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高度IT人材育成の好循環メカニズム形成のための施策工程表

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高度IT人材育成の好循環メカニズム形成のための施策工程表
資料5
高度 IT 人材育成の好循環メカニズム形成のための
施策工程表について
2007年10月
高度 IT 人材の育成に関する関係省庁連絡会議
1.作成の経緯
2007年4月、IT 戦略本部において、
「IT 新改革戦略 政策パッケージ」が
決定され、高度 IT 人材育成のための好循環メカニズムの形成を目指すこととさ
れた。
この方向に沿って、同年7月に IT 戦略本部において決定された「重点計画2
007」では、高度 IT 人材育成の好循環メカニズムの形成に資する施策が策定
され、これらの施策を関係府省が連携して推進することとなった。
また、
「重点計画2007」では、関係府省の取組みをより具体化し政府一体
となって推進していく必要性が述べられ、高度 IT 人材の育成に関する関係省庁
連絡会議において、好循環メカニズム形成のための施策の工程表を2007年
9月目途に作成することが求められた。
これを受け、内閣官房及び関係各省において施策工程等を検討し、高度 IT 人
材の育成に関する関係省庁連絡会議での議論を経て、同年10月5日、施策工
程表をとりまとめた。
2.作成方針
・施策工程表の項目は、整合性を図るため、重点計画2007の項目とした。
(1)高等教育における教育の実質化
(2)高収益な業務形態への転換
(3)国際人材の活用
(4)人材流動性の活性化
(5)初等中等教育における改革
・施策工程表の期間は、IT 新改革戦略の目標年度である2010年度までと
し、2007年度内、∼2010年度の2期構成とした。
・とりまとめられた施策工程表は、IT 戦略本部に報告することとした。
3.今後の展開について
関係各省は、施策工程表の工程に沿って、着実に施策を推進する。
また、必要に応じて、施策工程表を適宜見直し、施策の適切な進捗を図る。
(4)人材流動性の活性化等
(4)人材流動性の活性化等
・・IT人材の知識・能力に関する横断
IT人材の知識・能力に関する横断
的な評価システムの策定
的な評価システムの策定
・・情報処理技術者試験の更なる普及
情報処理技術者試験の更なる普及
・・情報通信人材研修事業支援制度
情報通信人材研修事業支援制度
(3)国際人材の活用
(3)国際人材の活用
・・情報処理技術者試験の国際展開
情報処理技術者試験の国際展開
及びスキル標準の国際標準化
及びスキル標準の国際標準化
・・戦略的な海外事業者の活用
戦略的な海外事業者の活用
(2)高収益な業務形態への転換
(2)高収益な業務形態への転換
・・ユーザー企業とベンダー企業との
ユーザー企業とベンダー企業との
取引慣行の改善
取引慣行の改善
産業界
産業界
魅力ある
業務形態
の実現
人材育成の好循環メカニズム
ITの社会的
意義・役割
の進化
優秀な人
材を育成・
輩出
(5)初等中等教育における改革
(5)初等中等教育における改革
・学習指導要領改訂に向けた見直し
・学習指導要領改訂に向けた見直し
・初等中等教育段階からの高度IT人材の育成
・初等中等教育段階からの高度IT人材の育成
・・早期IT人材育成支援事業
早期IT人材育成支援事業
・・教員のIT活用指導力の向上
教員のIT
活用指導力の向上
教員のIT活用指導力の向上
・・学校のIT環境整備の促進
学校のIT環境整備の促進
・・学校のIT化のサポート体制の強化
学校のIT
化のサポート体制の強化
学校のIT化のサポート体制の強化
・・ICTメディアリテラシー育成プログラムの調査・
ICTメディアリテラシー育成プログラムの調査・
開発
開発
・・教育情報化促進基盤整備事業
教育情報化促進基盤整備事業
初等中等教育
(1)高等教育における教育の実質化
(1)高等教育における教育の実質化
・先導的IT
ITスペシャリスト育成推進プログラム
