民が主役のまち」へ一歩一歩、
けている方の通院医療費を、 ことは理解している。
着実に進められているもので
助成対象に加えたところであ 平成 年度の地域コミュニ あると認識している。
ティ検討委員会の検討を経て、 TRYプランの推進と
る。
富水地区からスタートし、そ
県の補 助 範 囲 の 縮 小 に よ り 、
財政運営について
本市の財政負担は増加してい の後、大窪、酒匂・小八幡地
「おだわらTRYプラン
るが、現段階において、年齢 区等に広がり、現在では、市
第2次実施計画」後の平
制限や所得制限、一部負担金 内 自治会連合会の区域のう
制の導入は予定していない。 ち、 地区において地域コミ 成 年度以降、小田原地下街
ュニティ組織が設立されてい 再生事業、お城通り地区再開
これら の 制 限 撤 廃 に 係 る 要
望については、引き続き、神 るが、市長が当初考えていた 発事業、芸術文化創造センタ
奈川県市長会を通じて、県に ものと現状において違いはあ ー整備事業および市庁舎耐震
改修事業という大型事業の実
るのか伺う。
対して要 望 し て い き た い 。
地域で活躍する多くの方 施により、公債費等の財政負
々が一つのテーブルに着 担が増加し、福祉や教育など
いて話し合うことで、地域の の予算が縮減されるのではな
課題は地域で解決する、ある いかと心配しているが、市長
25
65
29
▲ オープンに向け工事が進む小田原地下街
を裏切らないよう、全力を挙
げて鋭意取り組んでいく。
また、地下街の開業に向け
た市民へのアピールについて
は、地下街再開に向けた期待
感を醸成していくため、話題
が途切れないよう、タイミン
グを見計らいながらプロモー
ション活動を展開していく。
具体的には、今年1月に実
施した愛称募集、開業日やテ
個 人 質 問
3年前に3・ 東日本大
震災を経験し、多くの
人々がノーモア・フクシマを
肝に銘じたはずと思うが、今
日、原発の再稼動が各方面で
取り沙汰されている。
このような中、施政方針で
は、自主防災組織を中心とし
た地域防災力の強化はうたっ
てはいるが、ハード面の取り
組みは一段落の様相である。
そこで、本市は東日本大震
災から何を教訓としたのか。
また、とりわけ最近の津波被
害想定の見直しの動き等に対
し、沿岸部のハード面の安全
対策については、今後どのよ
11
となった場合、世界レベルの 小田原の発展を願う想いなど
地下街再開に向けては、市
選手や技術に触れるさまざま のコメントが添えられていた。 民の皆様の期待を込めた想い
な機会を 得 る こ と に よ り 、 子
どもから 高 齢 者 ま で 、 誰 も が
スポーツ を 身 近 な も の と し て
関心や興 味 を 持 ち 、 ス ポ ー ツ
活動が促 進 さ れ 、 生 涯 ス ポ ー
ツの振興 に つ な が る と と も に 、
多方面で の 効 果 が 期 待 さ れ る
と考える 。
いずれ に し て も 、 誘 致 に つ
いては、 国 や 県 、 各 競 技 団 体
等の関係 団 体 の 動 向 を 注 視 し
ながら対 応 し て い き た い 。
地下街の愛称募集結果と
開業に向けたアピールは
今年 月に予定している
地下街再開に先立って、
1月から 地 下 街 の 愛 称 募 集 が
行われた が 、 市 民 か ら ど の よ
うな想い が 寄 せ ら れ た の か 。
この市 民 の 期 待 を 集 め る 地
下街、秋 の オ ー プ ン に 向 け て
のアピー ル を ど の よ う に 進 め
ていくの か 、 市 長 に 伺 う 。
地下街の愛称募集では、
1カ月間という短い募集
期間に、 8 6 8 件 に も 及 ぶ 多
くの作品 が 寄 せ ら れ た が 、 地
下街が再 開 す る こ と へ の 期 待
やふるさ と 小 田 原 へ の 想 い 、
11
ナントなどの段階的なニュー
スリリース、開業数カ月前か
らの広告宣伝、開業前後の
オープニングイベントなどを
展開していきたい。
また、地下街施設の整備に
あたっては、市民参画による
空間創出の取り組みを行うこ
とで、より多くの皆さまに愛
される施設づくりを目指して
いく。
木村 信市
