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本機をお使いの方へ

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本機をお使いの方へ
本機をお使いの方へ
シリーズ
MA46H/S
Windows 2000 Professional /
Windows NT 4.0セレクタブルモデル
Windows NT 4.0インストールモデル
Windows 98インストールモデル
はじめに
このたびは当製品をお買い求めいただきまして誠にありがとうございます。
このマニュアルは、Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレ
クタブルモデル、Windows NT 4.0 インストールモデル、
および Windows 98
インストールモデルの MA46H/S の固有の情報(BIOS の設定)に重点を置
き、1冊にまとめて書かれています。その他の情報については、各モデル
に添付のマニュアルを読んでいただく形式となっていますので、次ページ
の「このマニュアルの読み方」をご覧になった後、ご利用ください。
1999 年 10 月 初版
2000 年 2 月 ニ版
808-877675-132-A2
3
このマニュアルの読み方
このマニュアルは次のような構成になっています。『はじめにお読みくだ
さい』でセットアップが終了しましたら、本機に添付されているマニュア
ルと共にお読みください。AT コマンド(電子化マニュアル)については、
『はじめにお読みください』
「6.マニュアルの使用方法」をご覧ください。
1.
システム設定
→ システム設定(BIOS 設定)を変更する場合は、このマニュアルの
P.7「1.システム設定」をお読みください。
2.
本機の機能
→ Windows 2000 を使用した場合のドライブ番号の割り当てについて
は、このマニュアルの P.31「2.本機の機能」をお読みください。
また、本機にはこのマニュアル以外にも、次のマニュアルが添付されてい
ますので、目的に合わせてご利用ください。
・添付品の確認、本機の接続、Windows のセットアップ
→『はじめにお読みください』
・本機を安全に使うための情報
→『安全にお使いいただくために』
・Windows の基礎知識、基本的な操作方法
[Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows 2000 を選択した場合]
→『Microsoft® Windows® 2000 Professional クイックスタートガイド』
[Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows NT 4.0 を選択した場合、または Windows NT 4.0 インストー
ルモデルの場合]
→『Microsoft® Windows NT® Workstation 4.0 ファーストステップガイド』
[Windows 98 インストールモデルの場合]
→『Microsoft® Windows® 98 ファーストステップガイド』
・本機の各部の名称・機能
→『活用ガイド ハードウェア編』
4
・本機にインストール/添付されているアプリケーションの削除/追加、他
の OS のセットアップ方法、トラブル解決方法
→『活用ガイド ソフトウェア編』
・再セットアップ方法
→『活用ガイド 再セットアップ編』
・本機の機能を拡張する機器の取り付け方、内部構造の説明
→『ハードウェア拡張ガイド』
・AT コマンドについて(FAX モデムボード搭載モデルの場合)
→『AT コマンド』(電子化マニュアル)
・ディスプレイの利用方法
→ 液晶ディスプレイ、CRT ディスプレイがあり、マニュアルが添付され
ています。ご使用のモデルにより異なります。
・選択アプリケーション(ワードプロセッサ/表計算ソフトウェア)の利
用方法
→ モデルによって、Office 2000 Personal、Office 2000 Professional、
一太郎 10・花子 10 パック & 1-2-3 2000 などがあり、マニュアルが
添付されています。ご使用のモデルによって異なります。
・ビジネスでお使いになるお客様向けのメンテナンスとサポート情報の紹介
→『メンテナンス&サポートのご案内』
・パソコンに関する NEC の相談窓口や受講施設、故障時のサービス網の紹介
→『NEC PC あんしんサポートガイド』
Microsoft 関連製品の情報について
次の Web サイト(Microsoft Press)では、一般ユーザー、ソフトウェア開発者、
技術者、およびネットワーク管理者用に、Microsoft 関連製品を活用するための
書籍やトレーニングキットなどが紹介されています。
http://www.microsoft.com/japan/info/press/
5
目次
はじめに ............................................................ 3
このマニュアルの読み方 .............................................. 4
目次(このページです) .............................................. 6
1.システム設定 ...................................................... 7
BIOS セットアップメニューについて ................................ 7
Standard CMOS Setup の設定 ...................................... 10
Advanced CMOS Setup の設定 ...................................... 13
Advanced Chipset Setup の設定 ................................... 17
Power Management Setup の設定 ................................... 18
PCI / Plug and Play Setup の設定 ................................ 26
Peripheral Setup の設定 ......................................... 27
Hardware Monitor Setup の設定 ................................... 29
Auto-Detect Hard Disks の設定 ................................... 29
Security Setup の設定 ........................................... 30
2.本機の機能 ....................................................... 31
ハードディスクドライブ .......................................... 31
6
1.システム設定
システム設定
ここでは、本機に内蔵されている BIOS セットアップメニューについて説
明します。本機の使用環境を設定することができます。
BIOS セットアップメニューについて
本機には、使用環境を設定するために BIOS セットアップメニュー
が内蔵されています。
BIOS セットアップメニューの起動と初期画面
1.
本体の電源を入れ、「NEC」のロゴ画面が表示されたら、すぐに【F2】を押す
BIOS セットアップメニューの初期画面が表示されます。
AMIBIOS HIFLEX SETUP UTILITY - VERSION X.XX
(C)1999 American Megatrends, Inc. All Rights Reserved
BIOS Revision XXXXXXXX
Standard CMOS Setup
Advanced CMOS Setup
Advanced Chipset Setup
Power Management Setup
PCI / Plug and Play Setup
Peripheral Setup
Auto-Detect Hard Disks
Security Setup
Auto Configuration with Optimal Settings
Save Settings and Exit
Exit Without Saving
Standard CMOS setup for changing time, date, hard disk type, etc.
