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あらためて、NAG バルブのご紹介。(掲示物)
ユーザー様・販売店/取扱店様各位
〒509-0105
岐阜県各務原市各務山の前町 4 丁目 511
㈱ナグ・エスエーディー
代表 永冶 司
日頃は格別のご好意を賜り誠にありがとうございます。
さて、私ども NAG S.E.D の看板製品であるクランクケース内圧コントロールバルブ(通称:NAG バルブ)が、
このたび 15 周年を迎えることになりました。
これもひとえに、皆様が当社製品を発売当初より愛用いただき、生まれたての原石だった商品の成長を
共に見守っていただいたおかげと深く感謝いたします。
つきましては、日頃の感謝の意をこめまして初期型 NAG バルブ/レギュラーサイズ(φ12~18)の下記 6 種類から
Natural(ナチュラル)
Race(レース/現行タイプ)
Sports(ss,スポーツ)
Race(レース/旧タイプ)
Sports-E(スポーツエマルション)
Race-E(レーシングエマルション)
(写真は全てφ12 のものです)
最新モデルである Superb(シュパーブ)への下取り&買い替えキャンペーンを行わせていただきます。
上記のタイプの NAG バルブをお買い求めになられたお客様は、期間限定で(2015 年 5 月末まで延期)
下取りキャンペーンを実施しておりますので(一律 3,000 円で買い取り)、是非 Superb への買い換えをご検討下さい。
Superb の汎用性、有用性に関しましては 2 ページ目以降をご覧いただき、ご理解を深めていただければとおもいま
す。取扱店様においては、詳細情報を弊社までお問い合わせください。
NAG バルブをお持ちでない方がご来店された場合にも紹介いただきますようお願い申し上げます。
あらためて、NAG バルブのご紹介。(掲示物)
が創りだした
クランクケース内圧コントロールバルブの
最新モデル、ご存じでしょうか?
その名も…
(Superbφ12 実物大(A4 印刷時))
近年、既存の 4 サイクルエンジンでの走行を、より楽しく、よりコントローラブルにする方法として
注目されている “クランクケース内の減圧” にいち早く着目し、手軽に可能にする商品である
クランクケース内圧コントロールバルブの最新モデル、それが “Superb(シュパーブ)” です。
「(他を圧倒するほど)素晴らしい・素敵な」という単語を名に冠した本製品には、
従来の製品を凌駕し、ユーザーの皆様にその感動を実感していただきたいという
開発者の想いが込められたものとなっています。
あらためて、NAG バルブのご紹介。(掲示物)
ご存じですか? エンジンの意外な事実。
そして NAG バルブの役割とは?
エンジンが動力を生み出すためには、霧化させた燃料を燃焼室に吸入し、
圧縮、燃焼、排気するという一連の動作が必要です。
主に燃焼時のエネルギーでピストンを往復運動させ、
連接しているロッドでクランクの回転運動へと同時に変換し、
再び燃料を吸入することで連続的な力を生んでいます。
これによってクランクケース内では、ピストン下降による空気の圧縮が
燃焼エネルギーは、
ピストンとクランクの
運動エネルギーに変換され、
その後の3行程はその惰力で行われる。
4サイクルエンジンの場合、一度の燃焼
で2度クランクを回転させなければなら
ないため、動作抵抗となるケース内圧
の上昇は無視できない。
繰り返されることになります。加えて燃焼室で発生する燃焼ガスは、
ピストンリングの隙間から高圧のブローバイガスとしてケース内に流入し、
ピストンの動作抵抗の原因となる加圧状態を慢性化させているのです。
俗に言うエンジンブレーキも、この現象により発生するものです。
NAG バルブ装着前
NAG バルブ装着後
クランクケースとエアクリーナーボックス間のブリーザーホースは、このようにして生まれる圧力を逃がすために
設けられているのですが、ピストンが往復運動することによる脈動と、回転があがるにつれて増える
ブローバイガスによって排出が間に合わなくなり(装着前:右図の状態)、加圧状態を解消しきることはできないのです。
クランクケース内圧コントロールバルブとは、ケース内に発生する脈動を利用したワンウェイバルブであり、
ブリーザーホース間に装着するだけでブローバイガスの逆流をふせぎ、ケース内を低圧に保つことができる装置です。
クランクケース内圧を適正に保つことによる効果
上記のような効果を、簡単な取り付け・補助動力無しで実現します。
さらにエマルション対策の為の専用アダプター・セパレーター類を豊富に用意しており、幅広い車種で使用が可能です。
特に CVT 車・ビッグスクーターにおいては、エンジンブレーキが弱くなることでバックトルクの変化が緩やかになり、
エンジンとタイヤがベルトで直結状態にあることによる特有のギクシャク感がなくなり気持ちよく走ることができます。
あらためて、NAG バルブのご紹介。(掲示物)
Superb は従来の NAG バルブとはなにが違うのか?
従来型の内部バルブは常にフルストローク状態であり、ストローク幅によってグレード分け
された 3 種類の中から用途や走行スタイルに合わせてお客様に選んでいただいておりました。
2011 年、”ストローク幅を可変式にすることで、常に増減し続けるブローバイガス量に
あわせた減圧量の調整を可能にする” という発想のもと、Superb を開発いたしました。
バルブが閉じている状態。スプリング
ブローバイガス少量(低回転時)
ブローバイガス多量(高回転、加速時)
はバルブとつながっていないので初期
スプリングに当たることにより
高い排出圧によりスプリングが押され
荷重はかからない。
ストロークは小さく規制される。
てストロークはさらに増大する。
Superb は、スロットル開度とケース内圧の増加量に合わせてエンブレの効きを適度に保つよう
設計されており、”高性能化” と “乗りやすさの向上”、この 2 つの相反する特性を
従来型のコンパクトさを損なうことなく両立させました。まさにタイプ別に分かれていた
NAG バルブそれぞれの ”いいとこ取り” をした仕様となっているのです。
また、従来型より採用しているスライドバルブは、高性能化のためにストローク幅を
大きく設計した Race 仕様などの場合、装着角度に制限が出ることがありました。
Superb は初期ストロークを少なく設定したことで、取り付け角度を選ばずご使用いただけます。
高速走行向き
扱い易さ向上
Race系
Superb
natural,sports系
ストローク大
可変ストローク
ストローク小
エマルションとはエンジン内部の空気中の水蒸気が結露し、オイルミストと混じって
マヨネーズ状に乳化したもので、バルブ内部に溜まると動作性を損なわせる厄介な存在です。
結露はエンジンが冷えている時ほど発生しやすくなり、本来ならエンジンの熱で温められて
再び水蒸気として外に排出されていくはずが、蒸発し始める前にエンジンを止めてしまう事も
少なくないために、バルブ内への付着を防止しきれず、定期的な清掃が必要なのが実情でした。
4 輪の場合、その対策として純正 PCV の機能を生かした NAG バルブ専用セパレーターを装着し、
バルブ側面の吸出し口から、スロットル開度に合わせて内部の水蒸気の吸い出しを行い、
乾いた空気と入れ替えることで可動部周りのエマルションの発生と滞留を抑えます。
また、2 輪では専用 T 字ジョイントで吸気系から負圧を取り出し、水蒸気を吸い出します。
この機構は清掃の頻度・動作不良のリスク
を減少させ、Superb ではお客様に
本製品を安心してお使い頂くために、
標準的に備えられている機能です。
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