うに進めていく考えなのか伺
う。
東日本大震災の教訓の一
つとして、国の専門調査
会の報告では、「施設に過度
に依存した防災対策には限界
があったこと」や、「大きな
地震が発生したときには、迷
うことなく、迅速かつ自主的
にできるだけ高い場所に避難
すること」などと述べられて
いる。
また、防潮堤などの沿岸の
ハード整備は神奈川県の所管
であるが、市としては、今後
も避難訓練や啓発等を中心に
行っていきたい。
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 14
27
26
17
ら、前年度当初予算と比較し、
億7464万6000円、
・ %増の 億2881万
6000円を計上しています。
また、特別会計は、 会計
で658億4100万円を計
上し、前年度対比4・ %の
増、企業会計も、2会計合わ
せて184億3400万50
00円を計上し、前年度対比
4・ %の増となっています。
この予算編成に当たっては、
大変厳しい財政状況にもかか
わらず、平成 年度からスタ
ートする第5次小田原市総合
計画おだわらTRYプラン第
2次実施計画に基づき、将来
都市像である「市民の力で未
来を拓く希望のまち」のさら
なる具現化を目指し、未来へ
の投資となる先導的施策の推
進のために、国庫補助金をは
じめとする特定財源の確保に
より三大事業の円滑な推進を
図るとともに、生活に密着し
た各種市民サービスの維持向
上に努め、市民が成果を実感
できるよう、財政規律にも配
慮しながら、鋭意努力された
ことと推察いたしますが、市
長におかれては、おだわらT
RYプラン第2次実施計画の
12
29
74
26
11
34
予算特別委員会
26
■委員会の構成■
委 員 長 植田 理都子
副委員長 俵 鋼太郎
税及び市たばこ税等の増によ
り、前年度当初予算と比較し
6億円、1・ %増の322
億5800万円を計上してい
ます。
また、歳出においては、義
務的経費について、公債費が
減となったものの、障害福祉
サービス給付費の増等による
扶助費の増加に加え、退職者
の増による退職手当の増等に
より人件費が増加したことで、
311億9311万4000
円と前年度対比2・ %の増
となっています。
都市基盤整備等に係る投資
的経費については、小田原
駅・小田原城周辺の三大事業
である小田原地下街再生事業、
お城通り地区再開発事業及び
芸術文化創造センター整備事
業が本格化することなどか
着実な推進と新しい小田原の
実現に努められ、本委員会で
の審査の過程で委員各位から
出された質疑、意見等につい
て、意を用いられ、予算執行
に当たられることを強く望む
ものです。
委員長報告に付された意見
お城通り地区再開発事業に
おける駐車場施設の整備につ
いては、国からの補助金を確
保した上で確実に施行できる
よう、万全を期して取り組ま
れたい。
なお、同施設に設置を予定
している(仮称)市民活動交
流センターについては、関係
団体と十分な調整を図り、慎
重に検討を重ねるとともに、
市民及び議会へ的確な報告を
行い、着実に事業を進められ
たい。
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
15
委員長報告(要旨)
69
予算特別委員会を議長を除く
全 議 員(26名 )で 設 置 し ま し
た。
また、三分科会(総務・厚生文
教・建設経済)により詳細な審
査を行いました。
90
26
予算特別委員会では、付託
された平成 年度予算案等の
議案について、6日間にわた
り慎重に審査をした後に、現
地視察を行い、更に市長の出
席を求めて総括質疑を行い、
施政方針及び当初予算案を中
心とした施策の基本的姿勢に
対する討議を行いました。本
市における平成 年度の予算
規模は、一般会計、特別会計、
企業会計の全会計合わせて1
480億7500万5000
円で、前年度対比6・ %の
増となっています。
このうち一般会計は、63
8億円を計上し、前年度対比
8・ %の増となっています
が、歳入の根幹をなす市税収
入が、法人市民税、固定資産
▲ 予算特別委員会審査結果報告を行う、植田委員長
予算特別委員会では、付託された平成 年度予算案