ESC:Exit ↑↓:Sel F3/F4:Color F9:Load Optimal Values F10:Save & Exit
メモ
BIOS セットアップメニューの基本動作
【↓】
【←】
【→】で設定項目を選択します。
• 【↑】
【Page Down】で設定します。
• 設定項目内の選択は【Page Up】
「Time」の設定ではカーソル移動は【Tab】で行います。
• 「Date」
• 【Enter】で設定項目を表示します。
7
BIOS セットアップメニューの終了
終了の選択項目
選択項目
Save Settings and Exit
Exit Without Saving
Auto Configuration with
Optimal Settings
説明
変更した設定を保存してから終了します。(【F10】を
押す終了方法と同じ)
変更した設定を保存せずに終了します。(【Esc】を押
す終了方法と同じ)
すべての選択項目をデフォルト値(初期値)に戻しま
す。(【F9】を押す終了方法と同じ)
デフォルト値を読み込むときの注意
「デフォルト値」は、工場出荷時の設定値ではありません。工場出荷時
の設定値に戻すには、デフォルト値を読み込んだ後、ご使用のモデル
に合わせて設定を変更する必要があります。必ず、次の「工場出荷時
の設定値に戻す」へ進み、手順に従ってください。
工場出荷時の設定値に戻す
BIOS セットアップメニューで変更した設定を、工場出荷時の設定値に戻す
方法について説明します。
■Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows 2000 を選択した場合、または Windows 98 インストールモデ
ルの場合
8
1.
本体の電源を入れ、「NEC」ロゴ画面が表示されたら【F2】を押す
BIOS セットアップメニューが表示されます。
2.
「Auto Configuration with Optimal Settings」を選択し、【Enter】を押す
3.
「Load high performance settings (Y/N)?」と表示されたら【Y】を押し、
【Enter】を押す
4.
「Save Settings and Exit」を選択し、【Enter】を押す
5.
「Save Current Settings and exit (Y/N)?」と表示されたら【Enter】を押
す
設定値が保存され、自動的に再起動します。
■Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows NT 4.0 を選択した場合、または Windows NT 4.0 インストー
ルモデルの場合
1.
本体の電源を入れ、「NEC」ロゴ画面が表示されたら【F2】を押す
BIOS セットアップメニューが表示されます。
2.
「Auto Configuration with Optimal Settings」を選択し、【Enter】を押す
3.
「Load high performance settings (Y/N)?」と表示されたら【Y】を押し、
【Enter】を押す
4.
「PCI / Plug and Play Setup」を選択し、「Plug and Play Aware O/S」
の項目を「No」に設定する
USB109 キーボード、USB 小型キーボード、USB98 配列キーボ
ードの場合は手順 6 へ、PS/2 109 キーボードの場合は手順 5 へ進
んでください。
5.
「Advanced Chipset Setup」を選択し、「USB Legacy Support」の項
目を「Disable」に設定する
6.
「Save Settings and Exit」を選択し、【Enter】を押す
7.
「Save Current Settings and exit (Y/N)?」と表示されたら【Enter】を押
す
設定値が保存され、自動的に再起動します。
9
Standard CMOS Setup の設定
Standard CMOS Setup では、日付と時刻の設定や、本機の基本的
なハードウェア(フロッピーディスクドライブやハードディスク
ドライブなどの IDE デバイス)の設定を行います。
Standard CMOS Setup の設定
項目の右側に(☆)マークが付いている設定項目は、ユーザパスワードで
起動したときに変更可能な項目です。
●Date (mm/dd/yyyy) (☆)
現在の日付を「月/日/年」で入力して設定します。
●Time (hh/mm/ss) (☆)
現在の時刻を 24 時形式の「時:分:秒」で入力して設定します。
●Floppy Drive A (☆)
標準で搭載されているフロッピーディスクドライブのモードを設定し
ます。本項目の設定は変更しないでください。
設定項目
Floppy Drive A
設定内容
Not Installed
1.2 MB 5 1/4
720 KB 3 1/2
1.44/1.25MB 3 1/2
説明
「Not Installed」の場合、フロッピー
ディスクドライブが接続されていて
も使用することができません。工場
出荷時は「1.44/1.25MB 3 1/2」で
す。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
●Floppy Drive B (☆)
別売のフロッピーディスクドライブを接続したときのモードを設定し
ます。設定項目は Floppy Drive A と同じですが、工場出荷時には「Not
Installed」に設定されています。
10
●Pri Master (☆)
現在接続されている IDE デバイス(Primary Master:ハードディスク
ドライブ)が表示されます。本項目の設定は変更しないでください。
設定項目
Size
設定内容
User
Auto
CDROM
FLOPTICAL
Not Installed
1~46
(表示項目です)
Cyln (*)
Head (*)
WPcom (*)
0~65535
0~255
0~65535
Sec (*)
0~255
LBA Mode (*)
Off
On
Off
On
Auto
0、1、2、3、4、5
Type
Blk Mode (*)
PIO Mode (*)
32Bit Mode
Off
On
説明
「Auto」に設定すると BIOS が
自動的にシリンダ、ヘッド、セク
タを設定します。
「User」に設定
すると以下の(*)の項目でユーザ
による指定ができます。
ハードディスクの容量(MB)を表
示します。
シリンダ数を設定します。
ヘッダ数を設定します。
書 き 込 み 補 正 (Write
Precompensation)を開始するヘ
ッド退避シリンダ番号を設定し
ます。
1トラック当たりのセクタ数を設
定します。
LBA モードを使用するかを設定
できます。
ブロック転送モードを使用する
かを設定できます。
CPU が直接 I/O ポートとアクセ
スして IDE とのデータ交換時の
データ転送モードを設定できま
す。
32 ビット IDE データ転送を使用
するかを設定します。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
●Pri Slave (☆)
