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科 目 名 現代と人権 教職 科 目 区 分 総合教育

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科 目 名 現代と人権 教職 科 目 区 分 総合教育
科
目
名
現代と人権
科目区分
総合教育
教
外川
員
名
教職
履修区分
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
正明(専任)
キーワード:
授業の概要
選択
人権に対する認識、人権感覚、自己省察力
現代社会においては「人権」のかけがえなき重要性を、誰もが少なくとも建前としては承認し
ている。しかし、日本の現実をみると他者の人権を尊重せず他者を対等な人格として取り扱わ
ない実態が一般的に存在している。この講義では、現代社会の中で人権がいまなお保障されて
いない状況におかれている方々と出会い、その思いにふれる機会をもつことで、「人権」の理
念と現実を考察し、「人権を尊重する人間」として自己を省察することを目標とする。
到達目標
1.現代社会における「人権」の理念と現状について学ぶ。
2.「私」と「人権」との関わりについて、具体的な深く掘り下げて振り返り、今後
の自己の生き方、他者との関わりにつていて考え、実践する力を身に付ける。
授業計画
第1回 オリエンテーション:講義内容と授業計画の概要と学習に臨む姿勢を説明する。
第2回 私にとっての人権問題①:授業者の人権問題との出会いを紹介し、受講生の人
権学習経験を振り返る。
第3回 在日コリアンの人々の人権①:在日コリアンの人々の人権問題の歴史を学ぶ
ことを通して、近代日本社会と差別について考える。
第4回 在日コリアンの人々の人権②:在日コリアンの方を特別講師として招聘し、そ
の思いに学ぶ。
(特別講師:鳥取市在住在日コリアンの方)
第5回 在日コリアンの人々の人権③: 前時の特別講義から学び取ったことをもと
に、在日コリアンの人々の人権と自分との関わりについて話し合う。
第6回 障がいのある方々の人権①:障がいのある方々の人権の歴史を学ぶことを通
して、近代社会の価値観を問い直して考える。
第7回 障がいのある方々の人権②:視覚に障がいのある方を特別講師として招聘
し、その思いに学ぶ。
(特別講師:鳥取市在住視覚に障がいのある方)
第8回 障がいのある方々の人権③: 前時の特別講義から学び取ったことをもとに、
障がいのある方々の人権と自分との関わりについて話し合う。
第9回 被差別部落の人々の人権①:前近代における差別の歴史を学ぶことを通し
て、差別がなぜ生み出されていくのかについて考える。
第 10 回 被差別部落の人々の人権②:近代から現代における差別の歴史について学ぶ
ことを通して、差別がなぜ存在し続けるのかについて考える。
第 11 回 被差別部落の人々の人権③:鳥取在住被差別部落の方を特別講師として招聘
し、その思いに学ぶ。
(特別講師:鳥取市在住被差別部落の方)
第 12 回 被差別部落の人々の人権④: 前時の特別講義から学び取ったことをもとに、
被差別部落の方々の人権と自分との関わりについて話し合う。
第 13 回 私にとっての人権問題②:授業者の被差別の立場におかれた人たちとの出会
いを紹介し、人権問題を学ぶことの意義について考える。
第 14 回 生きること、働くことと人権問題:就職や結婚など今後の自分の人生におけ
る場面での人権問題を考える。
第 15 回 講義のまとめ:講義を通しての学びを振り返り、いまとこれからの自分の生
き方と人権との関わりについて考える。
評価方法
講義内容の理解度、及び講義内容について自身の考えがどれだけ深められたかに重点
をおき、毎回のミニレポート(40%)、特別講義レポート3回(30%)、期末レポート(30
%)により評価する。試験は行わない。
講義外での
学 習
特別講義に向けて紹介する文献を読むこと、及び、特別講義のレポートや期末レポー
トの作成に向けて、自己の振り返りをまとめておくこと。
履修上の
注意事項
教
材
・知識や教養を培うことを目的とした授業ではなく、自己と人権問題との関わりや自身
の生き方を考えることをめざしているので、受講生の積極的な授業参加を求めたい。
・各レポートは、自分の考えや思いをしっかり表現してくれることを望む。また、ミ
ニレポートの考察を通して、受講生相互の意見交換を図っていきたい。
◆教科書:なし、毎回レジメや資料を配付するとともに、特別講師を招聘する。
◆参考書:講義の際に、その都度紹介する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
日本国憲法
総合教育
谷口
選択
配当年次
1
単位数
2
○
開講区分
後期
智紀(非常勤)
キーワード:
授業の概要
履修区分
教職
国民主権、基本的人権の保障、権力分立
憲法の重要性は、国の「最高法規」であり、かつ「人権保障の基本法」であるという
点にあります。近・現在の憲法は、基本的人権の保障の条項と、権力分立を定める政
治(統治)機構の条項の部分から成り立っていますが、両者は密接な関係にあります。
憲法は、私たち国民の日々の生活と遠い存在ではありません。例えば、私たちは、「平
等」という言葉を「みんな同じ」という意味で使うことがありますが、憲法上の平等
原則は、「みんな同じ」ということを保障しているのでしょうか?また、現在の社会
では、プライバシー(個人情報)の保護が問題となっていますが、私たちのプライバ
シーは憲法上でどのように保障されるのでしょうか?
本講義では、歴史的な出来事や判例などを素材としながら、憲法の基本的な考え方を
学ぶことを目指しています。
到達目標
1
2
授業計画
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第 10 回
第 11 回
第 12 回
第 13 回
第 14 回
第 15 回
第 16 回
評価方法
期末試験(80点程度)と平常点(20点程度)の総合評価(100点)にて行い
ます。
平常点はレポート(10点程度)、小テスト(10点程度)、発言点(発言内容に
応じて加点)などで評価します。
講義外での
学 習
講義の理解をさらに深めるために、講義の際に紹介した文献を講読してください。
履修上の
注意事項
授業中の私語は厳禁です。積極的な質問や意見は歓迎します。教員も受講者も授業が
楽しいと思えることを目標にします。
教
材
憲法の基本的な考え方ができる。
法的なものの考え方ができる。
憲法とは何か
国民主権の考え方
平和主義の考え方
基本的人権の保障―憲法上の平等の考え方
基本的人権の保障―外国人の人権
基本的人権の保障―思想の自由の保障
基本的人権の保障―信教の自由の保障
基本的人権の保障―表現の自由の保障
基本的人権の保障―経済活動の自由の保障
基本的人権の保障―生存権の考え方
権力分立―国会の役割
権力分立―行政府の役割
権力分立―裁判所の役割(憲法訴訟)
地方自治
日本国憲法のまとめ
期末試験
◆教科書:大沢秀介編『はじめての憲法』(成文堂、2003 年)
◆参考書:浦部法穂『憲法の本改訂版』(共栄書房、2012 年)
その他は授業で紹介します。
科
目
名
科目区分
教
員
名
鳥取学
総合教育
吉永
教職
履修区分
必修
郁生(専任)、徳田
配当年次
1
悠希(専任)、真田
単位数
2
開講区分
後期
廣幸(非常勤)ほか
キーワード: 鳥取県、地形・地質、気象、海況、動物、植物、歴史、文化、
歴史遺産(文化財)
授業の概要
到達目標
「人と社会と自然との共生」を考察する基盤を,鳥取地域を題材として学習する。鳥
取地域の社会は,本来,この地域の気象や地質・地理などの要素に加え,山や森林,
河川,里,そして隣接する日本海などの特有の自然環境と,そこに見られる動植物な
どを基盤として成立している。結果として,鳥取地域には原始古代から現代までの歴
史や建造物を背景としつつ,特有の民俗や信仰,習わしなどが定着し,現在のこの地
域特有の社会や文化,産業などに受け継がれている。鳥取地域における特徴的な事項
を相互に関連付けながら解説し,受講生に鳥取地域の自然環境と歴史文化を総合的に
理解させることを目的に,複数の教員によって講義を行う。
鳥取県の自然と歴史文化を総括的に学習することによって,世界の中の日本,そして
日本の中の鳥取の位置付けを理解する。1 つの地域について自然環境と歴史文化の両
面から語る力をつけることにより,別の地域あるいは地球環境全般にわたって,今後
同じ手法を用いて学習し解説する力を身につける。
1. オリエンテーション(吉永)
2. 自然環境(第1回) 鳥取の地形(徳田)
3. 自然環境(第2回) 鳥取の地質(徳田)
4. 自然環境(第3回) 鳥取の気象(重田)
5. 自然環境(第4回) 鳥取の動植物Ⅰ(笠木)
6. 自然環境(第5回) 鳥取の動植物Ⅱ(小林)
7. 自然環境(第6回) 鳥取の海(太田)
8. 自然環境(第7回) 鳥取の海の生物(太田)
授業計画
9. 歴史文化(第1回) 鳥取の黎明-弥生から古墳時代へ-(真田)
10. 歴史文化(第2回) 古代の因幡と伯耆-律令制下の鳥取-(真田)
11. 歴史文化(第3回) 山岳信仰-大山と三徳山-(真田)
12. 歴史文化(第4回) 戦国の争乱-因幡と伯耆-(真田)
13. 歴史文化(第5回)
鳥取藩と城下町(真田)
14. 歴史文化(第6回)
鳥取県の誕生(真田)
