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ムスリム受入に関する実態調査

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ムスリム受入に関する実態調査
平成27年度 ムスリム等受入体制整備事業
ムスリム受入に関する実態調査
沖縄県
OKINAWA PREFECTURE
❏ 目次
🌙
🌙
🌙
🌙
🌙
🌙
🌙
調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第1章 海外現地ムスリム・・・・・・・・・・・・・・・・・11
第2章 海外現地一般・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社・・・・・・・・・・・37
第4章 沖縄県内在住ムスリム・・・・・・・・・・・・・・・47
第5章 沖縄県内観光従事者・・・・・・・・・・・・・・・・57
資料 アンケート調査票・・・・・・・・・・・・・・・・・・69
❏ 調査概要
■アンケート質問項目概要
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1
❏ 調査概要
1. 目的
沖縄県では、平成33年度(2021年)に入域観光客数1,000万人、観光収入1兆円の
目標達成を目指し「沖縄観光推進ロードマップ」(中期計画)や「ビジットおきなわ計
画」(年度毎)に基づき、さまざまな誘致施策が展開されており、昨年度より、ムスリ
ム(イスラム教徒)観光客の誘致に関しても重点的な取り組みが行われている。
昨年度より、ムスリムに対し「沖縄県の認知度」「観光地としての魅力」「誘客の
可能性」「期待される体制整備」「旅行先に求めるもの」などを調査し、実態を把握
することを目的とし、アンケート調査を実施している。今年度は、調査対象国を増や
すとともに、非ムスリムに対しても調査を実施し、ムスリム調査回答との照査を行う。
また、受入側である県内観光従事者に対しては「ムスリム観光客受入体制の現状」
「市場に対する関心や意欲」「受入体制整備に対し求める支援策」などを調査し、顧
客(ムスリム)および受入側(県内企業)双方の実態と意識を調査・分析し、今後の沖縄県
に求められる受入体制整備の在り方や支援策などの立案に活用することにより、ムス
リムの受入体制整備の更なる充実化を図る。
2. 調査対象・方法
配布数
調査対象
①海外現地ムスリム
②海外現地一般
③沖縄旅行参加
ムスリム
④海外現地ムスリム
取扱旅行会社
⑤沖縄県内在住
ムスリム
⑥沖縄県内
観光従事者
🌙
🌙
🌙
🌙
調査方法
回答方法
有効回答数
有効回答率
H26
H27
H26
H27
H26
H27
120
520
93
511
78%
98%
-
500
-
478
-
96%
調査対象者による
自記式回答(英語)
40
-
32
-
80%
-
マレーシア MATTA FAIR
商談会にて配布 (2015年9月)
調査対象者による
アブダビ WHTS15 商談会 自記式回答
にて配布 (2015年10月)
沖縄県内ムスリム
コミュニティを訪問・配布 調査対象者による
自記式回答
15
21
13
21
87% 100%
100
50
72
32
72%
64%
307
350
232
190
76%
54%
582
1,441
442
1,232
76%
85%
マレーシア MATTA FAIR
インドネシア GATF
🌙 沖縄ブース内にて配布
(2015年9月)
マレーシア MATTA FAIR
インドネシア GATF
🌙 沖縄ブース内にて配布
(2015年9月)
沖縄県内ツアーに参加した
ムスリムグループに配布
OCVB賛助会員・H26セミ
ナー参加者を中心に350事
業所へ調査票を郵送 業種:
(1)宿泊業 (2)飲食
(3)観光施設・土産店
(4)小売業
(5)アクティビティ
(6)レンタカー業
(7)運輸業(バス会社)
(8)その他
調査対象者による
自記式回答(英語)
調査対象者による
自記式回答(英語)
調査対象者による
自記式回答(日本語)
郵送・FAX・
インターネット
アンケートで回答回収
MATTA FAIR: マレーシア全国旅行業協会MATTA(Malaysian Association of Tour and Travel Agents)が主催する
一般旅行者向けのマレーシア最大規模の国際旅行フェア
GATF: Garuda Travel Fair/ガルーダインドネシア航空が主催するインドネシア最大規模の国際旅行フェア
WHTS15: The World Halal Travel Summit & Exhibition アブダビ観光文化局が主催するハラール旅行関連世界最大規模のビジネスイベント
調査報告データは、表計算ソフトにより、少数が切り上げとなっているため、回答率の合計が100%を超えている箇所がある
3. 調査期間
4. 回収サンプル総数
平成27年9月1日(月)~平成27年10月31日(土)
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1,232件
2
❏ 調査結果概要
アンケート① - ⑤【ムスリム全体】
🌙 海外現地ムスリムや県内在住ムスリムが旅行をする際、最も重要と考える項目
は、昨年度調査回答結果同様に「ハラールを考慮した料理があること🌙」となっ
た。また、「食事」や「食事や飲物・物品の原材料表示がされていること」も
重要視されており、ムスリム誘客・受入体制整備において「食事に対する配慮」
「食の環境整備」が最重要事項であるといえる。
「英語などによる情報開示・原材料表示」はムスリム自身がハラールか否かを自
ら判断できる情報源の1つであり、判断をムスリムに委ねるという面からも、重
要なムスリム対応の1つといえる。
一方で、海外現地一般や海外現地ムスリム取扱旅行会社においては「Wi-Fi環境が
あること」を最も重要視しており、海外現地ムスリムの調査回答においても、昨
年度調査回答に比べ重要度が急上昇している。SNSを利用した情報発信や、スマ
ートフォンなどのデジタル機器の普及などにより、自国で使える機器を旅行先で
も、そのまま使用したい、海外においても、快適な環境下でインターネットを利
用したいというニーズが急速に高まっていることがわかる。今後、更に求められ
る受入体制整備の1つであると考えられる。
平
🌙 海外現地ムスリム取扱旅行会社以外を除くムスリムが重要と考えている項目は
「ハラール認証の有無」や「礼拝できる場所があること」などとなっており、
ムスリム受入においては「ハラール認証」は必ずしも必要不可欠とは言い難い
ものの、認証マークの安心と信頼が裏付けられる結果となっている。
「礼拝できる場所」については、平成27年度3月に那覇空港新国際線旅客ター
ミナルビルに礼拝室が設置されたほか、今年度オープンした大型ショッピング
モール内にも設置され、県内の受入体制は少しずつながら環境が整いつつある
ものの、県内在住ムスリムの調査回答からは、満足度が低いことがわかる。
既存のスペースを利活用することで礼拝に対応できることもあるため、まずは、
大型投資をせずとも、取り組み可能なことから、受入体制を整えていくことが
望ましいと考えられる。
🌙 ハラール: イスラーム法で「許されるもの」「合法的な」もののこと
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3
❏ 調査結果概要
アンケート① - ⑤ 【ムスリム全体】
アンケート①【海外現地ムスリム】(P.18) Q.8 日本を旅行する際重要なこと
平
アンケート②【海外現地一般】(P.31) Q.8 日本を旅行する際重要なこと
(平成26年度調査なし)
アンケート③【沖縄旅行参加ムスリム】
Q.7 沖縄のムスリム対応に対する不満足ワースト3 (平成27年度調査なし)
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4
❏ 調査結果概要
アンケート① - ⑤ 【ムスリム全体】
アンケート④【海外現地ムスリム取扱旅行会社】(P.45)
Q.11 求めるムスリム対応に重要なもの
平
アンケート⑤【県内在住ムスリム】(P.52)
Q.4 沖縄のムスリム対応に対する不満足ワースト3
アンケート⑤【県内在住ムスリム】(P.53)
Q.5 今後求めるムスリム対応に重要なもの
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5
❏ 調査結果概要
アンケート⑥【沖縄県内観光従事者】(P.66)
Q.8 (ムスリム受入に関して)今後取り組みたいこと
平
アンケート⑥【沖縄県内観光従事者】(P.67) Q.9 求める行政の取り組み・支援
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6
❏ 調査結果概要
アンケート① 【海外現地ムスリム】
🌙 訪日旅行に対して昨年度調査回答同様に「東京都」(65%)「大阪府」(55%)
「京都府」(43%)など東京都⇄大阪府間を抜ける「ゴールデンルート」への
関心が高い 一方で「沖縄県」は43% となっており、沖縄への旅行意欲も比較
的高く、沖縄への誘客は可能性を秘めているといえる。
☞ P.14 Q3「今後日本で訪れてみたい場所は?」・・沖縄県 (43%)
P.15 Q5 回答「沖縄へ是非旅行をしたい」(84%)
平
🌙 訪日旅行に期待されるものは「自然」(54%)が最も高く、僅差で「料理」
(53%)となった。沖縄も「料理」「自然」をセールスポイントにするとともに
「食」の環境整備が重要であると言える。(P.14 Q2)「料理」は「旅行地を選
定する決め手となるポイント」においても、重要視されており、ムスリム受入
において「ハラールを考慮した料理」がいかに重要かを示している。
(P.20 Q10) なお「日本料理」への関心は比較的高い
ものの「沖縄料理」に対する期待は値が低い。
☞ P.14「訪日旅行に期待するもの」・・「料理」(53%)
P.16 Q6-1「沖縄を訪れたらしてみたいこと」・・「沖縄料理」(28%)
「沖縄料理」自体の認知度も低いことが推測されるが「健康長寿」のハラール
食を沖縄から発信し、イメージを定着させることができれば、沖縄県のムスリ
ム向けセールスポイントの1つになると期待できる。
🌙 沖縄を訪れたときにしてみたいことは「観光施設巡り」(63%)が最も高く「ゆ
ったり過ごす」(14%)ことよりも周遊型観光のニーズが感じられる。
☞ P.16 Q6-1「沖縄を訪れたらどのような事をしてみたいですか?」
🌙 旅行地を選定する決め手となるポイントは「価格」(57%)が圧倒的に多く、納
得の得られる価格帯であることが誘客を大きく左右すると考えられる。
☞ P.20 Q10「旅行地を選定する決め手となるポイントは何ですか?」
アンケート② 【海外現地一般】
🌙 海外現地ムスリム調査回答と同様に「東京都」(65%)「大阪府」(52%)など
「ゴールデンルート」への関心が高い一方で「北海道」(47%)の人気も高い。
「沖縄県」は41%となり、沖縄への旅行意欲も比較的高く、沖縄への誘客は
可能性を秘めている。
☞ P.27 Q3「今後日本で訪れてみたい場所は?」・・沖縄県 (41%)
P.28 Q5 回答「沖縄へ是非旅行をしたい」(85%)
🌙 訪日旅行に期待されるものは「料理」(71%)が最も高く、次いで「自然」
(47%)「雪」(39%)となっている。(P.27 Q2)「料理」は「旅行地を選定する
決め手となるポイント」においても重要視されており、ムスリム・非ムスリム
に関わらず、料理に対する関心が高く、重要視されていることがわかる。
☞ P.33 Q10 「旅行地を選定する決め手となるポイントは何ですか?」
なお「日本料理」への関心は比較的高いものの「沖縄料理」に対する関心は低
い。「沖縄料理の味の評価」というより「沖縄料理」の認知度そのものが、ま
だ低いことが推測される。
☞ P.27 Q2「訪日旅行に期待するもの」・・「料理」(71%)
P.29 Q6-1「沖縄を訪れたらしてみたいこと」・・「沖縄料理」(37%)
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7
❏ 調査結果概要
🌙 沖縄を訪れたときにしてみたいことは「観光施設巡り」(66%)が最も高く
「ゆったり過 ごす」(12%)ことよりも周遊型観光のニーズが感じられる。
また、海外現地ムスリムの調査回答とは異なり「ショッピング」(50%) が
より重要視されていることがわかる。
☞ P.29 Q6-1「沖縄を訪れたらどのような事をしてみたいですか?」
旅行地を選定する決め手となるポイントは「価格」が圧倒的に多く(54%)
平🌙 ムスリム・非ムスリムを問わずに、納得の得られる価格帯であることが
誘客を大きく左右すると考えられる。
☞ P.33 Q10「旅行地を選定する決め手となるポイントは何ですか?」
アンケート④【海外現地ムスリム取扱旅行会社】
🌙 訪日旅行に期待するものについて「料理」(65%)「自然」(65%) が上位を
占め、海外現地ムスリム調査回答同様に重要視されていることがわかる。
ムスリム取扱旅行会社が最も重要と考えるムスリム対応は「Wi-Fi環境がある
こと」となっており、海外現地ムスリムや県内在住ムスリム調査回答との相
違がみられる。
☞ P.45 Q11「求めるムスリム対応は、どのようなことですか?」
アンケート⑤ 【沖縄県内在住ムスリム】
🌙 県内在住ムスリムに「沖縄で良いと思うもの・場所」を尋ねたところ、昨年
度調査回答とは異なり「マリンスポーツ」(67%) が最も高く、次いで
「観光施設・世界遺産」(61%)「自然体験」(57%)となった。一方で
「沖縄料理」に関しては、順位が大きく下がっており、回答者の7%のみが
「よい」と評価している。沖縄料理の多くがハラール対応できていない現状
をふまえると、沖縄料理の「味の評価」というより、そもそも口にできない
事が不満の高さの原因であると推測される。
☞ P.51 Q3 「沖縄で良いと思うもの・場所は何ですか?」
🌙 外食先としては、JICA沖縄内の「OIC食堂」(40%)との回答が最も多い結果
となった一方で12%の回答者は「外食できる場所がない」と回答しており、
6%の回答者は「自炊のみ」と回答している。沖縄においてムスリムが安心
して外食できる環境が、まだ乏しいことを示している。
☞ P.54 Q7 「よく利用されるレストランは、どちらですか?」
🌙 現在の沖縄のムスリム対応について尋ねたところ、最も満足度が高い項目は
「Wi-Fi環境があること」(44%)となり、満足度が低い項目 (☞「不満足」が
過半数を超えている項目)は「飲物・物品の原材料表示」「食事の原材料表示」
「洗い場があること」「マット・コーラン等の貸出があること」「ハラールを
考慮した料理があること」などとなっており、ほとんど全ての項目において満
足度が低い結果となっている。在住ムスリムを取り巻く環境整備の不十分さを
示している。
☞ P.52 Q4 「現在の沖縄のムスリム対応について如何ですか?」
🌙 「家族や友人に沖縄を勧めたいと思いますか?」を尋ねたところ「はい」
(95%)「いいえ」(5%)となり、ムスリム対応に対する満足度は低いものの、
総じて沖縄を家族や友人に推薦したいというポジティブな結果となっている。
☞ P.55 Q8 「沖縄を知人・友人に勧めたいですか?」
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8
❏ 調査結果概要
アンケート⑥ 【沖縄県内観光従事者】
🌙 受入側の県内観光従事者に、今後取り組みたいことを尋ねたところ、「ハラール
を考慮した料理」の準備・提供などの環境整備に取り組むことより「基礎知識取
得」を最も必要な取り組みと認識していることがわかる。
昨年度調査回答と同様の結果であるが、本年度はさらに「オリジナルマニュアル
の作成・導入」も重要視されており、自社の取り組み状況や、取り組み可能状況
に応じた社内研修・セミナーの実施対応マニュアル作成や導入が最も必要とされ
ていることがわかる。次いで「食事の原材料表記などの情報開示」「Wi-Fi環境
整備」「ムスリム対応商品開発」と続いており「ムスリム関連施設視察(国内)」
「ムスリム対応アドバイザーの受入」なども検討されていることがわかる。知識
開発の後、先進地視察やアドバイザーからの専門的なアドバイスを仰ぎ、対応を
充実させていきたいという段階的な取り組み姿勢と意欲がうかがえる。
☞ P.66 Q8 「御社が今後取り組みたいことトップ3は何ですか?」
平
🌙 行政に求める支援は「情報収集/開示(マニュアル作成など)」(54%)「受入整
備」(49%)「助成金/調理器具購入補助」(28%)があげられた。昨年度は「セ
ミナー/勉強会」「助成金/器材購入補助」「情報収集/開示(マニュアル作
成)」など、知識や理解を深めることが求められていたが、今年度は一歩進んだ
具体的な受入方法について取り組みや支援が求められている。
☞ P.67 Q9
「沖縄県内のムスリム受入体制整備に求める行政の取り組みや支援は何ですか?」
🌙 「今後ムスリムを受け入れたい」と回答した県内観光従事者は「いいえ(39%)」
「はい(37%)」「わからない(25%)」となり、昨年度調査回答と比較すると、
受入に対する自社の姿勢がより明確になりつつあることがわかる。なお「受入れ
たい」と回答した回答者にその理由を尋ねたところ「新たな市場開拓が期待でき
る」(83%)となり、新たなマーケットとして、ムスリム受入に注目している様子
がわかる。業種としては、「宿泊業」が最も積極的であり、関心が高い。また
「受入れたくない」と回答した回答者にその理由を尋ねたところ「自社の施設・
サービスでは受入が難しいと考えるので受入れる予定はない」(83%)が昨年度調
査回答同様に最も多い理由としてあげられた。沖縄県の観光が好調に推移してお
り、入域観光客数が大幅に増加しているなかで、国内客やインバウンド対応に追
われ、新たな人員を確保し、ムスリム受入環境を整えるまでの強い必要性を感じ
ていない状況が推測される。
アンケート⑥【沖縄県内観光従事者】(P.60)
Q.6 今後ムスリムを受け入れたいと思いますか?