3.5 インチベイに増設される IDE デバイス(Primary Slave:モデルに
よっては 追加ハードデ ィス クドライ ブ)の設定を 行い ます。「 Pri
Master」と同じ設定です。
11
●Sec Master (☆)
現在接続されている IDE デバイス(Secondary Master:CD-ROM ド
ライブまたは CD-RW ドライブ)が表示されます。
「Pri Master」と同
じ設定です。本項目の設定は変更しないでください。
●Sec Slave (☆)
5 インチベイに増設されている IDE デバイス(Secondary Slave:モデ
ルによっては Zip ドライブまたはスーパーディスクドライブ)の設定
をします。
「Pri Master」と同じ設定です。本項目の設定は変更しない
でください。
●Boot Sector Virus Protection (☆)
ハードディスクドライブのブートセクタの設定をします。
設定項目
Boot Sector Virus
Protection
設定内容
Disabled
Enabled
説明
ハードディスク起動セクタを書
き込み禁止にするかの設定をし
ます。書き込み禁止(Enabled)に
すると起動セクタをウィルスか
ら保護します。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
12
Advanced CMOS Setup の設定
Advanced CMOS Setup では、DMI イベントログの設定、起動デバ
イスの設定、その他のハードウェアの機能を設定します。
Advanced CMOS Setup の設定
DMI イベントログの設定を行います。
設定項目
Event log capacity
設定内容
(表示項目です)
Event log validity
(表示項目です)
View DMI event log
(表示項目です)
Clear all DMI event logs
No
Yes
Event logging
Disabled
Enabled
No
Yes
Mark DMI events as
read
Quick Boot
Disabled
Enabled
説明
DMI イベントログの容量(サイズ)を
表示します。
DMI イベントログの有効性を表示し
ます。
【Enter】を押すと、DMI イベント
ログ情報(履歴)が表示されます。
DMI イベントログの消去を設定しま
す。消去する(Yes)に設定し、設定を
保存して終了しても再起動後は消去
しない(No)になります。
DMI イベントログの記録を設定しま
す。
DMI イベントログのマーキングを設
定します。DMI イベントログがない
場合は選択できません。
コンピュータ起動時のクイックブー
トの使用を設定します。
「Enabled」の場合、一部のテスト
をスキップするので、本機の起動時
間が短縮されます。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
13
設定項目
1st Boot Device
2nd Boot Device
3rd Boot Device
4th Boot Device
設定内容
Disabled
IDE-0
IDE-1
IDE-2
IDE-3
Floppy
Super Disk
CDROM
SCSI
NETWORK
Disabled
IDE-0
IDE-1
IDE-2
IDE-3
Floppy
Super Disk
CDROM
SCSI
NETWORK
Disabled
IDE-0
IDE-1
IDE-2
IDE-3
Floppy
Super Disk
CDROM
SCSI
NETWORK
Disabled
IDE-0
IDE-1
IDE-2
IDE-3
Floppy
Super Disk
CDROM
SCSI
NETWORK
説明
本機を起動するために使用するデバ
イスの優先順位を指定します。起動
順位は 1st Boot Device に指定した
ディスク装置から順番に起動されま
す。
1st Boot Device の説明をご覧くださ
い。
1st Boot Device の説明をご覧くださ
い。
1st Boot Device の説明をご覧くださ
い。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
14
設定項目
Try Other Boot Devices
設定内容
Yes
No
Initial Display Mode
BIOS
Silent
Display Mode at AddOn ROM Init
Force BIOS
Keep Current
Floppy Access Control
Read-Write
Read-Only
S.M.A.R.T
Disks
Disabled
Enabled
for
BootUp Num-Lock
Hard
Off
On
Auto
説明
「1st Boot Device」から「4th Boot
Device」で設定された以外のデバイ
スから起動します。
BIOS チェック画面のモードを設定
します。
「BIOS」では BIOS のチェ
ック情報を表示します。
「Silent」で
は NEC のロゴ画面が表示されます。
SCSI インタフェースボードなど内
蔵 ROM を搭載した機器の起動時の
ROM 情報の表示を設定します。
「Force BIOS」では ROM 情報が表
示されます。
「Keep Current」では
NEC ロゴの画面に隠れます。
フロッピーディスクの読み書きにつ
いて設定します。
「Read-Only」の場
合、書き込み不可、読み込み専用と
なります。
ハードディスクに対して SMART 機
能を設定します。「Enabled」の場
合、ハードディスクの異常を検知し
ます。
コンピュータ起動時に Num Lock す
るか設定します。
「Auto」の場合、起
動時にテンキーありキーボード
(USB109 キーボード、USB98 配列
キーボード、PS/2 109 キーボード)
が接続されていると Num Lock され
ます。起動時に USB 小型キーボード
(テンキーなし)が接続されていると
「On」の場
Num Lock されません。
合、接続されているキーボードの種類
に関わらず、起動時に NumLock され
ます。
「Off」の場合、接続されている
キーボードの種類に関わらず、起動時
に Num Lock されません。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
15
設定項目
Floppy Drive Swap
設定内容
Disabled
Enabled
Floppy Drive Seek
Disabled
Enabled
PS/2 Mouse Support
Disabled
Enabled
System BIOS Cacheable
Disabled
Enabled
Hardware Monitor
Disabled
Enabled
説明
フロッピーディスクドライブの A ド
ライブと B ドライブを入れ替える設
定をします。本項目の設定は変更し
ないでください。
本機の起動時にフロッピーディスク
ドライブをチェックするかを設定し
ます。
PS/2 マウスの認識を設定します。