15. 歴史文化(第7回)
鳥取県内の歴史的建造物と町並み(真田)
16.定期試験
評価方法
定期試験とレポート(歴史・文化では毎回、理解度チェックシートの提出)
講義外での
学 習
毎回の自主的復習のほか,各自の出身地の自然や歴史・文化に関わる書物を,一冊で
も良いから読むことを望む。
履修上の
注意事項
内容が多岐にわたるため,毎回きちんと整理しておくこと。
教
材
歴史文化では毎回の講義で印刷資料を配布する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
現代社会と健康
総合教育
関
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
教職
〇
開講区分
前期
耕二(非常勤)
授業の概要
キーワード: 健康、ライフスタイル、スポーツ
日本人の平均寿命の延伸は著しく、長寿社会に対応した具体的な健康づくりのための
基本的指針や諸要領が作成・改訂されてきている。ただ単に長生きをするだけでなく
いかに有意義な生き方をするかという質的な問題すなわち平均寿命というより健康
寿命が一層重要になってきた。本講義では、現代社会において、健康・長寿と運動、
栄養、休養との関連や、これらのライライフスタイルは相互に関係をもつことを述
べ、一つの因子、例えば、運動を習慣づけることによって他の因子を変化させる作用
があることについて考える。
到達目標
子ども時代から現在の学生生活の中で形作られた自分自身のライフスタイルの背景
を知り、健康なライフスタイルとは何かを理解できるようになる。
第1回:健康とは、健康教育とヘルスプロモーションの違い等について学ぶ。
第2回:生活習慣病、メタボリック症候群と健康なライフスタイルのあり方について
学ぶ。
第3回:健康行動、危険行動などの行動の背景を理解し、ヘルスリテラシーについて
も学ぶ。
第4回:健康教育理論・行動変容理論とその変遷について学ぶ。
第5回:ライフスキル(生きる力、EQ)、セルフエスティームについて学ぶ。
第6回:健康づくりの3本柱、運動所要量と運動指針について学ぶ。
第7回:食生活指針、栄養所要量、「食事摂取基準 2015」について学ぶ。
授業計画
第8回:こころの健康作り、休養指針とストレスコーピングについて学ぶ。
第9回:スポーツが寿命にもたらす影響について学ぶ。
第10回:現在の自分自身の生活活動強度と指数から生涯の健康を考える。
第11回:喫煙、飲酒、薬物乱用について学ぶ。
第12回:疫学・感染症の3要因とHIVや性感染症について学ぶ。
第13回:食の安全について学ぶ。
第14回:安全理論と防犯理論(潜在危険論やドミノ理論など)について学ぶ。
第15回:まとめ
第16回:試験
評価方法
試験及び受講態度による加点
講義外での
学 習
講義の最終日に試験を実施しますので、当然のことながら事前配布された資料での予
習と講義内容の復習が重要です。
履修上の
注意事項
学生生活で身についたライフスタイルが将来の健康生活を左右します。理論と実践が
乖離しないよう教員も気をつけます。よく質問しますので、積極的に授業に参加、傾
聴してください。
教
材
◆教科書:講義内容の抄録と関連資料を配布します。
◆参考書:「基礎から学ぶ スポーツリテラシー」(大修館書店)、「国民衛生の動向」(厚生労働省)
科
目
名
科目区分
教
員
名
スポーツ実技(テニス)
総合教育
福元
配当年次
1
単位数
1
開講区分
前期
ラケット種目、ラリー、スポーツの楽しさ
本講義ではテニスの技術、ルール、審判法、テニス特有のマナー、ゲームの進行
運
営方法などを学習することにより、自分自身で練習内容を組み立て、またゲームを進
行していける自立したプレイヤーとして、生涯にわたってテニスに親しんでいける能
力の獲得を目指す。
1.
到達目標
選択
〇
和行(非常勤)
キーワード:
授業の概要
履修区分
教職
2.
3.
1.
2.
3.
4.
5.
6.
授業計画
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
テニスの技術、ルール、審判法、マナー、ゲームの進行・運営方法などのテニス
の基本的事項を学習する。
学習した技術、知識を活用して自分自身でゲームが進行できるようになる。
いろいろな相手とゲームすることにより、多様な技術や戦術を学習する。
履修上の注意点を説明する。活動グループを編成した後、ストローク(フォアハ
ンド)の打ち方と練習方法の説明を聞いた後、指定されたコートで練習を行う。
サーブの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、サーブの練習を行う。基礎練習を
行った後、ゲームの進行方法について説明を聞いた後、各コートでゲームを行っ
てみる。
ストローク(バックハンド)の打ち方と練習方法の説明を聞いた後、バックハン
ド・ストロークの練習を行う。基礎練習を行った後、ゲームを行う。
ボレーの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、ボレーの練習を行う。基礎練習を
行った後、ゲームを行う。
スマッシュの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、スマッシュの練習を行う。
基礎練習を行った後、ゲームを行う。
スライスの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、スライスの練習を行う。基礎練
習を行った後、ゲームを行う。
フォーメーションについて説明する。基礎練習を行った後、フォーメーションに
留意しながらゲームを行う。
審判法について説明する。基礎練習を行った後ゲームを行うが、交代で審判を行
ってみる。
基礎練習を行った後ゲームを行うが、他のグループとも積極的に交流し、いろい
ろな相手とゲームを行い、多様な技術や戦術を学習する。
〃
〃
〃
〃
〃
〃
、授業のまとめを行う。
評価方法
成績評価は技能程度(80%)と学習意欲(20%)の合計で行います。
講義外での
学 習
テニスの試合のテレビ中継を観戦したりして、テニスに関する知識を身につけておく
ことを期待します。
履修上の
注意事項
授業では運動着と運動靴を必ず着用してください。
なお、雨天のため屋外で活動できない場合、体育館で活動することになりますので、
上履き(体育館シューズ)を用意してください。
教
材
科
目
名
科目区分
教
員
名
スポーツ実技(バドミントン)
総合教育
福元
選択
配当年次
1
単位数
1
○
開講区分
後期
和行(非常勤)
キーワード:
授業の概要
履修区分
教職
ラケット種目、戦術、スポーツの楽しさ
本講義ではバドミントンの技術、ルール、審判法、マナー、ゲームの運営方法などを
学習することにより、自分自身で練習内容を組み立て、またゲームを進行していける
自立したプレイヤーとして、生涯にわたってバドミントンに親しんでいける能力の獲
得を目指す。
到達目標
1. バドミントンの技術、ルール、審判法、マナー、ゲームの進行・運営方法などの
バドミントンの基本的事項を学習する。
2. 学習した技術、知識を活用して、自分自身でゲームが進行できるようになる。
3. いろいろな相手とゲームすることにより、多様な技術や戦術を学習する。
授業計画
1. 履修上の注意事項を聞き、理解する。活動グループを編成した後、ハイクリアー
(フォアハンド)の打ち方と練習方法の説明を聞いた後、指定されたコートで練習
を行う。
2. 基礎練習終了後、サーブの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、サーブの練習を
行う。サーブ練習終了後、ゲームの進行方法について説明を聞いた後、各コート
でゲームを行う。
3. 基礎練習終了後、ハイクリアー(バックハンド)の打ち方と練習方法の説明を聞
いた後、ハイクリアー(バックハンド)の練習を行う。練習終了後、ゲームを行う。
4. 基礎練習終了後、ドロップショットの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、ドロ
ップショットの練習を行う。練習終了後、ゲームを行う。
5. 基礎練習終了後、スマッシュの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、スマッシュ
の練習を行う。練習終了後、ゲームを行う。
6. 基礎練習終了後、ドライブの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、ドライブの練
習を行う。練習終了後、ゲームを行う。
7. 基礎練習終了後、ヘアピンショットの打ち方と練習方法の説明を聞いた後、ヘア
ピンショットの練習を行う。練習終了後、ゲームを行う。
8. 基礎練習終了後、フォーメーションについて説明を聞いた後、各コートでフォー
メーションを意識しながらゲームを行う。
9. 基礎練習終了後、審判法について説明を聞いた後ゲームを行うが、ゲーム時交代
しながら審判を行う。
10~14. 基礎練習終了後ゲームを行うが、グループメンバー以外の人とも積極的にゲ
ームを行う。
15. 基礎練習後、ゲームを行う。授業のまとめを聞く。
評価方法
成績評価は技能程度 50%、レポート評価 30%、学習意欲 20%の割合で評価します。
講義外での
学 習
バドミントンの試合のテレビ中継を観戦したりして、バドミントンに関する知識を身
