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金沢市横川3丁目町会

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金沢市横川3丁目町会
金沢市横川3丁目町会
年以上前から住民による「高橋川鯉のぼり流し」と手作りの祭り「鯉こい祭り」、有志
による「キリコ町内巡行」を通じて、分断された町民のより一層の交流・融和をはかり、
住みよいまちづくりをめざしています。
● 平成28年4月24日∼5月8日「高橋川こいのぼり流し」
内容
● 平成28年4月29日「町会設立50周年記念植樹」
「鯉こいまつり」
ステージ(手品、町内有志のバンドコンサート・大ビンゴケーム)、ガレッジセール 婦人部後援会の
かごあみ教室での作品販売など、子ども射的ゲーム・ミニゲーム、模擬店(焼きそば・ジュース、ビー
ルなど販売、婦人部伝統の横3名物「めった汁」、赤飯引き換えと販売)町内店舗によるお菓子・レト
ルトカレーなど出張販売、町会創立50周年祝いの饅頭を全世帯に配布、町内キリコ巡行(大人キリ
コと子供キリコを担ぎ、町内を練り歩く)
ふり
かえって
毎年マンネリ打破の新企画に苦慮しています。祭りに来てくれる町民も減る傾向です。今年度は2月
に「鯉こい祭りネタ集め会」を開催し、役員中心に30人ほどで新企画をワークショップ方式で出し
合いました。しかし町会予算の制限があり、規模の大きなものや費用の掛かることはできない現状
です。運営するのは2年任期の役員なので、新任時は大変な苦労となります。これからも続けていき
たい行事なので、運営方法など考え直す時期にきているのかもしれません。
「活力あるまちづくりに貢献したい。そして、永く続けていきたい。」
「 みんなと演奏できて楽しかった
感想
です!今流行りの曲や、懐かしい曲、みんなが知っている曲…いろんな曲を演奏できてよかったで
す!また機会があったら演奏したいです!」
「模擬店の種類を多くしてほしい。たこ焼き、唐揚げ、フラ
ンクフルト等、子どもが喜ぶものがあると賑わうと思う。」
市民
学生 協働と交流のつどい2016
横川3丁目﹁ 鯉こいまつり﹂
当町会は、創立50年の若い町会で町の真ん中に高橋川が流れています。このため、20
賑わい
創出
小立野公民館
賑わい
創出
おやま
御 山まつり
御山まつり実行委員会が中心となり、校下二十の諸団体が共催しまちづくりの一環とし
て、誰でも参加できるまつりを目指し伝承されてきました。近年学生参加が増え地域の方
と交流し「まちおこし」として拡がりを見せています。
通年9月に開催され36年目を迎えます。地域に氏子を持つ五社の宮司が同行する御山神輿。金
内容
沢城築城の際の石垣に戸室山から石を曳いた史実を再現する大石曳き。校下婦人会の踊り流
し。校下小、中、高校生が活躍するステージin御山。石引少年連盟主催の子ども広場等々バラ
エティーに富んだまつりを展開。子ども広場では金大ジャグリングクラブのパフォーマンスに長蛇
の列。医療系サークルKUREの健康測定、相談コーナーは恒例なので顔馴染みの会話も聞こえ
てきます。踊り流しでは学生に地域の方が手とり足とり踊りを伝授。美大の現代版獅子舞にはそ
の斬新さに感動。何といっても神輿担ぎでの若い力は頼もしい限りです。未来へのバトンを渡す
継ぐまつりとして今年も歩みを始めます。
伝統を積み上げていくことの重みを感じつつ当日を迎える迄の会議や準備で「絆」が生まれま
ふり
かえって
す。学生のみなさんは自然に地域に受け入れられ相乗効果がみられます。古き良き伝統を守りつ
つ常に新しい企画へチャレンジしていくことが次世代へ受け継がれていく「まつり」の課題になる
かと思います。
運営者「基盤ができているとはいえ、一つ一つていねいな準備、心配りにエネルギーが要ります
感想
が、まつり終盤(還輿祭)ではみんなの心が一つになる瞬間があり、これがまつりの源になってい
ます。」 学生「県外から小立野に移移り住み、まつりに参加してやっと金沢∼小立野のまちに
溶け込めたような気がします。」
市民
学生 協働と交流のつどい2016
金沢市湯涌公民館
る。
その虫送りをモチーフにした行事を公民館で開催していたが、
開催場所の都合などで、
内容が変化してきた。
開催30回の今年、
昔ながらの形態に戻し伝承する。