PS/2 キーボードとマウスの場合は
「Enabled」に設定されています。
本項目の設定は変更しないでくださ
い。
BIOS システムのキャッシングを設
定します。本項目は変更しないでく
ださい。
本機のハードウェアの監視を設定し
ます。
「Enabled」に設定して保存す
る と 、 再 起 動 時 に 「 Hardware
Monitor Setup」の項目が表示されま
す。詳細については、P.29「Hardware
Monitor Setup の設定」をご覧くだ
さい。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
メモ
16
DMI(Desktop Management Interface)とは、システム管理を行う
ために各 PC の管理を容易に行うためのハードウェア/ソフトウェ
アのインタフェースの標準仕様のことです。
Advanced Chipset Setup の設定
Advanced Chipset Setup では、USB の機能を設定します。
Advanced Chipset Setup の設定
●USB Function
USB 機能の有効/無効を設定します。工場出荷時は、有効(Enabled)
に設定されています。
●USB Legacy Support
USB レ ガ シ ー 機 能 の 有 効 / 無 効 を 設 定 し ま す 。 Windows® 2000
Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで Windows 2000
を選択した場合、または Windows 98 インストールモデルの工場出荷
時は、有効(Enabled)です。
Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデル
で Windows NT 4.0 を選択した場合、または Windows NT 4.0 インス
トールモデルの工場出荷時は、PS/2 109 キーボードの場合は無効
(Disabled)、USB 109 キーボード/USB 小型キーボード/USB98
配列キーボードの場合は有効(Enabled)です。
17
Power Management Setup の設定
Power Management Setup では、電力を節約するためのさまざまな設
定をします。Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレク
タブルモデルで Windows 2000 を選択した場合、Power Management
Setup の設定は、「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→
「電源オプション」で行ってください。
参照
「電源オプション」の設定→Windows 2000 のヘルプ
項目の右側に(★)マークが付いている設定項目は、Windows 2000
の使用時は設定が無効になります。
Power Management Setup の設定
注意
BIOS セットアップメニューの「Power Management Setup」→「Hard
Disk Power Down Mode」が「Suspend」での「Suspend Time
Out(Minute)」の設定は、Windows 2000 または Windows 98 の「コ
ントロールパネル」→「電源の管理」または「電源オプション」の
「ハードディスクの電源を切る」でも設定できますが、これらの設
定は、設定時間の短い方が有効になります。「Suspend Time Out
(Minute)」の設定を 10 分未満にした場合、設定した時間になっても
ハードディスクのモータが停止しないことがあります。
メモ
「 Video Power Down Mode」 で設 定する「Suspend」とは 、
VESA(Video Electronics Standards Association)で定義されてい
るディスプレイの省電力モードのことです。VESA では、ディスプ
レイの電源の状態をオン(電源が入っており、画面表示している状
態)、省電力モード(スタンバイ、サスペンド、オフ)、コンプリート
オフ(電源が切れた状態)と定義しています。
設定項目
Power
Management/APM
Green PC LED Status
設定内容
Disabled
Enabled
Single Color
Dual Color
説明
BIOS による省電力機能(電源管理が
APM モード)の使用を設定します。
サスペンド(スタンバイ)時の電源ラ
ンプの表示を設定します。「Single
Color」はサスペンド(スタンバイ)時
は緑、「Dual Color」はサスペンド
(スタンバイ)時はオレンジです。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
18
設定項目
Green PC Monitor
Power State
設定内容
Suspend
Off
(★)
Video Power Down
Mode
Disabled
Suspend
(★)
Hard Disk Power Down
Mode
Disabled
Suspend
(★)
Suspend Time Out
(Minute)
Disabled
1 、 2 、 4 、 8 、 10 、
20 、30 、40、 50 、
60
(★)
Keyboad & PS/2 Mouse
Access
Ignore
Monitor
(★)
FDC/LPT/COM Ports
Access
Ignore
Monitor
(★)
SB & MSS Audio Ports
Access
Ignore
Monitor
(★)
MIDI Ports Access
(★)
Ignore
Monitor
説明
サスペンド(スタンバイ)時の省電力
対応のディスプレイの状態を設定し
ます。
「Suspend」ではサスペンド状
態に、「Off」ではディスプレイの電
源を一時的に切ります。
ディスプレイの省電力機能を
Suspend モ ー ド で 使 用 す る
(Suspend)/使用しない(Disabled)を
設定します。本設定は Windows 98
の ACPI モード時は無効です。
ハードディスクの省電力機能を
Suspend モ ー ド で 使 用 す る
(Suspend)、使用しない(Disabled)を
設定します。
ディスプレイの省電力機能のタイム
アウト時間を分単位で設定します。
本機への操作をしない状態で設定し
た時間が経過すると、サスペンド状
態になります。
「Disabled」の場合サ
スペンドしません。本設定は
Windows 98 の ACPI モード時には
無効になります。
キーボードと PS/2 マウスが動作中
にサスペンド(スタンバイ)状態へ
遷移しないように監視するかを設定
します。
フロッピーディスクドライブ、シリ
アルポート、パラレルポートへのア
クセス中にサスペンド(スタンバイ)
状態へ遷移しないように監視するか
を設定します。
別売サウンドカードのオーディオポ
ートへのアクセス中にサスペンド
(スタンバイ)状態へ遷移しないよ
うに監視するかを設定します。
MIDI ポートへのアクセス中にサス
