シルバーフォックス15

No.28 Silver Fox 15
シルバーフォックス15
父 ロードカナロア
母 シルバーフォックス
（母の父 *クロフネ）
Point
TYPE
BIRTHDAY
BREEDER
牝・鹿毛
2015年1月27日生
ノーザンファーム
栗東・庄野靖志厩舎 入 厩予定
総額 2,400万円（税込）
１口出資額 60,000円（税込）
全400口
スピードで春を凌駕していく心地よさを体感、
大きな舞台が似合う母系から新たな輝きが生まれる
母解説
高い資質が期待された母が産駒で逆襲、
父の速さを受け継ぐ正統派を躍動させる
母シルバーフォックスは、当歳セレクトセールに出場。現代日本
を代表する名門母系の出身であることに加え、その垢抜けた
好馬体も高く評価され、8400万円という高額で落札されまし
た。
３歳７月に競走馬デビュー。わずか１ヶ月強の間に３戦を消
化し、
４、
２、
１着となる、安定感の高い走りを披露します。勝ち
鞍をマークした、札幌Ｄ1700ｍで争われる未勝利戦は、単勝
1 . 2 倍の圧 倒 的１番 人 気での出走 。スピードの違いでハナに
立ち、最後は２着馬にクビ差まで迫られたものの、着差以上の
余 裕を感じさせるレース振りで、ファンの支 持に応えました。
繁 殖 牝 馬としては、2 0 1 4 年に初 仔となる牝 駒パンツァネッラ
（父ルーラーシップ）を出産。そして、父に馬産地での人気が
爆発している新鋭種牡馬ロードカナロアを迎えて誕生した、
２
番仔となる牝駒がシルバーフォックス15です。競走馬としては
不完全燃焼に終わった母の無念を晴らす べく、シルバーフォ
ックス15には、一流馬への道を邁進して欲しいところです。
Body
現時点における馬体の特徴と適性
高速決着でこそ活きる迫力のスピード、
生粋のマイラーとして大観衆を魅了する
厚みと深さがある、重 厚な馬 体を持つ牝 駒 。太くて力強
い 首 差し、肉 付きの 良 い 背 中 、胸 部 、腹 部 の 充 実 が目
立 つ 胴 、幅 があり容 積も大きなトモといった 部 位 は、こ
の 時 期 の 牝 馬としては珍しいくらいの 雄 大さを示して
います 。前 肢は短めで、繋にも少々硬さが 感じられます
が、飛 節の伸びが素 晴らしい後 肢は、持ち前のスピード
を十 分に活 か せる構 造となっていることも、強 調 材 料と
言えるでしょう。胴 伸び が 良い体 形 から、生 粋 のマイラ
ーとして活 躍しそうなタイプ。加えて、時 計 の 速い芝 が
理 想 的な舞 台となるはずです 。気 性 が 穏やかで、今 後
の調教も順調に積んでいけそう。
２歳秋には、好勝 負可
能な状態でデビュー戦を迎えられると見ています。
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No. 28 Silver Fox 15
Pedigree
Family Line
五代血統表
キングカメハメハ
King Kamehameha
ロードカナロア
Lord Kanaloa
鹿 2008
鹿 2001
レディブラッサム
Lady Blossom
鹿 1996
*クロフネ
Kurofune
シルバーフォックス
Silver Fox
芦 2008
芦 1998
ビーポジティブ
Be Positive
栗 1999
キングマンボ
Kingmambo
Mr.Prospector
* マンファス
Manfath
* ラストタイクーン
ストームキャット
Storm Cat
Storm Bird
* サラトガデュー
Saratoga Dew
Cormorant
* フレンチデピュティ
French Deputy
Deputy Minister
* ブルーアヴェニュー
Blue Avenue
Classic Go Go
* サンデーサイレンス
Sunday Silence
Halo
* フェアリードール
Fairy Doll
Nureyev
Miesque
Pilot Bird
Terlingua
Super Luna
Mitterand
Eliza Blue
Wishing Well
Dream Deal
Raise a Native
Gold Digger
Nureyev
Pasadoble
* トライマイベスト
Mill Princess
Blakeney
The Dancer
Northern Dancer
South Ocean
Secretariat
Crimson Saint
His Majesty
Song Sparrow
In Reality
Alada
Vice Regent
Mint Copy
Hold Your Peace
Laredo Lass
Pago Pago
Classic Perfection
Icecapade
* コレラ
Hail to Reason
Cosmah
Understanding
Mountain Flower
Northern Dancer
Special
Sharpen Up
Likely Exchange
母
シルバーフォックス（08 *クロフネ）１勝。産駒
配合診断
全体にKingmamboとフェアリードールのパワーと粘着力を増幅した配合