や条例案 件の議案について詳細な審査を行いまし
た。その結果、すべての議案について、原案のとおり
可決すべきものと決定しました。
さらに、本会議最終日には、予算特別委員長が審査
結果を報告しました。ここでは、その報告の要旨をご
紹介します。
25
63 28
史でもあり、他都市に誇れる
ものであると考えている。
しかし、近年、参加者・出
品者の高齢化が進んでいるこ
とから、芸術文化創造センタ
ー整備に併せ、運営に携わっ
ている方々と改善策を検討し
ているところである。
市民文化祭については、来
年度から、小田原市文化連盟
との業務委託から実行委員会
形式に完全に移行し、新たな
体制のもと、多くの市民に開
市美術展・市民文化祭開催 かれた文化祭として実施して
いく予定である。
事業の現状と今後
いずれにしても、芸術文化
市美術展・市民文化祭開 創造センターの開館に向けて、
催事業及び芸術文化活動 一定の方向性を見出していき
支援事業については、年々予 たいと考えている。
算が削ら れ て い る 状 況 だ が 、
芸術文化創造センター
厚生文教 常 任 委 員 会 に お い て 、
実施設計等委託料
その理由 を 尋 ね た 際 に は 、 財
芸術文化創造センターに
政的理由 で あ る と の 答 弁 も あ
ついては、基本設計概要
った。こ の 減 少 理 由 及 び 今 後
の文化政策の在り方について、 が示され、新年度予算に実施
設計等委託料が計上されて具
市長の考 え を 伺 う 。
市民文化祭や市美術展な 体的な作業段階を迎えたとこ
ど 、 年 以 上 の 長 い 歴 史 ろである。
を持った文化活動は、これま しかし、消費税率の引き上
で小田原市が県西地域の中心 げや建築部材不足による建設
都市として、周辺地域の芸術 費の上昇等の懸念材料が横た
文化活動をけん引してきた歴 わる中、新年度で予定してい
総括質疑から
予算特別委員会では、当初予算案に
かかる個別審査や現地視察を行った
後、さらに慎重審査を必要とする事項
について市長に出席を求め、総括質疑
を行いました。
ここでは、その一部をご紹介します。
60
る実施設計において、万一、
芸術文化創造センターの いものであると認識している。
基本設計で示された建設費
この機能の利便性が、貸館
オーケストラピット
億円を上回った場合、施設
としての稼働率にも大きく貢
芸 術 文 化 創 造 セ ン タ ー 献し、使用料収入にも影響す
の設計内容を縮小して金額を
に 求 め ら れ て い る の は 、 ると考えているので、この機
抑えるのか。
市民が使いやすい、シンプル 能の盛り込みを想定している。
それとも変更せず実施して
いくのか、優先度について市 で質の良いホールでないかと
(仮称)市民活動交流センター
考える。基本設計では、オー
長の考えを伺う。
会議室利用料は有料なのか
市民参加で議論を重ねた ケストラピットを設置すると
市民活動サポートセン
基本計画を基に、基本設 のことで、オペラ等の演目を
ター、女性プラザ、国
計ではコストに十分配慮し、 想定したものと考えるが、ど
市民、専門家、そして設計者 れくらいの頻度で使う予定か。 際交流ラウンジが集約される
オ ー ケ ス ト ラ ピ ッ ト は 、 予定となっている(仮称)市
とで必要な機能について検討
オ ペ ラ や バ レ エ 、 ミ ュ 民活動交流センターの会議室
を重ねた結果、コストと機能
のバランスがとれた設計案と ージカルなどにおいて、オー の利用料について、これまで
してまとまったと考えている。 ケストラなどが入って演奏す 議論を重ねてきた。
る、客席と舞台の間の一段低 市民が自ら会費を集め、市
基本設計で示された機能は、
いずれも芸術文化創造活動の い床であり、芸術文化創造セ の政策では捉えきれない課題
拠点施設として必要不可欠な ンターの基本設計では、この に自主的に取り組む市民活動
ものであり、労務費や資材費 床の昇降機能を想定している。 に対して、会議室の利用料を
等が高騰している中ではある この機能は、大人数のオー 求めることに違和感を覚える。
が、市民の皆さまとともに積 ケストラや合唱団などの演目 地域活動団体である子ども会
