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OpenOffice.org Writer (pdfファイル:1235KB

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OpenOffice.org Writer (pdfファイル:1235KB
第1章 Open Office の基礎知識
1. Open Office とは
Open Office は、文書や手紙などを手軽に作れるように Sun Microsystems 社が開発したプロ
グラムである。Open Office には、writer(ワープロ)、calc(表計算)、base(データベース)impress
(プレゼンテーション)、draw(描画)、math(数式)がある。本書では writer について解説していく。
①タイトルバー
文書ファイルとプログラム名が表示される。
②コントロールメニューアイコン
ウィンドウの基本操作ができる。ダブルクリックでウィンドウを閉じる。
③メニューバー
writer は機能がたくさんあるが、その全ての機能はメニューバーに収められている。
これらのコマンドがいくつかのグループに分かれ、それがメニューバーに並べられている。
この中から必要なコマンドをクリックすると、コマンドが実行される。
④ツールバー
ツールバーは、メニューバーにあるコマンドの中でもよく使用される機能を
ボタンで表示している所である。
初期状態では標準ツールバーと書式設定ツールバーが表示されている。
-1-
⑤水平ルーラー
文書ウィンドウの上部に表示される目盛りの付いたバー。
ドラッグすることで、左右の余白を調整できる。
⑥垂直ルーラー
文書ウィンドウの左部に表示される目盛りの付いたバー。こちらは上下の余白を調整できる。
⑦カーソル
文書ウィンドウの点滅しているマーク。入力するための文字の挿入位置を表す。
⑧文書ウィンドウ
文書を入力する場所。
⑨ステータスバー
作業中の文書や、選択しているコマンドの状態を表示する。
マウスポインタ:マウスポインタは現在のマウスの位置を示す。示す場所によってマウスポインタの
形状が変わる。
文字が入力できる位置にマウスカーソルがあるとき、この形になる。この状態の時、文
字が入力できる。
ツールバーやメニューバーの上にマウスカーソルがあるとき、この形になる。ボタンをク
リックしたり、メニューからコマンドを選択することができる。
選択範囲内で左クリックしたとき、この形になる。このままドラッグすると、移動やコピー
ができる。 3.writer の終了
①タイトルバーの右の をクリックする。すると下の画面が出る。
ここで「保存」をクリックするとデータの保存ができる。保存する必要がない場合は「破棄」、作業
を続けたい場合は「キャンセル」をクリックすればよい。
-2-
第2章 文章の入力
1.書式設定
1行の文字の数、1ページの行数を決める事を書式設定という。書式設定を行なうためには、次
の手順で行なう。
1.まず、1 ページの行数と 1 行の文字数の設定をする。
← メニューバー
最初の画像
① 最初の画像の「ファイル(F)の下部分」(新規作成)をクリックすると、文書画面が表示される。そ
の右側にある▼マークをクリックすると、Aが表示されるので、作りたいものを選択する。
A
B
② 最初の画像の[書式(O)]をクリックする。
③ クリック後、Bが表示されるので[ページ(P)]をクリックする。
④ C[ページスタイル:標準]が表示される。
C
⑤ [行数と文字数]をクリックする。
⑥ [文字数と行数を指定する(D)]の○内をクリックして、チェックする。
⑦ [ページ単位の行数(E)]の□内をクリックして、1ページの行数を指定する。
⑧ [行単位の文字数(G)]の□内をクリックして、1行の文字数を指定する。
※ フォントのサイズによって、行数・文字数の最小値・最大値には限界が定まる。
-3-
2.文字の設定
① 最初の画像の[書式(O)]をクリックする。
② クリック後、Bの[文字(H)]をクリックする。
③ D[文字]が表示され、左側にある[フォント]をクリックする。
D
④ [フォント]が表示されるので、[英数字用フォント]の、[フォントの種類(A)]及び、[日本
語用フォント]の、[フォントの種類(E)]の右側にある、vをクリックし、フォントを選択する。この