スペシャリスト育成推進プログラム
・先導的
・先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム
・高度情報通信人材育成体系の開発
・高度情報通信人材育成体系の開発
・実践教育を促進する総合的枠組みの構築
・実践教育を促進する総合的枠組みの構築
・現代的教育ニーズ取組支援プログラム
・現代的教育ニーズ取組支援プログラム
・・大学院及び大学におけるIT教育の促進
大学院及び大学におけるIT
教育の促進
大学院及び大学におけるIT教育の促進
・・実践的高度IT人材育成についての検討
実践的高度IT人材育成についての検討
高等教育
大学院等での実践教育の充実、初等中等教育の改革などにより、教育力を高め、優秀な人材を育成・輩出する
とともに、産業界における業務形態の転換等を進め、優秀な人材にとって魅力ある業務形態を実現することにより、
ITの社会的な意義・役割を更に高めていくような「人材育成の好循環メカニズム」の形成を目指す。
国民が実感できる実現目標:
高度IT人材育成の好循環メカニズムの形成のための施策工程表(図解)
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
2007年度内
∼2010年度
(総論)
(1) 高等教育におけ 先導的ITスペシャリスト育成推 (総論)
高度ソフトウェア人材及び 8拠点の形成の継続支援
進プログラム(文科省)
る教育の実質化
大学間及び産学の壁を越えて
潜在力を結集し、教育内容・体
制を強化することにより、世界
最高水準のIT人材として求めら
れる専門的スキルを有するとと
もに、社会情勢の変化等に先
見性をもって対処し、企業等に
おいて先導的役割を担う人材を
育成する教育拠点の形成を支
援する。
また、本事業により得られた
成果等については、それをより
効果的・効率的に全国の他大
学等へ普及・展開するために、
教材の共同開発、洗練・編集、
国際シンポジウムの開催、ポー
タルサイトの構築などを行う拠
点間教材等洗練事業を付加し、
もって我が国における先導的IT
スペシャリスト育成機能の抜本
的強化を図る。
高度情報通信人材育成体系の
開発(総務省)
実践的なPBL(Project Based
Learning)教材や高度ICT人材
育成支援プラットフォームの基
盤技術を開発し、広く普及させ
ることにより、高度情報通信人
材の育成を推進する。
高度セキュリティ人材を育成 とともに、各拠点で多様な教
するための教育拠点(計8拠 育プログラムの開発・実施を
点)に財政支援を行う。
通じて得られた成果につい
て、拠点間教材等洗練事業
により、教材等が確実に全
国の他大学等に普及・展開
していくシステムの形成を推
進する。
(高度ソフトウェア人材)
2006年度に採択した『高
度ソフトウェア人材』を育成
するための6拠点(筑波大
学、東京大学、名古屋大学、
大阪大学、九州大学、慶應
義塾大学)に継続支援をす
る。
また、2008年度以降の
「中間評価」及び「最終評価」
に備え、先導的情報通信人
材育成推進委員会におい
て、「評価要項(高度ソフト
ウェア人材分野)」を策定す
る。
(高度ソフトウェア人材)
「高度ソフトウェア人材」拠
点については、2009年度
(計4年間)まで支援を行う。
また、2007年度に決定し
た「評価要項(高度ソフトウェ
ア人材分野)」に従い、200
8年度に「中間評価」、2010
年度に「最終評価」を行う。
(高度セキュリティ人材)
『高度セキュリティ人材』を
育成するために、先導的情
報セキュリティ人材育成推進
委員会にて、新規に2拠点を
選定し、支援を行う。
(高度セキュリティ人材)
「高度セキュリティ人材」拠
点については、2010年度
(計4年間)まで支援を行う。
また、2008年度に、2009
年度以降の「中間評価」及び
「最終評価」に備え、先導的
情報セキュリティ人材育成推
進委員会において、「評価要
項(高度セキュリティ人材分
野)」を策定し、2009年に
「中間評価」を行う。
企業等の情報化戦略や新
たなビジネス創出を担う高度
ICTマネージメント人材に必