み重ねてきた内容については、 で、前舞台として利用し、通 やPTAでは、公民館利用料
できる限り反映させたいと考 常の舞台面を広げることや、 の減免があるが、こうした活
舞台下に想定している倉庫か 動に対し、市民活動サポート
えている。
らの搬入など、多くの場面で センター以外に、市民活動が
今後も経済情勢を注視しな
無料または低価格で借りられ
がら、実施設計の中でも建設 の活用も想定している。
費を抑える努力を続けていき 可動式のオーケストラピッ る会議室はない。市民活動を
トについては、貸館や自主事 支えるため配慮すべきではな
たい。
業での利用が想定されるが、 いか。
(仮称)市民活動交流セ
基本計画にも示されたとおり、
ンター内の施設は、受益
多様な舞台表現には欠かせな
65
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 16
者負担の 観 点 か ら 、 原 則 と し
別計画に記載された課題解決 また、今後多様化する市民 な機会を通じて周知を図って
地
域
コ
ミ
ュ
ニ
テ
ィ
推
進
事
業
て、市民 会 館 の 中 小 会 議 室 の
への取り組みの必要性を改め ニーズや市全域の環境課題の いる。
の今後の事業計画
代替施設 と な る 会 議 室 や ロ ッ
て共有し、住民の関心の高い 解決には、民間と行政がそれ また、平成 年2月には、
本市では、平成 年度の テーマについて意見交換を行 ぞれ役割分担をしながら、環 市内で唯一自転車通学が許可
カーは有 料 と し 、 オ ー プ ン ス
先導的施策事業の一つと っていく等、地域コミュニテ 境分野における協働のさらな されている千代中学校生徒を
ペースや 授 乳 室 に つ い て は 無
料とすることを予定している。 して、地域コミュニティの充 ィの取り組みを各地区に御理 る推進が必要であると考えて 対象に、自転車事故を実演す
実強化、担い手育成を図るた 解いただきながら着実に年限 いる。
る形式の交通教室を小田原警
今後、 市 民 活 動 団 体 が 利 用
される会議室の料金設定の詳 めに、地域の自立的活動を促 の中で進めていきたい。
察署に開催していただいた。
環境プラットフォームは、
細については、現在の市民会 していくと聞いている。
そのような状況の下で環境活 近年、小・中学生が起こし
環
境
プ
ラ
ッ
ト
フ
ォ
ー
ム
と
今までに市内の地区自治会
館や市内 公 共 施 設 、 他 市 の 事
動団体が活動する基盤となる た自転車事故に対しても、保
市民活動交流センター
例などを総合的に勘案しなが 連合がまちづくり委員会等を
組織の創設を目指すものであ 護者に多額の賠償の支払いが
環境プラットフォームは り、(仮称)市民活動交流セ 命じられる事案が発生してい
組織して地域の特性や実情に
ら、検討 し て い き た い 。
(仮称)市民活動交流セ ンターとは、趣旨を異にする ることから、交通ルールの順
合わせた協働事業を実施し、
現在 地区で事業が立ち上が ンターの中間支援組織の機能 ものである。
守や交通マナーの向上につい
と類似しているが、共通する
っている。
て、一層の意識啓発を図って
道
路
交
通
法
改
正
に
伴
う
点は何か。また、相違点は何
いきたい。
地域コミュニティ推進事業
本
市
の
対
応
は
について、今後どのような事 か。
本市における不登校児童
自転車に係る交通法規改
環境プラットフォームと
業計画を持って推進していく
生徒数と出現率
正について、小・中学生
(仮称)市民活動交流セ
考えがあるのか伺う。
本市における不登校問題
ンターの中間支援組織は双方 への対応はどのように行って
平成 年度までに市内
は、少人数教育とともに
全ての地区自治会連合会 とも、市民活動に携わる者の いるのか。
の区域で地域コミュニティ組 スキルアップを図り、活動の また、警察署等との協力体 力を入れて取り組んできた問
題であり、その効果も徐々に
織を設立することを目標に、 場や各種情報の共有等により、 制について伺う。
平成 年 月1日から改 表れてきていると認識してい
地域の皆さまとともに取り組 市民活動を促進・支援してい