時、[英数字用フォント]を「日本語用と同じフォント」を選択すると、[日本語用フォント]
と同じフォントを使用することができる。
⑤ フォントのスタイル・サイズを設定するには、vをクリックし、選択する。
3.カーニングの解除
① 最初の画像の[書式(O)]をクリックする。
② クリックした後、Bの[文字(H)]をクリックする。
③ D[文字]が表示される。[位置]タブをクリックすると、Eが表示される。下にある(文字間隔)の
[文字組のカーニング(P)]のチェックを外す。
E
カーニングは、全角の記号を連続で入力されると、自動的に半角に変更し、間隔を詰めること。
-4-
2.文書の保存と読み込み
作成した文書は、電源を切ると消えてしまう。必要な文書は、必ず保存する。ここでは、
デスクトップ上に一時保存し、その後にメモリースティックに転送する作業を行う。
1.文書の保存方法
① 最初の画像の[ファイル(F)]をクリックする。Fが表示される。
② Fの[名前をつけて保存(A)]をクリックし、Gを表示させる。
F
G
③ Gタイトルの列の「Desktop」をダブルクリックする。Hが表示される。
I
H
④ ファイル名を入力(ここでは「文書 1」とする{I})する。[保存(S)]をクリックする。
J
K
⑤ デスクトップ上で保存されました(J、○印)。今度はメモリースティックに転送します。USB ポー
トにメモリースティックを挿入すると、デスクトップ上にメモリースティックのアイコン(□印、K)
が現れる。(アイコンの名前は、「Hard Disk [sda1]」)
-5-
⑥ Kのアイコンをダブルクリックすると、Lのウィンドウ画面が表示される。
L
M
⑦ デスクトップ上で保存されている「文書 1.odt」を右クリックする。
⑧ メニューで[切り取り]を選択する。
⑨ M上の右側の白い枠内(黒の角丸型の長方形)で右クリックして、
⑩ メニューで[貼り付け]を選択すると、
⑪ メモリースティック内に「文書 1.odt」が転送される。
⑫ 「文書 1.odt」を読み込む場合は、Kのアイコンをダブルクリックする(Mの画面が表示されて
いる時は操作不要)。
⑬ メモリースティックの中にある「文書 1.odt」をダブルクリックすると、ファイルを読み込むことが出
来る。
3.文書の印刷方法
印刷を行う場合は、プリンタの状態を把握することが大事です。用紙をセットして、電
源を入れて、さらに印刷可能な状態であれば、印刷出来ます。ここでは、A4判の用紙に
印刷することにします。
① 印刷プレビューを開くため、ファイルから印刷プレビューをクリックします(N)。すると、レイアウ
トが表示されます(O)。
N
O
-6-
② 余白の設定をする場合は、プレビュー印刷オプションのアイコンをクリックする(P,Q)。
Q
P
R ( 数字の枠の右の▼印をクリッ
クして拡大・縮小率を選択する。 )
③ 拡大・縮小表示は、Rを参照する。
④ 印刷を実行します。プレビューの印刷をクリックする(S)。
S
⑤ 印刷する前に、次のようなことを確認する。
⑥ プリンタの電源が入っているか。
⑦ 印刷部数の値が、プリンタにセットされている枚数より多くないか。
⑧ この2つの確認ができれば、OKをクリックする。
⑨ データが印刷され、プリンタから出力されます。
-7-
第3章 Writer の活用 1
1.複写
範囲指定をしツールバーの をクリックする。その後 を押せば複写される。
操作を間違えた場合 を押せば一つ前に戻る。
また、[編集(E)]内の[コピー(C)]を選択した後、同メニュー内の[貼り付け(P)]を押せば複写される。
↓
2.削除
Back Spase , Delete を使う以外の方法。
文字を反転表示させ、ツールバーの をクリックする。
また、[編集(E)]内の[切り取り(T)]を選択しても削除される。
-8-
3.移動
移動の方法は、切り取り+貼り付けでできる。
範囲指定をし、ツールバーの をクリックし、任意の場所にマウスカーソルを持って行き、クリック
をする。その後、 をクリックすることにより、移動することが出来る。
また、[編集(E)]内の[切り取り(T)]を選択し、任意の場所を指定し、同メニュー内の[貼り付け(P)]を
クリックすれば移動される。
↓
4.画像の挿入
メニューバーの[挿入(I)]内の[画像(U)]の[ファイルから(F)]を選択し、任意の画像ファイルを挿入
することができる。
-9-
ファンクションキー(Function Key.)
