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HP Device Manager 4.4.3アップデート

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HP Device Manager 4.4.3アップデート
HP Device Manager 4.5 アップデート
Software:
HP Device Manager
Revision:
4.5(4.5.0.16261)
Build Date:
November 29,2012
目次
はじめに
2
コンポーネントバージョン情報
2
システム要件
2
イメージングのサポート
8
HPDM4.5 の新規機能
9
HPDM4.5 での修正点
14
既知の問題
15
ライセンス
15
はじめに
この資料は HP Device Manager4.5 の新機能や変更点について説明します。
HP Device Manager は小規模から大規模までのネットワーク環境において HP シンクライアントを管理するためのエ
ンタープライズクラスのアプリケーションです。システムは以下の 5 つのコンポーネントから構成されます。
 管理コンソール(HPDM コンソール):管理者が管理システムにアクセスするために使用するグラフィカルアプリケ
ーション
 管理サーバー(HPDM サーバー):すべての管理活動を制御する中心的なサーバー
 管理ゲートウェイ(HPDM ゲートウェイ):エージェントと管理サーバーを繋ぐためのゲートウェイ
 管理エージェント:デバイス管理に必要となるクライアント側のソフトウェア
 マスターリポジトリコントローラー:マスターリポジトリのコンテンツ管理および他のリポジトリに対するコンテンツの
同期を行うための機能
コンポーネントバージョン情報
HP Device Manager4.4.3 の各コンポーネントのバージョンは以下のとおりです。(*は新しいバージョンです。)
 インストーラー(HPDM.exe):
4.5.0.16261*
 コンソール及びサーバー:
4.5.3610.16261*
 ゲートウェイ:
4.5.3630.16253*
 マスターリポジトリコントローラー:
4.5.3680.16223*
 エージェント:
HP WES7E,WES7P,WES09,XPe
HP ThinPro 4 (x86)
HP ThinPro Zero (x86,ARM)
HP ThinPro 3 (x86,ARM)
Agent Build:4.5.3660.16180*
Agent Build:4.5.3668.16180*
Agent Build:4.5.3667.16180*
Agent Build:4.5.3665.16180*.
システム要件
管理コンソール(HPDM コンソール)
管理コンソールは複数台のマシンにインストールする事ができます。管理コンソールを動作させるためのハードウェ
アとソフトウェアのシステム要件は以下のとおりです。
オペレーティングシステム:
 Windows Server 2003 (SP2) (64 bit)
 Windows Server 2003 R2 (SP2) (32 bit & 64 bit)
 Windows Server 2008 (SP2) (32 bit)
 Windows Server 2008 R2 (SP1)(64 bit)
 Windows XP Professional (SP3) (32 bit)
 Windows 7 Enterprise (SP1) (64 bit)
サードパーティーソフトウェア:
 Java Runtime:Sun Java Runtime Environment version 6 update 2(インストーラに含まれる)
ハードウェア:
 Pentium-III 以上の CPU
 512MB RAM
 256MB の空きディスク容量
2
管理サーバー(HPDM サーバー)
管理サーバーは 1 台のマシンにインストールする必要があります。管理サーバーを動作させるためのハードウェア
とソフトウェアのシステム要件は以下のとおりです。
オペレーティングシステム:
 Windows Server 2003 (SP2) (64 bit)
 Windows Server 2003 R2 (SP2) (32 bit & 64 bit)
 Windows Server 2008 (SP2) (32 bit)
 Windows Server 2008 R2 (SP1) (64 bit)
サードパーティーソフトウェア:
 Java Runtime:Sun Java Runtime Environment version 6 update 2(インストーラに含まれています)
 DBMS‐以下の SQL サーバーがサポートされています。

PostgreSQL 8.3 以上(インストーラに含まれています)