ジャパンダートダービーと弥 生 賞で２着となったトリップの姪 。
２代 母ビーポジティブはトゥザヴィクトリーの全 妹で交
流重賞クイーン賞に勝ちました。デニムアンドルビーやプロフェットなど、毎年オープン馬が出るフェアリードールの牝
系です。そこにキングカメハメハの息子ロードカナロアが配されて、本馬はトゥザグローリー＝トゥザワールド（父キン
グカメハメハ、母トゥザヴィクトリー）
と父 系と母 系が同じ配 合 。母シルバーフォックスは通 算３戦１勝で引退しました
が、牝馬ながら５００キロを超える馬格を誇りダートで勝ち上がりました。本馬もNureyev ５×４にMr.Prospector
とRobertoがNantallah≒Nashuaのニアリークロスで脈絡し、全体にKingmamboとフェアリードールのパワーと
粘着力を増幅した配合になっています。牝馬らしからぬ力強い脚捌きでダートを駆ける姿が目に浮かびます。
Trainer
祖母
兄姉は国内未出走
トリップ（牡 *クロフネ）４勝，リゲルＳ-OP，京都２歳Ｓ-OP，大原Ｓ，弥生賞-G2
２着，キャピタルＳ-OP２着，ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓ-G3４着，南関東・東
海 入着，ジャパンダートダービー-JPN1２着，名古屋グランプリ-JPN2５着
ラルプデュエズ（牡 *チチカステナンゴ）兵庫（公）３勝，中央１勝，呼子特別，
曽祖母
フェアリードール Fairy Doll（91 Nureyev）米国産，英１戦。産駒
トゥザヴィクトリー：最優秀古牝馬，６勝，エリザベス女王杯-JPN1，阪神牝馬特
別-JPN2，クイーンＳ-JPN3，府中牝馬Ｓ-JPN3，オークス-JPN1２着，
桜花賞-JPN1３着，有馬記念-JPN1３着，フェブラリーＳ-JPN1３着，UAE
入着，ドバイワールドＣ-G1２着。産駒
トゥザグローリー：８勝，日経新春杯-G2，京都記念-G2，日経賞-G2，鳴尾
記念-G3，中日新聞杯-G3，カシオペアＳ-OP，青葉賞-G2２着，有馬記
念-G1３着（２回）。種牡馬
トゥザワールド：４勝，弥生賞-G2，若駒Ｓ-OP，黄菊賞，皐月賞-G1２着，有
馬記念-G1２着，セントライト記念-G2２着，ダービー-G1５着，豪入着，Ａ
ＴＣザＢＭＷ-G1２着。種牡馬
サイレントディール：中央・佐賀 ７勝，武蔵野Ｓ-G3，シンザン記念-JPN3，
佐賀記念-JPN3，オーストラリアＴ-OP，ブリリアントＳ-OP，フェブラリー
Ｓ-JPN1２着，南関東 入着，帝王賞-JPN1３着。種牡馬
クリスタルウイング：３勝，日高特別，青葉賞-JPN2２着，障１勝
ベネンシアドール：不出走。産駒
デニムアンドルビー：３勝，フローラＳ-G2，ローズＳ-G2，ジャパンＣ-G1２
着，宝塚記念-G1２着，オークス-G1３着，
ビスクドール：入着。産駒
ジュモー：３勝。プロフェット（京成杯-G3）の母
Pick UP
ファミリーライン注目馬
ビーポジティブ （1999年生・牝）
牝馬ダート重賞戦線で一流の成績を残した、力強いスピード
と中距離適性の高さに優れた強豪。
１番人気で出走した、
３
歳10月の船橋Ｄ1800ｍを舞台とするＧ３クイーン賞では、好ス
父の産駒に興味、筋肉質の好馬体で早期から始動したい
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本馬の兄姉たち
ビーポジティブ（99 *サンデーサイレンス）２勝，南関東 １勝，クイーン賞-JPN3，
エンプレス杯-JPN2２着，ＴＣＫ女王盃-JPN3２着。産駒
調教師コメント
コンパクトにまとまっているという感じですが、筋 肉質でボリュームのある好 馬 体の持ち主です 。フットワークが良く
てバネがありそうですし、お尻の形もいいので、お父さん自身が 見 せたスピードと瞬 発 力こそが 本 馬の武 器でしょ
う。性 格も穏やかで、自分を持っているというか大 人びたところのある馬 。この気 持ちの面の安 定 感は頼もしい限り
で、これから調 教を進めていく上でもプラスに働きそうです 。ロードカナロア産 駒に興 味 があったので、これからの
成長と変化が非 常に楽しみ。早い時 期から始 動して、桜 花 賞に間に合わせたいと思っています 。
栗 東・庄野靖志調教師
Brother
パンツァネッラ（14 牝 芦 ルーラーシップ）未出走
Nureyev：M4×S5 Northern Dancer：S5×M5
Analyze
ファミリーライン〈母系〉
25 シルバーフォックス15
タートを決めてハナに立つと、そのまま後続を寄せ付けない
快走劇を演じ、鮮やかに重賞制覇を達成しました。
トゥザヴィクトリー （1996年生・牝）
牝馬クラシック戦線でも活躍を示しましたが、大きな勲章を得
たのは、
５歳11月のＧ１エリザベス女王杯。ハナ、ハナ、
クビ、
ク
ビという小差で５頭が鎬を削った大接戦を、持ち味の勝負強
さで見事に制します。
また、
Ｇ１ドバイワールドＣ２着も、
日本競
馬界を大いに勇気付けました。
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