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9
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10
第1章 海外現地ムスリム
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11
第1章 海外現地ムスリム 調査回答者の属
n=505
Q1-4 国籍
0%
20%
40%
60%
インドネシア
80%
100%
58.6%
マレーシア
40.2%
シンガポール
0.4%
中東
0%
タイ
0%
香港
0.2%
マカオ
0.4%
中国
0%
台湾
0%
アメリカ
0%
その他
0.2%
🌙 その他詳細: リビア (1件)
n=498
Q1-5 居住地
0%
20%
40%
60%
インドネシア
マレーシア
シンガポール
0.8%
0%
タイ
0%
香港
0%
中国
台湾
100%
41%
中東
マカオ
80%
57.8%
0.2%
0%
0.4%
アメリカ
0%
その他
0%
n=453
Q1-6 訪日旅行経験
0%
20%
40%
60%
なし
70%
1回
2回
3回
4回以上
80%
21%
7%
2%
4%
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12
100%
第1章 海外現地ムスリム 調査回答者の属
n=498
Q1-1 性別
男性
24%
女性
76%
n=463
Q1-2 職業
0%
20%
会社員
17%
会社役員
13%
専門職
12%
経営者
11%
公務員
80%
100%
80%
100%
8%
主婦
無職
60%
28%
学生
リタイア
40%
4%
2%
1%
その他
3%
n=507
Q1-3 年齢
0%
20%
10代
40%
6%
20代
39%
30代
30%
40代
19%
50代
60代
70代以上
60%
11%
2%
0%
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13
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q2
訪日旅行に期待するものを教えてください。(複数回答)
n=511
0%
20%
40%
60%
自然
54%
料理
53%
雪
80%
100%
42%
景観
39%
ショッピング
32%
テーマパーク
28%
温泉
27%
紅葉
14%
旅館
11%
その他
5%
ムスリムが訪日旅行に期待する上位4項目は、昨年度調査回答と比較すると期待値の変動が大きく、昨年度調
査回答との相違がみられる。昨年度は「自然」(82%)に対する期待値が圧倒的に高い結果となっていたが、
今年度調査回答では「料理」(54%)に対する期待が高まりつつあるほか「ショッピング」に関しては昨年度
より2ランク上昇しており、購買力の上昇や、外国人旅行者向け消費税免税制度開始など、ムスリム・受入側
(日本)双方を取り巻く環境が変わりつつある中で、興味対象にも変化がみられる。そのほか「雪」(42%)
は、昨年度より1ランク上昇し「景観」(39%)は昨年度に比べると、2ランク低い結果となっている。ムスリ
ム対応の「食の充実」は昨年度に続き、最重要項目であるが、土産品開発や土産品の充実なども体制作りの1
つとして、今後さらに重要となってくる。
Q3
今後日本で訪れてみたい場所は?(複数回答)
n=507
0%
20%
40%
60%
東京都
100%
65%
大阪府
55%
京都府
43%
沖縄県
43%
北海道
その他
80%
40%
6%
昨年度調査回答同様、東京都⇄大阪府間を抜ける「ゴールデンルート」の高い人気が今年度調査においても
みられる。昨年度は「大阪府」(65%)に次いで「東京都」(55%)となっていたが、本年度は「東京都」「大
阪府」の人気が逆転している。順位変動の要因の1つとして、政府観光局(JNTO)の発表を参考とすると、マ
レーシアからの訪日旅行客が最も訪れたい場所は「大阪府」となっており、本年度調査は、昨年度調査対象
国のマレーシアに加え、インドネシアも対象としている点が考えられる。「沖縄県」は昨年度よりも上昇傾
向にあるが、沖縄ブースにて調査を実施しているためか、空港出口調査等との結果とは異なる結果となって
いる。一般的に、東南アジアの国々では、気候の異なる北海道の人気が高いことが広く知られているが、本
調査では、沖縄の人気が北海道を上回る結果となった。なお回答者の訪日経験は「なし」と回答した人が最
も多く、沖縄誘客においては特に「訪日リピーター」獲得が重要と考えられる。
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14
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q4
日本最南端の島・沖縄をご存知でしたか?
n=498
いいえ
31%
はい
69%
Q5
沖縄旅行に対する考えを教えてください。
n=504
興味がないの
で行かない
1%
興味はあるが多
分行かない
15%
是非旅行したい
84%
「是非旅行をしたい」とのポジティブな回答が84%を占め「興味はあるがたぶん行かない」は15%「興味
がないので行かない」は、僅か1%となった。昨年度調査回答と比べると「興味はあるが多分行かない」が
7%減少し「是非旅行をしたい」が10%増となっており、沖縄への感心が高まりつつあることが推測される
ほか、来日経験者が増加している。(昨年度調査における訪日経験有無の中で1回以上の来日経験者: 21% ☞
今年度 34%に増)「興味はあるがたぶん行かない」と回答した15%の主な理由として「旅行費用が高い」
(60%)や「フライトが不便」(17%)などがあげられた。理由としてあげられたこれらの回答は、昨年度より
大幅な増加がみられ「行きたい理由」「行きたくない理由」ともに、より明確になりつつあることがわか
る。
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15
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q6-1 沖縄を訪れたら、どのような事をしてみたいですか?(複数回答)
n=506
0%
20%
40%
60%
観光施設巡り
世界遺産巡り
100%
54%
ショッピング
52%
ビーチ・マリンスポーツ
46%
文化体験(踊り・工芸など)
36%
自然体験(海水浴・乗馬など)
29%
沖縄料理
28%
地域の祭り
23%
ゆったり過ごす
14%
地域住民との交流
ゴルフ
80%
63%
12%
1%
釣り
1%
その他
1%
「観光施設巡り」(63%)が最も高く、次いで「世界遺産巡り」(54%)と「ショッピング」(52%)となり、昨年度上位と
なっていた「自然体験」(44%)や「文化体験」(42%)は「ショッピング」を下回る結果となった。「ショッピング」は昨年
度より4ランクの上昇がみられ、購買力の上昇や、外国人旅行者向け消費税免税制度開始、円安の影響などが推測される。
ムスリム・受入側(日本)双方を取り巻く環境が変わりつつある中で、外国人旅行者向け消費税免税制度導入店の増加やサ
ポートの充実等により更なる経済効果が期待される。「ビーチ・マリンスポーツ」は昨年度より2ランク上昇し、沖縄に対
する「ビーチリゾート地」「アクティブなビーチ」「バラエティ豊かなマリンアクティビティ」などの印象が浸透しつつあ
る事がうかがえる。昨年度同様「周遊型」観光のニーズは高い。2016年3月現在、日本の世界遺産登録は19件(15件の
「文化遺産」と4件の「自然遺産」)となっているが、沖縄県には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、首里城跡・
斎場御嶽・今帰仁城跡など9つの文化遺産があり、ムスリム誘客のセールスポイントの1つとしても十分強みとなる。
Q6-2 ショッピングは、何を購入されたいですか?(複数回答)
n=228(Q6-1で「ショッピング」と回答した271件の内訳)
0%
20%
衣類
20%
伝統工芸品
20%
アクセサリー
60%
80%
100%
14%
電化製品
海産物
40%
12%
10%
菓子類
7%
コスメ・香水
6%
ブランド品
5%
野菜・くだもの
5%
医薬品・サプリメント
1%
ショッピングで購入したいものの傾向は、昨年度調査回答結果同様「衣類」(20%)「伝統工芸」(20%)が上
位を占めているが「電化製品」(12%)は、昨年度より4ランクの上昇がみられ「メイドイン・ジャパン」へ
の高い信頼と、消費者側の購買意欲の上昇が推測される。一方で「菓子類」(7%)「海産物」(10%)は昨年度
よりランクが下降している。「医薬品・サプリメント」に対する購買意欲が低いのは、中華系インバウンド
消費とは異なる点である。調査対象国においては、化粧品や医薬品のハラール認証が導入されており、興味
がないのではなく、そもそも「購入(可能)対象品」から外れている可能性が推測される。
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16
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q6-3 ショッピングは、どこでされたいですか? (複数回答)
n=102(Q6-1で「ショッピング」と回答した271件の内訳)
0件
10件 20件 30件 40件 50件 60件 70件
デパート
63件
コンビニエンスストア・スーパーマーケット
39件
ドラッグストア
8件
その他
33件
どこでショッピングしたいかという具体的な場所については、昨年度同様「デパート」(63件)が圧倒的に多
い。「ドラッグストア」(8件)が低いことは、P.16 Q6-2「ショッピングは何を購入されたいですか?」の
回答からもわかる通り、ムスリムはコスメや医薬品に対する購買意欲が低い裏付けでもある。調査対象国に
おいては、化粧品や医薬品のハラール認証が導入されており、オーストラリアやシンガポールなどの非ムス
リム国においても、ハラール対応医薬品に対する投資や開発が始まっている。日本においても「メイドイ
ン・ジャパン」のハラール医薬品・化粧品の開発が始まっており、今後の広まりが期待されるとともに、非
常に注目される市場の1つであるといえる。今後、県内・国内において、ハラール医薬品・化粧品が充実して
くると、購買意欲に変化が見られるかもしれない。
Q7
日本旅行中に食べてみたいものは何ですか? (複数回答)
n=508
0%
20%
40%
60%
寿司
42%
天婦羅
40%
伊勢海老・蟹
32%
しゃぶしゃぶ
30%
懐石料理
25%
すき焼き
17%
くだもの
17%
エスニック
その他
100%
68%
ラーメン
ファーストフード
80%
17%
7%
4%
日本旅行中に食べてみたいものは「寿司」(68%)が最も多く、次いで「ラーメン」(42%)「天婦羅」(40%)
となった。また、これらの結果は、海外現地一般を対象とした P.30 Q7 調査回答においても、同様の結果
となっており、日本食を代表する「寿司・天ぷら」のほか「ラーメン」の認知度が高く定着していることが
うかがえる。なお現地一般において人気が高い「しゃぶしゃぶ」は、ムスリム回答者においては順位がやや
低い。調査対象国には多くの日系企業が進出しており、日本食レストランも多数存在しているが、味は現地
に迎合していることも少なくない。ムスリム・非ムスリムに関わらず、渡航先では「その国のオリジナル料
理」を食べてみたいという関心が高いことは共通している。
🌙 一部のムスリムはエビ・カニを食さないが、当該調査回答者(国籍マレーシア・インドネシア)においては、高い関心がうかがえる
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17
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q8
日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください。
とても重要
重要
重要ではない
0%
20%
40%
ハラールを考慮した料理があること/n=470
60%
80%
100%
90%
7%
3%
ハラール認証の有無/n=443
86%
9%
4%
礼拝できる場所があること/n=460
85%
12%
4%
Wi-Fi環境があること/n=457
84%
13%
3%
食事の原材料表示がされていること/n=438
82%
16%
2%
飲物・物品の原材料表示がされていること/n=436
81%
17%
2%
洗い場があること/n=413
81%
従業員にイスラム知識があること/n=415
74%
マット・コーラン等の貸出があること/n=434
69%
従業員にムスリムがいること/n=412
62%
同性による接客/n=412
49%
14%
5%
20%
6%
24%
7%
27%
28%
11%
23%
「ハラールを考慮した料理があること」は「とても重要」(90%)および「重要」(7%)を合わせて97%とな
り、最も重要視されており、非ムスリム国の日本を旅行する際にもハラールを考慮した料理があることは必要不
可欠だと考えていることがわかる。また、判断の目印となる「ハラール認証の有無」も「とても重要」(86%)
および「重要」(9%)を合算すると95%となっており、重要視されていることがわかる。「原材料の表示」につ
いても「とても重要」「重要」をあわせ、98%となっており、ハラールか否かを自ら判断できる情報の提供に
ついても、その重要度が高いことがわかる。また非ムスリムを対象とした P.31 Q8 調査回答においても「食
事」(67%)「食事の原材料表示」(60%)「飲物・物品の原材料表示」(59%)など「食に関する事柄」の重要度
が高い結果となっており、ムスリム・非ムスリムを問わずに「食事」が重要視されていることがわかる。日本語
が読めない・話せない観光客にとっては、英語などによる「原材料表示」は、重要な自己判断材料の1つとなり
える。
「礼拝できる場所があること」(85%)についても昨年度調査回答同様に、重要視されている。
「Wi-Fi環境があること」については、昨年度に比べ3ランクの上昇となっており、SNSを利用した情報発信
や、スマートフォンなどのデジタル機器の普及などにより、自国で使える機器を旅行先でも、そのまま使用した
いという要望が高まっていることがわかる。また、ムスリムアプリなどを起動させることで、メッカの方角を調
べたり、そのエリアでの礼拝時刻を調べることもできるほか、土産品や食事の原材料についても「ハラール」
「ハラーム」「シュブハ」等を様々な言語で調べることができるため、今後、更に求められる受入体制整備の1
つであると考えられる。
🌙 ハラール: イスラーム法において「許されるもの」「合法的なことやもの」のこと
🌙 ハラーム: イスラーム法において「禁止されるもの」「避けるべきことやもの」のこと
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18
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q9
旅行地の情報源は何ですか? (複数回答)
n=510
0%
20%
40%
旅行ガイドブック
100%
37%
旅行会社の勧め
33%
旅行会社のWEBや宿泊予約サイト
31%
ブログ・SNS・Twitter
20%
新聞・雑誌の広告
その他
80%
50%
友人・親類の勧め
TV・ラジオの広告
60%
10%
7%
3%
旅行地の情報源は約半数が「旅行ガイドブック」(50%)と回答し、昨年度調査回答(51%)と同様の結果と
なった。次いで「友人・親類の勧め」(37%)となっており、ガイドブックのほか「口コミ効果」の高さがわ
かる。
「旅行会社の勧め」(33%) が昨年度調査回答(24%)に比べ、上昇していることや「旅行会社のWEBや宿泊
予約サイト」(31%) も同様に、昨年度調査回答(26%)よりも上昇しており、旅行会社や関連会社が発信する
情報は「情報源」として参考とされていることが推測される。
今年度調査においては「Wi-Fi環境があること」を重要視している回答者が増加しており、SNSを利用した情
報発信や、スマートフォンなどのデジタル機器の普及などによって、旅行先においても現地情報を収集する
ことが想定される。WEBページなどにおいては、多言語による情報発信がより重要となってくる。
なお「新聞・雑誌の広告」(10%)「TV・ラジオの広告」(7%)と、メディア広告を旅行地の情報源とする回
答は昨年度同様に少ない結果となっている。
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19
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q10
旅行地を選定する決め手となるポイントは何ですか? (複数回答)
n=501
0%
20%
40%
価格
100%
40%
料理
38%
歴史・文化
34%
気候・季節
32%
旅行日程
29%
景観
26%
旅行目的に適している
24%
自然
21%
アクセスが便利
17%
治安・衛生
14%
海
12%
ビザ優遇メリット
その他
80%
57%
友人・親類がいる
仕事のため
60%
9%
2%
1%
旅行地を選定する決め手となるポイントは「価格」(57%)との回答が圧倒的に多く、昨年度調査回答同様に重
要度が最も高い。次いで多かった回答は「友人・親類がいる」(40%)となっており、昨年度調査回答より5ラン
ク上昇しており、昨年度調査結果との相違がみられる。
「料理」(38%)に関しては、昨年度より1ランク下降しているものの、変わらず重要視されていることがわか
る。P.18 Q8 「日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください」の回答結果からもわかるよう
に、ムスリムにとって「ハラールを考慮した料理があること」は旅行する際に最も重要視される点であり「(ム
スリムの)友人や親類がいること」や「(ハラールを考慮した)料理」は、旅行地を選定(決定)する上で、重要な判
断材料となっていることがわかる。「気候・季節」(32%)は昨年度調査においては、重要視されていたが、今
年度調査回答においては、2ランク下降している。一方で「旅行日程」や「旅行目的に適している」(24%)は上
昇がみられ「テーマ」や「旅行目的」をより意識していることがわかる。
訪日旅行経験者は昨年度調査より増加しているほか、調査対象国であるマレーシア・インドネシアともに、
2015年の訪日観光客数は過去最高を記録しており(マレーシア: 305,500人/インドネシア: 205,100人)イ
ンセンティブ旅行のほか、FITにも伸びがみられ、今後はリピーターや、富裕層などに向け、テーマや目的をよ
り強く打ち出した旅行商品需要が高まる可能性があり、沖縄県内の「(ムスリム対応の)バーべーキューが楽しめ
るビーチ」や「貸切対応可能なビーチ」など「ムスリムも楽しめる沖縄」をよりアピールしていくことによっ
て、沖縄旅行を決断させる決め手へとつなげていける可能性もある。
🌙 FIT:「Foreign Independent Travel」の略/チケットやホテルなどを個人で手配する個人旅行のこと
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20
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q11
(日本に限らず)今後訪れたい場所はどこですか? (自由回答・複数回答)
n=365
0%
20%
40%
ヨーロッパ
16%
日本
16%
オセアニア
その他
80%
100%
35%
韓国
アメリカ
60%
11%
6%
15%
昨年度調査回答との相違がみられ、ヨーロッパ方面(トルコ・フランス・イギリスなど)の人気の高さがうかが
える。一方で、日本(16%)は、昨年度は最も訪れたい国となっていたものの、今年度は人気が下降してい
る。また昨年度調査結果においては選出されていなかった韓国に対する関心が急上昇し、日本と同率に並ん
だ。沖縄県をはじめ、日本全体としても、積極的にムスリム誘致を行っているが、調査対象国の海外旅行博
などにおける韓国のプロモーションは、大規模かつバラエティ豊かでエンターテインメントに富んでおり、
現地エージェントの商品造成も活発に行われている。日本国内の訪れたい場所としては「東京都」「大阪
府」「沖縄県」「北海道」などがあげられた。イスラム圏であるトルコは、ヨーロッパ方面の中で最も行き
たい国となっているが、非ムスリムを対象とした P.34 Q11 調査回答においては、イギリスの人気が圧倒的
に高い結果となっており、相違がみられる。
🌙 オセアニア・・オーストラリア / ニュージーランド
Q12
(ひとりあたりの)旅行の予算はどのくらいですか?
n=495
0%
20%
〜1,000USD (約11万円)
40%
60%
80%
100%
17%
1,000〜2,000USD (約11-22万円)
35%
2,000〜3,000USD (約22-33万円)
26%
3,000〜4,000USD (約33-44万円)
15%
4,000〜5,000USD (約44-55万円)
4%
5,000USD~ (約55万円)
4%
旅行費用は、昨年度調査よりも詳細な設問としたところ、1,000〜2,000USD(約11万~22万円)の予算が
もっとも多い結果となった。一方で1,000USDと回答した回答者は昨年度より13ポイント減少している。
世界的な景気後退の中においても調査対象国であるマレーシア・インドネシアの一人あたりの国民所得が確
実に伸びており、マレーシアにおいては、2020年末までに1人当たりの国民所得を1万5000USドルに倍
増させ、高所得国(先進国)入りさせると宣言している。(ビジョン2020の実現) 今後は、リピーターや、富裕
層向けラグジュアリーパッケージ等の需要も増えてくることが予想される。
🌙 1ドル・・約109円 (2015年10月1日レート)
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21
❏ 第1章 海外現地ムスリム
Q13
フリーコメント
■日本について
日本に行きたい (14)
日本が好き (映画の影響・フレンドリー・ホスピタリティが良いから) (5)
(日本の)国民性・文化が素晴らしい!(3)
日本に行きます (3)
日本は素晴らしい (3)
またいつか日本に行きたいです (3)
(日本は)良い国 (2)
日本最高!(2)
日本旅行が大好きです!