要とされる技術・知識体系を
明らかにするとともに、実践
的な育成手法であるPBLの
モデル教材を、産学連携に
より開発する。(2008年度ま
での2ヶ年計画。2007年度
は、計8教材のうち4教材の
開発を行う。)
また、高度ICT人材育成支
援プラットフォームの基盤技
術の開発に取組む。(2008
年度までの2ヶ年計画。)
2008年度までにICTマ
ネージメント人材育成のため
のPBL教材や、高度ICT人
材育成支援プラットフォーム
を産学連携により開発する。
既に開発しているプロジェ
クトマネージャー、ITアーキ
テクト育成のためのPBL教
材とあわせ、これらを大学院
等の高等教育機関や企業等
に広く普及させることで、高
度情報通信人材の育成を推
進する。
1
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
2007年度内
∼2010年度
実践教育を促進する総合的枠
組みの構築(経産省、文科省)
・実践的な高度IT人材の育成手
法の確立と実践的教育を推進
するための協議会を設置する。
(高等教育機関での実践的な教
育のあり方、社会人へのリカレ
ント教育、教育者育成方策の検
討等)
・実践的教育で活用できるカリ
キュラム例や教材、ユースケー
ス、教育人材等に関するディレ
クトリの整備を推進する。
・高度IT人材育成のための
産学官協議会を文部科学
省、産業界、学会等関係機
関の協力を得つつ、立ち上
げる。
・実践的教育で活用できるカ
リキュラム例や教材、ユース
ケース、教育人材等に関す
るディレクトリを整備する。
・産学官協議会における議
論をうけた施策の反映を行
う。
・実践的教育で活用できる
ディレクトリの充実化を推進
する。
現代的教育ニーズ取組支援プ
ログラム(文科省)
各種審議会からの提言等を
踏まえ、社会的要請の強い政
策課題に対応した取組の中か
ら優れたものを選定・支援し、
広く社会に情報提供を行うこと
により、高等教育の活性化を図
る。政策課題に対応した公募
テーマを設定し、優れた取組を
選定・支援する。
2007年度の公募テーマの1
つとして「教育効果向上のた
めのICT活用教育の推進」を
設定し、新規公募を行うとと
もに、2006年度までにIT活用
教育に関連するテーマで選
定された取組の継続的な支
援を行う。
2007年度までにIT活用教育
に関連するテーマで選定さ
れた取組が支援期間を終了
する2009年度まで継続的な
支援を行う。
大学院及び大学におけるIT教
育の促進(経産省)
・一定の要件を満たす教育プロ
グラムの修了者等への情報処
理技術者試験の一部免除につ
いて検討をする。
・試験の一部免除について、構
造改革特区における特例措置
の全国展開を含む対応も視野
に入れた検討を行う。
・一定の要件を満たす教育
プログラムの修了者等への
情報処理技術者試験の一部
免除の検討を開始する。
・構造改革特区における特
例措置の取扱につき、対応
を検討し結論を得る。
・上記の検討を踏まえ、一定
の要件を満たす教育プログ
ラムの修了者等への情報処
理技術者試験の一部免除を
実施する。
実践的高度IT人材育成につい
ての検討(総務省、文科省、経
産省)
抜本的な高度IT人材育成の
在り方について、検討を行う。
総務省において「高度ICT人
材育成に関する研究会」を
開催し、ナショナルセンター
的機能を有する高度IT人材
育成機関の在り方などを含
む抜本的な高度IT人材育成
策について、2007年度中
に検討し、結論を得る。
総務省における「高度ICT人
材育成に関する研究会」で
の結論を踏まえ、ナショナル
センター的機能を有する高
度IT人材育成機関の在り方
などを含む抜本的な高度IT
人材育成策を具体化する。
2
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
2007年度内
∼2010年度
(2) 高収益な業務
形態への転換
ユーザー企業とベンダー企業と
の取引慣行の改善(経産省)
情報システムの取引にかかる
ユーザー・ベンダー間のモデル
契約・文書等を活用し、情報シ