古くから各町で行われてきた虫送りの原型は、
子どもたちが松明を持ち、
田の畔を歩いて太鼓を打
内容
ち鳴らし、大松明に火をつけて虫を追い払うという行事であった。過疎化により町単位での存続
が難しくなった30年前から、
公民館の行事として
「虫送りフェスティバル」
を開催してきたが、
近年
は開催場所の立地・安全上の問題等から大松明への点火を中止し、
行事名も
「ゆわく伝承夏まつ
り」として、かがり火に点火することで代用するようになり、原型とは違うものに変化している。し
かし、昔の虫送り復活の要望が強く、会場を公民館前農村広場へ移すよう各方面調整すること
で、
大松明への点火を復活させた。
伝承の太鼓のリズムも地域住民対象の練習会をして広く受け
継いでゆく。
ふり
かえって
「来場者の数も増え、
楽しんでもらえたと思う。
「
」大松明への点火は見応えがあった。
太鼓の競演
もたくさんの人が参加していて楽しめた。
「
」太鼓の飛び入り参加が多く、
にぎやかでよかった。
」
年配者は昔を懐かしみ、子供たちは古来の虫送りの迫力に感嘆した。太鼓のチームや教室のメン
感想
バーだけでなく、
一般の方の演奏披露もあったので、
練習を通じて連帯感が生まれ、
また飛び入り
参加には行列ができてとてもにぎわった。
今年の反省点を活かしつつこの形態を継承していくこと
により、
より一層地域の結束を固め、
魅力ある地元としてみんなが愛する行事の一つとしていきた
い。
市民
学生 協働と交流のつどい2016
湯 涌 伝 承 虫 送り
古くから地区の各町に伝わる虫送りは高齢化や過疎化による人手不足で姿を消しつつあ
にぎわい
創出
金沢市湯涌公民館
地域の各種団体(公民館・青年団・婦人会などの活動団体)の有志からなる構成メンバー
約50名で、
現在も活動中。
発足当初は、地域資源の発掘というテーマで地元の魅力を再発見した。2年目からは、その活用とア
内容
ピールのため、ホタルの育成事業とステージを主体としたお祭りを2年間続けた。以降現在まで、自
立型の企画を目指し、地元で経済が循環する体験型イベントにシフト。結局、当初の地域資源の発
掘から得られたものが、地元にしかない、他の人から見た魅力でもあることに気づかされる。また、プ
ロジェクトの最終目標を、移住者を増やすことに絞り、空き家、空き宅地を調査、不動産情報を発信
し、この1年で6件、11名の移住者の受け入れが実現した。さらに、行政に要望した地域おこし協力
隊が、本年10月に起業と定住を目的に着任予定。今後は、協力隊や、移住者の声も聞き、また、これ
までのイベントを通じて得られた全国の知識人や先例を基に、新たな視点での地域づくりと、魅力
発信の行動をしていく。
行政からの支援、講師の方にご協力いただきながら、プロジェクトの進むべき道を導いてくれたこ
ふり
かえって
と。 活動を通じ、全国の先進的な取り組みを行っている同志との出会いがあったこと。田舎と思っ
ていた地域が、移住者にとっては利便性に優れていたこと。あたりまえであった自然や環境が、他か
らみると魅力的であることに気づかされ、山歩き、川 遊び、雪原散策など地域資源を利用した体
験型イベントは、人を呼び込むことができること。空き家の紹介が、移住者を増やしたこと。地域お
こし協力隊を迎え入れたこと。…新たな風が吹き始め、活動は、新たな局面を迎えようとしている。
「手探りで始まったプロジェクトも5年目を迎え、大変な中にも成果や手ごたえを感じることもできる
感想
ようになりました。」 「毎回楽しいイベントを企画してくれてありがとうございます。湯涌の自然が大
好きです。」
市民
学生 協働と交流のつどい2016
花 咲く湯 涌・まちづくり
ネットワーク推 進プロジェクト
地域活性化に向けた新たな取り組みと提言を行うプロジェクト。平成24年3月に発足し、
にぎわい
創出
金沢市青年団協議会
賑わい
創出
加 盟 団 夏祭り、
秋 祭り視察ツアー
市青年団協議会加盟の青年団が携わる夏祭り、秋祭りに参加し祭りの盛り上げに寄与
することを目的とします。夏祭り(盆踊りなど)では浴衣で参加し踊りの輪に加わり、秋
祭り(獅子舞など)ではお互いの運営方法や祭りの内容など参考になる部分を視察して
もらい、地元で役立ててもらいます。
祭りは町の顔であり青年団の代名詞とも言えるメイン行事です。かつてはどこの町でも祭りの
内容