日本人はとても親切で、外国人観光客の手助けをしてくれます
アジアの国々の中で、日本は訪れるべき国の一つだ
日本への無料航空券が欲しいです
日本に興味があります
桜を見るのが好きです
遺産や歴史に大変興味があります。いつか日本を訪れたいです
■沖縄について
沖縄に行きたいです (13)
沖縄のことがもっと知りたいです (2)
沖縄が大好き (2)
美しい場所・海・文化。近々訪れたい
文化が良い
沖縄旅行は興味深い
ロケーションがとても良い
いつか沖縄に現実逃避しにいきたいです
「イタズラなKiss」を見てから沖縄に行きたくなった
■ブースについて
ブースが面白い・良かった (6)
良い調査だと思います (2)
友好的で楽しめた
このトラベルフェアーで沖縄について知れたと思う
沖縄の情報が充実した良いブースだった
資料が良い
良い出展で、サービスも良かった
友好的で楽しかった
大変参考になった
とても興味深いプロモーションだ
■ムスリムについて
ムスリム向けの施設・食事をもっと増やすべき (2)
ムスリム向け旅行ガイドを求む
ムスリム系のツアーがあれば尚良い
安い航空路と宿泊・ハラール料理が必要
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22
第2章 海外現地一般
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23
第2章 海外現地一般 調査回答者の属性
n=446
Q1-1 性別
男性
32%
女性
68%
n=415
Q1-2 職業
0%
20%
会社員
80%
100%
22%
専門職
15%
会社役員
14%
学生
9%
主婦
8%
公務員
3%
リタイア
2%
その他
60%
27%
経営者
無職
40%
1%
3%
n=452
Q1-3 年齢
0%
20%
40%
60%
10代
20代
30代
40代
50代
60代
70代以上
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24
80%
100%
第2章 海外現地一般 調査回答者の属性
n=448
Q1-4 国籍
0%
20%
40%
インドネシア
60%
80%
100%
80%
100%
58.9%
マレーシア
40%
シンガポール
0.4%
中東
0%
タイ
0%
香港
0.2%
マカオ
0%
中国
0%
台湾
0%
アメリカ
0.2%
その他
0.2%
n=445
Q1-5 居住地
0%
20%
40%
インドネシア
60%
57.5%
マレーシア
40.2%
シンガポール
0.9%
中東
0.2%
タイ
0%
香港
0.2%
マカオ
0%
中国
0%
台湾
0.2%
アメリカ
0.2%
その他
0.4%
Q1-6 宗教
n=444
0%
20%
40%
キリスト教
58%
仏教
ユダヤ教
その他
60%
35%
0%
7%
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25
80%
100%
第2章 海外現地一般 調査回答者の属性
n=405
Q1-7 訪日旅行経験
0%
20%
40%
60%
なし
52%
1回
29%
2回
3回
4回以上
9%
3%
7%
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26
80%
100%
❏ 第2章 海外現地一般
Q2
訪日旅行に期待するものを教えてください。(複数回答)
n=456
0%
20%
40%
60%
料理
100%
71%
自然
47%
雪
39%
ショッピング
35%
景観
32%
温泉
32%
テーマパーク
22%
紅葉
10%
旅館
その他
80%
9%
3%
訪日旅行に期待されるものは「料理」(70%)が最も高く、次いで「自然」(47%)「雪」(39%)となり 現地
ムスリムを対象とした P.14 Q2「訪日旅行に期待するものを教えてください」調査回答と比較すると「料
理」に対する期待が圧倒的に高いことがわかる。また「ショッピング」(35%)に対する期待値も、ムスリム
調査回答よりも高くなっている。ムスリム調査回答においても「ショッピング」が昨年度より2ランク上昇し
ており、ムスリム・非ムスリムを問わず、購買力の上昇や、外国人旅行者向け消費税免税制度開始など、顧
客・受入側(日本)双方を取り巻く環境が変わりつつある中で、興味対象にも変化がみられる。また、上位3項
目についても、期待値はそれぞれ異なるものの、ムスリム調査回答と同様の項目となっている。調査対象国
であるマレーシア・インドネシアともに、2015年の訪日観光客数は過去最高を記録しており(マレーシア:
305,500人/インドネシア: 205,100人)インセンティブ旅行のほか、FITにも伸びがみられ、今後、訪日旅
行に期待されるものに更に変化がみられる可能性がある。
Q3
今後日本で訪れてみたい場所は? (複数回答)
n=451
0%
20%
40%
60%
東京都
100%
65%
大阪府
52%
北海道
47%
京都府
41%
沖縄
41%
その他
80%
5%
今後日本で訪れてみたい場所は「東京都」(65%)に次いで「大阪府」(52%)となっており、ムスリムを対象
とした調査回答と同様の結果となっている。非ムスリムにおいても、東京都⇄大阪府間を抜ける「ゴールデ
ンルート」の人気の高さがうかがえるが、3位以下に関しては、ムスリムを対象とした調査回答とは異なり
「北海道」(47%)「京都」(41%)「沖縄」(41%)となっており、ムスリム調査回答では5番であった「北海
道」の人気が高くなっている。政府観光局(JNTO)の発表を参考とすると、2015年に訪日したマレーシア・
インドネシア観光客を対象とした調査結果においては、本回答との相違がみられる。JNTO調査において
は、マレーシア観光客の訪問先トップ3は「大阪府」「千葉県」「東京都」となっており、一方のインドネシ
ア観光客の訪問先トップ3は「東京都」「千葉県」「大阪府」となっている。
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27
❏ 第2章 海外現地一般
Q4
日本最南端の島・沖縄をご存知でしたか?
n=446
いいえ
31%
はい
69%
Q5
沖縄旅行に対する考えを教えてください。
n=451
興味はあるが多
分行かない
13%
興味がないので
行かない
2%
是非旅行したい
85%
「是非旅行をしたい」というポジティブな回答が85%となった。
「興味はあるがたぶん行かない」と回答した13%の主な理由としては「旅行費用が高い」(52%)
「フライトが不便」(30%)があげられている。
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28
❏ 第2章 海外現地一般
Q6-1 沖縄を訪れたら、どのような事をしてみたいですか? (複数回答)
n=449
0%
20%
40%
60%
観光施設巡り
100%
66%
ショッピング
50%
世界遺産巡り
44%
ビーチ・マリンスポーツ
42%
沖縄料理
37%
文化体験(踊り・工芸など)
28%
自然体験(海水浴・乗馬など)
25%
地域の祭り
19%
地域住民との交流
19%
ゆったり過ごす
釣り
80%
12%
3%
ゴルフ
1%
その他
2%
最も人気が高い項目は「観光施設巡り」(66%)、次いで「ショッピング」(50%)となった。ムスリム・非ムス
リムを問わず「観光施設巡り」や「ショッピング」に対して、高い興味・関心が寄せられていることがわか
る。購買力の上昇や、外国人旅行者向け消費税免税制度開始、円安の影響などが推測され、顧客側・受入側(日
本)双方を取り巻く環境が変わりつつある中で、外国人旅行者向け消費税免税制度導入店の増加やサポートの充
実等により更なる経済効果が期待される。ムスリム調査回答との相違点として「沖縄料理」(37%)に対する期
待値が高い。
2016年3月現在、日本の世界遺産登録は19件(15件の「文化遺産」と4件の「自然遺産」)となっているが、
沖縄県には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、首里城跡・斎場御嶽・今帰仁城跡など9つの文化遺
産があり、誘客のセールスポイントの1つとしても十分強みとなる。
Q6-2 ショッピングは、何を購入されたいですか? (複数回答)
n=174(Q6-1で「ショッピング」と回答した224件の内訳)
0%
20%
40%
60%
衣類
43%
伝統工芸品
43%
海産物
26%
アクセサリー
22%
菓子類
18%
野菜・くだもの
17%
ブランド品
医薬品・サプリメント
100%
40%
電化製品
コスメ・香水
80%
16%
12%
8%
ショッピングで購入したいものとして「衣類」(43%)や「伝統工芸品」(42%)が人気となっており、ムスリ
ム調査回答と同様の結果となっている。「海産物」(40%)にはムスリムよりも、より高い関心がよせられて
いる結果となった。
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29
❏ 第2章 海外現地一般
Q6-3 ショッピングは、どこでされたいですか? (複数回答)
n=82(Q6-1で「ショッピング」と回答した224件の内訳)
0件
10件
20件
30件
40件
50件
60件
52件
デパート
30件
コンビニエンスストア・スーパーマーケット
15件
ドラッグストア
19件
その他
どこでショッピングしたいかという具体的な場所は「デパート」(52件)となり、ムスリム調査回答と同様の
結果となっている。百貨店大手4社が発表した2016年初売り売上においては、訪日外国人向けの免税売上高
が増加しており、インバウンド消費が好調で、中には、前年比8割増を記録した百貨店もある。沖縄県内にお
いても、外国人旅行者向け消費税免税制度導入店の増加やサポートの充実等により更なる経済効果が期待さ
れる。
Q7
日本旅行中に食べてみたいものは何ですか? (複数回答)
n=478
0%
20%
40%
60%
寿司
51%
しゃぶしゃぶ
36%
天婦羅
36%
伊勢海老・蟹
31%
懐石料理
29%
すき焼き
24%
くだもの
18%
エスニック
その他
100%
73%
ラーメン
ファーストフード
80%
16%
8%
4%
日本旅行中に食べてみたいものを尋ねたところ「寿司」(73%)が最も人気が高く、次いで「ラーメン」
(51%)となった。「しゃぶしゃぶ」(36%)は、海外現地ムスリム調査回答と比較すると、関心が高い。調査
対象国にも多数の「SYABU-SYABU」レストランが展開しているが、味は現地に迎合していることも少な
くない。ムスリム・非ムスリムに関わらず、渡航先では「その国のオリジナル料理」(日本料理)を食べてみた
いという関心が高いことは共通している。
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30
❏ 第2章 海外現地一般
Q8
日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください。
とても重要
重要
重要ではない
0%
20%
40%
Wi-Fi環境があること/n=394
80%
87%
食事/n=396
58%
飲物・物品の原材料表示がされていること/n=379
58%
同性による接客/n=329
31%
38%
35%
32%
2%
4%
34%
39%
28%
100%
11% 2%
67%
食事の原材料表示がされていること/n=383
礼拝できる場所があること/n=333
60%
8%
27%
41%
「Wi-Fi環境があること」が最も重要視されており、「とても重要」と「重要」をあわせると、98%となってい
る。これは海外現地ムスリム調査回答においても、昨年度に比べ3ランクの上昇がみられ、重要度が増している
ことがわかる。ムスリム・非ムスリムを問わず、SNSを利用した情報発信や、スマートフォンなどのデジタル
機器の普及などにより、自国で使える機器を旅行先でも、そのまま使用したいという要望が高まっていることが
わかる。
世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイトであるエクスペディア・ジャパンが先日発表した
「旅行におけるモバイル利用」の意識調査(対象者世界19ケ国・各国500名以上/計9,642名)の回答では、
「スマートフォンは旅の必需品」と回答した割合が世界平均で74%となり、「スマートフォンは旅の質を上げ
る」と回答した割合が世界平均で67%となっており、とくにアジアの回答者は「旅で最も必要なものは?」の
質問に対し「スマートフォン」と回答していることから、今後、益々Wi-Fi環境が求められてくることが予想さ
れる。
「食に関する事柄」では「とても重要」「重要」の合算でみると「食事」(98%)「食事の原材料表示」(96%)
「飲物・物品の原材料表示」(92%)の重要度が高くなっている。非ムスリムにおいても「原材料表示」のニー
ズは高い。一方「同性による接客」と「礼拝できる場所があること」は重要視されていないことがわかる。
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31
❏ 第2章 海外現地一般
Q9
旅行地の情報源は何ですか? (複数回答)
n=455
0%
20%
40%
旅行ガイドブック
80%
100%
55%
旅行会社の勧め
35%
旅行会社のWEBや宿泊予約サイト
33%
友人・親類の勧め
32%
ブログ・SNS・Twitter
11%
新聞・雑誌の広告
8%
TV・ラジオの広告
7%
その他
60%
2%
旅行地の情報源は約半数が「旅行ガイドブック」(55%)と回答し、ついで「旅行会社の勧め」(35%)「旅行
会社のWEB等」(33%)となっており、旅行会社の発信する情報が「情報源」として活用されている事がわか
る。「友人・親類の勧め」(32%)は海外現地ムスリム調査回答と比べると順位は低い。
なお「新聞・雑誌の広告」(8%)「TV・ラジオの広告」(7%)と、メディア広告を旅行地の情報源とする回答
はムスリム調査回答同様に少ない結果となっている。
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32
❏ 第2章 海外現地一般
Q10
旅行地を選定する決め手となるポイントは何ですか? (複数回答)
n=448
0%
20%
40%
60%
価格
46%
友人・親類がいる
41%
気候・季節
31%
歴史・文化
27%
旅行日程
26%
旅行目的に適している
19%
景観
20%
自然
14%
治安・衛生
13%
アクセスが便利
11%
ビザ優遇メリット
11%
海
その他
100%
54%
料理
仕事のため
80%
9%
2%
1%
旅行地を選定する決め手となるポイントは「価格」(54%)との回答が高く、次いで多かった回答は「料理」
(46%)「友人・親類がいる」(41%)となり、海外現地ムスリム調査回答と比較してみると、非ムスリムの方が
「友人・親類がいる」ことよりも「料理」をより重要と考えていることがわかる。
決め手として比較的重要視されなかった項目としては「自然」(14%)「治安・衛生」(13%)「アクセスが便
利」(11%)「ビザ優遇メリット」(11%)「海」(9%)などであった。調査対象国の1つ、マレーシア向けビザ
は、2013年7月1日よりIC旅券保持者を対象に免除となっており (日・ASEAN友好協力40周年を契機にマ
レーシア・タイのビザ免除 /「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」に基づくもの)インドネシア向
けとしては、数次ビザの滞在期間が15日から30日に延長されている。
調査対象国であるマレーシア・インドネシアともに、2015年の訪日観光客数は過去最高を記録しており(マ
レーシア: 305,500人/インドネシア: 205,100人)インセンティブ旅行のほか、FITにも伸びがみられ、今後
はリピーターや、富裕層などに向け、テーマや目的をより強く打ち出した旅行商品需要が高まる可能性がある。
「海」が重要視されていない理由の1つとして、マレーシア・インドネシアともに、1年を通じて温暖で、国内
に多数ビーチリゾートがあるため、テーマに応じたビーチリゾートを国内でも選べる点があげられる。
P.27 Q2「訪日旅行に期待するものを教えてください」においては「料理」(71%)が最も重要視されており、
最終的に「旅行地を選定する決め手」としては「価格」が重要視されているものの「料理」に対する関心も高い
ことから、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」や、香辛料をあまり使わずに素材そのものの旨味を活か
す特徴のある「沖縄料理」などをよりアピールすることで、沖縄旅行を決断させる決め手へとつなげていける可
能性もある。
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33
❏ 第2章 海外現地一般
Q11
(日本に限らず)今後訪れたい場所はどこですか? (自由回答・複数回答)
n=307
0%
10%
20%
30%
40%
ヨーロッパ
39%
日本
15%
韓国
13%
オセアニア
アメリカ
50%
8%
8%
その他
17%
ヨーロッパ方面 (イギリス・フランス・トルコなど)の人気の高さは、海外現地ムスリム調査回答と同様の結
果となっているが、ムスリム調査回答においては、トルコが圧倒的な人気であったことに比べ、非ムスリム
ではイギリスが最も人気となっており、相違がみられる。同じく「日本」(15%)と「韓国」(13%)の人気も
高く、ムスリム調査回答と共通している。日本国内の訪れたい場所としては「北海道」が最も多く、続いて
「大阪府」「東京都」「京都府」「沖縄県」となった。ムスリムの調査回答では「東京都」が圧倒的人気と
なっているため、相違がみられる。「その他」では「台湾」が最も人気となっており「香港」「中国(大陸)」
も人気となっている。
🌙 オセアニア・・オーストラリア / ニュージーランド
Q12
(ひとりあたりの)旅行の予算はどのくらいですか?
n=445
0%
20%
〜1,000USD (約11万円)
40%
60%
80%
100%
12%
1,000〜2,000USD (約11-22万円)
34%
2,000〜3,000USD (約22-33万円)
28%
3,000〜4,000USD (約33-44万円)
14%
4,000〜5,000USD (約44-55万円)
5%
5,000USD~ (約55万円)
6%
旅行費用は、海外現地ムスリム調査回答と共通し、1,000〜2,000USD(約11万~22万円)の予算がもっと
も多い結果となった。世界的な景気後退の中においても調査対象国であるマレーシア・インドネシアの一人
あたりの国民所得が確実に伸びており、マレーシアにおいては、2020年末までに1人当たりの国民所得を1
万5000USドルに倍増させ、高所得国(先進国)入りさせると宣言している。(ビジョン2020の実現) 今後
は、リピーターや、富裕層向けラグジュアリーパッケージ等の需要も増えてくることが予想される。
🌙 1ドル・・約109円 (2015年10月1日レート)
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34
❏ 第2章 海外現地一般
Q13
フリーコメント
■日本について
日本に行きたい (17)
日本は素晴らしい・美しい・良い (6)
日本が好き (4) ☞ 礼儀正しい・友好的・ホスピタリティ・料理がおいしい
日本は文化が豊富な国。保持してほしい (2)
日本について知れて良かったです
日本は発展した国だが、文化も沢山ある
日本が恋しいです
日本向けのプロモーションが増えてほしい
日本人は友好的
日本旅行を発展させ続けてほしい
日本は有名
常に良い旅先であってほしい
日本について知れて良かった
■沖縄について
沖縄に行ってみたいです (5)
とても良い旅先 (4)
ブランドとしてもっと認知されるべき
沖縄市についてもっと知りたい
沖縄を知りませんでした
沖縄は興味深い。リストに加えておきます!
広告をもっとすべき
ビザを無くしてほしいです
■ブースについて
素晴らしいブースだった (4)
とても優しかった
マーケティングコンセプトが良い
良い経験になった
情報が良い
ユニークでフレンドリーだった
■ムスリムについて
ムスリムにとって親切な施設を作る事
■旅行について
良いマナーと良いサービスは、旅行者により良い印象を与える為に重要な事柄
今後ビザが不要になることを願います
費用がかからないプロモーションもしてほしい
旅は幸せを感じる
学習旅行や文化交流の奨学金を設けてほしい
英語のメニューがあれば助かる
公共交通機関が肝心/タクシーくらいに費用がおさえれたら大変ありがたい
地元文化が取り込まれたものがとても好き
旅行情報は正確で、見つけやすい事が大切
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35
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36
第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
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37
第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社 調査回答者の属性
n=20
Q1-1 性別
女性
35%
男性
65%
n=20
Q1-2 年齢
0%
10代
20%
40%
60%
80%
100%
0%
20代
18%
30代
53%
40代
24%
50代
12%
60代
12%
70代以上
0%
n=19
Q1-3 国籍
0%
20%
40%
マレーシア
60%
80%
46%
中東
46%
インドネシア
8%
シンガポール
0%
タイ
0%
香港
0%
マカオ
0%
中国
0%
台湾
0%
アメリカ
0%
その他
46%
🌙 その他詳細: インド 2件・イギリス2件・スペイン1件・パレスチナ1件
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38
100%
第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社 調査回答者の属性
n=9
Q1-4 訪日旅行取扱エリア(複数回答)
0%
20%
40%
60%
80%
東京都
100%
89%
京都府
67%
大阪府
56%
北海道
33%
沖縄県
22%
その他
11%
n=14
Q1-5 取扱形態(複数回答)
0%
20%
40%
60%
80%
団体
100%
86%
FIT
79%
その他
21%
🌙 FIT:「Foreign Independent Travel」の略/チケットやホテルなどを個人で手配する個人旅行のこと
n=19
Q1-6 宗教
0%
20%
40%
60%
イスラム教
100%
89%
キリスト教
11%
仏教
0%
ユダヤ教
0%
その他
80%
16%
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39
第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社 調査回答者の属性
n=20
Q2 日本最南端の島、沖縄を御存じでしたか?
