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カッティングファクトリープロ使用方法

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カッティングファクトリープロ使用方法
カッティングファクトリープロ使用方法
スペック
■ OS : Windows XP / Vista / 7 (32 ビット) 推奨
■ Mac パソコンでは使用できません。
■ CPU : Core2Duo 1.8GHz 以上
bootcamp 機能を使えば使用可能ですが、
■ メモリ : 1GB 以上
検証をしていないのでおススメは出来ません。
■ HDD : 10GB 以上の空き容量
【スペックの確認方法】
①スタートボタンを押す
②コンピュータを押す
③開いたウィンドウの
【システムのプロパティ】 を押す
④お使いのパソコンの情報が表示されます。
OS、 CUP、 メモリ、 システムの種類でビット数も確認出来ます。
お客様が自分のパソコンのスペックがわからない場合も多いです。
OS の種類でインストールするドライバーファイルが違うので、
必ず確認してもらうようにして下さい。
【Windows 8 の対応について】
Windows XP のサポートが 2014 年 4 月 9 日で終了します。
残念ながら CFP は Windows 8 には対応していません。
使えるようなのですが、 インターフェイス ( 各機能の配置位置 ) が崩れてしまって、
正しく表示されません。 これは Windows 8 のデフォルトフォントが歴代の Windows と異なるために
起きる現象です。
【32bit と 64bit について】
32bit と 64bit は何が違うのか?
簡単に説明すると大きいデータをプリントしたい場合に 32bit 版だとメモリを 4GB 搭載していても
ハードウェアやチップセットの制限のために、 実際には 3GB くらいしか利用出来ません。
64bit 版はその 3GB 以上の制限を突破して、 搭載された全てのメモリを利用できるようになります。
メモリを多くプリントの際に割り当てることによってデータ転送スピードが上がり、
速くプリントが出来ます。
カットデータだけで 3GB 以上のデータをプロッタでカットすることはほとんどないので CFP では
32bit 版のみの推奨となっております。
64bit 版の OS でもカットすることは出来ますが、 64bit 版のメリットである機能は利用出来ないので、
カットスピードが速くはなりません。 64bit 版はお客様任意でのご利用になります。
よくあるお問い合わせ
■ドライバをインストールしたけど、 動かない。
■USB で機械とパソコンを繋いでいるが動かない。
■イラストレーターのデータの読み込み方法
■トレースのやり方
【ドライバをインストールしたけど、動かない】【USB で機械とパソコンを繋いでいるが動かない】場合は
まず、ドライバが正しくインストールされているかの確認をします。
①スタートボタンを押して、
デバイスとプリンターを選択します。
(Windows XP の場合はプリンターと FAX の項目です。)
②プリンターと FAX にお使いのプロッタのアイコンが
表示されていたら、 ドライバは正しくインストール
されています。
もし未設定の項目にドライバのアイコンがある場合は
正しくインストールされていません。
その場合はドライバの更新作業をすれば、 問題ありません。
【シルエットカメオのドライバ更新】
①スタートボタンを押して、
コントロールパネルを選択します。
②コントロールパネルから 【デバイスマネージャ】 を開きます。 表示方法を大きいアイコンに
すると見つけやすくなります。
③【ほかのデバイス】 や 【その他のデバイス】 などの名前の中に
シルエットカメオのドライバがあります。
または、 【ユニバーサルシリアルパスコントローラー】 USB 印刷サポートから
プロパティ→ドライバの更新
その項目を右クリックして開いたプロパティから
ドライバ更新ボタンを押す。
自動検索か手動で検索かを聞かれるので、 手動で検索するを選びます。
付属の CD を入れてドライバファイルを指定してインストールします。
【仮想デバイスの指定】
ドライバをインストールして USB で接続しただけでは、 プロッタでカットすることはできません。
カッティングファクトリープロでカットする場合は必ず仮想デバイスの指定をする必要があります。
①【カットボタン】 を押して、
Cutting View を開き 【出力ボタン】
を押します。
②【カッティング設定】 が開いたら、
出力機器をお使いのプロッタに合わせて
【設定ボタン】 を押します。
③【プロッタ設定】 が開いたら、
【仮想デバイスを使用する】 にチェックを入れ、
【設定ボタン】 を押します。
開いたデバイスの選択リストからお使いの
プロッタのドライバを選択します。
④ドライバのポート番号を確認して頂き、 指定した USB ポートに接続して下さい。
もし指定のポート番号がわからない場合は、 パソコン本体の USB 接続位置を替えて指定された USB ポートをお探し下さい。
【Adobe Illustrator データの読み込み方法】
①パスデータが完成したら、 別名で保存を選択します。 テキストデータは CFP にインポートされません。
文字入力の際は必ずアウトラインを作成してパスデータにしておきます。
稀にアウトライン化してもうまく読み込めないフォントもあったりしますので、 ご注意下さい。
②Illustrator オプションが開いたら、
バージョンを Illustarator 8 して保存します。
③【インポートボタン】 を押して、 保存した Illustarator 8 データを選んで読み込みます。
パスデータのみ取り込むことが出来ます。
レイヤー分けしていた場合は、 一つのレイヤーになります。
④取りこんだデータはグループ化されていますので、
編集したい場合は 【グループ解除】 をして下さい。
オブジェクトを選択して右クリックをすると項目が出てきます。
選択してみるとバラバラになっています。
【トレース機能】
①インポートから画像を取り込む。
画像を選択した状態で
【ツール】→【トレース】 を選ぶ。
②トレース画面で細かい設定が出来ます。
抽出色でトレースしたいカラーを選べます。
抽出幅は 0 ~ 510 まで指定出来ます。
よく使う数値は 100 ~ 300 位で設定すると
綺麗にトレース出来る場合が多いです。
解像度の低い画像やトレースしたい箇所が
グラデーションなどのコントラストが
はっきりしない所はうまくトレース出来ません。
【TRACE】 ボタン押します。 プレビュー画面に
カット線が表示されます。
③調節が完了したら 【OK】 を押す。
画像の下にカット線が作成されます。
重なった状態をズラすとカットラインが
作成されたのが分かります。
【オフセット機能】
①オブジェクトを選択してから、
【ツール】→【オフセット】 を押します。
②オフセット処理のウィンドウが開きます。
【オフセットの量】 で余白部分の大きさを
指定出来ます。
【オフセット】 余白部分の作成を内側か外側に設定。
【処理方向】 よこ、 たてのチェックで均等に作成。
【ジョイント】 角の形を設定。
【ベジェ曲線で最適化する】 チェックでポインタの数が
少ないデータに変換されます。
③このように余白のカットラインが
作成されました。
ベジェ曲線とは
2 点以上のポイントを決めるだけで自動的に間の線を計算して表示してくれます。
一般的に Illustrator や CAD ソフトなどのドローソフトはベジェ曲線の代表的なものです。
それに対して Photoshop などのペイントソフトはピクセル単位で表現されています。
点描みたいにドットの集まりで表現されているものです。 (テレビ画面を近くで見た感じ)
ピクセル単位で表現されたデータは拡大縮小で画像が劣化するのに対し、
ベジェ曲線の利点はデータが軽いことと、 拡大や縮小しても画像が劣化しない ( ジャキジャキしない ) 事です。
カッティングプロッタは、 このベジャ曲線を目印にカットしていきます。
なので画像データを取り込んだら、 必ずトレース作業をしてカットラインを作成して下さい。
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