個別の機能を持つキー
F1 ヘルプ機能
F2 関数入力
F3 入力支援
F4 謎のキー
F5 ナビゲータ
F6 メニューバーカーソル移動
F7 スペルチェック
F8 標準・拡張切り替え
F9 Nothing
F10 メニューバー・文章ウインドウ相互切り替え
F11 スタイルと書式
F12 箇条書きと段落番号
ショートカットキー(Short Cut Key)
キーボード上の[Ctrl+C]でコピーができる。
キーボード上の[Ctrl+X]で切り取りが出来る。
キーボード上の[Ctrl+V]で貼り付けができる。
覚え方はCは copy の頭文字、Xははさみの形をしている、Vは構成記号の挿入の形であ
る。
-10-
第4章
Writer の活用2
1 編集機能(1)
1.右揃え
文書においては、日付を会社名、学校名などの文字を右端に配置することがある。この
文字を右端に寄せることを右揃えという。
① 1行目に「平成○○年1月1日」と入力する。
② ツールバーの をクリックすると、「平成○○年1月1日」が右端に移動する(「平」
から「日」の段落にカーソルがあれば移動可能である。)
(注) 見やすいように文字を大きくしている。
Enter
③ 右寄せが終了したなら、 でカーソルを次の行に移動し、ツールバーの をクリッ
クして両端揃え状態に戻し、続きを入力する。
注
上記の3の操作をしないと、入力した文字列がすべて右揃えとなってしまうので注
意しましょう。
④ 2行目に で空白行を挿入する。
Enter
⑤ 3行目に「 従 業 員 各 位」を入力し、4行目に で空白行を挿入する。
Enter
5行目に、前記日付と同様に「総務部長 達 川 仙 一」と入力してから、ツールバー
の をクリックし右寄せをする。
⑥ 5行目は、名前の後ろに2文字の空白を挿入するので、カーソルが文字の右端にある
状態で、 を2回押し空白を挿入する(必ず、右寄せ後に空白を挿入する)。
SPACE
-11-
2.中央揃え(センタリング)
文字を行の中央に配置することを中央揃え(センタリング)とい。中央揃えは、タイト
ルなどの配置に最適な機能である。
① 7行目に「創立記念講演会について」と入力する。
② ツールバーの をクリックするとタイトルが行の中央に配置される。
③ センタリングが終了したら 、 でカーソルを次の行に移動し、ツールバーの をク
リックして両端揃え状態に戻す Enter
3.文字サイズ(倍角)
全角文字を横に2倍の大きさにしたものを横倍角という。
4.フォントの変更
フォントとは、統一されたデザインの文字集合である。日本語のフォントとしては明朝
やゴシックが、英文では Roman や Italic など様々なものがあり、それぞれ文章の中におい
て指定することにより使用することができる。ただし、ひらがな・カタカナ・漢字は英文
フォントで表現できない。
5.アンダーライン
入力した文字の下に下線を引く機能をアンダーラインという。
6.オートコレクト(箇条書き等)の入力
① 15行目に「記」を入力し中央揃えを行ってから を押すと、16行目には空行
Enter
が、17行目に自動的に「以上」が挿入される。(「以上」の文字位置等については
最後に変更する)
-12-
② 17行目先頭に空白を入れ、全角文字で「1.講習内容」以下を入力する。
③ を押すと、18行目に自動的に全角文字で「2.」が表示される。
Enter
④ 以下続けて20行目までに入力した後で、 を押すと、21行目に「5.」が表
Enter
示されてしまうので、 Back Space でこれを消去する。その後で文書を22行目まで入
力し、最後に「以上」の文字体裁・位置を変更する。
7.均等割り付け
箇条書きなどにおいて、文字数の異なる字句を並べて印刷したときに、指定した範囲に
文字を均等に配置する機能を均等割り付けという。例題6では、17行目の「講演内容」
の文字数に合わせ、20行目までの「講演者」「日時」「会場」の各文字を、均等割り
付けの機能を用いて表してみよう。
① 18行目の「2.講演者」の「講演者」をドラッグし反転させる。
② ツールバーをクリックする。
③ [文字の均等割り付け]ダイアログボックスを表示されるので、「新しい文字列の幅
(T)」のボックスをクリックし、割り付け文字数の「4」を入力する。