ペンド(スタンバイ)状態へ遷移し
ないように監視するかを設定しま
す。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
19
設定項目
ADLIB Ports Access
設定内容
Ignore
Monitor
(★)
Primary Master IDE
Access
Ignore
Monitor
(★)
Primary Slave IDE
Access
Ignore
Monitor
(★)
Secondary Master IDE
Access
Ignore
Monitor
(★)
Secondary Slave IDE
Access
Ignore
Monitor
(★)
PIRQ[A] IRQ Active
(★)
PIRQ[B] IRQ Active
(★)
PIRQ[C] IRQ Active
(★)
PIRQ[D] IRQ Active
(★)
Ignore
Monitor
Ignore
Monitor
Ignore
Monitor
Ignore
Monitor
説明
ADLIB ポートへのアクセス中にサ
スペンド(スタンバイ)状態へ遷移
しないように監視するかを設定しま
す。
Primary Master に接続した IDE デバイ
ス(ハードディスクドライブ)へのアクセ
ス中にサスペンド(スタンバイ)状
態へ遷移しないように監視するかを
設定します。
Primary Slave に接続した IDE デバイス
(モデルによっては追加ハードディスク
ドライブ)へのアクセス中にサスペン
ド(スタンバイ)状態へ遷移しない
ように監視するかを設定します。
Secondary Master に接続した IDE デバ
イス(CD-ROM ドライブまたは CD‐RW
ドライブ)へのアクセス中にサスペン
ド(スタンバイ)状態へ遷移しない
ように監視するかを設定します。
Secondary Slave に接続した IDE デバイ
ス(モデルによっては Zip ドライブまたは
スーパーディスクドライブ)へのアクセ
ス中にサスペンド(スタンバイ)状
態へ遷移しないように監視するかを
設定します。
PCI バス(INT A)の IRQ 割り込みを
監視して、サスペンド(スタンバイ)
状態へ遷移しないようにするかを設
定します。
PCI バス(INT B)の IRQ 割り込みを
監視して、サスペンド(スタンバイ)
状態へ遷移しないようにするかを設
定します。
PCI バス(INT C)の IRQ 割り込みを
監視して、サスペンド(スタンバイ)
状態へ遷移しないようにするかを設
定します。
PCI バス(INT D)の IRQ 割り込みを
監視して、サスペンド(スタンバイ)
状態へ遷移しないようにするかを設
定します。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
20
設定項目
System Thermal
(★)
Power Button Function
(★)
Restore on AC/Power
Loss
Resume By PME From
Soft Off
(★)
Ring Resume From Soft
Off
(★)
RTC Alarm Resume
From Soft Off
設定内容
Ignore
Monitor
On/Off
Suspend
Power Off
Power On
Last State
Disabled
Enable
Disabled
Enable
Disabled
Enable
(★)
説明
筐体内温度を監視して、サスペンド
(スタンバイ)状態へ遷移しないよ
うにするかを設定します。
詳細については P.22「Power Button
Function について」をご覧ください。
AC 電源(AC100V)が失われ、電源を
再投入したときの復旧状態を設定し
ます。
「Power Off」は AC 電源投入
時に電源は入らないように、
「Power On」は AC 電源投入時に電
源が入るように、「Last State」は
AC 電源が失われたときの状態に設
定します。
リモート起動(PME)で電源を入れ
る、レジューム(スタンバイからの復
帰)するかを設定します。
FAX モデムのリング機能で電源を入
れる、スタンバイから復帰するかを
設定します。
内蔵時計(RTC:リアルタイムクロッ
ク)で、電源オン、レジューム(スタン
バイから復帰)するかどうかを設定し
ます。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
下記の項目は、「RTC Alarm Resume From Soft Off」が有効(Enabled)
の場合に設定することができます。
設定項目
RTC Alarm Date
RTC Alarm Hour
RTC Alarm Minute
RTC Alarm Second
設定内容
Every Day
01∼31
00∼23
00
00∼59
00
00~59
00
説明
内蔵時計の電源を入れる日を設定し
ます。
内蔵時計の電源を入れる時間(1時
間単位)を設定します。
内蔵時計の電源を入れる時間(1分
単位)を設定します。
内蔵時計の電源を入れる時間(1秒
単位)を設定します。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
21
「Power Button Function」について
「Power Button Function」は、本体前面にある電源スイッチを「パワーボ
タン」または「スリープボタン」として利用できるようにする機能です。工
場出荷時の設定は「On/Off」
(パワーボタン)に設定されています。
・「On/Off」(パワーボタン)に設定した場合は、電源スイッチを押すことによっ
て電源を切る/入れることができます。
・「Suspend」(スリープボタン)に設定した場合は、電源スイッチを押すことによ
ってサスペンド/レジューム(スタンバイ/スタンバイから復帰)することがで
きます。
■Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows 2000 を選択した場合
電源の管理モードが ACPI モードのみのため、次のようになります。
「Power Button Function」の設定は無効になり、「スタート」ボタ
ン→「設定」→「コントロールパネル」→「電源オプション」の「詳
細」タブの「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定が有
効になり、次のようになります。
・ 「電源オフ」に設定した場合は、電源スイッチを押すことによって電源を
切る/入れることができます。
・ 「スタンバイ」に設定した場合は、電源スイッチを押すことによってスタン
バイ/スタンバイから復帰することができます。
・ 「休止状態」に設定した場合は、電源スイッチを押すことによって休止
状態/休止状態から復帰することができます。
「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定を、「電源オフ」
(工場出荷時の設定値)から「スタンバイ」または「休止状態」に
変更した場合の電源を切る操作は、次のようになります。
正しく電源を切る方法
1.