正道路交通法が施行され、 るが、不登校児童生徒をゼロ
んでおり、既に 地区で設立 くといった点では同じ方向を
自転車が道路右側の路側帯を にすることが究極の目標であ
され、残る 地区についても、 目指している。
り、なお、一層の努力が求め
他地区の取り組み状況や成功 しかし、環境分野において 走ることが禁止された。
事例等の情報提供を行ってい は、既に数多くの環境活動団 この改正内容については、 られると考えられる。
体が市内で活発な取り組みを 市交通安全教育指導員による そこで、本市のおける過去
る。
まずは、自治会、地区社会 行っており、今や環境に関す 交通教室や、小田原警察署、 3年間の不登校児童生徒数及
福祉協議会、地区民生委員児 る課題の解決にはなくてはな 交通安全団体と行う交通安全 び出現率について伺う。
キャンペーンなど、さまざま
童委員協議会等の方々と地域 らない存在となっている。
▲ 市民活動サポートセンターを現地視察する予算特別委員会の正副委員長
15
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
17
27
11
15
26
26
25
12
26
小学校では、平成 年度 要である。予算案では運営費
コーチングプログラムの
の不登校者数は 名、出 が増額されているが、その内
成果と終了時期
現率は0・ %、平成 年度 容について伺う。
職員研修事業であるコー
は 名で 0 ・ % 、 平 成 年
また、心身障害児療育支援
チングプログラム研修費
度は 名で0・ %となって 員は、様々な場面で特別のス
いる。 中 学 校 で は 、 平 成
キルが必要と考えるが、研修 予算は、平成 年度は186
9万円計上されており、また
年度の不登校者数は199名、 等について伺う。
出現率は 3 ・ % 、 平 成 年
平成 年度当初予算案で 平成 年度も1922万40
度は19 6 名 で 3 ・ % 、 平
は、つくしんぼ教室の運 00円が計上されている。
成 年度 は 1 6 4 名 で 3 ・
営に係る予算を、療育機能の
%となっ て い る 。
強化を推進するため、前年度
全体的には減少傾向にある より約591万円増額してい
が、その要因としては、家庭 る。主な要素としては、心身
訪問を中心に行う不登校生徒 障害児臨床心理士の設置や専
訪問相談員や、学校には来る 門職による訓練回数の増、新
が教室には入ることができな たに協力いただく児童発達支
い生徒の支援を行う校内支援 援協力医への謝礼が挙げられ
室指導員 の 配 置 な ど の 成 果 で る 。
あるとと ら え て い る 。
また、障がいや発達に遅れ
本市としても不登校をゼロ があるお子さん、またその保
にすることを目標とし、より 護者が訪れる施設であるため、
一層の努力をしていきたい。 その対応に当たる職員は、障
がいや障がい児に精通してい
つくしんぼ教室運営と
ることが求められる。
心身障害児療育支 援 員
市では、県内の同施設によ
る協議会での研修のほか、発
達障がいに関するセミナー等
に職員や嘱託員を積極的に参
加させるなど、そのスキルの
向上を図っている。
22
つくしんぼ教室は、平成
年4月に「おだわら総
合医療福 祉 会 館 」 内 に 移 転 し 、
子どもた ち が よ り 良 い 環 境 で
通園可能 と な り 、 今 後 に 期 待
している 。 こ れ ら 施 設 の 充 実
はもとよ り 、 運 営 の 充 実 も 重
28
63
22
24
23
48
23
86
59
67
90
70
47
24
26
26
26
25
そこで、コーチングプログ よく考えるようになった」ま
ラムの具体的成果と事業とし た、「自分から主体的に行動
ての終了の予定について伺う。 するというような意識の変化
コーチングプログラムの がみられる」といった、参加
成果は、すぐに組織全体 者の意識変化についての数値
の変化として表れる性質のも が顕著に向上しているという
のではないが、委託業者の評 結果がでている。
価では、「参加した職員が、
さらに、参加者同士のつな
自分自身ができる事は何かを がりから、あいさつや部署間
のコミュニケーションが円滑
になったという結果も出てき