④ をクリックすると、均等割り付けが実施される。
OK
⑤ 20行目までを、均等割り付け機能を用いて編集する。
2 編集機能(2)
1.太字
入力した文字を強調したい場合や、文章の体裁をよくするために、指定された文字列を
文字にする機能を太字という。
① 太字にする範囲「21世紀における企業のあり方」を太字にして強調する。
② ツールバーの をクリックすると、文字が太字に変わるので、適当な場所をクリック
し、指定する解除する。
2.ルビ
指定された文字にふりがなを付ける場合がある。この、文字にふりがなをつける機能を
る び
ルビという。
① ふりがなを付ける範囲「東尾 彰」(ひがしを あきら)にふりがなを付けてみよう。
② メニューバーの[書式(O)]をクリックし、マウスポインタをプルダウンメニュー
の[ルビ(T)]に合わせクリックする。
-13-
③[ルビ]ダイアログボックスが表示される。「ルビ(D)」ボックス内には、漢字を自
動的に判断したふりがなが表示される。
OK をクリックすると、ふりがなが付けられ
④ 正しいふりがなが表示されているので、 る(誤ったふりがなが表示された場合は、ボックス内を変更すればよい)。
3.斜体
入力した文字を強調したい場合や、文章の体裁をよくするために、指定された文字列を
斜め文字にする機能を斜体という。
① 斜体にする範囲「小ホール」どドラッグし反転表示される。
-14-
② ツールバー
をクリックすると、文字が斜体に変わるので、適当な場所をクリック
し指定を解除する。
4.網かけ
入力した文字を強調したい場合や、文章の体裁をよくするために、指定された文字列の
上に網をかける機能を網かけという。
ここでは、「北方東駅」に網かけを実施する。
① 網かけをする範囲「北方東駅」をドラッグし反転表示させる。
② 網掛けしたいところを選択し、網掛けをする。
-15-
3 表の作成と編集(1)
1.表の挿入
問題例|この文書を作成してください。
① 最初の 2 行を入力し、カーソルを3行目の先頭にする。
② ツールバーの
をクリックする。
③ クリックすると、ます目が現れる。
-16-
④ 左上から右下にドラックすると、ます目を選択することができる。ここでは、4行×2
列の表を挿入するので、次のように選択する。
⑤ マウスから指をはなすと、4行×2列の表が横幅いっぱいの現れる。
2.列幅の変更
表の縦罫線を左右に移動し、適当な列幅に調整することである。挿入したばかりの表は、
横いっぱいに広がっているので、調整する。
① まず、表の左側の縦罫線を調整する。マウスポインタを縦罫線に合わせると、マウス
ポインタの形が左右の矢印に変わる。
② その状態で左方向にドラッグすると、調整の目安になる縦線が現れ、マウスの動きに
合わせて動くようになる。ここでは、「新社屋」の「社」の真下に縦罫線が来るように調
整する。もし、縦罫線が「社」の真下にならないときは、 キーを押しながらドラッグ
Alt
するとよい。
-17-
③ マウスから指をはなすと、その位置に縦罫線が移動する。
3.中央揃え(1)
表に対しても、中央揃えなどの編集を行うことができる。
① 左上の「部署」のセルから左下の「203」のセルまでをドラッグし、表全体を選択
する。
② ツールボックスの
をクリックすると、選択したセル内の文字が中央揃えされる。
-18-
4 表の作成と編集(2)
1.行の挿入
すでに作成した表に新たな行を挿入することを、行の挿入という。「部署」の行と「営
業課」の行との間に、新たな行を3行挿入する。
① 前の例題の「内線1」を呼び出し、「営業課」のセルをクリックしてカーソルをセル
内に移動してから、「表(A)」→「挿入(I)」→「行(R)」を選択する。
② 「営業課」の行の上に1行挿入させる。
2.列の挿入
① 「部署」のセルをクリックしてカーソルをセル内に移動してから、「表(A)」→
「挿入(I)」→「行(C)」をクリックする。
② 挿入数を選択して OK をクリックすると、行の右側に数を選択した分だけ行が追加さ
れる。
-19-
3.セルの結合
① 「部署」載せるとその左側を結合する。結合する2つのセルをドラッグして選択し、
「表(A)」→「セルの結合(A)」をクリックする。