ステムの信頼性・セキュリティ・
効率性・リスクマネージメントを
向上させる。
・2007年4月に情報システ ・中小企業における取引を念
ム・モデル取引・契約書を公 頭においたモデル取引・契
表。
約書を策定し公表する。
・ 業界団体による啓発活動
等により、モデル取引・契約
にかかる普及を推進する。
・ また中小企業における取
引を念頭においたモデル取
引・契約書の検討を進める。
(3) 国際人材の活
用
情報処理技術者試験の国際展
開及びスキル標準の国際標準
化(経産省)
・ 情報処理技術者試験と海外
におけるIT技術者試験の相互
認証の拡大・深化を推進する。
・海外の高度IT人材への在留
資格の要件緩和を推進する。
・ ITスキル標準の国際標準化
に向けた取り組みを推進する。
・相互認証国及び試験を拡 ・相互認証国を拡大する
大する。
・スキル標準の国際標準化
・相互認証されたIT国家資格 を推進する。
取得者の受入れ範囲の更な
る拡大により、在留資格の要
件緩和の推進を行う。
・ITスキル標準の英語版の
策定及び海外関係機関への
紹介等積極的な普及活動を
行う。
戦略的な海外事業者の活用に
ついて(経産省)
・ アジア各国との経済連携協定
などを見据えた戦略的な海外で
のソフトウェア開発(オフショア
開発)や業務提携に関する検討
を行う。
・国内事業者へのヒアリング ・オフショア業務を活用する
等を実施し、求められオフ
際のメリットやリスクをとりま
ショア業務やオフショア対象 とめる。
国・地域等のニーズ調査を
実施し、戦略的な業務提携
のあり方などについての検
討を開始する。
IT人材の知識・能力に関する横
断的な評価システムの策定(経
産省)
高収益産業に転換が必要な
人材像を踏まえた共通キャリ
ア・スキルフレームワークを構
築し、ITスキル標準、組込スキ
ル標準及び情報システムユー
ザースキル標準を体系的に位
置づけるとともに、情報処理技
術者試験を活用した客観的な
人材評価システムを検討する。
・ITスキル標準、組込スキル ・左記検討を踏まえた新たな
標準及び情報システムユー 情報処理技術者試験を実施
ザースキル標準を体系的に する。
位置づけるための検討を開
始する。
情報処理技術者試験の更なる
普及(経産省)
・ 共通キャリア・スキルフレーム
ワークに基づき、新たな情報処
理技術者試験を構築する。
・ エントリレベルの試験を創設
する。
・ 構造改革特区による民間資
格・講習による情報処理技術者
試験の一部免除について、上
記の見直しを行った上で検討を
行う。
・共通キャリア・スキルフレー ・ 新たな情報処理技術者試
ムワークに基づき、新たな情 験を実施する。
報処理技術者試験を構築す
る。
・エントリレベルの試験を創
設する。
・構造改革特区による民間
資格・講習による情報処理
技術者試験の一部免除につ
いて、上記の見直しを行った
上で結論を得る。
(4) 人材流動性の
活性化等
3
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
情報通信人材研修事業支援制
度(総務省)
高度な人材を含む情報通信
分野の専門的知識や技能を有
する人材を育成するため、情報
通信人材研修事業を実施する
公益法人、第三セクター、NPO
等が行う研修事業に対し、必要
な経費の一部を助成する。
(5) 初等中等教育
における改革
2007年度内
∼2010年度
情報通信人材研修事業者に
対し、助成金を交付し、高度
な人材を含む情報通信分野
の専門的知識や技能を有す
る人材育成を支援する。
引き続き、情報通信人材研
修事業者に対し、助成金を
交付し、高度な人材を含む
情報通信分野の専門的知識
や技能を有する人材育成を
支援する。
学習指導要領改訂に向けた見 学習指導要領の2007年度 新学習指導要領の実施に向
直し(文科省)
中の改訂を目指す。
けた課題等に関する諸施策
情報通信技術の発達、活用
を実施。
場面の拡大、新たな社会問題
の発生等の状況変化を踏まえ、
ITを用いた問題解決能力等の
育成を推進するとともに、高度
なIT人材を育成するため、情報