22
「スタート」ボタン→「シャットダウン」→「次の中から選んでください」
で「シャットダウン」→「OK」ボタンをクリック
自動的に電源が切れます。
強制的に電源を切る方法
次の方法で、強制的に電源を切ることができます。
「方法 1」で切れ
ない場合は「方法 2」を行ってください。なお、強制的に電源を切っ
た場合は、本機の電源を入れ直して Windows 2000 を起動させ、再
度、正しく電源を切ってください。
方法1
1.
電源スイッチを押す
電源ランプがオレンジ色に点灯し、スタンバイ状態になります。
2.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源ランプが、オレンジ色から緑色に変わり、電源が切れる
と電源ランプが点灯しなくなります。
方法2
1.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源ランプがオレンジ色に点灯し、一瞬だけ緑色に変わり、
電源が切れるとランプが切れます。
■Windows® 2000 Professional / Windows NT® 4.0 セレクタブルモデルで
Windows NT 4.0 を選択した場合、または Windows NT 4.0 インストー
ルモデルの場合
電源の管理モードが APM モードのみのため、次のようになります。
「Power Button Function」の設定を「On/Off」
(パワーボタン:工場
出荷時の設定)から「Suspend」
(スリープボタン)に変更した場合、
電源を切る操作は次のようになります。
正しく電源を切る方法
1.
「スタート」ボタン→「シャットダウン」→「シャットダウンする」または
「コンピュータをシャットダウンする」→「はい」ボタンまたは「OK」ボタ
ンをクリック
自動的に電源が切れます。
23
強制的に電源を切る方法
次の方法で、強制的に電源を切ることができます。
「方法 1」で切れ
ない場合は「方法 2」を行ってください。なお、強制的に電源を切っ
た場合は、本機の電源を入れ直して Windows NT を起動させ、再度、
正しく電源を切ってください。
方法1
1.
電源スイッチを押す
電源ランプがオレンジ色に点灯し、サスペンド状態になりま
す。
2.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源ランプが、オレンジ色から緑色に変わり、電源が切れる
と電源ランプが点灯しなくなります。
方法2
1.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源が切れる前に電源ランプがオレンジ色に点灯し、一瞬だ
け緑色に変わった後、点灯しなくなります。
■Windows 98 インストールモデルの場合
電源の管理モード(APM モード/ACPI モード)により、次のように
なります。工場出荷時の設定は、
「APM モード」です。
APM モードの場合
・「On/Off」(パワーボタン)に設定した場合は、電源スイッチを押すことに
よって電源を切る/入れることができます。
・「Suspend」(スリープボタン)に設定した場合は、電源スイッチを押すこ
とによってスタンバイ/スタンバイから復帰することができます。
ACPI モードの場合
「Power Button Function」の設定は無効になり、「スタート」ボタ
ン→「設定」→「コントロールパネル」→「電源の管理」の「詳細」
タブの「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定が有効に
なり、次のようになります。
24
・ 「シャットダウン」に設定した場合は、電源スイッチを押すことによって電
源を切る/入れることができます。
・ 「スタンバイ」に設定した場合は、電源スイッチを押すことによってスタン
バイ/スタンバイから復帰することができます。
「Power Button Function」の設定を、
「On/Off」
(パワーボタン:工
場出荷時の設定値)から「Suspend」
(スリープボタン)に変更した
場合、または「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定を
「スタンバイ」に変更した場合の電源を切る操作は、次のようにな
ります。
正しく電源を切る方法
「スタート」ボタン→「Windows の終了」→「電源を切れる状態にす
る」→「OK」ボタンをクリック
自動的に電源が切れます。
1.
強制的に電源を切る方法
次の方法で、強制的に電源を切ることができます。
「方法 1」で切れ
ない場合は「方法 2」を行ってください。なお、強制的に電源を切っ
た場合は、本機の電源を入れ直して Windows 98 を起動させ、再度、
正しく電源を切ってください。
方法1
1.
電源スイッチを押す
電源ランプがオレンジ色に点灯し、スタンバイ状態になります。
2.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源ランプが、オレンジ色から緑色に変わり、電源が切れる
と電源ランプが点灯しなくなります。
方法2
1.