につけておくことを期待します。
履修上の
注意事項
授業では必ず運動着と体育館用シューズを用意してください。外履き用シューズを体
育館で使用することは厳禁です。
教
材
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
授業計画
評価方法
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
文章作成1
総合教育
教職
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
坂本修一(非常勤)谷口透(非常勤)奈良敏行(非常勤)村上俊夫(非常勤)同免木利加(非常勤)
キーワード:「何を書くか」、「どう書くか」、「読み手に伝わるか」
1.「書く」という観点から、表現する力はもとより、学び、考えるための基礎力と
して、読解、要約、思考、語彙の力をつける。
2.テキスト『新編文章作成技法』の内容に準拠しつつ、大学生の書くレポートはど
のようなものであるべきか考えるとともに、課題による実践の機会を設ける。
1.文章を書く場面はいろいろとあっても、書く内容がなければ何も書けない。意見
を表明するためには「問題意識」や「知力」が必要であることを理解する。
2.大学で書く文章だけではなく、就職時におけるエントリーシートや、その後必要
となる公的、客観的な文章を書くにあたっての基礎的な知識と技法を習得する。
1.ガイダンス
(1)受講の心構え:単位認定と評価のための具体的方法について
(2)授業の方法等:教科書、配付資料、ノートのとり方、文章の作成等について
(3)原稿用紙の使い方
2.レポートについて①:レポートとは何か
3.レポートについて②:レポートの種類と書き方
4.レポートの書き方①:調査研究的レポート
5.レポートの書き方②:先輩の実例に学ぶ
6.レポートの書き方③:執筆までの作業①
7.レポートの書き方④:執筆までの作業②
8.レポートを書くための基礎力①:読む力
9.レポートを書くための基礎力②:議論する力、発表する力
10.レポートを書くための基礎力③:発想する力
11.レポートを書くための基礎力④:問題を発見し、解決する力
12.レポートを書く流れ①:アウトライン、スケジュール
13.レポートを書く流れ②:執筆、推敲
14.発展学習としての論文執筆のヒント:論文執筆のヒント、論文の体裁
15.授業のまとめ:何を書くか、どう書くか、読み手に伝わるか
16.前期試験
※ 以上の計画の中で、随時、授業内容に応じた課題による文章の「執筆」「推敲」
「提出」「添削」「校正を経て再提出」等の実践演習を行う。
上記「授業計画」の「1.ガイダンス」で具体的に示す、①「受講状況(発言や毎回
提出を求める授業レポートの内容等も含む)」、②「課題提出状況」、③「前期試験
の結果」のそれぞれを重視し、評価する。
1.「書く」と「読む」とは表裏一体である。できるだけ多くの書物を読み、いろい
ろなものの考え方はもとより、語彙と表現技法の獲得に努めること。
2.問題意識がなければ何も書けない。生活のさまざまな場面において、クリティカ
ルな姿勢を持つよう努めること。
3.論拠がなければ何も書けない。生活のさまざまな場面において客観的な姿勢を保
ち、より多くの正確な情報を収集するよう努めること。
1.授業開始までにテキストを大まかに通読し、毎回の授業前にはシラバスに準じて
テキストを精読しておくこと。
2.手書きでの課題提出も多く見込まれるため、原稿用紙の使い方を熟知することは
もとより、読みやすい文字を楷書で丁寧に書くよう努めること。
◆教科書:『新編文章作成技法』(平成28年度版)及び授業で配付する資料
◆参考書:教科書末尾に「参考文献」として紹介。他に、授業においても紹介
科
目
名
科目区分
教
員
名
文章作成2
総合教育
教職
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
坂本修一(非常勤)谷口透(非常勤)奈良敏行(非常勤)村上俊夫(非常勤)同免木利加(非常勤)
授業の概要
キーワード:「何を書くか」、「どう書くか」、「読み手に伝わるか」
1.「書く」という観点から、表現する力はもとより、学び、考えるための基礎力と
して、読解、要約、思考、語彙の力をつける。
2.テキスト『新編文章作成技法』の内容に準拠しつつ、大学生の書く客観的な文章
とはどのようなものであるべきかについて考えるとともに、課題による実践の機会
を「文章作成Ⅰ」以上に多く設ける。
到達目標
1.文章を書く場面はいろいろとあっても、書く内容がなければ何も書けない。意見
を表明するためには「問題意識」や「知力」が必要であることを理解する。
2.学内で書く文章だけではなく、就職時におけるエントリーシートや、その後必要
となる公的、客観的な文章を書くにあたっての基礎的な知識と技法を習得する。
授業計画
評価方法
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
1.ガイダンス
(1)受講の心構え:単位認定と評価のための具体的方法について
(2)授業の方法等:教科書、配付資料、ノートのとり方、文章の作成等について
(3)原稿用紙の使い方の確認
2.日本語の正しい表現について①:基礎力の総復習
3.日本語の正しい表現について②:原稿の書き方
4.日本語の正しい表現について③:主語を表す助詞「は」と「が」
5.日本語の正しい表現について④:分かりやすい「文」を書くための基本
6.日本語の正しい表現について⑤:分かりやすい「文章」を書くための基本
7.日本語の正しい表現について⑥:文章の大きな単位「段落」
8.語彙力:文章作成に必要な力
9.説明的文章について①:分かりやすく正確な文章
10.説明的文章について②:文レベルのチェックリスト
11.説明的文章について③:文章の組み立て方、 パラグラフライティング
12.説明的文章について④:文の論理的なつながり、文の適切な書き方
13.日本語を正しく使うための知識①:文字の正しい使い方、符合の正しい使い方
14.日本語を正しく使うための知識②:読む力と語句の知識
15.授業のまとめ:何を書くか、どう書くか、読み手に伝わるか
16.後期試験
※ 以上の計画の中で、随時、授業内容に応じた課題による文章の「執筆」「推敲」
「提出」「添削」「校正を経て再提出」等の実践演習を行う。
上記「授業計画」の「1.ガイダンス」で具体的に示す、①「受講状況(発言や毎
回提出を求める授業レポートの内容等も含む)」、②「課題提出状況」、③「後期試
験の結果」のそれぞれを重視し、評価する。
1.「書く」と「読む」とは表裏一体である。できるだけ多くの書物を読み、いろい
ろなものの考え方はもとより、語彙と表現技法の獲得に努めること。
2.問題意識がなければ何も書けない。生活のさまざまな場面において、クリティカ
ルな姿勢を持つよう努めること。
3.論拠がなければ何も書けない。生活のさまざまな場面において客観的な姿勢を保
ち、より多くの正確な情報を収集するよう努めること。
1.授業開始までにテキストを大まかに通読し、毎回の授業前にはシラバスに準じて
テキストを精読しておくこと。
2.手書きでの課題提出も多く見込まれるため、原稿用紙の使い方を熟知することは
もとより、読みやすい文字を楷書で丁寧に書くよう努めること。
◆教科書:『新編文章作成技法』(平成28年度版)及び授業で配付する資料
◆参考書:教科書末尾に「参考文献」として紹介。他に、授業においても紹介
科
目
名
科目区分
教
員
名
数理基礎
教職
総合教育
吉田
履修区分
到達目標
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
聡(専任)
キーワード:
授業の概要
選択
論理、集合、アルゴリズム、グラフ
数学の基礎である集合と論理を学ぶ。また、情報科学の基礎であるアルゴリズムおよ
びグラフを学ぶ。この講義では問題を数多く解き、数学的議論に慣れ親しむ機会を持
つ。また、現実世界の問題を用いた演習を行い、非数学的に記述された問題を数学的
に記述し解決する能力を養う。
数学的記述を理解し行う能力を身につける。
数学的証明を理解し行う能力を身につける。
第 1 回 数学の基礎概観
ガイダンス、論理学、集合論、離散数学、位相空間論
第 2 回~第 5 回 論理
命題、意味、命題関数、証明
授業計画
第 6 回~9 回 集合
集合、写像、関係、無限集合
第 10 回
まとめと確認試験
第 11 回~第 15 回 離散数学
アルゴリズム、計算量、重み付きグラフ、ダイキストラ法
評価方法
確認試験およびレポートによって評価する。期末試験は実施しない。
原則として、講義の出席時間が所定の 3 分の 2 未満の場合は単位認定をしない。
講義外での
学 習
復習を十分に行っていることを前提に講義を進めていくので、個人学習を確実に行う
こと。
履修上の
注意事項
小中高の算数・数学教科書など、これまで使用してきた数学関連書籍を常に参照でき
るようにしておくことが望ましい。
講義に関する連絡を以下の web サイトにて行う(学内のみ閲覧可):
http://www.kankyo-u.ac.jp/~satoru-y/
受講者数に応じて、講義の進め方と評価方法を変更する場合がある。
教
材
◆教科書:資料を配布する。
◆参考書:斎藤伸自・千葉則茂・西関隆夫, 離散数学, 朝倉書店, 1989 年.
陳慰・和田幸一, 離散数学, 森北出版, 2014 年.