教育に関する学習指導要領の
規定を各学校段階に応じて、体
系的に見直し、2007年度以降
に改訂する。
初等中等教育段階からの高度
IT人材の育成(文科省)
「IT新改革戦略」等に掲げられ
た目標の達成に向け、「学校教
育情報化推進総合プラン」にお
いて、①IT教育の充実、②学校
のIT環境の整備、③教員のIT
指導力の向上、④校務の情報
化の推進及び、⑤情報モラル
教育の充実等の観点から、調
査研究事業等を実施し、学校に
おける教育の情報化を総合的
に推進。
この中で、指定した高等学校
等において先進的な情報教育
を実践することにより、高度なIT
人材の育成に資する情報教育
の適切な指導手法等について
研究し、その成果の普及等を行
う(指定校事業)。
また、学校外において、ITに
関する優れた能力を有する生
徒を対象として、高度IT人材育
成に資する創作活動を行う特
別講習を実践する(特別講習事
業)。
研究開発指定校として5校を
指定し、高度IT人材の育成
に資する研究開発事業を実
施するとともに、「ICTスクー
ル2007」(特別講習事業)
を開催。
4
・特別講習事業の開催につ
いては、2008年度予算要
求中。
(指定校事業については、2
007年度をもって終了。)
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
2007年度内
∼2010年度
早期IT人材育成支援事業(経
産省)
4泊5日の合宿形式で「セキュ
リティキャンプ」を実施。産業界
のニーズに沿った取り組みとす
るため、セキュリティ業界の第
一線で活躍する技術者を講師
とした実践的な講義や、セキュ
リティ企業見学会、若手技術者
との交流会を行う。また、全国
各地において講習会(1日)を行
い、将来に向けて高度IT人材を
継続的に創出する。
・「セキュリティキャンプ」を実
施。
・セキュリティキャンプの意義
のPRと成果の公表を目的と
し、これからキャンプへの参
加が期待される若年層を中
心に、正しいセキュリティの
理解と意識の向上を図るた
め、全国各地(8カ所程度)
において「セキュリティキャン
プキャラバン」という講習会
(1日)を行う。
「セキュリティキャンプ」「キャ
ラバン」の実施と平行して、O
SSやプログラミングなど、産
業界のニーズに合わせた
テーマを設定、拡張する。
教員のIT活用指導力の向上(文科
省)
「IT新改革戦略」等に掲げられた
目標の達成に向け、「学校教育情
報化推進総合プラン」において、①I
T教育の充実、②学校のIT環境の
整備、③教員のIT指導力の向上、
④校務の情報化の推進及び、⑤情
報モラル教育の充実等の観点か
ら、調査研究事業等を実施し、学校
における教育の情報化を総合的に
推進。
この中で、教員のIT活用指導力
の基準(チェックリスト)を活用し、
教員のIT活用指導力の実態調査を
実施することにより、地方公共団体
の取組みを促進するとともに、教員
のIT活用指導力の向上に関する先
導的かつ効果的な実践研究を実
施。
・平成19年3月現在におけ
る教員のIT活用指導力の実
態について調査し、結果を公
表することにより、地方公共
団体の取組みを促進。
・教員のIT活用指導力の向
上に関する先導的かつ効果
的な実践研究を実施。
・引き続き、教員のIT活用指
導力の実態調査を実施する
ことにより、地方公共団体の
取組みを促進。
・教員のIT活用指導力の向
上に関する先導的かつ効果
的な実践研究を実施する予
定。
・教員のサポート体制や計画
的な環境整備等、教育の情
報化を計画的かつ組織的に
進める学校や地域を支援す
る取組について、2008年度
予算要求中。
学校のIT環境整備の促進(文
科省)
「IT新改革戦略」等に掲げられ
た目標の達成に向け、「学校教
育情報化推進総合プラン」にお
いて、①IT教育の充実、②学校
のIT環境の整備、③教員のIT
指導力の向上、④校務の情報
化の推進及び、⑤情報モラル
教育の充実等の観点から、調
査研究事業等を実施し、学校に
おける教育の情報化を総合的
に推進。
この中で、整備主体である地
方公共団体の取組みを促進す
