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11 月号の主な内容
【トピックス】
1. 神奈川県内初のインド系インターナショナルスクールが生徒募集開始!
神奈川県で初めて開校する、インド系インターナショナルスクール「インディア・インターナショナ
ル・スクール・イン・ジャパン」(IISJ)は、12 月 1 日より、来春、2009 年 4 月の開校に向け、幼稚園
入学者を対象とした生徒募集を開始します。
2. 人材交流による国際貢献を推進
(ベトナム国中部地区水道事業人材育成プロジェクトなど)
横浜市は、海外諸都市との交流や世界への貢献など、国際性豊かなまちづくりを重点施策とし
て掲げています。その一環として、都市づくりや環境保護に役立つ横浜市の技術、ノウハウを活
かした国際協力を推進しており、人材交流による国際協力に取り組んでいます。
【横浜の小話⑮】
Experience the latest trend of Yokohama! 訪日外国人向けサイトでもっと横浜を楽しむ
1. 神奈川県内初のインド系インターナショナルスクールが生徒
募集開始!∼来春の開校に向けて幼稚園入学者を対象に∼
神奈川県で初めて開校する、インド系インターナショナルスクール「インディア・インターナショナ
ル・スクール・イン・ジャパン・横浜校」(IISJ)は、来春、2009 年 4 月の開校に向け、12 月 1 日より、
幼稚園入学者を対象とした生徒募集を開始します。
現在、インド人技術者は IT 分野では世界のトップレベルといわれていますが、インド企業誘致を
行うためには、インド人社員が求める高い教育環境のニーズを満たすことが不可欠と言われていま
す。横浜市はインド企業誘致のために、廃校となった市立小学校の校舎の一部をインドスクールの
設置場所として活用します。これを東京都江東区でインドスクールを運営する NPO 法人「インディ
ア・インターナショナル・スクール・イン・ジャパン」が借り受けることで、神奈川県初のインド系インタ
ーナショナルスクールの開校が実現しました。現在、早期開校に向けて具代的な準備作業が進ん
でいます。開校初年度は幼稚園入園者を募集し、徐々に小学校入学者へと拡大する予定です。
【インディア・インターナショナル・スクール・イン・ジャパン(IISJ)横浜校概要】
開校予定時期:
2009 年 4 月
所 在 地 :
緑区霧が丘 3‐23 「霧の里」3 階
【インディア・インターナショナル・スクール・イン・ジャパン(IISJ)概要】
東 京 校 :
江東区新大橋 2‐16‐6(横浜校は 2 校目)
2004 年 8 月開校、2007 年 4 月現在地に移転
生徒数:約 350 人、幼稚園∼高校
横浜市発行
2008 年 11 月号
1
目
的 :
在日インド人子弟のためのインド式教育機会の提供
運
営 :
NPO 法人(東京都認可)
教育レベル:
*CBSE 認定校 (*CBSE:インドの教育課程)
校
ニルマル・ジェイン(NHK 国際放送アナウンサー)
長 :
副 校 長 :
V.B.ルパニ(ディワリ・イン・ヨコハマ 2008 実行委員長)
【問 合 せ】
IISJ 東京校 TEL:03-3635-7850 (英語のみ)
【ホームページ】
http://www.iisjapan.com/
2. 人材交流による国際貢献を推進
横浜市は、海外諸都市との交流や世界への貢献など、国際性豊かなまちづくりを重点施策として
掲げています。その一環として、横浜市の都市づくりや環境保護の技術、ノウハウを活かした国際
協力を推進しており、JICA(独立行政法人国際協力機構)や、横浜市が会長都市を務める、アジア
太平洋地域の都市・団体からなる機構、シティネット(アジア太平洋都市間ネットワーク)との連携に
より、専門職員の派遣や研修生の受け入れなど人材交流による国際協力に取り組んでいます。
【ベトナム国中部地区水道事業人材育成プロジェクト】
横浜市水道局は、2007 年 3 月から 2009 年 2 月までの 2 年間、JICA と連携して「ベトナム国中部
地区水道事業人材育成プロジェクト」に取り組んでいます。これはベトナム中部のトゥア・ティエン・
フエ省の水道公社の管理、運営能力を高めるため、安全な水道水を供給する技術を伝えることに
より支援するもので、その成果として今年 6 月には、途上国としては先進的な取り組みである「安全
な水宣言」※を都市部で実現することができました。これまでに横浜市水道局職員を延べ 17 人派
遣し、フエ水道公社からは 27 人の研修員を受け入れ、協力を行ってきました。
※「安全な水宣言」とは
フエ水道公社が供給している水が安全であり、「蛇口からの水が飲める」ことをフエの住民に対し
て宣言することで、これを行うためにはベトナムの水質基準に適合すること、適正水圧が保たれて
いること、蛇口での消毒効果があることの確認を行う必要があります。
【問合せ】水道局人材開発課
TEL:045-671-3069
【 AWAREE( ア ジ ア 都 市 に お け る 総 合 的 環 境 教 育 - 環 境 教 育 に 関 す る 意 識 向 上 ) ・ PostAWAREE(環境保護社会の達成による地球温暖化防止への取組み)プロジェクト】