この他にも適宜文献を紹介する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
特別講義A
総合教育
今井
到達目標
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
正和(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
くらしと経済、くらしと法律
鳥取県消費生活センターと連携して、賢く社会生活を送るために必要となる様々な知
識を身につけることを目指した学内外の講師によるオムニバス形式での講義を実施
する。
賢く社会生活を送るために必要となる種々の知識を学修し、自分のものとすることを
目的とする。特に、経済や法律に関係した知識を中心に学修することを目標とする。
鳥取県消費生活センターと連携して授業を行う。次のような消費生活に関係の深いト
ピックを設定し、学内外の講師によるオムニバス形式で授業を実施する。
・消費者問題の現状と行政の取り組み
・くらしと憲法
・選挙権
・労働者の権利
・犯罪被害者支援
授業計画
・くらしと社会保障
・マイナンバー制度
・人生設計とお金
・TPPと生活
・食の安全
テーマについては、ここに揚げたもの以外の各回の具体的な授業内容や担当教員、順
序などの詳細については、決まり次第別途掲示により知らせるので、受講する学生は
掲示に注意すること。
評価方法
学期末の試験を中心に受講態度などを加味して行う。
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
鳥取県消費生活センターとの連携授業であるため、周囲や講師に迷惑をかけないよう
に、受講の際にはマナーを守ることを心がけること。
◆教科書:指定しない。
◆参考書:指定しない。
必要に応じて、適宜授業中に配布する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
文学
教職
総合教育
田中
到達目標
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
仁(非常勤)
キーワード:
授業の概要
履修区分
無駄安留記、文学、地誌、説話・伝承
『無駄安留記』のどこに「文学」が存するか考える。
①江戸時代末から明治初め頃までの因幡地方に伝わっていた説話・伝承を知る。
②文学について考える糸口を見つける。
〔1〕『無駄安留記』概説
1)体裁と内容の一部、先行研究・報告、利用の現状など
2)書名
3)著者
4)同上
5)成立年次
6)同上、著作の意図・意図の変化
〔2〕『無駄安留記』記載内容の紹介
7)邑美郡
授業計画
8)同上
9)同上
10)岩井郡
11)同上
12)法美郡
13)同上
14)高草郡
15)同上
評価方法
レポート、出席状況
講義外での
学 習
『無駄安留記』において言及されている古典文学(平家物語等)、人物(在原行平、
和泉式部等)について、適宜学習することが望ましい。
履修上の
注意事項
レポート作成のため、『無駄安留記』記載の名所・旧跡等のうち1個所、または2個
所以上に出向くことを必要とする。
教
材
◆教科書:なし。パワーポイントを使用する。
◆参考書:参考文献を随時紹介する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
人文地理学
総合教育
新名
到達目標
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
阿津子(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
地域・景観・環境
人間とそれを取り巻く環境は刻々と変化しています。人文地理学はこの刻々と変化す
る人間と環境・地域の相互関係やその有り様を記録・解明してきた学問の一つで
す。本講義では人文地理学の歴史と基礎的な概念を解説するとともに、6つのフィー
ルド(環境・農村・都市・経済・文化・観光)から幾つかのトピックを紹介し、人と
場所の関係や地理的なものの見方を理解します。
・人文地理学の基礎概念を理解する
・地理的なものの見方を習得する
1.ガイダンス:系統地理学と地誌学
2.自然景観と文化景観
3.地域的観点と地域構造
4.環境(1)環境論の系譜
5.環境(2)人間と気候環境
6.環境(3)人間による環境改変
7.農村(1)農村景観を読む
授業計画
8.農村(2)土地利用から読む
9.都市(1)都市景観を読む
10.都市(2)都市の内部構造を読む
11.経済(1)立地論
12.経済(2)産業集積
13.文化・観光(1)メンタルマップ
14.文化・観光(2)場所のイメージ
15.まとめ
16.期末試験
評価方法
小課題(30%),期末試験(70%)
講義外での
学 習
・講義で紹介する文献を読み理解を深める。
・講義で紹介した場所を地図帳で確認すること(講義に持参することが望ましい)。
履修上の
注意事項
教
材
・講義内で小課題を出します。
・高校で「地理」を選択していなくても受講できます。
・受講生の多くに発言を求めますので積極的に参加してください。
◆教科書:指定しない(授業でプリントを配布)
◆参考書:講義内で紹介する
科
目
名
科目区分
教
員
名
経営学入門
総合教育
北﨑
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
寛(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
マネジメント、戦略、組織
・この授業では、これから4年間経営の専門科目を学ぶために必要不可欠な基礎的
事項を中心に取り上げます。いわば経営学習のガイド科目です。
・授業計画 5-13 回は物語を縦糸に進みます。物語は簡単な内容ですが、そこに出て
くるポイントを多少理論的に掘り下げていきます。
到達目標
◆経営の全体像をしっかり理解し、専門科目を学修する基礎力を養成する。
◆物語の各場面に出てくる事象に知識や理論的概念をどのように適用するかなど、
物事を具体的場面に即して考える能力を培う。
授業計画
1回目【総論-1】経営学の体系とその全体像
経営学と経済学の関連性と相違点、経営学の主なテーマ・構成要素
2回目【総論-2】企業システムとマネジメントの基本構造
3回目【総論-3】マネジメントの領域、法人の概念、株式会社の仕組み
4回目【総論-4】いわゆる「ビジネス」の性格とその多様性
5回目【戦略】・経営(マネジメント)と環境要因
6回目
経営体を取り巻く外部環境・内部環境などの環境要因の考え方
・経営戦略のさまざまな姿とその展開
7回目【戦略】・競争優位の源泉、価格・コストの考え方など
8回目【マーケティング-1】市場とは何か、顧客と市場、市場細分化その他
9回目【マーケティング-2】市場のとらえ方
10 回目【組織-1】経営組織の仕組みと組織で働く人間
組織と人間のとらえ方の歴史的変遷、組織の仕組み、
組織と人間心理、モチベーションなど
11 回目【組織-2】イノベーションと組織の相克
12 回目【組織-3】組織とリーダーシップ
人間関係の軸と仕事の軸、変革とリーダーシップなど
13 回目【組織-4】組織の文化的要因
組織文化、パラダイム、規範など
14 回目【経営活動と資金】経営体の資金循環プロセス
15 回目 授業の振り返りとまとめ
16 回目 定期試験
評価方法
1. 小テスト(40 分程度)を2回(7 回目と 15 回目に予定)(40%)
2. 定期試験 (60%)
講義外での
学 習
経営学を初めて学ぶことになるので、授業でしっかりノートをとり、記憶が鮮明なう
ちに復習することが最も大切です。併せて、紹介する基礎テキストを参照して
理
解を深めるようにして下さい。
履修上の
注意事項
・毎回、授業は後半から少し難しくなります。集中して聴くことが大事です。質問は
いつでも受け付けます。質問票に書いて提出すると、次の授業で質問者の氏名を伏
せて回答します。
・必ず科目専用のノートを用意し、必要事項をノートする習慣を身につけて下さい。
教
材
◆教科書:使用しません。ほぼ毎回プリントを配布します。
◆参考書:基礎テキストの実物を何冊か授業中に回覧します。
科
目
名
科目区分
教
員
名
現代経済学入門
総合教育
西村
到達目標
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
教子(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
経済の仕組み、経済学的思考、経済と経済学
社会で起きている様々な問題をどのように観察し、理解していけばよいのだろう
か。その助けとなるひとつの方法が経済学である。本講義では経済の仕組みと経済
学を学ぶ上で重要なキーワードである「合理的行動」、「トレードオフ」、「イン
センティブ」、「機会費用」、「情報の不完全性」、「相互作用メカニズム」から、
現在社会が抱える諸問題に対する洞察力を養う。
1.経済学の考え方を理解する
2.現代経済の諸問題の本質に対する洞察力を養う
第1回. 経済のしくみ(1):経済とは何か
第2回. 経済のしくみ(2):「失われた 20 年」とGDPの算出
第3回. 経済のしくみ(3):経済成長の要因と政府の役割
第4回. 経済のしくみ(4):銀行と中央銀行の役割
第5回. 経済のしくみ(5):株式市場の役割、国内経済と貿易
第6回. 経済のしくみ(6):株価と為替、景気の関係
第7回. 経済理論入門(1):経済学とは何か
第8回. 経済理論入門(2):機会費用と比較優位
授業計画
第9回. 経済理論入門(3):市場メカニズム、マクロ経済と政府の介入
第10回. 経済理論入門(4):貿易理論
第11回. 経済理論入門(5):情報の経済学
第12回. 経済理論入門(6):行動経済学
第13回. 経済理論入門(7):ゲーム理論
第14回. 経済理論入門(8):効用とパレート最適
第15回. 経済理論入門(9):組織の経済学
第16回. 試験
評価方法
1.確認テスト(40%)
2.期末試験(60%)
講義外での
学 習
必ず教科書を読んでくること。
履修上の
注意事項
簡単な確認テストを頻繁に行う予定です。確認テストは予習・復習分を想定していま
すので、必ず予習をしてから講義を受けるようにしてください。
教
材
◆教科書:『日経ビジネス
◆参考書:適宜紹介する
日本経済入門』日経ビジネス編
日経BP社
科
目
名
科目区分
教
員
名
統計学入門
総合教育
高井
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
亨(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
ヒストグラム、平均、分散、正規分布、母集団、標本、推定、検定
世の中には多くのデータがあふれている。そしてデータにはたくさんの情報が詰まっ
ている。しかしデータをパッと眺めただけでは、その特徴をつかむことは難しい。そ
