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横浜植物防疫所

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横浜植物防疫所
問い合わせ先
業務全般的な問合せ先:
採用等に関する問合せ先:
横浜植物防疫所札幌支所 庶務係
札幌市豊平区羊ヶ丘1
電話:011-852-1809
横浜植物防疫所総務部庶務課人事第1係
神奈川県横浜市中区北仲通5-57 電話 : 045-211-7150
ホームページ http://www.maff.go.jp/pps/
業務内容
病害虫の被害から日本の農業と緑を守ります。
○
○
○
○
全国の港、空港で海外からの病害虫の侵入を防ぎます。
病害虫のまん延防止のためにさまざまな対策を講じます。
病害虫の侵入・まん延防止のための調査研究を実施します。
病害虫のない安全な日本産農産物の輸出に貢献します。
植物防疫所は、わが国の植物に被害をもたらす海外からの病害虫の侵入を未然に防ぐため、全国の海
港や空港で輸入検疫を行っているほか、重要病害虫の国内でのまん延を防ぐための国内検疫、諸外国の
要求に応じた輸出検疫などの業務を行い、農林業を守るために日本のみならず、世界各国で検査・検疫
業務をしております。
職場の魅力
生物の好きな方にはとても魅力的です。初任者・中級者研修を初め、海外検疫(語学及び知識)・害
虫・線虫・植物病理の専門研修もしっかり行っています。研修並びに現場経験を積むと、数ヶ月程度の
海外で検疫を行うための出張もあり外国での生活を経験できます。
また、植物防疫所の職場は全国に60ヶ所以上に点在しています。
採用実績
採用年度
一般職大卒(農学、化学)
一般職大卒(行政)
一般職高卒(行政)
26年度
14(4)
-
-
27年度
18(9)
-
2(1)
28年度
17(8)
-
2(1)
※横浜植物防疫所管内の採用状況
※( )は女性の採用状況で内数
人事担当者から
農林水産省では、消費者の視点を大切にして、食の安全確保のために全力を注いでいます。その中
で、私たち植物防疫所の職員は空港や港を中心に全国津々浦々にネットワークを張り巡らし、日々、病
害虫の侵入防止・被害拡大を防ぐために一丸となって検疫業務を行っています。また、全国各地で活躍
出来る環境が整っている魅力ある職場です。日本の農業・緑は、私が守るという使命感・正義感にあふ
れた人、何にでも柔軟に対応出来るバイタリティと協調性を持った人材を求めています。興味、やる気
のある方からのご連絡を心からお待ちしています!
先輩からメッセージ
(横浜植物防疫所業務部(本船貨物担当) 平成26年4月 一般職大卒(農学)採用) 私は平成26年4月に横浜植物防疫所業務部本船貨物
担当に採用となり、同年10月、農林水産省消費・安全
局植物防疫課へ異動、平成27年4月からは再び横浜植
物防疫所業務部本船貨物担当へ配属となりました。
これから、植物防疫所・植物防疫課で経験した業務内
容と職場の雰囲気について紹介します。
○ 業務内容について
本船貨物担当では、専用船で大量に輸入されるバナ
ナ、パイナップルなどの青果物や、コムギ、ダイズ、
とうもろこしなどの穀類の輸入検査を行っています。
青果物検査では、冷蔵の倉庫内でルーペや面相筆等を
使用して病害虫の付着がないか綿密に検査しています。
穀類検査では、船倉内に直接入り、穀類の海の中でふるいを振るって検査をしています。これらの検査は
週に2回程度で、主な業務は各種報告書の作成やデータのまとめ、外部・他所からの問い合わせ等のデスク
ワークが中心です。
植物防疫課では、主に国際関係の業務を行っていました。具体的には、諸外国の植物検疫規則や病害虫
の発生に関する情報を収集し、その内容を分析して表にまとめ、課内や植物防疫所での情報共有を行って
いました。毎日英文を読解するのは大変でしたが、世界の検疫規則や情勢を知ることができ、非常に勉強
になりました。その他にも、国際会議へ出席する職員の出張手続きや各種会議の準備等を行っていまし
た。植物防疫所に在籍していた頃と比較して格段に忙しくなり、帰りが遅くなることもありましたが、そ
の分やりがいも大きく、ひとつの仕事をやり遂げたときの達成感はひとしおでした。
○ 職場の雰囲気について
入省当初は、分からないことばかりでしたが、諸先輩方が一からわかりやすく丁寧に教えてくださるの
で、すぐに基本的な業務内容について覚えることができました。植物防疫所は、先輩・上司の方々は優し
い方ばかりで、分からないことは気軽に質問・相談できる、とても雰囲気の良い職場だと思います。
また、平成24年度には女性職員の業務の幅が広がり、女性職員の採用も増えています。結婚・出産後に
育児休業を取得し、復帰されて活躍されている女性職員の方も多くいらっしゃいますので、家庭と仕事と
の両立も可能です。
○ 最後に
国家公務員というと、異動が多い職業というイメージがあるかと思いますが、それだけ各地において多
様な業務を経験できることが魅力のひとつであると思います。実際に、私はこれまで2回の異動がありまし
たが、現場での検査だけでなく、植物検疫行政や国際関係にも携わったことで、植物検疫業務に対する視
野を広げることができたのは、私にとって非常に大きな経験になりました。
(横浜植物防疫所成田支所(第2PTB旅客検疫) 平成26年4月 一般職大卒(農学)採用) 私は横浜植物防疫所成田支所第2PTB旅客担当
に所属しており、旅行客が海外から手荷物で持
ち込む野菜や果物などの検査が、主な業務にな
ります。
植物検疫カウンターでは様々な国の人々に接し
たり、これまで図鑑でしか見たことがないよう
な珍しい植物を検査することが頻繁にあります
ので、毎日刺激的でとても楽しく仕事をしてい
ます。
★1日のスケジュール★(夜勤の場合)
12:30 業務開始。メールチェックや引継ぎを受けます。
13:00 輸入検査時に一部保管した禁止品等を切開し、
害虫等の有無を調査します。
16:30 休憩時間。夕食をとります。
17:45 植物検疫カウンターでカウンター業務を行い、そ
の後は輸入検査記録のとりまとめ等を行います。
1:00 仮眠時間。翌日は5:30に業務再開ですので、
シャワーを浴び次第すぐに就寝です。
5:30 業務再開。早朝便旅行客等の手荷物検査を行い
ます。
9:30 業務終了。帰宅
しかし、旅行者が日本への持ち込みが禁止さ
れている植物の検査申告があった際は、輸入を
禁止している理由を説明し、廃棄処分に同意し
ていただかなければなりません。旅行者が外国
人であったり、植物検疫の制度そのものを知ら
ない場合は、説明に苦慮します。業務を円滑に遂行するためにも、植物検疫の知識はもちろんのこと、高
い接遇能力や語学力を習得するなど、日々自己研鑽することが必要だと改めて実感しています。
植物防疫所は、使命感と責任感をもって、国際化が進んだ世界で日本社会を支える一役を担う仕事をし
たいという人には申し分の無い職場です。ぜひ、志ある仲間と共に働いて日本の農業を守りましょう。
「植物防疫所ホームページより抜粋」
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