いいえ
45%
Q3
はい
55%
沖縄について知っていることや、イメージを教えてください。
離島・プライベートビーチ・県内往復フライト
米軍が絡む戦争。日本人は怖いもの知らずだと思う
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40
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
Q4
訪日旅行で人気の観光地は? (複数回答)
n=19
0%
20%
40%
60%
80%
東京都
95%
大阪府
58%
京都府
42%
北海道
21%
沖縄県
その他
100%
11%
0%
昨年度調査と同様の結果となっており、海外現地ムスリム調査回答結果においては「東京都」(65%)「大阪
府」(55%)「京都府」(43%)「沖縄」(42%)「北海道」(40%)となっていたが、エージェント回答では「東
京都」(95%)が圧倒的に高く「北海道」(21%)が「沖縄県」(11%)を上回っており、海外現地ムスリム調査
回答との相違がみられる。また、回答としてあげられたこれらの地域は、P.39 Q1-4 「訪日旅行取扱エリ
ア」において取扱があり、旅行商品造成がされているエリアである。
Q5
訪日旅行に期待するものを教えてください。 (複数回答)
n=20
0%
20%
40%
60%
80%
料理
65%
自然
65%
温泉
55%
ショッピング
55%
雪
45%
テーマパーク
40%
景観
35%
紅葉
旅館
その他
100%
20%
5%
5%
訪日旅行に期待するものとして「料理」(65%)「自然」(65%)が昨年度同様に上位となった。次いで「温
泉」(55%)と「ショッピング」(55%)となり、海外現地ムスリム調査回答と比較すると「料理」(54%)「自
然」(53%)への高い期待が共通してみられる。相違点として、海外現地ムスリムは「雪」(42%)や「景観」
(39%)に対する期待値が大きいのに対し、旅行社は「温泉」(55%)や「ショッピング」(55%)に対する期待
値のほうが大きい。
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41
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
Q6
沖縄への送客課題は何ですか?
ハラール文化に順応するサービスが求められる
ハラール食
送客受入代理店が無いので、将来に期待します
ハラールの問題
食事やムスリム向けの施設
Q7
沖縄送客の魅力は何ですか?
ビーチ・海
沖縄の文化
ホエールウォッチング
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42
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
Q8-1 沖縄滞在中良かったものは何ですか? (来沖経験者・複数回答)
n=4
0件
1件
2件
ビーチ・マリンスポーツ
3件
4件
2件
観光施設巡り
1件
ショッピング
1件
沖縄料理
1件
文化体験(踊り・工芸など)
1件
自然体験(海水浴・乗馬など)
1件
地域住民との交流
1件
世界遺産巡り
0件
ゴルフ
0件
釣り
0件
地域の祭り
0件
ゆったり過ごす
0件
その他
0件
Q8-2 ショッピングで良かったものは何ですか? (来沖経験者・複数回答)
n=1
0件
1件
菓子類
1件
海産物
1件
電化製品
0件
衣類
0件
ブランド品
0件
野菜・くだもの
0件
医薬品・サプリメント
0件
アクセサリー
0件
伝統工芸品
0件
コスメ・香水
0件
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2件
43
3件
4件
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
今後、沖縄をよりムスリムの方に楽しんで頂くために、どのようなことが必要だとおもい
ますか? (来沖経験者・自由回答)
Q9
■食事
ムスリムに優しいサービスを求む
Q10
ムスリム対応について如何でしたか? (来沖経験者)
n=3
満足
どちらでもない
不満足
0件
1件
ハラールを考慮した料理があること
3件
Wi-Fi環境があること
2件
飲物・物品の原材料表示がされていること
1件
同性による接客
1件
洗い場があること
1件
1件
食事の原材料表示がされていること
2件
礼拝できる場所があること
2件
従業員にムスリムがいること
1件
従業員にイスラム知識があること
1件
ハラール認証の有無
1件
マット・コーラン等の貸出があること
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2件
44
1件
3件
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
Q11
求めるムスリム対応は、どのようなことですか?
とても重要
重要
重要ではない
0%
20%
40%
Wi-Fi環境があること/n=18
60%
80%
100%
94%
ハラールを考慮した料理があること/n=19
6%
84%
飲物・物品の原材料表示がされていること/n=16
11%5%
81%
食事の原材料表示がされていること/n=15
13% 6%
73%
礼拝できる場所があること/n=18
27%
67%
ハラール認証の有無/n=18
28%
61%
洗い場があること/n=17
28%
59%
マット・コーラン等の貸出があること/n=19
53%
同性による接客/n=17
53%
従業員にイスラム知識があること/n=18
44%
従業員にムスリムがいること/n=16
44%
29%
37%
6%
11%
12%
11%
47%
33%
13%
22%
44%
「Wi-Fi環境があること」は、海外現地一般調査回答結果と一致しており、重要度が最も高い。また、現地一般
ムスリム調査回答においても、昨年度に比べ重要度が増している。海外現地ムスリム調査回答との相違は、海外
現地ムスリムも「Wi-Fi環境があること」を重要視しているものの「ハラールを考慮した料理があること」
(90%)「ハラール認証の有無」(86%)「礼拝できる場所があること」(85%)などが「Wi-Fi環境があること」
(84%)よりも重要視されている点で、旅行会等など社のほうが「Wi-Fi環境があること」をより重要視してい
る。Wi-Fi環境があると、ムスリム関連アプリを起動し、メッカの方角を調べたり、エリアでの礼拝時刻を調べ
ることもできるほか、食品や土産品の原材料なども様々な言語で調べることができるため、ムスリム・非ムスリ
ムに関わらず、外国人受入体制整備の1つとして、整備が必要であると考えられる。
旅行社は「飲物・物品の原材料表示」(81%)「食事の原材料表示」(73%)について「ハラール認証の有無」
(61%)や「礼拝できる場所があること」(67%)よりも重要視しており、ツアー参加者自身で「ハラール」「ハ
ラーム」など「自己判断できる材料」のひとつとして「原材料表示」をより重要視していることが推測される。
🌙
🌙
🌙
🌙
ハラール: イスラーム法において「許されるもの」「合法的なことやもの」のこと
ハラーム: イスラーム法において「禁止されるもの」「避けるべきことやもの」のこと
洗い場(Ablution): 礼拝の前に手足等を清める場所
同性による接客: ムスリムのお客様(特に女性のお客様)の中には、同性による接客が好ましいとされる方もいる
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45
❏ 第3章 海外現地ムスリム取扱旅行会社
Q12
フリーコメント
ハラール認証はとても大切
イラン人に対するビザ(緩和)
良い情報提供だった
ホテルに礼拝マットがあり、ハラール食に取り組んでほしい
ハラール食が最も大切
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46
第4章 沖縄県内在住ムスリム
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47
第4章 沖縄県内在住ムスリム 調査回答者の属性
n=46
Q1-1 性別
女性
33%
男性
67%
n=44
Q1-2 職業
0%
20%
40%
60%
学生
80%
100%
76%
専門職
12%
主婦
2%
経営者
2%
会社員
2%
リタイア
2%
無職
2%
公務員
0%
会社役員
0%
その他
7%
n=45
Q1-3 年齢
0%
10代
20%
40%
60%
0%
20代
47%
30代
47%
40代
50代
4%
2%
60代
0%
70代以上
0%
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48
80%
100%
第4章 沖縄県内在住ムスリム 調査回答者の属性
n=45
Q1-4 国籍
0%
20%
40%
60%
インドネシア
42%
中東
42%
マレーシア
80%
100%
13%
アメリカ
2%
シンガポール
0%
タイ
0%
香港
0%
マカオ
0%
中国
0%
台湾
0%
n=5
平均5.22年
Q1-5 日本在住歴
0名
1年
5名
10名
15名
20名
15名
20名
1名
2年
3年
2名
4年
5年
6年以上
2名
n=42
平均2.84年
Q1-6 沖縄在住歴
0名
5名
10名
1年未満
13名
1年
9名
2年
8名
3年
2名
4年
2名
5年
6年以上
3名
5名
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49
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q2
沖縄に在住されている理由を教えてください。
n=46
0%
20%
40%
60%
留学
78%
結婚
仕事
研修
その他
80%
9%
7%
2%
4%
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50
100%
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q3
沖縄で良いと思うもの・場所は何ですか?
n=46
0%
20%
40%
60%
マリンスポーツ
80%
100%
67%
観光施設・世界遺産
61%
自然体験
57%
地域住民との交流
41%
文化体験
39%
地域の祭り
24%
ショッピング
17%
釣り
13%
保養・休養
13%
宿泊施設
13%
みやげ品
9%
沖縄料理
7%
ゴルフ
2%
その他
2%
海外現地ムスリム・海外現地一般「沖縄を訪れたらしてみたいこと」の調査結果と比較すると、相違がみら
れ、県内在住ムスリムが最も良いと感じていることは「マリンスポーツ」(67%)となった。昨年度は8位
(32%)にとどまっていたが、県内在住ムスリムのマリンスポーツに対する興味や関心・満足度が急激に上昇
していることがわかる。
一方で「地域住民との交流」(41%)は昨年度調査回答に比べると2ランクの下降がみられる。
「沖縄料理」(7%)に関しては、昨年度調査回答同様に満足度が低い。沖縄料理の多くがハラール対応でき
ていない現状をふまえると「味の評価」というよりも「そもそも口にできない」という事が不満の高さの原
因であると推測される。海外現地ムスリム・海外現地一般の調査回答を参考とすると、ムスリム・非ムスリ
ムを問わず、渡航先では「その国のオリジナル料理」を食べてみたいという関心が高いことは共通してい
る。渡航先のみならず、居住地でも同様のニーズがあると仮定した場合「ムスリムでも安心して食べられる
沖縄料理」の需要が潜在的にあると考えられる。本年度ムスリム事業において「レシピ開発コンテスト」を
1月に実施しているが、当該コンテストは「沖縄の美味しいを全ての人へ」というコンセプトにも基づくも
のであり、食に制限のある旅行者(ムスリム・アレルギーなど)にも、沖縄での料理をストレスなく召し上
がっていただくため「食の充実」を図ったものである。一部沖縄料理提供店において「ノンポーク・ノンア
ルコール」料理の提供がなされており、ムスリムからの反応もみられる。
また調査結果において「原材料表示」の重要度も、ムスリム・非ムスリムを問わずに高い。
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51
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q4
現在の沖縄のムスリム対応について如何ですか?
満足
どちらともいえない
不満足
0%
20%
Wi-Fi環境があること/n=41
44%
同性による接客/n=41
マット・コーラン等の貸出があること/n=42
7%
26%
ハラール認証の有無/n=42 5%
38%
礼拝できる場所があること/n=41 5%
32%
従業員にイスラム知識があること/n=43 5%
ハラールを考慮した料理があること/n=45 4%
22%
52%
33%
20%
35%
29%
従業員にムスリムがいること/n=41 2%
44%
100%
34%
31%
12%
8%
80%
59%
17%
洗い場があること/n=40
60%
22%
20%
飲物・物品の原材料表示がされていること/n=42
食事の原材料表示がされていること/n=42
40%
55%
73%
67%
57%
63%
60%
67%
54%
現在の沖縄のムスリム対応について「満足度」が高いものは「Wi-Fi環境があること」(44%)のみとなり、昨
年度調査回答同様に、沖縄県内のムスリム体制整備の不十分さを示す結果となっている。
昨年度調査回答においては「ハラール認証の有無」(72%)「ハラールを考慮した料理があること」(66%)「従
業員にイスラム知識があること」(66%)に対する「不満足」の割合が特に高かったが、今年度調査回答におい
ては「洗い場があること」(73%)「マット・コーラン等の貸出があること」(67%)「ハラールを考慮した料理
があること」(67%)となり、昨年度調査回答との相違がみられる。
平成27年3月に那覇空港新国際線旅客ターミナルビルに礼拝室が設置されたほか、今年度オープンした大型
ショッピングモール内にも設置され、県内の受入体制は少しずつながら環境が整いつつあるものの、県内在住
ムスリムの調査回答からは、依然として満足度が低いことがうかがえる。既存のスペースを利活用することで
礼拝に対応できることもあるため、まずは、大型投資をせずに取り組み可能なことから、受入体制を整えてい
くことが望ましいと考えられる。
「原材料開示」による成分の開示は、ムスリム・非ムスリムを問わずに求められていることが本年度調査回答
では明確になっており、特にムスリム対応においては「ハラール」「ハラーム」「シュブハ」などの判断をム
スリム自身に委ねるという点においても、英語などによる情報開示は必要な受入体制の1つであると考えられ
る。
🌙 ハラール: イスラーム法において「許されるもの」「合法的なことやもの」のこと
🌙 ハラーム: イスラーム法において「禁止されるもの」「避けるべきことやもの」のこと
🌙 シュブハ: ハラールとハラームの間にあり「疑わしいもの」のこと
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52
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q5
今後の沖縄に求めるムスリム対応はどのようなことですか?
とても重要
どちらかというと重要
重要ではない
0%
50%
ハラールを考慮した料理があること/n=46
100%
98%
礼拝できる場所があること/n=43
2% 0%
93%
7% 0%
飲物・物品の原材料表示がされていること/n=43
86%
14%
0%
食事の原材料表示がされていること/n=43
84%
16%
0%
ハラール認証の有無/n=43
84%
16%
従業員にイスラム知識があること/n=42
79%
洗い場があること/n=39
77%
マット・コーラン等の貸出があること/n=40
21%
Wi-Fi環境があること/n=42
33%
60%
従業員にムスリムがいること/n=42
52%
同性による接客/n=41
39%
0%
21%
63%
31%
3%
5%
10%
33%
41%
0%
14%
20%
昨年度調査回答同様、今後沖縄に求めるムスリム対応は「ハラールを考慮した料理があること」(98%)が最も
重要と考えられている。次いで「礼拝ができる場所があること」(93%)「食事・飲物・物品の原材料表示」
(86%)となっており、日常生活に必要不可欠である「食」や「礼拝」対応の充実が強く求められていることが
わかる。
「同性による接客」(39%)に関してのみ「とても重要」との回答が比較的少ない結果となった。
回答者の多くは、留学などの理由で沖縄県に暮らしていることが推測されるが (☞ P.48 Q1-2 職業「学
生」・・76% )非ムスリム国の日本での生活においても、より充実したムスリム環境を求めていることがうか
がえる。「フリーコメント」(P.56 Q9)においては、昨年度調査同様に「食事」「礼拝」に関するコメントが
多くを占めているが「沖縄のムスリムとももっと交流してほしい」「もっとムスリムを理解してほしい」など
の意見も寄せられている。
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53
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q6
ハラール食材は、どちらで購入されていますか? (自由回答・複数回答)
n=41
0%
20%
40%
60%
80%
県内スーパーマーケット
100%
65%
ネットオーダー
22%
ハラール食品店
13%
その他
15%
県内店舗でのハラール食材入手先として「県内スーパーマーケット」(65%)が最も多くあげられた。「ネッ
ト購入」(22%)や、「その他(東京での購入)」(15%)との回答も昨年度調査回答同様に依然として多い。ハ
ラール食材取扱店が新規オープンするなど県内在住ムスリムを取り巻く環境は、少しずつながら整いつつあ
るものの、県内におけるハラール食材の充実度が未だ低いことがうかがえる。
Q7
よく利用されるレストランは、どちらですか? (自由回答・複数回答)
n=43
0%
10%
20%
JICA沖縄 (OIC食堂)
40%
50%
40%
外食できる場所はない
12%
魚料理 (レストラン)
12%
寿司
6%
自炊
6%
インド料理
トルコ料理
30%
6%
4%
ファーストフード店
2%
ファミリーレストラン
2%
ホテル
2%
大学内食堂
2%
どこでも問題ない
2%
コンビニエンスストア
2%
その他
2%
外食先として、昨年度調査回答同様に、JICA沖縄内「OIC食堂」(40%)が最も高い結果となっている。一方で「外食で
きる場所がない」(12%)「自炊のみ」(6%)との回答は昨年度調査回答より若干減少しているが、依然として沖縄県内
においてムスリムが安心して外食できる環境が、乏しいことを示している。
「インド料理」(6%)がムスリムに支持されている理由の1つとしてインドはヒンドゥー教徒やジャイナ教徒が多く、国
民の半数以上は「ベジタリアン」であるため「インド料理(の)ベジタリアンレストラン」は、ムスリムにも多く利用さ
れている。インドでは、肉食と菜食の境界が非常に強く意識されており「ノンベジタリアン」であってもヒンドゥー教
徒は牛肉を口にしない。イスラム教徒と、口にできない食品は違うものの、宗教上の理由により、料理や食材の原材料
開示が明確でないと安心して口にできないという共通点がある。
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54
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q8
沖縄を知人・友人に勧めたいですか?
n=43
いいえ
5%
はい
95%
「沖縄を知人・友人に勧めたいですか?」を尋ねたところ「はい」(95%)とのポジティブな回答が多くを占
めた。
県内在住ムスリムが、現在の沖縄のムスリム受入体制に関して満足しているとは言い難い調査回答となって
いるものの、一方では「マリンスポーツ」(67%)「観光施設・世界遺産」(61%)「自然体験」(57%)などに
ついて在住ムスリムは評価しており(☞ P.51 Q3 「沖縄で良いと思うもの・場所は何ですか?」)
ムスリムが沖縄県で生活するなかで、強く求められる改善点はありつつも、総じて沖縄を評価していること
がうかがえる。
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55
❏ 第4章 沖縄県内在住ムスリム
Q9
フリーコメント
■食事・お祈り等
ハラール食やムスリム向けの施設を増やしてほしい (35)
ハラール食 (10)
ハラールレストラン (6)
水の設備がある礼拝所 (3)
食材・原材料の英語表記 (2)
ハラール認証の販売店を増やす。英語表記をいたるところに用意してほしい。 漢字が読めないので、レストランには足を運べない
沖縄は平和な場所だ
美しい沖縄が大好きです。私は車があるので特に問題ないのですが、観光客はどうでしょう?