こから有益な情報を引き出すためには道具が必要であり、それが統計学である。本講
義では統計学が提供する道具のうち、基本的なものを中心として解説をおこなう。
到達目標
1.データをもとにヒストグラムや度数分布表を作ることができる。
2.データをもとに平均や分散を計算し、データの特徴を理解できるようになる。
3.正規分布を理解し、身近な現象に応用して分析できる。
4.母集団が正規分布に従うとき、母平均・母分散を標本から推定することができる。
授業計画
1. ガイダンスと数学的予備知識の確認
2. データの分布を視覚的に捉える:度数分布表とヒストグラム
3. データの分布の中心:平均値
4. データの散らばりを調べる:分散、標準偏差
5. データが 2 つあるときの分析:散布図、相関係数
------------------------------------------------------6. 正規分布
7. 仮説検定の考え方
8. 区間推定の考え方
------------------------------------------------------9. 母集団と標本1 母平均と母分散
10. 母集団と標本2 標本平均の特徴
11. 正規母集団の母平均の区間推定と母平均の検定(母分散が既知)
12. 正規母集団の母分散の区間推定(母平均が既知)
13. 正規母集団の母分散の区間推定(母平均も母分散も未知)
14. 正規母集団の母平均の区間推定と母平均の検定(母平均も母分散も未知)
------------------------------------------------------15. まとめ
16. 期末試験
評価方法
期末テストの成績 80%、課題の提出状況 20%
講義外での
学 習
実際に自分で計算することを通して統計学は身に付くので、課題を課す。
履修上の
注意事項
本講義は四則演算と√の計算程度の数学的知識を前提として講義をおこなう。
中学卒業程度の数学的予備知識については、各自復習しておくこと。
教
材
主として、①の内容を中心として講義する。
◆参考書①:完全独習統計学入門(小島寛之)
◆参考書②:ゼロから学ぶ統計解析(小寺平治)講談社
科
目
名
科目区分
教
員
名
環境と文明
総合教育
荒田
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
鉄二(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
人工生態系、森林破壊、オイルピーク
環境を人工化していく過程としての文明の歴史、過去の文明と環境および環境変化と
の関係、物質・エネルギー代謝からみた工業文明の特性、人工化の限界としての地球
環境問題、文明持続の条件等について解説する。
到達目標
1.環境を人工化していく過程としての文明の歴史を理解する。
2.地球生態系内における人工生態系としての文明の位置づけを理解する。
3.今日の地球環境時代において、なぜ「文明」が問題になるのかを理解する。
授業計画
1. 講義概要:各回の講義で取り扱う内容を紹介する。
2. 環境の人工化:映画「コヤニスカッツィ」を参考に、環境の人工化とはどのよう
なことかを学ぶ。
3. モノを作る生き物としての人間の歴史:人間は何故モノを作るのかを学ぶ。
4. 農耕と文明:灌漑農業とそれに基づく都市文明の成立によって、地球システム内
に人工生態系が成立したことを学ぶ。
5. 文明の始まりと伝播:「銃・鉄・病原菌」を参考に、どこで文明が始まり、どの
ように伝播したか、また文明の成立を可能にした環境条件について学ぶ。
6. 古代文明と環境(1)森林破壊:古代文明が引き起こした森林破壊について学ぶ。
7. 古代文明と環境(2)土壌劣化:古代文明が引き起こした土壌劣化について学ぶ。
8. イースター島の文明崩壊:イースター島の文明崩壊を事例に、環境容量と資源利
用のオーバーシュートについて学ぶ。
9. 持続可能文明としての江戸:260 年にわたって安定を維持した江戸社会の持続性
の根源について学ぶ。
10.中世ヨーロッパと環境:中央集権的な帝政ローマ社会の崩壊後に自立分散型社会
として生まれた中世ヨーロッパ社会と環境との関係について学ぶ。
11.近代ヨーロッパと環境:産業革命の前提としての農業革命、近代ヨーロッパが直
面した木材枯渇とエネルギー不足、それを救った石炭利用の意義について学ぶ。
12.石油文明としての現代文明:現代文明の特徴を、動力機械の使用という技術の観
点と、地上のバイオマスから地下に埋蔵された化石燃料(石油)への転換という
エネルギー基盤の観点から学ぶ。
13.ドラマ「2016 年 石油のなくなる日」を参考に、オイルピークとそれが世界におよ
ぼす影響について学ぶ。
14.エネルギーと経済:過去において経済成長がエネルギー消費の増大を伴ってきた
こと、この二つを結びつける関係について学ぶ。
15.文明の未来シナリオ:石油枯渇の緩急を横軸に、地球温暖化進展の緩急を縦軸に
置いた座標の上に示される4つの未来シナリオについて学ぶ。
16.定期試験
評価方法
定期試験により評価する。(期末テスト 100%)
講義外での
学 習
講義後に教科書の該当する部分や配布資料を読むなどして復習すること。参考書また
は講義中に紹介した文献を少なくとも 1 冊は読むこと。
履修上の
注意事項
2回目以降は毎回必ず教科書を持参すること
教
材
◆教科書:「環境と文明」(鳥取環境大学)
◆参考書:ジャレド・ダイアモンド,文明崩壊(上・下),草思社(2005)
科
目
名
科目区分
教
員
名
自然環境保全概論
総合教育
小林
到達目標
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
生態系の保全
生物環境
非生物環境
自然生態系は、動物、植物などが構成する生物環境と、水、土壌、大気などが構成す
る非生物環境が互い作用し合い、その中を物質が循環しながら成り立っています。授
業では生物環境、非生物環境それぞれの構造や両者の相互作用、そしてそれらが健全
な状態を保つために必要な対策などを具体例も交えながら考えていきます。
生物環境、非生物環境の成り立ちや、その健全な状況について理解し、それらを保全
するために必要な対策を考える基礎的能力を身につける。
第 1 回:自然環境保全プログラムの特性と自然生態系の望ましい状態(小林)
第 2 回:水辺希少動物の生態と生息地の保全(小林)
第 3 回:森林の小型哺乳類の生態と生息地の保全(小林)
第 4 回:環境劣化が自然生態系に及ぼす影響(笠木)
第 5 回:自然生態系、特に森林生態系の現状と保全(笠木)
第 6 回:生態系サービスと生態系のワイズユース(笠木)
第 7 回:沿岸海域の基礎生産構造の概略(吉永)
第 8 回:東北大震災後の海況と復興,さらに保全への提言(吉永)
授業計画
第 9 回:干潟環境の現状と保全~有明海を例に~(吉永)
第 10 回:気象災害とその事例(大雨、台風、強風、たつ巻、落雷)(重田)
第 11 回:水災害とその事例(河川洪水、高潮、波浪、雪氷)(重田)
第 12 回:地盤災害とその事例(斜面崩壊、地すべり、崖崩れ)(徳田)
第 13 回:エネルギー収支と水循環(角野)
第 14 回:植生と土壌(角野)
第 15 回:自然資源の利用と保全(角野)
第 16 回:定期試験
評価方法
定期試験によって評価する。
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
後期
朋道(専任)
キーワード:
授業の概要
履修区分
教職
別途、資料を配付する。
科
目
名
科目区分
教 員 名
授業の概要
循環型社会形成概論
総合教育
履修区分
教職
選択
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
松村 治夫(専任)、横山 伸也(専任)、岡崎 誠(専任)、金 相烈(専任)、
佐藤 伸(専任)
キーワード:持続可能な開発、循環型社会、地球環境問題
環境問題に関する日本や世界の取り組みの経緯を通じて、産業公害から地球環境問題
への変遷について学び、「持続可能な開発」と「循環型社会」の概念について理解す
る。また、循環型社会形成コースの各ゼミで行われている、大気、水質、廃棄物、エ
ネルギー、バイオマス、地球温暖化などの課題に関する研究テーマの内容やその取り
組み方法の事例を学ぶことにより、問題解決に向けての手法やその対応技術について
理解する。
到達目標
・日本や世界が直面している様々な環境問題の現状とその取り組み内容や解決に向
けての課題について理解する。
・循環型社会形成コースで学ぶ大気保全、水質保全、廃棄物処理、エネルギー対策、
バイオマス利用、地球環境保全などの技術的内容とその研究手法について理解する。
・循環型社会形成コースでの取り組み内容を理解して、将来の進路選択に役立てる。
授業計画
1.持続可能な開発と循環型社会:これら2つの概念が求められるようになった経緯
と環境問題に関する世界の現況について理解する(松村)
2.4 大公害の実態と解決に向けての歩み:DVD 映像を通じて実態を知るとともに、
解決のために取られた各種対策について学ぶ(松村)
3.廃棄物対策の現状と現在の方策:家庭から出る生ごみの利活用方策を事例として
問題点や取り組み方法について学ぶ(松村)
4.資源エネルギーの開発と利用:資源の探査、採掘、選別、精製などの過程を通じ
て開発から利用までの全容と地球環境問題との関わりについて学ぶ(松村)
5.松村ゼミでのプロジェクト研究の事例とその内容紹介(松村)
6.松村ゼミでの卒業研究テーマの事例とその内容紹介(松村)
7.横山ゼミでのプロジェクト研究の事例とその内容紹介(横山)
8.横山ゼミでの卒業研究テーマの事例とその内容紹介(横山)
9.岡崎ゼミでのプロジェクト研究の事例とその内容紹介(岡崎)
10.岡崎ゼミでの卒業研究テーマの事例とその内容紹介(岡崎)
11.金ゼミでのプロジェクト研究の事例とその内容紹介(金)
12.金ゼミでの卒業研究テーマの事例とその内容紹介(金)
13.佐藤ゼミでのプロジェクト研究の事例とその内容紹介(佐藤)
14.佐藤ゼミでの卒業研究テーマの事例とその内容紹介(佐藤)
15.環境の未来:環境配慮社会、CSR、環境力、環境対策手法について学ぶ(松村)
評価方法
第 1 回から第 4 回までの授業では、講義終了時に小テストを実施する。第 5 回から第
14 回までの授業では、担当教員ごとにレポート課題が示されるので、次週の講義前日
までに担当教員宛に提出する。計 4 回の小テストと計 5 回の提出レポートの内容によ
って総合評価を行う。評価は小テスト 25%、レポート 75%とする。定期試験は実施
しない。
講義外での
学 習
講義中は集中して聴講した上で小テストに取り組むこと。またレポート課題を出され
た時は、期日までにレポートを作成して担当教員宛に提出すること。
履修上の
注意事項