Microsoft SQL Server 2005 以上
ハードウェア:
 Pentium-III 以上の CPU
 512MB RAM
 512MB の空きディスク容量
注記:上記要件は HP Device Manager 管理サーバーを動作させるための最低要件を示しています。多くの台数の
シンクライアントを管理する場合はより高性能なシステムを使用してください。
管理ゲートウェイ(HPDM ゲートウェイ)
管理ゲートウェイは複数台のマシンにインストールする事ができます。しかし各サブネットごとに 1 台までのゲートウ
ェイしか配置できません。管理ゲートウェイを動作させるためのハードウェアとソフトウェアのシステム要件は以下の
とおりです。
オペレーティングシステム:
 Windows Server 2003 (SP2) (64 bit)
 Windows Server 2003 R2 (SP2) (32 bit & 64 bit)
 Windows Server 2008 (SP2) (32bit)
 Windows Server 2008 R2 (SP1) (64 bit)
ハードウェア:
 Pentium-III 以上の CPU
 512MB RAM
 512MB の空きディスク容量
管理エージェント(HPDM エージェント)
管理エージェントはシンクライアント端末にプリインストールされています。管理エージェントは HP シンクライアントで
のみサポートされています。管理エージェントを動作させるためのシステム要件は以下のとおりです。
オペレーティングシステム:
 HP XPe*,WES7E,WES7P,WES2009
 HP ThinPro 4
3
 HP ThinPro 3
 HP ThinPro Zero
注記:*マークの付いているオペレーティングシステムは HP Device Manager 4.5 では限定的なサポートとなります。
これらのオペレーティングシステムに対しては HP Device Manager の全機能のテストは実施しておりませんので、
このバージョンでの新機能が動作しない可能性があります。
ハードウェア:
 2MB の空きディスク容量
サポートされる機種:
 HP XPe*/WES7E/WES7P/WES2009
t610,t510,t5740,t5740e,t5570,t5570e,6360t,mt40
 HP ThinPro 4
t610,t510,t5745,t5565
 HP ThinPro 3
t5745,t5565
 HP Smart Client (ThinPro Zero)
t610,t510,t410,t410 All-in-Onet,5565z
注記:*マークの付いているオペレーティングシステムは HP Device Manager 4.5 では限定的なサポートとなります。
これらのオペレーティングシステムに対しては HP Device Manager の全機能のテストは実施しておりませんので、
このバージョンでの新機能が動作しない可能性があります。
マスターリポジトリコントローラー
システム内で使用できるマスターリポジトリは 1 つだけです。マスターリポジトリは、同じマシンにインストールされた
マスターリポジトリコントローラーによって管理されます。マスターリポジトリコントローラーは管理サーバー(HPDM
サーバー)と同じマシンにインストールしなくても構いません。マスターリポジトリコントローラーのインストール先マシ
ンには、FTP、FTPS、SFTP、または SMB(共有フォルダ)のファイル転送プロトコルをサポートするサービスがインスト
ールされている必要があります。マスターリポジトリコントローラーを動作させるためのシステム要件は以下のとおり
です。
オペレーティングシステム:
 Windows Server 2003 R2 (SP2) (64 bit)
 Windows Server 2008 R2 (SP1) (64 bit)
サードパーティーソフトウェア:
 FTP サーバー‐HP Device Manager では以下のサービスが推奨されています:



Microsoft Internet Information Server (IIS)
FileZilla FTP Server
freeSSHd
ハードウェア:
 Pentium-III 以上の CPU
 512MB RAM
 2GB の空きディスク容量
4
注記:
上記のハードウェアはマスターリポジトリの最低要件です。大量のイメージングやファイルコピー操作を行う場合
にはより高性能でディスクの空き容量の多いシステムを使用することをお勧めします。
追加要件
ネットワークには管理システム(HP Device Manager)のコンポーネントどうしが通信するために必要となるポートを空
けておく必要があります。コンポーネント間でファイルを転送するためには、FTP サーバーが必要になります。以下
は管理システムを動作させるための追加要件です。
ネットワーク要件
 ネットワーク内に他の PXE サーバーが動作していないこと
 HP Device Manager が使用する以下のポートへの通信が許可されていること
ポート
HP Device Manager では以下の標準ポートとカスタムポートが使用されます:
表 1:HPDM コンソール
受信ポート
5500
プロトコル
送信側
TCP
VNC サーバー
(シンクライアン
ト)
受信側
HPDMコンソール
(VNC ビュワー)
用途
リッスンモードのVNCビューワー(Reverse VNC)
5
表 2:HPDM サーバー
受信ポート
プロトコル
送信側
受信側
用途
1099
TCP
HPDMコンソール
HPDMサーバー
コンソールがRMIレジストリへクエリするのに使用
40002
TCP
HPDMコンソール
HPDMサーバー
コンソールがRMIによりサーバー上のリモートオブジェ
クトの呼び出しに使用
40005
TCP
HPDMゲートウェイ
HPDMサーバー
ゲートウェイからサーバーへのレポートを送信するの
に使用
40006
TCP
HPDMサーバー
PostgreSQL(インスト
ーラーにバンドル)
初期設定のデータベースPostgreSQLのリッスンポート
(このポートはPostgreSQLが使用されている場合にの
み使用)
40009
TCP
HPDMエージェント
HPDMサーバー
エージェントがリソース情報(CPU、RAM、ディスク、ネッ
トワークIO、プロセス、等)をサーバーに送信するのに
使用
サーバーからエージェントへのプロセス停止コマンドの
送信に使用
表 3:HPDM ゲートウェイ
受信ポート
プロトコル
送信側
受信側
用途
67
UDP
PXE Client
(ThinClient)
HPDMゲートウェイ
(HPDM PXE サーバ
ー)
PXE – Bootstrap
69
UDP
PXE Client
(ThinClient)
HPDMゲートウェイ
(HPDM PXE サーバ
ー)
TFTP
4011
UDP
PXE Client
(ThinClient)
Proxy DHCPサービス
(サードパーティーソ
フトウェア)
Proxy DHCPサービス(ポート67が使用できない場合の
代用)
40000
UDP
HPDMサーバー
HPDMゲートウェイ
サーバー/エージェントからゲートウェイへのポーリン
グに使用
HPDMゲートウェイ
サーバーからゲートウェイへのタスク送信に使用
HPDM エージェント
40003
TCP
HPDMサーバー
HPDMエージェント
40008
6
TCP
HPDMゲートウェイ
エージェントからゲートウェイへのレポート送信に使用
HPDMゲートウェイコ
ントローラー
ゲートウェイからゲートウェイコントローラーに対して、
同じサブネット内に他のゲートウェイが起動している事
を通知するのに使用
表 4:HPDM エージェント
受信ポート
プロトコル
送信側
受信側
用途
22
TCP
OpenSSH Client
(HPDMコンソールに
バンドル)
OpenSSH Server
(HPDM WESエージェ
ントにバンドル)
セキュアVNC接続用のOpenSSHポート(WESエージェン
トのみ)
67
UDP
HPDMエージェント
DHCPサーバー
エージェントがDHCPオプション要求を送信するのに使
用
68
UDP
DHCPサーバー
HPDMエージェント
エージェントがDHCPオプションを受信するのに使用
68
UDP
HPDM ゲートウェイ
(HPDM PXE サーバ
ー)
HPDMイメージング
Mini Linux(シンクライ
アント側)
PXE – Bootstrap
5900
TCP
HPDMコンソール
(VNCビュワー)
VNCサーバー(シンク
ライアント側)
VNCサーバー
40001
TCP
HPDMゲートウェイ
HPDMエージェント
ゲートウェイからエージェントへのタスク送信に使用
40001
UDP
HPDMゲートウェイ
HPDMエージェント
エージェントがゲートウェイへのブロードキャストに対
する応答を受信するのに使用
表 5:HPDM リポジトリ(マスターリポジトリおよび子リポジトリ)
受信ポート
20 & 21
プロトコル
送信側
受信側
用途
TCP
HPDMコンソール
FTPサーバー(サード
パーティーソフトウェ
ア)
HPDMリポジトリで使用されるFTPのデフォルトポート。
ポート20はデータ通信、ポート21はコマンドのリッスン
ポートとして使用。FTPポートはHPDMコンソールから
変更可能。
SFTPサーバー(サード
パーティーソフトウェ
ア)
HPDMリポジトリで使用されるSFTPのデフォルトポー
ト。SFTPポートはHPDMコンソールから変更可能。
FTPSサーバー(サード
パーティーソフトウェ
ア)
HPDMリポジトリで使用されるFTPSのデフォルトポー
ト。ポート989はデータ通信、ポート990はコマンドのリ
ッスンポートとして使用。FTPポートはHPDMコンソール
から変更可能。
マスターリポジトリコン
トローラー
HPDMサーバーがマスターリポジトリを管理するため
のマスターリポジトリコントローラーとの通信で使用
HPDM ゲートウェイ
HPDM エージェント
22
TCP
HPDMコンソール
HPDM ゲートウェイ
HPDM エージェント
989 & 990
TCP
HPDMコンソール
HPDM ゲートウェイ
HPDM エージェント
40012
TCP
HPDM サーバー
7
イメージングのサポート
以下の表は各イメージングタスクテンプレートがサポートしている OS/モデルを示します。(x がサポート)