AWAREE(Awareness on Environmental Education in Asian Cities)事業は、JICA 草の根技術協力
事業の枠組みのもと横浜市とシティネットが連携し、2004 年度から 2006 年度の 3 年に渡り実施した、
環境教育をテーマにした事業です。専門職員の派遣や、研修生の受け入れなどを通じて、シティ
ネットの会員都市であるカンボジア・プノンペン市、ベトナム・ハノイ市の環境問題や環境教育に対
する意識の向上と理解の促進について取り組みました。
この成果が JICA に認められ、さらに 3 ヶ年(2007 年度∼2009 年度)、JICA の資金を得て、
横浜市発行
2008 年 11 月号
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Post-AWAREE 事業を実施しています。Post-AWAREE プロジェクトでは、アジア太平洋地域に更な
る環境教育の普及を目指し、対象都市をバングラデシュ・ダッカ、スリランカ・コロンボ、フィリピン・マ
カティ、ベトナム・ダナンに広げ、環境保護志向社会の実現に向けて、研修員の受け入れを行って
います。
【問合せ】都市経営局国際政策室 TEL:045-671-2078
【ウガンダ共和国との野生動物の飼育繁殖等の技術協力】
今年 5 月のアフリカ開発会議開催を契機に、横浜市と JICA が協働して、ウガンダ共和国
のウガンダ野生生物教育センターとの野生動物の飼育繁殖技術協力覚書を締結しました。
この覚書に基づき、ウガンダ野生生物教育センター職員 2 名が、横浜市の 3 動物園(よこは
ま動物園ズーラシア・野毛山動物園・金沢動物園)及び繁殖センターにおいて、初めての研
修を行いました(2008 年 10 月 16 日∼11 月 14 日滞在)。今後、2010 年までの 3 年間、動物園での
飼育繁殖技術等について協力してまいります。
【問合せ】環境創造局動物園課 TEL:045-671-2607
【カンムリシロムク野生復帰計画】
カンムリシロムクはインドネシアのバリ島にのみ生息し、現在、絶滅が危惧される鳥です。横浜市
は 2003 年、インドネシア共和国との間でカンムリシロムクの野生復帰計画に関する合意書を締結し
ました。計画では 2009 年までの 7 年間に、横浜市繁殖センターで繁殖したカンムリシロムク 100 羽
をインドネシアの保護施設などへ贈る予定で、現在すでに 70 羽を贈り、その一部は野生に放鳥さ
れています。
この計画の一環として、インドネシアからカンムリシロムクの保全に取り組む 2 名の研修員が来日
しました(10 月 19 日∼11 月 6 日滞在)。繁殖センターでの DNA 解析や飼育管理に関する研修の
他、北海道釧路地域のタンチョウ保護活動等の視察を行いました。
【問合せ】環境創造局動物園課 TEL:045-671-2607
3.
途上国支援プロジェクト「TABLE FOR TWO」を実施しました
∼地方自治体内の食堂では初めて∼
横浜市は、2007 年 6 月より、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病に同時に取り組む
プロジェクト、「TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・トゥー)」を市庁舎内の食堂で実施し、今年 6
月までに対象メニュー1,233 食を売り上げました。これは、地方自治体内の食堂では初めての取り
組みです。
現在、世界人口 67 億人のうち、発展途上国では 10 億人が飢餓や栄養不足に苦しむ一方で、
先進国では、10 億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しんでいます。そこで、2007 年春
に、開発途上国が抱える飢餓の問題と先進国が抱える生活習慣病の問題の同時解決に取り組
横浜市発行
2008 年 11 月号
3
み、均衡が崩れ苦しみを抱える現在の世界に、均衡と健康を取り戻すことを目指す、社会貢献運
動「TABLE FOR TWO」が日本で始まりました。TABLE FOR TWO とは、先進国の食卓(TABLE)
に出される健康的な食事が、開発途上国の食卓(TABLE)の学校給食に生まれ変わることを意味
します。具体的には、先進国(企業等の社員食堂)において健康食を提供し、その売上げの一部
を、開発途上国の学校給食 1 食分(1 食あたり 20 円程度)として寄附する運動です。日本の大手
企業においても導入され、それらの活動結果に基づき、2007 年 10 月 24 日、特定非営利活動法
人 TABLE FOR TWO International が創設されました。現在、この活動は世界各国で賛同され、イ
ンド、アメリカ、ヨーロッパ、そして世界中へと広がっています。
【TABLE FOR TWO プロジェクト実施概要】
■実施期間:2007 年 6 月 26 日(火)∼2008 年 6 月 30 日(月)
■対象メニュー:若鶏のクリーム煮(582 キロカロリー)・シーフードムニエル(561 キロカロリー)
■価格:いずれも 650 円(うち 20 円を寄附)
■実績:1,233 食(1 日平均 5 食)
【問合せ】都市経営局国際政策室 TEL:045-671-2078
4. 2010 年APEC(アジア太平洋経済協力)を横浜に!