電源スイッチを 4 秒以上押し続ける
電源ランプがオレンジ色に点灯し、一瞬だけ緑色に変わり、
電源が切れるとランプが切れます。
25
PCI / Plug and Play Setup の設定
PCI / Plug and Play Setup では、プラグ&プレイに関しての設定を
します。
PCI / Plug and Play Setup の設定
設定項目
Plug and Play Aware
O/S
設定内容
No
Yes
Clear NVRAM
No
Yes
Primary Graphic
Adapter
OnBoad VGA
Add-on VGA
説明
プラグアンドプレイ対応の OS かど
うかを設定します。Windows® 2000
Professional / Windows NT® 4.0 セ
レ ク タ ブ ル モ デ ル で Windows
2000 を 選 択 し た 場 合 、 ま た は
Windows 98 インストールモデルの
工場出荷時は「Yes 」、Windows®
2000 Professional / Windows NT®
4.0 セ レ ク タ ブ ル モ デ ル で
Windows NT 4.0 を選択した場合、
または Windows NT 4.0 インストー
ルモデルの場合の工場出荷時は
「No」です。
PCI ボードなどのプラグ&プレイ機
器の設定値の初期化を設定します。
「Yes」で初期化します。ただし、再
起動時には「No」に設定されます。
プライマリのグラフィックカードの
設定をします。
「OnBoard VGA」で
本体内蔵のグラフィックを、「Addon VGA」では別売のグラフィックカ
ードを優先して使用します。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
26
Peripheral Setup の設定
Peripheral Setup では、周辺装置に関しての設定をします。
Peripheral Setup の設定
設定項目
OnBoard FDC
設定内容
Auto
Disabled
Enabled
OnBoard Serial Port A
Auto
Disabled
3F8/COM1
2F8/COM2
3E8/COM3
2E8/COM4
OnBoard Parallel Port
Auto
Disabled
378
278
3BC
Parallel Port Mode
Normal
Bi-Dir
EPP
ECP
EPP 1.9
EPP 1.7
EPP Version
説明
内蔵フロッピーディスクドライブを
使 用 す る (Enabled) 、 使 用 し な い
(Disabled:I/O ロックが有効)、自動
(Auto)を設定します。
シリアルポート(COM ポート、シリ
アルコネク タ) の設定 をします 。
「Auto」の場合は空きリソースが自
動的に割り当てられます。
「Disabled」に設定すると、I/O ロッ
クが有効になり、他のデバイスにリ
ソースを開放し、PnP 対応 OS がシ
リアルポートを使用できないように
します。
パラレルポート(プリンタポート、パ
ラレルコネクタ)の設定をします。
「Auto」の場合は空きリソースが自
動的に割り当てられます。
「Disabled」に設定すると、I/O ロッ
クが有効になり、他のデバイスにリ
ソースを開放し、PnP 対応 OS がパ
ラレルポートを使用できないように
します。
パラレルポートの動作モードを設定
します。
Parallel Port Mode の EPP Version
を 設 定 し ま す 。「 Parallel Port
Mode」の設定が「EPP」の場合に設
定可能となります。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
27
設定項目
Parallel Port IRQ
Parallel
Channel
Port
設定内容
DMA
OnBoard Midi Port
Midi IRQ Select
OnBoard Game Port
OnBoard IDE
OnBoard AC'97 Audio
5
7
0
1
3
Disabled
330
300
290
292
5
7
9
10
Disabled
200
208
Disabled
Primary
Secondary
Both
Enabled
Disabled
説明
パラレルポートで使用する IRQ を設
定します。
パラレルポートで使用する DMA チ
ャ ネ ル を 設 定 し ま す 。「 Parallel
Port Mode」の設定が「ECP」の場
合に設定可能となります。
MIDI ポート
(MIDI/Joystick コネクタ)の設定を
します。
MIDI ポート
(MIDI/Joystick コネクタ)に割り当
て る IRQ の 設 定 を し ま す 。
「OnBoard MIDI Port」の設定が
「330」
「300」
「292」
「290」の場合
に設定可能となります。
ゲームポート
(MIDI/Joystick コネクタ)の設定を
します。
IDE コントローラの設定をします。
I/O ロックを有効(Disabled)にすると
き以外は、設定内容を変更しないで
ください。
内蔵サウンド機能の使用を設定しま
す。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
I/O ロック
I/O ロックは、外部とのデータ交換の手段である I/O を使用しないようにす
る(ロックする)機能です。BIOS セットアップメニューの「Peripheral
Setup の設定」
(P.27)で I/O を「Disabled」に設定することでロックを有
効にすることができます。対象となるインターフェースは、FDD インター
フェース(OnBoard FDC)、シリアルポート(OnBoard Serial Port A)、
パ ラ レ ル ポ ー ト ( OnBoard Parallel Port )、 IDE イ ン タ ー フ ェ ー ス
(OnBoard IDE)です。
28
Hardware Monitor Setup の設定
Hardware Monitor Setup では、ハードウェアの監視機能を設定し
ま す 。「 Advanced CMOS Setup 」 → 「 Hardware Monitor 」 を
「Enabled」に設定後、設定を保存して再起動すると BIOS セット
アップメニューの初期画面に表示されます。
Hardware Monitor Setup の設定
設定項目
Chassis Instrusion
CPU Temperature
Detected by