講義計画においては、順序等が変更になる場合もあるが、その際は事前にまたは講義
時に告知する。講義の聴講に集中してもらうため、講義中の出入りや私語を禁ずる。
講義中のパソコン(聴覚障害者支援用を除く)、携帯電話・スマホ・ゲーム機の使用
も禁ずる。
教
材
◆参考書:必要に応じて講義中にその都度紹介する。
その他、講義時に必要に応じてプリントを配布する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
人間環境概論
総合教育
到達目標
履修区分
選択
配当年次
1
単位数
2
人間環境プログラムは「人間と環境」の係わりをローカルかつグローバルに考究する
ことを目的としています。生物学・心理学の古典的定義に従うならば、「環境」とは
主体の認知する生活世界の全体をさします。ですから、人間にとっての「環境」とは
人間の認知する生活世界の全体と定義できます。本講義では、地域・地理・景観・都
市・住まい・建築・文化などの諸相から人間の生活世界に係わる諸問題を講じます。
「人間と環境」の係わりについての基礎を学び、人間環境プログラムの分野構成と学
習ステップを理解する。
2、小林「地域と環境1」
3、小林「地域と環境2」
4、新名「環境と地理1」
5,新名「環境と地理2」
6.中橋「環境と景観1」
7.中橋「環境と景観2」
8.張「都市と環境1」
9.張「都市と環境2」
10.遠藤「住まいと環境1」
11.遠藤「住まいと環境2」
12.中治「木造建築と環境1」
13.中治「木造建築と環境2」
14.浅川「環境と文化1」
15.浅川「環境と文化2」
評価方法
各講義での小リポートあるいは小テストを総合して評価する。
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
後期
地域、地理、景観、都市、住まい、木造建築、文化、環境
1、中橋「オリエンテーション」
授業計画
開講区分
中橋 文夫(専任)、小林 慎太郎(専任)、新名 阿津子(専任)、遠藤 由美子(専任)、
張 漢賢(専任)、中治 弘行(専任)、浅川 滋男(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
教材はその都度、指定する。あるいはプリント等を配布する。
科
目
名
科目区分
教
員
名
環境学概論
環境基礎
荒田
到達目標
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
開講区分
前期
鉄二(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
持続性、循環、自然共生
人間と自然の関係、人間の生存基盤としての環境の役割、これまでの環境問題と環境
対策の歴史、温暖化等の今日の環境問題について学ぶ。また、持続性の概念・指標お
よび持続可能社会づくりの取り組みについても学ぶ。
1. 人間の生存基盤としての環境の役割について理解する
2. 地球の有限性の顕在化に伴う持続性問題の構造を理解する。
1. 講義概要:各回の講義で取り扱う内容を紹介する。
2. 自然界における人間の位置:人間と自然の関係について学ぶ。
3. 人間の生存基盤としての環境:地球システムの構成と物質循環について学ぶ。
4. 環境問題の歴史:環境問題の歴史と類型について学ぶ。
5. 有限の地球:人口問題、資源問題、生物多様性問題など、地球の有限性の顕在化
に伴う問題の構造を学ぶ。
6. 地球温暖化:温暖化の状況、影響、緩和策および適応策について学ぶ。
7. エネルギー:エネルギーと環境の関わり、再生可能エネルギー等について学ぶ。
8. 生物多様性:生物多様性の現状と生物多様性保全のための取り組みについて学
授業計画
ぶ。
9. 循環型社会:廃棄物リサイクルと循環型社会構築について学ぶ。
10. 化学物質:化学物質による汚染とその防止策について学ぶ。
11. 環境と経済:経済成長と環境負荷の関係について学ぶ。
12. 持続可能とは:持続性の概念とその指標について学ぶ。
13. 持続可能社会(1):都市における持続可能社会づくりについて学ぶ。
14. 持続可能社会(2):農村における持続可能社会づくりについて学ぶ。
15. 持続可能社会(3):持続可能な産業について学ぶ
16. 定期試験
評価方法
定期試験により評価する(100%)
講義外での
学 習
講義中に紹介する本を、少なくとも 1 冊は読むこと。
履修上の
注意事項
講義中は静粛を保つこと。
教
材
◆教科書:特に使用しない
◆参考書:講義の中で適宜紹介する
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
Intensive English 1
外国語
履修区分
教職
必修
配当年次
単位数
2
開講区分
前期
山西、桑本、ベゴール、中村(専任)、甲斐、王、滝波、今西、アンダーウッド、
ジャーディーン、松原(非常勤)
キーワード: 使える英語, 発音練習, 表現力
国際共通語としての英語を「使う力」を習得するために、土台となる英語音声につい
ての基礎を学び、リスニング力およびスピーキング力を高めることを目標とする。毎
回、発音・リスニングの基礎演習を行い、さらに日常生活での身近な事柄について表
現し、自分の意見を述べる練習をする。表現力、 語彙力のアップを図るためのフレ
ーズテストや、「英語村」への参加が評価の一部となる。
1. 英語音声のルールを知り、 相手に通じる発音を習得する。
2. 人物や風景の写真や絵を見て、 具体的に描写することができる。
3. 社会生活、 身近な話題について自然な会話ができ、 自分の意見を表現できる。
1 週 目
オリエンテーション, 自己紹介, 英語村説明
発音練習のガイダンス,
授業計画
1
Show & Tell
2 週 目
Unit 1,
Journal Talk,
発音:言語音について
3 週 目
Unit 1,
Journal Talk,
発音:調音器官と言語音
4 週 目
Unit 2,
Journal Talk,
発音:英語の子音(1)
5 週 目
Unit 2,
Journal Talk,
発音:英語の子音(1)
6 週 目
中間プロジェクト: QuickLook Test, 発音:英語の子音(1)
7 週 目
Unit 3,
Journal Talk,
発音:確認テスト(1)
8 週 目
Unit 3,
Journal Talk,
発音:英語の子音(2)
9 週 目
Unit 4,
Journal Talk,
発音:英語の子音(2)
10 週 目
Unit 4,
Journal Talk,
発音:英語の子音(2)
11 週 目
Unit 5,
Journal Talk,
発音:確認テスト(2)
12 週 目
Unit 5,
Journal Talk,
発音:英語の子音(3)
13 週 目
Unit 6,
Journal Talk,
発音:英語の子音(3)
14 週 目
期末プロジェクト
15 週 目
Unit 6, フレーズの復習, 発音:確認テスト(3)
発音:英語の子音(3)
評価方法
Monday section:フレーズテスト (10%)、中間プロジェクト (20%)、期末プロジェクト
(20%)、英語村 (10%)
Thursday section: 小テスト (10%)、発音確認テスト (30%)
講義外での
学 習
1.「英語村」でのチャット、 アクティビティに参加すること。
2.『小学校英語 発音のフシギ』を予習してくること。
3. フレーズテストに向けて毎週 10 個のフレーズを暗記してくること。
履修上の
注意事項
教科書、 辞書、 ジャーナルのファイルを持参すること。
教
材
◆教科書:◆ Touchstone 3 (M. McCarthy, J, McCarten, H. Sandiford 著, Cambridge
University Press, ISBN978-1-1076-6583-5)
◆ 『小学校英語 発音のフシギ』(桑本裕二著,秋田魁新報社,
ISBN978-4-87020-304-4)
◆ QuickLook
◆ Welcome to Intensive English
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
Intensive English 2
外国語
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
教職
○
開講区分
前期
桑本、ベゴール、中村(専任)、ゼノス、甲斐、今西、柳田、大谷、ヴェロヴェン、
ジャーディーン、松原(非常勤)
キーワード: fluency, reading, writing
この科目では、学生のリーディングとライティングの流暢さを高めることを目的とす
る。リーディングにおいては、多読、精読、どちらも行う。ライティングにおいては、
英文段落構造を理解した上でのパラグラフライティングを行う。文法や構文の学習も
必要に応じて取り入れる。
1.英文を 1 分に 150 語、かつ全体の少なくとも 6 割を理解しながら読めるようになる
こと。
2.論理的に構成されたパラグラフ構造を正しく使って英文を書けるようになること。
3.自分で選んだレベル別の英書を辞書なしで読めるようになること。
1 週目
オリエンテーション、説明、ディスカッション
2 週目
Reading and social media
3 週目
Media Center and grammar review
4 週目
Reading speed and comprehension test and related reading (New
English Tests Are Better, but Harder)
授業計画
5 週目
Reading fluently (流暢さ) and reading intensively (精読)
6 週目
Sentence structure review and teacher-selected reading
7 週目
Simple listing paragraph structure and related reading (Friendship)
8 週目
Cursive writing (筆記体) review and mid-term exam (品詞・文型等)
9 週目
Ranking paragraph structure and teacher-selected reading
10 週目 Time order paragraph structure and teacher-selected reading
11 週目 Time order paragraph structure II and related reading (The English
Language and Time)
12 週目
Spatial order paragraph structure and related reading (Are You in, on,
or at?)