∼地元誘致組織を立ち上げ、誘致活動をスタート!∼
横浜市は、今年 9 月、神奈川県、横浜商工会議所など県内 26 の団体と連携し、2010 年に日本
で開催される APEC 首脳会議の横浜への誘致に向けて、地元誘致組織「2010 年 APEC 横浜誘致
推進協議会」を立ち上げました。今後、国への働きかけや広報活動等の誘致活動を行います。
横浜は開港以来、国際港都として日本の近代化を牽引するとともに、物流や生産の拠点として、
重要な役割を果たしてきました。また、最近では、アジア太平洋地域の都市・団体からなる、シ
ティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)の会長都市として、域内各都市との技術協力等を
通じて、地球環境の保全・向上とアジア太平洋地域の発展に貢献しています。さらに、第4回アフリ
カ開発会議(TICAD IV)では市民や関係団体が一体となって国の会議運営を支援し、国際コンベ
ンション都市としての総合的な会議開催能力の高さを広く世界に示しています。これらのことから、
2010年APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議の開催地には、横浜が最もふさわしいと考えられ、
誘致活動を推進していきます。
【2010 年 APEC 首脳会議の概要】
時
期 :
参加国等:
2010 年秋(予定)
アジア太平洋の 21 カ国・地域(アメリカ、ロシア、中国、韓国、オーストラリア、カ
ナダなど)
参加者数:
各国首脳、および実務者、メディア関係者を含む約 6,000∼8,000 人を想定
【問合せ】開港 150 周年・創造都市事業本部 戦略的事業誘致課 TEL:045-671-3802
横浜市発行
2008 年 11 月号
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vol.15 Experience the latest trend of Yokohama!
訪日外国人向けサイトでもっと横浜を楽しむ
横浜の集客力を高めることを目的に設立された「横浜観光プロモーションフォーラム」は、横浜エ
リアへの訪日外国人のためのサイト「Experience the latest trend of Yokohama!」を楽天トラベル株式
会社(以下、楽天トラベル)と協力し、10月にオープンしました。
同サイトは横浜エリアへの訪日外国人の宿泊者数増加をねらったもので、3 人の外国人レポータ
ー(カナダ、韓国、台湾)が、横浜のユニークな食文化や三渓園などの名所、また八景島などの体
験スポットを外国人の目線から取材し、生の声を伝えています。また観光施設のオンラインクーポン
や、楽天トラベル限定の特別価格での宿泊プランなどもあわせて紹介しています。サイト訪問者へ、
横浜情報を英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語で余すことなく伝えることで、思わず横浜を訪れ
たくなる魅力的なページに仕上がっています。ぜひ、ご覧ください。
英語サイト
http://travel.rakuten.co.jp/en/promotion/yokohama/
中国語・簡体字サイト
http://www.tabimado.net.cn/info/cp/2008/yokohama/
中国語・繁体字サイト
http://big5.tabimado.net/info/cp/2008/yokohama/
韓国語サイト
http://kr-travel.rakuten.com/event/yokohama2008/yoko_index.html
【問合せ】横浜観光プロモーションフォーラム事務局 TEL:045-211-0122
楽天株式会社 グループマーケティング部サービス広報グループ TEL:03-6387-0147
横浜市とは
横浜市は、日本の首都・東京の西南約 30km に位置し、人口 364 万人の日本第 2 の都市です。
市の GDP は 12 兆 68 億円(約 1,122 億米ドル)に上り、電機機械・輸送機械などの製造業、サービ
ス業が主な産業です。1859 年の開港以来、横浜港は日本の物流や生産の拠点として日本経済の
発展を支え、外国船入港数は日本一を誇っています。
横浜市は積極的に海外から企業や国際会議を誘致しているほか、市民による草の根レベルの交
流も促進しています。今日、横浜が姉妹都市提携を結んでいるのは 8 都市(サンディエゴ、リヨン、
オデッサ、バンクーバー、ムンバイ、マニラ、上海、コンスタンツァ)、また姉妹・友好・貿易協力港は
6 港(オークランド、バンクーバー、上海、メルボルン、大連、ハンブルグ)です。
なお、2009 年、横浜は開港 150 周年を迎えますが、横浜市全体が港や先人の業績に感謝し、横
浜が夢や希望にあふれる街となるきっかけとするため、記念式典をはじめ様々な事業を行います。
今年(2008 年)は、5 月に第 4 回アフリカ開発会議(TICAD IV)が開かれたほか、9∼11 月にかけて
横浜トリエンナーレ 2008 が開催されています。
このニュースレターに関するお問合せは下記へ。
横浜市都市経営局秘書部秘書課報道担当 増田、伊藤 TEL: 045-671-3498
日本パブリックリレーションズ研究所 山田、印藤(いんどう) TEL: 03-5368-0911
* 横浜市についてのご質問、ご要望、また取材のご希望については、
[email protected] までご連絡ください。
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