るとともに、IT環境整備に関す
る先導的かつ効果的な実践研
究を実施。
私立学校についても、私学助
成において支援を行うことによ
り、IT環境の整備を促進する。
(公立学校)
・学校のIT環境整備に必要
な経費について地方財政措
置が講じられたところであ
り、引き続き、目標の達成状
況について調査し、公表する
ことにより、整備主体である
地方公共団体の取組みを促
進。
・IT環境整備に関する先導
的かつ効果的な実践研究を
実施。
(公立学校)
・2010年度までの目標の達
成に向けて、引き続き、必要
な経費について地方財政措
置要望するとともに、目標の
達成状況について調査を実
施することにより、整備主体
である地方公共団体の取組
みを促進。
・IT環境整備に関する先導
的かつ効果的な実践研究を
実施する予定。
(私立学校)
私立学校におけるIT環境の
整備を促進するため、私学
助成において支援を行う。
(私立学校)
2010年度までの目標の達
成に向けて、私立学校にお
けるIT環境の整備を促進す
るため、引き続き、私学助成
において支援を行う。
5
施策工程表
項目
施策名(省庁名)
施策の概要
2007年度内
∼2010年度
学校のIT化のサポート体制の
強化(文科省)
「IT新改革戦略」等に掲げられ
た目標の達成に向け、「学校教
育情報化推進総合プラン」にお
いて、①IT教育の充実、②学校
のIT環境の整備、③教員のIT
指導力の向上、④校務の情報
化の推進及び、⑤情報モラル
教育の充実等の観点から、調
査研究事業等を実施し、学校に
おける教育の情報化を総合的
に推進する。
この中で、教育の情報化の支
援体制の整備に向けた取組み
を支援する。
外部人材の活用による教員
の支援など学校のIT化のサ
ポート体制について具体的
な検討を行う。
教員のサポート体制や計画
的な環境整備等、教育の情
報化を計画的かつ組織的に
進める学校や地域を支援す
る取組について、2008年度
予算要求中。
ICTメディアリテラシー育成プロ
グラムの調査・開発(総務省)
子どものICTメディアリテラ
シー※を総合的に育成するプロ
グラムを開発し、普及させること
により、ICTメディアの健全な利
用の促進を図る。
2006年度に開発したICTメ
ディアリテラシー育成プログ
ラムを、公開(2007年7月1
0日報道発表、総務省ホー
ムページ掲載済)し普及・検
証を行うとともに、プログラム
の更なる充実を図る。
ICTメディアの最新の利用動
向調査等を行い、育成プロ
グラムの更なる充実を図る。
また、育成プログラム(主な
対象:小学校5,6年生)の対
象年齢の拡大や、年齢に応
じたICTメディアリテラシーの
育成方策等について調査を
行う。
平成18年度に作成したO
SPパッケージ※6種及びO
SP基本パッケージの利用に
よる低コストでのIT活用とサ
ポートモデルの検証を図る。
また、その結果を活かして、
基本パッケージの現場要件
への適合性の向上を図る。
2007年度で事業終了する
も、2008年度以降は関係
者の協力による自立的運用
を目指す。
※ICTメディアリテラシー: 単
なるICTの活用・操作能力のみ
ならず、メディアの特性を理解
する能力、メディアにおける送り
手の意図を読み解く能力、メ
ディアを通じたコミュニケーショ
ン能力までを含む概念
教育情報化促進基盤整備事業
(経産省)
小中高等学校等において、O
SSを活用したデスクトップ環境
を導入し教務・校務・学習等の
学校現場のあらゆる場面にお
けるマルチプラットフォームの適
応性及び有効性を検証するた
めの実証実験。セキュリティアッ
プデート等サポート切れOSの
代替として活用でき、古いPCで
もセキュリティが確保された環
境を構築できる。
※OSP(Open School
Platform)パッケージ: 学校
におけるOSS(Open Source
Software)デスクトップ環境の
導入・活用・運用に必要とな
るソフトウェア・ハードウェア
構成及びドキュメント一式
6
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