表 6:イメージングサポート
OS/モデル
_Clone Image
_Clone Image
_Update Image
(File Based)
(Disk Based)
(File Based)
_Update Image
_PXE Imaging
(Disk Based)
WES7
t610,t510,
t5740e,t5570e,
×
×
×
×
×
×
×
×
×
6360t,mt40
WES2009
t610,t510,
t5740,t5570,
×
gt7720
WES2009
6360t
XPe
t5740
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
HP ThinPro 4
t610,t510,
t5745,t5565
HP ThinPro 3
(x86)
T5745,t5565
HP ThinPro 3
(ARM)
t5325
HP Smart Client
(x86)
T610,t510,t5565z
HP Smart Client
(ARM)
t410
8
HPDM4.5 の新規機能
HPDM4.5 には以下の新機能が追加されました。
 mt40 モバイルシンクライアントのサポート。
 HPDM コンソールの GUI を変更。デバイスツリー表示をグループフォルダーとグループ内のデバイス一覧表示に
変更し、表示パフォーマンスを向上しました。
 マスターリポジトリコントローラーによるリポジトリ管理の自動化。マスターリポジトリに置かれたペイロードファイ
ルは必要に応じて子リポジトリに自動的に同期されます。
 取得と展開の両方のイメージングタスクテンプレートにフラッシュメモリにイメージをキャッシュするオプションが追
加。これにより無線 LAN や 802.1x ネットワーク認証環境でのイメージングが可能になりました。
 イメージ取得タスクテンプレートに、キャプチャされたデバイスの設定をキャプチャ完了後にも保持させるかどうか
を選択するオプションが追加。設定の保持を無効にするとイメージのキャプチャが完了するまでの時間を短縮が
可能になりました。この機能は WES7 デバイスに対してのみ有効です。
 イメージ展開後も、ターゲットのデバイスの Windows Terminal Service Client Access License(TS CAL)を保持する機
能を追加。この機能は WES2009 と WES7 デバイスに対してのみ有効です。
 イメージングタスクでのファイル圧縮機能を追加。
 ftp.hp.com 内の Easy Update FTP リポジトリから add-on、イメージ、BIOS を直接 HPDM リポジトリにインポートで
きる HP FTP ソフトウェアコンポーネントブラウザを追加。展開用のタスクテンプレートも自動生成されます。
 CPU、RAM、ディスク IO、ネットワーク IO 等のシンクライアントのシステムリソースをモニターする機能を追加。この
機能では実行中のプロセスを表示したり、選択したプロセスを停止する事も可能です。
 シンクライアントに対してメッセージを送信するためのタスクテンプレート(_Send Message)を追加。
 状態ウォーカー機能が復帰しました。
 HP Device Manager Server Backup & Restore Tool の操作性の変更とパフォーマンスの改善。
 HPDM ゲートウェイの安定性の改善。
 _Configure Task Deferment テンプレートの初期値の変更。
 ヘルプのメニューに ftp.hp.com 内のユーザーガイド、ホワイトペーパー、ソフトウェアアップデートへのリンクを追
加。
 デバイスフィルタで同じ条件キーを複数回使用できるように変更。
 フラッシュメモリのサイズを条件としたデバイスフィルタやデバイスのグループ化機能を追加。
 インストール済みの Microsoft Hotfix を条件としたデバイスフィルタやデバイスのグループ化機能を追加。
9
HPDMコンソールのGUIを変更
シンクライアントデバイスのプロパティ情報が見やすいように、コンソールの右上のエリアにデバイスが一覧表示さ
れるようになりました。それに伴い、タスクテンプレートはコンソールの右下のエリアにタスク テンプレートタブが追加
されタブ切り替えで一覧表示されるようになりました。
デバイスのプロパティを一覧表示
グループフォルダー
タスク テンプレート用
のタブが追加
10
イメージングの機能強化
取得と展開の両方のイメージングタスクテンプレートにフラッシュメモリに、イメージの取得・展開時にシンクライアン
トのフラッシュメモリにイメージをキャッシュするオプションが追加され、無線 LAN や 802.1x ネットワーク認証環境で
のイメージングが可能になりました。シンクライアントのフラッシュメモリに、イメージを保存できるだけの空き容量が
必要です。
キャプチャされたデバイスの設定をキャプチャ完了後にも保持させるかどうかを選択するオプションが追加。設定の
保持を無効にするとイメージのキャプチャが完了するまでの時間を短縮が可能に。この機能は WES7 デバイスに対
してのみ有効です。
取得されたイメージファイルを圧縮する機能が追加されました。
取得/展開するイメージをシンクライアントのフラッシュ
メモリにキャッシュするオプション
デバイスの設定を保持させるオプション(WES7 のみ)
11
HP FTP ソフトウェア コンポーネント ブラウザ
ftp.hp.com 内の Easy Update FTP リポジトリから add-on、イメージ、BIOS を直接 HPDM リポジトリにインポートし、
展開用のタスクテンプレートを自動生成する事ができます。
「テンプレート」→「インポート」→「HP FTP ソフトウェア コンポーネント ブラウザ」
テンプレートの生成
12
リポジトリ管理の自動化
マスターリポジトリコントローラーによるリポジトリ管理の自動化。マスターリポジトリに置かれたペイロードファイル
は必要に応じて子リポジトリに自動的に同期されます。イメージ、add-on、エージェント、ファイル等を手動で同期さ
せる必要がなくなりました。
「ツール」→「リポジトリの管理」→「リポジトリの管理」
「ツール」→「リポジトリの管理」→「リポジトリ のマッピング」
13
HPDM4.5 での修正点
HPDM4.5 では以下の問題が修正されています。