車はありますが、全ての観光客にハラール食や礼拝所はどこにあるのか伝える事は不可能です
これはとても良い働きかけだと思います。ありがとうございます。
沖縄をもっと楽しみたい。ハラール食や礼拝所をもっと増やせばさらに快適に過ごせる
沖縄はとても住み易い場所だが、ムスリムにとって息苦しい時もある
沖縄の公共施設には満足している。しかし、モールやデパートに礼拝所を設けてくれるとさらに良い
沖縄県も徐々にムスリム向けの宿泊施設を検討するようになっているが、ハラール食やレストランは
まだ足りていない。また、原材料を明記されていないレストランやカフェを時たまみかける
ほとんどの原材料表記が日本語で書かれているので、それがハラールかどうか確認できない。
ムスリム諸国の物を取り扱う食品店を設けてもらえれば良くなる
沖縄は世界的に見ても美しい場所だ。沖縄の人達はとても優しく、穏やかで親切だ。
ムスリムの人にとって礼拝所やハラール食はとても大切で、5回祈りを捧げないといけない。
大型商業施設に小さい礼拝所があればとても助かる
沖縄にもモスクが必要。モスクをつくる手助けをしてほしい。礼拝所については、メッカの方向に向くよ
うにする
可能であれば、大学近くにハラール食を沢山揃え、ムスリム従業員がいるレストランがあってほしい
豚肉が入っていない料理や、ノンアルコールを提供しているレストランを探すのは難しくないが、
ハラール認証のレストランを探すのは難しい
ムスリムの人々と沖縄の人々がお互い協力する必要があるのかもしれません
イスラムセンターを作る・食材用の施設
■沖縄全般について
沖縄のムスリムと交流してほしい
ムスリム圏に沖縄を宣伝する
沖縄がムスリムをさらに理解すること
ガイドブック、ハラール食材やレストランが載っている専用サイト
沖縄ムスリムガイドブック
沖縄の人々がイスラムに関して正確に理解し、可能であればイスラムやイスラムの世界や生活について学
んで欲しい
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56
第5章 沖縄県内観光従事者
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57
第5章 沖縄県内観光従事者 調査回答者の属性
n=185
Q1 業種
0%
宿泊業
観光施設
旅行業
協会・団体
卸売・小売業
食品製造・販売業
運輸・郵便業
市町村
美容・エステ
その他
20%
40%
60%
80%
100%
48%
15%
10%
9%
7%
3%
2%
1%
0%
16%
n=188
Q2 これまでにムスリムやハラールに関するセミナーに
参加したことがありますか?
はい
40%
いいえ
60%
n=187
Q3 ムスリムやハラールに関する知識に
該当するものを選んでください
0%
全く知らない
20%
40%
5%
ほとんど知らない
19%
新聞や雑誌等紙面報道の範囲
41%
ニュース等映像報道の範囲
熟知している
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27%
11%
58
60%
80%
100%
第5章 沖縄県内観光従事者 調査回答者の属性
n=188
Q4 ムスリム客の受入実績はありますか?
はい
20%
いいえ
80%
n=177
Q5 ムスリム客の受入頻度は、年間どのくらいですか?
0%
20%
40%
60%
0回
80%
1〜5回
6〜10回
10回以上
80%
18%
3%
0%
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59
100%
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q6
今後ムスリムを受入れたいとおもいますか?
n=190
0%
20%
40%
いいえ
80%
100%
39%
はい
37%
わからない
その他
60%
25%
4%
「今後ムスリムを受け入れたい」と回答した回答者は「いいえ」(39%)が最も高い結果となり、昨年度調査
回答(26%)と比較すると「わからない」(25%) (前年度調査回答・・30%)「その他」(4%)(前年度調査回
答・・ 8%)が減少しており、県内観光従事者のムスリム受入れに対する姿勢がより明確になりつつあること
がわかる。
「はい」とのポジティブな回答は、昨年度調査回答(36%)とほぼ横ばいである。
平成27年(暦年)の観光客数は過去最高を記録し、前年比+70万4,700人/10%増加し、776万3,000人と
なっており、3年連続で国内客・外国客ともに過去最高を記録している。特に外国客は大幅増となり、初の
150万人台を記録し、前年比+60万7,700人/68%の増となっており、重点市場でもある「台湾」「韓
国」「中国」「香港」からの観光客数が全体の8割を超えている。
「新たな市場開拓」として、ムスリム市場に期待はあるものの、現状のインバウンド対応や、国内客対応な
どに追われており、ムスリム受入れ対応まで追いついていない現状がうかがえる。
(☞ P.61 Q6-1・P.62 Q6-2)
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60
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q6-1 今後ムスリムを受入れたいとおもいますか? ☞ Q6で【はい】と答えた方・理由
n=72
0%
20%
新たな市場開拓が期待できる
60%
80%
100%
83%
国内客が少ないオフ期への対策になる
市場リスク分散
40%
15%
7%
消費単価が高い
4%
利益率が高い
0%
その他
15%
P.60 Q6 「今後ムスリムを受入れたいと思いますか?」に対し「はい」と回答した37%の回答者にその理由を
尋ねたところ「新たな市場開拓が期待できる」(83%)が圧倒的に多く、昨年度調査回答と同様の結果となっ
た。「その他」(15%)の回答には「世界企業としてムスリムを区別する対応は避けたい」「宗教に関わらず平
等にゲスト対応をしたい」「対応できる範囲で対応したい」「ムスリム文化を理解し、要望に柔軟に対応してい
きたい」「特別なことはできないが、了承いただけるのであれば宿泊していただきたい」など「自社で対応可能
な範囲」で「お客様の同意を得られるのであれば受入れたい」という意見が多くあげられた。
また「受入れたくない」と回答した39%の回答者の中には「リクエストがあれば対応したい」「体制が整い次
第受入れたい」などポジティブな意見も見受けられる。
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61
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q6-2 今後ムスリムを受入れたいとおもいますか? ☞ Q6で【いいえ】と答えた方・理由
n=75
0%
20%
40%
60%
15%
まだ限られたマーケットなので取り組みの必要を感じない
12%
ムスリムのお客様に対応する事で従業員の負担が増える
3%
利益率が低い
1%
ムスリムのお客様に対応する事で商品/サービスの質全体が低下する
1%
消費単価が低い
0%
既存のお客様が離れる
0%
国内客が多いピーク時に来る
0%
その他
100%
83%
自社の施設・サービスでは受入が難しいと考えるので受け入れる予定はない
外的要因(政治・経済等)に左右されやすい
80%
3%
P.60 Q6「今後ムスリムを受入れたいと思いますか?」の質問に対し「いいえ」と回答した回答者にその理
由を尋ねたところ「自社の施設・サービスでは受入が難しいと考えるので受け入れる予定はない」(83%)が
昨年度調査回答と同様に、他の項目に大きな差をつけて最も多い結果となった。
昨年度調査回答同様に「受入れたくない」のではなく、沖縄県の観光が好調であり、入域観光客が大幅に増
加しているなかで、国内客やインバウンド対応に追われ、新たな人員を確保し、受入環境を整えるまでの必
要性を強く感じていない状況がうかがえる。「その他」(3%)の回答として「国内客がメイン」「現時点では
需要が低い」「海水浴やマリンレジャーにおいて需要があるのかわからない」「ムスリムと名乗ることなく
宿泊利用いただく場合は特に問題ない」などの意見があげられた。「わからない」との回答した25%の回答
として「メリット・デメリットが混在しており整理が必要」などの意見もある。
沖縄県は平成27年3月に平成33年(2021年)に入域観光客数1,000万人・観光収入1兆円などの目標達成を
目指し「沖縄観光推進ロードマップ」を策定している。海外市場への積極的な展開が施策の1つとなってお
り、現在、政府のビザ緩和政策等により訪日観光客が急増しつつある「タイ」「シンガポール」「マレーシ
ア」「インドネシア」等の東南アジア地域については、沖縄県への移動距離が短い地理的優位性を活かし、
各地の空港との相互協力連携を交わし、各市場の航空会社等に対する航空路線誘致施策に取り組んでおり、
チャーター便の就航が拡大しているところである。今後、定期路線の就航を実現させることにより、大幅な
誘客の増加が期待できる市場として、誘客及び路線誘致施策を強化している。
🌙 インドネシア・・世界最大のイスラム人口を抱えており、総人口約2億5千万人のうち88%がイスラム教徒
🌙 マレーシア・・・総人口約2,995万人のうち61%がイスラム教徒となっており、国教がイスラム教
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62
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q7-1 現在のムスリム受入に関する御社の取組状況を教えてください。
■全業種
取り組み済
取り組みたい
取り組む予定なし
0%
20%
Wi-Fi環境整備/n=172
47%
社内研修・セミナー実施/n=175 5%
60%
15%
74%
24%
9%
ピクトグラムの導入/n=169 3% 15%
ムスリム対応商品開発/n=169 3%
21%
OEMによるムスリム対応商品開発/n=166 1% 10%
ムスリム関連施設視察(国内)/n=169 2%
74%
19%
専用調理場の設置/n=168 4%5%
22%
71%
92%
82%
76%
90%
76%
ムスリム関連施設視察(海外)/n=169 1% 14%
85%
ムスリム関連展示会出展(国内)/n=170 2%11%
87%
ムスリム関連展示会出展(海外)/n=170 1%12%
88%
お祈り場所の確保・設置/n=170 5% 14%
ムスリムフレンドリー認証取得/n=168 1%13%
ハラール認証取得/n=169 1% 9%
ムスリム従業員雇用/n=169
その他/n=18
100%
66%
26%
ムスリム対応に関するアドバイザーの受入/n=170 2%
80%
38%
29%
オリジナルマニュアル作成・導入/n=170
食事の原材料表示など情報開示/n=170
40%
81%
86%
90%
9%
91%
11%
89%
ムスリムの受入体制整備について取組状況を尋ねたところ「Wi-Fi環境整備」を除くすべての項目において、回
答者の半数以上が「取り組む予定なし」と回答しており、今年度調査においても、県内事業者のムスリム受入体
制整備に対する消極的な姿勢がみられる。「取り組みたい」項目は、順に「社内研修・セミナー実施」(29%)
「オリジナルマニュアル作成・導入」(26%)「ムスリム対応に関するアドバイザーの受入」(24%)「ムスリム
関連施設視察(国内)」(22%)「ムスリム対応商品開発」(21%)となり、P.66 Q8 「御社が今後取り組みたいこ
とトップ3は何ですか?」調査回答結果と概ね同様の結果となっている。
一方で「取り組む予定なし」との回答が多かった項目に着目すると「専用調理場の設置」(92%)「ムスリム従
業員雇用」(91%)「OEMによるムスリム対応商品開発」(90%)「ハラール認証取得」(90%)などの投資を要す
るものや難度の高いものがあげられている。昨年度調査回答と比較すると、取り組みに積極的・消極的な回答者
がより明確になりつつあるなかで、まずは「ムスリムについて知る・学ぶこと」を優先させ「自社の取り組み
(可能)レベルに合わせた研修・セミナー・オリジナルマニュアル作成」などを重要視していることがうかがえ
る。
☞ P.60 Q6 「今後ムスリムを受入れたいと思いますか?」
☞ P.66 Q8 「御社が今後取り組みたいことトップ3は何ですか?」
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63
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q7-2 現在のムスリム受入に関する御社の取組状況を教えてください。
■宿泊業
取り組み済
取り組む予定なし
取り組みたい
0%
20%
Wi-Fi環境整備/n=69
専用調理場の設置/n=68 3%6%
ピクトグラムの導入/n=70 4% 14%
ムスリム対応商品開発/n=69 3% 14%
7%
75%
21%
66%
91%
81%
83%
93%
ムスリム関連施設視察(国内)/n=69 3% 19%
78%
13%
87%
ムスリム関連展示会出展(国内)/n=69 1%10%
88%
ムスリム関連展示会出展(海外)/n=69
10%
お祈り場所の確保・設置/n=70 6% 11%
ムスリムフレンドリー認証取得/n=69 1% 13%
ハラール認証取得/n=69
ムスリム従業員雇用/n=69
16%
73%
23%
13%
100%
63%
27%
ムスリム対応に関するアドバイザーの受入/n=69 1%
ムスリム関連施設視察(海外)/n=69
80%
12%
34%
オリジナルマニュアル作成・導入/n=70
OEMによるムスリム対応商品開発/n=68
60%
72%
社内研修・セミナー実施/n=71 3%
食事の原材料表示など情報開示/n=70
40%
90%
83%
86%
9%
91%
10%
90%
その他/n=3
100%
宿泊業のみに着目し、全業種調査回答と比較すると、ムスリム受入体制整備に最も積極的であり、関心が高いこ
とがわかる。「取り組み済」「取り組みたい」のポジティブな回答の合算値を参考とすると「Wi-Fi環境整備」
(84%)「社内研修・セミナー実施」(37%)「オリジナルマニュアル作成・導入」(27%)「食事の原材料表示な
ど情報開示」(34%)などにおいて積極的な姿勢がうかがえる。
また「Wi-Fi環境整備」は「取り組み済み」との回答が72%となっており、全業種合算値(47%)を上回る結果
となっている。「Wi-Fi環境があること」については、ムスリム・非ムスリムを問わず、重要度が増しているこ
とが本年度調査回答において明らかとなっており、SNSを利用した情報発信や、スマートフォンなどのデジタ
ル機器の普及などによって、自国で使える機器を旅行先でも、そのまま使用したいという要望が高まりつつある
ことが推測される。また、ムスリムアプリなどを起動したり、そのエリアでの礼拝時刻を調べることもできるほ
か、食事の原材料についても「ハラール」「ハラーム」「シュブハ」等を様々な言語で調べることができるた
め、今後、更に求められる受入体制整備の1つであると考えられる。
「食事の原材料表示など情報開示」においては、積極的な姿勢がうかがえるものの、ムスリム・非ムスリムを問
わず求められる取り組みの1つとなっており、ピクトグラムとの併用などにより、更に充実が図れる取り組みで
ある。また、ムスリムにおいては、ムスリム自身がハラールか否かを自ら判断できる情報源の1つであり、判断
をムスリムに委ねるという面からも、重要なムスリム対応の1つともいえる。
県・OCVBが平成26年3月に発行した「OKINAWAムスリム旅行者おもてなしハンドブック」には、ムスリム
受入に役立つピクトグラムを掲載している。(☞ 沖縄インバウンドnet. よりダウンロード可能)
https://www.visitokinawa.jp/oin/manual/552
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64
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q7-3 現在のムスリム受入に関する御社の取組状況を教えてください。
■その他 (旅行会社・観光協会など)
取り組み済
取り組みたい
取り組む予定なし
0%
20%
Wi-Fi環境整備/n=60
17%
社内研修・セミナー実施/n=62 5%
40%
20%
23%
85%
92%
9%
91%
ムスリム対応商品開発/n=59 3%
22%
75%
9%
ムスリム関連施設視察(海外)/n=60
91%
22%
76%
15%
85%
ムスリム関連展示会出展(国内)/n=60 2% 13%
85%
ムスリム関連展示会出展(海外)/n=60 2%12%
87%
お祈り場所の確保・設置/n=60 2%12%
87%
ムスリムフレンドリー認証取得/n=58 2%9%
90%
ハラール認証取得/n=59 2%7%
92%
ムスリム従業員雇用/n=59 7%
その他/n=10
100%
73%
専用調理場の設置/n=59 5%3%
ムスリム関連施設視察(国内)/n=59 2%
80%
76%
食事の原材料表示など情報開示/n=59 5% 10%
OEMによるムスリム対応商品開発/n=57
100%
71%
24%
ムスリム対応に関するアドバイザーの受入/n=60 3%
80%
63%
24%
オリジナルマニュアル作成・導入/n=59
ピクトグラムの導入/n=58
60%
93%
20%
80%
■観光施設・土産店
取り組み済
取り組みたい
取り組む予定なし
0%
20%
Wi-Fi環境整備/n=38
45%
社内研修・セミナー実施/n=38 5%
8%
73%
73%
27%
65%
95%
ピクトグラムの導入/n=37 5%
24%
ムスリム対応商品開発/n=37 3%
70%
27%
OEMによるムスリム対応商品開発/n=37 3% 14%
ムスリム関連施設視察(国内)/n=373%
70%
84%
24%
ムスリム関連施設視察(海外)/n=37 5% 11%
ムスリム関連展示会出展(国内)/n=37 3% 8%
ムスリム関連展示会出展(海外)/n=37
73%
84%
89%
14%
お祈り場所の確保・設置/n=37 5%
ムスリムフレンドリー認証取得/n=37
42%
66%
24%
専用調理場の設置/n=37 3% 3%
86%
24%
19%
ハラール認証取得/n=37 3%
14%
14%
その他/n=4
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13%
27%
ムスリム対応に関するアドバイザーの受入/n=37 3%
ムスリム従業員雇用/n=37
60%
29%
オリジナルマニュアル作成・導入/n=37
食事の原材料表示など情報開示/n=37
40%
70%
81%
84%
86%
100%
65
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q8
Q7の設問の中で、御社が今後取り組みたいことトップ3は何ですか?