13 週目 Reading speed and comprehension test and teacher-selected reading
14 週目 Review of paragraph writing and teacher-selected reading
15 週目 Final exam (文法・英文読解)and course summary (まとめ)
評価方法
Friday section: reading speed and comprehension tests (30%), in-class
writing assignments (10%), reading homework (10%), journal writing (10%)
Tuesday section: weekly quiz (10%), mid-term test (15%), final exam (15%)
講義外での
学 習
Friday: 読解(読書)(60分)journal writing・ジャーナル (1 回)
Tuesday: 語彙や文法の復習
履修上の
注意事項
毎回教科書、辞典、QuickLook, ジャーナルファイルを持ってくること
教
材
◆教科書:Welcome to Intensive English (2016)
◆参考書: Touchstone (Cambridge University Press,ISBN978-1-1076-6583-5)
QuickLook, 英和・和英辞典
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
Intensive English 3
外国語
履修区分
教職
必修
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
山西、桑本、ベゴール、中村(専任)、滝波、大谷、ヴェロヴェン、ジャーディーン、
松原(非常勤)
キーワード: 通じる英語, リズム・イントネーション、創造的思考力
後期は発音に加え、リズム・イントネーションの演習を行い、分かり易く、世界に通
じる英語を話すことを目的とする。筋道を立てて自分の意見を述べたり、さまざまな
情報源について自分の考えや感性をことばで表現することによって、創造的な思考力
を養う。前期同様、フレーズテストや「英語村」への参加が評価の一部になる。
1. 英語音声のルールを知り、自然な英語が話せるようになる。
2. さまざまな場面や状況に応じた英語を話す。
3. 新聞やニュース等から得られる情報について意見や感想を明確に述べる。
1 週 目
オリエンテーション, ディスカッション
発音練習(PP)のガイダンス, Show & Tell
2 週 目
Unit 1 ジャーナル・スピーチ(JS), PP: 英語の子音(3)
3 週 目
Unit 1
JS
PP: 英語の子音(3)
4 週 目
Unit 2
JS
PP: 英語の子音(3)
5 週 目
Unit 2
JS
PP: 確認テスト(1)
6 週 目 中間プロジェクト: Job Interview PP: 英語の母音(1)英語の母音体系
授業計画
7 週 目
Unit 3
JS
PP: 英語の母音(2)
8 週 目
Unit 3
JS
PP: 英語の母音(2)
9 週 目
Unit 4
JS
PP: 英語の母音(3)
10 週 目 Unit 4
JS
PP: 英語の母音(4)
11 週 目 Unit 5
JS
PP: 確認テスト(2)
12 週 目 Unit 6
JS
PP: 英語の音節
13 週 目 Unit 6
JS
PP: 英語のアクセント
14 週 目 期末プロジェクト PP: 英語のリズム
15 週 目 フレーズの復習
PP: 確認テスト(3)
評価方法
Monday section:フレーズテスト(10%),中間プロジェクト(10%),期末プロジェクト
(20%),英語村(10%), VELC(10%)
Thursday section: 小テスト(10%),発音確認テスト(30%)
講義外での
学 習
1.「英語村」でのチャット、アクティビティに参加すること。
2.『小学校英語 発音のフシギ』を予習してくること。
3. フレーズテストに向けて毎週 10 個のフレーズを暗記してくること。
履修上の
注意事項
教科書, 辞書, ジャーナルのファイルを持参すること。
教
材
◆教科書:◆ Touchstone 3 (M. McCarthy, J, McCarten, H. Sandiford 著, Cambridge
University Press, ISBN978-1-1076-6583-5
◆ 『小学校英語 発音のフシギ』桑本裕二著,秋田魁新報社,
ISBN978-4-87020-304-4
◆ QuickLook
◆ Welcome to Intensive English
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
Intensive English 4
外国語
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
教職
○
開講区分
後期
山西、桑本、ベゴール、中村(専任)、ヴェロヴェン、アンダーウッド、
ジャーディーン、松原(非常勤)
キーワード:
fluency, reading, writing
この科目では、学生のリーディングとライティングの流暢さを高めることを目的とす
る。リーディングにおいては、多読、精読、どちらも行う。ライティングにおいては、
英文段落構造を理解した上でのパラグラフライティングを行い、複数段落のエッセイ
も行う。文法や構文の学習も必要に応じて取り入れる。
1.英文を 1 分に 150 語以上、かつ全体の少なくとも 6 割を理解しながら読めるように
なること。
2.論理的に構成されたパラグラフ構造を正しく使ってエッセイなどを書けるように
なること。
3.自分で選んだ英書のレベルを高め、辞書なしで読めるようになること。
1 週目
Review (語彙), online reading level test and related reading (Logical
Connectors)
授業計画
2 週目
Writers are readers and related reading (Transition Words)
3 週目
Reading (More Information about Logical Connectors) and essay writing I
4 週目
Reading (English Phrases) and reading speed and comprehension test III
5 週目
Long reading (essay) and multi-paragraph (essay) writing II
6 週目
Long reading (news article, use of titles) and formal letter writing
7 週目
Long reading (essay) and describing a process (structure review)
8 週目
Mid-term exam and comparative/superlative adjective review (paragraph
writing)
9 週 目 Reading (New Technology, New Vocabulary) and linking verbs review
(paragraph writing)
10 週目 Long reading (Do Grammar Rules Ever Change?) and writing emails
11 週目 Reading-cultural customs (Merry Christmas?) and writing a longer essay
12 週目 Teacher-selected reading and editing essays (grammar and structure)
13 週目 Reading-cultural customs and personality (Happy Year of the
Rooster!) and long reading (Do Blood Types Predict Personality?)