ていることから、プログラム
の導入には一定の効果が出て
きていると認識している。
また、現在実施しているプ
ログラムの内容(予算、参加
人数)は、平成 年度を一つ
の区切りと考えており、今後
は、コーチングプログラムで
得た成果を組織に定着させつ
つ、引き続き職員の意識改革
や組織風土の改革となる取り
組みをしていきたい。
26
はり・きゅう・マッサー
ジ助成事業については、
事業仕分けで「不要」と判定
されたが、どのような考え方
で支出をしているのか。
また、国民健康保険事業特
各種補助金の見直しを
不断に進めるべき
▲ コーチングプログラム研修でディスカッションを行う市職員
2014. 5. 1 小田原市議会だより ● 18
別会計に お け る 医 師 会 等 に 対
戦場カメラマンとして活躍さ 約6億3000万円、一般財
庁
内
部
局
が
協
働
し
て
する補助 金 の 見 直 し を ど の よ
れている渡部陽一氏に世界の 源が約1億2000万円、事
平和施策の事業展開を
うにして き た の か 。
紛争地域の体験について、お 業者負担分が約 億円となる。
現在、総務部において、 話いただいた。
高齢者はり・きゅう・マ
また、同事業における広域
平和施策推進事業として
ッサージ等施術費助成事
交流施設ゾーンの総事業費は、
今後は、「平和を創る」生
業については、平成 年度の 実施している小田原空襲の模 き方を子どもたちが身に付け 施設の用途、規模等が見定ま
事業仕分けにより「不要」と 様等、戦争の悲惨な状況を語 ることが大切と考えているが、 っていない中での、あくまで
判定されたが、市としては他 り継ぐ事業が必要であること 御指摘の点も踏まえ、多角的 想定となるが、事業者とのヒ
市の動向等も踏まえ、事業の は言うまでもないが、世界各 な視点をもって平和施策を推 アリングの状況等によれば、
在り方を検討することとなっ 国では民族紛争や内戦などの 進していきたい。
億円程度を目安としている。
恐怖もあり、当然そこには貧
た。
その上での財源内訳につい
お
城
通
り
地
区
再
開
発
事
業
しかし、県内他市では類似 困や難民といった状況も存在
ては、社会資本整備総合交付
の総事業費と財源内訳
事業が実 施 さ れ て い る こ と か す る 。
金による国庫補助金が約7億
お城通り地区再開発事業 円、市債が約6億円、一般財
日本が現在の平和を維持す
ら、本市 に お い て も 事 業 を 継
における駐車場施設ゾー 源が約2億円、事業者負担分
続実施しているところであり、 るためにどうすればよいのか
今後も、他市の動向等を注視 を考えるためには、我が国の ン及び広域交流施設ゾーンに が約 億円と想定される。
し、引続き事業の在り方につ 安全保障や外交等の客観的デ 係る総事業費及び国庫補助金、
地下街のエスカレーター
ータを示していく必要がある。 市債、一般財源等の財源内訳
いて検討 し て い き た い 。
市民との情報共有は
そこで、危機管理を担う防災 については、どうなっている
また、 医 師 会 等 に 対 す る 補
小田原地下街再生事業は、
助金については、国民健康保 部と総務部が協働して平和施 のかを伺う。
本年2月から本格的に改
お城通り地区再開発事業
険事業の円滑な運営を進める 策の事業展開を図るべきと考
における駐車場施設ゾー 修工事が始まっているが、ア
ため、各団体が行う健康関係 えるが所見を伺う。
平成5年に平和都市宣言 ンの総事業費については、駐 ークロード正面のエスカレー
講演会や 研 修 会 、 保 健 衛 生 に
を制定して以来、市民の 車場施設の整備費用約 億円 ターが設置されるペデストリ
関する広 報 な ど の 事 業 に 対 し
て、事業計画書や収支報告書 平和意識を高めるため、戦争 に加え、埋蔵文化財発掘調査 アンデッキ下広場の写真をフ
などで補助対象事業を明確に 体験者が体験談を小・中学校 及び実施設計に係る費用とし ェイスブックに掲載したとこ
した上で、交付している。今 で語る講演会や平和パネル展 て約2億円、周辺道路整備等 ろ、市民等から「こういう仕
後も事業内容を精査し、適正 などを継続して行ってきた。 に約1億5000万円の、合 事は民間の発想が必要」など、