1位/n=99
1位
社内研修・セミナー実施
×3点
2位/n=81
2位
35 105 10
3位/n=74
×2点
3位
×1点
合計
20
6
6
131
オリジナルマニュアル作成・導入
9
27
19
38
11
11
76
食事の原材料表示など情報開示
7
21
6
12
8
8
41
11
33
2
4
1
1
38
ムスリム対応商品開発
5
15
9
18
4
4
37
ムスリム関連施設視察(国内)
5
15
6
12
4
4
31
ムスリム対応に関するアドバイザーの受入
3
9
5
10
10
10
29
お祈り場所の確保・設置
5
15
5
10
4
4
29
ピクトグラムの導入
4
12
4
8
3
3
23
ムスリムフレンドリー認証取得
3
9
4
8
4
4
21
ムスリム関連施設視察(海外)
1
3
6
12
3
3
18
OEMによるムスリム対応商品開発
3
9
1
2
4
4
15
ムスリム関連展示会出展(海外)
3
9
1
2
2
2
13
その他
2
6
1
2
2
2
10
ムスリム従業員雇用
1
3
1
2
2
2
7
ハラール認証取得
1
3
0
0
2
2
5
ムスリム関連展示会出展(国内)
0
0
0
0
2
2
2
専用調理場の設置
0
0
0
0
1
1
1
Wi-Fi環境整備
ムスリム受入れに対する自社の取り組みについて、今後取り組みたいことトップ3を尋ねたところ(1位=3点・
2位=2点・3位=1点をかけ、結果を点数化) 昨年度調査回答同様に「社員研修・セミナー実施」(131点)が最
も多い結果となった。次いで「オリジナルマニュアル作成・導入」(76点)となっており P.63 Q7-1「現在のム
スリム受入に関する御社の取組状況を教えてください」調査回答において「取り組みたい」との回答が多かった
項目が同様にあげられている。
県内観光従事者は、ムスリム受入について、知る・学ぶことなど「知識開発」を最も優先したいと考えているこ
とがわかる。昨年度調査回答との相違点として「食事の原材料表示など情報開示」(29点)が昨年度調査回答より
10ランクの上昇がみられるほか「ムスリム対応商品開発」(37点)についても、4ランクの上昇がみられる。一
方で「ムスリムフレンドリー認証取得」(21点)「ムスリム従業員雇用」(7点)「ハラール認証取得」(5点)につい
ては優先度の下降がみられる。
ムスリム受入において「ハラール認証」は必ずしも必要不可欠とは言い難いものの、海外現地ムスリムの調査回
答においては、認証マークの安心と信頼が裏付けられる結果となっているため、受入側との相違がみられる。
(☞ P.18 Q8 「日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください」)
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66
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q9
n=72
沖縄県内のムスリム受入体制整備に求める行政の取り組みや支援は何ですか? (自由回答)
0%
20%
40%
情報収集・開示(マニュアル作成など)
60%
80%
100%
54%
受入整備
49%
助成金・器具購入補助
28%
誘客・宣伝
25%
セミナー・勉強会
24%
わからない
11%
特にない
14%
アドバイザー派遣
0%
その他
0%
ムスリム受入体制整備に求める行政の取り組みや支援については、昨年度調査回答との相違がみられる。昨年度
調査回答においては「セミナー・勉強会」が最も求められる取り組みであったが、今年度調査においては、優先
度が低い。一方で「情報収集・開示」(54%)は3ランク上昇しており、最も求められる取り組みとなっている。
また、P.66 Q8「御社が今後取り組みたい事トップ3は何ですか?」調査回答において「社内研修・セミナー」
「オリジナルマニュアルの作成・導入」「食事の原材料表示など情報開示」などが重要視されており、昨年度調
査回答に比べ、取り組みに積極的・消極的な回答者がより明確になりつつあるなかで「自社の取り組み(可能)レベ
ルに合わせた研修・セミナー・オリジナルマニュアル作成」が求められていることがわかる。
Q10
今後、沖縄をよりムスリムの方に楽しんで頂くためにどのようなことが必要だと思います
か? (自由回答)
n=86
0%
20%
40%
知識・理解
80%
100%
83%
礼拝室など受入施設・環境の整備
80%
ハラール対応飲食店の充実
23%
特にない
9%
わからない
その他
60%
7%
0%
「沖縄をよりムスリムの方に楽しんでいただくために必要なこと」について尋ねたところ「知識と理解」
(83%)が最も多く、次いで「礼拝室など受入施設・環境の整備」(80%)となっており、昨年度調査回答と項目
順位に変化はないものの、大幅な増加となっている。P.59 Q5「ムスリム客の受入頻度は、年間どのくらいで
すか?」調査回答において、80%の県内観光事業者が「受入実績なし」と回答しているなかで、P.66 Q8
「御社が今後取り組みたいことトップ3は何ですか?」調査回答を参考とすると「社員研修・セミナー実施」
(131点)が最も重要視されており、自社の取り組み(可能)レベルに合わせた「知識開発」が求められているこ
とがわかる。また、県内在住ムスリム P.56 Q9「フリーコメント」の中には「県民にムスリムをもっと理解
してほしい」との意見もみられ「相互理解」が必要とされていることがうかがえる。
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67
❏ 第5章 沖縄県内観光従事者
Q11
フリーコメント
特別アクションをおこす予定はありません (というより、余裕がありません)
当社はステーキハウスで主に牛肉を扱っているので、ハラール自体に取り組むことが難しい
一部のハラールニーズに応えるOEMの充実や検討(導入)の余地は大いにある
ムスリムを難しく考えず、沖縄らしさ(おもてなし、受け入れる人格)を関係者、県民を挙げて取り組みたい
外国のお客様対応のインフラが出来ていません
来沖数が増えないと取り込みを始められないので、もっと多くの路線拡大を希望します
ハラール認証等は難しい上に金がかかる (業社のやりたい放題)
当ホテルの規模や設備等を考えると、現状のお客様をより多く取り込むことが優先と考える
当施設は受入環境が整っていないので、今後は出来る範囲であれば取組みたいです
ムスリムについて以前講義していただき勉強にはなったが、現段階では受入れの予定はございません
食事施設がありません
まだまだムスリムに対する全体意識が低いのではと思います。それらを意識した内容の全体的イベントを企画してみては?
一部のお客様用にご飯を用意するなどの対応ができない
ムスリムやハラールという言葉は聞くが、内容についてはよく知らないのが現状なので、そのような情報が
もっと多く供給してほしいとおもいます
ホテル・レストラン・観光地など、ムスリムの方に案内が出来るようなインフォメーションなどの情報がわか
りやすくのったパンフレットやマニュアルなどの冊子の作成
飲物などの原材料表示の際、アドバイスを要望
当店はダイビング業ですので、ライセンス取得者は受入可能ですが、未経験者の方は、受入不可の状況です
現在は受入が厳しい状況・今後の検討課題
ムスリムの商品化が可能か今後検討
県内動向を踏まえ、今後検討していきたい
中国本土からの観光客が経済環境の悪化により減少した場合の代替先として、ムスリムの誘致は今から積極的
に取り組むべき
今後、更に多くの施設がムスリム対応について理解し、協力していくことで、県全体でムスリムのマーケット
を開拓できると考えております。マーケットへ参入する企業が増えれば、ハラール認証食材の需要が増え、更
にメニュー開発が進められる可能性がふくらみ、お客様にも企業にも良い流れが生まれると考えております。
県全体での更なるムスリムマーケット拡大に期待をしております
ムスリムに対する認識がまだまだうすいので、これから、少し勉強しようと思います
ムスリムと言う言葉を知っているだけで、実態はほとんどわかりません。まずは周知からだと思います。 セミ
ナールームの中ではすでに知っている人ばかりなので情報が飛び交っていても、セミナールームの外では誰も
知らないという事は多いと思います。 情報提供されても情報量が多すぎたり、対応する時間を考えると後回し
にせざる得ないので、最低限の情報を分かりやすく伝える方が良いと思います
弊会の日常業務で、ムスリム関連の問い合わせ等は、現在ございません
正直、事業の内容がハッキリ・詳しく分からないのが現状。取り組んで良い物なのか検討がつかない
ムスリムフレンドリー認証を取得して1年になり、少しずつではありますが、国内を主に、ムスリム関連の案
件を受注しております。今後も地道にムスリムのお客様受入を広げていきたいと思います
お祈り場所の確保・設置 ぐらいは対応ができるかと思いますが、弊社の内容的にできるのかどうか?というと
ころがいまいちよく理解できていないのが現状です
個人的には、ハラールが沖縄で一般的になるにはかなりのハードルがあると思う。逆にそこをついた広げ方を
すれば一般的ではないが受入れることは可能だと思う。例えば開けたマーケットでは無いので、具体的な例や
数字を出して、先行すると得だと企業に訴えると同時に、先行で参入した企業への協力的な斡旋があるような
話があれば、先見制と優位を意識して乗り出す企業が増えると思う
大学やJICA沖縄国際センターではインドネシアやマレーシア等のムスリム系留学生を、かなり以前から受入
れている。彼らが帰国後沖縄をどう評価し、沖縄とのつながりが今もあるのか調べることができないだろうか
ムスリムの知識が金武町には無いと思います
インバウンドはいらないので、日本人の需要を開拓してください
自然環境を保全した中で、観光客を受け入れて行きたいと考えている中で、市内事業者さんの規模や通常の客
層を勘案しながらムスリムの方に楽しんでもらう方向になると思います。 ムスリムをメインに据えた営業なの
か、新規の顧客としてムスリムを開拓するのかの部分になると思います
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68
アンケート調査票
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69
資料-1
海外現地ムスリム アンケート (日本語版)
① 海外現地ムスリム (MATTA FAIR 2015 ・ GATF 2015)
本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)が沖縄県の委託を受け、外国人観光客・ムス
リムの皆様にも満足していただける観光地作りを進めるため、実施しております。この調査によって得られた情報は、
調査目的以外には利用いたしません。アンケートへご協力いただいた方には粗品を差し上げます。
Q1.
性別
職業
1.□男性
1.□学生
5.□経営者
9.□無職
年齢
1.□十代
5.□五十代
国籍
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
居住地
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
訪日旅行経験有無 1.□1回
5.□なし
2.□女性
2.□主婦
6.□会社員
10.□その他
2.□二十代
6.□六十代
2.□シンガポール
6.□香港
10.□アメリカ
2.□シンガポール
6.□香港
10.□アメリカ
2.□2回
Q2. 訪日旅行に期待するものを教えてください。(複数回答)
1.□料理
2.□雪
3.□紅葉
6.□温泉
7.□旅館
8.□買い物
Q3. 今後日本で訪れてみたい場所は? (複数回答)
1.□東京都
2.□大阪府
3.□京都府
6.□その他 (
)
3.□公務員
7.□専門職
4.□会社役員
8.□リタイア
3.□三十代
7.□七十代以上
3.□インドネシア
7.□マカオ
11.□その他 (
3.□インドネシア
7.□マカオ
11.□その他 (
3.□3回
4.□四十代
4.□中東 (
8.□中国
)
4.□中東 (
8.□中国
)
)
)
4.□4回以上
4.□自然
9.□テーマパーク
5.□景観
10.□その他 (
4.□北海道
5.□沖縄県
)
Q4. 日本最南端の島、沖縄をご存じでしたか?
1.□YES
2.□NO
Q5. 沖縄旅行に対する考えに○をつけてください (1つを選択)
1.□是非旅行をしたい
2.□興味はあるが、たぶん行かない (①□フライトが不便 ②□旅行費用が高い ③□その他)
3.□興味がないので、行かない
Q6. 沖縄を訪れたら、どのようなことをしてみたいですか? (複数回答)
1.□ビーチ・マリンスポーツ 2.□観光施設巡り 3.□世界遺産巡り
4.□ショッピング 何を? ①□電化製品 ②□衣類 ③□ブランド品 ④□菓子類 ⑤□海産物 ⑥□野菜・くだもの どこで? ①□ドラッグストア ②□コンビニエンスストア・スーパーマーケット ③□デパート ④□その他
5.□沖縄料理 6.□文化体験 (踊り・工芸など) 7.□自然体験 (海水浴・乗馬など) 8.□ゴルフ 9.□釣り
10.□地域の祭り 11.□地域住民との交流 12.□ゆったり過ごす 13.□その他 (
)
Q7. 日本旅行中に食べてみたいものは何ですか? (複数回答)
1.□寿司
2.□しゃぶしゃぶ
3.□ラーメン
6.□天婦羅 7.□すき焼き
8.□くだもの
11.□その他 (
)
4.□伊勢海老・蟹
9.□ファーストフード
Q8. 日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください (それぞれ1つを選択)
①とても重要
②重要
ハラールを考慮した料理があること
□
□
食事の現在料表記がされていること
飲物・物品の原材料表示がされていること
ハラール認証の有無
礼拝できる場所があること
マット・コーラン等の貸出があること
洗い場があること
従業員にムスリムがいること
同性による接客
従業員にイスラム知識があること
Wi-Fi環境があること
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
5.□懐石料理
10.□エスニック
③重要ではない
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
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70
資料-1
海外現地ムスリム アンケート (日本語版)
① 海外現地ムスリム (MATTA FAIR 2015 ・ GATF 2015)
Q9. 旅行地の情報源は何ですか? (複数回答)
1.□旅行社のWEBや宿泊予約サイト 2.□旅行ガイドブック 3.□新聞・雑誌の広告 4.□TV・ラジオの広告
5.□旅行社の勧め 6.□友人・親類の勧め 7.□ブログ・SNS・Twitter 8.□その他 (
)
Q10. 旅行地を選定する決め手となるポイントは、何ですか? (複数回答)
1.□価格
2.□旅行日程 3.□旅行目的に適している
4.□友人・親類がいる
6.□料理
7.□気候・季節
8.□歴史・文化
9.□景観
12.□仕事のため 13.□ビザ優遇メリット 14.□治安・衛生
11.□海
5.□アクセスが便利
10.□自然
15.□その他 (
)
Q11. 今後訪れたい場所は、どこですか? (日本に限らず/国名)
Q12. 旅費の予算はどのくらいですか? (1人あたり)
1.□~1,000USD 2.□1,000-2,000USD
6.□5,000USD以上
3.□2,000-3,000SD
Q13. 自由回答
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71
4.□3,000-4,000SUSD
5.□4,000-5,000 資料-2
海外現地ムスリム アンケート (英語版)
① Questionnaire for Muslim (MATTA FAIR 2015 ・ GATF 2015)
This is a government-sponsored survey conducted by Okinawa Convention and Visitors Bureau to create an
attractive vacation destination for Muslim visitors. The information collected is used only for the purpose of our
research. For those who answer the questions receive a small gift. Thank you for your cooperation.
Q1. Gender
Occupation
1.□Male
2.□Female
1.□Student
2.□Homemaker
3.□Public service
4.□Executive
5.□Self-Employed
6.□Emplyed
7.□Professional
8.□Retired
9.□Unemplyed
10.□Other
Age 1.□10 to 19 years old 2.□20 to 29 years old 3.□30 to 39 years old 4.□40 to 49 years old
5.□50 to 59 years old 6.□60 to 69 years old 7.□70 years or older
Nationality 1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
Residence 1.□Malaysia
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Have you been 1.□Once
2.□Twice
3.□Three times
4.□More than Three
to Japan? 5.□Never
Q2. What kind of experience do you look for on a trip to Japan? (Multiple choices)
1.□Food 2.□Snow
3.□Fall Foliage
4.□Nature
5.□Landscape
6.□Hot springs 7.□Ryokan 8.□Shopping 9.□Themed park 10.□Other (
)
Q3. Where in Japan do you wish to visit? (Multiple choices)
1.□Tokyo 2.□Osaka
3.□Kyoto
4.□Hokkaido
5.□Okinawa
6.□Other (
)
Q4. Have you heard of Okinawa, the southernmost part of Japan?
1.□Yes
2.□No
Q5. Do you wish to visit Okinawa? (Choose one)
1.□Yes 2.□Maybe But Unlikely ⇒ (①□Inconvenient access ②□Expensive ③□Other) 3.□No
Q6. What activity do you intend to take part in during your visit to Okinawa? (Multiple choices)
1.□Marine Activities 2.□Sightseeing
3.□World heritage tour
4.□Shopping (WHAT? ⇒ ①□Electrical Goods ②□Clothing ③□Luxury Goods ④□Sweets ⑤□Seafood ⑥□Fruits & Veg ⑦□Pharmaceutical Goods ⑧□Accessories ⑨□Traditional Crafts
⑩□Cosmetics・Perfume
(WHERE? ⇒ ①□Drugstore ②□Convenient store ③□Department store ④□Other
5.□Local Cuisine
7.□Nature tour
8.□Golf
9.□Fishing
6.□Cultural tour
10.□Local festivals
11.□Cultural exchange
12.□Rest & Relaxation 13.□Other (
)
Q7. What kind of food do you want to try in Japan? (Multiple choices)
5.□Japanese course meal
1.□Sushi 2.□Shabu shabu
3.□Ramen noodles
4.□Lobster/Crabs
6.□Tempura
7.□Sukiyaki
8.□Fruits
9.□Fast food
10.□Ethnic food
11.□Other (
)
Q8. What is important when traveling to Japan? (choose one by one)
① Very Important
② Somewhat Important
③ Not Important
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Halal meals and menus
Menu with ingredients listed
Food products with ingredients listed
Halal Certification
Prayer Room
Prayer Mat/Qur'an
Equipped with WUDU (Ablution)
Muslim employees
Service provided by same gender
Halal-educated employee
Wi-Fi availability
Q9. What is the main source for deciding a destination? (Multiple choices)
1.□Online Travel Agent
2.□Travel Guidebook
3.□Newspaper Ad
4.□TV・Radio
5.□Travel Agent 6.□Family and Friends 7.□Blog・SNS・Twitter
8.□Other (
)
Q10. Which of the following influences you into choosing a destination? (Multiple choices)
1.□Affordability
2.□Scheduling 3.□Purpose 4.□Family and Friends 5.□Accessibility
6.□Food 7.□Weather 8.□History & Culture 9.□Landscape
10.□Nature
11.□Beach 12.□Business 13.□Visa requirement 14.□Safety, Sanitation 15.□Other (
Q11. Where would you someday want to travel, not limited to Japan? (Country name)
Q12. What is your travel budget? (Per Person)
Q13. Share your comments with us.
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72
)
資料-3
海外現地一般 アンケート (日本語版)
② 海外現地一般 (MATTA FAIR 2015・GATF 2015) 本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)が沖縄県の委託を受け、外国人観光客・ムスリ
ムの皆様にも満足していただける観光地作りを進めるため、実施しております。この調査によって得られた情報は、調査
目的以外には利用いたしません。アンケートへご協力いただいた方には粗品を差し上げます。
Q1.
性別
職業
1.□男性
1.□学生
5.□経営者
9.□無職
年齢
1.□十代
5.□五十代
国籍
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
居住地
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
宗教
1.□仏教
訪日旅行経験有無 1.□1回
5.□なし
2.□女性
2.□主婦
6.□会社員
10.□その他
2.□二十代
6.□六十代
2.□シンガポール
6.□香港
10.□アメリカ
2.□シンガポール
6.□香港
10.□アメリカ
2.□キリスト教
2.□2回
Q2. 訪日旅行に期待するものを教えてください。(複数回答)
1.□料理
2.□雪
3.□紅葉
6.□温泉
7.□旅館
8.□買い物
Q3. 今後日本で訪れてみたい場所は? (複数回答)
1.□東京都
2.□大阪府
3.□京都府
6.□その他 (
)
3.公務員
7.□専門職
4.□会社役員
8.□リタイア
3.□三十代
7.□七十代以上
3.□インドネシア
7.□マカオ
11.□その他 (
3.□インドネシア
7.□マカオ
11.□その他 (
3.□ユダヤ教
3.□3回
4.□四十代
□4.中東 (
8.□中国
)
4.□中東 (
8.□中国
)
)
)
4.□その他
4.□4回以上
4.□自然
9.□テーマパーク
5.□景観
10.□その他 (
4.□北海道
5.□沖縄県
)
Q4. 日本最南端の島、沖縄をご存じでしたか?