14 週目 Reading speed and comprehension test IV and final exam (文法・品詞・
語彙等)
15 週目 Writing a report and course summary (まとめ)
評価方法
Friday section: reading speed and comprehension tests (30%), in-class
writing assignments (10%), reading homework (10%), journal writing (10%)
Tuesday section: weekly quiz (10%), mid-term test (15%), final exam (15%)
講義外での
学 習
Friday: 読解(読書)(60分)journal writing・ジャーナル (1 回)
Tuesday: 語彙や文法の復習
履修上の
注意事項
毎回教科書、辞典、QuickLook, ジャーナルファイルを持ってくること
教
材
◆教科書:Welcome to Intensive English (2016)
◆参考書: Touchstone (Cambridge University Press,ISBN978-1-1076-6583-5)
QuickLook, 英和・和英辞典
科
目
名
科目区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
情報リテラシ1
情報処理
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
教職
○
開講区分
前期
市丸 夏樹(専任)、名古屋 孝幸(専任)、齊藤 明紀(専任)、染谷 治志(専任)、
秦野 諭示(非常勤)
キーワード:
MS Office,電子メール,WWW
情報リテラシ科目は、2 科目で構成する演習科目である。大学生活に必要な情報活用
技術を身につけるとともに、コンピュータの仕組みについても学ぶことにより、不測
のトラブルへの対応能力を持った「しぶといユーザ」となることを目指す。情報リテ
ラシ1では、コンピュータの基本設定、電子メール、ワープロによる文書作成、電子
的プレゼンテーション、表計算、WWW 利用上の注意、Web ページの作成など、コンピ
ュータとインターネットを活用するための基本的スキルを身につける。
1. 学内でのコンピュータとネットワーク利用のための基礎知識を習得する。
2. ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトとOSの基本操作を身につける。
3. WWW や電子メールを活用して、他者と安全にコミュニケーションを取ることができる。
1. イントロダクション:受講上の注意
2. Windows の基本操作:サインイン,ユーザ名とパスワード
3. パソコンの基礎知識:基本的なウインドウ操作,ファイル操作
4. インターネットとセキュリティの基礎知識:Web の閲覧,ファイルのダウンロー
ド,コンピュータウイルスとは
5. 電子メール(1):メーラの設定,メールの送信・受信・返信
6. 電子メール(2):添付ファイル,アドレス帳,メッセージフィルタの設定
7. 文書作成(1):Word 2013 の基本操作,日本語入力とファイル管理
授業計画
8. 文書作成(2):グラフィックの利用
9. 電子的プレゼンテーション(1):PowerPoint 2013 の基礎知識,スライドの視
覚効果
10. 電子的プレゼンテーション(2):効果的なプレゼンテーションの作成
11. Web ページ作成:Web ページが見える仕組み,Web ページの公開
12. 表計算(1):Excel 2013 の基礎知識,データの入力と表作成
13. 表計算(2):セルの書式設定と数式の入力,関数の利用
14. 情報倫理・情報セキュリティ
15.情報の整理:メールの整理,ファイルのバックアップ
評価方法
各講義中に出題される毎週の演習課題と単元ごとのレポート課題,および授業中の小
テストにより総合的に評価する。
なお原則として、6 回以上欠席の場合は単位認定されない。
講義外での
学 習
円滑な演習のため、予めテキストを読んで来ること。
授業時間内に終わらなかった演習課題とレポート課題は宿題となる。
履修上の
注意事項
ノートパソコンとテキストを毎回持参すること。(パソコン忘れは欠席扱いとする。)
分からないところは放置せず、講義中に担当教員や TA に質問すること。
課題レポートは締め切りまでに必ず提出すること。
教
材
◆教科書:「Windows 8・Office2013 による情報処理入門」高橋敏夫監修,安積淳,
杉山晴彦,八野真弓著,実教出版,(2014), ISBN978-4-407-33479-1
◆教科書:鳥取環境大学情報リテラシ 1・2 テキスト 2016 年度版
科
目
名
科目区分
教
員
名
情報リテラシ2
情報処理
到達目標
履修区分
必修
配当年次
1
単位数
2
開講区分
後期
市丸 夏樹(専任)、名古屋 孝幸(専任)、吉田 聡(専任)、秦野 諭示(非常勤)
キーワード:
授業の概要
教職
セキュリティ,MS Word,MS Excel
情報リテラシ1に引き続き、高級な文房具としてのコンピュータのより高度な使い方
を習得する。コンピュータを使うことで、様々な作業を効率よくこなせるようになる
ことが目標である。表計算による数値データ処理とグラフ化、論文やレポートの作
成、パソコンの維持管理などを学ぶ。また、簡単なアプリの作成を体験する。
1. 様々なアプリケーションソフトウェアを組み合わせて使用し、数式やグラフおよ
び画像を含む複雑な文書を作成することができる。
2. インターネットを通じて必要な情報を効率的に素早く入手できる。
3. セキュリティに配慮して、安全に情報を管理できる、
4. 自分のパソコンを自分で管理できる、
1. 表計算(3):グラフの作成と印刷
2. 表計算(4):データベースの利用とデータ分析
3. 表計算演習(1):高度な関数の利用
4. 表計算演習(2):セルの相対参照,絶対参照,複合参照
5. インターネットの活用と注意:個人情報,著作権,セキュリティ,モラル
6. 文書作成(3):論文やレポートの作成
7. 文書作成(4):論文やレポートの作成,文書に応じた印刷
授業計画
8. 文書作成演習:数式の入力,研究報告書の作成
9. アプリケーションの導入:ファイル形式,拡張子
10. フォトレタッチ:GIMP 入門,写真の加工,レイヤー,いろいろな画像の形式
11. パソコンの管理:パソコンのメンテナンス,設定変更,データの圧縮
12. 総合演習:ソフトウェアの総合的な使い方
13. VisualBasic 入門:VisualBasic で簡単なアプリを作ってみる
14. 表計算演習(3):Excel の復習と小テスト
15. まとめと復習:情報リテラシ I・II の総復習
評価方法
講義中に出題される毎週の演習課題と単元ごとのレポート課題、および授業中の小テ
ストにより総合的に評価する。
なお原則として、6 回以上欠席の場合は単位認定されない。
講義外での
学 習
円滑な演習のため、予めテキストを読んで来ること。
授業時間内に終わらなかった演習課題とレポート課題は宿題となる。
履修上の
注意事項
ノートパソコンとテキストを毎回持参すること。(パソコン忘れは欠席扱いとする)
分からないところは放置せず、講義中に担当教員や TA に質問すること。
課題レポートは締め切りまでに必ず提出すること。
教
材
◆教科書:「Windows 8・Office2013 による情報処理入門」高橋敏夫監修,安積淳,
杉山晴彦,八野真弓著,実教出版,(2014), ISBN978-4-407-33479-1
◆教科書:鳥取環境大学情報リテラシ 1・2 テキスト 2016 年度版
科
目
名
キャリアデザインA
科 目 区 分 キャリアデザイン 履修区分
教
員
名
授業の概要
到達目標
授業計画
中村
教職
必修
配当年次
1
単位数
1
開講区分
前期
剛(非常勤)
キーワード: 人生設計・社会人マナー
高校と大学の違いを理解し、大学生に必要な学習技術を取得する。また、働くことに
興味を持ちその意義について考える。それをベースに自らのキャリアデザインを設計
し、専門課程で学ぶべき方向性を見出す。
1.働くことへの興味を持つ
2.知らない人とのコミュニケーションがとれる
1.オリエンテーション
講義の概要、評価方法の説明等
2.大学での学び方と学生生活の基本
正解の無い勉強の意味を考える
3.社会人と学生との違い
社会人と学生の違いを知り、学生時代に身に着けなければならない「力」を知る
4.若手教員の語る大学生活
大学生活を有意義に過ごすためのヒントを若手教員から学ぶ
5.講義の受け方、試験の受け方
大学での学び方の基本を理解する
6.コミュニケーションの基礎Ⅰ
大学内での友人、教員、職員とのコミュニケーション。挨拶の仕方、重要性
7.コミュニケーションの基礎Ⅱ
聞く、話すコミュニケーション。講義での聞くスタンスの確立。大学生としての
的確な話し言葉を学ぶ
8.コミュニケーションの基礎Ⅲ
文章作成の基本
9.コミュニケーション応用
新聞を読み、記事を他人に伝える。(以降5回は最初に発表して講義を始める)
10.読書のすすめ
様々な文献をあたることの意味。教養としての読書とは
11.レポートの作成Ⅰ
12.レポートの作成Ⅱ
13.卒業後の進路。現在の就職事情
進路について考える。学部学科、大学院進学等によって異なってくる進路を学ぶ
14.大学生活の目標・基本計画のプランニング
自分自身の人生プランを約 10 年度を目安に考える
15.14回目で作成したプランを発表
(別途実施内容)
以下の内容を短期セミナー形式で行う。
1 カリキュラム及び履修についての説明
2 プロジェクト研究及び英語科目の説明
3 学部の学習内容の説明
4 人権、モラルやマナーについての学習
5 奨学金についての説明
6 進路、資格についての説明
7 学内窓口や施設の案内
など
<日程>
●2016年4月5日(火)~7日(木)の各日
●4月、5月の金曜・1限
(日程の詳細については掲示で連絡するので、必ず確認すること)
上記セミナーの他、全学あるいは学部ごとに各種延長セミナーを実施する
評価方法
毎回の講義で出題するレポート(50%)、人生プランのワークシート(50%)
講義外での
学 習
新聞を読み、説明をする練習を繰り返す。
指定する書籍を読む。
履修上の
注意事項
主体性を持って取り組んでください
教
材
◆教科書:特に使用しない
◆参考書:講義の中で適宜紹介する
科
目
名
基礎インターンシップ
科 目 区 分 キャリアデザイン 履修区分
教
員
名
今井
到達目標
選択
配当年次
1
単位数
1
開講区分
集中
正和(専任)
キーワード:
授業の概要
教職
地域協働型インターンシップ
短期間の鳥取県内の事業所における実務を経験し、働くことの意味を考えるきっかけ
を提供する。事前学習、事後学習を行うことによって、漫然と実務経験を行わないよ
うにする。
事業所で実務経験を積むことによって、自らのキャリアをどのように形成していくか
という意識を形成することを到達目標とする。
本授業は鳥取県インターンシップ協議会が行う、鳥取県「地域協働型」インターン
シップ事業に参加する形で実施する。事業所での実習期間は夏休み期間の8月〜9月
もしくは春休み期間の2月〜3月に実施する予定である。具体的な受け入れ事業所や
スケジュールなどの詳細については、決まり次第掲示などで周知する。
事前学習会では、受け入れ事業所の特徴を知り、自分に見合った事業所の候補を検
討することにより、自分のキャリア形成の方針についての考えを深める。
事業所での実習では、実際の仕事を体験したり、間近で経験したりすることによ
り、自分のイメージと現実の異同を確認する。
授業計画
事後学習会では、実習を行うことで発見したことを確認し、また他の参加者の考え
と比較検討することにより、自分のキャリア形成の方針を再確認する。
事業所での実習期間は数日程度を予定している。
評価方法
事前学習会、事後学習会への参加状況、実習先事業所での評価などを総合的に判断し
て評価を行う。
講義外での
学 習
履修上の
注意事項
教
材
授業実施の詳細については決定次第掲示などで周知する。
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