設定内容
Disabled
Enabled
Reset
CPU
Themistor
説明
筐体の開閉監視を設定します。
「Hardware Monitor」を「Enabled」
に設定すると表示されます。
CPU の温度監視を設定します。
「Hardware Monitor」を「Enabled」
に設定すると表示されます。本項目
は変更しないでください。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
Auto-Detect Hard Disks の設定
Auto-Detect Hard Disks では、接続された各 IDE 機器を自動的に設
定します。設定できる項目は、P.10「Standard CMOS Setup の設
定」と同じです。ユーザパスワードでも設定可能です。
29
Security Setup の設定
Security Setup では、スーパバイザパスワードおよびユーザパスワ
ードの設定をします。パスワードに使用できる文字は半角英数字
のみで、6 文字以内でなければなりません。また、大文字/小文字
の区別はありません。
Security Setup の設定
項目の右側に(☆)マークが付いている設定項目は、ユーザパスワードで
起動したときに変更可能な項目です。
設定項目
Password Check
設定内容
Setup
Always
Change User Password
(☆)
(パスワード入力)
Change Supervisor
Password
(パスワード入力)
説明
パスワードを入力する場面を設定し
ます。
「Setup」では BIOS セットア
ップメニュー起動時に、「Always」
ではシステム起動時と BIOS セット
アップメニュー起動時にパスワード
の入力を要求します。
ユーザパスワードの設定を行います。
スーパバイザパスワードが設定され
ていないときは設定できません。
スーパバイザパスワードの設定を行い
ます。設定した場合、BIOS セットアッ
プメニュー起動時にスーパバイザパス
ワードを入力する必要があります。
※ 網かけの部分 は、工場出荷時の設定値です。
パスワードの解除(パスワードを忘れた場合)
パスワードの解除(パスワードを忘れた場合)
設定したスーパバイザパスワード、ユーザパスワードを忘れると、本機を
起動できなくなります。パスワードを忘れてしまった場合は、本体内部の
ストラップスイッチを使ってパスワードを解除します。
30
注意
ストラップスイッチを解除すると設定がデフォルト値に戻ります。
参照
『ハードウェア拡張ガイド』「PART5 付録」
「ストラップスイッチ
の設定」
2.本機の機能
本機の機能
ここでは、本機を利用する場合に必要な本体の構成各部、機能について『活
用ガイド ハードウェア編』
(Windows® 2000 Professional /Windows NT®
4.0 セレクタブルモデル)との差分を説明します。
ハードディスクドライブ
次 の 事 項 以 外 に 関 し て は 、『 活 用 ガ イ ド ハ ー ド ウ ェ ア 編 』
Windows® 2000 Professional /Windows NT® 4.0 セレクタブルモデ
ル)
「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」を
ご覧ください。
ドライブ番号の割り当て
Windows 2000 を選択時に割り当てられているドライブ番号は次の通りです。
参照
ディスクの管理→Windows のヘルプ
■CD-ROM ドライブまたは CD-RW ドライブが搭載されているモデルの場合
ドライブ番号
A ドライブ
C ドライブ
ドライブの種類
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第1パーティション、4GB、FAT32)
D ドライブ ※
追加ハードディスクドライブ
(プライマリスレーブ、第1パーティション、全ディスク領域、NTFS)
E ドライブ ※ E ドライブ CD-ROM ドライブまたは CD-RW ドライブ
F ドライブ ※ F ドライブ ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第2 パーティション、残りすべての領域、NTFS)
※追加ハードディスクドライブを搭載したモデルのドライブに割り当てられたド
ライブ番号です。
31
■5 インチベイにスーパーディスクドライブが搭載されているモデルの場合
ドライブ番号
A ドライブ
B ドライブ
C ドライブ
ドライブの種類
スーパーディスクドライブ(5 インチベイ用)
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第1パーティション、4GB、FAT32)
D ドライブ ※
追加ハードディスクドライブ
(プライマリスレーブ、第1パーティション、全ディスク領域、NTFS)
E ドライブ ※ E ドライブ CD-ROM ドライブまたは CD-RW ドライブ
Gドライブ ※ F ドライブ ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第2 パーティション、残りすべての領域、NTFS)
※追加ハードディスクドライブを搭載したモデルのドライブに割り当てられたド
ライブ番号です。
■Zip ドライブが搭載されているモデルの場合
ドライブ番号
A ドライブ
C ドライブ
ドライブの種類
フロッピーディスクドライブ
ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第1パーティション、4GB、FAT32)
D ドライブ ※
追加ハードディスクドライブ
(プライマリスレーブ、第1パーティション、全ディスク領域、NTFS)
F ドライブ ※ D ドライブ Zip ドライブ
E ドライブ ※ E ドライブ CD-ROM ドライブまたは CD-RW ドライブ
Gドライブ ※ F ドライブ ハードディスクドライブ
(プライマリマスタ、第2 パーティション、残りすべての領域、NTFS)
※追加ハードディスクドライブを搭載したモデルのドライブに割り当てられたド
ライブ番号です。
32
本機をお使いの方へ
シリーズ
このマニュアルはエコマ ーク認定の
再生紙( 古紙率100%)を使用して
います。
808-877675-132-A2
MA46H/S
Windows 2000 Professional /
Windows NT 4.0セレクタブルモデル
Windows NT 4.0インストールモデル
Windows 98インストールモデル
ニ版 2000年2月
NEC
P
Fly UP