1.□YES
2.□NO
Q5. 沖縄旅行に対する考えに○をつけてください (1つを選択)
1.□是非旅行をしたい
2.□興味はあるが、たぶん行かない (①□フライトが不便 ②□旅行費用が高い ③□その他)
3.□興味がないので、行かない
Q6. 沖縄を訪れたら、どのようなことをしてみたいですか? (複数回答)
1.□ビーチ・マリンスポーツ 2.□観光施設巡り 3.□世界遺産巡り
4.□ショッピング 何を? ①□電化製品 ②□衣類 ③□ブランド品 ④□菓子類 ⑤□海産物 ⑥□野菜・くだもの ⑦□医薬品・サプリメント ⑧□アクセサリー ⑨伝統工芸品 ⑩コスメ・香水
どこで? ①□ドラッグストア ②□コンビニエンスストア・スーパーマーケット ③□デパート ④その他
5.□沖縄料理 6.□文化体験 (踊り・工芸など) 7.□自然体験 (海水浴・乗馬など) 8.□ゴルフ 9.□釣り
10.□地域の祭り 11.□地域住民との交流 12.□ゆったり過ごす 13.□その他 (
)
Q7. 日本旅行中に食べてみたいものは何ですか? (複数回答)
1.□寿司
2.□しゃぶしゃぶ
3.□ラーメン
6.□天婦羅 7.□すき焼き
8.□くだもの
11.□その他 (
)
4.□伊勢海老・蟹
9.□ファーストフード
Q8. 日本を旅行される際、以下について重要度を教えてください (それぞれ1つを選択)
①とても重要
②重要
食事
食事の現在料表記がされていること
飲物・物品の原材料表示がされていること
礼拝できる場所があること
同性による接客
Wi-Fi環境があること
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q9. 旅行地の情報源は何ですか? (複数回答)
1.□旅行社のWEBや、宿泊予約サイト 2.□旅行ガイドブック
3.□新聞・雑誌の広告
5.□旅行社の勧め 6.□友人・親類の勧め 7.□ブログ・SNS・Twitter 8.□その他 (
5.□懐石料理
10.□エスニック
③重要ではない
□
□
□
□
□
□
4.□TV・ラジオの広告
)
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73
資料-3
海外現地一般 アンケート (日本語版)
② 海外現地一般 (MATTA FAIR 2015・GATF 2015) Q10. 旅行地を選定する決め手となるポイントは、何ですか? (複数回答)
2.□旅行日程 3.□旅行目的に適している 4.□友人・親類がいる
1.□価格
6.□料理
7.□気候・季節 8.□歴史・文化
9.□景観
11.□.海
12.□仕事のため 13.□ビザ優遇メリット
14.□治安・衛生
5.□アクセスが便利
10.□自然
15.□その他 (
)
Q11. 今後訪れたい場所は、どこですか? (日本に限らず/国名)
Q12. 旅費の予算はどのくらいですか? (1人あたり)
1.□~1,000USD 2.□1,000-2,000USD
6.□5,000USD以上
3.□2,000-3,000USD
Q13. 自由回答
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4.□3,000-4,000SUSD
5.□4,000-5,000USD
資料-4
海外現地一般 アンケート (英語版)
② Questionnaire for Visitors (MATTA FAIR 2015・GATF 2015)
This is a government-sponsored survey conducted by Okinawa Convention and Visitors Bureau to create
an attractive vacation destination for Muslim visitors. The information collected is used only for the purpose
of our research. For those who answer the questions receive a small gift. Thank you for your cooperation.
Q1. Gender
Occupation
1.□Male
2.□Female
1.□Student
2.□Homemaker
3.□Public service
4.□Executive
5.□Self-Employed
6.□Emplyed
7.□Professional
8.□Retired
9.□Unemplyed
10.□Other
Age
1.□10 to 19 years old 2.□20 to 29 years old 3.□30 to 39 years old 4.□40 to 49 years old
5.□50 to 59 years old 6.□60 to 69 years old 7.□70 years or older
Nationality
1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Residence
1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Religious Faith
1.□Buddhist
2.□Christian
3.□Jewish
4.□Other
Have you been
1.□Once
2.□Twice
3.□Three times
4.□More than Three
to Japan?
5.□Never
Q2. What kind of experience do you look for on a trip to Japan? (Multiple choices)
1.□Food
2.□Snow
3.□Fall Foliage
4.□Nature
5.□Landscape
6.□Hot springs
7.□Ryokan
8.□Shopping
9.□Themed park
10.□Other (
)
Where
in
Japan
do
you
wish
to
visit?
(Multiple
choices)
Q3.
1.□Tokyo
2.□Osaka
3.□Kyoto
4.□Hokkaido
5.□Okinawa 6.□Other(
)
Q4. Have you heard of Okinawa, the southernmost part of Japan?
1.□Yes
2.□No
Do
you
wish
to visit Okinawa? (Choose one)
Q5.
1.□Yes 2.□Maybe But Unlikely ⇒ (①□Inconvenient access ②□Expensive ③□Other)
3.□No
Q6. What activity do you intend to take part in during your visit to Okinawa? (Multiple choices)
1.□Marine Activities 2.□Sightseeing
3.□World heritage tour
4.□Shopping (WHAT? ⇒ ①□Electrical Goods ②□Clothing ③□Luxury Goods ④□Sweets ⑤□Seafood ⑥□Fruits & Veg ⑦□Pharmaceutical Goods ⑧□Accessories ⑨□ Traditional Crafts
⑩□Cosmetics・Perfume
(WHERE? ⇒ ①□Drugstore ②□Convenient store ③□Department store ④□Other
5.□Local Cuisine 6.□Cultural tour 7.□Nature tour
8.□Golf
9.□Fishing
10.□Local festivals
11.□Cultural exchange
12.□Rest & Relaxation 13.□Other (
Q7. What kind of food do you want to try in Japan? (Multiple choices)
1.□Sushi 2.□Shabu shabu
3.□Ramen noodles
4.□Lobster/Crabs
6.□Tempura 7.□Sukiyaki
8.□Fruits
9.□Fast food
11.□Other (
)
5.□Japanese course meal
10.□Ethnic food
Q8. What is important when traveling to Japan? (choose one by one)
① Very Important
menus
Menu with ingredients listed
Food products with ingredients listed
Prayer Room
Service provided by same gender
Wi-Fi availability
□
□
□
□
□
□
② Somewhat Important
③ Not Important
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q9. What is the main source for deciding a destination? (Multiple choices)
1.□Online Travel Agent
2.□Travel Guidebook 3.□Newspaper Ad
4.□TV・Radio
5.□Travel Agent 6.□Family and Friends 7.□Blog・SNS・Twitter 8.□Other (
)
Q10. Which of the following influences you into choosing a destination? (Multiple choices)
1.□Affordability 2.□Scheduling 3.□Purpose 4.□Family and Friends 5.□Accessibility
6.□Food 7.□Weather 8.□History & Culture 9.□Landscape 10.□Nature
11.□Beach 12.□Business 13.□Visa requirement 14.□Safety, Sanitation 15.□Other (
Q11. Where would you someday want to travel, not limited to Japan? (Country name)
Q12. What is your travel budget? (Per Person)
Q13. Share your comments with us.
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)
)
資料-5
沖縄旅行参加ムスリム アンケート (日本語版)
③ 沖縄旅行参加ムスリム
本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)が沖縄県の委託を受け、ムスリムの皆様に満足
していただける観光地作りを進めるため、実施しております。この調査によって得られた情報は、調査目的以外には利用
いたしません。アンケートへご協力いただいた方には粗品を差し上げます。
Q1.
性別
職業
1.□男性
1.□学生
5.□経営者
9.□無職
年齢
1.□十代
5.□五十代
国籍
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
居住地
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
旅行形態
1.□ひとり
5.□仕事仲間
訪日旅行経験有無 1.□今回初めて
2.□女性
2.□主婦
3.□公務員
6.□会社員
7.□専門職
10.□その他
2.□二十代
3.□三十代
6.□六十代
7.□七十代以上
2.□シンガポール
3.□インドネシア
6.□香港
7.□マカオ
10.□アメリカ
11.□その他 (
2.□シンガポール
3.□インドネシア
6.□香港
7.□マカオ
10.□アメリカ
11.□その他 (
2.□配偶者
3.□家族・親戚・恋人
6.□趣味仲間
2.□1回
3.□2回
4.□3回以上
5.□4回以上
4.□会社役員
8.□リタイア
4.□四十代
4.□中東 (
□8.中国
)
4.□中東 (
8.□中国
)
)
)
4.□友人
Q2. 以前に訪れたことのある場所は? (今回の旅行を含まず) (複数回答)
1.□東京都 2.□大阪府
3.□京都府
4.□北海道 5.□沖縄県
Q3. 沖縄を旅行地に選定する決め手となったポイントは、何ですか? (複数回答)
2.□旅行日程
3.□旅行目的に適している
1.□価格
4.□友人・親類がいる
6.□料理
7.□気候・季節
8.□歴史・文化
9.□景観
11.□海
12.□仕事のため
13.□ビザ優遇メリット 14.□治安・衛生
6.□その他 (
)
5.□アクセスが便利
10.□自然
15.□その他 (
)
Q4. 旅行地の情報源は何ですか? (複数回答)
1.□旅行社のWEBや宿泊予約サイト 2.□旅行ガイドブック 3.□新聞・雑誌の広告
5.□旅行社の勧め 6.□友人・親類の勧め 7.□ブログ・SNS・Twitter 8.□その他 (
4.□TV・ラジオの広告
)
Q5. 沖縄滞在中よかったものは何ですか? (複数回答)
1.□1ビーチ・マリンスポーツ
2.□観光施設・世界遺産 具体的に⇒ ①□首里城 ②□海洋博記念公園(沖縄美ら海水族館など) ③□その他歴史遺産
④□文化王国・玉泉洞おきなわワールド ⑤□琉球村 ⑥□琉球ガラス村 ⑦□OKINAWAフルー
ツらんど ⑧□平和祈念公園 ⑨□ナゴパイナップルパーク ⑩□自然観光地 (万座毛・花の名所など) ⑪□ビーチ ⑫□離島 ⑬□その他
3.□ショッピング 具体的に⇒ ①□国際通り ②□沖縄アウトレットモールあしびなー ③□Tギャラリア 沖縄 ④□北谷 アメリカンビレッジ ⑤□百円ショップ ⑥□家電量販店 ⑦□ドラッグストア ⑧□コンビニエンスストア・スーパーマーケット ⑨□デパート
4.□沖縄料理 5.□文化体験 (踊り・工芸など) 6.□自然体験 (海水浴・乗馬など) 7.□ゴルフ 8.□釣り
9.□地域の祭り 10.□地域住民との交流 11.□ゆったり過ごす 12.□宿泊施設 13.□おみやげ
14.□その他 (
)
Q6. 満足度を教えてください。(それぞれ1つを選択)
満足
食事
5
4
問題はないが気になる
3
2
不満足
1
宿泊施設
5
4
3
2
1
観光施設
5
4
3
2
1
交通機関
5
4
3
2
1
おもてなし
5
4
3
2
1
外国語対応
5
4
3
2
1
案内表記の明瞭さ
5
4
3
2
1
金融機関・決済の利便性
5
4
3
2
1
Wi-Fi環境
5
4
3
2
1
旅行全体
5
4
3
2
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資料-5
沖縄旅行参加ムスリム アンケート (日本語版)
③ 沖縄旅行参加ムスリム
Q7. ムスリム対応について如何でしたか? (それぞれ1つを選択)
満足
ハラールを考慮した料理があること
□
食事の現在料表記がされていること
飲物・物品の原材料表示がされていること
ハラール認証の有無
礼拝できる場所
マット・コーラン等の貸出
洗い場
ムスリム従業員による対応
同性による接客
従業員のイスラムに対する知識
Wi-Fi環境
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
どちらでもない
不満足
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q8. 今後、沖縄をよりムスリムの方に楽しんで頂くために、どのようなことが必要だとおもいますか?
Q9. また沖縄に来たいとおもいますか?
1.□はい
2.□いいえ
Q10. 家族や友人に沖縄を進めたいとおもいますか?
1.□はい
2.□いいえ
Q11. 購入したお土産は具体的に何ですか?
Q12. その他、滞在中に困ったことや沖縄観光へのアドバイスがございましたら、ぜひお聞かせください。
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77
資料-6
沖縄旅行参加ムスリム アンケート (英語版)
③ Muslim Visitors to Okinawa
This is a government-sponsored survey conducted by Okinawa Convention and Visitors Bureau to create
an attractive vacation destination for Muslim visitors. The information collected is used for our research
purpose only. For those who answer the questions receive a small gift. Thank you for your cooperation.
Q1. Gender
Occupation
1.□Male
2.□Female
1.□Student
2.□Homemaker
3.□Public service
4.□Executive
5.□Self-Employed
6.□Emplyed
7.□Professional
8.□Retired
9.□Unemplyed
10.□Other
Age
1.□10 to 19 years old 2.□20 to 29 years old 3.□30 to 39 years old 4.□40 to 49 years old
5.□50 to 59 years old 6.□60 to 69 years old 7.□70 years or older
Nationality
1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Residence
1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Travel Companion 1.□On your own
3.□Family, Significant partner 4.□Friends
2.□Spouse
5.□Colleague
6.□Group
Have youbeen to 1.□This is your first trip to Japan
Japan? 2.□Once (Not counting this trip) 3.□Twice
4.□Three times 5.□More than Three
Q2. If you Have visited Japan before (Not counting this trip) Where have you been? (Multiple choices)
1.□Tokyo
2.□Osaka
3.□Kyoto
4.□Hokkaido
5.□Okinawa 6.□Other (
)
Q3. Which of the following influences you into choosing a destination? (Multiple choices)
1.□Affordablity
2.□Scheduling 3.□Purpose of Travel 4.□Family and Friends 5.□Accessibility
6.□Food
7.□Weather
8.□History & Culture 9.□Landscape
10.□Nature
11.□Beach
12.□Business
13.□Visa requirement 14.□Safety, Sanitation 15.□Other (
Q4. What is the main source for deciding a destination? (Multiple choices)
1.□Online Travel Agent 2.□Travel Guidebook
3.□Newspaper Ad
5.□Travel Agent
6.□Family and Friends 7.□Blog・SNS・Twitter
4.□TV・Radio
8.□Other (
)
)
Q5. What activities did you enjoy most during your stay in Okinawa? (Multiple choices)
1.□Marine Activities
2.□Sightseeing・World Heritage
WHERE? ⇒
①□Shuri Castle ②□Churaumi Aquarium ③□Other historical ruins ④□Okinawa World/Themed Park
⑤□Ryukyu Mura ⑥□Ryukyu Glass Craft ⑦□OKINAWA Fruits Land ⑧□Okinawa Peace Memorial Park ⑨□Nago Pineapple Park ⑩□Natural Landscape (Manza Cliff) ⑪□Beach ⑫□Outer Islands ⑬□Other
3.□Shopping
WHERE? ⇒ ①□Kokusai street ②□Outlet Mall Ashibina ③□T Galleria Okinawa ④□American Village
⑤□100 yen shop ⑥□Electronic Store ⑦□Drug Store ⑧□Convenient Store
⑨□Department Store
4.□Local Cuisine 5.□Cultural tour 6.□Nature tour 7.□Golf 8.□Fishing 9.□Local Festivities
10.□Cultural Exchange 11.□Rest & Relaxation 12.□Accommodation 13.□Souvenir
14.□Other (
)
Q6. Rate your experience. (Choose one by one)
Satisfied
5
Food
5
Accommodation
5
Tourist Attraction
5
Public Transportation
5
Hospitality
5
Language ability
5
Signage
5
ATM, currency exchange
5
Wi-Fi accessiblity
5
Overall Experience
Neutral
Dissatisfied
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
1
4
3
2
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資料-6
沖縄旅行参加ムスリム アンケート (英語版)
③ Muslim Visitors to Okinawa
Q7. How satisfied was the level of Halal standard in Okinawa? (Choose one by one)
Satisfied
Neutral
Halal meals and menus
□
□
Menu with ingredients listed
Food products with ingredients listed
Halal Certification
Prayer Room
Prayer Mat/Qur'an
Equipped with WUDU (Ablution)
Muslim employees
Service provided by same gender
Halal-educated employee
Wi-Fi availability
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q8. What measures must be taken to welcome Muslim visitors to Okinawa?
Q9. Would you visit Okinawa again?
1.□YES
2.□NO
Q10. Would you recommend Okinawa to your family and friends?
1.□YES
2.□NO
Q11. What did you purchase on this trip?
Q12. Please share your experience with us.
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79
Dissatisfied
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
資料-7
海外現地ムスリム取扱旅行会社 アンケート (日本語版)
④ 海外ムスリム取扱旅行会社 (MATTA FAIR 2015・WHTS15)
本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)が沖縄県の委託を受け、外国人観光客・ムスリ
ムの皆様に満足していただける観光地作りを進めるため、実施しております。この調査によって得られた情報は、調査目
的以外には利用いたしません。アンケートへご協力いただいた方には粗品を差し上げます。
Q1.
1.□男性
2.□女性
1.□十代
2.□二十代
5.□五十代
6.□六十代
国籍
1.□マレーシア
2.□シンガポール
5.□タイ
6.□香港
9.□台湾
10.□アメリカ
訪日旅行取扱 (エリア)
1.□東京 2.□大阪
3.□京都
取扱形態
1.□団体
2.□FIT
宗教
1.□仏教
2.□キリスト教
5.□その他
Q2. 日本最南端の島、沖縄をご存じでしたか?
1.□はい
2.□いいえ
Q3. 沖縄について知っていることや、イメージを教えてください。
性別
年齢
Q4. 訪日旅行で人気の観光地は?(複数回答)
1.□東京都 2.□大阪府 3.□京都府 4.□北海道
訪日旅行に期待するものを教えてください
(複数回答)
Q5.
1.□料理
2.□温泉
3.□紅葉
6.□雪
7.□旅館
8.□買い物
Q6. 沖縄への送客課題は何ですか?
3.□三十代
4.□四十代
7.□七十代以上
3.□インドネシア
4.□中東 (
7.□マカオ
□8.中国
11.□その他 (
)
4.□北海道
5.□沖縄 6.□その他 (
3.□その他
3.□ユダヤ教
4.□イスラム教
6.□その他 (
5.□沖縄県
4.□自然
9.□テーマパーク
5.□景観
10.□その他 (
)
)
)
)
Q7. 沖縄への送客の魅力は何ですか?
【来沖経験のない方 👉👉👉 裏・Q.11へ 】
【来沖経験のある方に質問 👇】
Q8. 沖縄滞在中良かったものは何ですか? (複数回答)
1.□ビーチ・マリンスポーツ 2.□観光施設巡り 3.□世界遺産巡り
4.□ショッピング 何を?⇒ ①□電化製品 ②□衣類 ③□ブランド品 ④□菓子類 ⑤□海産物 ⑥□野菜・くだもの ⑦□医薬品・サプリメント ⑧□アクセサリー ⑨伝統工芸品 ⑩コスメ・香水
どこで?⇒ ①□ドラッグストア ②□コンビニエンスストア・スーパーマーケット ③□デパート ④その他
5.□沖縄料理 6.□文化体験 (踊り・工芸など) 7.□自然体験 (海水浴・乗馬など) 8.□ゴルフ 9.□釣り
10.□地域の祭り 11.□地域住民との交流 12.□ゆったり過ごす 13.□その他 (
)
Q9. 今後、沖縄をよりムスリムの方に楽しんで頂くために、どのようなことが必要だとおもいますか?