計約 億5000万円となる。 いくつかの意見が寄せられた。
な執行に 努 め て い き た い 。
このような中、世界の紛争
や対立が絶えない現実を意識 財源内訳については、社会 このことは、エスカレータ
することも大切であり、平和 資本整備総合交付金による国 ー設置の意味や完成イメージ
都市宣言 周年記念事業では、 庫補助金が約7億円、市債が が市民と共有されていないの
21
20
24
21
50
35
10
ではないかと認識している。
このため、地上部まで工事
が進んでから問題が噴出しな
いように、さらに市民への説
明が必要であると考えるが所
見を伺う。
地下街再開に当っては、
主たる歩行者動線機能を
地下歩道に位置付け、中心市
街地への回遊性の向上を図る
ため、駅側エスカレーター及
び錦通り側階段・エスカレー
ターを設置するものである。
駅側エスカレーターの整備
は、再生計画や実施計画にお
いて、歩行者流動予測や、設
置する位置や高さ、各通路幅
等を明記した計画図、地上部
の完成時におけるイメージパ
スを示してきた。
これらの情報は、市のホー
ムページや市民説明会などを
通じて周知してきており、多
くのメディアにも、完成時の
画像が掲載されているが、今
後とも機会を捉え、情報提供
していきたいと考えている。
● 小田原市議会だより 2014. 5. 1
19
小田原市議会だより第一二九号
3月 日(木)、本市議会を含む2市4町(小田原市・南足
柄市・大井町・松田町・山北町・開成町)の市町議会議長が、
神奈川県知事に対し、「酒匂川水系の土砂環境改善のさらな
る推進を求める要望書」を提出しました。
酒匂川水系は、県西地域に豊富な水資源や自然環境などの
恩恵を与えてきましたが、上流域での土砂流出や河床低下、
中下流域での堆積した土砂による河床上昇が見られ、台風や
ゲリラ豪雨の発生時における洪水などの被害や内水氾濫の発
生が懸念されています。
そこで、河川管理者である神奈川県に対し、「酒匂川総合
土砂管理プラン」に基づき、早期に堆積土砂の除去を行うな
ど、積極的な河床整理の推進、ひいては土砂環境の改善をよ
り一層早期に実施し、酒匂川水系の安全性を高めていくよう
要望しました。
平成二十六年五月一日
13
▲ 井原議長(左)より黒岩知事(右)へ要望書を
手渡した
6月定例会の予定
●議会を傍聴してみませんか
本会議の予定
議会では、生活に直結した重要な問題が審議されて
おり、どなたでも傍聴できます。本会議の傍聴は、市
役所4階の議会傍聴受付にて、委員会の傍聴は、市役
所3階の議会事務局にて、それぞれ受付します。
傍聴に際しては、規則を守りご静聴ください。
●請願・陳情の提出は ・・・
編集 広 報 広 聴 委 員 会
発行 小 田 原 市 議 会
市民の皆さんが、市政について意見や要望がある場
合には、請願や陳情を市議会に提出できます。
5月 29 日㈭までに提出されると、6月定例会の会期
中に、その内容に関係のある常任委員会で審査されま
す。詳細は、市議会事務局までお問い合わせください。
広報広聴委員会
委員長 神永 四郎 副委員長 安藤 孝雄
委 員 大川 裕・鈴木 敦子・楊 隆子
横田 八郎・原田 敏司
★次号の議会だより
(平成26年8月1日発行予定)
は、
6月定例会の概要です。
酒匂川水系の土砂環境改善のさらなる
推進を求める要望書を神奈川県知事へ提出
年四回発行
議会トピックス
6月
5 日㈭ 提出議案の説明など
11日㈬ 議案に対する質疑など
19日㈭ 各常任委員長報告、一般質問など
20日㈮ 一般質問
23日㈪ 一般質問
24日㈫ 一般質問
委員会の予定
6月
12日㈭ 建設経済常任委員会
13日㈮ 厚生文教常任委員会
16日㈪ 総務常任委員会
・6月定例会の一般質問の一部を、小田原ケーブル
テレビで録画放映しますので、是非ご覧ください。
(放送予定日:6月 28 日㊏、29 日㊐)
・インターネットを利用することにより、ご自宅で
本会議の生中継及び録画中継をご覧になれます。
小田原市議会 ☎ 0465-33-1761 メールアドレス [email protected]
“資源を大切に”この市議会だよりは再生紙を使用しています。
Fly UP