② クリックした後に、ドラッグして選択した箇所が結合される。
4.線種の変更
表の罫線のふとAや線種を後から変更できる。
① まず、表の外枠の罫線を太くする。左余白の領域で、表の1行目から最下行にかけて
ドラッグすると、表全体が選択できる。
-20-
② 選択したら「表(A)」→「表のプロパティ(B)」をクリックする。
③ ダイアログボックスが表示されたら、外枠と表内のすべての線の設定を選択し、その
後
線の太さを選択する。
-21-
【1の作業】
【2の作業】
-22-
第5章
1.並び替え
ドライバー
車種
馬力
タイヤメーカー
田畑 真人
S15シルビア
530ps
YOYO
猫久保 信重
GDBインプレッサ
550ps
YOKOHANA
原村 謙
ER34スカイライン
530ps
DONROP
手塚 弱
R32スカイライン
544ps
BUT YEAR
吉川 稔記
AE86
300ps
YOKOHANA
嵐間 靖之
S15シルビア
480ps
PRIDGEPONE
① 並べ替えたい表を選択する。
② ツールを選択し並べ替えを選択する。
③ 条件を選択する。【キー(B)】、キーの種類、順序(昇順、降順)など。
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④条件に間違いがない事を確かめ、【OK】をクリックすると並べ替えが実行され、以下の通りにな
る。
2.検索と置換
君釣りに行きませんかと赤シャツがおれに聞いた。赤シャツは気味の悪るいように優しい声を出
す男である。まるで男だか女だか分かりゃしない。男なら男らしい声を出すもんだ。ことに大学卒業
生じゃないか。物理学校でさえおれくらいな声が出るのに、文学士がこれじゃ見っともない。
おれはそうですなあと少し進まない返事をしたら、君釣りをしたことがありますかと失敬な事を聞く。
あんまりないが、子供の時、小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事がある。それから神楽坂の毘沙門の
縁日で八寸ばかりの鯉を針で引っかけて、しめたと思ったら、ぽっちゃり落としてしまったがこれは
今考えても惜しいと云ったら、赤シャツは顎を前の方へ突き出しホホホホと笑った。何もそう気取っ
て笑わなくっても、よさそうな者だ。「それじゃ、また釣りの味は分からんですな。お望みならちと伝
授しましょう」とすこぶる得意である。だれがご伝授をうけるものか。一体釣りや猟をする連中はみ
んな不人情な人間ばかりだ。不人情でなくって、殺生をして喜ぶわけがない。魚だって、鳥だって
殺されるより生きてるほうが楽に極まってる。釣や猟をしなくっちゃ活計がたたないなら格別だが、
何不足なく暮らしている上に、生き物を殺さなくっちゃ寝られないなんて贅沢な話だ。こう思ったが
向こうは文学士だけに口が達者だから、議論じゃ叶わないと思って、だまってた。
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1.検 索
検索とは、文章の中から特定の単語を探し出したり、特定の文節を探し出したりする機能の。
①文章を範囲指定し、メニューバーの【編集】‐【検索】をクリックする。
②次のような【検索と置換え】ダイアログボックスが表示される。
③検索テキストの下の欄に、キーワードとなる言葉「赤シャツ」を入力して、検索をクリックする。
クリックするとキーワードに該当する最初の箇所が探し出され、その部分が反転表示される。
-25-
2.置 換
置換とは、特定の単語や文節を検索し、指定した単語や文節に置き換える機能の事を言う。
この機能を上手に使うと、簡単な文章の校正を行うことができる。
例えば、「ドライバー」という単語と、「ドライバ」という単語を同じ意味で併存している文章があると
き、これを「ドライバ」に統一したいときに置換機能を使えば、文章中の「ドライバー」を探し出して
「ドライバ」に変更することができる。
①メニューバーの【編集】‐【検索と置換え】をクリックし、ダイアログボックスを表示する。
②検索テキストと置換テキストを入力し、【すべて置換】をクリックする。
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