Q10. ムスリム対応について如何でしたか? (それぞれ1つを選択)
①満足
ハラールを考慮した料理があること
□
食事の現在料表記がされていること
□
飲物・物品の原材料表示がされていること
□
ハラール認証の有無
□
礼拝できる場所
□
マット・コーラン等の貸出
□
洗い場
□
ムスリム従業員による対応
□
同性による接客
□
従業員のイスラムに対する知識
□
Wi-Fi環境
□
②どちらでもない
③不満足
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
来沖経験のない方 👉👉👉 次のページへ 👉👉👉
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80
資料-7
海外現地ムスリム取扱旅行会社 アンケート (日本語版)
④ 海外ムスリム取扱旅行会社 (MATTA FAIR 2015・WHTS15)
Q11. 求めるムスリム対応は、どのようなことですか?(それぞれ1つを選択)
①とても重要
ハラールを考慮した料理があること
食事の現在料表記がされていること
飲物・物品の原材料表示がされていること
ハラール認証の有無
礼拝できる場所
マット・コーラン等の貸出
洗い場
ムスリム従業員による対応
同性による接客
従業員のイスラムに対する知識
Wi-Fi環境
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q12. 自由回答
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81
②重要
③重要ではない
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
資料-8
海外現地ムスリム取扱旅行会社 アンケート (英語版)
④ Overseas Muslim Travel Agent (MATTA FAIR 2015・WHTS15)
This is a government-sponsored survey conducted by Okinawa Convention and Visitors Bureau to create
an attractive vacation destination for Muslim visitors. The information collected is used only for the
purpose of our research. For those who answer the questions receive a small gift. Thank you for your
cooperation.
Q1.
Gender
Age
Nationality
Outbound Area
Visitor Profile
Religious Faith
□ Male
□10 to 19 years old
□50 to 59 years old
1.□Malaysia
5.□Thailand
9.□Taiwan
1.□Tokyo
2.□Osaka
1.□Group
1.□Buddhist
5.□Other
□Female
□20 to 29 years old □30 to 39 years old
□40 to 49 years old
□60 to 69 years old □70 years or older
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
10.□U.S.A
11.□Other (
)
3.□Kyoto
4.□Hokkaido
5.□Okinawa
6.□Other (
)
2.□Individual
3.□Other
2.□Christian
3.□Jewish
4.□Muslim
Q2. Have you heard of Okinawa, the southernmost part of Japan?
1.□YES
2.□NO
Q3. List things you know about Okinawa.
Q4. Where is the popular destination in Japan? (Multiple choices)
1.□Tokyo 2.□Osaka
5.□Okinawa
3.□Kyoto
4.□Hokkaido
6.□Other (
)
Q5. What kind of experience do you look for on a trip to Japan? (Multiple choices)
1.□Food
2.□Snow
3.□Fall Foliage
4.□Nature
5.□Landscape
6.□Hot springs
7.□Ryokan
8.□Shopping
9.□Themed park
10.□Other (
)
Q6. What are the issues with sending clients to Okinawa?
Q7. What is the attractiveness of Okinawa as a destination?
【If you haven't been to Okinawa 👉 go to Q.11 】
【For those who have been to Okinawa, answer below 👇】
Q8.
What activities did you enjoy most during your visit to Okinawa? (Multiple choices)
1.□Marine Activities
2.□Sightseeing
3.□World heritage tour
4.□Shopping (WHAT? ⇒ ①□Electrical Goods ②□Clothing ③□Luxury Goods ④□Sweets ⑤□Seafood ⑥□Fruits & Veg ⑦□Pharmaceutical Goods ⑧□Accessaries ⑨□ Traditional Crafts
⑩□Cosmetics・Perfume
(WHERE? ⇒ ①□Drugstore ②□Convenient store ③□Department store ④□Other
5.□Local Cuisine 6.□Cultural tour 7.□Nature tour
8.□Golf
9.□Fishing
10.□Local festivals
11.□Cultural exchange
12.□Rest & Relaxation
13.□Other (
)
Q9. What measures must be taken to welcome Muslim visitors to Okinawa?
Q10. How satisfied was the level of Halal standard in Okinawa? (choose one by one)
①Satisfied
②Neutral
Halal meals and menus
□
□
Menu with ingredients listed
□
□
Food products with ingredients listed
□
□
Halal Certification
□
□
Prayer Room
□
□
Prayer Mat/Qur'an
□
□
Equipped with WUDU (Ablution)
□
□
Muslim employees
□
□
Service provided by same gender
□
□
Halal-educated employee
□
□
Wi-Fi availability
□
□
③Dissatisfied
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
【For those who haven't been to Okinawa 👉 continued on next page Q.11 👉】
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82
資料-8
海外現地ムスリム取扱旅行会社 アンケート (英語版)
④ Overseas Muslim Travel Agent (MATTA FAIR 2015・WHTS15)
Q11. What is important when traveling to Japan? (choose one by one)
①Very Important
②Somewhat Important
③Not Important
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Halal meals and menus
Menu with ingredients listed
Food products with ingredients listed
Halal Certification
Prayer Room
Prayer Mat/Qur'an
Equipped with WUDU (Ablution)
Muslim employees
Service provided by same gender
Halal-educated employee
Wi-Fi availability
Q12. Share your comments with us
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資料-9
沖縄県内在住ムスリム アンケート (日本語版)
⑤ 沖縄県内在住ムスリム
本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)が沖縄県の委託を受け、外国人観光客・ムスリ
ムの皆様に満足していただける観光地作りを進めるため、実施しております。この調査によって得られた情報は、調査目
的以外には利用いたしません。
Q1.
性別
職業
1.□男性
1.□学生
5.□経営者
9.□無職
年齢
1.□十代
5.□五十代
国籍
1.□マレーシア
5.□タイ
9.□台湾
日本在住歴 ( 年)・ ( ヶ月)
2.□女性
2.□主婦
3.□公務員
6.□会社員
7.□専門職
10.□その他
2.□二十代
3.□三十代
6.□六十代
7.□七十代以上
2.□シンガポール
3.□インドネシア
6.□香港
7.□マカオ
10.□アメリカ
11.□その他 (
/
沖縄在住歴 ( 年)・ ( ヶ月)
Q2. 沖縄に在住されている理由を教えてください。
1.□留学
2.□研修
3.□仕事
4.□結婚
Q3. 沖縄で良いと思うもの・場所は何ですか? (複数回答)
1.□マリンスポーツ
2.□観光施設・世界遺産 (具体的に 3.□ショッピング
(具体的に 4.□沖縄料理 (具体的に
5.□文化体験
6.□自然体験
7.□ゴルフ
8.□釣り
9.□地域の祭り
11.□保養・休養
12.□宿泊施設 (具体的に
13.□みやげ品 (具体的に
4.□会社役員
□8.リタイア
4.□四十代
4.□中東 (
8.□中国
)
5.□ その他 (
)
)
10.□地域住民との交流
14.□その他 (
Q4. 現在、沖縄のムスリム対応について如何ですか? (それぞれ1つを選択)
①満足
②どちらともいえない
ハラールを考慮した料理
□
□
食事の現在料表示がされている
□
□
飲物・物品の原材料表示がされている
□
□
ハラール認証の有無
□
□
礼拝できる場所
□
□
マット・コーラン等の貸出
□
□
洗い場
□
□
ムスリム従業員による接客対応
□
□
同性による接客
□
□
従業員のイスラムに対する知識
□
□
Wi-Fi環境
□
□
Q5. 今後の沖縄に求めるムスリム対応はどのようなことですか? (それぞれ1つを選択)
①とても重要
②どちらかというと重要
ハラールを考慮した料理
□
□
食事の現在料表記がされていること
□
□
飲物・物品の原材料表示がされていること
□
□
ハラール認証の有無
□
□
礼拝できる場所があること
□
□
マット・コーラン等の貸出があること
□
□
洗い場があること
□
□
従業員にムスリムがいること
□
□
同性による接客
□
□
従業員にイスラム知識があること
□
□
Wi-Fi環境があること
□
□
③不満足
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
③重要ではない
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q6. ハラール食材はどちらで購入されていますか?
Q7. よく利用されるレストランはどこですか?
次のページへ 👉👉👉
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資料-9
沖縄県内在住ムスリム アンケート (日本語版)
⑤ 沖縄県内在住ムスリム
Q8. 沖縄を知人・友人にすすめたいですか?
1.□はい 2.□いいえ
Q9. 沖縄をよりムスリムの方に楽しんでいただくには、どのようなことが必要ですか?
Q11. 自由回答
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資料-10
沖縄県内在住ムスリム アンケート (英語版)
⑤ Muslim living in Okinawa
This is a government-sponsored survey conducted by Okinawa Convention and Visitors Bureau to create
an attractive vacation destination for Muslim visitors. The information collected is used for our research
purpose only. For those who answer the questions receive a small gift. Thank you for your cooperation.
Q1. Gender
Occupation
1.□Male
2.□Female
1.□Student
2.□Homemaker
3.□Public service
4.□Executive
5.□Self-Employed
6.□Emplyed
7.□Professional
8.□Retired
9.□Unemplyed
10.□Other
Age
1.□10 to 19 years old 2.□20 to 29 years old 3.□30 to 39 years old 4.□40 to 49 years old
5.□50 to 59 years old 6.□60 to 69 years old 7.□70 years or older
Nationality
1.□Malaysia
2.□Singapore
3.□Indonesia
4.□U.A.E. (
)
5.□Thailand
6.□Hong Kong
7.□Macau
8.□Mainland China
9.□Taiwan
10.□U.S.A
11.□Other (
)
Years living in Japan outside Okinawa ___year(s) month(s) / Years living in Okinawa ___ year(s) month(s)
Q2. What was your purpose/reason of coming to Okinawa? (Choose one)
1.□Study
2.□Training
3.□Work
4.□Marriage
5.□Other(____________)
Q3. What activities or Where do you like about Okinawa? (Multiple choices)
1.□Marine Activities
2.□Sightseeing spot・World Heritage (anywhere specific?
3.□Shopping
(anywhere specific?
4.□Local Cuisine (anywhere specific?
5.□Cultural tour 6.□Nature tour
7.□Golf
8.□Fishing
9.□Local Festivities
10.□Cultural Exchange
11.□Rest & Relaxation
12.□Accommodation (anyywhere specific?
13.□Souvenir (anything specific?
14.□Other
(
Q4. How satisfied is the level of Halal standard in Okinawa? (choose one by one)
①Satisfied
②Neutral
③Dissatisfied
Halal meals and menus
□
□
□
Menu with ingredients listed
□
□
□
Food products with ingredients listed
□
□
□
Halal Certification
□
□
□
Prayer Room
□
□
□
Prayer Mat/Qur'an
□
□
□
Equipped with WUDU (Ablution)
□
□
□
Muslim employees
□
□
□
Service provided by same gender
□
□
□
Halal-educated employee
□
□
□
Wi-Fi availability
□
□
□
Q5. What is important for Okinawa to welcome Muslim visitors? (choose one by one)
①Very Important
②Somewhat Important
③Not Important
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Halal meals and menus
Menu with ingredients listed
Food products with ingredients listed
Halal Certification
Prayer Room
Prayer Mat/Qur'an
Equipped with WUDU (Ablution)
Muslim employees
Service provided by same gender
Halal-educated employee
Wi-Fi availability
Q6. Where do you often purchase HALAL food ?
Q7. Where do you often dine out? Any specific restaurant?
Q8. Would you recommend Okinawa to your family and friends?
1.□YES
2.□NO
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資料-10
沖縄県内在住ムスリム アンケート (英語版)
⑤ Muslim living in Okinawa
Q9. What measures must be taken to welcome Muslim visitors to Okinawa?
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資料-11
沖縄県内観光従事者 アンケート (日本語)
⑥ 沖縄県内観光事業者の皆様
本調査は一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下OCVB)が沖縄県の委託を受け、県内の事業者様を対象に実
施しております。 本調査に関するお問い合わせは、(一財)沖縄観光コンベンションビューロー 国内事業部・受入推進課
(TEL: 098-859-6129 FAX:098-859-6221 / E-mail:[email protected] / 担当: 輪島・照喜名) までお願い申
し上げます。 この調査によって得られた情報は、調査目的以外には利用いたしません。
【返信方法】下記①~③のいずれかの方法で御返信ください。
①郵送にて返信・・・同封の返信用封筒に入れ御投函ください (封筒には、御名前の記入・切手は不要です)
②FAXにて・・・・右記FAX番号までお送りください (アンケート用紙のみで結構です) 098-859-6221
③ インターネットにて (URL) https://jp.research.net/r/okinawamuslim
【回答期日】平成27年9月30日 (水曜日) Q1. 企業・団体名
支店・営業所名
所在地(市町村)
役職
回答者氏名
御連絡先
業種
TEL E-MAIL 1.□宿泊業
2.□旅行業
3.□運輸・郵便業
5.□卸売・小売業
6.□美容・エステ
7.□観光施設
9.□市町村
10. □ その他
4.□食品製造・販売業
8.□協会・団体
Q2. これまでムスリムやハラールに関するセミナーに参加したことがありますか?
1.□はい
2.□いいえ
Q3. ムスリムやハラールに関する知識について該当するものを選んでください。(1つを選択)
1.□熟知している 2.□ニュース等映像報道の範囲 3.□新聞や雑誌等紙面報道の範囲 4.□ほとんど知らない
5.□全く知らない
Q4. これまでにムスリム客の受入実績はありますか?
1.□はい
2.□いいえ
Q5. ムスリム客の受入頻度は、年間どのくらいですか? (1つを選択)
1.□0回
2.□1~5回
3.□6~10回
4.□10回以上
Q6. 今後ムスリム客を受け入れたいと思いますか?またその理由も教えてください。
(1~4を選択の上、それぞれ該当するものを選んでください)
1.□はい 👉 ①□新たな市場開拓が期待できる
②□消費単価が高い
③□利益率が高い
④□市場リスク分散
⑤□国内客が少ないオフ期への対策になる
⑥□ その他 (
2.□いいえ 👉 ①□ 自社の施設・サービスでは受入が難しいと考えるので受け入れる予定はない
②□ まだ限られたマーケットなので取り組みの必要性を感じない
③□外的要因(政治・経済等)に左右されやすい
④□ 消費単価が低い
⑤□ 利益率が低い
⑥□ ムスリムのお客様に対応することで従業員の負担が増える
⑦□ ムスリムのお客様に対応することで商品/サービスの質全体が低下する
⑧□ 既存のお客様が離れる
⑨□ 国内客が多いピーク時に来る
⑩□ その他 (
3.□わからない
4.□その他 (
)
)
)
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資料-11
沖縄県内観光従事者 アンケート (日本語)
⑥ 沖縄県内観光事業者の皆様
Q7. 現在のムスリム受入に対する御社の取り組み状況を教えてください。それぞれ該当する□にチェックを入れてください。
①取り組み済み
②取り組みたい
③取り組む予定なし
1.社内研修・セミナー実施
2. オリジナルマニュアル作成・導入
3. ムスリム対応に関するアドバイザーの受入
4. ムスリム関連展示会出展 (海外)
5. ムスリム関連展示会出展 (国内)
6. ムスリム関連施設視察 (海外)
7. ムスリム関連施設視察 (国内)
8. ムスリム対応商品開発
9. OEMによるムスリム対応商品開発・製造
10. ハラール認証取得
11. ムスリムフレンドリー認証取得
12. ムスリム従業員雇用
13. お祈り場所の確保・設置
14. 食事の原材料表記など情報開示
(基礎知識・実践など)
15.ピクトグラムの導入
16 専用調理場の設置
17. Wi-Fi環境整備
18. その他 (
)
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
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□
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□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
Q8. 上記の中で今後御社が取り組みたいことトップ3は何ですか?上記の番号でご記入ください。
1位: 2位: 3位:
Q9. 沖縄県内のムスリム受入環境整備に求める行政の取り組みや支援は何ですか?
Q10. 今後沖縄をよりムスリムの方に楽しんで頂くためにどのようなことが必要だと思いますか?
Q11. 自由回答
🐤 ご協力ありがとうございました 🐤
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資料-11
ムスリムガイドブック・ウェブコンテンツ 掲載申込書・同意書 (日本語)
記入日: 平成27年
月
日
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー ムスリム受入対応可能施設 ガイドブック・ウェブコンテンツ 掲載申込書・同意書
※掲載にあたってはご担当者様の適切なご判断と責任のもとで正確な情報の公開をお願いいたします。
※掲載にあたっては場合によってOCVBの審査があります。申込は必ず掲載をお約束できるものではないことを
あらかじめご了承ください。
📠FAX返信先: 098-859-6221 📧MAIL: [email protected]
担当: 輪島・照喜名
施設種類
飲食店 宿泊施設 観光施設 みやげ品店 礼拝所 その他
施設名称
住所
TEL
URL
ハラル認証
なし ・
認証済 (認証機関: )
食について
⑤ 料理ジャンル
和食 琉球料理 洋食 エスニック 中華 薬膳
その他( ⑥ ハラール肉を使用した メニューの有無
⑦-1 ノンポーク・ノンア ルコールメニュー有無 【肉以外のメニュー】
→ ありの場合 メニュー名(
)
⑦-2 ノンポーク・ノンア ルコールメニュー有無 【肉を用いたメニュー】
→ ありの場合 メニュー名(
)
)
あり なし
(例) 海鮮やベジタリアン・薬膳など
あり なし
事前予約必要 事前予約不要
(例)ヤギ料理・チキン使用沖縄そばなど
あり なし
事前予約必要 事前予約不要
■参考 ノンポーク・ノンアルコールメニュー(土産品)とは?
・豚肉を含まない。 ・豚由来成分(豚骨出し汁、ラード、ショートニング、ゼラチンなど)を使わない。
・アルコールが含まれる調味料(アルコール添加醤油、みりん等)を使わない。
⑧ 上記⑤⑥⑦のメニュー常時
提供可能ですか?
はい いいえ
⑨ 原材料情報開示の可否
可 不可
⑩ 豚肉を使った料理の提供は
ありますか?
あり なし
⑪ ビールやお酒等のアルコー
ルの提供
あり なし
⑫ 英語表記のメニュー
あり なし
⑬ ムスリムオーナー
いる いない
⑭ ムスリムシェフ
いる いない
次のページへ 👉👉👉
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資料-11
ムスリムガイドブック・ウェブコンテンツ 掲載申込書・同意書 (日本語)
⑮ 礼拝に使用可能な場所
提供可否
(目安・1名分のスペース)
可 不可
⑯ 手洗い場所 (WUDUに
使用できる)提供可
※一般的なトイレの洗面台
可 不可
⑰ ウォッシュレットの有無
あり なし
⑱ 英語対応可能なスタッフ
いる いない
⑲ Wi-Fi
※通信会社や機種を問わず
あり なし
⑳ クレジットカードでの支払
可 不可
同意事項
私はOCVBが制作するムスリム受入対応可能施設紹介ウェブコンテンツへの掲載を申し込むとともに、 以下の記載事項について同意します。
・上記の申込内容に誤りがなく、OCVBはその内容のとおりに掲載すること。
・上記の申込内容に変更が生じた際はすみやかにOCVBに連絡をすること。
・OCVBは上記の内容を認定する立場ではないこと。
責任者:
掲載に関する担当者:
連絡先TEL:
連絡先E-MAIL:
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平成26年度 ムスリム等受入環境整備事業 ムスリム受入に関する実態調査
■ 平成27年度 ムスリム等受入体制整備事業 ムスリム受入に関する実態調査
【編集発行】
沖縄県文化観光スポーツ部 観光振興課
〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2
【調査委託先・お問い合わせ先】
一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
国内事業部 受入推進課
〒901-0152 沖縄県那覇市字小禄1831-1
2016.3.31 発行
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