運営は青年団が中心となりおこなっていました。しかし金沢の多くの町では年々青年団員の数
が減少し、青年団が解散した町、青年団中心で祭りを開催できなくなった町があります。そこで
金沢市内の青年団がお互いの祭りに参加することで、青年同士のネットワークづくりと、若い人
たちが祭りを盛り上げていく機運を高め、ひいては地域の担い手育成に繋がるよう事業をおこ
なっています。
多くの町の盆踊りでは年々踊りの輪が小さくなってきています。青年が踊りの輪に入ったり、や
ふりかえって
感想
ぐらに上げてもらったりして祭りを盛り上げることで、祭りの運営側として助かっているという声
を聞きます。また、崎浦地区では「おんまあさんがやし」、旭日地区では「森本はいやさんかさ」な
ど、各町に特徴のある踊りがあり、参加者が文化の違いを知るきっかけにもなっています。
金沢の秋祭りと言えば加賀獅子舞ですが、同じ加賀獅子でも各町で棒振り(剣士)の流派が
違ったり、獅子頭の大きさやデザイン、振り方にも違いがあったりするなど、参加者が町ごとの
祭りの謂われを知り見識を深めるのに一役買っています。
市民
学生 協働と交流のつどい2016
石川工業高等専門学校 道地研究室 道地研究室
まちづくり研究会 せせらぎ通り商店街振興会
Marche」という「市」を、平成24年度と25年度「金沢市 協働のまちづくりチャレンジ
事業」
「 新しい公共部門」の採択を受け開催した。その事業の実績により今回は、周辺
の高齢者の暮らしを支援することを目的に、
「せせらぎ朝市」を開催すると共に、安心し
て暮らせるまちとしての商店街と地域の信頼性向上等に繋げたいと企画し、平成28年
度「協働のまちづくりパートナーシップ」の採択を受けて実施することになった。この取
り組みを通じて、中心市街地における高齢者の生活にとって切実な課題を抽出・整理
し、その中で地域商店街や若者が解決できることは何かを明らかにし、恒常的に取り
組める対策を見出していきたいと考えている。
*「せせらぎ朝市 de Marche」は平成28年11月6日(日)開催予定として現在企画中である
●「せせらぎ朝市 de Marche」の開催
内容
市内の農家さんなどによるファーマーズマーケットの出店、商店街飲食店による特別メニュー
「せせらぎ朝定食」の販売、地域住民とのコミュニケーションづくりと御用聞きの場として「足
湯コーナー」の設置を行う。
●「とどける de Marche」の実施
「せせらぎ朝市 de Marche」やチラシ案内を見て依頼を受けた際、清掃・買い物等のお手伝いを
「とどけるミィ」と石川高専の学生「Marche隊」がお応えする。学生が地域事業に関わることで、高
齢者をはじめとする地域住民の方と顔見知りとなり信頼してもらえる関係を構築する。
● 課題の抽出・整理
中心市街地における高齢者の生活にとって最も切実な課題を抽出・整理し、その中で地域商店街
や若者が解決できることは何かを整理し、恒常的に取り組める対策を見出していきたいと考える。
市民
学生 協働と交流のつどい2016
﹁せせらぎ 朝 市
﹂
から
de
Marche
﹂
﹁とどける
de
Marche
隊﹂
が伺います
﹁とどけるミィ﹂
と
﹁
Marche
せせらぎ通り商店街では、認知度の向上、商店街ブランドの構築のため「せせらぎ
にぎわい
創出
石川工業高等専門学校 道地慶子研究室・西本雅人研究室
まちづくり研究会 せせらぎ通り商店街振興会
で、商店街活動に対する協力意向の温度差があり商店街の連続性や来訪者等が溜まり
憩えるスペースの有効活用等が課題となっている。この課題に対し平成24年度、修景
によるデザインワークで地域の一体感と賑わいの創出をめざし「金沢市協働の街づくり
チャレンジ事業」
「新しい公共部門」の採択を受け「せせらぎMarche」を開催した。平成
25年度は、その事業の継続と新たな企画を加え同事業に採択され年4回開催した。
せせらぎMarcheの開催の準備として会議を重ね、それぞれの役割を確認し方向性を決めた。平成24
内容
年度と同じく、ポスター、エプロン、ニュースレター等の作成、当日のテントの配置・装飾の計画、
MarcheでのイベントとしてBINGOゲーム等の企画を行った。さらに、FacebookやTwitterを利用して出
店者を募集し、PR活動を行った。平成25年度は、昼・夜など開催時間の違いや、出店者の飲食・物販な