WES2009/7 シンクライアントに送信したファイルの削除タスクが、削除対象のファイルの削除に失敗したり、フ
ァイルが存在しない場合にもタスクが成功として表示されてしまう。

WES7 シンクライアントでカスタムユーザーアカウントを自動ログオン設定にしていた場合、イメージングタスク
が完了すると自動ログオンに失敗してしまう。

F5 キーを押さないとルールタスクが即座に HPDM コンソールに表示されない。

WES2009/7 シンクライアントでレジストリ値の shell を explorer.exe から変更している場合、ディスプレイ設定
のキャプチャに失敗する。

_Get Asset Information タスクが、削除されたソフトウェアのインベントリ情報を正しくアップデートできない

PCI コンプライアンスのための Open SSH のバージョンアップ

File and Registry タスクの中でユーザーパスワードが平文で保存されていたセキュリティの問題。

File and Registry タスクで Filezilla FTP Server からシンクライアントに巨大ファイルを転送した際のパフォーマン
スの問題。

コメント行に“=”を含むレジストリファイルを File and Registry タスクにインポートしようとすると失敗する。

スケジュールタスクが違う日に実行される問題に対するパッチを適用すると、“&”を含むテンプレート名がコン
ソールの表示エラーを起こす。

テンプレートシーケンスタスクにイメージ展開タスクを追加しようとすると、“イメージ名を空白にすることはでき
ません”のエラーが出て失敗する。

WES2009/7 シンクライアントで、HPDM エージェントによって提供されたログオンユーザーインタフェースライブ
ラリ(jsgina.dll)が置き換えられたり、修正されている場合に、イメージングタスクが失敗する。

WES2009/7 シンクライアントに対して SFTP プロトコルを使用して 100MB 以上のサイズのファイルを転送しよう
とすると、エラーコード“14000072”で失敗する。

初期接続ルールを使用してイメージ展開タスクを開始した時に失敗する。

英語以外の言語環境で、タスク延期のメッセージが文字化けする。
14
既知の問題

Administrator アカウントで一度もログオンする事なく HP Device Manager からリモートで Administrator のパス
ワードを変更していた場合、そのシンクライアントのイメージをクローニングすると Administrator アカウントの
権限が User 権限になってしまう

デバイスのグループ情報等の DHCP タグに日本語など英語以外の文字を使用している場合、HPDM からは認
識不能なコードに文字化けして表示されます。

LDAP で日本語など英語以外の文字を使用している場合、HPDM からは認識不能なコードに文字化けして表
示されます。

HP XPe/WES シンクライアトが S3 Power 状態(スリープ状態)の場合、Wake on Lan(WOL)タスクは失敗します。

これを回避するには、シンクライアント OS のデバイスマネージャ内のネットワークアダプタのプロパティ
の電源管理タブで“このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする”を有効に
します。EWF が有効の場合、設定変更後に EWF をコミットして再起動して設定を保存します。スタンバイ
状態から回復させた場合、デバイスのディスプレイは、ローカル入力(キーボード・マウス)を受けるまで
はオフのままですが、リモート管理は可能です。また、HP Device Manager にはデバイスがサスペンド状
態になっている事を示すための表示はありません。

Linux ベースのシンクライアントでは、ネットワークカード eth0 のみ設定する事ができます。eth0 が無効になっ
ている場合や存在しない場合は、ネットワーク設定(ホスト名やその他のネットワーク設定項目)の変更タスク
は失敗します。

WES7 のシンクライアントに HP Easy Tools を使用してキャプチャした Easy Tools の構成を展開する場合、展開
の対象となる WES7 シンクライアントは EWF が無効な状態でかつ Administrator でログインしている必要があ
ります。
ライセンス
HP Device Manager の一部のコンポーネントは GNU Public License version 2 や GNU Lesser Publick License version
2.1 の下にライセンスされています。
これらのコンポーネントのソースコードは ftp.hp.com/pub/device_manager 置かれています。
HP Device Manager はこちらから無償でダウンロードできます。http://hp.com/go/hpdm
15
本書の取り扱いについて
本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品およびサービスに対する保証につい
ては、該当製品およびサービス保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追
加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるい
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HPシンクライアントに関する情報
http://www.hp.com/jp/thinclient
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Created July 2012
16
Doc # 26
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