ど種類分けを行うなど、年に4回のMarcheをそれぞれ特徴を持たせて実施した。浴衣を着用した会場
の雰囲気づくりや、ベリーダンスなどのステージ企画、子供を対象としたワークショッップ等を企画に
応じて開催した。また、平成24年度に引き続き来場者アンケート・来場者数調査を同時に行った。
「せせらぎMarche」を定期的に開催したことやSNSを活用した情報の受発信を行ったことで、認知度
ふり
かえって
が高まり、回を重ねるごとに来場者が増え、大いに盛り上がった。また、子ども達を対象とした地域住
民参加型イベントを開催し、子ども達に馴染みのあるゲームを企画したことで、地域の子供同士の交
流ができた。今後、さらにせせらぎ商店街を活気づかせていくために、子供たちが立ち入りやすい雰囲
気づくりや容易に楽しめるイベント企画を行うことが必要だと感じた。
来場者アンケートより、Marcheに対して良かったと思うことは「統一感あるデザイン」が最も多かった。
感想
今後期待することとして、
「商店街の個店との交流」や「ステージショー」が挙げられた。また、第10回
全国高専デザインコンぺテイションでは、せせらぎ通り商店街をモチーフに制作した作品で最優秀賞
を受賞。運営者である学生は、Marcheを通して地域問題について積極的に取り組むことができたと感
じている。
市民
学生 協働と交流のつどい2016
せせらぎ
の芽を
Marche
育てよう!
商業地としてポテンシャルの高い金沢市のせせらぎ通り商店街はブランド構築途上の中
にぎわい
創出
石川工業高等専門学校 道地慶子研究室+DKG48
Marche隊 まちづくり研究会 せせらぎ通り商店街振興会
にぎわい
創出
せせらぎ
上、商店街ブランドの構築にあたりいくつかの課題を抱えている。これらの課題解決に
向けて「せせらぎMarche」という「市」を開催する企画をし、平成24年度「金沢市 協
働のまちづくりチャレンジ事業」
「新しい公共部門」の採択を受けた。
「せせらぎMarche」開催の準備として、定期的に会議を重ね方向性を決めた。まずロゴマークをデザ
目的
特徴
インし、ポスター・出展募集の制作、通りを演出する旗や、幕をデザインし、テントの配置計画を行っ
た。また、ロゴを使ったユニフォームを身に着け雰囲気づくりをし、おもてなしパフォーマンスを行う
「DKG48 Marche隊」を石川高専の学生で結成したMarcheでのイベントとしてBINGOゲーム等を企
画した。さらに、出店者を募集し、Facebookやツイッター等のネットワークを利用してPRを行った。
Marcheの前夜祭では、せせらぎ通りに流れる鞍月用水を風船と竹の灯篭でライトアップし、Marche
の宣伝と並行してライトアップに関するアンケートを実施した。当日はテントを設置し、ロゴマークに
よって通りの一体感を演出した。イベントではMarche隊は、誘導・企画したゲーム・ステージの運営を
し、同時開催されたせせらぎ祭りの企画に参加。通りでイベントに来てくれた方へのアンケート調査を
に行こう
Marche
せせらぎ通り商店街では、北陸新幹線開業を見据えた更なる魅力づくりや、認知度の向
行い、出店者へのアンケート調査も行った。
「せせらぎMarche」のプレゼンや発表をする機会が何度もあり、せせらぎ商店街について知ってもら
ふり
かえって
うきっかけづくりができた。また、
「せせらぎ縁結び祭り」との同時開催により、商店街の一体的な賑
わいが創出され、出店者、来場者、商店街役員から「せせらぎMarche」継続開催の賛成、肯定的な意
見が多く寄せられた。ただし、台風による悪天候で午後からのプログラムを縮小せざるをえず、テント
や通りの装飾にも雨対策が必要だと感じた。
9月30日の「せせらぎMarche」当日は、台風による悪天候だったが、出店者、商店街役員、来場者等
感想
の参加者からはMarcheの継続開催について賛成、肯定的な意見が当日行ったアンケートにより明ら
かになった。また、協働事業で度重なるミーティングにより運営者である学生はコミュニケーション能
力が培われていると実感した。第39回石川県デザイン展最優秀賞 石川県教育委員会賞受賞。
市民
学生 協働と交流のつどい2016
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